JPH11165592A - テーブル付き2段開閉ドアグラブ - Google Patents

テーブル付き2段開閉ドアグラブ

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JPH11165592A
JPH11165592A JP9333035A JP33303597A JPH11165592A JP H11165592 A JPH11165592 A JP H11165592A JP 9333035 A JP9333035 A JP 9333035A JP 33303597 A JP33303597 A JP 33303597A JP H11165592 A JPH11165592 A JP H11165592A
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door grab
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Motohiro Kojima
基裕 小嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はテーブル付き2段開閉ドアグラブに
関し、テーブルを使用するときにはドアグラブが膝に当
たらず、且つドアグラブ使用時には収容物の出し入れを
容易にしたテーブル付き2段開閉ドアグラブを実現する
ことを目的とする。 【解決手段】 基体部と該基体部に対して引出し可能に
設けられた引出し物の何れか一方に設けられたピン部材
24と、他方に設けられて前記ピン部材24との相互作
用により前記引出し物の移動を2段階に制御するカム機
構25とを具備した2段開閉ドアグラブ20と、該ドア
グラブ20の上方に引出し収納可能なスライド型テーブ
ル22とを設けて成るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテーブル付き2段開
閉ドアグラブに関する。詳しくは、車両用のテーブル付
きドアグラブにおいて、テーブルを使用するときにはド
アグラブが膝に当たらず、且つドアグラブ使用時には中
の物を取り出し易くしたテーブル付き2段開閉ドアグラ
ブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用として、車検証やカード類
を他の小物と区分して収納できて整理性、使用性の向上
を図ると共に、カップホルダ機能も併有して多機能を有
するテーブル付設タイプのグラブボックスが開発されて
いる。その1例として、図8に実開昭63ー15247
号に記載された自動車用物入れを示す。
【0003】これは、図8(a)の如く、車室内のダッ
シュボード、ボデイサイドパネル等に凹設されたパネル
凹部内に出没可能に埋設され、上方が開口した物入れ部
1を形成するグローブボックス本体2と、該グローブボ
ックス本体2の上方に水平方向に引出し可能に配設さ
れ、引出し時にその底面部が前記グローブボックス本体
2に係止されるテーブル3とにより構成されている。な
お、4はレール、5はステイ、6はステイの回転軸、7
はグローブボックス支持軸である。
【0004】そして、テーブル3を使用する場合は、図
8(b)に示すように、グローブボックス本体2を支持
軸7を中心に回動して引出し、またテーブル3をレール
4からスライドさせて引出し、グローブボックスに設け
られたステイ5を回動し、該ステイ5によりテーブル3
を支持するようになっている。
【0005】また、他の例として、特開平7−1126
43号に記載されたグローブボックスを図9及び図10
に示す。これは、図9(a)(b)に示すように、イン
スツルメントパネル10の助手席側に設けたグローブボ
ックス11の上側内に、テーブル12を引出し格納自在
に配設し、前記テーブル12を上部開放のボックス状の
テーブル本体13と、テーブル本体13の開口部前縁部
に開閉自在に装着されて、該テーブル本体13の開口部
を閉塞するリッド14とで構成している。
【0006】そして、図10(a)(b)に示すよう
に、リッド14の適宜の部位にカップの底部を定置する
ロアカップホルダ部15を凹設すると共に、ロアカップ
ホルダ部15の前縁部に、該ロアカップホルダ部15を
隠蔽してリッド14の面とほぼ同一面に整合する小リッ
ド16を開閉自在に装着し、且つ、該小リッド16の自
由端部に前記ロアカップホルダ部15に定置されたカッ
プの上部周側に係合するアッパカップホルダ部17を形
成している。
【0007】なお、図9(a)はグローブボックス2を
開けた状態を示し、図9(b)はテーブル12を引き出
した状態を示している。また、図10(a)はテーブル
12のリッド14を開けた状態を示し、図10(b)は
カップホルダ使用時を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のテーブル付
きグラブボックスでは、テーブルを使用するためにはグ
ローブボックスを全開にする必要がある。このため乗員
の膝がグローブボックスに当たりテーブルが使用しにく
いという問題がある。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、テー
ブルを使用するときにはドアグラブが膝に当たらず、且
つドアグラブ使用時には収容物の出し入れを容易にした
テーブル付き2段開閉ドアグラブを実現することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、基体部と該基体部に対して引出し可能に設けられた
引出し物の何れか一方に設けられたピン部材24と、他
方に設けられて前記ピン部材24との相互作用により前
記引出し物の移動を2段階に制御するカム機構25とを
具備した2段開閉ドアグラブ20と、該ドアグラブ20
の上方に引出し収納可能なスライド型テーブル22とを
設けたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は請求項1におい
て、前記カム機構25は、ケース31と、該ケース31
に揺動可能に支持された揺動カム32とを有し、該揺動
カム32は前記ピン部材24により揺動駆動される傾斜
カム32bと、前記ピン部材24を受け止める凹部を有
する釣り針状カム32cと、該揺動カム32を常に中立
位置に保持する付勢手段とを具備して成ることを特徴と
する。この構成を採ることにより、図1の如くピン部材
が引出し物に設けられている場合、その引出し途中で該
ピン部材22が釣り針状カム32cの凹部に係合してロ
ックされ、次いで、僅かに戻すことによりピン部材22
は該凹部から外れて引出し物を全開させることができ
る。このように簡単な構成で、2段階に開放可能な2段
開閉機構を実現することができる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1におい
て、前記テーブル22はドアグラブ20を1段階開放し
た状態でなければ引出し不可能であり、ドアグラブ20
はテーブル22を引出した状態で2段階目の開放が可能
であることを特徴とする。この構成を採ることにより、
テーブル22を使用する時にドアグラブ20が使用者の
膝に当たるのを防止することができる。
【0013】また請求項4の発明は、請求項3におい
て、前記ドアグラブ20はドア20bを支持軸20cで
支持した回動型、または、ドア20bが下方へスライド
するスライド型であることを特徴とする。この構成を採
ることにより、回動型またはスライド型の何れのドアグ
ラブにもテーブルを付加することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明のテーブル付き2段
開閉ドアグラブの実施の形態を示す図で、(a)は通常
状態、(B)はテーブル使用時、(c)はドアグラブ使
用時をそれぞれ示す。本実施の形態は、(a)図に示す
ようにドアグラブ20がインスツルメントパネル21の
適宜な位置に設けられ、該ドアグラブ20の上方にはス
ライド可能なテーブル22が設けられている。
【0015】そして、ドアグラブ20は支持軸23を中
心として回動でき、全開までの途中で後述する2段開閉
機構により一回停止させることができる。またテーブル
22は(a)図の如くドアグラブ20が全閉時は引き出
すことができず、ドアグラブ20が(b)図の如く1段
目に引き出され時に引き出すことがでるようになってい
る。またドアグラブ20は(c)図の如くテーブル22
が収納された状態で全開させることができるようになっ
ている。
【0016】次に、本実施の形態における前記の2段開
閉機構について説明する。この2段開閉機構は図2に示
すように、ピン部材24と、該ピン部材24の移動を制
御するカム機構25とより構成されている。20はドア
グラブであり、該ドアグラブ20はリテーナ部26(基
体)、とボックス部27(引出し物)とにより構成され
ている。リテーナ部26は車両のインスツルメントパネ
ルの適所(通常はナビゲーターシートに対向する位置)
に形成された取付け部にビス締め等の手段により取付け
られる。また、該リテーナ部の側面には、ボックス部2
7の側面に立設されたピン部材24を、その端縁にてピ
ン部材24と係合し、ボックス部27の最大開度を規定
する開口部28が形成されている。
【0017】ボックス部27は収納部を形成するボック
ス27aとドア27bとにより構成され、ボックス27
aの側面には、前記ピン部材24が立設されている。ド
ア27bにはロック29が設置される凹部30が形成さ
れ、該凹部30にロック29が設置されている。ロック
29は図示しない車体側に取付けられたストライカに係
脱自在に係合する。
【0018】カム機構25は図3に示すように、ケース
31、揺動カム32,2個のばね33,33′とより構
成されている。そしてケース31は左右にフランジ31
a,31bを有した凹状に形成されており、該凹部にピ
ン34が立設されている。揺動カム32は長円形のプレ
ート32aの上面のほぼ中央に傾斜カム32bが斜めに
固設され、プレート32aの一方の端部には屈曲した釣
り針状のカム32cが固設され、プレート32aの他方
の端部にはピン孔32dが穿設されており、ケース31
に立設されたピン34に前記ピン孔32dを嵌合して、
該ピン34を回転中心として揺動可能に取り付けられて
いる。
【0019】また、揺動カム32は、それぞれ一端を該
揺動カム32に固定し、他端をケース31に固定した2
個のばね33,33′により左右に引っ張られ、常に釣
り針状カムの上端がケース31の所定の位置にくるよう
に付勢されている。(この位置を中立位置とする。)こ
のように構成されたカム機構21は図2の如くリテーナ
部26の側面に、開口部28を跨いで取り付けられる。
【0020】また、ボックス部27の側面には、前記し
たようにカム機構25の揺動カム32に係合するピン部
材24が植設されている。そして、図4(a)に示すよ
うにカム機構25の揺動カム32の揺動中心はピン部材
24の移動軌跡のほぼ上に位置するように配置されてい
る。
【0021】このように構成された本実施の形態におけ
るカム機構の作用を図4により説明する。先ずボックス
部が全閉状態から開方向に動くと、図4(a)の如く、
ピン部材24は中立位置にある傾斜カム32bに当た
る。さらに開方向に動くと、揺動カム32はピン部材2
4により押し上げられ図4(b)の状態となる。この
時、揺動カム32はばね33,33′によって中立位置
に戻る方向に力が加えられている。
【0022】さらにピン部材24が進むと傾斜カム32
bはピン部材24から外れ、自由になった揺動カム32
はばね33,33′によって中立位置方向に回動する。
その途中でピン部材24は釣り針状カム32cに当た
り、図4(c)の如くピン部材24は釣り針状カム32
cの凹部に入り込んで停止する。つまりボックス部は一
旦この位置でロックされて止まることになる。
【0023】ロックを解除するには、ボックス部を閉方
向に少し戻し、ピン部材24を釣り針状カム32cの凹
部から外せば良い。釣り針状カム32cからピン部材2
4が外れると、揺動カム32は再び自由となり、図4
(d)の如く、中立位置まで回動する。この状態から手
を放すとボックス部27は、図5(a)の如く作動線で
示すように自重によって全開位置まで開く。
【0024】全開位置または図4(c)に示す途中のロ
ック位置から閉方向にボックス部27を動かすと、ピン
部材24は図4(e)(f)の如く、再び傾斜カム32
bに当たり揺動カム32を押し下げながら進み、やがて
傾斜カム32bから外れる。ピン部材24から外れた揺
動カム32は、ばね33,33′の力によって中立位置
に戻る。つまり、どの位置からでも閉方向に動かした時
には図5(a)(b)の如く、途中で止まることなく、
全閉位置まで戻すことができる。
【0025】本実施の形態によれば、このような2段階
にロックすることができる2段開閉機構を用いることに
より、テーブルはドアグラブが全閉時は引き出すことが
できず、ドアグラブが1段目に開放された時に引き出す
ことがでる。またドアグラブはテーブルが収納された状
態でも全開させることができる。従って、テーブルを使
用するときはドアグラブは1段目に開放された状態であ
るため使用者の膝に当たるようなことはない。また、ド
アグラブはテーブルを収納した状態で開放することがで
きるためテーブルが邪魔にならず内容物を出し入れする
ことができる。
【0026】なお、ドアグラブ20は図6(a)の如
く、ボックス部20aは固定されドア20bのみが支持
軸20cにより回動可能に支持され、(b)図の如くド
ア20bが1段階開いた状態でテーブル22を引き出す
ことができ、(c)又は(d)図の如くドア20bを全
開して内容物の出し入れを行う形式のもの、あるいは、
図7(a)の如くボックス部20aが固定され、ドア2
0bがスライドし、(b)図の如くテーブル引出し、
(c)図の如くドア20bをスライドして内容物の出し
入れを行う型式のものでも良く、前記実施の形態と同様
の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、2段開閉機構とスライ
ド式テーブルとを組み合わすことにより、ドアグラブを
1段階開放するのみでテーブルを引き出すことができる
ため、テーブル使用時に使用者の膝は当たらない。また
ドアグラブはテーブル収納中でも開放できるためテーブ
ルが収容物の出し入れの邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、(a)はドア
グラブ全閉時、(b)はドアグラブ1段目開放時、
(c)はドアグラブ全開時を示す。
【図2】本発明の実施の形態における2段開閉機構を示
す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるカム機構を示す斜
視図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるカム機構の作用を
説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるボックス部の動き
を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるボックス部の他の
例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるボックス部の他の
例を示す図である。
【図8】従来のテーブル付きグローブボックスの1例を
示す図で、(a)はグローブボックス開放時、(b)は
テーブル引出し時を示す図である。
【図9】従来のテーブル付きグローブボックスの他の例
を示す図で、(a)はグローブボックスを開いた状態、
(b)はテーブルを引き出した状態を示す図である。
【図10】従来のテーブル付きグローブボックスの他の
例を示す図で、(a)はリッドを開いた状態、(b)は
小リッドを開いた状態を示す図である。
【符号の説明】
20…ドアグラブ 21…インスツルメントパネル 22…テーブル 23…支持軸 24…ピン部材 25…カム機構 26…リテーナ部 27…ボックス部 28…開口部 29…ロック 30…凹部 31…ケース 32…揺動カム 32a…プレート 32b…傾斜カム 32c…釣り針状カム 33,33′…ばね 34…ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体部と該基体部に対して引出し可能に
    設けられた引出し物の何れか一方に設けられたピン部材
    (24)と、他方に設けられて前記ピン部材(24)と
    の相互作用により前記引出し物の移動を2段階に制御す
    るカム機構(25)とを具備した2段開閉ドアグラブ
    (20)と、該ドアグラブ(20)の上方に引出し収納
    可能なスライド型テーブル(22)とを設けたことを特
    徴とするテーブル付き2段開閉ドアグラブ。
  2. 【請求項2】 前記カム機構(25)は、ケース(3
    1)と、該ケース(31)に揺動可能に支持された揺動
    カム(32)とを有し、該揺動カム(32)は前記ピン
    部材(24)により揺動駆動される傾斜カム(32b)
    と、前記ピン部材(24)を受け止める凹部を有する釣
    り針状カム(32c)と、該揺動カム(32)を常に中
    立位置に保持する付勢手段とを具備して成ることを特徴
    とする請求項1に記載のテーブル付き2段開閉ドアグラ
    ブ。
  3. 【請求項3】 前記テーブル(22)はドアグラブ(2
    0)を1段階開放した状態でなければ引出し不可能であ
    り、ドアグラブ(20)はテーブル(22)を引出した
    状態で2段階目の開放が可能であることを特徴とする請
    求項1に記載のテーブル付き2段開閉ドアグラブ。
  4. 【請求項4】 前記ドアグラブ(20)はドア(20
    b)を支持軸(20c)で支持した回動型、又は、ドア
    (20b)が下方へスライドするスライド型であること
    を特徴とする請求項3に記載のテーブル付き2段開閉ド
    アグラブ。
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