JPH11160917A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH11160917A
JPH11160917A JP9321287A JP32128797A JPH11160917A JP H11160917 A JPH11160917 A JP H11160917A JP 9321287 A JP9321287 A JP 9321287A JP 32128797 A JP32128797 A JP 32128797A JP H11160917 A JPH11160917 A JP H11160917A
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Japan
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toner
image
forming method
image forming
liquid
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JP9321287A
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Kazuo Tsubushi
一男 津布子
Takeshi Asami
剛 浅見
Aiko Ishikawa
愛子 石川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィミング現象、地肌汚れ、ネガ残像の防止
に良好な画像形成方法を提供する。 【解決手段】 分散媒中に少なくとも着色剤、結着剤を
有する液体現像剤を用い静電潜像をベルトまたはローラ
ー部材上に塗布された液体現像剤によって現像するプロ
セスにおいて、該現像剤の平均粒径が0.20μm以下
の含有量が30%以下で、かつトナーの平均粒径が0.
3〜10μmであることを特徴とする画像形成方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真複写機、プ
リンタ、ファクシミリなどに使用される画像形成方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真用現像剤は乾式現像剤、湿式現
像剤(液体現像剤)に大別されるが、液体現像剤はその
トナー粒径が小さいことから鮮明な画像が得られる有利
さがあり、近年においてその利用価値が見直されてきて
いる。
【0003】一般に、電子写真液体現像剤とは、カーボ
ンブラック、有機顔料または染料よりなる着色剤とアク
リル樹脂、フェノール変性、アルキッド樹脂、ロジン、
合成ゴム等の合成又は天然樹脂よりなる結着剤を主成分
とし、これにレシチン、金属セッケン、アマニ油、高級
脂肪酸等の電荷制御剤を添加したトナーを石油系脂肪族
炭化水素のような高絶縁性、低誘電率の溶媒を主成分と
するキャリア液体中に分散したものである。
【0004】そして液体現像剤を用いた電子写真法で
は、液体トナー(固形分5〜90%)を高絶縁性分散媒
に分散して調製した液体現像剤(固形分が約1%以下)
で感光体上の静電潜像を現像する。複写機には液体トナ
ーと分散媒ボトルがセットされ、コピーをとることによ
り消費される液体トナー(湿式トナー)と分散媒とが自
動的に検知され、それぞれ補給するシステムがとられて
いる。
【0005】又、複写機は感光体上の静電潜像を液体現
像剤で現像した後、余分な液体現像剤を感光体上から除
く。一般にスクイズローラー(感光体と非接触で逆回転
する)やコロナ放電により余分な液体現像剤を除いた
後、転写紙にトナーを転写し、定着後コピーを得る。
【0006】この場合、液体現像剤の粘度が高くなると
スクイズローラーによる液体現像剤の除去が不十分にな
りがちで、感光体への液体現像剤の付着が多くなって、
画像はボタついた不鮮明画像になる。又、液体現像剤の
粘度が低いとスクイズローラーによる液体現像剤の除去
が多くて液体現像剤の付着量が少なくなりすぎてトナー
が転写紙に転写しにくく、画像濃度やベタ均一性が低下
してしまう。
【0007】感光体上に現像されたトナーは続いて普通
紙などの転写材上に転写されるが、一般にトナーの転写
率は、転写材の性質、例えば平滑度や吸油度、紙厚など
により50〜100%の範囲である。特に平滑度の低い
いわゆるラク紙では50%のトナーが感光体上に残り、
クリーニングブレードなどでクリーニングがされるのが
必要である。その場合において、クリーニングブレード
などでクリーニングしきれないトナーが感光体上に残存
すると、その上に帯電、露光、現像が繰返し行われ、感
光体上にトナーがフィルミングされ、画像汚れを生ずる
という現象を引き起こす。また中間転写体を用いるプロ
セスでは中間転写上に残存するトナーのフィルミングが
問題であった。
【0008】かかるフィルミング現象は近年においてカ
ラー用のトナー、主としてシアン色トナーとして用いら
れた場合においては、特に大きな問題として浮上してい
る。しかし未だ、液体現像剤のカラーにおいてフィルミ
ング現象を解決する方法について取組んだものは少ない
のが実状である。
【0009】例えば、特開昭60−179750号には
酸アミド化合物を含むトナーが提案されているが、これ
を用いて従来の現像方法によったのでは高画質を維持で
きない、また上記トナーを用いて、約600〜1500
枚の連続コピーしたところフィルミング現象が確認され
た。特開昭49−71943号には電荷制御剤として高
級アルキルアミン又は四級アンモニウム塩化合物を用い
た現像剤で階調再現性を上げることが示されている。し
かし、この液体現像剤は経時または液体トナー(濃縮ト
ナー)の保存を長期間行うことによって階調性が悪くな
る。又、特開昭51−24244号、特開昭58−52
652号などに示されている高級アルコールを添加した
液体トナーも同様の傾向がある。
【0010】又、本発明プロセスのように現像剤により
光導電体上の静電潜像をベルト又はローラー部材上に塗
布又は電着されたトナーによって現像するプロセスにお
いても同様にフィルミング現象以外に地肌汚れ、ネガ残
像が発生するなどの課題が判明した。又、特開平9−1
83859号公報、同179354号公報の如く粒径分
布の狭いトナーの製法もあるが、転写性に問題があり実
用的でない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の課題
は、フィルミング現象及び地肌汚れ、ネガ残像の防止に
良好な画像形成方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の如き
問題点を解決し、安定な画像品質を得るためにフィルミ
ング現象の発生のメカニズムについて鋭意研究・検討を
行ってきた。その結果、液体現像剤は繰り返し現像する
ことによってトナーのすべての構成材料が均一に電気詠
動して静電潜像の現像に寄与するのではなく、樹脂や分
散剤、顔料などの微粒子トナー成分が徐々に分散媒中に
蓄積して転写特性が不良になるためトナーフィルミング
が発生し画像濃度やベタ均一性に欠けるようになること
が判明した。
【0013】すなわち、本発明は下記各項により構成さ
れる。 (1)分散媒中に少なくとも着色剤、結着剤を有する液
体現像剤を用い静電潜像をベルトまたはローラー部材上
に塗布された液体現像剤によって現像するプロセスにお
いて、該現像剤の平均粒径が0.20μm以下の含有量
が30%以下で、かつトナーの平均粒径が0.3〜10
μmであることを特徴とする画像形成方法。
【0014】(2)現像剤の粘度が25℃において50
〜10000センチストークスでることを特徴とする前
記(1)記載の画像形成方法。 (3)着色剤が顔料であり、該顔料が分散媒に常温で難
溶又は不溶な樹脂とともに分散していることを特徴とす
る前記(1)記載の画像形成方法。 (4)分散媒が脂肪酸エステル、フッ素オイル、イソパ
ラフィンノルマルパラフィン、シリコーンオイル、シリ
コーン樹脂、ワックス類、流動パラフィンのいずれか1
種又は2種以上からなることを特徴とする前記(1)な
いし(3)のいずれかに記載の画像形成方法。
【0015】(5)液体現像剤は顔料と樹脂を分散媒中
に加熱、溶融させて分散したものであることを特徴とす
る前記(1)記載の画像形成方法。 (6)静電潜像を現像するプロセスがローラーまたはベ
ルト上にトナー層を形成し、そのトナー層上にコロナ放
電を行った後に静電潜像を現像する方法であることを特
徴とする前記(1)記載の画像形成方法。 (7)静電潜像にプリウェット液を付着後現像すること
を特徴とする前記(1)又は(6)記載の画像形成方
法。
【0016】(8)静電潜像を現像後、中間転写体にト
ナー像を転写後、転写部材に画像を形成させることを特
徴とする前記(1),(6)記載又は(7)記載の画像
形成方法。 (9)静電潜像を形成する光導電体の表面が撥水、撥油
性(θ=30°以上)であることを特徴とする前記
(1),(6),(7)又は(8)記載の画像形成方
法。
【0017】本発明の現像プロセスのように光導電体上
の静電潜像をベルト又はローラー部材上に塗布又は電着
されたトナーによって現像するプロセスにおいては粒径
以外に現像剤の粘度が関係していることが新たに判明し
た。すなわち、本発明のトナーの平均粒径が0.2μm
以下の含有量が30%以下で、かつトナーの平均粒径が
0.3〜10μmであること、また液体トナーの現像剤
の粘度は50〜10000センチストークス内であれば
フィルミング、地汚れ、またネガ残像も発生しにくいこ
とが分かった。
【0018】0.2μm以下の含有量が30%以上また
現像剤の粘度が50cst以下であると画像濃度も低
く、フィルミング、ネガ残像、地肌汚れが発生し易い。
平均粒径が10μm、粘度が10000cst以上では
フィルミングや地肌汚れ、ネガ残像は発生しにくいが解
像度、階調性、ベタ均一性に劣る。好ましい粒径は0.
5〜5μm現像剤の粘度はB型粘度計25℃において1
00〜5000cstが本プロセスには好適である。次
に本発明の画像形成プロセスについて図に基づいて説明
する。
【0019】図1は矢印方向に回転する光導電体L、例
えば有機半導体、セレン、アモルファスシリコーン、そ
の他無機感光体を回転させながらコロナ帯電Eにて該光
導電体に帯電させる。Fはキャリヤ液をプリウェットす
る場合はFのローラーで絶縁体液体を塗布する。プリウ
ェットが必要でない場合は塗布しない。
【0020】Gは書き込み露光部である。Kはトナーの
現像ローラーでトナー容器IよりトナーローラーJによ
り現像ローラーKに均一に塗布する電着法で塗布するこ
ともできる。現像ローラー上のトナー層はコロナ放電部
Hにより電圧が印加され、又は印加されずに、次に光導
電体L上の潜像は現像ローラーKにより現像されて可視
化される。各ローラーはゴム、金属、プラスチックス等
で、表面平滑、粗いもの、スポンジ状、弾力を有するも
の、表面エネルギーの低い材料も使用できる。
【0021】そして転写材Bが転写ローラーAにより光
導電体L上のトナー像を転写材B上に転写する。転写の
方法は圧力、またはコロナ放電、加熱、又は加熱と圧
力、コロナと圧力、コロナと加熱との組合せ等により良
好な画像を転写材上に形成できる。さらに光導電体上を
クリーニングするためクリーニングローラーCとクリー
ニングブレードDにより残存トナーを除去し、次のコピ
ーを行うプロセスである。
【0022】図2は図1と違う点としてプリウェット液
をローラーからフェルトFでコーティングする工程Fを
含む。プリウェット液は必要に応じてフェルトで塗布す
るが、必ずしも塗布しなくてもかまわない。トナーはト
ナー容器IよりローラーJ1,J2を通して現像ローラー
Kに塗布され、塗布されたトナー層にコロナ放電部Hよ
り直流電圧が印加される。印加されなくてもよい、図2
の現像ローラーKは図1より光導電体Lとの接触幅を長
くしてあり、潜像を十分トナーで現像できるように工夫
されている。
【0023】光導電体上に現像されたトナー像は転写部
材Bにコロナ放電部Aにより転写され画像が形成され
る。必要に応じて、さらに乾燥部でトナー像を転写部材
に定着させる。
【0024】図3はカラーコピーを出力する場合の現像
プロセスの一例を示したものである。光導電体上にイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー容器I,J
があり、一色ごとに感光体Lの潜像を現像し、中間転写
体Mに転写後、さらに転写部材Bに転写ローラーAによ
り圧力、コロナ、熱、圧力と熱などの組合せにより転写
しカラーコピーを作成する。図4はカラーコピー用の作
像プロセスである。
【0025】図3と同様イエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックトナーを収納するトナー容器J,Iにトナー層
を塗布するベルトNにより光導電体L上の潜像を現像し
転写部材Bにトナー像を転写するものである。トナー層
を塗布するベルトNにはクリーニングローラーOとクリ
ーニングブレードPによりクリーニングC、ベルトを再
利用するものである。ベルトNは、PET、EVA、V
CL、ゴム、金属ベルト等である。ベルトの弾力性、表
面粗さ、表面エネルギー等を変化させ使用できる。
【0026】光導電体Lの表面はフッ素樹脂やシリコー
ン樹脂又は水溶性樹脂等で1〜10μmに表面コートす
ることにより撥水、撥油性をあげ転写率、地汚れ、クリ
ーニング性を向上させることもできる。本発明における
電子写真液体現像剤の構成は、分散媒(非極性で高絶縁
性液体)中に着色剤、結着剤、電荷制御剤などを分散さ
せたものである。
【0027】分散媒としては、非極性で高絶縁性液体の
ものであればいかなるものでも構わないが、特にヘキサ
ン、オクタン、イソオクタン、デカン、イソパラフィン
系の溶剤であるエクソン社のアイソパーE、アイソパー
G、アイソパーL、アイソパーM、アイソパーV、シリ
コーンオイル、脂肪酸エステル、アイソパーH、シェル
社のシェルゾール71、フッ素オイル、iso−パラフ
ィン、n−パラフィン、ワックス類、流動パラフィンの
いずれか1種又は2種以上等が優れている。
【0028】これらの分散媒は液体トナーを分散媒(担
体液)としても使用される。
【0029】着色剤は顕像化の役割を担うものであり、
多くの無機および/有機顔料・染料が挙げられるが、カ
ーボンブラック、群青、紺青、フタロシアニン系顔料、
アジン系顔料、トリフェニルメタン系顔料、アゾ系染顔
料、縮合系染顔料等が使用される。
【0030】中でも顔料表面を分散媒すなわち担体液
(非極性絶縁性液体)に不溶な樹脂で被覆した着色剤を
用いればフィルミング現象の防止に効果がある。顔料表
面を担体液に不溶な樹脂で覆うことにより分散時におい
て顔料が分散媒に溶けにくくなるためである。
【0031】具体的には例えば、フタロシアニンブルー
30重量部、スチレン/ビニルトルエン/ビニルピロリ
ドン(40/3/5)共重合体80重量部をニーダー中
で140℃で加熱混練後、150℃の熱ローラーで2時
間混練し、粉砕して着色剤(顔料)をつくり、続いてス
チレン−ビニルトルエン−ビニルピロリドン共重合体、
アクリル樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレ
ン−メチルメタクリレート−フマール酸共重合体などの
分散媒に不溶なポリマーで顔料表面を被覆する。このよ
うな分散媒に不溶な樹脂で表面被覆した顔料の使用によ
れば、粒径0.1μm以下の微粒子トナーは生成されに
くい。
【0032】電子写真用トナー製造に用いられる一般の
顔料においては、ロジン、ワックス等の分散剤が顔料本
体に含まれているために顔料が分散時に、そのワックス
等の分散剤が分散媒に溶解し、現像時において顔料から
の分散剤が溶け出してフィルミング現象が発生すること
がある。従って、分散剤が添加されていない顔料を用い
ることにより、顔料が分散媒に溶けにくくなりフィルミ
ング現象の防止に効果がある。
【0033】結着剤は定着の役割を担う樹脂やポリマー
である。具体的には酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等
に代表されるビニルエステルの重合ポリマー、アクリル
酸およびメタクリル酸エステルの重合ポリマーであり、
さらにはスチレン−ブタジエン系に代表される合成樹脂
ゴム、および天然ゴム、および天然ゴム変性物、ロジン
およびロジン変性樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹
脂、スチレン樹脂、クマロンインデン樹脂、シクロペン
タジエン重合ポリマーに代表される石油系樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−メチルアクリレート−アクリル酸共重合
体、ポリエチレンワックスなどが使用される。
【0034】電荷制御剤はトナーの極性を安定に保つ役
割を担うもので、無機および有機顔料、有機染料、分子
内に極性基を持つ樹脂および芳香族カルボン酸、アルコ
ール、ケトン、エステル、エーテルおよびアミン等が使
用され、さらにこれを含むポリマーもこの目的に使用さ
れる。又、必要に応じて各種金属石ケン例えばナフテン
酸コバルト、オクテン酸マンガン等も使用される。
【0035】上記4つの成分は明確に分類されるもので
はなく、例えば染料・顔料は着色の役割と同時に荷電制
御の役割を担う場合もあり、また極性基を持つ樹脂又は
ポリマーは定着の役割と同時に電荷制御の役割を担う場
合もある。
【0036】本発明の液体現像剤には、液体トナーを担
体液によく分散させるために、液体トナー中に分散剤が
添加される。分散剤としてはサンワックスE200、E
250P、131−P(三洋化成工業社製)等のポリエ
チレン樹脂、ビスコール500P、600P(三洋化成
工業社製)等のポリプロピレン樹脂、デンカビニルSS
−100、SS−130、DSS−130(電気化学工
業社製)等の塩化ビニル樹脂、パラフィンワックス、天
然ろうや界面活性剤等が挙げられる。これらは着色剤中
もしくは単独に添加しても良いが、着色剤中には添加さ
れない方がよい。粒径0.2μm以下のトナー粒子(微
粒子トナー)を分離するには以下の二つの代表される方
法による。
【0037】A.トナー分散後に行う方法 (1)遠心分離法 液体トナーを遠心分離機にかけて微粒子トナーを分離す
る。具体的には1,000〜30,000回転で30〜
60分間遠心分離して上部の微粒子トナーを分離する。
【0038】(2)濾過法 液体トナーをフィルターで濾過して濾液を分離する。具
体的には濾布や濾紙、各種フィルターによる分離があ
る。 (3)電着法 液体トナーをフィルターで濾過して濾液を分離する。
【0039】具体的には液体トナーを充填し極板間に直
流電圧1〜10kV印加し、(+)トナーならば陰極板
に付着するトナーを集める。(−)トナーならば逆に陽
極板に付着するトナーを集める。このようにして固形分
15〜95重量%のトナーを得る。この電着法によりト
ナーの電極泳動速度が遅い0.2μm以下の微粒子トナ
ーは除去することができる。
【0040】B.トナー分散前に行う方法 (1)合成法 液体重合トナーでは分散剤の添加量を加減したり、モノ
マーと顔料などの処方をかえたりして粒径0.2μm以
下の微粒子トナーを生成しにくい製法から合成する。
【0041】(2)精製法 液体トナーの樹脂や顔料を精製し低分子量のポリマーや
顔料の除去及び分散剤に溶解する顔料成分などをあらか
じめ除去したもので、液体トナーを製造する。このよう
なことにより粒径0.2μm以下の微粒子トナーを30
重量%以下、好ましくは10重量%以下とする。又、固
形分濃度が高ければ高濃度の画像が形成することができ
るといった利点があるにも拘らず、フィルミング現象を
防ぐために、従来においては3.0重量%、好ましくは
1.0重量%以下の液体トナーがよく用いられてきた。
【0042】しかし、本発明に係る液体現像剤ではフィ
ルミング現象が発生し難いことにより、従来の画像形成
方法では考えられなかった5〜100重量%の高固形分
液体トナーをそのまま液体現像剤で用いてもフィルミン
グ現象が発生しにくい画像形成法を見出すことができ
た。
【0043】例えば、セレンドラム上にシリコーン樹脂
やフッ素樹脂の薄膜層からなる撥水・撥油層を設け、帯
電、露光し静電潜像を高固形分液体トナー含有の液体現
像剤で現像することも可能になった。又、静電潜像を高
絶縁性液体でプリウェットしたあとに本発明の高固形分
トナーで現像することも可能である。
【0044】
【発明の実施の形態】次に実施例をあげて本発明を具体
的に説明する。これら実施例は本発明の一部分を示すに
過ぎず本実施例により発明の内容は限定されない。 比較例1 (液体トナーの製造) カーボンブラック#44(三菱カーボン社製) 10重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 80重量部 アイソパーH 300重量部 これらをアトライターにとり、30℃で2時間分散して
液体トナーAを製造した。 比較例2 比較例1においてアイソパーHが800重量部でトナー
A’を作成した。
【0045】実施例1 Aトナーを遠心分離機にかけ3000rpmで15分間
分散し、液体トナーBを得た。
【0046】実施例2 Aトナーを0.2μm径のフィルターを用い24時間か
けて微粒子トナーを除き、液体トナーCを得た。 実施例3 Aトナーを以下の電着法により分離し液体トナーDを得
た。
【0047】電極板に(+)6kVの直流電圧を印加
し、60sec電着しながら電極板からトナーを分離し
た。図1の液体トナー作像プロセスを用いてフィリミン
グ、画像濃度、階調性、にじみ、解像度、ネガ残像の有
無について評価した。
【0048】(1)液体トナーの粒子径は、遠心沈降法
による粒度分布測定機で測定。 (2)250℃における日型粘度計によるトナーの粘度
測定(cst)。 (3)フィルミング現象が発生した枚数を記録した。 (4)画像濃度は、マクベス濃度計にて測定した。 (5)階調性は、グレースケールにて10段階評価し
た。 (6)画像のにじみは、1〜5段階目視評価した。
【0049】ランク5はにじみなし、4はわずかにあ
る、3は使用上問題ないレベル、2,1は使用上問題あ
りとした。 (7)解像度は、電子写真学会の「竹の子チャート」で
評価した。 5.3以下では使用上問題あり。その結果を表1に示
す。
【0050】
【表1】
【0051】 実施例4 銅フタロシアニンブルー 50重量部 ラウリルメタクリレート 120重量部 スチレン 50重量部 メタクリル酸 10重量部 BPO 5重量部 分散剤(ポリエチレンワックス250P) 155重量部 からなる混合物をボールミルにて24時間分散した。
【0052】この分散液をシリコーンオイルKF58
300重量部とイソプロピルミリステート100重量部
の入ったフラスコ中に2時間かけて滴下重合し重合液体
トナーEを得た。重合温度は80℃で6時間行った。
【0053】 実施例5 銅フタロシアニンブルー(分散剤入り) 10重量部 エチレン無水マレイン酸共重合体 40重量部 スチレン・ブタジエン樹脂 20重量部 アイソパーV 100重量部 からなる混合物をケディミルで2時間分散し液体トナー
Fを得た。
【0054】実施例6 液体トナーFを70℃に加熱してケディミルで2時間分
散し冷却してトナーGを得た。 実施例7 液体トナーFを用いて図1のプリウェットローラーFで
アイソパーVをプリウェット後作像した。
【0055】実施例8 液体トナーFの銅フタロシアニンブルーをアイソパーM
に不溶なエチレン・酢酸ビニル樹脂であらかじめ混練
し、顔料を樹脂で被覆した着色剤を用いて液体トナーI
を得た。そして図1の作像プロセスでコピーを得た。
【0056】実施例9 液体トナーFのアイソパーVの代りにシリコーンオイル
KF96−1000cstを用い、図3の中間転写体を
有する作像プロセスでコピーを作成した。 実施例10 液体トナーFのトナーを用いて図1の作像プロセスでト
ナー層表面に1kVの正帯電プレチャージ後作像した。
【0057】実施例11 図1の感光体表面をシリコーン樹脂で撥水・撥油処理し
接触角が59°の感光体を作成した。この作像プロセス
を用いて液体トナーFにてコピーを得た。評価結果を表
2にまとめた。
【0058】
【表2】
【0059】本発明液体トナーを用いた場合、トナーの
粘度は50〜10000cst内、0.2μ以下の微粒
子トナーの含有量も30%以下であった。従って実施例
1〜11でも分かるようにフィルミングは連続1000
枚コピーしても発生せず、画像濃度、階調性、画像にじ
み、解像度が高く、ネガ残像も発生しないことが分か
る。比較例1,2においては0.2μm以下の微粒子が
30%以上あり、また比較例2では粘度が50cst以
下であり、フィリミングやネガ残像の発生と画像濃度、
にじみ等が低下している。
【0060】
【発明の効果】実施例1〜11と比較例1〜2を対比し
ても分かるように本発明は請求項1,2に記載のとおり
トナーの平均粒径が0.3〜10μmであり、0.2μ
m以下の微粒子含有量が30wt%以下粘度が50〜1
0000cstの現像剤を用いることによりフィルミン
グやネガ残像を防止できる効果を有する。また請求項3
〜11においても実施例1〜11に示す通り、フィルミ
ング、ネガ残像の発生はなく、画像濃度、階調性、解像
度、にじみの画像品質を向上させる効果が認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する画像形成プロセスの一例を示
す。
【図2】本発明を適用する画像形成プロセスの他の例を
示す。
【図3】本発明の適用する画像形成プロセスの他の例を
示す。
【図4】本発明を適用する画像形成プロセスの他の例を
示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散媒中に少なくとも着色剤、結着剤を
    有する液体現像剤を用い静電潜像をベルトまたはローラ
    ー部材上に塗布された液体現像剤によって現像するプロ
    セスにおいて、該現像剤の平均粒径が0.20μm以下
    の含有量が30%以下で、かつトナーの平均粒径が0.
    3〜10μmであることを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 現像剤の粘度が25℃において50〜1
    0000センチストークスであることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 着色剤が顔料であり、該顔料が分散媒に
    常温で難溶又は不溶な樹脂とともに分散していることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 分散媒が脂肪酸エステル、フッ素オイ
    ル、イソパラフィン、ノルマルパラフィン、シリコーン
    オイル、シリコーン樹脂、ワックス類、流動パラフィン
    のいずれか1種又は2種以上からなることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 液体現像剤は顔料と樹脂を分散媒中に加
    熱、溶融させて分散したものであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 静電潜像を現像するプロセスがローラー
    またはベルト上にトナー層を形成し、そのトナー層上に
    コロナ放電を行った後に静電潜像を現像する方法である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 静電潜像にプリウェット液を付着後現像
    することを特徴とする請求項1又は6記載の画像形成方
    法。
  8. 【請求項8】 静電潜像を現像後、中間転写体にトナー
    像を転写後、転写部材に画像を形成させることを特徴と
    する請求項1,請求項6記載又は請求項7記載の画像形
    成方法。
  9. 【請求項9】 静電潜像を形成する光導電体の表面が撥
    水、撥油性(θ=30°以上)であることを特徴とする
    請求項1,請求項6、請求項7又は請求項8記載の画像
    形成方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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