JPH11154756A - 電子部品、その製造方法、および静電容量型センサ - Google Patents

電子部品、その製造方法、および静電容量型センサ

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JPH11154756A
JPH11154756A JP33814697A JP33814697A JPH11154756A JP H11154756 A JPH11154756 A JP H11154756A JP 33814697 A JP33814697 A JP 33814697A JP 33814697 A JP33814697 A JP 33814697A JP H11154756 A JPH11154756 A JP H11154756A
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JP
Japan
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fixed electrode
conductive film
electronic component
pattern
film
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JP33814697A
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Masahiro Sato
正博 佐藤
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサチップ形成後の固定電極引出しパター
ンと導体膜の電気的ショートの発生を抑制し、良品率の
高い、電子部品、その製造方法、および、静電容量型セ
ンサを提供する。 【解決手段】 ガラス基板20上に絶縁膜25と導体膜
24とを交互に積層してなる電子部品であって、導体膜
および絶縁膜形成のためのマスキングパターンの端部
に、導体膜および絶縁膜の端部に設けるテーパ部の捕角
となる角度の(逆)テーパを付けて、導体膜の端部にテ
ーパ部を設ける電子部品および静電容量型センサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜を用いた積層
構造を有する電子部品とその製造方法、および、静電容
量型センサに関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜を用いた積層構造を有する電子部品
としては、薄膜フィルタ、薄膜インダクタ、薄膜キャパ
シタ、あるいは、静電容量型センサ等がある。静電容量
型センサである静電容量型圧力センサ(圧力センサ)を
例として、本発明に係わる従来の技術を説明する。
【0003】従来の圧力センサを図3に示す。図3
(a)は、キャップをはずして内部を露出させて示した
圧力センサの斜視図であり、図3(b)は圧力センサの
断面図である。
【0004】また、図4は、図3に示す圧力センサのセ
ンサチップの構造を示す図で、図4(a)はセンサチッ
プの分解斜視図であり、図4(b)、図4(c)は、そ
れぞれ図4(a)のA−A断面図、B−B断面図、図4
(d)は図4(b)のD部を拡大した説明図である。
【0005】圧力センサのセンサチップは、図4(a)
に示すように、シリコン基板10上に、圧力に応じて変
形する可動電極として機能するダイアフラム部11が形
成され、絶縁基板であるガラス基板20上には固定電極
21が形成されている。シリコン基板10とガラス基板
20とは、固定電極21と可動電極であるダイアフラム
部11とが対向するように、その一部において、温度3
50℃から450℃で陽極接合されており、これによっ
てダイアフラム部11の下側には、キャビティー部12
[図3(b)]が形成される。
【0006】シリコン基板10とガラス基板20よりな
るセンサチップ30には、固定電極引出し用横穴13が
設けられ、横穴13を通じて、リフトオフ法、またはエ
ッチング法により形成された固定電極21が、固定電極
と同じ方法で同時に形成された固定電極引出しパターン
22を介してキャビティー部12の外に、電気的に引き
出される。ダイアフラム部11は、シリコン基板10を
経てガラス基板20上に設けられた可動電極パット23
に圧着され、キャビティー部12の外に、電気的に取り
出される[図4(a)]。
【0007】さらに、ダイアフラム部11と固定電極2
1の周辺部より回り込む被検出圧力によって変化する寄
生容量、及び固定電極引出しパターン22等により発生
する被検出圧力によって変化しない寄生容量を抑制する
ために、図4(a)に示すように、固定電極21の周辺
部、固定電極引出しパターン22、及び固定電極引出し
パターン22を覆うように、導体膜24が設けられてい
る。
【0008】また、図4(b)、図4(c)に示すよう
に、固定電極引出しパターン22と導体膜24を電気的
に絶縁するめ、固定電極引出しパターン22と導体膜2
4の間と、固定電極21上及び導体膜24の下部全面
に、絶縁膜25が形成されている。
【0009】そして、図3に示すように、センサチップ
30は、ベース部材としての台座40上に接着される。
台座40には、リード端子44、45、46が設けられ
ており、リード端子44,45,46と、ガラス基板2
0上の固定電極21(固定電極21は固定電極パターン
22を介して)、可動電極パット23、及び導体膜24
とは、リードワイヤー33,34,35によって電気的
に接続されている。
【0010】ガラス基板20および台座40のそれぞれ
に、大気圧導入孔31,43が形成されており、これら
二つの大気圧導入孔31,43はつながっている。キャ
ビティー部12とセンサチップ外部のキャップ内領域4
7とを隔離するため、固定電極引出し用横穴13は、封
止剤32によって封止される。そして、台座40と被測
定圧力導入孔42を設けたカバー部材としてのキャップ
41とは、ハーメチックシールによってシールされ、圧
力センサが完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力センサを例
として説明した静電容量型センサのように、絶縁基板
(ガラス基板)上の電極パターンである固定電極と固定
電極引出しパターンを通常のリフトオフ法またはエッチ
ング法にて形成する、いわゆる、メタル電極構造の場
合、図4(d)に示すように、固定電極、および固定電
極引出しパターン22の断面のエッジ部がガラス基板2
0の平面に対し垂直に近くなり、あるいは、ばりが形成
され、その上に、絶縁膜25を形成すると、固定電極、
および固定電極引出しパターン22の端部で絶縁膜25
による被覆が不完全な箇所が発生することがある。
【0012】そのために、固定電極引出しパターン、あ
るいは固定電極と導電膜間で電気的ショートが発生する
ことがある。前記電気的ショートは、各膜の積層後のシ
リコン基板と絶縁基板の陽極接合時の熱印加工程でより
多く発生し、圧力センサの機能を損ない、センサチップ
の良品率を低くするという欠点があった。
【0013】そこで、本発明の課題は、電気的ショート
の発生がなく、すなわち信頼性が高く、また、製造工程
における良品率の高い電子部品、その製造方法、および
静電容量型センサを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁基板上に
絶縁膜と導体膜とを交互に積層してなる電子部品であっ
て、導体膜の端部にテーパ部を有する電子部品である。
【0015】また、本発明は、導体膜および絶縁膜形成
のためのマスキングパターンの端部に、導体膜および絶
縁膜の端部に設けるテーパ部の捕角となる角度の(逆)
テーパを付けて、導体膜の端部にテーパ部を有する上記
の電子部品の製造方法である。
【0016】さらに、本発明は、シリコン基板に形成さ
れる可動電極と、絶縁基板上に形成され、固定電極引出
しパターにより電気的に外部に引き出される固定電極を
有し、前記固定電極と、前記固定電極引出しパターンが
絶縁膜を介して寄生容量の発生を抑制する導体膜で覆わ
れていて、前記固定電極と、前記可動電極を対向させて
構成する静電容量型センサであって、前記固定電極と、
前記固定電極引出しパターンの端部にテーパ部を有する
静電容量型センサである。
【0017】
【発明の実施の形態】薄膜を用いた積層構造を有する電
子部品(薄膜フィルタ、薄膜インダクタ、薄膜キャパシ
タ、あるいは、静電容量型センサ等)のうち、静電容量
型センサである静電容量型圧力センサ(圧力センサ)を
例として、本発明の実施の形態を、図を用いて説明す
る。
【0018】本発明の圧力センサの構成については、従
来の技術と同様の内容なので、説明を省略し、本発明の
ポイントとなるセンサチップについてのみ説明する。
【0019】図1は、本発明の圧力センサのセンサチッ
プの構造を示す図で、図1(a)は、分解斜視図であ
り、図1(b)、図1(c)は、それぞれ図1(a)の
A−A断面図,B−Bの断面図で、図1(d)は、図1
(b)のD部を拡大した説明図である。
【0020】図1(a)に示すように、センサチップの
シリコン基板10には、ダイアフラム部11が形成さ
れ、絶縁基板であるガラス基板20上には固定電極21
と、固定電極引出しパターン22と、可動電極パッド2
3が形成されている。
【0021】そして、図1(b)、図1(c)、図1
(d)に示すように、固定電極引出しパターン22上に
は絶縁膜25と導体膜24が積層されており、固定電極
引出しパターン22の端部にはテーパ部を設けている。
これにより、固定電極引出しパターン22の端部は、確
実に絶縁膜25によって、絶縁被覆されている。
【0022】図2に、ガラス基板上への固定電極引出し
パターン22(または固定電極21)の作製工程を示
す。図2は、リフトオフ法を用いて固定電極21、固定
電極引出しパターン22を形成する方法を示したもので
ある。ガラス基板20上にフォトレジスト26により固
定電極21、および固定電極引出しパターン22形成用
のパターンをパターニングした。
【0023】その際、図2(a)に示すように、画像反
転対応ポジ型フォトレジストを用い、露光量、現像時間
を制御して、マスキングパターンであるフォトレジスト
パターン26の端部に、導体膜および絶縁膜の端部に設
けるテーパ部の捕角となる角度の(逆)テーパを付け
た。
【0024】次に、固定電極21、固定電極引出しパタ
ーン22をスパッタまたは蒸着により成膜した[図2
(b)]。次に、前記レジストを除去して、固定電極2
1、固定電極引出しパターン22を形成した[図2
(c)]。前述の工程において、レジストの断面形状
を、逆テーパ状にすることにより、固定電極21、およ
び固定電極引出しパターン22の端部には、ばりの無い
テーパ部を設けた。
【0025】上記のようにして得られた本発明の静電容
量型センサは、電気的ショートの発生がなく、すなわち
信頼性が高く、また、製造工程における良品率も大幅に
向上した(97%)。
【0026】また、本発明によって、薄膜を用いた積層
構造を有する電子部品である薄膜フィルタ、薄膜インダ
クタ、および、薄膜キャパシタを製造したところ、同様
の効果が得られた。また、静電容量型センサである静電
容量型加速度センサに、本発明を用いても、その効果は
原理的に、変わらない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、電気的ショートの発生
がなく、良品率の高い電子部品、その製造方法、および
静電容量型センサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力センサのセンサチップの構造を示
す図で、図1(a)は、分解斜視図、図1(b)、図1
(c)は、それぞれ図1(a)のA−A断面図,B−B
の断面図で、図1(d)は、図1(b)のD部を拡大し
た説明図。
【図2】ガラス基板上への固定電極引出しパターン(固
定電極)の作製工程を示す説明図。図2(a)、図2
(b)、図2(c)は工程順を示す。
【図3】圧力センサを示す図で、図3(a)は圧力セン
サの斜視図であり、図3(b)は圧力センサの断面図。
【図4】圧力センサのセンサチップの構造を示す図で、
図4(a)はセンサチップの分解斜視図であり、図4
(b)、図4(c)は、それぞれ図4(a)のA−A断
面図、B−B断面図、図4(d)は、図4(b)のD部
を拡大した説明図。
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 ダイアフラム部(可動電極) 12 キャビティー部 13 (固定電極引出し用)横穴 20 ガラス基板 21 固定電極 22 固定電極引出しパターン 23 可動電極パット 24 導体膜 25 絶縁膜 26 (リフトオフ用)フォトレジストパターン 30 センサチップ 31 大気圧導入孔 32 封止剤 33,34,35 リードワイヤー 40 台座 41 キャップ 42 被測定圧導入孔 43 大気圧導入孔 44,45,46 リード端子 47 ギャップ内領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に絶縁膜と導体膜とを交互に
    積層してなる電子部品であって、導体膜の端部にテーパ
    部を有することを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】 導体膜および絶縁膜形成のためのマスキ
    ングパターンの端部に、導体膜および絶縁膜の端部に設
    けるテーパ部の捕角となる角度のテーパを付けて、導体
    膜の端部にテーパ部を有することを特徴とする請求項1
    記載の電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 シリコン基板に形成される可動電極と、
    絶縁基板上に形成され、固定電極引出しパターンにより
    電気的に外部に引き出される固定電極を有し、前記固定
    電極と、前記固定電極引出しパターンが絶縁膜を介して
    寄生容量の発生を抑制する導体膜で覆われていて、前記
    固定電極と、前記可動電極を対向させて構成する静電容
    量型センサであって、前記固定電極と、前記固定電極引
    出しパターンの端部にテーパ部を有することを特徴とす
    る静電容量型センサ。
JP33814697A 1997-11-20 1997-11-20 電子部品、その製造方法、および静電容量型センサ Pending JPH11154756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013098250A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Keihin Corp 電子部品の実装構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013098250A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Keihin Corp 電子部品の実装構造

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