JPH11169165A - 浮遊菌や粉塵の捕集装置 - Google Patents
浮遊菌や粉塵の捕集装置Info
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- JPH11169165A JPH11169165A JP36209897A JP36209897A JPH11169165A JP H11169165 A JPH11169165 A JP H11169165A JP 36209897 A JP36209897 A JP 36209897A JP 36209897 A JP36209897 A JP 36209897A JP H11169165 A JPH11169165 A JP H11169165A
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Links
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ATPに直接的に浮遊菌を吹き付けて捕集し
得ると共に、キャップの開閉時にキャップからノズル部
を落としてしまうようなことが起こらず、またシャーレ
等の容器の出し入れが円滑に行ない得るような浮遊菌や
粉塵の捕集装置を提供する。 【構成】 シャーレ等の容器を載置するための受皿を駆
動装置により回転可能にチャンバー内に設け、チャンバ
ーにキャップを常に略水平姿勢を保ちつつ開閉自在と成
るように取り付け、キャップに外気の吸入口を設けると
共に該吸入口から吸入した外気をシャーレ等の容器に向
けて噴射するためのノズルを取り付け、チャンバー内部
を負圧にするための真空ポンプをチャンバーの抜気口に
接続して成る。
得ると共に、キャップの開閉時にキャップからノズル部
を落としてしまうようなことが起こらず、またシャーレ
等の容器の出し入れが円滑に行ない得るような浮遊菌や
粉塵の捕集装置を提供する。 【構成】 シャーレ等の容器を載置するための受皿を駆
動装置により回転可能にチャンバー内に設け、チャンバ
ーにキャップを常に略水平姿勢を保ちつつ開閉自在と成
るように取り付け、キャップに外気の吸入口を設けると
共に該吸入口から吸入した外気をシャーレ等の容器に向
けて噴射するためのノズルを取り付け、チャンバー内部
を負圧にするための真空ポンプをチャンバーの抜気口に
接続して成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中に浮遊する
菌類、アスベスト微粉や家ダニの死骸粉や杉花粉等の粉
塵を液体培地に捕集するための、浮遊菌や粉塵の捕集装
置に関するものである。
菌類、アスベスト微粉や家ダニの死骸粉や杉花粉等の粉
塵を液体培地に捕集するための、浮遊菌や粉塵の捕集装
置に関するものである。
【0002】
【関連する技術】従来、寒天培地内に菌類を植え付ける
装置としては、寒天培地の穿孔手段と該穿孔手段によっ
て開口された溝に菌類を塗布する手段とを組み合わせて
成るものや、注射針を用いて直接寒天培地に植え付ける
構成のものなどが存在していた。しかしながら前者では
寒天培地への穿孔作業と菌類の塗布作業との2種類の作
業を順に行なわなければならなかった。また両者共に寒
天培地へ菌類を植え付けるためには、穿孔手段や塗布手
段や注射針等の植付手段を何度も上げ下げしなくてはな
らず作業が非能率的であった。望ましくは植付手段が寒
天培地に触れることなくしかも寒天培地の深部へ菌類を
植え付け得るものでありたい。この一見矛盾した要求を
満足させるために寒天培地に対して菌類を吹き付ける手
段を採用することが考えられる。吹き付け方式であれば
寒天培地に触れることなくその深部へ菌類を植え付ける
ことが出来るから効率的である。
装置としては、寒天培地の穿孔手段と該穿孔手段によっ
て開口された溝に菌類を塗布する手段とを組み合わせて
成るものや、注射針を用いて直接寒天培地に植え付ける
構成のものなどが存在していた。しかしながら前者では
寒天培地への穿孔作業と菌類の塗布作業との2種類の作
業を順に行なわなければならなかった。また両者共に寒
天培地へ菌類を植え付けるためには、穿孔手段や塗布手
段や注射針等の植付手段を何度も上げ下げしなくてはな
らず作業が非能率的であった。望ましくは植付手段が寒
天培地に触れることなくしかも寒天培地の深部へ菌類を
植え付け得るものでありたい。この一見矛盾した要求を
満足させるために寒天培地に対して菌類を吹き付ける手
段を採用することが考えられる。吹き付け方式であれば
寒天培地に触れることなくその深部へ菌類を植え付ける
ことが出来るから効率的である。
【0003】この構成例としては、図13で表わされる
ような寒天培地9を入れたシャーレ90を載置するため
の受皿を駆動装置によって回転可能にチャンバー内に設
け、該チャンバー内を負圧にするための真空ポンプをチ
ャンバーの抜気口に接続し、チャンバーに外気の吸入口
を設けると共に、吸入口から吸入した外気をシャーレの
寒天培地に向けて噴射するためのノズルをチャンバー内
に取り付けた浮遊菌捕集装置を上げることが出来る。
ような寒天培地9を入れたシャーレ90を載置するため
の受皿を駆動装置によって回転可能にチャンバー内に設
け、該チャンバー内を負圧にするための真空ポンプをチ
ャンバーの抜気口に接続し、チャンバーに外気の吸入口
を設けると共に、吸入口から吸入した外気をシャーレの
寒天培地に向けて噴射するためのノズルをチャンバー内
に取り付けた浮遊菌捕集装置を上げることが出来る。
【0004】尚、上記は寒天培地に浮遊菌を植え付ける
タイプの捕集装置であり、このままこの寒天培地上で培
養する場合もあれば、菌を植え付けられた寒天をスポイ
ト等で採り、これを洗浄し、その液体をATPに入れる
という作業を行なう場合もある。後者の場合、作業は手
間と時間の掛かるものであった。他方で蒸留水や特殊洗
浄水に直接菌類を塗布するタイプがあるが、この方式を
浮遊菌捕集装置に適用出来れば、短時間で浮遊菌をAT
Pに捕集して供給することが可能と成る。そもそも浮遊
菌を捕集する目的は、事務所等の一般的な環境やクリー
ンルームに於ける主として空気中の浮遊菌を計数するこ
とにある。
タイプの捕集装置であり、このままこの寒天培地上で培
養する場合もあれば、菌を植え付けられた寒天をスポイ
ト等で採り、これを洗浄し、その液体をATPに入れる
という作業を行なう場合もある。後者の場合、作業は手
間と時間の掛かるものであった。他方で蒸留水や特殊洗
浄水に直接菌類を塗布するタイプがあるが、この方式を
浮遊菌捕集装置に適用出来れば、短時間で浮遊菌をAT
Pに捕集して供給することが可能と成る。そもそも浮遊
菌を捕集する目的は、事務所等の一般的な環境やクリー
ンルームに於ける主として空気中の浮遊菌を計数するこ
とにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さてチャンバー内にシ
ャーレ90等をセットするに際しては、その上方に位置
するノズルを除けなくてはならない。即ち、チャンバー
にキャップが開閉自在に取り付けられており、該キャッ
プに外気の吸入口が設けられていると共に、吸入口から
吸入した外気をシャーレ等の容器に向けて噴射するため
のノズルが設けられているが、シャーレ等の容器を交換
するに当たっては、その上方に位置しているノズルの付
いたキャップを除ける必要がある。しかしながら前記ノ
ズルは吸入ダクトの下端部分に設けられており、この吸
入ダクトは前記キャップの吸入口に挿入されているだけ
の構成であることが多い。このため、ヒンジ等の開閉機
構を取り付け、この開閉機構を中心にしてキャップを回
転させるように開閉する構成にすると、キャップに挿入
しただけの吸入ダクトを落としてしまうことがある。ま
たキャップは開閉機構でチャンバーに接続されているた
め、この開閉機構部分がシャーレ等の容器を取り出した
り装着する際の邪魔になることがある。
ャーレ90等をセットするに際しては、その上方に位置
するノズルを除けなくてはならない。即ち、チャンバー
にキャップが開閉自在に取り付けられており、該キャッ
プに外気の吸入口が設けられていると共に、吸入口から
吸入した外気をシャーレ等の容器に向けて噴射するため
のノズルが設けられているが、シャーレ等の容器を交換
するに当たっては、その上方に位置しているノズルの付
いたキャップを除ける必要がある。しかしながら前記ノ
ズルは吸入ダクトの下端部分に設けられており、この吸
入ダクトは前記キャップの吸入口に挿入されているだけ
の構成であることが多い。このため、ヒンジ等の開閉機
構を取り付け、この開閉機構を中心にしてキャップを回
転させるように開閉する構成にすると、キャップに挿入
しただけの吸入ダクトを落としてしまうことがある。ま
たキャップは開閉機構でチャンバーに接続されているた
め、この開閉機構部分がシャーレ等の容器を取り出した
り装着する際の邪魔になることがある。
【0006】一方で、ATPに浮遊菌を吹き付けて直接
捕集することが可能であれば、これが最も能率の良い浮
遊菌や粉塵の捕集方法であるということに成る。
捕集することが可能であれば、これが最も能率の良い浮
遊菌や粉塵の捕集方法であるということに成る。
【0007】本発明はこのような問題点を解決し、AT
Pに浮遊菌を吹き付けて直接捕集し得ると共に、キャッ
プから吸入ダクトを落としてしまうようなことが起こら
ず、またシャーレ等の容器の出し入れが円滑に行ない得
るような浮遊菌や粉塵の捕集装置の提供を課題とする。
Pに浮遊菌を吹き付けて直接捕集し得ると共に、キャッ
プから吸入ダクトを落としてしまうようなことが起こら
ず、またシャーレ等の容器の出し入れが円滑に行ない得
るような浮遊菌や粉塵の捕集装置の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、シャーレ等
の容器を載置するための受皿を駆動装置によって回転可
能にチャンバー内に設け、チャンバーにキャップを常に
略水平姿勢を保ちつつ開閉自在と成るように取り付け、
キャップに外気の吸入口を設けると共に、吸入口から吸
入した外気をシャーレ等の容器に向けて噴射するための
ノズルを取り付け、チャンバー内を負圧にするための真
空ポンプをチャンバーの抜気口に接続して成る浮遊菌や
粉塵の捕集装置とすることにより達成される。
の容器を載置するための受皿を駆動装置によって回転可
能にチャンバー内に設け、チャンバーにキャップを常に
略水平姿勢を保ちつつ開閉自在と成るように取り付け、
キャップに外気の吸入口を設けると共に、吸入口から吸
入した外気をシャーレ等の容器に向けて噴射するための
ノズルを取り付け、チャンバー内を負圧にするための真
空ポンプをチャンバーの抜気口に接続して成る浮遊菌や
粉塵の捕集装置とすることにより達成される。
【0009】また請求項2の発明は、請求項1に関して
平行に配置した2本のアームの各々の両端部をキャップ
及びチャンバー側に回動自在に取り付けることにより、
キャップがチャンバーに対して常に略水平姿勢を保ちつ
つ開閉自在と成るように構成した。
平行に配置した2本のアームの各々の両端部をキャップ
及びチャンバー側に回動自在に取り付けることにより、
キャップがチャンバーに対して常に略水平姿勢を保ちつ
つ開閉自在と成るように構成した。
【0010】また請求項3の発明は、請求項1に関し
て、チャンバー側に略垂直に立設したリニアガイドに、
キャップに設けた摺動筒をはめ込むことによって、キャ
ップがチャンバーに対し常に略水平姿勢を保ちつつ開閉
自在と成るように構成した。
て、チャンバー側に略垂直に立設したリニアガイドに、
キャップに設けた摺動筒をはめ込むことによって、キャ
ップがチャンバーに対し常に略水平姿勢を保ちつつ開閉
自在と成るように構成した。
【0011】また請求項4の発明は、請求項1に関して
ノズルが受け皿に対向して複数箇所に設けられているこ
とを特徴とするものとした。
ノズルが受け皿に対向して複数箇所に設けられているこ
とを特徴とするものとした。
【0012】また請求項5の発明は、請求項4に関し、
複数箇所に設けられたノズルの受け皿に対向する範囲が
各々異なるように構成されていることを特徴とするもの
とした。
複数箇所に設けられたノズルの受け皿に対向する範囲が
各々異なるように構成されていることを特徴とするもの
とした。
【0013】また請求項6の発明は、請求項1に関して
ノズルがピンホールの配列から構成されていることを特
徴とするものとした。
ノズルがピンホールの配列から構成されていることを特
徴とするものとした。
【0014】また請求項7の発明は、請求項1に関し
て、ノズルに、その噴射方向に対して略直角方向に風を
逃がすための開口部を具えた風防が設けられていること
を特徴とするものとした。
て、ノズルに、その噴射方向に対して略直角方向に風を
逃がすための開口部を具えた風防が設けられていること
を特徴とするものとした。
【0015】
【作用】本浮遊菌や粉塵の捕集装置によれば、真空ポン
プを動作させるとチャンバーの抜気口からチャンバー内
の空気が吸い出されてチャンバー内は負圧と成る。する
と吸入口から外気が吸い込まれてノズルからシャーレ等
の容器に向けて勢いよく噴射される。この結果、外気に
含まれる菌類や粉塵を液体培地に捕集させることが出来
る。液体培地にはATPが利用可能であり、ATPに浮
遊菌を吹き付けて直接捕集し得る。駆動装置は受皿上の
シャーレ等の容器を回転させるので、外気に含まれる菌
類や粉塵が培地全体に均一に吹き付けられることに成
る。またシャーレ等の容器を交換する際に、チャンバー
のキャップが常に略水平姿勢を保ちつつ開閉されるた
め、キャップから吸入ダクトを落としてしまうようなこ
とが起こらず、またシャーレ等の容器の出し入れが円滑
に行ない得る。
プを動作させるとチャンバーの抜気口からチャンバー内
の空気が吸い出されてチャンバー内は負圧と成る。する
と吸入口から外気が吸い込まれてノズルからシャーレ等
の容器に向けて勢いよく噴射される。この結果、外気に
含まれる菌類や粉塵を液体培地に捕集させることが出来
る。液体培地にはATPが利用可能であり、ATPに浮
遊菌を吹き付けて直接捕集し得る。駆動装置は受皿上の
シャーレ等の容器を回転させるので、外気に含まれる菌
類や粉塵が培地全体に均一に吹き付けられることに成
る。またシャーレ等の容器を交換する際に、チャンバー
のキャップが常に略水平姿勢を保ちつつ開閉されるた
め、キャップから吸入ダクトを落としてしまうようなこ
とが起こらず、またシャーレ等の容器の出し入れが円滑
に行ない得る。
【0016】また請求項2の発明では、平行に配置した
2本のアームの各々の両端部をキャップ及びチャンバー
側に回動自在に取り付けることによって、2本の平行ア
ームと水平なキャップとチャンバー側とで平行四辺形が
形作られ、この結果キャップがチャンバーに対して常に
略水平姿勢を保ちつつ開閉自在と成る。この2本1組の
アームは、キャップの片側だけ設けるのでもよいが、キ
ャップの両側に設けた場合のほうが開閉動作が安定する
ことが分かっている。
2本のアームの各々の両端部をキャップ及びチャンバー
側に回動自在に取り付けることによって、2本の平行ア
ームと水平なキャップとチャンバー側とで平行四辺形が
形作られ、この結果キャップがチャンバーに対して常に
略水平姿勢を保ちつつ開閉自在と成る。この2本1組の
アームは、キャップの片側だけ設けるのでもよいが、キ
ャップの両側に設けた場合のほうが開閉動作が安定する
ことが分かっている。
【0017】また請求項3の発明では、チャンバー側に
略垂直に立設したリニアガイド即ち案内杆に沿って摺動
筒が上昇下降し、キャップがチャンバーに対して常に略
水平姿勢を保ちつつ開閉される。リニアガイドは1本で
もよいが、2本から3本くらいが好適であることが分か
っている。尚自重で下降しようとするキャップを止めて
おくには、ストッパを設けたり、リニアガイドに対して
摺動筒を適当なきつさにはめ込むなどすればよい。
略垂直に立設したリニアガイド即ち案内杆に沿って摺動
筒が上昇下降し、キャップがチャンバーに対して常に略
水平姿勢を保ちつつ開閉される。リニアガイドは1本で
もよいが、2本から3本くらいが好適であることが分か
っている。尚自重で下降しようとするキャップを止めて
おくには、ストッパを設けたり、リニアガイドに対して
摺動筒を適当なきつさにはめ込むなどすればよい。
【0018】また請求項4の発明では、前記ノズルが受
皿に対し複数箇所設けられているため、より少ない時間
で受皿上の容器内の液体培地全体に行き渡らせることが
出来る。尚ノズルの形状の選択は任意事項であるが、例
えば容器の径方向に細長く、且つ容器の半径分の長さを
有する形状とした場合、受皿を1回転させたところでち
ょうど液体培地の全体に菌類を行き渡らせることが出来
る。而してこのような形状のノズルを受皿の回転に対し
て2回対称に配置すれば、受皿を半回転させるだけで液
体培地の全体に菌類を行き渡らせることが可能であるし
(勿論ノズルを容器の直径分に相当する長さを有する形
状とした場合受皿を半回転させるだけで液体培地の全体
に菌類や粉塵を行き渡らせることが出来る)、ノズルを
3回対称に配置すれば、受皿を1/3回転させるだけで
よいということに成る。
皿に対し複数箇所設けられているため、より少ない時間
で受皿上の容器内の液体培地全体に行き渡らせることが
出来る。尚ノズルの形状の選択は任意事項であるが、例
えば容器の径方向に細長く、且つ容器の半径分の長さを
有する形状とした場合、受皿を1回転させたところでち
ょうど液体培地の全体に菌類を行き渡らせることが出来
る。而してこのような形状のノズルを受皿の回転に対し
て2回対称に配置すれば、受皿を半回転させるだけで液
体培地の全体に菌類を行き渡らせることが可能であるし
(勿論ノズルを容器の直径分に相当する長さを有する形
状とした場合受皿を半回転させるだけで液体培地の全体
に菌類や粉塵を行き渡らせることが出来る)、ノズルを
3回対称に配置すれば、受皿を1/3回転させるだけで
よいということに成る。
【0019】また請求項5の発明では、請求項4に関し
複数箇所に設けられたノズルの受け皿に対向する範囲が
各々異なるように構成されているため、受け皿上に置か
れるシャーレ等の容器の大きさに合致するノズルを使い
分けることが出来る。
複数箇所に設けられたノズルの受け皿に対向する範囲が
各々異なるように構成されているため、受け皿上に置か
れるシャーレ等の容器の大きさに合致するノズルを使い
分けることが出来る。
【0020】また請求項6の発明では、前記ノズルがピ
ンホールの配列から構成されているため、各々のピンホ
ールが一定の吹付範囲をカバーし、ピンホール全体でノ
ズルの吹付範囲をカバーすることに成る。尚容器内の円
周長は中心ほど小さいのであるから、均等に吹き付ける
ためにピンホールはその間の距離が容器の中心に向かう
ほど大きく成るように整列配置されることがより望まし
い。
ンホールの配列から構成されているため、各々のピンホ
ールが一定の吹付範囲をカバーし、ピンホール全体でノ
ズルの吹付範囲をカバーすることに成る。尚容器内の円
周長は中心ほど小さいのであるから、均等に吹き付ける
ためにピンホールはその間の距離が容器の中心に向かう
ほど大きく成るように整列配置されることがより望まし
い。
【0021】また請求項7の発明では、前記ノズルに噴
射方向に対し略直角方向に風を逃がすための開口部を具
えた風防が取り付けられていることにより、開口部が高
過ぎる圧力を抜き適度な空気流を前記容器に向けて吹き
付ける。この結果、容器内の液体培地を飛散させること
なく外気に含まれる菌類や粉塵を液体培地に捕集させる
ことが出来る。風を逃がす方向を略直角方向としている
が、前記容器に向けて吹き付ける本流から逸らすことが
出来ればこの角度が略直角方向である、ということにし
たことによる。本構成によれば、ATPに浮遊菌を吹き
付けて直接捕集するのに好適と成る。尚、前記風防をノ
ズルに対し着脱自在に設けることも可能であり、風防を
取り外した場合には上述した寒天培地に浮遊菌や粉塵を
植え付けるタイプの捕集装置として好適である。
射方向に対し略直角方向に風を逃がすための開口部を具
えた風防が取り付けられていることにより、開口部が高
過ぎる圧力を抜き適度な空気流を前記容器に向けて吹き
付ける。この結果、容器内の液体培地を飛散させること
なく外気に含まれる菌類や粉塵を液体培地に捕集させる
ことが出来る。風を逃がす方向を略直角方向としている
が、前記容器に向けて吹き付ける本流から逸らすことが
出来ればこの角度が略直角方向である、ということにし
たことによる。本構成によれば、ATPに浮遊菌を吹き
付けて直接捕集するのに好適と成る。尚、前記風防をノ
ズルに対し着脱自在に設けることも可能であり、風防を
取り外した場合には上述した寒天培地に浮遊菌や粉塵を
植え付けるタイプの捕集装置として好適である。
【0022】
【実施例】次に本発明の幾つかの実施例を図面を参照し
ながら説明するが、本発明はこれ等の実施例にのみ限定
されるものではない。
ながら説明するが、本発明はこれ等の実施例にのみ限定
されるものではない。
【0023】図1乃至図4は本発明の第1実施例を表わ
す。アルコール等で殺菌処理を施してあり、表面に蒸留
水、洗浄水を付着させたガラス皿5を載置するためのタ
ーンテーブル40はキャップ31によって気密が保たれ
るチャンバー30内に設けられており、ターンテーブル
40は駆動装置を構成するステッピングモータ33によ
って回転可能である。チャンバー30内を負圧にするた
めの真空ポンプ34の吸気側とチャンバー30とはパイ
プ35で連結され、真空ポンプ34の排気側は別のパイ
プ35を介して捕集機3の外部へと導かれている。符号
36はドライバ回路、符号37はスイッチング電源回路
であり、真空ポンプ34や回転装置4のターンテーブル
40等を駆動し、符号39はこれ等のON/OFFやそ
の他制御のためのメンブレンスイッチである。手動つま
み38と回転装置4のターンテーブル40の回転軸42
との間には図示されていないベルトが架け渡されてお
り、手動つまみ38はモータ33を使用することなくタ
ーンテーブル40を回転させる際に利用するものであ
る。また符号300は吸入ダクト2その他の部品の収納
部であり、符号301は把手である。
す。アルコール等で殺菌処理を施してあり、表面に蒸留
水、洗浄水を付着させたガラス皿5を載置するためのタ
ーンテーブル40はキャップ31によって気密が保たれ
るチャンバー30内に設けられており、ターンテーブル
40は駆動装置を構成するステッピングモータ33によ
って回転可能である。チャンバー30内を負圧にするた
めの真空ポンプ34の吸気側とチャンバー30とはパイ
プ35で連結され、真空ポンプ34の排気側は別のパイ
プ35を介して捕集機3の外部へと導かれている。符号
36はドライバ回路、符号37はスイッチング電源回路
であり、真空ポンプ34や回転装置4のターンテーブル
40等を駆動し、符号39はこれ等のON/OFFやそ
の他制御のためのメンブレンスイッチである。手動つま
み38と回転装置4のターンテーブル40の回転軸42
との間には図示されていないベルトが架け渡されてお
り、手動つまみ38はモータ33を使用することなくタ
ーンテーブル40を回転させる際に利用するものであ
る。また符号300は吸入ダクト2その他の部品の収納
部であり、符号301は把手である。
【0024】図2から明かと成るように、前記回転軸4
2と受け41との間にはボール44が挿着されており、
該ボール44は回転軸42周りに設けたバネ43により
上方に付勢されて受け41を押し上げるように働く。円
盤状の受け41の上面外周部にはボール48が回転自在
に取り付けられており、該ボール48を介してターンテ
ーブル40を押し上げている。他方当該ターンテーブル
40の上面外周部にもボール45が回転自在に取り付け
られており、該ボール45はまたバネ46により上方か
ら下方に向けて付勢され、前記バネ43との間で均衡を
保つように調整されている。ボール45はターンテーブ
ル40の上面外周部の3回対称の位置に設けられている
が、これは4回対称の位置等としてもよい。このターン
テーブル40上に上述したガラス皿5が載置されること
に成るが、当該ガラス皿5の下面外周部には溝50が刻
設されており、該溝50に前記ターンテーブル40の上
面外周部に突設したキー47が掛合し得るように構成さ
れている。
2と受け41との間にはボール44が挿着されており、
該ボール44は回転軸42周りに設けたバネ43により
上方に付勢されて受け41を押し上げるように働く。円
盤状の受け41の上面外周部にはボール48が回転自在
に取り付けられており、該ボール48を介してターンテ
ーブル40を押し上げている。他方当該ターンテーブル
40の上面外周部にもボール45が回転自在に取り付け
られており、該ボール45はまたバネ46により上方か
ら下方に向けて付勢され、前記バネ43との間で均衡を
保つように調整されている。ボール45はターンテーブ
ル40の上面外周部の3回対称の位置に設けられている
が、これは4回対称の位置等としてもよい。このターン
テーブル40上に上述したガラス皿5が載置されること
に成るが、当該ガラス皿5の下面外周部には溝50が刻
設されており、該溝50に前記ターンテーブル40の上
面外周部に突設したキー47が掛合し得るように構成さ
れている。
【0025】また吸入ダクト2はその上端部が外部へ取
り出されるようにして、開閉自在のキャップ31に取り
付けられている。吸入ダクト2の底部に位置するノズル
20には、第2実施例で説明するピンホール21の列が
開口されている(図8を参照のこと)。前記キャップ3
1には、2つの吸入ダクト2を取り付けるための口が設
けられており、一方の口に吸入ダクト2が遊嵌され、他
方の口にキャップ24が遊冠されている。
り出されるようにして、開閉自在のキャップ31に取り
付けられている。吸入ダクト2の底部に位置するノズル
20には、第2実施例で説明するピンホール21の列が
開口されている(図8を参照のこと)。前記キャップ3
1には、2つの吸入ダクト2を取り付けるための口が設
けられており、一方の口に吸入ダクト2が遊嵌され、他
方の口にキャップ24が遊冠されている。
【0026】前記キャップ31は、チャンバー30のキ
ャップ受け口32に冠合されるものであるが、捕集機3
の上面に設けた軸受け14とキャップ31とは、2本の
平行なアーム11,12で連結されており、各々回動軸
13で回動自在とされ、前記キャップ31は、チャンバ
ー30のキャップ受け口32に対し略水平姿勢を保ちつ
つ開閉自在と成っている。2本の平行なアーム11,1
2は、キャップ31の両側に設けられている。この動作
状態を図3及び図4で表わした。図3では前記キャップ
31はチャンバー30のキャップ受け口32に冠合され
ており、これを上げると図4で示すように平行姿勢のま
ま斜め方向に上昇する。即ち、キャップ31は常に水平
姿勢を保っている。
ャップ受け口32に冠合されるものであるが、捕集機3
の上面に設けた軸受け14とキャップ31とは、2本の
平行なアーム11,12で連結されており、各々回動軸
13で回動自在とされ、前記キャップ31は、チャンバ
ー30のキャップ受け口32に対し略水平姿勢を保ちつ
つ開閉自在と成っている。2本の平行なアーム11,1
2は、キャップ31の両側に設けられている。この動作
状態を図3及び図4で表わした。図3では前記キャップ
31はチャンバー30のキャップ受け口32に冠合され
ており、これを上げると図4で示すように平行姿勢のま
ま斜め方向に上昇する。即ち、キャップ31は常に水平
姿勢を保っている。
【0027】さて、真空ポンプ34を駆動するとチャン
バー30内は負圧と成り、前記吸入ダクト2から菌類を
含んだ外気が勢い良く吸入されるが、外気は吸入ダクト
2の底部にあるピンホール21から下方に向けて噴出さ
れる。当該ガラス皿5の表面には蒸留水と洗浄水とが付
着しているが、この液体培地に外気に含まれる菌類が捕
集される。この時ターンテーブル40の回転に伴なって
ガラス皿5も回転しており、前記ピンホール21の列は
ガラス皿5の半径分の範囲をカバーしており、ガラス皿
5を1回転させたところでちょうど液体培地全体に菌類
を行き渡らせることが出来るわけである。チャンバー3
0を通過した空気流はパイプ35を経由して真空ポンプ
34に至り、更に別のパイプ35を経由して捕集機3の
外へ排気される。この際浮遊菌捕集機3の排気口に浮遊
菌を濾過し得るフィルターを設けることも出来る。尚吸
入ダクト2の底部に位置するノズル20には、ピンホー
ル21を設けるのではなく開放してしまってもよい。ノ
ズル20の口を細く潰してしまってもよい。
バー30内は負圧と成り、前記吸入ダクト2から菌類を
含んだ外気が勢い良く吸入されるが、外気は吸入ダクト
2の底部にあるピンホール21から下方に向けて噴出さ
れる。当該ガラス皿5の表面には蒸留水と洗浄水とが付
着しているが、この液体培地に外気に含まれる菌類が捕
集される。この時ターンテーブル40の回転に伴なって
ガラス皿5も回転しており、前記ピンホール21の列は
ガラス皿5の半径分の範囲をカバーしており、ガラス皿
5を1回転させたところでちょうど液体培地全体に菌類
を行き渡らせることが出来るわけである。チャンバー3
0を通過した空気流はパイプ35を経由して真空ポンプ
34に至り、更に別のパイプ35を経由して捕集機3の
外へ排気される。この際浮遊菌捕集機3の排気口に浮遊
菌を濾過し得るフィルターを設けることも出来る。尚吸
入ダクト2の底部に位置するノズル20には、ピンホー
ル21を設けるのではなく開放してしまってもよい。ノ
ズル20の口を細く潰してしまってもよい。
【0028】菌類を捕集し終えたガラス皿5を取り出す
には、真空ポンプ34の停止を確認した後、キャップ3
1を上方へ引き、キャップ受け口32を開放させる。こ
の時キャップ31は水平姿勢を保っているため、吸入ダ
クト2やキャップ24も安定して冠合された状態を保っ
ている。
には、真空ポンプ34の停止を確認した後、キャップ3
1を上方へ引き、キャップ受け口32を開放させる。こ
の時キャップ31は水平姿勢を保っているため、吸入ダ
クト2やキャップ24も安定して冠合された状態を保っ
ている。
【0029】尚、本実施例の浮遊菌捕集機3のキャップ
31やアーム11,12の上を覆い得る透明なカバーな
どを設けることも好ましい。
31やアーム11,12の上を覆い得る透明なカバーな
どを設けることも好ましい。
【0030】次に図5乃至図8は本発明の第2実施例を
表わす。本実施例の基本的な構成は上述した第1実施例
に倣うものであるが、キャップ31を水平に開閉自在と
成るように取り付けるのにリニアガイド15を用いて成
る点及び吸入ダクト2に風防8を固定的に取り付けて成
る点に特徴を有する。
表わす。本実施例の基本的な構成は上述した第1実施例
に倣うものであるが、キャップ31を水平に開閉自在と
成るように取り付けるのにリニアガイド15を用いて成
る点及び吸入ダクト2に風防8を固定的に取り付けて成
る点に特徴を有する。
【0031】即ち、捕集機3の上面のチャンバー30の
近傍で2回対称の位置に、丸鋼より成るリニアガイド1
5を立設し、チャンバー30のキャップ受け口32に冠
合されるキャップ31の両側に設けた摺動筒16を前記
リニアガイド15にはめ込んだものである。このはめ込
みは幾分きつ目に為されており、キャップ31を上方に
引くと持ち上げることは出来るが、キャップ31は自重
では落ちて来ない程度に設定してある。尚、リニアガイ
ド15と摺動筒16との組を3回対称の位置に設けるこ
とも可能である。
近傍で2回対称の位置に、丸鋼より成るリニアガイド1
5を立設し、チャンバー30のキャップ受け口32に冠
合されるキャップ31の両側に設けた摺動筒16を前記
リニアガイド15にはめ込んだものである。このはめ込
みは幾分きつ目に為されており、キャップ31を上方に
引くと持ち上げることは出来るが、キャップ31は自重
では落ちて来ない程度に設定してある。尚、リニアガイ
ド15と摺動筒16との組を3回対称の位置に設けるこ
とも可能である。
【0032】一方、図6から明かと成るように、縦断面
がコ字形状を呈する風防8は、吹き付け方向が開口され
ている(開口部83)と共にその両側が開口部81,8
1にて開口された状態にある。また上面部には吸入ダク
ト2のノズル20に装着するための装着口80が開口さ
れている。更に前記開口部81,81に加え、これと略
直角方向の壁面にも開口部82,82を開口して成る。
而して、ノズル20のピンホール21から噴射された空
気流はその高過ぎる圧力が両側の開口部81,82で抜
かれて、開口部83より適度な空気流が容器に向けて吹
き付けられる。この結果ガラス皿5上の液体培地を飛散
させることなく、外気に含まれる菌類や粉塵を液体培地
に捕集させることが出来る。この状況は図7で示されて
いる通りである。尚、各々のピンホール21が一定の吹
付範囲をカバーして、ピンホール全体でノズル20の吹
付範囲をカバーしている。
がコ字形状を呈する風防8は、吹き付け方向が開口され
ている(開口部83)と共にその両側が開口部81,8
1にて開口された状態にある。また上面部には吸入ダク
ト2のノズル20に装着するための装着口80が開口さ
れている。更に前記開口部81,81に加え、これと略
直角方向の壁面にも開口部82,82を開口して成る。
而して、ノズル20のピンホール21から噴射された空
気流はその高過ぎる圧力が両側の開口部81,82で抜
かれて、開口部83より適度な空気流が容器に向けて吹
き付けられる。この結果ガラス皿5上の液体培地を飛散
させることなく、外気に含まれる菌類や粉塵を液体培地
に捕集させることが出来る。この状況は図7で示されて
いる通りである。尚、各々のピンホール21が一定の吹
付範囲をカバーして、ピンホール全体でノズル20の吹
付範囲をカバーしている。
【0033】次に図9は本発明の第3実施例を表わす。
本実施例の基本的な構成は上述した第2実施例に倣うも
のであるが、前記キャップ31には、2つの吸入ダクト
2,2を取り付けるための口が設けられており、双方の
口に吸入ダクト2,2が遊嵌されている例である。尚、
何れの吸入ダクト2,2にも風防8が取り付けられてい
る。
本実施例の基本的な構成は上述した第2実施例に倣うも
のであるが、前記キャップ31には、2つの吸入ダクト
2,2を取り付けるための口が設けられており、双方の
口に吸入ダクト2,2が遊嵌されている例である。尚、
何れの吸入ダクト2,2にも風防8が取り付けられてい
る。
【0034】本実施例の特徴は、第2実施例の構成に於
いて、ガラス皿5の半径分の範囲をカバーする吸入ダク
ト2が、ガラス皿5の回転に対して2回対称の位置に配
置されている点にある。これによりガラス皿5を半回転
させるだけで液体培地の全体に菌類を行き渡らせること
が可能と成っている。尚、更に3回対称、4回対称の位
置に配置する構成も可能であり、浮遊菌捕集に掛かる時
間が短縮される効果がある。
いて、ガラス皿5の半径分の範囲をカバーする吸入ダク
ト2が、ガラス皿5の回転に対して2回対称の位置に配
置されている点にある。これによりガラス皿5を半回転
させるだけで液体培地の全体に菌類を行き渡らせること
が可能と成っている。尚、更に3回対称、4回対称の位
置に配置する構成も可能であり、浮遊菌捕集に掛かる時
間が短縮される効果がある。
【0035】次に図10は本発明の第4実施例を表わ
す。前記キャップ31には2つの口に各々直径の異なる
吸入ダクト22,23を取り付け得るように構成されて
いる。この2つの口はキャップ24で被冠され得る。
す。前記キャップ31には2つの口に各々直径の異なる
吸入ダクト22,23を取り付け得るように構成されて
いる。この2つの口はキャップ24で被冠され得る。
【0036】図10の円Aは吸入ダクト22がカバーす
るシャーレの範囲であり、また円Bは吸入ダクト23が
カバーするシャーレの範囲である。即ち、吸入ダクト2
2を使用する場合というのは大きな円Aに相当する直径
のシャーレを使用する場合であり、また吸入ダクト23
を使用する場合というのは小さな円Bに相当する直径の
シャーレを使用する場合である。この構成によって、タ
ーンテーブル40上に置かれるシャーレ等の容器の大き
さに合致するノズルを使い分けることが出来るのであ
る。尚より具体的には、小さな円Bに相当するシャーレ
の直径には87φ〜90φのものを、大きな円Aに相当
するシャーレには直径は140φ〜150φのものを上
げ得る。
るシャーレの範囲であり、また円Bは吸入ダクト23が
カバーするシャーレの範囲である。即ち、吸入ダクト2
2を使用する場合というのは大きな円Aに相当する直径
のシャーレを使用する場合であり、また吸入ダクト23
を使用する場合というのは小さな円Bに相当する直径の
シャーレを使用する場合である。この構成によって、タ
ーンテーブル40上に置かれるシャーレ等の容器の大き
さに合致するノズルを使い分けることが出来るのであ
る。尚より具体的には、小さな円Bに相当するシャーレ
の直径には87φ〜90φのものを、大きな円Aに相当
するシャーレには直径は140φ〜150φのものを上
げ得る。
【0037】さて図11は前記ガラス皿5の代わりに用
いることが出来るステンレス皿51を平面図で表わした
ものである。当該ステンレス皿51は水溜の部分とその
周囲の縁部とから構成されており、縁部には上方へ引出
自在な取手52が2回対称の位置に設けられている。取
手52は縁部の孔53に挿入されて止められている。水
溜の部分には液体培地が溜められる。
いることが出来るステンレス皿51を平面図で表わした
ものである。当該ステンレス皿51は水溜の部分とその
周囲の縁部とから構成されており、縁部には上方へ引出
自在な取手52が2回対称の位置に設けられている。取
手52は縁部の孔53に挿入されて止められている。水
溜の部分には液体培地が溜められる。
【0038】次に図12は上記ステンレス皿51の別形
態を表わし、ステンレス皿51には金属メッシュや布の
フィルター6が取り付けられ、特殊洗浄液7の飛散を防
止するように成っている。当該フィルター6の周囲には
縁金具60が取り付けられておりステンレス皿51に自
重で止まるように成っている。尚ステンレス皿51にパ
ッチン錠を設けて縁金具60の部位を止めるようにする
構成も可能である。
態を表わし、ステンレス皿51には金属メッシュや布の
フィルター6が取り付けられ、特殊洗浄液7の飛散を防
止するように成っている。当該フィルター6の周囲には
縁金具60が取り付けられておりステンレス皿51に自
重で止まるように成っている。尚ステンレス皿51にパ
ッチン錠を設けて縁金具60の部位を止めるようにする
構成も可能である。
【0039】尚本発明はこれ等の実施例にのみ限定され
ないから、例えば培地表面とノズルとの間の距離を計測
する手段を設けたり、この計測の結果に基づいて培地表
面とノズルとの間の距離を微調整する手段を取り付ける
ことも出来る。前記計測手段としては光電センサが好適
である。計測結果を光や音で報知するように構成しても
よい。受皿を回転させる駆動装置の種類も従来の各種技
術が利用可能であるから特に限定されない。シャーレ等
の容器に向けて噴射するためのノズルの形状も自由であ
る。ノズルにはスリット等を利用し得る。ノズルの大き
さと真空ポンプの強さの調節で、例えば1000リット
ル/30分という流量を得ることが出来るし、更に大き
な流量に対応し得るように構成することが出来る。また
制御装置のマンマシンインターフェイス部の構成も任意
である。例えば手動つまみ38に1ミリメートル毎にク
リック感が得られるように構成してもよい。流量計を取
り付けておくことも好ましい。
ないから、例えば培地表面とノズルとの間の距離を計測
する手段を設けたり、この計測の結果に基づいて培地表
面とノズルとの間の距離を微調整する手段を取り付ける
ことも出来る。前記計測手段としては光電センサが好適
である。計測結果を光や音で報知するように構成しても
よい。受皿を回転させる駆動装置の種類も従来の各種技
術が利用可能であるから特に限定されない。シャーレ等
の容器に向けて噴射するためのノズルの形状も自由であ
る。ノズルにはスリット等を利用し得る。ノズルの大き
さと真空ポンプの強さの調節で、例えば1000リット
ル/30分という流量を得ることが出来るし、更に大き
な流量に対応し得るように構成することが出来る。また
制御装置のマンマシンインターフェイス部の構成も任意
である。例えば手動つまみ38に1ミリメートル毎にク
リック感が得られるように構成してもよい。流量計を取
り付けておくことも好ましい。
【0040】そしてチャンバーにキャップを常に略水平
姿勢を保ちつつ開閉自在と成るように取り付ける構成も
任意である。
姿勢を保ちつつ開閉自在と成るように取り付ける構成も
任意である。
【0041】
【発明の効果】以上本発明は、シャーレ等の容器を載置
するための受皿を駆動装置により回転可能にチャンバー
内に設け、チャンバーにキャップを常に略水平姿勢を保
ちつつ開閉自在と成るように取り付け、キャップに外気
の吸入口を設けると共に、該吸入口から吸入した外気を
シャーレ等の容器に向けて噴射するためのノズルを取り
付け、チャンバー内を負圧にするための真空ポンプをチ
ャンバーの抜気口に接続して成る浮遊菌や粉塵の捕集装
置とした。本発明の構成によれば、シャーレ等の容器に
直接浮遊菌を吹き付けて捕集することが出来る。またシ
ャーレ等の容器を交換するに際し、チャンバーのキャッ
プを常に略水平姿勢を保ちつつ開閉することが出来る。
するための受皿を駆動装置により回転可能にチャンバー
内に設け、チャンバーにキャップを常に略水平姿勢を保
ちつつ開閉自在と成るように取り付け、キャップに外気
の吸入口を設けると共に、該吸入口から吸入した外気を
シャーレ等の容器に向けて噴射するためのノズルを取り
付け、チャンバー内を負圧にするための真空ポンプをチ
ャンバーの抜気口に接続して成る浮遊菌や粉塵の捕集装
置とした。本発明の構成によれば、シャーレ等の容器に
直接浮遊菌を吹き付けて捕集することが出来る。またシ
ャーレ等の容器を交換するに際し、チャンバーのキャッ
プを常に略水平姿勢を保ちつつ開閉することが出来る。
【0042】この結果、ATPに浮遊菌を吹き付けて直
接捕集し得ると共に、シャーレ等の容器の出し入れに際
し、キャップから吸入ダクトを落としてしまうようなこ
とが起こらず、またシャーレ等の容器の出し入れが円滑
に行ない得るような浮遊菌や粉塵の捕集装置を提供する
ことに成功し、所期の目的を達成している。
接捕集し得ると共に、シャーレ等の容器の出し入れに際
し、キャップから吸入ダクトを落としてしまうようなこ
とが起こらず、またシャーレ等の容器の出し入れが円滑
に行ない得るような浮遊菌や粉塵の捕集装置を提供する
ことに成功し、所期の目的を達成している。
【図1】本発明の第1実施例を側面から見た説明図であ
る。
る。
【図2】同実施例のチャンバー30の説明図である。
【図3】同実施例の水平開閉機構1の閉状態の説明図で
ある。
ある。
【図4】同実施例の水平開閉機構1の開状態の説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第2実施例を側面から見た説明図であ
る。
る。
【図6】同実施例のチャンバー30の説明図である。
【図7】同実施例の風防8の使用状態説明図である。
【図8】同実施例の吸入ダクト2の底面図である。
【図9】本発明の第3実施例の説明図である。
【図10】本発明の第4実施例の説明図である。
【図11】各実施例に使用し得るステンレス皿の平面図
である。
である。
【図12】各実施例に使用し得るステンレス皿の説明図
である。
である。
【図13】従来例に於ける培養容器の説明図である。
1 水平開閉機構 10 水平開閉機構 11 アーム 12 アーム 13 回動軸 14 軸受け 15 リニアガイド 16 摺動筒 2 吸入ダクト 20 ノズル 21 ピンホール 22 吸入ダクト 23 吸入ダクト 24 キャップ 3 捕集機 30 チャンバー 31 キャップ 32 キャップ受け口 33 モータ 34 真空ポンプ 35 パイプ 36 ドライバ回路 37 電源回路 38 手動つまみ 39 スイッチ 300収納部 301把手 4 回転装置 40 ターンテーブル 41 受け 42 回転軸 43 バネ 44 ボール 45 ボール 46 バネ 47 キー 48 ボール 5 ガラス皿 50 溝 51 ステンレス皿 52 取手 53 孔 6 フィルター 60 縁金具 7 洗浄液 8 風防 80 装着口 81 開口部 82 開口部 83 開口部
Claims (7)
- 【請求項1】 シャーレ等の容器を載置するための受皿
を駆動装置によって回転可能にチャンバー内に設け、チ
ャンバーにキャップを常に略水平姿勢を保ちつつ開閉自
在と成るように取り付け、キャップに外気の吸入口を設
けると共に、該吸入口から吸入した外気をシャーレ等の
容器に向けて噴射するためのノズルを取り付け、チャン
バー内を負圧にするための真空ポンプをチャンバーの抜
気口に接続して成る浮遊菌や粉塵の捕集装置。 - 【請求項2】 平行に配置した2本のアームの各々の両
端部をキャップ及びチャンバー側に回動自在に取り付け
ることにより、キャップがチャンバーに対して常に略水
平姿勢を保ちつつ開閉自在と成るように構成した、請求
項1の浮遊菌や粉塵の捕集装置。 - 【請求項3】 チャンバー側に略垂直に立設したリニア
ガイドに、キャップに設けた摺動筒をはめ込むことによ
り、キャップがチャンバーに対し常に略水平姿勢を保ち
つつ開閉自在と成るように構成した、請求項1の浮遊菌
や粉塵の捕集装置。 - 【請求項4】 ノズルが受け皿に対向して複数箇所に設
けられていることを特徴とする、請求項1の浮遊菌や粉
塵の捕集装置。 - 【請求項5】 複数箇所に設けられたノズルの受け皿に
対向する範囲が各々異なるように構成されていることを
特徴とする、請求項4の浮遊菌や粉塵の捕集装置。 - 【請求項6】 ノズルがピンホールの配列から構成され
ていることを特徴とする、請求項1の浮遊菌や粉塵の捕
集装置。 - 【請求項7】 ノズルに、その噴射方向に対して略直角
方向に風を逃がすための開口部を具えた風防が設けられ
ていることを特徴とする、請求項1の浮遊菌や粉塵の捕
集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36209897A JPH11169165A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 浮遊菌や粉塵の捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36209897A JPH11169165A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 浮遊菌や粉塵の捕集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169165A true JPH11169165A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18475898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36209897A Pending JPH11169165A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 浮遊菌や粉塵の捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11169165A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008073042A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Biotest Ag | 空気細菌捕集装置 |
| CN112481104A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-03-12 | 青岛航荣航空维护设备有限公司 | 一种便携式浮游菌采集设备及方法 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP36209897A patent/JPH11169165A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008073042A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Biotest Ag | 空気細菌捕集装置 |
| CN112481104A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-03-12 | 青岛航荣航空维护设备有限公司 | 一种便携式浮游菌采集设备及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |