JPH11166524A - 車輪用転がり軸受ユニット - Google Patents
車輪用転がり軸受ユニットInfo
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- JPH11166524A JPH11166524A JP9335500A JP33550097A JPH11166524A JP H11166524 A JPH11166524 A JP H11166524A JP 9335500 A JP9335500 A JP 9335500A JP 33550097 A JP33550097 A JP 33550097A JP H11166524 A JPH11166524 A JP H11166524A
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Abstract
するハブ28の端部に、等速ジョイント10aを構成す
る為のハウジング部11aを設ける。このハウジング部
11aの内周面に形成した外側係合溝26a、26a、
ハウジング部11a内に設けた内輪22aの外周面に形
成した内側係合溝25a、25aの数を8本とし、玉2
4、24の数を8個とする。玉24、24の数を増やし
た分、この玉24、24の外径を小さくできて、ピッチ
円直径を小さくする事による小型・軽量化を図れる。
Description
軸受ユニットは、所謂第四世代のハブユニットと呼ばれ
るもので、独立懸架式サスペンションに支持された駆動
輪{FF車(前置エンジン前輪駆動車)の前輪、FR車
(前置エンジン後輪駆動車)及びRR車(後置エンジン
後輪駆動車)の後輪、4WD車(四輪駆動車)の全輪}
を、懸架装置に対して回転自在に支持する為に利用す
る。
する為に、外輪と内輪とを転動体を介して回転自在に組
み合わせた車輪用転がり軸受ユニットが、各種使用され
ている。又、独立懸架式サスペンションに駆動輪を支持
する為の車輪用転がり軸受ユニットは、等速ジョイント
と組み合わせて、デファレンシャルギヤと駆動輪との相
対変位や車輪に付与された舵角に拘らず、駆動軸の回転
を上記車輪に対して円滑に(等速性を確保して)伝達す
る必要がある。この様な等速ジョイントと組み合わせ
て、しかも比較的小型且つ軽量に構成できる、所謂第四
世代のハブユニットと呼ばれる車輪用転がり軸受ユニッ
トとして従来から、特開平7−317754号公報に記
載されたものが知られている。
示している。車両への組み付け状態で、懸架装置に支持
した状態で回転しない外輪1(外輪相当部材)は、外周
面にこの懸架装置に支持する為の第一の取付フランジ2
を、内周面に複列の外輪軌道3、3を、それぞれ有す
る。上記外輪1の内側には、第一、第二の内輪部材4、
5を組み合わせて成るハブ6(内輪相当部材)を配置し
ている。このうちの第一の内輪部材4は、外周面の一端
寄り(図4の左寄り)部分に車輪を支持する為の第二の
取付フランジ7を、同じく他端寄り(図4の右寄り)部
分に第一の内輪軌道8を、それぞれ設けた円筒状に形成
している。これに対して、上記第二の内輪部材5は、一
端部(図4の左端部)を、上記第一の内輪部材4を外嵌
固定する為の円筒部9とし、他端部(図4の右端部)
を、ツェッパ型の等速ジョイント10の外輪となるハウ
ジング部11とし、中間部外周面に第二の内輪軌道12
を設けている。そして、上記各外輪軌道3、3と上記第
一、第二の内輪軌道8、12との間にそれぞれ複数個ず
つの転動体13、13を設ける事により、上記外輪1の
内側に上記ハブ6を、回転自在に支持している。
第二の内輪部材5の外周面との互いに整合する位置に
は、それぞれ係止溝14、15を形成すると共に、止め
輪16を、これら両係止溝14、15に掛け渡す状態で
設けて、上記第一の内輪部材4が上記第二の内輪部材5
から抜け出るのを防止している。更に、上記第二の内輪
部材5の一端面(図4の左端面)外周縁部と、上記第一
の内輪部材4の内周面に形成した段部17の内周縁部と
の間に溶接18を施して、上記第一、第二の内輪部材
4、5同士を結合固定している。
6の中間部外周面との間には、ステンレス鋼板等の金属
製で略円筒状のカバー19a、19bと、ゴム、エラス
トマー等の弾性材製で円環状のシールリング20a、2
0bとを設けている。これらカバー19a、19b及び
シールリング20a、20bは、上記複数の転動体1
3、13を設置した部分と外部とを遮断し、この部分に
存在するグリースが外部に漏出するのを防止すると共
に、この部分に雨水、塵芥等の異物が侵入する事を防止
する。又、上記第二の内輪部材5の中間部内側には、こ
の第二の内輪部材5の内側を塞ぐ隔板部21を設けて、
この第二の内輪部材5の剛性を確保すると共に、この第
二の内輪部材5の先端(図4の左端)開口からこの第二
の内輪部材5の内側に入り込んだ異物が、前記ハウジン
グ部11の内側に設けた等速ジョイント10部分にまで
達する事を防止している。
ジング部11と、内輪22と、保持器23と、複数個の
玉24とから成る。このうちの内輪22は、エンジンに
よりトランスミッションを介して回転駆動される、図示
しない駆動軸の先端部に固定される。この内輪22の外
周面には、断面円弧形の内側係合溝25を6本、円周方
向に亙り等間隔に、それぞれ円周方向に対し直角方向に
形成している。又、上記ハウジング部11の内周面で上
記内側係合溝25と対向する位置には、やはり断面円弧
形の外側係合溝26を6本、円周方向に対し直角方向に
形成している。又、上記保持器23は、断面円弧状で全
体を円環状に形成しており、上記内輪22の外周面とハ
ウジング部11の内周面との間に挟持している。この保
持器23の円周方向6個所位置で、上記内側、外側両係
合溝25、26に整合する位置には、それぞれポケット
27を形成し、これら各ポケット27の内側にそれぞれ
1個ずつ、合計6個の上記玉24を保持している。これ
ら各玉24は、それぞれ上記各ポケット27に保持され
た状態で、上記内側、外側両係合溝25、26に沿い転
動自在である。
ットを車両に組み付ける際には、第一の取付フランジ2
により外輪1を懸架装置に支持し、第二の取付フランジ
7により駆動輪を第一の内輪部材4に固定する。又、エ
ンジンによりトランスミッションを介して回転駆動され
る、図示しない駆動軸の先端部を、等速ジョイントを構
成する内輪22の内側にスプライン係合させる。自動車
の走行時には、上記内輪22の回転を、複数の玉24を
介して第二の内輪部材5を含むハブ6に伝達し、上記駆
動輪を回転駆動する。
輪用転がり軸受ユニットの場合、装置の小型・軽量化を
図る事が難しい。この理由は、次の通りである。上述し
た従来の車輪用転がり軸受ユニットに一体に組み込む等
速ジョイント10に設ける内側、外側両係合溝25、2
6と玉24との数は、通常、それぞれ6個ずつとしてい
る。この様な等速ジョイント10を一体に組み込んだ従
来の車輪用転がり軸受ユニットの場合、この等速ジョイ
ント10を構成する上記両係合溝25、26と各玉24
の転動面との転がり疲れ寿命を確保しつつ、必要とする
トルクの伝達を可能にする都合上、上記等速ジョイント
10を構成する各玉24の外径寸法を、或る程度大きく
する必要がある。
ットの場合、上記等速ジョイント10部分が大型化し、
その分、装置全体の重量が嵩む。車輪用転がり軸受ユニ
ットの重量の増大は、自動車のばね下荷重の増大につな
がる為、この車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化
が望まれる。本発明の車輪用転がり軸受ユニットは、上
述の様な事情に鑑みて、車輪用転がり軸受ユニットの小
型・軽量化を図るべく発明したものである。
受ユニットは、前述した従来の車輪用転がり軸受ユニッ
トと同様に、外周面に懸架装置に支持する為の第一の取
付フランジを、内周面に外輪軌道を、それぞれ有し、使
用時にも回転しない外輪相当部材と、外周面の一端寄り
部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、同じ
く中間部に内輪軌道を、それぞれ設け、他端部を等速ジ
ョイントの外輪となるハウジング部とした、使用時に回
転する内輪相当部材と、上記外輪軌道と上記内輪軌道と
の間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、上記ハ
ウジング部の内周面に、円周方向に対し直角方向に形成
された断面円弧形の複数の外側係合溝とを備える。特
に、本発明の車輪用転がり軸受ユニットに於いては、上
記外側係合溝の数を8本としている。
ユニットの場合には、等速ジョイントを構成する外側係
合溝の数を8本としているので、車輪用転がり軸受ユニ
ットの使用時に、上記各外側係合溝を含んで構成する等
速ジョイントの各玉毎に加わる負荷の大きさを、前述し
た従来構造の場合よりも小さくできる。従って、その分
だけ、上記各玉の外径を小さくして、環状に配置したこ
れら各玉の外接円の直径、並びに上記複数の外側係合溝
の外接円の直径を小さくできる。そして、この様に外側
係合溝の外接円の直径を小さくした分、車輪用転がり軸
受ユニットの外径寸法を小さくして、装置全体の小型・
軽量化を図れる。
は、上記等速ジョイントによる回転力の伝達を安定して
行なわせつつ、上記車輪用軸受ユニットの小型・軽量化
を図り、且つ、上記等速ジョイントの耐久性を確保する
為である。即ち、上記外側係合溝を含んで構成するツェ
ッパ型の等速ジョイントによる回転力の伝達を安定して
行なわせる為には、上記外側係合溝と内側係合溝と玉と
を、上記等速ジョイントの直径方向反対側に位置させる
べく、これら外側係合溝と内側係合溝と玉との数を偶数
個にする必要がある。従って、従来6本(個)であった
外側係合溝と内側係合溝と玉との数を増やして等速ジョ
イントの小型・軽量化を図る為には、この数を8本
(個)又は10本(個)にする必要がある。一方、小型
・軽量化を図る為には、この数を増やす程、玉の径を小
さくする必要があり、10個にした場合にはこの径が小
さくなり過ぎて、玉の負荷容量を確保する事が難しくな
る。そこで、上記内側係合溝及び玉の数と同じである、
上記外側係合溝の数を8本とした。
命に影響する、この等速ジョイントの負荷容量は、玉の
直径が同じであると仮定した場合には、玉の数の2/3
乗に比例する。上記外側係合溝の数に合わせて玉の数を
6個から8個に増やした場合には、上記等速ジョイント
の負荷容量が(8/6)2/3 ≒1.21倍となる。この
様に、玉の数を増やす事により等速ジョイントの負荷容
量を約21%増大できるので、この負荷容量を同じとす
る場合には、上記各玉の径をその分小さくできる。そし
て、玉の径を小さくした分、ハウジング部の内周面に形
成する外側係合溝の断面積、並びに内輪の外周面に形成
する内側係合溝の断面積も小さくできる。これらによ
り、上記等速ジョイント部分の直径を小さくして、第四
世代のハブユニットである、車輪用転がり軸受ユニット
の小型・軽量化を図れる。
の1例を示している。懸架装置に支持した状態で回転し
ない外輪1(外輪相当部材)は、外周面にこの懸架装置
に支持する為の第一の取付フランジ2を、内周面に複列
の外輪軌道3a、3bを、それぞれ有する。上記外輪1
の内径側には、ハブ28と内輪29とから成る内輪相当
部材30を、この外輪1と同心に配置している。この内
輪相当部材30の外周面で上記各外輪軌道3a、3bに
対向する部分には、それぞれ第一、第二の内輪軌道8
a、12aを設けている。これら両内輪軌道8a、12
aのうち、第一の内輪軌道8aは、上記ハブ28の中間
部外周面に直接形成している。又、このハブ28の中間
部のうち、上記第一の内輪軌道8aを形成した部分より
も内端寄り(図1の右端寄り)部分に、上記内輪29を
外嵌している。上記第二の内輪軌道12aは、この内輪
29の外周面に形成している。そして、上記各外輪軌道
3a、3bと上記第一、第二の内輪軌道8a、12aと
の間に、それぞれ複数個ずつの転動体13、13を転動
自在に設ける事により、上記外輪1の内側に上記内輪相
当部材30を、回転自在に支持している。
一の内輪軌道8aを上記ハブ28の外周面に直接形成す
る事により、この第一の内輪軌道8aの直径を、上記内
輪29の外周面に形成した第二の内輪軌道12aの直径
よりも小さくしている。又、この様に第一の内輪軌道8
aの直径を第二の内輪軌道12aの直径よりも小さくし
た事に伴い、上記第一の内輪軌道8aと対向する外側
(自動車への組み付け状態で幅方向外側となる側を言
い、図1の左側)の外輪軌道3aの直径を、内側(自動
車への組み付け状態で幅方向中央側となる側を言い、図
1の右側)の外輪軌道3bの直径よりも小さくしてい
る。更に、この外側の外輪軌道3aを形成した、外輪1
の外半部の外径を、上記内側の外輪軌道3bを形成した
部分である、上記外輪1の内半部の外径よりも小さくし
ている。又、図示の例では、この様に第一の内輪軌道8
a及び外側の外輪軌道3aの直径を小さくした事に伴
い、これら第一の内輪軌道8aと外側の外輪軌道3aと
の間に設ける転動体13、13の数を、上記第二の内輪
軌道12aと内側の外輪軌道3bとの間に設ける転動体
13、13の数よりも少なくしている。
のハブ28に車輪を支持固定する為の第二の取付フラン
ジ7を、このハブ28と一体に設けており、この第二の
取付フランジ7に、上記車輪を結合する為の複数本のス
タッド31の基端部を固定している。図示の例の場合に
これら複数本のスタッド31のピッチ円直径は、上述の
様に外輪1の外半部の外径を、同じく内半部の外径より
も小さくした分だけ(上記各スタッド31の頭部32が
上記外輪1の外端部外周面と干渉しない程度に)小さく
している。尚、上記ハブ28の外周面のうちで、上記第
一の内輪軌道8aを形成した部分よりも軸方向内方に存
在する部分の直径は、この第一の内輪軌道8aに対応す
る転動体13、13の内接円の直径よりも小さくしてい
る。この理由は、車輪用転がり軸受ユニットの組み立て
時に、外輪1の外端部内周面に形成した外輪軌道3aの
内径側に複数の転動体13、13を組み付けると共に、
上記外輪1の外端部内周面にシールリング33を内嵌固
定した状態で、この外輪1の内径側に上記ハブ28を挿
入自在とする為である。又、上記ハブ28の中間部外周
面で、上記第一の内輪軌道8aと上記内輪29を外嵌し
た部分との間部分には、全周に亙り凹溝状の肉盗み部3
4を形成して、上記ハブ28の軽量化を図っている。
方向内端側にずれ動くのを防止して、上記各外輪軌道3
a、3bと上記第一、第二の内輪軌道8a、12aとの
間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けた、上記各転動
体13、13に付与した予圧を適正値に保持すべく、上
記ハブ28の外周面内端寄り部に全周に亙り形成した係
止凹溝35に、止め輪36を係止している。この止め輪
36は、それぞれが半円弧状である、1対の止め輪素子
により構成している。この様な止め輪36は、上記各転
動体13、13に適正な予圧を付与すべく、上記内輪2
9を上記ハブ28に対して軸方向外方に押圧しつつ、そ
の内周縁部を上記係止凹溝35に係合させる。上記内輪
29を軸方向外方に押圧している力を解除した状態でも
上記各転動体13、13に適正な予圧を付与したままに
すべく、上記止め輪36として、適切な厚さ寸法を有す
るものを選択使用する。即ち、上記止め輪36として、
厚さ寸法が僅かずつ異なるものを複数種類用意し、上記
係止凹溝35の溝幅等、転がり軸受ユニットの構成各部
材の寸法との関係で適切な厚さ寸法を有する止め輪36
を選択し、上記係止凹溝35に係合させる。従って、こ
の止め輪36を係止凹溝35に係止すれば、上記押圧し
ている力を解除しても、上記内輪29が軸方向内端側に
ずれ動くのを防止して、上記各転動体13、13に適切
な予圧を付与したままに保持できる。
輪素子が直径方向外方に変位し、この止め輪36が上記
係止凹溝35から不用意に抜け落ちる事を防止すべく、
この止め輪36の周囲に、間座50の一部を配置してい
る。この間座50は、上記ハブ28の内端部分に設けた
ハウジング部11aにより構成する等速ジョイント10
a内に、雨水、塵芥等の異物が入り込むのを防止する為
のブーツ37の外端部を外嵌支持する為のものである。
尚、このブーツ37は、ゴム、合成樹脂等の弾性材によ
り一体成形し、中間部を蛇腹状に、両端部を円筒状に、
それぞれ形成している。この様なブーツ37の外端部
は、上記ハブ28の内端部に締り嵌めにより外嵌固定し
た金属製の間座50に外嵌し、抑えバンド38によりこ
の間座50の外周面に抑え付けている。尚、上記ブーツ
37の外端部内周面は、上記間座50の外周面に形成し
た係合溝39に、全周に亙り係合させている。
よりも軸方向外方に突出した部分は断面クランク形に形
成して、全周に亙る抑え部40を構成している。この抑
え部40を構成する為に上記間座50は、上記ハブ28
の内端部に外嵌固定する小径円筒部41と、この小径円
筒部41の外端縁から直径方向外方に折れ曲がった円輪
部42と、この円輪部42の外周縁から軸方向外方に折
れ曲がった大径円筒部43とから成る。そして、このう
ちの円輪部42の外側面を上記止め輪36の内側面に当
接若しくは近接対向させると共に、上記大径円筒部43
の内周面を上記止め輪36の外周面に、当接若しくは近
接対向させている。又、前記外輪1の外端部内周面と上
記ハブ28の中間部外周面との間にはシールリング33
を、上記外輪1の内端部内周面と前記内輪29の内端部
外周面との間には組み合わせシールリング45を、それ
ぞれ設けて、前記複数の転動体13、13を設置した空
間46の両端開口部を塞いでいる。
29と上記ブーツ37の外端部とを外嵌した部分は、等
速ジョイント10aの外輪となるハウジング部11aと
している。このハウジング部11aの内周面には、それ
ぞれ断面形状が円弧形である8本の外側係合溝26a、
26aを、それぞれ円周方向に対し直角方向(図1の左
右方向、図2の表裏方向)に形成している。又、上記ハ
ウジング部11aの内側には、このハウジング部11a
と共に、ツェッパ型の上記等速ジョイント10aを構成
する為の内輪22aを配置している。そして、この内輪
22aの外周面に8本の内側係合溝25a、25aを、
それぞれ円周方向に対し直角方向に形成している。そし
て、これら各内側係合溝25a、25aと上記各外側係
合溝26a、26aとの間に、これら各係合溝25a、
26a毎に1個ずつ、合計8個の玉24、24を、保持
器23のポケット27内に保持した状態で転動自在に設
けている。更に、上記内輪22aの中心部には、スプラ
イン孔47を軸方向に亙り形成している。自動車への組
み付け状態でこのスプライン孔47には、図示しない駆
動軸の端部をスプライン係合させ、上記内輪22a及び
上記8個の玉24、24を介して、上記ハブ28を回転
駆動自在とする。
受ユニットにより、車輪を懸架装置に対して回転自在に
支持する作用は、前述した従来の車輪用転がり軸受ユニ
ットの場合と同様である。特に、本発明の車輪用転がり
軸受ユニットの場合には、上記等速ジョイント10aを
構成する内側、外側両係合溝25a、26aの数を8本
とし、上記玉24、24の数を8個としているので、車
輪用転がり軸受ユニットの使用に伴う、内輪相当部材3
0と外輪1との間でのトルク伝達時に、上記等速ジョイ
ント10aを構成する各玉24、24毎に加わる負荷の
大きさを、前述した従来構造の場合よりも小さくでき
る。従って、その分だけ、上記各玉24、24の外径を
小さくして、環状に配置したこれら各玉24、24の外
接円の直径、並びに上記複数の外側係合溝26a、26
aの外接円の直径を小さくできる。そして、この様に外
側係合溝26a、26aの外接円の直径を小さくした
分、車輪用転がり軸受ユニットの外径寸法を小さくし
て、装置全体の小型・軽量化を図れる。特に、図示の例
の様に、上記各外側係合溝26a、26aの外半部を前
記第二の内輪軌道12aの内径側に配置すれば、車輪用
転がり軸受ユニットの外径寸法だけでなく軸方向寸法も
小さくして、装置全体の小型・軽量化をより有効に図れ
る。この様な本例の構造は、転がり軸受ユニット本体を
構成する第二の内輪軌道12aを、上記各外側係合溝2
6a、26aよりも大径にせざるを得ない。この様な本
例の構造では、上記転がり軸受ユニット本体の外径寸法
が大きくなる。この様な本例の構造では、上記玉24、
24の数を6個から8個に増やして、その分玉24、2
4の外径を小さくし、上記転がり軸受ユニットの外径寸
法を小さくできる本発明の効果が、特に大きくなる。
に、外側の転動体列を構成する各転動体13、13のピ
ッチ円直径を小さくする事により、外輪1の外半部の外
径を小さくできる。そして、この外輪1の外半部の外径
を小さくした分だけ、ハブ28の外周面に設けた第二の
取付フランジ7に固定した複数のスタッド31のピッチ
円直径を小さくできる。従って、上記ハブ28の軸方向
寸法を大きくする事なく、上記スタッド31を支持固定
する上記第二の取付フランジ7の外径を小さくして、車
輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を、更に有効に
図れる。
転動体13、13のピッチ円直径を内側の転動体列を構
成する各転動体13、13のピッチ円直径よりも小さく
する事に伴い、外側の転動体列部分の基本動定格荷重が
内側の転動体列部分の基本動定格荷重よりも小さくな
る。従って、両列に加わる荷重が同じであれば、外側の
転動体列部分の寿命が内側の転動体列部分の寿命よりも
短くなる。これに対して、一般的な自動車では、外側の
転動体列部分に加わる荷重は内側の転動体列部分に加わ
る荷重よりも小さい。この為、上記両列部分の寿命をほ
ぼ同じにする設計が容易になって、無駄のない設計が可
能になる。尚、図示の例では、転動体13、13として
玉を使用しているが、重量の嵩む自動車用の転がり軸受
ユニットの場合には、転動体としてテーパころを使用す
る場合もある。本発明は、勿論、この様に転動体として
テーパころを使用する転がり軸受ユニットにも適用可能
である。
ョイント10aを構成する内側、外側両係合溝25a、
26aの断面の曲率半径R25a 、R26a と、各玉24、
24の外径d24との関係を、従来構造と同じにした場合
には、これら各玉24、24の転動面の剥離寿命を確保
できない場合が考えられる。この様な事情に鑑みて、本
発明を実施する場合には、各玉24、24の外径d24と
の関係で上記内側、外側両係合溝25a、26aの断面
の曲率半径R25a 、R26a を、従来構造の場合よりも少
し大きくする事が好ましい。この理由に就いて、図2〜
3により説明する。
29とハウジング部11aとの間での回転力の伝達時
に、上記内側、外側両係合溝25a、26aと各玉2
4、24とは、図2に誇張して示す様に、これら各玉2
4、24の転動面と上記各係合溝25a、26aの片側
面とが当接する方向に変位する。この変位に伴い、これ
ら各玉24、24は、上記内側、外側両係合溝25a、
26aの開口部に向け、乗り上げる様に変位する。同時
に、これら各玉24、24の転動面と上記内側、外側両
係合溝25a、26aの内面とは、上記等速ジョイント
10aの円周方向を長径とする接触楕円部分で互いに当
接する。例えば、上記各玉24、24の転動面と各外側
係合溝26aの内面とは、図3に示す様な接触楕円48
部分で互いに当接する。一方、上記内側、外側両係合溝
25a、26aにはそれぞれ面取り49a、49bを、
これら各係合溝25a、26aの全長に亙り形成してい
る。上記変位に基づいて上記各玉24、24に関する接
触楕円48が、上記両係合溝25a、26aの開口部に
向けて移動し、この接触楕円48が上記面取り49a、
49b部分に達すると、これら各面取り49a、49b
部分でエッヂロードが発生する。この様なエッヂロード
は、上記各玉24、24の転動面の剥離寿命を低下させ
て上記等速ジョイント10aの耐久性を損なう原因とな
る為、好ましくない。
る為には、上記接触楕円48が上記面取り部49a、4
9bに達しない様にする必要がある。これに対して、従
来の等速ジョイントの場合には、各係合溝の断面の曲率
半径を、各玉の外径の0.504〜0.51倍(50.
4〜51%)程度と、転動面の曲率半径よりも僅かに大
きくしていただけであった為、上記接触楕円の長径が大
きくなり、この接触楕円の端部が上記面取り部49a、
49bに達し易かった。そこで、本発明を実施する場合
に好ましくは、上記内側、外側両係合溝25a、26a
の断面の曲率半径R25a 、R26a を、上記各玉24、2
4の外径d24の0.51〜0.52倍(51〜52%)
程度と、転動面の曲率半径よりも大きくする程度を若干
著しくする。この様に、上記内側、外側両係合溝25
a、26aの断面の曲率半径R25a、R26a を、上記各
玉24、24の転動面の曲率半径よりも大きくする事に
より、上記接触楕円48の長径が小さくなって、この接
触楕円48の端部が上記面取り部49a、49bに達し
にくくなる。この結果、上記各玉24、24の転動面に
エッヂロードが加わりにくくなり、この転動面の剥離寿
命を高め、前記等速ジョイント10aの耐久性向上を図
れる。又、耐久性向上を図れる分、必要とする耐久性を
同じとした場合には、上記等速ジョイント10aを含め
た、車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を更に進
める事ができる。尚、上記接触楕円48の長径を短くす
る為には、上記両係合溝25a、26aの開口寄り部分
の断面の曲率半径を大きくすれば良い。これら各係合溝
25a、26aの中央部分の断面の曲率は、従来通りで
も良い。この為に、上記両係合溝25a、26aの断面
形状を、半楕円形、或はゴシック・アーチ形としても良
い。
用するので、車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化
を図って、この車輪用転がり軸受ユニットを組み込んだ
自動車の性能向上を図れる。
状態で示す、図1のA−A断面に相当する図。
示す、図2のB矢視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 外周面に懸架装置に支持する為の第一の
取付フランジを、内周面に外輪軌道を、それぞれ有し、
使用時にも回転しない外輪相当部材と、外周面の一端寄
り部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、同
じく中間部に内輪軌道を、それぞれ設け、他端部を等速
ジョイントの外輪となるハウジング部とした、使用時に
回転する内輪相当部材と、上記外輪軌道と上記内輪軌道
との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、上記
ハウジング部の内周面に、円周方向に対し直角方向に形
成された断面円弧形の複数の外側係合溝とを備えた車輪
用転がり軸受ユニットに於いて、上記外側係合溝の数を
8本とした事を特徴とする車輪用転がり軸受ユニット。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33550097A JP4026206B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 車輪用転がり軸受ユニット |
| EP03007209A EP1326027B1 (en) | 1997-07-16 | 1998-07-15 | Constant velocity joint for wheels |
| EP98305640A EP0892187B1 (en) | 1997-07-16 | 1998-07-15 | Constant velocity ratio joint |
| DE69828467T DE69828467T2 (de) | 1997-07-16 | 1998-07-15 | Gleichlaufgelenk für Räder |
| DE69833340T DE69833340T2 (de) | 1997-07-16 | 1998-07-15 | Wälzlagereinheit und Gleichlaufgelenk für Räder |
| US09/116,527 US6368223B1 (en) | 1997-07-16 | 1998-07-16 | Rolling bearing unit and constant velocity joint for wheels |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33550097A JP4026206B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 車輪用転がり軸受ユニット |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166524A true JPH11166524A (ja) | 1999-06-22 |
| JPH11166524A5 JPH11166524A5 (ja) | 2005-06-09 |
| JP4026206B2 JP4026206B2 (ja) | 2007-12-26 |
Family
ID=18289279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33550097A Expired - Lifetime JP4026206B2 (ja) | 1997-07-16 | 1997-12-05 | 車輪用転がり軸受ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4026206B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020246833A1 (ko) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | 주식회사 일진글로벌 | 휠베어링 조립체 |
| CN118560193A (zh) * | 2024-08-02 | 2024-08-30 | 杭州科峰轴承有限公司 | 一种高负荷轮毂轴承单元 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102064275B1 (ko) * | 2018-04-02 | 2020-01-09 | 주식회사 일진글로벌 | 차량용 휠 베어링 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP33550097A patent/JP4026206B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020246833A1 (ko) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | 주식회사 일진글로벌 | 휠베어링 조립체 |
| CN118560193A (zh) * | 2024-08-02 | 2024-08-30 | 杭州科峰轴承有限公司 | 一种高负荷轮毂轴承单元 |
| CN118560193B (zh) * | 2024-08-02 | 2024-10-22 | 杭州科峰轴承有限公司 | 一种高负荷轮毂轴承单元 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4026206B2 (ja) | 2007-12-26 |
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