JPH11166384A - ケーシング回転式掘削機 - Google Patents
ケーシング回転式掘削機Info
- Publication number
- JPH11166384A JPH11166384A JP33420897A JP33420897A JPH11166384A JP H11166384 A JPH11166384 A JP H11166384A JP 33420897 A JP33420897 A JP 33420897A JP 33420897 A JP33420897 A JP 33420897A JP H11166384 A JPH11166384 A JP H11166384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- gripper
- tubular casing
- wedge body
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】開閉式のグラブ型のバケットに管状ケーシング
の回転推進力を伝達可能とし、かつ、バケットを確実に
管状ケーシングから抜き出せるようする。 【解決手段】地中に回転圧入可能とした管状ケーシング
Cと、前記管状ケーシングC内に挿脱自在とするととも
に、リンク機構14を介して開閉するバケット1と、管状
ケーシングCの内周面を押圧するようにグリッパ30を張
出して、バケット1を連結した装置本体2を管状ケーシ
ングC内にグリップするグリップ装置3とを具備したケ
ーシング回転式掘削機Aにおいて、グリッパ30を進退さ
せる楔体31と、同楔体31を前記グリッパ30の進出側へ付
勢するスプリングSとを具備し、しかも、前記バケット
1の閉動作に先だって、グリッパ30を後退させてグリッ
プを解除するようにした。
の回転推進力を伝達可能とし、かつ、バケットを確実に
管状ケーシングから抜き出せるようする。 【解決手段】地中に回転圧入可能とした管状ケーシング
Cと、前記管状ケーシングC内に挿脱自在とするととも
に、リンク機構14を介して開閉するバケット1と、管状
ケーシングCの内周面を押圧するようにグリッパ30を張
出して、バケット1を連結した装置本体2を管状ケーシ
ングC内にグリップするグリップ装置3とを具備したケ
ーシング回転式掘削機Aにおいて、グリッパ30を進退さ
せる楔体31と、同楔体31を前記グリッパ30の進出側へ付
勢するスプリングSとを具備し、しかも、前記バケット
1の閉動作に先だって、グリッパ30を後退させてグリッ
プを解除するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉式のブラケッ
トを中掘り装置として管状ケーシング内に挿入保持し、
同ブラケットに管状ケーシングの回転推進力を伝達して
掘削可能としたケーシング回転式掘削機に関するもので
ある。
トを中掘り装置として管状ケーシング内に挿入保持し、
同ブラケットに管状ケーシングの回転推進力を伝達して
掘削可能としたケーシング回転式掘削機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、地中に杭を構築する際などに用い
る装置として、地上に設置した回転装置により回転推進
されて土中に圧入される管状ケーシング内に、開閉式の
グラブ型バケット(所謂ハンマグラブ)や、回転式バケ
ットからなる中掘り装置を挿通して掘削・排土を行うケ
ーシング回転式掘削機が知られている。
る装置として、地上に設置した回転装置により回転推進
されて土中に圧入される管状ケーシング内に、開閉式の
グラブ型バケット(所謂ハンマグラブ)や、回転式バケ
ットからなる中掘り装置を挿通して掘削・排土を行うケ
ーシング回転式掘削機が知られている。
【0003】ところが、中掘り装置として上記ハンマグ
ラブを用いるものは、同グラブをクレーン等のワイヤで
操作する構成なので取り扱いが容易であるという長所を
有する反面、自重落下によるものなので、騒音や振動の
問題が早くから指摘されており、また、硬質地盤や岩盤
にはグラブが食い込み不足となることや、水中では落下
速度が低下して作業能率が低下するという欠点を有して
いた。
ラブを用いるものは、同グラブをクレーン等のワイヤで
操作する構成なので取り扱いが容易であるという長所を
有する反面、自重落下によるものなので、騒音や振動の
問題が早くから指摘されており、また、硬質地盤や岩盤
にはグラブが食い込み不足となることや、水中では落下
速度が低下して作業能率が低下するという欠点を有して
いた。
【0004】一方、回転式バケットを用いるものは、バ
ケットを管状ケーシングに連結固定するためのグリップ
装置を具備しているが、かかるグリップ装置が、例え
ば、グリッパを重錘で張り出す機械式のものはグリップ
力が小さく、スリップ等を生じやすく円滑な掘削作業を
行えない欠点があり、また、油圧によりグリッパを張り
出すようにしたものは、グリップ力は十分に得られても
油圧ホースを地上より管状ケーシング内に伸延させたも
のであるために、ホースが長くなって作業の邪魔にな
り、しかも、ホース切れのおそれがあるという問題があ
った。
ケットを管状ケーシングに連結固定するためのグリップ
装置を具備しているが、かかるグリップ装置が、例え
ば、グリッパを重錘で張り出す機械式のものはグリップ
力が小さく、スリップ等を生じやすく円滑な掘削作業を
行えない欠点があり、また、油圧によりグリッパを張り
出すようにしたものは、グリップ力は十分に得られても
油圧ホースを地上より管状ケーシング内に伸延させたも
のであるために、ホースが長くなって作業の邪魔にな
り、しかも、ホース切れのおそれがあるという問題があ
った。
【0005】そこで、本出願人は、地中に回転圧入可能
とした管状ケーシングと、吊下手段により吊下して前記
管状ケーシング内に挿脱自在とするとともに、前記吊下
手段の操作に連動するリンク機構を介して開閉するバケ
ットと、管状ケーシングの内周面を押圧するようにグリ
ッパを張出して、バケットを連結した装置本体を管状ケ
ーシング内にグリップするグリップ装置とを具備したケ
ーシング回転式掘削機を開発し、開閉式のグラブ型、す
なわち、ハンマグラブの形態でありながらも、自重によ
る落下ではなく、管状ケーシングの回転推進力をバケッ
トによる掘削に利用できるようにして効率的な掘削作業
が行えるようになった。
とした管状ケーシングと、吊下手段により吊下して前記
管状ケーシング内に挿脱自在とするとともに、前記吊下
手段の操作に連動するリンク機構を介して開閉するバケ
ットと、管状ケーシングの内周面を押圧するようにグリ
ッパを張出して、バケットを連結した装置本体を管状ケ
ーシング内にグリップするグリップ装置とを具備したケ
ーシング回転式掘削機を開発し、開閉式のグラブ型、す
なわち、ハンマグラブの形態でありながらも、自重によ
る落下ではなく、管状ケーシングの回転推進力をバケッ
トによる掘削に利用できるようにして効率的な掘削作業
が行えるようになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
ものはグリップ装置として、バケットを連結した装置本
体に取付けられたグリッパを楔体の上下動により進退す
る構成としており、しかも、バケットの吊上げによる閉
動作と楔体の移動とが連動していた。すなわち、バケッ
トの閉動作とグリッパの後退動作とが同じタイミングで
開始されていた。
ものはグリップ装置として、バケットを連結した装置本
体に取付けられたグリッパを楔体の上下動により進退す
る構成としており、しかも、バケットの吊上げによる閉
動作と楔体の移動とが連動していた。すなわち、バケッ
トの閉動作とグリッパの後退動作とが同じタイミングで
開始されていた。
【0007】これでは、バケットが石等を噛み込んで完
全に閉状態とならなかった場合は、そこでグリッパの後
退動作も停止してしまい、グリップ力が完全に除かれな
い状態となって、バケットを管状ケーシングから引き出
すことができないおそれがあった。
全に閉状態とならなかった場合は、そこでグリッパの後
退動作も停止してしまい、グリップ力が完全に除かれな
い状態となって、バケットを管状ケーシングから引き出
すことができないおそれがあった。
【0008】本発明は、上記した課題を解決することが
できるケーシング回転式掘削機を提供することを目的と
している。
できるケーシング回転式掘削機を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明は、地中に回転圧入可能とし
た管状ケーシングと、吊下手段により吊下して前記管状
ケーシング内に挿脱自在とするとともに、前記吊下手段
の操作に連動するリンク機構を介して開閉するバケット
と、管状ケーシングの内周面を押圧するようにグリッパ
を張出して、バケットを連結した装置本体を管状ケーシ
ング内にグリップするグリップ装置とを具備したケーシ
ング回転式掘削機において、前記グリップ装置は、グリ
ッパを進退させる楔体と、同楔体を、前記グリッパの進
出側へ付勢するスプリングとを具備し、しかも、前記バ
ケットの閉動作に先だって、グリッパを後退させてグリ
ップを解除するようにした。したがって、掘削時にはグ
リッパが楔体によりしっかりと張り出されて確実にグリ
ップされてバケットが管状ケーシングと一体的に回転
し、バケットを閉じて土砂等を取り込む場合は、先ず、
グリップが解除された後にバケットが閉じるので、例え
ばバケットが石などを噛み込んで確実に閉じた状態とな
らなくてもバケットの引き上げが確実に行える。
に、請求項1記載の本発明は、地中に回転圧入可能とし
た管状ケーシングと、吊下手段により吊下して前記管状
ケーシング内に挿脱自在とするとともに、前記吊下手段
の操作に連動するリンク機構を介して開閉するバケット
と、管状ケーシングの内周面を押圧するようにグリッパ
を張出して、バケットを連結した装置本体を管状ケーシ
ング内にグリップするグリップ装置とを具備したケーシ
ング回転式掘削機において、前記グリップ装置は、グリ
ッパを進退させる楔体と、同楔体を、前記グリッパの進
出側へ付勢するスプリングとを具備し、しかも、前記バ
ケットの閉動作に先だって、グリッパを後退させてグリ
ップを解除するようにした。したがって、掘削時にはグ
リッパが楔体によりしっかりと張り出されて確実にグリ
ップされてバケットが管状ケーシングと一体的に回転
し、バケットを閉じて土砂等を取り込む場合は、先ず、
グリップが解除された後にバケットが閉じるので、例え
ばバケットが石などを噛み込んで確実に閉じた状態とな
らなくてもバケットの引き上げが確実に行える。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、前記楔
体に傾斜面と垂直面とを形成し、掘削時には前記スプリ
ングにより楔体を下方へ付勢して傾斜面でグリッパを張
り出させる一方、バケットの引き上げ時には、スプリン
グの付勢力に抗して楔体を上方へ移動させて傾斜面によ
りグリッパを後退させ、さらに、連続した引き上げ動作
によりバケットを閉じるようにした。したがって、楔体
の傾斜面と垂直面とによって、引き上げ動作に連動する
バケット開閉用のリンク機構の作動開始に時間差を与え
るこができ、グリップの後退動作をバケットの閉動作よ
りも先行させることができる。
体に傾斜面と垂直面とを形成し、掘削時には前記スプリ
ングにより楔体を下方へ付勢して傾斜面でグリッパを張
り出させる一方、バケットの引き上げ時には、スプリン
グの付勢力に抗して楔体を上方へ移動させて傾斜面によ
りグリッパを後退させ、さらに、連続した引き上げ動作
によりバケットを閉じるようにした。したがって、楔体
の傾斜面と垂直面とによって、引き上げ動作に連動する
バケット開閉用のリンク機構の作動開始に時間差を与え
るこができ、グリップの後退動作をバケットの閉動作よ
りも先行させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るケーシング回転式掘
削機は、地中に回転圧入可能とした管状ケーシングと、
吊下手段により吊下して前記管状ケーシング内に挿脱自
在とするとともに、前記吊下手段の操作に連動するリン
ク機構を介して開閉するバケットと、管状ケーシングの
内周面を押圧するようにグリッパを張出して、バケット
を連結した装置本体を管状ケーシング内にグリップする
グリップ装置とを具備したケーシング回転式掘削機にお
いて、前記グリップ装置は、グリッパを進退させる楔体
と、同楔体を、前記グリッパの進出側へ付勢するスプリ
ングとを具備し、しかも、前記バケットの閉動作に先だ
って、グリッパを後退させてグリップを解除するように
したものである。
削機は、地中に回転圧入可能とした管状ケーシングと、
吊下手段により吊下して前記管状ケーシング内に挿脱自
在とするとともに、前記吊下手段の操作に連動するリン
ク機構を介して開閉するバケットと、管状ケーシングの
内周面を押圧するようにグリッパを張出して、バケット
を連結した装置本体を管状ケーシング内にグリップする
グリップ装置とを具備したケーシング回転式掘削機にお
いて、前記グリップ装置は、グリッパを進退させる楔体
と、同楔体を、前記グリッパの進出側へ付勢するスプリ
ングとを具備し、しかも、前記バケットの閉動作に先だ
って、グリッパを後退させてグリップを解除するように
したものである。
【0012】すなわち、開閉式のグラブ型のバケット、
所謂ハンマグラブの形態でありながら、自重落下による
掘削ではなく、管状ケーシングの回転推進力をバケット
の掘削に利用できるとともに、バケットの開閉作業が吊
下手段により行えるのでワンマン作業が可能となり、バ
ケットを開閉するための作業員を掘削機近傍に配置する
必要がないので工事の安全性が向上する。
所謂ハンマグラブの形態でありながら、自重落下による
掘削ではなく、管状ケーシングの回転推進力をバケット
の掘削に利用できるとともに、バケットの開閉作業が吊
下手段により行えるのでワンマン作業が可能となり、バ
ケットを開閉するための作業員を掘削機近傍に配置する
必要がないので工事の安全性が向上する。
【0013】また、前記楔体に傾斜面と垂直面とを形成
し、掘削時には前記スプリングにより楔体を下方へ付勢
して傾斜面でグリッパを張り出させる一方、バケットの
引き上げ時には、スプリングの付勢力に抗して楔体を上
方へ移動させて傾斜面によりグリッパを後退させ、さら
に、連続した引き上げ動作によりバケットを閉じるよう
にすれば、楔体の傾斜面と垂直面とによって、引き上げ
動作に連動するバケット開閉用のリンク機構の作動開始
に時間差を与えるこができ、グリップの後退動作をバケ
ットの閉動作よりも先行させることができるので、バケ
ットの閉動作に先だってグリップが解除され、バケット
が石等を噛み込んで完全に閉状態とならなくても容易に
バケットを引き上げることが可能である。
し、掘削時には前記スプリングにより楔体を下方へ付勢
して傾斜面でグリッパを張り出させる一方、バケットの
引き上げ時には、スプリングの付勢力に抗して楔体を上
方へ移動させて傾斜面によりグリッパを後退させ、さら
に、連続した引き上げ動作によりバケットを閉じるよう
にすれば、楔体の傾斜面と垂直面とによって、引き上げ
動作に連動するバケット開閉用のリンク機構の作動開始
に時間差を与えるこができ、グリップの後退動作をバケ
ットの閉動作よりも先行させることができるので、バケ
ットの閉動作に先だってグリップが解除され、バケット
が石等を噛み込んで完全に閉状態とならなくても容易に
バケットを引き上げることが可能である。
【0014】また、前記グリッパを進退させる楔体の駆
動源としてはスプリングを用いているので構成が簡単で
あり、製造コストも比較的に安価で済み、メンテナンス
も容易となる。
動源としてはスプリングを用いているので構成が簡単で
あり、製造コストも比較的に安価で済み、メンテナンス
も容易となる。
【0015】なお、前記装置本体は、下方にバケットを
支持し、内部に水平方向へ進退自在なグリッパを配設
し、かつ、外周面に前記グリッパの張出口を設けた外ケ
ースの中心部に外筒を上下昇降自在に配設し、同外筒に
グリッパを進退させる楔体を上下摺動自在に設け、さら
に、同外筒内に内筒を昇降自在に配設し、さらに、同内
筒内に、下端をバケットにリンク機構を介して連結した
バケット開閉用柱体を昇降自在に配設し、またさらに、
同バケット開閉用柱体に、上端をクレーン等の吊下手段
に連結した中央ロッドの下端を連結して構成することが
できる。
支持し、内部に水平方向へ進退自在なグリッパを配設
し、かつ、外周面に前記グリッパの張出口を設けた外ケ
ースの中心部に外筒を上下昇降自在に配設し、同外筒に
グリッパを進退させる楔体を上下摺動自在に設け、さら
に、同外筒内に内筒を昇降自在に配設し、さらに、同内
筒内に、下端をバケットにリンク機構を介して連結した
バケット開閉用柱体を昇降自在に配設し、またさらに、
同バケット開閉用柱体に、上端をクレーン等の吊下手段
に連結した中央ロッドの下端を連結して構成することが
できる。
【0016】上記構成のケーシング回転式掘削機を用い
た掘削工法としては、地中に回転圧入可能とした管状ケ
ーシング内に、吊下手段により開閉操作自在に構成した
バケットを開状態で吊下挿通し、次いで、前記バケット
を連設した装置本体に設けたグリッパを張出して、バケ
ットと管状ケーシングとを一体的に連結し、管状ケーシ
ングを回転推進させることにより、一体的に回転するバ
ケットで掘削を行い、その後、前記吊下手段による操作
でバケットを閉じて掘削土を取込むとともに、前記吊下
手段によりバケットを地上へ吊上げて排土する。
た掘削工法としては、地中に回転圧入可能とした管状ケ
ーシング内に、吊下手段により開閉操作自在に構成した
バケットを開状態で吊下挿通し、次いで、前記バケット
を連設した装置本体に設けたグリッパを張出して、バケ
ットと管状ケーシングとを一体的に連結し、管状ケーシ
ングを回転推進させることにより、一体的に回転するバ
ケットで掘削を行い、その後、前記吊下手段による操作
でバケットを閉じて掘削土を取込むとともに、前記吊下
手段によりバケットを地上へ吊上げて排土する。
【0017】このときに、バケットを閉じる際には、先
ずグリッパが後退してバケットと管状ケーシングとの連
結が解除されるので、バケットが石等を噛み込んで完全
に閉状態とならなくても、確実にバケットを管状ケーシ
ング内から回収することが可能となる。
ずグリッパが後退してバケットと管状ケーシングとの連
結が解除されるので、バケットが石等を噛み込んで完全
に閉状態とならなくても、確実にバケットを管状ケーシ
ング内から回収することが可能となる。
【0018】このように、バケットの開閉操作を吊下手
段の操作で容易に行え、かつ、自動的にグリッパの後退
動作もバケットの閉動作に先だっておこなわれるように
したので、作業性が良い上にグラブ型のバケットにより
大容量の掘削・排土が行えて作業能率が著しく向上し、
しかも、バケットが完全に閉じなかった場合でもバケッ
トの回収ができなくなるといったおそれもない。
段の操作で容易に行え、かつ、自動的にグリッパの後退
動作もバケットの閉動作に先だっておこなわれるように
したので、作業性が良い上にグラブ型のバケットにより
大容量の掘削・排土が行えて作業能率が著しく向上し、
しかも、バケットが完全に閉じなかった場合でもバケッ
トの回収ができなくなるといったおそれもない。
【0019】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明を具体的に説明する。
明を具体的に説明する。
【0020】図1は本発明に係るケーシング回転式掘削
機(以下掘削機という)Aの断面視による説明図であ
る。
機(以下掘削機という)Aの断面視による説明図であ
る。
【0021】掘削機Aは、一般にハンマグラブと呼ばれ
るグラブ型の開閉式のバケット1を装置本体2の下端に
支持板11を介して連結した中掘り装置Bと、同中掘り装
置Bを挿入可能な管状ケーシングCとを具備しており、
同管状ケーシングCは、図示しないケーシング回転装置
により回転可能としている。
るグラブ型の開閉式のバケット1を装置本体2の下端に
支持板11を介して連結した中掘り装置Bと、同中掘り装
置Bを挿入可能な管状ケーシングCとを具備しており、
同管状ケーシングCは、図示しないケーシング回転装置
により回転可能としている。
【0022】そして、先端面に縦横に溝部を形成し、管
状ケーシングCの内周面に圧接されてスリップを防止す
るようにした円柱状のグリッパ30を具備するグリップ装
置3を装置本体2に設け、グリッパ30を水平方向へ張り
出すことにより装置本体2を管状ケーシングCの内部に
固定させ、同装置本体2に連結されたバケット1に管状
ケーシングCの回転を伝達可能としている。
状ケーシングCの内周面に圧接されてスリップを防止す
るようにした円柱状のグリッパ30を具備するグリップ装
置3を装置本体2に設け、グリッパ30を水平方向へ張り
出すことにより装置本体2を管状ケーシングCの内部に
固定させ、同装置本体2に連結されたバケット1に管状
ケーシングCの回転を伝達可能としている。
【0023】また、Dは中掘り装置Bの吊下手段であ
り、図示しないクレーン等で操作される一本の子ワイヤ
D1と二本の親ワイヤD2,D2 からなり、同親ワイヤD2,D2
はクラウンEに連結している。
り、図示しないクレーン等で操作される一本の子ワイヤ
D1と二本の親ワイヤD2,D2 からなり、同親ワイヤD2,D2
はクラウンEに連結している。
【0024】以下、中掘り装置Bについて詳述する。
【0025】バケット1は、先端周縁に複数の掘削ビッ
ト12を設けた一対のセル10,10 により構成されており、
各セル10の基端部は、それぞれ枢軸13回りにリンク機構
14を介して回動自在に取付けられている。
ト12を設けた一対のセル10,10 により構成されており、
各セル10の基端部は、それぞれ枢軸13回りにリンク機構
14を介して回動自在に取付けられている。
【0026】15はリンク機構14を構成する連結杆であ
り、同連結杆15の基端を装置本体2に配設したバケット
作動体16に連結し、同作動体16をバケット開閉用柱体20
に連結している。
り、同連結杆15の基端を装置本体2に配設したバケット
作動体16に連結し、同作動体16をバケット開閉用柱体20
に連結している。
【0027】すなわち、装置本体2は、下方にバケット
を支持し、内部に前述したグリッパ30を配設し、かつ、
外周面に前記グリッパ30の張出口21a を設けた外ケース
21の中心部に外筒22を上下昇降自在に配設し、同外筒22
に前記グリッパ30を水平方向へ進退させるように、截頭
円錐体を逆向きとした形状に形成した楔体31を上下摺動
自在に設け、さらに、同外筒22内に内筒23を配設して、
互いに上下摺動自在としている。23a は内外筒係止部で
ある。
を支持し、内部に前述したグリッパ30を配設し、かつ、
外周面に前記グリッパ30の張出口21a を設けた外ケース
21の中心部に外筒22を上下昇降自在に配設し、同外筒22
に前記グリッパ30を水平方向へ進退させるように、截頭
円錐体を逆向きとした形状に形成した楔体31を上下摺動
自在に設け、さらに、同外筒22内に内筒23を配設して、
互いに上下摺動自在としている。23a は内外筒係止部で
ある。
【0028】さらに、内筒23内にバケット開閉用柱体20
を昇降自在に配設するとともに、同バケット開閉用柱体
20の下端に垂下ロッド25を連設し、同ロッド25に設けた
係止ナット27を介して前記バケット作動体16を連結して
いる。
を昇降自在に配設するとともに、同バケット開閉用柱体
20の下端に垂下ロッド25を連設し、同ロッド25に設けた
係止ナット27を介して前記バケット作動体16を連結して
いる。
【0029】しかも、同バケット作動体16は作動体用ス
プリング17により下方へ付勢され、かつ、外ケース21内
を内筒23に沿って上下昇降可能としている。21b は外ケ
ース21の上端に連設したカバーである。
プリング17により下方へ付勢され、かつ、外ケース21内
を内筒23に沿って上下昇降可能としている。21b は外ケ
ース21の上端に連設したカバーである。
【0030】さらに、前記バケット開閉用柱体20の上端
には、上端を吊下手段Dの子ワイヤD1に連結した中央ロ
ッド24を遊嵌連結し、しかも、同中央ロッド24の下部に
は係合ナット24a を設け、同ナット24a をバケット開閉
用柱体20の上端に設けた係合端部20a に係脱自在として
いる。
には、上端を吊下手段Dの子ワイヤD1に連結した中央ロ
ッド24を遊嵌連結し、しかも、同中央ロッド24の下部に
は係合ナット24a を設け、同ナット24a をバケット開閉
用柱体20の上端に設けた係合端部20a に係脱自在として
いる。
【0031】また、前記内筒23の上端には、枢軸40a を
介して回動自在なカム40を具備する係合部4を連設して
おり、同係合部4に装置本体吊下用筒5の下端に設けた
係合フランジ5aを係合させるとともに、前記カム40と係
合する係合体24b を中央ロッド24の上部に設けている。
41はカムストッパ、5bは装置本体吊下用筒5及び同筒5
のガイド筒50に形成したカム孔である。
介して回動自在なカム40を具備する係合部4を連設して
おり、同係合部4に装置本体吊下用筒5の下端に設けた
係合フランジ5aを係合させるとともに、前記カム40と係
合する係合体24b を中央ロッド24の上部に設けている。
41はカムストッパ、5bは装置本体吊下用筒5及び同筒5
のガイド筒50に形成したカム孔である。
【0032】そして、前記装置本体吊下用筒5の上端
に、親ワイヤD2,D2 に連結したクラウンEを係脱自在と
し、クラウンEの係脱を吊下手段Dの操作により選択し
て装置本体2を子ワイヤD1のみで、あるいは、親ワイヤ
D2のみで吊下可能としている。
に、親ワイヤD2,D2 に連結したクラウンEを係脱自在と
し、クラウンEの係脱を吊下手段Dの操作により選択し
て装置本体2を子ワイヤD1のみで、あるいは、親ワイヤ
D2のみで吊下可能としている。
【0033】6はクラウンE内に内蔵した爪体である。
【0034】かかる構成により、中掘り装置Bは、吊下
手段Dの子ワイヤD1により吊下されている通常状態では
バケット1は自重と作動体用スプリング17により開状態
となっているが、子ワイヤD1により中央ロッド24を上昇
させ、それに伴いバケット開閉用柱体20が上昇すると、
バケット作動体16が作動体用スプリング17に抗して上昇
し、リンク機構14を介してセル10が枢軸13回りに回動し
てバケット1が閉じる。
手段Dの子ワイヤD1により吊下されている通常状態では
バケット1は自重と作動体用スプリング17により開状態
となっているが、子ワイヤD1により中央ロッド24を上昇
させ、それに伴いバケット開閉用柱体20が上昇すると、
バケット作動体16が作動体用スプリング17に抗して上昇
し、リンク機構14を介してセル10が枢軸13回りに回動し
てバケット1が閉じる。
【0035】グリップ装置3は、上記したグリッパ30を
放射状に3個設け、各グリッパ30と楔体31とを、それぞ
れ、ローラ32a を具備する摺動機構32を介して連動連結
し、さらに、前記楔体31に、スプリングSを連結して、
同スプリングSにより常時楔体31を下方へ、すなわち、
グリッパ30を進出方向へ付勢している。なお、22a は外
筒22に形成した楔体係合部、32b は楔体31に設けた長
孔、32c は同長孔32b 内を移動可能とし、グリッパ30の
基端に連結した軸体である。
放射状に3個設け、各グリッパ30と楔体31とを、それぞ
れ、ローラ32a を具備する摺動機構32を介して連動連結
し、さらに、前記楔体31に、スプリングSを連結して、
同スプリングSにより常時楔体31を下方へ、すなわち、
グリッパ30を進出方向へ付勢している。なお、22a は外
筒22に形成した楔体係合部、32b は楔体31に設けた長
孔、32c は同長孔32b 内を移動可能とし、グリッパ30の
基端に連結した軸体である。
【0036】また、楔体31は、上半部に傾斜面31a を形
成するとともに、同傾斜面31a から下方へ垂直面31b を
伸延形成しており、掘削時には前記スプリングSにより
楔体31を下方へ付勢して傾斜面31a でグリッパ30を張り
出させる一方、バケット1の引き上げ時には、スプリン
グSの付勢力に抗して楔体31を上方へ移動させて傾斜面
31a によりグリッパ30を後退させ、さらに、連続した引
き上げ動作では垂直面31b の長さがバケット作動体16の
ストロークとなって、リンク機構14を介してバケット1
を閉じるようにしている。そのために、バケット作動体
16と、バケット開閉用柱体20の下端に連設した垂下ロッ
ド25の係止ナット27との間には、楔体31の傾斜面31a の
上方移動量に対応するクリアランスFを設けている。
成するとともに、同傾斜面31a から下方へ垂直面31b を
伸延形成しており、掘削時には前記スプリングSにより
楔体31を下方へ付勢して傾斜面31a でグリッパ30を張り
出させる一方、バケット1の引き上げ時には、スプリン
グSの付勢力に抗して楔体31を上方へ移動させて傾斜面
31a によりグリッパ30を後退させ、さらに、連続した引
き上げ動作では垂直面31b の長さがバケット作動体16の
ストロークとなって、リンク機構14を介してバケット1
を閉じるようにしている。そのために、バケット作動体
16と、バケット開閉用柱体20の下端に連設した垂下ロッ
ド25の係止ナット27との間には、楔体31の傾斜面31a の
上方移動量に対応するクリアランスFを設けている。
【0037】なお、スプリングSは、外ケース21の上端
に設けたスプリングケース21c 内に配設され、下端を楔
体31に連設するとともに、上端を張力調整用ボルトS2を
介してスプリングケース21c の上端に連結している。S1
は楔体31に突設したスプリングガイドである。
に設けたスプリングケース21c 内に配設され、下端を楔
体31に連設するとともに、上端を張力調整用ボルトS2を
介してスプリングケース21c の上端に連結している。S1
は楔体31に突設したスプリングガイドである。
【0038】上記構成により、中掘り装置Bを管状ケー
シングC内において地面に接地させると、装置本体2の
自重及びスプリングSの押圧力によってグリッパ30が強
力に張り出されて管状ケーシングCの内周面を確実にグ
リップし、管状ケーシングCの回転力及び推進力をバケ
ット1に確実に伝達させることができるとともに、バケ
ット1を閉じる際に、吊下手段Dにより中央ロッド24を
介してバケット開閉用柱体20及びこれを嵌装している内
管23、及びこれを嵌装している外管22とが引き上げられ
ると、前記楔体係合部22a に係合した楔体31も上昇し、
グリッパ30は傾斜面31a のストローク分だけ後退して先
ずグリップが解除される。さらに、引き上げが継続し
て、バケット作動体16も上昇するとリンク機構14が作動
してバケット1を閉じることとなる。
シングC内において地面に接地させると、装置本体2の
自重及びスプリングSの押圧力によってグリッパ30が強
力に張り出されて管状ケーシングCの内周面を確実にグ
リップし、管状ケーシングCの回転力及び推進力をバケ
ット1に確実に伝達させることができるとともに、バケ
ット1を閉じる際に、吊下手段Dにより中央ロッド24を
介してバケット開閉用柱体20及びこれを嵌装している内
管23、及びこれを嵌装している外管22とが引き上げられ
ると、前記楔体係合部22a に係合した楔体31も上昇し、
グリッパ30は傾斜面31a のストローク分だけ後退して先
ずグリップが解除される。さらに、引き上げが継続し
て、バケット作動体16も上昇するとリンク機構14が作動
してバケット1を閉じることとなる。
【0039】上記構成の掘削機Aの作動について、さら
に、図2〜図6を参照しながら以下に説明する。
に、図2〜図6を参照しながら以下に説明する。
【0040】図2は、中掘り装置Bを管状ケーシングC
へ挿入するために、吊下手段Dにより吊下している状態
であり、クラウンEを離脱し、中央ロッド24を介して子
ワイヤD1のみで吊下している。
へ挿入するために、吊下手段Dにより吊下している状態
であり、クラウンEを離脱し、中央ロッド24を介して子
ワイヤD1のみで吊下している。
【0041】すなわち、中央ロッド24の係合ナット24a
を介して、バケット開閉用柱体20、バケット1、内・外
筒23,22 及び外ケース21等からなる中掘り装置B全体が
吊下されており、中央ロッド24は係合体24b がカム40に
当接規制されている。
を介して、バケット開閉用柱体20、バケット1、内・外
筒23,22 及び外ケース21等からなる中掘り装置B全体が
吊下されており、中央ロッド24は係合体24b がカム40に
当接規制されている。
【0042】このとき、グリッパ30のローラ32a は楔体
31の垂直面31b に接しており、未だ後退位置にある。ま
た、バケット作動体16は作動体用スプリング17により下
方へ付勢されてバケット1は開状態となっている。
31の垂直面31b に接しており、未だ後退位置にある。ま
た、バケット作動体16は作動体用スプリング17により下
方へ付勢されてバケット1は開状態となっている。
【0043】次に、図3に示すように、中掘り装置Bを
管状ケーシングC内に下降させながら挿通し、バケット
1が接地して子ワイヤD1の張力が失われると、装置本体
吊下用筒5が降下し、カム40をカム孔41内で回転させ、
中央ロッド24の係合体24b と係合不可の状態となる。ま
た、外ケース21に対して相対的に昇降自在なバケット開
閉用柱体20、内・外筒23,22 が自重により下降し(前記
垂下ロッド25の係止ナット27とバケット作動体16との間
に設けた楔体31の傾斜面31a の上方移動量に対応するク
リアランスF分)、楔体31の傾斜面31a に沿ってローラ
32a が移動するに伴い、グリッパ30が張出され、その先
端が管状ケーシングCの内周面にしっかりと押しつけら
れて、そのグリップ力により中掘り装置Bを管状ケーシ
ングCに強固に固定して保持することができる。この状
態でケーシング回転装置により管状ケーシングC及び中
掘り装置Bを同時に回転させ、図4に示すように、所望
深さまで掘削作業を行う。
管状ケーシングC内に下降させながら挿通し、バケット
1が接地して子ワイヤD1の張力が失われると、装置本体
吊下用筒5が降下し、カム40をカム孔41内で回転させ、
中央ロッド24の係合体24b と係合不可の状態となる。ま
た、外ケース21に対して相対的に昇降自在なバケット開
閉用柱体20、内・外筒23,22 が自重により下降し(前記
垂下ロッド25の係止ナット27とバケット作動体16との間
に設けた楔体31の傾斜面31a の上方移動量に対応するク
リアランスF分)、楔体31の傾斜面31a に沿ってローラ
32a が移動するに伴い、グリッパ30が張出され、その先
端が管状ケーシングCの内周面にしっかりと押しつけら
れて、そのグリップ力により中掘り装置Bを管状ケーシ
ングCに強固に固定して保持することができる。この状
態でケーシング回転装置により管状ケーシングC及び中
掘り装置Bを同時に回転させ、図4に示すように、所望
深さまで掘削作業を行う。
【0044】図4において、所定深さまで掘削が進行
し、バケット1のセル10を閉じて掘削土の取込みを行う
場合に、子ワイヤD1を引き上げると、中央ロッド24を介
してバケット開閉用柱体20、内筒23、外筒22が上昇し、
楔体係合部22a を介して楔体31も上昇して、グリッパ
30のローラ32a が楔体31の傾斜面31a を転動してグリ
ッパ30が後退し、グリップが解除される。
し、バケット1のセル10を閉じて掘削土の取込みを行う
場合に、子ワイヤD1を引き上げると、中央ロッド24を介
してバケット開閉用柱体20、内筒23、外筒22が上昇し、
楔体係合部22a を介して楔体31も上昇して、グリッパ
30のローラ32a が楔体31の傾斜面31a を転動してグリ
ッパ30が後退し、グリップが解除される。
【0045】さらに、子ワイヤD1の引き上げが継続する
と、図5に示すように、内筒23、外筒22及び楔体31も上
昇するとともに、やがて、バケット作動体16が作動体用
スプリング17に抗して上昇し、リンク機構14が作動して
セル10,10 を閉じ始め、バケット1内に土砂を取込む。
と、図5に示すように、内筒23、外筒22及び楔体31も上
昇するとともに、やがて、バケット作動体16が作動体用
スプリング17に抗して上昇し、リンク機構14が作動して
セル10,10 を閉じ始め、バケット1内に土砂を取込む。
【0046】そして、図6に示すように、管状ケーシン
グCから中掘り装置Bを引き上げ、クラウンEを装置本
体吊下用筒5の上端に係合する。
グCから中掘り装置Bを引き上げ、クラウンEを装置本
体吊下用筒5の上端に係合する。
【0047】図7に示すように、クラウンEを係合した
後、親ワイヤD2,D2 により同クラウンEを介して装置本
体吊下用筒5が引き上げられると、カム40は自重により
回転してカム孔5aに先端を臨ませた位置をとる。そし
て、子ワイヤD1を緩めることにより、作動体用スプリン
グ17がバケット作動体16を付勢してリンク機構14を作動
させ、セル10,10 が開いて土砂の排出を行う。
後、親ワイヤD2,D2 により同クラウンEを介して装置本
体吊下用筒5が引き上げられると、カム40は自重により
回転してカム孔5aに先端を臨ませた位置をとる。そし
て、子ワイヤD1を緩めることにより、作動体用スプリン
グ17がバケット作動体16を付勢してリンク機構14を作動
させ、セル10,10 が開いて土砂の排出を行う。
【0048】その後、再度子ワイヤD1を巻き上げて、中
央ロッド24の係合体24b がカム40と当接させてクラウン
Eを外して図2の状態に復帰させ、中掘り装置Bを再度
管状ケーシングC内に挿通する準備が整う。
央ロッド24の係合体24b がカム40と当接させてクラウン
Eを外して図2の状態に復帰させ、中掘り装置Bを再度
管状ケーシングC内に挿通する準備が整う。
【0049】かかる作業を繰り返し行うことにより、所
望の深さまでの掘削を短時間で、かつ安全に行うことが
でき、作業効率が著しく向上することになる。
望の深さまでの掘削を短時間で、かつ安全に行うことが
でき、作業効率が著しく向上することになる。
【0050】このように、本実施例では、グリップ装置
3の作動を、高価で複雑な構成となる油圧式ではなく、
スプリングSを含む機械力で行いながら強固なグリップ
力を得ることができ、しかも、バケット1を閉じる前に
グリップ力を解除するようにしているので、セル10が石
等をか噛み込んだりしても、装置本体2と管状ケーシン
グCとのグリップは解除されているので中掘り装置Bが
管状ケーシングCから抜け出せなくなるようなおそれが
全くない。
3の作動を、高価で複雑な構成となる油圧式ではなく、
スプリングSを含む機械力で行いながら強固なグリップ
力を得ることができ、しかも、バケット1を閉じる前に
グリップ力を解除するようにしているので、セル10が石
等をか噛み込んだりしても、装置本体2と管状ケーシン
グCとのグリップは解除されているので中掘り装置Bが
管状ケーシングCから抜け出せなくなるようなおそれが
全くない。
【0051】
【発明の効果】本発明は、上記してきた形態で実施され
るものであり、以下の効果を奏する。
るものであり、以下の効果を奏する。
【0052】請求項1記載の発明では、地中に回転圧
入可能とした管状ケーシングと、吊下手段により吊下し
て前記管状ケーシング内に挿脱自在とするとともに、前
記吊下手段の操作に連動するリンク機構を介して開閉す
るバケットと、管状ケーシングの内周面を押圧するよう
にグリッパを張出して、バケットを連結した装置本体を
管状ケーシング内にグリップするグリップ装置とを具備
したケーシング回転式掘削機において、前記グリップ装
置は、グリッパを進退させる楔体と、同楔体を、前記グ
リッパの進出側へ付勢するスプリングとを具備し、しか
も、前記バケットの閉動作に先だって、グリッパを後退
させてグリップを解除するようにしたことにより、掘削
時にはグリッパが楔体によりしっかりと張り出されて確
実にグリップされてバケットが管状ケーシングと一体的
に回転し、バケットを閉じて土砂等を取り込む場合は、
先ず、グリップが解除された後にバケットが閉じて、例
えばバケットが石などを噛み込んで確実に閉じた状態と
ならなくてもバケット及び装置本体の引き上げを確実に
行える。
入可能とした管状ケーシングと、吊下手段により吊下し
て前記管状ケーシング内に挿脱自在とするとともに、前
記吊下手段の操作に連動するリンク機構を介して開閉す
るバケットと、管状ケーシングの内周面を押圧するよう
にグリッパを張出して、バケットを連結した装置本体を
管状ケーシング内にグリップするグリップ装置とを具備
したケーシング回転式掘削機において、前記グリップ装
置は、グリッパを進退させる楔体と、同楔体を、前記グ
リッパの進出側へ付勢するスプリングとを具備し、しか
も、前記バケットの閉動作に先だって、グリッパを後退
させてグリップを解除するようにしたことにより、掘削
時にはグリッパが楔体によりしっかりと張り出されて確
実にグリップされてバケットが管状ケーシングと一体的
に回転し、バケットを閉じて土砂等を取り込む場合は、
先ず、グリップが解除された後にバケットが閉じて、例
えばバケットが石などを噛み込んで確実に閉じた状態と
ならなくてもバケット及び装置本体の引き上げを確実に
行える。
【0053】また、ローコストで構成可能な機械式のグ
リップ装置により確実なグリップ力を得ることができ
る。
リップ装置により確実なグリップ力を得ることができ
る。
【0054】請求項2記載の本発明では、前記楔体に
傾斜面と垂直面とを形成し、掘削時には前記スプリング
により楔体を下方へ付勢して傾斜面でグリッパを張り出
させる一方、バケットの引き上げ時には、スプリングの
付勢力に抗して楔体を上方へ移動させて傾斜面によりグ
リッパを後退させ、さらに、連続した引き上げ動作によ
りバケットを閉じるようにしたことにより、楔体の傾斜
面と垂直面とによって、引き上げ動作に連動するバケッ
ト開閉用のリンク機構の作動開始に時間差を与えるこが
でき、グリップの後退動作をバケットの閉動作よりも確
実に先行させることができる。
傾斜面と垂直面とを形成し、掘削時には前記スプリング
により楔体を下方へ付勢して傾斜面でグリッパを張り出
させる一方、バケットの引き上げ時には、スプリングの
付勢力に抗して楔体を上方へ移動させて傾斜面によりグ
リッパを後退させ、さらに、連続した引き上げ動作によ
りバケットを閉じるようにしたことにより、楔体の傾斜
面と垂直面とによって、引き上げ動作に連動するバケッ
ト開閉用のリンク機構の作動開始に時間差を与えるこが
でき、グリップの後退動作をバケットの閉動作よりも確
実に先行させることができる。
【図1】本発明に係るケーシング回転式掘削機の説明図
である。
である。
【図2】同掘削機の作動状態における中掘り装置の吊下
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図3】同中掘り装置をグリップ装置により管状ケーシ
ング内に保持させた状態を示す説明図である。
ング内に保持させた状態を示す説明図である。
【図4】バケットに掘削した土砂を取り込む直前の状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】バケットの閉動作を示す説明図である。
【図6】バケット内に土砂を取り込んで吊下した状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】土砂をバケットから排出する状態を示す説明図
である。
である。
A ケーシング回転式掘削機 B 中掘り装置 C 管状ケーシング D 吊下手段 S スプリング 1 バケット 2 装置本体 3 グリップ装置 20 バケット開閉用柱体 21 外ケース 22 外筒 23 内筒 24 中央ロッド 30 グリッパ 31 楔体 31a 傾斜面 31b 垂直面
Claims (2)
- 【請求項1】地中に回転圧入可能とした管状ケーシング
(C) と、 吊下手段(D) により吊下して前記管状ケーシング(C) 内
に挿脱自在とするとともに、前記吊下手段(D) の操作に
連動するリンク機構(14)を介して開閉するバケット(1)
と、 管状ケーシング(C) の内周面を押圧するようにグリッパ
(30)を張出して、バケット(1) を連結した装置本体(2)
を管状ケーシング(C) 内にグリップするグリップ装置
(3) とを具備したケーシング回転式掘削機において、 前記グリップ装置(3) は、グリッパ(30)を進退させる楔
体(31)と、同楔体(31)を前記グリッパ(30)の進出側へ付
勢するスプリング(S) とを具備し、しかも、前記バケッ
ト(1) の閉動作に先だって、グリッパ(30)を後退させて
グリップを解除するようにしたことを特徴とするケーシ
ング回転式掘削機。 - 【請求項2】前記楔体(31)に傾斜面(31a) 垂直面(31b)
を形成し、掘削時には前記スプリング(S) により楔体(3
1)を下方へ付勢して傾斜面(31a) でグリッパ(30)を張り
出させる一方、バケット(1) の引き上げ時には、スプリ
ング(S) の付勢力に抗して楔体(31)を上方へ移動させて
傾斜面(31a) によりグリッパ(30)を後退させ、さらに、
連続した引き上げ動作によりバケット(1) を閉じるよう
にしたことを特徴とする請求項1記載のケーシング回転
式掘削機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33420897A JPH11166384A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | ケーシング回転式掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33420897A JPH11166384A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | ケーシング回転式掘削機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166384A true JPH11166384A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18274758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33420897A Pending JPH11166384A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | ケーシング回転式掘削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166384A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100709843B1 (ko) * | 2005-11-03 | 2007-04-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전지 팩 |
| JP2013087417A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Sanwa Kizai Co Ltd | ハンマーグラブの掘削方法およびハンマーグラブ |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33420897A patent/JPH11166384A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100709843B1 (ko) * | 2005-11-03 | 2007-04-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전지 팩 |
| JP2013087417A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Sanwa Kizai Co Ltd | ハンマーグラブの掘削方法およびハンマーグラブ |
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