JPH11162991A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11162991A
JPH11162991A JP33065297A JP33065297A JPH11162991A JP H11162991 A JPH11162991 A JP H11162991A JP 33065297 A JP33065297 A JP 33065297A JP 33065297 A JP33065297 A JP 33065297A JP H11162991 A JPH11162991 A JP H11162991A
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JP
Japan
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heat treatment
epitaxial layer
thickness
hydrogen heat
semiconductor device
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JP33065297A
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Takeshi Nagata
豪 永田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エピタキシャルウェーハや無欠陥層のあるウ
ェーハを使用し、デバイスプロセス中に重金属などの不
純物をゲッタリングして、pn接合リークを低減し、そ
れに伴いメモリセルの電荷保持時間を長く、固体撮像装
置の白傷レベルを低減する。 【解決手段】 半導体デバイス製造の最終工程におい
て、デバイスの製造されるウェーハ中の箇所の不純物を
ゲッタリングすることを目的として、ゲッタリングされ
る所望の汚染元素の拡散距離が、エピタキシャル層や無
欠陥層の厚さ以上になるような時間、新たに400℃か
ら500℃の水素熱処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、特に素子領域中のデバイス特性を劣化する
重金属などの不純物や結晶欠陥を素子領域から除去する
ゲッタリング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程において、デバイ
ス動作領域にFe、Cuといった重金属などの不純物が
存在するとデバイス特性が劣化するため、これらの不純
物を除去するゲッタリング技術がある。このゲッタリン
グ技術としては、特開平6−20897号公報に開示さ
れているように、エピタキシャルウェーハの高酸素濃度
+基板をSi簿膜の気相成長前に水素を含む雰囲気内
で熱処理、例えば1000℃で3分間以上保持する処理
を施し、強力なゲッタリング能力をもたせる方法があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術のゲッタリング技術にあっては、エピタキ
シャルウェーハのゲッタリング処理は、デバイスプロセ
ス以前に行うゲッタリング処理であるために、エピタキ
シャル成長時に混入する重金属などの不純物のゲッタリ
ングは可能であるが、デバイスプロセス中に混入する重
金属などの不純物のゲッタリングはできないという問題
点があった。
【0004】本発明は上記の問題点に着目して成された
ものであって、その目的とするところは、デバイスプロ
セス中に混入する重金属などの不純物をゲッタリング
し、従来よりもpn接合リークを低減し、それに伴いメ
モリセルの電荷保持時間を長くし、固体撮像装置の白傷
レベルを低減することができる半導体装置の製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体デバイス製造の最終工程において、新たに330
℃から800℃の水素熱処理を施すようにして、前記半
導体デバイス製造により製造されるウェーハ中の不純物
をゲッタリングするようにしたことを特徴とする。
【0006】したがって、半導体デバイス製造の最終工
程となるように新たに挿入した330℃から800℃の
水素熱処理は、半導体デバイス製造終了時での重金属な
どの不純物のゲッタリング状態を決定する。これは、本
発明で新たに挿入した水素熱処理以後に、半導体デバイ
ス製造中のような熱処理が行われず、不純物の拡散や、
ゲッタリングサイトからの再放出がほとんどなくなるた
めである。
【0007】330℃から800℃の水素熱処理をCZ
ウェーハに行った場合、イントリンシックゲッタリン
グ、イクストリンシックゲッタリングともに、800℃
以上の熱処理よりゲッタリング効率が大きく、ゲッタリ
ングが完全に終了しないうちは、ゲッタリングはその水
素熱処理の時間が長い程進む。
【0008】したがって、デバイスプロセス中に混入す
る重金属などの不純物をゲッタリングし、従来よりもp
n接合リークを低減し、それに伴いメモリセルであれば
電荷保持時間を長くし、固体撮像装置であれば白傷レベ
ルを低減することができる。
【0009】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る半導体装置の製造方法は、請求項1に
記載の半導体装置の製造方法において、前記水素熱処理
がエピタキシャルウェーハについて行われ、この水素熱
処理が、ゲッタリングする所望の汚染元素の拡散距離が
前記エピタキシャル層の厚さ以上になるような時間で行
われる。
【0010】このように、上記した水素熱処理が、エピ
タキシャルウェーハについて行われ、ゲッタリングされ
る所望の汚染元素の拡散距離が、使用されるエピタキシ
ャル層の厚さ以上になるような時間の水素熱処理とする
と、エピタキシャル層中に存在した重金属などの不純物
が、エピタキシャル層を堆積したゲッタリングサイトと
なる基板側に拡散し、捕獲される。
【0011】したがって、デバイスプロセス中に混入す
る重金属などの不純物をゲッタリングし、従来よりもp
n接合リークを低減し、それに伴いメモリセルであれば
電荷保持時間を長くし、固体撮像装置であれば白傷レベ
ルを低減することができる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る半導体装置の製造方法は、請求項1に
記載の半導体装置の製造方法において、エピタキシャル
ウェーハのエピタキシャル層を積んだ基板が結晶欠陥を
以上含んだ基板であり、前記水素熱処理が、ゲッタリン
グする所望の汚染元素の拡散距離が前記エピタキシャル
層の厚さ以上になるような時間で行われる。
【0013】したがって、エピタキシャルウェーハのエ
ピタキシャル層を積んだ基板が結晶欠陥を1×106
cm3以上含んだ基板とした場合、基板側は更に強力な
ゲッタリングサイトとなる。ゲッタリングする所望の汚
染元素の拡散距離が、このエピタキシャル層の厚さ以上
になるような時間の上記した水素熱処理とすると、エピ
タキシャル層中に存在した重金属などの不純物が、ゲッ
タリングサイトとなる基板側に拡散し、捕獲される。
【0014】したがって、デバイスプロセス中に混入す
る重金属などの不純物をゲッタリングし、従来よりもp
n接合リークを低減し、それに伴いメモリセルであれば
電荷保持時間を長くし、固体撮像装置であれば白傷レベ
ルを低減することができる。
【0015】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る半導体装置の製造方法は、請求項1に
記載の半導体装置の製造方法において、前記水素熱処理
が無欠陥層が表面にあるSiウェーハに行われ、この水
素熱処理が、ゲッタリングする所望の汚染元素の拡散距
離が前記無欠陥層の厚さ以上になるような時間で行われ
る。
【0016】したがって、無欠陥層が表面にあるSiウ
ェーハに、ゲッタリングする所望の汚染元素の拡散距離
が、その無欠陥層の厚さ以上になるような時間の上記水
素熱処理を行うと、無欠陥層に存在した重金属などの不
純物が無欠陥層よりウェーハ深さ方向にあるゲッタリン
グサイトとなる欠陥層に拡散し、捕獲される。
【0017】したがって、デバイスプロセス中に混入す
る重金属などの不純物をゲッタリングし、従来よりもp
n接合リークを低減し、それに伴いメモリセルであれば
電荷保持時間を長くし、固体撮像装置であれば白傷レベ
ルを低減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本出願請求項1の発明に係る半導体装置の製造方
法では、半導体デバイス製造の最終工程において、新た
に330℃から800℃の水素熱処理を施す。ここで水
素熱処理温度を330℃から800℃とするのは、水素
熱処理温度が330℃未満では拡散時間が充分ではな
く、充分にゲッタリングすることができない。一方水素
熱処理温度が800℃を超えるとボロン、ヒ素、リン、
フッ化ボロン等のドナー又はアクセプターとして本来有
用な元素が拡散を開始し不都合である。この水素熱処理
温度は好ましくは350℃〜500℃であるのがよく、
さらに好ましくは380℃〜450℃であるのがよい。
【0019】次ぎに、本発明に係る半導体装置の製造方
法の実施の形態を図面を参照して説明する。本発明の半
導体製造方法では、図1に示すように半導体基板1とし
て例えばボロンドーパントのp+型Si基板を使用し、
その表面に化学気相成長によりボロンドーパントのp型
Siエピタキシャル層2を成長し、そのp+型エピタキ
シャル層2の表面側にボロイオン注入によりp型ウェル
3を形成し、フォトエッチング法により1辺が1mmの正
方形に形付けられたpnリーク測定領域を取り巻くよう
に素子分離用の熱酸化膜5を所定の厚さで形成する。そ
の後、n型イオン注入層4をp+型エピタキシャル層2
の表面側にリンイオン注入により形成する。
【0020】その後、層間絶縁酸化膜6を化学気相成長
法で形成し、n型イオン注入層と多結晶Si電極7が導
通するようにコンタクトを形成し、多結晶Si電極7を
付着する。本発明の半導体製造方法では、図1の半導体
装置を作製するプロセスの最終工程に330℃から80
0℃の水素熱処理を行う。p型エピタキシャル層2の厚
さは所望の汚染元素の拡散距離と、水素熱処理時間との
兼ね合いで種々設定され、5μm乃至20μm程度とさ
れる。
【0021】
【実施例】(第1の実施例)本発明に係る半導体装置の
製造方法の第1の実施例を前述した図1及び図2に基づ
いて説明する。図1に示すように半導体基板1としてボ
ロンドーパントのp+型Si基板を使用し、その表面に
化学気相成長によりボロンドーパントのp型Siエピタ
キシャル層2を成長し、そのp+型エピタキシャル層2
の表面側にボロイオン注入によりp型ウェル3を形成
し、フォトエッチング法により1辺が1mmの正方形に形
付けられたpnリーク測定領域を取り巻くように素子分
離用の熱酸化膜5を4000オングストロームの厚さで
形成した。その後、n型イオン注入層4をp+型エピタ
キシャル層2の表面側にリンイオン注入により形成し
た。
【0022】その後、層間絶縁酸化膜6を化学気相成長
法で形成し、n型イオン注入層と多結晶Si電極7が導
通するようにコンタクトを形成し、多結晶Si電極7を
付着した。図1の半導体装置を作製するプロセスの最終
工程に400℃の水素熱処理を20分行った。p型エピ
タキシャル層2の厚さは5μm、10μm、20μmの
3種類使用した。
【0023】それにより、図2に示される結果を得た。
図2は実施例の結果をエピタキシャル層2の厚さとリー
ク電流の関係として示したグラフである。その結果、計
測時の逆バイアス電圧は5Vであった。Feをゲッタリ
ングする所望の汚染元素と仮定した場合、400℃の水
素熱処理を20分行った時の拡散距離は、15μmであ
る。第1の実施例ではエピタキシャル層2の厚さが20
μmとFeの拡散距離に達していないときに比べ、エピ
タキシャル層2の厚さ10μm、5μmとゲッタリング
が進みやすくなるにつれてリーク電流は減少している。
【0024】次ぎに以上の実施例1における反応機構に
つき説明する。半導体基板1としてp+型Si基板の表
面側に化学気相成長によりp型Siエピタキシャル層2
を成長した。半導体基板1側に存在するドーパント、特
にボロンはFeと200℃以下でペアを形成することが
知られている。表面側のエピタキシャル層2よりも半導
体基板1のボロン濃度は大きいので、エピタキシャル層
2中のFeなどの重金属不純物はデバイスプロセス中に
半導体基板1側に移動し、半導体基板1側でゲッタリン
グする。
【0025】図1の半導体装置を製造するプロセスの最
終工程で400℃の水素熱処理を20分行った。この温
度は、ゲッタリング効率を上げることを目的として設定
されており、20分の熱処理時間は半導体装置の製造に
おいて汚染元素の1つとして知られているFeの拡散距
離15μmとゲッタリングサイトまでの距離となるエピ
タキシャル層2の厚さとの関係を調べるためである。
【0026】図2のようにリーク電流を測定した結果、
エピタキシャル層2の厚さが20μmとFeの拡散距離
に達していない時に比べ、エピタキシャル層2の厚さが
10μm、5μmとなるにつれてリーク電流は減少し
た。これは、エピタキシャル層2の厚さが20μmよ
り、10μm、5μmとゲッタリングサイトまでの距離
が短いほど、Feなどの重金属不純物が半導体基板1側
に多く移動し、ゲッタリングされたためと考えられる。
【0027】(第2の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第2の実施例を図1及び図3に示す。本発
明の第2の実施例では、上記した第1の実施例の半導体
基板1を用いて、使用したp型エピタキシャル層2の厚
さを20μmの1種類のウェーハとし、400℃の水素
熱処理時間を20分、60分、140分の3種類とした
以外は第1の実施例と同じ測定を行った。
【0028】それにより、図3に示される結果を得た。
図3は第2の実施例の結果を400℃水素熱処理の時間
とリーク電流の関係として示したグラフである。その結
果、計測時の逆バイアス電圧は第1の実施例と同じ5V
であった。
【0029】400℃の水素熱処理を20分、60分、
140分行った時のFeの拡散距離は、それぞれ15μ
m、26μm、40μmである。第2の実施例では、エ
ピタキシャル層2中のFeなどの不純物のゲッタリング
サイトまで拡張するのに必要な距離となるエピタキシャ
ル層2の厚さが20μmであるのに対して、400℃水
素熱処理が60分と140分ではFeは半導体基板1側
まで達している。
【0030】すなわち、400℃水素熱処理時間が20
分では半導体基板1側でのFeなどのゲッタリングが十
分ではなかったが、60分や140分ではゲッタリング
が十分に進んだと考えられる。このため、400℃20
分より400℃60分、400℃140分とゲッタリン
グが進むにつれ、リーク電流が減少したと考えられる。
【0031】(第3の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第3の実施例を図4及び図5に示す。本発
明の第2の実施例では、図1でp型Siエピタキシャル
層2を形成する半導体基板1を、図4のように結晶欠陥
を1×106/cm3以上含んだp型Si基板8とした以
外は、第1の実施例と同じ測定を行った。結晶欠陥を1
×106/cm3以上含んだp型Si基板8の抵抗はボロ
ンドーパントで10Ω・cmから16Ω・cmであり、その
初期酸素濃度は15×1017atoms/cm3のCZ
基板である。p型エピタキシャル層2の厚さは5μm、
10μm、20μmの3種類使用した。
【0032】それにより、図5に示される結果を得た。
図5は第3の実施例の結果をエピタキシャル層2の厚さ
とリーク電流の関係として示したグラフである。その結
果、計測時の逆バイアス電圧は5Vであった。
【0033】第3の実施例では400℃20分の水素熱
処理を行い、その時のFeの拡散距離は15μmであ
る。第3の実施例ではエピタキシャル層2の厚さが20
μmとFeの拡散距離に達していない時に比べ、エピタ
キシャル層2の厚さ10μm、5μmとゲッタリングが
進みやすくなるにつれてリーク電流は減少している。こ
の際、結晶欠陥1×106/cm3以上含んだp型Si基
板8はゲッタリングサイトとして作用する。
【0034】(第4の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第4の実施例を図4及び図6に示す。本発
明の第4の実施例では、使用したエピタキシャル層2の
厚さを20μmの1種類のウェーハとし、400℃の水
素熱処理時間を20分、60分、140分の3種類とし
た。作製した半導体装置のエピタキシャル層2を形成す
るウェーハを結晶欠陥1×106/cm3以上含んだp型
Si基板8とし、その抵抗はボロンドーパントで10Ω
・cmら16Ω・cmその初期酸素濃度は15×1017
atoms/cm3のCZ基板であること以外は第2の
実施例と同じ測定を行った。
【0035】そして、図6に示される結果を得た。図6
は第4の実施例の結果を400℃水素熱処理の時間とリ
ーク電流の関係として示したグラフである。その結果、
計測時の逆バイアス電圧は第2の実施例と同じ5Vであ
った。
【0036】第2の実施例と比べると、400℃水素熱
処理時間が20分から60分、140分とゲッタリング
が進むとリーク電流は減少する傾向は同じであった。結
晶欠陥1×106/cm3以上含んだp型Si基板8は第
3の実施例と同じく、ゲッタリングサイトとして作用す
る。
【0037】(第5の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第5の実施例を図7及び図8に示す。本発
明の第5の実施例では、図1でp型Siエピタキシャル
層2を形成する半導体基板1を、図7のようにp型Si
−CZ基板9に、また、p型Siエピタキシャル層2を
p型Si無欠陥層10とした以外は、第1の実施例と同
じ測定を行った。p型Si−CZ基板9及びp型Si無
欠陥層10の初期抵抗はボロンドーパントで10Ω・c
mから16Ω・cmであり、その初期酸素濃度は15×
1017atoms/cm3である。p型Si無欠陥層1
0の厚さは10μm、20μm、40μmの3種類使用
した。第5の実施例で使用したp型Si−CZ基板9及
びp型Si無欠陥層10はp型Si−CZ基板に120
℃と650℃の熱処理を行うことによって得られるもの
である。
【0038】p型Si無欠陥層2の厚さは10μm、2
0μm、40μmの3種類使用した。 p型Si−CZ
基板の赤外光のよる欠陥検出を行い、ゲッタリングサイ
トとなるp型Si−CZ基板深さ方向中央部の欠陥層の
欠陥密度を100%として、基板の表面から10%の欠
陥密度となる基板深さ方向の長さを無欠陥層の厚さとし
た。
【0039】そして、図8に示される結果を得た。図8
は第5の実施例の結果をP型Si無欠陥層10の厚さと
リーク電流の関係として示したグラフである。その結
果、計測時の逆バイアス電圧は5Vであった。
【0040】第5の実施例では400℃20分の水素熱
処理を行い、その時のFeの拡散距離は15μmであ
る。第5の実施例ではP型Si無欠陥層10の厚さが4
0μmとFeの拡散距離に達していない時に比べ、P型
Si無欠陥層10の厚さ20μm、10μmとゲッタリ
ングが進みやすくなるにつれてリーク電流は減少してい
る。この際、p型Si−CZ基板9は欠陥密度が表面層
10よりも多く、ゲッタリングサイトとして作用する。
【0041】(第6の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第6の実施例を図7及び図9に示す。本発
明の第6の実施例では、使用したp型Si無欠陥層10
の厚さは40μmの1種類のウェーハとし、400℃の
水素熱処理時間を20分、60分、140分の3種類と
した。図1のp+型Si基板1をp型Si−CZ基板9
とし、その抵抗はボロンドーパントで10Ω・cmから
16Ω・cmであり、その初期酸素濃度は15×1017
atoms/cm3であること、また、p型Siエピタ
キシャル層2を形成せずに表面層としてp型Si無欠陥
層10を使用したこと以外は第2の実施例と同じ測定を
行った。第6の実施例で使用したp型Si−CZ基板9
にp型Si無欠陥層10は第5の実施例と同じ製法を行
うことによって得られたものである。
【0042】そして、図9に示される結果を得た。図9
は第6の実施例の結果を400℃水素熱処理の時間とリ
ーク電流の関係として示したグラフである。その結果、
計測時の逆バイアス電圧は第2の実施例と同じ5Vであ
った。
【0043】第2の実施例と比べると、400℃水素熱
処理時間が20分から60分、140分とゲッタリング
が進むと、リーク電流は減少する傾向は同じであった。
この際、p型Si−CZ基板9は欠陥密度が表面層10
よりも多く、ゲッタリングサイトとして作用する。
【0044】(第7の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第7の実施例を図10wo参照して説明す
る。本発明の第7の実施例では、図1のp/p+エピタ
キシャルウェーハのエピタキシャル層2表面側にメモリ
セルを65536ビット形成し、その電荷保持時間を測
定した。p型Siエピタキシャル層2の厚さを5μm、
10μm、20μmの3種類とし、それら抵抗はボロン
ドーパントで10Ω・cmから16Ω・cmである。p
型Si基板1の抵抗はボロンドーパントで0.01Ω・
cmから0.02Ω・cmである。メモリセル形成プロ
セスの最終工程として行った400℃水素処理時間は2
0分と固定した。
【0045】その結果を図10に示す。図10は第7の
実施例でp型Siエピタキシャル層2の厚さを5μm、
10μm、20μmの3種類とした時のメモリセルの電
荷保持時間とビット数/全体のビット数の関係を示すグ
ラフである。
【0046】400℃の水素熱処理を20分行った時の
Feの拡散距離は15μmである。第7の実施例ではエ
ピタキシャル層2の厚さが20μmとFeの拡散距離に
達していない時に比べ、エピタキシャル層2の厚さ10
μm、5μmとゲッタリングが進みやすくなるにつれて
メモリセルの電荷保持時間は減少した。
【0047】(第8の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第8の実施例を図11を参照して説明す
る。本発明の第8の実施例では、第7の実施例と同じ
く、図1のp/p+エピタキシャルウェーハのエピタキ
シャル層2表面側にメモリセルを65536ビット形成
し、その電荷保持時間を測定した。p型Siエピタキシ
ャル層2の厚さを20μmとし、その抵抗はボロンドー
パントで10Ω・cmから16Ω・cmである。p型S
i基板1の抵抗はボロンドーパントで0.01Ω・cm
から0.02Ω・cmである。メモリセル形成プロセス
の最終工程として行った400℃水素処理時間は20
分、60分、140分の3種類を行った。
【0048】その結果を図11に示す。図11は第8の
実施例でメモリセル形成プロセスの最終工程に400℃
水素熱処理時間を20分、60分、140分行った時の
メモリセルの電荷保持時間とビット数/全体のビット数
の関係を示すグラフである。
【0049】400℃の水素熱処理を20分、60分、
140分行った時のFeの拡散距離は15μm、26μ
m、40μmである。第7の実施例ではエピタキシャル
層2の厚さが20μmであるのに対して、400℃水素
熱処理時間が60分と140分ではFeはp+型Si基
板1側まで達している。すなわち、400℃水素熱処理
時間が20分では半導体基板1側でのFeなどのゲッタ
リングが十分ではなかったが、60分や140分となる
とゲッタリングが十分に進んだと考えられる。このた
め、400℃20分から60分、140分となるとメモ
リセルの電荷保持時間は減少したと考えられる。
【0050】(第9の実施例)本発明に係る半導体装置
の製造方法の第9の実施例を図12を参照して説明す
る。本発明の第9の実施例では、図4のエピタキシャル
層を形成する半導体基板8を、結晶欠陥を1×106
cm3以上含んだn型Si基板とし、エピタキシャル層
2をn型Siエピタキシャル層としたウェーハのエピタ
キシャル層2表面側に固体撮像装置を形成し、その白傷
レベルを60℃で測定した。結晶欠陥を1×106/c
3以上含んだn型Si基板の抵抗はリンドーパントで
20Ω・cmから30Ω・cmである。n型Siエピタ
キシャル層の抵抗はリンドーパントで20Ω・cmから
30Ω・cmである。n型Siエピタキシャル層の厚さ
を5μm、10μm、20μmの3種類とし、固体撮像
装置形成プロセスの最終工程として行った400℃水素
熱処理時間は20分と固定した。
【0051】その結果を図12に示す。図12は第9の
実施例でn型Siエピタキシャル層2の厚さを5μm、
10μm、20μmの3種類とした時の固体撮像装置の
白傷レベルを示すグラフである。
【0052】400℃の水素熱処理を20分行った時の
Feの拡散距離は15μmである。第9の実施例ではエ
ピタキシャル層2の厚さが20μmとFeの拡散距離に
達していない時に比べ、エピタキシャル層の厚さ10μ
m、5μmとゲッタリングが進みやすくなるにつれて固
体撮像装置の白傷レベルは減少した。
【0053】(第10の実施例)本発明に係る半導体装
置の製造方法の第10の実施例を図13を参照して説明
する。本発明の第10の実施例では、図4のn型Siエ
ピタキシャル層2の厚さを20μmに固定し、固体撮像
装置形成プロセスの最終工程として行った400℃の水
素熱処理を20分、60分、140分の3種類とした以
外は第9の実施例と同じ白傷レベルを60℃で測定し
た。
【0054】その結果を図13に示す。図13は第10
の実施例で固体撮像装置形成プロセスの最終工程として
行った400℃の水素熱処理を20分、60分、140
分の3種類とした時の固体撮像装置の白傷レベルを示す
グラフである。
【0055】400℃の水素熱処理を20分、60分、
140分行った時のFeの拡散距離は15μm、26μ
m、40μmであり、エピタキシャル層の厚さ20μm
に対し、400℃水素熱処理時間が20分ではn型Si
基板1側でのFeなどのゲッタリングが十分ではなかっ
たが、60分や140分となるとゲッタリングが十分に
進んだと考えられる。このため、400℃20分から6
0分、140分となると固体撮像装置の白傷レベルが減
少したと考えられる。
【0056】(第11の実施例)本発明に係る半導体装
置の製造方法の第11の実施例を図14を参照して説明
する。本発明の第11の実施例では、図4のn型Siエ
ピタキシャル層2の厚さを20μmに固定し、固体撮像
装置形成プロセスの最終工程として種々の温度で水素熱
処理を行いFeが20μm拡散する時間の温度依存性を
測定した。
【0057】その結果を図14に示す。図14に示され
るように、水素熱処理温度が330℃未満になると拡散
時間が200分を超える。水素熱処理温度が330℃以
上になると拡散時間は徐々に減少して500℃でほぼ0
近くとなる。この結果からしたがって、工業的に効率よ
くゲッタリングするためには水素熱処理温度を330℃
以上にする必要があることが分かる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる半
導体装置の製造方法によれば、半導体デバイス製造の最
終工程において、新たに330℃から800℃の水素熱
処理を施すようにして、前記半導体デバイス製造により
製造されるウェーハ中に混入する重金属などの不純物を
ゲッタリングできる。
【0059】このように、デバイスプロセス中に混入す
る重金属などの不純物をゲッタリングできることから、
従来よりもpn接合リークを低減し、それに伴いメモリ
セルであれば電荷保持時間を長くし、固体撮像装置であ
れば白傷レベルを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の製造方法の第1及び
第2の実施例で作製した半導体装置のウェーハの断面図
である。
【図2】本発明に係る半導体装置の製造方法の実施例1
の結果を図1のエピタキシャル層の厚さとリーク電流の
関係として示したグラフである。
【図3】本発明に係る半導体装置の製造方法の第2の実
施例の結果を400℃水素熱処理の時間とリーク電流の
関係として示したグラフである。
【図4】本発明に係る半導体装置の製造方法の第3及び
第4の実施例で作製した半導体装置のウェーハの断面図
である。
【図5】本発明に係る半導体装置の製造方法の第3の実
施例の結果を図4のエピタキシャル層の厚さとリーク電
流の関係として示したグラフである。
【図6】本発明に係る半導体装置の製造方法の第4の実
施例の結果を400℃水素熱処理の時間とリーク電流の
関係として示したグラフである。
【図7】本発明に係る半導体装置の製造方法の第5及び
第6の実施例で作製した半導体装置のウェーハの断面図
である。
【図8】本発明に係る半導体装置の製造方法の第5の実
施例の結果を図7のp型Si無欠陥層の厚さとリーク電
流の関係として示したグラフである。
【図9】本発明に係る半導体装置の製造方法の第6の実
施例の結果を400℃水素熱処理の時間とリーク電流の
関係として示したグラフである。
【図10】本発明に係る半導体装置の製造方法の第7の
実施例でp型Siエピタキシャル層2の厚さを5μm、
10μm、20μmの3種類とした時のメモリセルの電
荷保持時間とビット数/全体のビット数の関係を示すグ
ラフである。
【図11】本発明に係る半導体装置の製造方法の第8の
実施例でメモリセル形成プロセスの最終工程に400℃
水素熱処理時間を20分、60分、140分行った時の
メモリセルの電荷保持時間とビット数/全体のビット数
の関係を示すグラフである。
【図12】本発明に係る半導体装置の製造方法の第9の
実施例でp型Siエピタキシャル層2の厚さを5μm、
10μm、20μmの3種類とした時の固体撮像装置の
白傷レベルを示すグラフである。
【図13】本発明に係る半導体装置の製造方法の第10
の実施例で固体撮像装置形成プロセスの最終工程として
行った400℃水素熱処理時間を20分、60分、14
0分行った時の固体撮像装置の白傷レベルを示すグラフ
である。
【図14】本発明に係る半導体装置の製造方法の第11
の実施例で固体撮像装置形成プロセスの最終工程として
行った種々温度の水素熱処理においてFeが20μm拡
散する拡散時間を示すグラフである。
【符号の説明】
1 p+型Si基板 2 p型Siエピタキシャル層 3 p型ウェル 4 n型イオン注入層 5 素子分離用SiO2 6 層間絶縁膜 7 多結晶Si電極 8 結晶欠陥を1×106/cm3以上含んだp型Si基板 9 p型Si−CZ基板 10 p型Si無欠陥層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体デバイス製造の最終工程におい
    て、新たに330℃から800℃の水素熱処理を施すよ
    うにして、前記半導体デバイス製造により製造されるウ
    ェーハ中の不純物をゲッタリングするようにしたことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記水素熱処理がエピタキシャルウェー
    ハについて行われ、この水素熱処理が、ゲッタリングす
    る所望の汚染元素の拡散距離が前記エピタキシャル層の
    厚さ以上になるような時間で行われる請求項1に記載の
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 エピタキシャルウェーハのエピタキシャ
    ル層を積んだ基板が結晶欠陥を1×106/cm3以上含
    んだ基板であり、前記水素熱処理が、ゲッタリングする
    所望の汚染元素の拡散距離が前記エピタキシャル層の厚
    さ以上になるような時間で行われる請求項1に記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記水素熱処理が、無欠陥層が表面にあ
    るSiウェーハに行われ、この水素熱処理が、ゲッタリ
    ングする所望の汚染元素の拡散距離が前記無欠陥層の厚
    さ以上になるような時間で行われる請求項1に記載の半
    導体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005051040A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法及び半導体基板
JP2005317853A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Japan Science & Technology Agency シリコン結晶中のCu不純物のゲッタリング方法
JP2006319173A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Sharp Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2009206431A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Sumco Corp シリコン基板とその製造方法

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