JPH11168794A - 電気音響変換器 - Google Patents

電気音響変換器

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JPH11168794A
JPH11168794A JP10049398A JP10049398A JPH11168794A JP H11168794 A JPH11168794 A JP H11168794A JP 10049398 A JP10049398 A JP 10049398A JP 10049398 A JP10049398 A JP 10049398A JP H11168794 A JPH11168794 A JP H11168794A
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Jiro Nakaso
二郎 中曽
Masahiro Watanabe
正宏 渡邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板状の振動板を分割振動なく一体に振動さ
せることにより、全周波数帯域においてフラットな音圧
を得ることができる電気音響変換器を提供する。 【解決手段】 長手状の複数の頂上部700a1〜70
0a5が並列して配置された平板状の振動板であって、
各頂上部は両端部、及びその長手方向と直交する方向に
複数に分割された分割部分を有する振動板700と、こ
の振動板700を振動自在に取り付け固定するフレーム
10と、このフレーム10内に固定された振動板700
の各頂上部の一方の端部を係止して、複数の頂上部70
0a1〜700a5の両端部の振動を規制する一対のダ
ンパー80とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型スピーカで
ある電気音響変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電気音響変換器を説明する
ための図であり、同図(A)は電気音響変換器の正面
図,同図(B)は電気音響変換器の右側面断面図、図3
は電気音響変換器を構成する振動板を説明するための図
であり、同図(A)は振動板の正面図,同図(B)は振
動板をA−A´線で縦断した縦断断面、図4は電気音響
変換器を構成するダンパーを説明するための図である。
【0003】電気音響変換器である全面駆動薄型スピー
カユニットAは、図2(A),(B)に示すように、フ
レーム1、リアプレート2、マグネット3、ポールピー
ス4、ガイドピン5、ボイルコイル6、ダイヤフラム
(振動板)7、ダンパー8、エッジ9から大略構成され
る。これらマグネット3、ボイルコイル6、ダイヤフラ
ム(振動板)7の組み合わせ(セグメント)を増やすこ
とにより振動板面積を拡大することが可能となる。この
スピーカユニットAの寸法は、例えば、厚さ25mm、
幅115mm、高さ136mmであり、また、その最大
振幅は10mmp−p(at 600gf)、耐入力は
60Wである。なお、ボイルコイル6は図示の都合上、
図2(B)にその一部しか図示してはいないが、後述す
るように、振動板7を構成する各頂上部7a1〜7a7
の底部周囲に密にそれぞれ巻回されている。
【0004】フレーム1は、超耐熱ABS樹脂等の耐熱
性樹脂で成型されてなる枠体である。このフレーム1は
その四隅に設けられたねじ穴1A〜1Dを介して図示せ
ぬスピーカキャビネットにねじ留め固定される(スピー
カキャビネットの寸法は、例えば、厚さ60mm、幅1
20mm、高さ500mm)。また、フレーム1の裏側
全面にはリアプレート2が強固にねじ留め固定され、一
方、その表側(振動板7側)の四隅には4つのダンパー
8が接着固定される。この4つのダンパー8で振動板7
の四隅を振動自在に支持するのである。
【0005】リアプレート2は、鉄等の金属板で形成さ
れており、長手状ポールピース4をその上面に接着した
長手状マグネット3をそれぞれ固定するベース板であ
る。このリアプレート2の裏側全面には多数の空気抜き
スリット・穴が設けられると共に、ボイルコイル6の始
端、終端に接続する一対のスピーカ端子が設けられてい
る(いずれも図示せず)。一方、このリアプレート2の
表側(振動板7側)には、前記した如く、長手状マグネ
ット3が接着された長手状ポールピース4の両端がガイ
ドピン5でねじ留め固定される。図示する例では、長手
状マグネット3は7本が互いに平行に併設される。
【0006】マグネット3は、ストロンチウムフェライ
ト等のフェライトを焼結してなるマグネットである。そ
して、前記したように、このマグネット3をリアプレー
ト2の表側(振動板7側)に固定した場合に、リアプレ
ート2に接するマグネット3の一面がN極となり、一
方、ポールピース4に接するマグネット3の他面(振動
板7側)がS極となるように、このマグネット3は着磁
されている。このマグネット3の寸法は、例えば、長さ
80mm、幅5mm、厚さ8mmである。
【0007】ポールピース4は、鉄等の金属板で形成さ
れており、マグネット3をリアプレート2に固定するた
めの一対のねじ穴をその両端部に備えている。ボイルコ
イル6は、振動板7を構成する各頂上部7a1〜7a7
の周囲にそれぞれ順次巻回した被覆銅線である。前記し
たように、このボイルコイル6の始端、終端(図示せ
ず)にはリアプレート2上に設けられた一対のスピーカ
端子にそれぞれ接続される。このボイルコイル6を振動
板7を構成する各頂上部7a1〜7a7の周囲に巻回す
ることについての詳細は後述する。
【0008】ダイヤフラム(振動板)7は、ボイルコイ
ル6の発熱に耐えかつ振動板としての機械的特性に優れ
たポリイミド(PI)フィルムを用い、これを一体成型
したものである。また、振動板7の軽量化のためには、
振動板自体を極力薄くする必要があるが、ここで用いる
振動板7の厚さは75μmとした。この振動板7は前記
したように、リアプレート2上に固定されたマグネット
3及びポールピース4上に被着され、その周囲をウレタ
ン等からなるエッジ9でフレーム1に位置決め固定され
る。
【0009】ダンパー8は、エッジ9を用いてフレーム
1内にその全周囲を強固に接着固定されている振動板7
を、フレーム1内において振動自在に支持(係止)する
ものであり、バネ性、耐衝撃性耐熱性がそれぞれ高い物
質であるポリカーボネート等の熱可塑性の樹脂からな
る。限られたスペースで最大振幅10mmp−pを得る
ために、多段の板バネ構造とする。このダンパー8を4
つ用いてフレーム1の四隅に振動板7の四隅を支持する
ので、各ダンパー8当り150gfで10mmp−pの
変位となる。この負荷を4個の両端支持梁構造で受け持
つ。さらに、振動板7の面方向の引っ張り荷重はダンパ
ー8の中心部の連結部分で受け持つ構造である。そして
梁構造を扇型に配置して省スペースを図っている。この
ダンパー8は、前記した他に、発泡プラスチック、プラ
スチックにより目止めされた布等の柔らかい部材、また
は、金属部材でも形成することができる。
【0010】前記したダンパー8の構造は、図4に示す
ように、フレーム係止部8a、バネ支持部(連接部)8
b,8c、振動板係止部8d、連接部8eから構成され
る。フレーム係止部8aはフレーム1の四隅にそれぞれ
係止される。バネ支持部8bは2つのバネ部8b1の各
一端(あるいは2つのバネ部8b2の各一端)を連接す
る。バネ支持部8cは2つのバネ部8c1の各一端(あ
るいは2つのバネ部8c2の各一端)を連接する。振動
板係止部8dは振動板7の四隅にそれぞれ係止される。
連接部8eはフレーム取付部8aの中心部,バネ部8b
1,8b2の各他端,バネ部8c1,8c2の各他端,
振動板係止部8dの中心部を一体的に連接する。前記し
たバネ部8b1,8b2,8c1,8c2はバネ支持部
8b,8c、連接部8eの厚さよりもより肉薄である。
この結果、バネ支持部8b,8cと連接部8eとの間で
は多段の板バネ構造が生じるから、これにより、連接部
8eを梁として、2つのバネ支持部8b,8c、振動板
係止部8dが振動板7の振動方向に自在に変位すること
ができる。
【0011】エッジ9は、振動板7が音声信号(駆動電
流)によって、均一に振動可能なように、その全周囲で
振動板7を強固に接着固定するものである。このエッジ
9は、発泡プラスチックやプラスチックにより目止めさ
れた布等の柔らかい部材で形成されており、通常、フレ
ーム1に強固に取り付け固定される。振動板7をエッジ
9に接着するのに用いられる接着剤としては、エポキシ
樹脂系やゴム系の接着剤が多く用いられる。また、熱硬
化型の同系接着剤を用いて加熱、加圧することにより接
着する場合もある。
【0012】さて、前述した振動板7は、図3(A),
(B)に示すように、長手状の複数の頂上部7a1〜7
a7、平面部7b、外周部7cから構成され、これら頂
上部7a1〜7a7、平面部7b、外周部7cは一体に
成型される。また、頂上部7a1〜7a7は振動版7の
裏側(リアプレート2側)から表側に向って、曲面凸状
(隆起)に成型されている。ここで、振動版7の表側は
全面駆動薄型スピーカユニットAの正面側である。頂上
部7a1〜7a7は振動板7の長手方向(図2(A),
図3(A)中、上下方向)に7本並列してなり、また、
各頂上部7a1〜7a7の断面形状は、図3(B)中、
A−A´線で縦断した凸状(蒲鉾状,半円柱形状)であ
る。この主振動部7Aの周囲は外周部7cが形成されて
いる。
【0013】こうして、上述した構成の全面駆動薄型ス
ピーカユニットAの一対のスピーカ端子間に、音声信号
(駆動電流)を供給することによって、振動板7の各頂
上部7a1〜7a7は紙面に対して前後に均一に全面振
動することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】さて、前記したよう
に、振動板7上に並列配置した各頂上部7a1〜7a7
に巻回してあるボイスコイル6に駆動電流を供給する
と、頂上部7a1〜7a7の両端部7aa,7ab付近
とその中央部7ac付近とでは、その駆動力に差が生じ
てしまう。この結果、主振動部7Aとして頂上部7a1
〜7a7は一体に振動しない。つまり頂上部7a1〜7
a7はそれぞれ違った変位応答をすることになるのであ
る。換言するならば、ダンパー8を4つ用いて振動板7
の四隅しか係止していないから、前記した頂上部7a1
〜7a7の両端部7aa,7ab付近から発生する不要
な変位応答を効果的に除去できないから、この結果、前
述した従来の全面駆動薄型スピーカユニットAでは、中
域においてフラットな音圧周波数特性を得ることができ
なかった。
【0015】本発明は、全周波数帯域においてフラット
な音圧を得ることができないという課題を解決するため
に、平板状の振動板を、各頂上部の長手方向と直交する
方向に複数に分割した分割部分から構成すると共に、各
頂上部の両端部が設けられて振動板部分全体を係止する
係止部を備えたこことにより、主振動部として頂上部を
一体に振動させて、全周波数帯域においてフラットな音
圧を得ることができる電気音響変換器を提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、下記(1),(2)の構成になる電
気音響変換器を提供する。
【0017】(1) 図1に示すように、長手状の複数
の突起部(頂上部)700a1〜700a5が並列して
配置された平板状の振動板700であって、前記各突起
部(頂上部)700a1〜700a5は両端部(分割部
分T10,U10,V10,W10,X10、及び、分
割部分T90,U90,V90,W90,X90)及び
その長手方向と直交する方向に複数に分割された分割部
分T10〜T90,U10〜U90,V10〜V90,
W10〜W90,X10〜X90を有する振動板700
と、この振動板700を振動自在に取り付け固定する枠
体(フレーム)10と、この枠体(フレーム)10内に
固定された前記振動板700の前記各突起部(頂上部)
700a1〜700a5の一方の端部(即ち、分割部分
T10,U10,V10,W10,X10、あるいは、
分割部分T90,U90,V90,W90,X90)を
係止して、前記複数の突起部(頂上部)700a1〜7
00a5の両端部(即ち、分割部分T10,U10,V
10,W10,X10、及び、分割部分T90,U9
0,V90,W90,X90)の振動を規制する一対の
ダンパー80(80A,80B)とを備えたことを特徴
とする電気音響変換器(全面駆動薄型スピーカユニッ
ト)BB。
【0018】(2) 上記(1)記載の電気音響変換器
であって、前記各ダンパー80(80A,80B)は、
U10,V10,W10,X10、あるいは、分割部分
T90,U90,V90,W90,X90)の形状(多
段の山形形状)と相補的な形状(多段の逆山形形状)を
有する第1の係止部80aaと、この第1の係止部80
aaの一部に連接して前記第1の係止部80aaを保持
すると共に、前記枠体(フレーム)10に勘合可能な形
状を有する第2の係止部80abとを備えたことを特徴
とする電気音響変換器。前記振動板700の複数の突起
部の一方側の全端部(即ち、分割部分T10,
【0019】
【発明の実施の態様】以下、本発明の電気音響変換器に
ついて、図面に沿って説明する。図1は本発明の電気音
響変換器の一実施例を説明するための図であり、同図
(A)は電気音響変換器の正面図,同図(B)は電気音
響変換器の右側面断面図、図5は本発明の電気音響変換
器を構成するダンパーを説明するための図である。前述
したものと同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0020】本発明の電気音響変換器である全面駆動薄
型スピーカユニットBBは、前述した図2,図3に示し
たスピーカユニットAとほぼ同一構成のものであり、特
に、振動板の形状及びダンパーの形状を変更しただけの
ものであり、それ以外の構成は従来のものと同一であ
る。以下の説明においては、この振動板700及びダン
パー80についてのみ説明することにする。
【0021】本発明の全面駆動薄型スピーカユニットB
Bは、図1に示すように、フレーム1と同様な構成であ
って、ねじ穴10A〜10Dを備えたフレーム10、リ
アプレート2と同様な構成であるリアプレート20、マ
グネット3、ポールピース4、ガイドピン5、ボイルコ
イル6、ダイヤフラム(振動板)700、ダンパー8
0、エッジ9から大略構成される(図示の都合上、マグ
ネット3、ポールピース4、ガイドピン5は図示してい
ない)。前述したものと同一構成部分には同一符号を付
しその説明を省略する。
【0022】振動板700は、5本の頂上部700a1
〜700a5を、その長手方向(図1中上下方向)と直
交する方向に、節となる8本の分割線a10〜a50,
b10〜b50,c10〜c50,d10〜d50,e
10〜e50,f10〜f50,g10〜g50,h1
0〜h50で複数分割(9分割)したものである。
【0023】また、この振動板700は、前述した振動
板7と同様な構成ものである。即ち、ボイルコイル6の
発熱に耐えかつ振動板としての機械的特性に優れたポリ
イミド(PI)フィルムを用い、これを一体成型したも
のである。また、振動板700の軽量化のためには、振
動板自体を極力薄くする必要があるが、ここで用いる振
動板700の厚さを75μmとしたものである。この振
動板700はリアプレート20上に固定されたマグネッ
ト3及びポールピース4上に被着され、その周囲をウレ
タン等からなるエッジ9でフレーム10に位置決め固定
される。
【0024】振動板700は、図1中上下方向の長手方
向に形成された、長手状の複数の頂上部700a1〜7
00a5、平面部700b、外周部700cから構成さ
れ、これら頂上部700a1〜700a5、平面部70
0b、外周部700cは一体に成型される。同図中、頂
上部700a1〜700a5は振動板700上に一体に
形成されており、その数は5である。
【0025】頂上部700a1〜700a5は、その長
手方向と直交する方向(図1中、左右方向)に、節とな
る分割線a10〜a50,b10〜b50,c10〜c
50,d10〜d50,e10〜e50,f10〜f5
0,g10〜g50,h10〜h50でそれぞれ9分割
されている。この分割線a10〜a50,b10〜b5
0,c10〜c50,d10〜d50,e10〜e5
0,f10〜f50,g10〜g50,h10〜h50
は、単なる直線状ではなく、頂上部700a1〜700
a5を押圧成型してなるライン凹部(あるいはリブ状ラ
イン)であり、これによって、狭い幅の凹,凸状のリブ
となしたものであり、これによって剛性を高めたもので
ある。この分割線の数は頂上部700a1〜700a5
の横方向に8本設けられている。
【0026】具体的には、頂上部700a1は8本の分
割線a10,b10,c10,d10,e10,f1
0,g10,h10で分割部分T10〜T90に9分割
される。同様に、頂上部700a2は8本の分割線a2
0,b20,c20,d20,e20,f20,g2
0,h20で分割部分U10〜U90に9分割され、頂
上部700a3は8本の分割線a30,b30,c3
0,d30,e30,f30,g30,h30で分割部
分V10〜V90に9分割され、頂上部700a4は8
本の分割線a40,b40,c40,d40,e40,
f40,g40,h40で分割部分W10〜W90に9
分割され、そして、頂上部700a5は8本の分割線a
50,b50,c50,d50,e50,f50,g5
0,h50で分割部分X10〜X90に9分割される。
これら分割部分はダンパー80に取り付ける際に、頂上
部700a1〜700a5の両端部の分割部分T10,
U10,V10,W10,X10、T90,U90,V
90,W90,X90は凸状が好ましい。また、頂上部
700a1〜700a5の中央部における分割部分T5
0,U50,V50,W50,X50も凸状が好まし
い。この理由は、頂上部700a1〜700a5をそれ
ぞれ奇数分割にするためである。
【0027】前記した分割線a10−b10−c10−
d10−e10−f10−g10−h10の各間隔、分
割線a20−b20−c20−d20−e20−f20
−g20−h20の各間隔、分割線a30−b30−c
30−d30−e30−f30−g30−h30の各間
隔、分割線a40−b40−c40−d40−e40−
f40−g40−h40の各間隔、分割線a50−b5
0−c50−d50−e50−f50−g50−h50
の各間隔は、図6に示すように均等であるが、目的とす
る特性を得るために必要に応じて適宜その間隔を設定で
きることは勿論である。なお、上記したように、隣接す
る分割線の間隔を均等にすれば振動板700の金型製造
の際にも有利であるが、この間隔を均等としなくても剛
性さえ確保されてあれば良い。
【0028】前述した頂上部700a1〜700a5を
構成する分割部分T10〜X90のうち、分割部分T1
0,T30,T50,T70,T90、U10,U3
0,U50,U70,U90、V10,V30,V5
0,V70,V90、W10,W30,W50,W7
0,W90、X10,X30,X50,X70,X90
は、平面部700b上に、断面形状が蒲鉾形状(半円柱
形状,凸状)で形成されている。
【0029】一方、前述した頂上部700a1〜700
a5を構成する分割部分T10〜X90のうち、分割部
分T20,T40,T60,T80、U20,U40,
U60,U80、V20,V40,V60,V80、W
20,W40,W60,W80、X20,X40,X6
0,X80は、平面部700b上に、前記した蒲鉾形状
とは相補的な断面形状である湾曲形状(前記した蒲鉾形
状の頂部とは逆の形状、凹状)で形成されている。
【0030】上述したように、隣接する分割部分が互い
に相補的な形状に整形されているから、頂上部700a
1〜700a5の長手方向に対して垂直に加わる力(あ
るいは長手方向と直交する力)に対して機械的強度(剛
性)が増加するから、互いに隣接する分割部分が揃って
振動せずに、一方が他方よりも大きく又は小さく振動を
し始めようとする際に、相補的にこの振動成分の発生を
未然に防止することができる。
【0031】この結果、頂上部700a1〜700a5
を構成する分割部分T10〜X90は、蒲鉾形状の分割
部分と湾曲形状の分割部分とが交互にその長手方向に隣
接配置されることになる。こうした頂上部700a1〜
700a5は主振動部700Aを形成する。この主振動
部700Aの四周は4つの外周部700cが形成され
る。こうした構成の振動板700はポリエルテル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の温度によって硬度が比較
的に影響されない合成樹脂の厚さが10μm〜100μ
m程度のフィルム、或いは、複数枚のこうしたフィルム
が重ね合わされた複合フィル等の部材から形成されても
良い。
【0032】ところで、前記したダンパー80は、前述
したダンパー8と同様に、エッジ9を用いてフレーム1
0内にその全周囲を強固に接着固定されている振動板7
00を、フレーム10内において振動自在に支持(係
止)するものであり、バネ性、耐衝撃性耐熱性がそれぞ
れ高い物質であるポリカーボネート等の熱可塑性の樹脂
からなる。限られたスペースで最大振幅10mmp−p
を得るために、板バネ構造及び両端支持梁構造を備えて
おり、このダンパー80を1対(2つ)用いて(ダンパ
ー80A,80Bを用いて)、フレーム10の上下各辺
及びその各両端部(図1中、フレーム10内の上下2辺
及びその各左右両端部)に、振動板700の上下各辺及
びその各両端部(図1中、振動板700の上下2辺及び
その各左右両端部)を、共に確実に係止支持することが
できる。各ダンパー80(ダンパー80A,80B)当
り、150gfで10mmp−pの変位となる。さら
に、振動板700の面方向の引っ張り荷重はダンパー8
0(ダンパー80A,80B)の中心部の連結部分で受
け持つ構造である。このダンパー80は、前記した他
に、発泡プラスチック、プラスチックにより目止めされ
た布等の柔らかい部材、または、金属部材でも形成する
ことができる。
【0033】前記したダンパー80(80A,80B)
の構造は、図5に示すように、フレーム取付部80a、
4つのバネ部80b1,80b2,80c1、80c
2、振動板係止部80d、連接部80eから構成され
る。フレーム取付部80aはフレーム10の上辺、下辺
にそれぞれ係止されるU字状のフレームである。このフ
レーム取付部80aは2つのバネ部80b1の各一端及
び2つのバネ部80b2の各一端を連接係止する。振動
板係止部80dは振動板700の上辺、下辺にそれぞれ
係止される。この振動板係止部80dは2つのバネ部8
0c1の各一端及び2つのバネ部80c2の各一端を連
接係止する。連接部80eは2つのバネ部80b1の各
他端及び2つのバネ部80b2の各他端に連接すると共
に、2つのバネ部80c1の各他端及び2つのバネ部8
0c2の各他端に連接する。また、前記したバネ部80
b1,80b2,80c1,80c2はフレーム取付部
80a、振動板係止部80d、連接部80eの厚さより
もより肉薄である。この結果、フレーム取付部80a、
振動板係止部80d、連接部80eの間では2段の板バ
ネ構造が生じるから、これにより、連接部80eを梁と
して、振動板係止部80dが振動板700の振動方向に
自在に変位可能なようにこれを係止することができる。
このように、前記したフレーム取付部80a,バネ部8
0b1,80b2,連接部80eは、ダンパー80(8
0A,80B)を構成する第2の係止部80abを構成
している。一方、前記したバネ部80c1,80c2,
振動板係止部80dは、ダンパー80(80A,80
B)を構成する第1の係止部80aaを構成している。
【0034】前記した振動板係止部80dは、振動板7
00の円弧状の頂上部700a1〜700a5の下縁を
係止するための逆円弧状係止部80d1〜80d5を備
えている。この逆円弧状係止部80d1〜80d5は支
持部80d6により一体的に支持される。前記したよう
に、こうした構成のダンパー80は、フレーム取付部8
0a、振動板係止部80d、連接部80eの間では2段
の板バネ構造が生じるから、これにより、連接部80e
を梁として、振動板係止部80dが振動板700の振動
方向に自在に変位可能なようにこれを係止することがで
きる。
【0035】こうして、ダンパー80は、前述したよう
に、4つのダンパー8を用いて取り付ける従来のものと
場合と比較して、フレーム10の上下各辺及びその各両
端部(図1中、フレーム10内の上下2辺及びその各左
右両端部)に、振動板700を、共に確実に係止支持す
ることができる。
【0036】この結果、全面駆動薄型スピーカユニット
BBは、幅方向(図1中の上下方向)の振動板700の
剛性が一段と高められ、かつ、幅方向(図1中の左右方
向)の振動板700の分割振動が一段と低減されるか
ら、全面駆動薄型スピーカユニットAと比較して、振動
板700上に並列配置した各頂上部700a1〜700
a5に巻回してあるボイスコイル6に駆動電流を供給す
ると、頂上部700a1〜700a5の両端部付近とそ
の中央部付近とでは、その駆動力の差がほとんどなくな
る結果、頂上部700a1〜7a005は一体に振動す
ることになる。つまり頂上部700a1〜700a5は
それぞれ勝手に分割振動(分割共振)を生ずること無
く、振動板700上のいずれの場所であっても、位相が
揃った音声を平面状出力することができる。これによ
り、前述した全面駆動薄型スピーカユニットAAの音圧
周波数特性における高域成分をS/N良く再現すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】上述した構成の本発明の電気音響変換器
は、特に、枠体内に取り付け固定された振動板における
複数の突起部の一方側の全端部をそれぞれ係止し、枠体
と振動板との間に勘合固定することにより、複数の突起
部の両端部の振動を規制する一対のダンパーとを備えた
から、振動板の駆動力が全面において一様となるので、
相違する変位応答が発生する等して好ましくない振動の
発生を防止することができるから、主振動部として頂上
部を一体に振動させて、全周波数帯域においてフラット
な音圧を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気音響変換器の一実施例を説明する
ための図である。
【図2】従来の電気音響変換器を説明するための図であ
る。
【図3】電気音響変換器を構成する振動板を説明するた
めの図である。
【図4】電気音響変換器を構成するダンパーを説明する
ための図である。
【図5】本発明の電気音響変換器を構成するダンパーを
説明するための図である。
【符号の説明】
1,10 フレーム(枠体) 7,700 振動板 7a1〜7a7,700a1〜700a5 頂上部(突
起部) 8,80,80A,80B ダンパー 80aa,80ab 第1,第2の係止部 80d 振動板係止部 80d1〜80d5 逆円弧状係止部 A,BB 全面駆動薄型スピーカユニット(電気音響変
換器) a10〜a50,b10〜b50,c10〜c50,d
10〜d50,e10〜e50,f10〜f50,g1
0〜g50,h10〜h50 分割線 T10〜T90,U10〜U90,V10〜V90,W
10〜W90,X10〜X90 分割部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手状の複数の突起部が並列して配置され
    た平板状の振動板であって、前記各突起部は両端部及び
    その長手方向と直交する方向に複数に分割された分割部
    分を有する振動板と、 この振動板を振動自在に取り付け固定する枠体と、 この枠体内に取り付け固定された前記振動板の前記各突
    起部の一方の端部を係止して、前記複数の突起部の両端
    部の振動を規制する一対のダンパーとを備えたことを特
    徴とする電気音響変換器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電気音響変換器であって、 前記各ダンパーは、 前記振動板の複数の突起部の一方側の全端部の形状と相
    補的な形状を有する第1の係止部と、 この第1の係止部の一部に連接して前記第1の係止部を
    保持すると共に、前記枠体に勘合可能な形状を有する第
    2の係止部とを備えたことを特徴とする電気音響変換
    器。
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