JPH11155384A - 育苗箱移動、整列用台車 - Google Patents
育苗箱移動、整列用台車Info
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- JPH11155384A JPH11155384A JP34860097A JP34860097A JPH11155384A JP H11155384 A JPH11155384 A JP H11155384A JP 34860097 A JP34860097 A JP 34860097A JP 34860097 A JP34860097 A JP 34860097A JP H11155384 A JPH11155384 A JP H11155384A
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大量の育苗箱の搬送、および地上への整然と
した配列の作業を、簡便且つ効率的に行うことのできる
新規な構造の育苗箱移動、整列用台車を提供する。 【解決手段】 荷台本体2の左・右枠部23,24間
に、遊動機構3を組み込むと共に走行用車輪25を設
け、同荷台本体2の後端に後方支脚部26および操縦用
ハンドル6,6を取着する一方、荷台本体2の前端に遊
動機構3上に移動自在に載置された育苗箱10の送出を
規制するロック機構7を配設し、同ロック機構7を遠隔
操作する開閉作動レバー73を操縦用ハンドル6の把持
部61近傍に設けてなる育苗箱移動、整列用台車1であ
る。
した配列の作業を、簡便且つ効率的に行うことのできる
新規な構造の育苗箱移動、整列用台車を提供する。 【解決手段】 荷台本体2の左・右枠部23,24間
に、遊動機構3を組み込むと共に走行用車輪25を設
け、同荷台本体2の後端に後方支脚部26および操縦用
ハンドル6,6を取着する一方、荷台本体2の前端に遊
動機構3上に移動自在に載置された育苗箱10の送出を
規制するロック機構7を配設し、同ロック機構7を遠隔
操作する開閉作動レバー73を操縦用ハンドル6の把持
部61近傍に設けてなる育苗箱移動、整列用台車1であ
る。
Description
【0001】
【発明の目的】この発明は、稲作農業における育苗の段
階に必要不可欠とされる育苗箱を移送する台車に関し、
特に、複数の育苗箱を水平状を保って搭載して移送でき
ると共に、送出の際に地上に整然と配列することのでき
る新規な構造の移動、整列用台車を提供しようとするも
のである。
階に必要不可欠とされる育苗箱を移送する台車に関し、
特に、複数の育苗箱を水平状を保って搭載して移送でき
ると共に、送出の際に地上に整然と配列することのでき
る新規な構造の移動、整列用台車を提供しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】我が国における稲作農業は、新食糧法の
施行に伴い、政府の計画に基づく計画流通米の流通ルー
トの多様化、および自由米を計画外流通米として合法化
する等、米流通の規制が大幅に緩和されたことや、米販
売の免許の廃止により、米の販売が登録だけで始められ
るようになったこと等も加わって、米市場が大きく様変
わりする時代を向かえ、消費者にとっては美味しい米を
吟味し、手頃な価格で購入できるようになってきたこと
から、今後、益々米生産を省力化、低コスト化すると共
に、良質な米の生産を図る必要が迫られ、その担い手で
ある稲作農家では、それらの期待に応えて良質の米を安
定生産するため、これまでにも増して充分な育苗管理を
心掛け、健苗育成によって品質の向上と量産化とが図ら
れる創意工夫が求められている。
施行に伴い、政府の計画に基づく計画流通米の流通ルー
トの多様化、および自由米を計画外流通米として合法化
する等、米流通の規制が大幅に緩和されたことや、米販
売の免許の廃止により、米の販売が登録だけで始められ
るようになったこと等も加わって、米市場が大きく様変
わりする時代を向かえ、消費者にとっては美味しい米を
吟味し、手頃な価格で購入できるようになってきたこと
から、今後、益々米生産を省力化、低コスト化すると共
に、良質な米の生産を図る必要が迫られ、その担い手で
ある稲作農家では、それらの期待に応えて良質の米を安
定生産するため、これまでにも増して充分な育苗管理を
心掛け、健苗育成によって品質の向上と量産化とが図ら
れる創意工夫が求められている。
【0003】このような要請に対応するための稲作にお
いて、良質な苗を育てるために極めて重要な作業とされ
る育苗作業を見てみても、床土の採取およびpHの検
定、矯正、土ふるい、肥料の混合等といった土作りから
始まり、その土を育苗箱に床土として詰める作業を経た
上、この育苗箱に、比重選や浸種等の種籾の消毒を施し
た後、芽出しをした種子を撒き、電熱育苗器、ビニール
ハウスあるいはトンネルと称される小型の育苗ハウスに
育苗箱を収容し、温度、湿度管理を十分に行うという多
大な手間と時間とを要する作業となっているとおり、稲
作農業には多くの労力を必要としている。
いて、良質な苗を育てるために極めて重要な作業とされ
る育苗作業を見てみても、床土の採取およびpHの検
定、矯正、土ふるい、肥料の混合等といった土作りから
始まり、その土を育苗箱に床土として詰める作業を経た
上、この育苗箱に、比重選や浸種等の種籾の消毒を施し
た後、芽出しをした種子を撒き、電熱育苗器、ビニール
ハウスあるいはトンネルと称される小型の育苗ハウスに
育苗箱を収容し、温度、湿度管理を十分に行うという多
大な手間と時間とを要する作業となっているとおり、稲
作農業には多くの労力を必要としている。
【0004】しかしながら、現在では、この稲作農業の
殆どは兼業農家によって営まれており、したがって休日
を利用した農作業を余儀なくされ、天候や会社の都合に
よっては思うように作業を進めることができなくなるこ
ともある上、出勤前後の早朝や夕方に大急ぎで作業を済
ませてしまわなければならないといった事態も頻発する
等、稲作に十分な手間隙を掛けることができない事情も
増えてきている上、農業従事者の高齢化が益々進む傾向
にあって、従前までであれば、体力まかせで行ってきた
育苗箱の搬送作業等繁雑な作業も従前どおりにこなせな
くなり、できるだけ軽便に実施できるようにしなければ
ならないといった労働力上の問題も加わってきている。
殆どは兼業農家によって営まれており、したがって休日
を利用した農作業を余儀なくされ、天候や会社の都合に
よっては思うように作業を進めることができなくなるこ
ともある上、出勤前後の早朝や夕方に大急ぎで作業を済
ませてしまわなければならないといった事態も頻発する
等、稲作に十分な手間隙を掛けることができない事情も
増えてきている上、農業従事者の高齢化が益々進む傾向
にあって、従前までであれば、体力まかせで行ってきた
育苗箱の搬送作業等繁雑な作業も従前どおりにこなせな
くなり、できるだけ軽便に実施できるようにしなければ
ならないといった労働力上の問題も加わってきている。
【0005】こうした事情踏まえて育苗作業工程を検証
してみると、床土の量やその深さの均等化等に細心の注
意を払って育苗箱内に床土詰めし、その育苗箱を播種機
まで運ぶ場合、沢山の育苗箱を一度に搬送すると、傾斜
してしまって床土が一方に片寄ったり、台車から落下し
てしまうといった事態に陥り、育苗箱を床土の深さが変
わらないように水平に保ったまま運ぶことは非常に困難
であり、その結果、種子の撒きむらを起こして欠株の原
因に繋がってしまい、作業能率の低下ばかりでなく、収
穫量の減少にも繋がり兼ねないといった困難な課題を抱
えた作業であることが判明してくる。
してみると、床土の量やその深さの均等化等に細心の注
意を払って育苗箱内に床土詰めし、その育苗箱を播種機
まで運ぶ場合、沢山の育苗箱を一度に搬送すると、傾斜
してしまって床土が一方に片寄ったり、台車から落下し
てしまうといった事態に陥り、育苗箱を床土の深さが変
わらないように水平に保ったまま運ぶことは非常に困難
であり、その結果、種子の撒きむらを起こして欠株の原
因に繋がってしまい、作業能率の低下ばかりでなく、収
穫量の減少にも繋がり兼ねないといった困難な課題を抱
えた作業であることが判明してくる。
【0006】そこで、最近では、それらの弊害を取り除
くと共に、省力化を計る意図から、殆どの農家では、育
苗箱の供給から土入れ、均平化、播種、潅水までを流れ
作業で実施できる播種機を導入するようになってきてお
り、これまでにも様々な種類の播種機が提供されると共
に、今でもさらにそれらの性能を高め、低価格化を図る
努力が続けられているが、それら播種機の導入は、多く
の農家に多額の負担を強いることとなっている上、播種
機による作業を終えた育苗箱は、育苗床の水分管理や温
度管理を注意深く行い、全ての育苗箱で均等で丈夫な育
苗を確保できるよう、ビニールハウスやトンネル栽培に
よる育苗管理をするため、それら特定の場所の地上部に
育苗箱を一枚毎に整列させ、隙間なく整然と配置する必
要があり、その移送作業では、台車への育苗箱の上げ下
ろし作業はもとより、運搬後の育苗箱の配列も、極端に
足腰を曲げた姿勢での搬送、整列配置作業となってしま
い、作業者に大きな負担となる。
くと共に、省力化を計る意図から、殆どの農家では、育
苗箱の供給から土入れ、均平化、播種、潅水までを流れ
作業で実施できる播種機を導入するようになってきてお
り、これまでにも様々な種類の播種機が提供されると共
に、今でもさらにそれらの性能を高め、低価格化を図る
努力が続けられているが、それら播種機の導入は、多く
の農家に多額の負担を強いることとなっている上、播種
機による作業を終えた育苗箱は、育苗床の水分管理や温
度管理を注意深く行い、全ての育苗箱で均等で丈夫な育
苗を確保できるよう、ビニールハウスやトンネル栽培に
よる育苗管理をするため、それら特定の場所の地上部に
育苗箱を一枚毎に整列させ、隙間なく整然と配置する必
要があり、その移送作業では、台車への育苗箱の上げ下
ろし作業はもとより、運搬後の育苗箱の配列も、極端に
足腰を曲げた姿勢での搬送、整列配置作業となってしま
い、作業者に大きな負担となる。
【0007】この困難な育苗箱の移送作業についても、
その作業内容を軽減、効率化するために、何台ものロー
ラーコンベアを継ぎ足し式に繋いで所定の場所にまで誘
導、搬送できるようにした移送機が提供され始めてはい
るものの、先の播種機に加えての投資となることから、
大規模農家であればともかくも、中小規模の農家にあっ
ては過大投資となってしまって採算性の点で折り合わ
ず、また、大規模農家であっても、移送先によっては採
算が取れないこともある等して、必ずしもこの移送機の
普及は進んでいるとは言えず、結局、リヤカーのような
台車に何十箱もの作業済みの育苗箱を人手によって重ね
積みしては所定の場所まで運び込み、さらに再び人手に
よって積み降ろし、きれいに並べていくという作業を未
だに繰り返している農家が極めて多いのも実情である。
その作業内容を軽減、効率化するために、何台ものロー
ラーコンベアを継ぎ足し式に繋いで所定の場所にまで誘
導、搬送できるようにした移送機が提供され始めてはい
るものの、先の播種機に加えての投資となることから、
大規模農家であればともかくも、中小規模の農家にあっ
ては過大投資となってしまって採算性の点で折り合わ
ず、また、大規模農家であっても、移送先によっては採
算が取れないこともある等して、必ずしもこの移送機の
普及は進んでいるとは言えず、結局、リヤカーのような
台車に何十箱もの作業済みの育苗箱を人手によって重ね
積みしては所定の場所まで運び込み、さらに再び人手に
よって積み降ろし、きれいに並べていくという作業を未
だに繰り返している農家が極めて多いのも実情である。
【0008】この発明では、以上のような状況に鑑み、
健苗育成のための育苗管理に欠かせない、ビニールハウ
スやトンネル栽培箇所までの大量の育苗箱の搬送、およ
び地上部への整然とした配列の作業を、簡便且つ効率的
に行うことのできるようにする台車の実用化の必要性に
着目し、如何なる構造によればできるだけ多くの育苗箱
を支障なく効率的に搬送でき、しかも送出時に整然と配
列することができる台車とすることができるようになる
かについての研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多
の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に後述
する如く新規な構造からなる育苗箱移動、整列用台車の
開発、実現化に成功したものであり、以下では、図面に
示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述
していくこととする。
健苗育成のための育苗管理に欠かせない、ビニールハウ
スやトンネル栽培箇所までの大量の育苗箱の搬送、およ
び地上部への整然とした配列の作業を、簡便且つ効率的
に行うことのできるようにする台車の実用化の必要性に
着目し、如何なる構造によればできるだけ多くの育苗箱
を支障なく効率的に搬送でき、しかも送出時に整然と配
列することができる台車とすることができるようになる
かについての研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多
の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に後述
する如く新規な構造からなる育苗箱移動、整列用台車の
開発、実現化に成功したものであり、以下では、図面に
示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述
していくこととする。
【0009】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含される育
苗箱移動、整列用台車は、基本的に次のような構成から
成り立っている。即ち、荷台本体を平面矩形状の枠体の
両長辺に相当する左・右枠部間に、育苗箱の前後方向へ
の移動を可能とする遊動機構を組み込むことにより形成
し、同荷台本体枠の前後中途部適所下側に走行用車輪を
設け、当該荷台本体の後端側に走行用車輪と相俟って荷
台本体を略水平状に維持可能とする後方支持脚部を下方
に向けて突設すると共に、左右一対の操縦用ハンドルを
取着したものとする一方、荷台本体遊動機構上を移動す
ることとなる育苗箱に対し、その荷台本体前端から前方
側への送出を規制するロック機構を荷台本体の前端側に
配設すると共に、前記操縦用ハンドル把持部、またはそ
の近傍に設けられた該ロック機構用の開閉作動レバーに
連動する如く構成してなる育苗箱移動、整列用台車であ
る。
らも明確に理解されるように、この発明に包含される育
苗箱移動、整列用台車は、基本的に次のような構成から
成り立っている。即ち、荷台本体を平面矩形状の枠体の
両長辺に相当する左・右枠部間に、育苗箱の前後方向へ
の移動を可能とする遊動機構を組み込むことにより形成
し、同荷台本体枠の前後中途部適所下側に走行用車輪を
設け、当該荷台本体の後端側に走行用車輪と相俟って荷
台本体を略水平状に維持可能とする後方支持脚部を下方
に向けて突設すると共に、左右一対の操縦用ハンドルを
取着したものとする一方、荷台本体遊動機構上を移動す
ることとなる育苗箱に対し、その荷台本体前端から前方
側への送出を規制するロック機構を荷台本体の前端側に
配設すると共に、前記操縦用ハンドル把持部、またはそ
の近傍に設けられた該ロック機構用の開閉作動レバーに
連動する如く構成してなる育苗箱移動、整列用台車であ
る。
【0010】そして、この基本的な構成によるこの発明
の育苗箱移動、整列用台車は、さらに望ましい構成のも
のとして示せば、平面矩形状の枠体の両長辺に相当する
左・右枠部間に、育苗箱の前後方向への移動を可能とす
る遊動機構を組み込むと共に、前枠部から前方に、該遊
動機構移動軌跡面と略同一面内となるようにした左右一
対の案内支持棒を平行状に突設して荷台本体に形成し、
該荷台本体の重心位置近傍下側に左右一対の走行用車輪
を同軸状に設け、また同後端側には、左右一対の操縦用
ハンドルを取着した上、その下方に、接地して前記走行
用車輪と相俟って荷台本体を略水平状に維持可能とする
後方支脚部を突設する一方、荷台本体遊動機構上を移動
することとなる育苗箱に対し、その荷台本体前枠部に突
設した案内支持棒から前方側への送出を規制するロック
機構が、荷台本体の前端側に配設されると共に、前記操
縦用ハンドル把持部またはその近傍に設けた該ロック機
構用の開閉作動レバーに連動されてなるものとした構成
を要旨とする育苗箱移動、整列用台車である。
の育苗箱移動、整列用台車は、さらに望ましい構成のも
のとして示せば、平面矩形状の枠体の両長辺に相当する
左・右枠部間に、育苗箱の前後方向への移動を可能とす
る遊動機構を組み込むと共に、前枠部から前方に、該遊
動機構移動軌跡面と略同一面内となるようにした左右一
対の案内支持棒を平行状に突設して荷台本体に形成し、
該荷台本体の重心位置近傍下側に左右一対の走行用車輪
を同軸状に設け、また同後端側には、左右一対の操縦用
ハンドルを取着した上、その下方に、接地して前記走行
用車輪と相俟って荷台本体を略水平状に維持可能とする
後方支脚部を突設する一方、荷台本体遊動機構上を移動
することとなる育苗箱に対し、その荷台本体前枠部に突
設した案内支持棒から前方側への送出を規制するロック
機構が、荷台本体の前端側に配設されると共に、前記操
縦用ハンドル把持部またはその近傍に設けた該ロック機
構用の開閉作動レバーに連動されてなるものとした構成
を要旨とする育苗箱移動、整列用台車である。
【0011】荷台本体は、複数の育苗箱を順次隣接する
もの同士の長辺側を当接し、一列に配列される如く搭載
する機能を果たすものであり、全ての育苗箱を水平状に
載置できる程度の剛性を備えるものとされることを必要
とすると共に、遊動機構の支持や操縦ハンドルの操作に
も耐え得る強度が要求され、硬質木材や軽金属等移動操
作の容易な比較的軽量、且つ腐食や錆びに対する耐食性
に秀れた素材から製造されるようにする。
もの同士の長辺側を当接し、一列に配列される如く搭載
する機能を果たすものであり、全ての育苗箱を水平状に
載置できる程度の剛性を備えるものとされることを必要
とすると共に、遊動機構の支持や操縦ハンドルの操作に
も耐え得る強度が要求され、硬質木材や軽金属等移動操
作の容易な比較的軽量、且つ腐食や錆びに対する耐食性
に秀れた素材から製造されるようにする。
【0012】荷台本体は、その前方には案内翼板を設け
たものとすることができ、同案内翼板は、荷台本体上か
ら、前方に向けて送出される育苗箱を、直線状に案内、
整列する機能を果たすものであり、育苗箱の左右縁部に
不要な摩擦抵抗を生じることなく、円滑に案内する部材
形状あるいは機構を採用すべきであり、荷台本体の前端
側に配置され、荷台本体の後方から前方に向けて次第に
育苗箱の左右幅に近づく如く対峙幅を縮小させた案内用
壁面部を備え、さらに、同案内用壁面部の前方に、所定
範囲に渡り、育苗箱の左右幅に略等しい対峙幅を維持す
る整列用壁面部を有するようにした構造のものとする
外、前方から後方に向けて次第に育苗箱の左右幅に近づ
く如く幅寸法を縮小するようにして案内溝状の凹欠部を
形成し、その凹欠部内の左右壁部を案内翼板として機能
させる構造のものとしたり、育苗箱の左右縁部を案内す
る如く垂直軸回りに回転する水平状の滑車を左右に複数
個ずつ配置し、育苗箱の縁部に転動可能に接して送出方
向を案内するように構成したものとすることもできる。
たものとすることができ、同案内翼板は、荷台本体上か
ら、前方に向けて送出される育苗箱を、直線状に案内、
整列する機能を果たすものであり、育苗箱の左右縁部に
不要な摩擦抵抗を生じることなく、円滑に案内する部材
形状あるいは機構を採用すべきであり、荷台本体の前端
側に配置され、荷台本体の後方から前方に向けて次第に
育苗箱の左右幅に近づく如く対峙幅を縮小させた案内用
壁面部を備え、さらに、同案内用壁面部の前方に、所定
範囲に渡り、育苗箱の左右幅に略等しい対峙幅を維持す
る整列用壁面部を有するようにした構造のものとする
外、前方から後方に向けて次第に育苗箱の左右幅に近づ
く如く幅寸法を縮小するようにして案内溝状の凹欠部を
形成し、その凹欠部内の左右壁部を案内翼板として機能
させる構造のものとしたり、育苗箱の左右縁部を案内す
る如く垂直軸回りに回転する水平状の滑車を左右に複数
個ずつ配置し、育苗箱の縁部に転動可能に接して送出方
向を案内するように構成したものとすることもできる。
【0013】また、この荷台本体は、その前端側に、遊
動機構から荷台本体の前方に送出される育苗箱の底部を
円滑に地上に送出されるように支持する機能を果たさせ
るための案内支持棒を設けたものとすることも可能であ
り、例えば、左右に一対、平行状に配された棒体からな
るものとして形成する外、さらに、それらに加えて中央
に一本あるいは複数本の棒体を併設するようにして育苗
箱の円滑な送出をより確実になし得るようにしたり、棒
体に替えて摩擦抵抗の低い一枚の平板を設け、この板上
を育苗箱が滑走するように構成したものとすることも可
能であり、また、それら案内支持棒は、摩擦抵抗を低減
し得るよう、育苗箱の底部に接触する周壁部に円弧状波
形の小さな凹凸形状を形成して接触面積が減少するよう
にしたり、テフロン加工等のように、摩擦抵抗を減少す
る上で有効な表面処理を施したものとすることもでき
る。
動機構から荷台本体の前方に送出される育苗箱の底部を
円滑に地上に送出されるように支持する機能を果たさせ
るための案内支持棒を設けたものとすることも可能であ
り、例えば、左右に一対、平行状に配された棒体からな
るものとして形成する外、さらに、それらに加えて中央
に一本あるいは複数本の棒体を併設するようにして育苗
箱の円滑な送出をより確実になし得るようにしたり、棒
体に替えて摩擦抵抗の低い一枚の平板を設け、この板上
を育苗箱が滑走するように構成したものとすることも可
能であり、また、それら案内支持棒は、摩擦抵抗を低減
し得るよう、育苗箱の底部に接触する周壁部に円弧状波
形の小さな凹凸形状を形成して接触面積が減少するよう
にしたり、テフロン加工等のように、摩擦抵抗を減少す
る上で有効な表面処理を施したものとすることもでき
る。
【0014】さらには、荷台本体への育苗箱の載置個数
を、荷台本体の大きさを制限して増やす手段として、荷
台本体が、その上部に所定高さを置いた補助荷台部の並
設された構造のものとすることも可能であり、例えば、
昇降作動機構により、育苗箱を搭載する案内レールを水
平姿勢のまま昇降作動させ、複数個の育苗箱を荷台本体
上に浮上した状態に搭載すると共に、同機構を逆に作動
し、育苗箱を載置状としたままの案内レールを降下さ
せ、当該案内レールを遊動機構よりも下方にまで下ろし
てしまうことにより、案内レール上の育苗箱が、今度は
案内レールに変わって遊動機構上に移行して搭載状とな
るように構成した、後述する実施例において詳述するよ
うな構造によって代表されるようなものとする外、案内
レールの前端側を前傾させるようにした構造のものとな
し、同案内レール上に搭載した育苗箱を、順次荷台本体
の先端側に送出できるように構成したり、あるいは、逆
に案内レールの後端側を下方に傾斜させ、一枚の育苗箱
毎に遊動機構の後方側に滑り込む如く落下させてから、
順次遊動機構の前方に移動させるようにする等、荷台本
体上に二段、三段と複数段に浮上させた状態に育苗箱を
支持した上、適宜荷台本体の遊動機構上に育苗箱を移
行、搭載状となるようにし、荷台本体前方から順次送出
可能とする機能が果たし得るような構成の補助荷台部と
する。
を、荷台本体の大きさを制限して増やす手段として、荷
台本体が、その上部に所定高さを置いた補助荷台部の並
設された構造のものとすることも可能であり、例えば、
昇降作動機構により、育苗箱を搭載する案内レールを水
平姿勢のまま昇降作動させ、複数個の育苗箱を荷台本体
上に浮上した状態に搭載すると共に、同機構を逆に作動
し、育苗箱を載置状としたままの案内レールを降下さ
せ、当該案内レールを遊動機構よりも下方にまで下ろし
てしまうことにより、案内レール上の育苗箱が、今度は
案内レールに変わって遊動機構上に移行して搭載状とな
るように構成した、後述する実施例において詳述するよ
うな構造によって代表されるようなものとする外、案内
レールの前端側を前傾させるようにした構造のものとな
し、同案内レール上に搭載した育苗箱を、順次荷台本体
の先端側に送出できるように構成したり、あるいは、逆
に案内レールの後端側を下方に傾斜させ、一枚の育苗箱
毎に遊動機構の後方側に滑り込む如く落下させてから、
順次遊動機構の前方に移動させるようにする等、荷台本
体上に二段、三段と複数段に浮上させた状態に育苗箱を
支持した上、適宜荷台本体の遊動機構上に育苗箱を移
行、搭載状となるようにし、荷台本体前方から順次送出
可能とする機能が果たし得るような構成の補助荷台部と
する。
【0015】走行用車輪は、複数の育苗箱を搭載した荷
台本体を走行自在に支持する機能を果たすものであり、
畑のような凹凸のある土地や田のような軟弱な土地であ
っても容易に走行可能とするに十分な接地面積の確保さ
れたものとすべきであり、できるだけ軽量で、且つスプ
リング等の緩衝機能を果たす機構が組み込まれたり、弾
力性に富むタイヤ等を採用するようにして積載安定性を
確保し易くなるようにしたり、左右に複数の車輪を同軸
状もしくは複列状に配置し、左右への揺動を抑制し得る
ように構成したものとするのが望ましいが、場合によっ
ては、荷台本体の左右略中央に一輪を設けただけの構造
のものとして差し支えなく、さらに、無限軌道を採用し
た車輪を一つまたは複数設けてなるものとすることも可
能であり、特にその構造について制限を受けるものでは
ない。
台本体を走行自在に支持する機能を果たすものであり、
畑のような凹凸のある土地や田のような軟弱な土地であ
っても容易に走行可能とするに十分な接地面積の確保さ
れたものとすべきであり、できるだけ軽量で、且つスプ
リング等の緩衝機能を果たす機構が組み込まれたり、弾
力性に富むタイヤ等を採用するようにして積載安定性を
確保し易くなるようにしたり、左右に複数の車輪を同軸
状もしくは複列状に配置し、左右への揺動を抑制し得る
ように構成したものとするのが望ましいが、場合によっ
ては、荷台本体の左右略中央に一輪を設けただけの構造
のものとして差し支えなく、さらに、無限軌道を採用し
た車輪を一つまたは複数設けてなるものとすることも可
能であり、特にその構造について制限を受けるものでは
ない。
【0016】後方支脚部は、走行車輪と相俟って荷台本
体を水平状に支持する機能を果たすものであって、荷台
本体の下方に向けて突出され、複数の育苗箱を搭載した
荷台本体を安定した状態で略水平状に支持するに充分な
強度を確保し得るようにしたものとすべきであり、例え
ば、荷台本体後方の左右に一対、独立したものとして突
設形成するか、荷台本体のフレーム後方側の一部を屈曲
させて荷台本体の一部として一体形成する外、平板状の
支脚部を荷台本体の左右に渡って突設、形成する等、極
力軽量且つ安定な支持が図られるようなものとするのが
望ましく、また、必要があれば、その支持高さを変更可
能とするような高さ調節機能を備えたものとすることも
できる。
体を水平状に支持する機能を果たすものであって、荷台
本体の下方に向けて突出され、複数の育苗箱を搭載した
荷台本体を安定した状態で略水平状に支持するに充分な
強度を確保し得るようにしたものとすべきであり、例え
ば、荷台本体後方の左右に一対、独立したものとして突
設形成するか、荷台本体のフレーム後方側の一部を屈曲
させて荷台本体の一部として一体形成する外、平板状の
支脚部を荷台本体の左右に渡って突設、形成する等、極
力軽量且つ安定な支持が図られるようなものとするのが
望ましく、また、必要があれば、その支持高さを変更可
能とするような高さ調節機能を備えたものとすることも
できる。
【0017】前方支脚部は、走行車輪および後方支脚部
と相俟って荷台本体を水平状に支持する機能を果たし、
折り畳まれることにより、荷台本体の前傾を妨げないよ
うに構成されたものとしなければならず、その折り畳み
操作は、例えば、後述の実施例のように、荷台本体後方
下部の足元ペダル等による遠隔操作によって行われるよ
うに構成されたものとしたり、あるいは、前方支脚部の
下端を地面に接地したまま荷台本体を前進させることに
より、特別の遠隔操作機構を設けずに自動的に折り畳ま
れるように構成したものその他からなるものとすること
もでき、特にその折り畳み機構についてその構成に制約
を受けるものではない。
と相俟って荷台本体を水平状に支持する機能を果たし、
折り畳まれることにより、荷台本体の前傾を妨げないよ
うに構成されたものとしなければならず、その折り畳み
操作は、例えば、後述の実施例のように、荷台本体後方
下部の足元ペダル等による遠隔操作によって行われるよ
うに構成されたものとしたり、あるいは、前方支脚部の
下端を地面に接地したまま荷台本体を前進させることに
より、特別の遠隔操作機構を設けずに自動的に折り畳ま
れるように構成したものその他からなるものとすること
もでき、特にその折り畳み機構についてその構成に制約
を受けるものではない。
【0018】遊動機構は、荷台本体上に搭載された育苗
箱を前後方向に自由に滑走自在に支持する機能を果たす
ものであり、例えば、後述の実施例の如く、荷台本体の
左・右枠部間に梯子状に掛け渡される複数の円筒状滑車
を前後に渡って夫々枢着してなるものとする外、複数個
併設した駒型滑車またはスポロケット、あるいは一面に
ベアリングを埋め込んだり、ひっくり返したキャスター
を複数個並べたもの、さらに荷台本体の前後端に掛けて
巻き掛けられた単一もしくは複数のチェーンやベルト等
からなる無限帯を採用する等、遊動を可能とする各種手
段、構造からなるものとすることも勿論可能である。
箱を前後方向に自由に滑走自在に支持する機能を果たす
ものであり、例えば、後述の実施例の如く、荷台本体の
左・右枠部間に梯子状に掛け渡される複数の円筒状滑車
を前後に渡って夫々枢着してなるものとする外、複数個
併設した駒型滑車またはスポロケット、あるいは一面に
ベアリングを埋め込んだり、ひっくり返したキャスター
を複数個並べたもの、さらに荷台本体の前後端に掛けて
巻き掛けられた単一もしくは複数のチェーンやベルト等
からなる無限帯を採用する等、遊動を可能とする各種手
段、構造からなるものとすることも勿論可能である。
【0019】操縦用ハンドルは、複数の育苗箱を搭載し
た荷台本体を押し引き移動させると共に、荷台本体の後
端側を引き上げて、先端側を接地するように傾斜させる
操縦を可能とする操縦杆としての機能を果たすものであ
って、荷台本体の後端側に左右一対、後方に延出される
如くして設けられたハンドルとしたり、荷台本体後端の
左右幅中央に取着され、上方に突出された棒体の上端
に、水平状、左右に延長されたハンドルをT字型となる
ように結合したものとすることもできる。なお、この操
縦用ハンドルは、育苗箱の搭載作業の邪魔にならないよ
うに、伸縮させたり、折り畳んだりすることができるよ
うに構成したものとするのが望ましい。
た荷台本体を押し引き移動させると共に、荷台本体の後
端側を引き上げて、先端側を接地するように傾斜させる
操縦を可能とする操縦杆としての機能を果たすものであ
って、荷台本体の後端側に左右一対、後方に延出される
如くして設けられたハンドルとしたり、荷台本体後端の
左右幅中央に取着され、上方に突出された棒体の上端
に、水平状、左右に延長されたハンドルをT字型となる
ように結合したものとすることもできる。なお、この操
縦用ハンドルは、育苗箱の搭載作業の邪魔にならないよ
うに、伸縮させたり、折り畳んだりすることができるよ
うに構成したものとするのが望ましい。
【0020】ロック機構は、荷台本体上に搭載された育
苗箱が不用意に前方に放出され、脱落してしまうことを
阻止する機能を果たすものであり、運搬作業者の操作を
受け、育苗箱を適宜係脱できるように構成されたものと
しなければならず、例えば、操縦用ハンドルの把持部近
傍に設けられた開閉操作レバーを操作することにより、
常時、育苗箱を係止する状態にあるロック機構を遠隔操
作して解除し、育苗箱を放出可能となるようにした後述
の実施例において代表されるような構造のものとした
り、あるいは、開状態と閉状態で固定可能なロック機構
を、遠隔操作ではなく直接開閉操作し、育苗箱の係脱を
行うように構成したものとすることもでき、その掛止構
造としては、例えば育苗箱の底面を下方から突き上げ状
に突起して係止するバネ爪によるものや、育苗箱の一部
または全体を、前記した遊動機構上から浮上する如く持
ち上げてしまうことが可能となる突き上げ棒等からなる
ものとすることができる外、後述する実施例によって代
表されるように、コの字状の枠体に形成されていて、最
前に位置する育苗箱の前方側に外嵌する如く係合するよ
うにしたもの等として実現する。
苗箱が不用意に前方に放出され、脱落してしまうことを
阻止する機能を果たすものであり、運搬作業者の操作を
受け、育苗箱を適宜係脱できるように構成されたものと
しなければならず、例えば、操縦用ハンドルの把持部近
傍に設けられた開閉操作レバーを操作することにより、
常時、育苗箱を係止する状態にあるロック機構を遠隔操
作して解除し、育苗箱を放出可能となるようにした後述
の実施例において代表されるような構造のものとした
り、あるいは、開状態と閉状態で固定可能なロック機構
を、遠隔操作ではなく直接開閉操作し、育苗箱の係脱を
行うように構成したものとすることもでき、その掛止構
造としては、例えば育苗箱の底面を下方から突き上げ状
に突起して係止するバネ爪によるものや、育苗箱の一部
または全体を、前記した遊動機構上から浮上する如く持
ち上げてしまうことが可能となる突き上げ棒等からなる
ものとすることができる外、後述する実施例によって代
表されるように、コの字状の枠体に形成されていて、最
前に位置する育苗箱の前方側に外嵌する如く係合するよ
うにしたもの等として実現する。
【0021】なお、この発明の育苗箱移動、整列用台車
においては、その搭載対象は、上面を開口した浅い矩形
状の筐体であって、稲の苗を育てる際に利用される育苗
箱を主としているが、略同様の形状をなすものであっ
て、他の物品を収容して一度に多数を搬送する必要のあ
る筐体であれば、必ずしもこの育苗箱に限定される訳で
はなく、その他用途、機能の筐体、例えば工場内におけ
る機械部品や電子部品、あるいは形状が崩れ易く傷付き
易い食品等を収容してなる箱であっても、この発明の育
苗箱移動、整列用台車における育苗箱相当のものになる
ことは言うまでもないことである。以下では、これまで
説明してきたこの発明の育苗箱移動、整列用台車に包含
される構成が、より一層明確に理解できるよう、代表的
な実施例を開示して具体的な説明を加えて行くこととす
る。
においては、その搭載対象は、上面を開口した浅い矩形
状の筐体であって、稲の苗を育てる際に利用される育苗
箱を主としているが、略同様の形状をなすものであっ
て、他の物品を収容して一度に多数を搬送する必要のあ
る筐体であれば、必ずしもこの育苗箱に限定される訳で
はなく、その他用途、機能の筐体、例えば工場内におけ
る機械部品や電子部品、あるいは形状が崩れ易く傷付き
易い食品等を収容してなる箱であっても、この発明の育
苗箱移動、整列用台車における育苗箱相当のものになる
ことは言うまでもないことである。以下では、これまで
説明してきたこの発明の育苗箱移動、整列用台車に包含
される構成が、より一層明確に理解できるよう、代表的
な実施例を開示して具体的な説明を加えて行くこととす
る。
【0022】
【実施例1】図1の育苗箱移動、整列用台車の斜視図、
図2の育苗箱移動、整列用台車の平面図、図3の育苗箱
移動、整列用台車の側面図に示される事例は、補助荷台
部8を備えてなるものとし、より多くの育苗箱10,1
0,……を搬送できるように構成したことを特徴とする
育苗箱移動、整列用台車の最も代表的な一実施例を示す
ものである。
図2の育苗箱移動、整列用台車の平面図、図3の育苗箱
移動、整列用台車の側面図に示される事例は、補助荷台
部8を備えてなるものとし、より多くの育苗箱10,1
0,……を搬送できるように構成したことを特徴とする
育苗箱移動、整列用台車の最も代表的な一実施例を示す
ものである。
【0023】荷台本体2は、育苗箱10よりも左右幅の
狭い前枠部21、後枠部22、および育苗箱10,1
0,……を5枚程度、配列できる長さに設定された左枠
部23ならびに右枠部24を備えて平面矩形状の枠体に
形成されており、同左・右枠部23,24の間には、複
数本の円筒状滑車31が平面視、梯子状をなす如く掛け
渡し、枢着されると共に、全円筒状滑車31,31,…
…の上側円周部が前枠部21および左・右枠部23,2
4よりも上方に突出され、且つ互いに同一の高さに突出
され、搭載される育苗箱10を荷台本体2に平行状に配
置する上、各円筒状滑車31が転動自在なことから、摩
擦抵抗が低く押さえられ、育苗箱10を前後方向に摺動
自在に支持するよう構成されている。
狭い前枠部21、後枠部22、および育苗箱10,1
0,……を5枚程度、配列できる長さに設定された左枠
部23ならびに右枠部24を備えて平面矩形状の枠体に
形成されており、同左・右枠部23,24の間には、複
数本の円筒状滑車31が平面視、梯子状をなす如く掛け
渡し、枢着されると共に、全円筒状滑車31,31,…
…の上側円周部が前枠部21および左・右枠部23,2
4よりも上方に突出され、且つ互いに同一の高さに突出
され、搭載される育苗箱10を荷台本体2に平行状に配
置する上、各円筒状滑車31が転動自在なことから、摩
擦抵抗が低く押さえられ、育苗箱10を前後方向に摺動
自在に支持するよう構成されている。
【0024】荷台本体2の重心に相当する下側には、左
右適宜箇所に走行用車輪25,25が同軸状に取着さ
れ、荷台本体2を前後方向に走行可能に構成する一方、
荷台本体2の後端左右には、夫々円柱状の後方支脚部2
6,26が下方に突出されており、走行用車輪25,2
5と相俟って、荷台本体2を水平状に支持するようにな
っている。なお、必要があれば、後方支脚部26,26
の下端部には、軟弱地での沈み込みを阻止するため、接
地面積を拡大する平板部材を付加することも可能であ
り、また、床面の傷つきを防止するためのゴムキャップ
を被着することもできる。
右適宜箇所に走行用車輪25,25が同軸状に取着さ
れ、荷台本体2を前後方向に走行可能に構成する一方、
荷台本体2の後端左右には、夫々円柱状の後方支脚部2
6,26が下方に突出されており、走行用車輪25,2
5と相俟って、荷台本体2を水平状に支持するようにな
っている。なお、必要があれば、後方支脚部26,26
の下端部には、軟弱地での沈み込みを阻止するため、接
地面積を拡大する平板部材を付加することも可能であ
り、また、床面の傷つきを防止するためのゴムキャップ
を被着することもできる。
【0025】荷台本体2の後端左右には、夫々上端側を
折曲し、把持部61,61を形成した操縦用ハンドル
6,6の基端部が、後方に向けて回動可能に取着されて
おり、荷台本体2に垂直状に立て、荷台本体2を引き押
し操作可能となる上、運搬しないときには後方に倒せる
ように構成されている。
折曲し、把持部61,61を形成した操縦用ハンドル
6,6の基端部が、後方に向けて回動可能に取着されて
おり、荷台本体2に垂直状に立て、荷台本体2を引き押
し操作可能となる上、運搬しないときには後方に倒せる
ように構成されている。
【0026】一方、荷台本体2の前端側には、U字状に
形成され、左右上端が後方に向けて回動自在に枢着され
た前方支脚部27が設けられ、同前方支脚部27には、
荷台本体2の後端まで延長された回動操作用の連係細棒
28の前端が連結され、同連係細棒28の後端には、コ
イルバネによって常時付勢された足元ペダル29が連結
されており、足元ペダル29を踏み込み操作することに
より、コイルバネの付勢力に抗して前方支脚部27が後
方に引き倒され、踏み込んだまま足元ペダル29を左右
何れかににずらし、図示されない係合部に係合させるこ
とにより、踏み込み状態に仮固定でき、足元ペダル29
を再度元の中央位置に戻すことによって係合を解除し、
踏み込みを止めて足元ペダル29を戻すことにより、前
方支脚部27を垂下状態に戻すことができるように構成
されている。
形成され、左右上端が後方に向けて回動自在に枢着され
た前方支脚部27が設けられ、同前方支脚部27には、
荷台本体2の後端まで延長された回動操作用の連係細棒
28の前端が連結され、同連係細棒28の後端には、コ
イルバネによって常時付勢された足元ペダル29が連結
されており、足元ペダル29を踏み込み操作することに
より、コイルバネの付勢力に抗して前方支脚部27が後
方に引き倒され、踏み込んだまま足元ペダル29を左右
何れかににずらし、図示されない係合部に係合させるこ
とにより、踏み込み状態に仮固定でき、足元ペダル29
を再度元の中央位置に戻すことによって係合を解除し、
踏み込みを止めて足元ペダル29を戻すことにより、前
方支脚部27を垂下状態に戻すことができるように構成
されている。
【0027】荷台本体2の前端側、育苗箱10の載置さ
れる高さ位置の左右側部には、荷台本体2の後方から前
方に向けて次第に育苗箱10の左右幅寸法に近づくよう
に傾斜された一対の案内用壁面部41,41を備えると
共に、同案内用壁面部41,41の前端側に連続して育
苗箱10の左右幅に略一致する距離を隔てて対峙する整
列用壁面部42,42を有する案内翼板4,4が形成さ
れ、該案内翼板4,4の間に位置された最前の円筒状滑
車31の左右側に、荷台本体2の前端側から、さらに前
方に同一寸法且つ平行状に延出された、左右一対の案内
支持棒5,5が取着されており、同案内支持棒5,5
は、共に荷台本体2が前傾された際に地面に接地して撓
むよう、弾性変形可能な棒体から構成されている。
れる高さ位置の左右側部には、荷台本体2の後方から前
方に向けて次第に育苗箱10の左右幅寸法に近づくよう
に傾斜された一対の案内用壁面部41,41を備えると
共に、同案内用壁面部41,41の前端側に連続して育
苗箱10の左右幅に略一致する距離を隔てて対峙する整
列用壁面部42,42を有する案内翼板4,4が形成さ
れ、該案内翼板4,4の間に位置された最前の円筒状滑
車31の左右側に、荷台本体2の前端側から、さらに前
方に同一寸法且つ平行状に延出された、左右一対の案内
支持棒5,5が取着されており、同案内支持棒5,5
は、共に荷台本体2が前傾された際に地面に接地して撓
むよう、弾性変形可能な棒体から構成されている。
【0028】荷台本体2の前端側に配置された案内翼板
4,4の外側壁部には、コ字状に折曲された枠状係止部
71からなり、左右端部側が案内翼板4,4に枢着さ
れ、閉状態で最前の育苗箱10の前縁部を係止し、開状
態で係止を解除するように構成されたロック機構7が設
けられ、同ロック機構7の枠状係止部71の枢着端に操
作用ワイヤー72の一端を連結し、荷台本体2の下側に
沿って後方に延長された操作用ワイヤー72の他端を左
右何れか一方の操縦用ハンドル6の把持部61近傍に取
着された開閉作動レバー73に連結し、開閉作動レバー
73の操作によってロック機構7の開閉が連動されるよ
うになっている。
4,4の外側壁部には、コ字状に折曲された枠状係止部
71からなり、左右端部側が案内翼板4,4に枢着さ
れ、閉状態で最前の育苗箱10の前縁部を係止し、開状
態で係止を解除するように構成されたロック機構7が設
けられ、同ロック機構7の枠状係止部71の枢着端に操
作用ワイヤー72の一端を連結し、荷台本体2の下側に
沿って後方に延長された操作用ワイヤー72の他端を左
右何れか一方の操縦用ハンドル6の把持部61近傍に取
着された開閉作動レバー73に連結し、開閉作動レバー
73の操作によってロック機構7の開閉が連動されるよ
うになっている。
【0029】荷台本体2の左・右枠部23,24には、
補助荷台部8が設けられており、当該補助荷台部8は、
前後および中間に配置された三つの門型支枠部91,9
1,91を備えた昇降機構部9を有し、全ての門型支枠
部91,91,91は、左・右枠部23,24に基部を
回動自在に連結した左右の縦杆と、同左右の縦杆の先端
部間に回動自在に掛け渡しされた横杆とを有し、これら
横杆には、前後にかけて、育苗箱10,10,……を三
枚程度前後に並べて搭載可能な案内レール部92,92
を左右、平行状に取着してある。
補助荷台部8が設けられており、当該補助荷台部8は、
前後および中間に配置された三つの門型支枠部91,9
1,91を備えた昇降機構部9を有し、全ての門型支枠
部91,91,91は、左・右枠部23,24に基部を
回動自在に連結した左右の縦杆と、同左右の縦杆の先端
部間に回動自在に掛け渡しされた横杆とを有し、これら
横杆には、前後にかけて、育苗箱10,10,……を三
枚程度前後に並べて搭載可能な案内レール部92,92
を左右、平行状に取着してある。
【0030】荷台本体2の前端側に配置された門型支枠
部91は、左・右縦枠の中途部にコ字枠状をなして補助
荷台部8上に載置された育苗箱10の中、最前に位置し
た育苗箱10の前縁部を係止可能に構成された補助荷台
部用ロック機構93の左右端部が枢着され、同補助荷台
部用ロック機構93は、昇降機構部9の起立時には、育
苗箱10を係止し、昇降機構部9が倒された状態では、
案内翼板4の後部に係止されることにより、それ以上の
降下が阻まれ、育苗箱10を開放するように構成されて
いる。
部91は、左・右縦枠の中途部にコ字枠状をなして補助
荷台部8上に載置された育苗箱10の中、最前に位置し
た育苗箱10の前縁部を係止可能に構成された補助荷台
部用ロック機構93の左右端部が枢着され、同補助荷台
部用ロック機構93は、昇降機構部9の起立時には、育
苗箱10を係止し、昇降機構部9が倒された状態では、
案内翼板4の後部に係止されることにより、それ以上の
降下が阻まれ、育苗箱10を開放するように構成されて
いる。
【0031】また、操縦用ハンドル6,6に最も近接、
配置された後部の門型支枠部91は、縦杆部を三角形状
の平板形状とされ、後上方に延長された頂部間に横杆と
同様に掛け渡された昇降操作用ハンドル杆94が設けら
れている。さらに、左・右枠部23,24の後部外側に
は、補助荷台部8が上昇されたときに、後端に位置され
る門型支枠部91を受け止め、これにより昇降作動機構
9全体を支持する起立姿勢支持枠部95,95が設けら
れている。
配置された後部の門型支枠部91は、縦杆部を三角形状
の平板形状とされ、後上方に延長された頂部間に横杆と
同様に掛け渡された昇降操作用ハンドル杆94が設けら
れている。さらに、左・右枠部23,24の後部外側に
は、補助荷台部8が上昇されたときに、後端に位置され
る門型支枠部91を受け止め、これにより昇降作動機構
9全体を支持する起立姿勢支持枠部95,95が設けら
れている。
【0032】
【実施例2】図9の他のロック機構の側面図に示される
事例は、ロック機構7を荷台本体2の前方下側に設けた
ことを特徴とするものの一例を示すものであり、ロック
機構7は、左・右枠部23,24間の先端側に係止枠7
4を配置し、同係止枠74は、先端側に形成された係止
爪75,75を円筒状滑車31,31の間から突没自在
に回動する如く枢支され、その後端側は自重によって常
時下方に付勢され、係止爪75,75を突出させる姿勢
を保つように構成され、同後端部に、操作用ワイヤー7
2の一端を連結し、同操作用ワイヤー72の他端を荷台
本体2の後方へ延長した上、操縦用ハンドル6の中途部
に設けられた係脱作動レバー73に連結することによ
り、係脱作動レバー73の操作に応じて係止爪75,7
5が突没操作されるように構成されてなるものである。
事例は、ロック機構7を荷台本体2の前方下側に設けた
ことを特徴とするものの一例を示すものであり、ロック
機構7は、左・右枠部23,24間の先端側に係止枠7
4を配置し、同係止枠74は、先端側に形成された係止
爪75,75を円筒状滑車31,31の間から突没自在
に回動する如く枢支され、その後端側は自重によって常
時下方に付勢され、係止爪75,75を突出させる姿勢
を保つように構成され、同後端部に、操作用ワイヤー7
2の一端を連結し、同操作用ワイヤー72の他端を荷台
本体2の後方へ延長した上、操縦用ハンドル6の中途部
に設けられた係脱作動レバー73に連結することによ
り、係脱作動レバー73の操作に応じて係止爪75,7
5が突没操作されるように構成されてなるものである。
【0033】
【作 用】以上の如く構成されたこの発明の育苗箱移
動、整列用台車1は、図2の育苗箱移動、整列用台車の
平面図に示される如く、荷台本体2に設けられた遊動機
構部3上に複数の育苗箱10,10,……を一列に載置
し、操縦用ハンドル6,6を押し引き操作することで搬
送可能となる。遊動機構部3上に載置された育苗箱1
0,10,……は、最前に位置された育苗箱10がロッ
ク機構7の枠状係止部71に係止される。
動、整列用台車1は、図2の育苗箱移動、整列用台車の
平面図に示される如く、荷台本体2に設けられた遊動機
構部3上に複数の育苗箱10,10,……を一列に載置
し、操縦用ハンドル6,6を押し引き操作することで搬
送可能となる。遊動機構部3上に載置された育苗箱1
0,10,……は、最前に位置された育苗箱10がロッ
ク機構7の枠状係止部71に係止される。
【0034】補助荷台部8には、図3の育苗箱移動、整
列用台車の側面図に示されるように、遊動機構部3上に
5枚並べられた育苗箱10,10,……の外に、さらに
5枚の育苗箱10,10……を搭載される。該補助荷台
部8は、昇降作動機構部9が後方に回動され、起立され
ることにより、遊動機構部3に載置された育苗箱10,
10,……に緩衝せずに、所定高さ位置に水平状に浮上
支持され、3枚の育苗箱10,10,10が案内レール
部92,92上に載置され、さらに、2枚が最後位の育
苗箱10上に重ね置きされる。このとき補助荷台部8の
最前に位置された育苗箱10の前縁部は、補助荷台部用
ロック機構93に係止されている。
列用台車の側面図に示されるように、遊動機構部3上に
5枚並べられた育苗箱10,10,……の外に、さらに
5枚の育苗箱10,10……を搭載される。該補助荷台
部8は、昇降作動機構部9が後方に回動され、起立され
ることにより、遊動機構部3に載置された育苗箱10,
10,……に緩衝せずに、所定高さ位置に水平状に浮上
支持され、3枚の育苗箱10,10,10が案内レール
部92,92上に載置され、さらに、2枚が最後位の育
苗箱10上に重ね置きされる。このとき補助荷台部8の
最前に位置された育苗箱10の前縁部は、補助荷台部用
ロック機構93に係止されている。
【0035】育苗箱10,10,……を満載した育苗箱
移動、整列用台車1を移送する際には、足元ペダル29
を踏み込み、前方支脚部27を、図8の前方支脚部にお
ける折り畳み機構の側面図に示される如く後方に向けて
折り畳み、足元ペダル29を左右方向の何れか一方にず
らすよう動かすことにより、図示しない係合部に係合
し、前方支脚部27の折り畳み状態を維持するように
し、左右の操縦用ハンドル6,6を前後に押し引きし、
左右に舵取りしながら搬送する。
移動、整列用台車1を移送する際には、足元ペダル29
を踏み込み、前方支脚部27を、図8の前方支脚部にお
ける折り畳み機構の側面図に示される如く後方に向けて
折り畳み、足元ペダル29を左右方向の何れか一方にず
らすよう動かすことにより、図示しない係合部に係合
し、前方支脚部27の折り畳み状態を維持するように
し、左右の操縦用ハンドル6,6を前後に押し引きし、
左右に舵取りしながら搬送する。
【0036】搬送の目的地点に到着後は、育苗箱10を
置き始める位置に荷台本体2の前端側を位置させ、操縦
用ハンドル6,6を上方に引き上げ、荷台本体2の前端
側が地上に接地するように前傾させ、次に、開閉作動レ
バー73を操作し、図4の育苗箱の送出状態の育苗箱移
動、整列用台車の側面図、および図7のロック機構7に
おける要部の側面図に示されるように、ロック機構7の
枠状係止部71を開放し、遊動機構3上に搭載された育
苗箱10,10,……を滑落状に送出しながら、育苗箱
移動、整列用台車1を後方に移動させる。その際、最前
の円筒状滑車31の位置から前方に延出された案内支持
棒5,5は、地上に送出される育苗箱10の着地の際の
衝撃を和らげる如く滑走状に案内して当該育苗箱10を
目的位置に送り出すことになる。
置き始める位置に荷台本体2の前端側を位置させ、操縦
用ハンドル6,6を上方に引き上げ、荷台本体2の前端
側が地上に接地するように前傾させ、次に、開閉作動レ
バー73を操作し、図4の育苗箱の送出状態の育苗箱移
動、整列用台車の側面図、および図7のロック機構7に
おける要部の側面図に示されるように、ロック機構7の
枠状係止部71を開放し、遊動機構3上に搭載された育
苗箱10,10,……を滑落状に送出しながら、育苗箱
移動、整列用台車1を後方に移動させる。その際、最前
の円筒状滑車31の位置から前方に延出された案内支持
棒5,5は、地上に送出される育苗箱10の着地の際の
衝撃を和らげる如く滑走状に案内して当該育苗箱10を
目的位置に送り出すことになる。
【0037】遊動機構3上に始めに載置された5枚の育
苗箱10,10,……を全て送出し後、後方支脚部26
を接地すると共に、必要に応じて前方支脚部27を垂下
状に戻して荷台本体2を水平状に戻し、図5の昇降作動
機構9を降下状態とした育苗箱移動、整列用台車の側面
図に示されるように、補助荷台部8の昇降操作用ハンド
ル杆94を前方に押し倒し、昇降機構9を前方に回動さ
せ、案内レール部92,92を円筒状滑車31,31,
……の上側周壁面よりも下側に降下させ、浮上されてい
た育苗箱10,10,……を遊動機構3上に載置する。
苗箱10,10,……を全て送出し後、後方支脚部26
を接地すると共に、必要に応じて前方支脚部27を垂下
状に戻して荷台本体2を水平状に戻し、図5の昇降作動
機構9を降下状態とした育苗箱移動、整列用台車の側面
図に示されるように、補助荷台部8の昇降操作用ハンド
ル杆94を前方に押し倒し、昇降機構9を前方に回動さ
せ、案内レール部92,92を円筒状滑車31,31,
……の上側周壁面よりも下側に降下させ、浮上されてい
た育苗箱10,10,……を遊動機構3上に載置する。
【0038】補助荷台部用ロック機構93は、降下の途
中において案内翼板4の後部上縁部に係合し、遊動機構
3側への降下を阻止され、降下した育苗箱10,10,
……の係止を解除した状態に維持されることから、遊動
機構3上に移行、搭載状となった育苗箱10,10,…
…は、その最前の育苗箱10がロック機構7の枠状係止
部71に係止され、不用意な前方への送出が阻止されて
いる。
中において案内翼板4の後部上縁部に係合し、遊動機構
3側への降下を阻止され、降下した育苗箱10,10,
……の係止を解除した状態に維持されることから、遊動
機構3上に移行、搭載状となった育苗箱10,10,…
…は、その最前の育苗箱10がロック機構7の枠状係止
部71に係止され、不用意な前方への送出が阻止されて
いる。
【0039】積み上げられていた後方の育苗箱10,1
0を一枚毎遊動機構3上に並べた後、再度、前方支脚部
27を折り畳み、育苗箱10,10,……の送出目標位
置に荷台本体2の先端側を合わせるように前傾させた
後、図6の補助荷台部から移行、搭載状とされていた育
苗箱10,10,……を送出する育苗箱移動、整列用台
車の側面図が示すようにロック機構7を解除し、枠状係
止部71を開放、育苗箱10,10,……を前方に送出
しながら、最初に荷台本体2に搭載状としていた育苗箱
10,10,……の場合と同様に荷台本体2を後方に引
き動かす。
0を一枚毎遊動機構3上に並べた後、再度、前方支脚部
27を折り畳み、育苗箱10,10,……の送出目標位
置に荷台本体2の先端側を合わせるように前傾させた
後、図6の補助荷台部から移行、搭載状とされていた育
苗箱10,10,……を送出する育苗箱移動、整列用台
車の側面図が示すようにロック機構7を解除し、枠状係
止部71を開放、育苗箱10,10,……を前方に送出
しながら、最初に荷台本体2に搭載状としていた育苗箱
10,10,……の場合と同様に荷台本体2を後方に引
き動かす。
【0040】続けて搬送する場合には、図1の育苗箱移
動、整列用台車の斜視図に示される如く、荷台本体2を
水平状に支持し、昇降操作用ハンドル杆94を後方に向
けて引き起こし、最後位の門型支持枠部91の縦枠を起
立姿勢支持枠部95,95に係合し、補助荷台部8を起
立状態にして、再び育苗箱10,10,……を搭載す
る。
動、整列用台車の斜視図に示される如く、荷台本体2を
水平状に支持し、昇降操作用ハンドル杆94を後方に向
けて引き起こし、最後位の門型支持枠部91の縦枠を起
立姿勢支持枠部95,95に係合し、補助荷台部8を起
立状態にして、再び育苗箱10,10,……を搭載す
る。
【0041】図9の他のロック機構における要部の側面
図に示される係止枠74は、その後端側にある重心によ
って前端側が上昇され、係止爪75,75が、常に円筒
状滑車31,31,……よりも上方に突出されており、
係脱操作レバー73の操作に応じて当該係止爪75,7
5が降下され、円筒状滑車31,31,……の下方に没
するものとなり、育苗箱10,10,……の係止が解除
され、育苗箱を前方に送出できる状態となる。したがっ
て、係脱操作レバー73の操作を解除すると、係止枠7
4は、その自重によって後端側が降下され、係止爪7
5,75が上昇し、育苗箱10,10,……を係止す
る。
図に示される係止枠74は、その後端側にある重心によ
って前端側が上昇され、係止爪75,75が、常に円筒
状滑車31,31,……よりも上方に突出されており、
係脱操作レバー73の操作に応じて当該係止爪75,7
5が降下され、円筒状滑車31,31,……の下方に没
するものとなり、育苗箱10,10,……の係止が解除
され、育苗箱を前方に送出できる状態となる。したがっ
て、係脱操作レバー73の操作を解除すると、係止枠7
4は、その自重によって後端側が降下され、係止爪7
5,75が上昇し、育苗箱10,10,……を係止す
る。
【0042】
【効 果】以上説明したように、この発明の育苗箱移
動、整列用台車によれば、一度に多数の育苗箱を水平状
態を保ったまま搬送し、しかも全てを密着状に整列した
状態に並べ置くことができるようにするものであること
から、従前までのような、台車への積み降ろしの外に、
降ろした育苗箱の新たな配列作業も行わなければならな
いといった極めて繁雑な作業を一切不要とし、育苗管理
で忙しい春作業に行われる度重なる育苗箱の搬送を、短
時間の中に完了することができるものであって、特に兼
業農家のように農業に専念する時間の確保が難しく、小
人数で全ての作業を行わなければならない農家にとって
は、作業効率を高め、作業内容を軽減化することのでき
る利便性に富んだ台車となり、したがって、最近のよう
な厳しい環境下に置かれている農家経営を、少しでも安
定化させる上で大いに役立つものになるという秀れた特
徴を発揮するものとなる。
動、整列用台車によれば、一度に多数の育苗箱を水平状
態を保ったまま搬送し、しかも全てを密着状に整列した
状態に並べ置くことができるようにするものであること
から、従前までのような、台車への積み降ろしの外に、
降ろした育苗箱の新たな配列作業も行わなければならな
いといった極めて繁雑な作業を一切不要とし、育苗管理
で忙しい春作業に行われる度重なる育苗箱の搬送を、短
時間の中に完了することができるものであって、特に兼
業農家のように農業に専念する時間の確保が難しく、小
人数で全ての作業を行わなければならない農家にとって
は、作業効率を高め、作業内容を軽減化することのでき
る利便性に富んだ台車となり、したがって、最近のよう
な厳しい環境下に置かれている農家経営を、少しでも安
定化させる上で大いに役立つものになるという秀れた特
徴を発揮するものとなる。
【0043】特に、荷台本体2に設けられた遊動機構3
を円筒状滑車31,31,……からなるものでは、複数
の育苗箱10,10,……を、搭載されたままの配列
で、地上まで滑走、送出されるようにする上で、故障が
少なく、何時までも円滑な作動をなし得る耐久性あるも
のとすることができる上、製造も容易なものとなって安
価に提供できるという有利な特徴を兼ね備えたものとす
ることができる。また、荷台本体2の先端側に設けられ
た案内支持棒5,5は、遊動機構3によって滑走、送出
される育苗箱10,10,……を地上に滑落させて衝撃
を受けることなく、殆ど手作業による丁寧な移送、整列
に匹敵する程の極めて円滑に目標位置に滑り込む如くし
た移送、整列を可能ならしめるものとなり、実用性の点
でも一層有利なものとすることができる。
を円筒状滑車31,31,……からなるものでは、複数
の育苗箱10,10,……を、搭載されたままの配列
で、地上まで滑走、送出されるようにする上で、故障が
少なく、何時までも円滑な作動をなし得る耐久性あるも
のとすることができる上、製造も容易なものとなって安
価に提供できるという有利な特徴を兼ね備えたものとす
ることができる。また、荷台本体2の先端側に設けられ
た案内支持棒5,5は、遊動機構3によって滑走、送出
される育苗箱10,10,……を地上に滑落させて衝撃
を受けることなく、殆ど手作業による丁寧な移送、整列
に匹敵する程の極めて円滑に目標位置に滑り込む如くし
た移送、整列を可能ならしめるものとなり、実用性の点
でも一層有利なものとすることができる。
【0044】さらには、荷台本体2上には、補助荷台部
8を並設してなるものとし、荷台本体2を必要以上に大
きくして操作性を悪くしてしまうことなく、より多くの
育苗箱10,10,……を一度に搬送することが可能と
なるようにすると共に、上層に浮上、保持した育苗箱1
0,10,……も、水平状に支持され易くし、しかも昇
降時にもその水平姿勢をそのまま維持し続けるものとさ
れている上、上昇時には補助荷台部用ロック機構93に
よって係止されるようにしてあってその脱落を防止し、
降下時には、同補助荷台部用ロック機構93のロックが
自動的に解除され、育苗箱10,10,……が遊動機構
3上に摺動自在に載置されるようにしてあることから、
全ての育苗箱10,10,……を荷台本体2の前端側か
ら同じ条件で送出させることができ、育苗箱10,1
0,……の送出位置を定めるうえで極めた都合の良いも
のとなる。
8を並設してなるものとし、荷台本体2を必要以上に大
きくして操作性を悪くしてしまうことなく、より多くの
育苗箱10,10,……を一度に搬送することが可能と
なるようにすると共に、上層に浮上、保持した育苗箱1
0,10,……も、水平状に支持され易くし、しかも昇
降時にもその水平姿勢をそのまま維持し続けるものとさ
れている上、上昇時には補助荷台部用ロック機構93に
よって係止されるようにしてあってその脱落を防止し、
降下時には、同補助荷台部用ロック機構93のロックが
自動的に解除され、育苗箱10,10,……が遊動機構
3上に摺動自在に載置されるようにしてあることから、
全ての育苗箱10,10,……を荷台本体2の前端側か
ら同じ条件で送出させることができ、育苗箱10,1
0,……の送出位置を定めるうえで極めた都合の良いも
のとなる。
【0045】叙述の如く、この発明の育苗箱移動、整列
用台車は、新規な構成によって確実に所期の目的を達成
可能とするものであり、その構造も比較的簡単で製造も
容易であり、低廉にて市場に提供可能なものであること
から、新食糧法の施行、その他農業事情の変遷に伴い、
稲作の低コスト化および高品質化が強く求められる上、
生産調整等によって経営基盤の安定化が難しくなってい
る稲作農家、特に作業の効率化が迫られている兼業農家
等の中小規模の農家にとって大いに役立つ秀れた育苗箱
用の台車とすることができるものとなっており、それら
の多くの農家に広く採用、普及していって、繁雑で細心
の注意を要する育苗管理作業をより一層し易くすること
を保証し得るものになると予想され、稲作農業を営む人
々はもとよりのこと、農機具の製造、販売に携わる人々
や、それに関連する多くの人々から高い評価がなされる
ものになると言えよう。
用台車は、新規な構成によって確実に所期の目的を達成
可能とするものであり、その構造も比較的簡単で製造も
容易であり、低廉にて市場に提供可能なものであること
から、新食糧法の施行、その他農業事情の変遷に伴い、
稲作の低コスト化および高品質化が強く求められる上、
生産調整等によって経営基盤の安定化が難しくなってい
る稲作農家、特に作業の効率化が迫られている兼業農家
等の中小規模の農家にとって大いに役立つ秀れた育苗箱
用の台車とすることができるものとなっており、それら
の多くの農家に広く採用、普及していって、繁雑で細心
の注意を要する育苗管理作業をより一層し易くすること
を保証し得るものになると予想され、稲作農業を営む人
々はもとよりのこと、農機具の製造、販売に携わる人々
や、それに関連する多くの人々から高い評価がなされる
ものになると言えよう。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の育苗箱移動、整列用台車の技術的思想
を具現化した代表的な実施例を示すものである。
を具現化した代表的な実施例を示すものである。
【図 1】育苗箱移動、整列用台車の斜視図である。
【図 2】育苗箱移動、整列用台車の平面図である。
【図 3】育苗箱移動、整列用台車の側面図である。
【図 4】育苗箱を送出する育苗箱移動、整列用台車の
側面図である。
側面図である。
【図 5】昇降作動機構を降下した育苗箱移動、整列用
台車の側面図である。
台車の側面図である。
【図 6】補助荷台部から降下された育苗箱を送出する
育苗箱移動、整列用台車の側面図である。
育苗箱移動、整列用台車の側面図である。
【図 7】ロック機構の要部を示す側面図である。
【図 8】前方支脚部の折り畳み機構を示す側面図であ
る。
る。
【図 9】他のロック機構の要部を示す側面図である。
1 育苗箱移動、整列用台車 2 荷台本体 21 同 前枠部 22 同 後枠部 23 同 左枠部 24 同 右枠部 25 同 走行用車輪 26 同 後方支脚部 27 同 前方支脚部 28 同 連係細棒 29 同 足元ペダル 3 遊動機構 31 同 円筒状滑車 4 案内翼板 41 同 案内用壁面部 42 同 整列用壁面部 5 案内支持棒 6 操縦用ハンドル 61 同 把持部 7 ロック機構 71 同 枠状係止部 72 同 操作用ワイヤー 73 同 開閉作動レバー(係脱作動レバー) 74 同 係止枠 75 同 係止爪 8 補助荷台部 9 昇降作動機構 91 同 門型支枠部(横杆、縦杆) 92 同 案内レール部 93 同 補助荷台部用ロック機構 94 同 昇降操作用ハンドル杆 95 同 起立姿勢支持枠部 10 育苗箱
Claims (6)
- 【請求項1】 平面矩形状の枠体の両長辺に相当する左
・右枠部間に、育苗箱の前後方向への移動を可能とする
遊動機構を組み込んで荷台本体に形成し、該荷台本体の
前後中途部適所下側には走行用車輪を設け、また同後端
側には、接地して前記走行用車輪と相俟って荷台本体を
略水平状に維持可能とする後方支脚部を下方に向けて突
設すると共に、左右一対の操縦用ハンドルを取着したも
のとする一方、荷台本体遊動機構上を移動することとな
る育苗箱に対し、その荷台本体前端から前方側への送出
を規制するロック機構が、荷台本体の前端側に配設され
ると共に、前記操縦用ハンドル把持部またはその近傍に
設けた該ロック機構用の開閉作動レバーに連動されてな
るものとしたことを特徴とする育苗箱移動、整列用台
車。 - 【請求項2】 平面矩形状の枠体の両長辺に相当する左
・右枠部間に、育苗箱の前後方向への移動を可能とする
遊動機構を組み込むと共に、前枠部から前方に、該遊動
機構移動軌跡面と略同一面内となるようにした左右一対
の案内支持棒を平行状に突設して荷台本体に形成し、該
荷台本体の重心位置近傍下側に左右一対の走行用車輪を
同軸状に設け、また同後端側には、左右一対の操縦用ハ
ンドルを取着した上、その下方に、接地して前記走行用
車輪と相俟って荷台本体を略水平状に維持可能とする後
方支脚部を突設する一方、荷台本体遊動機構上を移動す
ることとなる育苗箱に対し、その荷台本体前枠部に突設
した案内支持棒から前方側への送出を規制するロック機
構が、荷台本体の前端側に配設されると共に、前記操縦
用ハンドル把持部またはその近傍に設けた該ロック機構
用の開閉作動レバーに連動されてなるものとしたことを
特徴とする育苗箱移動、整列用台車。 - 【請求項3】 荷台本体には、その左・右枠部を支持部
とする昇降作動機構を介すると共に、前後に渡って複数
枚の育苗箱を並置可能とするようにした補助荷台部が、
荷台本体に対し、略平行姿勢で上下動自在に組み込ま
れ、前記昇降作動機構の上昇作動で、該補助荷台部が荷
台本体遊動機構上から所定間隔を置いて浮上、支持さ
れ、同降下作動で、該補助荷台部の育苗箱を荷台本体遊
動機構上に載置、移動可能となるようにする、請求項1
または2何れか記載の育苗箱移動、整列用台車。 - 【請求項4】 昇降作動機構は、横杆およびその両端の
縦杆からなる複数の門型支枠部が、荷台本体の前後に渡
って適宜間隔置きに配された上、夫々の両縦杆下端を荷
台本体左・右枠部に前後回動自在に枢着されると共に、
これら門型支枠部の各横杆相互には、前後に渡って、育
苗箱の左右側底部を支持可能な案内レール部が横架、取
着され、操縦用ハンドルに最も近い支枠部には昇降操作
用ハンドル杆を設け、荷台本体の最も前端側に位置する
支枠部には、補助荷台部上に載置された育苗箱の前方側
への移動を規制し、補助荷台部の降下作動に連動してそ
の規制を自動解除可能とするようにした補助荷台部用ロ
ック機構を配設して形成されてなるものとした、請求項
3記載の育苗箱移動、整列用台車。 - 【請求項5】 荷台本体が、その前端両側で、遊動機構
移動軌跡面よりも上となる位置に、後端側から前端側に
向けて次第に育苗箱の左右幅寸法に近づくようその対峙
幅を暫減させる案内用壁面部、および同案内用壁面部に
連続し、さらに前端方向所定範囲に渡って延伸する、育
苗箱の左右幅寸法と略同じ間隔で平行状配置となる整列
用壁面部を有する左右一対の案内翼板を設けてなるもの
に形成された、請求項1ないし4何れか記載の育苗箱移
動、整列用台車。 - 【請求項6】 荷台本体が、その前端側下部に、走行用
車輪および後方支脚部と相俟って、該荷台本体を水平状
に支持可能にすると共に、折り畳み可能な前方支脚部を
設けたものとされ、該前方支脚部が、荷台本体後端側に
設けた足元ペダルに連動され、その折り畳みを遠隔操作
可能となるように形成された、請求項1ないし5何れか
記載の育苗箱移動、整列用台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34860097A JPH11155384A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 育苗箱移動、整列用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34860097A JPH11155384A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 育苗箱移動、整列用台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11155384A true JPH11155384A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18398106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34860097A Pending JPH11155384A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 育苗箱移動、整列用台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11155384A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109429810A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-03-08 | 湖南农业大学 | 育秧盘自动放置的水平循环育秧系统 |
| JP2023139403A (ja) * | 2022-03-22 | 2023-10-04 | 昌昭 北川 | 稲作システム及び稲作方法 |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP34860097A patent/JPH11155384A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109429810A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-03-08 | 湖南农业大学 | 育秧盘自动放置的水平循环育秧系统 |
| JP2023139403A (ja) * | 2022-03-22 | 2023-10-04 | 昌昭 北川 | 稲作システム及び稲作方法 |
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