JPH11162781A - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents
積層セラミック電子部品の製造方法Info
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- JPH11162781A JPH11162781A JP9337988A JP33798897A JPH11162781A JP H11162781 A JPH11162781 A JP H11162781A JP 9337988 A JP9337988 A JP 9337988A JP 33798897 A JP33798897 A JP 33798897A JP H11162781 A JPH11162781 A JP H11162781A
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Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カットずれやデラミネーションがなく、所望
の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造
することが可能な積層セラミック電子部品の製造方法を
提供する。 【解決手段】 セラミックグリーンシート1を介した内
部電極パターン2の重なり状態により生じる積層体3の
凹状段差部4にセラミック原料スラリー5を充填し、積
層体3を平坦化する。また、セラミックグリーンシート
を介しての内部電極パターンの重なり状態により段差部
が生じることになる積層体の所定の位置に、予めセラミ
ック原料スラリーを塗布してからプレスする。
の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造
することが可能な積層セラミック電子部品の製造方法を
提供する。 【解決手段】 セラミックグリーンシート1を介した内
部電極パターン2の重なり状態により生じる積層体3の
凹状段差部4にセラミック原料スラリー5を充填し、積
層体3を平坦化する。また、セラミックグリーンシート
を介しての内部電極パターンの重なり状態により段差部
が生じることになる積層体の所定の位置に、予めセラミ
ック原料スラリーを塗布してからプレスする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、セラミック電子
部品の製造方法に関し、詳しくは、セラミック中に内部
電極が積層された構造を有する積層セラミック電子部品
の製造方法に関する。
部品の製造方法に関し、詳しくは、セラミック中に内部
電極が積層された構造を有する積層セラミック電子部品
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】代表的
な積層セラミック電子部品の一つである積層セラミック
コンデンサは、例えば図7に示すように、セラミック素
子31中に、セラミック層33を介して複数の内部電極
32が積層されており、かつ、セラミック素子31の両
端側に、交互に逆側に引き出された内部電極32と導通
する外部電極34a,34bが配設された構造を有して
いる。そして、このような積層セラミックコンデンサ
は、通常、次のような方法により製造されている。
な積層セラミック電子部品の一つである積層セラミック
コンデンサは、例えば図7に示すように、セラミック素
子31中に、セラミック層33を介して複数の内部電極
32が積層されており、かつ、セラミック素子31の両
端側に、交互に逆側に引き出された内部電極32と導通
する外部電極34a,34bが配設された構造を有して
いる。そして、このような積層セラミックコンデンサ
は、通常、次のような方法により製造されている。
【0003】まず、セラミック原料粉末、バインダー
などの有機物、及び溶剤を混合したセラミック原料スラ
リーからセラミックグリーンシートを形成する。
などの有機物、及び溶剤を混合したセラミック原料スラ
リーからセラミックグリーンシートを形成する。
【0004】それから、図8に示すように、セラミッ
クグリーンシート21に内部電極パターン32aを形成
した後、このセラミックグリーンシート21を所定枚数
積み重ねてプレスすることにより積層体35(図9)を
形成する。
クグリーンシート21に内部電極パターン32aを形成
した後、このセラミックグリーンシート21を所定枚数
積み重ねてプレスすることにより積層体35(図9)を
形成する。
【0005】そして、この積層体35を所定の位置で
カットして個々の素子(セラミック素子)31(図7)
に分割し、所定の条件で焼成した後、外部電極34a,
34b(図7)を形成することにより、図7に示すよう
な積層セラミックコンデンサが得られる。
カットして個々の素子(セラミック素子)31(図7)
に分割し、所定の条件で焼成した後、外部電極34a,
34b(図7)を形成することにより、図7に示すよう
な積層セラミックコンデンサが得られる。
【0006】ところで、上記積層セラミック電子部品の
製造方法においては、積層体35をプレスする場合、例
えば、静水圧プレス法を用いたりすると、図9に示すよ
うに、セラミックグリーンシートを介して互いに隣接す
る内部電極パターン32aが重なり合っている厚みの大
きい部分と内部電極パターン32aが重なり合っていな
い厚みの小さい部分の間に凹状段差部36が生じ、カッ
トずれやデラミネーションの原因になるという問題点が
ある。
製造方法においては、積層体35をプレスする場合、例
えば、静水圧プレス法を用いたりすると、図9に示すよ
うに、セラミックグリーンシートを介して互いに隣接す
る内部電極パターン32aが重なり合っている厚みの大
きい部分と内部電極パターン32aが重なり合っていな
い厚みの小さい部分の間に凹状段差部36が生じ、カッ
トずれやデラミネーションの原因になるという問題点が
ある。
【0007】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、カットずれやデラミネーションの発生を防止し
て、所望の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率
よく製造することが可能な積層セラミック電子部品の製
造方法を提供することを目的とする。
あり、カットずれやデラミネーションの発生を防止し
て、所望の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率
よく製造することが可能な積層セラミック電子部品の製
造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願発明(請求項1)の積層セラミック電子部品
の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配設さ
れたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体
を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造す
る方法において、積層体の表面に生じた凹状段差部に、
セラミック原料スラリーを充填することにより、積層体
を平坦化する工程を具備することを特徴としている。
めに、本願発明(請求項1)の積層セラミック電子部品
の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配設さ
れたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体
を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造す
る方法において、積層体の表面に生じた凹状段差部に、
セラミック原料スラリーを充填することにより、積層体
を平坦化する工程を具備することを特徴としている。
【0009】積層体の表面に生じた凹状段差部に、セラ
ミック原料スラリーを充填することにより、積層体の表
面の凹状段差部が平らになり、複雑な工程を必要とする
ことなく積層体を容易に平坦化することできるようにな
る。なお、「凹状段差部に、セラミック原料スラリーを
充填する」とは、積層体に生じたすべての凹状段差部に
セラミック原料スラリーを充填する場合に限らず、複数
の凹状段差部のうちの所定の凹状段差部にのみセラミッ
ク原料スラリーを充填する場合を含む概念である。
ミック原料スラリーを充填することにより、積層体の表
面の凹状段差部が平らになり、複雑な工程を必要とする
ことなく積層体を容易に平坦化することできるようにな
る。なお、「凹状段差部に、セラミック原料スラリーを
充填する」とは、積層体に生じたすべての凹状段差部に
セラミック原料スラリーを充填する場合に限らず、複数
の凹状段差部のうちの所定の凹状段差部にのみセラミッ
ク原料スラリーを充填する場合を含む概念である。
【0010】また、請求項2の積層セラミック電子部品
の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配設さ
れたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体
を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造す
る方法において、積層体の表面に生じた凹状段差部に、
セラミック原料スラリーを充填した後、過剰のセラミッ
ク原料スラリーを除去することにより、積層体を平坦化
する工程を具備することを特徴としている。
の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配設さ
れたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体
を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造す
る方法において、積層体の表面に生じた凹状段差部に、
セラミック原料スラリーを充填した後、過剰のセラミッ
ク原料スラリーを除去することにより、積層体を平坦化
する工程を具備することを特徴としている。
【0011】積層体の表面に生じた凹状段差部に、セラ
ミック原料スラリーを充填した後、過剰のセラミック原
料スラリーを除去することにより、確実に積層体の表面
の凹状段差部を平坦にすることができるようになる。
ミック原料スラリーを充填した後、過剰のセラミック原
料スラリーを除去することにより、確実に積層体の表面
の凹状段差部を平坦にすることができるようになる。
【0012】また、請求項3の積層セラミック電子部品
の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配設さ
れたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体
を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造す
る方法において、表面に複数の内部電極パターンが配設
されたセラミックグリーンシートを積層してプレスを行
うプレス工程と、プレス工程においてプレスされた積層
体の、セラミックグリーンシートを介した内部電極パタ
ーンの重なり状態により生じる凹状段差部にセラミック
原料スラリーを充填する充填工程と、前記凹状段差部に
セラミック原料スラリーが充填された積層体をプレスし
て、その表面を平坦にする工程とを具備することを特徴
としている。
の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配設さ
れたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体
を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造す
る方法において、表面に複数の内部電極パターンが配設
されたセラミックグリーンシートを積層してプレスを行
うプレス工程と、プレス工程においてプレスされた積層
体の、セラミックグリーンシートを介した内部電極パタ
ーンの重なり状態により生じる凹状段差部にセラミック
原料スラリーを充填する充填工程と、前記凹状段差部に
セラミック原料スラリーが充填された積層体をプレスし
て、その表面を平坦にする工程とを具備することを特徴
としている。
【0013】プレス工程においてセラミックグリーンシ
ートを介した内部電極パターンの重なり状態により生じ
る積層体の凹状段差部にセラミック原料スラリーを充填
した後、積層体をプレスするようにした場合、セラミッ
ク原料スラリーの過剰部分を平坦にすることができる程
度の軽いプレスを行うだけで、積層体を平坦化すること
が可能になり、生産効率を向上させることができる。
ートを介した内部電極パターンの重なり状態により生じ
る積層体の凹状段差部にセラミック原料スラリーを充填
した後、積層体をプレスするようにした場合、セラミッ
ク原料スラリーの過剰部分を平坦にすることができる程
度の軽いプレスを行うだけで、積層体を平坦化すること
が可能になり、生産効率を向上させることができる。
【0014】また、本願請求項4の積層セラミック電子
部品の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配
設されたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積
層体を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製
造する方法において、表面に複数の内部電極パターンが
配設されたセラミックグリーンシートを積層してプレス
することにより積層体を形成する際に、セラミックグリ
ーンシートを介した内部電極パターンの重なり状態によ
り凹状段差部が生じることになる積層体の所定の位置
に、前記凹状段差部が生じないように、予めセラミック
原料スラリーを塗布してからプレスすることを特徴とし
ている。
部品の製造方法は、表面に複数の内部電極パターンが配
設されたセラミックグリーンシートを積層、圧着して積
層体を形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製
造する方法において、表面に複数の内部電極パターンが
配設されたセラミックグリーンシートを積層してプレス
することにより積層体を形成する際に、セラミックグリ
ーンシートを介した内部電極パターンの重なり状態によ
り凹状段差部が生じることになる積層体の所定の位置
に、前記凹状段差部が生じないように、予めセラミック
原料スラリーを塗布してからプレスすることを特徴とし
ている。
【0015】セラミックグリーンシートを介した内部電
極パターンの重なり状態により凹状段差部が生じること
になる積層体の所定の位置に、予めセラミック原料スラ
リーを塗布してからプレスすることにより、積層体に凹
状段差部が生じることを防止できるようになり、カット
ずれやデラミネーションの発生を防止して、所望の特性
を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造するこ
とが可能になる。なお、凹状段差部が生じることになる
積層体の所定の位置に、前記凹状段差部が生じないよう
に、予めセラミック原料スラリーを塗布するとは、内部
電極パターンの重なり状態により凹状段差部が生じるこ
とになるすべて位置にセラミック原料スラリーを充填す
る場合に限らず、複数の位置のうちの所定の位置にのみ
セラミック原料スラリーを充填する場合を含む概念であ
る。また、凹状段差部へのセラミック原料スラリーの塗
布量は、セラミック原料スラリーを塗布しなければ形成
される凹状段差部のくぼみの体積にほぼ対応する量であ
ることが望ましい。
極パターンの重なり状態により凹状段差部が生じること
になる積層体の所定の位置に、予めセラミック原料スラ
リーを塗布してからプレスすることにより、積層体に凹
状段差部が生じることを防止できるようになり、カット
ずれやデラミネーションの発生を防止して、所望の特性
を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造するこ
とが可能になる。なお、凹状段差部が生じることになる
積層体の所定の位置に、前記凹状段差部が生じないよう
に、予めセラミック原料スラリーを塗布するとは、内部
電極パターンの重なり状態により凹状段差部が生じるこ
とになるすべて位置にセラミック原料スラリーを充填す
る場合に限らず、複数の位置のうちの所定の位置にのみ
セラミック原料スラリーを充填する場合を含む概念であ
る。また、凹状段差部へのセラミック原料スラリーの塗
布量は、セラミック原料スラリーを塗布しなければ形成
される凹状段差部のくぼみの体積にほぼ対応する量であ
ることが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【0017】[実施形態1]まず、本願請求項2の発明
の実施形態について説明する。なお、この実施形態1で
は、積層セラミックコンデンサを製造する場合を例にと
って説明する。 まず、セラミック原料スラリー(例えば、チタン酸バ
リウム系セラミック原料を分散媒に分散させたスラリ
ー)をドクターブレード法などの方法により、シート化
してセラミックグリーンシートを形成する。 それから、図1に示すように、セラミックグリーンシ
ート1の表面に、スクリーン印刷などの方法により、複
数の内部電極パターン2を塗布する。 次いで、所定の位置に内部電極パターン2が形成され
たセラミックグリーンシート1を所定枚数(例えば10
0枚)積み重ねた後、静水圧プレスなどの方法によりプ
レスを行って積層体3(図2)を形成する。なお、図2
は、上下両面側に内部電極パターンの形成されていない
セラミックグリーンシート(外装シート)1aが配され
た積層体3を示している。図2に示すように、積層体3
には、プレス工程において、セラミックグリーンシート
1を介して内部電極パターン2が重なっている部分3a
と内部電極パターンが重なっていない部分3bの間に、
凹状段差部(くぼみ)4が生じている。 それから、図3に示すように、のプレス工程で形成
された積層体3の凹状段差部4に、ディスペンサーなど
を用いて、セラミックグリーンシート1用のセラミック
原料スラリーと同じ組成のセラミック原料スラリー5を
充填する。 次に、凹状段差部4に充填されたセラミック原料スラ
リー5の余剰部分(盛り上がった部分)5aを、図4に
示すように、ブレード6などの手段により除去し、積層
体3の表面を平坦化する。 その後、特に図示しないが、積層体を所定の位置でカ
ットして、個々の素子を切り出し、脱脂、本焼成を行っ
た後、所定の位置に内部電極と導通する外部電極を形成
することにより、積層セラミックコンデンサが形成され
る。
の実施形態について説明する。なお、この実施形態1で
は、積層セラミックコンデンサを製造する場合を例にと
って説明する。 まず、セラミック原料スラリー(例えば、チタン酸バ
リウム系セラミック原料を分散媒に分散させたスラリ
ー)をドクターブレード法などの方法により、シート化
してセラミックグリーンシートを形成する。 それから、図1に示すように、セラミックグリーンシ
ート1の表面に、スクリーン印刷などの方法により、複
数の内部電極パターン2を塗布する。 次いで、所定の位置に内部電極パターン2が形成され
たセラミックグリーンシート1を所定枚数(例えば10
0枚)積み重ねた後、静水圧プレスなどの方法によりプ
レスを行って積層体3(図2)を形成する。なお、図2
は、上下両面側に内部電極パターンの形成されていない
セラミックグリーンシート(外装シート)1aが配され
た積層体3を示している。図2に示すように、積層体3
には、プレス工程において、セラミックグリーンシート
1を介して内部電極パターン2が重なっている部分3a
と内部電極パターンが重なっていない部分3bの間に、
凹状段差部(くぼみ)4が生じている。 それから、図3に示すように、のプレス工程で形成
された積層体3の凹状段差部4に、ディスペンサーなど
を用いて、セラミックグリーンシート1用のセラミック
原料スラリーと同じ組成のセラミック原料スラリー5を
充填する。 次に、凹状段差部4に充填されたセラミック原料スラ
リー5の余剰部分(盛り上がった部分)5aを、図4に
示すように、ブレード6などの手段により除去し、積層
体3の表面を平坦化する。 その後、特に図示しないが、積層体を所定の位置でカ
ットして、個々の素子を切り出し、脱脂、本焼成を行っ
た後、所定の位置に内部電極と導通する外部電極を形成
することにより、積層セラミックコンデンサが形成され
る。
【0018】この実施形態1においては、プレス工程に
おいて内部電極パターン2の重なり状態により生じた積
層体3の凹状段差部4に、セラミック原料スラリー5を
充填した後、余剰部分5aを除去するようにしているの
で、凹状段差部がセラミック原料スラリーにより埋めら
れて平坦になった状態で積層体3がカットされるため、
カットずれやデラミネーションの発生を防止して、所望
の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造
することができる。
おいて内部電極パターン2の重なり状態により生じた積
層体3の凹状段差部4に、セラミック原料スラリー5を
充填した後、余剰部分5aを除去するようにしているの
で、凹状段差部がセラミック原料スラリーにより埋めら
れて平坦になった状態で積層体3がカットされるため、
カットずれやデラミネーションの発生を防止して、所望
の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造
することができる。
【0019】なお、この実施形態1では、プレスするこ
とにより積層体3に生じたすべての凹状段差部4にセラ
ミック原料スラリー5を充填するようにした場合につい
て説明したが、複数の凹状段差部4のうちの所定の凹状
段差部、例えば比較的段差の大きい段差部にのみセラミ
ック原料スラリーを充填するように構成することも可能
である。
とにより積層体3に生じたすべての凹状段差部4にセラ
ミック原料スラリー5を充填するようにした場合につい
て説明したが、複数の凹状段差部4のうちの所定の凹状
段差部、例えば比較的段差の大きい段差部にのみセラミ
ック原料スラリーを充填するように構成することも可能
である。
【0020】また、この実施形態1では、所定枚数(例
えば100枚)のセラミックグリーンシートを全て積層
して一度にプレスを行って積層体を形成し、その凹状段
差部にセラミック原料スラリーを充填した場合について
説明したが、セラミックグリーンシートの積層枚数が、
200枚、300枚と多くなるような場合には、例え
ば、100枚ずつ積層してそれぞれをプレスした後、形
成される凹状段差部にセラミック原料スラリーを充填
し、その後、各積層体を積層した後、全体をまとめてプ
レスするように構成することも可能である。
えば100枚)のセラミックグリーンシートを全て積層
して一度にプレスを行って積層体を形成し、その凹状段
差部にセラミック原料スラリーを充填した場合について
説明したが、セラミックグリーンシートの積層枚数が、
200枚、300枚と多くなるような場合には、例え
ば、100枚ずつ積層してそれぞれをプレスした後、形
成される凹状段差部にセラミック原料スラリーを充填
し、その後、各積層体を積層した後、全体をまとめてプ
レスするように構成することも可能である。
【0021】また、この実施形態1では、上記におい
て、凹状段差部4に充填されたセラミック原料スラリー
5の余剰部分(盛り上がった部分)5aを、図4に示す
ように、ブレード6などの手段により除去するようにし
ているが、セラミック原料スラリーが盛り上がらないよ
うに(すなわち、余剰部分が生じないように)適量充填
することにより、余剰部分を除去する工程を省略するこ
とも可能である。なお、凹状段差部に充填されたセラミ
ック原料スラリーの余剰部分を除去する工程を省略した
場合には、本願請求項1の積層セラミック電子部品の製
造方法の実施形態の一態様となる。
て、凹状段差部4に充填されたセラミック原料スラリー
5の余剰部分(盛り上がった部分)5aを、図4に示す
ように、ブレード6などの手段により除去するようにし
ているが、セラミック原料スラリーが盛り上がらないよ
うに(すなわち、余剰部分が生じないように)適量充填
することにより、余剰部分を除去する工程を省略するこ
とも可能である。なお、凹状段差部に充填されたセラミ
ック原料スラリーの余剰部分を除去する工程を省略した
場合には、本願請求項1の積層セラミック電子部品の製
造方法の実施形態の一態様となる。
【0022】[実施形態2]次に、本願請求項3の発明
の実施形態について説明する。なお、この実施形態2で
も、積層セラミックコンデンサを製造する場合を例にと
って説明する。この実施形態2では、凹状段差部にセラ
ミック原料スラリーと同じ組成のセラミック原料スラリ
ーを充填するまでの工程は、上記実施形態1の場合と同
じであるため、図1〜図3及び上記実施形態1の〜
の説明を援用し、その後の工程を以下の以下において
説明する。 凹状段差部4にセラミック原料スラリー5が充填され
た積層体3(図3)を、セラミック原料スラリーの過剰
部分5aを平坦にすることができる程度の軽い圧力でプ
レスして表面を平坦に整形する。 その後、特に図示しないが、プレスされた積層体を所
定の位置でカットして、個々の素子を切り出し、脱脂、
本焼成を行った後、所定の位置に内部電極と導通する外
部電極を形成することにより、積層セラミックコンデン
サが形成される。
の実施形態について説明する。なお、この実施形態2で
も、積層セラミックコンデンサを製造する場合を例にと
って説明する。この実施形態2では、凹状段差部にセラ
ミック原料スラリーと同じ組成のセラミック原料スラリ
ーを充填するまでの工程は、上記実施形態1の場合と同
じであるため、図1〜図3及び上記実施形態1の〜
の説明を援用し、その後の工程を以下の以下において
説明する。 凹状段差部4にセラミック原料スラリー5が充填され
た積層体3(図3)を、セラミック原料スラリーの過剰
部分5aを平坦にすることができる程度の軽い圧力でプ
レスして表面を平坦に整形する。 その後、特に図示しないが、プレスされた積層体を所
定の位置でカットして、個々の素子を切り出し、脱脂、
本焼成を行った後、所定の位置に内部電極と導通する外
部電極を形成することにより、積層セラミックコンデン
サが形成される。
【0023】この実施形態2においては、内部電極パタ
ーン2の重なり状態により生じた積層体3の凹状段差部
4にセラミック原料スラリー5を充填した後、セラミッ
ク原料スラリー5の過剰部分5a(図3)を平坦にする
ことができる程度の軽いプレスを行うだけで、積層体3
を平坦化することができるため、生産効率を向上させる
ことができる。また、凹状段差部がセラミック原料スラ
リーにより埋められて平坦になった状態で積層体がカッ
トされるため、カットずれやデラミネーションの発生を
防止して、所望の特性を備えた積層セラミック電子部品
を効率よく製造することができる。
ーン2の重なり状態により生じた積層体3の凹状段差部
4にセラミック原料スラリー5を充填した後、セラミッ
ク原料スラリー5の過剰部分5a(図3)を平坦にする
ことができる程度の軽いプレスを行うだけで、積層体3
を平坦化することができるため、生産効率を向上させる
ことができる。また、凹状段差部がセラミック原料スラ
リーにより埋められて平坦になった状態で積層体がカッ
トされるため、カットずれやデラミネーションの発生を
防止して、所望の特性を備えた積層セラミック電子部品
を効率よく製造することができる。
【0024】[実施形態3]次に、本願請求項4の発明
の実施形態について説明する。なお、この実施形態3に
おいても、積層セラミックコンデンサを製造する場合を
例にとって説明する。 まず、上記実施形態1の場合と同様に、セラミック原
料スラリー(例えば、チタン酸バリウム系セラミック原
料を分散媒に分散させたスラリー)をドクターブレード
法などの方法により、シート化してセラミックグリーン
シートを形成する。 それから、図1に示すように、セラミックグリーンシ
ート1の表面に、スクリーン印刷などの方法により、複
数の内部電極パターン2を塗布する。 次いで、図5に示すように、所定の位置に内部電極パ
ターン2が形成されたセラミックグリーンシート1を所
定枚数(例えば100枚)積み重ねる。なお、図5は、
上下両面側に内部電極パターンの形成されていないセラ
ミックグリーンシート(外装シート)1aが配された積
層体13を示している。そして、この後に、図6に示す
ように、上記セラミックグリーンシート1を積層してプ
レスした場合に、内部電極パターン2の重なり状態によ
り凹状段差部が生じることになる積層体13の所定の位
置14に、セラミックグリーンシート1用のセラミック
原料スラリーと同じ組成のセラミック原料スラリー5を
所定厚みで塗布する。なお、この場合、積層体13に塗
布されたセラミック原料スラリー5は積層体13の表面
から盛り上がった状態となる。 それから、所定の位置14にセラミック原料スラリー
5が塗布された積層体13をプレスする。 このとき、凹状段差部が生じることになる部分にセラミ
ック原料スラリー5が塗布されているため、プレスの工
程においても凹状段差部が生じることがなく、積層体1
3は平坦面とされる。 その後、特に図示しないが、プレスされた積層体を所
定の位置でカットして、個々の素子を切り出し、脱脂、
本焼成を行った後、所定の位置に内部電極と導通する外
部電極を形成することにより、積層セラミックコンデン
サが形成される。
の実施形態について説明する。なお、この実施形態3に
おいても、積層セラミックコンデンサを製造する場合を
例にとって説明する。 まず、上記実施形態1の場合と同様に、セラミック原
料スラリー(例えば、チタン酸バリウム系セラミック原
料を分散媒に分散させたスラリー)をドクターブレード
法などの方法により、シート化してセラミックグリーン
シートを形成する。 それから、図1に示すように、セラミックグリーンシ
ート1の表面に、スクリーン印刷などの方法により、複
数の内部電極パターン2を塗布する。 次いで、図5に示すように、所定の位置に内部電極パ
ターン2が形成されたセラミックグリーンシート1を所
定枚数(例えば100枚)積み重ねる。なお、図5は、
上下両面側に内部電極パターンの形成されていないセラ
ミックグリーンシート(外装シート)1aが配された積
層体13を示している。そして、この後に、図6に示す
ように、上記セラミックグリーンシート1を積層してプ
レスした場合に、内部電極パターン2の重なり状態によ
り凹状段差部が生じることになる積層体13の所定の位
置14に、セラミックグリーンシート1用のセラミック
原料スラリーと同じ組成のセラミック原料スラリー5を
所定厚みで塗布する。なお、この場合、積層体13に塗
布されたセラミック原料スラリー5は積層体13の表面
から盛り上がった状態となる。 それから、所定の位置14にセラミック原料スラリー
5が塗布された積層体13をプレスする。 このとき、凹状段差部が生じることになる部分にセラミ
ック原料スラリー5が塗布されているため、プレスの工
程においても凹状段差部が生じることがなく、積層体1
3は平坦面とされる。 その後、特に図示しないが、プレスされた積層体を所
定の位置でカットして、個々の素子を切り出し、脱脂、
本焼成を行った後、所定の位置に内部電極と導通する外
部電極を形成することにより、積層セラミックコンデン
サが形成される。
【0025】この実施形態3においては、内部電極パタ
ーン2の重なり状態により凹状段差部が生じることにな
る積層体13の所定の位置14に、予めセラミック原料
スラリー5を塗布してからプレスするようにしているの
で、プレス後の積層体13に凹状段差部が生じず、カッ
トずれやデラミネーションの発生を防止して、所望の特
性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造する
ことができる。
ーン2の重なり状態により凹状段差部が生じることにな
る積層体13の所定の位置14に、予めセラミック原料
スラリー5を塗布してからプレスするようにしているの
で、プレス後の積層体13に凹状段差部が生じず、カッ
トずれやデラミネーションの発生を防止して、所望の特
性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造する
ことができる。
【0026】上記実施形態3では、凹状段差部が生じる
ことになる積層体13の所定の位置14のすべてに、予
めセラミック原料スラリー5を塗布するようにした場合
について説明したが、凹状段差部が生じることになる積
層体13の複数の位置14のうちの所定の位置、例え
ば、比較的大きい段差が生じる所定の位置にのみセラミ
ック原料スラリーを塗布するように構成することも可能
である。また、生じる凹状段差部の大きさによって、位
置14に塗布するセラミック原料スラリーの厚みを変え
ることも実効のある方法である。
ことになる積層体13の所定の位置14のすべてに、予
めセラミック原料スラリー5を塗布するようにした場合
について説明したが、凹状段差部が生じることになる積
層体13の複数の位置14のうちの所定の位置、例え
ば、比較的大きい段差が生じる所定の位置にのみセラミ
ック原料スラリーを塗布するように構成することも可能
である。また、生じる凹状段差部の大きさによって、位
置14に塗布するセラミック原料スラリーの厚みを変え
ることも実効のある方法である。
【0027】また、この実施形態3では、所定枚数(例
えば100枚)のセラミックグリーンシートを全て積層
した後、積層体の所定の位置にセラミック原料スラリー
を塗布して一度にプレスするようにした場合について説
明したが、セラミックグリーンシートの積層枚数が、2
00枚、300枚と多くなるような場合には、例えば、
100枚ずつ積層し、それぞれの所定の位置にセラミッ
ク原料スラリーを塗布してプレスした後、各積層体を積
層し、全体をまとめてプレスするように構成することも
可能である。
えば100枚)のセラミックグリーンシートを全て積層
した後、積層体の所定の位置にセラミック原料スラリー
を塗布して一度にプレスするようにした場合について説
明したが、セラミックグリーンシートの積層枚数が、2
00枚、300枚と多くなるような場合には、例えば、
100枚ずつ積層し、それぞれの所定の位置にセラミッ
ク原料スラリーを塗布してプレスした後、各積層体を積
層し、全体をまとめてプレスするように構成することも
可能である。
【0028】なお、上記実施形態1,2及び3では、積
層セラミックコンデンサを製造する場合を例にとって説
明したが、本願発明は、その他にも積層バリスタ、積層
LC複合部品、多層基板など種々の積層セラミック電子
部品を製造する場合に適用することが可能である。
層セラミックコンデンサを製造する場合を例にとって説
明したが、本願発明は、その他にも積層バリスタ、積層
LC複合部品、多層基板など種々の積層セラミック電子
部品を製造する場合に適用することが可能である。
【0029】また、上記実施形態1,2及び3では、凹
状段差部に充填されるセラミック原料スラリーとして、
積層体を構成するセラミック原料スラリーを用いた場合
について説明したが、異なる組成のセラミック原料スラ
リーを用いることも可能である。
状段差部に充填されるセラミック原料スラリーとして、
積層体を構成するセラミック原料スラリーを用いた場合
について説明したが、異なる組成のセラミック原料スラ
リーを用いることも可能である。
【0030】なお、本願発明は、さらにその他の点にお
いても上記の各実施形態に限定されるものではなく、内
部電極パターンの具体的な形状や、セラミックグリーン
シートへの配設態様、セラミックグリーンシートの積層
枚数、凹状段差部へのセラミック原料スラリーの充填方
法や積層体の所定の位置へのセラミック原料スラリーの
塗布方法などに関し、発明の要旨の範囲内において、種
々の応用、変形を加えることが可能である。
いても上記の各実施形態に限定されるものではなく、内
部電極パターンの具体的な形状や、セラミックグリーン
シートへの配設態様、セラミックグリーンシートの積層
枚数、凹状段差部へのセラミック原料スラリーの充填方
法や積層体の所定の位置へのセラミック原料スラリーの
塗布方法などに関し、発明の要旨の範囲内において、種
々の応用、変形を加えることが可能である。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本願請求項1の発明の積
層セラミック電子部品の製造方法は、積層体の表面に生
じた凹状段差部に、セラミック原料スラリーを充填する
ようにしているので、複雑な工程を必要とすることなく
積層体を容易に平坦化することできる。その結果、凹状
段差部のない状態で積層体をカットすることが可能にな
り、カットずれやデラミネーションの発生を防止して、
所望の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく
製造することが可能になる。また、カットずれの発生を
防止することが可能になるため、内部電極パターンの間
隔、つまり、内部電極の周辺のギャップ部の間隔を小さ
くすることができるようになり、積層セラミック電子部
品の小型化を図ることが可能になる。また、内部電極パ
ターンの厚みのバラツキによる段差部の発生も防止する
ことが可能になる。
層セラミック電子部品の製造方法は、積層体の表面に生
じた凹状段差部に、セラミック原料スラリーを充填する
ようにしているので、複雑な工程を必要とすることなく
積層体を容易に平坦化することできる。その結果、凹状
段差部のない状態で積層体をカットすることが可能にな
り、カットずれやデラミネーションの発生を防止して、
所望の特性を備えた積層セラミック電子部品を効率よく
製造することが可能になる。また、カットずれの発生を
防止することが可能になるため、内部電極パターンの間
隔、つまり、内部電極の周辺のギャップ部の間隔を小さ
くすることができるようになり、積層セラミック電子部
品の小型化を図ることが可能になる。また、内部電極パ
ターンの厚みのバラツキによる段差部の発生も防止する
ことが可能になる。
【0032】また、本願請求項2の積層セラミック電子
部品の製造方法のように、積層体の表面に生じた凹状段
差部に、セラミック原料スラリーを充填した後、過剰の
セラミック原料スラリーを除去するようにした場合、確
実に積層体の表面の凹状段差部を平らにすることが可能
になり、本願発明をより実効あらしめることができる。
部品の製造方法のように、積層体の表面に生じた凹状段
差部に、セラミック原料スラリーを充填した後、過剰の
セラミック原料スラリーを除去するようにした場合、確
実に積層体の表面の凹状段差部を平らにすることが可能
になり、本願発明をより実効あらしめることができる。
【0033】また、本願請求項3の発明の積層セラミッ
ク電子部品の製造方法のように、プレス工程においてセ
ラミックグリーンシートを介した内部電極パターンの重
なり状態により生じる積層体の凹状段差部にセラミック
原料スラリーを充填した後、積層体をプレスするように
した場合、セラミック原料スラリーの過剰部分を平坦に
することができる程度の軽いプレスを行うだけで、積層
体をより確実に平坦化することが可能になり、カットず
れやデラミネーションの発生を防止して、所望の特性を
備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造すること
ができる。また、その他の点においも、上述の請求項1
の積層セラミック電子部品の製造方法の場合と同様の効
果を得ることができる。
ク電子部品の製造方法のように、プレス工程においてセ
ラミックグリーンシートを介した内部電極パターンの重
なり状態により生じる積層体の凹状段差部にセラミック
原料スラリーを充填した後、積層体をプレスするように
した場合、セラミック原料スラリーの過剰部分を平坦に
することができる程度の軽いプレスを行うだけで、積層
体をより確実に平坦化することが可能になり、カットず
れやデラミネーションの発生を防止して、所望の特性を
備えた積層セラミック電子部品を効率よく製造すること
ができる。また、その他の点においも、上述の請求項1
の積層セラミック電子部品の製造方法の場合と同様の効
果を得ることができる。
【0034】また、本願請求項4の積層セラミック電子
部品の製造方法は、内部電極パターンの重なり状態によ
り凹状段差部が生じることになる積層体の所定の位置
に、予めセラミック原料スラリーを塗布してからプレス
するようにしているので、積層体に凹状段差部が生じる
ことを防止して、カットずれやデラミネーションが発生
することを防止できるだけでなく、内部電極のひずみや
積みずれをも防止して、所望の特性を備えた積層セラミ
ック電子部品を効率よく製造することが可能になる。な
お、本願発明の方法によれば、積層体の凹状段差部に充
填すべきセラミック原料スラリーの量、あるいは、積層
体の所定の位置に塗布すべきセラミック原料スラリーの
量を調整できるので、積層セラミック電子部品を構成す
る積層体の最外層に、電極の形成されていないシート
(外装シート)を形成すること及び外装シートの厚みを
調整することが容易になり、製造工程を簡略化して生産
性を向上させることが可能になる。
部品の製造方法は、内部電極パターンの重なり状態によ
り凹状段差部が生じることになる積層体の所定の位置
に、予めセラミック原料スラリーを塗布してからプレス
するようにしているので、積層体に凹状段差部が生じる
ことを防止して、カットずれやデラミネーションが発生
することを防止できるだけでなく、内部電極のひずみや
積みずれをも防止して、所望の特性を備えた積層セラミ
ック電子部品を効率よく製造することが可能になる。な
お、本願発明の方法によれば、積層体の凹状段差部に充
填すべきセラミック原料スラリーの量、あるいは、積層
体の所定の位置に塗布すべきセラミック原料スラリーの
量を調整できるので、積層セラミック電子部品を構成す
る積層体の最外層に、電極の形成されていないシート
(外装シート)を形成すること及び外装シートの厚みを
調整することが容易になり、製造工程を簡略化して生産
性を向上させることが可能になる。
【図1】本願発明の一実施形態にかかる積層セラミック
電子部品の製造方法において形成された内部電極パター
ンが印刷されたセラミックグリーンシートを示す図であ
る。
電子部品の製造方法において形成された内部電極パター
ンが印刷されたセラミックグリーンシートを示す図であ
る。
【図2】本願発明の一実施形態にかかる積層セラミック
電子部品の製造方法において形成されたプレス後の積層
体を示す断面図である。
電子部品の製造方法において形成されたプレス後の積層
体を示す断面図である。
【図3】本願発明の一実施形態にかかる積層セラミック
電子部品の製造方法の一工程において積層体の凹状段差
部にセラミック原料スラリーを充填した状態を示す断面
図である。
電子部品の製造方法の一工程において積層体の凹状段差
部にセラミック原料スラリーを充填した状態を示す断面
図である。
【図4】本願発明の一実施形態にかかる積層セラミック
電子部品の製造方法の一工程において積層体の凹状段差
部に充填したセラミック原料スラリーの余剰部を除去し
ている状態を示す図である。
電子部品の製造方法の一工程において積層体の凹状段差
部に充填したセラミック原料スラリーの余剰部を除去し
ている状態を示す図である。
【図5】本願発明の他の実施形態においてセラミックグ
リーンシートを積層した状態を示す断面図である。
リーンシートを積層した状態を示す断面図である。
【図6】本願発明の他の実施形態において形成された積
層体の所定の位置にセラミック原料スラリーを塗布した
状態を示す斜視図である。
層体の所定の位置にセラミック原料スラリーを塗布した
状態を示す斜視図である。
【図7】積層セラミック電子部品(積層セラミックコン
デンサ)を示す断面図である。
デンサ)を示す断面図である。
【図8】従来の積層セラミック電子部品の製造方法の一
工程において、セラミックグリーンシートに内部電極パ
ターンを形成した状態を示す平面図である。
工程において、セラミックグリーンシートに内部電極パ
ターンを形成した状態を示す平面図である。
【図9】従来の積層セラミックコンデンサの製造方法の
一工程において積層体をプレスした状態を示す断面図で
ある。
一工程において積層体をプレスした状態を示す断面図で
ある。
1 セラミックグリーンシート 1a 内部電極パターンの形成されていな
いセラミックグリーンシート 2 内部電極パターン 3,13 積層体 3a 内部電極が重なっている部分 3b 内部電極が重なっていない部分 4 凹状段差部 5 セラミック原料スラリー 5a セラミック原料スラリーの余剰部分 6 ブレード 14 積層体の凹状段差部が生じることに
なる位置
いセラミックグリーンシート 2 内部電極パターン 3,13 積層体 3a 内部電極が重なっている部分 3b 内部電極が重なっていない部分 4 凹状段差部 5 セラミック原料スラリー 5a セラミック原料スラリーの余剰部分 6 ブレード 14 積層体の凹状段差部が生じることに
なる位置
Claims (4)
- 【請求項1】表面に複数の内部電極パターンが配設され
たセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体を
形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造する
方法において、 積層体の表面に生じた凹状段差部に、セラミック原料ス
ラリーを充填することにより、積層体を平坦化する工程
を具備することを特徴とする積層セラミック電子部品の
製造方法。 - 【請求項2】表面に複数の内部電極パターンが配設され
たセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体を
形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造する
方法において、 積層体の表面に生じた凹状段差部に、セラミック原料ス
ラリーを充填した後、 過剰のセラミック原料スラリーを除去することにより、
積層体を平坦化する工程を具備することを特徴とする積
層セラミック電子部品の製造方法。 - 【請求項3】表面に複数の内部電極パターンが配設され
たセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体を
形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造する
方法において、 表面に複数の内部電極パターンが配設されたセラミック
グリーンシートを積層してプレスを行うプレス工程と、 プレス工程においてプレスされた積層体の、セラミック
グリーンシートを介した内部電極パターンの重なり状態
により生じる凹状段差部にセラミック原料スラリーを充
填する充填工程と、 前記凹状段差部にセラミック原料スラリーが充填された
積層体をプレスして、その表面を平坦にする工程とを具
備することを特徴とする積層セラミック電子部品の製造
方法。 - 【請求項4】表面に複数の内部電極パターンが配設され
たセラミックグリーンシートを積層、圧着して積層体を
形成する工程を経て積層セラミック電子部品を製造する
方法において、 表面に複数の内部電極パターンが配設されたセラミック
グリーンシートを積層してプレスすることにより積層体
を形成する際に、セラミックグリーンシートを介した内
部電極パターンの重なり状態により凹状段差部が生じる
ことになる積層体の所定の位置に、前記凹状段差部が生
じないように、予めセラミック原料スラリーを塗布して
からプレスすることを特徴とする積層セラミック電子部
品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337988A JPH11162781A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9337988A JPH11162781A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11162781A true JPH11162781A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18313893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9337988A Pending JPH11162781A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11162781A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007335685A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Ngk Spark Plug Co Ltd | コンデンサ、配線基板 |
| US7394644B2 (en) | 2005-05-25 | 2008-07-01 | Tdk Corporation | Laminated ceramic capacitor and manufacturing method therefor |
| US8125765B2 (en) | 2009-04-22 | 2012-02-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Laminated ceramic electronic component |
| JP2013135221A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-08 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層セラミック電子部品及びその製造方法 |
| JP2014022719A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層セラミック電子部品及びその製造方法 |
| WO2024116557A1 (ja) * | 2022-11-30 | 2024-06-06 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミック電子部品 |
| US12080483B2 (en) | 2020-08-18 | 2024-09-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of producing multilayer ceramic electronic component, and multilayer ceramic electronic component |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP9337988A patent/JPH11162781A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR20140012321A (ko) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 전자 부품 및 그 제조 방법 |
| US12080483B2 (en) | 2020-08-18 | 2024-09-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of producing multilayer ceramic electronic component, and multilayer ceramic electronic component |
| WO2024116557A1 (ja) * | 2022-11-30 | 2024-06-06 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミック電子部品 |
| JPWO2024116557A1 (ja) * | 2022-11-30 | 2024-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021119 |