JPH11163680A - フィルタの構造および方法 - Google Patents
フィルタの構造および方法Info
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- JPH11163680A JPH11163680A JP10270700A JP27070098A JPH11163680A JP H11163680 A JPH11163680 A JP H11163680A JP 10270700 A JP10270700 A JP 10270700A JP 27070098 A JP27070098 A JP 27070098A JP H11163680 A JPH11163680 A JP H11163680A
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 32
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
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- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 description 1
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H17/00—Networks using digital techniques
- H03H17/02—Frequency selective networks
- H03H17/06—Non-recursive filters
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、有限インパルス応答(Finite I
mpulse Response:FIR)フィルタに関し、特に1つ
の乗算器当たりに複数の係数を持つ時間マルチプレック
ス型の乗算器を使うFIRフィルタを提供することを目
的とする。 【解決手段】 本発明は、サンプル・データを格納する
手段と、係数値を格納する手段と、該サンプル・データ
を格納する手段によって供給されるサンプル・データ
に、該係数値を格納する手段によって供給される係数値
を乗算する、該サンプル・データを格納する手段と該係
数値を格納する手段とに接続された第1の乗算器と、該
第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器と
からなり、該サンプル・データを格納する手段と該係数
値を格納する手段のうちの少なくとも1つは、マルチポ
ート型レジスタ・ファイルとして実行されることを特徴
とする。
mpulse Response:FIR)フィルタに関し、特に1つ
の乗算器当たりに複数の係数を持つ時間マルチプレック
ス型の乗算器を使うFIRフィルタを提供することを目
的とする。 【解決手段】 本発明は、サンプル・データを格納する
手段と、係数値を格納する手段と、該サンプル・データ
を格納する手段によって供給されるサンプル・データ
に、該係数値を格納する手段によって供給される係数値
を乗算する、該サンプル・データを格納する手段と該係
数値を格納する手段とに接続された第1の乗算器と、該
第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器と
からなり、該サンプル・データを格納する手段と該係数
値を格納する手段のうちの少なくとも1つは、マルチポ
ート型レジスタ・ファイルとして実行されることを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は、有限インパルス応答(Finit
e Impulse Response:FIR)フィルタに関し、特に
1つの乗算器当たりに複数の係数を持つ時間マルチプレ
ックス型の乗算器を使うFIRフィルタに関する。
e Impulse Response:FIR)フィルタに関し、特に
1つの乗算器当たりに複数の係数を持つ時間マルチプレ
ックス型の乗算器を使うFIRフィルタに関する。
【0002】
【発明の背景】従来の技術の有限インパルス応答(FI
R)フィルタは入力サンプルに対して固定された遅延線
を採用する。そのような遅延線は一連のエッジ・トリガ
型のフリップフロップを使って実行される。結果とし
て、動作において、従来の技術の遅延線は必要以上に大
きい電力を消費する。さらに、従来の技術のFIRフィ
ルタは、通常は、単独のフィルタ構造を使って開発さ
れ、したがって、異なるタイプのフィルタを実行するた
めの柔軟性に欠ける。
R)フィルタは入力サンプルに対して固定された遅延線
を採用する。そのような遅延線は一連のエッジ・トリガ
型のフリップフロップを使って実行される。結果とし
て、動作において、従来の技術の遅延線は必要以上に大
きい電力を消費する。さらに、従来の技術のFIRフィ
ルタは、通常は、単独のフィルタ構造を使って開発さ
れ、したがって、異なるタイプのフィルタを実行するた
めの柔軟性に欠ける。
【0003】
【発明の概要】本発明の原理によると、従来の技術の有
限インパルス応答(FIR)フィルタの固定型の遅延線
は消去される。代わりに、フィルタ動作に必要な入力遅
延を実行するためにマルチポート型レジスタ・ファイル
が採用される。
限インパルス応答(FIR)フィルタの固定型の遅延線
は消去される。代わりに、フィルタ動作に必要な入力遅
延を実行するためにマルチポート型レジスタ・ファイル
が採用される。
【0004】マルチポート型レジスタ・ファイルは1つ
のメモリであり、通常は小規模な、たとえば、4ワード
の容量で、少なくとも1つの読出しポートおよび1つの
書込みポートを備えている。そのマルチポート型レジス
タ・ファイルに書き込まれたデータは、そこから任意の
順序で読み出すことができる。マルチポート型レジスタ
・ファイルには追加の出力ポートがあり、そこからその
中に格納されているデータを、これも所望の順序で、そ
して他のどの出力ポートの順序とも無関係に読み出すこ
とができる。
のメモリであり、通常は小規模な、たとえば、4ワード
の容量で、少なくとも1つの読出しポートおよび1つの
書込みポートを備えている。そのマルチポート型レジス
タ・ファイルに書き込まれたデータは、そこから任意の
順序で読み出すことができる。マルチポート型レジスタ
・ファイルには追加の出力ポートがあり、そこからその
中に格納されているデータを、これも所望の順序で、そ
して他のどの出力ポートの順序とも無関係に読み出すこ
とができる。
【0005】本発明の1つの態様によれば、サンプル・
データを格納するためにマルチポート型レジスタ・ファ
イルを採用するように構成されているFIRフィルタ
は、そのFIRフィルタの次段(ある場合)の入力に結
合されている少なくとも1つの出力を各マルチポート型
レジスタ・ファイルごとに備えている。さらに、各マル
チポート型レジスタ・ファイルは、それに関連付けられ
ているFIRフィルタの段の乗算−加算部分に対してデ
ータを供給する。これらの出力は同じであってよいこと
に留意されたい。
データを格納するためにマルチポート型レジスタ・ファ
イルを採用するように構成されているFIRフィルタ
は、そのFIRフィルタの次段(ある場合)の入力に結
合されている少なくとも1つの出力を各マルチポート型
レジスタ・ファイルごとに備えている。さらに、各マル
チポート型レジスタ・ファイルは、それに関連付けられ
ているFIRフィルタの段の乗算−加算部分に対してデ
ータを供給する。これらの出力は同じであってよいこと
に留意されたい。
【0006】特定のサンプルに対して少なくとも1つの
サンプル遅延を導入する必要があるとき、そのサンプル
を格納しているマルチポート型レジスタ・ファイルは、
入力としてそれに現在供給されているデータの如何にか
かわらず、以前にその中に格納されたデータを1つの出
力として供給するように動作する。対照的に、特定のサ
ンプルが特定のマルチポート型レジスタ・ファイルに到
達するのにサンプル遅延が不要であるとき、そのサンプ
ルの径路の中のマルチポート型レジスタ・ファイルはル
ックスルー(lookthrough)モードで動作する。ルックス
ルー・モードは、マルチポート型レジスタ・ファイルの
入力ポートに供給されているサンプルがその出力ポート
の少なくとも1つに対して直接渡されるモードである。
そのようにすることによって、標準的な構造を維持する
ことができる。
サンプル遅延を導入する必要があるとき、そのサンプル
を格納しているマルチポート型レジスタ・ファイルは、
入力としてそれに現在供給されているデータの如何にか
かわらず、以前にその中に格納されたデータを1つの出
力として供給するように動作する。対照的に、特定のサ
ンプルが特定のマルチポート型レジスタ・ファイルに到
達するのにサンプル遅延が不要であるとき、そのサンプ
ルの径路の中のマルチポート型レジスタ・ファイルはル
ックスルー(lookthrough)モードで動作する。ルックス
ルー・モードは、マルチポート型レジスタ・ファイルの
入力ポートに供給されているサンプルがその出力ポート
の少なくとも1つに対して直接渡されるモードである。
そのようにすることによって、標準的な構造を維持する
ことができる。
【0007】本発明の1つの実施形態においては、各マ
ルチポート型レジスタ・ファイルに対して読出しおよび
書込みのアドレスを別々に供給する代わりに、そのアド
レスはパイプライン型の方法で供給され、そのフィルタ
全体に対して読出しおよび書込みのアドレス・ゼネレー
タが1つだけで済むようになっている。そのFIRフィ
ルタによって実行される機能によって変わるが、書込み
許可信号(write enable signal)もパイプライン化する
ことができる。
ルチポート型レジスタ・ファイルに対して読出しおよび
書込みのアドレスを別々に供給する代わりに、そのアド
レスはパイプライン型の方法で供給され、そのフィルタ
全体に対して読出しおよび書込みのアドレス・ゼネレー
タが1つだけで済むようになっている。そのFIRフィ
ルタによって実行される機能によって変わるが、書込み
許可信号(write enable signal)もパイプライン化する
ことができる。
【0008】また、マルチポート型レジスタ・ファイル
はFIRフィルタの係数を格納するためにも使うことが
できる。特に、そのフィルタが適応型であり、そしてそ
の係数が変化している場合にそのように使うことができ
る。
はFIRフィルタの係数を格納するためにも使うことが
できる。特に、そのフィルタが適応型であり、そしてそ
の係数が変化している場合にそのように使うことができ
る。
【0009】消費電力は従来型のFIRフィルタに比べ
て小さくなるので有利である。さらに、単独のフィルタ
実行によって多くの異なるフィルタ構造を実行するため
の柔軟性がフィルタの設計者に対して提供される。
て小さくなるので有利である。さらに、単独のフィルタ
実行によって多くの異なるフィルタ構造を実行するため
の柔軟性がフィルタの設計者に対して提供される。
【0010】
【発明の詳細な記述】図1は本発明の原理に従って、有
限インパルス応答フィルタ(FIR)の各段間で使うこ
とができるマルチポート型レジスタ・ファイルの一例を
示している。マルチポート型レジスタ・ファイルは1つ
のメモリであり、通常は、小規模な、たとえば、4ワー
ドの容量で、少なくとも1つの読出しポートおよび1つ
の書込みポートを備えている。そのマルチポート型レジ
スタ・ファイルに書き込まれたデータは、そこから任意
の順序で読み出すことができる。マルチポート型レジス
タ・ファイルには追加の出力ポートがあり、そこからそ
の中に格納されているデータを、これも所望の順序で、
そして他のどの出力ポートの順序とも無関係に読み出す
ことができる。
限インパルス応答フィルタ(FIR)の各段間で使うこ
とができるマルチポート型レジスタ・ファイルの一例を
示している。マルチポート型レジスタ・ファイルは1つ
のメモリであり、通常は、小規模な、たとえば、4ワー
ドの容量で、少なくとも1つの読出しポートおよび1つ
の書込みポートを備えている。そのマルチポート型レジ
スタ・ファイルに書き込まれたデータは、そこから任意
の順序で読み出すことができる。マルチポート型レジス
タ・ファイルには追加の出力ポートがあり、そこからそ
の中に格納されているデータを、これも所望の順序で、
そして他のどの出力ポートの順序とも無関係に読み出す
ことができる。
【0011】さらに詳しく言えば、図1はメモリ・ロケ
ーションが103−1乃至103−Hであるメモリ10
3を含んでいる、マルチポート型レジスタ・ファイル1
01を示している。フィルタ設計者の自由裁量で任意に
選択できるが、Hは、通常は小さな値、たとえば4であ
る。Hの値が小さいことによって、効率のよいFIRフ
ィルタの実行(FIRフィルタを実行するための他の代
替案に比べて)が可能となる。それは、広帯域アクセス
において使われるモデムに見られるような、代表的なク
ロック周波数の大きさの程度の範囲内にサンプル・レー
トがある信号を処理する。データはN個のデータ信号線
を含む書込みポートWを経由してマルチポート型レジス
タ・ファイル101に書き込まれる。書込みポートWに
提示されたデータが書き込まれる特定の1つのメモリ・
ロケーション103は、書込みアドレス・ポートWAに
よって指定される。
ーションが103−1乃至103−Hであるメモリ10
3を含んでいる、マルチポート型レジスタ・ファイル1
01を示している。フィルタ設計者の自由裁量で任意に
選択できるが、Hは、通常は小さな値、たとえば4であ
る。Hの値が小さいことによって、効率のよいFIRフ
ィルタの実行(FIRフィルタを実行するための他の代
替案に比べて)が可能となる。それは、広帯域アクセス
において使われるモデムに見られるような、代表的なク
ロック周波数の大きさの程度の範囲内にサンプル・レー
トがある信号を処理する。データはN個のデータ信号線
を含む書込みポートWを経由してマルチポート型レジス
タ・ファイル101に書き込まれる。書込みポートWに
提示されたデータが書き込まれる特定の1つのメモリ・
ロケーション103は、書込みアドレス・ポートWAに
よって指定される。
【0012】データは、読出しポートR1乃至Rkを含ん
でいる任意の読出しポートRを経由してマルチポート型
レジスタ・ファイル101から読み出される。R1乃至
Rkの各読出しポートは、それぞれの数のデータ信号線
M1乃至Mkを含む。Nの値はその各値に等しいか、ある
いはそれより大きい。従って、必要な場合、マルチポー
ト型レジスタ・ファイル101に格納された値より低い
精度の値をそこから読み出すことができる。R1乃至Rk
の読出しポートのうちのどれか1つに対して提示するた
めにデータが読み出されるメモリ・ロケーション103
のうちの特定の1つは、その対応している、たとえば、
同様な番号がつけられた、読出しアドレス・ポートRA
1乃至RAkのうちの1つに対して供給されるアドレスに
よって指定される。出力が読出しポートR1乃至Rkのど
れかに現われるようにするための読出し許可信号は不要
である。単純に適切な読出しアドレスを供給するだけ
で、対応している出力を発生するのに十分である。通
常、書込みアドレスWA、および読出しアドレスRA1
乃至RAkはアドレス信号線の本数Lが同じである。
でいる任意の読出しポートRを経由してマルチポート型
レジスタ・ファイル101から読み出される。R1乃至
Rkの各読出しポートは、それぞれの数のデータ信号線
M1乃至Mkを含む。Nの値はその各値に等しいか、ある
いはそれより大きい。従って、必要な場合、マルチポー
ト型レジスタ・ファイル101に格納された値より低い
精度の値をそこから読み出すことができる。R1乃至Rk
の読出しポートのうちのどれか1つに対して提示するた
めにデータが読み出されるメモリ・ロケーション103
のうちの特定の1つは、その対応している、たとえば、
同様な番号がつけられた、読出しアドレス・ポートRA
1乃至RAkのうちの1つに対して供給されるアドレスに
よって指定される。出力が読出しポートR1乃至Rkのど
れかに現われるようにするための読出し許可信号は不要
である。単純に適切な読出しアドレスを供給するだけ
で、対応している出力を発生するのに十分である。通
常、書込みアドレスWA、および読出しアドレスRA1
乃至RAkはアドレス信号線の本数Lが同じである。
【0013】マルチポート型レジスタ・ファイル101
に対してデータがいつ書き込まれるか、そしてデータが
書き込まれるかどうかは、書込み許可信号WEの値の関
数である。WEの値が第1の値であるとき、データはマ
ルチポート型レジスタ・ファイル101に書き込まれ
る。WEがその第1の値の補数値であった場合、データ
はマルチポート型レジスタ・ファイル101へは書き込
まれない。
に対してデータがいつ書き込まれるか、そしてデータが
書き込まれるかどうかは、書込み許可信号WEの値の関
数である。WEの値が第1の値であるとき、データはマ
ルチポート型レジスタ・ファイル101に書き込まれ
る。WEがその第1の値の補数値であった場合、データ
はマルチポート型レジスタ・ファイル101へは書き込
まれない。
【0014】データはマルチポート型レジスタ・ファイ
ル101との間で書込みおよび読出しを同時に行うこと
ができる。さらに詳しく言えば、データはメモリ・ロケ
ーション103の同じ特定の1つとの間で同時に読出し
および書込みを行うことができる。従って、第1の値は
メモリ・ロケーション103の特定の1つに対して書き
込まれ、一方、同時に、異なる値が読出しポートR1乃
至Rkのうちの1つまたはそれ以上に対して供給されて
いる同じ特定のロケーションから同時に異なる値が読み
出される。代わりに、通常はそうすることは望ましくな
いにもかかわらず、メモリ・ロケーション103のうち
の特定の1つに対して書き込むとき、そのまさに同じ特
定の1つのメモリ・ロケーション103が、読出しポー
トR1乃至Rkのうちの1つまたはそれ以上において読み
出すために選択された場合、その特定のメモリ・ロケー
ションに以前に格納されていた値が読み出される代わり
に、その読出しポートに読み出される値は、現在その特
定のロケーションに対して書き込まれようとしている値
であって、現在書込みポートWから供給されようとして
いる値とすることができる。マルチポート型レジスタ・
ファイル103のこの機能はルックスルーと呼ばれ、そ
れは信号LTによって制御される。従って、マルチポー
ト型レジスタ・ファイル101を通る遅延は本質的にゼ
ロとなる。
ル101との間で書込みおよび読出しを同時に行うこと
ができる。さらに詳しく言えば、データはメモリ・ロケ
ーション103の同じ特定の1つとの間で同時に読出し
および書込みを行うことができる。従って、第1の値は
メモリ・ロケーション103の特定の1つに対して書き
込まれ、一方、同時に、異なる値が読出しポートR1乃
至Rkのうちの1つまたはそれ以上に対して供給されて
いる同じ特定のロケーションから同時に異なる値が読み
出される。代わりに、通常はそうすることは望ましくな
いにもかかわらず、メモリ・ロケーション103のうち
の特定の1つに対して書き込むとき、そのまさに同じ特
定の1つのメモリ・ロケーション103が、読出しポー
トR1乃至Rkのうちの1つまたはそれ以上において読み
出すために選択された場合、その特定のメモリ・ロケー
ションに以前に格納されていた値が読み出される代わり
に、その読出しポートに読み出される値は、現在その特
定のロケーションに対して書き込まれようとしている値
であって、現在書込みポートWから供給されようとして
いる値とすることができる。マルチポート型レジスタ・
ファイル103のこの機能はルックスルーと呼ばれ、そ
れは信号LTによって制御される。従って、マルチポー
ト型レジスタ・ファイル101を通る遅延は本質的にゼ
ロとなる。
【0015】図2は本発明の原理によるマルチポート型
レジスタ・ファイルを採用する基本フィルタ段200の
一例を示している。本発明に従って構成されるFIRフ
ィルタにおいては、最後の1つだけを除いて、各マルチ
ポート型レジスタ・ファイルのうちの少なくとも1つが
そのFIRフィルタの次段の入力に結合されている。図
2に示されているように、FIRフィルタの1つの段は
マルチポート型レジスタ・ファイル(MPR)201お
よび203、乗算器205、加算器207、オプション
の更新ユニット209、およびオプションのオーバーフ
ロー/アンダーフロー検出および/または飽和(Overf
low/Underflow and/or Saturation:OUS)ユニッ
ト211を含む。マルチポート型レジスタ・ファイル2
01および203は、マルチポート型レジスタ・ファイ
ル101に対して説明されたのと同じ設計のものであ
る。マルチポート型レジスタ・ファイル201はFIR
フィルタに対するデータを格納し、そして供給するため
に使われる。本発明の原理に従って、以下にさらに詳細
に説明されるように、乗算器205および207を含む
FIRフィルタの隣の段の乗算−加算部分の間に配置さ
れているのが、マルチポート型レジスタ・ファイル20
1である。マルチポート型レジスタ・ファイル203は
FIRフィルタに対するフィルタ係数を格納し、供給す
るために使われる。乗算器205はデータの値に1つの
係数を乗算するために使われる。加算器207はそのデ
ータと係数との積を、前段から供給されている和に対し
て加算する。
レジスタ・ファイルを採用する基本フィルタ段200の
一例を示している。本発明に従って構成されるFIRフ
ィルタにおいては、最後の1つだけを除いて、各マルチ
ポート型レジスタ・ファイルのうちの少なくとも1つが
そのFIRフィルタの次段の入力に結合されている。図
2に示されているように、FIRフィルタの1つの段は
マルチポート型レジスタ・ファイル(MPR)201お
よび203、乗算器205、加算器207、オプション
の更新ユニット209、およびオプションのオーバーフ
ロー/アンダーフロー検出および/または飽和(Overf
low/Underflow and/or Saturation:OUS)ユニッ
ト211を含む。マルチポート型レジスタ・ファイル2
01および203は、マルチポート型レジスタ・ファイ
ル101に対して説明されたのと同じ設計のものであ
る。マルチポート型レジスタ・ファイル201はFIR
フィルタに対するデータを格納し、そして供給するため
に使われる。本発明の原理に従って、以下にさらに詳細
に説明されるように、乗算器205および207を含む
FIRフィルタの隣の段の乗算−加算部分の間に配置さ
れているのが、マルチポート型レジスタ・ファイル20
1である。マルチポート型レジスタ・ファイル203は
FIRフィルタに対するフィルタ係数を格納し、供給す
るために使われる。乗算器205はデータの値に1つの
係数を乗算するために使われる。加算器207はそのデ
ータと係数との積を、前段から供給されている和に対し
て加算する。
【0016】FIRフィルタにデータを格納して供給す
ること以外に、マルチポート型レジスタ・ファイル20
1はデータをFIRフィルタの中の次段に対して供給す
る。図2に示されているFIRフィルタ段の実施形態に
おいて、マルチポート型レジスタ・ファイル201の読
出しポートRのうちの1つが乗算器205に対してデー
タを供給し、一方、読出しポートRのうちの別のものが
データをFIRフィルタの中の次の段に対して供給す
る。本発明の別の実施形態においては、FIRフィルタ
の中の乗算器205および次段に対してデータを供給す
るために使われる読出しポートは同じであってよい。
ること以外に、マルチポート型レジスタ・ファイル20
1はデータをFIRフィルタの中の次段に対して供給す
る。図2に示されているFIRフィルタ段の実施形態に
おいて、マルチポート型レジスタ・ファイル201の読
出しポートRのうちの1つが乗算器205に対してデー
タを供給し、一方、読出しポートRのうちの別のものが
データをFIRフィルタの中の次の段に対して供給す
る。本発明の別の実施形態においては、FIRフィルタ
の中の乗算器205および次段に対してデータを供給す
るために使われる読出しポートは同じであってよい。
【0017】更新ユニット209はFIRフィルタが適
応型のフィルタであるときに、マルチポート型レジスタ
・ファイル203に対して更新された係数を供給するた
めに使われる。図2に示されているFIRフィルタ段の
実施形態においては、マルチポート型レジスタ・ファイ
ル203の読出しポートRのうちの1つが乗算器205
に対してデータを供給し、一方、読出しポートRのうち
の別のものが更新ユニット209に対してデータを供給
する。本発明のもう1つの実施形態においては、乗算器
205および更新ユニット209に対してデータを供給
するために使われる読出しポートは同じであってよい。
応型のフィルタであるときに、マルチポート型レジスタ
・ファイル203に対して更新された係数を供給するた
めに使われる。図2に示されているFIRフィルタ段の
実施形態においては、マルチポート型レジスタ・ファイ
ル203の読出しポートRのうちの1つが乗算器205
に対してデータを供給し、一方、読出しポートRのうち
の別のものが更新ユニット209に対してデータを供給
する。本発明のもう1つの実施形態においては、乗算器
205および更新ユニット209に対してデータを供給
するために使われる読出しポートは同じであってよい。
【0018】オーバーフロー/アンダーフロー検出およ
び/または飽和ユニット211は、オーバーフローまた
はアンダーフローが発生したときに発生する可能性があ
る、フィルタの中の致命的なエラーを防ぐために使われ
る。そのようなエラーは2進数を使って算術演算を実行
するための従来の技法の性質のために発生する可能性が
ある。たとえば、2の補数表示を使って表されている2
つの大きな正の数が乗算されるとき、その結果が負の値
として表される可能性があり、それは明らかに間違って
いる。オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和211は具体例によって異なるが、出
力として、a)オーバーフローまたはアンダーフローが
発生したかどうかを示すフラグ、b)飽和値として表す
ことができる最大の正または負の数値を表している値、
またはc)その計算の実際の値を出力として供給するこ
とによって、この問題を防止する。
び/または飽和ユニット211は、オーバーフローまた
はアンダーフローが発生したときに発生する可能性があ
る、フィルタの中の致命的なエラーを防ぐために使われ
る。そのようなエラーは2進数を使って算術演算を実行
するための従来の技法の性質のために発生する可能性が
ある。たとえば、2の補数表示を使って表されている2
つの大きな正の数が乗算されるとき、その結果が負の値
として表される可能性があり、それは明らかに間違って
いる。オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和211は具体例によって異なるが、出
力として、a)オーバーフローまたはアンダーフローが
発生したかどうかを示すフラグ、b)飽和値として表す
ことができる最大の正または負の数値を表している値、
またはc)その計算の実際の値を出力として供給するこ
とによって、この問題を防止する。
【0019】この目的のために、採用することができる
オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットおよび/
または飽和211の可能な具体例がいくつかある。オー
バーフロー/アンダーフロー検出ユニットおよび/また
は飽和211の各具体例は入力としてデータ値および、
オプションとして、オーバーフローおよびアンダーフロ
ーのフラグを受け取る。これらの具体例が図5、図6お
よび図7に示されており、以下にさらに詳細に説明され
る。
オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットおよび/
または飽和211の可能な具体例がいくつかある。オー
バーフロー/アンダーフロー検出ユニットおよび/また
は飽和211の各具体例は入力としてデータ値および、
オプションとして、オーバーフローおよびアンダーフロ
ーのフラグを受け取る。これらの具体例が図5、図6お
よび図7に示されており、以下にさらに詳細に説明され
る。
【0020】図3はJ個のカスケード接続された基本フ
ィルタ段(Basic Filter Stage:BFS)200−
1乃至200−Jから形成されている基本のFIRフィ
ルタ300の一例を示しており、各基本フィルタ段は基
本フィルタ段200と同じものである。FIRフィルタ
300の基本フィルタ段は、FIRフィルタ300がよ
く知られている直接形式のフィルタであるように構成さ
れている。そのようなフィルタはどのレジスタも通らず
にその加算器全体を素通りする経路を備えている。図3
の直接形式のフィルタの中で使われるように構成される
とき、各マルチポート型レジスタ・ファイル203に対
するLT信号はすべてルックスルー動作を防止するよう
に設定される。マルチポート型レジスタ・ファイル20
1の場合、LT信号は基本フィルタ段200−1に対す
るルックスルー動作を許可するように設定され、基本フ
ィルタ段200−2乃至200−Jに対して不許可(dis
able)される。
ィルタ段(Basic Filter Stage:BFS)200−
1乃至200−Jから形成されている基本のFIRフィ
ルタ300の一例を示しており、各基本フィルタ段は基
本フィルタ段200と同じものである。FIRフィルタ
300の基本フィルタ段は、FIRフィルタ300がよ
く知られている直接形式のフィルタであるように構成さ
れている。そのようなフィルタはどのレジスタも通らず
にその加算器全体を素通りする経路を備えている。図3
の直接形式のフィルタの中で使われるように構成される
とき、各マルチポート型レジスタ・ファイル203に対
するLT信号はすべてルックスルー動作を防止するよう
に設定される。マルチポート型レジスタ・ファイル20
1の場合、LT信号は基本フィルタ段200−1に対す
るルックスルー動作を許可するように設定され、基本フ
ィルタ段200−2乃至200−Jに対して不許可(dis
able)される。
【0021】各基本フィルタ段200に対する制御信号
を独立に提供することができる。しかし、本発明の1つ
の態様によれば、制御信号はパイプライン方式で一緒に
供給される。より詳しく言えば、各タイプの単独の制御
信号が共通の制御ユニットにおいて発信され、そしてそ
の信号はそれぞれの遅延を伴って各基本フィルタ段20
0に対して伝播される。たとえば、図3において、WE
信号はレジスタ(REG)303によって遅延される。
フィルタリングの応用に依存して、その遅延は1つまた
はそれ以上のクロック・サイクルとなる可能性がある。
同様に、WE信号はレジスタ(REG)305によって
遅延される。同様に、データマルチポート型レジスタ・
ファイル201のそれぞれに対するRA信号は、基本フ
ィルタ段200の任意のものに対して供給される前に、
レジスタ(REG)307によって遅延される。同様
に、各マルチポート型レジスタ・ファイル203に対す
るRA信号は、基本のフィルタ段200のどれかに対し
て供給される前に、レジスタ(REG)309によって
遅延される。
を独立に提供することができる。しかし、本発明の1つ
の態様によれば、制御信号はパイプライン方式で一緒に
供給される。より詳しく言えば、各タイプの単独の制御
信号が共通の制御ユニットにおいて発信され、そしてそ
の信号はそれぞれの遅延を伴って各基本フィルタ段20
0に対して伝播される。たとえば、図3において、WE
信号はレジスタ(REG)303によって遅延される。
フィルタリングの応用に依存して、その遅延は1つまた
はそれ以上のクロック・サイクルとなる可能性がある。
同様に、WE信号はレジスタ(REG)305によって
遅延される。同様に、データマルチポート型レジスタ・
ファイル201のそれぞれに対するRA信号は、基本フ
ィルタ段200の任意のものに対して供給される前に、
レジスタ(REG)307によって遅延される。同様
に、各マルチポート型レジスタ・ファイル203に対す
るRA信号は、基本のフィルタ段200のどれかに対し
て供給される前に、レジスタ(REG)309によって
遅延される。
【0022】係数のマルチポート型レジスタ・ファイル
203の信号WE、WA、およびWは、ファイルに係数
をロードするとき、すなわち、初期化時、または係数が
適応のために更新されるときにだけ使われる。実際に
は、係数用のマルチポート型レジスタ・ファイル203
の信号WE、WA、およびWが不要となるように、係数
をROMなどのメディアに格納することさえできる。従
って、明確化の目的で、それらは図3には示されていな
い。
203の信号WE、WA、およびWは、ファイルに係数
をロードするとき、すなわち、初期化時、または係数が
適応のために更新されるときにだけ使われる。実際に
は、係数用のマルチポート型レジスタ・ファイル203
の信号WE、WA、およびWが不要となるように、係数
をROMなどのメディアに格納することさえできる。従
って、明確化の目的で、それらは図3には示されていな
い。
【0023】さらに、FIRフィルタ300の出力の直
前に追加のオプションのオーバーフロー/アンダーフロ
ー検出および/または飽和ユニット211がある。基本
FIRフィルタ300の出力をレジスタ(REG)31
1によってラッチすることができる。
前に追加のオプションのオーバーフロー/アンダーフロ
ー検出および/または飽和ユニット211がある。基本
FIRフィルタ300の出力をレジスタ(REG)31
1によってラッチすることができる。
【0024】図4は本発明の原理によるFIRフィルタ
400の全体を示している。それはQ個のカスケード接
続された基本FIRフィルタ(BFF)300−1乃至
300−Qから形成されており、各基本フィルタは基本
FIRフィルタ300と同じである。さらに、FIRフ
ィルタ301の出力には追加のオプションのオーバーフ
ロー/アンダーフロー検出および/または飽和ユニット
211がある。FIRフィルタ400全体の結果の出力
をランニング合計として加算することができ、それは信
号Zを使って、アキュムレータ(ACCUM)401に
よって制御的にクリアすることができる。アキュムレー
タ401がさらに詳しく図9に示されている。
400の全体を示している。それはQ個のカスケード接
続された基本FIRフィルタ(BFF)300−1乃至
300−Qから形成されており、各基本フィルタは基本
FIRフィルタ300と同じである。さらに、FIRフ
ィルタ301の出力には追加のオプションのオーバーフ
ロー/アンダーフロー検出および/または飽和ユニット
211がある。FIRフィルタ400全体の結果の出力
をランニング合計として加算することができ、それは信
号Zを使って、アキュムレータ(ACCUM)401に
よって制御的にクリアすることができる。アキュムレー
タ401がさらに詳しく図9に示されている。
【0025】フィルタの実行はレイテンシー(latency:
隠れていること)がないか、あるいは低いことが望まし
い場合が多い。この目的で、本発明の1つの態様に従っ
て、基本FIRフィルタ300−1の基本フィルタ段2
00−1の入力レジスタ・ファイル201、すなわち、
フィルタされる入力サンプルが供給される最初のレジス
タ・ファイルに対する制御信号を、以前に説明されてい
るパイプラインの方法で供給するのではなく、別に供給
することができる。そのような別々の制御信号がオプシ
ョンの信号RAF、WEF、およびWAFとして図4に示
されている。これらの制御信号はデータのサンプルがF
IRフィルタ400に最初に入力されるとき、そのサン
プルを受け入れる出力が遅延のサイクルなしで発生され
ることを確保するように操作される。パイプライン型の
信号が代わりに使われていた場合は、そのような結果に
はならない。パイプライン型の信号が使われていた場
合、ちょうど入力されたサンプルを組み込む際の初期遅
延がフィルタの出力に現われる可能性がある。
隠れていること)がないか、あるいは低いことが望まし
い場合が多い。この目的で、本発明の1つの態様に従っ
て、基本FIRフィルタ300−1の基本フィルタ段2
00−1の入力レジスタ・ファイル201、すなわち、
フィルタされる入力サンプルが供給される最初のレジス
タ・ファイルに対する制御信号を、以前に説明されてい
るパイプラインの方法で供給するのではなく、別に供給
することができる。そのような別々の制御信号がオプシ
ョンの信号RAF、WEF、およびWAFとして図4に示
されている。これらの制御信号はデータのサンプルがF
IRフィルタ400に最初に入力されるとき、そのサン
プルを受け入れる出力が遅延のサイクルなしで発生され
ることを確保するように操作される。パイプライン型の
信号が代わりに使われていた場合は、そのような結果に
はならない。パイプライン型の信号が使われていた場
合、ちょうど入力されたサンプルを組み込む際の初期遅
延がフィルタの出力に現われる可能性がある。
【0026】図5はオーバーフロー/アンダーフロー検
出ユニット501だけを含んでいる、オーバーフロー/
アンダーフロー検出または飽和ユニット211の具体例
を示している。オーバーフロー/アンダーフロー検出ユ
ニット501は、たとえば、Gビットの精度で受信され
た入力の数値をYビットの精度で表すことができるかど
うかを決定するような、従来の、よく知られている方法
で動作することができる。ここで、YはGより小さい。
受信された入力がGビットの精度の数値であって、その
入力をYビットの精度で表すことができる場合、アンダ
ーフローまたはオーバーフローは発生しないと判定さ
れ、その入力の数値がオーバーフロー/アンダーフロー
検出および/または飽和ユニット211の出力として供
給される。ただし、使われる精度はYビットだけであ
る。そうでなくて、その数値の大きさが大き過ぎてYビ
ットの精度だけでは表現されない場合、アンダーフロー
またはオーバーフローが発生したと判定される。オーバ
ーフローまたはアンダーフローが発生した場合、対応し
ているフラグがセットされ、出力として供給される。オ
ーバーフローまたはアンダーフローのどちらが発生した
かは、その入力がYビットの精度で表現できる最大値よ
り大きいかどうか、あるいはYビットの精度で表現でき
る最小の値より小さいかどうかによって判定される。
出ユニット501だけを含んでいる、オーバーフロー/
アンダーフロー検出または飽和ユニット211の具体例
を示している。オーバーフロー/アンダーフロー検出ユ
ニット501は、たとえば、Gビットの精度で受信され
た入力の数値をYビットの精度で表すことができるかど
うかを決定するような、従来の、よく知られている方法
で動作することができる。ここで、YはGより小さい。
受信された入力がGビットの精度の数値であって、その
入力をYビットの精度で表すことができる場合、アンダ
ーフローまたはオーバーフローは発生しないと判定さ
れ、その入力の数値がオーバーフロー/アンダーフロー
検出および/または飽和ユニット211の出力として供
給される。ただし、使われる精度はYビットだけであ
る。そうでなくて、その数値の大きさが大き過ぎてYビ
ットの精度だけでは表現されない場合、アンダーフロー
またはオーバーフローが発生したと判定される。オーバ
ーフローまたはアンダーフローが発生した場合、対応し
ているフラグがセットされ、出力として供給される。オ
ーバーフローまたはアンダーフローのどちらが発生した
かは、その入力がYビットの精度で表現できる最大値よ
り大きいかどうか、あるいはYビットの精度で表現でき
る最小の値より小さいかどうかによって判定される。
【0027】図6は飽和検出ユニット601だけを含
む、オーバーフロー/アンダーフロー検出および/また
は飽和ユニット211の具体例を示している。飽和検出
ユニット601は、たとえば、従来のよく知られている
方法で動作することができる。たとえば、飽和検出ユニ
ット601は入力としてYビットの精度での数値および
オーバーフロー・フラグおよびアンダーフロー・フラグ
の値を受け取る。オーバーフロー・フラグがセットされ
ていた場合、飽和検出ユニット601はYビットの精度
を使って表現できる最大の値を出力として供給する。ア
ンダーフロー・フラグがセットされていた場合、飽和ユ
ニット601はYビットの精度を使って表すことができ
る最小の値を出力として供給する。オーバーフロー・フ
ラグまたはアンダーフロー・フラグのいずれもセットさ
れていない場合、飽和検出ユニット601は入力の値を
出力として供給するが、Yビットの精度だけが使われ
る。
む、オーバーフロー/アンダーフロー検出および/また
は飽和ユニット211の具体例を示している。飽和検出
ユニット601は、たとえば、従来のよく知られている
方法で動作することができる。たとえば、飽和検出ユニ
ット601は入力としてYビットの精度での数値および
オーバーフロー・フラグおよびアンダーフロー・フラグ
の値を受け取る。オーバーフロー・フラグがセットされ
ていた場合、飽和検出ユニット601はYビットの精度
を使って表現できる最大の値を出力として供給する。ア
ンダーフロー・フラグがセットされていた場合、飽和ユ
ニット601はYビットの精度を使って表すことができ
る最小の値を出力として供給する。オーバーフロー・フ
ラグまたはアンダーフロー・フラグのいずれもセットさ
れていない場合、飽和検出ユニット601は入力の値を
出力として供給するが、Yビットの精度だけが使われ
る。
【0028】図7は飽和検出ユニット601に接続され
ているオーバーフロー/アンダーフロー検出ユニット5
01を含む、オーバーフロー/アンダーフロー検出およ
び/または飽和ユニット211の具体例を示している。
オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニット501お
よび飽和検出ユニット601は上記のように動作する。
図7に示されているようなオーバーフロー/アンダーフ
ロー検出および/または飽和ユニット211の結果の動
作は、Gビットの精度の数値を入力として受け取り、出
力として、a)GをYビットの精度で表すことができる
場合は、YがGより小さい場合、Yビットの精度を使っ
たGの実際の値、または、b)その数値の絶対値が大き
過ぎてYビットだけの精度では表現されない場合は、Y
ビットの精度を使って表すことができる最大値または最
小値を供給する。最大値または最小値が出力として供給
されるかどうかは、入力が、Yビットの精度で表せる最
大値より大きいかどうか、あるいはYビットの精度で表
せる最小値より小さいかどうかの関数として決定され
る。
ているオーバーフロー/アンダーフロー検出ユニット5
01を含む、オーバーフロー/アンダーフロー検出およ
び/または飽和ユニット211の具体例を示している。
オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニット501お
よび飽和検出ユニット601は上記のように動作する。
図7に示されているようなオーバーフロー/アンダーフ
ロー検出および/または飽和ユニット211の結果の動
作は、Gビットの精度の数値を入力として受け取り、出
力として、a)GをYビットの精度で表すことができる
場合は、YがGより小さい場合、Yビットの精度を使っ
たGの実際の値、または、b)その数値の絶対値が大き
過ぎてYビットだけの精度では表現されない場合は、Y
ビットの精度を使って表すことができる最大値または最
小値を供給する。最大値または最小値が出力として供給
されるかどうかは、入力が、Yビットの精度で表せる最
大値より大きいかどうか、あるいはYビットの精度で表
せる最小値より小さいかどうかの関数として決定され
る。
【0029】消費電力を減らし、動作速度を増加させる
ために、キャリー・セーブ演算(carry-save arithmeti
c)を採用するように、FIRフィルタ300の乗算器2
05および加算器207を実行することができる。さら
に、1つまたはそれ以上のFIRフィルタ300のそれ
ぞれの加算器207をツリー構造に配置することができ
る。FIRフィルタ300の1つにおけるそのような加
算器のツリー構造は、加算器207のツリーのボトムに
追加されている前のFIRフィルタ300からの入力を
備えることができる。4段の場合のそのような構成が図
8に示されている。この分野の技術に熟達した人であれ
ば、この示されている構成を他の段数に対しても拡張す
る方法を理解することができる。
ために、キャリー・セーブ演算(carry-save arithmeti
c)を採用するように、FIRフィルタ300の乗算器2
05および加算器207を実行することができる。さら
に、1つまたはそれ以上のFIRフィルタ300のそれ
ぞれの加算器207をツリー構造に配置することができ
る。FIRフィルタ300の1つにおけるそのような加
算器のツリー構造は、加算器207のツリーのボトムに
追加されている前のFIRフィルタ300からの入力を
備えることができる。4段の場合のそのような構成が図
8に示されている。この分野の技術に熟達した人であれ
ば、この示されている構成を他の段数に対しても拡張す
る方法を理解することができる。
【0030】FIRフィルタ400の動作速度が減少す
ることの代償として消費電力を減らすために、FIRフ
ィルタ300の中の基本フィルタ段200の個数を指定
する値Jを最大にすることができる。これは、そのよう
な最大化によって、パイプラインのリタイミングの適用
によって、FIRフィルタ400全体に採用されるレジ
スタ311の個数を削減することができるからである。
パイプラインのリタイミングについての詳細は、198
3年の第3回Caltech Conf. VLSI、第87頁乃至第11
6頁にあるC.E.ライサーソン(C.E.Leiserson)他の
「リタイミングによる同期回路の最適化(Optimizing Sy
nchronous Circuitry by Retiming)」を参照されたい。
これはここに完全に説明されているかのように、参照に
よって組み込まれている。パイプラインのリタイミング
を実行するには、入力データ経路に追加のレジスタが必
要であることに留意されたい。しかし、本発明の原理に
よると、パイプラインのリタイミングのために必要とな
るこれらの追加のレジスタは、レジスタ・ファイル20
1によって実行されている機能によって置き換えられ
る。
ることの代償として消費電力を減らすために、FIRフ
ィルタ300の中の基本フィルタ段200の個数を指定
する値Jを最大にすることができる。これは、そのよう
な最大化によって、パイプラインのリタイミングの適用
によって、FIRフィルタ400全体に採用されるレジ
スタ311の個数を削減することができるからである。
パイプラインのリタイミングについての詳細は、198
3年の第3回Caltech Conf. VLSI、第87頁乃至第11
6頁にあるC.E.ライサーソン(C.E.Leiserson)他の
「リタイミングによる同期回路の最適化(Optimizing Sy
nchronous Circuitry by Retiming)」を参照されたい。
これはここに完全に説明されているかのように、参照に
よって組み込まれている。パイプラインのリタイミング
を実行するには、入力データ経路に追加のレジスタが必
要であることに留意されたい。しかし、本発明の原理に
よると、パイプラインのリタイミングのために必要とな
るこれらの追加のレジスタは、レジスタ・ファイル20
1によって実行されている機能によって置き換えられ
る。
【0031】レジスタ・ファイル201を使うことの利
点は、そのレジスタ・ファイルのどれか1つによって消
費される電力が、そのレジスタ・ファイルがプログラム
されるレイテンシーには無関係なので、本発明によって
パイプラインのリタイミング(re-timing)を実行するこ
とによって消費電力が増加しないことである。レジスタ
・ファイル201を使うことのさらなる利点は、それら
によってレジスタ・ファイルのレイテンシーをプログラ
ムできることであり、それによって1つのフィルタ構造
で多くの異なるフィルタを実行できることである。
点は、そのレジスタ・ファイルのどれか1つによって消
費される電力が、そのレジスタ・ファイルがプログラム
されるレイテンシーには無関係なので、本発明によって
パイプラインのリタイミング(re-timing)を実行するこ
とによって消費電力が増加しないことである。レジスタ
・ファイル201を使うことのさらなる利点は、それら
によってレジスタ・ファイルのレイテンシーをプログラ
ムできることであり、それによって1つのフィルタ構造
で多くの異なるフィルタを実行できることである。
【0032】本発明の原理に従って、そしてパイプライ
ン方式で実行されるフィルタの設計に対する制御信号を
開発するための1つの方法は、従来型のフィルタ設計か
ら出発することである。その後、その設計が時間マルチ
プレックスされ、採用される本発明の正規のフィルタ構
造に、たとえば、FIRフィルタ400全体に写像(ma
p)される。これは複数レートの畳み込み技法以外に、ス
ケジューリングの技法を採用することによって実現する
ことができる。複数レートの畳み込み技法については、
T.C.デンク(T.C.Denk)およびK.K.パーリ(K.K.P
arhi)による「M項ツリー構造フィルタ・バンクのため
のアーキテクチャのシステマティックな設計(Systemati
c Design of Architecture for M-ary Tree-Structured
FilterBanks)」(1995年のIEEE pressからのVLSI
Signal Processing VIII、第157頁乃至第166頁)
に開示されている。この資料は参照によってここに完全
に説明されているかのように組み込まれている。
ン方式で実行されるフィルタの設計に対する制御信号を
開発するための1つの方法は、従来型のフィルタ設計か
ら出発することである。その後、その設計が時間マルチ
プレックスされ、採用される本発明の正規のフィルタ構
造に、たとえば、FIRフィルタ400全体に写像(ma
p)される。これは複数レートの畳み込み技法以外に、ス
ケジューリングの技法を採用することによって実現する
ことができる。複数レートの畳み込み技法については、
T.C.デンク(T.C.Denk)およびK.K.パーリ(K.K.P
arhi)による「M項ツリー構造フィルタ・バンクのため
のアーキテクチャのシステマティックな設計(Systemati
c Design of Architecture for M-ary Tree-Structured
FilterBanks)」(1995年のIEEE pressからのVLSI
Signal Processing VIII、第157頁乃至第166頁)
に開示されている。この資料は参照によってここに完全
に説明されているかのように組み込まれている。
【0033】スケジューリングの技法を使うとき、フィ
ルタのリタイミングを行う必要があり得る。採用される
スケジューリング技法の第1の目標は、そのフィルタを
本発明の正規のフィルタ構造に写像することであるが、
本発明の構造が、本発明のマルチポート型レジスタ・フ
ァイルではなく、従来型のレジスタを採用したかのよう
に写像する必要がある。そのようなスケジューリング技
法の第2の目標は、乗算器205および加算器207の
利用を最大にすること、すなわち、乗算器205および
加算器207が使われていないクロック・サイクルを減
らすか、あるいはなくすことであるべきである。それは
そのフィルタ設計を実行するために必要な基本のフィル
タ段200の数を削減する。
ルタのリタイミングを行う必要があり得る。採用される
スケジューリング技法の第1の目標は、そのフィルタを
本発明の正規のフィルタ構造に写像することであるが、
本発明の構造が、本発明のマルチポート型レジスタ・フ
ァイルではなく、従来型のレジスタを採用したかのよう
に写像する必要がある。そのようなスケジューリング技
法の第2の目標は、乗算器205および加算器207の
利用を最大にすること、すなわち、乗算器205および
加算器207が使われていないクロック・サイクルを減
らすか、あるいはなくすことであるべきである。それは
そのフィルタ設計を実行するために必要な基本のフィル
タ段200の数を削減する。
【0034】さらに、そのフィルタが本発明の正規のフ
ィルタ構造に写像されるようにするために、加算の結合
的な性質を使って、フィルタを再編成する必要があり得
る。最後に、本発明のマルチポート型レジスタ・ファイ
ルがこれまで採用されてきた従来型のレジスタに対して
置き換えられ、本発明による構造が結果として得られる
ようにされる。そのような置き換えはこの技術の分野に
おいて普通の技量を有する人によって容易に行われ得
る。
ィルタ構造に写像されるようにするために、加算の結合
的な性質を使って、フィルタを再編成する必要があり得
る。最後に、本発明のマルチポート型レジスタ・ファイ
ルがこれまで採用されてきた従来型のレジスタに対して
置き換えられ、本発明による構造が結果として得られる
ようにされる。そのような置き換えはこの技術の分野に
おいて普通の技量を有する人によって容易に行われ得
る。
【0035】この技術の分野において普通の技量を有す
る人であれば、本発明のFIRフィルタ構造は断片的に
区切られた(fractionally spaced)フィルタなどの基本
FIRフィルタの変形版を実行するために採用すること
ができることが分かる。これに関して、図9は本発明に
よるフィルタを実行するためのFIRフィルタ400の
全体の一例を示しており、その中で、基本の各FIRフ
ィルタ300に4つのカスケード接続された基本フィル
タ段200があり、従って、J=4である。同様に、図
9のFIRフィルタ400全体の中に2つのカスケード
接続された基本FIRフィルタ300があり、従って、
Q=2である。各マルチポート型レジスタ・ファイル2
01はサンプル・データを格納するための4つのメモリ
・ロケーションを有し、一方、各マルチポート型レジス
タ・ファイル203はフィルタ係数を格納するための4
つのメモリ・ロケーションを有している。従って、この
実施形態においてはマルチポート型レジスタ・ファイル
のすべてに対してH=4である。図9の各マルチポート
型レジスタ・ファイル201およびマルチポート型レジ
スタ・ファイル203は、それぞれ読出しポートを1つ
だけ備えており、従って、それらのすべてに対してK=
1である。
る人であれば、本発明のFIRフィルタ構造は断片的に
区切られた(fractionally spaced)フィルタなどの基本
FIRフィルタの変形版を実行するために採用すること
ができることが分かる。これに関して、図9は本発明に
よるフィルタを実行するためのFIRフィルタ400の
全体の一例を示しており、その中で、基本の各FIRフ
ィルタ300に4つのカスケード接続された基本フィル
タ段200があり、従って、J=4である。同様に、図
9のFIRフィルタ400全体の中に2つのカスケード
接続された基本FIRフィルタ300があり、従って、
Q=2である。各マルチポート型レジスタ・ファイル2
01はサンプル・データを格納するための4つのメモリ
・ロケーションを有し、一方、各マルチポート型レジス
タ・ファイル203はフィルタ係数を格納するための4
つのメモリ・ロケーションを有している。従って、この
実施形態においてはマルチポート型レジスタ・ファイル
のすべてに対してH=4である。図9の各マルチポート
型レジスタ・ファイル201およびマルチポート型レジ
スタ・ファイル203は、それぞれ読出しポートを1つ
だけ備えており、従って、それらのすべてに対してK=
1である。
【0036】図9に示されているFIRフィルタ400
の全体の実施形態を使って実行されている2つのフィル
タの例に対する制御信号が、表1および2に示されてい
る。さらに詳しく言えば、表1は乗算器に時間マルチプ
レックスされている4つの係数を持つTスペース・フィ
ルタリングのための制御信号を示し、一方、表2は乗算
器に時間マルチプレックスされている4つの係数を持つ
T/4フィルタリングのための制御信号を示している。
表1の制御信号は
の全体の実施形態を使って実行されている2つのフィル
タの例に対する制御信号が、表1および2に示されてい
る。さらに詳しく言えば、表1は乗算器に時間マルチプ
レックスされている4つの係数を持つTスペース・フィ
ルタリングのための制御信号を示し、一方、表2は乗算
器に時間マルチプレックスされている4つの係数を持つ
T/4フィルタリングのための制御信号を示している。
表1の制御信号は
【数1】 の式に従ってフィルタリングを実施し、但し、w(i)
は係数であり、x(y)は入力データである。マルチポ
ート型レジスタ・ファイル203に格納されるフィルタ
係数のロケーションは、図9の中でW(0)乃至W(3
1)によって表されている。表1において、空白のスペ
ースはドント・ケアの条件を表し、制御信号は16の周
期で繰り返す。
は係数であり、x(y)は入力データである。マルチポ
ート型レジスタ・ファイル203に格納されるフィルタ
係数のロケーションは、図9の中でW(0)乃至W(3
1)によって表されている。表1において、空白のスペ
ースはドント・ケアの条件を表し、制御信号は16の周
期で繰り返す。
【表1】
【表2】
【0037】同様に、表2の制御信号は
【数2】 に従うフィルタリングを実施している。但し、w(i)
は係数であり、x(i)は入力データである。この場合
も、マルチポート型レジスタ・ファイル203に格納さ
れるフィルタ係数のロケーションは、図9の中でW
(0)乃至W(31)によって表されており、空白のス
ペースはドント・ケアの条件を表している。しかし、そ
の制御信号は4の周期で繰り返す。
は係数であり、x(i)は入力データである。この場合
も、マルチポート型レジスタ・ファイル203に格納さ
れるフィルタ係数のロケーションは、図9の中でW
(0)乃至W(31)によって表されており、空白のス
ペースはドント・ケアの条件を表している。しかし、そ
の制御信号は4の周期で繰り返す。
【0038】もちろん、図9の構造は他のフィルタを実
行する制御信号も供給することができる。
行する制御信号も供給することができる。
【0039】上記は単に本発明の原理を示している。従
って、この分野の技術に熟達した人であれば、ここには
明示的には説明または指示されていないが、本発明の原
理を具体化し、従って、その精神および適用範囲内に入
る各種の構成を工夫することができることを理解された
い。
って、この分野の技術に熟達した人であれば、ここには
明示的には説明または指示されていないが、本発明の原
理を具体化し、従って、その精神および適用範囲内に入
る各種の構成を工夫することができることを理解された
い。
【図1】本発明の原理に従って、有限インパルス応答フ
ィルタ(FIR)の各段間で使うことができるマルチポ
ート型レジスタ・ファイルの一例を示す図である。
ィルタ(FIR)の各段間で使うことができるマルチポ
ート型レジスタ・ファイルの一例を示す図である。
【図2】本発明の原理に従ってマルチポート型レジスタ
・ファイルを採用している基本フィルタ段の一例を示す
図である。
・ファイルを採用している基本フィルタ段の一例を示す
図である。
【図3】図2の基本フィルタ段がJ個カスケード接続さ
れて形成されている、基本FIRフィルタの一例を示す
図である。
れて形成されている、基本FIRフィルタの一例を示す
図である。
【図4】図3のQ個のカスケード接続された基本フィル
タから形成されている、本発明の原理によるFIRフィ
ルタ全体を示す図である。
タから形成されている、本発明の原理によるFIRフィ
ルタ全体を示す図である。
【図5】各種のフィルタ設計によって採用することがで
きる、オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和の各種の具体例を示す図である。
きる、オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和の各種の具体例を示す図である。
【図6】各種のフィルタ設計によって採用することがで
きる、オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和の各種の具体例を示す図である。
きる、オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和の各種の具体例を示す図である。
【図7】各種のフィルタ設計によって採用することがで
きる、オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和の各種の具体例を示す図である。
きる、オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットお
よび/または飽和の各種の具体例を示す図である。
【図8】キャリー・セーブ演算を採用している図3の基
本FIRフィルタの一例を示す。
本FIRフィルタの一例を示す。
【図9】各基本FIRフィルタ300の中の4つのカス
ケード接続された基本フィルタ段を採用している、本発
明によるFIRフィルタの全体の一例を示す図である。
ケード接続された基本フィルタ段を採用している、本発
明によるFIRフィルタの全体の一例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック ラーソン アメリカ合衆国 07747 ニュージャーシ ィ,マタワン,スティルウェル ストリー ト 10エー (72)発明者 クリストファー ジョン ニコル オーストラリア国,エヌ.エス.ダブリュ スプリングウッド,チャセリング アヴ ェニュー 12
Claims (57)
- 【請求項1】 サンプル・データを格納する手段と、 係数値を格納する手段と、 該サンプル・データを格納する手段によって供給される
サンプル・データに、該係数値を格納する手段によって
供給される係数値を乗算する、該サンプル・データを格
納する手段と該係数値を格納する手段とに接続された第
1の乗算器と、 該第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器
とからなり、 該サンプル・データを格納する手段と該係数値を格納す
る手段のうちの少なくとも1つは、マルチポート型レジ
スタ・ファイルとして実行されることを特徴とする有限
インパルス応答(FIR)フィルタ - 【請求項2】 サンプル・データを格納し、該サンプル
・データを1つの出力に供給する手段と、 係数値を格納する手段と、 該出力において供給されるサンプル・データに、該係数
値を格納する手段の出力として供給される係数値を乗算
する、該サンプル・データを格納する手段に接続された
第1の乗算器と、 該第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器
とからなり、 該サンプル・データを格納する手段と該係数値を格納す
る手段のうちの少なくとも1つは、マルチポート型レジ
スタ・ファイルとして実行されることを特徴とする有限
インパルス応答(FIR)フィルタ。 - 【請求項3】 サンプル・データを格納し、該格納され
たサンプル・データを任意の順序で出力へ供給するマル
チポート型レジスタ・ファイルと、 該出力において供給されているサンプル・データに、係
数を乗算する、該マルチポート型レジスタ・ファイルの
該出力に接続された第1の乗算器と、 該第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器
とからなることを特徴とする有限インパルス応答(FI
R)フィルタ。 - 【請求項4】 請求項3に記載のフィルタにおいて、該
加算器はキャリー・セーブ加算器であることを特徴とす
るフィルタ。 - 【請求項5】 請求項3に記載のフィルタにおいて、該
乗算器はキャリー・セーブ乗算器であることを特徴とす
るフィルタ。 - 【請求項6】 請求項3に記載のフィルタにおいて、該
加算器の該出力がアンダーフロー/オーバーフロー検出
ユニットへ供給されることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項7】 請求項3に記載のフィルタにおいて、該
加算器の該出力が飽和ユニットに供給されることを特徴
とするフィルタ。 - 【請求項8】 請求項3に記載のフィルタにおいて、該
加算器の該出力がアンダーフロー/オーバーフロー検出
および飽和ユニットに供給されることを特徴とするフィ
ルタ。 - 【請求項9】 請求項3に記載のフィルタにおいて、該
加算器は固定の時間だけ遅延されることを特徴とするフ
ィルタ。 - 【請求項10】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該フィルタはさらに、該加算器の該出力を遅延させるレ
ジスタを含むことを特徴とするフィルタ。 - 【請求項11】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該加算器への該入力が定数であることを特徴とするフィ
ルタ。 - 【請求項12】 請求項11に記載のフィルタにおい
て、該定数が0であることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項13】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該フィルタはさらに、サンプル・データに係数値を乗算
し、出力を該加算器に対する該入力に供給する第2の乗
算器を含むことを特徴とするフィルタ。 - 【請求項14】 請求項13に記載のフィルタにおい
て、該フィルタがさらに、該第2の乗算器の入力に結合
されてサンプル・データを供給する出力を有する該第2
のマルチポート型レジスタ・ファイルからなることを特
徴とするフィルタ。 - 【請求項15】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該マルチポート型レジスタは、格納されているサンプル
・データを供給する第2の出力を有することを特徴とす
るフィルタ。 - 【請求項16】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該フィルタがさらに、該係数値を供給する第2のマルチ
ポート型レジスタ・ファイルからなることを特徴とする
フィルタ。 - 【請求項17】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該フィルタがさらに、第2のマルチポート型レジスタ・
ファイルからなり、該マルチポート型レジスタ・ファイ
ルは格納されているサンプル・データを該第2のマルチ
ポート型レジスタ・ファイルに供給する第2の出力を有
することを特徴とするフィルタ。 - 【請求項18】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該フィルタがさらに、第2のマルチポート型レジスタ・
ファイルからなり、該マルチポート型レジスタ・ファイ
ルの各々は、単独のアドレス・ソースから導かれる読出
しアドレス情報を受信することを特徴とするフィルタ。 - 【請求項19】 請求項3に記載のフィルタにおいて、
該フィルタがさらに、第2のマルチポート型レジスタ・
ファイルからなり、該レジスタ・ファイルの各々は単独
のアドレス・ソースから導かれる書込みアドレス情報を
受信することを特徴とするフィルタ。 - 【請求項20】 少なくとも1つの乗算器と、 サンプル・データを格納し、そして該サンプル・データ
を該乗算器に供給するよう制御できる少なくとも1つの
マルチポート型レジスタ・ファイルを含む第1のグルー
プと、 該乗算器の出力を一緒に加算して該フィルタの出力を形
成する、少なくとも1つの加算器とからなることを特徴
とする有限インパルス応答(FIR)フィルタ。 - 【請求項21】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該乗算器は該制御可能で供給されるサンプル・デー
タにフィルタ係数を乗算することを特徴とするフィル
タ。 - 【請求項22】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該乗算器は該制御可能で供給されるサンプル・デー
タにフィルタ係数を乗算し、該フィルタ係数は、係数を
格納する少なくとも1つのマルチポート型レジスタ・フ
ァイルを含む第2のグループによって供給されることを
特徴とするフィルタ。 - 【請求項23】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該少なくとも1つの加算器の少なくとも1つの出力
が、オーバーフロー/アンダーフロー検出ユニットに供
給されることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項24】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該少なくとも1つの加算器の少なくとも1つの出力
が、飽和ユニットに供給されることを特徴とするフィル
タ。 - 【請求項25】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該少なくとも1つの加算器の少なくとも1つの出力
が、オーバーフロー/アンダーフロー検出および飽和ユ
ニットに供給されることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項26】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該FIRフィルタがキャリー・セーブ演算を使用す
ることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項27】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該フィルタがさらに、該第1のグループの該マルチ
ポート型レジスタ・ファイルを制御する制御信号を発生
する手段からなることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項28】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該フィルタがさらに、該第1のグループの該マルチ
ポート型レジスタ・ファイルを制御する制御信号を単独
のソースから導く手段からなることを特徴とするフィル
タ。 - 【請求項29】 請求項20に記載のフィルタにおい
て、該フィルタがさらに、該第1のグループの該マルチ
ポート型レジスタ・ファイルを制御する制御信号を発生
する手段を含み、該制御信号は該マルチポート型レジス
タ・ファイルにパイプライン方式で供給されることを特
徴とするフィルタ。 - 【請求項30】 異なるフィルタリング機能を実行する
ためにプログラムし直すことができる完全パイプライン
型のフィルタ。 - 【請求項31】 カスケード接続されたフィルタ要素の
複数のブロックからなるフィルタであって、該フィルタ
要素の各々はさらに、 サンプル・データを格納し、該格納されたサンプル・デ
ータを任意の順序で1つの出力に供給するマルチポート
型レジスタ・ファイルと、 該出力に供給されるサンプル・データに係数値を乗算す
る、該マルチポート型レジスタ・ファイルの該出力に接
続された第1の乗算器と、該第1の乗算器の出力と1つ
の入力とを加算する加算器とからなることを特徴とする
フィルタ。 - 【請求項32】 請求項31に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々は実質的に同一であることを特徴
とするフィルタ。 - 【請求項33】 請求項31に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々は同じ本数の入力信号線および出
力信号線を有することを特徴とするフィルタ。 - 【請求項34】 請求項31に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々は共通のソースから導かれる制御
信号が供給されることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項35】 請求項31に記載のフィルタにおい
て、該フィルタはさらに、該ブロックの1つの出力を格
納するレジスタからなることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項36】 カスケード接続された少なくとも2つ
の複数のフィルタ要素のブロックからなるフィルタにお
いて、該フィルタ要素の各々は、 サンプル・データを格納し、該格納されたサンプル・デ
ータを任意の順序で1つの出力に対して供給するマルチ
ポート型レジスタ・ファイルと、 該マルチポート型レジスタ・ファイルの該出力に接続さ
れていて、該出力において供給されているサンプル・デ
ータに係数値を乗算する第1の乗算器と、 該第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器
とをさらに含み、 さらに、該複数のカスケード接続されたブロックの前の
ものの出力を受け取り、そして該複数のカスケード接続
されたブロックの別のものに対して該出力を結合してい
るレジスタとを特徴とするフィルタ。 - 【請求項37】 請求項36に記載のフィルタにおい
て、該フィルタ要素はほぼ同じものであることを特徴と
するフィルタ。 - 【請求項38】 請求項36に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々は共通のソースから導かれる制御
信号が供給されることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項39】 請求項36に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々は共通のソースから導かれる制御
信号がパイプライン方式で供給されることを特徴とする
フィルタ。 - 【請求項40】 サンプル・データを格納し、該サンプ
ル・データを1つの出力に供給する手段と、 係数値を格納するマルチポート型レジスタ・ファイル
と、 該出力に供給されるサンプル・データに、該マルチポー
ト型レジスタ・ファイルの1つの出力として供給される
係数値を乗算する、該格納手段に接続された第1の乗算
器と、 該第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器
とからなることを特徴とする有限インパルス応答(FI
R)フィルタ。 - 【請求項41】 係数値を格納するマルチポート型レジ
スタ・ファイルと、 供給されるサンプル・データに、該マルチポート型レジ
スタ・ファイルの出力として供給される係数値を乗算す
る第1の乗算器と、該第1の乗算器の出力と1つの入力
とを加算する加算器とからなることを特徴とする有限イ
ンパルス応答(FIR)フィルタ。 - 【請求項42】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該FIRフィルタがキャリー・セーブ演算を採用す
ることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項43】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該加算器の該出力がアンダーフロー/オーバーフロ
ー検出ユニットに供給されることを特徴とするフィル
タ。 - 【請求項44】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該加算器の該出力が飽和ユニットに供給されること
を特徴とするフィルタ。 - 【請求項45】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該加算器の該出力がアンダーフロー/オーバーフロ
ー検出および飽和ユニットに供給されることを特徴とす
るフィルタ。 - 【請求項46】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該フィルタはさらに、該加算器の該出力を遅延させ
るレジスタをさらに含むことを特徴とするフィルタ。 - 【請求項47】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該加算器への該入力が定数であることを特徴とする
フィルタ。 - 【請求項48】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該フィルタはさらに、サンプル・データに係数値を
乗算し、そしてその出力を該加算器への該入力に供給す
る第2の乗算器を含むことを特徴とするフィルタ。 - 【請求項49】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該フィルタはさらに第2のマルチポート型レジスタ
・ファイルからなり、該マルチポート型レジスタ・ファ
イルの各々は、単独のアドレス・ソースから導かれる読
出しアドレス情報を受信することを特徴とするフィル
タ。 - 【請求項50】 請求項41に記載のフィルタにおい
て、該フィルタはさらに第2のマルチポート型レジスタ
・ファイルからなり、該各マルチポート型レジスタ・フ
ァイルは、単独のアドレス・ソースから導かれる書込み
アドレス情報を受信することを特徴とするフィルタ。 - 【請求項51】 カスケード接続された複数のフィルタ
要素のブロックからなるフィルタであって、該フィルタ
要素の各々は、 サンプル・データを格納し、該サンプル・データを1つ
の出力に供給する手段と、 係数値を格納するマルチポート型レジスタ・ファイル
と、 該出力に供給されるサンプル・データに、該マルチポー
ト型レジスタ・ファイルの1つの出力として供給される
係数値を乗算する、該格納手段に接続された第1の乗算
器と、 該第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器
とからなることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項52】 請求項51に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々は、同じ本数の入力および出力の
信号線を有することを特徴とするフィルタ。 - 【請求項53】 請求項51に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々は、共通のソースから導かれる制
御信号が供給されることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項54】 請求項51に記載のフィルタにおい
て、該フィルタはさらに、該ブロックの1つの出力を格
納するレジスタからなることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項55】 ほぼ同じフィルタ要素の少なくとも2
つの複数のカスケード接続されたブロックからなるフィ
ルタにおいて、該フィルタ要素の各々は、サンプル・デ
ータを格納し、該サンプル・データを1つの出力に供給
する手段 と、 係数値を格納するマルチポート型レジスタ・ファイル
と、 該出力に供給されるサンプル・データに、該マルチポー
ト型レジスタ・ファイルの1つの出力として供給される
係数値を乗算する、該格納手段に接続された第1の乗算
器と、 該第1の乗算器の出力と1つの入力とを加算する加算器
と、 該複数のカスケード接続されたブロックのうちの前のも
のの出力を受け取り、該出力を該複数のカスケード接続
されたブロックの別のものに結合するレジスタとからな
ることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項56】 請求項55に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々には、共通のソースから導かれる
制御信号が供給されることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項57】 請求項55に記載のフィルタにおい
て、該ブロックの各々には、共通のソースから導かれる
制御信号がパイプライン方式で供給されることを特徴と
するフィルタ。
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| US08/937665 | 1997-09-26 | ||
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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