JPH111686A - 抗酸化剤 - Google Patents

抗酸化剤

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JPH111686A
JPH111686A JP10135931A JP13593198A JPH111686A JP H111686 A JPH111686 A JP H111686A JP 10135931 A JP10135931 A JP 10135931A JP 13593198 A JP13593198 A JP 13593198A JP H111686 A JPH111686 A JP H111686A
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water
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methanol
green
antioxidant
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Yoshihide Hagiwara
義秀 萩原
Hideaki Hagiwara
秀昭 萩原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 食品、医薬品等の分野において有用な酸化防
止剤を提供すること。 【解決手段】 麦類植物の緑葉成分で、化1と推定され
る、2’−O−グリコシル−イソビテキシンよりなる抗
酸化剤。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は麦類植物の緑葉、殊に大麦の若い
緑葉に由来する強力な酸化防止活性を有する抗酸化成分
に関する。
【0002】従来、天然源由来又は化学合成された、主
として食品、医薬品等の分野で使用されている抗酸化剤
としては、例えば、α‐トコフェロール、アスコルビン
酸等の天然抗酸化剤やブチルヒドロキシアニリール(B
HA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)等のフ
ェノール系合成抗酸化剤等が知られている。
【0003】一方、本発明者らは、抗腫瘍作用、抗高脂
血症作用、血糖低下作用、抗ウイルス作用等の数多くの
生理作用を有する成分を含むことが明らかにされている
麦類植物の緑葉に着目し、抗酸化性という立場からその
成分の検討を行なった。
【0004】その結果、今回、麦類植物の緑葉成分中
に、α‐トコフェロールと同等ないしそれ以上に強力な
酸化防止活性を有する成分が含まれていることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0005】しかして、本発明の1つの態様によれば、
麦類植物の緑葉成分であって、n‐ヘキサンに実質的に
不溶性で且つ含水率が0〜80%の含水エタノールに可
溶性である成分よりなる抗酸化活性物質が提供される。
【0006】また、本発明のもう1つの態様によれば、
麦類植物の緑葉成分であって、n‐ヘキサンに実質的に
不溶性で且つ含水率が0〜80%の含水エタノールに可
溶性であり、さらに含水率が0〜80%の含水メタノー
ルに可溶性である成分よりなる抗酸化活性物質が提供さ
れる。
【0007】以下、本発明の抗酸化活性物質についてさ
らに詳細に説明する。なお、本明細書における含水アル
コールの含水率%はv/v%による。
【0008】原料となる緑色植物としては、麦類植物が
好適であるが、それ以外に、クローバー、アルフアルフ
ア、ケール、ホウレン草、レタス、パセリ、セロリ、キ
ヤベツ、白菜、水葉、ピーマン、ニンジン緑葉、大根緑
葉、ササ、アシタバなどの、牧草類、野菜類、山野草類
植物;さらにスピルリナ、クロレラ、ワカメ、青ノリな
どの淡水産もしくは海水産緑色藻類、等もまた使用する
ことができる。
【0009】本発明において好適に使用される麦類植物
としては、大麦が最も適しているが、その他に、小麦、
裸麦、エン麦、ハト麦、トウモロコシ、キビ、イタリア
ンダイグラスなどもまた使用することができる。
【0010】本発明では、これら緑色植物、殊に麦類植
物の中でも成熟期前に収穫した若い植物の新鮮な茎及び
/又は葉の部分(本明細書ではこれらを総称して「緑
葉」という)が特に適している。
【0011】緑色植物、例えば麦類植物の緑葉はまず、
ミキサー、ジューサー、等の機械的破砕手段によって搾
汁し、必要に応じて、篩別、濾過等の手段によって粗固
形分を除去することにより搾汁液(以下、これを「青
汁」という)を調製する。
【0012】次いで、この青汁をそのままで、或いはそ
れを凍結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥する
ことにより得られる青汁粉末を充分量の水又はn‐ヘキ
サンで抽出処理する。この抽出処理は通常室温で行なう
ことができ、場合によっては2回又はそれ以上繰り返し
行なってもよく、それによつて、水可溶性成分又はn‐
ヘキサンに実質的に不溶性の成分を分離回収する。回収
された抽出成分はこの段階で前記と同様にして乾燥し固
形化することができる。
【0013】かくして得られる水可溶性成分又はn‐ヘ
キサン不溶性成分を次いで含水率が0〜80%、好まし
くは10〜70%、さらに好ましくは15〜50%の含
水エタノール、例えば含水率20%の含水エタノールで
抽出処理を行ない、該含水エタノールに可溶性の成分を
分離回収する。
【0014】この含水エタノールによる抽出処理は、前
記の如くして調製される青汁もしくはそれから水不溶性
成分を完全に除去した緑葉の水溶性成分又はそれらを凍
結乾燥、噴霧乾燥等の適当な乾燥手段で乾燥して得られ
る粉末に対して直接行なうこともできる。
【0015】このようにして回収された含水エタノール
可溶性成分は、そのままで或いは濃縮又は溶媒を留去す
ることにより、本発明の抗酸化活性物質として使用する
ことができる。
【0016】さらに、本発明によれば所望に応じて、上
記含水エタノール可溶成分を適当な吸着剤、例えばSty
rene‐DVB樹脂吸着剤(例えば、ローム・アンド・ハ
ース社製、アンバーライトR吸着剤XAD‐2)等で処
理し且つ含水率0〜80%、好ましくは20〜70%、
さらに好ましくは30〜60%の含水メタノールで溶離
処理を行なうことによって、該含水メタノールに可溶性
の成分を回収することができる。これによってさらに酸
化防止活性に優れた画分を取得することができる。
【0017】さらにまた、このようにして大麦から回収
される含水メタノール可溶性成分は、例えば含水率が3
0〜70%、好ましくは40〜60%の含水メタノール
を用いて再結晶精製することにより、抗酸化活性物質の
本体を微黄色結晶として取得することができる。このよ
うにして単離された抗酸化活性物質の本体は、NMR、
質量分析等の分析の結果、下記式
【0018】
【化1】
【0019】で示される構造を有する2’−O−グリコ
シル−イソビテキシンであることが同定された(後記実
施例1参照)。
【0020】上記構造式又はこれに類する構造を有する
抗酸化活性物質が、麦類植物をはじめとする緑色植物の
緑葉中に含まれており、それが本発明の抗酸化活性物質
の有効成分をなしているものと推定される。
【0021】本発明の抗酸化活性物質は後記実施例から
明らかなようにα‐トコフェロールと同等ないしそれ以
上の強力な酸化防止活性を有しており、例えば、食品、
医薬品等の分野における酸化防止剤として有用である。
【0022】例えば、本発明の抗酸化活性物質は、原料
の緑葉中に通常含まれる各種金属元素や食品の変性を促
進する物質等が除去されており、抗酸化性が要求される
食品、医薬品等の分野における各種の無機又は有機(組
成)物に有利に配合することができる。例えば、本発明
の抗酸化活性物質は、必要により、シクロデキストリ
ン、クラウンエーテル等による包接を行なった後、果
糖、ブドウ糖、デキストリン、デンプン等の糖類;アミ
ノ酸類;クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸等の有
機酸;各種ビタミン類;着色料、香料、各種増粘剤等と
混合することができる。特に本発明の抗酸化活性物質
は、配合した組成物の水溶性、透明性に実質的に悪影響
を与えることがないので、水性の組成物にあつては、濾
過滅菌が可能である。
【0023】また、本発明の抗酸化活性物質は、タル
ク、亜鉛華、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、二酸
化チタン、カオリン、リン酸カルシウム等の医薬、塗
料、化粧品、発泡剤等の原料に混合しまたは噴霧乾燥、
真空乾燥等により粉末として配合することにより、新規
な工業製品の製造が可能となり、しかも製品の品質にも
変化を起こさせない等の利点を有する。しかも水溶性
で、更にアルコール可溶性を有する抗酸化活性物質は、
無機および有機組成物の安定化にも役立ち、きわめて優
れた新規製品、例えば、ポリマー製造用酸化防止剤;エ
マルジヨン塗料;香粧料;紙製品;食品;医薬品;医療
用材料等の製造を可能にするものである。
【0024】次に実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。
【0025】
【実施例1】 (活性成分の分画と調製法) 成熟期前の大麦の青汁の凍結乾燥粉末20gにn‐ヘキ
サン500mlを加え常温で約5分間よく撹拌した後、
不溶成分を遠心分離(8000rpm、10min)に
より分離し、さらに分離した不溶成分にn‐ヘキサン5
00mlを加え、同様の操作を繰り返しn‐ヘキサン不
溶成分を得た。
【0026】この不溶成分に、含水率20v/v%のエ
チルアルコール500mlを加え常温で約5分間よく撹
拌した後、不溶分を濾別する。濾別した不溶分を再度含
水率20v/v%のエチルアルコール500mlで同様
に処理し、得られる濾液を合わせて、減圧下に溶媒を留
去擦する。これによってエチルアルコール抽出物13.
0gを得た。
【0027】このエチルアルコール可溶分をアンバーラ
イトXAD‐2カラムに吸着させた後、蒸留水、含水率
がそれぞれ80、60、40、20及び0v/v%の含
水メタノール、ならびにアセトンで順次離溶させ、溶出
液を得た。
【0028】各溶出液は減圧蒸留にて溶媒を留去し、そ
の結果、水抽出物4.77g、20%メタノール抽出物
180mg、40%メタノール抽出物131mg、60
%メタノール抽出物199mg、80%メタノール抽出
物32mg、100%メタノール抽出物165mg、ア
セトン抽出物0.87mg、を得た(ここで、メタノー
ルの%は含水メタノール中のメタノール濃度v/v%で
ある)。
【0029】上記の如くして得られた60%メタノール
抽出物を、さらに60%メタノールを用いて再結晶し、
180mgの微黄色の結晶を得た。この結晶の構造決定を
質量分析及びNMRにより行った。
【0030】質量分析はFAB−MS:VG ZAB−
2F、(Xenon Gun)(Jon Tech)型質量分析装置を用いて
行い、図1に示す結果が得られた。この質量スペクトル
からm/z=595に[M+H+]のピークがみられ、
分子量は594であることが決定され、元素分析の結果
と併せて考慮するとき、本物質の分子式はC273015
であると判断される。
【0031】本物質の紫外線吸収スペクトルをH2O及
びメタノール中で測定したところ、それぞれ図2及び図
3に示すようになりフラボノイドグルコシドの吸収を示
した。
【0032】赤外線吸収スペクトルをJASCO FT
/IR−7000SによりKBr法を適用して測定した
結果を図4に示す。3422cm-1にOH基の存在を示し
ている。
【0033】本物質は常法により塩酸−メタノールで加
水分解するときグルコースを1分子遊離して、イソビテ
キシンを生成した。
【0034】さらに、本物質の13C NMRスペクトル
(500MHz)を、精製抗酸化活性物質25mgを用い
てGE OMEGA 300型核磁気共鳴スペクトル吸
収測定装置によりテトラメチルシラン[TMS、(CH
3)4Si]を内部標準として用いて測定し、図5に示す
結果を得た。図5においては、化学シフトをδで表示し
た。精製抗酸化活性物質はMeOH−d4中で27炭素
原子に対するシグナルを与え、イソビテキシンの13C−
NMRの標準値[Ramarathnam, N., Osawa, T.,Namiki,
M. and Kawakishi, S.: J.Agric. Food Chem., 37
316−319(1989)]を基礎として次の構造式
であることを推定した。
【0035】
【化2】
【0036】本発明は、この構造式より、2’−O−グ
ルコシル−イソビテキシンと命名する。
【0037】
【実施例2】 (活性成分の分画と調製法) 成熟期前の小麦の青汁の凍結乾燥粉末20gを、実施例
1と同様に処理して60%メタノール抽出物118mgを
得た。さらに該抽出物を60%メタノールにより再結晶
を繰り返して、106mgの白色の結晶を得た。本物質は
実施例1で得られたと同じ物質であつた。
【0038】
【実施例3】 (活性成分の分画と調製法) 成熟期前のコンフリーの青汁の凍結乾燥粉末20gを、
実施例1と同様に処理して60%メタノール抽出物40
mgを得た。さらに該抽出物を60%メタノールにより再
結晶を繰り返して37mgの白色の結晶を得た。本物質は
実施例1で得られたと同じ物質であつた。
【0039】
【実施例4】 (TBA法による過酸化脂質の測定) リノール酸7.5mgにα‐トコフェロール0.22mg
又は実施例1で得られた各抽出物0.22mgを加え、
これに、フェントン試液(FeCl2、H22)200μ
lを加え、37℃で16時間インキュベートした(全量
5ml)。
【0040】この液0.2mlに、8%SDS1)水溶液0.
2ml、酢酸緩衝液(PH3.5)1.5ml及び0.67%
TBA2)水溶液1.5mlを加え、沸騰水浴中(95‐1
00℃)で1時間加熱した。
【0041】冷後、ブチルアルコール5mlを加え、激
しく振とうした後、遠心分離(2000rpm、10m
in)にてブチルアルコール層を分取し、ブチルアルコ
ール層の535nmにおける吸光度を測定した。結果を図
6に示す。
【0042】註 1)SDS=ドデシル硫酸ナトリウム 2)TBA=チオバルビツール酸
【0043】
【実施例5】 (脂質可酸化生成物、MD3)及び4NH
(4−ヒドロキシノネナール)のガスクロマトグラフィ
分析) ミクロソーム及びアラキドン酸7.5mgにα‐トコフ
ェロール0.22mg又は実施例1で得られた抗酸化活性
物質0.22mgを加え、これにトリス塩酸緩衝液(0.0
5M Trizma HCl、PH7.4;0.15M KC
l;0.2%SDS)5mlを加え、軽く振り混ぜて懸濁
し、さらにフェントン試液(FeCl2、H2 2)200
μlを加え、37℃にて16時間反応させた。4%BH
4)50μlを加えて、反応を停止させた後、N‐メチ
ルヒドラジン40μlを加えて室温にて1時間、N‐メ
チルヒドロアジン誘導体を生成させ、これに飽和食塩水
15mlを加え、ジクロロメタン5mlで3時間抽出した。
【0044】ジクロロメタン層を分取し、一定量のガス
クロマトグラフィ内部標準液(I.S.)を加え、さら
にジクロロメタンにて正確に10mlとしてガスクロマト
グラフィ分析用試料とし、以下の条件下にクロマトグラ
フィーにかけた。
【0045】 キャピラリーカラム:DB‐WAX 25m×0.25mm カラム温度:35℃(保持1.0分)─190℃(保持20分) 昇温 40℃/分 注入口温度:250℃ 検出器温度:300℃ 検出器:NPD(nitorogen‐phosphorus detector) キャリア‐ガス:ヘリウム 結果を図7〜9に示す。これらのクロマトグラフチャー
トから、イソビテキシンにグルコース分子1個が結合し
た構造を有する本発明の抗酸化活性物質は、MAの生成
のみならず、4HN(4−ヒドロキシノネナール)の生
成も著しく抑制し、α−トコフエロールよりも強い抗酸
化作用を示すことが明らかとなつた。
【0046】註) 3)MAD=マロンジアルデヒド 4)BHT−ブチルヒドロキシトルエン
【0047】
【実施例6】実施例1で得た青汁粉末100gにn−ヘ
キサン2.5リツトルを加えて、常温で約5分間撹拌
後、不溶成分を遠心分離(8000rpm、10mi
n.)により分離し、更に不溶成分にn−ヘキサン2.
5リツトルを加え、同様の操作を繰り返し、n−ヘキサ
ン不溶成分を得た。
【0048】この不溶成分に含水率20v/v%のエタ
ノール2.5リツトルを加え、抽出を同様の操作により
繰り返し、得られる含水率20v/v%のエタノールに
可溶性成分を減圧下にエタノールを留去して、含水率2
0v/v%のエタノールにより抽出される画分を72g
得た。
【0049】本画分60gをアンバーライトXAD−2
カラムに吸着させた後蒸留し、含水率80、60、4
0、20及び0v/v%のメタノールおよびアセトンで
順次流出させた。
【0050】溶出液を減圧蒸留して溶媒を留去して、水
抽出物27g、20%メタノール抽出物1.1g、40
%メタノール抽出物680mg、60%メタノール抽出物
1.5g、80%メタノール抽出物170mg、アセトン
抽出物5.3mgを得た。これとは別に同様の方法で調製
した60%メタノール抽出物1.5gを再結晶して2’
−O−グルコシル−イソビテキシン1.2gを得た。
【0051】β−カロチンを含有する表1および表2に
示す組成のモデルジユースを調製して、pH3およびp
H5における60%メタノール抽出物および2’−O−
グルコシル−イソビテキシンのβ−カロチンに対する抗
酸化活性を水およびビタミンCを対照として測定した。
【0052】β−カロチンの定量は、日本薬学会編:衛
生試験法・注解、p347〜349(1990年、金原
出版株式会社)に準拠して行った。
【0053】
【表1】
【0054】H2Oにて100mlとする。pHは3.0に
調製した。
【0055】※カロチンベース:三栄化学(株)製
【0056】
【表2】
【0057】H2Oにて100mlとする。pHは5.05
に調製した。
【0058】※カロチンベース:三栄化学(株)製 表3および表4に各画分のβ−カロチンに対する抗酸化
活性を示す。反応温度18℃であつた。
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【実施例7】大麦若葉の緑葉を洗浄した後、搾汁して得
られた青汁を噴霧乾燥、凍結乾燥等の乾燥方法により粉
末化した青汁粉末10kgをヘキサン2001にて2回抽
出を繰り返し、ヘキサン不溶部分に水1001を加えて
水可溶性成分を噴霧乾燥後、3.8kgの噴霧乾燥物を得
た。次いで、本乾燥粉末に含水率20%の含水エタノー
ル1001を加えて、含水率20%の含水エタノール可
溶性成分2.7kgを得、エタノールを留去した。さら
に、これに含水率40%の含水メタノールを70リツト
ル加えて、含水率40%の含水メタノール可溶性成分を
抽出後、メタノールを留去して含水率40%の含水メタ
ノール可溶性成分2kgを得た。本成分をA物質として称
する。得られたA物質100gにタルク400gを加え
て懸濁液を調製して、吸気温度180℃、排気温度12
0℃において噴霧乾燥を行い、470gの粉体原料を製
造した。
【0062】
【実施例8】実施例7で得られたA物質100gにデキ
ストリン400gを添加した溶液を調製して、吸気温度
190℃、排気温度120℃において、噴霧乾燥して4
30gの粉体原料を得た。
【0063】
【実施例9】リンデツクス−P(三楽株式会社)100
gに水300mlに加えて混和してスラリーを形成させ、
実施例6におけるメタノール分画を段階的に正確に行
い、含水率40%の含水メタノール画分である物質を分
取して、本物質を含水率40%の含水タメノールにて再
結晶して得られる2’−O−グルコシル−イソビテキシ
ン40gを加えて常温で90分間撹拌後、濃度30%と
して、吸気温度170℃、排気温度110℃として噴霧
乾燥を行い、127gのサイクロデキストリンによる包
接化合物の粉体原料を製造した。
【0064】
【実施例10】実施例7で得られたA物質100gにカ
オリン200gを混合して、30%懸濁液を調製して、
吸気温度170℃、排気温度110℃において噴霧乾燥
して270gの粉体原料を製造した。
【0065】
【実施例11】ケイ酸ナトリウムの4%溶液100mlの
脱塩後、1%水酸化カリウムでpH9に調節し、その1
5mlを95℃、15分間加熱した。次いで、実施例8で
得られた2’−O−グルコシル−イソビテキシン10g
を残りのケイ酸ナトリウム溶液85mlに添加して、逐次
添加を行い、90℃で8時間濃縮を行い、抗酸化活性物
質を含有する球状シリカを製造した。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例1で得られた2’−O−グリコシ
ル−イソビテキシンのFAB−MS法による測定チヤー
トを示す。
【図2】図2は2’−O−グリコシル−イソビテキシン
のH2O系における紫外部吸収スペクトルである。
【図3】図3は2’−O−グリコシル−イソビテキシン
のMeOH系における紫外部吸収スペクトルである。
【図4】図4は2’−O−グリコシル−イソビテキシン
の赤外線吸収スペクトルである。
【図5】図5は2’−O−グリコシル−イソビテキシン
13C−NMRの測定結果を示す図である。
【図6】図6は2’−O−グリコシル−イソビテキシン
13C−NMRの測定結果を示す図である。
【図7】図7は2’−O−グリコシル−イソビテキシン
13C−NMRの測定結果を示す図である。
【図8】図8は実施例1で得られた各抽出物及びα−ト
コフエロールのTBA法による過酸化脂質の測定結果
(535nmにおける吸光度の測定結果)を示すグラフで
ある。
【図9】図9はフエントン試液を用いるアラキドン酸の
脂質過酸化生成物、MAおよび4HNのガスクロマトグ
ラフチヤートを示す。
【図10】図10はフエントン試液を用いるアラキドン
酸の脂質過酸化生成物、MAおよび4HNのガスクロマ
トグラフチヤートを示す。
【図11】図11はフエントン試液を用いるアラキドン
酸の脂質過酸化生成物、MAおよび4HNのガスクロマ
トグラフチヤートを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2’−O−グリコシル−イソビテキシン
    よりなる抗酸化剤。
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