JPH11166314A - 幅木固定方法 - Google Patents
幅木固定方法Info
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- JPH11166314A JPH11166314A JP9332869A JP33286997A JPH11166314A JP H11166314 A JPH11166314 A JP H11166314A JP 9332869 A JP9332869 A JP 9332869A JP 33286997 A JP33286997 A JP 33286997A JP H11166314 A JPH11166314 A JP H11166314A
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- Japan
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- pressure
- sensitive adhesive
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- baseboard
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業時間の短縮及び作業性の向上を図ること
ができ、作業者の肉体的負担が少なく、幅木を壁下地材
に対して確実にかつ正確な位置に固定し得る幅木固定方
法を得る。 【解決手段】 25%圧縮時の圧縮応力が0.01〜
2.0kg/cm2 である発泡体基材2の両面に粘着剤
層3,4を形成し、粘着剤層3の表面に非粘着性もしく
は微粘着性マスキング部材5を被覆率10〜50%の範
囲となるように積層してなる加圧接着型粘着シート1
を、幅木または壁下地材にマスキング部材5が外表面に
露出するようにして貼付し、幅木を壁下地材に接触さ
せ、位置調整した後、幅木を壁下地材に対して加圧する
ことにより幅木を固定する方法。
ができ、作業者の肉体的負担が少なく、幅木を壁下地材
に対して確実にかつ正確な位置に固定し得る幅木固定方
法を得る。 【解決手段】 25%圧縮時の圧縮応力が0.01〜
2.0kg/cm2 である発泡体基材2の両面に粘着剤
層3,4を形成し、粘着剤層3の表面に非粘着性もしく
は微粘着性マスキング部材5を被覆率10〜50%の範
囲となるように積層してなる加圧接着型粘着シート1
を、幅木または壁下地材にマスキング部材5が外表面に
露出するようにして貼付し、幅木を壁下地材に接触さ
せ、位置調整した後、幅木を壁下地材に対して加圧する
ことにより幅木を固定する方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルや家屋等の建
築物における幅木固定方法に関し、より詳細には、加圧
接着型粘着シートを用いて位置調整を容易とした幅木固
定方法に関する。
築物における幅木固定方法に関し、より詳細には、加圧
接着型粘着シートを用いて位置調整を容易とした幅木固
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルや家屋等においては、壁面を保護す
るために、壁面と床面との端縁に沿うように壁面の下縁
に幅木が固定されている。上記幅木は、木もしくは合成
樹脂などからなり、壁下地材に対して接着剤を用いて固
定されていた。
るために、壁面と床面との端縁に沿うように壁面の下縁
に幅木が固定されている。上記幅木は、木もしくは合成
樹脂などからなり、壁下地材に対して接着剤を用いて固
定されていた。
【0003】すなわち、従来の幅木固定方法では、幅木
と壁下地面とにゴム系接着剤などの接着剤を塗布し、一
定時間乾燥させた後、幅木の接着剤が塗布された面を、
壁下地面の幅木固定部分に接触させ、加圧することによ
り幅木を壁下地面に固定していた。
と壁下地面とにゴム系接着剤などの接着剤を塗布し、一
定時間乾燥させた後、幅木の接着剤が塗布された面を、
壁下地面の幅木固定部分に接触させ、加圧することによ
り幅木を壁下地面に固定していた。
【0004】他方、石膏ボードなどにより壁下地材を構
成するに際しては、ビスなどを用いて木桟に石膏ボード
を固定していた。ところが、複数枚の石膏ボードの継ぎ
目部分に木桟が存在しないことがある。このような場合
には、石膏ボード間に断面T字状もしくはL字状であ
り、石膏ボードの継ぎ目に沿った長さを有するボードジ
ョイント金具を挿入し、しかる後、石膏ボード表面から
ボードジョイント金具に至るようにビスを用いて石膏ボ
ードを固定し、連結していた。
成するに際しては、ビスなどを用いて木桟に石膏ボード
を固定していた。ところが、複数枚の石膏ボードの継ぎ
目部分に木桟が存在しないことがある。このような場合
には、石膏ボード間に断面T字状もしくはL字状であ
り、石膏ボードの継ぎ目に沿った長さを有するボードジ
ョイント金具を挿入し、しかる後、石膏ボード表面から
ボードジョイント金具に至るようにビスを用いて石膏ボ
ードを固定し、連結していた。
【0005】ところが、ボードジョイント金具が挿入さ
れている部分ではボードジョイント金具の厚み分(2〜
3mm程度)だけ壁下地材の厚みが増すことになる。従
って、壁下地材表面の平坦性が損なわれるため、幅木を
接着する場合には、壁下地材に幅木を接着した後、接着
剤が硬化するまで幅木の外表面から当て木を当接し、加
圧しておかねばならなかった。
れている部分ではボードジョイント金具の厚み分(2〜
3mm程度)だけ壁下地材の厚みが増すことになる。従
って、壁下地材表面の平坦性が損なわれるため、幅木を
接着する場合には、壁下地材に幅木を接着した後、接着
剤が硬化するまで幅木の外表面から当て木を当接し、加
圧しておかねばならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の接着剤を用いた幅木固定方法では、幅木や壁下地材表
面に接着剤を塗布した後、一定時間乾燥させる工程、す
なわちオープンタイムを確保する工程を避けることがで
きなかった。従って、オープンタイムを確保しなければ
ならない分だけ、作業性が低下するという問題があっ
た。
の接着剤を用いた幅木固定方法では、幅木や壁下地材表
面に接着剤を塗布した後、一定時間乾燥させる工程、す
なわちオープンタイムを確保する工程を避けることがで
きなかった。従って、オープンタイムを確保しなければ
ならない分だけ、作業性が低下するという問題があっ
た。
【0007】さらに、上記オープンタイムは、夏季や冬
季などの季節によってその長さを調整しなければなら
ず、オープンタイムを適切に設定しない場合には、特
に、冬場などの場合には、接着不良が生じ、幅木が壁下
地材から剥離することがある。従って、上記オープンタ
イムを季節に応じて調整しなければならず、作業が煩雑
であった。
季などの季節によってその長さを調整しなければなら
ず、オープンタイムを適切に設定しない場合には、特
に、冬場などの場合には、接着不良が生じ、幅木が壁下
地材から剥離することがある。従って、上記オープンタ
イムを季節に応じて調整しなければならず、作業が煩雑
であった。
【0008】加えて、溶剤型接着剤を用いた場合には、
作業場所が溶剤で汚染され、作業者の健康を損なうおそ
れがあった。さらに、壁下地材に塗布した接着剤が垂れ
て、床面を汚し、後の清掃が煩雑であることもあった。
作業場所が溶剤で汚染され、作業者の健康を損なうおそ
れがあった。さらに、壁下地材に塗布した接着剤が垂れ
て、床面を汚し、後の清掃が煩雑であることもあった。
【0009】他方、上記ボードジョイント金具を用いた
場合のように、複数枚の壁下地材を突き合わせて壁下地
材を構成した場合のように、幅木を固定する部分の平坦
性が十分でない場合には、上述した当て木等を用いて仮
固定するという煩雑な作業が強いられており、作業性の
改善が強く望まれていた。
場合のように、複数枚の壁下地材を突き合わせて壁下地
材を構成した場合のように、幅木を固定する部分の平坦
性が十分でない場合には、上述した当て木等を用いて仮
固定するという煩雑な作業が強いられており、作業性の
改善が強く望まれていた。
【0010】加えて、幅木は、壁面と床面との端縁に沿
った壁面の下端縁に沿って取り付けられるものであるた
め、人の手による圧力を加え難く、その点からも作業性
を高めることが困難であった。
った壁面の下端縁に沿って取り付けられるものであるた
め、人の手による圧力を加え難く、その点からも作業性
を高めることが困難であった。
【0011】本発明の目的は、上述した従来の幅木固定
方法の欠点を解消し、季節に応じたオープンタイムの調
整や所望でない部分への接着剤の付着による清掃といっ
た煩雑な作業を省略することができ、作業者の健康を汚
染するおそれがなく、かつ十分な平坦性を有しない壁面
にも効率よくかつ確実に幅木を固定することを可能とす
る方法を提供することにある。
方法の欠点を解消し、季節に応じたオープンタイムの調
整や所望でない部分への接着剤の付着による清掃といっ
た煩雑な作業を省略することができ、作業者の健康を汚
染するおそれがなく、かつ十分な平坦性を有しない壁面
にも効率よくかつ確実に幅木を固定することを可能とす
る方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る幅木固定方法は、25%圧縮時の圧縮応力が0.0
1〜2.0kg/cm2 である発泡体基材の両面に粘着
剤層が積層されており、さらに少なくとも一方の粘着剤
層表面に、該表面よりも突出するようにかつ粘着剤層表
面の10〜50%を被覆するように非粘着性もしくは微
粘着性マスキング部材が積層されている加圧接着型粘着
シートを、幅木の裏面もしくは壁下地材に前記マスキン
グ部材が外側に露出するように積層し、次に壁下地材に
幅木を積層し、加圧することにより接着固定することを
特徴とする。
係る幅木固定方法は、25%圧縮時の圧縮応力が0.0
1〜2.0kg/cm2 である発泡体基材の両面に粘着
剤層が積層されており、さらに少なくとも一方の粘着剤
層表面に、該表面よりも突出するようにかつ粘着剤層表
面の10〜50%を被覆するように非粘着性もしくは微
粘着性マスキング部材が積層されている加圧接着型粘着
シートを、幅木の裏面もしくは壁下地材に前記マスキン
グ部材が外側に露出するように積層し、次に壁下地材に
幅木を積層し、加圧することにより接着固定することを
特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明に係る幅木固
定方法は、25%圧縮時の圧縮応力が0.01〜2.0
kg/cm2 である発泡体基材の両面に粘着剤層が積層
されており、さらに少なくとも一方の粘着剤層表面に、
該表面よりも突出するようにかつ粘着剤層表面の10〜
50%を被覆するように非粘着性もしくは微粘着性マス
キング部材が積層されている加圧接着型粘着シートを、
幅木の裏面もしくは壁下地材に幅木よりも小さい面積
で、かつ前記マスキング部材が外側に露出するように積
層し、次に壁下地材に対して幅木を積層し、加圧するこ
とにより仮接着固定し、さらに、幅木と壁下地材との隙
間に接着剤溶液を充填し、固化させることを特徴とす
る。
定方法は、25%圧縮時の圧縮応力が0.01〜2.0
kg/cm2 である発泡体基材の両面に粘着剤層が積層
されており、さらに少なくとも一方の粘着剤層表面に、
該表面よりも突出するようにかつ粘着剤層表面の10〜
50%を被覆するように非粘着性もしくは微粘着性マス
キング部材が積層されている加圧接着型粘着シートを、
幅木の裏面もしくは壁下地材に幅木よりも小さい面積
で、かつ前記マスキング部材が外側に露出するように積
層し、次に壁下地材に対して幅木を積層し、加圧するこ
とにより仮接着固定し、さらに、幅木と壁下地材との隙
間に接着剤溶液を充填し、固化させることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を具体的に説
明する。接着剤を用いた従来の幅木固定方法の問題点の
多くは、乾式の両面接着テープを用いることにより解決
し得るものと考えられる。しかしながら、両面粘着テー
プでは、粘着面が被着体に接触すると直ちに粘着力によ
り貼り付くことになる。従って、幅木や壁下地材の一方
に両面粘着テープを貼付した後、他方の部材に貼り合わ
せる際しては、露出している粘着剤層面を他方の部材の
正しい位置に接触させねばならず、一旦粘着面が他方の
部材に接触すると位置調整を行うことは非常に困難であ
った。
明する。接着剤を用いた従来の幅木固定方法の問題点の
多くは、乾式の両面接着テープを用いることにより解決
し得るものと考えられる。しかしながら、両面粘着テー
プでは、粘着面が被着体に接触すると直ちに粘着力によ
り貼り付くことになる。従って、幅木や壁下地材の一方
に両面粘着テープを貼付した後、他方の部材に貼り合わ
せる際しては、露出している粘着剤層面を他方の部材の
正しい位置に接触させねばならず、一旦粘着面が他方の
部材に接触すると位置調整を行うことは非常に困難であ
った。
【0015】そこで、本発明に係る幅木固定方法では、
上記位置調整を可能とするために、上記特定の加圧接着
型粘着シートが用いられている。この加圧接着型粘着シ
ートの一例を、図2及び図3を参照して説明する。図2
は、加圧接着型粘着シートの一例の部分切欠断面図であ
る。加圧接着型粘着シート1は、発泡体基材2の両面に
粘着剤層3,4を形成し、一方の粘着剤層3の表面に非
粘着性もしくは微粘着性マスキング部材5を積層した構
造を有する。なお、非粘着性もしくは微粘着性マスキン
グ部材は他方の粘着剤層4の表面にも設けられていても
よい。
上記位置調整を可能とするために、上記特定の加圧接着
型粘着シートが用いられている。この加圧接着型粘着シ
ートの一例を、図2及び図3を参照して説明する。図2
は、加圧接着型粘着シートの一例の部分切欠断面図であ
る。加圧接着型粘着シート1は、発泡体基材2の両面に
粘着剤層3,4を形成し、一方の粘着剤層3の表面に非
粘着性もしくは微粘着性マスキング部材5を積層した構
造を有する。なお、非粘着性もしくは微粘着性マスキン
グ部材は他方の粘着剤層4の表面にも設けられていても
よい。
【0016】加圧接着型粘着シート1では、図示の状態
では、粘着剤層3の表面に非粘着性もしくは微粘着性マ
スキング部材5が突出するように積層されている。従っ
て、加圧接着型粘着シート1を粘着剤層3の側から被着
体表面に接触させた状態では、粘着剤層3は被着体表面
に接触しない。よって、加圧接着型粘着シート1を被着
体表面に当接させた状態で自由にその位置を調整するこ
とができる。
では、粘着剤層3の表面に非粘着性もしくは微粘着性マ
スキング部材5が突出するように積層されている。従っ
て、加圧接着型粘着シート1を粘着剤層3の側から被着
体表面に接触させた状態では、粘着剤層3は被着体表面
に接触しない。よって、加圧接着型粘着シート1を被着
体表面に当接させた状態で自由にその位置を調整するこ
とができる。
【0017】上記のように、非粘着性もしくは微粘着性
マスキング部材5が存在するため、加圧接着型粘着シー
ト1は、粘着剤層3側から被着体表面に当接された状態
で自由にその位置を調整することができ、該位置調整が
終了した後に、被着体に向かって加圧接着型粘着シート
1を加圧することにより、加圧接着型粘着シート1を貼
付することができる。
マスキング部材5が存在するため、加圧接着型粘着シー
ト1は、粘着剤層3側から被着体表面に当接された状態
で自由にその位置を調整することができ、該位置調整が
終了した後に、被着体に向かって加圧接着型粘着シート
1を加圧することにより、加圧接着型粘着シート1を貼
付することができる。
【0018】より詳細には、図3に示すように、加圧に
より、発泡体基材2が圧縮変形し、非粘着性もしくは微
粘着性マスキング部材5は、粘着剤層3の表面3aまた
は該表面3aよりも内側に移動されることになる。他
方、加圧により発生する発泡体基材2における圧縮応力
により、粘着剤層3の背面側から粘着剤層3を被着体表
面に圧接することになる。従って、非粘着性もしくは微
粘着性マスキング部材5が積層されている部分以外で
は、上記圧縮応力により粘着剤層3が被着体表面に圧接
されて強固に接着されることになる。
より、発泡体基材2が圧縮変形し、非粘着性もしくは微
粘着性マスキング部材5は、粘着剤層3の表面3aまた
は該表面3aよりも内側に移動されることになる。他
方、加圧により発生する発泡体基材2における圧縮応力
により、粘着剤層3の背面側から粘着剤層3を被着体表
面に圧接することになる。従って、非粘着性もしくは微
粘着性マスキング部材5が積層されている部分以外で
は、上記圧縮応力により粘着剤層3が被着体表面に圧接
されて強固に接着されることになる。
【0019】よって、加圧接着型粘着シート1では、貼
付位置の最終的な決定に至るまでの位置調整や再剥離を
容易に行うことができ、位置調整が終了した後には加圧
することにより正しい位置にかつ強固に接着させること
ができる。
付位置の最終的な決定に至るまでの位置調整や再剥離を
容易に行うことができ、位置調整が終了した後には加圧
することにより正しい位置にかつ強固に接着させること
ができる。
【0020】加えて、加圧接着型粘着シート1をロール
等に巻回した場合に巻き圧が加えられたとしても、発泡
体基材が柔軟性を有するため、非粘着性もしくは微粘着
性マスキング部材5が粘着剤層3内に沈み込まない。ま
た、巻取りロールから引き出されると、巻き圧の開放に
より発泡体基材が元の形状に戻るので、非粘着性もしく
は微粘着性マスキング部材5は図2に示すように粘着剤
層3の表面3aから再度突出されることになる。
等に巻回した場合に巻き圧が加えられたとしても、発泡
体基材が柔軟性を有するため、非粘着性もしくは微粘着
性マスキング部材5が粘着剤層3内に沈み込まない。ま
た、巻取りロールから引き出されると、巻き圧の開放に
より発泡体基材が元の形状に戻るので、非粘着性もしく
は微粘着性マスキング部材5は図2に示すように粘着剤
層3の表面3aから再度突出されることになる。
【0021】よって、加圧接着型粘着シート1は、巻取
りロールに巻回された状態で提供することができ、その
場合であっても、加圧接着型粘着シート1の性能が損な
われることはない。
りロールに巻回された状態で提供することができ、その
場合であっても、加圧接着型粘着シート1の性能が損な
われることはない。
【0022】発泡体基材2は、25%圧縮時の圧縮応力
が0.01〜2.0kg/cm2 の発泡体基材により構
成されている。すなわち、発泡体基材2は柔軟性を有す
る発泡体基材により構成されている。これは、上記原理
の説明から明らかなように、加圧接着時のように加圧さ
れた際には、発泡体基材2が圧縮変形し、それによって
非粘着性マスキング材5を粘着剤層3の表面もしくは表
面より内側に位置させるように構成すると共に、加圧接
着時には、非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材5
が設けられている部分以外では粘着剤層3の背面から圧
縮応力により粘着剤層3を貼付位置に圧接させるためで
ある。
が0.01〜2.0kg/cm2 の発泡体基材により構
成されている。すなわち、発泡体基材2は柔軟性を有す
る発泡体基材により構成されている。これは、上記原理
の説明から明らかなように、加圧接着時のように加圧さ
れた際には、発泡体基材2が圧縮変形し、それによって
非粘着性マスキング材5を粘着剤層3の表面もしくは表
面より内側に位置させるように構成すると共に、加圧接
着時には、非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材5
が設けられている部分以外では粘着剤層3の背面から圧
縮応力により粘着剤層3を貼付位置に圧接させるためで
ある。
【0023】上記発泡体基材を構成する材料としては、
上記のような作用を果たすのに十分な柔軟性及び圧縮応
力を発現し得る限り、特に限定されるものではなく、例
えば、ポリオレフィン系発泡体基材、ポリウレタン系発
泡体基材、ゴム系発泡体基材などを用いることができ
る。また、発泡体基材は、独立気泡型の発泡体基材であ
ってもよく、連続気泡型の発泡体基材であってもよい。
より具体的には、上記発泡体基材としては、ポリエチレ
ン系独立気泡型発泡体基材である積水化学工業社製、商
品名:ソフトロンなどを挙げることができる。
上記のような作用を果たすのに十分な柔軟性及び圧縮応
力を発現し得る限り、特に限定されるものではなく、例
えば、ポリオレフィン系発泡体基材、ポリウレタン系発
泡体基材、ゴム系発泡体基材などを用いることができ
る。また、発泡体基材は、独立気泡型の発泡体基材であ
ってもよく、連続気泡型の発泡体基材であってもよい。
より具体的には、上記発泡体基材としては、ポリエチレ
ン系独立気泡型発泡体基材である積水化学工業社製、商
品名:ソフトロンなどを挙げることができる。
【0024】また、上記25%圧縮時の圧縮応力は、1
cm2 の円板状に打ち抜かれた発泡体基材試験片を積層
し、厚みを約8mmとし、上方から荷重を加え、25%
圧縮した際の荷重を測定することにより測定される値で
ある。
cm2 の円板状に打ち抜かれた発泡体基材試験片を積層
し、厚みを約8mmとし、上方から荷重を加え、25%
圧縮した際の荷重を測定することにより測定される値で
ある。
【0025】本発明において、25%圧縮時の圧縮応力
を上記範囲としたのは、0.01kg/cm2 未満の場
合には、発泡体基材が軟らかすぎて、発泡体基材からの
応力により粘着剤層を貼付面に対して圧接する効果が十
分に得られ難いからであり、2.0kg/cm2 を超え
ると、柔軟性が十分でないため、加圧したとしても、非
粘着性もしくは微粘着性マスキング部材が粘着剤層表面
よりも内側に位置させ難く、十分な粘着力を得ることが
できないからである。上記25%圧縮時の圧縮応力は、
好ましくは、0.03〜1.5kg/cm2 の範囲とさ
れる。
を上記範囲としたのは、0.01kg/cm2 未満の場
合には、発泡体基材が軟らかすぎて、発泡体基材からの
応力により粘着剤層を貼付面に対して圧接する効果が十
分に得られ難いからであり、2.0kg/cm2 を超え
ると、柔軟性が十分でないため、加圧したとしても、非
粘着性もしくは微粘着性マスキング部材が粘着剤層表面
よりも内側に位置させ難く、十分な粘着力を得ることが
できないからである。上記25%圧縮時の圧縮応力は、
好ましくは、0.03〜1.5kg/cm2 の範囲とさ
れる。
【0026】発泡体基材の厚みについても、本発明の作
用を満たす限り、特に限定されないが、通常、0.5〜
1.5mmとされる。粘着剤層3,4については、両面
粘着テープの粘着剤層を構成するのに慣用されている適
宜の粘着剤を用いて構成することができる。このような
粘着剤としては、アクリル系、ポリエーテル系、ウレタ
ン系、天然もしくは合成ゴム系などの適宜の粘着剤を挙
げることができるが、中でも、接着強度の観点から、ア
クリル系粘着剤を用いることが好ましい。
用を満たす限り、特に限定されないが、通常、0.5〜
1.5mmとされる。粘着剤層3,4については、両面
粘着テープの粘着剤層を構成するのに慣用されている適
宜の粘着剤を用いて構成することができる。このような
粘着剤としては、アクリル系、ポリエーテル系、ウレタ
ン系、天然もしくは合成ゴム系などの適宜の粘着剤を挙
げることができるが、中でも、接着強度の観点から、ア
クリル系粘着剤を用いることが好ましい。
【0027】また、粘着剤層を構成する粘着剤について
は、ゲル分率が5〜99重量%の範囲にあるものが粘着
力と凝集力の双方を満足し得るため好ましい。また、粘
着剤層は、後述のように加圧接着時に、非粘着性もしく
は微粘着性マスキング部材を粘着剤層表面内に位置させ
得るのに十分な弾性を有するものであることが好まし
く、従って0.1〜10.0kg/cm2 の弾性率を有
する粘着剤層が望ましい。
は、ゲル分率が5〜99重量%の範囲にあるものが粘着
力と凝集力の双方を満足し得るため好ましい。また、粘
着剤層は、後述のように加圧接着時に、非粘着性もしく
は微粘着性マスキング部材を粘着剤層表面内に位置させ
得るのに十分な弾性を有するものであることが好まし
く、従って0.1〜10.0kg/cm2 の弾性率を有
する粘着剤層が望ましい。
【0028】粘着剤層3,4を構成する粘着剤は、適宜
の架橋剤を用いて架橋されていてもよく、このような架
橋剤としては、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系
架橋剤、金属錯化合物などを用いることができる。
の架橋剤を用いて架橋されていてもよく、このような架
橋剤としては、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系
架橋剤、金属錯化合物などを用いることができる。
【0029】粘着剤層3,4の厚みは特に限定されるも
のではなく、かつ用途や非粘着性もしくは微粘着性マス
キング部材5の形態や厚みによっても異なるが、通常
は、50〜100μm程度とされる。
のではなく、かつ用途や非粘着性もしくは微粘着性マス
キング部材5の形態や厚みによっても異なるが、通常
は、50〜100μm程度とされる。
【0030】非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材
5は、図2に示した構造では、粘着剤層3の表面を均一
にかつ部分的に被覆するような形状とされている。この
非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材の平面形状
は、粘着剤層3の表面3aより突出されており、加圧接
着前に粘着剤層3の粘着力を発揮させない限り、適宜の
形状とされる。すなわち、格子状であってもよく、円形
やその他の形状の開口が分散形成されたネットや多孔性
シートにより構成されていてもよい。
5は、図2に示した構造では、粘着剤層3の表面を均一
にかつ部分的に被覆するような形状とされている。この
非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材の平面形状
は、粘着剤層3の表面3aより突出されており、加圧接
着前に粘着剤層3の粘着力を発揮させない限り、適宜の
形状とされる。すなわち、格子状であってもよく、円形
やその他の形状の開口が分散形成されたネットや多孔性
シートにより構成されていてもよい。
【0031】本発明では、マスキング部材として、非粘
着性または微粘着性のものが用いられるが、非粘着性マ
スキング部材を構成する材料については、特に限定はさ
れず、天然もしくは合成繊維、合成樹脂、金属などの任
意の材料を用いることができ、より具体的には、上述し
た綿糸や合成樹脂繊維を編み込んだもの、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンもしくはポリエチレンテレフタレー
トなどからなるメッシュやネット、ポリエステル繊維を
用いて構成された不織布、真鍮やステンレスなどの金属
からなる金属メッシュなどの任意の材料からなるものを
用いることができる。
着性または微粘着性のものが用いられるが、非粘着性マ
スキング部材を構成する材料については、特に限定はさ
れず、天然もしくは合成繊維、合成樹脂、金属などの任
意の材料を用いることができ、より具体的には、上述し
た綿糸や合成樹脂繊維を編み込んだもの、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンもしくはポリエチレンテレフタレー
トなどからなるメッシュやネット、ポリエステル繊維を
用いて構成された不織布、真鍮やステンレスなどの金属
からなる金属メッシュなどの任意の材料からなるものを
用いることができる。
【0032】また、微粘着性マスキング部材としては、
上記非粘着性マスキング部材の表面に微粘着性の粘着剤
を付与したものが挙げられる。この微粘着性粘着剤とし
ては、一般的なプロテクトテープに用いられる粘着剤が
全て使用でき、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)系粘着剤、EVA/SBS(スチレン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体)系粘着剤、アクリル系粘着
剤、ゴム系粘着剤等が挙げられ、また、その他に特殊な
再剥離性粘着剤として、アクリル系微球体状粘着剤、ポ
リオキシプロピレン系粘着剤等も挙げられる。
上記非粘着性マスキング部材の表面に微粘着性の粘着剤
を付与したものが挙げられる。この微粘着性粘着剤とし
ては、一般的なプロテクトテープに用いられる粘着剤が
全て使用でき、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)系粘着剤、EVA/SBS(スチレン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体)系粘着剤、アクリル系粘着
剤、ゴム系粘着剤等が挙げられ、また、その他に特殊な
再剥離性粘着剤として、アクリル系微球体状粘着剤、ポ
リオキシプロピレン系粘着剤等も挙げられる。
【0033】また、本発明でいう微粘着性のアクリル系
粘着剤としては、例えば、ステンレス板に対する粘着力
や対コンクリート粘着力が50〜600g/25mm程
度であり、ガラス転移温度が−60〜−40℃、ゲル分
率が70重量%以上のものが挙げられる。
粘着剤としては、例えば、ステンレス板に対する粘着力
や対コンクリート粘着力が50〜600g/25mm程
度であり、ガラス転移温度が−60〜−40℃、ゲル分
率が70重量%以上のものが挙げられる。
【0034】非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材
は、貼付に際しての位置調整の際には粘着剤層の表面よ
り突出していることが求められるが、加圧接着時には、
粘着剤層表面及び表面よりも内側に移動されて、もはや
その機能を果たさないものである。従って、上記作用を
果たし得る限り、非粘着性もしくは微粘着性マスキング
部材の厚みは薄い方が好ましく、例えば、ガーゼにより
非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材を構成した場
合には100μm以下、不織布で構成した場合には約3
0μm程度以下とされる。
は、貼付に際しての位置調整の際には粘着剤層の表面よ
り突出していることが求められるが、加圧接着時には、
粘着剤層表面及び表面よりも内側に移動されて、もはや
その機能を果たさないものである。従って、上記作用を
果たし得る限り、非粘着性もしくは微粘着性マスキング
部材の厚みは薄い方が好ましく、例えば、ガーゼにより
非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材を構成した場
合には100μm以下、不織布で構成した場合には約3
0μm程度以下とされる。
【0035】また、各種材料からなるメッシュを用いた
場合、メッシュの目が細かすぎると、粘着剤が十分に突
出せず接着面積を十分に確保できないことがあるため、
できるだけ目の粗いメッシュ、例えば、10メッシュ以
下のものを用いることが好ましい。金属メッシュでは、
真鍮からなるメッシュが安価でかつ入手容易であるため
好適に用いられる。
場合、メッシュの目が細かすぎると、粘着剤が十分に突
出せず接着面積を十分に確保できないことがあるため、
できるだけ目の粗いメッシュ、例えば、10メッシュ以
下のものを用いることが好ましい。金属メッシュでは、
真鍮からなるメッシュが安価でかつ入手容易であるため
好適に用いられる。
【0036】非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材
の粘着剤層を被覆している部分の面積の粘着剤層表面全
体の面積に対する割合、すなわち被覆率は、10〜50
%の範囲に限定される。被覆率が10%未満の場合に
は、非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材を積層し
ていたとしても加圧に先立って粘着剤層表面が被着体表
面に接着しがちとなり、加圧前の再剥離や位置調整が困
難となる。逆に、被覆率が50%を超えると、最終的な
接着に至るまでの位置調整は容易であるが、加圧したと
しても粘着剤層表面を被着体に十分に接着させ難くな
る。
の粘着剤層を被覆している部分の面積の粘着剤層表面全
体の面積に対する割合、すなわち被覆率は、10〜50
%の範囲に限定される。被覆率が10%未満の場合に
は、非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材を積層し
ていたとしても加圧に先立って粘着剤層表面が被着体表
面に接着しがちとなり、加圧前の再剥離や位置調整が困
難となる。逆に、被覆率が50%を超えると、最終的な
接着に至るまでの位置調整は容易であるが、加圧したと
しても粘着剤層表面を被着体に十分に接着させ難くな
る。
【0037】次に、請求項1の発明に係る幅木固定方法
の一例をより具体的に説明する。請求項1に記載の発明
では、図1に斜視図で示すように、幅木11を壁下地材
12の表面に固定するのに上記加圧接着型粘着シートを
用いる。この場合、加圧接着型粘着シートとしては、一
面にマスキング部材が積層されているもの、あるいは両
面にマスキング部材が積層されているもののいずれを用
いてもよい。いずれにしても、図4に示すように、幅木
11の裏面にまず加圧接着型粘着シート1を積層する
が、この場合、外側面にマスキング部材5が露出するよ
うに貼付する。
の一例をより具体的に説明する。請求項1に記載の発明
では、図1に斜視図で示すように、幅木11を壁下地材
12の表面に固定するのに上記加圧接着型粘着シートを
用いる。この場合、加圧接着型粘着シートとしては、一
面にマスキング部材が積層されているもの、あるいは両
面にマスキング部材が積層されているもののいずれを用
いてもよい。いずれにしても、図4に示すように、幅木
11の裏面にまず加圧接着型粘着シート1を積層する
が、この場合、外側面にマスキング部材5が露出するよ
うに貼付する。
【0038】次に、図1に示す壁下地材12に対し幅木
11を積層する。この場合、マスキング部材が露出して
いるため、幅木と壁下地材とを接触させた状態では、マ
スキング部材が壁下地材12の表面に接触するため、そ
の状態で幅木11を壁下地材12に対して位置調整する
ことができる。しかる後、幅木を壁下地材に対して正確
な位置に調整した後、幅木を壁下地材側に加圧すること
により、加圧接着型粘着シートを介して幅木を壁下地材
12に接着固定することができる。
11を積層する。この場合、マスキング部材が露出して
いるため、幅木と壁下地材とを接触させた状態では、マ
スキング部材が壁下地材12の表面に接触するため、そ
の状態で幅木11を壁下地材12に対して位置調整する
ことができる。しかる後、幅木を壁下地材に対して正確
な位置に調整した後、幅木を壁下地材側に加圧すること
により、加圧接着型粘着シートを介して幅木を壁下地材
12に接着固定することができる。
【0039】従って、上記加圧接着型粘着シート1を用
いるため、接着剤のタレや、溶剤の揮散に伴う環境汚染
が生じ難い。加えて、オープンタイムを確保する必要が
ないため、作業時間の短縮を図ることができる。さら
に、上記のようにマスキング部材が設けられた加圧接着
型粘着シートを用いるため、位置調整も容易にかつ確実
に行い得る。
いるため、接着剤のタレや、溶剤の揮散に伴う環境汚染
が生じ難い。加えて、オープンタイムを確保する必要が
ないため、作業時間の短縮を図ることができる。さら
に、上記のようにマスキング部材が設けられた加圧接着
型粘着シートを用いるため、位置調整も容易にかつ確実
に行い得る。
【0040】よって、幅木11を壁下地材12の表面の
正確な位置に、比較的短時間の作業で容易に固定するこ
とができる。なお、上記とは逆に、壁下地材12側に加
圧接着型粘着シート1を、マスキング部材が外側に露出
するように貼付した後に、幅木11を積層し、位置調整
してから固定してもよい。
正確な位置に、比較的短時間の作業で容易に固定するこ
とができる。なお、上記とは逆に、壁下地材12側に加
圧接着型粘着シート1を、マスキング部材が外側に露出
するように貼付した後に、幅木11を積層し、位置調整
してから固定してもよい。
【0041】次に、請求項2に記載の発明に係る幅木固
定方法の一例をより具体的に説明する。請求項2に記載
の発明では、上記加圧接着型粘着シート1を、まず、幅
木11の裏面もしくは壁下地材12に幅木11よりも小
さな面積でマスキング部材が外側に露出するように積層
する。図5は、幅木11の裏面11a上に、上記加圧接
着剤型粘着シート1を積層した状態を示す斜視図であ
る。図5から明らかなように、加圧接着型粘着シート1
としては、幅木11よりも面積が小さいものが用いられ
ており、かつ外側表面に上記マスキング部材5が露出さ
れている。
定方法の一例をより具体的に説明する。請求項2に記載
の発明では、上記加圧接着型粘着シート1を、まず、幅
木11の裏面もしくは壁下地材12に幅木11よりも小
さな面積でマスキング部材が外側に露出するように積層
する。図5は、幅木11の裏面11a上に、上記加圧接
着剤型粘着シート1を積層した状態を示す斜視図であ
る。図5から明らかなように、加圧接着型粘着シート1
としては、幅木11よりも面積が小さいものが用いられ
ており、かつ外側表面に上記マスキング部材5が露出さ
れている。
【0042】なお、図5とは逆に、幅木11ではなく、
壁下地材12側に上記加圧接着型粘着シート1を貼付し
ておいてもよい。次に、壁下地材12に対し幅木11を
積層する(図6(a)参照)。この場合、マスキング部
材5が相手方部材に最初に当接するため、その状態で、
幅木11を面方向に移動させて容易に位置を調整するこ
とができる。位置調整後、幅木11を壁下地材12側に
加圧することにより、幅木11が加圧接着型粘着シート
1を介して壁下地材12に仮接着される。
壁下地材12側に上記加圧接着型粘着シート1を貼付し
ておいてもよい。次に、壁下地材12に対し幅木11を
積層する(図6(a)参照)。この場合、マスキング部
材5が相手方部材に最初に当接するため、その状態で、
幅木11を面方向に移動させて容易に位置を調整するこ
とができる。位置調整後、幅木11を壁下地材12側に
加圧することにより、幅木11が加圧接着型粘着シート
1を介して壁下地材12に仮接着される。
【0043】請求項2に記載の発明では、上記仮接着後
に、図6(b)に示すように幅木11と壁下地材12と
の隙間Aに、接着剤溶液を充填し、固化させる。接着剤
溶液は、上記加圧接着型粘着シート1が貼付されていな
い壁下地材12との隙間Aに充填されるため、非常に少
量で効果的に接着できるため、作業者の健康を汚染する
おそれがほとんどない。
に、図6(b)に示すように幅木11と壁下地材12と
の隙間Aに、接着剤溶液を充填し、固化させる。接着剤
溶液は、上記加圧接着型粘着シート1が貼付されていな
い壁下地材12との隙間Aに充填されるため、非常に少
量で効果的に接着できるため、作業者の健康を汚染する
おそれがほとんどない。
【0044】接着剤溶液としては、特に限定されるわけ
ではないが、ゴム系接着剤などを用いることができる。
また、上記接着剤溶液としては、幅木11と壁下地材1
2との間の隙間Aに容易に充填し、かつ下方へのタレを
防止するには、その粘度が10〜100ポイズ(20
℃)程度のものを用いることが望ましい。
ではないが、ゴム系接着剤などを用いることができる。
また、上記接着剤溶液としては、幅木11と壁下地材1
2との間の隙間Aに容易に充填し、かつ下方へのタレを
防止するには、その粘度が10〜100ポイズ(20
℃)程度のものを用いることが望ましい。
【0045】また、上記接着剤溶液を充填する方法につ
いても、特に限定されるわけではないが、充填用ガンや
チューブなどを用いる方法を挙げることができる。さら
に、図5では、幅木11に対して、幅木11よりも小さ
な面積の1枚の加圧接着型粘着シート1を用いたが、複
数枚の加圧接着型粘着シート1を幅木11の裏面や壁下
地材12の表面に分散させて適用してもよい。
いても、特に限定されるわけではないが、充填用ガンや
チューブなどを用いる方法を挙げることができる。さら
に、図5では、幅木11に対して、幅木11よりも小さ
な面積の1枚の加圧接着型粘着シート1を用いたが、複
数枚の加圧接着型粘着シート1を幅木11の裏面や壁下
地材12の表面に分散させて適用してもよい。
【0046】請求項2に記載の発明では、図6(b)に
示されている隙間Aに接着剤溶液を充填するが、この場
合隙間Aの間隔、すなわち下地材12の幅木11との間
の間隔は、接着剤溶液の種類や粘度によっても異なる
が、通常、0.5〜1.0mm程度とすることが望まし
い。
示されている隙間Aに接着剤溶液を充填するが、この場
合隙間Aの間隔、すなわち下地材12の幅木11との間
の間隔は、接着剤溶液の種類や粘度によっても異なる
が、通常、0.5〜1.0mm程度とすることが望まし
い。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、上記のよ
うに請求項1に記載の発明と同様に加圧接着型粘着シー
ト1を用いるため、幅木11を壁下地材12に対して正
確な位置に位置決めした状態で確実に仮固定することが
できる。加えて、仮固定後に接着剤溶液を充填し硬化さ
せるので、幅木11を壁下地材12に対して強固にかつ
確実に固定することができる。また、この際使用する接
着剤溶液は少量なので作業者の健康を汚染することがな
い。
うに請求項1に記載の発明と同様に加圧接着型粘着シー
ト1を用いるため、幅木11を壁下地材12に対して正
確な位置に位置決めした状態で確実に仮固定することが
できる。加えて、仮固定後に接着剤溶液を充填し硬化さ
せるので、幅木11を壁下地材12に対して強固にかつ
確実に固定することができる。また、この際使用する接
着剤溶液は少量なので作業者の健康を汚染することがな
い。
【0048】よって、例えば、壁下地材12において、
ボードジョイント金具などを用いた継ぎ目が存在し、壁
下地材12の表面が必ずしも平坦でない場合、接着剤溶
液が壁下地材12の表面と幅木11の間の隙間Aにばら
つきがある場合であっても、幅木11と壁下地材12と
を確実に固定することができる。
ボードジョイント金具などを用いた継ぎ目が存在し、壁
下地材12の表面が必ずしも平坦でない場合、接着剤溶
液が壁下地材12の表面と幅木11の間の隙間Aにばら
つきがある場合であっても、幅木11と壁下地材12と
を確実に固定することができる。
【0049】次に、具体的な実験例につき説明する。 (加圧接着型粘着シートの作製)加圧接着型粘着シートAの作製 先ず、離型紙として、80g上質紙の両面にポリエチレ
ンをラミネートすることにより離型処理されたもの(サ
ンエー化学社製、商品名:WHW80)を用意し、該離
型紙の片面に粘着剤層の厚みが75μmとなるように、
粘着剤(綜研化学社製、商品名:SKダイン801Bに
硬化剤として日本ポリウレタン社製、商品名:コロネー
トL55Eを固形分比で1重量%配合したもの)を塗布
し、105℃で3分間乾燥した。このようにして乾燥さ
れた粘着剤層を有する離型紙を2枚用意し、独立気泡型
のエーテルウレタン発泡体基材(イノアックコーポレー
ション社製、商品名:SDフォーム、厚み1.0mm、
25%圧縮時の圧縮応力=0.035kg/cm2 、発
泡倍率30倍)の両面に粘着剤を転写し、両面粘着シー
トを作製した。
ンをラミネートすることにより離型処理されたもの(サ
ンエー化学社製、商品名:WHW80)を用意し、該離
型紙の片面に粘着剤層の厚みが75μmとなるように、
粘着剤(綜研化学社製、商品名:SKダイン801Bに
硬化剤として日本ポリウレタン社製、商品名:コロネー
トL55Eを固形分比で1重量%配合したもの)を塗布
し、105℃で3分間乾燥した。このようにして乾燥さ
れた粘着剤層を有する離型紙を2枚用意し、独立気泡型
のエーテルウレタン発泡体基材(イノアックコーポレー
ション社製、商品名:SDフォーム、厚み1.0mm、
25%圧縮時の圧縮応力=0.035kg/cm2 、発
泡倍率30倍)の両面に粘着剤を転写し、両面粘着シー
トを作製した。
【0050】しかる後、一方の離型紙を剥離し、非粘着
性マスキング部材として、ポリエチレン製成形ネット
(積水化工社製、商品名:ソフHN33、厚み30μ
m、交点間の間隔=60μm、被覆率27%)を貼り合
わせた後、さらにその上に上記と同様にして構成された
離型紙を積層し、加圧接着型粘着シートAを得た。
性マスキング部材として、ポリエチレン製成形ネット
(積水化工社製、商品名:ソフHN33、厚み30μ
m、交点間の間隔=60μm、被覆率27%)を貼り合
わせた後、さらにその上に上記と同様にして構成された
離型紙を積層し、加圧接着型粘着シートAを得た。
【0051】加圧接着型粘着シートBの作製 発泡体基材として、独立気泡型のポリエチレン系発泡体
基材(積水化学工業社製、商品名:ソフトロン#100
1、厚み1.0mm、25%圧縮時の圧縮応力=0.8
kg/cm2 、発泡倍率10倍)を用いたことを除いて
は、上記粘着シートAと同様にして加圧接着型粘着シー
トBを得た。
基材(積水化学工業社製、商品名:ソフトロン#100
1、厚み1.0mm、25%圧縮時の圧縮応力=0.8
kg/cm2 、発泡倍率10倍)を用いたことを除いて
は、上記粘着シートAと同様にして加圧接着型粘着シー
トBを得た。
【0052】加圧接着型粘着シートCの作製 発泡体基材として、ポリエチレン系発泡体基材(積水化
学工業社製、商品名:IF#08012、厚み1.2m
m、25%圧縮時の圧縮応力=1.25kg/cm2 、
発泡倍率8倍)を用いたことを除いては、上記粘着シー
トAと同様にして加圧接着型粘着シートCを得た。
学工業社製、商品名:IF#08012、厚み1.2m
m、25%圧縮時の圧縮応力=1.25kg/cm2 、
発泡倍率8倍)を用いたことを除いては、上記粘着シー
トAと同様にして加圧接着型粘着シートCを得た。
【0053】加圧接着型粘着シートDの作製 発泡体基材として、独立気泡型のポリエチレン系発泡体
基材(積水化学工業社製、商品名:ソフトロン#100
1、厚み1.0mm、25%圧縮時の圧縮応力=0.8
kg/cm2 、発泡倍率10倍)を用いたこと、並びに
非粘着性マスキング部材として、テトロン製ネット(ク
ラボウ社製、商品名:クレネットPE1000、厚み2
50μm、交点間の間隔300μm、被覆率24%)を
用いたことを除いては、上記粘着シートAと同様にして
加圧接着型粘着シートDを得た。
基材(積水化学工業社製、商品名:ソフトロン#100
1、厚み1.0mm、25%圧縮時の圧縮応力=0.8
kg/cm2 、発泡倍率10倍)を用いたこと、並びに
非粘着性マスキング部材として、テトロン製ネット(ク
ラボウ社製、商品名:クレネットPE1000、厚み2
50μm、交点間の間隔300μm、被覆率24%)を
用いたことを除いては、上記粘着シートAと同様にして
加圧接着型粘着シートDを得た。
【0054】加圧接着型粘着シートEの作製 発泡体基材として、ポリエチレン系発泡体基材(積水化
学工業社製、商品名:ソフトロン#0501、厚み1.
0mm、25%圧縮時の圧縮応力=2.50kg/cm
2 、発泡倍率5倍)を用いたことを除いては、上記粘着
シートAと同様にして加圧接着型粘着シートEを得た。
学工業社製、商品名:ソフトロン#0501、厚み1.
0mm、25%圧縮時の圧縮応力=2.50kg/cm
2 、発泡倍率5倍)を用いたことを除いては、上記粘着
シートAと同様にして加圧接着型粘着シートEを得た。
【0055】加圧接着型粘着シートFの作製 非粘着性マスキング部材として、ポリエチレン製成形ネ
ット(積水化工社製、商品名:ソフHN77、厚み30
μm、交点間の間隔60μm、被覆率65%)を用いた
ことを除いては、上記粘着シートBと同様にして加圧接
着型粘着シートFを得た。
ット(積水化工社製、商品名:ソフHN77、厚み30
μm、交点間の間隔60μm、被覆率65%)を用いた
ことを除いては、上記粘着シートBと同様にして加圧接
着型粘着シートFを得た。
【0056】(評価) 〔実施例1〜4及び比較例1〜3の場合〕位置調整性テスト (実施例1〜4及び比較例2〜3)図7に断面図で示し
た幅木11(積水ハウス社製、品番:C7幅木、サイ
ズ:幅60mm×長さ1m)を評価用幅木として使用し
た。上記幅木の裏面中央部に上記各加圧接着型粘着シー
トA〜Fを40mmの幅で1mの長さとなるように、非
粘着性マスキング部材が露出するように貼付し、石膏ボ
ードの片面に載置した。その状態で、幅木が石膏ボード
面に沿って位置調整可能か否かを確認した。なお、評価
は23℃及び相対湿度60%の恒温恒湿室の中で行っ
た。この結果を表1に示した。
た幅木11(積水ハウス社製、品番:C7幅木、サイ
ズ:幅60mm×長さ1m)を評価用幅木として使用し
た。上記幅木の裏面中央部に上記各加圧接着型粘着シー
トA〜Fを40mmの幅で1mの長さとなるように、非
粘着性マスキング部材が露出するように貼付し、石膏ボ
ードの片面に載置した。その状態で、幅木が石膏ボード
面に沿って位置調整可能か否かを確認した。なお、評価
は23℃及び相対湿度60%の恒温恒湿室の中で行っ
た。この結果を表1に示した。
【0057】(比較例1)上記評価用幅木の裏面全面に
ゴム系接着剤の溶液を塗布し、石膏ボードの片面に載置
した。その状態で、幅木が石膏ボード面に沿って位置調
整可能か否かを確認した。なお、評価は23℃及び相対
湿度60%の恒温恒湿室の中で行った。この結果を表1
に示した。
ゴム系接着剤の溶液を塗布し、石膏ボードの片面に載置
した。その状態で、幅木が石膏ボード面に沿って位置調
整可能か否かを確認した。なお、評価は23℃及び相対
湿度60%の恒温恒湿室の中で行った。この結果を表1
に示した。
【0058】接着性テスト 上記位置調整性テストで用いた、幅木に加圧接着型粘
着シートを積層したものもしくは接着剤を塗布したもの
を、図8に示した石膏ボード13のハッチングを付した
領域13aに載置した。その後、幅木の背面から2kg
の圧着ローラーを一往復させて圧着し、40℃及び相対
湿度90%の恒温恒湿室に24時間放置した後の幅木の
浮き及び剥がれの有無を目視で評価した。この結果を表
1に示した。なお、図8中の15,15は木製ストッパ
ーを示す。
着シートを積層したものもしくは接着剤を塗布したもの
を、図8に示した石膏ボード13のハッチングを付した
領域13aに載置した。その後、幅木の背面から2kg
の圧着ローラーを一往復させて圧着し、40℃及び相対
湿度90%の恒温恒湿室に24時間放置した後の幅木の
浮き及び剥がれの有無を目視で評価した。この結果を表
1に示した。なお、図8中の15,15は木製ストッパ
ーを示す。
【0059】その他 オープンタイムの要・不要、作業中の清掃の有無、作業
者の健康汚染の可能性は、粘着テープを使用した場合は
無関係であるため、比較例1で接着剤を使用した場合に
ついて表1に記載した。
者の健康汚染の可能性は、粘着テープを使用した場合は
無関係であるため、比較例1で接着剤を使用した場合に
ついて表1に記載した。
【0060】
【表1】
【0061】〔実施例5〜8及び比較例4〜5の場合〕位置調整性テスト 図7に断面図で示した幅木11(積水ハウス社製、品
番:C7幅木、サイズ:幅60mm×長さ1m)を評価
用幅木として使用した。上記幅木の裏面略中央部に上記
各加圧接着型粘着シートA〜Fを40mmの幅で両サイ
ド20mmずつ残して、非粘着性マスキング部材が露出
するように貼付し、石膏ボードの片面に載置した後、幅
木が石膏ボード面に沿って位置調整可能か否かを確認し
た。この結果を表2に示した。
番:C7幅木、サイズ:幅60mm×長さ1m)を評価
用幅木として使用した。上記幅木の裏面略中央部に上記
各加圧接着型粘着シートA〜Fを40mmの幅で両サイ
ド20mmずつ残して、非粘着性マスキング部材が露出
するように貼付し、石膏ボードの片面に載置した後、幅
木が石膏ボード面に沿って位置調整可能か否かを確認し
た。この結果を表2に示した。
【0062】接着性テスト 上記位置調整性テストの後、幅木の背面から2kgの
圧着ローラーを一往復させて圧着し、その後、幅木と石
膏ボードを垂直に立て、その隙間にゴム系接着剤の溶液
を充填用ガンを用いて注入し、40℃及び相対湿度90
%の恒温恒湿室に24時間放置した後の幅木の浮き及び
剥がれの有無を目視で評価した。この結果を表2に示し
た。
圧着ローラーを一往復させて圧着し、その後、幅木と石
膏ボードを垂直に立て、その隙間にゴム系接着剤の溶液
を充填用ガンを用いて注入し、40℃及び相対湿度90
%の恒温恒湿室に24時間放置した後の幅木の浮き及び
剥がれの有無を目視で評価した。この結果を表2に示し
た。
【0063】その他 また、オープンタイムの要・不要、作業中の清掃の有
無、作業者の健康汚染の可能性についても評価し、この
結果を表2に示した。
無、作業者の健康汚染の可能性についても評価し、この
結果を表2に示した。
【0064】
【表2】
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、25%
圧縮時の圧縮応力が上記特定の範囲である発泡体基材の
両面に粘着剤層が形成されており、さらに少なくとも一
方面に非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材が積層
された加圧接着型粘着シートを用い、幅木を壁下地材に
固定するものであるため、固定に際して非粘着性マスキ
ング部材が壁下地材に接触している状態で幅木を壁下地
材に対して面方向に容易に移動させることができ、従っ
て、位置調整を容易に行い得る。また、位置調整後に、
幅木を壁下地材側に加圧するだけで、マスキング部材が
埋設し、加圧接着型粘着シートを介して壁下地材に幅木
が確実に接着固定される。
圧縮時の圧縮応力が上記特定の範囲である発泡体基材の
両面に粘着剤層が形成されており、さらに少なくとも一
方面に非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材が積層
された加圧接着型粘着シートを用い、幅木を壁下地材に
固定するものであるため、固定に際して非粘着性マスキ
ング部材が壁下地材に接触している状態で幅木を壁下地
材に対して面方向に容易に移動させることができ、従っ
て、位置調整を容易に行い得る。また、位置調整後に、
幅木を壁下地材側に加圧するだけで、マスキング部材が
埋設し、加圧接着型粘着シートを介して壁下地材に幅木
が確実に接着固定される。
【0066】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記加圧接着型粘着シートとして、幅木の面積より小さい
ものを用い、加圧接着型粘着シートを用いて請求項1に
記載の発明と同様に幅木を壁下地材に対して容易に位置
調整しつつ仮固定することができる。しかも、請求項2
に記載の発明では、仮固定後に、幅木と壁下地材との空
隙に接着剤溶液を充填し、硬化させるため、壁下地材と
幅木とを確実に接着固定することができる。
記加圧接着型粘着シートとして、幅木の面積より小さい
ものを用い、加圧接着型粘着シートを用いて請求項1に
記載の発明と同様に幅木を壁下地材に対して容易に位置
調整しつつ仮固定することができる。しかも、請求項2
に記載の発明では、仮固定後に、幅木と壁下地材との空
隙に接着剤溶液を充填し、硬化させるため、壁下地材と
幅木とを確実に接着固定することができる。
【0067】よって、例えば、石膏ボードの継ぎ目のよ
うに壁下地材に継ぎ目が存在し、壁下地材表面が必ずし
も平坦でない場合であっても、接着剤溶液の固化によ
り、壁下地材と幅木とを強固に接合することができる。
うに壁下地材に継ぎ目が存在し、壁下地材表面が必ずし
も平坦でない場合であっても、接着剤溶液の固化によ
り、壁下地材と幅木とを強固に接合することができる。
【0068】さらに、請求項1,2に記載の発明に係る
幅木固定方法では、上記のように加圧接着型粘着シート
を用い、また、接着剤を併用しても少量に限定されるた
め、溶剤による環境汚染が生じ難く、オープンタイムの
確保といった煩雑な作業を必要としないため作業時間の
短縮を図り得ると共に、壁面の床面との端縁に沿う低い
位置において幅木を固定する際の作業性を高め得るの
で、作業者の肉体的負担も軽減することが可能となる。
幅木固定方法では、上記のように加圧接着型粘着シート
を用い、また、接着剤を併用しても少量に限定されるた
め、溶剤による環境汚染が生じ難く、オープンタイムの
確保といった煩雑な作業を必要としないため作業時間の
短縮を図り得ると共に、壁面の床面との端縁に沿う低い
位置において幅木を固定する際の作業性を高め得るの
で、作業者の肉体的負担も軽減することが可能となる。
【図1】図1は、本発明に係る幅木固定方法を説明する
ための模式的斜視図。
ための模式的斜視図。
【図2】本発明に係る幅木固定方法で用いられる加圧接
着型粘着シートの構造を説明するための部分切欠断面
図。
着型粘着シートの構造を説明するための部分切欠断面
図。
【図3】図2に示した加圧接着型粘着シートにおいてマ
スキング部材が加圧により粘着剤層内に埋設された状態
を示す部分切欠断面図。
スキング部材が加圧により粘着剤層内に埋設された状態
を示す部分切欠断面図。
【図4】請求項1に記載の発明において、加圧接着型粘
着シートを幅木に貼付した状態を示す斜視図。
着シートを幅木に貼付した状態を示す斜視図。
【図5】請求項2に記載の発明において、加圧接着型粘
着シートを幅木に貼付した状態を示す斜視図。
着シートを幅木に貼付した状態を示す斜視図。
【図6】(a)及び(b)は、請求項2に記載の発明に
おいて、加圧接着型粘着シートによる仮固定並びに仮固
定後に接着剤溶液を充填する工程を説明するための各断
面図。
おいて、加圧接着型粘着シートによる仮固定並びに仮固
定後に接着剤溶液を充填する工程を説明するための各断
面図。
【図7】具体的な実験例で用いられた幅木を説明するた
めの断面図。
めの断面図。
【図8】実施例及び比較例において接着テスト評価に用
いた石膏ボードを説明するための斜視図。
いた石膏ボードを説明するための斜視図。
1…加圧接着型粘着シート 2…発泡体基材 3…粘着剤層 4…粘着剤層 5…非粘着性もしくは微粘着性マスキング部材 11…幅木 12…壁下地材
Claims (2)
- 【請求項1】 25%圧縮時の圧縮応力が0.01〜
2.0kg/cm2 である発泡体基材の両面に粘着剤層
が積層されており、さらに少なくとも一方の粘着剤層表
面に、該表面よりも突出するようにかつ粘着剤層表面の
10〜50%を被覆するように非粘着性もしくは微粘着
性マスキング部材が積層されている加圧接着型粘着シー
トを、幅木の裏面もしくは壁下地材に前記マスキング部
材が外側に露出するように積層し、次に壁下地材に幅木
を積層し、加圧することにより接着固定することを特徴
とする幅木固定方法。 - 【請求項2】 25%圧縮時の圧縮応力が0.01〜
2.0kg/cm2 である発泡体基材の両面に粘着剤層
が積層されており、さらに少なくとも一方の粘着剤層表
面に、該表面よりも突出するようにかつ粘着剤層表面の
10〜50%を被覆するように非粘着性もしくは微粘着
性マスキング部材が積層されている加圧接着型粘着シー
トを、幅木の裏面もしくは壁下地材に幅木よりも小さい
面積で、かつ前記マスキング部材が外側に露出するよう
に積層し、次に壁下地材に対して幅木を積層し、加圧す
ることにより仮接着固定し、さらに、幅木と壁下地材と
の隙間に接着剤溶液を充填し、固化させることを特徴と
する幅木固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9332869A JPH11166314A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 幅木固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9332869A JPH11166314A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 幅木固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166314A true JPH11166314A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18259720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9332869A Pending JPH11166314A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 幅木固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166314A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09227843A (ja) * | 1996-02-27 | 1997-09-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 加圧接着型粘着シート及び粘着剤積層装飾ボード |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP9332869A patent/JPH11166314A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09227843A (ja) * | 1996-02-27 | 1997-09-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 加圧接着型粘着シート及び粘着剤積層装飾ボード |
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