JPH11161320A - プラント制御装置 - Google Patents

プラント制御装置

Info

Publication number
JPH11161320A
JPH11161320A JP34363597A JP34363597A JPH11161320A JP H11161320 A JPH11161320 A JP H11161320A JP 34363597 A JP34363597 A JP 34363597A JP 34363597 A JP34363597 A JP 34363597A JP H11161320 A JPH11161320 A JP H11161320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
control device
transmission data
recording
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34363597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Otani
和男 大谷
Shigehiko Saeki
茂彦 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP34363597A priority Critical patent/JPH11161320A/ja
Publication of JPH11161320A publication Critical patent/JPH11161320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送データの健全性を確保することができ
る。 【解決手段】 制御装置1−1〜1−nは、プラントデ
ータを取込み制御プログラムに従って制御演算を実行し
操作データによって発電装置8−1〜8−nを制御し、
エンジニアリング・ツール5−1〜5−n間と伝送路4
−1〜4−nを介してデータの送受信を行う伝送手段
と、送受信されたデータの内容を記録する記録手段とを
有し、エンジニアリング・ツール5−1〜5−nは、制
御装置1−1〜1−nの開発支援や運用管理のための保
守機能を有し、制御装置1−1〜1−nとの間で伝送路
4−1〜4−nを介してデータの送受信を行う伝送手段
と、送受信されたデータの内容を記録する記録手段とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントを制御す
るプラント制御装置に係り、制御装置と保守機能を有す
るエンジニアリング・ツールとの故障解析に好適なプラ
ント制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電プラント等は制御装置と監
視装置で構成され、制御装置にはプラントを制御するた
めの制御プログラムである演算ロジックが格納されてい
る。演算ロジックは制御装置に接続されている機器によ
って異なるが、用途に応じた制御ロジックに従って、発
電プラントの機器類は制御されている。
【0003】この演算ロジックの作成、検証、保守を行
うために専用の機器として、一般に、保守装置が設置さ
れて、保守装置は制御装置内に格納されたり、あるい
は、外部の保守装置と制御装置と接続して使用される。
保守装置が制御装置外にある場合、それらは電線、無線
等の回線によって接続し、伝送手順を設定することで装
置間でデータの送受信を行う。保守装置で演算ロジック
の作成をするには、制御用プログラムを演算命令を組み
合わせて作成する。ロジック・プログラムは機械語を用
いて作成され、制御装置に何らかの手段で格納し、その
ロジックを実行させるため制御装置に設置されたスイッ
チで運転状態を切り替えている。
【0004】ところで、伝送機能を用いてロジックを制
御装置に格納する場合、伝送手順は決めてあるものの、
通信記録等については付加されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記す
る従来の保守装置は、通信記録を残す手段が無かったの
で、伝送路でエラーが発生した場合、その内容を解析す
ることができず、制御装置の保守に時間を費やしてしま
うというおそれがあった。また伝送データの検証をする
には、伝送路上に専用の計測機機を設置してデータを採
取するといった過大な労力と時間を要していた。
【0006】また、制御装置と保守装置の両装置が伝送
を行った際に、その通信内容が両装置で正しいかどうか
を検証するときにも、互いの入出力信号の出入口付近に
計測機機を設置して、データのひとつひとつについてデ
ータを採取し、それらをすべて比較するといった手間の
かかる手段で行っていた。
【0007】そこで、本発明は、制御装置と保守機能を
有するエンジニアリング・ツールにそれぞれ伝送データ
の記録機能を設け、伝送データの健全性の確認や、伝送
エラー発生時にその内容を解析可能とするプラント制御
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントデータを取込み制御プログラムに従って制御演算を
実行し、得られる操作データによってプラントを制御す
る制御装置と、この制御装置の開発設計支援、あるい
は、運用管理のための保守機能を有するエンジニアリン
グ・ツールと、前記制御装置と前記エンジニアリング・
ツール間でデータの送受信を行う伝送手段と、この伝送
手段によって両装置間で送受信したデータの内容を記録
する記録手段とを設けるようにしたものである。この手
段によれば、プラントを制御する制御プログラムをエン
ジニアリング・ツールで作成し、伝送路を用いてエンジ
ニアリング・ツールから制御装置へ制御プログラムを送
信して、制御装置側の記録手段へ格納する。伝送路を通
過するデータは、制御装置とエンジニアリング・ツール
のそれぞれの伝送データの記録手段に書き込まれるの
で、伝送データの記録を残すことができる。これによ
り、伝送路にエラーが発生したとき、その内容の解析が
迅速に、かつ、容易に行える伝送データの健全性を確保
することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のプラン
ト制御装置において、前記制御装置は、前記エンジニア
リング・ツールから送られてきた制御プログラムを自己
の電源が断しても保持可能に記録する手段と、前記エン
ジニアリング・ツールから送られてきた制御プログラム
を実行できる運転状態制御機能による手段と、前記制御
装置内部で発生した故障状態を記録する手段とを有する
ようにしたものである。この手段によれば、エンジニア
リング・ツールから伝送路を用いて送られてきたロジッ
ク・プログラムを記憶する際に、それを不揮発性のメモ
リーやバックアップ機能付き揮発性メモリに格納するこ
とで制御装置の電源が切断されても、一度記録されたロ
ジック・プログラムを消去せずに保持することができ、
電源の入り切りでその度にロジック・プログラムをエン
ジニアリング・ツールから制御装置に対して書き込む必
要がなく、電源入力後すぐにロジックを実行することが
できる。また、ロジック・プログラムを実行している時
にロジックの故障(エラー)が発生した場合、制御装置
のエラーの内容の解析ができ、故障の原因を容易に、迅
速に追求できる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載のプラン
ト制御装置において、前記エンジニアリング・ツール
は、前記制御装置に実行させるためのロジックを作成す
る制御ロジックツールと、前記ロジックを制御装置が実
行できるように変換する手段と、変換されたロジックを
前記制御装置と前記エンジニアリング・ツール間の伝送
手段を用いて制御装置側に転送する手段と、当該エンジ
ニアリング・ツール側から前記制御装置でそのロジック
を実行段階に遷移させる運転状態制御手段と、実行後に
そのロジックの状態を伝送手段を用いてデータの送受信
を行い監視できる手段と、伝送手段により送られてきた
データをもとに文字データ、図形データに変換し、それ
を表示装置に表示させる手段とを有するようにしたもの
である。この手段によれば、制御装置に格納するロジッ
ク・プログラムを制御ロジックツールを使って作成でき
るため、高度の専門の知識を持たない人でも簡単にロジ
ック・プログラムを作成することができる。また、制御
装置側の記録手段に格納されたロジック・プログラムを
実行させるため、制御装置の運転状態の切替えがエンジ
ニアリング・ツールからの伝送信号で行え、制御装置に
運転状態の切り替えをする手段を不要とすることができ
る。エンジニアリング・ツールとの伝送路に運転状態を
表すデータを送受信させ、予め作成してあったロジック
・プログラムを表示装置で表示しながら、そこに運転状
態を表すデータを文字変換、図形変換して表示すること
ができるので実行されたロジックプログラムの状態が監
視でき、プラントの運転状態を監視することができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1記載のプラン
ト制御装置において、前記制御装置あるいは前記エンジ
ニアリング・ツールに設ける両装置間の送受信したデー
タを記録する記録手段には、両装置間で送受信した伝送
データを記憶手段内に特定の処理手順でデータを整列さ
せて順に書き込む手段と、前記書き込む伝送データの内
容を必要によって選択できる手段と、記録されたデータ
を任意のタイミングで読み出せる手段と、記録された互
いのデータをどちらの記録手段でも比較できる手段とを
有するようにしたものである。この手段によれば、伝送
データの記録は専用の記録手段に記録され、その際、必
要なデータを抜き出し、発生順に整列して記録するの
で、データの新旧とデータの内容を確認することがで
き、故障解析が、迅速、かつ、正確に行える。また、運
転員が確認を行いたいときに内容を確認することにより
必要最低限の確認さえ行えば、制御装置とエンジニアリ
ング・ツールの健全性が保て、故障状態も迅速に把握す
ることができる。また、制御装置とエンジニアリング・
ツールの伝送データの比較機能を装備してあるので、比
較した結果が違えば、両装置間の伝送データのエラーを
発見できる。
【0012】請求項5の発明は、前記制御装置と前記エ
ンジニアリング・ツールの有限な容量の記録媒体内で特
定件数分以上のデータを記録する場合、前記記録媒体内
で特定部分から伝送データの記録を上書きできる手段
と、前記記録媒体内で記録される伝送データを必要なと
きに記録を行い、必要なときに記録を停止する手段と、
それをエンジニアリング・ツールから任意のタイミング
で操作する手段とを有するようにしたものである。この
手段によれば、有限な容量の記憶手段を循環して記録す
ることで、有限な記憶手段の有効利用と、他の記憶手段
への影響を防止することができる。また、伝送データは
条件により必要なとき記録されるので、不要なデータを
記憶手段から排除することができる。
【0013】請求項6の発明は、請求項5記載のプラン
ト制御装置において、記録媒体内に記録されるタイミン
グについて条件を付加することができる手段と、条件が
成立したとき表示装置にそのデータの内容を表示する手
段とを有するようにしたものである。この手段によれ
ば、自動的に伝送データの記録内容を表示させること
で、運転員は制御装置とエンジニアリング・ツール間の
伝送の状況をタイムリーに把握できる。また、故障が発
生した場合に、運転員が自動的に故障発生を把握するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の第1実施の形態を示すプ
ラント制御装置のブロック図である。
【0016】この第1実施の形態のプラント制御装置
は、大別して単一機能を制御する制御装置1−1〜1−
nと、制御装置1−1〜1−nと、これらを統括し、プ
ラント全体の監視を行う計算機2とから構成され、計算
機2と制御装置1−1〜1−nは二重系ネットワーク装
置10,11にネットワーク入出力装置3−1〜3−n
を介して接続されている。制御装置1−1〜1−nは伝
送路4−1〜4−nを介してエンジニアリング・ツール
5−1〜5−nと1対1で接続されている。
【0017】制御装置1−1〜1−nは、ネットワーク
入出力装置3−1〜3−nを介して二重系ネットワーク
装置10,11に対してデータの送受信を行う。制御装
置1−1〜1−nは、プロセス入出力装置7−1〜7−
nを介してボイラー、タービン等の発電装置8−1〜8
−nに接続される。エンジニアリング・ツール5−1〜
5−nは、運転員と対話するためのキーボード、マウス
等の入力手段6−1〜6−nと、CRT等の表示装置9
−1〜9−nとを接続している。
【0018】ここで、制御装置1−1〜1−nは、プラ
ントデータを取込み制御プログラムに従って制御演算を
実行し操作データによってプロセス入出力装置7−1〜
7−nを介して発電装置8−1〜8−nを制御し、さら
に、エンジニアリング・ツール5−1〜5−n間と伝送
路4−1〜4−nを介してデータの送受信を行う伝送手
段と、この伝送手段によって送受信されたデータの内容
を記録する記録手段とを有して構成されている。
【0019】エンジニアリング・ツール5−1〜5−n
は、制御装置1−1〜1−nの開発支援や運用管理のた
めの保守機能を有し、さらに、制御装置1−1〜1−n
との間で伝送路4−1〜4−nを介してデータの送受信
を行う伝送手段と、この伝送手段により送受信されたデ
ータの内容を記録する記録手段とを有して構成されてい
る。
【0020】このように第1実施の形態によれば、プラ
ントを制御するロジックをエンジニアリング・ツールで
作成し、伝送路を用いてエンジニアリング・ツールから
制御装置にロジックを送信して、制御装置側の記録手段
に格納する。伝送路を通過するデータは、制御装置とエ
ンジニアリング・ツールのそれぞれの伝送データの記録
手段に書き込まれるので、伝送データの記録を残すこと
ができる。これにより、伝送路にエラーが発生しても、
その内容の解析が迅速、容易にでき、伝送データの健全
性が確信できる。
【0021】図2は、本発明の第2実施の形態として制
御装置1−1〜1−nの具体的構成を示すブロック図で
ある。
【0022】図において、制御装置1−1〜1−nは、
エンジニアリング・ツール5−1〜5−nと伝送路4−
1〜4−nを介して制御装置1−1〜1−nの伝送手段
21と接続される。
【0023】ロジック・プログラムを格納するロジック
プログラム記憶手段22は伝送路4−1〜4−nを介し
てエンジニアリング・ツール5−1〜5−nから送られ
てくるロジック・プログラムを格納するものである。
【0024】運転状態切り替え手段23はロジック・プ
ログラム記憶手段22にロジック・プログラムが格納さ
れている時にエンジニアリング・ツール5−1〜5−n
からの要求に従って、演算手段24を動作させ、ロジッ
ク・プログラム記憶手段22からプログラムを引き出し
て実行させるものである。
【0025】故障情報記憶手段25は、演算手段24に
よりロジック・プログラムを実行中に発生したエラーを
編集し、記録するものである。
【0026】伝送データ処理手段26は、伝送手段21
により送受信されるデータの編集や解析等、伝送データ
を処理するものである。
【0027】伝送データ記憶手段27は、伝送データ処
理手段26により編集や解析されたデータの一部、また
は、全部を引き出し、それらを順に格納するものであ
る。
【0028】書き込み方法記憶手段28は伝送データ記
憶手段27に書き込まれる伝送データが記憶容量に達す
るまでの書き込み手順と、記憶容量を超えた場合の書き
込み手順の処理を行うものである。
【0029】記録条件変更手段29は、伝送データ記憶
手段27に伝送データを書き込む際に、すべての伝送デ
ータを記録させるほかに、エンジニアリング・ツール5
−1〜5−nから渡される記録条件によって伝送データ
を記録する条件を変更するものである。記録条件記憶手
段30は、記録条件変更手段29によって切り替えられ
た伝送データの記録条件の格納をするものである。
【0030】このように第2実施の形態によれば、エン
ジニアリング・ツールから伝送路を用いて送られてきた
ロジック・プログラムを記憶する際に、それを不揮発性
のメモリーやバックアップ機能付き揮発性メモリに格納
することで制御装置の電源が切断されても、一度記録さ
れたロジック・プログラムを消去せずに保持することが
できる。
【0031】また、電源の入り切りでその度にロジック
・プログラムをエンジニアリング・ツールから制御装置
に対して書き込む必要がなく、電源入力後すぐにロジッ
クを実行することができる。また、ロジック・プログラ
ムを実行している時にロジックの故障(エラー)が発生
した場合、故障の内容を必要な件数分だけ記録する機能
を付加することで、故障の原因を迅速、かつ、容易に追
求することができる。
【0032】図3は第3実施の形態を示すエンジニアリ
ング・ツール5−1〜5−nを示すブロック図である。
【0033】エンジニアリング・ツール5−1〜5−n
は、伝送手段41を介して制御装置1−1〜1−nに接
続される。回線確立手段42はエンジニアリング・ツー
ル5−1〜5−nと制御装置1−1〜1−nの伝送の回
線を確立するものであり、任意のタイミングで回線の確
立を行え、また切断することもできるものである。ロジ
ック・プログラム作成手段43は制御装置を運転させる
ロジック・プログラムをCAD等の専用のツールで作成
するものである。
【0034】データ変換手段44はロジック・プログラ
ム作成手段43で作成されたロジック図を制御装置1−
1〜1−nで実行できる形式に変換するものである。ロ
ジック・プログラム書き込み手段45は、制御装置1−
1〜1−nに接続された伝送路4−1〜4−nを介し
て、制御装置1−1〜1−nのロジック・プログラム記
憶手段22に転送するものである。
【0035】運転状態制御手段46は、制御装置1−1
〜1−nの運転状態切り替え手段23と同期して制御装
置1−1〜1−nに対してロジック・プログラムを実行
させたり、停止させたりできるものである。
【0036】運転状態監視手段47は運転中のロジック
・プログラムの状態データを制御装置1−1〜1−nか
ら読み出し、その内容を人間が理解できるようにデータ
変換手段44で文字データや図形データに変換して表示
装置9−1〜9−n上に表示するものである。
【0037】制御装置故障情報読み出し手段48は、制
御装置1−1〜1−nの故障情報記憶手段25に格納さ
れている故障情報データを伝送路4−1〜4−nを介し
てエンジニアリング・ツール5−1〜5−nへ読みだ
し、その内容を人間が理解できるようにデータ変換手段
44で文字データや図形データに変換して表示装置9−
1〜9−n上に表示するものである。
【0038】制御装置故障情報記憶手段49は、制御装
置故障情報読み出し手段48によって読み出された制御
装置1−1〜1−nの故障情報記憶手段25に格納され
ている故障情報データをエンジニアリング・ツール5−
1〜5−nに記憶するものである。
【0039】伝送データ記憶手段50は、伝送データ処
理手段51で編集や解析されたデータの一部、または全
部を引き出し、それらを順に格納するものである。
【0040】書き込み方法記憶手段52は、伝送データ
記憶手段50に書き込まれる伝送データが記憶容量に達
するまでの書き込み手順と、記憶容量を超えた場合の書
き込み手順の処理を行うものである。記録条件変更手段
53は、エンジニアリング・ツール5−1〜5−nの伝
送データ記憶手段50に伝送データを書き込む際に、す
べての伝送データを記録させたり、一部のデータのみ記
録させたりと、条件によって記録するかしないかを制御
する条件を変更するものである。
【0041】記録条件記憶手段54は、記録条件変更手
段53の手段によって切り替えられた伝送データの記録
条件の格納をするものである。伝送データ読み出し手段
55は、制御装置1−1〜1−nの伝送データ記憶手段
27に格納されている伝送データを伝送路4−1〜4−
nを介してエンジニアリング・ツール5−1〜5−nの
制御装置伝送データ記憶手段56に格納するものであ
る。
【0042】伝送データ比較手段57は、伝送データ記
憶手段50と制御装置伝送データ記憶手段56のデータ
を比較するものである。記録条件変更要求手段58は、
制御装置1−1〜1−nの記録条件変更手段29に対し
て伝送路4−1〜4−nを介して伝送データの記録条件
の変更要求をするものである。
【0043】伝送データ保存手段59は、伝送データ記
憶手段27,伝送データ記憶手段50に格納された伝送
データを不揮発性の記憶媒体に保存するものである。伝
送データ復元手段60は伝送データ保存手段59に保存
された伝送データを揮発性の記憶媒体に復元するもので
ある。
【0044】このように第3実施の形態では、制御装置
に格納するロジック・プログラムをCADツールを使っ
て作成できるため、高度の専門の知識を持たない人でも
簡単にロジック・プログラムを作成することができる。
また、制御装置側の記録手段に格納されたロジック・プ
ログラムを実行させるため、制御装置の運転状態の切替
えがエンジニアリング・ツールからの伝送信号で行え、
制御装置に運転状態の切り替えをする手段を不要とする
ことができる。エンジニアリング・ツールとの伝送路に
運転状態を表すデータを送受信させ、予め作成してあっ
たロジック・プログラムを表示装置で表示しながら、そ
こに運転状態を表すデータを文字変換、図形変換して表
示することができるので実行されたロジックプログラム
の状態が監視でき、プラントの運転状態が的確に監視す
ることができる。
【0045】図4は制御装置1−1〜1−nとエンジニ
アリング・ツール5−1〜5−nの伝送路4−1〜4−
nの確立の手順を示すフローチャートである。
【0046】まず、エンジニアリング・ツール5−1〜
5−nの電源が投入される(S0)。その後に伝送路4
−1〜4−nの回線の状態を読み出す(S1)。次に、
読み出した内容から制御装置1−1〜1−nと接続され
ているか(S2)を判定する。この条件の成立にはエン
ジニアリング・ツール5−1〜5−nと制御装置1−1
〜1−nの両方で電源の投入と回線の準備ができている
ことが必要となる。
【0047】回線が確立された(S3)と判定された
ら、制御装置1−1〜1−nと伝送を行える状態とな
る。回線が確立されていない(S4)と判定されたら、
制御装置1−1〜1−nとは伝送を行えない状態とな
る。判定が終了したらエンジニアリング・ツール5−1
〜5−nの電源が投入されているか(S5)を判定し、
投入されていると判定されれば繰り返して回線の状態を
読み出す(S1)に戻り、処理を続ける。電源が投入さ
れていないと判定されれば、繰り返しの処理を終了す
る。
【0048】このようにすれば、制御装置とエンジニア
リング・ツール間を電線などの有線、または無線による
専用回線を使ってデータの送受信が両装置からできるよ
うに接続し、両装置間で通信規約(プロトコル)を決め
ておき、通信をさせることで、制御装置とエンジニアリ
ング・ツールの間で自由にデータの転送をすることがで
きる。また、専用回線は任意のタイミングで接続した
り、切断したりできるようにすることで、常に両装置間
を接続しておく必要がなく、制御装置の負荷を軽減でき
る。
【0049】図5は制御装置1−1〜1−nとエンジニ
アリング・ツール5−1〜5−nでの伝送データ書き込
み手順を示すフローチャートである。
【0050】まず、制御装置1−1〜1−nとエンジニ
アリング・ツール5−1〜5−nの電源が投入されたら
(1)の状態となる。次に、各装置で伝送が行われたか
判定する(S11)。ここで伝送が行われたと判定され
なかったら何もしないでS11の判定へ戻る。
【0051】伝送が行われたと判定されたら、続いて、
制御装置1−1〜1−nの記録条件記憶手段30または
エンジニアリング・ツール5−1〜5−nの記録条件記
憶手段54から記憶条件を読み出す(S11)。次に、
記憶条件から今回の伝送データが記録条件と一致するか
を判定する(S12)。この判定で、記録条件と一致し
なければ、伝送データの記録を行わずに繰り返し処理を
行うため、S11の判定に戻る(S14)。上記判定で
記録条件と一致すれば、伝送データの記録を図6に示す
伝送データ記憶手段27または伝送データ記憶手段50
へ記憶がされ(S11)、次の伝送データのために、S
11の判定に戻る。以降この処理を装置の電源が投入さ
れている限り繰り返す。
【0052】図6は制御装置1−1〜1−n、ならび
に、エンジニアリング・ツール5−1〜5−nの伝送デ
ータ記憶手段27または伝送データ記憶手段50の構成
を示している。伝送データを制御装置1−1〜1−n、
ならびに、エンジニアリング・ツール5−1〜5−nの
伝送データの記憶手段27または伝送データ記憶手段5
0は総ブロック数R個で構成されている(70)。ま
た、記録する伝送データは総ブロック数n個で構成され
ている(71)。伝送データの記憶手段27または伝送
データ記憶手段50には総ブロック数R個を伝送データ
のブロック数n個で割った数p件が格納できるとする。
【0053】図7は伝送データを制御装置1−1〜1−
n、ならびに、エンジニアリング・ツール5−1〜5−
nの伝送データの記憶手段27または伝送データ記憶手
段50へ書き込む際の処理を示したフローチャートであ
る。
【0054】まず、伝送データを書き込む前に伝送デー
タ記憶手段27または伝送データ記憶手段50の現在の
伝送データの書き込み位置を1に初期化する(S2
1)。実際に伝送データが発生すると、伝送データをn
ブロック書き込み(S22)、次の伝送データを書き込
むために書き込み位置を1つ進める(S23)、つまり
nブロックだけ書き込み位置を進める。
【0055】また、書き込み位置がp件まで達したとき
には次に書き込む記憶手段がないので、書き込み位置を
以前に使った特定位置(これをsとする)sは1以上p
以下の範囲で可変とする。sの初期値は制御装置1−1
〜1−n、エンジニアリング・ツール5−1〜5−nの
電源投入時に、初期値に設定される。またsの内容は書
き込み方法記憶手段28または書き込み方法記憶手段5
2によって変更することができる。
【0056】続いて、今進めた書き込み位置に次の伝送
データが書き込めるか、つまり、進めた書き込み位置が
p件を超えていないかを判定する(S24)。判定の結
果、もし次の書き込み位置がpを超えた場合、次に書き
込む記憶手段を設定するためにpまで進んだ書き込み位
置をsに書き換える(S25)。
【0057】このようにして伝送データの書き込みが繰
り返され、伝送データ記憶手段27または伝送データ記
憶手段50に伝送データを記録する。また書き込み位置
1からsまでのs件の領域は書き込み位置がpまで進
み、書き込み位置が循環しても、新しい伝送データによ
ってその内容が書き換えられないようになる。
【0058】次に、図8は伝送データ処理手段26また
は伝送データ処理手段51へ流れる伝送データから記録
すべき伝送データを抜き出し、伝送データ記憶手段27
または伝送データ記憶手段50に格納する処理を示した
フローチャートである。また、図9は伝送データ処理手
段26または伝送データ処理手段51の構成と、伝送デ
ータ記憶手段27または伝送データ記憶手段50の構成
を示したものである。
【0059】図9で一件分でmブロックの伝送データ
(73)が伝送データ処理手段26または伝送データ処
理手段51に流れたとする。また、伝送データは、一件
の伝送データで、nブロック分が記録される(74、m
≧n≧0)とする。また、伝送データ処理手段26また
は伝送データ処理手段51へ流れたデータから伝送デー
タ記憶手段27または伝送データ記憶手段50にデータ
を転送する際に一時的にデータを記録することができる
手段(74)を設定する。データを転送する際に一時的
にデータを記録することができる手段(74)はnブロ
ックの記憶容量を持ち、1ブロックずつのデータの記憶
が可能で、その書き込み位置をt(1≦t≦n)という
指標で示している。また、mブロックで構成される伝送
データ処理手段26または伝送データ処理手段51を通
過するデータには1ブロックずつ進められる指標u(1
≦u≦m)が設定されている。
【0060】図9における伝送データの抜き出しする図
8に示す処理では、まず、書き込み位置を示す指標tに
最初の書き込み位置である1を設定する。またデータを
転送する際に一時的にデータを記録することができる手
段(74)の指標にも最初の位置である1が設定される
(S31)。
【0061】続いて、指標uがmを超えていないか判定
する(S32)。これはデータを転送する際に一時的に
データを記録することができる図9の手段(74)に書
き込める記憶手段の場所があるか判定するためである。
【0062】指標uがmを超えていた場合は、繰り返し
処理がされ、伝送データ記憶手段27または伝送データ
記憶手段50にデータを転送する際に一時的にデータを
記録することができる手段(74)の内容を転送し(S
37)、処理を終了する。
【0063】ここで、指標uがmを超えていない場合、
続いて記録条件記憶手段30または記録条件記憶手段5
4に設定されている伝送データの記録条件から今回の指
標uで示された内容はデータを転送する際に一時的にデ
ータを記録することができる手段(74)に書き込むべ
き値であるか判定する(S32,S33)。
【0064】ここで、書き込むべきデータであった場
合、指標uで示された内容を抜き出し、データを転送す
る際に一時的にデータを記録することができる手段(7
4)の指標tが示す記憶手段の位置にデータを転送する
(S34)。続いて、次の書き込むべきデータの領域を
設定するため指標tを1つ進める(S35)。そして指
標uも1つ進める(S36)。一方、書き込むべきデー
タでなかった場合、指標uを1つ進める(S36)。そ
して指標uがmを超えていないか判定する処理(S3
2)に戻る。
【0065】次に、図10はエンジニアリング・ツール
5−1〜5−nから制御装置1−1〜1−nに対して伝
送路4−1〜4−nを介して制御装置1−1〜1−nの
伝送データ記憶手段27の内容を読み出す手順を示すエ
ンジニアリング・ツール5−1〜5−n側のフローチャ
ートである。
【0066】まず、エンジニアリング・ツール5−1〜
5−nにおいて伝送路4−1〜4−nの状態が読み出さ
れる(S41)。続いて、回線の状態を判定する(S4
2)。伝送が可能状態であればエンジニアリング・ツー
ル5−1〜5−nの制御装置故障情報読み出し手段48
から制御装置1−1〜1−nに対して伝送路4−1〜4
−nを介してデータの要求を行う(S43)。
【0067】また、回線の状態が異常であればエラー発
生として処理を終了する(S45)。制御装置1−1〜
1−nから伝送路4−1〜4−nを介して制御装置1−
1〜1−nの伝送記憶データを受信したら(S46)制
御装置伝送データ記憶手段56にデータを格納する。一
方、データを受信できなかった場合は状態を故障として
処理を終了する。
【0068】次に、図11は伝送データ記憶手段50と
制御装置伝送データ記憶手段56の記憶手段の比較処理
についてのフローチャートである。また、図12はエン
ジニアリング・ツール5−1〜5−nの伝送データ記憶
手段50と制御装置伝送データ記憶手段56の構成を示
したものである。
【0069】図12に示す伝送データ記憶手段50は、
総ブロック数Rで構成されており、伝送データは最大で
p件まで記録できる。また比較位置を示す指標x(1≦
x≦P)が設定されている(75)。一方、制御装置伝
送データ記憶手段56は総ブロック数Cで構成されてお
り、伝送データは最大でq件まで記録できる。また比較
位置を示す指標y(1≦y≦q)が設定されている(7
6)。
【0070】図11のフローチヤートについて以下に説
明する。
【0071】ここで、伝送データ記憶手段50と制御装
置伝送データ記憶手段56には前に示した手順で予めデ
ータが伝送データ記憶手段50にp件、制御装置伝送デ
ータ記憶手段50にq件格納された状態とする。
【0072】まず、伝送データ記憶手段50と制御装置
伝送データ記憶手段56の比較位置を決定するために指
標x,yを1に初期化する。続いて、伝送データ記憶手
段50から指標xが示す伝送データを取り出す(S5
1)。そして、制御装置伝送データ記憶手段56からも
指標yが示す伝送データを取り出す(S52,S5
3)。
【0073】次に、取り出したそれぞれの伝送データを
1ブロックずつ比較する(S54)。続いて、この比較
結果を判定する(S55)。この比較結果が同じであれ
ば次の伝送データを比較するために指標x,yを1つず
つ進める。一方、この比較結果が違った場合はどのよう
な違いがあったかを解析し、その内容を記録する(S5
6)。そして、次の伝送データを比較するために指標
x,yを1つずつ進める(S57)。進めた指標で指標
xがp件まで進んだか、(x=pまたはy=q)また
は、指標yがq件まで進んだか、を判定する(S5
8)。判定結果が一致した場合は処理を終了する。判定
結果が不一致で、また、比較すべきデータがある場合は
伝送データ記憶手段50から指標xが示す伝送データを
取り出す(S52)処理に戻り、最後までデータの比較
を行う。
【0074】比較結果は表示装置9−1〜9−nへ表示
させる。その際、データの内容をそのまま表示したり、
データ変換手段44を用いてデータを人間が分かるよう
に文字データや図形データに変換して、表示装置9−1
〜9−nに表示させる。
【0075】次に、図13は伝送データ記憶手段50に
格納された伝送データを一件分ずつ解析し、人間が理解
できる文字データや図形データに変換する手順を示した
フローチャートである。
【0076】図12に示した伝送データ記憶手段50の
構成において、伝送データがすでに格納された状態とす
る。まず、解析するデータの位置を決めるために指標x
(1≦x≦p)を初期値1にする(S61)。次に、伝
送データ記憶手段50の指標xが示す位置から伝送デー
タを一件分読み出す(S62)。そして、読み出した伝
送データをデータテーブルからデータコードに該当する
ものがあるか検索する(S63)。
【0077】次に、該当コードがあったかどうかを判定
する(S64)。該当コードが発見された場合はデータ
テーブルからその文字列を取り出し、表示装置9−1〜
9−nに表示する(S65)。該当コードが発見されな
かった場合はデータテーブルからは文字列が取り出せな
いので該当なしを示す表示データを設定し、表示装置9
−1〜9−nに表示する(S66)。続いて、次の伝送
データを読み出すために指標xを1つ加算する(S6
7)。
【0078】ここで、次に読み出す指標xは、まだ格納
されている伝送データの件数に達していないか、つまり
データを最後まで検索したかどうかを判定する(S6
8)。もし、まだデータがあればS61へ移動し、処理
を繰り返す。一方、データの検索が最後まで達していた
ら終了する。
【0079】以上のように、伝送データの記録は専用の
記録手段に記録され、その際、必要なデータを抜き出
し、発生順に整列して記録するので、データの新旧とデ
ータの内容を確認することができ、故障解析が、迅速、
かつ、正確に行える。また、運転員が確認を行いたいと
きに内容を確認することにより必要最低限の確認さえ行
えば、制御装置とエンジニアリング・ツールの健全性が
保て、故障状態も迅速に把握することができる。また、
制御装置とエンジニアリング・ツールの伝送データの比
較機能を装備してあるので、比較した結果が違えば、両
装置間の伝送データのエラーを発見できる。また、表示
装置に文字データや図形データで表示することによっ
て、瞬時にその内容を確認できるので、紙上に出力した
り、データコードから変換表などを使った人間系による
作業時間の短縮をすることができる。
【0080】次に、図14は伝送データ記憶手段27と
伝送データ記憶手段50の伝送データの書き込み位置と
記憶循環処理について示したものである。また、図15
は伝送データ記憶手段27または伝送データ記憶手段5
0に伝送データを1件ずつ書き込む際に、データを書き
込む位置と伝送データ記憶手段27と伝送データ記憶手
段50の構成について示したものである。
【0081】図15において、データの書き込み位置を
示す指標wを設定する。書き込み位置を示す指標wは、
1から伝送データ記憶手段27及び伝送データ記憶手段
50の最大書き込み件数kまでを変動する。また伝送デ
ータの書き込み件数がk件まで達してしまうと、次の伝
送データは書き込めなくなってしまう。次の伝送データ
を書き込むために記憶手段を再利用する。これは書き込
み位置(指標x)が最後の書き込み位置のk件目達した
場合、次の書き込み位置(指標x)を伝送データ記憶手
段27と伝送データ記憶手段50の任意の点(図15の
j点)に戻し、伝送データを循環して書き込むようにす
る(77)。
【0082】図14のフローチヤートに従って説明する
と伝送データ記憶手段27と伝送データ記憶手段50の
伝送データの書き込み位置を最初の位置にするために、
まず書き込み位置を示す指標wを1にする(S71)。
伝送データが発生し、伝送データ記憶手段27と伝送デ
ータ記憶手段50へ一件分の伝送データを格納する(S
72)。続いて、次の伝送データを書き込むために指標
xを一つ進める(S73)。次に、今進めた指標xが最
後の書き込み位置のk件目に達していないか判定する
(S74)。ここで、k作目に通していなければ、指標
xは操作せずにS71に処理を戻す。一方、k件目に達
していれば、指標xを循環させる位置j点にし、S71
に処理を戻す。また、j点は任意の点なので、これを変
動可能な手段としておき、これを書き換える手段を設定
し、循環できる件数を変化させる。
【0083】以上のような、有限な容量の記憶手段を循
環して記録することで、有限な記憶手段の有効利用と、
他の記憶手段への影響を防止することができる。
【0084】次に、図16は伝送データ記憶手段27と
伝送データ記憶手段50に伝送データを記録する際に、
それを任意のタイミングで停止したり、再開したりでき
る手段を示したものである。
【0085】また、図17はエンジニアリング・ツール
5−1〜5−nの記録条件変更要求手段58から、制御
装置1−1〜1−nに対して伝送路4−1〜4−nを介
して制御装置1−1〜1−nの記録条件変更手段29に
対して、伝送データ記憶手段27に伝送データを記録す
る際の停止したり、再開したりする条件を変更するエン
ジニアリング・ツール5−1〜5−nの手段を示したフ
ローチヤートである。
【0086】図16は制御装置1−1〜1−nならびに
エンジニアリング・ツール5−1〜5−nの記録条件記
憶手段30と記録条件記憶手段54(78)を示したも
のである。この手段の一部に記録スイッチ(SW)(7
9)を設定する。これは伝送データの記録を停止する
か、実行するかを判断するスイッチである。
【0087】エンジニアリング・ツール5−1〜5−n
内では自分自身で記録スイッチ(SW)(79)を変更
する手段を設定するため、入力手段6−1〜6−nで実
行または停止のスイッチ状態を入力して、エンジニアリ
ング・ツール5−1〜5−nの記録条件記憶手段54を
操作する。一方、制御装置1−1〜1−nには入力手段
を持たないためエンジニアリング・ツール5−1〜5−
nから伝送路4−1〜4−nを介して制御を行えるよう
にする。
【0088】図17のフローチャートはその制御の内容
を示したものである。まず、伝送路4−1〜4−nの回
線状態を確認する(S81)。続いて、この確認結果を
判定する(S82)。
【0089】ここで、制御装置1−1〜1−nとエンジ
ニアリング・ツール5−1〜5−nの回線が異常ならエ
ラー状態として(S83)終了してする。一方、制御装
置1−1〜1−nとエンジニアリング・ツール5−1〜
5−nの回線が正常なら記録条件変更手段53から制御
装置1−1〜1−nに対して伝送データの記録を停止す
るか、実行するかを判断するスイッチを操作する要求を
実行する(S84)。次に、制御装置1−1〜1−nの
記録条件記憶手段30の記録スイッチ(SW)(79)
が要求どおり変更できたか確認する(S85,S8
6)。変更が完了したら正常終了とする。応答がなかっ
たり、変更ができなかった場合はエラー状態として(S
83)終了してする。それらの結果は、表示装置9−1
〜9−nに表示され、目視できるようにする。
【0090】以上のように、伝送データは条件により必
要なとき記録されるので、不要なデータを記憶手段から
排除することができる。
【0091】次に、図18はエンジニアリング・ツール
5−1〜5−nの伝送データ記憶手段50に格納された
伝送データを伝送データ保存手段59に格納したり、伝
送データ保存手段59に保存されている伝送データを伝
送データ復元手段60に復元することを示したものであ
る。
【0092】伝送データ記憶手段50(80)に格納さ
れている任意の時点の伝送データを後から読み出せるよ
う不揮発性の伝送データ保存手段59(81)を設定す
る。これは伝送データ記憶手段50と同じ容量のファイ
ル等を用意しておき、そこに残しておきたい時点の伝送
データ記憶手段50の内容を転送し保存する(82)。
保存が完了すれば、次に伝送データが記録されても伝送
データ保存手段59の内容は新たなる保存が実行されな
い限り、残存することができる。
【0093】一方、伝送データ復元手段60は伝送デー
タ保存手段59に保存されている伝送データを任意のタ
イミングで伝送データ復元手段60に転送し(84)、
過去の伝送データを復元する。復元した伝送データは転
送して(84)各データを文字データや図形データに変
換し、表示装置9−1〜9−nに表示する。
【0094】以上のように、補助記憶媒体に伝送データ
を記憶できるので、任意の時点での伝送の記録を残すこ
とができる。また、補助記憶媒体の記録された伝送デー
タを復元できるので、過去の任意の時点での制御装置と
エンジニアリング・ツール間の伝送の状況を把握するこ
とができる。
【0095】次に、図19は伝送データの記録手段の自
動読み出し手順について示したフローチャートである。
【0096】まず、エンジニアリング・ツール5−1〜
5−nの電源が投入されたら伝送データを自動的に記録
するタイミングを記した条件(時間や運転状態の条件
等)を初期化する(S91)。
【0097】次に、設定した条件を判定する(S9
2)。ここで、条件に合ったタイミングであれば、伝送
データ記憶手段50から伝送データを読み出し(S9
3)、そのデータを図示しない表示手段に転送する(S
94)。転送されてきた伝送データは文字データや図形
データ等に変換される(S95)。変換されたデータは
表示装置9−1〜9−nに表示する(S97)。
【0098】続いて、記録条件が入力手段6−1〜6−
nによって変更できるようにしておき、その条件は前回
から変更になっていないか判定する(S98)。仮に変
更がなかったら何もせずにS92に戻り、変更があった
場合は記録条件記憶手段54の記憶条件を変更する(S
98)。変更後はS92に戻り処理を継続する。
【0099】以上のように、自動的に伝送データの記録
内容を表示させることで、運転員は制御装置とエンジニ
アリング・ツール間の伝送の状況をタイムリーに把握で
きる。また、故障が発生した場合に、運転員が自動的に
故障発生を把握することができる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、伝送路を用いてエンジニアリング・ツールから制
御装置にロジックを送信して、制御装置側の記録手段に
格納し、伝送路を通過するデータは、制御装置とエンジ
ニアリング・ツールのそれぞれの伝送データの記録手段
に書き込まれるので、伝送データの記録を残すことがで
きる。これにより、伝送路にエラーが発生したとき、そ
の内容の解析が迅速に容易に行える伝送データの健全性
を確保することができる。
【0101】また、請求項2の発明によれば、エンジニ
アリング・ツールから伝送路を用いて送られてきたロジ
ック・プログラムを記憶する際に、制御装置の電源が切
断されても、一度記録されたロジック・プログラムを消
去せずに保持することができ、また、ロジック・プログ
ラムを実行している時にロジックの故障(エラー)が発
生した場合、制御装置のエラーの内容の解析ができ、故
障の原因を容易に、迅速に追求できる。
【0102】また、請求項3の発明によれば、制御装置
に格納するロジック・プログラムを制御ロジックツール
を使って作成できるため、高度の専門の知識を持たない
人でも簡単にロジック・プログラムを作成することがで
きる。また、制御装置側の記録手段に格納されたロジッ
ク・プログラムを実行させるため、制御装置の運転状態
の切替えがエンジニアリング・ツールからの伝送信号で
行え、制御装置に運転状態の切り替えをする手段を不要
とすることができる。
【0103】また、請求項4の発明によれば、伝送デー
タの記録は専用の記録手段に記録され、その際、必要な
データを抜き出し、発生順に整列して記録するので、デ
ータの新旧とデータの内容を確認することができ、故障
解析が、迅速、かつ、正確に行える。また、運転員が確
認を行いたいときに内容を確認することにより必要最低
限の確認さえ行えば、制御装置とエンジニアリング・ツ
ールの健全性が保て、故障状態も迅速に把握することが
できる。また、制御装置とエンジニアリング・ツールの
伝送データの比較機能を装備してあるので、比較した結
果が違えば、両装置間の伝送データのエラーを発見でき
る。
【0104】また、請求項5の発明によれば、有限な容
量の記憶手段を循環して記録することで、有限な記憶手
段の有効利用と、他の記憶手段への影響を防止すること
ができる。また、伝送データは条件により必要なとき記
録されるので、不要なデータを記憶手段から排除するこ
とができる。
【0105】また、請求項6の発明によれば、自動的に
伝送データの記録内容を表示させることで、運転員は制
御装置とエンジニアリング・ツール間の伝送の状況をタ
イムリーに把握でき、故障が発生した場合に、運転員は
自動的に故障発生を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるプラント制御装置の第1実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わるプラント制御装置の第2実施の
形態を示すブロック図である。
【図3】本発明に係わるプラント制御装置の第3実施の
形態を示すブロック図である。
【図4】エンジニアリング・ツールの回線確立手順を示
すフローチャートである。
【図5】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装置
での伝送データの書き込み手順を示したフローチャート
である。
【図6】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装置
での伝送データ記憶手段の構成を示す説明図である。
【図7】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装置
での伝送データ記憶手段への書き込み手順を示すフロー
チャートである。
【図8】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装置
での伝送データ処理手段の伝送データの判定と伝送デー
タ記憶手段の書き込み手順を示すフローチヤートであ
る。
【図9】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装置
での伝送データ処理手段と伝送データ記憶手段のブロッ
ク図である。
【図10】制御装置とエンジニアリング・ツール間での
制御装置側の伝送データ記憶手段の内容を読み出す手順
を示すフローチャートである。
【図11】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装
置での伝送データ記憶手段の比較手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装
置での伝送データ記憶手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】エンジニアリング・ツールの伝送データ記憶
手段に書き込まれている内容を表示手段に表示する手順
を示すフローチャートである。
【図14】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装
置での伝送データ記憶手段の循環方法の書き込み手順を
示すフローチャートである。
【図15】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装
置での伝送データ記憶手段の構成を示したブロック図で
ある。
【図16】制御装置とエンジニアリング・ツールの両装
置での記憶条件記憶手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図17】エンジニアリング・ツールから制御装置に対
しての記録条件記憶手段の変更の手順を示すフローチャ
ートである。
【図18】エンジニアリング・ツールで伝送データ記憶
手段の内容を表示手段に表示する構成を示すブロック図
である。
【図19】エンジニアリング・ツールの伝送データ記憶
手段の自動読み出し手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−1〜1−n 制御装置 2 計算機 3−1〜3−n ネットワーク入出力装置 4−1〜4−n 伝送路 5−1〜5−n エンジニアリング・ツール 6−1〜6−n 入力手段 7−1〜7−n プロセス入出力装置 8−1〜8−n 発電装置 9−1〜9−n 表示装置 10,11 ネットワーク装置 21 伝送手段 22 ロジックプログラム記憶手段 23 運転状態切り替え手段 24,40 演算手段 25 故障情報記憶手段 26,51 伝送データ処理手段 27,50 伝送データ記憶手段 28,52 書き込み方法記憶手段 29,53 記録条件変更手段 30,54 記録条件記憶手段 31,55 伝送データ読み出し手段 32,57 伝送データ比較手段 41 伝送手段 42 回線確立手段 43 ロジック・プログラム作成手段 44 データ変換手段 45 ロジック・プログラム書き込み手段 46 運転状態制御手段 47 運転状態監視手段 48 制御装置故障情報読み出し手段 49 制御装置故障情報記憶手段 50 伝送データ記憶手段50 56 制御装置伝送データ記憶手段 58 記録条件変更要求手段 59 伝送データ保存手段 60 伝送データ復元手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントデータを取込み制御プログラム
    に従って制御演算を実行し、得られる操作データによっ
    てプラントを制御する制御装置と、この制御装置の開発
    設計支援、あるいは、運用管理のための保守機能を有す
    るエンジニアリング・ツールと、前記制御装置と前記エ
    ンジニアリング・ツール間でデータの送受信を行う伝送
    手段と、この伝送手段によって両装置間で送受信したデ
    ータの内容を記録する記録手段とを備えることを特徴と
    するプラント制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、前記エンジニアリング
    ・ツールから送られてきた制御プログラムを自己の電源
    が断しても保持可能に記録する手段と、前記エンジニア
    リング・ツールから送られてきた制御プログラムを実行
    できる運転状態制御機能による手段と、前記制御装置内
    部で発生した故障状態を記録する手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載のプラント制御装置。
  3. 【請求項3】 前記エンジニアリング・ツールは、前記
    制御装置に実行させるためのロジックを作成する制御ロ
    ジックツールと、前記ロジックを制御装置が実行できる
    ように変換する手段と、変換されたロジックを前記制御
    装置と前記エンジニアリング・ツール間の伝送手段を用
    いて制御装置側に転送する手段と、当該エンジニアリン
    グ・ツール側から前記制御装置でそのロジックを実行段
    階に遷移させる運転状態制御手段と、実行後にそのロジ
    ックの状態を伝送手段を用いてデータの送受信を行い監
    視できる手段と、伝送手段により送られてきたデータを
    もとに文字データ、図形データに変換し、それを表示装
    置に表示させる手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載のプラント制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置あるいは前記エンジニアリ
    ング・ツールに設ける両装置間の送受信したデータを記
    録する記録手段には、両装置間で送受信した伝送データ
    を記憶手段内に特定の処理手順でデータを整列させて順
    に書き込む手段と、前記書き込む伝送データの内容を必
    要によって選択できる手段と、記録されたデータを任意
    のタイミングで読み出せる手段と、記録された互いのデ
    ータをどちらの記録手段でも比較できる手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のプラント制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置と前記エンジニアリング・
    ツールの有限な容量の記録媒体内で特定件数分以上のデ
    ータを記録する場合、前記記録媒体内で特定部分から伝
    送データの記録を上書きできる手段と、前記記録媒体内
    で記録される伝送データを必要なときに記録を行い、必
    要なときに記録を停止する手段と、それをエンジニアリ
    ング・ツールから任意のタイミングで操作する手段とを
    有することを特徴とする請求項4記載のプラント制御装
    置。
  6. 【請求項6】 記録媒体内に記録されるタイミングにつ
    いて条件を付加することができる手段と、前記条件が成
    立したとき表示装置にそのデータの内容を表示する手段
    とを有することを特徴とする請求項5記載のプラント制
    御装置。
JP34363597A 1997-12-01 1997-12-01 プラント制御装置 Pending JPH11161320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34363597A JPH11161320A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 プラント制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34363597A JPH11161320A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 プラント制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11161320A true JPH11161320A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18363056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34363597A Pending JPH11161320A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 プラント制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11161320A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076267A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Yokogawa Electric Corp プラントの統合監視システム
JP2014153827A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Azbil Corp エンジニアリング装置およびエンジニアリング方法
JP2018156583A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 株式会社東芝 切替方法及び監視制御システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076267A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Yokogawa Electric Corp プラントの統合監視システム
JP2014153827A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Azbil Corp エンジニアリング装置およびエンジニアリング方法
JP2018156583A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 株式会社東芝 切替方法及び監視制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101099281A (zh) 用于配电馈线重闭合器和开关的智能配置系统
CN114237175B (zh) 车辆制造总装车间设备的监控系统和监控方法
CN101911421A (zh) 用于配电系统中的馈电线自动化的负载恢复
CN108153263B (zh) 一种dcs控制器冗余方法及装置
CN112165167A (zh) 一种智能变电站继电保护检修辅助系统及方法
CN110733037B (zh) 信号的处理方法及装置、存储介质及处理器
JP6498894B2 (ja) 系統安定化システム
JPH11161320A (ja) プラント制御装置
JP2019087174A (ja) 制御プログラム開発支援装置、制御プログラム開発支援システム、制御プログラム開発支援方法、および、制御プログラム開発支援プログラム
EP0320876B1 (en) Fault information collection processing system
JP4656336B2 (ja) Plcネットワークシステムの開発支援装置
CN100576182C (zh) 计算机文件的实时监控系统和方法
CN116485212B (zh) 一种轨道交通供电设备用安全操作管理方法及系统
CN112510823A (zh) 电源远程控制系统
CN117369330A (zh) 一种集控站设备监控系统及其一键顺控方法
KR102302843B1 (ko) 제어 시스템, 제어 장치 및 프로그램
JPH06180676A (ja) 計算機システム
KR20000055986A (ko) 데이터 자동 추출/검증 시스템 및 그 방법
JPH08110809A (ja) 電力系統模擬装置
CN116208532B (zh) 异常检测方法、装置、存储介质以及电子设备
CN118842693B (zh) 一种远程plc本地冗余备份系统
JPH08340636A (ja) 電力系統監視制御装置及びその訓練装置
JP2008171157A (ja) 分散型監視制御システムおよび監視制御システムのデータ更新方法
JPH07163052A (ja) 電力系統操作手順表作成支援装置
JP2000116002A (ja) 鉄道電力管理システムのシミュレータ