JPH11164460A - 引込線異常張力緩衝構造 - Google Patents
引込線異常張力緩衝構造Info
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- JPH11164460A JPH11164460A JP9340817A JP34081797A JPH11164460A JP H11164460 A JPH11164460 A JP H11164460A JP 9340817 A JP9340817 A JP 9340817A JP 34081797 A JP34081797 A JP 34081797A JP H11164460 A JPH11164460 A JP H11164460A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架空引込線に異常張力がかかったとしても、
これらの異常張力を吸収して消費し、上記架空引込線を
係止するために家屋等の壁面に設けたフックには影響を
与えず、またこの様な異常張力がかかった場合、容易に
その状態を確認できる緩衝構造を提供する。 【構成】架空引込線を引留碍子6等を介して家屋等に設
けたフック7に係止して引き込む場合において、一定長
の棒状体から成る緩衝金具1の略中央部分を伸長可能な
湾曲部2とし、当該伸長可能な湾曲部2の両端の曲部4
を留金5で係止して固定し、この様な緩衝金具1の一端
を上記引留碍子6等に係止し、他端を上記フック7に係
止して当該緩衝金具1を上記引留碍子6等と上記フック
7との間に介在させ、上記架空引込線から異常張力がか
った際に、上記留金5が外れ、上記緩衝金具1の上記伸
長可能な湾曲部2が伸長してこれらの異常張力を吸収す
る構成とした。
これらの異常張力を吸収して消費し、上記架空引込線を
係止するために家屋等の壁面に設けたフックには影響を
与えず、またこの様な異常張力がかかった場合、容易に
その状態を確認できる緩衝構造を提供する。 【構成】架空引込線を引留碍子6等を介して家屋等に設
けたフック7に係止して引き込む場合において、一定長
の棒状体から成る緩衝金具1の略中央部分を伸長可能な
湾曲部2とし、当該伸長可能な湾曲部2の両端の曲部4
を留金5で係止して固定し、この様な緩衝金具1の一端
を上記引留碍子6等に係止し、他端を上記フック7に係
止して当該緩衝金具1を上記引留碍子6等と上記フック
7との間に介在させ、上記架空引込線から異常張力がか
った際に、上記留金5が外れ、上記緩衝金具1の上記伸
長可能な湾曲部2が伸長してこれらの異常張力を吸収す
る構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、架空引込線を引
留碍子等を介して家屋等に設けたフックに係止して引き
込む場合において、上記引留碍子等と上記フックとの間
に伸長可能な金具を介在させて、上記架空引込線から異
常張力がかかった場合に、これらの異常張力を和らげる
引込線の緩衝構造に関するものである。
留碍子等を介して家屋等に設けたフックに係止して引き
込む場合において、上記引留碍子等と上記フックとの間
に伸長可能な金具を介在させて、上記架空引込線から異
常張力がかかった場合に、これらの異常張力を和らげる
引込線の緩衝構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来家屋への架空引込線の引留めは、架
空引込線を引留碍子又は平型碍子の一端に引留め、家屋
の壁にねじ込んだフック取り付けネジのフック部に、上
記引留碍子又は平型碍子の他端を直接引っ掛けて取り付
けている。
空引込線を引留碍子又は平型碍子の一端に引留め、家屋
の壁にねじ込んだフック取り付けネジのフック部に、上
記引留碍子又は平型碍子の他端を直接引っ掛けて取り付
けている。
【0003】しかしながらこの従来の構成の場合、架設
から年月が経つと引込線の一端を支持している電柱が、
地盤のゆるみ、高低圧本線の太径化、引込線吊架ケーブ
ル化、支線の弛み等の原因により傾斜したり、また家屋
等が傾斜するなどして引込線の張力が増大していく傾向
がある。このような状況から引込線の上記異常張力に耐
えられず、上記フックが家屋壁より外れ、引込線や碍子
等と一緒に脱落してしまうおそれがある。
から年月が経つと引込線の一端を支持している電柱が、
地盤のゆるみ、高低圧本線の太径化、引込線吊架ケーブ
ル化、支線の弛み等の原因により傾斜したり、また家屋
等が傾斜するなどして引込線の張力が増大していく傾向
がある。このような状況から引込線の上記異常張力に耐
えられず、上記フックが家屋壁より外れ、引込線や碍子
等と一緒に脱落してしまうおそれがある。
【0004】この様な問題を解決するものとして特開平
2−30224号が発明されたが、この特開平2−30
224号に記載された発明は、図13に示す如く家屋壁
36に設けられたフック37に筒体31の一端31aの
フック32を引っ掛け、この筒体31の他端31bから
シャフト33の一端33aを筒体31内に挿入し、この
筒体31内のシャフト33の一端33aに設けた鍔状体
33cとこの鍔状体33cと対向して筒体31内に設け
た固定壁である他端31bとの間に弾機であるバネ34
を設け、筒体31の他端31bから突出したシャフト3
3の他端33bを、架空引込線を留める碍子35に支持
したものである。
2−30224号が発明されたが、この特開平2−30
224号に記載された発明は、図13に示す如く家屋壁
36に設けられたフック37に筒体31の一端31aの
フック32を引っ掛け、この筒体31の他端31bから
シャフト33の一端33aを筒体31内に挿入し、この
筒体31内のシャフト33の一端33aに設けた鍔状体
33cとこの鍔状体33cと対向して筒体31内に設け
た固定壁である他端31bとの間に弾機であるバネ34
を設け、筒体31の他端31bから突出したシャフト3
3の他端33bを、架空引込線を留める碍子35に支持
したものである。
【0005】そして架空引込線から異常張力がかかった
場合、シャフト33が引込線方向に引っ張られ、バネ3
4に抗してシャフト33は筒体31内を移動して張力バ
ランスを保ち、当該異常張力をバネ34により吸収し、
フック37には直接荷重がかからない構成とし、またシ
ャフト33の筒体31外周への突出により異常張力を表
示し、当該引込箇所にかかる異常張力を容易に発見でき
るとしたものである。
場合、シャフト33が引込線方向に引っ張られ、バネ3
4に抗してシャフト33は筒体31内を移動して張力バ
ランスを保ち、当該異常張力をバネ34により吸収し、
フック37には直接荷重がかからない構成とし、またシ
ャフト33の筒体31外周への突出により異常張力を表
示し、当該引込箇所にかかる異常張力を容易に発見でき
るとしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの場
合、シャフト33の筒体31外周への突出によって、当
該引込箇所にかかる異常張力の状態を容易に発見できる
ことを目的としており、その為上記異常張力はバネ34
により軽減されてはいるが、筒体31の他端31bに荷
重がかかっている以上、筒体31からフック37へと荷
重はかかっており、それ故このフック37は、家屋壁3
6より外れて脱落すると言う危険性はそのまま残ってい
るものである。
合、シャフト33の筒体31外周への突出によって、当
該引込箇所にかかる異常張力の状態を容易に発見できる
ことを目的としており、その為上記異常張力はバネ34
により軽減されてはいるが、筒体31の他端31bに荷
重がかかっている以上、筒体31からフック37へと荷
重はかかっており、それ故このフック37は、家屋壁3
6より外れて脱落すると言う危険性はそのまま残ってい
るものである。
【0007】そこでこの発明は、引込線に上記異常張力
がかかったとしても、これらの異常張力を吸収して消費
し、上記フックには影響を与えず、かつこの様な異常張
力がかかった場合、容易にその状態を確認しうる緩衝構
造を引留装置に接続して、上記課題を解決するものであ
る。
がかかったとしても、これらの異常張力を吸収して消費
し、上記フックには影響を与えず、かつこの様な異常張
力がかかった場合、容易にその状態を確認しうる緩衝構
造を引留装置に接続して、上記課題を解決するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、架
空引込線を引留碍子等を介して家屋等に設けたフックに
係止して引き込む場合において、一定長の棒状体から成
る緩衝金具の略中央部分を折曲又は湾曲させて縮めた伸
長可能な形状部とし、当該伸長可能な形状部の両端を留
金で係止して固定し、この様な緩衝金具の一端を上記引
留碍子等に係止し、他端を上記フックに係止して当該緩
衝金具を上記引留碍子等と上記フックとの間に介在さ
せ、上記架空引込線から異常張力がかった際に、上記留
金が外れ、上記緩衝金具の上記伸長可能な形状部が伸長
してこれらの異常張力を吸収する構成とした、引込線異
常張力緩衝構造である。
空引込線を引留碍子等を介して家屋等に設けたフックに
係止して引き込む場合において、一定長の棒状体から成
る緩衝金具の略中央部分を折曲又は湾曲させて縮めた伸
長可能な形状部とし、当該伸長可能な形状部の両端を留
金で係止して固定し、この様な緩衝金具の一端を上記引
留碍子等に係止し、他端を上記フックに係止して当該緩
衝金具を上記引留碍子等と上記フックとの間に介在さ
せ、上記架空引込線から異常張力がかった際に、上記留
金が外れ、上記緩衝金具の上記伸長可能な形状部が伸長
してこれらの異常張力を吸収する構成とした、引込線異
常張力緩衝構造である。
【0009】請求項2項の発明は、上記留金は、一定長
の棒状金具の一方を輪状部とし、他方を湾曲型係止部と
した、上記請求項1項記載の引込線異常張力緩衝構造で
ある。
の棒状金具の一方を輪状部とし、他方を湾曲型係止部と
した、上記請求項1項記載の引込線異常張力緩衝構造で
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態例を図
に基づいて説明する。図1及び図2に示すのはこの発明
の第1の実施の形態例である。緩衝金具1は、図3に示
すように一定長の棒状の金具の略中央部分を湾曲させて
略オメガ形状の湾曲部2とし、さらに両端部を夫々折り
返しながら下方に向け傾斜させて湾曲した係止部3とし
ている。またこの緩衝金具1の略オメガ形状の下部の左
右の窄まった夫々の曲部4に留金5を渡して係止し、湾
曲部2がむやみに拡がるのを防いでいる。
に基づいて説明する。図1及び図2に示すのはこの発明
の第1の実施の形態例である。緩衝金具1は、図3に示
すように一定長の棒状の金具の略中央部分を湾曲させて
略オメガ形状の湾曲部2とし、さらに両端部を夫々折り
返しながら下方に向け傾斜させて湾曲した係止部3とし
ている。またこの緩衝金具1の略オメガ形状の下部の左
右の窄まった夫々の曲部4に留金5を渡して係止し、湾
曲部2がむやみに拡がるのを防いでいる。
【0011】この留金5は、図4に示すように短い棒状
の金具の一方の端部5aを完全に巻回して輪状部として
おり、他方の端部5bも曲げたものであるが、曲げのア
ールは大きくとり完全に巻回されたものではなく、18
0度程度の曲げと成っている。この様な留金5を緩衝金
具1に取り付けるには、留金5の端部5aの輪状部の孔
に緩衝金具1の一方の端部3を嵌め入れ緩衝金具1の一
方の曲部4に位置させる。その後留金5の端部5bを緩
衝金具1の他方の曲部4に引っ掛けて係止する。よって
端部5aは曲部4に軸支されて当該曲部4から離脱でき
ないように成っているが、端部5bは曲部4に単に係止
した状態である。
の金具の一方の端部5aを完全に巻回して輪状部として
おり、他方の端部5bも曲げたものであるが、曲げのア
ールは大きくとり完全に巻回されたものではなく、18
0度程度の曲げと成っている。この様な留金5を緩衝金
具1に取り付けるには、留金5の端部5aの輪状部の孔
に緩衝金具1の一方の端部3を嵌め入れ緩衝金具1の一
方の曲部4に位置させる。その後留金5の端部5bを緩
衝金具1の他方の曲部4に引っ掛けて係止する。よって
端部5aは曲部4に軸支されて当該曲部4から離脱でき
ないように成っているが、端部5bは曲部4に単に係止
した状態である。
【0012】次に、この様な緩衝金具1を、架空引込線
を引き込む引留碍子6と家屋等に設けたフック7の間に
介在させて取り付ける。具体的には、緩衝金具1の一方
の係止部3を家屋の壁にねじ込んで設けたフック7に係
止し、緩衝金具1の他方の係止部3に架空引込線を引き
込んだ引留碍子6の碍子フック8に係止する。これによ
り、緩衝金具1の取り付けは終わる。
を引き込む引留碍子6と家屋等に設けたフック7の間に
介在させて取り付ける。具体的には、緩衝金具1の一方
の係止部3を家屋の壁にねじ込んで設けたフック7に係
止し、緩衝金具1の他方の係止部3に架空引込線を引き
込んだ引留碍子6の碍子フック8に係止する。これによ
り、緩衝金具1の取り付けは終わる。
【0013】この後、架空配電線に異常張力がかかった
場合、この異常張力は碍子フック8から緩衝金具1の係
止部3にかかり、この係止部3は湾曲部2を伸ばそうと
して、留金5の両端部5a、5bに湾曲部2を外側に開
く方向に力がかかる。この時留金5の端部5aは、緩衝
金具1の曲部4に完全に巻回されているので外れず、端
部5bは曲部4に単に係止しているだけなので、上記力
に抗しきれずアール部分が開いて曲部4から外れる。こ
れにより緩衝金具1の湾曲部2には上記異常張力がかか
り、これに引っ張られて図5及び図6に示す如く伸長す
る。よって上記異常張力は吸収されて家屋の壁にねじ込
んだフック7に異常張力がかからず、その結果フック7
が家屋の壁から引き抜けて落下するようなことはない。
場合、この異常張力は碍子フック8から緩衝金具1の係
止部3にかかり、この係止部3は湾曲部2を伸ばそうと
して、留金5の両端部5a、5bに湾曲部2を外側に開
く方向に力がかかる。この時留金5の端部5aは、緩衝
金具1の曲部4に完全に巻回されているので外れず、端
部5bは曲部4に単に係止しているだけなので、上記力
に抗しきれずアール部分が開いて曲部4から外れる。こ
れにより緩衝金具1の湾曲部2には上記異常張力がかか
り、これに引っ張られて図5及び図6に示す如く伸長す
る。よって上記異常張力は吸収されて家屋の壁にねじ込
んだフック7に異常張力がかからず、その結果フック7
が家屋の壁から引き抜けて落下するようなことはない。
【0014】図7及び図8に示すのはこの発明の第2の
実施の形態例である。緩衝金具11は、図9及び図10
に示すように一定長の棒状の金具の略中央部分を三回巻
回して螺旋部12とし、さらに両端部を夫々折り返しな
がら下方に向け傾斜させて係止部13としている。また
この緩衝金具11の螺旋部12の両端に位置する曲部1
4に留金15を渡して係止し、螺旋部12がむやみに拡
がるのを防いでいる。この留金15は、上記第1の実施
の形態例において使用したものと同様である。
実施の形態例である。緩衝金具11は、図9及び図10
に示すように一定長の棒状の金具の略中央部分を三回巻
回して螺旋部12とし、さらに両端部を夫々折り返しな
がら下方に向け傾斜させて係止部13としている。また
この緩衝金具11の螺旋部12の両端に位置する曲部1
4に留金15を渡して係止し、螺旋部12がむやみに拡
がるのを防いでいる。この留金15は、上記第1の実施
の形態例において使用したものと同様である。
【0015】この様な緩衝金具11を、架空引込線を引
き込む引留碍子16の碍子フック18と家屋等に設けた
フック17の間に介在させて取り付ける。この後、何等
かの原因で架空配電線に異常張力がかかった場合、この
異常張力は碍子フック18から緩衝金具11の係止部1
3にかかり、この係止部13は緩衝金具11の螺旋部1
2を伸長させようとして、留金15の両端部15a、1
5bに螺旋部12を外側に開く方向に力がかかる。この
時留金15の端部15aは、緩衝金具11の曲部14に
完全に巻回されているので外れず、端部15bは曲部1
4に単に係止しているだけなので、上記力に抗しきれず
端部15bのアール部分が開いて曲部14から外れる。
これにより緩衝金具11の螺旋部12には上記異常張力
がかかり、図11及び図12に示すように、これに引っ
張られて伸長する。これにより上記異常張力は吸収さ
れ、その結果家屋の壁にねじ込んだフック17に異常張
力がかからず引き抜けて落下することはない。
き込む引留碍子16の碍子フック18と家屋等に設けた
フック17の間に介在させて取り付ける。この後、何等
かの原因で架空配電線に異常張力がかかった場合、この
異常張力は碍子フック18から緩衝金具11の係止部1
3にかかり、この係止部13は緩衝金具11の螺旋部1
2を伸長させようとして、留金15の両端部15a、1
5bに螺旋部12を外側に開く方向に力がかかる。この
時留金15の端部15aは、緩衝金具11の曲部14に
完全に巻回されているので外れず、端部15bは曲部1
4に単に係止しているだけなので、上記力に抗しきれず
端部15bのアール部分が開いて曲部14から外れる。
これにより緩衝金具11の螺旋部12には上記異常張力
がかかり、図11及び図12に示すように、これに引っ
張られて伸長する。これにより上記異常張力は吸収さ
れ、その結果家屋の壁にねじ込んだフック17に異常張
力がかからず引き抜けて落下することはない。
【0016】以上のようにこれらの発明によると、既存
の電柱が様々な理由から傾斜し、このことにより架空引
込線の張力が増大し、当該架空引込線に異常張力がかか
ったとしても、緩衝金具1、11に設けた湾曲部2や螺
旋部12が伸長することにより、異常張力のエネルギー
が吸収されて消費し、家屋の壁等に設けられたフック
7、17に異常張力がかかることはなく、まして架空引
込線の異常張力に耐えられず、上記フック7、17が家
屋壁より外れ、引留碍子等と一緒に脱落してしまうとい
うようなことがない。また既存の架空引込線に容易に取
り付けることができるので、汎用性が極めて高いもので
ある。さらにこれらの発明の緩衝金具1、11が作用し
た後は、湾曲部2や螺旋部12が伸長しているので一目
で分かり、管理者は新しい緩衝金具に取り替えるので安
全である。また留金5、15の一端の端部5a、15a
が完全な輪状部となって緩衝金具1、11に軸支されて
いるので、留金5、15が外れ、緩衝金具11が伸長し
た後でも、留金5、15が地面等に落下することがな
い。
の電柱が様々な理由から傾斜し、このことにより架空引
込線の張力が増大し、当該架空引込線に異常張力がかか
ったとしても、緩衝金具1、11に設けた湾曲部2や螺
旋部12が伸長することにより、異常張力のエネルギー
が吸収されて消費し、家屋の壁等に設けられたフック
7、17に異常張力がかかることはなく、まして架空引
込線の異常張力に耐えられず、上記フック7、17が家
屋壁より外れ、引留碍子等と一緒に脱落してしまうとい
うようなことがない。また既存の架空引込線に容易に取
り付けることができるので、汎用性が極めて高いもので
ある。さらにこれらの発明の緩衝金具1、11が作用し
た後は、湾曲部2や螺旋部12が伸長しているので一目
で分かり、管理者は新しい緩衝金具に取り替えるので安
全である。また留金5、15の一端の端部5a、15a
が完全な輪状部となって緩衝金具1、11に軸支されて
いるので、留金5、15が外れ、緩衝金具11が伸長し
た後でも、留金5、15が地面等に落下することがな
い。
【0017】なお上記実施の形態例において、緩衝金具
1の略中央部分の形状として湾曲させたものや螺旋状の
ものを採用したが、折曲又は湾曲させて縮めた伸長可能
な形状部であれば、これらの形状に限定されるものでは
ない。また電柱から引っ張られた架空配電線から異常張
力がかかった場合を想定して述べたが、この他に家屋等
の傾斜により家屋の壁等に設けられたフック側から異常
張力がかかった場合も、同様に対応でき、架空引込線や
引留碍子には影響を与えない。また留金の一方を完全に
巻き回して輪状部とし、他方を湾曲型係止部としている
が、留金の両方の形状はこれらの様に限定されたもので
はない。
1の略中央部分の形状として湾曲させたものや螺旋状の
ものを採用したが、折曲又は湾曲させて縮めた伸長可能
な形状部であれば、これらの形状に限定されるものでは
ない。また電柱から引っ張られた架空配電線から異常張
力がかかった場合を想定して述べたが、この他に家屋等
の傾斜により家屋の壁等に設けられたフック側から異常
張力がかかった場合も、同様に対応でき、架空引込線や
引留碍子には影響を与えない。また留金の一方を完全に
巻き回して輪状部とし、他方を湾曲型係止部としている
が、留金の両方の形状はこれらの様に限定されたもので
はない。
【0018】
【発明の効果】請求項1項の発明によれば、既存の電柱
が傾斜する等により架空引込線の張力が増大し、当該架
空引込線に異常張力がかかったとしても、緩衝金具の略
中央部分を折曲又は湾曲させて縮めた伸長可能な形状部
としているので、異常張力を吸収して、家屋の壁等に設
けられたフックに異常張力がかかることはなく、まして
架空引込線の異常張力に耐えられず、上記フックが家屋
壁より外れ、引留碍子等と一緒に脱落してしまうという
ようなことがない。また既存の架空引込線に容易に取り
付けることができるので、汎用性が極めて高いものであ
る。さらにこの発明の緩衝金具が作用した後は、当該緩
衝金具の略中央部分の折曲又は湾曲させて縮めた形状部
が伸長しているので一目で分かり、管理者は新しい緩衝
金具に取り替えるので安全である。
が傾斜する等により架空引込線の張力が増大し、当該架
空引込線に異常張力がかかったとしても、緩衝金具の略
中央部分を折曲又は湾曲させて縮めた伸長可能な形状部
としているので、異常張力を吸収して、家屋の壁等に設
けられたフックに異常張力がかかることはなく、まして
架空引込線の異常張力に耐えられず、上記フックが家屋
壁より外れ、引留碍子等と一緒に脱落してしまうという
ようなことがない。また既存の架空引込線に容易に取り
付けることができるので、汎用性が極めて高いものであ
る。さらにこの発明の緩衝金具が作用した後は、当該緩
衝金具の略中央部分の折曲又は湾曲させて縮めた形状部
が伸長しているので一目で分かり、管理者は新しい緩衝
金具に取り替えるので安全である。
【0019】請求項2項の発明によれば、上記請求項1
項の効果に加えて、留金の一方を輪状部とし、他方を湾
曲しただけの係止部としているので、この発明の緩衝金
具が伸長した場合、他方の係止部はすぐに外れるが、一
方の輪状部は緩衝金具の曲部に軸支されているので外れ
ず、それ故緩衝金具が伸長した後も上記留金が地面等に
落下することがなく、安全である。
項の効果に加えて、留金の一方を輪状部とし、他方を湾
曲しただけの係止部としているので、この発明の緩衝金
具が伸長した場合、他方の係止部はすぐに外れるが、一
方の輪状部は緩衝金具の曲部に軸支されているので外れ
ず、それ故緩衝金具が伸長した後も上記留金が地面等に
落下することがなく、安全である。
【図1】この発明の第1の実施の形態例における緩衝金
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の正面図である。
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の正面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態例における緩衝金
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の底面図である。
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の底面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態例の留金を外した
緩衝金具の正面図である。
緩衝金具の正面図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態例の留金の底面図
である。
である。
【図5】この発明の第1の実施の形態例における、引留
碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に介
在させた緩衝金具に異常張力がかかり伸長した状態の正
面図である。
碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に介
在させた緩衝金具に異常張力がかかり伸長した状態の正
面図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態例における、引留
碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に介
在させた緩衝金具にを異常張力がかかり伸長した状態の
底面図である。
碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に介
在させた緩衝金具にを異常張力がかかり伸長した状態の
底面図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態例における緩衝金
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の正面図である。
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の正面図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態例における緩衝金
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の底面図である。
具を、引留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフッ
クの間に介在させて取り付けた状態の底面図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態例の留金を外した
緩衝金具の正面図である。
緩衝金具の正面図である。
【図10】この発明の第2の実施の形態例の留金を外し
た緩衝金具の底面図である。
た緩衝金具の底面図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態例における、引
留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に
介在させた緩衝金具に異常張力がかかり伸長した状態の
正面図である。
留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に
介在させた緩衝金具に異常張力がかかり伸長した状態の
正面図である。
【図12】この発明の第2の実施の形態例における、引
留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に
介在させた緩衝金具にを異常張力がかかり伸長した状態
の底面図である。
留碍子の碍子フックと家屋の壁等に設けたフックの間に
介在させた緩衝金具にを異常張力がかかり伸長した状態
の底面図である。
【図13】従来の引込線家屋引留装置の正面縦断面図で
ある。
ある。
1 緩衝金具 2 湾曲部 5 留金 6 引留碍子 7 フック 11 緩衝金具 12 螺旋部 15 留金 16 引留碍子 17 フック
Claims (2)
- 【請求項1】 架空引込線を引留碍子等を介して家屋等
に設けたフックに係止して引き込む場合において、一定
長の棒状体から成る緩衝金具の略中央部分を折曲又は湾
曲させて縮めた伸長可能な形状部とし、当該伸長可能な
形状部の両端を留金で係止して固定し、この様な緩衝金
具の一端を上記引留碍子等に係止し、他端を上記フック
に係止して当該緩衝金具を上記引留碍子等と上記フック
との間に介在させ、上記架空引込線から異常張力がかっ
た際に、上記留金が外れ、上記緩衝金具の上記伸長可能
な形状部が伸長してこれらの異常張力を吸収する構成と
したことを特徴とする、引込線異常張力緩衝構造。 - 【請求項2】 上記留金は、一定長の棒状金具の一方を
輪状部とし、他方を湾曲型係止部としたことを特徴とす
る、上記請求項1項記載の引込線異常張力緩衝構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9340817A JPH11164460A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 引込線異常張力緩衝構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9340817A JPH11164460A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 引込線異常張力緩衝構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164460A true JPH11164460A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18340575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9340817A Pending JPH11164460A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 引込線異常張力緩衝構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164460A (ja) |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP9340817A patent/JPH11164460A/ja active Pending
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