JPH11153174A - ダストカバー付きバンパーラバー - Google Patents
ダストカバー付きバンパーラバーInfo
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- JPH11153174A JPH11153174A JP33482297A JP33482297A JPH11153174A JP H11153174 A JPH11153174 A JP H11153174A JP 33482297 A JP33482297 A JP 33482297A JP 33482297 A JP33482297 A JP 33482297A JP H11153174 A JPH11153174 A JP H11153174A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バンパーラバーとダストカバーをそれぞれの
機能に応じ相互に異ったゴム材料で同時一体成形加硫に
より構成されたダストカバー付きバンパーラバーの特に
バンパーラバーに耐疲労性材料を、ダストカバーに耐オ
ゾン性材料を用いたバンパーラバーとダストカバーを提
供することにある。それにより、必要な各機能を兼ね備
え、またダストカバーとバンパーラバーとの取付けに起
因する連結部の低強度を回避し、それらの組み付けのた
めの作業性が悪いという問題をなくし、ダストカバーと
バンパーラバーの、それぞれの求める品質に対応した材
料の配置によって、耐久性を向上させることを目的とす
る。 【解決手段】 バンパーラバーとダストカバーが相互に
異った材料で同時一体成形加硫されていることを特徴と
するダストカバー付きバンパーラバー。
機能に応じ相互に異ったゴム材料で同時一体成形加硫に
より構成されたダストカバー付きバンパーラバーの特に
バンパーラバーに耐疲労性材料を、ダストカバーに耐オ
ゾン性材料を用いたバンパーラバーとダストカバーを提
供することにある。それにより、必要な各機能を兼ね備
え、またダストカバーとバンパーラバーとの取付けに起
因する連結部の低強度を回避し、それらの組み付けのた
めの作業性が悪いという問題をなくし、ダストカバーと
バンパーラバーの、それぞれの求める品質に対応した材
料の配置によって、耐久性を向上させることを目的とす
る。 【解決手段】 バンパーラバーとダストカバーが相互に
異った材料で同時一体成形加硫されていることを特徴と
するダストカバー付きバンパーラバー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両その他のサ
スペンション装置に適用されているダストカバー付きバ
ンパーラバーであって、バンパーラバーとショツクアブ
ソーバのピストンロッドへの泥、土などの付着を有効に
防止するダストカバーが同時一体成形加硫されているダ
ストカバー付きバンパーラバーに関する。
スペンション装置に適用されているダストカバー付きバ
ンパーラバーであって、バンパーラバーとショツクアブ
ソーバのピストンロッドへの泥、土などの付着を有効に
防止するダストカバーが同時一体成形加硫されているダ
ストカバー付きバンパーラバーに関する。
【0002】
【従来の技術】車両その他のサスペンション装置に適用
されているバンパーラバーにダストカバーを取付け、装
着されているものは、既に知られている。たとえば、図
4に示されるように、ショックアブソーバ(1)のピス
トンロッド(2)の中間部に、ほぼ筒状をなすバンパー
ラバー(3)を取り付けると共に、このバンパーラバー
(3)の上端部を、ピストンロッド(2)が貫通する上
部受金具(4)の窪み部(5)内に嵌め合わせ、また、
その上部受金具(4)の下表面に固定されたブラケット
(6)の筒状部分(6a)に、その周方向へ間隔をおく
穴(6b)を設け、そして、それらの各穴(6b)内
に、蛇腹状のダストカバー(7)の、上端部に設けた内
向突起(7a)を弾性掛合させてなり、ここで、ショッ
クアブソーバ(1)の本体部分(9)に固定される下部
受金具(8)は、一端を上部受金具(4)に着座させた
スプリング(10)のはね座として機能し、ゴム、プラ
スチックス材料などにて形成されるダストカバー(7)
が、ブラケット(6)及び上部受金具(4)を介して間
接的に取り付けらているものが挙げられる。
されているバンパーラバーにダストカバーを取付け、装
着されているものは、既に知られている。たとえば、図
4に示されるように、ショックアブソーバ(1)のピス
トンロッド(2)の中間部に、ほぼ筒状をなすバンパー
ラバー(3)を取り付けると共に、このバンパーラバー
(3)の上端部を、ピストンロッド(2)が貫通する上
部受金具(4)の窪み部(5)内に嵌め合わせ、また、
その上部受金具(4)の下表面に固定されたブラケット
(6)の筒状部分(6a)に、その周方向へ間隔をおく
穴(6b)を設け、そして、それらの各穴(6b)内
に、蛇腹状のダストカバー(7)の、上端部に設けた内
向突起(7a)を弾性掛合させてなり、ここで、ショッ
クアブソーバ(1)の本体部分(9)に固定される下部
受金具(8)は、一端を上部受金具(4)に着座させた
スプリング(10)のはね座として機能し、ゴム、プラ
スチックス材料などにて形成されるダストカバー(7)
が、ブラケット(6)及び上部受金具(4)を介して間
接的に取り付けらているものが挙げられる。
【0003】また、他の例として図5に示されるもの
は、ピストンロッド(2)に取り付けられるとともに、
上部受け金具(4)の窪み部(5)内へ嵌め合わされた
バンパーラバー(3)の下端部に、その全周にわたる突
条(3a)を設け、そしてその突条(3a)にダストカ
バー(7)の上端部に設けた外向き条溝(7b)を弾性
掛合させることにより、ダストカバー(7)の、バンパ
ーラバー(3)への直接的な取り付けを行なうものであ
り、さらに、図6に示す構造は、バンパーラバー(3)
の下端部に設けた環状溝(3b)内へ、ダストカバー
(7)の上端部に設けた内向き突条(7c)を弾性掛合
させることにより、ダストカバー(7)の直接的な取り
付けを行なうものである。
は、ピストンロッド(2)に取り付けられるとともに、
上部受け金具(4)の窪み部(5)内へ嵌め合わされた
バンパーラバー(3)の下端部に、その全周にわたる突
条(3a)を設け、そしてその突条(3a)にダストカ
バー(7)の上端部に設けた外向き条溝(7b)を弾性
掛合させることにより、ダストカバー(7)の、バンパ
ーラバー(3)への直接的な取り付けを行なうものであ
り、さらに、図6に示す構造は、バンパーラバー(3)
の下端部に設けた環状溝(3b)内へ、ダストカバー
(7)の上端部に設けた内向き突条(7c)を弾性掛合
させることにより、ダストカバー(7)の直接的な取り
付けを行なうものである。
【0004】これらの従来の技術のうち、図4に示すも
のは、プラケット(6)の穴(6b)内への、ダストカ
バー(7)に設けた内向突起(7a)の嵌め合わせによ
り、また、図5、図6に示すものはそれぞれ、バンパー
ラバー(3)に設けた突条(3a)および環状溝(3
b)に対するダストカバー(7)の嵌め合わせにより、
ダストカバー(7)をそれぞれ取り付けている。
のは、プラケット(6)の穴(6b)内への、ダストカ
バー(7)に設けた内向突起(7a)の嵌め合わせによ
り、また、図5、図6に示すものはそれぞれ、バンパー
ラバー(3)に設けた突条(3a)および環状溝(3
b)に対するダストカバー(7)の嵌め合わせにより、
ダストカバー(7)をそれぞれ取り付けている。
【0005】図7に示されるように、特開昭62−27
5811号公報には、ピストンロッド(22)の中間部
にほぼ筒状をなすバウンドバンパー(24)を、取り付
けるとともに、そのバウンドバンパー(24)の、好ま
しくは、周面がほぼ載頭円錐状をなす上端部(25)
を、上部受け金具(26)の窪み部(27)内へ隙間な
く嵌め込むことにより、バンパーラバー(24)の上端
部(25)に予め被せたダストカバー(28)の上端部
(29)を、バンパーラバー(24)の上端部外周面
と、上部受け金具(26)の窪み部内周面との間に十分
大きな力で挟持することにより、ダストカバーのバウン
ドバンパーからの不測の脱落が確実に防止されるものが
示されている。
5811号公報には、ピストンロッド(22)の中間部
にほぼ筒状をなすバウンドバンパー(24)を、取り付
けるとともに、そのバウンドバンパー(24)の、好ま
しくは、周面がほぼ載頭円錐状をなす上端部(25)
を、上部受け金具(26)の窪み部(27)内へ隙間な
く嵌め込むことにより、バンパーラバー(24)の上端
部(25)に予め被せたダストカバー(28)の上端部
(29)を、バンパーラバー(24)の上端部外周面
と、上部受け金具(26)の窪み部内周面との間に十分
大きな力で挟持することにより、ダストカバーのバウン
ドバンパーからの不測の脱落が確実に防止されるものが
示されている。
【0006】そして、これは全体としてほぼ蛇腹管形状
をなすダストカバー(28)を、ゴム材料、プラスチッ
ク材料などの単体もしくは積層体、たとえば、塩化ビニ
ール樹脂をウレタン樹脂で挾み込んだ積層体にて形成
し、好ましくは、その上端部(29)を、その内周面が
上端部(29)の弾性変形下にて、もしくはその弾性変
形なしに、バンパーラバー上端部(25)の外周面に面
接触し得る形状、たとえば中空の載頭円錐形状に形成
し、このことにて、ダストカバー(28)に作用するこ
とのあるその引張方向の外力を、上部受け金具(26)
とバンパーラバー上端部(25)とによる上端部(2
9)の挾持力の他、その上端部(29)のバンパーラバ
ー上端部(25)への掛止力によって支持するというも
のである。
をなすダストカバー(28)を、ゴム材料、プラスチッ
ク材料などの単体もしくは積層体、たとえば、塩化ビニ
ール樹脂をウレタン樹脂で挾み込んだ積層体にて形成
し、好ましくは、その上端部(29)を、その内周面が
上端部(29)の弾性変形下にて、もしくはその弾性変
形なしに、バンパーラバー上端部(25)の外周面に面
接触し得る形状、たとえば中空の載頭円錐形状に形成
し、このことにて、ダストカバー(28)に作用するこ
とのあるその引張方向の外力を、上部受け金具(26)
とバンパーラバー上端部(25)とによる上端部(2
9)の挾持力の他、その上端部(29)のバンパーラバ
ー上端部(25)への掛止力によって支持するというも
のである。
【0007】これら従来技術は、ダストカバーの取付け
に関する技術であり、したがって、ダストカバーは、独
立した一部品である。そのため、バンパーラバーとダス
トカバーを別々に製造して組み立てることを余儀なくさ
れ、ダストカバーの取付けに関する工夫が必要となる。
加えて、そのような従来技術においては、 (1)製造上では、モールドが少なくとも2個以上必要
となると共に、取付け工数、治具などを要し、生産性は
極めて悪い。 (2)また、ダストカバーのバンパーラバーへの取付け
強度が低い。などの問題があった。 防振装置に於けるダストカバーの機能は、ショツクアブ
ソーバのピストンロッドヘの泥、土などの付着を有効に
防止することにあるが、しかしエンジンからの放熱や大
気中に存在する酸素及びオゾンと、車両のバウンド時に
蛇腹が縮小する際の山部の頂点の外表面に集中して加へ
られる引っ張り応力とが作用し、この山部を中心にゴム
材料に劣化が起り易く、しかも、厚さが薄いため、表面
に亀裂などが発生、破損して、ショツクアブソーバのピ
ストンロッドヘの泥、土などが侵入、付着しダストカバ
ーとしての機能を果たさなくなる。
に関する技術であり、したがって、ダストカバーは、独
立した一部品である。そのため、バンパーラバーとダス
トカバーを別々に製造して組み立てることを余儀なくさ
れ、ダストカバーの取付けに関する工夫が必要となる。
加えて、そのような従来技術においては、 (1)製造上では、モールドが少なくとも2個以上必要
となると共に、取付け工数、治具などを要し、生産性は
極めて悪い。 (2)また、ダストカバーのバンパーラバーへの取付け
強度が低い。などの問題があった。 防振装置に於けるダストカバーの機能は、ショツクアブ
ソーバのピストンロッドヘの泥、土などの付着を有効に
防止することにあるが、しかしエンジンからの放熱や大
気中に存在する酸素及びオゾンと、車両のバウンド時に
蛇腹が縮小する際の山部の頂点の外表面に集中して加へ
られる引っ張り応力とが作用し、この山部を中心にゴム
材料に劣化が起り易く、しかも、厚さが薄いため、表面
に亀裂などが発生、破損して、ショツクアブソーバのピ
ストンロッドヘの泥、土などが侵入、付着しダストカバ
ーとしての機能を果たさなくなる。
【0008】一方、特開平8−4822号公報には、図
8に示されるように、バンプストッパ(30)を一体に
単一のゴム材のストッパ部(32)と伸縮可能な蛇腹状
に形成された蛇腹部(34)とを、一体に単一のゴム材
により形成することが開示されている。この公報開示の
バンプストッパ(30)においては、ショックアブソー
バ(12)の外周側にコイルスプリング(26)が配置
され、コイルスプリング(26)の下部を支持する受け
金具(18)がショックアブソーバ(12)の外周側に
固定され、ショックアブソーバ(12)とコイルスプリ
ング(26)の間にバンプストッパ(30)が配置され
る。バンプストッパ(30)は、ストッパ部(32)と
伸縮可能な蛇腹状に形成された蛇腹部(34)とが一体
的に単一のゴム材により形成され、蛇腹部(34)の受
け金具(18)に対向する下部端部に当接部(17)が
リング状に形成され、この当接部(17)の幅寸法
(d)は蛇腹部(34)の蛇腹状に形成された部分の厚
み(t)の2倍以上の大きさとなっている。しかしなが
ら、この技術は、バンパーラバーとダストカバーが一体
的に単一のゴム材により形成されており、バンパーラバ
ーとダストカバーそれぞれの機能に応じたゴム材で構成
されたものではない。それぞれの機能に応じたゴム材を
相互に異った材料で同時一体成形加硫により構成するこ
とまでは開示していない。
8に示されるように、バンプストッパ(30)を一体に
単一のゴム材のストッパ部(32)と伸縮可能な蛇腹状
に形成された蛇腹部(34)とを、一体に単一のゴム材
により形成することが開示されている。この公報開示の
バンプストッパ(30)においては、ショックアブソー
バ(12)の外周側にコイルスプリング(26)が配置
され、コイルスプリング(26)の下部を支持する受け
金具(18)がショックアブソーバ(12)の外周側に
固定され、ショックアブソーバ(12)とコイルスプリ
ング(26)の間にバンプストッパ(30)が配置され
る。バンプストッパ(30)は、ストッパ部(32)と
伸縮可能な蛇腹状に形成された蛇腹部(34)とが一体
的に単一のゴム材により形成され、蛇腹部(34)の受
け金具(18)に対向する下部端部に当接部(17)が
リング状に形成され、この当接部(17)の幅寸法
(d)は蛇腹部(34)の蛇腹状に形成された部分の厚
み(t)の2倍以上の大きさとなっている。しかしなが
ら、この技術は、バンパーラバーとダストカバーが一体
的に単一のゴム材により形成されており、バンパーラバ
ーとダストカバーそれぞれの機能に応じたゴム材で構成
されたものではない。それぞれの機能に応じたゴム材を
相互に異った材料で同時一体成形加硫により構成するこ
とまでは開示していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記従来技術に鑑み、バンパーラバーとダストカバ
ーをそれぞれの機能に応じ相互に異ったゴム材料で同時
一体成形加硫により構成されたダストカバー付きバンパ
ーラバーの特にバンパーラバーに耐疲労性材料を、ダス
トカバーに耐オゾン性材料を用いたバンパーラバーとダ
ストカバーを提供することにある。それにより、必要な
各機能を兼ね備え、またダストカバーとバンパーラバー
との取付けに起因する連結部の低強度を回避し、それら
の組み付けのための作業性が悪いという問題をなくし、
ダストカバーとバンパーラバーの、それぞれの求める品
質に対応した材料の配置によって、耐久性が向上すると
いう効果を奏するものである。
は、上記従来技術に鑑み、バンパーラバーとダストカバ
ーをそれぞれの機能に応じ相互に異ったゴム材料で同時
一体成形加硫により構成されたダストカバー付きバンパ
ーラバーの特にバンパーラバーに耐疲労性材料を、ダス
トカバーに耐オゾン性材料を用いたバンパーラバーとダ
ストカバーを提供することにある。それにより、必要な
各機能を兼ね備え、またダストカバーとバンパーラバー
との取付けに起因する連結部の低強度を回避し、それら
の組み付けのための作業性が悪いという問題をなくし、
ダストカバーとバンパーラバーの、それぞれの求める品
質に対応した材料の配置によって、耐久性が向上すると
いう効果を奏するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の (1)バンパーラバーとダストカバーが相互に異った材
料で同時一体成形加硫されていることを特徴とするダス
トカバー付きバンパーラバーと (2)バンパーラバーを構成する材料が耐疲労性材料で
あり、ダストカバーを構成する材料が耐オゾン性材料で
あることを特徴とするダストカバー付きバンパーラバー
により達成される。
料で同時一体成形加硫されていることを特徴とするダス
トカバー付きバンパーラバーと (2)バンパーラバーを構成する材料が耐疲労性材料で
あり、ダストカバーを構成する材料が耐オゾン性材料で
あることを特徴とするダストカバー付きバンパーラバー
により達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明のダストカバー付きバンパーラバーの1
例を説明するためのものであり、図2は、前記本発明の
ダストカバー付きバンパーラバーの相互に異った材料で
同時一体成形加硫に用いるモールドの1例を説明するた
めのものであり、図3は、本発明のダストカバー付きバ
ンパーラバーに係る他の1例を説明するためのものであ
る。図1の例において、本発明のダストカバー付きバン
パーラバー(A)は、バンパーラバー(110)の材料
が耐疲労性材料からなり、ダストカバー(120)の材
料は耐オゾン性材料からなる。このようなダストカバー
付きバンパーラバー(A)は、図2に示されるように、
例えばモールド(B)の材料注入孔(11a)から耐疲
労性材料を、材料注入孔(11b)から耐オゾン性材料
とをほぼ同時に注入一体成形加硫することにより製造す
ることができる。両者の満足な同時一体成形加硫を達成
できるように、両者の注入温度、注入圧、注入穴の径等
の注入条件,加熱条件を適宜選択する。例えば、材料注
入孔(11a)からの耐疲労性材料の注入温度は150
℃〜170℃程度、注入圧は110Kg/cm2〜130Kg/c
m2、材料注入孔(11b)からの耐オゾン性材料の注入
温度は150℃〜170℃程度、注入圧は110Kg/cm2
〜130Kg/cm2程度が好ましい。また、加硫温度、加硫
時間も適宜選択する。
図1は、本発明のダストカバー付きバンパーラバーの1
例を説明するためのものであり、図2は、前記本発明の
ダストカバー付きバンパーラバーの相互に異った材料で
同時一体成形加硫に用いるモールドの1例を説明するた
めのものであり、図3は、本発明のダストカバー付きバ
ンパーラバーに係る他の1例を説明するためのものであ
る。図1の例において、本発明のダストカバー付きバン
パーラバー(A)は、バンパーラバー(110)の材料
が耐疲労性材料からなり、ダストカバー(120)の材
料は耐オゾン性材料からなる。このようなダストカバー
付きバンパーラバー(A)は、図2に示されるように、
例えばモールド(B)の材料注入孔(11a)から耐疲
労性材料を、材料注入孔(11b)から耐オゾン性材料
とをほぼ同時に注入一体成形加硫することにより製造す
ることができる。両者の満足な同時一体成形加硫を達成
できるように、両者の注入温度、注入圧、注入穴の径等
の注入条件,加熱条件を適宜選択する。例えば、材料注
入孔(11a)からの耐疲労性材料の注入温度は150
℃〜170℃程度、注入圧は110Kg/cm2〜130Kg/c
m2、材料注入孔(11b)からの耐オゾン性材料の注入
温度は150℃〜170℃程度、注入圧は110Kg/cm2
〜130Kg/cm2程度が好ましい。また、加硫温度、加硫
時間も適宜選択する。
【0012】また、図3に示されるように、本発明のダ
ストカバー付きバンパーラバー(C)は、バンパーラバ
ー(110)の材料としての耐疲労性材料、ダストカバ
ー(120)の材料としての耐オゾン性材料の他に、耐
疲労性材料と耐オゾン性材料の相溶性改良用混練物を用
意し、これを、金型(D)の耐疲労性材料材料のための
注入孔(11a)と、耐オゾン性材料のための材料注入
孔(11b)とは別の注入孔(11c)から注入するこ
とにより製造することができる。
ストカバー付きバンパーラバー(C)は、バンパーラバ
ー(110)の材料としての耐疲労性材料、ダストカバ
ー(120)の材料としての耐オゾン性材料の他に、耐
疲労性材料と耐オゾン性材料の相溶性改良用混練物を用
意し、これを、金型(D)の耐疲労性材料材料のための
注入孔(11a)と、耐オゾン性材料のための材料注入
孔(11b)とは別の注入孔(11c)から注入するこ
とにより製造することができる。
【0013】本発明におけるバンパーラバー材料の耐疲
労性材料としては、NR(天然ゴム)、NR(天然ゴ
ム)/SBR(スチレンブタジエンゴム)ブレンドゴム
などが使用できる。またダストカバー材料の耐オゾン性
材料としては、EPDM(エチレンプロピレンジェンゴ
ム)、CR(クロロプレンゴム)、NR(天然ゴム)/
EPDM(エチレンプロピレンジェンゴム)ブレンドゴ
ムなどが使用できる。
労性材料としては、NR(天然ゴム)、NR(天然ゴ
ム)/SBR(スチレンブタジエンゴム)ブレンドゴム
などが使用できる。またダストカバー材料の耐オゾン性
材料としては、EPDM(エチレンプロピレンジェンゴ
ム)、CR(クロロプレンゴム)、NR(天然ゴム)/
EPDM(エチレンプロピレンジェンゴム)ブレンドゴ
ムなどが使用できる。
【0014】本発明によって、モールドは1個で対処す
ることが可能となり、しかも、異材料が同時に注入、成
形、加硫が一工程で行えるなどの利点から、バンパーラ
バーとダストカバーが別々に製造する場合の、モールド
が少なくとも2個以上必要となると共に、組み立て工
数、組み立て治具などを要さず、大幅な生産性の向上を
もたらすと共に、バンパーラバーとダストカバーをそれ
ぞれの機能に応じた材料で構成することにより、耐久性
の向上に多大の寄与をする。
ることが可能となり、しかも、異材料が同時に注入、成
形、加硫が一工程で行えるなどの利点から、バンパーラ
バーとダストカバーが別々に製造する場合の、モールド
が少なくとも2個以上必要となると共に、組み立て工
数、組み立て治具などを要さず、大幅な生産性の向上を
もたらすと共に、バンパーラバーとダストカバーをそれ
ぞれの機能に応じた材料で構成することにより、耐久性
の向上に多大の寄与をする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。本発明は、以下実施例に何等制限されるも
のではない。図1に示されるものは、本発明のダストカ
バー付きバンパーラバー(A)の一例であって、それぞ
れバンパーラバー(110)を構成する材料が耐疲労性
材料であり、ダストカバー(120)を構成する材料が
耐オゾン性材料で一体に成形、加硫したものである。バ
ンパーラバー(110)を構成する材料は、NR(天然
ゴム)/SBR(スチレンブタジエンゴム)ブレンドゴ
ムを使用し、ダストカバー(2)を構成する材料は、N
R(天然ゴム)/EPDM(エチレンプロピレンジェン
ゴム)ブレンドゴムを使用し、それぞれの機能に応じた
材料で構成したものである。このダストカバー付きバン
パーラバー(A)は、図2に示される同時一体成形加硫
モールドを用いて製造された。即ち、バウンドバンパー
(110)とダストカバー(120)が一体となつてい
る形状の二つ割りの金型(B)に、注入孔を2個所(1
1a、11b)設け、注入孔(11a)からバンパーラ
バー(110)を構成する耐疲労性材料、NR(天然ゴ
ム)/SBR(スチレンブタジエンゴム)ブレンドゴム
を、注入孔(11b)からダストカバー(120)を構
成する耐オゾン性材料、NR(天然ゴム)/EPDM
(エチレンプロピレンジェンゴム)ブレンドゴムをそれ
ぞれ同時注入して一体成形し、加硫した。この場合、異
った材料を同時に一体成形加硫するのに必要な注入条件
は、注入孔(11a)に於いては、注入時の材料温度1
60℃、注入圧力120kg/cm2、注入孔(11
b)に於いては、注入時の材料温度170℃、注入圧力
120kg/cm2に設定した。上記実施例において
は、材料注入孔を2箇所又は3箇所設けたモールドを使
用しているが、材料注入孔の個数はダストカバー付きバ
ンパーラバー形状などにより適宜なものとすることがで
きる。
に説明する。本発明は、以下実施例に何等制限されるも
のではない。図1に示されるものは、本発明のダストカ
バー付きバンパーラバー(A)の一例であって、それぞ
れバンパーラバー(110)を構成する材料が耐疲労性
材料であり、ダストカバー(120)を構成する材料が
耐オゾン性材料で一体に成形、加硫したものである。バ
ンパーラバー(110)を構成する材料は、NR(天然
ゴム)/SBR(スチレンブタジエンゴム)ブレンドゴ
ムを使用し、ダストカバー(2)を構成する材料は、N
R(天然ゴム)/EPDM(エチレンプロピレンジェン
ゴム)ブレンドゴムを使用し、それぞれの機能に応じた
材料で構成したものである。このダストカバー付きバン
パーラバー(A)は、図2に示される同時一体成形加硫
モールドを用いて製造された。即ち、バウンドバンパー
(110)とダストカバー(120)が一体となつてい
る形状の二つ割りの金型(B)に、注入孔を2個所(1
1a、11b)設け、注入孔(11a)からバンパーラ
バー(110)を構成する耐疲労性材料、NR(天然ゴ
ム)/SBR(スチレンブタジエンゴム)ブレンドゴム
を、注入孔(11b)からダストカバー(120)を構
成する耐オゾン性材料、NR(天然ゴム)/EPDM
(エチレンプロピレンジェンゴム)ブレンドゴムをそれ
ぞれ同時注入して一体成形し、加硫した。この場合、異
った材料を同時に一体成形加硫するのに必要な注入条件
は、注入孔(11a)に於いては、注入時の材料温度1
60℃、注入圧力120kg/cm2、注入孔(11
b)に於いては、注入時の材料温度170℃、注入圧力
120kg/cm2に設定した。上記実施例において
は、材料注入孔を2箇所又は3箇所設けたモールドを使
用しているが、材料注入孔の個数はダストカバー付きバ
ンパーラバー形状などにより適宜なものとすることがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細かつ具体的説明から明らかなよ
うに、本発明におけるダストカバー付きバンパーラバー
は、上記の構成としたことにより、大幅な生産性の向上
をもたらすと共に、バンパーラバーとダストカバーをそ
れぞれ必要な機能を具備させて、耐久性の向上に多大の
寄与をする効果を奏する。
うに、本発明におけるダストカバー付きバンパーラバー
は、上記の構成としたことにより、大幅な生産性の向上
をもたらすと共に、バンパーラバーとダストカバーをそ
れぞれ必要な機能を具備させて、耐久性の向上に多大の
寄与をする効果を奏する。
【図1】本発明のダストカバー付きバンパーラバーの1
例を説明するためのものである。
例を説明するためのものである。
【図2】前記本発明のダストカバー付きバンパーラバー
を製造するための方法の1例を説明するためのものであ
る。
を製造するための方法の1例を説明するためのものであ
る。
【図3】本発明のダストカバー付きバンパーラバーに係
る他の1例を説明するためのものである。
る他の1例を説明するためのものである。
【図4】従来のダストカバー付きバンパーラバーの1例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】従来のダストカバー付きバンパーラバーの他の
1例を示す図である。
1例を示す図である。
【図6】従来のダストカバー付きバンパーラバーの更に
他の1例を示す図である。
他の1例を示す図である。
【図7】従来のダストカバー付きバンパーラバーのまた
更に他の1例を示す図である。
更に他の1例を示す図である。
【図8】従来のダストカバー付きバンパーラバーのまた
更に他の1例を示す図である。
更に他の1例を示す図である。
A、C ダストカバー付きバンパーラバー B、D 金型 110 耐疲労性材料からなるバンパーラバー 120 耐オゾン性材料からなるバンパーラバー 1、21 ショックアブソーバ 2、22 ピストンロッド 3、24、32 バウンドバンパー(バンパーラバ
ー、ストッパー部) 3a 突条 4、26 上部受金具 5、27 窪み部 6 ブラケット 6a 筒状部分 6b 穴 7、12、28、34 ダストカバー 7a 内向突起 7b 外向き条溝 7c 内向き突条 8 下部受金具 9、12、23 ショックアブソーバ本体部分 10、26 スプリング 11a、11b、11c 材料注入孔
ー、ストッパー部) 3a 突条 4、26 上部受金具 5、27 窪み部 6 ブラケット 6a 筒状部分 6b 穴 7、12、28、34 ダストカバー 7a 内向突起 7b 外向き条溝 7c 内向き突条 8 下部受金具 9、12、23 ショックアブソーバ本体部分 10、26 スプリング 11a、11b、11c 材料注入孔
Claims (2)
- 【請求項1】 バンパーラバーとダストカバーが相互に
異った材料で同時一体成形加硫されていることを特徴と
するダストカバー付きバンパーラバー。 - 【請求項2】 バンパーラバーを構成する材料が耐疲労
性材料であり、ダストカバーを構成する材料が耐オゾン
性材料であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のダストカバー付きバンパーラバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33482297A JPH11153174A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | ダストカバー付きバンパーラバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33482297A JPH11153174A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | ダストカバー付きバンパーラバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11153174A true JPH11153174A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18281613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33482297A Pending JPH11153174A (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | ダストカバー付きバンパーラバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11153174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104275757A (zh) * | 2014-05-27 | 2015-01-14 | 亚新科噪声与振动技术(安徽)有限公司 | 一种拉索防尘罩模具 |
| CN107143597A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-09-08 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 减震器的缓冲结构 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP33482297A patent/JPH11153174A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104275757A (zh) * | 2014-05-27 | 2015-01-14 | 亚新科噪声与振动技术(安徽)有限公司 | 一种拉索防尘罩模具 |
| CN107143597A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-09-08 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 减震器的缓冲结构 |
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