JPH11164890A - ダブルバルーン型カテーテル - Google Patents
ダブルバルーン型カテーテルInfo
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- JPH11164890A JPH11164890A JP9336914A JP33691497A JPH11164890A JP H11164890 A JPH11164890 A JP H11164890A JP 9336914 A JP9336914 A JP 9336914A JP 33691497 A JP33691497 A JP 33691497A JP H11164890 A JPH11164890 A JP H11164890A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】血管が狭窄したり、閉塞した病変部の拡張及び
線溶療法を短時間でかつ少量の薬液投与で可能にし、ま
た血栓遊離による末梢塞栓の発生を防ぐ。 【解決手段】複数の内腔3〜6を有するカテーテル本体
2の先端部2aに、その先端から手前側へ順に膨張収縮
性の低い血管拡張用バルーン7と血管拡張用バルーン7
よりも膨張収縮性の大きい血管閉塞用バルーン8とを配
置する。血管拡張用バルーン7と血管閉塞用バルーン8
との間のカテーテル本体外周面2bに薬液を吐出する開
口9を設け、両バルーン7,8及び開口9をそれぞれ内
腔3,4,5のうちの互いに異なる一つに連通させる。
線溶療法を短時間でかつ少量の薬液投与で可能にし、ま
た血栓遊離による末梢塞栓の発生を防ぐ。 【解決手段】複数の内腔3〜6を有するカテーテル本体
2の先端部2aに、その先端から手前側へ順に膨張収縮
性の低い血管拡張用バルーン7と血管拡張用バルーン7
よりも膨張収縮性の大きい血管閉塞用バルーン8とを配
置する。血管拡張用バルーン7と血管閉塞用バルーン8
との間のカテーテル本体外周面2bに薬液を吐出する開
口9を設け、両バルーン7,8及び開口9をそれぞれ内
腔3,4,5のうちの互いに異なる一つに連通させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダブルバルーン型
カテーテルに関し、更に詳しくは、血管が狭窄したり、
閉塞した病変部を短時間でかつ少量の薬液投与で治療可
能にすると共に、血栓遊離による末梢塞栓の発生を防ぐ
ことができるダブルバルーン型カテーテルに関する。
カテーテルに関し、更に詳しくは、血管が狭窄したり、
閉塞した病変部を短時間でかつ少量の薬液投与で治療可
能にすると共に、血栓遊離による末梢塞栓の発生を防ぐ
ことができるダブルバルーン型カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】狭窄性病変に対する経皮的血管形成術
(PTA)は、脳血管、末梢血管、透析シャント部など
で行われる。この血管形成術は、バルーン型カテーテル
のバルーンを血管内の狭窄病変部に導入し、そこでバル
ーンを膨張させて狭窄した血管を拡張するものである。
(PTA)は、脳血管、末梢血管、透析シャント部など
で行われる。この血管形成術は、バルーン型カテーテル
のバルーンを血管内の狭窄病変部に導入し、そこでバル
ーンを膨張させて狭窄した血管を拡張するものである。
【0003】しかし、このように狭窄病変部をバルーン
で押し拡げて拡張すると、バルーンを収縮した際に狭窄
病変部付近の血栓が遊離し、それが血流に乗って末梢の
血管まで達して末梢塞栓を引き起こし、その末梢閉塞に
より合併症を招く恐れがあるという問題があった。ま
た、例えば、血液透析のシャント部に生じた狭窄部の治
療の場合には、バルーン型カテーテルと薬液投与用カテ
ーテルとの2種類のカテーテルがしばしば併用される。
この治療は、バルーン型カテーテルによる血管狭窄部の
拡張と、薬液投与用カテーテルによる狭窄病変部付近の
血栓形成抑止用または血栓溶解用の薬液の投与の操作を
2〜3回繰り返し行うものである。
で押し拡げて拡張すると、バルーンを収縮した際に狭窄
病変部付近の血栓が遊離し、それが血流に乗って末梢の
血管まで達して末梢塞栓を引き起こし、その末梢閉塞に
より合併症を招く恐れがあるという問題があった。ま
た、例えば、血液透析のシャント部に生じた狭窄部の治
療の場合には、バルーン型カテーテルと薬液投与用カテ
ーテルとの2種類のカテーテルがしばしば併用される。
この治療は、バルーン型カテーテルによる血管狭窄部の
拡張と、薬液投与用カテーテルによる狭窄病変部付近の
血栓形成抑止用または血栓溶解用の薬液の投与の操作を
2〜3回繰り返し行うものである。
【0004】しかし、この操作においては、両カテーテ
ルの導入、除去を繰り返し行う必要があるため、治療が
煩雑であると共に治療時間が長くなるという問題があっ
た。また、病変部に投与された薬液は滞留することなく
血流により流されるため、かなり多量の薬液を投与する
必要があるという問題があった。
ルの導入、除去を繰り返し行う必要があるため、治療が
煩雑であると共に治療時間が長くなるという問題があっ
た。また、病変部に投与された薬液は滞留することなく
血流により流されるため、かなり多量の薬液を投与する
必要があるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、血管
が狭窄したり、閉塞した病変部の拡張及び線溶療法を短
時間でかつ少量の薬液投与で可能にし、また血栓遊離に
よる末梢塞栓の発生を防ぐことができるダブルバルーン
型カテーテルを提供することにある。
が狭窄したり、閉塞した病変部の拡張及び線溶療法を短
時間でかつ少量の薬液投与で可能にし、また血栓遊離に
よる末梢塞栓の発生を防ぐことができるダブルバルーン
型カテーテルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、複数の内腔を有するカテーテル本体の先端部に、
その先端から手前側へ順に膨張収縮性の低い血管拡張用
バルーンと該血管拡張用バルーンよりも膨張収縮性の大
きい血管閉塞用バルーンとを配置すると共に、該血管拡
張用バルーンと血管閉塞用バルーンとの間のカテーテル
本体外周面に薬液を吐出する開口を設け、前記両バルー
ン及び開口をそれぞれ前記内腔のうちの互いに異なる一
つに連通させたことを特徴とする。
明は、複数の内腔を有するカテーテル本体の先端部に、
その先端から手前側へ順に膨張収縮性の低い血管拡張用
バルーンと該血管拡張用バルーンよりも膨張収縮性の大
きい血管閉塞用バルーンとを配置すると共に、該血管拡
張用バルーンと血管閉塞用バルーンとの間のカテーテル
本体外周面に薬液を吐出する開口を設け、前記両バルー
ン及び開口をそれぞれ前記内腔のうちの互いに異なる一
つに連通させたことを特徴とする。
【0007】このようにカテーテル本体の先端部に先端
側に膨張収縮性が低い血管拡張用バルーンを、手前側に
膨張収縮性の高い血管閉塞用バルーンを配置し、かつ両
バルーン間に薬液の吐出用の開口を配置しているため、
血管拡張用バルーンを膨張することで、血管が閉塞した
り狭窄した病変部を押し拡げて拡張した後、血管閉塞用
バルーンを膨張させて血管を塞いだ状態にして開口から
薬液を吐出することにより、病変部から遊離した血栓を
滞留させた状態で溶解することができる。その結果、遊
離した血栓が血管閉塞用バルーンにより末梢の血管に流
れるのを防ぎ、また、高濃度の薬液により血栓を溶解で
きるので、末梢の血管に流れ込んで末梢塞栓を引き起こ
すのを防ぐことができる。
側に膨張収縮性が低い血管拡張用バルーンを、手前側に
膨張収縮性の高い血管閉塞用バルーンを配置し、かつ両
バルーン間に薬液の吐出用の開口を配置しているため、
血管拡張用バルーンを膨張することで、血管が閉塞した
り狭窄した病変部を押し拡げて拡張した後、血管閉塞用
バルーンを膨張させて血管を塞いだ状態にして開口から
薬液を吐出することにより、病変部から遊離した血栓を
滞留させた状態で溶解することができる。その結果、遊
離した血栓が血管閉塞用バルーンにより末梢の血管に流
れるのを防ぎ、また、高濃度の薬液により血栓を溶解で
きるので、末梢の血管に流れ込んで末梢塞栓を引き起こ
すのを防ぐことができる。
【0008】また、血液透析のシャント部に生じた狭窄
部の治療のような場合には、単一のカテーテルだけで病
変部を治療から薬液投与まで行うことができ、しかも薬
液を病変部に滞留させて行えるので、少ない量で効果的
に治療することができる。
部の治療のような場合には、単一のカテーテルだけで病
変部を治療から薬液投与まで行うことができ、しかも薬
液を病変部に滞留させて行えるので、少ない量で効果的
に治療することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
ダブルバルーン型カテーテルの一例を示す。このカテー
テル1は、可撓性を有するカテーテル本体2を備え、そ
のカテーテル本体2内には、その長手方向に沿って図2
に示す複数(図では4本)の内腔3,4,5,6がそれ
ぞれ互いに独立に延設されている。カテーテル本体2の
先端部2aには、その長手方向に直列に先端側に血管拡
張用バルーン7が、その手前側に血管閉塞用バルーン8
が配置されている。
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
ダブルバルーン型カテーテルの一例を示す。このカテー
テル1は、可撓性を有するカテーテル本体2を備え、そ
のカテーテル本体2内には、その長手方向に沿って図2
に示す複数(図では4本)の内腔3,4,5,6がそれ
ぞれ互いに独立に延設されている。カテーテル本体2の
先端部2aには、その長手方向に直列に先端側に血管拡
張用バルーン7が、その手前側に血管閉塞用バルーン8
が配置されている。
【0010】先端側の血管拡張用バルーン7はカテーテ
ル本体2内の断面円形の内腔3に連通し、その内腔3か
ら希釈した造影剤などの液体をバルーン7内に給排する
ことにより膨張収縮するようにしている。この血管拡張
用バルーン7は血管閉塞用バルーン8よりも膨張収縮性
が低い低伸長性材料から構成され、長手方向長さが血管
閉塞用バルーン8よりも大きい細長に形成され、膨張時
に病変部を拡張する役目を行うようになっている。
ル本体2内の断面円形の内腔3に連通し、その内腔3か
ら希釈した造影剤などの液体をバルーン7内に給排する
ことにより膨張収縮するようにしている。この血管拡張
用バルーン7は血管閉塞用バルーン8よりも膨張収縮性
が低い低伸長性材料から構成され、長手方向長さが血管
閉塞用バルーン8よりも大きい細長に形成され、膨張時
に病変部を拡張する役目を行うようになっている。
【0011】手前側の血管閉塞用バルーン8にはカテー
テル本体2内の断面略扇状の内腔4が連通し、その内腔
4から炭酸ガスや希釈した造影剤などの流体をバルーン
8内に給排することにより膨張収縮させるようになって
いる。この血管閉塞用バルーン8は血管拡張用バルーン
7よりも膨張収縮性が高い高伸長性材料から構成され、
膨張時に球状になって血管内壁に密着し、栓の役目を行
う。
テル本体2内の断面略扇状の内腔4が連通し、その内腔
4から炭酸ガスや希釈した造影剤などの流体をバルーン
8内に給排することにより膨張収縮させるようになって
いる。この血管閉塞用バルーン8は血管拡張用バルーン
7よりも膨張収縮性が高い高伸長性材料から構成され、
膨張時に球状になって血管内壁に密着し、栓の役目を行
う。
【0012】両バルーン7,8間のカテーテル本体2の
外周面2bには、薬液を吐出する開口9が形成されてい
る。この開口9は2個以上でもよく、カテーテル本体2
内の断面略扇状の内腔5に連通している。カテーテル本
体2の先端2cには、径大の断面円形の内腔6が連通す
る開口が設けられている。この内腔6は、カテーテルを
血管内の病変部に導入する時にガイドワイヤを挿通する
ためのものである。
外周面2bには、薬液を吐出する開口9が形成されてい
る。この開口9は2個以上でもよく、カテーテル本体2
内の断面略扇状の内腔5に連通している。カテーテル本
体2の先端2cには、径大の断面円形の内腔6が連通す
る開口が設けられている。この内腔6は、カテーテルを
血管内の病変部に導入する時にガイドワイヤを挿通する
ためのものである。
【0013】血管拡張用バルーン7内のカテーテル本体
2の表面の前後2か所に、治療中にX線で透視できるよ
うにX線不透過マーカー11が設けられている。また、
血管閉塞用バルーン8内のカテーテル本体2の中央部表
面にもX線不透過マーカー10が設けられている。カテ
ーテル本体2の先端は先が窄まるテーパー状に形成さ
れ、カテーテル1を血管内へ導入し易くしている。
2の表面の前後2か所に、治療中にX線で透視できるよ
うにX線不透過マーカー11が設けられている。また、
血管閉塞用バルーン8内のカテーテル本体2の中央部表
面にもX線不透過マーカー10が設けられている。カテ
ーテル本体2の先端は先が窄まるテーパー状に形成さ
れ、カテーテル1を血管内へ導入し易くしている。
【0014】カテーテル本体2の後端が硬質プラスチッ
クなどからなるコネクタ12に連結され、このコネクタ
12の後端には内腔6に連通する延長チューブ13が接
続されている。また、コネクタ12の外周面に突設され
た各分岐部12a,12b,12cに、内腔3,4,5
に連通する延長チューブ14,15,16がそれぞれ接
続されている。各チューブ13〜16の後端にはそれぞ
れ接続用ポート17〜20が取り付けられている。
クなどからなるコネクタ12に連結され、このコネクタ
12の後端には内腔6に連通する延長チューブ13が接
続されている。また、コネクタ12の外周面に突設され
た各分岐部12a,12b,12cに、内腔3,4,5
に連通する延長チューブ14,15,16がそれぞれ接
続されている。各チューブ13〜16の後端にはそれぞ
れ接続用ポート17〜20が取り付けられている。
【0015】本発明のカテーテル1により血管狭窄を治
療する場合を例にとって説明すると、まず、不図示のガ
イドワイヤを用いて、図3(a)に示すように、矢印の
ように流れる血液の下流側から収縮状態の血管拡張用バ
ルーン7を血管21の狭窄病変部22に導入する。次い
で接続ポート18から希釈した造影剤などの液体を供給
することで、延長チューブ14、内腔3を介してその液
体を血管拡張用バルーン7に充填し、血管拡張用バルー
ン7を膨張させる(図3(b))。これにより、狭窄病
変部22が血管拡張用バルーン7に押圧され、拡張され
る。
療する場合を例にとって説明すると、まず、不図示のガ
イドワイヤを用いて、図3(a)に示すように、矢印の
ように流れる血液の下流側から収縮状態の血管拡張用バ
ルーン7を血管21の狭窄病変部22に導入する。次い
で接続ポート18から希釈した造影剤などの液体を供給
することで、延長チューブ14、内腔3を介してその液
体を血管拡張用バルーン7に充填し、血管拡張用バルー
ン7を膨張させる(図3(b))。これにより、狭窄病
変部22が血管拡張用バルーン7に押圧され、拡張され
る。
【0016】拡張後、接続ポート19から炭酸ガスまた
は希釈した造影剤などの流体を供給し、延長チューブ1
5、内腔4を介してその流体を血管閉塞用バルーン8に
充填し、血管閉塞用バルーン8を血管21を塞ぐように
膨張させる(図3(c))。この状態で充填した液体を
排出して血管拡張用バルーン7を収縮させた後、接続ポ
ート20からウロキナーゼなどの血栓溶解用の薬液を延
長チューブ16、内腔5を介して開口9から吐出する
(図3(d))。血管拡張用バルーン7を収縮させた際
に、狭窄病変部21の表面に形成されている血栓が遊離
するが、この血栓は膨張した血管閉塞用バルーン8が血
管21の下流側を塞いでいるので、病変部近傍に滞留
し、薬液により溶解消失する。従って、血栓が遊離して
も末梢塞栓を引き起こすことがない。
は希釈した造影剤などの流体を供給し、延長チューブ1
5、内腔4を介してその流体を血管閉塞用バルーン8に
充填し、血管閉塞用バルーン8を血管21を塞ぐように
膨張させる(図3(c))。この状態で充填した液体を
排出して血管拡張用バルーン7を収縮させた後、接続ポ
ート20からウロキナーゼなどの血栓溶解用の薬液を延
長チューブ16、内腔5を介して開口9から吐出する
(図3(d))。血管拡張用バルーン7を収縮させた際
に、狭窄病変部21の表面に形成されている血栓が遊離
するが、この血栓は膨張した血管閉塞用バルーン8が血
管21の下流側を塞いでいるので、病変部近傍に滞留
し、薬液により溶解消失する。従って、血栓が遊離して
も末梢塞栓を引き起こすことがない。
【0017】薬液を投与して血栓を溶解消失させた後、
充填した流体を抜いて血管閉塞用バルーン8を収縮させ
る。上記図3(b)〜(d)のオペレーションを2〜3
回繰り返し行うことにより、血栓遊離による末梢塞栓の
発生を招くことなく狭窄病変部22が拡張された状態と
なる。また、血液透析のシャント部に生じた狭窄病変部
の治療の場合にも上記と同様の操作により、同じカテー
テルで病変部を拡張し、薬液を投与すると共に、その薬
液を病変部に滞留させることができるため、少ない量の
薬液で治療を短時間に効率よく行うことができる。
充填した流体を抜いて血管閉塞用バルーン8を収縮させ
る。上記図3(b)〜(d)のオペレーションを2〜3
回繰り返し行うことにより、血栓遊離による末梢塞栓の
発生を招くことなく狭窄病変部22が拡張された状態と
なる。また、血液透析のシャント部に生じた狭窄病変部
の治療の場合にも上記と同様の操作により、同じカテー
テルで病変部を拡張し、薬液を投与すると共に、その薬
液を病変部に滞留させることができるため、少ない量の
薬液で治療を短時間に効率よく行うことができる。
【0018】本発明において、カテーテル本体2を構成
する可撓性材料としては、例えば、ポリエチレン、ナイ
ロンを好ましく用いることができる。血管拡張用バルー
ン7を構成する材料としては、例えば、ポリウレタン、
ポリエステル、ポリエチレン、ナイロンなどのプラスチ
ックを挙げることができる。これらの材料と厚さを組み
合わせて血管拡張用バルーン7を構成した際に、2気圧
に耐える特性をもつのがよい。好ましくは、圧力を加え
た時に、伸長、変形のほとんどない非伸長性にするのが
よい。
する可撓性材料としては、例えば、ポリエチレン、ナイ
ロンを好ましく用いることができる。血管拡張用バルー
ン7を構成する材料としては、例えば、ポリウレタン、
ポリエステル、ポリエチレン、ナイロンなどのプラスチ
ックを挙げることができる。これらの材料と厚さを組み
合わせて血管拡張用バルーン7を構成した際に、2気圧
に耐える特性をもつのがよい。好ましくは、圧力を加え
た時に、伸長、変形のほとんどない非伸長性にするのが
よい。
【0019】血管閉塞用バルーン8を構成する材料とし
ては、圧力を加えた時に、伸長、変形し易いラテック
ス、シリコーンなどを好ましく使用することができる。
これらの材料と厚さを組み合わせて血管閉塞用バルーン
8を構成した際に、2気圧未満で破壊するような特性を
もつのがよく、また病変部を拡張できない高い伸長性を
有するのがよい。好ましくは、1.2気圧以下で破壊す
るような特性をもつのがよい。
ては、圧力を加えた時に、伸長、変形し易いラテック
ス、シリコーンなどを好ましく使用することができる。
これらの材料と厚さを組み合わせて血管閉塞用バルーン
8を構成した際に、2気圧未満で破壊するような特性を
もつのがよく、また病変部を拡張できない高い伸長性を
有するのがよい。好ましくは、1.2気圧以下で破壊す
るような特性をもつのがよい。
【0020】また、カテーテル本体2の外周面及び内腔
5,6の内周面や、バルーン7,8の外表面には、生体
適合性物質、特に抗血栓性物質をコーティングするのが
望ましい。この抗血栓性物質としては、例えば、ヘパリ
ン、ウロキナーゼなどが好適である。上記内腔3,4,
5は、上述した実施形態では、断面形状が略扇状や円形
状にしたが、当然のことながらそれに限定されない。
5,6の内周面や、バルーン7,8の外表面には、生体
適合性物質、特に抗血栓性物質をコーティングするのが
望ましい。この抗血栓性物質としては、例えば、ヘパリ
ン、ウロキナーゼなどが好適である。上記内腔3,4,
5は、上述した実施形態では、断面形状が略扇状や円形
状にしたが、当然のことながらそれに限定されない。
【0021】本発明は、上記実施形態では、血管狭窄の
例について説明したが、血管閉塞の場合にも好適に使用
することができる。その場合、ガイドワイヤーにより閉
塞部分に貫通する孔を形成し、その孔にカテーテルの血
管拡張用バルーン7の部分を挿入し、上記と同様にして
行うことができる。また、それらの病変部の位置は静脈
であっても動脈であってもよい。
例について説明したが、血管閉塞の場合にも好適に使用
することができる。その場合、ガイドワイヤーにより閉
塞部分に貫通する孔を形成し、その孔にカテーテルの血
管拡張用バルーン7の部分を挿入し、上記と同様にして
行うことができる。また、それらの病変部の位置は静脈
であっても動脈であってもよい。
【0022】
【発明の効果】上述したように本発明は、複数の内腔を
有するカテーテル本体の先端部に、その先端から手前側
へ順に血管拡張用バルーンと血管閉塞用バルーンとを配
置し、該血管拡張用バルーンと血管閉塞用バルーンとの
間のカテーテル本体外周面に薬液を吐出する開口を設
け、前記両バルーン及び開口をそれぞれ前記内腔のうち
の互いに異なる一つに連通させたので、血管拡張用バル
ーンにより病変部を拡張した後、血管閉塞用バルーンを
拡張して血管を塞いだ状態で開口から薬液を吐出するこ
とにより、病変部付近から遊離した血栓を滞留させた状
態で溶解消失させることができるため、拡張治療におい
て血栓遊離による末梢塞栓の発生を防ぐことができる。
また、血液透析のシャント部に生じた狭窄部の治療のよ
うな場合にも、単一のカテーテルだけで病変部を治療か
ら薬液投与まで行うことができ、更に薬液を病変部に滞
留させて行うことができるので、病変部の拡張及び線溶
療法を短時間でかつ少量の薬液投与で行うことができ
る。
有するカテーテル本体の先端部に、その先端から手前側
へ順に血管拡張用バルーンと血管閉塞用バルーンとを配
置し、該血管拡張用バルーンと血管閉塞用バルーンとの
間のカテーテル本体外周面に薬液を吐出する開口を設
け、前記両バルーン及び開口をそれぞれ前記内腔のうち
の互いに異なる一つに連通させたので、血管拡張用バル
ーンにより病変部を拡張した後、血管閉塞用バルーンを
拡張して血管を塞いだ状態で開口から薬液を吐出するこ
とにより、病変部付近から遊離した血栓を滞留させた状
態で溶解消失させることができるため、拡張治療におい
て血栓遊離による末梢塞栓の発生を防ぐことができる。
また、血液透析のシャント部に生じた狭窄部の治療のよ
うな場合にも、単一のカテーテルだけで病変部を治療か
ら薬液投与まで行うことができ、更に薬液を病変部に滞
留させて行うことができるので、病変部の拡張及び線溶
療法を短時間でかつ少量の薬液投与で行うことができ
る。
【図1】本発明のダブルバルーン型カテーテルの一例を
一部省略して示す正面図である。
一部省略して示す正面図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図ある。
【図3】(a)〜(d)は、それぞれ本発明のダブルバ
ルーン型カテーテルの作用を示す説明図である。
ルーン型カテーテルの作用を示す説明図である。
1 ダブルバルーン型カテーテル 2 カテーテル本
体 2a 先端部 2b 外周面 3,4,5,6 内腔 7 血管拡張用バ
ルーン 8 血管閉塞用バルーン 9 開口 21 血管 22 狭窄病変部
体 2a 先端部 2b 外周面 3,4,5,6 内腔 7 血管拡張用バ
ルーン 8 血管閉塞用バルーン 9 開口 21 血管 22 狭窄病変部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の内腔を有するカテーテル本体の先
端部に、その先端から手前側へ順に膨張収縮性の低い血
管拡張用バルーンと該血管拡張用バルーンよりも膨張収
縮性の大きい血管閉塞用バルーンとを配置すると共に、
該血管拡張用バルーンと血管閉塞用バルーンとの間のカ
テーテル本体外周面に薬液を吐出する開口を設け、前記
両バルーン及び開口をそれぞれ前記内腔のうちの互いに
異なる一つに連通させたダブルバルーン型カテーテル。 - 【請求項2】 前記血管拡張用バルーンの材料がポリエ
ステル、ポリエチレン、ナイロン及びポリウレタンなど
のプラスチックから選ばれた少なくとも一つであり、前
記血管閉塞用バルーンの材料がラテックスまたはシリコ
ーンである請求項1に記載のダブルバルーン型カテーテ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9336914A JPH11164890A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ダブルバルーン型カテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9336914A JPH11164890A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ダブルバルーン型カテーテル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164890A true JPH11164890A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18303809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9336914A Pending JPH11164890A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ダブルバルーン型カテーテル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164890A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001070325A3 (en) * | 2000-03-21 | 2002-06-13 | Advanced Cardiovascular System | Emboli protection system |
| CN108114361A (zh) * | 2018-02-01 | 2018-06-05 | 上海康德莱医疗器械股份有限公司 | 一种双球囊溶栓导管 |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP9336914A patent/JPH11164890A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001070325A3 (en) * | 2000-03-21 | 2002-06-13 | Advanced Cardiovascular System | Emboli protection system |
| US6485500B1 (en) | 2000-03-21 | 2002-11-26 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Emboli protection system |
| CN108114361A (zh) * | 2018-02-01 | 2018-06-05 | 上海康德莱医疗器械股份有限公司 | 一种双球囊溶栓导管 |
| CN108114361B (zh) * | 2018-02-01 | 2024-05-31 | 上海瑛泰医疗器械股份有限公司 | 一种双球囊溶栓导管 |
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