JPH11169081A - 飴の製造方法 - Google Patents

飴の製造方法

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JPH11169081A
JPH11169081A JP9345985A JP34598597A JPH11169081A JP H11169081 A JPH11169081 A JP H11169081A JP 9345985 A JP9345985 A JP 9345985A JP 34598597 A JP34598597 A JP 34598597A JP H11169081 A JPH11169081 A JP H11169081A
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JP
Japan
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candy
mixture
producing
powder
teeth
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JP9345985A
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English (en)
Inventor
Osami Saito
修己 斉藤
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EBISUYA SEIKA KK
Original Assignee
EBISUYA SEIKA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食したときに食感に何も違和感を感じることが
なく、また噛んだときに歯にくっついたり、歯と歯の間
に挟まったりするという欠点のない新規な飴の製造方法
を提供しようとするものである。 【解決手段】水飴および糖類と、ショートニングとを混
合して煮る工程と、得た粘稠物に穀物や果実、野菜等の
粉末を添加して撹拌しながら冷却する工程と、得た全素
材の混合物を所定の形状に成形する工程とを経るように
したことを特徴とする飴の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は柔らかい食感であ
りながら、噛んでも歯にくっつくことのない飴の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の飴類としては、糖類を硬化させた
硬いものだけでなく、千歳飴等の和風のキャンディやミ
ルクキャンディ等の洋風のソフトキャンディ、その他の
柔らかい食感のものが周知である。
【0003】そして、このような柔らかい食感の飴類
は、水飴、蔗糖、牛乳などを煮固めて作られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにして作られた柔らかい食感の飴菓子は、噛むと歯
にくっついたり、歯と歯の間に挟まったりして食感が悪
いために不快感を催したり、あるいは歯を治療した際の
クラウン等が飴の動きとともに引っ張られて外れたりす
るという欠点があった。
【0005】そのため、これを解消しようとして種々の
添加物を加え、食感や、噛んだときに歯にくっついた
り、歯と歯の間に挟まったりするという欠点を解消しよ
うとすることも試みられているが、食感の改善や噛んだ
ときに歯にくっついたり、歯と歯の間に挟まったりする
という欠点を解消するには程遠いものであるといわざる
をえない状況であった。
【0006】この発明は従来例の上記欠点を解消しよう
とするもので、食したときに食感に何も違和感を感じる
ことがなく、また噛んだときに歯にくっついたり、歯と
歯の間に挟まったりするという欠点のない新規な飴の製
造方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の飴
の製造方法は、水飴および糖類と、ショートニングとを
混合して煮る工程と、得た粘稠物に穀物や果実、野菜等
の粉末を添加して撹拌しながら冷却する工程と、得た全
素材の混合物を所定の形状に成形する工程とを経るよう
にしたことを特徴とするものである。
【0008】この発明の飴の製造方法は、上記穀物や果
実、野菜等の粉末が、ごまの種子の粉末からなることを
も特徴とするものである。
【0009】この発明の飴の製造方法は、上記ごまの種
子の粉末が、いりごまおよび/またはねりごまからなる
ことをも特徴とするものである。
【0010】この発明の飴の製造方法は、上記殻粉が、
きな粉からなることをも特徴とするものである。
【0011】この発明の飴の製造方法は、上記穀物や果
実、野菜等の粉末が、むぎこがしとともに添加されてな
ることをも特徴とするものである。
【0012】この発明の飴の製造方法は、上記全素材の
混合物を所定の形状に成形する工程が、所定の温度まで
冷却された混合物を伸ばす工程と、伸ばした混合物を成
形し、さらに冷却する工程とからなることをも特徴とす
るものである。
【0013】この発明の飴の製造方法は、上記糖類が、
蔗糖、麦芽糖、黒糖から選ばれてなことをも特徴とする
ものである。
【0014】上記におけるショートニングは、精製した
動植物油、硬化油、またはこれらの混合物に窒素ガスを
吹き込みながら急冷・練り合わせをして(あるいはしな
いで)つくられた固状または流動状のもので、水分0.
5%以下、ガス量20ml/100g以下のものと規定
されている。
【0015】上記において水飴および糖類と、ショート
ニングとを混合して煮る温度は、徐々に加熱釜内で加熱
して、これらの粘稠物が110℃〜125℃になった状
態の温度であり、それ以上加熱する必要はない。なお、
その際のショートニングの添加量は、約0.5〜5重量
%の範囲内で適宜決定することができる。
【0016】また穀物や果実、野菜等の粉末とは、あわ
やひえ、きび等の種々の雑穀、くるみ等の果実、その他
種々の素材の粉末をいうものである。もちろん、ごまの
種子の粉末であってもよく、さらにいりごまおよび/ま
たはねりごまであってもよい。このごまの種子の粉末、
特にいりごまおよび/またはねりごまを使用するとき
は、これらを混合して使用することが望ましい。
【0017】上記におけるむぎこがしとは、大麦を炒り
こがし、ひいて粉としたものをいう。砂糖を混ぜてその
まま食べたり、水で練って食べたりする。また菓子の材
料ともする。別名麦炒粉、はったい、香煎、炒粉であ
る。このむぎこがしをごまとともに使用すると、ごまの
油等を吸収するので、その後食するときにべとつくこと
がなく、非常にさっぱりした歯応えを与えることができ
る。
【0018】穀物や果実、野菜等の粉末は、水飴等を煮
て得た混合体(粘稠物)に添加され、撹拌しながら冷却
される。冷却後の温度は、約40〜50℃が望ましい。
この温度は全素材の混合物の、その後の成形のための硬
さを考慮して決定しておくことが必要であり、約40℃
以下になると、混合物の成形が難しくなり、約50℃以
上になると混合物は非常に硬くなり始めてしまう。要す
るに、粘土状に組成変形可能な硬さに加工することが重
要である。
【0019】この発明の飴の製造方法は以上のように構
成したので、食したときに食感に何の違和感をも感じる
ことがなく、また歯で噛んだときに歯の周囲にくっつい
たり、歯と歯の間に挟まったりするという欠点のほとん
どない新規な飴を提供することができる。
【0020】また、この発明の飴の製造方法によれば、
ごまの種子の粉末やきな粉などの穀粉を使用しているの
で、香りや風味の面等で非常に優れた飴を提供すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の飴の製造方法の
実施の形態につき、図面および実施例に基づいて詳細に
説明する。
【0022】図1はこの発明の飴の製造工程を示すフロ
ーチャートである。先ず、水飴および糖類と、ショート
ニングとを混合して煮ることにより、水飴等の粘稠物を
得る(A)。これとは別に穀物や果実、野菜等の粉末の
複数種類を用意し、これを混合しておく(B)。
【0023】次に上記水飴等の粘稠物に穀物や果実、野
菜等の粉末を添加し(C)、撹拌しながら所定温度まで
冷却する(D)。そして、所定の温度まで冷却した混合
物を延伸機にかけて延伸し(E)、成形機で所定の形状
に成形する(F)。
【0024】その後常温まで冷却し、不良品等を除去し
た上(G)、個別包装および所定数づつ包装されて
(H)、製品が完成する。
【0025】
【実施例1】水飴600重量部、蔗糖400重量部、お
よび植物性油脂からなるショートニング15重量部を加
熱釜に入れて混合し、115℃になるまで煮て粘稠物を
得た。その後、いりごまの種子の粉末300重量部、む
ぎこがし150重量部の混合物を上記粘稠物に徐々に添
加して、撹拌しながら約45℃になるまで冷却した。
【0026】ついで、この所定の温度になるまで冷却さ
れた全素材の混合物を取り出し、延伸機で約2cmの太
さの棒状に伸ばした。この伸ばした混合物を所定の寸法
(約2.5cm)になるようロータリーカッタ(球断
機)で順次成形かつ裁断し、これらを常温まで下がるよ
うに放熱冷却した。
【0027】得た丸い和風の飴は、ごま(練りごま)の
種子の粉末で黒っぽい色をしており、かついりごまの香
りを有していた。また歯で噛んだときの食感も柔らか
く、歯で噛んだときに歯の周囲にくっついたり、さらに
歯と歯の間に挟まったりすることはほとんどなかった。
【0028】得た飴の分析結果を表1に示す。
【0029】
【表1】 表1で明らかなように、得た飴は食物繊維が豊富で、し
かもカルシウムやミネラルに富む、非常に栄養価の高い
ものであった。
【0030】
【実施例2】水飴700重量部、蔗糖300重量部、お
よび植物性油脂からなるショートニング10重量部を加
熱釜に入れて混合し、120℃になるまで煮て粘稠物を
得た。その後、きな粉400重量部、脱脂粉乳150重
量部および粉末香料2重量部の混合物を上記粘稠物に徐
々に添加して、撹拌しながら約40℃になるまで冷却し
た。
【0031】ついで、この所定の温度になるまで冷却さ
れた全素材の混合物を取り出し、延伸機で約2cmの太
さの棒状に伸ばした。この伸ばした混合物を所定の寸法
(約2.5cm)になるようロータリカッタ(球断機)
で順次成形かつ裁断し、これらを常温まで下がるように
放熱冷却した。
【0032】得た丸い和風の飴は、きな粉で黄色っぽい
色をしており、きな粉の香りを有していた。また歯で噛
んだときの食感も柔らかく、歯で噛んだときに歯の周囲
にくっついたり、さらに歯と歯の間に挟まったりするこ
とはほとんどなかった。
【0033】
【実施例3】水飴650重量部、蔗糖350重量部、お
よび植物性油脂からなるショートニング30重量部を加
熱釜に入れて混合し、117℃になるまで煮て粘稠物を
得た。その後、くるみの粉末300重量部、むぎこがし
200重量部の混合物を上記粘稠物に徐々に添加して、
撹拌しながら約50℃になるまで冷却した。
【0034】ついで、この所定の温度になるまで冷却さ
れた全素材の混合物を取り出し、延伸機で約2cmの太
さの棒状に伸ばした。この伸ばした混合物を所定の寸法
(約2.5cm)になるようロータリカッタ(球断機)
で順次成形かつ裁断し、これらを常温まで下がるように
放熱冷却した。
【0035】得た丸い和風の飴は、くるみで白っぽい色
をしており、くるみの香りを有していた。また歯で噛ん
だときの食感も柔らかく、歯で噛んだときに歯の周囲に
くっついたり、さらに歯と歯の間に挟まったりすること
はほとんどなかった。
【0036】
【発明の効果】この発明の飴の製造方法は以上のように
構成したので、食したときに食感に何の違和感をも感じ
ることがなく、また歯で噛んだときに歯の周囲にくっつ
いたり、歯と歯の間に挟まったりするという欠点のほと
んどない新規な飴を提供することができる。
【0037】また、この発明の飴の製造方法によれば、
ごまの種子の粉末やきな粉などの穀粉を使用しているの
で、香りや風味の面等で非常に優れた飴を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の飴の製造工程を示すフローチャート
である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水飴および糖類と、ショートニングとを
    混合して煮る工程と、得た粘稠物に穀物や果実、野菜等
    の粉末を添加して撹拌しながら冷却する工程と、得た全
    素材の混合物を所定の形状に成形する工程とを経るよう
    にしたことを特徴とする飴の製造方法。
  2. 【請求項2】 穀物や果実、野菜等の粉末が、ごまの種
    子の粉末からなる請求項1に記載の飴の製造方法。
  3. 【請求項3】 ごまの種子の粉末が、いりごまおよび/
    またはねりごまからなる請求項2に記載の飴の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 殻粉が、きな粉からなる請求項1に記載
    の飴の製造方法。
  5. 【請求項5】 穀物や果実、野菜等の粉末が、むぎこが
    しとともに添加されてなる請求項1ないし4に記載の飴
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 全素材の混合物を所定の形状に成形する
    工程が、所定の温度まで冷却された混合物を伸ばす工程
    と、伸ばした混合物を成形し、さらに冷却する工程とか
    らなる請求項1ないし5のいずれかに記載の飴の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 糖類が、蔗糖、麦芽糖、黒糖から選ばれ
    てなる請求項1ないし6のいずれかに記載の飴の製造方
    法。
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