JPH1116437A - 開閉器用操作器の鎖錠装置 - Google Patents
開閉器用操作器の鎖錠装置Info
- Publication number
- JPH1116437A JPH1116437A JP17027397A JP17027397A JPH1116437A JP H1116437 A JPH1116437 A JP H1116437A JP 17027397 A JP17027397 A JP 17027397A JP 17027397 A JP17027397 A JP 17027397A JP H1116437 A JPH1116437 A JP H1116437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- lever
- slide shaft
- spring
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 24
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】開閉器用操作器の鎖錠装置に設けられるトグル
機構が、意に反した反転動作を行うのを防止すること。 【解決手段】回動部材2と、スライド軸4と、スライド
軸にピン5を介して連結されたレバー6と、スライド軸
4を付勢するバネ8とによりトグル機構を構成し、この
トグル機構のレバー6にピン18を介して鎖錠棒17を
連結する。電磁プランジャ9及び10により回動部材2
を駆動してレバー6を回動させることにより鎖錠棒17
を鎖錠位置と解錠位置とに変位させる。バネ8の内側に
補助バネ20を配置する。補助バネ20は、ピン5がデ
ッドポイントBの近くに設定された一定の範囲b1 〜b
2 を変位するときにのみ圧縮されてスライド軸4を付勢
するように設ける。
機構が、意に反した反転動作を行うのを防止すること。 【解決手段】回動部材2と、スライド軸4と、スライド
軸にピン5を介して連結されたレバー6と、スライド軸
4を付勢するバネ8とによりトグル機構を構成し、この
トグル機構のレバー6にピン18を介して鎖錠棒17を
連結する。電磁プランジャ9及び10により回動部材2
を駆動してレバー6を回動させることにより鎖錠棒17
を鎖錠位置と解錠位置とに変位させる。バネ8の内側に
補助バネ20を配置する。補助バネ20は、ピン5がデ
ッドポイントBの近くに設定された一定の範囲b1 〜b
2 を変位するときにのみ圧縮されてスライド軸4を付勢
するように設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉器用操作器の
鎖錠装置に関するものである。
鎖錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置等のように、複数の開
閉器が設けられている開閉装置においては、所定の条件
が満たされていない状態で開閉器を操作すると、重大な
事故が生じるおそれがある。そのため、この種の開閉装
置においては、所定の条件が満たされるまでの間開閉器
の操作を禁止するように開閉器用操作器に鎖錠をかける
必要があり、そのためにトグル機構を備えた鎖錠装置が
用いられている。
閉器が設けられている開閉装置においては、所定の条件
が満たされていない状態で開閉器を操作すると、重大な
事故が生じるおそれがある。そのため、この種の開閉装
置においては、所定の条件が満たされるまでの間開閉器
の操作を禁止するように開閉器用操作器に鎖錠をかける
必要があり、そのためにトグル機構を備えた鎖錠装置が
用いられている。
【0003】図4はトグル機構を備えた従来の開閉器用
操作器の鎖錠装置を示したもので、同図において1は鎖
錠装置の固定フレーム、2は固定フレーム1に回動自在
に支持された回動部材である。
操作器の鎖錠装置を示したもので、同図において1は鎖
錠装置の固定フレーム、2は固定フレーム1に回動自在
に支持された回動部材である。
【0004】図示の回動部材2は、アーム201と、該
アーム201の長手方向の中央部に固定された軸支持部
材202とからなっており、軸支持部材202の中心部
にはアーム201の長手方向と直角な方向に伸びる軸支
持孔が設けられている。回動部材2は、中心軸線が軸支
持孔の中心軸線と直交するように設けられた第1のピン
3により固定フレーム1に回動可能に支持されている。
アーム201の長手方向の中央部に固定された軸支持部
材202とからなっており、軸支持部材202の中心部
にはアーム201の長手方向と直角な方向に伸びる軸支
持孔が設けられている。回動部材2は、中心軸線が軸支
持孔の中心軸線と直交するように設けられた第1のピン
3により固定フレーム1に回動可能に支持されている。
【0005】回動部材2の軸支持部材202に設けられ
た軸支持孔には、スライド軸4がスライド自在に嵌合さ
れて支持されている。スライド軸4の先端には先端部材
401が固定され、該先端部材401に第2のピン5を
介してレバー6の一端が連結されている。レバー6の他
端は、第1のピン3から離れた位置に配置された第3の
ピン7により固定フレーム1に支持されている。レバー
6は、回動部材2が一方向及び他の方向に回動したとき
にそれぞれスライド軸4を介して駆動されて、回動部材
2の回動方向と逆方向の第1の方向及び第2の方向に回
動させられる。軸支持孔の開口部周辺に設けられた第1
のバネ受け部とスライド軸の先端に取り付けられた先端
部材401に設けられた第2のバネ受け部との間に圧縮
バネ8が配置され、この圧縮バネにより、スライド軸4
が常時レバー6側に付勢されている。
た軸支持孔には、スライド軸4がスライド自在に嵌合さ
れて支持されている。スライド軸4の先端には先端部材
401が固定され、該先端部材401に第2のピン5を
介してレバー6の一端が連結されている。レバー6の他
端は、第1のピン3から離れた位置に配置された第3の
ピン7により固定フレーム1に支持されている。レバー
6は、回動部材2が一方向及び他の方向に回動したとき
にそれぞれスライド軸4を介して駆動されて、回動部材
2の回動方向と逆方向の第1の方向及び第2の方向に回
動させられる。軸支持孔の開口部周辺に設けられた第1
のバネ受け部とスライド軸の先端に取り付けられた先端
部材401に設けられた第2のバネ受け部との間に圧縮
バネ8が配置され、この圧縮バネにより、スライド軸4
が常時レバー6側に付勢されている。
【0006】固定フレーム1にはまた、第1の電磁プラ
ンジャ9と第2の電磁プランジャ10とが固定されてい
る。これらの電磁プランジャは、ソレノイドコイルと該
ソレノイドコイルが励磁されたときに駆動されて変位を
生じるプランジャ9a及び10aとを有していて、プラ
ンジャ9a及び10aの先端を回動部材2側に向けた状
態で配置されている。プランジャ9a及び10aの先端
には、継手11及び12が固定され、これらの継手11
及び12に設けられた長孔に、回動部材2のアーム20
1の両端に固定されたピン13及び14が緩く嵌合され
ている。
ンジャ9と第2の電磁プランジャ10とが固定されてい
る。これらの電磁プランジャは、ソレノイドコイルと該
ソレノイドコイルが励磁されたときに駆動されて変位を
生じるプランジャ9a及び10aとを有していて、プラ
ンジャ9a及び10aの先端を回動部材2側に向けた状
態で配置されている。プランジャ9a及び10aの先端
には、継手11及び12が固定され、これらの継手11
及び12に設けられた長孔に、回動部材2のアーム20
1の両端に固定されたピン13及び14が緩く嵌合され
ている。
【0007】第1の電磁プランジャ9及び第2の電磁プ
ランジャ10と、継手11及び12と、ピン13及び1
4とにより、第1及び第2の電磁プランジャ9及び10
を駆動源として第1の電磁プランジャ9が付勢された時
に回動部材2を一方向(図示の例では反時計方向)に回
動させ、第2の電磁プランジャ10が付勢された時に回
動部材2を他の方向(図示の例では時計方向)に回動さ
せる回動部材駆動機構15が構成されている。
ランジャ10と、継手11及び12と、ピン13及び1
4とにより、第1及び第2の電磁プランジャ9及び10
を駆動源として第1の電磁プランジャ9が付勢された時
に回動部材2を一方向(図示の例では反時計方向)に回
動させ、第2の電磁プランジャ10が付勢された時に回
動部材2を他の方向(図示の例では時計方向)に回動さ
せる回動部材駆動機構15が構成されている。
【0008】固定フレーム1にはまた、軸受部材16を
介して鎖錠棒17がスライド自在に支持され、この鎖錠
棒17は、レバー6の中間部に第4のピン18を介して
連結されている。鎖錠棒17は、開閉器用操作器の可動
部の一部に係合して該操作器を鎖錠した状態(開閉器の
操作を行うことができなくなる状態)になる鎖錠位置
(図4に示した位置)と該操作器の可動部との係合を解
除して開閉器用操作器を解錠した状態(開閉器の操作を
可能にする状態)になる解錠位置との間を直線変位する
ように支持されている。
介して鎖錠棒17がスライド自在に支持され、この鎖錠
棒17は、レバー6の中間部に第4のピン18を介して
連結されている。鎖錠棒17は、開閉器用操作器の可動
部の一部に係合して該操作器を鎖錠した状態(開閉器の
操作を行うことができなくなる状態)になる鎖錠位置
(図4に示した位置)と該操作器の可動部との係合を解
除して開閉器用操作器を解錠した状態(開閉器の操作を
可能にする状態)になる解錠位置との間を直線変位する
ように支持されている。
【0009】図4に示した鎖錠装置においては、回動部
材駆動機構15により駆動された回動部材がレバーとと
もに回動する過程で、第2のピン5が第1のピン3及び
第3のピン7と一直線上に並ぶ状態になるデッドポイン
トを超えた時にレバー6を圧縮バネ8の付勢力により第
1の方向または第2の方向に最終動作位置まで急速に回
動させて、鎖錠棒17を鎖錠位置または解錠位置まで変
位させる。
材駆動機構15により駆動された回動部材がレバーとと
もに回動する過程で、第2のピン5が第1のピン3及び
第3のピン7と一直線上に並ぶ状態になるデッドポイン
トを超えた時にレバー6を圧縮バネ8の付勢力により第
1の方向または第2の方向に最終動作位置まで急速に回
動させて、鎖錠棒17を鎖錠位置または解錠位置まで変
位させる。
【0010】図4に示した鎖錠装置においては、第1の
電磁プランジャ9が付勢されたときにそのプランジャ9
aが飛び出して、回動部材2を図面上反時計方向に回動
させる。回動部材2が反時計方向に回動する過程で、第
2のピン5が第1のピン3及び第3のピン7と一直線上
に並ぶ状態になるデッドポイントを超えると、レバー6
が時計方向に回動して鎖錠棒17を図示の鎖錠位置まで
移動させる。鎖錠棒17が鎖錠位置にあるときには、該
鎖錠棒17が図示しない開閉器用操作器の可動部(開閉
器を操作する際に動く部分)に係合して(可動部に設け
られた孔に嵌合したり、可動部の移動方向の前方側の側
面に当接したりして)、該可動部の動きを阻止すること
により、開閉器の開路動作または閉路動作を禁止する。
電磁プランジャ9が付勢されたときにそのプランジャ9
aが飛び出して、回動部材2を図面上反時計方向に回動
させる。回動部材2が反時計方向に回動する過程で、第
2のピン5が第1のピン3及び第3のピン7と一直線上
に並ぶ状態になるデッドポイントを超えると、レバー6
が時計方向に回動して鎖錠棒17を図示の鎖錠位置まで
移動させる。鎖錠棒17が鎖錠位置にあるときには、該
鎖錠棒17が図示しない開閉器用操作器の可動部(開閉
器を操作する際に動く部分)に係合して(可動部に設け
られた孔に嵌合したり、可動部の移動方向の前方側の側
面に当接したりして)、該可動部の動きを阻止すること
により、開閉器の開路動作または閉路動作を禁止する。
【0011】また図4に示した状態から第2の電磁プラ
ンジャ10が付勢されたときには、そのプランジャ10
aが飛び出して、回動部材2を図面上時計方向に回動さ
せ、これによりレバー6を反時計方向に回動させて、鎖
錠棒17を解錠位置まで移動させる。鎖錠棒17が解錠
位置にあるときには、該鎖錠棒17が開閉器用操作器の
可動部から離れるので、操作器の可動部は開閉器を操作
するべく所定の方向に変位し得る状態になり、開閉器の
操作が許容されるようになる。
ンジャ10が付勢されたときには、そのプランジャ10
aが飛び出して、回動部材2を図面上時計方向に回動さ
せ、これによりレバー6を反時計方向に回動させて、鎖
錠棒17を解錠位置まで移動させる。鎖錠棒17が解錠
位置にあるときには、該鎖錠棒17が開閉器用操作器の
可動部から離れるので、操作器の可動部は開閉器を操作
するべく所定の方向に変位し得る状態になり、開閉器の
操作が許容されるようになる。
【0012】図4に示した例では、回動部材2と、スラ
イド軸4と、レバー6と、圧縮バネ8とにより、トグル
機構が構成されている。
イド軸4と、レバー6と、圧縮バネ8とにより、トグル
機構が構成されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した鎖錠装置
においては、鎖錠棒17のストロークが短いと、第2の
ピン(可動ピン)5がデッドポイントを越えた後、鎖錠
棒17が係合する相手側部材等に設けられたストッパ部
に突き当たった際に発生する反力によりレバー6が反転
して鎖錠棒17が解錠位置側に戻ることがあった。
においては、鎖錠棒17のストロークが短いと、第2の
ピン(可動ピン)5がデッドポイントを越えた後、鎖錠
棒17が係合する相手側部材等に設けられたストッパ部
に突き当たった際に発生する反力によりレバー6が反転
して鎖錠棒17が解錠位置側に戻ることがあった。
【0014】そのため従来の鎖錠装置では、トグル機構
のレバーが鎖錠側の最終動作位置まで変位した際(鎖錠
棒が鎖錠位置まで変位した際)に生じる衝撃を吸収する
ために緩衝器を設けたり、トグル機構のストロークを長
くしたりしていたが、緩衝器を設けたり、トグル機構の
ストロークを長くしたりすると、装置が大形化する上
に、高価になるという問題があった。
のレバーが鎖錠側の最終動作位置まで変位した際(鎖錠
棒が鎖錠位置まで変位した際)に生じる衝撃を吸収する
ために緩衝器を設けたり、トグル機構のストロークを長
くしたりしていたが、緩衝器を設けたり、トグル機構の
ストロークを長くしたりすると、装置が大形化する上
に、高価になるという問題があった。
【0015】本発明の目的は、緩衝器を設けたり、トグ
ル機構のストロークを長くしたりすることなく、トグル
機構の意に反した反転動作が生じるのを防止することが
できるようにしたトグル機構を提供することにある。
ル機構のストロークを長くしたりすることなく、トグル
機構の意に反した反転動作が生じるのを防止することが
できるようにしたトグル機構を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明が対象とする開閉
器用操作器の鎖錠装置は、軸支持孔を中心部に有してい
て中心軸線が軸支持孔の中心軸線と直交するように設け
られた第1のピンにより固定フレームに回動可能に支持
された回動部材と、回動部材の軸支持孔にスライド自在
に嵌合されたスライド軸と、スライド軸の先端に第2の
ピンを介して一端が連結されるとともに他端が第1のピ
ンから離れた位置に配置された第3のピンにより固定フ
レームに支持されて回動部材が一方向及び他の方向に回
動したときにそれぞれスライド軸により駆動されて第1
の方向及び第2の方向に回動させられるレバーと、軸支
持孔の開口部周辺に設けられた第1のバネ受け部とスラ
イド軸の先端部に設けられた第2のバネ受け部との間に
圧縮された状態で配置されてスライド軸をレバー側に付
勢する圧縮バネとを有して、回動部材が一方向に回動す
る過程及び他の方向に回動する過程で前記第2のピンが
第1のピンと第3のピンとを結ぶ直線上に位置する状態
になるデッドポイントを越えた時にレバーを圧縮バネの
付勢力により第1の方向の最終動作位置または第2の方
向の最終動作位置まで急速に回動させるトグル機構と、
回動部材を駆動して一方向及び他の方向に回動させる回
動部材駆動機構と、開閉器用操作器を鎖錠した状態にな
る鎖錠位置と該鎖錠を解除した状態になる解錠位置との
間を直線変位するように支持されるとともに、レバーの
中間部に第4のピンを介して連結されていて、レバーが
第1の方向の最終動作位置に達したとき及び第2の方向
の最終動作位置に達したときにそれぞれ前記鎖錠位置及
び解錠位置に達する鎖錠棒とを備えている。
器用操作器の鎖錠装置は、軸支持孔を中心部に有してい
て中心軸線が軸支持孔の中心軸線と直交するように設け
られた第1のピンにより固定フレームに回動可能に支持
された回動部材と、回動部材の軸支持孔にスライド自在
に嵌合されたスライド軸と、スライド軸の先端に第2の
ピンを介して一端が連結されるとともに他端が第1のピ
ンから離れた位置に配置された第3のピンにより固定フ
レームに支持されて回動部材が一方向及び他の方向に回
動したときにそれぞれスライド軸により駆動されて第1
の方向及び第2の方向に回動させられるレバーと、軸支
持孔の開口部周辺に設けられた第1のバネ受け部とスラ
イド軸の先端部に設けられた第2のバネ受け部との間に
圧縮された状態で配置されてスライド軸をレバー側に付
勢する圧縮バネとを有して、回動部材が一方向に回動す
る過程及び他の方向に回動する過程で前記第2のピンが
第1のピンと第3のピンとを結ぶ直線上に位置する状態
になるデッドポイントを越えた時にレバーを圧縮バネの
付勢力により第1の方向の最終動作位置または第2の方
向の最終動作位置まで急速に回動させるトグル機構と、
回動部材を駆動して一方向及び他の方向に回動させる回
動部材駆動機構と、開閉器用操作器を鎖錠した状態にな
る鎖錠位置と該鎖錠を解除した状態になる解錠位置との
間を直線変位するように支持されるとともに、レバーの
中間部に第4のピンを介して連結されていて、レバーが
第1の方向の最終動作位置に達したとき及び第2の方向
の最終動作位置に達したときにそれぞれ前記鎖錠位置及
び解錠位置に達する鎖錠棒とを備えている。
【0017】本発明においては、圧縮バネの内側に補助
バネを配置する。該補助バネは、第2のピンがデッドポ
イント付近に設定された一定の範囲を変位するときにの
み圧縮されてスライド軸をレバー側に付勢し、第2のピ
ンが前記一定の範囲を外れて最終動作位置まで変位する
際にはレバーに付勢力を与えないように、その長さを設
定しておく。
バネを配置する。該補助バネは、第2のピンがデッドポ
イント付近に設定された一定の範囲を変位するときにの
み圧縮されてスライド軸をレバー側に付勢し、第2のピ
ンが前記一定の範囲を外れて最終動作位置まで変位する
際にはレバーに付勢力を与えないように、その長さを設
定しておく。
【0018】上記のように、トグル機構の圧縮バネの内
側に、第2のピンがデッドポイント付近を変位する際に
のみ圧縮されてスライド軸を付勢する補助バネを設けて
おくと、第2のピンがデッドポイントに近付いた際にバ
ネの付勢力により生じる反力を増大させることができる
ため、トグル機構のストロークを特に大きくしなくて
も、レバーが限界位置まで変位した際に発生する衝撃に
より生じる力によって第2のピンがデッドポイントを越
えてトグル機構が意に反する反転動作を行うのを防ぐこ
とができる。
側に、第2のピンがデッドポイント付近を変位する際に
のみ圧縮されてスライド軸を付勢する補助バネを設けて
おくと、第2のピンがデッドポイントに近付いた際にバ
ネの付勢力により生じる反力を増大させることができる
ため、トグル機構のストロークを特に大きくしなくて
も、レバーが限界位置まで変位した際に発生する衝撃に
より生じる力によって第2のピンがデッドポイントを越
えてトグル機構が意に反する反転動作を行うのを防ぐこ
とができる。
【0019】また補助バネは、第2のピンがデッドポイ
ント付近を変位する際にのみ有効に働くため、電磁プラ
ンジャによる駆動力を強化する必要はない。従って、電
磁プランジャとしては従来のものと同じものを用いて、
補助バネを追加するだけの簡単な構成で、トグル機構の
意に反する反転動作を防止することができる。
ント付近を変位する際にのみ有効に働くため、電磁プラ
ンジャによる駆動力を強化する必要はない。従って、電
磁プランジャとしては従来のものと同じものを用いて、
補助バネを追加するだけの簡単な構成で、トグル機構の
意に反する反転動作を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係わる鎖錠装置
の要部の構成例を示したもので、同図において、図4に
示した従来の鎖錠装置の各部と同等の部分にはそれぞれ
同一の符号を付してある。
の要部の構成例を示したもので、同図において、図4に
示した従来の鎖錠装置の各部と同等の部分にはそれぞれ
同一の符号を付してある。
【0021】図1において1は鎖錠装置の固定フレー
ム、2はアーム201と、該アーム201の長手方向の
中央部に固定された軸支持部材202とからなる回動部
材で、軸支持部材202の中心部にはアーム201の長
手方向と直角な方向に伸びる軸支持孔203が設けられ
ている。回動部材2は、中心軸線が軸支持孔203の中
心軸線と直交するように設けられた第1のピン3により
固定フレーム1に回動可能に支持されている。
ム、2はアーム201と、該アーム201の長手方向の
中央部に固定された軸支持部材202とからなる回動部
材で、軸支持部材202の中心部にはアーム201の長
手方向と直角な方向に伸びる軸支持孔203が設けられ
ている。回動部材2は、中心軸線が軸支持孔203の中
心軸線と直交するように設けられた第1のピン3により
固定フレーム1に回動可能に支持されている。
【0022】回動部材2の軸支持部材202に設けられ
た軸支持孔には、スライド軸4がスライド自在に嵌合さ
れて支持されている。このスライド軸4の先端には先端
部材401が固定され、該先端部材401に第2のピン
5を介してレバー6の一端が連結されている。
た軸支持孔には、スライド軸4がスライド自在に嵌合さ
れて支持されている。このスライド軸4の先端には先端
部材401が固定され、該先端部材401に第2のピン
5を介してレバー6の一端が連結されている。
【0023】レバー6の他端は、第1のピン3から離れ
た位置に配置された第3のピン7により固定フレーム1
に回動自在に支持されている。軸支持孔203の開口部
周辺に設けられた第1のバネ受け部2aと、スライド軸
の先端に取り付けられた先端部材401の後端部側に設
けられた第2のバネ受け部4aとの間に圧縮バネ8が配
置され、この圧縮バネにより、スライド軸4が常時レバ
ー6側に付勢されている。
た位置に配置された第3のピン7により固定フレーム1
に回動自在に支持されている。軸支持孔203の開口部
周辺に設けられた第1のバネ受け部2aと、スライド軸
の先端に取り付けられた先端部材401の後端部側に設
けられた第2のバネ受け部4aとの間に圧縮バネ8が配
置され、この圧縮バネにより、スライド軸4が常時レバ
ー6側に付勢されている。
【0024】固定フレーム1にはまた、軸受部材16を
介して鎖錠棒17がスライド自在に支持され、該鎖錠棒
17は、レバー6の中間部に第4のピン18を介して連
結されている。この鎖錠棒17は、レバー6により駆動
されて、開閉器用操作器の可動部の一部に係合して該操
作器を鎖錠した状態になる鎖錠位置(図1に示した位
置)と該操作器の可動部との係合を解除して開閉器用操
作器を解錠した状態になる解錠位置との間を直線変位さ
せられる。
介して鎖錠棒17がスライド自在に支持され、該鎖錠棒
17は、レバー6の中間部に第4のピン18を介して連
結されている。この鎖錠棒17は、レバー6により駆動
されて、開閉器用操作器の可動部の一部に係合して該操
作器を鎖錠した状態になる鎖錠位置(図1に示した位
置)と該操作器の可動部との係合を解除して開閉器用操
作器を解錠した状態になる解錠位置との間を直線変位さ
せられる。
【0025】図示の例では、回動部材2のアーム201
の長手方向を鎖錠棒17の長手方向と平行させた状態に
したときに第1のピン3と第2のピン5(可動ピン)と
第3のピン7と第4のピン18とが、鎖錠棒17の長手
方向に対して直角な方向に伸びる一つの直線O−Oに沿
って並ぶように各部の寸法及び位置関係が設定されてお
り、第2のピン5の中心が上記直線O−O(第1のピン
3と第3のピン7とを結ぶ直線)上のB点に位置した状
態がデットポイントとなっている。
の長手方向を鎖錠棒17の長手方向と平行させた状態に
したときに第1のピン3と第2のピン5(可動ピン)と
第3のピン7と第4のピン18とが、鎖錠棒17の長手
方向に対して直角な方向に伸びる一つの直線O−Oに沿
って並ぶように各部の寸法及び位置関係が設定されてお
り、第2のピン5の中心が上記直線O−O(第1のピン
3と第3のピン7とを結ぶ直線)上のB点に位置した状
態がデットポイントとなっている。
【0026】固定フレーム1にはまた、ソレノイドコイ
ルにより駆動されるプランジャ9a及び10aをそれぞ
れ有する第1の電磁プランジャ9及び第2の電磁プラン
ジャ10が、プランジャ9a及び10aの先端を回動部
材2のアーム201の両端側に向けた状態で取り付けら
れている。図示の例では、第1及び第2の電磁プランジ
ャ9及び10のソレノイドコイルが励磁された時に、そ
れぞれのプランジャ9a及び10aが一定の長さだけ回
動部材2側に飛び出すようになっている。
ルにより駆動されるプランジャ9a及び10aをそれぞ
れ有する第1の電磁プランジャ9及び第2の電磁プラン
ジャ10が、プランジャ9a及び10aの先端を回動部
材2のアーム201の両端側に向けた状態で取り付けら
れている。図示の例では、第1及び第2の電磁プランジ
ャ9及び10のソレノイドコイルが励磁された時に、そ
れぞれのプランジャ9a及び10aが一定の長さだけ回
動部材2側に飛び出すようになっている。
【0027】プランジャ9a及び10aの先端には継手
11及び12が固定され、これらの継手11及び12に
設けられた長孔11a及び12aにそれぞれ回動部材2
のアーム201の両端に固定されたピン13及び14が
緩く嵌合されている。
11及び12が固定され、これらの継手11及び12に
設けられた長孔11a及び12aにそれぞれ回動部材2
のアーム201の両端に固定されたピン13及び14が
緩く嵌合されている。
【0028】第1の電磁プランジャ9及び第2の電磁プ
ランジャ10と、継手11及び12と、ピン13及び1
4とにより、第1及び第2の電磁プランジャ9を駆動源
として回動部材2を一方向(図示の例では反時計方向)
に回動させ、第2の電磁プランジャ10を駆動源として
回動部材2を他の方向(時計方向)に回動させる回動部
材駆動機構15が構成されている。
ランジャ10と、継手11及び12と、ピン13及び1
4とにより、第1及び第2の電磁プランジャ9を駆動源
として回動部材2を一方向(図示の例では反時計方向)
に回動させ、第2の電磁プランジャ10を駆動源として
回動部材2を他の方向(時計方向)に回動させる回動部
材駆動機構15が構成されている。
【0029】上記の各部の構成は従来の鎖錠装置のそれ
と同一であるが、本発明においては、圧縮バネ8の内側
に更に補助バネ20が配設される。補助バネ20は、第
2のピン5がデッドポイントの前後の一定の範囲(図示
の例ではb1 〜b2 の範囲)を変位するときにのみその
両端が回動部材2の軸支持部材202及びスライド軸の
先端部材401に当接して圧縮され、第2のピン5が上
記一定の範囲b1 〜b2 を外れて最終動作位置側に変位
する過程では、全く圧縮されないように、その長さが設
定されている。即ち、補助バネ20は、第2のピン5が
デッドポイントの近傍の一位の範囲を変位するときにの
み圧縮されてスライド軸4をレバー6側に付勢し、第2
のピン5がデッドポイントの近傍の一定の範囲から外れ
て最終動作位置側に変位する過程では、スライド軸4を
全く付勢しないように設けられている。
と同一であるが、本発明においては、圧縮バネ8の内側
に更に補助バネ20が配設される。補助バネ20は、第
2のピン5がデッドポイントの前後の一定の範囲(図示
の例ではb1 〜b2 の範囲)を変位するときにのみその
両端が回動部材2の軸支持部材202及びスライド軸の
先端部材401に当接して圧縮され、第2のピン5が上
記一定の範囲b1 〜b2 を外れて最終動作位置側に変位
する過程では、全く圧縮されないように、その長さが設
定されている。即ち、補助バネ20は、第2のピン5が
デッドポイントの近傍の一位の範囲を変位するときにの
み圧縮されてスライド軸4をレバー6側に付勢し、第2
のピン5がデッドポイントの近傍の一定の範囲から外れ
て最終動作位置側に変位する過程では、スライド軸4を
全く付勢しないように設けられている。
【0030】補助バネ20と圧縮バネ8とが干渉しない
ようにするため、図示の例では、バネ受け部2a及び4
aにスライド軸4を同心的に取り囲む円筒状の段部2a1
及び4a1が形成され、これらの段部2a1及び4a1の外周
に圧縮バネ8の両端が嵌合されて該バネ8が位置決めさ
れている。また補助バネ20は圧縮バネ8の内径よりも
十分に小さい外径と、スライド軸4の外周に軽く接触す
る程度の内径とを有するように形成されていて、その両
端がバネ受け部2a及び4aの段部2a1と4a1に対向さ
せられ、圧縮バネ8と補助バネ20との間には、常時隙
間が形成されるようになっている。
ようにするため、図示の例では、バネ受け部2a及び4
aにスライド軸4を同心的に取り囲む円筒状の段部2a1
及び4a1が形成され、これらの段部2a1及び4a1の外周
に圧縮バネ8の両端が嵌合されて該バネ8が位置決めさ
れている。また補助バネ20は圧縮バネ8の内径よりも
十分に小さい外径と、スライド軸4の外周に軽く接触す
る程度の内径とを有するように形成されていて、その両
端がバネ受け部2a及び4aの段部2a1と4a1に対向さ
せられ、圧縮バネ8と補助バネ20との間には、常時隙
間が形成されるようになっている。
【0031】図1に示した鎖錠装置において、第1の電
磁プランジャ9のプランジャ9aが後退し、第2の電磁
プランジャ10のプランジャ10aが突出している状態
を考える。この状態では、回動部材2が図示の位置とは
反対側に(ピン13が図面上ピン14よりも低い位置に
位置するように)傾いた状態にあり、第2のピン5は図
示のA点に位置している。またレバー6は図面上でその
下端が右斜め下方を向いた状態にあり、鎖錠棒17はそ
の先端が軸受け部材16の先端から突出しない解錠位置
に位置している。
磁プランジャ9のプランジャ9aが後退し、第2の電磁
プランジャ10のプランジャ10aが突出している状態
を考える。この状態では、回動部材2が図示の位置とは
反対側に(ピン13が図面上ピン14よりも低い位置に
位置するように)傾いた状態にあり、第2のピン5は図
示のA点に位置している。またレバー6は図面上でその
下端が右斜め下方を向いた状態にあり、鎖錠棒17はそ
の先端が軸受け部材16の先端から突出しない解錠位置
に位置している。
【0032】この状態で第1の電磁プランジャ9を励磁
すると、そのプランジャ9aが飛び出して回動部材2を
一方向に(図面上反時計方向に)回動させる。この回動
部材2の一方向への回動に伴って、スライド軸4が圧縮
バネ8の付勢力に抗してレバー6と反対側に後退しなが
ら反時計方向に回動し、スライド軸4に第2のピンを介
して連結されたレバー6が第1の方向(図示の例では時
計方向)に回動する。この回動の過程で第2のピン5が
デッドポイントBの手前のb1 点に達し、設定された範
囲b1 〜b2 に入ると、補助バネ20が圧縮されるよう
になり、該補助バネ20による付勢力が圧縮バネ8によ
る付勢力に加わる。したがって、第2のピン5がデッド
ポイント付近を変位する際にバネにより第2のピンに作
用する反力は、圧縮バネ8のみが設けられている場合よ
りも増大させられる。第2のピン5がデッドポイントB
を越えると、バネ8及び20の付勢力によりスライド軸
4がレバー6側に変位させられ、このスライド軸4の変
位に伴ってレバー6が第1の方向の(鎖錠側)の最終動
作位置に向かって急速に回動させられる。このレバー6
の回動に伴って鎖錠棒17が鎖錠位置に向けて変位し、
レバー6が第1の方向の最終動作位置に達すると鎖錠棒
17が図1に示した鎖錠位置に到達する。このとき第2
のピン5は鎖錠側の最終動作位置(C点)に達する。
すると、そのプランジャ9aが飛び出して回動部材2を
一方向に(図面上反時計方向に)回動させる。この回動
部材2の一方向への回動に伴って、スライド軸4が圧縮
バネ8の付勢力に抗してレバー6と反対側に後退しなが
ら反時計方向に回動し、スライド軸4に第2のピンを介
して連結されたレバー6が第1の方向(図示の例では時
計方向)に回動する。この回動の過程で第2のピン5が
デッドポイントBの手前のb1 点に達し、設定された範
囲b1 〜b2 に入ると、補助バネ20が圧縮されるよう
になり、該補助バネ20による付勢力が圧縮バネ8によ
る付勢力に加わる。したがって、第2のピン5がデッド
ポイント付近を変位する際にバネにより第2のピンに作
用する反力は、圧縮バネ8のみが設けられている場合よ
りも増大させられる。第2のピン5がデッドポイントB
を越えると、バネ8及び20の付勢力によりスライド軸
4がレバー6側に変位させられ、このスライド軸4の変
位に伴ってレバー6が第1の方向の(鎖錠側)の最終動
作位置に向かって急速に回動させられる。このレバー6
の回動に伴って鎖錠棒17が鎖錠位置に向けて変位し、
レバー6が第1の方向の最終動作位置に達すると鎖錠棒
17が図1に示した鎖錠位置に到達する。このとき第2
のピン5は鎖錠側の最終動作位置(C点)に達する。
【0033】鎖錠棒17が鎖錠位置に到達すると、該鎖
錠棒の先端が開閉器用操作器側に設けられたストッパに
当接してその移動が阻止される。鎖錠棒17は鎖錠位置
でその先端が開閉器用操作器の可動部に係合した状態に
なって開閉器用操作器の可動部の変位を阻止することに
より、開閉器の操作が行われるのを禁止する。
錠棒の先端が開閉器用操作器側に設けられたストッパに
当接してその移動が阻止される。鎖錠棒17は鎖錠位置
でその先端が開閉器用操作器の可動部に係合した状態に
なって開閉器用操作器の可動部の変位を阻止することに
より、開閉器の操作が行われるのを禁止する。
【0034】図2(A)に示すように、第2のピン5が
最終動作位置に到達して、鎖錠棒17が鎖錠位置で操作
器側に設けられているストッパ部(図示せず。)に当接
すると、その時に生じる衝撃により、レバー6を反時計
方向に回動させようとする力が生じ、この力により、図
2(B)に示すように第2のピン5がデッドポイントB
側に移動させられてトグル機構が反転しようとするが、
本発明においては、第2のピン5がデットポイントB付
近の一定の範囲b1 〜b2 を変位する過程で補助バネ2
0の圧縮により生じる付勢力が圧縮バネ8により生じる
付勢力に加わって、第2のピン5に作用する反力(トグ
ル機構の反転を妨げる力)Fが増大させられるため、補
助バネ20による付勢力を適正に設定しておくことによ
り、第2のピン5がデッドポイントBを越えるのを防ぐ
ことができ、該第2のピン5を図2(A)に示した鎖錠
側の最終動作位置まで戻すことができる。なお図2
(B)において、Wはバネ荷重を示している。
最終動作位置に到達して、鎖錠棒17が鎖錠位置で操作
器側に設けられているストッパ部(図示せず。)に当接
すると、その時に生じる衝撃により、レバー6を反時計
方向に回動させようとする力が生じ、この力により、図
2(B)に示すように第2のピン5がデッドポイントB
側に移動させられてトグル機構が反転しようとするが、
本発明においては、第2のピン5がデットポイントB付
近の一定の範囲b1 〜b2 を変位する過程で補助バネ2
0の圧縮により生じる付勢力が圧縮バネ8により生じる
付勢力に加わって、第2のピン5に作用する反力(トグ
ル機構の反転を妨げる力)Fが増大させられるため、補
助バネ20による付勢力を適正に設定しておくことによ
り、第2のピン5がデッドポイントBを越えるのを防ぐ
ことができ、該第2のピン5を図2(A)に示した鎖錠
側の最終動作位置まで戻すことができる。なお図2
(B)において、Wはバネ荷重を示している。
【0035】図1に示したように、鎖錠棒が鎖錠位置に
ある状態から第2の電磁プランジャ10を付勢すると、
そのプランジャ10aが飛び出して、回動部材2を他の
方向(図示の例では時計方向)に回動させる。これによ
りスライド軸4が時計方向に回動し、第2のピン5が鎖
錠側の最終動作位置AからデッドポイントBに向けて移
動して、レバー6を第2の方向(図示の例では反時計方
向)に回動させる。第2のピン5がデッドポイントBを
越えると、バネ8及び20の付勢力によりスライド軸4
がレバー6側に変位させられ、このスライド軸4の変位
に伴ってレバー6が第2の方向に急速に回動させられ
る。レバー6が第2の方向の最終動作位置に達したとき
に鎖錠棒17が解錠位置に到達する。
ある状態から第2の電磁プランジャ10を付勢すると、
そのプランジャ10aが飛び出して、回動部材2を他の
方向(図示の例では時計方向)に回動させる。これによ
りスライド軸4が時計方向に回動し、第2のピン5が鎖
錠側の最終動作位置AからデッドポイントBに向けて移
動して、レバー6を第2の方向(図示の例では反時計方
向)に回動させる。第2のピン5がデッドポイントBを
越えると、バネ8及び20の付勢力によりスライド軸4
がレバー6側に変位させられ、このスライド軸4の変位
に伴ってレバー6が第2の方向に急速に回動させられ
る。レバー6が第2の方向の最終動作位置に達したとき
に鎖錠棒17が解錠位置に到達する。
【0036】図3は、第2のピン5がデッドポイントB
から鎖錠側の最終動作位置Cまで変位する過程で第2の
ピン5に作用する反力Fとストロークとの関係の一例を
示したものである。図4に示した従来のトグル機構によ
る場合には、ピン5に作用する反力Fが図3の曲線aの
ようになるが、本発明によると、ピン5に作用する反力
Fを曲線bのように増大させることができ、これによ
り、最終動作位置で生じる衝撃によりトグル機構が反転
するのを防止することができる。
から鎖錠側の最終動作位置Cまで変位する過程で第2の
ピン5に作用する反力Fとストロークとの関係の一例を
示したものである。図4に示した従来のトグル機構によ
る場合には、ピン5に作用する反力Fが図3の曲線aの
ようになるが、本発明によると、ピン5に作用する反力
Fを曲線bのように増大させることができ、これによ
り、最終動作位置で生じる衝撃によりトグル機構が反転
するのを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トグル
機構の圧縮バネの内側に、第2のピンがデッドポイント
付近を変位する際にのみ圧縮されてスライド軸を付勢す
る補助バネを設けたので、第2のピンがデッドポイント
に近付いた際にバネの付勢力により生じる反力を増大さ
せることができる。したがって、トグル機構のストロー
クを特に大きくしなくても、レバーが限界位置まで変位
した際に発生する衝撃により生じる力によって第2のピ
ンがデッドポイントを越えてトグル機構が意に反する反
転動作を行うのを防ぐことができる。
機構の圧縮バネの内側に、第2のピンがデッドポイント
付近を変位する際にのみ圧縮されてスライド軸を付勢す
る補助バネを設けたので、第2のピンがデッドポイント
に近付いた際にバネの付勢力により生じる反力を増大さ
せることができる。したがって、トグル機構のストロー
クを特に大きくしなくても、レバーが限界位置まで変位
した際に発生する衝撃により生じる力によって第2のピ
ンがデッドポイントを越えてトグル機構が意に反する反
転動作を行うのを防ぐことができる。
【0038】また本発明においては、第2のピンがデッ
ドポイント付近を変位する際にのみ補助バネが有効に働
くようになっているため、電磁プランジャによる駆動力
を強化する必要はなく、電磁プランジャとしては従来の
ものと同じものを用いて、補助バネを追加するだけの簡
単な構成で、トグル機構の意に反する反転動作を防止す
ることができる。
ドポイント付近を変位する際にのみ補助バネが有効に働
くようになっているため、電磁プランジャによる駆動力
を強化する必要はなく、電磁プランジャとしては従来の
ものと同じものを用いて、補助バネを追加するだけの簡
単な構成で、トグル機構の意に反する反転動作を防止す
ることができる。
【図1】本発明に係わる鎖錠装置の構成例を示した構成
図である。
図である。
【図2】(A)及び(B)は図1の鎖錠装置の動作を説
明する動作説明図である。
明する動作説明図である。
【図3】本発明に係わる鎖錠装置と、従来の鎖錠装置と
について、トグル機構のピンに作用する反力とトグル機
構のストロークとの関係を示した線図である。
について、トグル機構のピンに作用する反力とトグル機
構のストロークとの関係を示した線図である。
【図4】従来の鎖錠装置の構成を示した構成図である。
1 固定フレーム 2 回動部材 2a バネ受け部 3 第1のピン 4 スライド軸 4a バネ受け部 5 第2のピン 6 レバー 7 第3のピン 8 圧縮バネ 9 第1の電磁プランジャ 10 第2の電磁プランジャ 17 鎖錠棒 18 第4のピン 20 補助バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 軸支持孔を中心部に有していて中心軸線
が前記軸支持孔の中心軸線と直交するように設けられた
第1のピンにより固定フレームに回動可能に支持された
回動部材と、前記回動部材の軸支持孔にスライド自在に
嵌合されたスライド軸と、前記スライド軸の先端に第2
のピンを介して一端が連結されるとともに他端が前記第
1のピンから離れた位置に配置された第3のピンにより
前記固定フレームに支持されて前記回動部材が一方向及
び他の方向に回動したときにそれぞれ前記スライド軸に
より駆動されて第1の方向及び第2の方向に回動させら
れるレバーと、前記軸支持孔の開口部周辺に設けられた
第1のバネ受け部と前記スライド軸の先端部に設けられ
た第2のバネ受け部との間に圧縮された状態で配置され
て前記スライド軸を前記レバー側に付勢する圧縮バネと
を有して、前記回動部材が一方向に回動する過程及び他
の方向に回動する過程で前記第2のピンが第1のピンと
第3のピンとを結ぶ直線上に位置する状態になるデッド
ポイントを越えた時に前記レバーを前記圧縮バネの付勢
力により第1の方向の最終動作位置または第2の方向の
最終動作位置まで急速に回動させるトグル機構と、 前記回動部材を駆動して前記一方向及び他の方向に回動
させる回動部材駆動機構と、 開閉器用操作器を鎖錠した状態になる鎖錠位置と該鎖錠
を解除した状態になる解錠位置との間を直線変位するよ
うに支持されるとともに、前記レバーの中間部に第4の
ピンを介して連結されていて、前記レバーが第1の方向
の最終動作位置に達したとき及び第2の方向の最終動作
位置に達したときにそれぞれ前記鎖錠位置及び解錠位置
に達する鎖錠棒とを備えた開閉器用操作器の鎖錠装置に
おいて、 前記圧縮バネの内側に補助バネが配置され、 前記補助バネは、前記第2のピンがデッドポイント付近
に設定された一定の範囲を変位するときにのみ圧縮され
て前記スライド軸をレバー側に付勢し、前記第2のピン
が前記一定の範囲を外れて最終動作位置まで変位する際
には前記レバーに付勢力を与えないように、その長さが
設定されていることを特徴とする開閉器用操作器の鎖錠
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17027397A JPH1116437A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 開閉器用操作器の鎖錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17027397A JPH1116437A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 開閉器用操作器の鎖錠装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1116437A true JPH1116437A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15901895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17027397A Withdrawn JPH1116437A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 開閉器用操作器の鎖錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1116437A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7773435B2 (en) | 2008-01-03 | 2010-08-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor memory devices for controlling latency |
| CN102299029A (zh) * | 2011-07-06 | 2011-12-28 | 江苏省如高高压电器有限公司 | 一种断路器操动机构的分闸脱扣结构 |
| CN107399663A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-11-28 | 苏州天梭电梯有限公司 | 手拉门门锁 |
| CN107917186A (zh) * | 2016-10-10 | 2018-04-17 | 现代自动车株式会社 | 用于变速器的动力换档装置 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP17027397A patent/JPH1116437A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7773435B2 (en) | 2008-01-03 | 2010-08-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor memory devices for controlling latency |
| CN102299029A (zh) * | 2011-07-06 | 2011-12-28 | 江苏省如高高压电器有限公司 | 一种断路器操动机构的分闸脱扣结构 |
| CN107917186A (zh) * | 2016-10-10 | 2018-04-17 | 现代自动车株式会社 | 用于变速器的动力换档装置 |
| KR20180039316A (ko) * | 2016-10-10 | 2018-04-18 | 현대자동차주식회사 | 변속기의 파워시프트 장치 |
| CN107399663A (zh) * | 2017-07-19 | 2017-11-28 | 苏州天梭电梯有限公司 | 手拉门门锁 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101770877B (zh) | 操作装置 | |
| AU747153B2 (en) | Improvements in and relating to electromagnetic actuators | |
| JP5496878B2 (ja) | 施錠装置 | |
| JP5269884B2 (ja) | ドア・ロック | |
| JP4532555B2 (ja) | 自動車用ステアリングスピンドルロック装置 | |
| JP2010530486A (ja) | 錠をロックする装置 | |
| US10643813B2 (en) | Automatic transfer switch with permanent magnetic actuation | |
| CN110418884A (zh) | 过中心推力反向器主锁 | |
| JP5274545B2 (ja) | ドアロック | |
| CN111819126A (zh) | 转向柱组件 | |
| US9683389B2 (en) | Movement lock for a locking element or an actuator in a locking system | |
| US6982391B2 (en) | Safety position switch | |
| EA003290B1 (ru) | Шариковый исполнительный механизм | |
| US7724112B2 (en) | Safety switch | |
| KR870009098A (ko) | 로크 세트 | |
| US6208103B1 (en) | Electric motor-operated actuator for a motor vehicle lock | |
| US20100320776A1 (en) | Locking Mechanism | |
| US20150228418A1 (en) | Spring operation device for switchgear | |
| CN110560305B (zh) | 一种机械解锁自动触发装置 | |
| US12378795B2 (en) | Locking device with a catch arrangement | |
| US11527377B2 (en) | Quick-release latch, release mechanism and high-speed grounding switch, high-speed switch or short-circuiter | |
| CN102422374B (zh) | 用于主驱动装置的机械闭锁装置 | |
| CN223034717U (zh) | 电磁锁及屏蔽门 | |
| KR102092085B1 (ko) | 스티어링 칼럼 어셈블리의 잠금 유닛 및 이를 포함하는 스티어링 칼럼 어셈블리 | |
| JPH0648719Y2 (ja) | 開閉器操作機構の自動鎖錠装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |