JPH11158258A - 光学フィルム - Google Patents
光学フィルムInfo
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- JPH11158258A JPH11158258A JP9327366A JP32736697A JPH11158258A JP H11158258 A JPH11158258 A JP H11158258A JP 9327366 A JP9327366 A JP 9327366A JP 32736697 A JP32736697 A JP 32736697A JP H11158258 A JPH11158258 A JP H11158258A
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Abstract
容易でかつ液晶配向状態の保持能力に優れ、光学素子へ
の応用に好適な新規光学フィルムを提供する。 【解決手段】 下記に示す構造単位(A)および(B)
を必須構造単位として有し、液晶転移点より低い温度に
おいてはガラス状態を呈し、かつフェノール/テトラク
ロロエタン混合溶媒(重量比60/40)中、30℃で
測定した対数粘度ηが0.04〜0.4dl/gのネマ
チック液晶性ポリエステルを必須成分として有する液晶
状態でねじれネマチック配向する液晶性物質をフィルム
化する。 【化1】 但しXは、独立にOまたはC=Oを示す。またYは独立
にF、Cl、Brおよび炭素数1から4のアルキル基か
ら選ばれる基を表す。さらにnは0または1である。
Description
配向状態のガラス固定化が容易でかつ液晶配向状態の保
持能力に優れ、光学素子への応用に好適な新規光学フィ
ルムに関する。
性、成形性の良さといった力学的特性を利用して高性能
材料分野において種々開発され、商品化も成されてい
る。また高分子液晶は、液晶の持つ構造的かつ光学的な
異方性と高分子に由来する配向の固定化能を兼ね備える
性質を持っていることは周知である。近年では、当該性
質を利用して高分子液晶を例えば液晶表示素子用光学部
材などの機能性材料分野に用いるための研究開発が活発
に成されている。
大限活用するためには、液晶分子を十分に配向させる必
要がある。液晶分子の配向性を高めるためには、高分子
液晶の構造単位が2官能性化合物から得られる構造単位
であり、これらの構造単位が互いに直線上に配置するよ
うな分子構造をとることが好ましい。このような観点か
ら、光学素子に用いられているねじれネマチック配向を
固定化した高分子液晶としては、特許第2592694
号、特許第2592701号などに示されているように
2官能性化合物から得られる構造単位のみから構成され
ている。しかしながらこれらの高分子液晶から作製され
た光学素子は、ガラス転移点以上の温度で外力が加わっ
た場合、配向が乱れてしまい配向保持能という点では十
分ではなかった。
を解決すべく鋭意検討した結果、液晶配向のガラス固定
化が容易でかつ配向保持能に優れた高分子液晶を見出
し、当該高分子液晶を用いたフィルムを開発することに
より上記課題を解決するに至った。
す高分子鎖に特定の構造単位を導入した液晶性ポリエス
テルを用いて、フィルム化することにより、配向能、配
向保持能に優れる新たな光学フィルムを発明した。すな
わち本発明は、第1に、下記に示す構造単位(A)およ
び(B)を必須構造単位として有し、液晶転移点より低
い温度においてはガラス状態を呈し、かつフェノール/
テトラクロロエタン混合溶媒(重量比60/40)中、
30℃で測定した対数粘度ηが0.04〜0.4dl/
gの液晶性ポリエステルを必須成分として有する液晶状
態でねじれネマチック配向する液晶性物質から実質的に
形成されることを特徴とする光学フィルムに関する。ま
た本発明の第2は、液晶性物質が該液晶性ポリエステル
の分子中に光学活性な基を有するねじれネマチック液晶
性ポリエステルである上記第1の光学フィルムに関す
る。さらに本発明の第3は、液晶性物質が液晶性ポリエ
ステルと光学活性化合物とから実質的になる組成物であ
って、当該液晶性ポリエステルがネマチック液晶性ポリ
エステルである上記第1の光学フィルムに関する。
する。本発明に供される液晶性物質は、液晶転移点以下
においてガラス状態を呈し、下記(A)および(B)で
示される構造単位を必須構造単位として有し、かつフェ
ノール/テトラクロロエタン混合溶媒(重量比60/4
0)中、30℃で測定した対数粘度ηが0.04〜0.
4dl/gである液晶性ポリエステルを必須成分として
有する液晶状態でねじれネマチック配向するものであ
る。当該液晶性ポリエステルにおける構造単位(A)お
よび(B)以外の構造単位は上記条件を満足する限り特
に限定されるものではない。
具体的には、 構造単位(A)および(B)を必須構造単位として
有するネマチック液晶性ポリエステルと光学活性な低分
子化合物との組成物、 構造単位(A)および(B)を必須構造単位として
有するネマチック液晶性ポリエステルと光学活性な高分
子化合物との組成物、 構造単位(A)および(B)を必須構造単位として
有すると共に、分子中に光学活性な基を有するねじれネ
マチック液晶性ポリエステル がある。なお上記およびにおけるネマチック液晶性
ポリエステルは、液晶状態においてねじれ構造のないネ
マチック配向を形成するものである。
て説明する。構造単位(A)は、トリメシン酸(1,
3,5−ベンゼントリカルボン酸)、トリメルティック
酸(1,2,4−ベンゼントリカルボン酸)、フロログ
リシノール(1,3,5−トリヒドロキシベンゼン)お
よびこれらの誘導体から形成される構造単位である。本
発明では特にトリメシン酸およびその誘導体から形成さ
れる単位が好ましい。
構成する構造単位中、通常0.05〜15モル%、好ま
しくは0.10〜7.5モル%、特に好ましくは0.2
0〜5モル%含まれる。0.05モル%より少ない場
合、配向保持能の向上は得られない恐れがある。また1
5モル%より多い場合には、配向能が著しく低下する恐
れがある。構造単位(B)は、カテコールおよびその誘
導体から形成される構造単位である。具体的には、
も特に
リエステルを構成する構造単位中、通常4.5〜60モ
ル%、好ましくは6〜60モル%含む。4.5モル%よ
り少ない場合、液晶配向のガラス固定化ができない恐れ
がある。ここで上記ネマチック液晶性ポリエステルは、
上記構造単位(A)および(B)を必須構造単位とし
て、当該構造単位を主鎖をなす結合中に含まれているも
のであれば他の構造単位は特に限定されない。ポリエス
テル構造を形成しうる適宜の構造単位が用いられる。構
造単位(A)および(B)以外の構造単位としては、例
えば下記構造単位(C)、(D)および(E)などの芳
香族系構造単位を挙げることができる。
ル結合(C=O)または酸素(O)を示し、同一でも異
なってもよい。またX、Yは各々水素、F、Cl、Br
および炭素数1〜4のアルキル基(例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
sec−ブチル基、tert−ブチル基などを挙げるこ
とができる)からなる群から選ばれ、同一でも異なって
もよく、mおよびnは0〜4の整数を示し、同一でも異
なってもよい。
その誘導体、置換テレフタル酸またはその誘導体、ヒド
ロキノンまたはその誘導体、置換ヒドロキノンまたはそ
の誘導体、4−ヒドロキシ安息香酸またはその誘導体、
置換4−ヒドロキシ安息香酸またはその誘導体、イソフ
タル酸またはその誘導体、置換イソフタル酸またはその
誘導体、レゾルシノールまたはその誘導体、置換レゾル
シノールまたはその誘導体、3−ヒドロキシ安息香酸ま
たはその誘導体、置換3−ヒドロキシ安息香酸またはそ
の誘導体、4,4’−ビフェニルジカルボン酸またはそ
の誘導体、置換4,4’−ビフェニルジカルボン酸また
はその誘導体、4,4’−ビフェノールまたはその誘導
体、4,4’−置換ビフェノールまたはその誘導体、
4’−ヒドロキシ−4−ビフェニルカルボン酸またはそ
の誘導体、置換4’−ヒドロキシ−4−ビフェニルカル
ボン酸またはその誘導体、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸またはその誘導体、置換2,6−ナフタレンジカル
ボン酸またはその誘導体、2,6−ナフタレンジオール
またはその誘導体、置換2,6−ナフタレンジオールま
たはその誘導体、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸また
はその誘導体、置換6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸ま
たはその誘導体から形成される単位であり、具体的には
次のような単位を例示できる。
る構造単位として好適である。さらに上記構造単位以外
として、
ステルを構成する当該単位として好適である。ここでネ
マチック液晶性ポリエステルとしては、上述の如き、
(ア) 構造単位(A)であるトリメシン酸から誘導さ
れる単位(以下、トリメシン酸構造単位とよぶ)、
(イ) 構造単位(B)であるカテコール類から誘導さ
れる単位(以下、カテコール構造単位とよぶ)、(ウ)
ジカルボン酸類より誘導される単位(以下、ジカルボ
ン酸構造単位とよぶ)、(エ) カテコール以外のジオ
ール類より誘導される単位(以下、ジオール構造単位と
いう)、(オ) 一つの構造単位中にカルボキシル基と
水酸基を同時にもつオキシカルボン酸類より誘導される
単位(以下、オキシカルボン酸構造単位とよぶ)、など
から通常構成される。
+(イ)+(ウ)型、(ア)+(イ)+(ウ)+(エ)
型、(ア)+(イ)+(ウ)+(オ)型、(ア)+
(イ)+(ウ)+(エ)+(オ)型などを挙げることが
できる。
各構造単位の割合は、当該ポリエステルを構成する構造
単位により各構造単位の割合の最適値は異なるため一概
には言えない。通常ジオール構造単位とカテコール構造
単位の官能基数の総和とジカルボン酸構造単位とトリメ
シン酸構造単位の官能基数の総和の比としては、通常
0.90〜1.20の範囲、好ましくは0.95〜1.
10の範囲、特に好ましくは1.00〜1.05の範囲
である。またトリメシン酸構造単位のジカルボン酸単位
とトリメシン酸単位の総和に占める割合は、通常0.5
〜30モル%の範囲、好ましくは1.0〜15モル%の
範囲、特に好ましくは2.0〜10モル%の範囲であ
る。またカテコール構造単位のジオール構造単位とカテ
コール構造単位の総和に占める割合は、通常30〜10
0モル%の範囲、好ましくは40〜100モル%の範囲
である。さらにヒドロキシカルボン酸構造単位の全構造
単位に占める割合としては、通常0〜60モル%の範
囲、好ましくは0〜50モル%の範囲、特に好ましくは
0〜40モル%の範囲である。ここで本発明に供するこ
とのできる好適なネマチック液晶性ポリエステルの具体
的な構造を以下に例示する。なお本発明は、以下のポリ
エステルに何ら限定されるものではない。
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好まし
くは1.00〜1.05 e/(c+d+e)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好まし
くは1.00〜1.05 e/(c+d+e)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e)=0〜0.6 (a、b、c、d、eは各々モル組成比を示す)
0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、
特に好ましくは1.00〜1.05 d/(b+c+d)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、
特に好ましくは1.00〜1.05 d/(b+c+d)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e)=0〜0.6 (a、b、c、d、eは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e)=0〜0.6 (a、b、c、d、eは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(e+f)=0.3〜1.0、好ましくは0.4〜
1.0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c,d、e、fは各々モル組成比を示す)
は、当該分野で公知の重合法、例えば溶融重合法または
溶液重合法を適用することにより合成することができ
る。
成する場合、例えば所定量のトリメシン酸(構造単位
(A)形成モノマー)、カテコール類のアセチル化物
(構造単位(B)形成モノマー)および任意にジカルボ
ン酸(ジカルボン酸構造単位形成モノマー)、ジオール
のアセチル化物(ジオール構造単位形成モノマー)、ヒ
ドロキシカルボン酸のアセチル化物(ヒドロキシカルボ
ン酸構造単位形成モノマー)などを高温、常圧下、減圧
下または高真空下で共重合させることによって、容易に
目的のポリエステルを得ることができる。
仕込み比としては、上述にて説明したようにポリエステ
ル中、トリメシン酸(構造単位(A)形成モノマー)を
0.05〜15mol%、より好ましくは0.10〜
7.5mol%、特に好ましくは0.20〜5mol
%、カテコール類(構造単位(B)形成モノマー)を
4.5〜60mol%、好ましくは6〜60mol%含
まれるように設定する。その他の任意成分であるジカル
ボン酸(ジカルボン酸構造単位形成モノマー)、ジオー
ル(ジオール構造単位形成モノマー)およびヒドロキシ
カルボン酸(ヒドロキシカルボン酸構造単位形成モノマ
ー)についても同様に、 ジオール構造単位とカテコール構造単位の官能基数の
総和とジカルボン酸構造単位とトリメシン酸構造単位の
官能基数の総和の比としては、0.90〜1.20の範
囲、好ましくは0.95〜1.10の範囲、特に好まし
くは1.00〜1.05の範囲、 トリメシン酸構造単位のジカルボン酸単位とトリメシ
ン酸単位の総和に占める割合は、通常0.5〜30モル
%の範囲、好ましくは1.0〜15モル%の範囲、特に
好ましくは2.0〜10モル%の範囲、 カテコール構造単位のカテコール構造単位とジオール
構造単位の総和に占める割合は、通常30〜100mo
l%、好ましくは40〜100mol%の範囲、 ヒドロキシカルボン酸構造単位の全構造単位に占める
割合としては、通常0〜60モル%の範囲、好ましくは
0〜50モル%の範囲、特に好ましくは0〜40モル%
の範囲となるように設定する。
度150〜350℃、好ましくは200〜300℃、反
応時間は30分以上、好ましくは1時間〜20時間程度
である。また重合反応を促進させるために、例えば1−
メチルイミダゾール、4−ジメチルアミノピリジンなど
のアミン、アルカリ金属、Fe、Mn、Ti、Co、S
b、Snなどの金属塩を単独もしくは組み合わせて使用
してもよい。またポリエステルの着色を低減させる目的
で種々の酸化防止剤を添加しポリエステルを合成するこ
ともできる。さらに当該ポリエステルの分子量は、重合
時間をコントロールすること等により通常の縮合反応同
様容易に調整しうる。
ェノール/テトラクロロエタン混合溶媒(重量比60/
40)中、30℃で測定した対数粘度の値が通常0.0
4〜0.4dl/g、より好ましくは0.06〜0.3
dl/gの範囲、特に好ましくは0.1〜0.25dl
/gの範囲である。対数粘度が0.05dl/gより小
さい場合には、ポリエステルから作成したフィルムの強
度が弱くなり、また0.4dl/gより大きい場合は、
液晶形成時の粘度が高く、配向性の低下を招き配向に要
する時間が長くなり好ましくない。
液晶性ポリエステルを合成する場合、例えば所定量のト
リメシン酸(構造単位(A)形成モノマー)、ジカルボ
ン酸(ジカルボン酸構造単位形成モノマー)、及びヒド
ロキシカルボン酸(ヒドロキシカルボン酸構造単位形成
モノマー)にチオニルクロライド等の塩素化剤を作用さ
せてハライド化合物に変換した後、ピリジンなどの酸受
容体の存在化溶媒に溶解したカテコール類、ジオール類
を滴下し、室温または加熱下で反応させることにより、
容易に目的のポリエステルを得ることができる。各モノ
マーの仕込み比は、上記溶融重合法と同様であり、トリ
メシン酸誘導体(構造単位(A)形成モノマー)を0.
05〜15mol%、より好ましくは0.10〜7.5
mol%、特に好ましくは0.20〜5mol%、カテ
コール類(構造単位(B)形成モノマー)を4.5〜6
0mol%、好ましくは6〜60mol%含まれるよう
に設定する。その他の任意成分であるジカルボン酸(ジ
カルボン酸構造単位形成モノマー)、ジオール(ジオー
ル構造単位形成モノマー)およびヒドロキシカルボン酸
(ヒドロキシカルボン酸構造単位形成モノマー)につい
ても同様に、 ジオール構造単位とカテコール構造単位の官能基数の
総和とジカルボン酸構造単位とトリメシン酸構造単位の
官能基数の総和の比としては、0.90〜1.20の範
囲、好ましくは0.95〜1.10の範囲、特に好まし
くは1.00〜1.05の範囲、 トリメシン酸構造単位のジカルボン酸単位とトリメシ
ン酸単位の総和に占める割合は、通常0.5〜30モル
%の範囲、好ましくは1.0〜15モル%の範囲、特に
好ましくは2.0〜10モル%の範囲、 カテコール構造単位のカテコール構造単位とジオール
構造単位の総和に占める割合は、通常30〜100mo
l%、好ましくは40〜100mol%の範囲、 ヒドロキシカルボン酸構造単位の全構造単位に占める
割合としては、通常0〜60モル%の範囲、好ましくは
0〜50モル%の範囲、特に好ましくは0〜40モル%
の範囲となるように設定する。
定されないが、例えばo−ジクロロベンゼン、ジクロロ
エタン、テトラクロロエタンなどのハロゲン系溶媒、ジ
メチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミ
ド(DMF)、N−メチルピロリドン(NMP)などの
極性溶媒、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン
などのエーテル系溶媒などが挙げられる。また酸受容体
としては、特に限定されないが、例えばピリジン、トリ
エチルアミン、トリプロピルアミンなどが挙げられる。
れないが、通常温度50〜200℃、好ましくは60〜
150℃、反応時間は通常1時間以上、好ましくは2時
間〜10時間程度である。
性ポリエステルは、組成比などにより異なるため一概に
は言えないが、通常液晶状態においてモノドメインなネ
マチック相を形成しうる。さらに液晶状態にある当該液
晶性ポリエステルを任意の冷却速度にて冷却した際、結
晶相への相転移が実質的に発生しない。すなわち当該ポ
リエステルは、液晶状態においてはモノドメインなネマ
チック相を示し、かつ冷却することによりその配向状態
を容易に固定化することができる。ネマチック相の安定
した固定化を行うためには、液晶の相系列で見た場合、
ネマチック相より低温部に結晶相が存在すると、固定化
のために冷却する際、必然的に結晶相を通過することに
なり、結果的に一度得られたネマチック配向が破壊され
てしまう。本発明に供されるネマチック液晶性ポリエス
テルは、基本的に液晶状態においてモノドメインなネマ
チック相を示し、液晶転移温度以下ではガラス状態を呈
する。したがって液晶状態における分子配向状態、具体
的にはネマチック配向状態をそのま保持しうる特徴を有
する。
与え、所望のねじれ角を有するねじれネマチック配向を
形成するために混合される光学活性化合物について説明
する。当該化合物としては、光学活性を有する化合物で
あれば特に限定されるものではないが、本発明では上述
のネマチック液晶性ポリエステルとの相溶性などの観点
から光学活性な液晶化合物が好適である。具体的には次
のような化合物を例示することができる。(式中、*印
は光学活性炭素を示す)。
化合物としては、光学活性な高分子化合物を挙げること
もできる。当該高分子化合物としては、分子内に光学活
性な基を有する高分子であれば特に限定されるものでは
ないが、本発明では上述のネマチック液晶性ポリエステ
ルとの相溶性などの観点から光学活性な液晶性高分子化
合物が好適である。このような高分子化合物としては、
例えば光学活性な基を有する液晶性ポリメタクリレー
ト、ポリマロネート、ポリシロキサン、ポリアリレー
ト、ポリエステル、ポリアミド、ポリエステルアミド、
ポリカーボネート、ポリペプチド、セルロースなどを挙
げることができる。なかでも本発明では、相溶性などの
観点から芳香族主体の光学活性な液晶性ポリエステルが
最も好適である。具体的には以下のようなポリエステル
を例示することができる。
は、上述のモノカルボン酸類より誘導される構造単位
(以下、モノカルボン酸構造単位(a)という)、ジカ
ルボン酸類より誘導される構造単位(以下、ジカルボン
酸構造単位(b))、モノオール類より誘導される構造
単位(以下、モノオール構造単位(c))、ジオール類
より誘導される構造単位(以下、ジオール構造単位
(d)という)、および一つの構造単位中にカルボキシ
ル基と水酸基を同時にもつオキシカルボン酸類より誘導
される構造単位(オキシカルボン酸構造単位(e)とい
う)から適宜選択された構造単位から形成される。
法は、特に限定されるものではない。当該分野で公知の
方法、例えば溶融重合法や溶液重合法によって合成する
ことができる。当該ポリエステル中に占める光学活性な
基の含有量は、通常0.5〜80モル%、好ましくは5
〜60モル%である。また分子量は、フェノール/テト
ラクロロエタン混合溶媒(重量比60/40)中、30
℃で測定した対数粘度の値で通常0.05〜3.0dl
/g、好ましくは0.07〜2.0dl/gである。
0.05dl/gより小さい場合、重合反応のコントロ
ールが難しくなり好ましくない。また3.0dl/gよ
り大きい場合は、溶融粘度が高く成りすぎて液晶の発現
に時間がかかる恐れがあり望ましくない。本発明では、
以上の如き光学活性な液晶性ポリエステルと先に説明し
たネマチック液晶性ポリエステルとの組成物を本発明の
物質として供することができる。このような組成物とし
て具体的には、
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) (2e+2f)/(2c+3d)=0.90〜1.2
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 f/(e+f)=0.1〜1.0 (h+i+j)/g=0.90〜1.20、好ましくは
0.95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.0
5 j/(g+h+i+j)=0.005〜0.80、好ま
しくは0.05〜0.60 (a、b、c、d、e、f、g、h、i、jは、各々モ
ル組成比を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) (2e+2f)/(2c+3d)=0.90〜1.2
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 f/(e+f)=0.1〜1.0 (g+h)/i=0.90〜1.20、好ましくは0.
95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.05 i/(g+h+i)=0.005〜0.80、好ましく
は0.05〜0.60(a、b、c、d、e、f、g、
h、iは、各々モル組成比を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) 2f/(2c+2d+3e)=0.90〜1.20、好
ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは1.00
〜1.05 e/(c+d+e)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 h/g=0.90〜1.20、好ましくは0.95〜
1.10、特に好ましくは1.00〜1.05 (a、b、c、d、e、f、g、hは、各々モル組成比
を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) 2e/(2c+3d)=0.90〜1.20、好ましく
は0.95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.
05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e)=0〜0.6 (h+i)/g=0.90〜1.20、好ましくは0.
95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.05 i/(f+g+h+i)=0.005〜0.80、好ま
しくは0.05〜0.60 (a、b、c、d、e、f、g、h、iは、各々モル組
成比を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) (2e+2f)/(2c+3d)=0.90〜1.2
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 f/(e+f)=0.1〜1.0 i/2h=0.90〜1.20、好ましくは0.95〜
1.10、特に好ましくは1.00〜1.05 i/(g+h+i)=0.005〜0.80、好ましく
は0.05〜0.60 (a、b、c、d、e、f、g、h、iは、各々モル組
成比を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) (2e+2f)/(2b+2c+3d)=0.90〜
1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好まし
くは1.00〜1.05 d/(b+c+d)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 a/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 f/(e+f)=0.1〜1.0 j/i=0.90〜1.20、好ましくは0.95〜
1.10、特に好ましくは1.00〜1.05 j/(g+h+i+j)=0.005〜0.80、好ま
しくは0.05〜0.60 (a、b、c、d、e、f、g、h、i、jは、各々モ
ル組成比を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) 2e/(2c+3d)=0.90〜1.20、好ましく
は0.95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.
05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e)=0〜0.6 h/(f+g)=0.90〜1.20、好ましくは0.
95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.05 h/(f+g+h)=0.005〜0.80、好ましく
は0.05〜0.60 (a、b、c、d、e、f、g、hは、各々モル組成比
を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) (2e+2f)/(2c+3d)=0.90〜1.2
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (2h+i)/2g=0.90〜1.20、好ましくは
0.95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.0
5 i/(g+h+i)=0.005〜0.80、好ましく
は0.05〜0.60 (a、b、c、d、e、f、g、h、iは、各々モル組
成比を示す)
(A)=0.001〜0.50、好ましくは0.005
〜0.30(重量比)) (2e+2f)/(2c+3d)=0.90〜1.2
0、好ましくは0.95〜1.10、特に好ましくは
1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 f/(e+f)=0.1〜1.0 (g+h)/i=0.90〜1.20、好ましくは0.
95〜1.10、特に好ましくは1.00〜1.05 i/(g+h+i)=0.005〜0.80、好ましく
は0.05〜0.60 (a、b、c、d、e、f、g、h、iは、各々モル組
成比を示す)
化合物との組成物の調整は、当該ポリエステルおよび光
学活性化合物を各々所定の割合で、固体混合、溶液混合
またはメルト混合などの方法により行うことができる。
組成物中に占める光学活性化合物の割合は、当該化合物
中の光学活性な基の比率または光学活性化合物の液晶性
ポリエステルにねじれを与えるときのねじれ力によって
異なるため一概には言えないが、通常0.1〜50wt
%、好ましくは0.5〜30wt%の範囲である。0.
1wt%より少ない場合、十分なねじれを与えることが
できない恐れがある。また50wt%より多い場合に
は、配向性が悪くなる恐れがある。
ルとしては、光学活性化合物を混合することなく、当該
ポリエステル自身で均一でモノドメインなねじれネマチ
ック配向をし、かつその配向状態を容易に固定化できる
ねじれネマチック液晶性ポリエステルを用いることもで
きる。当該ポリエステルとしては、構造単位(A)、
(B)を必須構造単位として有すると共に、以下に示す
ような光学活性な基を有するモノオール、ジオール、モ
ノカルボン酸、ジカルボン酸またはオキシカルボン酸な
どの各構造単位を必須構造単位として有するものである
(*印は、光学活性な炭素を意味する)。
位並びに構造単位(A)および(B)を必須構造単位と
して有する液晶性ポリエステルとして具体的には以下に
示すポリエステルなどを例示することができる。
0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、
特に好ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 g/(a+b+c+d+e+f+g)=0.001〜
0.30、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f+g)=0〜
0.6 (a、b、c、d、e、f、gは、各々モル組成比を示
す)
0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、
特に好ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 g/(a+b+c+d+e+f+g)=0.001〜
0.30、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f+g)=0〜
0.6 (a、b、c、d、e、f、gは、各々モル組成比を示
す)
0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、
特に好ましくは1.00〜1.05 e/(c+d+e)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 g/(a+b+c+d+e+f+g)=0.001〜
0.30、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f+g)=0〜
0.6 (a、b、c、d、e、f、gは、各々モル組成比を示
す)
0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、
特に好ましくは1.00〜1.05 d/(c+d+g)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 g/(a+b+c+d+e+f+g)=0.001〜
0.30、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f+g)=0〜
0.6 (a、b、c、d、e、f、gは、各々モル組成比を示
す)
d)=0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.
10、特に好ましくは1.00〜1.05 d/(b+c+d)=0.005〜0.30、好ましく
は0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.
10 g/(a+b+c+d+e+f+g)=0.001〜
0.30、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f+g)=0〜
0.6 (a、b、c、d、e、f、gは、各々モル組成比を示
す)
0.90〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、
特に好ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 g/(a+b+c+d+e+f+g)=0.001〜
0.30、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f+g)=0〜
0.6 (a、b、c、d、e、f、gは、各々モル組成比を示
す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(a+b+c+d+e+f)=0.001〜0.3
0、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは、各々モル組成比を示す)
0〜1.20、好ましくは0.95〜1.10、特に好
ましくは1.00〜1.05 d/(c+d)=0.005〜0.30、好ましくは
0.01〜0.15、特に好ましくは0.02〜0.1
0 f/(a+b+c+d+e+f)=0.001〜0.3
0、好ましくは0.005〜0.20 a/b=100/0〜0/100 (a+b)/(a+b+c+d+e+f)=0〜0.6 (a、b、c、d、e、fは、各々モル組成比を示す)
各構造単位の割合は、その構成により最適値は異なるた
め一概には言えない。通常、モノオール、ジオールおよ
びカテコールの各構造単位の官能基数の総和とモノカル
ボン酸、ジカルボン酸およびトリメシン酸の各構造単位
の総和の比として0.90〜1.20の範囲、好ましく
は0.95〜1.10の範囲、さらに好ましくは1.0
0〜1.05の範囲である。トリメシン酸構造単位のモ
ノカルボン酸、ジカルボン酸およびトリメシン酸の各構
造単位の総和に占める割合としては、通常0.5〜30
モル%の範囲、好ましくは1.0〜15モル%の範囲、
さらに好ましくは2.0〜10モル%の範囲である。ま
たカテコール構造単位のカテコール構造単位とジオール
構造単位、モノオール構造単位の総和に占める割合は、
通常30〜100mol%の範囲、好ましくは40〜1
00mol%の範囲である。またヒドロキシカルボン酸
構造単位の全構造単位に占める割合としては、0〜60
モル%の範囲、好ましくは0〜50モル%、さらに好ま
しくは0〜40モル%の範囲である。さらに光学活性な
基の液晶性ポリエステル中に占める割合としては、通常
0.1〜30モル%の範囲、好ましくは0.5〜20モ
ル%の範囲である。光学活性な基の割合が0.1モル%
より少ない場合、ねじれネマチック配向を得ることがで
きない恐れがある。また30モル%より多い場合には、
配向保持能が低下する恐れがある。
の合成法は、先に説明したネマチック液晶性ポリエステ
ルと同様、当該分野で公知の重合法、例えば溶融重合法
や溶液重合法により合成することができる。
のトリメシン酸(構造単位(A)形成モノマー)、カテ
コール類のアセチル化物(構造単位(B)形成モノマ
ー)、光学活性な基を有する例えばジオール、ジカルボ
ン酸、モノオール、またはモノカルボン酸、その他任意
にジカルボン酸(ジカルボン酸構造単位形成モノマ
ー)、ジオールのアセチル化物(ジオール構造単位形成
モノマー)、ヒドロキシカルボン酸のアセチル化物(ヒ
ドロキシカルボン酸構造単位形成モノマー)などを高
温、常圧下、減圧下または高真空下で共重合させること
によって、容易に目的のねじれネマチック液晶性ポリエ
ステルを得ることができる。
としては、上記にて説明したようにポリエステル中、ト
リメシン酸(構造単位(A)形成モノマー)を0.05
〜15mol%、より好ましくは0.10〜7.5mo
l%、特に好ましくは0.20〜5mol%、カテコー
ル類(構造単位(B)形成モノマー)を4.5〜60m
ol%、好ましくは6〜60mol%、光学活性な基を
含むモノマー(例えば、光学活性なジオール、光学活性
なジカルボン酸、光学活性なモノオール、光学活性なモ
ノカルボン酸など)を通常0.1mol%〜30mol
%、好ましくは0.5mol%〜20mol%含まれる
ように設定する。その他の任意成分であるジカルボン酸
(ジカルボン酸構造単位形成モノマー)、ジオール(ジ
オール構造単位形成モノマー)およびヒドロキシカルボ
ン酸(ヒドロキシカルボン酸構造単位形成モノマー)に
ついても同様に、 モノオール構造単位、ジオール構造単位とカテコール
構造単位の官能基数の総和とモノカルボン酸構造単位、
ジカルボン酸構造単位とトリメシン酸構造単位の官能基
数の総和の比としては、0.90〜1.20の範囲、好
ましくは0.95〜1.10の範囲、特に好ましくは
1.00〜1.05の範囲、 トリメシン酸構造単位のモノカルボン酸構造単位、ジ
カルボン酸構造単位とトリメシン酸単位の総和に占める
割合は、通常0.5〜30モル%の範囲、好ましくは
1.0〜15モル%の範囲、特に好ましくは2.0〜1
0モル%の範囲、 カテコール構造単位のカテコール構造単位、モノオー
ル構造単位およびジオール構造単位の総和に占める割合
は、通常30〜100mol%、好ましくは40〜10
0mol%の範囲、 ヒドロキシカルボン酸構造単位の全構造単位に占める
割合としては、通常0〜60モル%の範囲、好ましくは
0〜50モル%の範囲、特に好ましくは0〜40モル%
の範囲となるように設定する。
度150〜350℃、好ましくは200〜300℃、反
応時間は30分以上、好ましくは1時間〜20時間程度
である。また重合反応を促進させるために、例えば1−
メチルイミダゾール、4−ジメチルアミノピリジンなど
のアミン、アルカリ金属、Fe、Mn、Ti、Co、S
b、Snなどの金属塩を単独もしくは組み合わせて使用
してもよい。またポリエステルの着色を低減させる目的
で種々の酸化防止剤を添加しポリエステルを合成するこ
ともできる。さらに当該ポリエステルの分子量は、重合
時間をコントロールすることにより等により通常の縮合
反応同様容易に調整しうる。
ェノール/テトラクロロエタン混合溶媒(重量比60/
40)中、30℃で測定した対数粘度の値が通常0.0
4〜0.4dl/g、より好ましくは0.06〜0.3
dl/gの範囲、特に好ましくは0.1〜0.25dl
/gの範囲である。対数粘度が0.05dl/gより小
さい場合には、ポリエステルから作成したフィルムの強
度が弱くなり、また0.4dl/gより大きい場合は、
液晶形成時の粘度が高く、配向性の低下を招き配向に要
する時間が長くなり好ましくない。
液晶性ポリエステルを合成する場合、例えば所定量のト
リメシン酸(構造単位(A)形成モノマー)、ジカルボ
ン酸(ジカルボン酸構造単位形成モノマー)、及びヒド
ロキシカルボン酸(ヒドロキシカルボン酸構造単位形成
モノマー)にチオニルクロライド等の塩素化剤を作用さ
せてハライド化合物に変換した後、ピリジンなどの酸受
容体の存在化溶媒に溶解したカテコール類、ジオール類
を滴下し、室温または加熱下で反応させることにより、
容易に目的のポリエステルを得ることができる。各モノ
マーの仕込み比は、上記溶融重合法と同様であり、トリ
メシン酸誘導体(構造単位(A)形成モノマー)を0.
05〜15mol%、より好ましくは0.10〜7.5
mol%、特に好ましくは0.20〜5mol%、カテ
コール類(構造単位(B)形成モノマー)を4.5〜6
0mol%、好ましくは6〜60mol%、光学活性な
基を含むモノマー(例えば光学活性なジオール、光学活
性なジカルボン酸のハライド化物、光学活性なモノカル
ボン酸のハライド化物、光学活性なモノオールなど)を
通常0.1〜30mol%、好ましくは0.5〜20m
ol%含まれるように設定する。その他の任意成分であ
るジカルボン酸(ジカルボン酸構造単位形成モノマ
ー)、ジオール(ジオール構造単位形成モノマー)およ
びヒドロキシカルボン酸(ヒドロキシカルボン酸構造単
位形成モノマー)についても同様に、 モノオール構造単位、ジオール構造単位およびカテコ
ール構造単位の官能基数の総和とモノカルボン酸構造単
位、ジカルボン酸構造単位およびトリメシン酸構造単位
の官能基数の総和の比としては、0.90〜1.20の
範囲、好ましくは0.95〜1.10の範囲、特に好ま
しくは1.00〜1.05の範囲、 トリメシン酸構造単位のモノカルボン酸構造単位、ジ
カルボン酸構造単位およびトリメシン酸構造単位の総和
に占める割合は、通常0.5〜30モル%の範囲、好ま
しくは1.0〜15モル%の範囲、特に好ましくは2.
0〜10モル%の範囲、 カテコール構造単位のカテコール構造単位、モノオー
ル構造単位およびジオール構造単位の総和に占める割合
は、通常30〜100mol%、好ましくは40〜10
0mol%の範囲、 ヒドロキシカルボン酸構造単位の全構造単位に占める
割合としては、通常0〜60モル%の範囲、好ましくは
0〜50モル%の範囲、特に好ましくは0〜40モル%
の範囲となるように設定する。
定されないが、例えばo−ジクロロベンゼン、ジクロロ
エタン、テトラクロロエタンなどのハロゲン系溶媒、ジ
メチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミ
ド(DMF)、N−メチルピロリドン(NMP)などの
極性溶媒、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン
などのエーテル系溶媒などが挙げられる。また酸受容体
としては、特に限定されないが、例えばピリジン、トリ
エチルアミン、トリプロピルアミンなどが挙げられる。
れないが、通常温度50〜200℃、好ましくは60〜
150℃、反応時間は通常1時間以上、好ましくは2時
間〜10時間程度である。
ルは、液晶状態においてポリエステル自身で均一でモノ
ドメインなねじれネマチック配向をし、かつその配向状
態を容易に固定化することができる。なお当該ねじれネ
マチック液晶性ポリエステルには、必要に応じて上述に
おいて説明した光学活性な低分子または高分子化合物を
配合しねじれネマチック液晶性組成物として用いること
もできる。
テル、具体的には、 ネマチック液晶性ポリエステル+光学活性な低分子化
合物との組成物、 ネマチック液晶性ポリエステル+光学活性な高分子化
合物との組成物、または 主鎖中に光学活性な基を有するねじれネマチック液晶
性ポリエステル を以下に説明するフィルム化工程に供される。ここで上
記組成物およびねじれネマチック液晶性ポリエステル
は、液晶状態において均一でモノドメインなねじれネマ
チック配向を形成する。さらに液晶状態にある組成物ま
たは液晶性ポリエステルを任意の冷却速度にて冷却した
際、結晶相への相転移が実質発生しない。すなわち本発
明に供される組成物または液晶性ポリエステルは、液晶
状態においてはモノドメインなねじれネマチック配向状
態を示し、かつ冷却することにより、その配向状態を容
易に固定化することができる。ねじれネマチック相の安
定した固定化を行うためには、液晶の相系列で見た場
合、ねじれネマチック相より低温部に結晶相が存在する
と、固定化のために冷却するときに必然的に結晶相を通
過することになり、結果的に一度得られたねじれネマチ
ック配向が破壊されてしまう。本発明に供される液晶性
ポリエステル、具体的にはネマチック配向性ポリエステ
ルと光学活性な低分子または高分子化合物との組成物、
主鎖中に光学活性な基を有するねじれネマチック液晶性
ポリエステルは、基本的に液晶状態においてモノドメイ
ンなねじれネマチック相を示し、液晶転移温度以下では
ガラス状態を呈する。したがって液晶状態における分子
配向状態、すなわちねじれネマチック配向状態を液晶転
移温度(ガラス転移点)以下に冷却することにより、そ
のまま保持しうるという特徴を有する。当該特徴を利用
することにより新たな光学フィルムを製造することがで
きる。
基板および各工程を踏み製造することが本発明において
は望ましい。
ド、ポリイミドアミド、ポリアミド、ポリエーテルイミ
ド、ポリエーテルケトン、ポリケトンサルファイド、ポ
リエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリフェニレ
ンサルファイド、ポリフェニレンオキサイド、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ
カーボネート、ポリアリレート、アクリル樹脂、ポリビ
ニルアルコール、フェノール樹脂などのプラスチックフ
ィルム基板、表面にラビング処理が施された上記プラス
チックフィルム基板、ラビング処理を施したポリイミド
膜あるいはポリビニルアルコール膜を有するガラス基板
やプラスチック基板、および表面をスリット状にエッチ
ング加工したアルカリガラス、ホウ珪酸ガラス、フリン
トガラスなどのガラス基板など面内の異方性を有してい
るものが好ましく用いられる。
基板上に均一に上述に説明した液晶性ポリエステルを塗
布し、次いで均一配向過程、配向形態の固定化過程を経
て得られる。液晶性ポリエステルの配向基板への塗布手
段としては、通常、当該ポリエステルを各種溶媒に溶解
した溶液状態または該ポリエステルを溶融した溶融状態
で行うことができる。製造プロセス上、液晶性ポリエス
テルを溶媒に溶解した該溶液を用いて塗布する、溶液塗
布が望ましい。
性ポリエステルを溶媒に溶かし、所定濃度の溶液を調製
する。フィルムの膜厚(液晶性ポリエステルより形成さ
れる層の膜厚)は、該ポリエステルを基板に塗布する段
階で決まるため、精密に濃度、塗布膜の膜厚などの制御
をする必要がある。
ステルの組成比などによって異なるため一概には言えな
いが、通常はクロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭
素、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、トリクロロ
エチレン、テトラクロロエチレン、クロロベンゼン、オ
ルソジクロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、フ
ェノール、パラクロロフェノールなどのフェノール類、
ベンゼン、トルエン、キシレン、メトキシベンゼン、
1,2−ジメトキベンゼンなどの芳香族炭化水素類、ア
セトン、酢酸エチル、tert−ブチルアルコール、グ
リセリン、エチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、エチルセルソルブ、ブ
チルセルソルブ、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピ
ロリドン、ピリジン、トレエチルアミン、テトラヒドロ
フラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、ブチロニ
トリル、二硫化炭素など、およびこれらの混合溶媒、例
えばハロゲン化炭化水素類とフェノール類との混合溶媒
などが用いられる。
の溶解性や最終的に目的とする光学フィルムの膜厚に依
存するため一概には言えないが、通常3〜50重量%の
範囲で使用され、好ましくは7〜30重量%の範囲であ
る。
液晶性ポリエステルの溶液を、次に上述にて説明した配
向基板上に塗布する。塗布の方法としては、スピンコー
ト法、ロールコート法、ダイコート法、プリント法、浸
漬引き上げ法、カーテンコート法などを採用できる。
の均一な該組成物の層を形成させる。溶媒除去条件は、
特に限定されず、溶媒がおおむね除去でき、液晶性ポリ
エステルの層が流動したり、流れ落ちたりさえしなけれ
ば良い。通常、室温での乾燥、乾燥炉での乾燥、温風や
熱風の吹き付けなどを利用して溶媒を除去する。
しくは100℃〜260℃の範囲において熱処理を行
い、液晶状態において当該液晶性ポリエステルを配向さ
せる。熱処理時間は、使用する液晶性ポリエステルの組
成比などによって異なるため一概にはいえないが、通常
10秒〜120分、好ましくは30秒〜60分の範囲で
ある。10秒より短い場合、液晶状態において均一配向
が不十分となる恐れがある。また120分より長い場合
は、生産性が低下する恐れがあり望ましくない。
晶状態において配向基板上全面にわたって均一配向を形
成させることができる。
において、液晶性ポリエステルを均一配向させるために
磁場や電場を利用しても特に構わない。
当該ポリエステルの液晶転移点以下の温度に冷却するこ
とにより、該配向の均一性を全く損なわずに固定化する
ことができる。
あれば特に制限はない。たとえば液晶転移点より10℃
低い温度において冷却することにより、均一な配向を固
定化することができる。冷却の手段は、特に制限はな
く、熱処理工程における加熱雰囲気中から液晶転移点以
下の雰囲気中、例えば室温中に出すだけで固定化され
る。また、生産の効率を高めるために、空冷、水冷など
の強制冷却、除冷を行ってもよい。以上の工程によっ
て、本発明の光学フィルムを得ることができる。
ルム単体で用いる、 配向基板上に形成したそのままの状態で用いる、 配向基板とは異なる別の基板に光学フィルムを積層し
て用いる、 ということなどが挙げられる。
基板を光学フィルムとの界面で、ロールなどを用いて機
械的に剥離する方法、構造材料すべてに対する貧溶媒に
浸漬した後機械的に剥離する方法、貧溶媒中で超音波を
あてて剥離する方法、配向基板と該フィルムとの熱膨張
係数の差を利用して温度変化を与えて剥離する方法、配
向基板そのもの、または配向基板上の配向膜を溶解除去
する方法などによって、フィルム単体を得る。剥離性
は、用いる液晶性ポリエステルの組成比などと配向基板
との密着性によって異なるため、その系に最も適した方
法を採用すべきである。なお光学フィルム単体で光学素
子として用いる場合、膜厚によっては自己支持性のない
ことがあるが、その際には光学性質上好ましい基板、例
えばポリメタクリレート、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアルコール、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォ
ン、ポリアリレート、ポリイミド、アモルファスポリオ
レフィン、トリアセチルセルロースなどのプラスチック
基板上に接着剤または粘着剤を介して固定して用いるほ
うが、光学フィルムの強度、信頼性などのために望まし
い。
ィルムを用いる場合について説明する。配向基板が透明
で光学的に等方であるか、または光学素子として用いる
際に該配向基板が当該素子にとって必要な部材である場
合には、そのまま目的とする光学素子として使用するこ
とができる。
配向固定化して得られた本発明の光学フィルムは、該基
板から剥離して、光学用途により適した別の基板上に積
層して使用することもできる。すなわち、光学フィルム
と配向基板とは異なる別の基板とから少なくとも構成さ
れる積層体を例えば光学素子としてTN−LCDなどに
組み込むことができる。具体的には次のような方法を採
ることができる。
第2の基板という)と配向基板上の光学フィルムとを、
例えば接着剤または粘着剤を用いて貼りつける。次い
で、配向基板を本発明の光学フィルムとの界面で剥離
し、該フィルムを光学素子に適した第2の基板側に転写
して光学素子を得ることができる。
度な平面性を有するものであれば特に限定されないが、
ガラス基板や透明で光学的等方性を有するプラスチック
フィルムが好ましく用いられる。かかるプラスチックフ
ィルムの例としては、ポリメチルメタクリレート、ポリ
スチレン、ポリカーボネート、ポリエーテルスルフォ
ン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレート、ア
モルファスポリオレフィン、トリアセチルセルロース、
エポキシ樹脂などを挙げることができる。なかでもポリ
メチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリアリレ
ート、ポリエーテルスルフォン、トリアセチルセルロー
スなどが本発明では好ましく用いられる。また光学的に
異方性であっても、光学素子にとって必要な部材である
場合には、光学的異方性フィルムも第2の基板として用
いることができる。光学的異方性フィルムとしては、例
えばポリカーボネートやポリスチレンなどのプラスチッ
クフィルムを延伸して得られる位相差フィルム、偏光フ
ィルムなどが挙げられる。
光学フィルムとを貼り付ける接着剤または粘着剤として
は、光学グレードのものが好ましく、アクリル系、エポ
キシ系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、ゴム系、ウ
レタン系、およびこれらの混合系などを使用することが
できる。また接着剤としては、熱硬化型、光硬化型、電
子線硬化型などのいずれの接着剤でも光学的等方性を有
していれば問題なく使用することができる。本発明の光
学フィルムを光学素子に適した第2の基板への転写は、
第2の基板を光学フィルムに接着した後、配向基板を当
該フィルムとの界面で剥離することにより行える。剥離
方法は、上述でも説明したが、ロールなどを用いて機械
的に剥離する方法、貧溶媒中で超音波をあてて剥離する
方法、配向基板と光学フィルムとの熱膨張係数の差を利
用して温度変化を与えて剥離する方法、配向基板そのも
の、または配向基板上の配向膜を溶解除去する方法など
を例示することができる。剥離性は、用いる液晶性ポリ
エステルの組成比などと配向基板との密着性によって異
なるため、その系にもっとも適した方法を採用すべきで
ある。
強度増加、環境信頼性向上などの目的のために透明プラ
スチックフィルムなどの保護層を設けることもできる。
差フィルムなどの他の光学部材と組み合わせて使用する
こともできる。
付ける光学パラメーターとしては、膜厚、面内リターデ
ーション値およびねじれ角を挙げることができる。これ
ら光学パラメーターは、当該フィルムの用途により異な
るため一概には言えないが、膜厚としては通常0.1μ
m〜20μmの範囲、好ましくは0.2μm〜10μm
の範囲、特に好ましくは0.3μm〜5μmの範囲であ
る。
mの単色光に対して、通常10nm〜4000nmの範
囲、好ましくは20nm〜3500nmの範囲、特に好
ましくは30nm〜3500nmの範囲である。ここで
本発明でいう面内リターデーション値とは、フィルム面
内の複屈折率と膜厚との積を意味する。
度以下(20回転と等価)の範囲、好ましくは0度以上
5400度以下(15回転と等価)の範囲、特に好まし
くは0度以上3600度以下(10回転と等価)の範囲
である。なお本発明の光学フィルムにおいて、当該フィ
ルムを形成する液晶のダイレクターの向きは、フィルム
膜厚方向で順次変化している。したがって本発明の光学
フィルムで言うねじれ角とは、フィルムの一方の面から
他方の面との間で、このダイレクターが回転した角度を
ねじれ角と定義する。
能に優れることは無論のこと、液晶配向のガラス固定化
が容易であり、かつ液晶配向状態の保持能力に優れてい
る。したがって高温耐久性を要求される各種光学素子、
例えば位相差フィルム、視野角改善用フィルム、色補償
フィルム、旋光子フィルム、コレステリック偏光板など
の用途に広く用いることができ、その工業的利用価値は
非常に大きい。
制限されるものではない。なお、実施例で用いた各分析
法は以下の通りである。 (1)液晶性ポリエステルの組成決定 ポリマーを重水素化クロロホルムまたは重水素化トリフ
ルオロ酢酸に溶解し、400MHzの 1H−NMR(日
本電子製JNM−GX400)で測定し決定した。 (2)対数粘度の測定 ウベローデ型粘度計を用い、フェノール/テトラクロロ
エタン(60/40重量比)混合溶媒中、30℃で測定
した。 (3)液晶相系列の決定 DSC(Perkin Elmer DSC−7)測定
および光学顕微鏡(オリンパス光学(株)製BH2偏光
顕微鏡)観察により決定した。 (4)屈折率の測定 アッベ屈折計(アタゴ(株)製Type−4)により屈
折率を測定した。 (5)偏光解析 (株)溝尻光学工業製エリプソメーターDVA−36V
WLDを用いて行った。 (6)膜厚測定 SLOAN製SURFACE TEXTURE ANA
LYSIS SYS−TEM Dektak 3030
STを用いた。また、干渉波測定(日本分光(株)製
紫外・可視・近赤外分光光度計V−570)と屈折率の
データから膜厚を求める方法も併用した。
0mmol、テレフタル酸88mmol、トリメシン酸
8mmol、メチルヒドロキノンジアセテート50mm
olおよびカテコールジアセテート50mmolを窒素
気流下、275℃で10時間加熱攪拌しポリエステルを
合成した。得られたポリエステルの対数粘度ηinh は
0.181dl/gであった。またDSC測定、偏光顕
微鏡観察の結果、表1に示すようにTgは110℃でガ
ラス相を有しており、Tgより高い温度においてはネマ
チック相を示した。
ポリエステルを重量比で95:5の割合で溶融混合して
組成物を得た後、当該組成物を濃度15wt%で含むフ
ェノール/テトラクロロエタン(60/40重量比)混
合溶媒溶液を調製し、ラビング処理したポリイミド膜を
有するガラス上にスピンコート法により塗布した。70
℃のホットプレート上で1時間乾燥した後、210℃の
クリーンオーブン中で30分間熱処理した。その後、オ
ーブンから取り出して自然放冷し、ポリエステルのフィ
ルム1を得た。得られたフィルム1の膜厚は3.8μm
であった。また屈折率およびねじれ角を測定した結果、
複屈折率Δnは0.20、リターデーションは760n
m、ねじれ角は240度であった。またガラス基板上に
形成されたフィルム1は透明であり、偏光顕微鏡観察に
より、ねじれネマチック相が固定化されていることが分
かった。
ド膜を介してガラス基板上に形成されたフィルム1の上
にポリビニルブチラールシートを重ねて置き、さらにそ
の上からガラス板を重ねてサンプルを作製した。このサ
ンプルを減圧下、80℃で30分間保持した後、常圧、
常温に戻した。その後、8kgf/cm2 の加圧下、T
gより20℃高い温度である130℃で30分間保持し
た後、常圧、常温に戻した。サンプルを偏光板に挟み、
目視観察および偏光顕微鏡観察の結果、フィルム1には
配向の乱れが無く、試験前の配向状態が保持されている
ことが確認された。
リイミド膜を介してガラス基板上に形成されたフィルム
を用いて、当該フィルムのスーパーツイスティッドネマ
チック(以下、STNと呼ぶ)液晶表示素子用の色補償
効果を次のようにして確認した。
板を第1図に示す配置に従い、1/100デューティー
駆動のSTN液晶セルの上面に粘着剤を用いて積層し、
さらにその上に偏光板を貼り付けてセルを作製した。
のラビング方向、フィルム1の分子の配向方向は第2図
に示す通りである。すなわち、液晶セル中での液晶分子
のねじれ角は240度、上下偏光板の偏光軸のなす角度
は90度、上電極基板のラビング方向とフィルム1の最
下面(ラビングポリイミド膜に接している側)における
分子の配向方向とのなす角度は90度、下偏光板の偏光
軸と下電極基板のラビング方向とのなす角度は約40
度、またフィルム1中の分子のねじれ角は液晶セル中の
液晶分子とは逆向きの240度となるように配置した。
この液晶セルの表示色は、電圧無印加時に黒、電圧印加
時には白を表示し、完全な白黒表示が実現できた。以上
の結果より、当該フィルム1が色補償効果を有する光学
フィルムとして有効であることが確認された。
mol、2,6−ナタフタレンジカルボン酸85mmo
l、トリメシン酸10mmol、3,5,3’,5’−
テトラメチル−4,4’−ビフェノール13mmol、
3−クロロカテコールジアセテート80mmolおよび
(S)−3−メチルアジピン酸7mmolを原料とし、
実施例1と同様の方法によりポリエステルを合成した。
得られたポリエステルの性状は表1に示す通りであり、
対数粘度ηinh は0.140dl/g、Tgは106℃
でガラス相を有しており、Tgより高い温度においては
ねじれネマチック相を示した。
フェノール/テトラクロロエタン(60/40重量比)
混合溶媒溶液を調製した。この溶液を用いて、表2に示
す条件下でラビングポリイミド膜を介してガラス板上に
ねじれネマチック配向を固定化したフィルム2を作製し
た。
同様に配向保持能試験を行った結果、配向の乱れは観察
されず、試験前の配向状態が保持されていることが確認
された。
子に対する色補償効果を確認したところ、完全な白黒表
示が得られることが判明した。以上のことからフィルム
2は色補償効果を有する光学フィルムとして有効である
ことが確認された。
て、表1中のポリエステルを合成し、フィルムを作成し
た。得られたフィルムについて実施例1、2同様に配向
保持能試験、STN液晶表示素子の色補償効果の有無に
ついて確認した。その結果を表2に示した。
エ酸100mmol、イソフタル酸40mmol、テレ
フタル酸45mmol、トリメシン酸10mmol、レ
ゾルシノールジアセテート50mmol、3−tert
−ブチルカテコールジアセテート50mmolを原料と
し、実施例1と同様の方法によりポリエステルを合成し
た。得られたポリエステルの対数粘度ηinh は0.14
0dl/g、Tgは121℃でガラス相を有しており、
Tgより高い温度においてはネマチック相を示した。
光学活性なポリエステルを重量比で98:2の割合で溶
融混合して組成物を得た後、当該組成物を濃度20wt
%で含むジメチルアセトアミド溶液を調製した。この溶
液をラビング処理したポリイミド膜を有するガラス基板
上にカーテンコート法により塗布した。塗布した後、7
0℃のホットプレート上で1時間乾燥した後、220℃
のクリーンオーブン中で30分間熱処理した。その後、
オーブンから取り出して自然放冷しラビングポリイミド
膜を介してガラス基板上にフィルム8を得た。フィルム
8の膜厚は4.9μmであった。また屈折率およびねじ
れ角を測定した結果、複屈折率Δnは0.22、リター
デーションは1080nm、ねじれ角は90度であっ
た。さらに得られたフィルム8は透明であり、偏光顕微
鏡観察の結果ねじれネマチック配向が固定化されている
ことが確認された。
保持能試験を行った結果、配向の乱れなど生じることな
く、試験前の配向状態が保持されていることが確認され
た。
ラニコルおよびクロスニコルに配置し、それぞれの透過
スペクトルを測定した。その結果、パラニコルに配置し
た場合には可視光線領域の広範囲にわたってほぼ0%と
なり、かつクロスニコルの配置においては約80%の透
過率を有していることが判明した(第3図)。以上の結
果からフィルム8は、90度旋光子としての特性を有す
る光学フィルムとして有効であることが確認された。
mmol、テレフタル酸87mmol、1,4−シキロ
ヘキサンジカルボン酸10mmol、トリメシン酸2m
mol。3−tert−ブチルカテコールジアセテート
95moml、(S)−2−メチル−1,4−ブタンジ
オール5mmolを原料とし、実施例1と同様の方法に
よりポリエステルを合成した。得られたポリエステル
は、対数粘度ηinh は0.124、Tgは95℃でガラ
ス相を有しており、Tgより高い温度においてはねじれ
ネマチック相を示した。
チルホルムアミド溶液を調製した。この溶液を用いて表
3に示した条件でラビングポリイミド膜を介してガラス
基板上にねじれネマチック配向を固定化したフィルム9
を作製した。
同様に行ったところ、配向の乱れが無く、試験前の配向
状態が保持されていることが確認された。
にパラニコルおよびクロスニコルに配置して透過スペク
トルを測定した。その結果フィルム9は、90度旋光子
としての特性を有する光学フィルムとして有効であるこ
とが確認された。
1中のポリエステルを合成し、フィルムを作成した。得
られたフィルムについて実施例8、9同様に配向保持能
試験、90度旋光子として特性の有無について確認し
た。その結果を表2に示した。
0mmol、テレフタル酸100mmol、メチルヒド
ロキノンジアセテート50mmolおよびカテコールジ
アセテート50mmolを原料とし、実施例1と同様の
方法によりポリエステルを合成した。得られたポリエス
テルの対数粘度ηinh は0.178dl/g、Tgは1
07℃でガラス相を有しており、Tgより高い温度にお
いてはネマチック相を示した。
活性なポリエステルを重量比96:4の割合で溶融混合
して組成物を得た後、当該組成物を濃度15wt%で含
むフェノール/テトラクロロエタン(重量比:60/4
0)混合溶媒溶液を調整した。この溶液をラビング処理
したポリイミド膜を有するガラス基板上にスピンコート
法により塗布した。70℃ホットプレート上で1時間乾
燥した後、210℃のクリーンオーブン中で30分間熱
処理した。その後、オーブンから取り出して自然放冷
し、比較フィルム1を得た。該御フィルムの膜厚は3.
7μmであった。また屈折率、ねじれ角を測定した結
果、複屈折率Δnは0.21、リターデーションは77
0nm、ねじれ角は241度であった。またガラス基板
上に形成された比較フィルム1は透明であり、偏光顕微
鏡観察の結果、ねじれネマチック相が固定化されている
ことが分かった。比較フィルム1を用いて配向保持能試
験を実施例1と同様に行った結果、配向に乱れが生じて
おり、配向保持能が無いことが分かった。
ポリエステルを合成した。このポリエステルを用いて、
実施例2と同様にねじれネマチック相を固定化した比較
フィルム2を作成した。得られた比較フィルム2を用い
て配向保持能試験を実施例1と同様に行った結果、配向
に乱れが生じており、配向保持能が無いことが分かっ
た。
ポリエステルを合成した。得られたポリエステルと表3
に示した光学活性なポリエステルを重量比98:2の割
合で溶融混合して組成物を得た後、当該組成物を濃度2
0wt%で含むジメチルアセトアミド溶液を調整した。
この溶液を用いて実施例8と同様の方法により、ねじれ
ネマチック相を固定化した比較フィルム3を得た。得ら
れた比較フィルム3を用いて実施例1と同様に配向保持
能試験を行った結果、配向に乱れが生じており、配向保
持能が無いことが分かった。
ポリエステルを合成した。次いで、得られたポリエステ
ルを濃度17wt%で含むジメチルホルムアミド溶液を
調製した。この溶液を用いて、実施例9と同様の方法に
より比較フィルム4を作製した。得られた比較フィルム
4を用いて実施例1と同様に配向保持能試験を行った結
果、配向に乱れが生じており、配向保持能が無いことが
分かった。
比を表す。 2)相系列において、I;等方相、 N;ネマティック
相、 N* ;ねじれネマティック相、 g;ガラス相を
表す。 3)色補償効果において、◎はその効果が得られたこと
を表す。 4)旋光性において、◎はその効果が得られたことを表
す。 5)配向保持試験は、Tgより20℃高い温度におい
て、8kgf/cm2 の加圧下、30分間保持した後の
配向状態の乱れを目視観察した結果を表す。 ◎;配向が保持されていた。 ×;配向が乱れていた。
す。ただし各層を貼り合わせるために用いた粘着剤の層
は省略してある。
料の各軸の相互の関係を示す。
ニコル下における透過スペクトルを示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記に示す構造単位(A)および(B)
を必須構造単位として有し、液晶転移点より低い温度に
おいてはガラス状態を呈し、かつフェノール/テトラク
ロロエタン混合溶媒(重量比60/40)中、30℃で
測定した対数粘度ηが0.04〜0.4dl/gの液晶
性ポリエステルを必須成分として有する液晶状態でねじ
れネマチック配向する液晶性物質から実質的に形成され
ることを特徴とする光学フィルム。 【化1】 但しXは、独立にOまたはC=Oを示す。またYは独立
にF、Cl、Brおよび炭素数1から4のアルキル基か
ら選ばれる基を表す。さらにnは0または1である。 - 【請求項2】 液晶性物質が該液晶性ポリエステルの分
子中に光学活性な基を有するねじれネマチック液晶性ポ
リエステルである請求項1記載の光学フィルム。 - 【請求項3】 液晶性物質が液晶性ポリエステルと光学
活性化合物とから実質的になる組成物であって、当該液
晶性ポリエステルがネマチック液晶性ポリエステルであ
る請求項1記載の光学フィルム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32736697A JP4011166B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 光学フィルム |
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