JPH11156790A - 半導体装置のフレーム切断方法及びフレーム切断装置 - Google Patents
半導体装置のフレーム切断方法及びフレーム切断装置Info
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Abstract
レーム体から高精度に樹脂モールド部を切断分離して個
片の半導体装置を得る。 【解決手段】 基板10上に所定間隔で複数の樹脂モー
ルド部12が形成されたフレーム体14を切断加工用の
金型70の加工位置に位置合わせしてピッチ送りすると
ともに、前記樹脂モールド部12の外側面に沿って基板
10を切断して個片の半導体装置に形成する半導体装置
のフレーム切断方法において、加工平面内における前記
金型70の加工位置と、前記フレーム体14上における
前記樹脂モールド部12の配置位置とを各々計測し、前
記ピッチ送りの際に、前記計測結果に基づき前記樹脂モ
ールド部12が前記加工位置に一致する位置までフレー
ム体14を移動させて切断加工する。
Description
導体装置の製造に使用する半導体装置のフレーム切断方
法及びフレーム切断装置に関する。
複数個の樹脂モールド部12を設けたフレーム体14を
示す。樹脂モールド型の半導体装置ではリードフレーム
あるいは図11に示す基板10のように短冊状に形成し
たフレームに半導体チップを搭載した後、樹脂モールド
装置により各々の半導体チップを樹脂モールドする。そ
して、樹脂モールドした後、短冊状の基板から半導体装
置を各々個片に分離する。
るいはTABテープのような樹脂フィルムが使用されて
おり、このような半導体装置の製造にあっては、短冊状
に形成された基板に半導体チップを搭載し、樹脂モール
ドした後、個々の樹脂モールド部の外形形状に沿って基
板を切断することにより、個片に分離された半導体装置
製品が得られる。基板10から半導体装置を個片に分離
するのは金型を用いた抜き加工による。図12はダイ1
6とパンチ18とで基板10から半導体装置20を抜き
加工する従来方法を示す。ダイ16とパンチ18とで基
板10をクランプし、パンチ12により打ち抜くことに
よって個片に分離する。
すようなフレーム体14から半導体装置を個片に分離す
る場合は、樹脂モールド部12とパンチ18とが干渉し
ないように樹脂モールド部12の外側面とパンチ18と
の間隔を0.2〜0.3mm程度あけるようにする。こ
れは、フレーム体14に設けたパイロット穴15にダ
イのパイロットピンを挿入して位置決めするため、穴位
置公差を生じること、フレーム体14を樹脂モールド
するモールドプレス型に寸法公差があること、フレー
ム体14を樹脂モールドした後、樹脂モールド部12は
収縮するため収縮差を生じることによるためであり、樹
脂モールド部12とパンチとのクリアランスをとってこ
れらの誤差を吸収することが必要となっている。
ド後のフレーム体のサンプルを計測してパンチ・ダイを
設計しているが、半導体装置がますます小型化する傾向
にあることから、より小さなクリアランス(たとえば、
樹脂モールド部の外形線位置から0.05mm以内)で
切断することが求められるようになってきた。従来の切
断装置でこのような高精度の切断加工を確実に行うこと
は不可能であり、図13に示すように、切断加工の際に
樹脂モールド部12をパンチ18で削ってしまうといっ
た問題が生じる。
べくなされたものであり、樹脂モールド後のフレーム体
から精度よく個片に半導体装置を分離することができ、
またフレーム体の切断装置として容易に多種製品に対応
することができる半導体装置のフレーム切断方法及びフ
レーム切断装置を提供することを目的としている。
するため次の構成を備える。すなわち、基板上に所定間
隔で複数の樹脂モールド部が形成されたフレーム体を切
断加工用の金型の加工位置に位置合わせしてピッチ送り
するとともに、前記樹脂モールド部の外側面に沿って基
板を切断して個片の半導体装置に形成する半導体装置の
フレーム切断方法において、加工平面内における前記金
型の加工位置と、前記フレーム体上における前記樹脂モ
ールド部の配置位置とを各々計測し、前記ピッチ送りの
際に、前記計測結果に基づき前記樹脂モールド部が前記
加工位置に一致する位置までフレーム体を移動させて切
断加工することを特徴とする。また、前記フレーム体の
全ての樹脂モールド部について当該樹脂モールド部の平
面配置位置を計測し、当該計測結果に基づいて前記フレ
ーム体を切断加工することを特徴とする。また、前記フ
レーム体が1列に複数の樹脂モールド部が形成されたも
のであり、前記金型が前記フレーム体を1列ごと切断加
工して列内の樹脂モールド部を全て個片に切断するもの
である場合において、前記フレーム体の1列内の一つの
樹脂モールド部のみの平面配置位置を計測し、当該計測
結果に基づき前記フレーム体を前記加工位置に移動させ
て切断することを特徴とする。また、前記樹脂モールド
部の平面配置位置を計測する位置を、前記フレーム体が
前記加工位置にピッチ送りされる1ピッチ分手前の位置
で行うことにより、より高精度の切断加工が可能とな
る。
ルド部が形成されたフレーム体を切断加工用のパンチ・
ダイユニットの加工位置に位置合わせしてピッチ送りす
るとともに、前記樹脂モールド部の外側面に沿って基板
を切断して個片の半導体装置に形成する半導体装置のフ
レーム切断装置において、加工平面内での前記ダイの加
工位置を計測して検知するダイ位置検知部と、前記フレ
ーム体上における前記樹脂モールド部の加工平面内での
配置位置を検知する被加工品位置検知部と、前記ダイ位
置検知部と前記被加工品位置検知部の計測結果に基づい
て、前記フレーム体を前記加工位置にまで移動するX−
Y方向への移動量を演算する演算制御部と、該演算制御
部の演算結果に基づいて、前記フレーム体を前記加工位
置にまで移動させるX−Y搬送装置とを有することを特
徴とする。また、前記ダイ位置検知部及び/または前記
被加工品位置検知部が、加工平面内での前記加工位置及
び前記樹脂モールド部の配置位置を計測する画像認識手
段を備えることを特徴とする。また、前記被加工品検知
部が、前記フレーム体が前記加工位置にピッチ送りされ
る1ピッチ分手前の位置にある樹脂モールド部を検知す
るものであることを特徴とする。また、前記ダイ位置検
知部及び前記被加工品位置検知部が、同一の画像計測領
域を視認すべく設けられていることを特徴とする。ま
た、前記パンチ・ダイユニットが前記フレーム体の1列
内に複数配置された樹脂モールド部を個々に切断分離可
能に設けられ、前記被加工品検知部が、前記フレーム体
の1列内のうちの一つの樹脂モールド部について配置位
置を計測するものであることを特徴とする。また、前記
フレーム体の品種を識別する識別手段と、前記ダイ位置
検知部に前記パンチ・ダイユニットの種類を識別する識
別手段を設け、前記識別手段により識別された前記フレ
ーム体とパンチ・ダイユニットとを比較して前記フレー
ム体の加工位置への供給を制御すべく演算制御部が設け
られたことを特徴とする。
フレーム切断方法およびフレーム切断装置の実施形態に
ついて、添付図面とともに詳細に説明する。図1はフレ
ーム切断装置の一実施形態の概略構成を示す平面図であ
る。このフレーム切断装置は、フレーム体14上での樹
脂モールド部12の位置を画像認識によって正確に計測
し、その計測結果に基づき樹脂モールド部12を抜き金
型に正確に位置合わせして切断するように構成したもの
である。
個の樹脂モールド部12を有するフレーム体14を被加
工品とする例について説明する。図1で22はフレーム
体14を収納したマガジンの収納部、24はマガジンか
らフレーム体14を送り出す供給部、26は供給部24
から送り出されたフレーム体14を支持する支持フレー
ムである。この支持フレーム26は加工平面であるX−
Y平面内で任意位置に支持フレーム26を移動させるX
−Y搬送装置96に支持され、X−Y搬送装置96によ
って支持フレーム26が移動することによって、支持フ
レーム26に支持されたフレーム体14が金型の加工位
置に合わせて移送される。
タ28、X軸移動用のモータ30およびこれらモータ2
8、30に連繋してX−Y方向に移動するジョイントプ
レート32を有する。34はジョイントプレート32の
Y軸方向の移動をガイドするガイドレールである。X軸
方向の移動は僅かであって、モータ30がジョイントプ
レート32とともにY軸方向に移動し、その移動位置で
モータ30によりジョイントプレート32がX軸方向に
微動する。支持フレーム26はこのジョイントプレート
32に固定支持され、X−Y搬送装置96の制御により
所定位置に搬送される。図1では左側から右側に向けて
Y軸方向にフレーム体14がピッチ送りされ、徐々に切
断加工された後、加工後のフレーム体14が右側に排出
される。
出して支持フレーム26にセットするためのフレーム取
出装置である。38は抜き加工が完了したフレーム体1
4を排出するためのフレーム排出装置で、フレーム排出
装置38で引き出されたフレーム体14はダストシュー
ト40内に投下されて排出される。
置を抜き加工する抜き加工部である。抜き加工部42の
上方にはフレーム体14から個片に分離された半導体装
置製品をピックアップするピックアップ部44が配置さ
れている。図1では抜き加工部42の上方にピックアッ
プ部44がある状態を示す。46はピックアップ部44
と対になって使用する他のピックアップ部を示す。本実
施形態ではこの2つのピックアップ部44、46を使用
することにより、半導体装置製品の搬出操作が効率的に
行えるようにしている。
ガイドするガイドレールである。ピップアップ部44、
46は被加工品14のピッチ送り方向とは直交する方向
に往復動して製品整列部50に個片に分離された半導体
装置製品を搬出する。52は製品を収納する収納トレイ
の格納部である。
されて樹脂モールド部12が画像認識されるが、樹脂モ
ールド部12を正確に画像認識して精度よく移送できる
ようにするため、フレーム体14を確実に支持フレーム
26に支持する必要がある。図2は支持フレーム26の
平面図、図3は支持フレーム26および抜き加工部42
の側面図である。図3で42aはダイベッド、42bは
パンチホルダー、42cはガイドポストである。
レーム体14の側縁部分でクランプするヒンジ板60
a、60bとフレーム体14の長手方向の先端位置を規
定するストッパ62とを有する。ヒンジ板60a、60
bはエアシリンダ63により押し上げプレート64を下
方から押し上げ、押し上げピン64aで下方から突くこ
とによって開く。その状態でフレーム取出装置36によ
りフレーム体14を引き出しヒンジ板60a、60bと
支持枠との間に送入する。
トする際は、フレーム体14の先端をストッパ62に当
接させ、フレーム体14の側縁を一方のヒンジ板60a
側に当接させて位置決めするようにする。フレーム取出
装置36によりストッパ62に当接するまでフレーム体
14を送入する一方、ヒンジ板60a、60bではさま
れた状態でプッシャ66によりフレーム体14を幅方向
に押すことにより一方のヒンジ板60a側にフレーム体
14を突き当てることができる。この状態でヒンジ板6
0a、60bを閉じれば、常に支持フレーム26の所定
位置にフレーム体14を支持することができる。
駆動され、ヒンジ板60a、60bはヒンジ板60a、
60bと支持枠との間に装着されたスプリング69の付
勢力によって閉じる。したがって、品種切り換えの際に
フレーム体14の幅寸法が変わっても支持フレーム26
を交換する必要がない。支持フレーム26の長手方向の
両端には各々橋梁部60c、60cが設けられ、ヒンジ
板60a、60bの端部を支持する。これによって、フ
レーム体14を支持する領域ではフレーム体14の側縁
部をクランプする部位以外の領域は穴あきとなってい
る。支持フレーム26は抜き加工部42を通過するまで
常にフレーム体14を支持しているから、フレーム体1
4の側縁部分を除いて穴あきとすることで支持フレーム
26にフレーム体14を支持して抜き加工することが可
能となる。支持フレーム26は異種のフレーム体14に
対して共通に使用するが、フレーム体14の幅が支持フ
レーム26よりも広いような場合には、ジョイントプレ
ート32に支持フレーム26を交換して装着すればよ
い。
ールド部12を正確に金型に位置決めするには、金型の
ダイ位置を正確に認識し、これに対して樹脂モールド部
12を正確に位置決めする必要がある。本実施形態では
このため金型のダイ位置をあらかじめ画像認識により正
確に計測しておき、フレーム体14上での樹脂モールド
部12の位置を計測して、金型のダイに樹脂モールド部
12の位置を一致させるようにしている。
ッド42aの平面図である。70はダイベッド42aに
固定したダイである。72はダイ70を支持する可動ブ
ロックで、フレーム体14から半導体装置を個片に分離
する際に、突き上げ機構によりパンチホルダー42bに
向けてダイ70を突き上げるように作用する。74は可
動ブロック72を上下にガイドして支持するころ軸受け
である。76は可動ブロック72を元位置に復帰させる
戻しスプリングである。
態のフレーム切断装置はフレーム体14を1列ごと、す
なわち一度に3個ずつ樹脂モールド部12を切断するよ
う構成されており、列内の樹脂モールド部12の配置位
置に合わせて3つの切断突起部70a、70a、70a
を設けている。これら3つの切断突起部70aは樹脂モ
ールドされ収縮した基板10のサンプルを測定して位置
決めされている。
セット位置を計測するための画像計測領域である。この
画像計測領域80にはダイ70がセットされている位置
を計測するための位置計測孔81と品種判別孔82が設
けられている。品種判別穴82は穴が開いているか閉じ
ているかによってダイ70に品種を判別する。品種判別
穴82は4つの孔を2列に配置し、開孔と閉孔の組み合
わせによって数十種類識別することができる。位置計測
孔81は一つの孔からなり、品種判別孔82は8つの孔
からなる。位置計測孔81は孔位置を画像認識してその
X−Y位置を検知するためのものである。ダイ製作時に
切断突起部70aと位置計測孔81との位置関係を正確
に設定することはもちろんであるが、位置計測孔81を
画像認識することにより、演算制御部94に切断突起部
70aと位置計測孔81との位置関係を記憶させる。品
種判別孔82は孔が開孔しているか閉じているかによっ
てダイ70の品種を判別する。このダイ70の品種判別
は、そのダイ70によっては加工できない異種製品を確
実に事前に排除するためのものである。
画像計測領域80を視認するため、パンチホルダー42
bの逃げ孔を示している。この逃げ孔84の上方にCC
Dカメラが据えつけられて、画像計測領域80を視認し
ている。なお、この画像計測領域80は被加工品のフレ
ーム体14での樹脂モールド部12の位置を計測する計
測領域でもある。すなわち、ダイ70のセット位置とダ
イ70の判別は、装置に金型をセットして加工を開始す
る前に行って記憶しておけばよいから、実際に被加工品
を搬送しながら抜き加工する際に画像計測領域80を視
認するのは個々の樹脂モールド部12の位置を検知する
ためとなる。
の樹脂モールド部12を画像認識する状態を示す。本実
施形態では1列に3個配置されている樹脂モールド部1
2のうち端部の一つの樹脂モールド部12aについて、
その左下部分のコーナー部CのL形部分を認識して計測
している。もちろん、樹脂モールド部12aの対角位置
にあるコーナー部を合わせて計測すればさらに精度のよ
いX−Y位置の計測が可能である。
ド部12の位置を計測するかわりに、フレーム体14の
対角線位置にある一対の樹脂モールド部12のコーナー
部を計測してフレーム体14の位置を計測する方法も可
能である。たとえば、図11に示すフレーム体14で対
角線位置にある樹脂モールド部12a1 と12j3 、樹
脂モールド部12a3 と12j1 の外側のコーナー部を
計測することでフレーム体14全体としての位置計測が
できるから、フレーム体14全体の計測結果に基づいて
順次ピッチ送りすることによって切断加工することも可
能である。この方法は、列ごとに樹脂モールド部12の
位置を計測しないから処理速度を速くすることができる
という利点がある。
のうちの一つの樹脂モールド部12についてのみX−Y
位置を計測しているのは、樹脂モールド部12の全数位
置計測時間よりも計測時間を短縮することによって加工
処理速度を上げるられるようにするためである。また、
樹脂モールド部12はあらかじめ収縮した基板10のサ
ンプルを測定して列内の他の樹脂モールド部12につい
ても正確に位置出しできるので、製作時および取り付け
時に精度良く位置決めした切断突起部70aの位置を画
像処理により演算制御部94に記憶させておき、樹脂モ
ールド部12と位置合わせすることによって精度の良い
切断加工が可能となる。
ーム体14をセットする際に、フレーム体14をストッ
パ62と一方のヒンジ板60a側に当接させるようにし
て位置合わせし、支持フレーム26上で確実にフレーム
体14を位置合わせしてセットすることによって、列内
の一つの樹脂モールド部12aのみの位置計測だけで精
度の良い切断加工が可能になる。
部12aを計測する列位置であり、矢印Bで示す列位置
はダイ70で樹脂モールド部12を切断加工する位置で
ある。すなわち、A列の位置で樹脂モールド部12の位
置を計測し、ダイ70の切断位置に対しフレーム体14
をX−Y方向にどの程度移動するかを演算して求め、そ
の演算結果に基づいてフレーム体14をX−Y方向にピ
ッチ送りしてダイ70と樹脂モールド部12とを位置合
わせする。
に対して1列分だけ手前の位置に配置されており、フレ
ーム体14を1列ずつピッチ送りするごとに、次列の樹
脂モールド部12が画像計測領域80に移動してくるか
ら、送り操作ごとに樹脂モールド部12のコーナー部を
画像認識し、当該列を次のピッチ送りでどのようにX−
Y移動すべきかを演算して順次送りすることを繰り返す
ことによって切断加工する。
位置を検知する意味は金型の切断位置に正確に樹脂モー
ルド部12を移送するため、X−Y平面内での樹脂モー
ルド部12の位置を事前に正確に検知することに相当す
る。したがって、樹脂モールド部12の位置検出を行う
のはつねに切断加工位置に移動する1ピッチ手前の位置
である必要はなく、事前に樹脂モールド部12の位置検
出ができればよい。しかし、X−Y搬送装置の移動誤差
等を考慮すると、切断加工位置に移動する1ピッチ前の
位置で樹脂モールド部12の位置を検出するのが最も正
確である。
抜き加工する制御系のブロック図を示す。ダイ位置検知
部90は金型をセットした際にダイ70がX−Y平面で
どの位置にセットされているかを検知する手段である。
本実施形態ではダイ70に設けられた位置計測孔81を
画像認識して検知している。被加工品位置検知部92は
被加工品のフレーム体14での樹脂モールド部12のX
−Y平面での位置を検知する手段であり、樹脂モールド
部12のコーナー部を画像認識して検知している。
0とパンチによる切断位置にピッチ送りする際に、X−
Y方向にどの程度移動させるかを演算する。そして、こ
の演算結果に基づいてX−Y搬送装置96により支持フ
レーム26をX−Y方向に所定量移動させることによ
り、フレーム体14の樹脂モールド部12を正確にダイ
70とパンチの抜き加工位置に一致させて加工すること
ができる。
体14の全ての列について樹脂モールド部12の位置を
検知し、樹脂モールド部12を切断加工位置に一致させ
て切断するから、樹脂モールド部12が位置ずれしてい
るような場合でも位置ずれを補正して正確に切断するこ
とが可能となる。これによって、従来の位置合わせによ
る切断方法では不可能であった0.05mmといった高
精度のクリアランスでの切断加工が可能となる。
ド部12については1回の抜き加工で切断するようにし
ているから、1列内では1個の樹脂モールド部12につ
いてのみ位置検出しているが、樹脂モールド部12を一
つ一つ個別に切断する場合には、樹脂モールド部12の
全数について位置検出して位置合わせするようにすれば
よい。たとえば、1列に複数個の樹脂モールド部を有す
るフレーム体で加工処理速度等についても問題がなけれ
ば、樹脂モールド部の全数について位置検出して個々に
切断加工するように制御することも可能である。
で用いているダイ70とパンチ100の構成を示す。図
8に示すように、ダイ70の上面には1列内の3つの樹
脂モールド部12を抜き加工するための切断突起部70
aが3個並設されている。切断突起部70aの上面には
フレーム体14の下面に接合されているはんだボールを
逃がすための逃げ凹部が設けられている。また、パンチ
ホルダー42bに支持されたパンチ100にはダイ70
に設けられている切断突起部70aに対応して3つのパ
ンチ孔100aが設けられる。
して設けた逃げ孔であり、金型の上方から画像計測領域
80を視認できるようになっている。104はダイ70
を下向きに付勢するスプリングであり、可動ブロック7
2を突き上げてダイ70とパンチ100との間でフレー
ム体14から樹脂モールド部12を抜き加工した後、ダ
イ70を下位置に復帰させる作用をなす。
びパンチ100を交換セットする際は、可動ブロック7
2を共通に使用してダイ70のみを交換できるようにな
っており、パンチホルダー42bを共通に使用してパン
チ100のみを交換できるようになっている。これによ
って、多品種の被加工品についての切断加工に汎用的に
使用することができる。
モールド部12を個片に切断した半導体装置をエア吸着
して支持する吸着パッドである。ダイ70とパンチ10
0とで半導体装置を個片に分離する際は、ダイ70で半
導体装置を突き上げ、個片に分離された半導体装置を上
方の吸着パッド106によりエア吸着して支持する。吸
着パッド106はピックアップ部44、46に支持され
ており、吸着パッド106に支持された半導体装置は、
図1に示したように製品整列部50側に搬出される。
認識するCCDカメラの配置を示す。108は画像計測
領域80を視認するための第1のCCDカメラ、110
はフレーム体14の品種を判別するための第2のCCD
カメラである。第1のCCDカメラ108は抜き加工部
42の上方に配置され、第2のCCDカメラ110はフ
レーム体14の供給部24の出口位置の上方に配置され
る。112、114はリング照明部、116、118は
支柱である。
ラでプログラムソフトを切り換えることにより、画像計
測領域80を視認してダイ70のセット位置を検知する
とともに、被加工品のフレーム体14の樹脂モールド部
12の位置を検知する。第2のCCDカメラ110はフ
レーム体14の製品を判別するためのものである。本実
施形態では樹脂モールド部12の外形寸法を検知して製
品を判別する。第2のCCDカメラ110を用いて製品
を判別するのは、装置にセットされているダイ70に合
致しない製品が供給されないようにチェックするためで
ある。フレーム切断装置ではダイ70とパンチ100が
交換してセットされるから、金型と合致しない被加工品
が供給されることがあり得る。本装置ではダイ70と被
加工品とを加工前に比較し、合致しない被加工品が搬入
された際には供給を停止して供給ミスが発生しないよう
にしている。
てダイの配置位置や樹脂モールド部の位置を検知してい
るが、これらの位置検出には種々の方法が可能であり、
上述した方法に限定されるものではない。また、被加工
品の品種判別も実施形態の方法に限らず、被成形品に設
けたマークを識別して判別するといった他の判別方法を
利用することももちろん可能である。
ムの切断方法は、被加工品であるフレーム体14上の樹
脂モールド部12の配置位置を個々に検出し、その検出
位置に基づいて樹脂モールド部を金型の切断位置に位置
合わせして切断加工するものであり、したがって、フレ
ーム体14上での樹脂モールド部12の配置が若干ずれ
ていた場合、あるいはフレーム体14の送りに僅かな誤
差があったような場合でも、被加工品を正確に切断する
ことが可能となり、きわめて小さなクリアランスを設定
しても確実な切断加工が可能となるものである。
方法及び切断装置によれば、上述したように、加工平面
内での樹脂モールド部の配置位置を計測し、その計測結
果に基づいて樹脂モールド部を金型の所定の切断位置に
位置合わせして切断するから、フレーム体を高精度で切
断加工することができる。これにより、樹脂モールド部
とのクリアランスをきわめて小さく設定して個片の半導
体装置に確実に切断することが可能となり、チップサイ
ズパッケージのような小型の半導体装置の製造に好適に
使用できる。また、切断による不良発生を防止して加工
効率を向上させることができる等の著効を奏する。
す平面図である。
る。
である。
示す側面断面図である。
示す正面断面図である。
体装置を個片に分離する方法を示す説明図である。
態を示す説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 基板上に所定間隔で複数の樹脂モールド
部が形成されたフレーム体を切断加工用の金型の加工位
置に位置合わせしてピッチ送りするとともに、前記樹脂
モールド部の外側面に沿って基板を切断して個片の半導
体装置に形成する半導体装置のフレーム切断方法におい
て、 加工平面内における前記金型の加工位置と、前記フレー
ム体上における前記樹脂モールド部の配置位置とを各々
計測し、前記ピッチ送りの際に、前記計測結果に基づき
前記樹脂モールド部が前記加工位置に一致する位置まで
フレーム体を移動させて切断加工することを特徴とする
半導体装置のフレーム切断方法。 - 【請求項2】 前記フレーム体の全ての樹脂モールド部
について当該樹脂モールド部の平面配置位置を計測し、
当該計測結果に基づいて前記フレーム体を切断加工する
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置のフレーム
切断方法。 - 【請求項3】 前記フレーム体が1列に複数の樹脂モー
ルド部が形成されたものであり、前記金型が前記フレー
ム体を1列ごと切断加工して列内の樹脂モールド部を全
て個片に切断するものである場合において、 前記フレーム体の1列内の一つの樹脂モールド部のみの
平面配置位置を計測し、当該計測結果に基づき前記フレ
ーム体を前記加工位置に移動させて切断することを特徴
とする請求項1記載の半導体装置のフレーム切断方法。 - 【請求項4】 前記樹脂モールド部の平面配置位置を計
測する位置を、前記フレーム体が前記加工位置にピッチ
送りされる1ピッチ分手前の位置で行うことを特徴とす
る請求項1、2または3記載の半導体装置のフレーム切
断方法。 - 【請求項5】 基板上に所定間隔で複数の樹脂モールド
部が形成されたフレーム体を切断加工用のパンチ・ダイ
ユニットの加工位置に位置合わせしてピッチ送りすると
ともに、前記樹脂モールド部の外側面に沿って基板を切
断して個片の半導体装置に形成する半導体装置のフレー
ム切断装置において、 加工平面内での前記ダイの加工位置を計測して検知する
ダイ位置検知部と、 前記フレーム体上における前記樹脂モールド部の加工平
面内での配置位置を検知する被加工品位置検知部と、 前記ダイ位置検知部と前記被加工品位置検知部の計測結
果に基づいて、前記フレーム体を前記加工位置にまで移
動するX−Y方向への移動量を演算する演算制御部と、 該演算制御部の演算結果に基づいて、前記フレーム体を
前記加工位置にまで移動させるX−Y搬送装置とを有す
ることを特徴とする半導体装置のフレーム切断装置。 - 【請求項6】 前記ダイ位置検知部及び/または前記被
加工品位置検知部が、加工平面内での前記加工位置及び
前記樹脂モールド部の配置位置を計測する画像認識手段
を備えることを特徴とする請求項5記載の樹脂モールド
装置。 - 【請求項7】 前記被加工品検知部が、前記フレーム体
が前記加工位置にピッチ送りされる1ピッチ分手前の位
置にある樹脂モールド部を検知するものであることを特
徴とする請求項5または6記載の半導体装置のフレーム
切断装置。 - 【請求項8】 前記ダイ位置検知部及び前記被加工品位
置検知部が、同一の画像計測領域を視認すべく設けられ
ていることを特徴とする請求項6または7記載の半導体
装置のフレーム切断装置。 - 【請求項9】 前記パンチ・ダイユニットが前記フレー
ム体の1列内に複数配置された樹脂モールド部を個々に
切断分離可能に設けられ、 前記被加工品検知部が、前記フレーム体の1列内のうち
の一つの樹脂モールド部について配置位置を計測するも
のであることを特徴とする請求項5、6、7または8記
載の半導体装置のフレーム切断装置。 - 【請求項10】 前記フレーム体の品種を識別する識別
手段と、前記ダイ位置検知部に前記パンチ・ダイユニッ
トの種類を識別する識別手段を設け、 前記識別手段により識別された前記フレーム体とパンチ
・ダイユニットとを比較して前記フレーム体の加工位置
への供給を制御すべく演算制御部が設けられたことを特
徴とする請求項5、6、7、8または9記載の半導体装
置のフレーム切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33028097A JP4210357B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 半導体装置のフレーム切断方法及びフレーム切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33028097A JP4210357B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 半導体装置のフレーム切断方法及びフレーム切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11156790A true JPH11156790A (ja) | 1999-06-15 |
| JP4210357B2 JP4210357B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=18230894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33028097A Expired - Fee Related JP4210357B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 半導体装置のフレーム切断方法及びフレーム切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4210357B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012206232A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Brother Industries Ltd | 切断装置 |
-
1997
- 1997-12-01 JP JP33028097A patent/JP4210357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012206232A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Brother Industries Ltd | 切断装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4210357B2 (ja) | 2009-01-14 |
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