JPH1115528A - 移動ロボット - Google Patents
移動ロボットInfo
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- JPH1115528A JPH1115528A JP9163060A JP16306097A JPH1115528A JP H1115528 A JPH1115528 A JP H1115528A JP 9163060 A JP9163060 A JP 9163060A JP 16306097 A JP16306097 A JP 16306097A JP H1115528 A JPH1115528 A JP H1115528A
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- JP
- Japan
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- speed
- sensor
- information
- robot
- route
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自律走行における経路計画の簡略化や、実際の
走行時におけるロボット・人間の協調遠隔操作の簡略化
を可能にする移動ロボットを提供すること。 【解決手段】自己位置の情報を検出するセンサ手段1
と、このセンサ手段の検出情報を所定間隔で取得して自
己位置の情報を求める処理をするセンサ処理手段5と、
予め設定された経路情報に従って辿るべき経路の基準と
なる情報を発生する手段4と、この発生した基準情報と
上記センサ処理手段の求めた情報をもとに制御値を発生
する手段14とを備え、上記制御値対応に駆動されて移動
可能な移動ロボットにおいて、所望とする速度設定を指
令する設定器7を備え、また、上記センサ処理手段は、
上記設定器にて設定された速度対応に処理時間を変更す
る構成とすることを特徴とする。
走行時におけるロボット・人間の協調遠隔操作の簡略化
を可能にする移動ロボットを提供すること。 【解決手段】自己位置の情報を検出するセンサ手段1
と、このセンサ手段の検出情報を所定間隔で取得して自
己位置の情報を求める処理をするセンサ処理手段5と、
予め設定された経路情報に従って辿るべき経路の基準と
なる情報を発生する手段4と、この発生した基準情報と
上記センサ処理手段の求めた情報をもとに制御値を発生
する手段14とを備え、上記制御値対応に駆動されて移動
可能な移動ロボットにおいて、所望とする速度設定を指
令する設定器7を備え、また、上記センサ処理手段は、
上記設定器にて設定された速度対応に処理時間を変更す
る構成とすることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間と協調した移
動走行を可能にする移動ロボットに関する。
動走行を可能にする移動ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】人間にとって過酷な環境下、あるいは、
危険な環境下で、人間の代わりに作業を行わせるための
作業ロボットの開発が広く進められている。しかしなが
ら、ロボットに完全な自律的動作を求めるには、技術的
に未完成な部分も多々あることから、現状では無理であ
る。そこで、ロボットと人間が持つそれぞれの得意な作
業領域を分担させて相互に補完し合いつつ、必要な作業
をこなすようにするシステムの研究開発がなされてい
る。
危険な環境下で、人間の代わりに作業を行わせるための
作業ロボットの開発が広く進められている。しかしなが
ら、ロボットに完全な自律的動作を求めるには、技術的
に未完成な部分も多々あることから、現状では無理であ
る。そこで、ロボットと人間が持つそれぞれの得意な作
業領域を分担させて相互に補完し合いつつ、必要な作業
をこなすようにするシステムの研究開発がなされてい
る。
【0003】ここでは、人間と協調した移動走行の実現
に着目してみる。
に着目してみる。
【0004】人間と協調した移動走行を実現するロボッ
トの制御方式としては、ロボットが計算した移動経路
に、操作者がマスタアーム等の動きの操作器を使用しつ
つ、この操作器より与える経路補正分を、重ね合わせる
ようにした手法があり、良く知られている。
トの制御方式としては、ロボットが計算した移動経路
に、操作者がマスタアーム等の動きの操作器を使用しつ
つ、この操作器より与える経路補正分を、重ね合わせる
ようにした手法があり、良く知られている。
【0005】しかしながら、この手法は速度情報に基づ
いて移動ロボットと人間の協調制御を行う概念がなく、
操作者にとって使用しにくいシステムとなる。
いて移動ロボットと人間の協調制御を行う概念がなく、
操作者にとって使用しにくいシステムとなる。
【0006】また、別の手法として、(1)“論文:
『人間との共同作業を特徴とする遠隔操作ロボットシス
テム』佐藤他 電子技術総合研究所 ロボット学会誌V
ol.9、No.5、pp.602〜pp.613,1
991”に開示されている如きのものがあり、ここには
マニピュレータの人間協調システムで人間との協調方式
としてロボット言語レべルから動作レベルまで階層的な
協調の役割分担を行う手法が示されている。
『人間との共同作業を特徴とする遠隔操作ロボットシス
テム』佐藤他 電子技術総合研究所 ロボット学会誌V
ol.9、No.5、pp.602〜pp.613,1
991”に開示されている如きのものがあり、ここには
マニピュレータの人間協調システムで人間との協調方式
としてロボット言語レべルから動作レベルまで階層的な
協調の役割分担を行う手法が示されている。
【0007】この手法は、通常はロボット言語プログラ
ムで記述した作業手順に沿って、自律的に作業を実行し
ていくが、プログラム実行にあたっての情報不足を含む
不測事態の発生時に、ロボットがオペレータの指示を求
め、その指示に従って不測事態を回避し、その後はま
た、従来の作業手順に従って作業を実行していくシステ
ムとなっている。
ムで記述した作業手順に沿って、自律的に作業を実行し
ていくが、プログラム実行にあたっての情報不足を含む
不測事態の発生時に、ロボットがオペレータの指示を求
め、その指示に従って不測事態を回避し、その後はま
た、従来の作業手順に従って作業を実行していくシステ
ムとなっている。
【0008】そして、不測事態の回避に使用する動作レ
ベルの協調のための操作器のデータは、ロボットの動作
軌道にそのまま加えられて動く。
ベルの協調のための操作器のデータは、ロボットの動作
軌道にそのまま加えられて動く。
【0009】また、さらに別の手法として、(2)“ロ
ボット装置、特開昭60−214012号公報 東芝
(株)参照)”がある。そして、ここにはモノレール式
指令ロボットと床面走行式作業ロボット及び操作盤で構
成され、オペレータは操作盤から音声により指令を発
し、まずモノレール式指令ロボットにその音声指令が伝
わり、このモノレール式指令ロボットが床面走行式作業
ロボットにその音声指令を伝え、遠隔操作を行うシステ
ムが開示されている。
ボット装置、特開昭60−214012号公報 東芝
(株)参照)”がある。そして、ここにはモノレール式
指令ロボットと床面走行式作業ロボット及び操作盤で構
成され、オペレータは操作盤から音声により指令を発
し、まずモノレール式指令ロボットにその音声指令が伝
わり、このモノレール式指令ロボットが床面走行式作業
ロボットにその音声指令を伝え、遠隔操作を行うシステ
ムが開示されている。
【0010】また、別の手法として、(3)“自走式ロ
ボット;特開平07−28525号公報 東芝(株)参
照)”がある。そして、ここにはレール上の自走式ロボ
ットとレール上の間欠的な複数の位置認識板で構成さ
れ、ロボットの位置標定は、絶対原点を起点として(な
んらかの形で原点出しを実行)ロボット駆動軸にあるエ
ンコーダの値を加算していき、計測されるが、制御系電
源の停電やその他の不測事態により、ロボットの絶対位
置の情報を失ってしまった時、原点を再認識することな
く(原点出しを再度行うこと無く)上記の位置認識板に
て絶対位置を割り出すロボットの技術が開示されてい
る。
ボット;特開平07−28525号公報 東芝(株)参
照)”がある。そして、ここにはレール上の自走式ロボ
ットとレール上の間欠的な複数の位置認識板で構成さ
れ、ロボットの位置標定は、絶対原点を起点として(な
んらかの形で原点出しを実行)ロボット駆動軸にあるエ
ンコーダの値を加算していき、計測されるが、制御系電
源の停電やその他の不測事態により、ロボットの絶対位
置の情報を失ってしまった時、原点を再認識することな
く(原点出しを再度行うこと無く)上記の位置認識板に
て絶対位置を割り出すロボットの技術が開示されてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】移動ロボットのうち、
詳細な移動経路を規定しないビークルの場合、その自律
走行は、各種研究は成されているが、いずれも技術的に
は未熟である。そのため、情報不足などを含む不測事態
の発生時に自律的にこれに対処して正常な移動経路に自
然に復帰し、支障なく移動を継続するといった制御を、
簡易に実現できるようにすることが望まれるが、現状の
技術ではこのような自律走行を可能にする制御システム
の実用化にはほど遠い。
詳細な移動経路を規定しないビークルの場合、その自律
走行は、各種研究は成されているが、いずれも技術的に
は未熟である。そのため、情報不足などを含む不測事態
の発生時に自律的にこれに対処して正常な移動経路に自
然に復帰し、支障なく移動を継続するといった制御を、
簡易に実現できるようにすることが望まれるが、現状の
技術ではこのような自律走行を可能にする制御システム
の実用化にはほど遠い。
【0012】そこで、不測事態発生の際に、信頼性を以
てこれに対処できるようにする簡易的手法は、人間のオ
ペレータによるサポートを可能にするシステムとするこ
とである。そして、このようにするのが、現状では最も
現実的であり、そのためには、人間のオペレータによる
経路補完のためのアシスト機能を持たせればよい。
てこれに対処できるようにする簡易的手法は、人間のオ
ペレータによるサポートを可能にするシステムとするこ
とである。そして、このようにするのが、現状では最も
現実的であり、そのためには、人間のオペレータによる
経路補完のためのアシスト機能を持たせればよい。
【0013】このようなアシスト機能に利用できる協調
形態の従来技術としては、マニピュレーションにおける
協調方式がある。
形態の従来技術としては、マニピュレーションにおける
協調方式がある。
【0014】この考え方、方式を移動ロボットに適用す
ることは有効な手だてであると考えられるが、人間協調
によるアシスト機能の効果的な方式は、いろいろあると
考えられるが、本発明の目的とするところは、このアシ
スト機能による人間との協調機能を備えた移動ロボット
の実現にある。
ることは有効な手だてであると考えられるが、人間協調
によるアシスト機能の効果的な方式は、いろいろあると
考えられるが、本発明の目的とするところは、このアシ
スト機能による人間との協調機能を備えた移動ロボット
の実現にある。
【0015】より具体的には、自律走行における経路計
画の簡略化や、実際の走行時におけるロボット・人間の
協調遠隔操作の簡略化を図ることができるようにした移
動ロボットを提供することにある。
画の簡略化や、実際の走行時におけるロボット・人間の
協調遠隔操作の簡略化を図ることができるようにした移
動ロボットを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、自己位置
の情報を検出するセンサ手段と、このセンサ手段の検出
情報を所定間隔で取得して自己位置の情報を求める処理
をするセンサ処理手段と、予め設定された経路情報に従
って辿るべき経路の基準となる情報を発生する手段と、
この発生した基準情報と上記センサ処理手段の求めた情
報をもとに制御値を発生する手段とを備え、上記制御値
対応に駆動されて移動可能な移動ロボットにおいて、所
望とする速度設定を指令する設定器を備え、また、上記
センサ処理手段は、上記設定器にて設定された速度対応
に処理時間を変更する構成とすることを特徴とする。
め、本発明は次のように構成する。すなわち、自己位置
の情報を検出するセンサ手段と、このセンサ手段の検出
情報を所定間隔で取得して自己位置の情報を求める処理
をするセンサ処理手段と、予め設定された経路情報に従
って辿るべき経路の基準となる情報を発生する手段と、
この発生した基準情報と上記センサ処理手段の求めた情
報をもとに制御値を発生する手段とを備え、上記制御値
対応に駆動されて移動可能な移動ロボットにおいて、所
望とする速度設定を指令する設定器を備え、また、上記
センサ処理手段は、上記設定器にて設定された速度対応
に処理時間を変更する構成とすることを特徴とする。
【0017】さらには、上記センサ処理手段の処理時間
は上記設定された速度が速度の上限より低くなるにつれ
て長く設定され、処理に用いるセンサ手段の検出情報の
数を増大させるようにしたことを特徴とする。
は上記設定された速度が速度の上限より低くなるにつれ
て長く設定され、処理に用いるセンサ手段の検出情報の
数を増大させるようにしたことを特徴とする。
【0018】本発明は、センサ手段の処理部の処理時間
を、オペレータが操作する設定器による設定速度対応に
変化させるようにしたものである。
を、オペレータが操作する設定器による設定速度対応に
変化させるようにしたものである。
【0019】本システムはセンサ処理部の処理時間を、
オペレータが操作する設定器による設定速度対応に変化
させるようにしたものである。
オペレータが操作する設定器による設定速度対応に変化
させるようにしたものである。
【0020】本発明は、機械的駆動系の応答が一般に遅
れを持つことを利用し、駆動速度を遅くした方が移動駆
動機構の追従特性が良くなることを利用するものであ
り、自律走行中の不測事態に対して、オペレータはロボ
ットの非常停止で対応するが、この停止機能を段階的に
調整できる仕組みとして、ロボット走行の速度を高速か
らアナログ的に停止(一時停止と非常停止)に至るま
で、オペレータが自在に可変操作できる装置を設け、不
測の事態発生が予測される場合に、当該不測事態の発生
すると思われる地点にロボットが到達するまでの所要時
間をこの装置で調整し、走行しているロボット側はセン
サ処理に費やす演算時間を、この走行速度対応に段階的
に変化させるようにし、これによってこのロボット走行
速度に応じたセンサ処理による経路補正(ロボット走行
速度に応じてこの経路補正値の精度は異なる)の結果
を、計画経路(基本経路軌道)に重ね合わせて大きく外
れることなく計画経路を辿れるよう、自律的に制御でき
るようにしたことにより、簡易な構成でありながら、計
画経路の情報量を粗くしても、また、障害物が計画経路
上に侵入しても、経路逸脱による経路復帰不能や障害物
衝突などの不測事態を自律的に回避させることを可能に
した人間と移動ロボットの協調方式が得られる。
れを持つことを利用し、駆動速度を遅くした方が移動駆
動機構の追従特性が良くなることを利用するものであ
り、自律走行中の不測事態に対して、オペレータはロボ
ットの非常停止で対応するが、この停止機能を段階的に
調整できる仕組みとして、ロボット走行の速度を高速か
らアナログ的に停止(一時停止と非常停止)に至るま
で、オペレータが自在に可変操作できる装置を設け、不
測の事態発生が予測される場合に、当該不測事態の発生
すると思われる地点にロボットが到達するまでの所要時
間をこの装置で調整し、走行しているロボット側はセン
サ処理に費やす演算時間を、この走行速度対応に段階的
に変化させるようにし、これによってこのロボット走行
速度に応じたセンサ処理による経路補正(ロボット走行
速度に応じてこの経路補正値の精度は異なる)の結果
を、計画経路(基本経路軌道)に重ね合わせて大きく外
れることなく計画経路を辿れるよう、自律的に制御でき
るようにしたことにより、簡易な構成でありながら、計
画経路の情報量を粗くしても、また、障害物が計画経路
上に侵入しても、経路逸脱による経路復帰不能や障害物
衝突などの不測事態を自律的に回避させることを可能に
した人間と移動ロボットの協調方式が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば、車輪や脚等の
移動のための駆動機構1と、画像センサや距離センサで
構成されるセンサヘッド2と、走行のための運動制御部
3と経路計画部4とセンサ処理部5とマンマシン・イン
タフェース部6のソフトウェアおよび操作者のための操
作器7で構成されるコントローラを持ったビークル(移
動ロボット)を対象としている。そして、経路計画部4
の中にある移動のための地図情報を使い経路軌道生成部
で基本経路軌道を計算し、走行するが、センサヘッドで
取り込まれたセンサデータをセンサ処理部で処理して基
本経路軌道にフィードバックし、補正軌道データを生成
して自律性を高めた走行を実現する制御機能を有し、セ
ンサ処理部では、ビークルの速度に応じた予め定めた段
階的な処理時間でセンサ処理を行い、ビークルの走行環
境に応じて操作者が設定するビークル速度設定値(停止
も含む)の協調関係により速度に応じた環境に適合した
センサ処理データ、すなわち、補正軌道データに基づく
自律的走行経路を生成する機能を持たせて人と協調して
走行を実現できるようにするものである。
移動のための駆動機構1と、画像センサや距離センサで
構成されるセンサヘッド2と、走行のための運動制御部
3と経路計画部4とセンサ処理部5とマンマシン・イン
タフェース部6のソフトウェアおよび操作者のための操
作器7で構成されるコントローラを持ったビークル(移
動ロボット)を対象としている。そして、経路計画部4
の中にある移動のための地図情報を使い経路軌道生成部
で基本経路軌道を計算し、走行するが、センサヘッドで
取り込まれたセンサデータをセンサ処理部で処理して基
本経路軌道にフィードバックし、補正軌道データを生成
して自律性を高めた走行を実現する制御機能を有し、セ
ンサ処理部では、ビークルの速度に応じた予め定めた段
階的な処理時間でセンサ処理を行い、ビークルの走行環
境に応じて操作者が設定するビークル速度設定値(停止
も含む)の協調関係により速度に応じた環境に適合した
センサ処理データ、すなわち、補正軌道データに基づく
自律的走行経路を生成する機能を持たせて人と協調して
走行を実現できるようにするものである。
【0022】自律走行中の不測事態に対して、オペレー
タはロボットの非常停止で対応するが、この停止機能を
段階的に調整できる仕組みとして、ロボット走行の速度
を高速からアナログ的に停止(一時停止と非常停止)に
至るまで、オペレータが自在に可変できるような装置を
設け、不測事態の発生すると思われる地点にロボットが
到達するまでの時間を、この装置で調整し、走行してい
るロボット側はセンサ処理に費やす演算時間を、この走
行速度に応じて段階的に変化させ、このロボット走行速
度に応じたセンサ処理による経路補正(ロボット走行速
度に応じてこの経路補正値の精度は異なり、センサ処理
データ12に相当)の結果を、従来の計画した経路(基
本経路軌道10)に重ね合わせて不測事態を回避させる
人間と移動ロボットの協調方式であり、以下、図面を参
照して本発明の具体例を説明する。
タはロボットの非常停止で対応するが、この停止機能を
段階的に調整できる仕組みとして、ロボット走行の速度
を高速からアナログ的に停止(一時停止と非常停止)に
至るまで、オペレータが自在に可変できるような装置を
設け、不測事態の発生すると思われる地点にロボットが
到達するまでの時間を、この装置で調整し、走行してい
るロボット側はセンサ処理に費やす演算時間を、この走
行速度に応じて段階的に変化させ、このロボット走行速
度に応じたセンサ処理による経路補正(ロボット走行速
度に応じてこの経路補正値の精度は異なり、センサ処理
データ12に相当)の結果を、従来の計画した経路(基
本経路軌道10)に重ね合わせて不測事態を回避させる
人間と移動ロボットの協調方式であり、以下、図面を参
照して本発明の具体例を説明する。
【0023】図1は本発明システムの要部構成を示すブ
ロック図である。図中、1は移動駆動機構、2はセンサ
ヘッド、3は運動制御部、4は経路計画部、5はセンサ
処理部、6はマンマシンインタフェース、7は操作器、
8は地図情報、9は経路軌道生成部、10は基本経路軌
跡、11は運動指示指令、12はセンサ処理データ、1
3は補正軌道データ、14は補正器、100は移動ロボ
ットである。
ロック図である。図中、1は移動駆動機構、2はセンサ
ヘッド、3は運動制御部、4は経路計画部、5はセンサ
処理部、6はマンマシンインタフェース、7は操作器、
8は地図情報、9は経路軌道生成部、10は基本経路軌
跡、11は運動指示指令、12はセンサ処理データ、1
3は補正軌道データ、14は補正器、100は移動ロボ
ットである。
【0024】これらのうち、移動駆動機構1は、移動ロ
ボット100の移動走行のための機構であり、移動ロボ
ット100の車輪や脚を動かすためのモータ等のアクチ
ュエータ(駆動用のアンプやコントローラ上のソフトウ
ェアとのインタフェースハードウェアを含む)を含む。
また、作用説明の簡略化のため、回転式のモータにより
脚や腕の関節を駆動するものである場合に、関節速度ω
[rad/s]の設定値に相当する電圧指令の入力によ
り、当該モータは当該設定値対応の関節速度で動くよう
にしてあるものとする(以下、入力指令はωとする)。
ボット100の移動走行のための機構であり、移動ロボ
ット100の車輪や脚を動かすためのモータ等のアクチ
ュエータ(駆動用のアンプやコントローラ上のソフトウ
ェアとのインタフェースハードウェアを含む)を含む。
また、作用説明の簡略化のため、回転式のモータにより
脚や腕の関節を駆動するものである場合に、関節速度ω
[rad/s]の設定値に相当する電圧指令の入力によ
り、当該モータは当該設定値対応の関節速度で動くよう
にしてあるものとする(以下、入力指令はωとする)。
【0025】また、センサヘッド2は移動ロボット10
0に設けられた各種センサであり、例えば撮像素子など
による画像センサや、超音波測距,赤外線測距などによ
り距離を測定する距離センサ、方向センサ、走行距離を
検出する走行距離センサなどを指しており、また、操作
器7は、オペレータがシステムに指示を与えるためのも
のである。
0に設けられた各種センサであり、例えば撮像素子など
による画像センサや、超音波測距,赤外線測距などによ
り距離を測定する距離センサ、方向センサ、走行距離を
検出する走行距離センサなどを指しており、また、操作
器7は、オペレータがシステムに指示を与えるためのも
のである。
【0026】ここで、この具体例において操作器7は、
図2に示すように、回転式のダイアルを用いた所望の速
度に設定するための速度設定用ダイアル20と、非常停
止指令を与えるための非常停止ボタン23、運動方向を
指令するための運動の指示指令用ジョイスティック24
とを備え、回転式のダイアル20を操作することで、所
望の速度(最高速度から最低速度(速度零=停止)の範
囲内での所望の速度)を設定し、非常停止ボタン23で
非常停止を指令することができると共に、移動方向はジ
ョイスティック24を操作することで、スティックの倒
す方向に指示を出すことができる機能を備える。
図2に示すように、回転式のダイアルを用いた所望の速
度に設定するための速度設定用ダイアル20と、非常停
止指令を与えるための非常停止ボタン23、運動方向を
指令するための運動の指示指令用ジョイスティック24
とを備え、回転式のダイアル20を操作することで、所
望の速度(最高速度から最低速度(速度零=停止)の範
囲内での所望の速度)を設定し、非常停止ボタン23で
非常停止を指令することができると共に、移動方向はジ
ョイスティック24を操作することで、スティックの倒
す方向に指示を出すことができる機能を備える。
【0027】また、マンマシン・インタフェース部6
は、操作器7からの操作指示量や方向などの指示情報を
運動制御部3やセンサ処理部5に与えるためのインタフ
ェースであり、移動ロボット100の速度や方向を種々
に変化させるための指令値を、これらに伝えるためのも
のである。また、マンマシン・インタフェース部6は、
操作器7からの一時停止(速度=0)、非常停止の指令
を受けることにより、それに対応した指令を運動制御部
3やセンサ処理部5に与える機能も有する。
は、操作器7からの操作指示量や方向などの指示情報を
運動制御部3やセンサ処理部5に与えるためのインタフ
ェースであり、移動ロボット100の速度や方向を種々
に変化させるための指令値を、これらに伝えるためのも
のである。また、マンマシン・インタフェース部6は、
操作器7からの一時停止(速度=0)、非常停止の指令
を受けることにより、それに対応した指令を運動制御部
3やセンサ処理部5に与える機能も有する。
【0028】また、経路計画部4は外部から与えられた
経路計画情報に基づき、走行すべき経路の経路軌道情報
を出力するものであり、地図情報保持部8と経路軌道生
成部9とを備える。経路計画部4の地図情報保持部8
は、地図情報すなわち、オペレータが経路計画の段階で
作成して入力する、移動ロボット100の走行経路軌道
生成のもととなる各種データを保持するための手段であ
って、データの形式は問わないが、最も単純な形式のデ
ータとしては、一例をあげると地図中の図3に示す如き
の走行経路軌跡である位置関係32に相当する複数の特
徴点(x,y,θ)にて構成される形式の地図情報であ
り、例えば、このような地図情報を地図情報保持部8は
保持する。
経路計画情報に基づき、走行すべき経路の経路軌道情報
を出力するものであり、地図情報保持部8と経路軌道生
成部9とを備える。経路計画部4の地図情報保持部8
は、地図情報すなわち、オペレータが経路計画の段階で
作成して入力する、移動ロボット100の走行経路軌道
生成のもととなる各種データを保持するための手段であ
って、データの形式は問わないが、最も単純な形式のデ
ータとしては、一例をあげると地図中の図3に示す如き
の走行経路軌跡である位置関係32に相当する複数の特
徴点(x,y,θ)にて構成される形式の地図情報であ
り、例えば、このような地図情報を地図情報保持部8は
保持する。
【0029】また、経路計画部4の経路軌道生成部9
は、地図情報の複数の特徴点(x,y,θ)間をさらに
細かく刻んで連続した軌道を生成するためのものであ
り、目標位置情報としてその時々でのロボットのとるべ
き位置の基準値を与えるためのものであって、この経路
軌道生成部9の出力が経路計画部4の出力となる。経路
計画部4は、ロボットの速度対応に経路軌道生成部9で
の生成軌道データの出力更新のタイミングを変化させる
ようにしてあり、ロボットの走行速度が遅くなれば、そ
れ対応に出力更新が遅くなるようにしてある。
は、地図情報の複数の特徴点(x,y,θ)間をさらに
細かく刻んで連続した軌道を生成するためのものであ
り、目標位置情報としてその時々でのロボットのとるべ
き位置の基準値を与えるためのものであって、この経路
軌道生成部9の出力が経路計画部4の出力となる。経路
計画部4は、ロボットの速度対応に経路軌道生成部9で
の生成軌道データの出力更新のタイミングを変化させる
ようにしてあり、ロボットの走行速度が遅くなれば、そ
れ対応に出力更新が遅くなるようにしてある。
【0030】センサ処理部5は、センサヘッド2からの
センサデータを処理して、例えば、実際の移動量や位置
情報を求めるなどし、これをセンサ処理データ12とし
て出力する。
センサデータを処理して、例えば、実際の移動量や位置
情報を求めるなどし、これをセンサ処理データ12とし
て出力する。
【0031】また、補正器14は、目標値となる経路計
画部4からの基本経路軌跡10の情報に対して、実測値
であるセンサ処理部5からのセンサ処理データ12を加
味し、偏差分を求めるもので、基本経路軌跡に追従する
に必要な実際の制御量である補正軌道データ13を得る
ためのものであり、運動制御部3は、この補正軌道デー
タ13に基づき運動制御量を運動制御情報として出力す
ると共に、マンマシンインタフェース部6を介して与え
られる運動の指示指令(運動方向指令、非常停止指令、
一時停止指令、速度設定指令など)11があるときは、
この運動の指示指令に基づいた運動制御情報を発生して
移動駆動機構1に与えるものである。
画部4からの基本経路軌跡10の情報に対して、実測値
であるセンサ処理部5からのセンサ処理データ12を加
味し、偏差分を求めるもので、基本経路軌跡に追従する
に必要な実際の制御量である補正軌道データ13を得る
ためのものであり、運動制御部3は、この補正軌道デー
タ13に基づき運動制御量を運動制御情報として出力す
ると共に、マンマシンインタフェース部6を介して与え
られる運動の指示指令(運動方向指令、非常停止指令、
一時停止指令、速度設定指令など)11があるときは、
この運動の指示指令に基づいた運動制御情報を発生して
移動駆動機構1に与えるものである。
【0032】移動駆動機構1は、この運動制御情報に基
づいて駆動動作してロボットを駆動移動させるものであ
る。
づいて駆動動作してロボットを駆動移動させるものであ
る。
【0033】なお、図1の構成の本システムの要部は、
移動ロボット100の制御装置(制御計算機内部)の機
能として構成され、ソフトウエアで実現される。しか
し、ハードウエアで構成することも勿論、可能である。
移動ロボット100の制御装置(制御計算機内部)の機
能として構成され、ソフトウエアで実現される。しか
し、ハードウエアで構成することも勿論、可能である。
【0034】このような構成の本システムの動作の開始
は、システム電源を投入することで始まる。そして、シ
ステムが起動すると、ロボット100に既に与えられて
いる地図情報保持部8の地図情報から、経路計画部4の
経路軌道生成部9がさらに細かい基本経路軌道情報(x
b,yb,θb)10を生成し、この生成された基本経
路軌道情報(xb,yb,θb)10が補正器14に与
えられる。そして、この補正器14からの出力である補
正軌道データ13がロボット100の運動制御部3に、
T[sec]周期で随時更新されながら与えられること
でロボット100が動き出す。
は、システム電源を投入することで始まる。そして、シ
ステムが起動すると、ロボット100に既に与えられて
いる地図情報保持部8の地図情報から、経路計画部4の
経路軌道生成部9がさらに細かい基本経路軌道情報(x
b,yb,θb)10を生成し、この生成された基本経
路軌道情報(xb,yb,θb)10が補正器14に与
えられる。そして、この補正器14からの出力である補
正軌道データ13がロボット100の運動制御部3に、
T[sec]周期で随時更新されながら与えられること
でロボット100が動き出す。
【0035】すなわち、経路計画部4は経路計画情報に
基づき、走行すべき経路の経路軌道情報を出力するもの
であり、経路計画部4の地図情報保持部8には、オペレ
ータが経路計画の段階で作成する、移動ロボット100
の走行経路軌道を生成するための例えば、図5に示すよ
うな位置関係32に相当する地図中の複数の特徴点
(x,y,θ)の形式で構成された地図情報が保持され
ている。
基づき、走行すべき経路の経路軌道情報を出力するもの
であり、経路計画部4の地図情報保持部8には、オペレ
ータが経路計画の段階で作成する、移動ロボット100
の走行経路軌道を生成するための例えば、図5に示すよ
うな位置関係32に相当する地図中の複数の特徴点
(x,y,θ)の形式で構成された地図情報が保持され
ている。
【0036】そして、経路計画部4の経路軌道生成部9
は、この地図情報である複数の特徴点(x,y,θ)間
を、さらに細かく刻んで連続した軌道を生成する。そし
て、これが経路計画部4の出力となる。
は、この地図情報である複数の特徴点(x,y,θ)間
を、さらに細かく刻んで連続した軌道を生成する。そし
て、これが経路計画部4の出力となる。
【0037】また一方、センサ処理部5はセンサヘッド
2からのセンサデータをTなる周期で取り込み、演算処
理をするが、その処理に費やす時間は操作器2の設定速
度により定まる。すなわち、オペレータが操作器7の速
度設定ダイアル20を操作してロボット100を動かす
速度を所望の速度に設定するが、その設定値はマンマシ
ン・インタフェース部6を介して運動制御部3及びセン
サ処理部5、そして、経路計画部4に与えられる。
2からのセンサデータをTなる周期で取り込み、演算処
理をするが、その処理に費やす時間は操作器2の設定速
度により定まる。すなわち、オペレータが操作器7の速
度設定ダイアル20を操作してロボット100を動かす
速度を所望の速度に設定するが、その設定値はマンマシ
ン・インタフェース部6を介して運動制御部3及びセン
サ処理部5、そして、経路計画部4に与えられる。
【0038】センサ処理部5はこの与えられた設定速度
の情報に従って、処理に費やす時間を決定し、その時間
分をかけて逐次、センサデータを処理する。そして、そ
の時間が経過した時点で、得られた処理結果をセンサ処
理データ12として補正器14に与える。
の情報に従って、処理に費やす時間を決定し、その時間
分をかけて逐次、センサデータを処理する。そして、そ
の時間が経過した時点で、得られた処理結果をセンサ処
理データ12として補正器14に与える。
【0039】補正器14では基本経路軌跡情報10を目
標値として実測値であるセンサ処理データ12との偏差
を求め、これを補正軌道データ13として運動制御部3
に与える。
標値として実測値であるセンサ処理データ12との偏差
を求め、これを補正軌道データ13として運動制御部3
に与える。
【0040】運動制御部3は、補正軌道データ13対応
に、必要な動作量を与える指令、すなわち、図5に示す
基準座標30を基準とする移動ロボット100の重心座
標31の位置関係(x,y,θ)32を得るに必要な指
令(移動駆動機構1の構成要素であるモータへの入力指
令ω)を生成する。このとき、入力指令ωは、速度設定
値を含め、マンマシンインタフェース部6を介して与え
られる指令情報対応に生成する。ここで、x,y,θは
次の通りである。
に、必要な動作量を与える指令、すなわち、図5に示す
基準座標30を基準とする移動ロボット100の重心座
標31の位置関係(x,y,θ)32を得るに必要な指
令(移動駆動機構1の構成要素であるモータへの入力指
令ω)を生成する。このとき、入力指令ωは、速度設定
値を含め、マンマシンインタフェース部6を介して与え
られる指令情報対応に生成する。ここで、x,y,θは
次の通りである。
【0041】x:基準座標系X方向の基準座標原点から
重心座標原点までの距離 y:基準座標系y方向の基準座標原点から重心座標原点
までの距離 θ:基準座標系z軸回りの重心座標の回転角。
重心座標原点までの距離 y:基準座標系y方向の基準座標原点から重心座標原点
までの距離 θ:基準座標系z軸回りの重心座標の回転角。
【0042】移動駆動機構1は、この入力指令ω対応に
モータを駆動させてロボット100は、指令通りの動き
をすることになる。
モータを駆動させてロボット100は、指令通りの動き
をすることになる。
【0043】なお、本システムにおけるマンマシン・イ
ンタフェース部6は、移動ロボット100の速度を種々
に変化させるための指令値を、運動制御部3に伝えると
同時に一時停止(速度=0)、非常停止の指令機能も有
している。速度設定の単位は100パーセントで最大速
度となるように構成し、その指定方向はx,y,θの3
軸あるが、図2の速度設定用ダイアル20にてそれぞれ
一括して設定される。
ンタフェース部6は、移動ロボット100の速度を種々
に変化させるための指令値を、運動制御部3に伝えると
同時に一時停止(速度=0)、非常停止の指令機能も有
している。速度設定の単位は100パーセントで最大速
度となるように構成し、その指定方向はx,y,θの3
軸あるが、図2の速度設定用ダイアル20にてそれぞれ
一括して設定される。
【0044】図2中はx,y,θを一括して設定する
が、それぞれ3個のダイアル等に分割して設定しても良
い。また、操作器7の運動指示用ジョイスティック(図
2参照)を操作することで、移動ロボット100の運動
の指示指令(x,y,θ)の指定もでき、この場合、運
動制御部3はその指示指令に従った入力指令ωを発生し
て移動駆動機構1を駆動させることになる。
が、それぞれ3個のダイアル等に分割して設定しても良
い。また、操作器7の運動指示用ジョイスティック(図
2参照)を操作することで、移動ロボット100の運動
の指示指令(x,y,θ)の指定もでき、この場合、運
動制御部3はその指示指令に従った入力指令ωを発生し
て移動駆動機構1を駆動させることになる。
【0045】経路計画部4から逐次出力される基本経路
軌跡情報10と、センサ処理部5の出力するセンサ処理
データ12をもとに、補正器14から補正軌道データ1
3を発生させて運動制御部3に与えることにより、ロボ
ット100は経路計画に沿った移動をすることになる。
軌跡情報10と、センサ処理部5の出力するセンサ処理
データ12をもとに、補正器14から補正軌道データ1
3を発生させて運動制御部3に与えることにより、ロボ
ット100は経路計画に沿った移動をすることになる。
【0046】以上は、大まかな動作概要であるが、本シ
ステムの特徴は、操作器7によりロボットの運動速度を
変更することができるようにしてあると共に、この運動
速度の変更に伴ってセンサ処理部5での演算処理に費や
す時間を変えるようにしたことにある。
ステムの特徴は、操作器7によりロボットの運動速度を
変更することができるようにしてあると共に、この運動
速度の変更に伴ってセンサ処理部5での演算処理に費や
す時間を変えるようにしたことにある。
【0047】操作器7は、マンマシン・インタフェース
部6の指令値をオペレータが入力するための装置であ
る。この具体例において操作器7は、図2に示すよう
に、回転式のダイアルを用いた所望の速度に設定するた
めの速度設定用ダイアル20と、非常停止指令を与える
ための非常停止ボタン23、運動方向を指令するための
運動の指示指令用ジョイスティック24とを備え、回転
式のダイアル20を操作することで、所望の速度(最高
速度から最低速度(速度零=一時停止)の範囲内での所
望の速度)を設定し、非常停止ボタン23で非常停止を
指令することができると共に、移動方向はジョイスティ
ック24を操作することで、スティックの倒す方向に指
示を出すことができる機能を備える。
部6の指令値をオペレータが入力するための装置であ
る。この具体例において操作器7は、図2に示すよう
に、回転式のダイアルを用いた所望の速度に設定するた
めの速度設定用ダイアル20と、非常停止指令を与える
ための非常停止ボタン23、運動方向を指令するための
運動の指示指令用ジョイスティック24とを備え、回転
式のダイアル20を操作することで、所望の速度(最高
速度から最低速度(速度零=一時停止)の範囲内での所
望の速度)を設定し、非常停止ボタン23で非常停止を
指令することができると共に、移動方向はジョイスティ
ック24を操作することで、スティックの倒す方向に指
示を出すことができる機能を備える。
【0048】本システムでは、操作器7の速度設定用ダ
イアル20を操作することで、移動ロボット100の速
度を種々に設定することができ、その設定速度に応じ
て、センサ処理部5の処理時間とセンサデータの読み込
み回数は種々変わる構成としてある。
イアル20を操作することで、移動ロボット100の速
度を種々に設定することができ、その設定速度に応じ
て、センサ処理部5の処理時間とセンサデータの読み込
み回数は種々変わる構成としてある。
【0049】それは例えば、図4に示す如きである。図
4を説明すると、移動ロボット100の速度は出し得る
最高速度をvmaxとすると、このvmaxに対するパーセン
テージで示したものが“移動ロボットの設定速度 %”
であり、この“移動ロボットの設定速度 %”を『10
0%以下(vmax)』、『80%以下(v3)』、『60
%以下(v1)』、『40%以下(v2以下)』、〜『0
%(一時停止)』と云った具合に多段階に速度設定選択
できるようにしてある。
4を説明すると、移動ロボット100の速度は出し得る
最高速度をvmaxとすると、このvmaxに対するパーセン
テージで示したものが“移動ロボットの設定速度 %”
であり、この“移動ロボットの設定速度 %”を『10
0%以下(vmax)』、『80%以下(v3)』、『60
%以下(v1)』、『40%以下(v2以下)』、〜『0
%(一時停止)』と云った具合に多段階に速度設定選択
できるようにしてある。
【0050】そして、“移動ロボットの設定速度 %”
を『100%以下(vmax)』、に設定した場合は、セ
ンサ処理部5の処理は『処理1』となり、処理の所要時
間はT(Tは、フィードバックループのサンプリング時
間[sec]である)、センサデータの処理完了までの読み
込み回数は『1回』であり、『80%以下(v3)』に
設定した場合は、センサ処理部5の処理は『処理2』と
なり、処理の所要時間は2T、センサデータの処理完了
までの読み込み回数は『2回』であり、『60%以下
(v1)』に設定した場合は、センサ処理部5の処理は
『処理3』となり、処理の所要時間は4T、センサデー
タの処理完了までの読み込み回数は『4回』であり、
『40%以下(v2以下)』に設定した場合は、センサ
処理部5の処理は『処理4』となり、処理の所要時間は
8T、センサデータの処理完了までの読み込み回数は
『8回』であり、〜『0%(一時停止)』に設定した場
合には、センサ処理部5の処理は『処理7』となり、処
理の所要時間は100T、センサデータの処理完了まで
の読み込み回数は『100回』であり、と云った具合に
サンプリング回数、処理時間が変わるようにしてある。
を『100%以下(vmax)』、に設定した場合は、セ
ンサ処理部5の処理は『処理1』となり、処理の所要時
間はT(Tは、フィードバックループのサンプリング時
間[sec]である)、センサデータの処理完了までの読み
込み回数は『1回』であり、『80%以下(v3)』に
設定した場合は、センサ処理部5の処理は『処理2』と
なり、処理の所要時間は2T、センサデータの処理完了
までの読み込み回数は『2回』であり、『60%以下
(v1)』に設定した場合は、センサ処理部5の処理は
『処理3』となり、処理の所要時間は4T、センサデー
タの処理完了までの読み込み回数は『4回』であり、
『40%以下(v2以下)』に設定した場合は、センサ
処理部5の処理は『処理4』となり、処理の所要時間は
8T、センサデータの処理完了までの読み込み回数は
『8回』であり、〜『0%(一時停止)』に設定した場
合には、センサ処理部5の処理は『処理7』となり、処
理の所要時間は100T、センサデータの処理完了まで
の読み込み回数は『100回』であり、と云った具合に
サンプリング回数、処理時間が変わるようにしてある。
【0051】この結果、本システムの動作は次のような
動作の違いを呈することになる。
動作の違いを呈することになる。
【0052】<<通常移動動作時での作用>>ロボット
100の辿るべき軌道は予め、たてられた経路計画に従
って地図情報として地図情報保持部8に入力して保持さ
せてある。
100の辿るべき軌道は予め、たてられた経路計画に従
って地図情報として地図情報保持部8に入力して保持さ
せてある。
【0053】動作の開始は、ロボットの電源をオンに
し、操作器7の速度設定用ダイヤル20を速度“0”の
位置から所望の速度位置に回すことでなされる。これに
より、経路計画部4においてはマンマシン・インタフェ
ース部6を介して与えられた速度情報対応の更新速度
で、地図情報保持部8の地図情報から、経路軌道生成部
9が基本経路軌道(xb,yb,θb)10を生成し、
この生成した基本経路軌道情報(xb,yb,θb)1
0を補正器14に与える。そして、この補正器14から
の出力が補正軌道データ13としてロボット100の運
動制御部3に、T[sec]周期で与えられ、運動制御
部3はこの補正軌道データ13に追随するように、か
つ、マンマシン・インタフェース部6を介して与えられ
た速度情報対応の速度を維持するように運動制御情報が
発生されて移動駆動機構1に与えられ、モータを駆動さ
せることで、移動ロボット100が動き出す。
し、操作器7の速度設定用ダイヤル20を速度“0”の
位置から所望の速度位置に回すことでなされる。これに
より、経路計画部4においてはマンマシン・インタフェ
ース部6を介して与えられた速度情報対応の更新速度
で、地図情報保持部8の地図情報から、経路軌道生成部
9が基本経路軌道(xb,yb,θb)10を生成し、
この生成した基本経路軌道情報(xb,yb,θb)1
0を補正器14に与える。そして、この補正器14から
の出力が補正軌道データ13としてロボット100の運
動制御部3に、T[sec]周期で与えられ、運動制御
部3はこの補正軌道データ13に追随するように、か
つ、マンマシン・インタフェース部6を介して与えられ
た速度情報対応の速度を維持するように運動制御情報が
発生されて移動駆動機構1に与えられ、モータを駆動さ
せることで、移動ロボット100が動き出す。
【0054】ところで、通常時においては、移動ロボッ
ト100はオペレータが追随できるように、操作器7の
速度設定用ダイアル20を、例えば、速度をv1程度に
設定操作する。
ト100はオペレータが追随できるように、操作器7の
速度設定用ダイアル20を、例えば、速度をv1程度に
設定操作する。
【0055】すなわち、オペレータは、移動ロボット1
00の速度を、図4のv1(移動ロボットの速度の60
%)に設定する。この設定情報はマンマシン・インタフ
ェース部6を介して運動制御部3とセンサ処理部5に与
えられる。
00の速度を、図4のv1(移動ロボットの速度の60
%)に設定する。この設定情報はマンマシン・インタフ
ェース部6を介して運動制御部3とセンサ処理部5に与
えられる。
【0056】運動制御部3はこの設定情報に基づき、補
正器14からの軌道補正データ13に従いつつ、速度v
1の速度で移動ロボット100を走行させるべく、移動
駆動機構1を駆動制御させる制御出力を発生する。これ
により、移動駆動機構1は当該制御出力対応に駆動して
v1なる速度で、所定の軌道を辿るようにロボット10
0を駆動させることになる。
正器14からの軌道補正データ13に従いつつ、速度v
1の速度で移動ロボット100を走行させるべく、移動
駆動機構1を駆動制御させる制御出力を発生する。これ
により、移動駆動機構1は当該制御出力対応に駆動して
v1なる速度で、所定の軌道を辿るようにロボット10
0を駆動させることになる。
【0057】一方、センサ処理部5は、マンマシン・イ
ンタフェース部6を介して与えられた前記設定情報によ
り、『処理3』に設定される。従って、センサ処理部5
はセンサデータを、処理時間4Tで処理がなされるよう
に動作することになる。
ンタフェース部6を介して与えられた前記設定情報によ
り、『処理3』に設定される。従って、センサ処理部5
はセンサデータを、処理時間4Tで処理がなされるよう
に動作することになる。
【0058】但し、この場合でも運動制御部3でのサン
プリング時間はT[sec]であり、同様にセンサ処理
部5の入力であるセンサデータは、上記サンプリング時
間T[sec]毎に1回、取り込まれるので、処理時間
4Tでの間にはセンサ処理部5へのセンサデータの読み
込みは4回行われることになる。
プリング時間はT[sec]であり、同様にセンサ処理
部5の入力であるセンサデータは、上記サンプリング時
間T[sec]毎に1回、取り込まれるので、処理時間
4Tでの間にはセンサ処理部5へのセンサデータの読み
込みは4回行われることになる。
【0059】サンプリング時間T[sec]毎に、基本
経路軌道情報10は更新されて軌道補正データ13とし
て運動制御部3に指令として与えられる。
経路軌道情報10は更新されて軌道補正データ13とし
て運動制御部3に指令として与えられる。
【0060】センサ処理部5の演算処理時間は、図4に
従い、4T[sec]となり、4T[sec]毎にセン
サ処理データ12が計算され、更新される。
従い、4T[sec]となり、4T[sec]毎にセン
サ処理データ12が計算され、更新される。
【0061】一方、センサヘッド2からセンサ処理部5
にデータが取り込まれ(必然的に4T[sec]とな
る)、4T[sec]かけて当該センサ処理部5はセン
サ処理データ12を計算生成する。そして、この生成さ
れたセンサ処理データ12は、先の基本経路軌道情報1
0にフィードバックされ、補正軌道データ10が生成さ
れ、4T[sec]毎に運動制御部3に出力される。
にデータが取り込まれ(必然的に4T[sec]とな
る)、4T[sec]かけて当該センサ処理部5はセン
サ処理データ12を計算生成する。そして、この生成さ
れたセンサ処理データ12は、先の基本経路軌道情報1
0にフィードバックされ、補正軌道データ10が生成さ
れ、4T[sec]毎に運動制御部3に出力される。
【0062】すなわち、先の基本経路軌道情報10は目
標値として補正器14に与えられており、センサ処理部
5の生成したセンサ処理データ12も実測値としてこの
補正器14に与えられてここで両者の偏差が求められ
る。そして、この偏差は補正軌道データ13として4T
[sec]毎に運動制御部3に与えられる。
標値として補正器14に与えられており、センサ処理部
5の生成したセンサ処理データ12も実測値としてこの
補正器14に与えられてここで両者の偏差が求められ
る。そして、この偏差は補正軌道データ13として4T
[sec]毎に運動制御部3に与えられる。
【0063】これにより、センサ処理データ12は、先
の基本経路軌道情報10にフィードバックされ、補正軌
道データ10が生成され、4T[sec]毎に運動制御
部3に与えられることになり、この状態でのセンサ処理
データ12を含む軌道補正データ13の更新は、図5に
示すように、4T[sec]毎になる。
の基本経路軌道情報10にフィードバックされ、補正軌
道データ10が生成され、4T[sec]毎に運動制御
部3に与えられることになり、この状態でのセンサ処理
データ12を含む軌道補正データ13の更新は、図5に
示すように、4T[sec]毎になる。
【0064】<<不測事態発生時の作用>>図5の20
T[sec]以降の移動ロボット100の動作に関し
て、図6にその作用を示す。
T[sec]以降の移動ロボット100の動作に関し
て、図6にその作用を示す。
【0065】20Tの時点で、オペレータは不測の事態
を予測したとする。そして、オペレータは、例えば、移
動ロボット100の速度を現状のv1(図4の表の速度
60%)から、v2(図4の表の速度40%)に減速し
て様子を伺おうと判断したとする。
を予測したとする。そして、オペレータは、例えば、移
動ロボット100の速度を現状のv1(図4の表の速度
60%)から、v2(図4の表の速度40%)に減速し
て様子を伺おうと判断したとする。
【0066】この場合、オペレータは操作器7の速度設
定用ダイアル20を速度v1の位置から速度v2の位置に
操作することになる。この操作情報はマンマシン・イン
タフェース部6を介して経路計画部4、運動制御部3、
センサ処理部5に与えられる。
定用ダイアル20を速度v1の位置から速度v2の位置に
操作することになる。この操作情報はマンマシン・イン
タフェース部6を介して経路計画部4、運動制御部3、
センサ処理部5に与えられる。
【0067】すると、センサ処理部5は、速度v2の設
定となったことにより、『処理4』のモードとなり、処
理の所要時間は8T[sec]となる。これにより、今
までの4T[sec]から8T[sec]と、2倍の時
間をかけてセンサ処理データ12を計算することにな
る。この間、ロボット100は速度v2で移動され、T
[sec]毎に計8回のセンサデータがセンサヘッド2
より取り込まれ、緻密な位置情報が計算されてセンサ処
理データ12となる。
定となったことにより、『処理4』のモードとなり、処
理の所要時間は8T[sec]となる。これにより、今
までの4T[sec]から8T[sec]と、2倍の時
間をかけてセンサ処理データ12を計算することにな
る。この間、ロボット100は速度v2で移動され、T
[sec]毎に計8回のセンサデータがセンサヘッド2
より取り込まれ、緻密な位置情報が計算されてセンサ処
理データ12となる。
【0068】今までの2倍の処理時間を費やすことによ
り、8回分のセンサデータを用いて計算されることより
得られたセンサ処理データ12は、センサ処理部5から
28T[sec]の時点において作用される。
り、8回分のセンサデータを用いて計算されることより
得られたセンサ処理データ12は、センサ処理部5から
28T[sec]の時点において作用される。
【0069】ここで、上述のように、8回分のセンサデ
ータを用いて計算されることより得られたセンサ処理デ
ータは、4回分のセンサデータを用いて計算されること
より得られたセンサ処理データに比べて、精度が高い。
そのため、このセンサデータを使用して得られる補正軌
道データは精度が確保できる。しかも、制御対象が、機
械的な機構である場合、応答特性に遅れが避けられない
ので、機械的機構である移動駆動機構1を駆動制御する
にあたって、動作速度を緩めたことと相俟って、この補
正軌道データの精度確保は、高い精度で目標の経路を追
従させることができることを意味し、経路計画が粗い場
合にも計画軌道からの逸脱を回避できることを意味す
る。
ータを用いて計算されることより得られたセンサ処理デ
ータは、4回分のセンサデータを用いて計算されること
より得られたセンサ処理データに比べて、精度が高い。
そのため、このセンサデータを使用して得られる補正軌
道データは精度が確保できる。しかも、制御対象が、機
械的な機構である場合、応答特性に遅れが避けられない
ので、機械的機構である移動駆動機構1を駆動制御する
にあたって、動作速度を緩めたことと相俟って、この補
正軌道データの精度確保は、高い精度で目標の経路を追
従させることができることを意味し、経路計画が粗い場
合にも計画軌道からの逸脱を回避できることを意味す
る。
【0070】また、移動する経路上に障害物が一時的に
侵入する場合などでは、ロボット100の移動速度が遅
くなることにより、その侵入位置に到達する前に障害物
がいなくなる可能性も大きいから、速度を落とすという
簡便な制御で、障害物との衝突といった不測の事態を回
避できるシステムとなる。
侵入する場合などでは、ロボット100の移動速度が遅
くなることにより、その侵入位置に到達する前に障害物
がいなくなる可能性も大きいから、速度を落とすという
簡便な制御で、障害物との衝突といった不測の事態を回
避できるシステムとなる。
【0071】このようにして36T[sec]に至り、
不測の事態が回避されたとする。すると、オペレータは
不測の事態を回避したと判断し、この時点で移動ロボッ
トの速度を例えば、v3(図4の表の速度80%)に設
定し、速度を高める。v3の速度設定の場合、図4の例
にしたがえば、センサ処理部5は処理時間は2Tであ
り、従って、ロボット100は2T[sec]毎のセン
サ処理データを反映しながら移動して行くことになる。
不測の事態が回避されたとする。すると、オペレータは
不測の事態を回避したと判断し、この時点で移動ロボッ
トの速度を例えば、v3(図4の表の速度80%)に設
定し、速度を高める。v3の速度設定の場合、図4の例
にしたがえば、センサ処理部5は処理時間は2Tであ
り、従って、ロボット100は2T[sec]毎のセン
サ処理データを反映しながら移動して行くことになる。
【0072】なお、移動速度=0(一時停止)とした場
合も、図4に定めるような処理に従い、センサ処理デー
タ12を反映し、補正軌道データ10の更新を繰り返す
ことになる。
合も、図4に定めるような処理に従い、センサ処理デー
タ12を反映し、補正軌道データ10の更新を繰り返す
ことになる。
【0073】ところで、本発明の適用対象とする移動ロ
ボット100は、車輪型、脚型等その形態にとらわれな
い。ただし、図2に示すロボットの移動のための指令値
である経路軌道(x,y,θ)は、車輪型を想定して設
定したもので、これに基づいて作用を説明した。しか
し、車輪型のみでなく、脚型にも適用可能な経路軌道の
座標値である。
ボット100は、車輪型、脚型等その形態にとらわれな
い。ただし、図2に示すロボットの移動のための指令値
である経路軌道(x,y,θ)は、車輪型を想定して設
定したもので、これに基づいて作用を説明した。しか
し、車輪型のみでなく、脚型にも適用可能な経路軌道の
座標値である。
【0074】本システムは、上述したように、普段での
移動動作の時は、オペレータは移動ロボット100の速
度を例えば、図4のv1(60%)に設定して動かすよ
うにし、この場合の運動制御部3の持つサンプリング時
間はT[sec]、同様にセンサヘッド2からセンサ処
理部5への入力であるセンサデータは、上記サンプリン
グ時間T[sec]毎に1回、取り込まれるようにして
おり、このT[sec]毎に基本経路軌道10は更新さ
れて軌道補正データ13として運動制御部3に指令とし
て与えられるようにした。
移動動作の時は、オペレータは移動ロボット100の速
度を例えば、図4のv1(60%)に設定して動かすよ
うにし、この場合の運動制御部3の持つサンプリング時
間はT[sec]、同様にセンサヘッド2からセンサ処
理部5への入力であるセンサデータは、上記サンプリン
グ時間T[sec]毎に1回、取り込まれるようにして
おり、このT[sec]毎に基本経路軌道10は更新さ
れて軌道補正データ13として運動制御部3に指令とし
て与えられるようにした。
【0075】この場合でのセンサ処理部5の演算処理時
間は、図4に従い4T[sec]となり、よって4T
[sec]毎にセンサ処理データ12が計算され、更新
される。
間は、図4に従い4T[sec]となり、よって4T
[sec]毎にセンサ処理データ12が計算され、更新
される。
【0076】そして、ロボット100に対して既に与え
られている地図情報から経路計画部4がその出力である
基本経路軌道(xb,yb,θb)10を生成し、ロボ
ット100の運動制御部3に、T[sec]なる周期で
随時更新しながら出力することで、当該ロボット100
を動かし、また、同時に、当該ロボット100に備えら
れるセンサヘッド2からセンサ処理部5にセンサデータ
を取り込んで(必然的に4T[sec]となる)、セン
サ処理部5によりこのセンサデータを4T[sec]か
けて処理させることで、センサ処理データ12を計算生
成させ、そして、このセンサ処理データ12を先の基本
経路軌道にフィードバックさせ、補正軌道データを生成
し、これを4T[sec]毎に運動制御部3に出力して
駆動制御させるようにした。この状態でのセンサ処理デ
ータ12を含む軌道補正データ13の更新タイミングは
図5に示すように、4T[sec]毎になる。
られている地図情報から経路計画部4がその出力である
基本経路軌道(xb,yb,θb)10を生成し、ロボ
ット100の運動制御部3に、T[sec]なる周期で
随時更新しながら出力することで、当該ロボット100
を動かし、また、同時に、当該ロボット100に備えら
れるセンサヘッド2からセンサ処理部5にセンサデータ
を取り込んで(必然的に4T[sec]となる)、セン
サ処理部5によりこのセンサデータを4T[sec]か
けて処理させることで、センサ処理データ12を計算生
成させ、そして、このセンサ処理データ12を先の基本
経路軌道にフィードバックさせ、補正軌道データを生成
し、これを4T[sec]毎に運動制御部3に出力して
駆動制御させるようにした。この状態でのセンサ処理デ
ータ12を含む軌道補正データ13の更新タイミングは
図5に示すように、4T[sec]毎になる。
【0077】通常時はこのようにして自律的に動作させ
るようにする。そして、不測事態発生時では、オペレー
タは不測の事態を予測した時点で、オペレータはロボッ
ト100の走行を停止させたり、あるいは減速させたり
することになるが、緊急を要しない場合は、オペレータ
は、操作器7の速度設定用ダイヤル20を操作して移動
ロボット100の速度を現状より遅い例えば、v2なる
速度に設定を変更し、これにより移動ロボット100
は、現状のv1(図4のテーブルに示された移動ロボッ
ト設定速度速度60%の速度)から、v2(図4のテー
ブルに示された移動ロボット設定速度40%の速度)に
減速させると、今まで4T[sec]かけていた処理時
間が、8T[sec]に変わり、センサ処理部5は今ま
での2倍の時間をかけてセンサデータを処理することに
なり、そして、センサ処理部5によって今までの2倍の
時間をかけて計算されたセンサ処理データ12補正器1
4に与え、補正軌道データを生成して運動制御部3に与
えるようにするというものである。
るようにする。そして、不測事態発生時では、オペレー
タは不測の事態を予測した時点で、オペレータはロボッ
ト100の走行を停止させたり、あるいは減速させたり
することになるが、緊急を要しない場合は、オペレータ
は、操作器7の速度設定用ダイヤル20を操作して移動
ロボット100の速度を現状より遅い例えば、v2なる
速度に設定を変更し、これにより移動ロボット100
は、現状のv1(図4のテーブルに示された移動ロボッ
ト設定速度速度60%の速度)から、v2(図4のテー
ブルに示された移動ロボット設定速度40%の速度)に
減速させると、今まで4T[sec]かけていた処理時
間が、8T[sec]に変わり、センサ処理部5は今ま
での2倍の時間をかけてセンサデータを処理することに
なり、そして、センサ処理部5によって今までの2倍の
時間をかけて計算されたセンサ処理データ12補正器1
4に与え、補正軌道データを生成して運動制御部3に与
えるようにするというものである。
【0078】このように、本システムはセンサ処理部の
処理時間を、オペレータが操作する設定器による設定速
度対応に変化させるようにしたものである。
処理時間を、オペレータが操作する設定器による設定速
度対応に変化させるようにしたものである。
【0079】本発明は、機械的駆動系の応答が一般に遅
れを持つことを利用し、駆動速度を遅くした方が移動駆
動機構の追従特性が良くなることを利用するものであ
り、自律走行中の不測事態に対して、オペレータはロボ
ットの非常停止で対応するが、この停止機能を段階的に
調整できる仕組みとして、ロボット走行の速度を高速か
らアナログ的に停止(一時停止と非常停止)に至るま
で、オペレータが自在に可変操作できる装置を設け、不
測の事態発生が予測される場合に、当該不測事態の発生
すると思われる地点にロボットが到達するまでの時間
を、この装置で調整し、走行しているロボット側はセン
サ処理に費やす演算時間を、この走行速度に応じて段階
的に変化させ、このロボット走行速度に応じたセンサ処
理による経路補正(ロボット走行速度に応じてこの経路
補正値の精度は異なる)の結果を、計画経路(基本経路
軌道10)に重ね合わせて計画経路を辿れるよう、自律
的に制御できるようにしたことにより、簡易な構成で不
測事態を自律的に回避させることを可能にした人間と移
動ロボットの協調方式を提供できる。
れを持つことを利用し、駆動速度を遅くした方が移動駆
動機構の追従特性が良くなることを利用するものであ
り、自律走行中の不測事態に対して、オペレータはロボ
ットの非常停止で対応するが、この停止機能を段階的に
調整できる仕組みとして、ロボット走行の速度を高速か
らアナログ的に停止(一時停止と非常停止)に至るま
で、オペレータが自在に可変操作できる装置を設け、不
測の事態発生が予測される場合に、当該不測事態の発生
すると思われる地点にロボットが到達するまでの時間
を、この装置で調整し、走行しているロボット側はセン
サ処理に費やす演算時間を、この走行速度に応じて段階
的に変化させ、このロボット走行速度に応じたセンサ処
理による経路補正(ロボット走行速度に応じてこの経路
補正値の精度は異なる)の結果を、計画経路(基本経路
軌道10)に重ね合わせて計画経路を辿れるよう、自律
的に制御できるようにしたことにより、簡易な構成で不
測事態を自律的に回避させることを可能にした人間と移
動ロボットの協調方式を提供できる。
【0080】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
人間との協調手法を持った移動ロボットが実現できるよ
うになる他、自律走行における経路計画の簡略化が可能
であり、また、走行時のロボット・人間の協調遠隔操作
の簡略化が可能になる移動ロボットを提供できる。
人間との協調手法を持った移動ロボットが実現できるよ
うになる他、自律走行における経路計画の簡略化が可能
であり、また、走行時のロボット・人間の協調遠隔操作
の簡略化が可能になる移動ロボットを提供できる。
【図1】本発明を説明するための図であって、本発明の
一実施例に係わる要部ブロック構成図。
一実施例に係わる要部ブロック構成図。
【図2】本発明を説明するための図であって、本発明シ
ステムにて用いる操作器の構成例を説明する外観図。
ステムにて用いる操作器の構成例を説明する外観図。
【図3】本発明を説明するための図であって、本発明の
一実施例に係わる移動ロボットの位置関係を定義する座
標系を説明する図。
一実施例に係わる移動ロボットの位置関係を定義する座
標系を説明する図。
【図4】本発明を説明するための図であって、本発明の
一実施例に係わる設定速度に応じたセンサ処理の演算時
間の関係の一例を示す図。
一実施例に係わる設定速度に応じたセンサ処理の演算時
間の関係の一例を示す図。
【図5】本発明を説明するための図であって、本発明の
一実施例に係わる移動動作時の移動経路の指令値の変遷
例を示す図。
一実施例に係わる移動動作時の移動経路の指令値の変遷
例を示す図。
【図6】本発明を説明するための図であって、本発明の
一実施例としての不測事態発生時での移動経路の指令値
変遷を示す図。
一実施例としての不測事態発生時での移動経路の指令値
変遷を示す図。
1…移動駆動機構 2…センサヘッド 3…運動制御部 4…経路計画部 5…センサ処理部 6…マンマシン・インタフェース部 7…操作器 8…地図情報保持部 9…経路軌道生成部 10…基本経路軌道 11…運動の支持指令 12…センサ処理データ 13…補正軌道データ 14…補正器 20…速度設定用ダイアル 21…最低速度v=0 22…最大速度vmax 23…非常停止ボタン 24…運動の指示指令用ジョイスティック 25…運動の指示指令X 26…運動の指示指令y 30…基準座標 31…重心座標 32…位置関係 100…移動ロボット(移動ビークル)。
Claims (2)
- 【請求項1】自己位置の情報を検出するセンサ手段と、
このセンサ手段の検出情報を所定間隔で取得して自己位
置の情報を求める処理をするセンサ処理手段と、予め設
定された経路情報に従って辿るべき経路の基準となる情
報を発生する手段と、この発生した基準情報と上記セン
サ処理手段の求めた情報をもとに制御値を発生する手段
とを備え、上記制御値対応に駆動されて移動可能な移動
ロボットにおいて、 所望とする速度設定を指令する設定器を備え、 また、上記センサ処理手段は、上記設定器にて設定され
た速度対応に処理時間を変更する構成とすることを特徴
とする移動ロボット。 - 【請求項2】上記センサ処理手段の処理時間は上記設定
された速度が速度の上限より低くなるにつれて長く設定
され、処理に用いるセンサ手段の検出情報の数を増大さ
せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の移動ロ
ボット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16306097A JP3316421B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 移動ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16306097A JP3316421B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 移動ロボット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1115528A true JPH1115528A (ja) | 1999-01-22 |
| JP3316421B2 JP3316421B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=15766422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16306097A Expired - Fee Related JP3316421B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 移動ロボット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3316421B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8038227B2 (en) * | 2003-09-11 | 2011-10-18 | Advics Co., Ltd. | Brake control device improving driver's brake feeling |
| WO2019193811A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | ソニー株式会社 | 制御装置、制御方法、および、プログラム |
| CN114571436A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-06-03 | 易思维(杭州)科技有限公司 | 一种不依赖于地轨绝对精度的机器人外参标定方法 |
| CN115639806A (zh) * | 2021-07-20 | 2023-01-24 | 丰田自动车株式会社 | 移动体控制系统、移动体控制方法以及存储有移动体控制程序的计算机可读取的存储介质 |
| JP2023523297A (ja) * | 2020-05-27 | 2023-06-02 | オムロン株式会社 | 安全定格plcを備える自立型ロボット安全システム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7696156B2 (ja) * | 2021-05-25 | 2025-06-20 | 株式会社LoPAS | 情報処理装置 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP16306097A patent/JP3316421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8038227B2 (en) * | 2003-09-11 | 2011-10-18 | Advics Co., Ltd. | Brake control device improving driver's brake feeling |
| WO2019193811A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | ソニー株式会社 | 制御装置、制御方法、および、プログラム |
| JP2023523297A (ja) * | 2020-05-27 | 2023-06-02 | オムロン株式会社 | 安全定格plcを備える自立型ロボット安全システム |
| CN115639806A (zh) * | 2021-07-20 | 2023-01-24 | 丰田自动车株式会社 | 移动体控制系统、移动体控制方法以及存储有移动体控制程序的计算机可读取的存储介质 |
| US12602044B2 (en) | 2021-07-20 | 2026-04-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control system, vehicle control method, and vehicle control program |
| CN114571436A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-06-03 | 易思维(杭州)科技有限公司 | 一种不依赖于地轨绝对精度的机器人外参标定方法 |
| CN114571436B (zh) * | 2022-04-15 | 2023-06-02 | 易思维(杭州)科技有限公司 | 一种不依赖于地轨绝对精度的机器人外参标定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3316421B2 (ja) | 2002-08-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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