JPH11166865A - 温度測定器 - Google Patents
温度測定器Info
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- JPH11166865A JPH11166865A JP33411597A JP33411597A JPH11166865A JP H11166865 A JPH11166865 A JP H11166865A JP 33411597 A JP33411597 A JP 33411597A JP 33411597 A JP33411597 A JP 33411597A JP H11166865 A JPH11166865 A JP H11166865A
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- Japan
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- tube
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- protective tube
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱電対の寿命が長い温度測定器を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明の温度測定器は、耐火物からなる
先端閉止のパイプ状の外周保護管1と、外周保護管1の
内部に挿入され先端閉止のパイプ状のアルミナ内周保護
管2と、アルミナ内周保護管2の内部に挿入され軸長方
向に二本の挿通孔を持つアルミナ絶縁管3と、同挿通孔
に挿入され先端から突出した測温接点41を持つ熱電対
4とを有する。アルミナ絶縁管3およびアルミナ内周保
護管2は、途中に継ぎ目が無く、一体成形されている。
それゆえ、アルミナ絶縁管3およびアルミナ内周保護管
2の継ぎ目を通して、熱電対4を劣化させる不純物ガス
が熱電対4まで侵入しないので、熱電対4は長寿命を発
揮する。なお、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶
縁管3を形成しているアルミナ材料の純度が、99.5
%以上の高純度であれば、熱電対4の寿命はさらに延び
る。
と。 【解決手段】 本発明の温度測定器は、耐火物からなる
先端閉止のパイプ状の外周保護管1と、外周保護管1の
内部に挿入され先端閉止のパイプ状のアルミナ内周保護
管2と、アルミナ内周保護管2の内部に挿入され軸長方
向に二本の挿通孔を持つアルミナ絶縁管3と、同挿通孔
に挿入され先端から突出した測温接点41を持つ熱電対
4とを有する。アルミナ絶縁管3およびアルミナ内周保
護管2は、途中に継ぎ目が無く、一体成形されている。
それゆえ、アルミナ絶縁管3およびアルミナ内周保護管
2の継ぎ目を通して、熱電対4を劣化させる不純物ガス
が熱電対4まで侵入しないので、熱電対4は長寿命を発
揮する。なお、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶
縁管3を形成しているアルミナ材料の純度が、99.5
%以上の高純度であれば、熱電対4の寿命はさらに延び
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属などの温
度を計測する温度測定器の技術分野に属する。
度を計測する温度測定器の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、先端が閉じた
パイプ状の外周保護管1と、その内部に挿入された先端
が閉じたパイプ状のアルミナ内周保護管2と、アルミナ
内周保護管2の内部に挿入されたアルミナ絶縁管3’
と、アルミナ絶縁管3’に保持されている熱電対4とを
有する温度測定器がある。
パイプ状の外周保護管1と、その内部に挿入された先端
が閉じたパイプ状のアルミナ内周保護管2と、アルミナ
内周保護管2の内部に挿入されたアルミナ絶縁管3’
と、アルミナ絶縁管3’に保持されている熱電対4とを
有する温度測定器がある。
【0003】この温度測定器では、アルミナ内周保護管
2は、外周保護管1と同程度の長さの一体成形物であ
る。一方、アルミナ絶縁管3’は、熱電対4を通す二本
の挿通孔(図略)を持つ所定の長さの複数のアルミナパ
イプ31〜34・・・が軸方向に当接した状態で形成さ
れている。そして、アルミナ絶縁管3’のこれらの当接
部には、それぞれアルミナパイプ31〜34・・・の断
面(端面)Cが位置している。
2は、外周保護管1と同程度の長さの一体成形物であ
る。一方、アルミナ絶縁管3’は、熱電対4を通す二本
の挿通孔(図略)を持つ所定の長さの複数のアルミナパ
イプ31〜34・・・が軸方向に当接した状態で形成さ
れている。そして、アルミナ絶縁管3’のこれらの当接
部には、それぞれアルミナパイプ31〜34・・・の断
面(端面)Cが位置している。
【0004】断面Cについて明示はされていないが、以
上のような構成に近い温度測定器の一例が、特許公報第
2596789号に開示されている。
上のような構成に近い温度測定器の一例が、特許公報第
2596789号に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが前述の従来技
術の温度測定器では、アルミナ内周保護管2’およびア
ルミナ絶縁管3’が断面Cを持っていたので、断面Cか
ら外周保護管1などから発生する不純物のガスが内部に
侵入してしまっていた。それゆえ、熱電対4の白金など
が劣化して温度測定が不正確になったり、さらには熱電
対4が断線したりしてしまっており、熱電対4の寿命が
短かった。
術の温度測定器では、アルミナ内周保護管2’およびア
ルミナ絶縁管3’が断面Cを持っていたので、断面Cか
ら外周保護管1などから発生する不純物のガスが内部に
侵入してしまっていた。それゆえ、熱電対4の白金など
が劣化して温度測定が不正確になったり、さらには熱電
対4が断線したりしてしまっており、熱電対4の寿命が
短かった。
【0006】そこで本発明は、熱電対の寿命が長い温度
測定器を提供することを解決すべき課題とする。
測定器を提供することを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の温度測定器は、
耐火物からなり先端閉止のパイプ状の外周保護管と、外
周保護管の内部に挿入され先端閉止のパイプ状のアルミ
ナ内周保護管と、アルミナ内周保護管の内部に挿入され
軸長方向に二本の挿通孔を持つアルミナ絶縁管と、挿通
孔に挿入され挿通孔の先端から突出した測温接点を持つ
熱電対とを有する。本発明の温度測定器の特徴は、アル
ミナ絶縁管およびアルミナ内周保護管には途中に断面が
無く、両者がそれぞれ一体成形されていることである。
耐火物からなり先端閉止のパイプ状の外周保護管と、外
周保護管の内部に挿入され先端閉止のパイプ状のアルミ
ナ内周保護管と、アルミナ内周保護管の内部に挿入され
軸長方向に二本の挿通孔を持つアルミナ絶縁管と、挿通
孔に挿入され挿通孔の先端から突出した測温接点を持つ
熱電対とを有する。本発明の温度測定器の特徴は、アル
ミナ絶縁管およびアルミナ内周保護管には途中に断面が
無く、両者がそれぞれ一体成形されていることである。
【0008】本発明の温度測定器では、アルミナ絶縁管
およびアルミナ内周保護管は、それぞれ途中に断面が無
い一体成形物であるので、断面から熱電対を劣化させる
ガスが侵入されることが防止されている。それゆえ、本
発明の温度測定器によれば、他の条件が同じであれば、
従来技術の断面Cがある温度測定器よりも長寿命が得ら
れるという効果がある。
およびアルミナ内周保護管は、それぞれ途中に断面が無
い一体成形物であるので、断面から熱電対を劣化させる
ガスが侵入されることが防止されている。それゆえ、本
発明の温度測定器によれば、他の条件が同じであれば、
従来技術の断面Cがある温度測定器よりも長寿命が得ら
れるという効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】ここで、アルミナ内周保護管およ
びアルミナ絶縁管を形成しているアルミナ材料の純度
は、できるだけ高い方が良く、少なくとも99.5%以
上であることが望ましい。すると、アルミナ材料から放
出されるシリコン系の不純物ガス(熱電対の白金を劣化
させる)が減少するので、熱電対の劣化が防止され、温
度測定器はさらに長寿命になる。
びアルミナ絶縁管を形成しているアルミナ材料の純度
は、できるだけ高い方が良く、少なくとも99.5%以
上であることが望ましい。すると、アルミナ材料から放
出されるシリコン系の不純物ガス(熱電対の白金を劣化
させる)が減少するので、熱電対の劣化が防止され、温
度測定器はさらに長寿命になる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の温度測定器の実施例を複数示
し、本発明をさらに具体的に説明する。 [実施例1] (実施例1の構成)本発明の実施例1の温度測定器は、
図1に示すように、外周側から中心に向かって順に、外
周保護管1、アルミナ内周保護管2、アルミナ絶縁管3
および熱電対4を有する。
し、本発明をさらに具体的に説明する。 [実施例1] (実施例1の構成)本発明の実施例1の温度測定器は、
図1に示すように、外周側から中心に向かって順に、外
周保護管1、アルミナ内周保護管2、アルミナ絶縁管3
および熱電対4を有する。
【0011】外周保護管1は、耐火物であるサーメット
(具体的にはMoZrO2 )からなり、先端が閉じてい
るパイプ状の保護管であって、その外径は20mm、内
径は10mm、全長は1000mmである。アルミナ内
周保護管2は、途中に断面がない一体成形物からなる先
端が閉じているパイプ状の保護管であって、外周保護管
1の内部に挿入されている。アルミナ内周保護管2の全
長は約1000mmであって、基端部(図1中の上端
部)で外周保護管1に対して保持されている。なお、ア
ルミナ内周保護管2の外径は8mm、内径は5mmであ
る。
(具体的にはMoZrO2 )からなり、先端が閉じてい
るパイプ状の保護管であって、その外径は20mm、内
径は10mm、全長は1000mmである。アルミナ内
周保護管2は、途中に断面がない一体成形物からなる先
端が閉じているパイプ状の保護管であって、外周保護管
1の内部に挿入されている。アルミナ内周保護管2の全
長は約1000mmであって、基端部(図1中の上端
部)で外周保護管1に対して保持されている。なお、ア
ルミナ内周保護管2の外径は8mm、内径は5mmであ
る。
【0012】アルミナ絶縁管3は、アルミナ内周保護管
2の内部に挿入されており、途中に断面がない一体成形
物であって、軸長方向に内径1mmの二本の挿通孔(図
略)を持つ絶縁性の管である。アルミナ絶縁管3の全長
は約1000mmであって、基端部(図1中の上端部)
で外周保護管1およびアルミナ内周保護管2に対して保
持されている。なお、アルミナ絶縁管3の外径は4mm
である。
2の内部に挿入されており、途中に断面がない一体成形
物であって、軸長方向に内径1mmの二本の挿通孔(図
略)を持つ絶縁性の管である。アルミナ絶縁管3の全長
は約1000mmであって、基端部(図1中の上端部)
で外周保護管1およびアルミナ内周保護管2に対して保
持されている。なお、アルミナ絶縁管3の外径は4mm
である。
【0013】ここで、アルミナ内周保護管3およびアル
ミナ絶縁管3を形成しているアルミナ材料は、純度9
9.7%のアルミナAl2O3である。熱電対4は、線径
0.5mmのRタイプ(白金−白金ロジウム)の熱電対
である。熱電対4の陽脚および陰脚は、アルミナ絶縁管
3の二本の挿通孔にそれぞれ挿入されており、熱電対4
の測温接点41はアルミナ絶縁管3の先端から突出して
いる。
ミナ絶縁管3を形成しているアルミナ材料は、純度9
9.7%のアルミナAl2O3である。熱電対4は、線径
0.5mmのRタイプ(白金−白金ロジウム)の熱電対
である。熱電対4の陽脚および陰脚は、アルミナ絶縁管
3の二本の挿通孔にそれぞれ挿入されており、熱電対4
の測温接点41はアルミナ絶縁管3の先端から突出して
いる。
【0014】なお、外周保護管1、アルミナ内周保護管
2およびアルミナ絶縁管3とは、必ずしも互いに同軸で
あるとは限らず、多少は互いに偏っていることもある。
また、熱電対4に、Rタイプに替えてBタイプ(Pt−
30%Rh/Pt−6%Rh)を採用すれば、さらに高
温の計測にも対応できるようになる。 (実施例1の作用効果)本実施例の温度測定器は、以上
のように構成されているので、以下のような作用効果を
発揮する。
2およびアルミナ絶縁管3とは、必ずしも互いに同軸で
あるとは限らず、多少は互いに偏っていることもある。
また、熱電対4に、Rタイプに替えてBタイプ(Pt−
30%Rh/Pt−6%Rh)を採用すれば、さらに高
温の計測にも対応できるようになる。 (実施例1の作用効果)本実施例の温度測定器は、以上
のように構成されているので、以下のような作用効果を
発揮する。
【0015】本実施例の温度測定器では、アルミナ内周
保護管2ばかりではなく、アルミナ絶縁管3も、途中に
断面が無い一体成形物であるので、断面から熱電対4を
劣化させるガスが侵入されることが防止されている。そ
れゆえ、本実施例の温度測定器によれば、他の条件が同
じであれば、従来技術のアルミナ絶縁管3’に断面Cが
ある温度測定器(図2参照)よりも、長寿命が得られる
という効果がある。
保護管2ばかりではなく、アルミナ絶縁管3も、途中に
断面が無い一体成形物であるので、断面から熱電対4を
劣化させるガスが侵入されることが防止されている。そ
れゆえ、本実施例の温度測定器によれば、他の条件が同
じであれば、従来技術のアルミナ絶縁管3’に断面Cが
ある温度測定器(図2参照)よりも、長寿命が得られる
という効果がある。
【0016】また、この効果は、アルミナ内周保護管2
およびアルミナ絶縁管3を形成しているアルミナ材料の
純度が99.7%と高いことによっても、助長されてい
る。 [実施例2および実施例3]本発明の実施例2および実
施例3として、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶
縁管3を形成しているアルミナ材料の純度を実施例1よ
りも落とし、それぞれ99.5%および96.0%とし
た温度測定器を製作した。実施例2および実施例3にお
いて、その他の条件は全て実施例1と同一である。
およびアルミナ絶縁管3を形成しているアルミナ材料の
純度が99.7%と高いことによっても、助長されてい
る。 [実施例2および実施例3]本発明の実施例2および実
施例3として、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶
縁管3を形成しているアルミナ材料の純度を実施例1よ
りも落とし、それぞれ99.5%および96.0%とし
た温度測定器を製作した。実施例2および実施例3にお
いて、その他の条件は全て実施例1と同一である。
【0017】[比較例1および比較例例2]以上の各実
施例の温度測定器と異なる温度測定器との比較をして、
本発明の各実施例の効果を確認する目的で、比較例1お
よび比較例2の温度測定器を製作した。比較例1および
比較例2では、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶
縁管3を形成しているアルミナ材料の純度は、いずれも
99.5%であって、前述の実施例2と同様である。
施例の温度測定器と異なる温度測定器との比較をして、
本発明の各実施例の効果を確認する目的で、比較例1お
よび比較例2の温度測定器を製作した。比較例1および
比較例2では、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶
縁管3を形成しているアルミナ材料の純度は、いずれも
99.5%であって、前述の実施例2と同様である。
【0018】比較例1の温度測定器では、アルミナ内周
保護管2は実施例2と同様に断面のない一体成型物であ
るが、アルミナ絶縁管3’は長さ100mmの管が10
本つなげられて形成されている。それゆえ、アルミナ絶
縁管3’には、両端面の他に途中に9ヶ所の断面Cがあ
る。また、比較例2の温度測定器では、アルミナ内周保
護管2’(図略)およびアルミナ絶縁管3’の両方が、
それぞれ長さ100mmの管が10本つなげられて形成
されている。それゆえ、両者2’,3’には、両端面の
他に途中にそれぞれ9ヶ所の断面Cがある。
保護管2は実施例2と同様に断面のない一体成型物であ
るが、アルミナ絶縁管3’は長さ100mmの管が10
本つなげられて形成されている。それゆえ、アルミナ絶
縁管3’には、両端面の他に途中に9ヶ所の断面Cがあ
る。また、比較例2の温度測定器では、アルミナ内周保
護管2’(図略)およびアルミナ絶縁管3’の両方が、
それぞれ長さ100mmの管が10本つなげられて形成
されている。それゆえ、両者2’,3’には、両端面の
他に途中にそれぞれ9ヶ所の断面Cがある。
【0019】[各実施例等の比較検討]発明者らは、以
上の実施例1〜3および比較例1,2をそれぞれ10本
ずつ製作し、1550℃の溶鋼に深さ200mmまで1
0時間連続して浸漬させ、その後大気中に14時間以上
放置する試験を繰り返し行った。熱電対4の寿命(累積
浸漬時間)については、10本の試料の平均値が取られ
た。その結果をまとめて次の表1に示す。
上の実施例1〜3および比較例1,2をそれぞれ10本
ずつ製作し、1550℃の溶鋼に深さ200mmまで1
0時間連続して浸漬させ、その後大気中に14時間以上
放置する試験を繰り返し行った。熱電対4の寿命(累積
浸漬時間)については、10本の試料の平均値が取られ
た。その結果をまとめて次の表1に示す。
【0020】
【表1】 ただし、断面なし:全長1000mmにわたって一体成形 断面あり:100mmの管を10本つないで9ヶ所に断面 熱電対の寿命:10回の試験の平均値 上記表1の実験結果から、実施例1の温度測定器は、従
来技術に相当する比較例1の温度測定器に比べて、熱電
対4の寿命が二倍に延びていることが分かる。
来技術に相当する比較例1の温度測定器に比べて、熱電
対4の寿命が二倍に延びていることが分かる。
【0021】また、実施例2と比較例1,2との比較に
より、同じ純度(99.5%)のアルミナ材料からなる
アルミナ内周保護管2,2’およびアルミナ絶縁管3,
3’をもつ温度測定器であっても、断面Cの有無で寿命
が大幅に異なることが分かる。すなわち、アルミナ内周
保護管2の断面Cを無くして一体成形することにより、
熱電対4の寿命は比較例2の80時間から比較例1の1
00時間に若干延びることが分かる。さらに、アルミナ
絶縁管3の断面Cをも無くして一体成形することによ
り、熱電対4の寿命は、比較例2の80時間から実施例
2の150時間に大幅に延びることが分かる。
より、同じ純度(99.5%)のアルミナ材料からなる
アルミナ内周保護管2,2’およびアルミナ絶縁管3,
3’をもつ温度測定器であっても、断面Cの有無で寿命
が大幅に異なることが分かる。すなわち、アルミナ内周
保護管2の断面Cを無くして一体成形することにより、
熱電対4の寿命は比較例2の80時間から比較例1の1
00時間に若干延びることが分かる。さらに、アルミナ
絶縁管3の断面Cをも無くして一体成形することによ
り、熱電対4の寿命は、比較例2の80時間から実施例
2の150時間に大幅に延びることが分かる。
【0022】そのうえ、アルミナ内周保護管2およびア
ルミナ絶縁管3のアルミナ材料の純度を99.7%にま
で高めれば、実施例1のように熱電対4の寿命を200
時間にまで延ばすことができる。以上の比較検討結果か
ら、本発明の温度測定器によれば、熱電対4の寿命を延
命することが可能であるという効果があることが明らか
にされた。
ルミナ絶縁管3のアルミナ材料の純度を99.7%にま
で高めれば、実施例1のように熱電対4の寿命を200
時間にまで延ばすことができる。以上の比較検討結果か
ら、本発明の温度測定器によれば、熱電対4の寿命を延
命することが可能であるという効果があることが明らか
にされた。
【0023】[実施例1の変形態様]実施例1の変形態
様1として、外周保護管1とアルミナ内周保護管2との
隙間、およびアルミナ内周保護管2とアルミナ絶縁管3
との隙間に、純度99.7%以上のアルミナAl2O3か
らなるアルミナ粉末を充填した温度測定器の実施が可能
である。アルミナ粉末5の平均粒径は、例えば300μ
mのように、45μmより大きく1000μm未満であ
ることが望ましい。
様1として、外周保護管1とアルミナ内周保護管2との
隙間、およびアルミナ内周保護管2とアルミナ絶縁管3
との隙間に、純度99.7%以上のアルミナAl2O3か
らなるアルミナ粉末を充填した温度測定器の実施が可能
である。アルミナ粉末5の平均粒径は、例えば300μ
mのように、45μmより大きく1000μm未満であ
ることが望ましい。
【0024】アルミナ粉末は熱伝導度が高いので、外周
保護管1からの熱はアルミナ内周保護管2へ速やかに伝
導され、同様にアルミナ内周保護管2からの熱は熱電対
4の測温接点41に速やかに伝導される作用がある。そ
れゆえ、本変形態様の温度測定器によれば、熱電対4の
応答時間が短くなり、より短時間のうちに溶融金属等の
温度測定が可能になるという効果がある。
保護管1からの熱はアルミナ内周保護管2へ速やかに伝
導され、同様にアルミナ内周保護管2からの熱は熱電対
4の測温接点41に速やかに伝導される作用がある。そ
れゆえ、本変形態様の温度測定器によれば、熱電対4の
応答時間が短くなり、より短時間のうちに溶融金属等の
温度測定が可能になるという効果がある。
【0025】ここで、上記アルミナ粉末の純度は99.
7%以上であるから、アルミナ粉末に含まれるシリコン
等の不純物によって熱電対4が劣化することがほとんど
無い。それゆえ、本変形態様の温度測定器は、前述の実
施例1の温度測定器と同様に長寿命である。また、アル
ミナ粉末の平均粒径が45μmより大きく1000μm
未満であるから、熱電対4の応答時間が長くなることな
しに、アルミナ粉末の熱膨張による破損が防止される
(前述の実施例1の温度測定器では、アルミナ粉末がな
いのでその熱膨張による破損もない)。
7%以上であるから、アルミナ粉末に含まれるシリコン
等の不純物によって熱電対4が劣化することがほとんど
無い。それゆえ、本変形態様の温度測定器は、前述の実
施例1の温度測定器と同様に長寿命である。また、アル
ミナ粉末の平均粒径が45μmより大きく1000μm
未満であるから、熱電対4の応答時間が長くなることな
しに、アルミナ粉末の熱膨張による破損が防止される
(前述の実施例1の温度測定器では、アルミナ粉末がな
いのでその熱膨張による破損もない)。
【0026】したがって、本変形態様の温度測定器によ
れば、前述の実施例1の温度測定器よりも短時間のうち
に溶融金属等の温度測定を可能としながら、熱電対4の
寿命が短くなることがないという効果がある。 [各実施例の変形態様]前述の実施例1〜3の変形態様
として、熱電対4の測温接点41のある先端部付近で
は、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶縁管3に所
定区間にわたって断面Cがなく、逆の基端部付近にだけ
断面Cがある温度測定器の実施も可能である。ここで、
上記先端部から少なくとも室温に近い部分か、室温に近
い補償接点の付近までは断面Cが無く、アルミナ内周保
護管2およびアルミナ絶縁管3は一体成形されているこ
とが望ましい。
れば、前述の実施例1の温度測定器よりも短時間のうち
に溶融金属等の温度測定を可能としながら、熱電対4の
寿命が短くなることがないという効果がある。 [各実施例の変形態様]前述の実施例1〜3の変形態様
として、熱電対4の測温接点41のある先端部付近で
は、アルミナ内周保護管2およびアルミナ絶縁管3に所
定区間にわたって断面Cがなく、逆の基端部付近にだけ
断面Cがある温度測定器の実施も可能である。ここで、
上記先端部から少なくとも室温に近い部分か、室温に近
い補償接点の付近までは断面Cが無く、アルミナ内周保
護管2およびアルミナ絶縁管3は一体成形されているこ
とが望ましい。
【図1】 実施例1の温度測定器の構成を示す側断面図
【図2】 従来技術の温度測定器の構成を示す側断面図
1:外周保護管 2:アルミナ内周保護管 3:ア
ルミナ絶縁管 4:熱電対 41:測温接点 C:断面
ルミナ絶縁管 4:熱電対 41:測温接点 C:断面
Claims (2)
- 【請求項1】 耐火物からなる先端閉止のパイプ状の外
周保護管と、該外周保護管の内部に挿入され先端閉止の
パイプ状のアルミナ内周保護管と、該アルミナ内周保護
管の内部に挿入され軸長方向に二本の挿通孔を持つアル
ミナ絶縁管と、該挿通孔に挿入され該挿通孔の先端から
突出した測温接点を持つ熱電対とを有する温度測定器に
おいて、 前記アルミナ内周保護管および前記アルミナ絶縁管は、
途中に断面が無く、それぞれ一体成形されていることを
特徴とする温度測定器。 - 【請求項2】 前記アルミナ内周保護管および前記アル
ミナ絶縁管を形成しているアルミナ材料の純度は、9
9.5%以上である、請求項1記載の温度測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33411597A JPH11166865A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 温度測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33411597A JPH11166865A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 温度測定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166865A true JPH11166865A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18273699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33411597A Pending JPH11166865A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 温度測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166865A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005315510A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 加熱炉及び温度計並びに炉内温度制御方法 |
| JP2006138647A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Ricoh Co Ltd | 熱電対及び反応系及び結晶成長装置 |
| JP2009517678A (ja) * | 2005-11-30 | 2009-04-30 | アレヴァ・エンセ | 温度計測用チューブ |
| US7712957B2 (en) | 2005-08-24 | 2010-05-11 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Device for measuring temperature in molten metals |
| CN104155014A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-11-19 | 浙江泰索科技有限公司 | 一种温度传感器 |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33411597A patent/JPH11166865A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2009517678A (ja) * | 2005-11-30 | 2009-04-30 | アレヴァ・エンセ | 温度計測用チューブ |
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| CN104155014A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-11-19 | 浙江泰索科技有限公司 | 一种温度传感器 |
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