JPH11153674A - 埋設物探知器 - Google Patents

埋設物探知器

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JPH11153674A
JPH11153674A JP9317495A JP31749597A JPH11153674A JP H11153674 A JPH11153674 A JP H11153674A JP 9317495 A JP9317495 A JP 9317495A JP 31749597 A JP31749597 A JP 31749597A JP H11153674 A JPH11153674 A JP H11153674A
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JP
Japan
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buried
antenna
antennas
buried pipe
buried object
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Pending
Application number
JP9317495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Tominaga
孝弘 冨永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yotsugi Co Ltd
Original Assignee
Yotsugi Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yotsugi Co Ltd filed Critical Yotsugi Co Ltd
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Publication of JPH11153674A publication Critical patent/JPH11153674A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/30Assessment of water resources

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋設物が推測される延在方向と異なる方向に
延びる部分を有する場合に、その延在方向と異なる方向
に延びる部分を探知することができる埋設物探知器を提
供する。 【解決手段】 埋設物である埋設管に電流を生じさせ、
これによって放射される電磁波を、受信手段2の複数の
受信アンテナX1,X2;Y1,Y2;Zによって受信
する。各受信アンテナX1,X2;Y1,Y2;Zは、
バーアンテナであり、相互に直交するX軸、Y軸および
Z軸にそれぞれ平行な軸線Lx1,Lx2;Ly1,L
y2;Lzを有しており、埋設管がいずれの方向に延び
ていても、少なくとも1つの受信アンテナの軸線が埋設
管の軸線とねじれの位置にある。各受信アンテナX1,
X2;Y1,Y2;Zは、埋設管に対してねじれの位置
にあるときに、電磁波を受信することができ、したがっ
て埋設管が延在方向と異なる方向に延びる部分を有する
場合であっても、その部分を探知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、地中などの隠蔽場
所に埋設された管などの埋設物を探知する埋設物探知器
に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設されたガス管および水道管な
どの埋設管は、地上から埋設物探知器を用いて地中を探
査し、埋設管の埋設位置を割出している。埋設物探知器
は、1つの受信アンテナを有し、この受信アンテナは、
地上の送信機から埋設管に高周波電流を流すことによっ
て、その埋設管から放射される電磁波を受信する。受信
アンテナは、一般的に指向特性を有しているため、埋設
物探知器内における受信アンテナの方向は前記指向特性
に基づいて決定されており、埋設物探知器の向きを変え
て電磁波の受信強度が最も高くなる位置および方向を見
つけることによって、その測定地点に埋設管が埋設され
ていることが推定され、測定地点における埋設管の延在
方向を推測することができる。このようにして埋設管が
埋設されていることを推定し、延在方向を推測した状態
で埋設物探知器を推測される埋設管の延在方向に沿って
受信強度を見ながら移動させて、埋設管の埋設位置を特
定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、1つの
受信アンテナの指向特性に基づいて埋設管の埋設位置を
特定するので、測定対象領域内で埋設管がほぼ真っすぐ
に延びる部分だけから成る場合には、その埋設位置を全
長にわたって容易に特定することができるけれども、埋
設管の延在方向が大きく変化する場合および分岐してい
る場合には、特定が可能であった推測される延在方向と
は異なる方向に延びる部分が存在することを探知するこ
とができずに見失ってしまう場合があり、測定対象領域
内の埋設管の埋設位置を容易かつ正確に特定することが
できないという問題がある。特に埋設管が推測される延
在方向に延びる部分と、この部分に加えて分岐する部分
とを有している場合には、延在方向に延びる部分を常に
探知することができるので、途中で埋設物探知器の向き
を変えて分岐する部分を探索することを怠ってしまう場
合がある。
【0004】また他の従来技術として、特公平7−52
085号公報には、上下に間隔をあけて配置される2つ
の水平コイルを逆極性となるように結線したフュライト
バー差動アンテナによって、埋設管から放射される電磁
波を受信し、埋設深さを測定するための埋設金属管の深
度測定装置が開示されている。この装置は、埋設管の深
さのみを測定するための装置であって、埋設管の前記延
在方向とは異なる方向に延びる部分を探知することが困
難であるため、他の従来技術も、上記の従来技術と同様
の問題を有する。
【0005】したがって本発明の目的は、埋設物が推測
される延在方向と異なる方向に延びる部分とを有する場
合であっても、容易かつ正確に埋設管の埋設位置を特定
することができる埋設物探知器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、隠蔽場所に埋設される埋設物に電流を生じさせ、こ
の電流によって埋設物から放射される電磁波を受信アン
テナによって受信して埋設物を探知する埋設物探知器に
おいて、相互に異なる方向に指向特性をそれぞれ有する
複数の受信アンテナを備えることを特徴とする埋設物探
知器である。
【0007】本発明に従えば、隠蔽場所の埋設物を探知
するための埋設物探知器は、指向特性の方向が相互に異
なる複数の受信アンテナを有している。埋設物には、た
とえば電源が直接接続されて直接的に、または電磁誘導
によって間接的に電流が発生され、この電流によって埋
設物から電磁波が放射される。この電磁波を各受信アン
テナは受信することができる。各受信アンテナは、相互
に異なる方向に指向特性をそれぞれ有しており、埋設物
からの電磁波を受信するとき、各受信アンテナが受信す
る電磁波の受信強度は、各受信アンテナの指向特性の方
向に依存して異なる。このような受信手段を備える埋設
物探知器を用いて、地中および建築物中などの隠蔽場所
を探査することによって、金属製の管およびロケーティ
ングワイヤなどの埋設物を探知することができる。この
とき各受信アンテナが相互に異なる方向に指向特性を有
しているので、埋設物と埋設物探知器との位置関係によ
って埋設物を探知することができない不具合を防止する
ことができる。
【0008】測定地点における埋設物の存在を推定した
状態で、各受信アンテナのうちの任意の1つの受信アン
テナによる電磁波の受信強度が最も高くなる方向に埋設
物探知器を向けて、埋設物の延在方向を推測することが
できる。この状態で、推測される埋設物の延在方向に沿
って埋設物探知器を移動させながら地中を探査して、埋
設物の埋設位置を特定することができる。埋設物探知器
は、前述のような複数の受信アンテナを有しているの
で、このように埋設物探知器を移動させながら地中を探
査して埋設物の位置を特定するときに、埋設物が推測さ
れる延在方向に延びる部分と、延在方向とは異なる方向
に延びる部分とを有する場合にも、延在方向と異なる方
向に延びる部分から放射される電磁波を、埋設物探知器
の向きを変えることなく前記1つの受信アンテナ以外の
残余の受信アンテナのうち少なくとも1つの受信アンテ
ナによって受信して、前記延在方向と異なる方向に延び
る部分を探知することができる。したがって埋設物が推
測される延在方向とは異なる方向に延びる部分を有する
場合であっても、この延在方向と異なる方向に延びる部
分を探知漏れすることなく、確実にかつ容易に探知する
ことができる。
【0009】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
発明の構成において、前記複数の受信アンテナのうち少
なくとも2つは、指向特性が相互に直交するX方向およ
びY方向にそれぞれ選ばれることを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、相互に直交するX方向お
よびY方向の指向特性を有する受信アンテナをそれぞれ
備えている。埋設物が存在すると推測される仮想平面、
たとえば地表面などの隠蔽場所の表面に平行な仮想平面
と、X方向およびY方向を含むXY平面とが平行とな
り、かつ2つの受信アンテナのうちいずれか一方の受信
アンテナ、たとえばX方向(またはY方向)の指向特性
を有する受信アンテナによる電磁波の受信強度が最も高
くなる方向に埋設物探知器を向ける。この状態で、埋設
物探知器を用いて地中を探査することによって、埋設物
が推測される延在方向に対して直交する方向に延びる部
分を有する場合、たとえば埋設物がT字状またはL字状
を成す場合に、このような埋設物を迅速かつ容易に探知
することができる。
【0011】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
発明の構成において、前記複数の受信アンテナのうち少
なくとも1つは、指向特性が前記X方向およびY方向と
それぞれ直交するZ方向に選ばれることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、X方向およびY方向とそ
れぞれ直交するZ方向の指向特性を有する受信アンテナ
を備えている。埋設物が存在すると推測される前記仮想
平面と、前記XY平面とが平行となり、かつX方向およ
びY方向のうちいずれか一方、たとえばX方向(または
Y方向)の指向特性を有する受信アンテナによる電磁波
の受信強度が最も高くなり、さらにZ方向の指向特性を
有する受信アンテナが受信する埋設物からの受信強度が
0となる方向に埋設物探知器を向ける。この状態から埋
設物探知器を埋設物の延在方向と直交する方向にXY平
面に平行に移動させ、いずれか一方の受信アンテナによ
る電磁波の受信強度が最も高くなり、かつZ方向の指向
特性を有する受信アンテナによる電磁波の受信強度が0
となる第1位置と、前記いずれか一方の受信アンテナと
Z方向の指向特性を有する受信アンテナとの電磁波の受
信強度が等しくなる第2位置とを特定する。
【0013】第1位置は、埋設物からXY平面に垂直に
向かう方向にあり、第2位置は、第1位置からXY平面
に平行に移動した位置であり、第1位置および埋設物を
結ぶ方向と、第1および第2位置を結ぶ方向とは、直交
している。さらに第2位置は、埋設物からXY平面に対
して角度45°を成す方向にある。これによって埋設
物、第1位置および第2位置は、埋設物および第2位置
を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の頂点にそれ
ぞれ存在する。したがって第1位置から埋設物までの距
離は、第1および第2位置間の距離と等しくなり、第1
および第2位置間の距離を測定することによって、埋設
物の埋設深さを特定することができる。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明の構成において、前記複数の受信
アンテナのうち少なくとも2つは、指向特性が同一方向
に選ばれることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、同一方向の指向特性を有
する少なくとも2つの受信アンテナを備える。これら2
つの受信アンテナ間から、これら2つの受信アンテナを
含む仮想平面に対して直交する方向に埋設物の端部が位
置するとき、これら2つの受信アンテナによる受信強度
の間には、大きな差が生じる。これによって埋設物の端
部を確実に探知することができる。このような埋設物の
端部の探知は、推測される延在方向とは異なる方向に延
びる部分についても同様である。これによって、これら
2つの受信アンテナを、推測される延在方向に延びる部
分からの電磁波を受信できる状態に埋設物探知器を配置
したときには、この部分の端部を特定し、またこの延在
方向とは異なる方向に延びる部分からの電磁波を受信で
きる状態に埋設物探知器を配置したときには、この部分
の端部を特性することができる。したがって、埋設物の
端部、屈曲位置、および分岐位置を確実に特定すること
ができる。
【0016】特に請求項2記載の発明の構成において、
X方向およびY方向のうちいずれかの方向の指向特性を
有する受信アンテナを少なくとも2つ備えることによっ
て、埋設物がT字状およびL字状であるときに、埋設物
の埋設位置を特定しやすい。さらにX方向およびY方向
の両方向に指向特性を有する各受信アンテナを少なくと
も2つずつ備える構成とすることによって、埋設物がT
字状およびL字状であるときに、埋設物の埋設位置を確
実かつ容易に特定することができる。
【0017】請求項5記載の本発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の発明の構成において、前記複数の受信
アンテナのうち少なくとも1つは、指向特性の方向を任
意に変更することができることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、指向特性の方向を任意に
変更することができる受信アンテナを備えている。前記
推測される埋設物の延在方向に埋設物探知器を移動させ
ながら地中を探査して埋設物の埋設位置を特定するにあ
たって、前記推測される埋設物の延在方向と異なる方向
に延びる部分が探知されたときに、この指向特性の方向
を任意に変更することができる受信アンテナの指向特性
の方向を変更操作し、前記異なる方向に延びる部分から
の電磁波の受信強度が最も高くなる指向特性の方向を特
定することによって、この異なる方向に延びる部分の延
びる方向を推測することができる。また前記推測される
埋設物の延在方向に延びる部分の埋設位置を特定するに
あたって、前記延在方向に対して所定の角度を成して延
びる部分が存在することが予め予測される場合には、そ
の部分からの電磁波の受信強度が最も高くなる方向に指
向特性を変更した後に埋設物探知器を移動させながら地
中を探査することによって、その異なる方向に延びる部
分を確実に探知することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の埋
設物探知器1が備える受信手段2の主要な構成を示す正
面図であり、図2は図1の上側から見た受信手段2の主
要な構成の平面図であり、図3は埋設物探知器1を示す
斜視図である。埋設物探知器1は、隠蔽場所である地中
に埋設される埋設物としてのたとえば鋳鉄製水道管であ
る埋設管3を探知するための機器であって、ハウジング
12と、ハウジング12内に埋設管3から放射される電
磁波を受信するための受信手段2とを備え、埋設管3か
らの電磁波を受信することによって埋設管3を探知して
いる。埋設管3は、導体である鋳鉄から成る管であっ
て、電源4に接続することによって高周波電流が発生さ
れる。この電流によって埋設管3から電磁波が放射さ
れ、この電磁波を受信手段2によって受信する。
【0020】受信手段2は、平板状の基板5に設けられ
る複数の受信アンテナ(以下、「アンテナ」と略記する
場合がある)X1,X2;Y1,Y2;Zを有してお
り、これら各アンテナX1,X2;Y1,Y2;Zによ
って、埋設管3から電磁波を受信している。各アンテナ
X1,X2;Y1,Y2;Zは、コイルに高透磁率材料
であるたとえばフェライトなどの磁性体から成る芯棒を
挿入して構成されるいわゆるバーアンテナである。コイ
ルの巻数は、埋設物に流される電流の周波数に依存し、
この電流によって放射される電磁波を最も受信しやすい
巻数に選ばれる。
【0021】図4および図5を参照して、一例として、
アンテナX1について詳しく述べると、埋設管3に軸線
方向(図4の紙面に垂直な方向)に電流が生じていると
き、埋設管3から周方向全周にわたって半径方向に進行
する電磁波が放射され、この電磁波は、埋設管3の周方
向に磁界の強度が変化する。このような埋設管3に対し
て、アンテナX1の軸線Lx1と埋設管3の軸線L3と
が平行になる受信姿勢、たとえば受信姿勢6に、アンテ
ナX1があるとき、アンテナX1による埋設管3からの
電磁波の受信強度は0である。またアンテナX1の軸線
Lx1と埋設管3の軸線L3とが直交、すなわちアンテ
ナX1の軸線Lx1が埋設管3の一直径線と一致する受
信姿勢、たとえば受信姿勢7に、アンテナX1があると
きにも、アンテナX1による埋設管3からの電磁波の受
信強度は0である。受信姿勢6,7を含むこれらの受信
姿勢以外の受信姿勢、すなわちアンテナX1の軸線Lx
1と埋設管3の軸線L3とがねじれの位置にある受信姿
勢、たとえば受信姿勢8,9,10にアンテナX1があ
るときには、アンテナX1による埋設管3からの電磁波
の受信強度は0以外の値となる。
【0022】受信姿勢8,9,10を含むアンテナX1
の軸線Lx1と埋設管3の軸線L3とがねじれの位置に
ある受信姿勢のうち、アンテナX1の軸線Lx1が埋設
管3の軸線L3に垂直な仮想平面上にあり、かつアンテ
ナX1の軸線Lx1と埋設管3の一直径線とがアンテナ
X1の軸線方向中央で直交する受信姿勢8に、アンテナ
X1があるとき、アンテナX1は埋設管3からの電磁波
を最も高い受信効率で受信することができる。この受信
姿勢8では、電磁波はアンテナX1にその軸線Lx1に
対して垂直な方向から入射され、磁界の強度がアンテナ
X1の軸線方向に最も大きな変化率で変化しているの
で、電磁波の受信効率が最も高くなる。したがって埋設
管3からアンテナX1の中心位置までの距離が等しくな
る受信姿勢のうち、受信姿勢8にアンテナX1があると
きに、アンテナX1による電磁波の受信強度が最も高く
なる。つまり、埋設管3からアンテナX1の中心までの
距離が等しい受信姿勢において、受信姿勢6,7にある
ときの受信強度が最も低い0であって、受信姿勢8に近
づくにつれて受信強度が向上し、受信姿勢8にあるとき
の受信強度が最も高くなる。
【0023】このようにバーアンテナである各アンテナ
X1,X2;Y1,Y2;Zは、電磁波の入射方向によ
って受信強度が異なる指向特性を有している。また各ア
ンテナX1,X2;Y1,Y2;Zは、埋設管3に対し
て同位置にあるときには、同一の強度で受信することが
できるように、同一の受信性能を有するようにそれぞれ
構成されている。
【0024】各アンテナX1,X2;Y1,Y2;Z
は、各軸線Lx1,Lx2;Ly1,Ly2;Lzが、
予め定める直行3軸、すなわち図1の左右方向に延びる
X軸、図1の上下方向に延びるY軸および図1の紙面に
垂直なZ軸に、それぞれ平行となるように設けられてい
る。各アンテナX1,X2;Y1,Y2の各軸線Lx
1,Lx2;Ly1,Ly2は、X軸およびY軸を含む
XY平面と平行な仮想平面上に存在し、各アンテナX
1,X2は、Y軸に平行な方向に相互に間隔をあけて配
置され、各アンテナY1,Y2は、X軸に平行な方向に
相互に間隔をあけて配置されている。各アンテナX1,
X2の中心位置は、各アンテナY1,Y2の軸線Ly
1,Ly2間の中央に位置し、各アンテナY1,Y2の
中心位置は、各アンテナX1,X2の軸線Lx1,Lx
2間のアンテナX2寄りに位置している。アンテナZ
は、アンテナX2に関してアンテナX1とは反対側に配
置され、その軸線Lzは、各アンテナY1,Y2の軸線
Ly1,Ly2間の中央に位置するとともに、アンテナ
Zの中心は、各アンテナX1,X2;Y1,Y2の各軸
線Lx1,Lx2;Ly1,Ly2を含む仮想平面上に
位置している。
【0025】本発明では、磁界がX軸に平行な方向に変
化しながらX軸に垂直に入射される電磁波を最も高い効
率で受信することができる指向特性の方向をX方向と
し、磁界がY軸に平行な方向に変化しながらY軸に垂直
に入射される電磁波を最も高い効率で受信することがで
きる指向特性の方向をY方向とし、磁界がZ軸に平行な
方向に変化しながらZ軸に垂直に入射される電磁波を最
も高い効率で受信することができる指向特性の方向をZ
方向とする。つまり、各アンテナX1,X2は、同一の
X方向の指向特性を有し、また各アンテナY1,Y2
は、同一のY方向の指向特性を有し、アンテナZはZ方
向の指向特性を有している。これらの各指向特性の方
向、すなわちX方向、Y方向およびZ方向は、相互に直
行しており、各アンテナX1,X2と、各アンテナY
1,Y2と、アンテナZとは、相互に直行する指向特性
を有する。
【0026】埋設物探知器1は、このような受信手段2
に加えて、処理手段15および表示手段16を備えてい
る。各アンテナX1,X2;Y1,Y2;Zは、受信し
た電磁波の受信強度を表す信号を、処理手段15にそれ
ぞれ与える。処理手段15は、たとえばマイクロコンピ
ュータによって実現され、各アンテナX1,X2;Y
1,Y2;Zから与えられる信号に基づいて、各アンテ
ナX1,X2;Y1,Y2;Zによる受信強度を表す表
示信号を、表示手段16に与える。表示手段16は、表
示信号に基づいて各アンテナX1,X2;Y1,Y2;
Zによる受信強度を表す表示内容を表示する。
【0027】また埋設物探知器1は、ハウジング1の一
側部、本形態では下部に車輪17を有し、車輪17を介
して地表面上に載置して、地表面に沿って移動しながら
地中を探査する。操作者は、埋設物探知器1を移動させ
ながら、随時各アンテナX1,X2;Y1,Y2;Zに
よる受信強度を表示手段によって確認し、これによって
測定地点に埋設管3が埋設されていることを推定するこ
とができる。
【0028】受信手段2は、埋設物探知器1を平坦な地
表面上に載置した状態で、XY平面が地表面と平行にな
るように、ハウジング12内に収納されている。一般的
に、埋設管3は、地表面と平行に埋設されており、これ
によって埋設管3は、XY平面と平行に位置する。埋設
物探知器1の受信手段2は、相互に直行するX方向、Y
方向およびZ方向にそれぞれ指向特性を有する各アンテ
ナX1,X2;Y1,Y2;Zを備えており、各アンテ
ナX1,X2;Y1,Y2;Zのうち少なくともいずれ
か1つは、その軸線Lx1,Lx2;Ly1,Ly2;
Lzが埋設管3の軸線L3とねじれの位置にあり、埋設
物探知器1を用いて地中を探査したときに、埋設物探知
器1が埋設管3の近傍に位置すると、各アンテナX1,
X2;Y1,Y2;Zのうち少なくともいずれか1つが
埋設管3からの電磁波を受信することができる。これに
よって埋設管3を確実に探知することができ、埋設管3
と埋設物探知器1との位置関係によって埋設管3を探知
することができない不具合を防止することができる。
【0029】一般的に、埋設管3は、地表面とほぼ平行
に埋設されており、この場合を例にとり、埋設物探知器
1による埋設管3の探知作業の手順を説明する。埋設管
3地表面とほぼ平行に埋設されている場合には、この埋
設管3は、XY平面とほぼ平行に位置する。このような
場合に、各アンテナX1,X2;Y1,Y2;Zによる
電磁波の受信によって、測定地点に埋設管3が埋設され
ていることを推定した状態で、任意の1つのアンテナ、
本形態ではアンテナX1による電磁波の受信強度が最も
高くなる方向に埋設物探知器1を向ける。このとき、ア
ンテナX1は、埋設管3に対して受信姿勢8の姿勢にあ
り、埋設管3は、アンテナX1の中心を通る地表面に垂
直な一直線と交差する位置にあることを推定することが
でき、さらに各アンテナY1,Y2は、埋設管3に対し
て受信姿勢6の姿勢にあり、埋設管3の軸線L3は、Y
軸と平行に延びている。さらに、アンテナX2が、アン
テナX1と同様に、最も高い受信強度で、埋設管3から
の電磁波を受信しているときには、埋設管3は、アンテ
ナX2の中心を通る地表面に垂直な一直線と交差してい
ることを推測することができる。
【0030】このように推測される埋設管3の延在方向
に沿って、アンテナX1からアンテナX2に向かう方向
を移動方向Sとして、埋設物探知器1を地表面に沿って
移動させながら地中を探査する。この探査中において、
埋設管3が、推測される延在方向に延びる部分3aだけ
である場合には、各アンテナX1,X2による受信強度
は、最も高い値を示し、各アンテナY1,Y2;Zによ
る受信強度は、0である。各アンテナX1,X2;Y
1,Y2;Zがこのような受信強度を示しているときに
は、受信手段2によって、埋設管3が推測される延在方
向に延びる部分3aだけであることを特定することがで
きる。
【0031】図6は埋設管3の形状と各アンテナX1,
X2;Y1,Y2による受信強度との関係の一例を説明
するための図であり、埋設管3を探知したときの各アン
テナX1,X2;Y1,Y2による受信強度の推移の一
例を示す図である。図7は、埋設管3の推測される延在
方向に延びる部分3aに、埋設物探知器1の移動方向S
上流側で電源4が接続され、電圧が印加されている場合
を示し、その横軸は移動方向Sに関する埋設管3に対す
る埋設物探知器1の位置を示し、縦軸は、各アンテナX
1,X2;Y1,Y2の受信強度を示す。これら図6お
よび図7を参照して、埋設管3と各アンテナX1,X
2;Y1,Y2をXY平面に投影した2次元的な位置関
係を、各受信アンテナX1,X2;Y1,Y2の受信強
度から特定する判断基準を説明する。
【0032】図6(1)に示すように、埋設管3が、推
測される延在方向に延びる部分3aと、この部分3aの
移動方向S下流側の端部から移動方向Sに対して右側に
垂直に屈曲して延びる部分3bとを有するL字状である
場合に、推測される延在方向に延びる部分3aに沿って
埋設物探知器1を用いて探査したときの各アンテナX
1,X2;Y1,Y2の受信強度は、図7(1)に示す
ような推移をたどる。埋設物探知器1を、アンテナX
1,X2が埋設管3の部分3aに対して受信姿勢8を採
るように向け、埋設管3の部分3aの埋設位置を特定し
ながら、移動方向Sに探査を進行する。
【0033】このとき埋設管3の部分3aの移動方向S
上流側で印加された電圧による電流は、移動方向S下流
側になるにつれて減少するので、移動方向下流側に進行
するにつれて各アンテナX1,X2による受信強度は、
一定の減少率で減少する。またアンテナX2は、アンテ
ナX1よりも移動方向下流側に位置するので、アンテナ
X2の受信強度は、アンテナX1の受信強度よりも低
い。各アンテナX1,X2が、屈曲位置20よりも移動
方向下流側に位置すると、移動方向Sに進行するにつれ
て、各アンテナX1,X2の受信強度は、屈曲位置20
よりも移動方向上流側に位置するときの減少率よりも高
い減少率で減少する。
【0034】また埋設物探知器1を用いて前述のように
探査するとき、埋設物探知器が埋設管3の屈曲位置20
に近づくと、各アンテナY1,Y2は、埋設管3の部分
3bに近付き、埋設管3の部分3bからの電磁波を受信
し始め、それぞれの受信強度は、屈曲位置20に近づく
につれて一定の割合で増加する。埋設物探知器1が埋設
管3の屈曲位置20を越えると、各アンテナY1,Y2
は、埋設管3の部分3bから遠ざかり、それぞれの受信
強度は、屈曲位置20から遠ざかるにつれて一定の割合
で減少する。このとき埋設管3の部分3bは、移動方向
Sに対して右側に位置しているので、アンテナY2の受
信強度は、アンテナY1の受信強度よりも高くなる。
【0035】埋設物探知器1を用いて地中を探査し、各
アンテナX1,X2;Y1,Y2の受信強度がこのよう
な推移をたどるとき、埋設管3は、移動方向Sに対して
右側に屈曲するL字状であることが探知され、埋設位置
を特定することができる。このとき屈曲位置20は、ア
ンテナX1の受信強度の減少率が大きくなる位置36と
アンテナX2の受信強度の減少率が大きくなる位置37
との間の中心位置であり、この位置は、各アンテナY
1,Y2の受信強度が最も高くなる位置である。
【0036】図8を参照して、アンテナY2の受信強度
の変化から屈曲位置20を特定する手順を述べると、埋
設物探知器1が埋設管3の屈曲位置20から遠い位置3
0にあるときには、アンテナY2が埋設管3の部分3b
から遠い位置にあり、電磁波を受信せず、受信強度は0
である。このような位置30から埋設物探知器1が埋設
管3の屈曲位置20に近づくにつれて、アンテナY2が
埋設管3の部分3bに近付き徐々に受信強度が増加し始
める。埋設物探知器1は、アンテナY2の移動方向下流
側の部分が埋設管3の部分3bに重なる位置31を経
て、アンテナY1の中心位置が埋設管3の部分3bに重
なる位置、すなわちアンテナY2が埋設管3の部分3b
に対して受信姿勢8となる位置32に到達し、この位置
32においてアンテナY2の受信強度は最も高くなる。
さらに埋設物探知器1は、アンテナY2の移動方向上流
側の部分が埋設管3の部分3bに重なる位置33へと移
動し、この埋設物探知器1の移動に伴って、アンテナY
2の受信強度が減少していく。
【0037】埋設物探知器1の移動距離は、車輪17の
回転数から算出され、これに基づいて、埋設物探知器1
が所定の距離移動する毎に、その測定地点におけるアン
テナY2の受信強度を、処理手段15内のメモリに記録
する。新たな測定地点におけるアンテナY2の受信強度
と、その1つ前の測定地点におけるアンテナY2の受信
強度とを比較し、新たなアンテナY2の受信強度が1つ
前の受信強度よりも減少したとき、1つ前の記録を受信
した埋設物探知器1の位置、すなわち測定地点が、アン
テナY2の受信強度が最も高くなる位置であり、このと
きの埋設物探知器1の位置、正確には、XY平面に投影
したとき、各アンテナX1,X2を通る直線と、各アン
テナY1,Y2を通る直線との交点と一致する位置が、
埋設管3の屈曲位置20である。
【0038】また埋設管3が部分3bに代えて、図6
(1)に仮想線で示す部分3cを有する場合、すなわち
埋設管3が、推測される延在方向に延びる部分3aと、
この部分3aの移動方向S下流側の端部から移動方向S
に対して左側に垂直に屈曲して延びる部分3cとを有す
るL字状である場合に、推測される延在方向に延びる部
分3aに沿って埋設物探知器1を用いて探査したときの
各アンテナX1,X2;Y1,Y2の受信強度は、図7
(2)に示すような推移をたどる。埋設物探知器1を、
アンテナX1,X2が埋設管3の部分3aに対して受信
姿勢8を採るように向け、埋設管3の部分3aの埋設位
置を特定しながら、移動方向Sに探査を進行する。この
とき埋設管3の部分3aの移動方向S上流側で印加され
た電圧による電流は、移動方向S下流側になるにつれて
減少するので、移動方向下流側に進行するにつれて各ア
ンテナX1,X2による受信強度は、一定の減少率で減
少する。またアンテナX2は、アンテナX1よりも移動
方向下流側に位置するので、アンテナX2の受信強度
は、アンテナX1の受信強度よりも低い。各アンテナX
1,X2が、屈曲位置20よりも移動方向下流側に位置
すると、移動方向Sに進行するにつれて、各アンテナX
1,X2の受信強度は、屈曲位置20から移動方向上流
側に位置するときの減少率よりも高い減少率で減少す
る。
【0039】また埋設物探知器1を用いて前述のように
探査するとき、埋設物探知器が埋設管3の屈曲位置20
に近づくと、各アンテナY1,Y2は、埋設管3の部分
3cに近付き、埋設管3の部分3cからの電磁波を受信
し始め、それぞれの受信強度は、屈曲位置20に近づく
につれて一定の割合で増加する。このとき埋設管3の部
分3cが移動方向Sに対して左側に位置しているので、
アンテナY2の受信強度は、アンテナY1の受信強度よ
りも低くなる。埋設物探知器1が埋設管3の屈曲位置2
0を越えると、各アンテナY1,Y2は、埋設管3の部
分3cから遠ざかり、それぞれの受信強度は、屈曲位置
20から遠ざかるにつれて一定の割合で減少する。この
とき埋設管3の部分3cは、移動方向Sに対して左側に
位置しているので、アンテナY1の受信強度は、アンテ
ナY2の受信強度よりも高くなる。
【0040】埋設物探知器1を用いて探査し、各アンテ
ナX1,X2;Y1,Y2の受信強度がこのような推移
をたどるとき、埋設管3は、移動方向Sに対して左側に
屈曲するL字状であることが探知され、埋設位置を特定
することができる。このとき屈曲位置20は、アンテナ
X1の受信強度の減少率が大きくなる位置36とアンテ
ナX2の受信強度の減少率が大きくなる位置37との間
の中心位置であり、この位置は、各アンテナY1,Y2
の受信強度が最も高くなる位置である。この位置の特定
は、図8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同様に
して特定することができる。
【0041】図6(2)に示すように、埋設管3が、推
測される延在方向に延びる部分3aと、この部分3aの
中途部から移動方向Sに対して右側に垂直に分岐して延
びる部分3bとを有するT字状である場合に、推測され
る延在方向に延びる部分3aに沿って埋設物探知器1を
用いて探査したときの各アンテナX1,X2;Y1,Y
2の受信強度は、図7(3)に示すような推移をたど
る。埋設物探知器1を、アンテナX1,X2が埋設管3
の部分3aに対して受信姿勢8を採るように向け、埋設
管3の部分3aの埋設位置を特定しながら、移動方向S
に探査を進行する。このとき埋設管3の部分3aの移動
方向S上流側で印加された電圧による電流は、移動方向
S下流側になるにつれて減少するので、移動方向下流側
に進行するにつれて各アンテナX1,X2による受信強
度は、一定の減少率で減少する。またアンテナX2は、
アンテナX1よりも移動方向下流側に位置するので、ア
ンテナX2の受信強度は、アンテナX1の受信強度より
も低い。埋設管3の電流は、分岐位置21において分岐
されるので、推測される延在方向に延びる部分3aの電
流は、分岐位置21に関して移動方向上流側と移動方向
下流側とで大きく異なり、分岐位置21付近の受信強度
の減少率は、残余の部位での減少率よりも大きくなる。
【0042】また埋設物探知器1を用いて前述のように
探査するとき、埋設物探知器が埋設管3の分岐位置21
に近づくと、各アンテナY1,Y2は、埋設管3の部分
3bに近付き、埋設管3の部分3bからの電磁波を受信
し始め、それぞれの受信強度は、分岐位置21に近づく
につれて一定の割合で増加する。埋設物探知器1が埋設
管3の分岐位置21を越えると、各アンテナY1,Y2
は、埋設管3の部分3bから遠ざかり、それぞれの受信
強度は、分岐位置21から遠ざかるにつれて一定の割合
で減少する。このとき埋設管3の部分3bは、移動方向
Sに対して右側に位置しているので、アンテナY2の受
信強度は、アンテナY1の受信強度よりも高くなる。
【0043】埋設物探知器1を用いて探査し、各アンテ
ナX1,X2;Y1,Y2の受信強度がこのような推移
をたどるとき、埋設管3は、移動方向Sに対して右側に
分岐するT字状であることが探知され、埋設位置を特定
することができる。このとき分岐位置21は、各アンテ
ナX1,X2の受信強度の減少率が大きくなる領域の中
心位置であり、この位置は、各アンテナY1,Y2の受
信強度が最も高くなる位置である。この位置の特定は、
図8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同様にして
特定することができる。
【0044】また埋設管3が部分3bに代えて、図6
(2)に仮想線で示す部分3cを有する場合、すなわち
埋設管3が、推測される延在方向に延びる部分3aと、
この部分3aの中途部から移動方向Sに対して左側に垂
直に分岐して延びる部分3cとを有するT字状である場
合に、推測される延在方向に延びる部分3aに沿って埋
設物探知器1を用いて探査したときの各アンテナX1,
X2;Y1,Y2の受信強度は、図7(4)に示すよう
な推移をたどる。埋設物探知器1を、アンテナX1,X
2が埋設管3の部分3aに対して受信姿勢8を採るよう
に向け、埋設管3の部分3aの埋設位置を特定しなが
ら、移動方向Sに探査を進行する。このとき埋設管3の
部分3aの移動方向S上流側で印加された電圧による電
流は、移動方向S下流側になるにつれて減少するので、
移動方向下流側に進行するにつれて各アンテナX1,X
2による受信強度は、一定の減少率で減少する。またア
ンテナX2は、アンテナX1よりも移動方向下流側に位
置するので、アンテナX2の受信強度は、アンテナX1
の受信強度よりも低い。埋設管3の電流は、分岐位置2
1において分岐されるので、推測される延在方向に延び
る部分3aの電流は、分岐位置21に関して移動方向上
流側と移動方向下流側とで大きく異なり、分岐位置21
付近の受信強度の減少率は、残余の部位での減少率より
も大きくなる。
【0045】また埋設物探知器1を用いて前述のように
探査するとき、埋設物探知器1が埋設管3の分岐位置2
1に近づくと、各アンテナY1,Y2は、埋設管3の部
分3cに近付き、埋設管3の部分3cからの電磁波を受
信し始め、それぞれの受信強度は、分岐位置21に近づ
くにつれて一定の割合で増加する。埋設物探知器1が埋
設管3の分岐位置21を越えると、各アンテナY1,Y
2は、埋設管3の部分3cから遠ざかり、それぞれの受
信強度は、分岐位置21から遠ざかるにつれて一定の割
合で減少する。このとき埋設管3の部分3cは、移動方
向Sに対して左側に位置しているので、アンテナY1の
受信強度は、アンテナY2の受信強度よりも高くなる。
【0046】埋設物探知器1を用いて探査し、各アンテ
ナX1,X2;Y1,Y2の受信強度がこのような推移
をたどるとき、埋設管3は、移動方向Sに対して左側に
分岐するT字状であることが探知され、埋設位置を特定
することができる。このとき分岐位置21は、各アンテ
ナX1,X2の受信強度の減少率が大きくなる領域の中
心位置であり、この位置は、各アンテナY1,Y2の受
信強度が最も高くなる位置である。この位置の特定は、
図8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同様にして
特定することができる。
【0047】図6(3)に示すように、埋設管3が、推
測される延在方向に延びる部分3aと、この部分3aの
移動方向下流側の端部から移動方向Sに対して左右両側
に垂直に分岐し、かつ一直線状に連なって延びる部分3
b,3cとを有するT字状である場合に、推測される延
在方向に延びる部分3aに沿って埋設物探知器1を用い
て探査したときの各アンテナX1,X2;Y1,Y2の
受信強度は、図7(5)に示すような推移をたどる。埋
設物探知器1を、アンテナX1,X2が埋設管3の部分
3aに対して受信姿勢8を採るように向け、埋設管3の
部分3aの埋設位置を特定しながら、移動方向Sに探査
を進行する。このとき埋設管3の部分3aの移動方向S
上流側で印加された電圧による電流は、移動方向S下流
側になるにつれて減少するので、移動方向下流側に進行
するにつれて各アンテナX1,X2による受信強度は、
一定の減少率減少する。またアンテナX2は、アンテナ
X1よりも移動方向下流側に位置するので、アンテナX
2の受信強度は、アンテナX1の受信強度よりも低い。
各アンテナX1,X2が分岐位置21よりも移動方向下
流側に位置すると、移動方向Sに進行するにつれて、各
アンテナの受信強度は、分岐位置21よりも移動方向上
流側に位置するときの減少率よりも高い減少率で減少す
る。
【0048】また埋設物探知器1を用いて前述のように
探査するとき、埋設物探知器が埋設管3の分岐位置21
に近づくと、各アンテナY1,Y2は、埋設管3の各部
分3b,3cに近付き、埋設管3の各部分3b,3cか
らの電磁波を受信し始め、それぞれの受信強度は、分岐
位置21に近づくにつれて一定の割合で増加する。埋設
物探知器1が埋設管3の分岐位置21を越えると、各ア
ンテナY1,Y2は、埋設管3の各部分3b,3cから
遠ざかり、それぞれの受信強度は、分岐位置21から遠
ざかるにつれて一定の割合で減少する。このとき埋設管
3は、左右両側に各部分3b,3cの両側に位置してい
るので、各アンテナY1,Y2の受信強度は等しくな
る。
【0049】埋設物探知器1を用いて探査し、各アンテ
ナX1,X2;Y1,Y2の受信強度がこのような推移
をたどるとき、埋設管3は、移動方向Sに対して左右両
側に分岐するT字状であることが探知され、埋設位置を
特定することができる。このとき分岐位置21は、アン
テナX1の受信強度の減少率が大きくなる位置36とア
ンテナX2の受信強度の減少率が大きくなる位置37と
の中心位置であり、この位置は、各アンテナY1,Y2
の受信強度が最も高くなる位置である。この位置の特定
は、図8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同様に
して特定することができる。
【0050】図6(4)に示すように埋設管3が、推測
される延在方向に延びる部分3aだけを有し、その端末
22が存在する場合に、推測される延在方向に延びる部
分3aに沿って埋設物探知器1を用いて探査したときの
各アンテナX1,X2;Y1,Y2の受信強度は、図7
(6)に示すような推移をたどる。埋設物探知器1を、
アンテナX1,X2が埋設管3の部分3aに対して受信
姿勢8を採るように向け、埋設管3の部分3aの埋設位
置を特定しながら、移動方向Sに探査を進行する。この
とき埋設管3の部分3aの移動方向S上流側で印加され
た電圧による電流は、移動方向S下流側になるにつれて
減少するので、移動方向下流側に進行するにつれて各ア
ンテナX1,X2による受信強度は、一定の減少率減少
する。またアンテナX2は、アンテナX1よりも移動方
向下流側に位置するので、アンテナX2の受信強度は、
アンテナX1の受信強度よりも低い。各アンテナX1,
X2が端末22よりも移動方向下流側に位置すると、移
動方向Sに進行するにつれて、各アンテナの受信強度
は、端末22よりも移動方向上流側に位置するときの減
少率よりも高い減少率で減少する。
【0051】また埋設物探知器1を用いて前述のように
探査するとき、各アンテナY1,Y2は、埋設管3が各
アンテナY1,Y2とねじれの位置となる部分を有して
いないので、各アンテナY1,Y2の受信強度は、埋設
物探知器1の位置に拘わらず0である。
【0052】埋設物探知器1によって地中を探査し、各
アンテナX1,X2;Y1,Y2の受信強度がこのよう
な推移をたどるとき、埋設管3が端末22を有している
ことが探知され、埋設位置を特定することができる。こ
のとき端末22は、アンテナX1の受信強度の減少率が
大きくなる位置36とアンテナX2の受信強度の減少率
が大きくなる位置37との中心位置である。この位置の
特定は、図8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同
様にして特定される。つまり新たな測定地点における受
信強度と、その1つ前の測定地点における受信強度とを
比較し、各アンテナX1,X2の受信強度の減少率が大
きくなる位置36,37を特定して、その中心位置を特
定することができる。
【0053】このように埋設管3の形状に対応して、受
信手段2の各アンテナX1,X2;Y1,Y2の受信強
度が異なるので、埋設物探知器1を探査して埋設管3の
位置を特定するときに、埋設管3が推測される延在方向
に延びる部分3aと、延在方向とは異なる方向に延びる
部分3b,3cを有するときに、延在方向と異なる方向
に延びる部分3b,3cから放射される電磁波を、前記
1つのアンテナであるアンテナX1以外の残余のアンテ
ナのうち少なくとも1つのアンテナ、本形態ではアンテ
ナY1,Y2によって受信して、前記延在方向と異なる
方向に延びる部分3b,3cを探知することができる。
したがって埋設管3が推測される延在方向とは異なる方
向に延びる部分3b,3cを有する場合であっても、こ
の部分3b,3cを探知漏れすることなく、確実に探知
することができる。
【0054】また相互に直交するX方向およびY方向の
指向特性を有するアンテナX1,X2;Y1,Y2をそ
れぞれ備えており、埋設管3が存在すると推測される仮
想平面、本形態では地表面と、XY平面とが平行とな
り、かつ2つのアンテナのうちいずれか一方のアンテナ
であるアンテナX1による電磁波の受信強度が最も高く
なる方向に埋設物探知器1を向ける。この状態で、埋設
物探知器1を用いて地中を探査することによって、埋設
管3が推測される延在方向に対して直交する方向に延び
る部分3b,3cを有する場合、たとえば図6(1)〜
図6(3)に示すような埋設管3がT字状またはL字状
を成す場合に、このような埋設物を迅速かつ容易に探知
することができる。
【0055】また同一方向の指向特性を有する少なくと
も2つのアンテナ、X方向の指向特性を有する2つのア
ンテナX1,X2、およびY方向の指向特性を有する2
つのアンテナY1,Y2をそれぞれ備える。これによっ
て埋設管3および各アンテナX1,X2;Y1,Y2を
XY平面に投影したときに、図6(4)に示すように、
各アンテナX1,X2間に、埋設管3の端部である端末
22が位置するとき、2つのアンテナのうちいずれか一
方、ここではアンテナX1は電磁波を高い受信強度で受
信し、いずれか他方、ここではアンテナX2は電磁波を
アンテナX1の受信強度を大きく下回る低い受信強度で
受信する。これによって埋設管3の端末22を確実に探
知することができる。また推測される延在方向とは異な
る方向に延びる部分3a,3bについても同様であっ
て、図6(1)および図6(2)に示すように、各アン
テナX1,X2間に、部分3aの端部が位置するとき、
2つのアンテナのうちいずれか一方、ここではアンテナ
X1は電磁波を高い受信強度で受信し、いずれか他方、
ここではアンテナX2は電磁波をアンテナX1の受信強
度を大きく下回る低い受信強度で受信し、また各アンテ
ナY1,Y2間に、部分3b(または部分3c)の端部
が位置するとき、2つのアンテナのうちいずれか一方、
ここではアンテナY2(またはアンテナY1)は電磁波
を高い受信強度で受信し、いずれか他方、ここではアン
テナY1(またはアンテナY2)は電磁波を受信アンテ
ナY2(またはアンテナY1)の受信強度を大きく下回
る受信強度で受信する。したがって埋設管3の端末2
2、屈曲位置20、および分岐位置21を確実に特定す
ることができる。
【0056】図9は、埋設物探知器1を用いて埋設管3
の埋設深さHを測定する手順を説明するための図であ
る。前記仮想平面と平行とされる地表面と、前記XY平
面とが平行となり、かつX方向およびY方向の指向特性
を有するアンテナうちいずれか1つ、本形態ではアンテ
ナX2による電磁波の受信強度が最も高くなり、さらに
Z方向の指向特性を有するアンテナZが受信する受信強
度が0となる状態に埋設物探知器1を向ける。この状態
から埋設物探知器1を埋設物の延在方向と直交する移動
方向SにXY平面に平行に移動させ、アンテナX2によ
る電磁波の受信強度が最も高くなり、かつアンテナZに
よる電磁波の受信強度が0となる第1位置40と、アン
テナXとアンテナZとの電磁波の受信強度が等しくなる
第2位置41とを特定する。
【0057】第1位置40は、埋設管3からXY平面に
垂直に向かう方向にあり、第2位置41は、第1位置か
らXY平面に平行に移動した位置であり、第1位置40
および埋設管3を結ぶ方向と、第1および第2位置4
0,41を結ぶ方向とは、直交している。さらに第2位
置41は、埋設管3からXY平面に対して角度θ=45
°を成す方向にある。これによって埋設管3、第1位置
40および第2位置41は、埋設管3および第2位置4
1を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の頂点にそ
れぞれ存在する。したがって第1および第2位置40,
41間の距離Dは、第1位置40から埋設管3までの距
離Hと等しくなり、第1および第2位置40,41間の
距離Dを測定することによって、埋設管3の埋設深さH
を求めることができる。第1および第2位置40,41
間の距離Dは、車輪17の回転数から求めることができ
る。第1位置40から第2位置41に向かって埋設物探
知器1を移動させると、各アンテナX2,Zの受信強度
は、図10に示すよな推移をたどる。各アンテナX2,
Zによる受信強度が一致した位置が第2位置41であ
る。
【0058】図11は本発明の実施の他の形態の埋設物
探知器1Aが備える受信手段2Aの主要な構成を示す正
面図であり、図12は図11の上側から見た受信手段2
Aの主要部分の平面図である。埋設物探知器1Aは、図
1〜図10に示す上述の形態の埋設物探知器1と類似の
構成を有しており、埋設物探知器1と異なる構成を有す
る部分についてだけ説明し、同様の構成を有する部分
は、埋設物探知器1と同一の参照符号を付して説明を省
略する。本形態の埋設物探知器1Aの受信手段2Aは、
上述の形態の2つのアンテナY1,Y2に代えて、1つ
のアンテナYAを有している。このアンテナYAは、上
述のアンテナY1,Y2と同様に、バーアンテナであっ
て、Y軸に平行な軸線Lyaを有し、Y方向の指向特性
を有している。アンテナYAは、軸線Lyaを各アンテ
ナX1,X2の中心を通る直線と一致させて、アンテナ
X2よりの位置に設けられている。
【0059】図13は、図6に示すような形状の埋設管
3を探知したときの各アンテナX1,X2;YAによる
受信強度の推移の一例を示す図である。図13は、埋設
管3の推測される延在方向に延びる部分3aの移動方向
S上流側で電圧が印加されている場合を示し、その横軸
は移動方向Sに関する埋設管3に対する埋設物探知器1
Aの位置を示し、縦軸は、各アンテナX1,X2;YA
の受信強度を示す。
【0060】図6(1)および図6(2)に示すよう
に、埋設管3が、推測される延在方向に延びる部分3a
と、この部分3aの移動方向Sの端部から移動方向Sに
対して左右いずれか一方の側にに垂直に屈曲して延びる
部分3bまたは部分3cとを有するL字状である場合
に、推測される延在方向に延びる部分3aに沿って埋設
物探知器1を用いて探査したときの各アンテナX1,X
2;YAの受信強度は、図13(1)に示すような推移
をたどる。埋設物探知器1Aを、アンテナX1,X2が
埋設管3の部分3aに対して受信姿勢8を採るように向
け、埋設管3の部分3aの埋設位置を特定しながら、移
動方向Sに探査を進行する。このとき埋設管3の部分3
aの移動方向S上流側で印加された電圧による電流は、
移動方向S下流側になるにつれて減少するので、移動方
向下流側に進行するにつれて各アンテナX1,X2によ
る受信強度は、一定の減少率で減少する。またアンテナ
X2は、アンテナX1よりも移動方向下流側に位置する
ので、アンテナX2の受信強度は、アンテナX1の受信
強度よりも低い。各アンテナX1,X2が、屈曲位置2
0よりも移動方向下流側に位置すると、移動方向Sに進
行するにつれて、各アンテナX1,X2の受信強度は、
屈曲位置20から移動方向上流側に位置するときの減少
率よりも高い減少率で減少する。
【0061】また埋設物探知器1Aを用いて前述のよう
に探査するとき、埋設物探知器1Aが埋設管3の屈曲位
置20に近づくと、各アンテナYAは、埋設管3の部分
3bに近付き、埋設管3の部分3bからの電磁波を受信
し始め、その受信強度は、屈曲位置20に近づくにつれ
て一定の割合で増加する。埋設物探知器1Aが埋設管3
の屈曲位置20を越えると、アンテナYAは、埋設管3
の部分3bから遠ざかり、その受信強度は、屈曲位置2
0に遠ざかるにつれて一定の割合で減少する。このとき
アンテナYAは、XY平面に投影したとき、埋設管3の
部分3aと一致する位置にあるので、埋設管3が部分3
bを有する場合と、部分3cを有する場合とにおいて、
アンテナYAの受信強度は、同一の受信強度となる。
【0062】埋設物探知器1Aを用いて地中を探査し、
各アンテナX1,X2;Y1,Y2の受信強度がこのよ
うな推移をたどるとき、埋設管3は、移動方向Sに対し
て左右いずれか一方側に屈曲するL字状であることが探
知され、埋設位置を特定することができる。このとき屈
曲位置20は、アンテナX1の受信強度の減少率が大き
くなる位置36とアンテナX2の受信強度の減少率が大
きくなる位置37との間の中心位置であり、この位置
は、各アンテナYAの受信強度が最も高くなる位置であ
る。また埋設管3が分岐していないので、屈曲位置20
において、アンテナYAによる受信強度は、アンテナX
2による受信強度よりも高くなる。この位置の特定は、
図8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同様にして
特定することができる。
【0063】図6(2)に示すように、埋設管3が、推
測される延在方向に延びる部分3aと、この部分3aの
中途部から移動方向Sに対して左右いずかれか一方の側
に垂直に分岐して延びる部分3bまたは部分3cとを有
するT字状である場合に、推測される延在方向に延びる
部分3aに沿って埋設物探知器1Aを用いて探査したと
きの各アンテナX1,X2;YAの受信強度は、図13
(2)に示すような推移をたどる。埋設物探知器1A
を、アンテナX1,X2が埋設管3の部分3aに対して
受信姿勢8を採るように向け、埋設管3の部分3aの埋
設位置を特定しながら、移動方向Sに探査を進行する。
このとき埋設管3の部分3aの移動方向S上流側で印加
された電圧による電流は、移動方向S下流側になるにつ
れて減少するので、移動方向下流側に進行するにつれて
各アンテナX1,X2による受信強度は、一定の減少率
で減少する。またアンテナX2は、アンテナX1よりも
移動方向下流側に位置するので、アンテナX2の受信強
度は、アンテナX1の受信強度よりも低い。埋設管3の
電流は、分岐位置21において分岐されるので、推測さ
れる延在方向に延びる部分3aの電流は、分岐位置21
に関して移動方向上流側と移動方向下流側とで大きく異
なり、分岐位置21付近の受信強度の減少率は、残余の
部位での減少率よりも大きくなる。
【0064】また埋設物探知器1Aを用いて前述のよう
に探査するとき、埋設物探知器1Aが埋設管3の分岐位
置21に近づくと、アンテナYAは、埋設管3の部分3
bまたは部分3cに近付き、埋設管3の部分3bまたは
3cからの電磁波を受信し始め、その受信強度は、分岐
位置21に近づくにつれて一定の割合で増加する。埋設
物探知器1Aが埋設管3の分岐位置21を越えると、各
アンテナYAは、埋設管3の部分3bまたは部分3cか
ら遠ざかり、その受信強度は、分岐位置21から遠ざか
るにつれて一定の割合で減少する。このときアンテナY
Aは、XY平面に投影したとき、埋設管3の部分3aと
一致する位置にあるので、埋設管3が部分3bを有する
場合と、部分3cを有する場合のいずれの場合とにおい
て、アンテナYAの受信強度は、同一の受信強度とな
る。
【0065】埋設物探知器1Aを用いて地中を探査し、
各アンテナX1,X2;YAの受信強度がこのような推
移をたどるとき、埋設管3は、移動方向Sに対して左右
いずれか一方側に分岐するT字状であることが探知さ
れ、埋設位置を特定する。このとき分岐位置21は、各
アンテナX1,X2の受信強度の減少率が大きくなる領
域の中心位置であり、この位置は、アンテナYAの受信
強度が最も高くなる位置である。この位置の特定は、図
8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同様にして特
定することができる。
【0066】図6(3)に示すように、埋設管3が、推
測される延在方向に延びる部分3aと、この部分3aの
移動方向下流側の端部から移動方向Sに対して左右両側
に垂直に分岐し、かつ一直線状に連なって延びる部分3
b,3cとを有するT字状である場合に、推測される延
在方向に延びる部分3aに沿って埋設物探知器1Aを用
いて探査したときの各アンテナX1,X2;YAの受信
強度は、図13(3)に示すような推移をたどる。埋設
物探知器1Aを、アンテナX1,X2が埋設管3の部分
3aに対して受信姿勢8を採るように向け、埋設管3の
部分3aの埋設位置を特定しながら、移動方向Sに探査
が進行する。このとき埋設管3の部分3aの移動方向S
上流側で印加された電圧による電流は、移動方向S下流
側になるにつれて減少するので、移動方向下流側に進行
するにつれて各アンテナX1,X2による受信強度は、
一定の減少率で減少する。またアンテナX2は、アンテ
ナX1よりも移動方向下流側に位置するので、アンテナ
X2の受信強度は、アンテナX1の受信強度よりも低
い。各アンテナX1,X2が分岐位置21よりも移動方
向下流側に位置すると、移動方向Sに進行するにつれ
て、各アンテナの受信強度は、分岐位置21よりも移動
方向上流側に位置するときの減少率よりも高い減少率で
減少する。
【0067】また埋設物探知器1Aを用いて前述のよう
に探査するとき、埋設物探知器1Aが埋設管3の分岐位
置21に近づくと、アンテナYAは、埋設管3の各部分
3b,3cに近付き、埋設管3の各部分3b,3cから
の電磁波を受信し始め、その受信強度は、分岐位置21
に近づくにつれて一定の割合で増加する。埋設物探知器
1が埋設管3の分岐位置21を越えると、アンテナYA
は、埋設管3の各部分3b,3cから遠ざかり、その受
信強度は、分岐位置21から遠ざかるにつれて一定の割
合で減少する。このとき埋設管3は、各部分3b,3c
が部分3aの左右両側に位置しているので、電流は各部
分3b,3cに分割して流れるので、部分3aよりも大
きく減少する。したがって分岐位置21において、アン
テナYAによる受信強度は、アンテナX2による受信強
度よりも低くなる。
【0068】埋設物探知器1Aを用いて探査し、各アン
テナX1,X2;YAの受信強度がこのような推移をた
どるとき、埋設管3は、移動方向Sに対して左右両側に
分岐するT字状であることが探知され、埋設位置を特定
することができる。このとき分岐位置21は、アンテナ
X1の受信強度の減少率が大きくなる位置36とアンテ
ナX2の受信強度の減少率が大きくなる位置37との中
心位置であり、この位置は、アンテナYAの受信強度が
最も高くなる位置である。この位置の特定は、図8に示
した右側に屈曲するL字状の場合と同様にして特定する
ことができる。
【0069】図6(4)に示すように埋設管3が、推測
される延在方向に延びる部分3aだけを有し、端末22
が存在する場合に、推測される延在方向に延びる部分3
aに沿って埋設物探知器1Aを用いて探査したときの各
アンテナX1,X2;YAの受信強度は、図13(4)
に示すような推移をたどる。埋設物探知器1Aを、アン
テナX1,X2が埋設管3の部分3aに対して受信姿勢
8を採るように向け、埋設管3の部分3aの埋設位置を
特定しながら、移動方向Sに探査を進行する。このとき
埋設管3の部分3aの移動方向S上流側で印加された電
圧による電流は、移動方向S下流側になるにつれて減少
するので、移動方向下流側に進行するにつれて各アンテ
ナX1,X2による受信強度は、一定の減少率で減少す
る。またアンテナX2は、アンテナX1よりも移動方向
下流側に位置するので、アンテナX2の受信強度は、ア
ンテナX1の受信強度よりも低い。各アンテナX1,X
2が端末22よりも移動方向下流側に位置すると、移動
方向Sに進行するにつれて、各アンテナの受信強度は、
端末22よりも移動方向上流側に位置するときの減少率
よりも高い減少率で減少する。
【0070】また埋設物探知器1Aが前述のように探査
されるとき、アンテナYAは、埋設管3がアンテナYA
とねじれの位置となる部分を有していないので、アンテ
ナYAの受信強度は、埋設物探知器1Aの位置に拘わら
ず0である。
【0071】埋設物探知器1Aを用いて探査し、各アン
テナX1,X2;YAの受信強度がこのような推移をた
どるとき、埋設管3が端末22を有していることが探知
され、埋設位置を特定することができる。このとき端末
22は、アンテナX1の受信強度の減少率が大きくなる
位置36とアンテナX2の受信強度の減少率が大きくな
る位置37との中心位置である。この位置の特定は、図
8に示した右側に屈曲するL字状の場合と同様にして特
定することができる。つまり新たな測定地点における受
信強度と、1つ前の測定地点における受信強度とを比較
し、各アンテナX1,X2の受信強度の減少率が大きく
なる位置36,37を特定して、その中心位置を特定す
ることができる。
【0072】このように埋設物探知器1Aは、埋設管3
の形状に対応して、受信手段の各アンテナX1,X2;
YAの受信強度が異なるので、埋設物探知器1Aを探査
して埋設管3の位置を特定するときに、埋設管3が推測
される延在方向に延びる部分3aと、延在方向とは異な
る方向に延びる部分3b,3cを有するときに、延在方
向と異なる方向に延びる部分3b,3cから放射される
電磁波を、前記1つのアンテナであるアンテナX1以外
の残余のアンテナのうち少なくとも1つのアンテナYA
によって受信して、前記延在方向と異なる方向に延びる
部分3b,3cを探知することができる。したがって埋
設管3が推測される延在方向とは異なる方向に延びる部
分3b,3cを有する場合であっても、この部分3b,
3cを探知漏れすることなく、確実に探知することがで
きる。また埋設管3の埋設深さは、埋設物探知器1と同
様の手順によって測定することができる。
【0073】本発明の実施の他の形態として、上述の各
形態において、各アンテナX1,X2;Y1,Y2;Z
のうちいずれか1つ、または各アンテナX1,X2;Y
A;Zのうちいずれか1つのアンテナは、指向特性の方
向を任意に変更することができる構成であってもよい。
また上述の各形態において、受信手段2,2Aは、各ア
ンテナX1,X2;Y1,Y2;Zに加えて、または各
アンテナX1,X2;YA;Zに加えて、指向特性の方
向を任意に変更することができるアンテナを備えるよう
にしてもよい。
【0074】このように構成することによって、埋設管
3の延在方向と異なる方向に延びる部分が探知されたと
きに、この指向特性の方向を任意に変更することができ
るアンテナの指向特性の方向を変更操作し、その延在方
向とは異なる方向に延びる部分からの電磁波の受信強度
が最も高くなる指向特性の方向を特定することによっ
て、この延在方向とは異なる方向に延びる部分の延びる
方向を推測することができる。また推測される埋設管3
の延在方向に探査して埋設管3の埋設位置を特定するに
あたって、前記延在方向に対して所定の角度を成して延
びる部分が存在することが予め予測される場合には、そ
の部分からの電磁波の受信強度が最も高くなる方向に指
向特性を変更した後に探査することによって、その異な
る方向に延びる部分を確実に探知することができる。埋
設管3が延在方向に対して直行する方向以外の方向に延
びる部分を有する場合、たとえばY字状である場合、直
角以外の方向に屈曲または湾曲する場合などに、確実
に、迅速かつ容易に埋設位置を特定することができる。
【0075】また本発明の実施の他の形態として、埋設
管3に電流を生じさせるために、埋設管3に直接電源を
接続するのではなく、埋設物探知器1,1Aに送信器を
内蔵して埋設管3に向けて電磁波を送信し、電磁誘導に
よって電流を生じさせるようにしてもよい。このような
場合には、埋設管3が接続部で、ゴムなどの電気絶縁性
材料から成るパッキンなどを利用して接続され、この接
続部で電流が遮断される構成である場合にも、埋設物探
知器1,1Aからの電磁波によって埋設管3に電流を生
じさせることができるので、埋設管3を確実に探知する
ことができる。この電磁誘導を利用する場合には、ガス
管などの探査も可能である。また据置き形式の送信器を
用いるようにしてもよい。
【0076】また上述の埋設物探知器1,1Aの構成に
限られることはなく、たの構成に変更することが可能で
あって、たとえば各アンテナの数および配置位置を変更
することが可能であることは言うまでもなく、またアン
テナとして、ループアンテナなどのこの形式のアンテナ
を用いるようにしてもよい。一例を挙げると、図1に仮
想線で示すようにアンテナZを各アンテナX1,X2間
であり、かつ各アンテナY1,Y2間の位置50に配置
してもよく、上述の形態と同様に埋設物である埋設管3
を探知することができる。また他の例を挙げると、Z方
向の指向特性を有するアンテナをX軸方向に間隔をあけ
て2つ備える構成としてもよく、このような場合には、
図9を参照して説明したような深度測定を一度行うだけ
でZ方向の2つのアンテナの受信強度からその位置にお
ける埋設管3の地表面に対する傾斜方向を求めることも
可能になる。
【0077】さらに、埋設物探知器1,1Aは、ガス管
などの他の埋設管、ロケーティングワイヤなどの埋設物
を探知するために用いてもよく、また地中に限らず、建
築物中などの他の隠蔽場所に埋設される埋設物を探知す
るために用いてもよい。このような場合でも、埋設物が
導体から成る場合には、同様に探知が可能である。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、隠蔽場所
の埋設物を探知するための埋設物探知器は、指向特性の
方向が相互に異なる複数の受信アンテナを有している。
埋設物には、たとえば電源が直接接続されて直接的に、
または電磁誘導によって間接的に電流が発生され、この
電流によって埋設物から電磁波が放射される。この電磁
波を各受信アンテナは受信することができる。各受信ア
ンテナは、相互に異なる方向に指向特性をそれぞれ有し
ており、埋設物からの電磁波を受信するとき、各受信ア
ンテナが受信する電磁波の受信強度は、各受信アンテナ
の指向特性の方向に依存して異なる。このような受信手
段を備える埋設物探知器を用いて、地中および建築物中
などの隠蔽場所を探査することによって、金属製の管お
よびロケーティングワイヤなどの埋設物を探知すること
ができる。このとき各受信アンテナが相互に異なる方向
に指向特性を有しているので、埋設物と埋設物探知器と
の位置関係によって埋設物を探知することができない不
具合を防止することができる。
【0079】測定地点における埋設物の存在を推定した
状態で、各受信アンテナのうちの任意の1つの受信アン
テナによる電磁波の受信強度が最も高くなる方向に埋設
物探知器を向けて、埋設物の延在方向を推測することが
できる。この状態で、推測される埋設物の延在方向に沿
って埋設物探知器を移動させながら地中を探査して、埋
設物の埋設位置を特定することができる。埋設物探知器
は、前述のような複数の受信アンテナを有しているの
で、このように埋設物探知器を移動させながら地中を探
査して埋設物の位置を特定するときに、埋設物が推測さ
れる延在方向に延びる部分と、延在方向とは異なる方向
に延びる部分とを有する場合にも、延在方向と異なる方
向に延びる部分から放射される電磁波を、埋設物探知器
の向きを変えることなく前記1つの受信アンテナ以外の
残余の受信アンテナのうち少なくとも1つの受信アンテ
ナによって受信して、前記延在方向と異なる方向に延び
る部分を探知することができる。したがって埋設物が推
測される延在方向とは異なる方向に延びる部分を有する
場合であっても、この延在方向と異なる方向に延びる部
分を探知漏れすることなく、確実にかつ容易に探知する
ことができる。
【0080】また本発明によれば、相互に直交するX方
向およびY方向の指向特性を有する受信アンテナをそれ
ぞれ備えている。埋設物が存在すると推測される仮想平
面、たとえば地表面などの隠蔽場所の表面に平行な仮想
平面と、X方向およびY方向を含むXY平面とが平行と
なり、かつ2つの受信アンテナのうちいずれか一方の受
信アンテナ、たとえばX方向(またはY方向)の指向特
性を有する受信アンテナによる電磁波の受信強度が最も
高くなる方向に埋設物探知器を向ける。この状態で、埋
設物探知器を用いて地中を探査することによって、埋設
物が推測される延在方向に対して直交する方向に延びる
部分を有する場合、たとえば埋設物がT字状またはL字
状を成す場合に、このような埋設物を迅速かつ容易に探
知することができる。
【0081】また本発明によれば、X方向およびY方向
とそれぞれ直交するZ方向の指向特性を有する受信アン
テナを備えている。埋設物が存在すると推測される前記
仮想平面と、前記XY平面とが平行となり、かつX方向
およびY方向のうちいずれか一方、たとえばX方向(ま
たはY方向)の指向特性を有する受信アンテナによる電
磁波の受信強度が最も高くなり、さらにZ方向の指向特
性を有する受信アンテナが受信する埋設物からの受信強
度が0となる方向に埋設物探知器を向ける。この状態か
ら埋設物探知器を埋設物の延在方向と直交する方向にX
Y平面に平行に移動させ、いずれか一方の受信アンテナ
による電磁波の受信強度が最も高くなり、かつZ方向の
指向特性を有する受信アンテナによる電磁波の受信強度
が0となる第1位置と、前記いずれか一方の受信アンテ
ナとZ方向の指向特性を有する受信アンテナとの電磁波
の受信強度が等しくなる第2位置とを特定する。
【0082】第1位置は、埋設物からXY平面に垂直に
向かう方向にあり、第2位置は、第1位置からXY平面
に平行に移動した位置であり、第1位置および埋設物を
結ぶ方向と、第1および第2位置を結ぶ方向とは、直交
している。さらに第2位置は、埋設物からXY平面に対
して角度45°を成す方向にある。これによって埋設
物、第1位置および第2位置は、埋設物および第2位置
を結ぶ線分を斜辺とする直角二等辺三角形の頂点にそれ
ぞれ存在する。したがって第1位置から埋設物までの距
離は、第1および第2位置間の距離と等しくなり、第1
および第2位置間の距離を測定することによって、埋設
物の埋設深さを特定することができる。
【0083】また本発明によれば、同一方向の指向特性
を有する少なくとも2つの受信アンテナを備える。これ
ら2つの受信アンテナ間から、これら2つの受信アンテ
ナを含む仮想平面に対して直交する方向に埋設物の端部
が位置するとき、これら2つの受信アンテナによる受信
強度の間には、大きな差が生じる。これによって埋設物
の端部を確実に探知することができる。このような埋設
物の端部の探知は、推測される延在方向とは異なる方向
に延びる部分についても同様である。これによって、こ
れら2つの受信アンテナを、推測される延在方向に延び
る部分からの電磁波を受信できる状態に埋設物探知器を
配置したときには、この部分の端部を特定し、またこの
延在方向とは異なる方向に延びる部分からの電磁波を受
信できる状態に埋設物探知器を配置したときには、この
部分の端部を特性することができる。したがって、埋設
物の端部、屈曲位置、および分岐位置を確実に特定する
ことができる。
【0084】特に請求項2記載の発明の構成において、
X方向およびY方向のうちいずれかの方向の指向特性を
有する受信アンテナを少なくとも2つ備えることによっ
て、埋設物がT字状およびL字状であるときに、埋設物
の埋設位置を特定しやすい。さらにX方向およびY方向
の両方向に指向特性を有する各受信アンテナを少なくと
も2つずつ備える構成とすることによって、埋設物がT
字状およびL字状であるときに、埋設物の埋設位置を確
実かつ容易に特定することができる。
【0085】さらに本発明によれば、指向特性の方向を
任意に変更することができる受信アンテナを備えてい
る。前記推測される埋設物の延在方向に埋設物探知器を
移動させながら地中を探査して埋設物の埋設位置を特定
するにあたって、前記推測される埋設物の延在方向と異
なる方向に延びる部分が探知されたときに、この指向特
性の方向を任意に変更することができる受信アンテナの
指向特性の方向を変更操作し、前記異なる方向に延びる
部分からの電磁波の受信強度が最も高くなる指向特性の
方向を特定することによって、この異なる方向に延びる
部分の延びる方向を推測することができる。また前記推
測される埋設物の延在方向に延びる部分の埋設位置を特
定するにあたって、前記延在方向に対して所定の角度を
成して延びる部分が存在することが予め予測される場合
には、その部分からの電磁波の受信強度が最も高くなる
方向に指向特性を変更した後に埋設物探知器を移動させ
ながら地中を探査することによって、その異なる方向に
延びる部分を確実に探知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の埋設物探知器1が備え
る受信手段2の主要な構成を示す正面図である。
【図2】図1の上側から見た受信手段2の主要な構成を
示す平面図である。
【図3】埋設物探知器1を示す斜視図である。
【図4】バーアンテナの指向特性を説明するための図で
ある。
【図5】バーアンテナの指向特性を説明するための図で
ある。
【図6】埋設管3の形状と各アンテナX1,X2;Y
1,Y2の受信強度との関係の一例を説明するための図
である。
【図7】埋設管3を探知したときの各アンテナX1,X
2;Y1,Y2の受信強度の推移の一例を示す図であ
る。
【図8】埋設管3の屈曲位置20を特定する手順を説明
するための図である。
【図9】埋設管3の埋設深さを特定する手順を説明する
ための図である。
【図10】埋設管3の埋設深さを特定する探査をしたと
きの各アンテナX2,Zの受信強度の推移の一例を示す
図である。
【図11】本発明の実施の他の形態の埋設物探知器1A
の受信手段2Aの主要な構成を示す正面図である。
【図12】図11の上側から見た埋設物探知器1Aの受
信手段2Aの主要な構成を示す平面図である。
【図13】図6に示すような形状の埋設管3を探知した
ときの各アンテナX1,X2;YAによる受信強度の推
移の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,1A 埋設物探知器 2,2A 受信手段 3 ガス管 15 処理手段 16 表示手段 X1,X2;Y1,Y2;Z;YA 受信アンテナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隠蔽場所に埋設される埋設物に電流を生
    じさせ、この電流によって埋設物から放射される電磁波
    を受信アンテナによって受信して埋設物を探知する埋設
    物探知器において、 相互に異なる方向に指向特性をそれぞれ有する複数の受
    信アンテナを備えることを特徴とする埋設物探知器。
  2. 【請求項2】 前記複数の受信アンテナのうち少なくと
    も2つは、指向特性が相互に直交するX方向およびY方
    向にそれぞれ選ばれることを特徴とする請求項1記載の
    埋設物探知器。
  3. 【請求項3】 前記複数の受信アンテナのうち少なくと
    も1つは、指向特性が前記X方向およびY方向とそれぞ
    れ直交するZ方向に選ばれることを特徴とする請求項2
    記載の埋設物探知器。
  4. 【請求項4】 前記複数の受信アンテナのうち少なくと
    も2つは、指向特性が同一方向に選ばれることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の埋設物探知器。
  5. 【請求項5】 前記複数の受信アンテナのうち少なくと
    も1つは、指向特性の方向を任意に変更することができ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の埋
    設物探知器。
JP9317495A 1997-11-18 1997-11-18 埋設物探知器 Pending JPH11153674A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT6120U3 (de) * 2003-01-15 2004-01-26 Seidel Elektronik Gmbh Suchgerät, insbesonders zur ortung verschütteter personen in lawinen, sowie verfahren zum betreiben eines suchgerätes
US7081744B2 (en) 2003-09-22 2006-07-25 Ntt Infrastructure Network Corporation Cable location continuously determining apparatus, cable location continuously determining method, and cable location continuously determining program
JP2008275395A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 位置姿勢検出システム及びその検出方法並びに位置姿勢検出装置
JP2024031424A (ja) * 2022-08-26 2024-03-07 東京瓦斯株式会社 漏洩位置推定装置、漏洩位置推定方法

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