JPH11165648A - 油圧制御弁 - Google Patents

油圧制御弁

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JPH11165648A
JPH11165648A JP34709097A JP34709097A JPH11165648A JP H11165648 A JPH11165648 A JP H11165648A JP 34709097 A JP34709097 A JP 34709097A JP 34709097 A JP34709097 A JP 34709097A JP H11165648 A JPH11165648 A JP H11165648A
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JP
Japan
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shaft
valve member
input shaft
hydraulic
retaining ring
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JP34709097A
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Inventor
Osamu Miyazaki
修 宮崎
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧パワーステアリング装置に利用した場合に
車両の直進走行時における安定性を、部品点数、組み立
て工数、製造コスト、装置寸法を増大させることなく向
上できる油圧制御弁を提供する。 【解決手段】ハウジングと第1シャフト2に対して相対
回転可能に嵌め合わされる筒状の弁部材31が、その第1
シャフト2にトーションバー6を介して同軸中心に弾性
的に相対回転可能に連結される第2シャフトに、軸方向
一方への変位が規制されると共に軸方向他方への変位が
許容されるように、同行回転可能に連結される。その弁
部材31の軸方向他方への変位を規制するように、その第
1シャフト2の外周に嵌め合わされる止め輪70は、その
弁部材31の第1シャフト2に対する相対回転により弾性
変形するように、その弁部材31と第1シャフト2に連結
され、その弁部材31の第1シャフト2に対する中立位置
からの相対回転を規制する方向の予圧を付与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁部材の回転によ
り絞り部の開度を変化させて油圧を制御する弁に関し、
油圧パワーステアリング装置において操舵補助力発生用
油圧アクチュエータに作用する油圧を制御するのに適す
るものである。
【0002】
【従来の技術】操舵により回転する入力シャフトにトー
ションバーを介して出力シャフトが同軸中心に弾性的に
相対回転可能に連結され、その出力シャフトに形成され
たピニオンにラックが噛み合わされ、その入力シャフト
の回転をトーションバー、出力シャフト、ピニオン、ラ
ックを介して車輪に伝達することで舵角を変化させるス
テアリング装置が従来から用いられている。このような
ステアリング装置において、操舵補助力を油圧アクチュ
エータにより付与するため、所謂ロータリー型の油圧制
御弁が用いられている。
【0003】その油圧制御弁は、ハウジングの内周と入
力シャフトの外周との間に、そのハウジングと入力シャ
フトに対して相対回転可能に嵌め合わされる筒状の弁部
材を有する。その入力シャフトと弁部材の間の油路に、
その入力シャフトと弁部材の相対回転により開度が変化
するように絞り部が形成される。その弁部材は出力シャ
フトに同行回転可能に連結される。
【0004】その油圧制御弁によれば、操舵抵抗により
トーションバーが弾性的に捩じれると、その弁部材が入
力シャフトに対して相対回転することで絞り部の開度が
変化し、その絞り部の開度に応じた油圧が上記油圧アク
チュエータに作用する。これにより、操舵抵抗に応じて
操舵補助力が付与される。
【0005】また、操舵力の付与を解除すると、その弁
部材は、トーションバーの弾力により入力シャフトに対
して相対回転し、入力シャフトに対して中立位置に復帰
可能とされている。
【0006】上記油圧制御弁においては、トーションバ
ーのみが、弁部材31を入力シャフトに対して中立位置
に保持しようとする弾力を付与する。そのため、直進走
行時における安定性が低下するという問題が発生する。
【0007】そこで、トーションバーとは別にC形状の
バネにより、弁部材を入力シャフトに対して中立位置に
復帰させる弾力を作用させる油圧パワーステアリング装
置が提案されている(特開平2‐133283号公報参
照)。そのC形状バネにより弁部材が入力シャフトに対
して中立位置から相対回転するのを規制する方向の予圧
を作用させている。これにより、ドライバーの操舵力が
大きくなっても、その予圧が解除されるまでは操舵補助
力発生用油圧アクチュエータに高圧油は供給されないの
で、直進走行時における安定性を向上できる。また、据
え切り時や低速での操舵時は、予圧の解除により油圧シ
リンダに付与される圧油の圧力を大きくし、充分な操舵
補助力を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の油圧制御
弁では、C形状バネを新たに設ける必要があるため、部
品点数、組み立て工数、製造コストが増大するという問
題がある。また、そのC形状バネを弁部材と出力シャフ
トとの間に配置しているため、その配置スペースを確保
するために装置が大型化するという問題がある。
【0009】本発明は、上記問題を解決することのでき
る油圧制御弁を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の油圧制御弁は、
第1シャフトと、第2シャフトと、その第1シャフトと
第2シャフトを同軸中心に弾性的に相対回転可能に連結
するトーションバーと、そのハウジングの内周と第1シ
ャフトの外周との間に、そのハウジングと第1シャフト
に対して相対回転可能に嵌め合わされる筒状の弁部材と
を備える。その第1シャフトと弁部材の間の油路に、そ
の第1シャフトと弁部材の相対回転により開度が変化す
るように絞り部が形成される。その弁部材は第2シャフ
トに、軸方向一方への変位が規制されると共に軸方向他
方への変位が許容されるように、同行回転可能に連結さ
れる。その弁部材の軸方向他方への変位を規制するよう
に、その第1シャフトの外周に止め輪が嵌め合わされ
る。その止め輪は、その弁部材の第1シャフトに対する
相対回転により弾性変形するように、その弁部材と第1
シャフトに連結される。その止め輪により、その弁部材
の第1シャフトに対する中立位置からの相対回転を規制
する方向の予圧を付与可能であることを特徴とする。本
発明の構成によれば、弁部材の軸方向変位を規制する止
め輪によって、弁部材が入力シャフトに対して中立位置
から相対回転するのを規制する方向の予圧を作用させる
ことができる。これにより、その予圧を付与するための
専用の部材が不要になるので、部品点数、組み立て工
数、製造コストの増大を防止できる。
【0011】その止め輪は、圧油排出路の一部を構成す
る前記ハウジングの内周と第1シャフトの外周との間の
空間に配置されるのが好ましい。これにより、その予圧
を付与するために装置が大型化するのを防止できる。
【0012】その絞り部の開度変化により、車両の油圧
パワーステアリング装置の操舵補助力発生用油圧アクチ
ュエータに作用する油圧を制御可能であるのが好まし
い。これにより、ドライバーの操舵力が大きくなって
も、その止め輪により付与される予圧が解除されるまで
は操舵補助力発生用油圧アクチュエータに高圧油は供給
されないので、その車両の直進走行時における安定性を
向上できる。また、据え切り時や低速での操舵時は、予
圧の解除により油圧シリンダ20に付与される圧油の圧
力を大きくし、充分な操舵補助力を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0014】図1に示す車両のラックピニオン式油圧パ
ワーステアリング装置1は、ステアリングホイールHに
連結される筒状の入力シャフト(第1シャフト)2と、
この入力シャフト2にトーションバー6を介して同軸中
心に弾性的に相対回転可能に連結される出力シャフト3
とを備える。そのトーションバー6はピン4を介して入
力シャフト2に連結され、セレーション5を介して出力
シャフト3に連結されている。その入力シャフト2は、
バルブハウジング7にベアリング8を介して支持され、
出力シャフト3にブッシュ12を介して支持されてい
る。その出力シャフト3は、ラックハウジング9にベア
リング10、11を介して支持されている。その出力シ
ャフト3にピニオン15が形成され、このピニオン15
に噛み合うラック16に車輪(図示省略)が連結され
る。操舵による入力シャフト2の回転は、トーションバ
ー6、出力シャフト3、ピニオン15に伝達され、その
ピニオン15の回転によるラック16の軸線方向移動に
より舵角が変化する。なお、そのラック16は、サポー
トヨーク40を介してラックハンジング9により支持さ
れ、そのサポートヨーク40はバネ41によりラック1
6に押し付けられ、そのサポートヨーク40の変位によ
りラック16の曲がり等を吸収することでピニオン15
とラッック16との噛み合いの円滑化が図られる。
【0015】操舵補助力発生用油圧アクチュエータとし
て油圧シリンダ20が設けられている。この油圧シリン
ダ20は、ラックハウジング9により構成されるシリン
ダチューブと、ラック16に一体化されるピストン21
を備えている。そのピストン21により仕切られる油室
22、23に、操舵抵抗の大きさと方向に応じて圧油を
供給するロータリー型油圧制御弁30が設けられてい
る。
【0016】その油圧制御弁30は、前記バルブハウジ
ング7の内周と入力シャフト2の外周との間に、そのバ
ルブハウジング7と入力シャフト2とに対して相対回転
可能に嵌め合わされる筒状の弁部材31を備えている。
【0017】図2に示すように、その弁部材31は出力
シャフト3に、軸方向一方(図において下方)への変位
が規制されると共に軸方向他方(図において上方)への
変位が許容されるように、同行回転可能に連結される。
すなわち、その弁部材31の一端に、図において下方側
が開放された切欠31aが形成され、その切欠31aに
挿入されるダウェルピン32が出力シャフト3に固定さ
れている。そのピン32に切欠31の内面が接すること
で、弁部材31の軸方向一方への変位が阻止される。
【0018】その弁部材31の軸方向他方への変位を規
制するように、その入力シャフト2の外周の周溝2aに
止め輪70が嵌め合わされている。その止め輪70に弁
部材31の他端面が接することによって、弁部材31の
軸方向他方への変位が阻止される。
【0019】その弁部材31を、入力シャフト2とバル
ブハウジング7に対して円滑に相対回転させることがで
きるように、弁部材31の外周とバルブハウジング7の
内周との間、弁部材31の内周と入力シャフト2の外周
との間、切欠31aの内面とピン32との間、および弁
部材31の他端面と止め輪70との間に、僅かの遊びが
設けられ、弁部材31を入力シャフト2、出力シャフト
3、バルブハウジング7に対して径方向と軸方向に僅か
に相対変位させることが可能とされている。その遊び量
は、その遊びに基づく後述の絞り部A、B、C、Dの開
度変動が操舵特性に問題となる影響を与えない程度に設
定すればよい。
【0020】図1に示すように、バルブハウジング7
に、ポンプ33に接続される入口ポート34と、タンク
35に接続される出口ポート36と、前記油圧シリンダ
20の一方の油室22に接続される第一ポート37と、
他方の油室23に接続される第二ポート38とが配置さ
れている。図3に示すように、各ポート34、36、3
7、38は、入力シャフト2と弁部材31との間の油路
27を介して連通し、その油路27に、その弁部材31
と入力シャフト2の相対回転により開度が変化する絞り
部A、B、C、Dが形成されている。
【0021】すなわち、弁部材31の内周に軸方向に沿
う第1凹部50が周方向等間隔に8ケ所形成されてい
る。その第1凹部50の周方向間に対向するように入力
シャフト2の外周に第2凹部51が周方向等間隔に8ケ
所形成されている。その第1凹部50は、弁部材31の
流路53を介し前記第1ポート37に連通するものと、
弁部材31の流路54を介し第2ポート38に連通する
ものとが、周方向に交互に並列する。その第2凹部51
は、弁部材31の流路55を介し前記入口ポート34に
通じるものと、入力シャフト2の下方流路52aからト
ーションバー6と入力シャフト2との内外周間の流路5
2cを介し、入力シャフト2の上方流路52b(図2、
図3参照)から出口ポート36に通じるものとが、周方
向に交互に並列する。その第1凹部50と第2凹部51
との周方向間が絞り部A、B、C、Dとされている。
【0022】図1、図2に示すように、その入力シャフ
ト2の上方流路52bから出口ポート36に至る圧油排
出路の一部が、バルブハウジング7の内周と入力シャフ
ト2の外周との間の空間59により構成され、その空間
59に上記止め輪70が配置される。
【0023】その絞り部A、B、C、Dの開度変化によ
り、上記油圧シリンダ20に作用する油圧が制御され
る。すなわち、図3は操舵が行なわれていない状態で、
この状態で弁部材31は入力シャフト2に対して中立位
置にあり、各絞り部A、B、C、Dは全開状態で、入口
ポート34と出口ポート36とは連通し、ポンプ33か
ら油圧制御弁30に供給された油はタンク35に還流
し、操舵補助力は発生しない。
【0024】右方へ操舵することによって生じる操舵抵
抗によりトーションバー6が弾性的にねじれ、弁部材3
1と入力シャフト2とが一方向に相対回転すると、第1
凹部50と第2凹部51との相対位置が変化し、入口ポ
ート34と第1ポート37との間の絞り部Aの開度が大
きくなり、第1ポート37と出口ポート36との間の絞
り部Bの開度が小さくなり、入口ポート34と第2ポー
ト38との間の絞り部Cの開度が小さくなり、第2ポー
ト38と出口ポート36との間の絞り部Dの開度が大き
くなる。これにより、油圧シリンダ20の一方の油室2
2に操舵抵抗の大きさと方向とに応じた圧力の圧油が供
給され、また、他方の油室23からタンク35に油が還
流し、車両の右方への操舵補助力が油圧シリンダ20か
らラック16に作用する。
【0025】左方へ操舵することによって生じる操舵抵
抗によりトーションバー6が弾性的にねじれると、弁部
材31と入力シャフト2とが右方へ操舵した場合と逆方
向に相対回転し、絞り部Aの開度が小さくなり、絞り部
Bの開度が大きくなり、絞り部Cの開度が大きくなり、
部Dの開度が小さくなる。これにより、油圧シリンダ2
0の他方の油室23に操舵抵抗の大きさと方向とに応じ
た圧力の圧油が供給され、また、一方の油室22からタ
ンク35に油が還流し、車両の左方への操舵補助力が油
圧シリンダ20からラック16に作用する。
【0026】そのトーションバー6が弾性的にねじれた
状態で、そのトーションバー6は、その弁部材31を入
力シャフト2に対して中立位置に復帰させる弾力を付与
する。
【0027】図2、図4に示すように、上記止め輪70
は、その弁部材31の入力シャフト2に対する相対回転
により弾性変形するように、その弁部材31と入力シャ
フト2に連結されている。
【0028】すなわち、その止め輪70は、互いに離間
する一対の端部70a、70bと、各端部70a、70
bから内方に向かい延びる引っ掛け部70c、70d
と、各端部70a、70bに形成された工具挿入孔70
e、70fと、各端部70a、70bから最も離れた位
置に形成されたピン挿通孔70gとを有する。その入力
シャフト2の外周に、上記周溝2aに通じる凹部2bが
形成されている。その凹部2bに、その周溝2aに嵌め
合わされた止め輪70の引っ掛け部70c、70dが挿
入される。その止め輪70の自然状態での内径は周溝2
aの底部の外径よりも大きくされ、これにより、その周
溝2aに嵌め合わされた止め輪70は径方向寸法が弾性
的に縮小された状態とされ、各引っ掛け部70c、70
dは凹部2bの内面に弾力により押し付けられる。その
周溝2aに嵌め合わされた後に、そのピン挿通孔70g
に挿入されたピン71が弁部材31の上端に形成された
ピン穴31bに挿入される。これにより、その止め輪7
0は、弁部材31の入力シャフト2に対する相対回転に
より、径方向に弾性変形するように、入力シャフト2と
弁部材31に連結される。
【0029】その止め輪70の各引っ掛け部70c、7
0dを、入力シャフト2の凹部2bの内面に押し付ける
弾力は、弁部材31の入力シャフト2に対する中立位置
からの相対回転を阻止する方向に作用する。すなわち、
その止め輪70により、その弁部材31の入力シャフト
2に対する中立位置からの相対回転を規制する方向の予
圧が付与される。
【0030】なお、その止め輪70の装着は、弁部材3
1の入力シャフト2に対する中立位置の設定後に行われ
る。すなわち、先ず、入力シャフト2と出力シャフト3
とに挿通したトーションバー6をセレーション5を介し
て出力シャフト3に連結し、弁部材31を出力シャフト
3にピン32を介して連結し、中立位置における各絞り
部A、B、C、Dの開度が均一になるように入力シャフ
ト2と弁部材31との相対回転位置を調節した後に、ト
ーションバー6と入力シャフト2にピン4の挿入孔を形
成し、ピン4によりトーションバー6と入力シャフト2
とを連結する。しかる後に、周溝2aに止め輪70を嵌
め合わせ、中立位置における入力シャフト2と弁部材3
1の調節された相対回転位置が変化しないように上記予
圧を付与できる状態で、弁部材31にピン挿通孔70g
を形成し、ピン71により止め輪70を弁部材31に連
結する。
【0031】図5における破線Qと実線Pは、ドライバ
ーの操舵力に対応する操舵トルクと、油圧シリンダ20
に付与される圧油の圧力との関係を示し、その破線Qは
止め輪70により予圧を付与しない場合の一例であり、
その実線Pは止め輪70により予圧を付与する場合の一
例である。すなわち、止め輪70により予圧を付与する
ことで、ドライバーの操舵力が大きくなっても、止め輪
70により付与される予圧が解除されるまでは操舵補助
力発生用油圧シリンダ20に高圧油は供給されないの
で、車両の高速での直進走行時における安定性を向上で
きる。また、据え切り時や低速での操舵時は、予圧の解
除により油圧シリンダ20に付与される圧油の圧力を大
きくし、充分な操舵補助力を得ることができる。その予
圧を変更することで、任意の特性を得ることができる。
【0032】上記構成によれば、その予圧を止め輪70
により付与することで、その予圧を付与するための専用
の部材が不要になるので、部品点数、組み立て工数、製
造コストの増大を防止できる。また、その止め輪70
は、圧油排出路の一部を構成するバルブハウジング7の
内周と入力シャフト2の外周との間の空間59に配置さ
れるので、その予圧を付与するために装置が大型化する
のを防止できる。
【0033】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、上記実施形態では入力シャフトを第1シャ
フト、出力シャフトを第2シャフトとしたが、入力シャ
フトを第2シャフト、出力シャフトを第1シャフトとし
てもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、油圧パワーステアリン
グ装置に利用した場合に車両の直進走行時における安定
性を、部品点数、組み立て工数、製造コスト、装置寸法
を増大させることなく向上できる油圧制御弁を提供でき
る。
【0035】
【比較例】図6を参照して本発明の比較例を説明する。
なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示す。この
比較例と上記実施形態との相違は、出力シャフト3に固
定されるダウェルピン32′の外周にローレットやセレ
ーション等が形成され、そのピン32′は弁部材31の
切欠31aの内面に食い込まされることで切欠31aに
圧入される。他は上記実施形態と同様とされる。この比
較例では、弁部材31を出力シャフト3に対して相対変
位させることができないので、弁部材31を入力シャフ
ト2とバルブハウジング7に対して円滑に相対回転させ
るには、高精度な加工が必要になり、コストが増大す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の油圧パワーステアリング装
置の縦断面図
【図2】本発明の実施形態の油圧制御弁の要部の縦断面
【図3】図1のIII‐III線断面図
【図4】図2のIV‐IV線断面図
【図5】本発明の実施形態の油圧パワーステアリング装
置の操舵トルクと操舵補助力発生用油圧との関係を示す
【図6】比較例の部分断面図
【符号の説明】
2 入力シャフト 3 出力シャフト 6 トーションバー 7 バルブハウジング 20 油圧シリンダ 31 弁部材 59 空間 70 止め輪 A、B、C、D 絞り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、 第1シャフトと、 第2シャフトと、 その第1シャフトと第2シャフトを同軸中心に弾性的に
    相対回転可能に連結するトーションバーと、 そのハウジングの内周と第1シャフトの外周との間に、
    そのハウジングと第1シャフトに対して相対回転可能に
    嵌め合わされる筒状の弁部材とを備え、 その第1シャフトと弁部材の間の油路に、その第1シャ
    フトと弁部材の相対回転により開度が変化するように絞
    り部が形成され、 その弁部材は第2シャフトに、軸方向一方への変位が規
    制されると共に軸方向他方への変位が許容されるよう
    に、同行回転可能に連結され、 その弁部材の軸方向他方への変位を規制するように、そ
    の第1シャフトの外周に止め輪が嵌め合わされる油圧制
    御弁において、 前記止め輪は、その弁部材の第1シャフトに対する相対
    回転により弾性変形するように、その弁部材と第1シャ
    フトに連結され、 その止め輪により、その弁部材の第1シャフトに対する
    中立位置からの相対回転を規制する方向の予圧を付与可
    能であることを特徴とする油圧制御弁。
  2. 【請求項2】 前記止め輪は、圧油排出路の一部を構成
    する前記ハウジングの内周と第1シャフトの外周との間
    の空間に配置される請求項1に記載の油圧制御弁。
  3. 【請求項3】 その絞り部の開度変化により、車両の油
    圧パワーステアリング装置の操舵補助力発生用油圧アク
    チュエータに作用する油圧を制御可能な請求項1または
    2に記載の油圧制御弁。
JP34709097A 1997-12-01 1997-12-01 油圧制御弁 Pending JPH11165648A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2874573A1 (fr) * 2004-08-24 2006-03-03 Koyo Steering Europ K S E Soc Valve d'assistance pour une direction assistee hydraulique de vehicule automobile
KR101282450B1 (ko) * 2011-10-31 2013-07-04 쌍용자동차 주식회사 자동차용 스티어링 기어박스의 센터 고정구조

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