JPH11168660A - 輝度調整回路 - Google Patents

輝度調整回路

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JPH11168660A
JPH11168660A JP9334084A JP33408497A JPH11168660A JP H11168660 A JPH11168660 A JP H11168660A JP 9334084 A JP9334084 A JP 9334084A JP 33408497 A JP33408497 A JP 33408497A JP H11168660 A JPH11168660 A JP H11168660A
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Tsutomu Nishikawa
務 西河
Kana Matsumura
佳奈 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号処理装置における突出した輝度の周
辺への影響、水平線等低周波成分が多いシーンの場合の
輝度差の喪失を緩和し、かつ画面内全領域で飽和のない
状態にする輝度調整方法を得ることを目的とする。 【解決手段】 水平方向フィルタ処理部3、垂直方向フ
ィルタ処理部5を用い、ウィンドウ内平均値算出部7の
前段で輝度値置換処理を行ない、その値に対しウィンド
ウ内平均値を算出する。一方では全画面内の平均値を算
出し、それらの二つの平均値と対象画素の輝度値との差
分値を加重加算した値を新たなる輝度値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラで取得し
た画素を鮮明なものとしてディスプレイに表示する映像
処理装置において、全画面領域の輝度を飽和のない状態
にする輝度調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の輝度調整回路を図11、図12を
用いて説明する。図11は、従来の輝度調整の回路の一
例を示すブロック図であり、図12は図11の処理過程
を説明するための対象画素のアドレス値ai、ai+1
に対するウィンドウ領域を示した図である。ウィンドウ
領域は対象画素のアドレス値を中心とする矩型領域で、
対象画素のアドレス値がaiの場合、ウィンドウ領域は
aiを中心とする矩型領域であり、対象画素のアドレス
値がai+1の場合、ウィンドウ領域はai+1を中心
とする矩型領域である。図11において撮像部1により
出力される映像信号は、A/D変換部2によりディジタ
ル化される。そして、ウィンドウ設定部8において、対
象画素に対するウィンドウ内の輝度の平均値を求めるた
めのウィンドウの位置、サイズを設定している。ウィン
ドウ設定部8から出力されるウィンドウの位置、サイズ
と前記A/D変換部2の出力を受け、ウィンドウ内平均
値算出部7ではウィンドウ内の輝度の平均値を算出す
る。遅延部9では前記A/D変換部2の対象画素輝度値
の出力と前記ウィンドウ内平均値算出部7の対象画素平
均値の出力のタイミングを合わせるため、前記A/D変
換部2の出力をある一定時間遅延させる。さらに減算器
10では、前記遅延部9より出力される対象画素の輝度
値から前記ウィンドウ内平均値算出部7により出力され
る対象画素に対するウィンドウ内での平均輝度値を減算
し、輝度値を変換する。減算した出力は、ウィンドウ内
の輝度の平均値からの差分値であり対象画素がウィンド
ウ内の輝度の平均値とほぼ等しいときは出力はほぼ0に
なり、平均値と異なる場合は、その差分値のみが出力さ
れる。対象画素は、ラスタスキャンで入力する各画素で
あり、ウィンドウ領域は対象画素を中心とする矩型領域
である。対象画素は、減算を行なう際に、ウィンドウ領
域で計算された平均値と出力タイミングをそろえるため
に、遅延部9により遅れて出力される。減算は全画素に
対して実行するので、出力の輝度分布はより狭い輝度の
範囲に集中する。そして、レベル調整部11により前記
減算器10からの出力される輝度値を、レベル調整値0
を基準としてレベル制御し、ゲイン調整部12により、
前記レベル調整部11から出力される輝度値に外部から
変換可能なゲイン調整値をかけることによって画面内全
領域で飽和のない状態に調整する輝度変換処理を行な
う。前記ゲイン調整部12の出力をD/A変換部13に
よりアナログ化し、前記D/A変換部13から出力され
るアナログビデオ信号をディスプレイ14により表示す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の輝度調整回路は
以上のように構成されているので、画面内全領域で輝度
の飽和は回避出来るものの、画面内に極めて高輝度の物
体を撮像した場合、物体の周辺部が黒く沈んで表示さ
れ、逆に極めて低輝度の物体を撮像した場合、物体の周
辺部が白く浮いたように表示されるという課題があっ
た。もう一つの課題は、水平線等の低周波成分を多く含
むものを撮像した場合、元々持っている輝度情報を完全
に喪失し、水平線を撮像した場合は、水平線より上の空
と下の海の部分の輝度差が無くなって表示されるという
課題があった。
【0004】図13は課題を説明する図である。撮像シ
ーンとして模式的に図13(a)のように、球状の高輝
度物体を撮像したシーンを想定する。図13(b)は画
面上の水平方向1ラインの輝度分布を示した図であり、
PHは球状物体の輝度値で、周囲の輝度値PLと比較し
て極めて高輝度な部分に属する。またWhはウィンドウ
内平均値算出するウィンドウの水平方向のサイズであ
り、対比のために図中に示す。図13(c)はウィンド
ウ内平均値算出部7出力の図13(b)と同一の水平方
向1ラインの分布を示した図である。高輝度物体周辺部
分の平均値は、ウィンドウ内に存在する高輝度物体の輝
度値の影響を受ける。図13(d)は減算器10出力の
図13(b)と同一の水平方向の1ラインの分布を示し
た図で、図13(b)より図13(c)を減算した分布
となる。後段では減算器10の出力に対し、レベル調整
及びゲイン調整が行なわれた後、D/A変換が行なわれ
ディスプレイに表示される。図13(e)は処理画像の
ディスプレイ表示イメージ図であり、高輝度の球状物体
の周辺部は黒く沈んで表示されるという課題があった。
図14は第2の課題を説明する図である。撮像シーンと
して模式的に図14(a)のように、低周波成分を多く
含んだ水平線を撮像したシーンを想定する。図14
(b)は画面上の垂直方向1ラインの輝度分布を示した
図であり、水平線の上方は輝度値SHを有す比較的高輝
度に属する空の部分、水平線の下方は輝度値SLを有す
比較的低輝度に属する海の部分であり、Hinの部分が
水平線の部分を示し、輝度の変化点となる。またWvは
ウィンドウ内平均値算出するウィンドウの垂直方向のサ
イズであり、対比のために図中に示す。図14(c)は
ウィンドウ内平均値算出部7出力の図14(b)と同一
の垂直方向1ラインの分布を示した図である。Hinの
周辺部分の平均値は、Hinの輝度変化の影響を受ける
ものの、それ以外の部分でのウィンドウ内平均値は対象
画素の輝度値とほぼ同一となる。図14(d)は減算器
10出力の図14(b)と同一の垂直方向1ラインの分
布を示した図で、図14(b)より図14(c)を減算
した分布となる。後段では、減算器10の出力に対し、
レベル調整及びゲイン調整が行なわれた後、D/A変換
が行なわれディスプレイに表示される。図14(e)は
処理画像のディスプレイ表示イメージ図であり、水平線
上方の空の部分と下方の海の部分は同じ輝度として表示
され、元々持っている輝度情報が失われるという課題が
あった。
【0005】この発明はウィンドウ内の平均値を元に輝
度値を変換を行なうことによって生じる極めて高輝度の
物体が存在するシーンの場合の高輝度物体周辺の黒沈
み、逆に低輝度の物体が存在するシーンの場合の低輝度
の物体周辺の白浮き、及び水平線等低周波成分が多いシ
ーンの場合の輝度差の喪失を緩和し、かつ映像処理装置
の画面内全領域の輝度を飽和のない状態に調整すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明による輝度調
整回路は、水平方向フィルタの位置とサイズを設定する
水平方向フィルタ設定部、この水平方向フィルタ設定部
から出力されるフィルタの位置とサイズ及びカメラから
出力される映像信号を受けてフィルタ内の対象画素より
右側に配列する画素の平均輝度値と左側に配列する画素
の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画素の輝
度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象画素の
輝度値とする輝度値置換処理を行なう水平方向フィルタ
処理部、垂直方向フィルタの位置とサイズを設定する垂
直方向フィルタ設定部、この垂直方向フィルタ設定部か
ら出力されるフィルタの位置とサイズ及び水平方向フィ
ルタ処理部から出力される輝度値を受けてフィルタ内の
対象画素より上側に配列する画素の平均輝度値と下側に
配列する画素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち
対象画素の輝度値に近い方の値を選択し、その値を新た
な対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を行なう垂直
方向フィルタ処理部とをウィンドウ内平均値算出部の前
段に備えることにより、極めて高輝度の物体が存在する
シーンの場合の高輝度物体周辺の黒沈み、逆に極めて低
輝度の物体が存在するシーンの場合の低輝度の物体周辺
の白浮きを緩和し、かつ映像信号の画面内全領域の輝度
を飽和のない状態に調整することを特徴とするものであ
る。
【0007】また、第2の発明による輝度調整回路は、
ウィンドウの位置とサイズを設定するウィンドウ設定
部、このウィンドウ設定部から出力されるウィンドウの
位置とサイズ及びカメラから出力される映像信号を受け
てウィンドウで指定された領域の輝度の平均値を算出す
るウィンドウ内平均値算出部、カメラから出力される映
像信号をある一定時間遅延させる遅延部、カメラから出
力される映像信号を受けて全画面内の輝度の平均値を算
出する画面内平均値算出部、前記遅延部の出力と前記ウ
ィンドウ内平均値算出部の出力を受けて対象画素の輝度
値から前記ウィンドウ内平均値算出部の出力を減算する
第1の減算器、前記遅延部の出力と前記画面内平均値算
出部の出力を受けて対象画素の輝度値から前記画面内平
均値算出部の出力を減算する第2の減算器、前記第1の
減算器の出力と前記第2の減算器の出力の加算比率を設
定する固定加算比率設定部、前記第1の減算器の出力と
前記固定加算比率設定部の出力を受けて第1の減算器の
出力と設定された加算比率を乗算する第1の乗算器、前
記第2の減算器の出力と前記固定加算比率設定部の出力
を受けて第2の減算器の出力と設定された加算比率を乗
算する第2の乗算器、前記第1の乗算器と前記第2の乗
算器の出力を受けてそれぞれを加算する加算器とを備え
ることにより、水平線等低周波成分が多いシーンの場合
の輝度差の喪失を緩和し、かつ映像信号の画面内全領域
の輝度を飽和のない状態に調整することを特徴とするも
のである。
【0008】また、第3の発明による輝度調整回路は、
ウィンドウの位置とサイズを設定するウィンドウ設定
部、このウィンドウ設定部から出力されるウィンドウの
位置とサイズ及びカメラから出力される映像信号を受け
てウィンドウで指定された領域の輝度の平均値を算出す
るウィンドウ内平均値算出部、カメラから出力される映
像信号をある一定時間遅延させる遅延部、前記カメラか
ら出力される映像信号を受けて全画面内の輝度の平均値
を算出する画面内平均値算出部、前記遅延部の出力と前
記ウィンドウ内平均値算出部の出力を受けて対象画素の
輝度値から前記ウィンドウ内平均値算出部の出力を減算
する第1の減算器、前記遅延部の出力と前記画面内平均
値算出部の出力を受けて対象画素の輝度値から前記画面
内平均値算出部の出力を減算する第2の減算器、前記第
1の減算器の出力を受けて前記第1の減算器の出力と前
記第2の減算器の出力の加算比率を自動的に設定する自
動加算比率設定部、前記第1の減算器の出力と前記自動
加算比率設定部の出力を受けて第1の減算器の出力と設
定された加算比率を乗算する第1の乗算器、前記第2の
減算器の出力と前記自動加算比率設定部の出力を受けて
第2の減算器の出力と設定された加算比率を乗算する第
2の乗算器、前記第1の乗算器と前記第2の乗算器の出
力を受けてそれぞれを加算する加算器を備えることよ
り、水平線等低周波成分が多いシーンの場合の輝度差の
喪失を自動的に緩和し、かつ映像信号の画面内全領域の
輝度を飽和のない状態に調整することを特徴とするもの
である。
【0009】また、第4の発明による輝度調整回路は、
水平方向フィルタの位置とサイズを設定する水平方向フ
ィルタ設定部、この水平方向フィルタ設定部から出力さ
れるフィルタの位置とサイズ及びカメラから出力される
映像信号を受けてフィルタ内の対象画素より右側に配列
する画素の平均輝度値と左側に配列する画素の平均輝度
値を算出し、それらの値のうち対象画素の輝度値に近い
方の値を選択し、その値を新たな対象画素の輝度値とす
る輝度値置換処理を行なう水平方向フィルタ処理部、垂
直方向フィルタの位置とサイズを設定する垂直方向フィ
ルタ設定部、この垂直方向フィルタ設定部から出力され
るフィルタの位置とサイズ及び水平方向フィルタ処理部
から出力される輝度値を受けてフィルタ内の対象画素よ
り上側に配列する画素の平均輝度値と下側に配列する画
素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画素の
輝度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象画素
の輝度値とする輝度値置換処理を行なう垂直方向フィル
タ処理部とをウィンドウ内平均値算出部の前段に備え、
さらにカメラから出力される映像信号をある一定時間遅
延させる遅延部、カメラから出力される映像信号を受け
て全画面内の輝度の平均値を算出する画面内平均値算出
部、前記遅延部の出力と前記ウィンドウ内平均値算出部
の出力を受けて対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内
平均値算出部の出力を減算する第1の減算器、前記遅延
部の出力と前記画面内平均値算出部の出力を受けて対象
画素の輝度値から前記画面内平均値算出部の出力を減算
する第2の減算器、前記第1の減算器の出力と前記第2
の減算器の出力の加算比率を設定する固定加算比率設定
部、前記第1の減算器の出力と前記固定加算比率設定部
の出力を受けて第1の減算器の出力と設定された加算比
率を乗算する第1の乗算器、前記第2の減算器の出力と
前記固定加算比率設定部の出力を受けて第2の減算器の
出力と設定された加算比率を乗算する第2の乗算器、前
記第1の乗算器と前記第2の乗算器の出力を受けてそれ
ぞれを加算する加算器とを備えることにより、極めて高
輝度の物体が存在するシーンの場合の高輝度物体周辺の
黒沈み、逆に極めて低輝度の物体が存在するシーンの場
合の低輝度の物体周辺の白浮き、及び水平線等低周波成
分の多いシーンの場合の輝度差の喪失を緩和し、かつ映
像信号の画面内全領域の輝度を飽和のない状態に調整す
ることを特徴とするものである。
【0010】また、第5の発明による輝度調整回路は、
水平方向フィルタの位置とサイズを設定する水平方向フ
ィルタ設定部、この水平方向フィルタ設定部から出力さ
れるフィルタの位置とサイズ及びカメラから出力される
映像信号を受けてフィルタ内の対象画素より右側に配列
する画素の平均輝度値と左側に配列する画素の平均輝度
値を算出し、それらの値のうち対象画素の輝度値に近い
方の値を選択し、その値を新たな対象画素の輝度値とす
る輝度値置換処理を行なう水平方向フィルタ処理部、垂
直方向フィルタの位置とサイズを設定する垂直方向フィ
ルタ設定部、この垂直方向フィルタ設定部から出力され
るフィルタの位置とサイズ及び水平方向フィルタ処理部
から出力される輝度値を受けてフィルタ内の対象画素よ
り上側に配列する画素の平均輝度値と下側に配列する画
素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画素の
輝度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象画素
の輝度値とする輝度値置換処理を行なう垂直方向フィル
タ処理部とをウィンドウ内平均値算出部の前段に備え、
さらにカメラから出力される映像信号をある一定時間遅
延させる遅延部、カメラから出力される映像信号を受け
て全画面内の輝度の平均値を算出する画面内平均値算出
部、前記遅延部の出力と前記ウィンドウ内平均値算出部
の出力を受けて対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内
平均値算出部の出力を減算する第1の減算器、前記遅延
部の出力と前記画面内平均値算出部の出力を受けて対象
画素の輝度値から前記画面内平均値算出部の出力を減算
する第2の減算器、前記第1の減算器の出力を受けて第
1の減算器の出力と前記第2の減算器の出力の加算比率
を自動的に設定する自動加算比率設定部、前記第1の減
算器の出力と前記自動加算比率設定部の出力を受けて第
1の減算器の出力と設定された加算比率を乗算する第1
の乗算器、前記第2の減算器の出力と前記自動加算比率
設定部の出力を受けて第2の減算器の出力と設定された
加算比率を乗算する第2の乗算器、前記第1の乗算器と
前記第2の乗算器の出力を受けてそれぞれを加算する加
算器とを備えることにより、極めて高輝度の物体が存在
するシーンの場合の高輝度物体周辺の黒沈み、逆に極め
て低輝度の物体が存在するシーンの場合の低輝度の物体
周辺の白浮き、及び水平線等低周波成分が多いシーンの
場合の輝度差の喪失を自動的に緩和し、かつ映像信号の
画面内全領域の輝度を飽和のない状態に調整することを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す輝度調整の回路ブロック図であり、
1は撮像部、2はA/D変換部、3は水平方向フィルタ
処理部、4は水平方向フィルタ設定部、5は垂直方向フ
ィルタ処理部、6は垂直方向フィルタ設定部、7はウィ
ンドウ内平均値算出部、8はウィンドウ設定部、9は遅
延部、10は減算器、11はレベル調整部、12はゲイ
ン調整部、13はD/A変換部、14はディスプレイで
ある。また、図2は、図1の水平方向フィルタ処理の過
程を説明するための図で、対象画素のアドレス値ai、
ai+1に対するフィルタ領域を示した図である。フィ
ルタ領域は対象画素のアドレス値を中心とし、水平方向
に指定された幅を持つ1ラインの領域で、対象画素のア
ドレス値がaiの場合、フィルタ領域はaiを中心とす
る領域であり、対象画素のアドレス値がai+1の場
合、フィルタ領域はai+1を中心とする。また、図3
は、図1の垂直方向フィルタ処理の過程を説明するため
の図で、対象画素のアドレス値ai、ai+1に対する
フィルタ領域を示した図である。フィルタ領域は対象画
素のアドレス値を中心とし、垂直方向に指定された幅を
持つ1ラインの領域で、対象画素のアドレス値がaiの
場合、フィルタ領域はaiを中心とする領域であり、対
象画素のアドレス値がai+1の場合、フィルタ領域は
ai+1を中心とする領域とする。図1において撮像部
1により出力される映像信号は、A/D変換部2により
ディジタル化される。水平方向フィルタ設定部4から出
力されるフィルタの位置とサイズ及びカメラから出力さ
れる映像信号を受けて水平方向フィルタ処理部3ではフ
ィルタ内の対象画素より右側に配列する画素の平均輝度
値と左側に配列する画素の平均輝度値を算出し、それら
の値のうち対象画素の輝度値に近い方の値を選択し、そ
の値を新たな対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を
行なう。次に垂直方向フィルタ設定部6から出力される
垂直方向フィルタの位置とサイズ及び水平方向フィルタ
処理部3から出力される輝度値を受けてフィルタ内の対
象画素より上側に配列する画素の平均輝度値と下側に配
列する画素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対
象画素の輝度値に近い方の値を選択し、その値を新たな
対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を行なう。さら
に、ウィンドウ内平均値算出部7では垂直方向フィルタ
処理部から出力される輝度値を受けてウィンドウ設定部
8で指定された領域の輝度の平均値を算出する。減算器
10では遅延部9によりタイミングの調整が行なわれた
対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内平均値算出部7
の出力を減算する。レベル調整部11では前記ウィンド
ウ内平均値算出部7の出力に対しレベル調整値0を基準
としてレベル制御し、ゲイン調整部12により、前記レ
ベル調整部11から出力される輝度値に外部から変換可
能なゲイン調整値をかけることによって、極めて高輝度
の物体が存在するシーンの場合の高輝度物体周辺の黒沈
み、逆に極めて低輝度の物体が存在するシーンの場合の
低輝度の物体周辺の白浮きを緩和し、かつ画面内全領域
で飽和のない状態に調整した輝度変換処理を行なう。前
記ゲイン調整部12の出力をD/A変換部13によりア
ナログ化し、前記D/A変換部13から出力されるアナ
ログビデオ信号をディスプレイ14により表示する。
【0012】図4と図5は処理の過程を説明するための
図で、図5は特に水平方向フィルタ処理の概要を説明す
る図である。撮像シーンとして模式的に図4(a)のよ
うに、球状の高輝度物体を撮像したシーンを想定する。
図4(b)は画面上の水平方向1ラインの輝度分布を示
した図であり、PHの部分が球状物体の輝度値で、周囲
の輝度値PLと比較して極めて高輝度な部分に属する。
またWhはウィンドウ内平均値算出するウィンドウの水
平方向のサイズ、Fhは水平方向のフィルタ設定部4で
設定された水平方向フィルタの片側のサイズを、対比の
ために図中に示す。図4(c)は水平方向フィルタ処理
部3出力の図4(b)と同一の水平方向1ラインの分布
を示した図である。この場合、水平方向フィルタ処理部
では、球状物体の中央付近で輝度値が落ち込んだ形に変
換される。図5はこの水平方向フィルタ処理の概要を示
すもので、より簡単に説明するために水平方向1ライン
で図5(a)に示す輝度分布をもつ撮像シーンを想定す
る。図5(b)は対象画素のアドレス値ai、ai+
1、ai+2、ai+3、ai+4に対する水平方向フ
ィルタの領域を示した図であり、図5(a)の輝度分布
を持つ画素アドレスと対応するものとする。フィルタ領
域は対象画素のアドレス値を中心とし、水平方向に左右
両側に4画素の幅を持つ1ラインの領域で、対象画素の
アドレス値がaiの場合、フィルタ領域はaiを中心と
する領域であり、対象画素のアドレス値がai+1の場
合、フィルタ領域はai+1を中心とする領域とする。
図5(c)は水平方向フィルタ処理を行なった出力を図
5(a)と同一の水平方向1ラインの分布を示した図で
ある。対象画素のアドレス値がaiの場合、フィルタ内
の対象画素より右側に配列する画素の平均輝度値は数
1、左側に配列する画素の平均輝度値は、数2になる。
【0013】
【数1】
【0014】
【数2】
【0015】それらの値のうち左側に配列する画素の平
均輝度値の方が対象画素の輝度値PLにより近いため、
この値を新たな対象画素の輝度値とする輝度値置換処理
を行なう。対象画素のアドレス値がai+1の場合、フ
ィルタ内の対象画素より右側に配列する画素の平均輝度
値は数3、左側に配列する画素の平均輝度値は数4にな
る。
【0016】
【数3】
【0017】
【数4】
【0018】それらの値のうち右側に配列する画素の平
均輝度値の方が対象画素の輝度値PHにより近いため、
この値を新たな対象画素の輝度値とする輝度値置換処理
を行なう。次に対象画素のアドレス値がai+2の場
合、フィルタ内の対象画素より右側に配列する画素の平
均輝度値は数5、左側に配列する画素の平均輝度値は、
数6になる。
【0019】
【数5】
【0020】
【数6】
【0021】それらの値のうち右側に配列する画素の平
均輝度値の方が対象画素の輝度値PHにより近いため、
この値を新たな対象画素の輝度値とする輝度値置換処理
を行なう。対象画素のアドレス値がai+3、ai+4
の場合も同様な処理を行ない、全ての対象画素に対して
輝度値置換処理を行なう。この結果、図5(a)に対
し、水平方向フィルタ処理を行なうことで、図5(c)
のように中央付近で輝度値が落ち込んだ形に変換され
る。また、水平方向フィルタ処理の後段に垂直方向フィ
ルタ処理を行なうことで、垂直方向にも同様な効果が生
じる。図4(d)はウィンドウ内平均値算出部7出力の
図4(a)と同一の水平方向1ラインの分布を示した図
である。水平方向フィルタ処理部3、垂直方向フィルタ
部5を用い、前段で輝度値置換処理を行なうことで、ウ
ィンドウ内平均値算出部7の出力はこれらが無い場合と
比較して、滑らかになる。図4(e)は減算器10出力
の図4(b)と同一の水平方向1ラインの分布を示した
図で、図4(b)より図4(d)を減算した分布とな
る。後段では、減算器10出力に対し、レベル調整及び
ゲイン調整が行なわれた後、D/A変換が行なわれディ
スプレイに表示される。図4(f)は処理画像のディス
プレイ表示イメージ図であり、高輝度の球状物体の周辺
部の黒く沈むのが緩和される。
【0022】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2を示す輝度調整の回路ブロック図であり、1は撮像
部、2はA/D変換部、7はウィンドウ内平均値算出
部、8はウィンドウ設定部、9は遅延部、10aはこの
遅延部9の出力と前記ウィンドウ内平均値算出部7の出
力を受けて対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内平均
値算出部7の出力を減算する第1の減算器、10bは前
記遅延部9の出力と画面内平均値算出部15の出力を受
けて対象画素の輝度値から前記画面内平均値算出部15
の出力を減算する第2の減算器、11はレベル調整部、
12はゲイン調整部、13はD/A変換部、14はディ
スプレイ、15は画面内平均値算出部、16は前記第1
の減算器10aの出力と前記第2の減算器10bの出力
の加算比率を設定する固定加算比率設定部、17aは前
記第1の減算器10aの出力と前記固定加算比率設定部
16の出力を受けて第1の減算器10aの出力と設定さ
れた加算比率を乗算する第1の乗算器、17bは前記第
2の減算器10bの出力と前記固定加算比率設定部16
の出力を受けて第2の減算器10bの出力と設定された
加算比率を乗算する第2の乗算器、18は前記第1の乗
算器と前記第2の乗算器の出力を受けてそれぞれを加算
する加算器である。図6において撮像部1により出力さ
れる映像信号は、A/D変換部2によりディジタル化さ
れる。ウィンドウ内平均値算出部7ではウィンドウ設定
部8から出力されるウィンドウの位置、サイズと前記A
/D変換部2の出力を受け、ウィンドウ内の輝度の平均
値を算出する。減算器10aでは遅延部9によりタイミ
ングの調整が行なわれた対象画素の輝度値から前記ウィ
ンドウ内平均値算出部7の出力を減算する。一方、画面
内平均値算出部15では、前記A/D変換部2の出力を
受け、全画面内の輝度の平均値を算出する。減算器10
bでは遅延部9によりタイミングの調整が行なわれた対
象画素の輝度値から前記画面内平均値算出部15の出力
を減算する。固定加算比率設定部16では前記減算器1
0aの出力と減算器10bを加重加算する比率をそれぞ
れに設定し、その合計が1となるようにする。第1の乗
算器17aでは前記第1の減算器10aの出力と前記固
定加算比率設定部16の出力を乗算する。同様に第2の
乗算器17bでは前記第2の減算器10bの出力と前記
固定加算比率設定部16の出力を乗算する。加算器18
では乗算器17aと乗算器17bの出力を加算する。レ
ベル調整部11では前記加算器18の出力に対しレベル
調整値0を基準としてレベル制御し、ゲイン調整部12
により、前記レベル調整部11から出力される輝度値に
外部から変換可能なゲイン調整値をかけることによっ
て、水平線等低周波成分が多いシーンの場合の輝度差の
喪失を緩和し、かつ画面内全領域で飽和のない状態に調
整した輝度変換処理を行なう。前記ゲイン調整部12の
出力をD/A変換部13よりアナログ化し、前記D/A
変換部13から出力されるアナログビデオ信号をディス
プレイ14により表示する。
【0023】図7は処理の過程を説明するための図で、
撮像シーンとして模式的に図7(a)のように、低周波
成分を多く含んだ水平線を撮像したシーンを想定する。
水平線の上方は輝度値SHを有す比較的高輝度に属する
空の部分、水平線の下方は輝度値SLを有す比較的低輝
度に属する海の部分である。図7(b)は画面上の垂直
方向1ラインの輝度分布を示した図であり、Hinの部
分が水平線の部分を示し、輝度の変化点となる。またW
vはウィンドウ内平均値算出するウィンドウの垂直方向
のサイズであり、Fvは垂直方向フィルタ設定部6で設
定された垂直方向フィルタの片側のサイズを、対比のた
めに図中に示す。図7(c)はウィンドウ内平均値算出
部7出力の図7(b)と同一の垂直方向1ラインの分布
を示した図である。Hinの周辺部分の平均値は、Hi
nの輝度変化の影響を受けるものの、それ以外の部分で
のウィンドウ内平均値は対象画素の輝度値とほぼ同一と
なる。図7(d)は減算器10aの出力の図7(b)と
同一の垂直方向1ラインの分布を示した図で、図7
(b)より図7(c)を減算した分布となる。画面内平
均値算出部15では全画面内の平均輝度Stが算出され
る。図7(e)は減算器10b出力の図7(b)と同一
の垂直方向1ラインの分布を示した図である。固定加算
比率設定部16では乗算器17aには係数k、乗算器1
7bには係数(1−k)を設定し、それぞれの乗算器で
係数の乗算を行ない加算器18で加算を行なう。但し、
係数kは1以下の値とする。この輝度変換処理はある対
象画素の遅延部9の出力輝度値をSin、同一の対象画
素に対するウィンドウ内平均値算出部7の出力輝度値を
Sw、同一の対象画素に対する画面内平均値算出部15
の出力輝度値をStとすれば、加算器18の出力輝度値
は数7となる。図7(f)は加算器18出力の図7
(b)と同一の垂直方向1ラインの分布を示した図であ
る。さらに後段では、減算器10の出力に対し、レベル
調整及びゲイン調整が行なわれた後、D/A変換が行な
われディスプレイに表示される。図7(g)は処理画像
のディスプレイ表示イメージ図であり、水平線上方の空
の部分と下方の海の部分の輝度差は維持したまま表示さ
れ、このように水平線等低周波成分が多いシーンの場合
の輝度差の喪失が緩和される。
【0024】
【数7】
【0025】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3を示す輝度調整の回路ブロック図であり、1は撮像
部、2はA/D変換部、7はウィンドウ内平均値算出
部、8はウィンドウ設定部、9は遅延部、10aはこの
遅延部9の出力と前記ウィンドウ内平均値算出部7の出
力を受けて対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内平均
値算出部7の出力を減算する第1の減算器、10bは前
記遅延部9の出力と画面内平均値算出部15の出力を受
けて対象画素の輝度値から前記画面内平均値算出部15
の出力を減算する第2の減算器、11はレベル調整部、
12はゲイン調整部、13はD/A変換部、14はディ
スプレイ、15は画面内平均値算出部、17aは前記第
1の減算器10aの出力と自動加算比率設定部19の出
力を受けて第1の減算器10aの出力と設定された加算
比率を乗算する第1の乗算器、17bは前記第2の減算
器10bの出力と前記自動加算比率設定部19の出力を
受けて第2の減算器10bの出力と設定された加算比率
を乗算する第2の乗算器、18は前記第1の乗算器と前
記第2の乗算器の出力を受けてそれぞれを加算する加算
器、19は前記第1の減算器10aの出力を受けて前記
第1の減算器10aの出力と前記第2の減算器10bの
出力の加算比率を自動的に設定する自動加算比率設定部
である。図8において撮像部1により出力される映像信
号は、A/D変換部2によりディジタル化される。ウィ
ンドウ内平均値算出部7ではウィンドウ設定部8から出
力されるウィンドウの位置、サイズと前記A/D変換部
2の出力を受け、ウィンドウ内の輝度の平均値を算出す
る。減算器10aでは遅延部9によりタイミングの調整
が行なわれた対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内平
均値算出部7の出力を減算する。一方、画面内平均値算
出部15では、前記A/D変換部2の出力を受け、全画
面内の輝度の平均値を算出する。減算器10bでは遅延
部9によりタイミングの調整が行なわれた対象画素の輝
度値から前記画面内平均値算出部15の出力を減算す
る。ある対象画素の遅延部9の出力輝度値をSin、同
一の対象画素に対するウィンドウ内平均値算出部7の出
力輝度値をSw、同一の対象画素に対する画面内平均値
算出部15の出力輝度値をStとすれば、自動加算比率
設定部19では数8を満足する係数k1を乗算器17a
に、数9を満足する係数k2を乗算器17bに設定す
る。但し、cは定数、係数k1、k2は1以下の値と
し、SinとSwが等しい場合、k1は0、k2は1と
する。
【0026】
【数8】
【0027】
【数9】
【0028】第1の乗算器17aでは前記第1の減算器
10aの出力と前記自動加算比率設定部19の出力を乗
算する。同様に第2の乗算器17bでは前記第2の減算
器10bの出力と前記自動加算比率設定部19の出力を
乗算する。加算器18では乗算器17aと乗算器17b
の出力を加算し、出力輝度値は数10となる。ここでS
inとSwの差分が大きい場合はk1の値は大きくな
り、ウィンドウ内平均値との差分値の加重が高く、逆に
SinとSwの差分が小さい場合はk2の値は大きくな
り、画面内平均値との差分値の加重が高くなるように前
記自動加算比率設定部19は作用する。レベル調整部1
1では前記加算器18の出力に対しレベル調整値0を基
準としてレベル制御し、ゲイン調整部12により、前記
レベル調整部11から出力される輝度値に外部から変換
可能なゲイン調整値をかけることによって、水平線等低
周波成分が多いシーンの場合の輝度差の喪失を緩和し、
かつ画面内全領域で飽和のない状態に自動調整した輝度
変換処理を行なう。前記ゲイン調整部12の出力をD/
A変換部13によりアナログ化し、前記D/A変換部1
3から出力されるアナログビデオ信号をディスプレイ1
4により表示する。
【0029】
【数10】
【0030】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4を示す輝度調整の回路ブロック図であり、1は撮像
部、2はA/D変換部、3は水平方向フィルタ処理部、
4は水平方向フィルタ設定部、5は垂直方向フィルタ処
理部、6は垂直方向フィルタ設定部、7はウィンドウ内
平均値算出部、8はウィンドウ設定部、9は遅延部、1
0aはこの遅延部9の出力と前記ウィンドウ内平均値算
出部7の出力を受けて対象画素の輝度値からこのウィン
ドウ内平均値算出部7の出力を減算する第1の減算器、
10bは前記遅延部9の出力と画面内平均値算出部15
の出力を受けて対象画素の輝度値からこの画面内平均値
算出部15の出力を減算する第2の減算器、11はレベ
ル調整部、12はゲイン調整部、13はD/A変換部、
14はディスプレイ、15は画面内平均値算出部、16
は前記第1の減算器10aの出力と前記第2の減算器1
0bの出力の加算比率を設定する固定加算比率設定部、
17aは前記第1の減算器10aの出力と前記固定加算
比率設定部16の出力を受けて第1の減算器10aの出
力と設定された加算比率を乗算する第1の乗算器、17
bは前記第2の減算器10bの出力と前記固定加算比率
設定部19の出力を受けて第2の減算器10bの出力と
設定された加算比率を乗算する第2の乗算器、18は前
記第1の乗算器と前記第2の乗算器の出力を受けてそれ
ぞれを加算する加算器である。図9において撮像部1に
より出力される映像信号は、A/D変換部2によりディ
ジタル化される。水平方向フィルタ設定部4から出力さ
れるフィルタの位置とサイズ及びカメラから出力される
映像信号を受けて水平方向フィルタ処理部3ではフィル
タ内の対象画素より右側に配列する画素の平均輝度値と
左側に配列する画素の平均輝度値を算出し、それらの値
のうち対象画素の輝度値に近い方の値を選択し、その値
を新たな対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を行な
う。次に垂直方向フィルタ設定部6から出力される垂直
方向フィルタの位置とサイズ及び水平方向フィルタ処理
部3から出力される輝度値を受けてフィルタ内の対象画
素より上側に配列する画素の平均輝度値と下側に配列す
る画素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画
素の輝度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象
画素の輝度値とする輝度値置換処理を行なう。さらに、
ウィンドウ内平均値算出部7では垂直方向フィルタ処理
部から出力される輝度値を受けてウィンドウ設定部8で
指定された領域の輝度の平均値を算出する。減算器10
では遅延部9によりタイミングの調整が行なわれた対象
画素の輝度値から前記ウィンドウ内平均値算出部7の出
力を減算する。一方、画面内平均値算出部15では、前
記A/D変換部2の出力を受け、全画面内の輝度の平均
値を算出する。減算器10bでは遅延部9によりタイミ
ングの調整が行なわれた対象画素の輝度値から前記画面
内平均値算出部15の出力を減算する。固定加算比率設
定部16では前記減算器10aの出力と減算器10bを
加重加算する比率をそれぞれに設定し、その合計が1と
なるようにする。第1の乗算器17aでは前記第1の減
算器10aの出力と前記固定加算比率設定部16の出力
を乗算する。同様に第2の乗算器17bでは前記第2の
減算器10bの出力と前記固定加算比率設定部16の出
力を乗算する。加算器18では乗算器17aと乗算器1
7bの出力を加算する。レベル調整部11ではこの加算
器18の出力に対しレベル調整値0を基準としてレベル
制御し、ゲイン調整部12により、前記レベル調整部1
1から出力される輝度値に外部から変換可能なゲイン調
整値をかけることによって、極めて高輝度の物体が存在
するシーンの場合の高輝度物体周辺の黒沈み、逆に極め
て低輝度の物体が存在するシーンの場合の低輝度の物体
周辺の白浮き、水平線等低周波成分が多いシーンの場合
の輝度差の喪失を緩和し、かつ画面内全領域で飽和のな
い状態に調整した輝度変換処理を行なう。前記ゲイン調
整部12の出力をD/A変換部13によりアナログ化
し、前記D/A変換部13から出力されるアナログビデ
オ信号をディスプレイ14により表示する。
【0031】実施の形態5.図10はこの発明の実施の
形態5を示す輝度調整の回路ブロック図であり、1は撮
像部、2はA/D変換部、3は水平方向フィルタ処理
部、4は水平方向フィルタ設定部、5は垂直方向フィル
タ処理部、6は垂直方向フィルタ設定部、7はウィンド
ウ内平均値算出部、8はウィンドウ設定部、9は遅延
部、10aはこの遅延部9の出力と前記ウィンドウ内平
均値算出部7の出力を受けて対象画素の輝度値から前記
ウィンドウ内平均値算出部7の出力を減算する第1の減
算器、10bは前記遅延部9の出力と画面内平均値算出
部15の出力を受けて対象画素の輝度値から前記画面内
平均値算出部15の出力を減算する第2の減算器、11
はレベル調整部、12はゲイン調整部、13はD/A変
換部、14はディスプレイ、15は画面内平均値算出
部、17aは前記第1の減算器10aの出力と自動加算
比率設定部19の出力を受けて第1の減算器10aの出
力と設定された加算比率を乗算する第1の乗算器、17
bは前記第2の減算器10bの出力と前記固定加算比率
設定部19の出力を受けて第2の減算器10bの出力と
設定された加算比率を乗算する第2の乗算器、18は前
記第1の乗算器と前記第2の乗算器の出力を受けてそれ
ぞれを加算する加算器、19は前記第1の減算器10a
の出力を受けて前記第1の減算器10aの出力と前記第
2の減算器10bの出力の加算比率を自動的に設定する
自動加算比率設定部である。図10において撮像部1に
より出力される映像信号は、A/D変換部2によりディ
ジタル化される。水平方向フィルタ設定部4から出力さ
れるフィルタの位置とサイズ及びカメラから出力される
映像信号を受けて水平方向フィルタ処理部3ではフィル
タ内の対象画素より右側に配列する画素の平均輝度値と
左側に配列する画素の平均輝度値を算出し、それらの値
のうち対象画素の輝度値に近い方の値を選択し、その値
を新たな対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を行な
う。次に垂直方向フィルタ設定部6から出力される垂直
方向フィルタの位置とサイズ及び水平方向フィルタ処理
部3から出力される輝度値を受けてフィルタ内の対象画
素より上側に配列する画素の平均輝度値と下側に配列す
る画素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画
素の輝度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象
画素の輝度値とする輝度値置換処理を行なう。さらに、
ウィンドウ内平均値算出部7では垂直方向フィルタ処理
部から出力される輝度値を受けてウィンドウ設定部8で
指定された領域の輝度の平均値を算出する。減算器10
では遅延部9によりタイミングの調整が行なわれた対象
画素の輝度値から前記ウィンドウ内平均値算出部7の出
力を減算する。一方、画面内平均値算出部15では、前
記A/D変換部2の出力を受け、全画面内の輝度の平均
値を算出する。減算器10bでは遅延部9によりタイミ
ングの調整が行なわれた対象画素の輝度値から前記画面
内平均値算出部15の出力を減算する。自動加算比率設
定部19では前記第1の減算器の出力をもとに前記第1
の減算器の出力と前記第2の減算器の出力の加算比率を
自動的にそれぞれ設定し、その合計が1となるようにす
る。第1の乗算器17aでは前記第1の減算器10aの
出力と前記自動加算比率設定部19の出力を乗算する。
同様に第2の乗算器17bでは前記第2の減算器10b
の出力と前記自動加算比率設定部19の出力を乗算す
る。加算器18では乗算器17aと乗算器17bの出力
を加算する。レベル調整部11では前記加算器18の出
力に対しレベル調整値0を基準としてレベル制御し、ゲ
イン調整部12により、前記レベル調整部11から出力
される輝度値に外部から変換可能なゲイン調整値をかけ
ることによって、極めて高輝度の物体が存在するシーン
の場合の高輝度物体周辺の黒沈み、逆に極めて低輝度の
物体が存在するシーンの場合の低輝度の物体周辺の白浮
き、水平線等低周波成分が多いシーンの場合の輝度差の
喪失を緩和し、かつ画面内全領域で飽和のない状態に自
動調整した輝度変換処理を行なう。前記ゲイン調整部1
2の出力をD/A変換部13によりアナログ化し、前記
D/A変換部13から出力されるアナログビデオ信号を
ディスプレイ14により表示する。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、水平方向フィルタ
処理、垂直方向フィルタ処理を用い、ウィンドウ内平均
値算出の前段で輝度値置換処理を行なう。置換え後の輝
度値をウィンドウ内平均値算出部の入力とし、ウィンド
ウ内平均値を算出し、対象画素の輝度値から減算する輝
度変換処理を行なうことによって、極めて高輝度の物体
が存在するシーンの場合の高輝度物体周辺の黒沈み、逆
に極めて低輝度の物体が存在するシーンの場合の低輝度
の物体周辺の白浮きを緩和し、かつ画面内全領域で飽和
のない状態に調整することが出来る。
【0033】また、第2の発明によれば、ウィンドウ内
の平均値を算出する一方で、全画面内の平均値を算出
し、対象画素の輝度値に対しそれらの平均値を減算す
る。それらの差分値を加重加算する輝度変換処理を行な
うことによって、水平線等低周波成分が多いシーンの場
合の輝度差の喪失を緩和し、かつ画面内全領域で飽和の
ない状態に調整することが出来る。
【0034】また、第3の発明によれば、ウィンドウ内
の平均値を算出する一方で、全画面内の平均値を算出
し、対象画素の輝度値に対しそれらの平均値を減算す
る。それらの差分値を加重加算し、さらに加重加算する
係数をウィンドウ内の平均値との差分をもとに自動的に
設定可能な輝度変換処理を行なうことによって、水平線
等低周波成分が多いシーンの場合の輝度差の喪失を緩和
し、かつ画面内全領域で飽和のない状態に自動的に調整
することが出来る。
【0035】また、第4の発明によれば、水平方向フィ
ルタ処理、垂直方向フィルタ処理を用い、ウィンドウ内
平均値算出の前段で輝度値置換処理を行なう。置換え後
の輝度値をウィンドウ内平均値算出部の入力とし、ウィ
ンドウ内平均値を算出する。さらにウィンドウ内の平均
値を算出する一方で、全画面内の平均値を算出し、対象
画素の輝度値に対しそれらの平均値を減算し、それらの
差分値を加重加算する輝度変換処理を行なうことによっ
て、極めて高輝度の物体が存在するシーンの場合の高輝
度物体周辺の黒沈み、逆に極めて低輝度の物体が存在す
るシーンの場合の低輝度の物体周辺の白浮き、水平線等
低周波成分が多いシーンの場合の輝度差の喪失を緩和
し、かつ画面内全領域で飽和のない状態に調整すること
が出来る。
【0036】また、第5の発明によれば、水平方向フィ
ルタ処理、垂直方向フィルタ処理を用い、ウィンドウ内
平均値算出の前段で輝度値置換処理を行なう。置換え後
の輝度をウィンドウ内平均値算出部の入力とし、ウィン
ドウ内平均値を算出する。さらにウィンドウ内の平均値
を算出する一方で、全画面内の平均値を算出し、対象画
素の輝度値に対しそれらの平均値を減算し、それらの差
分値を加重加算し、さらに加重加算する係数をウィンド
ウ内の平均値との差分をもとに自動的に設定可能な輝度
変換処理を行なうことによって、極めて高輝度の物体が
存在するシーンの場合の高輝度物体周辺の黒沈み、逆に
極めて低輝度の物体が存在するシーンの場合の低輝度の
物体周辺の白浮き、水平線等低周波成分が多いシーンの
場合の輝度差の喪失を緩和し、かつ画面内全領域で飽和
のない状態に調整することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による輝度調整回路の実施の形態1
を示す図である。
【図2】 対象画素に対する水平方向フィルタの領域を
示した図である。
【図3】 対象画素に対する垂直方向フィルタの領域を
示した図である。
【図4】 この発明による処理の過程を説明するための
図である。
【図5】 この発明による処理の過程を説明するための
図であり、特に水平方向フィルタ処理の概要を説明する
図である。
【図6】 この発明による輝度調整回路の実施の形態2
を示す図である。
【図7】 この発明による処理の過程を説明するための
図である。
【図8】 この発明による輝度調整回路の実施の形態3
を示す図である。
【図9】 この発明による輝度調整回路の実施の形態4
を示す図である。
【図10】 この発明による輝度調整回路の実施の形態
5を示す図である。
【図11】 従来の技術を示す図である。
【図12】 対象画素に対するウィンドウ領域を示した
図である。
【図13】 従来の技術の第1の課題を示した図であ
る。
【図14】 従来の技術の第2の課題を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 撮像部、2 A/D変換部、3 水平方向フィルタ
処理部、4 水平方向フィルタ設定部、5 垂直方向フ
ィルタ処理部、6 垂直方向フィルタ設定部、7 ウィ
ンドウ内平均値算出部、8 ウィンドウ設定部、9 遅
延部、10 減算器、11 レベル調整部、12 ゲイ
ン調整部、13 D/A変換部、14ディスプレイ、1
5 画面内平均値算出部、16 固定加算比率設定部、
17乗算器、18 加算器、19 自動加算比率設定
部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置の画質を調整する輝度調整回路
    において、水平方向フィルタの位置とサイズを設定する
    水平方向フィルタ設定部、この水平方向フィルタ設定部
    から出力されるフィルタの位置とサイズ及びカメラから
    出力される映像信号を受けてフィルタ内の対象画素より
    右側に配列する画素の平均輝度値と左側に配列する画素
    の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画素の輝
    度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象画素の
    輝度値とする輝度値置換処理を行なう水平方向フィルタ
    処理部、垂直方向フィルタの位置とサイズを設定する垂
    直方向フィルタ設定部、この垂直方向フィルタ設定部か
    ら出力されるフィルタの位置とサイズ及び水平方向フィ
    ルタ処理部から出力される輝度値を受けてフィルタ内の
    対象画素より上側に配列する画素の平均輝度値と下側に
    配列する画素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち
    対象画素の輝度値に近い方の値を選択し、その値を新た
    な対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を行なう垂直
    方向フィルタ処理部、ウィンドウの位置とサイズを設定
    するウィンドウ設定部、このウィンドウ設定部から出力
    されるウィンドウの位置とサイズ及び垂直方向フィルタ
    処理部から出力される輝度値を受けてウィンドウで指定
    された領域の輝度の平均値を算出するウィンドウ内平均
    値算出部、前記カメラから出力される映像信号をある一
    定時間遅延させる遅延部、この遅延部の出力と前記ウィ
    ンドウ内平均値算出部の出力を受けて対象画素の輝度値
    から前記ウィンドウ内平均値算出部の出力を減算する減
    算器とを備えたことを特徴とする輝度調整回路。
  2. 【請求項2】 撮像装置の画質を調整する輝度調整回路
    において、ウィンドウの位置とサイズを設定するウィン
    ドウ設定部、このウィンドウ設定部から出力されるウィ
    ンドウの位置とサイズ及びカメラから出力される映像信
    号を受けてウィンドウで指定された領域の輝度の平均値
    を算出するウィンドウ内平均値算出部、前記カメラから
    出力される映像信号をある一定時間遅延させる遅延部、
    前記カメラから出力される映像信号を受けて全画面内の
    輝度の平均値を算出する画面内平均値算出部、前記遅延
    部の出力と前記ウィンドウ内平均値算出部の出力を受け
    て対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内平均値算出部
    の出力を減算する第1の減算器、前記遅延部の出力と前
    記画面内平均値算出部の出力を受けて対象画素の輝度値
    から前記画面内平均値算出部の出力を減算する第2の減
    算器、前記第1の減算器の出力と前記第2の減算器の出
    力の加算比率を設定する固定加算比率設定部、前記第1
    の減算器の出力と前記固定加算比率設定部の出力を受け
    て第1の減算器の出力と設定された加算比率を乗算する
    第1の乗算器、前記第2の減算器の出力と前記固定加算
    比率設定部の出力を受けて第2の減算器の出力と設定さ
    れた加算比率を乗算する第2の乗算器、前記第1の乗算
    器と前記第2の乗算器の出力を受けてそれぞれを加算す
    る加算器を備えたことを特徴とする輝度調整回路。
  3. 【請求項3】 撮像装置の画質を調整する輝度調整回路
    において、ウィンドウの位置とサイズを設定するウィン
    ドウ設定部、このウィンドウ設定部から出力されるウィ
    ンドウの位置とサイズ及びカメラから出力される映像信
    号を受けてウィンドウで指定された領域の輝度の平均値
    を算出するウィンドウ内平均値算出部、前記カメラから
    出力される映像信号をある一定時間遅延させる遅延部、
    前記カメラから出力される映像信号を受けて全画面内の
    輝度の平均値を算出する画面内平均値算出部、前記遅延
    部の出力と前記ウィンドウ内平均値算出部の出力を受け
    て対象画素の輝度値から前記ウィンドウ内平均値算出部
    の出力を減算する第1の減算器、前記遅延部の出力と前
    記画面内平均値算出部の出力を受けて対象画素の輝度値
    から前記画面内平均値算出部の出力を減算する第2の減
    算器、前記第1の減算器の出力を受けて前記第1の減算
    器の出力と前記第2の減算器の出力の加算比率を自動的
    に設定する自動加算比率設定部、前記第1の減算器の出
    力と前記自動加算比率設定部の出力を受けて第1の減算
    器の出力と設定された加算比率を乗算する第1の乗算
    器、前記第2の減算器の出力と前記自動加算比率設定部
    の出力を受けて第2の減算器の出力と設定された加算比
    率を乗算する第2の乗算器、前記第1の乗算器と前記第
    2の乗算器の出力を受けてそれぞれを加算する加算器を
    備えたことを特徴とする輝度調整回路。
  4. 【請求項4】 撮像装置の画質を調整する輝度調整回路
    において、水平方向フィルタの位置とサイズを設定する
    水平方向フィルタ設定部、この水平方向フィルタ設定部
    から出力されるフィルタの位置とサイズ及びカメラから
    出力される映像信号を受けてフィルタ内の対象画素より
    右側に配列する画素の平均輝度値と左側に配列する画素
    の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画素の輝
    度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象画素の
    輝度値とする輝度値置換処理を行なう水平方向フィルタ
    処理部、垂直方向フィルタの位置とサイズを設定する垂
    直方向フィルタ設定部、この垂直方向フィルタ設定部か
    ら出力されるフィルタの位置とサイズ及び水平方向フィ
    ルタ処理部から出力される輝度値を受けてフィルタ内の
    対象画素より上側に配列する画素の平均輝度値と下側に
    配列する画素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち
    対象画素の輝度値に近い方の値を選択し、その値を新た
    な対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を行なう垂直
    方向フィルタ処理部、前記カメラから出力される映像信
    号をある一定時間遅延させる遅延部、前記カメラから出
    力される映像信号を受けて全画面内の輝度の平均値を算
    出する画面内平均値算出部、前記遅延部の出力と前記ウ
    ィンドウ内平均値算出部の出力を受けて対象画素の輝度
    値から前記ウィンドウ内平均値算出部の出力を減算する
    第1の減算器、前記遅延部の出力と前記画面内平均値算
    出部の出力を受けて対象画素の輝度値から前記画面内平
    均値算出部の出力を減算する第2の減算器、前記第1の
    減算器の出力と前記第2の減算器の出力の加算比率を設
    定する固定加算比率設定部、前記第1の減算器の出力と
    前記固定加算比率設定部の出力を受けて第1の減算器の
    出力と設定された加算比率を乗算する第1の乗算器、前
    記第2の減算器の出力と前記固定加算比率設定部の出力
    を受けて第2の減算器の出力と設定された加算比率を乗
    算する第2の乗算器、前記第1の乗算器と前記第2の乗
    算器の出力を受けてそれぞれを加算する加算器とを備え
    たことを特徴とする輝度調整回路。
  5. 【請求項5】 撮像装置の画質を調整する輝度調整回路
    において、水平方向フィルタの位置とサイズを設定する
    水平方向フィルタ設定部、この水平方向フィルタ設定部
    から出力されるフィルタの位置とサイズ及びカメラから
    出力される映像信号を受けてフィルタ内の対象画素より
    右側に配列する画素の平均輝度値と左側に配列する画素
    の平均輝度値を算出し、それらの値のうち対象画素の輝
    度値に近い方の値を選択し、その値を新たな対象画素の
    輝度値とする輝度値置換処理を行なう水平方向フィルタ
    処理部、垂直方向フィルタの位置とサイズを設定する垂
    直方向フィルタ設定部、この垂直方向フィルタ設定部か
    ら出力されるフィルタの位置とサイズ及び水平方向フィ
    ルタ処理部から出力される輝度値を受けてフィルタ内の
    対象画素より上側に配列する画素の平均輝度値と下側に
    配列する画素の平均輝度値を算出し、それらの値のうち
    対象画素の輝度値に近い方の値を選択し、その値を新た
    な対象画素の輝度値とする輝度値置換処理を行なう垂直
    方向フィルタ処理部、前記カメラから出力される映像信
    号をある一定時間遅延させる遅延部、前記カメラから出
    力される映像信号を受けて全画面内の輝度の平均値を算
    出する画面内平均値算出部、前記遅延部の出力と前記ウ
    ィンドウ内平均値算出部の出力を受けて対象画素の輝度
    値から前記ウィンドウ内平均値算出部の出力を減算する
    第1の減算器、前記遅延部の出力と前記画面内平均値算
    出部の出力を受けて対象画素の輝度値から前記画面内平
    均値算出部の出力を減算する第2の減算器、前記第1の
    減算器の出力を受けて前記第1の減算器の出力と前記第
    2の減算器の出力の加算比率を自動的に設定する自動加
    算比率設定部、前記第1の減算器の出力と前記自動加算
    比率設定部の出力を受けて第1の減算器の出力と設定さ
    れた加算比率を乗算する第1の乗算器、前記第2の減算
    器の出力と前記自動加算比率設定部の出力を受けて第2
    の減算器の出力と設定された加算比率を乗算する第2の
    乗算器、前記第1の乗算器と前記第2の乗算器の出力を
    受けてそれぞれを加算する加算器を備えたことを特徴と
    する輝度調整回路。
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WO2016151850A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 日立マクセル株式会社 撮像装置、信号処理装置、および肌診断システム
CN109167987A (zh) * 2018-09-14 2019-01-08 深圳康佳电子科技有限公司 一种基于色块阵列的画质处理方法、显示装置及存储介质

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