JPH111587A - 難燃性スチレン系樹脂組成物 - Google Patents

難燃性スチレン系樹脂組成物

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JPH111587A
JPH111587A JP15681497A JP15681497A JPH111587A JP H111587 A JPH111587 A JP H111587A JP 15681497 A JP15681497 A JP 15681497A JP 15681497 A JP15681497 A JP 15681497A JP H111587 A JPH111587 A JP H111587A
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weight
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flame
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retardant
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JP15681497A
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English (en)
Inventor
Keiko Iwata
敬子 岩田
Tomoyuki Fujita
智之 藤田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃性及び耐衝撃性、流動性、耐光性、熱安
定性のバランスに優れたスチレン系樹脂組成物に提供す
る。 【解決手段】 特定の2種類のハロゲン化合物、難燃助
剤を含有したスチレン系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスチレン系樹脂組成
物に関し、詳しくは、難燃性に優れると共に、耐衝撃
性、耐光性、熱安定性、流動性のバランスに優れたスチ
レン系樹脂組成物に関する。産業上の利用分野として
は、家電製品、事務機機、情報機器のハウジング及び、
部品等、詳しくはTVのバックカバー、キャビネット、
CRTハウジング、プリンターハウジング、FAXハウ
ジング、PPCハウジング、トナーカートリッジ及び容
器のハウジング等が挙げられる。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂は、その優れた成形加工
性、機械特性、電気特性のゆえに、多方面にわたり使用
されている。しかし易燃性であるため、OA機器、家電
製品のハウジングおよび電気、電子関係の部品等に用い
られる際には、樹脂の難燃化が必要になる。この難燃性
に関してはUL規格等により規制されており、近年種々
の難燃化の手段が検討されている。その中においても、
OA機器、家電製品のハウジング分野では、上記の難燃
化規制及び耐衝撃性、流動性、耐光性、熱安定性が求め
られ、これら全ての要求性能を満たすバランスのとれた
スチレン系樹脂が求められている。特にTVハウジング
に用いられる際は大型であるため流動性が必要となる。
【0003】一般にスチレン系樹脂の難燃化としては、
難燃剤としてデカブロモジフェニルオキサイドを使用す
ることが特開昭58ー187450号公報に示されてい
るが、高融点型難燃剤の欠点として難燃剤の分散不良に
よる衝撃強度の低下、難燃樹脂の流動性の低下という問
題があった。また、ブロモ化インダンを難燃剤として使
用することが特開平6ー122637号公報に示されて
いるが、難燃樹脂の耐光性、熱安定性の低下という問題
があった。
【0004】また、ブロモ化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂を難燃剤として使用することが特開昭63−72
749号公報に、ポリハロゲン化ジフェニルアルカンと
ブロモ化ビスフェノールA型エポキシ樹脂を併用して使
用することが特開平6−73268号公報に示されてい
るが、ブロモ化ビスフェノールA型エポキシ樹脂は目的
の難燃性を付与するために多量の添加が必要になり、よ
って難燃樹脂の耐衝撃性、耐熱性を著しく低下させると
いう問題を持っており、たとえポリハロゲン化ジフェニ
ルアルカンと併用を行っても樹脂としてのトータルバラ
ンスをとることは困難であった。
【0005】一方、ハロゲン系化合物とポリテトラフル
オロエチレンの樹脂への添加については多くの研究がな
されており、たとえば、特公昭59−36657号公
報、特開昭60−13844号公報、特公昭62−58
629号公報、特公昭64−3900号公報、特開平2
−32154号公報、特開平5−27531号公報等が
あるがいずれも、基本となる樹脂はポリカーボネートオ
リゴマー系とアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
系の併用系あるいは変性ポリフェニレンエーテル系であ
り、かつポリテトラフルオロエチレンの添加は、それら
の樹脂の持つ溶融滴下性を減少させる目的である。ま
た、スチレン系については特開昭50−44241号公
報に記載はあるが、添加するハロゲン化物の種類により
その効果が大きく異なるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記従来技術の課題を解決し、難燃性および耐衝撃性、
流動性、耐光性、熱安定性のバランスに優れたスチレン
系難燃樹脂を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結果、
スチレン系樹脂に2種類の特定のハロゲン系化合物、難
燃助剤さらには少量のポリテトラフルオロエチレンを組
み合わせて配合することにより、ハロゲン系化合物の添
加量を減少させ、目的を達成することを見いだし、本発
明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は以下の通りである。 (A)スチレン系樹脂、(B)下記(1)式で表さ
れるハロゲン化合物、(C)重量平均分子量が500〜
10000のハロゲン含有芳香族ジオールのエーテル誘
導体、および(D)難燃助剤からなることを特徴とする
難燃性スチレン系樹脂組成物。
【0008】
【化6】
【0009】
【化7】
【0010】(式中、Xは塩素原子、臭素原子を表し、
1〜R6は同一または異なる原子または官能基である
が、そのうち少なくとも1つは(2)式で表されるハロ
ゲン化アリール基を含んだ水素原子またはアルキル基、
ハロゲン化アルキル基を示す。lは1〜4の整数、mは
1〜5の整数を示す。l+m=2〜9であり、l+m=
7、8が92%以上である。) ハロゲン含有芳香族ジオールのエーテル誘導体
(C)が下記(3)式で表されるハロゲン化ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂である上記記載の難燃性スチレ
ン系樹脂組成物。
【0011】
【化8】
【0012】
【化9】
【0013】
【化10】
【0014】(式中R7、8は同一または異なっていて
もよく水素原子、上記(4)式または(5)式で表され
る。Xは塩素、または臭素原子を表し、o、p、q、r
は0〜4の整数(但し全てが0になることはない)、n
は0〜30の整数を示す。また上記(5)式中のR9
水素原子、またはハロゲン化アリール基を表す) スチレン系樹脂(A)100重量部に対してハロゲ
ン化合物(B)8〜20重量部、重量平均分子量500
〜10000のハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(C)2〜12重量部、難燃助剤(D)として三酸
化アンチモン1〜10重量部、(B)+(C)が15〜
25重量部である上記記載の難燃性スチレン系樹脂組
成物。 ポリテトラフルオロエチレン(E)を含有する上記
〜のいずれかに記載の難燃性スチレン系樹脂組成
物。 スチレン系樹脂(A)100重量部に対してハロゲ
ン化合物(B)8〜20重量部、重量平均分子量500
〜10000のハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(C)2〜12重量部、難燃助剤(D)として三酸
化アンチモン1〜10重量部、ポリテトラフルオロエチ
レン(E)0.01〜0.5重量部、(B)+(C)が
15〜23重量部である上記記載の難燃性スチレン系
樹脂組成物。 ハロゲン化合物(B)がヘキサブロモベンゼンを
0.05〜3.0%含んでいるハロゲン化合物である上
記〜のいずれかに記載の難燃性スチレン系樹脂組成
物。
【0015】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いるスチレン系樹脂(A)とは、ビニル芳香重合体よ
りなるマトリックス中にゴム状重合体が粒子状に分散し
てなる重合体をいい、一般的にはゴム状重合体をビニル
芳香族単量体(および不活性溶媒を加えた液)に溶解
し、撹拌か塊状重合、塊状懸濁重合、または溶液重合を
行い、ゴム状重合体を析出し、粒子化することにより得
られるが重合法に限定されるものではない。
【0016】上記のビニル芳香族単量体としては、スチ
レンのほか、o−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、
エチルスチレン、p−ターシャリーブチルスチレン等の
核アルキル置換スチレン、α−メチルスチレン、α−メ
チル−p−メチルスチレン等のα−アルキル置換スチレ
ン、ハロゲン化スチレン等を挙げることができるが、代
表的な物はスチレンであり、これらはその2種以上を併
用してもよい。
【0017】また、前記ゴム状重合体としては、ポリブ
タジエン、スチレン・ブタジエン共重合体、ポリイソプ
レン、ブタジエン・イソプレン共重合体、天然ゴム、エ
チレン・プロピレン共重合体を挙げることができるが、
一般的には、ポリブタジエン、スチレン・ブタジエン共
重合体が好ましい。本発明の難燃性スチレン系樹脂組成
物は、スチレン系樹脂のマトリックス部分の重量平均分
子量が、強度の関係から12×104〜5×105の範囲
に調整され、特に15×104〜3×105の範囲である
ことが好ましい。この分子量を下回ると強度が急激に低
下し、上回ると流動性が著しく低下する。
【0018】上記スチレン系樹脂中のゴム状重合体含量
について特に制約はないが、4〜30重量%が一般的で
あり、特に6〜15重量%であるのが好ましい。更に上
記スチレン系樹脂のゴム粒子の平均粒子径は、0.2〜
6.0μmの範囲に制御され、特に1.0〜3.0μm
の範囲が好ましい。また、前記のスチレン系樹脂中のゲ
ル含量(トルエン不溶分)は、常法の14〜40重量%
に調整されるが、特に20〜35重量%が好ましい。
【0019】次に、本発明で用いるハロゲン化合物
(B)は、前記(1)式で表される。アルキル基の具体
例としてはメチル、エチル、プロピル等があり、ハロゲ
ン化アルキル基、アリール基の具体例としてはジブロモ
エチル、ジブロモプロピル、ジブロモフェニル、トリブ
ロモフェニル、テトラブロモフェニル、ペンタブロモフ
ェニル等があり、その中でもトリブロモフェニル、テト
ラブロモフェニル、ペンタブロモフェニルが好ましい。
【0020】しかし、前記でも述べたように、少なくと
も1つはハロゲン化アリール基である必要がある。Xは
臭素原子が望ましく、lは1〜4の整数、mは1〜5の
整数、l+m=2〜9であるが、l+m=7、8が92
%以上である必要がある。92%よりも少ない場合、難
燃性の効果が損なわれる。その他、化合物中にはl+m
=2〜6、9である化合物を含んでおり、さらに、ヘキ
サブロモベンゼンを0.05〜3%含んでいることが好
ましい。ハロゲン化合物(B)の製法は、特に限定され
るものではない。
【0021】次に、本発明におけるハロゲン含有芳香族
ジオールのエーテル誘導体は、前記(3)式で表され
る。具体例としては、含ハロゲンビスフェノールAと含
ハロゲンビスフェノールA類エポキシ樹脂の反応生成
物、含ハロゲンビスフェノールAとエピクロルヒドリン
を常法に従って、反応せしめることによって得られたも
の、含ハロゲンビスフェノールAと含ハロゲンビスフェ
ノールA類エポキシ樹脂の反応比率を変化させることに
より、末端をOH基にすること、エポキシ基にするこ
と、または一方をOH基、他方をエポキシ基にすること
も可能であり、このようにして得られる反応生成物はい
ずれも好適な難燃樹脂組成を与える。
【0022】さらに末端エポキシ基にトリブロモフェノ
ール、ペンタブロモフェノールあるいはトリクロロフェ
ノールを反応させることのよって得られるエーテル誘導
体も、本発明の目的に適する難燃剤となる。含ハロゲン
ビスフェノールAの具体例としては、テトラブロモビス
フェノールA、ジクロロビスフェノールA、テトラクロ
ロビスフェノールA、ジブロモビスフェノールA等があ
る。
【0023】また、含ハロゲンビスフェノールA類エポ
キシ樹脂の具体例としてはテトラブロモビスフェノール
Aのジグリシジルエーテル、テトラクロロビスフェノー
ルAのジグリシジルエーテル、ジクロロビスフェノール
Aのジグリシジルエーテル、ジブロモビスフェノールA
のジグリシジルエーテル等がある。特に好ましくは、テ
トラブロモビスフェノールAとテトラブロモビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテルとの反応生成物、および
テトラブロモビスフェノールAとエピクロルヒドリンを
反応して得られるエーテル誘導体である。
【0024】本発明における前記(2)式で表される難
燃剤(C)の分子量は、重量平均分子量にして500か
ら10000である。重量平均分子量が500より低い
と、成形品の耐熱性、および成形時の熱安定性が劣り、
また、充分な難燃性を付与することが出来ない。また、
重量平均分子量が10000より高い場合は、樹脂との
相溶性が低下し、耐衝撃性が著しく低下する。
【0025】本発明の難燃性スチレン系樹脂組成物に
は、難燃効果を更に高めるために難燃助剤(D)を添加
することが望ましい。難燃助剤(D)の具体例として
は、三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アン
チモン等の酸化アンチモン、また酸化スズ、水酸化スズ
等のスズ系化合物、酸化モリブデン、モリブデン酸アン
モニウム等のモリブデン系化合物、酸化ジルコニウム、
水酸化ジルコニウム等のジルコニウム系化合物、ホウ酸
亜鉛、メタホウ酸バリウム等のホウ素系化合物があげら
れるが、酸化アンチモンを添加することが好ましく、そ
の中でも特に三酸化アンチモンを添加することが好まし
い。
【0026】スチレン系樹脂(A)100重量部に対す
るこれらの配合割合は、ハロゲン化合物(B)8〜20
重量部、ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(C)2〜12重量部、難燃助剤(D)として三酸化ア
ンチモン1〜10重量部であり、さらに(B)+(C)
が15〜25重量部であり、好ましくはハロゲン化合物
(B)10〜17重量部、ハロゲン化ビスフェノールA
型エポキシ樹脂(C)2〜10重量部、三酸化アンチモ
ン(D)3〜7重量部であり、(B)+(C)が15〜
25重量部となる。
【0027】また、本発明ではポリテトラフルオロエチ
レン(E)を添加することにより、ハロゲン化合物
(B)またはハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(C)の添加量を減少させて、目的の難燃性を有する
難燃性スチレン系樹脂組成物を得ることができる。この
場合、スチレン系樹脂(A)100重量部に対するこれ
らの配合割合は、ハロゲン化合物(B)8〜20重量
部、ハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(C)
2〜12重量部難燃助剤として三酸化アンチモン(D)
1〜10重量部、ポリテトラフルオロエチレン(E)
0.01〜0.5重量部であり、(B)+(C)が15
〜23重量部となる。ポリテトラフルオエロエチレンが
0.01重量部より少ないと燃焼時に樹脂滴下を防止す
ることができず、0.5重量部より多いと燃焼時の消炎
後のグローイングが規定時間内におさまらず、目的の難
燃性を得ることができない。
【0028】また、好ましくはハロゲン化合物(B)1
0〜17重量部、ハロゲン化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂(C)2〜10重量部、三酸化アンチモン(D)
3〜7重量部、ポリテトラフルオロエチレン(E)0.
01〜0.1重量部であり、(B)+(C)15〜23
重量部となる。本発明の難燃性スチレン系樹脂組成物の
製造方法は、これらの各成分を所定量配合することによ
り、配合方法は特に制限がなく、ヘンシェルミキサー、
タンブラーミキサー、スーパーミキサー、バンバリーミ
キサー、ニーダー、ロール、単軸押出し機、二軸押出し
機等の方法がある。
【0029】本発明の難燃性スチレン系樹脂組成物に
は、本発明の目的を損なわない範囲で他の添加剤、例え
ば、塩素系化合物、臭素系化合物、可塑剤、滑剤、安定
剤、紫外線吸収剤、充填剤、着色剤、補強剤等を添加す
ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、実施例および比較例をあ
げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例によ
りなんら限定されるものではない。なお、以下の実施例
および比較例において、種々の難燃化されたポリスチレ
ン樹脂の諸性質を下記の方法により測定し評価した。 (イ)アイゾット衝撃強度:ASTM−D256によ
り、23℃でノッチ付き試験片を用いて測定した。 (ロ)流動性:メルトフローレイトはASTMーD12
38により測定した。 (ハ)耐光性:キセノンウェザーオメータによる300
時間照射後の試験片の変色度合いを目視判定により評価
した。 (ニ)熱安定性:230℃30分滞留後、成形を行い試
験片の表面を目視判定により評価した。 (ホ)難燃性:米国アンダーライターズ・ラボラトリー
・インコーポレーション(Underwriters
Loboratories Inc.,U.S.A)よ
り出版された「UL94安全規格:機器の部品用プラス
チック材料の燃焼試験」の7〜10項目に記載の94V
−2、94V−1、94V−0(以下、それぞれV−
2、V−1、V−0と略する)の基準によった。
【0031】
【実施例1〜2】スチレン系樹脂(A)に対して、ハロ
ゲン化合物(B)としてポリブロモー1,1,3ートリ
メチルー3ーフェニルーインダン、重量平均分子量14
00で末端が左右とも前記(5)式で表され、R9がト
リブロモフェニルであるハロゲン化ビスフェノールA型
エポキシ樹脂(C)、三酸化アンチモン(D)を表1に
示した割合で所定量混合し、押出機で溶融混錬(シリン
ダー設定温度200℃)した後、射出成形(シリンダー
温度200℃、金型温度60℃)して成形片を作成し
た。
【0032】得られた成形片を試験片として、それぞれ
アイゾット衝撃強度、流動性、耐光性、難燃性を測定し
た。さらにシリンダー温度を230℃に設定し30分滞
留後成形を行い、成形片表面の色変化を目視により評価
した。その結果を表1に示す。但し、表1に示した配合
割合の単位は重量部である。
【0033】
【比較例1〜4】実施例1〜2と同様の手順により物性
を測定した。結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【実施例3〜6、比較例5〜6】さらに、ポリテトラフ
ルオロエチレン(E)を添加し同様の評価を行った。結
果を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】叙上の如く、本発明の難燃性スチレン系
樹脂組成物は、難燃性を有した上で耐衝撃性、流動性、
耐光性、熱安定性のバランスに優れた樹脂組成物であ
る。従って、本発明の難燃性スチレン系樹脂組成物は、
特に難燃性を要求される分野、具体的には家電製品、事
務機機、情報機器のハウジング等、詳しくはTVのバッ
クカバー、キャビネット、CRTハウジング、プリンタ
ーハウジング、FAXハウジング、PPCハウジング、
トナーカートリッジ及び容器のハウジング等に有効な利
用が期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C08L 25/00 63:02 27:18)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)スチレン系樹脂、 (B)下記(1)式で表されるハロゲン化合物、 (C)重量平均分子量が500〜10000のハロゲン
    含有芳香族ジオールのエーテル誘導体、および (D)難燃助剤からなることを特徴とする難燃性スチレ
    ン系樹脂組成物。 【化1】 【化2】 (式中、Xは塩素原子、臭素原子を表し、R1〜R6は同
    一または異なる原子または官能基であるが、そのうち少
    なくとも1つは(2)式で表されるハロゲン化アリール
    基を含んだ水素原子またはアルキル基、ハロゲン化アル
    キル基を示す。lは1〜4の整数、mは1〜5の整数を
    示す。l+m=2〜9であり、l+m=7、8が92%
    以上である。)
  2. 【請求項2】 ハロゲン含有芳香族ジオールのエーテル
    誘導体(C)が下記(3)式で表されるハロゲン化ビス
    フェノールA型エポキシ樹脂である請求項1記載の難燃
    性スチレン系樹脂組成物。 【化3】 【化4】 【化5】 (式中R7、R8は同一または異なっていてもよく水素原
    子、上記(4)式または(5)式で表される。Xは塩
    素、または臭素原子を表し、o、p、q、rは0〜4の
    整数(但し全てが0になることはない)、nは0〜30
    の整数を示す。また上記(5)式中のR9は水素原子、
    またはハロゲン化アリール基を表す)
  3. 【請求項3】 スチレン系樹脂(A)100重量部に対
    してハロゲン化合物(B)8〜20重量部、重量平均分
    子量500〜10000のハロゲン化ビスフェノールA
    型エポキシ樹脂(C)2〜12重量部、難燃助剤(D)
    として三酸化アンチモン1〜10重量部、(B)+
    (C)が15〜25重量部である請求項2記載の難燃性
    スチレン系樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 ポリテトラフルオロエチレン(E)を含
    有する請求項1〜3のいずれかに記載の難燃性スチレン
    系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 スチレン系樹脂(A)100重量部に対
    してハロゲン化合物(B)8〜20重量部、重量平均分
    子量500〜10000のハロゲン化ビスフェノールA
    型エポキシ樹脂(C)2〜12重量部、難燃助剤(D)
    として三酸化アンチモン1〜10重量部、ポリテトラフ
    ルオロエチレン(E)0.01〜0.5重量部、(B)
    +(C)が15〜23重量部である請求項4記載の難燃
    性スチレン系樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 ハロゲン化合物(B)がヘキサブロモベ
    ンゼンを0.05〜3.0%含んでいるハロゲン化合物
    である請求項1〜5のいずれかに記載の難燃性スチレン
    系樹脂組成物。
JP15681497A 1997-06-13 1997-06-13 難燃性スチレン系樹脂組成物 Pending JPH111587A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4837625A (en) * 1987-02-20 1989-06-06 Sgs-Thomson Microelectronics S.A. Automatic gain control device for video signals

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US4837625A (en) * 1987-02-20 1989-06-06 Sgs-Thomson Microelectronics S.A. Automatic gain control device for video signals

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