JPH11158145A - 4,4,4−トリフルオロ−3−(3−インドリル)酪酸誘導体の製造方法 - Google Patents

4,4,4−トリフルオロ−3−(3−インドリル)酪酸誘導体の製造方法

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JPH11158145A
JPH11158145A JP9326007A JP32600797A JPH11158145A JP H11158145 A JPH11158145 A JP H11158145A JP 9326007 A JP9326007 A JP 9326007A JP 32600797 A JP32600797 A JP 32600797A JP H11158145 A JPH11158145 A JP H11158145A
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JP
Japan
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tfiba
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indole
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JP9326007A
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Takamasa Fuchigami
高正 渕上
Toshinori Hagiwara
俊紀 萩原
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Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Indole Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物成長促進物質として知られている4,
4,4−トリフルオロ−3−(3−インドリル)酪酸誘
導体の簡便な製造方法を提供する。 【解決手段】 インドール類を、共役酸の pKa が該イ
ンドール類の pKa よりも大きい塩基と反応させた後
に、一般式CF3−CH=CH−C(O)R(式中、R
はカルボン酸部分のエステル型またはアミド型保護基を
表す)で示される4,4,4−トリフルオロクロトン酸
誘導体と反応させることからなる、4,4,4−トリフ
ルオロ−3−(3−インドリル)酪酸誘導体の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植物成長促進物質と
して知られている4,4,4−トリフルオロ−3−(3
−インドリル)酪酸誘導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】全世界的な人口増加に伴い、十分な食料
を確保するという観点から、単位農地面積当たりの作物
の収穫量を増加させることのできる植物成長促進物質が
注目されている。インドール-3-酢酸およびその誘導体
が植物の生長促進効果を有することは以前から知られて
いたが、近年、4,4,4-トリフルオロ−3−(3−インド
リル)酪酸(引用文献中の4,4,4−トリフルオロ−
3−(インドール−3−)酪酸に同じ。以下 TFIBA と
いう。)およびその誘導体が著しい植物成長促進活性を
持つことが報告された(植物化学調節学会 平成2年度
大会研究発表記録集 p. 31:第16回フッ素化学討論会講
演予稿集 p. 47 (1991):特開平 5-279331:特開平 6-5
6774)。TFIBA はイネ、ハクサイ、トウモロコシ等の根
の成長促進、ジャガイモの増収、キュウリの雌花分化促
進、トマトの成熟促進など非常に興味深い活性を有する
(BIO INDUSTRY, Vol. 12, No. 2, 34 (1995))。しか
し、その合成方法は数多くのステップ数を要する煩雑な
ものであり、簡便な合成方法は知られていなかった。ま
た、この TFIBA は二種類の光学異性体のうち (S)-体の
方が (R)-体よりも高い活性を有するためしばしば光学
分割が行われる(J. Ferment. Bioeng., 82 (4), 355,
(1996))。その際には TFIBA のエステルを酵素で加水
分解する方法がとられるため、合成した TFIBA をアル
コール類と反応させて TFIBA エステルを得る必要があ
り、煩雑な合成操作に加えてさらにエステル化を行わな
ければならない場合が多かった。加えて、TFIBA はその
カルボン酸部分を保護してエステルやアミド等とした状
態でも成長促進活性を有することが知られており(特開
平 7-267803)、このような形で使用する場合にもやは
り TFIBA を合成した後に別途カルボキシル基の保護操
作が必要となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有用
な植物成長促進物質であるにもかかわらず簡便な合成方
法の知られていない TFIBA の誘導体の簡便な合成方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来技術
が有する上記の欠点を解決すべく鋭意検討を行った結
果、インドール類を一定の強さ以上の塩基と反応させた
後に4,4,4−トリフルオロクロトン酸誘導体と反応
させることによって、TFIBA 誘導体が一段階で合成でき
ることを見いだし、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は下記一般式(I)
【化4】 (式中、Xは水素原子、低級アルキル基、またはハロゲ
ン原子を表す)で示されるインドール類を、共役酸の p
Ka が該インドール類の pKa よりも大きい塩基と反応さ
せた後に、下記一般式(II)
【0006】
【化5】
【0007】で示される4,4,4−トリフルオロクロ
トン酸誘導体(式中、Rはカルボキシル基のエステル型
またはアミド型保護基を表す)と反応させることを特徴
とする、下記一般式(III)
【0008】
【化6】
【0009】で示される4,4,4−トリフルオロ−3
−(3−インドリル)酪酸誘導体(式中、XおよびRは
上記と同じ)の製造方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明における前記一般式(I)
中のXのうち、低級アルキル基としては直鎖状もしくは
分岐状の炭素数1〜6のアルキル基、例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基等を挙げることができ、ハロゲン
原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子等が例示
される。また、前記一般式(II)および一般式(II
I)中のRはカルボキシル基のエステル型またはアミド
型保護基であり、エステル型保護基としてはメトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロピルオキシ
基、ブトキシ基、tert-ブチルオキシ基等の低級アルコ
キシ基、フェノキシ基等のアリールオキシ基、ベンジル
オキシ基等のアラルキルオキシ基、メトキシメチルオキ
シ基、テトラヒドロピラニルオキシ基等のエーテル結合
を有するアルコキシ基、2,2,2−トリクロロエチル
オキシ基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシ基等
のハロ置換アルコキシ基、アリルオキシ基、ビニルオキ
シ基等のアルケニルオキシ基、トリメチルシリルオキシ
基等のトリ(低級アルキル)シリルオキシ基などが例示
できる。またアミド型保護基としては、アミノ基、N,
N−ジメチルアミノ基等のジ(低級アルキル)アミノ
基、ピロリジノ基、ピペリジノ基等の環状アミノ基、ヒ
ドラジノ基、フェニルヒドラジノ基等の置換もしくは無
置換ヒドラジノ基などが例示できる。
【0011】前記一般式(I)で示されるインドール類
および前記一般式(II)で示される4,4,4−トリ
フルオロクロトン酸誘導体は、市販のものをそのまま用
いることができる。4,4,4−トリフルオロクロトン
酸誘導体は、4,4,4−トリフルオロクロトン酸から
既知のエステル化法、アミド化法等を用いて合成するこ
ともできる。
【0012】本発明においては、インドール類を、共役
酸の pKa が該インドール類の pKaよりも大きい塩基と
反応させることを必須の条件とする。pKa は置換基Xに
よって多少変動するが、例えばインドールの pKa は 1
6.97±0.10 という値が報告されている(R. J. Sundber
g, "The Chemistry of Indoles", Academic Press, p.1
9 (1970))。共役酸がこれより大きい pKa を持つ塩基
としては、メチルリチウム、n-ブチルリチウム、sec-ブ
チルリチウム、tert-ブチルリチウム、臭化メチルマグ
ネシウム、臭化エチルマグネシウム、ジエチル亜鉛、ト
リエチルアルミニウム等のアルキル金属化合物、フェニ
ルリチウム、臭化フェニルマグネシウム等のアリール金
属化合物、臭化ビニルマグネシウム、臭化アリルマグネ
シウム等のアルケニル金属化合物、エチニルナトリウ
ム、2-フェニルエチニルナトリウム等のアルキニル金属
化合物、臭化ベンジルマグネシウム、トリフェニルメチ
ルナトリウム等のアラルキル金属化合物、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム等の金属水素化物、ナトリウムア
ミド、リチウムジイソプロピルアミド等の金属アミド
類、ナトリウムエトキシド、カリウム-tert-ブトキシド
等の金属アルコキシド類等を例示することができる。
【0013】また、目的化合物の収率向上や副反応抑制
の目的で、インドール類を強塩基と反応させた後に適当
な金属塩で処理しても何ら差し支えない。金属塩として
は、亜鉛、カドミウム、水銀、銅、銀等の塩化物、臭化
物、ヨウ化物、シアン化物等が例示できる。これら有機
金属試薬および金属塩の使用量は任意であるが、目的物
の収率および経済性の面からはインドール類に対して1
当量前後であることが好ましい。
【0014】本発明の方法においては、次いで上記一般
式(II)で表される4,4,4−トリフルオロクロト
ン酸誘導体を反応させることにより、目的化合物が製造
される。この際、4,4,4-トリフルオロクロトン酸誘導体
はインドール類に対して 0.7ないし1当量程度用いるこ
とが望ましい。
【0015】本発明の実施にあたっては、反応に関与し
ない溶媒中で行うことが好ましく、エーテル、テトラヒ
ドロフラン(THF)、アセトニトリル、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチル
リン酸トリアミド等の非プロトン性極性溶媒中で行うこ
とがより好ましい。
【0016】反応温度は、-100 ℃ないし 200 ℃の温度
範囲から適宜選択することができるが、0℃ないし 50
℃の範囲が好ましい。
【0017】本発明によればカルボキシル基が保護され
た TFIBA を一段階で得ることができる。これはこのま
ま植物成長促進物質として有用であるが、これを既知の
方法で脱保護することにより容易に TFIBA とすること
ができる。また、4,4,4−トリフルオロクロトン酸
エステルを原料に用いることで一段階で TFIBA エステ
ルが得られ、これはそのまま酵素加水分解による光学分
割に用いることができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0019】実施例1
【0020】
【化7】
【0021】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒としてTHF(0.7 ml)を入れ、ブチルリ
チウムのヘキサン溶液(1.68 M, 0.5 mmol)を加えてそ
のまま室温で1時間攪拌した後、これに4,4,4−ト
リフルオロクロトン酸エチル(0.5 mmol)を加えてさら
に室温で5時間攪拌した。反応混合物をエーテル/水で
抽出し、エーテル層に内部標準物質としてテトラデカン
を加え、GLC 分析を行ったところ、23%の収率で目的の
TFIBA エチルエステルが生成していることが明らかと
なった。このエーテル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、溶媒を減圧下加熱留去し、残さを分取薄層クロ
マトグラフィーに付して TFIBA エチルエステルを単離
した。
【0022】4,4,4−トリフルオロ−3−(3−イ
ンドリル)酪酸エチル(TFIBA エチルエステル)1 H-NMR (TMS, CDCl3): δ= 1.09(t, J=7.2 Hz, 3H), 2.
93(dd, J=15.8 Hz, 9.3Hz, 1H), 3.10(dd, J=15.8 Hz,
5.5 Hz, 1H), 4.02(q, J=7.1 Hz, 1H), 4.03(q,J=7.2 H
z, 1H), 4.29(dqd, J=9.3 Hz, 9.2 Hz, 5.5 Hz, 1H),
7.12-7.25(m, 3H), 7.32-7.36(m, 1H), 7.65-7.69(m, 1
H)19 F-NMR (CFCl3, CDCl3): δ= -71.28(d, J=9.2 Hz)
【0023】実施例2
【0024】
【化8】
【0025】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒として THF(0.5 ml)を入れ、臭化メチ
ルマグネシウムの THF 溶液(0.92 M, 0.5 mmol)を加
えてそのまま室温で1時間攪拌した後、これに4,4,
4−トリフルオロクロトン酸エチル(0.5 mmol)を加え
てさらに室温で5時間攪拌した。反応混合物をエーテル
/水で抽出し、エーテル層に内部標準物質としてテトラ
デカンを加え、GLC 分析を行ったところ、16%の収率で
目的の TFIBA エチルエステルが生成していることが明
らかとなった。
【0026】実施例3
【0027】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒として THF(0.5 ml)を入れ、臭化メチ
ルマグネシウムの THF 溶液(0.92 M, 0.5 mmol)を加
えてそのまま室温で1時間攪拌した後、0℃とし、これ
に4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル(0.5 mm
ol)を加えてさらに0℃で5時間攪拌した。反応混合物
をエーテル/水で抽出し、エーテル層に内部標準物質と
してテトラデカンを加え、GLC 分析を行ったところ、36
%の収率で目的の TFIBA エチルエステルが生成してい
ることが明らかとなった。
【0028】実施例4
【0029】
【化9】
【0030】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒としてTHF(0.5 ml)を入れ、ジエチル
亜鉛のヘキサン溶液(1.00 M, 0.5 mmol)を加えてその
まま室温で1時間攪拌した後、これに4,4,4−トリ
フルオロクロトン酸エチル(0.5 mmol)を加えてさらに
室温で5時間攪拌した。反応混合物に1M 塩酸(0.5 m
l)を加えてエーテルで抽出し、エーテル層に内部標準
物質としてテトラデカンを加え、GLC 分析を行ったとこ
ろ、20%の収率で目的の TFIBA エチルエステルが生成
していることが明らかとなった。
【0031】実施例5
【0032】
【化10】
【0033】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒としてTHF(0.5 ml)を入れ、臭化メチ
ルマグネシウムのTHF溶液(0.92 M, 0.5 mmol)を加え
てそのまま室温で1時間攪拌した。別の試験管に塩化亜
鉛(0.6 mmol)を入れ、減圧下で加熱して乾燥した後、
これに上記のインドール溶液を徐々に加えて室温でさら
に1時間攪拌した後、4,4,4−トリフルオロクロト
ン酸エチル(0.5 mmol)を加えて室温で5時間攪拌し
た。反応混合物に1M 塩酸(0.5 ml)を加えてエーテル
で抽出し、エーテル層に内部標準物質としてテトラデカ
ンを加え、GLC 分析を行ったところ、50%の収率で目的
の TFIBA エチルエステルが生成していることが明らか
となった。
【0034】実施例6
【0035】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒としてTHF(0.5 ml)を入れ、臭化メチ
ルマグネシウムのTHF溶液(0.92 M, 0.5 mmol)を加え
てそのまま室温で1時間攪拌した。別の試験管に塩化亜
鉛(0.6 mmol)を入れ、減圧下で加熱して乾燥した後、
0℃としておき、これに上記のインドール溶液を徐々に
加えて0℃でさらに1時間攪拌した後、4,4,4−ト
リフルオロクロトン酸エチル(0.5 mmol)を加えて0℃
で 24 時間攪拌した。反応混合物に1M 塩酸(0.5 ml)
を加えてエーテルで抽出し、エーテル層に内部標準物質
としてテトラデカンを加え、GLC 分析を行ったところ、
54%の収率で目的の TFIBA エチルエステルが生成して
いることが明らかとなった。
【0036】実施例7
【0037】
【化11】
【0038】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒としてTHF(0.5 ml)を入れ、臭化メチ
ルマグネシウムのTHF溶液(0.92 M, 0.5 mmol)を加え
てそのまま室温で1時間攪拌した。別の試験管に臭化亜
鉛(0.6 mmol)を入れ、減圧下で加熱して乾燥した後、
これに上記のインドール溶液を徐々に加えて室温でさら
に1時間攪拌した後、4,4,4−トリフルオロクロト
ン酸エチル(0.5 mmol)を加えて室温で5時間攪拌し
た。反応混合物に1M 塩酸(0.5 ml)を加えてエーテル
で抽出し、エーテル層に内部標準物質としてテトラデカ
ンを加え、GLC 分析を行ったところ、57%の収率で目的
の TFIBA エチルエステルが生成していることが明らか
となった。
【0039】実施例8
【0040】
【化12】
【0041】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒としてTHF(0.5 ml)を入れ、臭化メチ
ルマグネシウムのTHF溶液(0.92 M, 0.5 mmol)を加え
てそのまま室温で1時間攪拌した。別の試験管にヨウ化
亜鉛(0.6 mmol)を入れ、減圧下で加熱して乾燥した
後、これに上記のインドール溶液を徐々に加えて室温で
さらに1時間攪拌した後、4,4,4−トリフルオロク
ロトン酸エチル(0.5 mmol)を加えて室温で5時間攪拌
した。反応混合物に1M 塩酸(0.5 ml)を加えてエーテ
ルで抽出し、エーテル層に内部標準物質としてテトラデ
カンを加え、GLC分析を行ったところ、54%の収率で目
的の TFIBA エチルエステルが生成していることが明ら
かとなった。
【0042】実施例9
【0043】
【化13】
【0044】キャップ付き試験管にインドール(0.6 mm
ol)および溶媒としてTHF(0.5 ml)を入れ、臭化メチ
ルマグネシウムのTHF溶液(0.92 M, 0.5 mmol)を加え
てそのまま室温で1時間攪拌した。別の試験管にヨウ化
銅(0.6 mmol)を入れて0℃としておき、これに上記の
インドール溶液を徐々に加えて0℃でさらに1時間攪拌
した後、4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル
(0.5 mmol)を加えて0℃で 24 時間攪拌した。反応混
合物に1M 塩酸(0.5 ml)を加えてエーテルで抽出し、
エーテル層に内部標準物質としてテトラデカンを加え、
GLC 分析を行ったところ、34%の収率で目的の TFIBA
エチルエステルが生成していることが明らかとなった。
【0045】
【発明の効果】本発明は植物成長促進物質として知られ
ている4,4,4−トリフルオロ−3−(3−インドリ
ル)酪酸誘導体の簡便な製造方法を提供する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、Xは水素原子、低級アルキル基、またはハロゲ
    ン原子を表す)で示されるインドール類を、共役酸の p
    Ka が該インドール類の pKa よりも大きい塩基と反応さ
    せた後に、下記一般式(II) 【化2】 (式中、Rはカルボン酸部分のエステル型またはアミド
    型保護基を表す)で示される4,4,4−トリフルオロ
    クロトン酸誘導体と反応させることを特徴とする、下記
    一般式(III) 【化3】 (式中、XおよびRは上記と同じ)で示される4,4,
    4−トリフルオロ−3−(3−インドリル)酪酸誘導体
    の製造方法。
JP9326007A 1997-11-27 1997-11-27 4,4,4−トリフルオロ−3−(3−インドリル)酪酸誘導体の製造方法 Pending JPH11158145A (ja)

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