JPH11169242A - 空気環境調整機能付収納体 - Google Patents
空気環境調整機能付収納体Info
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- JPH11169242A JPH11169242A JP9339619A JP33961997A JPH11169242A JP H11169242 A JPH11169242 A JP H11169242A JP 9339619 A JP9339619 A JP 9339619A JP 33961997 A JP33961997 A JP 33961997A JP H11169242 A JPH11169242 A JP H11169242A
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Landscapes
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Abstract
品質を低下させることなく長期の収納が可能であり、か
つ、長期収納時あるいは長期展示時等の収納体内部の環
境を改善することが可能な空気環境調整機能付収納体を
提供する。 【解決手段】 収納部内部の空気を清浄及び除湿すると
共に脱臭する空気清浄除湿脱臭手段3,4,6を有する
ことを特徴とする空気環境調整機能付収納体1。
Description
博物館、文化財保存館、公文書館、資料館、倉庫、書
庫、病院、地下貯蔵庫等において主に用いられる、収納
体内部の収納物の保存に適する環境条件を整える機能を
有する環境条件調整機能付収納体に関する。
おくと浮遊する塵埃等に影響され、品質が劣化したり故
障が生ずる虞があるため、通常、棚等の収納体内部に保
管される。また、美術品や貴金属等は、品質の劣化ある
いは盗難等を防止するため、展示の際には展示ケース内
に収納される。
の棚あるいは展示ケース等の収納体では、内部の空気が
浄化されないことから、何らかの理由で塵埃や黴、ある
いはバクテリア等が収納体内部に侵入した際にその除去
を行うことができず、収納物の品質低下を防止すること
ができなかった。
って収納物を保管あるいは展示すると、その収納物の種
類にもよるが、特に本や書類等を長期間保管した場合に
は収納体内部に独特の臭いが発生し、使用者に不快感を
与えるという問題点がある。本発明は、上記問題点を解
決し、収納体内部の空気環境を調整しつつ、収納物の品
質を低下させることなく長期の収納が可能であり、長期
収納時等の収納体内部の環境を改善することが可能な空
気環境調整機能付棚の提供を目的とする。
収納物を収納する収納部を有する収納体において、前記
収納部内部の空気を清浄すると共に脱臭する空気清浄脱
臭手段を有することを特徴とする。
気環境調整機能付収納体において、さらに、前記空気清
浄脱臭手段は光触媒酸化チタンを利用した構成を有する
ことを特徴とする。
収納部を有する収納体において、前記収納部内部の空気
を除湿すると共に脱臭する除湿脱臭手段を有することを
特徴とする。
気環境調整機能付収納体において、さらに、前記除湿脱
臭手段は光触媒酸化チタンを利用した構成を有すること
を特徴とする。
収納部を有する収納体において、前記収納部内部の空気
を清浄及び除湿すると共に脱臭する空気清浄除湿脱臭手
段を有することを特徴とする。
気環境調整機能付収納体において、さらに、前記空気清
浄除湿脱臭手段は光触媒酸化チタンを利用した構成を有
することを特徴とする。
求項6のうちの何れか1つに記載の空気環境調整機能付
収納体において、さらに、前記収納体が移動棚であるこ
とを特徴とする。
求項6のうちの何れか1つに記載の空気環境調整機能付
収納体において、さらに、前記収納体が展示ケースであ
ることを特徴とする。
した空気環境調整機能付収納体としての移動棚1を示し
ている。同図において移動棚1は、棚本体2、乾式除湿
器3、清浄フィルター4、空気流路5、脱臭部材6から
主に構成されている。この第1の実施例では、乾式除湿
器3、清浄フィルター4、及び脱臭部材6によって空気
清浄除湿脱臭手段が構成される。
8、天板9、台枠10、支柱11、棚板12から主に構
成されている。
の図示しない棚受けが複数配設されている。この図示し
ない棚受けは、各支柱11に加工された穴に引っ掛けら
れており、穴ピッチに応じて任意の位置で固定あるいは
係止される。
フィルター4を取り付けるための開孔9aが形成されて
いる。前面パネル7の上部には乾式除湿器3が取り付け
られており、この乾式除湿器3はカバー13によって覆
われている。天板9の上部には、清浄フィルター4を通
過した処理空気の流路としてのパイプ14が、一方の開
口を清浄フィルター4に連結させて設けられており、パ
イプ14の他方の開口は乾式除湿器3の吸入口3aに連
結されている。パイプ14の流路中には脱臭部材6が取
り付けられている。
て、乾式除湿器3から除湿処理された空気の流路として
のパイプ15が設けられており、このパイプ15は台枠
10に設けられたダクト差し込み口16へ連結されてい
る。台枠10上には、処理空気の吹出口としての排出ダ
クト17が設けられている。この排出ダクト17はダク
ト差し込み口16に連結されており、適宜のピッチで空
気の吹出穴17aが設けられている。排出ダクト17は
台枠10内に収納されるように構成してもよい。台枠1
0の下部には図示しない車輪が取り付けられており、こ
の図示しない車輪は床面に固定された2本のレール1
8,19上に載置されている。また、前面パネル7の外
部側にはハンドル20が取り付けられており、このハン
ドル20を回転させることにより、図示しないチェーン
等を介して図示しない車輪が回転し、移動棚1が移動す
る。
ールは3本以上であってもよく、また、ハンドル式の手
動タイプの移動棚に限らず、モーター駆動による電動式
の移動棚を用いてもよく、さらに3連以上の間口を有す
るものであってもよい。
棚部の隙間(各棚板間や棚板と支柱との間等)を通って
上部へと流れ、清浄フィルター4へと至る。
られている。清浄フィルター4としては、グラスウール
繊維に静電誘導の原理で静電気を帯びさせた電子式空気
清浄フィルターが用いられている。この清浄フィルター
4は通風抵抗が非常に小さく(風速1m/secで空気
が通過する場合の圧力損失2mmH2 O)、これを用い
ることにより乾式除湿器3の風量にほとんど影響を与え
ずに1ミクロン以下の微細な粒子(菌や黴の胞子、バク
テリア、花粉、塵埃、ダニの死骸等)を補集することが
できる。また、補集できなかった粒子に関しても電気的
に帯電されることがないため、これらが棚内部の収納物
に電気的に付着することが防止でき、収納物の品質低下
を極力防止することができる。
れている。脱臭部材6は、光触媒酸化チタンを利用して
おり、具体的な構成は図3(a),(b)にそれぞれ示
すように、酸化チタンを用いた脱臭フィルター21と蛍
光灯22とからなるもの、あるいは脱臭フィルター21
と紫外線ランプ23と反射鏡24とからなるもの等が挙
げられる。
線ランプ23で脱臭フィルター21を照射することによ
り光触媒反応が行われ、脱臭フィルター21に空気中の
臭いや菌等が付着して脱臭、抗菌、除菌の各作用効果を
得ることができる。なお、反射鏡24は、紫外線が外部
へ漏洩するのを防止している。
なわち棚本体2の下部あるいは台枠10の近傍には、湿
度センサー25が配設されている。湿度センサー25と
しては湿度情報を出力するタイプのもの、あるいは設定
湿度に達したら信号を出力するタイプのものが用いられ
る。湿度センサー25からの信号は制御手段26に向け
て出力される。周知のマイクロコンピューターから構成
される制御手段26には、湿度センサー25からの信号
が入力され、制御手段26はこの入力信号に基づいて乾
式除湿器3に作動信号を出力する。
0またはドライボーイW20(共に商品名)が用いられ
る。この乾式除湿器3は、図2に示すように吸入口3
a、第1排出口3b、第2排出口3cを有しており、図
示しない取付部材を介して前面パネル7の上部に取り付
けられている。また、乾式除湿器3は、その内部に図示
しないファン、ヒーター、吸湿ローターを有しており、
このファンによって乾式除湿器3に吸引された空気は、
ヒーター、吸湿ローターを通って加熱及び除湿され、第
1排出口3bへ送られる。また、加熱後、吸湿ローター
の余分な水分を吸収した空気が第2排出口3cへ送られ
る。すなわち、移動棚1の内部の余分な水分が吸湿ロー
ターを介して第2排出口3cより外部へ放出される。な
お、ここでいう加熱とは、吸湿ローターで水分の受け渡
しが行え、収納物に悪影響を及ぼさない程度の意味であ
る。
は、パイプ15及び排出ダクト17を介して移動棚1の
下部の吹出穴17aより吹き出される空気の吹出速度が
0.5m/sec程度となるように調整されている。ま
た、移動棚1の内部に収納された収納物に対して、吹出
穴17aから吹き出された空気が直接当たらないように
構成されている。
の吸引力によって清浄フィルター4を通った濾過空気
は、脱臭部材6を通過して脱臭、除菌された後に乾式除
湿器3へ導かれる。乾式除湿器3内の吸湿ローターを通
って加熱、除湿された空気が乾式除湿器3内の図示しな
いファンの回転によって第1排出口3b、パイプ15、
ダクト差し込み口16、排出ダクト17を介して移動棚
1の下部に送られる。
移動棚1の内部に送られ、棚内部の隙間を通って移動棚
1の全般に行き渡り、乾式除湿器3内の図示しないファ
ンの吸引力及び対流(ダクト17より放出される空気は
棚内部の空気より僅かに暖かいので温度差により対流が
生ずる)によって上部に回って流れる際に、棚内部や収
納物に付着した微細な粒子を巻き上げ、清浄フィルター
4を通過して浄化される。
ーを通って加熱された空気が移動棚1の内部に供給され
ることにより、加熱されていない空気との間で対流作用
を起こしつつ移動棚1の内部の空気環境を均一化し、収
納物の保存環境に合わせた湿度環境を作るという調湿機
能による効果を得ることができると共に、移動棚1の内
部や収納物に付着した微細な粒子が緩やかに流れる空気
によって除去され、さらにこの空気が清浄フィルター4
及び脱臭部材6によって浄化、脱臭された後に繰り返し
て循環されるため、徐々に移動棚1の内部の空気環境が
浄化及び脱臭されるという濾過機能による効果を得るこ
とができる。また、清浄フィルター4及び脱臭部材6に
よって移動棚1の内部の微生物を除去しながら減少させ
るという除菌効果をも同時に達成することができ、収納
物の品質低下の防止並びに棚内部の環境の改善といった
作用効果を得ることができる。
により、移動棚1の内部の湿度を最適湿度に集束させる
清浄空気定湿化を達成することができ、これにより移動
棚1の内部における微生物の生育を抑制する静菌効果、
並びに湿度や微生物による収納物の劣化速度を抑制する
劣化遅延効果を得ることができる。
している。同図において、移動棚27は、レール18,
19上に移動可能に設けられた複数の棚本体28、複数
の棚本体28の1つおきに設けられた、乾式除湿器3と
清浄フィルター4とを具備した空気清浄除湿器29、空
気流路30、脱臭部材6から主に構成されている。この
第2の実施例では、空気清浄除湿器29と脱臭部材6と
によって空気清浄除湿脱臭手段が構成される。
ル32、天板33、台枠34、支柱11、棚板12から
主に構成されている。前面パネル31には棚本体28を
移動させるためのハンドル20が取り付けられている。
後面パネル32には空気流路30を構成する通路35が
形成されており、通路35の一方の開口は台枠34の下
部に連通している。天板33には空気清浄除湿器29を
取り付けるための開孔33aが形成されている。台枠3
4には、通路35から送られる空気を棚内部に送出する
ための複数の吹出穴34aが形成されている。
浄フィルター4、取付部材36、湿度センサー25、制
御手段26から主に構成されている。清浄フィルター4
は開孔33aに取り付けられており、清浄フィルター4
の上部には、空気取入口36aを有する取付部材36を
介して乾式除湿器3が取り付けられている。空気取入口
36aと吸入口3aとには、清浄フィルター4を通過し
た空気を乾式除湿器3に送り込むための、空気流路30
を構成するダクト37が接続されている。空気流路30
を構成するパイプ38は、その一端を第1排出口3bに
接続されており、他端を通路35の他方の開口に接続さ
れている。パイプ38の中程には脱臭部材6が配設され
ている。通路35、ダクト37、パイプ38によって空
気流路30が構成されている。
ないファンの吸引力によって清浄フィルター4を通った
濾過空気は乾式除湿器3へ導かれ、乾式除湿器3内の吸
湿ローターを通って加熱、除湿された空気が第1排出口
3b、パイプ38、脱臭部材6、通路35を介して移動
棚27の下部に送られる。このとき、脱臭部材6の働き
によって脱臭がなされると共に除菌が行われる。さら
に、この空気が吹出口34aを通って移動棚27の内部
に送られ、棚内部の隙間を通って移動棚全般に行き渡
り、乾式除湿器3内の図示しないファンの吸引力及び対
流によって上部に回って流れる際に、棚内部や収納物に
付着した微細な粒子を巻き上げつつ、清浄フィルター4
を通過して浄化され、第1の実施例と同様の作用効果を
得ることができる。
空気清浄除湿脱臭手段は、各棚本体2,28に対応して
設けても1つおきあるいは2つおき等の適宜の間隔で設
けてもよい。
除湿器3の上流側にのみ設けたが、脱臭部材6を乾式除
湿器3の下流側のみ、あるいは上流側及び下流側、さら
には棚本体2の内部に設ける構成としてもよい。また、
第2の実施例では脱臭部材6を空気清浄除湿器29の下
流側にのみ設けたが、脱臭部材6を空気清浄除湿器29
の上流側(ダクト37の途中)のみ、あるいは上流側及
び下流側、さらには棚本体28の内部に設ける構成とし
てもよい。
除湿器3と清浄フィルター4と脱臭部材6とを具備し、
第2の実施例では移動棚27が乾式除湿器3と清浄フィ
ルター4とを具備した空気清浄除湿器29と脱臭部材6
とを具備する構成としたが、乾式除湿器3と清浄フィル
ター4と脱臭部材6とを全て具備せず、乾式除湿器3と
清浄フィルター4のうちの少なくともどちらか一方と脱
臭部材6とを有する構成、あるいは脱臭部材6のみを有
する構成としてもよい。
構成とした場合には、これらにより空気清浄脱臭手段が
構成され、第1の実施例における、徐々に移動棚1の内
部の空気環境が浄化及び脱臭されるという濾過機能によ
る効果と除菌効果とを得ることができる。また、脱臭部
材6のみを有する構成としても、脱臭部材6のみによっ
て空気清浄脱臭手段が構成され、上述の濾過機能による
効果と除菌効果とを得ることができる。乾式除湿器3と
脱臭部材6とを有する構成とした場合には、これらによ
り除湿脱臭手段が構成され、第1の実施例とほぼ同様の
効果を得ることができる。
を採用した場合には、光触媒酸化チタンを利用した脱臭
部材6に代えて、活性炭を主成分とした脱臭部材、ある
いは特殊植物抽出液に植物精油を加えたゲル状タイプの
脱臭部材を用いることが可能である。これらの脱臭部材
を、清浄フィルター4を有する構成に採用した場合に
は、脱臭部材6を用いた場合と同様の効果を得ることが
可能である。また、清浄フィルター4を有さない構成
(乾式除湿器3と脱臭部材)に採用した場合には、調湿
機能による効果と脱臭効果とを得ることができる。な
お、清浄フィルター4と脱臭部材6とを有する構成、あ
るいは脱臭部材6のみを有する構成とする場合には、棚
内部に空気の流動を引き起こさせるためのファンを設け
ることが望ましい。
空気環境調整機能付収納体を示している。同図におい
て、空気環境調整機能付収納体としての棚39は、棚本
体40、空気清浄器41、空気流路42、脱臭部材6か
ら主に構成されている。この第3の実施例では、空気清
浄器41と脱臭部材6とによって空気清浄脱臭手段が構
成される。
5、底板46、背板47、仕切板48、複数の棚板12
から主に構成されている。底板46及び仕切板48に
は、空気流路42から吹き出される空気を棚39の内部
に循環させるための複数の貫通穴46a,48aがそれ
ぞれ形成されている。背板47は、棚本体40の1面を
閉塞させるべく、各側板43,44と天板45の一側面
に取り付けられている。各側板43,44及び背板47
と各棚板12との間には図示しない隙間が形成されてい
る。また、一方の側板44には、空気流路42を構成す
る通路49が形成されている。
清浄器41が取り付けられている。空気清浄器41はフ
ァン50と清浄フィルター4とから主に構成されてお
り、ファン50の上部に設けられた吹出口50aには、
空気流路42を構成するパイプ51の一端が接続されて
いる。ファン50の強さは、パイプ51及び通路49を
介して棚39の下部より吹き出される空気の吹出速度が
0.5m/secとなるように調整されている。パイプ
51の中程には脱臭部材6が配設されている。通路49
とパイプ51によって空気流路42が構成されている。
と、吹出口50aからパイプ51を通った空気が脱臭部
材6に送られる。脱臭部材6によって脱臭、除菌が行わ
れた空気は、空気流路42を介して棚39の下部に送ら
れ、貫通穴46aを通って棚39の内部に送られる。さ
らに、棚39の内部の空気は、貫通穴48a、図示しな
い隙間を通って棚39の内部全般に行き渡り、ファン5
0の吸引力によって上部に向かって流れる際に、棚39
の内部や収納物に付着した微細な粒子を巻き上げ、清浄
フィルター4を通過して浄化される。
より、棚39の内部や収納物に付着した微細な粒子が緩
やかに流れる空気によって除去され、さらに、この空気
が空気清浄器41及び脱臭部材6によって浄化、脱臭さ
れた後に繰り返して循環されるため、徐々に棚内部の空
気環境が浄化、脱臭されるという濾過機能による効果を
得ることができる。また、空気清浄器41及び脱臭部材
6によって棚内部の微生物を除去しながら減少させると
いう除菌効果をも同時に達成することができ、収納物の
品質低下を防止することができる。
る。この変形例は、第3の実施例と比較すると、棚本体
40の下部にヒーター52を有する点においてのみ相違
し、他の構成は同一である。
り促進させるため、通路49より噴出された空気を加熱
する電熱線等からなるヒーター52は、底板46の下部
に取り付けられている。ヒーター52には図示しない電
源からの電力が供給される。なお、ヒーター52による
加熱の程度は、棚内部の収納物に悪影響を及ぼさず、空
気の対流を効果的に行う範囲であればよく、従って、温
度(加熱)コントロール用のセンサー及び制御手段が組
み込まれていることは言うまでもない。
れた後にファン50が回転すると、吹出口50aから脱
臭部材6、空気流路42を介して棚39の下部に送られ
た空気はヒーター52によって加熱され、貫通穴46a
を通って棚39の内部に送られる。さらに、加熱された
空気は、貫通穴48a、図示しない隙間を通って棚39
の内部全般に行き渡り、加熱されていない空気と対流を
起こすことにより棚内部や収納物に付着した微細な粒子
を巻き上げつつ、棚39の上部においてファン50によ
って吸引され、清浄フィルター4を通過して浄化され
る。
れることにより、棚内部や収納物に付着した微細な粒子
が加熱された緩やかに流れる空気によって除去され、さ
らにこの加熱された空気が空気清浄器41及び脱臭部材
6によって浄化、脱臭、及び除菌された後に繰り返して
循環されるため、上述の濾過機能による効果及び除菌効
果を効率よく得ることができ、収納物の品質低下をより
一層防止することができる。
イプ51とを具備せず、脱臭部材6を棚本体40の内部
に配設した構成を採用することもできる。この場合、棚
39の前面より供給された空気は、ヒーター52によっ
て加熱されて各貫通穴46a,48a及び図示しない隙
間を通り、途中、脱臭部材6によって脱臭されつつ棚3
9の上部へと流れ、ファン50によって吸引され、清浄
フィルター4を通過して浄化される。
空気環境調整機能付収納体を示している。この第4の実
施例は、第3の実施例と比較すると、除湿器53、湿度
センサー25、制御手段26を有している点においての
み相違し、他の構成は同一である。湿度センサー25は
第1の実施例と同様の位置に取り付けられている。この
第4の実施例では、空気清浄器41、除湿器53、脱臭
部材6によって空気清浄除湿脱臭手段が構成される。
れている。除湿器53としては、湿式除湿器または乾式
除湿器の何れを用いてもよいが、水捨てが不要な点、溜
まった水分による収納物への影響が少ない点等から乾式
除湿器を用いることが好ましい。このような構成とする
ことにより、第3の実施例の効果に加えて、棚39の内
部の湿度をある一定範囲内に維持するという調湿機能に
よる効果を得ることができ、高湿度による収納物への悪
影響を極力防止することができる。
浄器41及び除湿器53に代えて、図9に示すように空
気清浄除湿器29を用いてもよい。この構成とすること
によりファン50を省略することができ、第1の実施例
と同様の各効果を達成することができると共に省スペー
ス化を図ることができる。
図10、図11に示すように、底板46の下部にヒータ
ー52を取り付けた構成としてもよい。これにより対流
作用がより顕著に行われ、上述の各効果を効率よく得る
ことができる。
は、棚39として、棚本体40の背面に背板47を有す
る1面が閉塞されたものを用いたが、本発明はこれに限
られず、棚本体40の前面に扉を有する2面が閉塞され
た棚、あるいは背板47を有さない2面が開放された棚
にも適用可能である。2面が閉塞された棚に本発明を適
用する場合には、棚内部の空気が外部に洩れることがな
いため、各棚板12と各側板43,44及び仕切板48
及び背板47との間に図示しない隙間が形成されていれ
ば貫通穴48aは必ずしも必要ではない。また、2面が
開放された棚では棚内部の空気が外部に流れるため、貫
通穴48aが形成されている方が好ましいが、時間をか
ければ棚内部の空気は均一となるため、2面が開放され
た棚でも貫通穴48aは必ずしも必要ではない。また、
棚板12に代えて、複数の貫通穴を有する棚板を用いて
もよい。
清浄器41の下流側にのみ設けたが、脱臭部材6を棚本
体40の内部に設ける構成としてもよい。また、第4の
実施例では脱臭部材6を除湿器53の下流側にのみ設け
たが、脱臭部材6を空気清浄器41と除湿器53との間
のみ、あるいは除湿器53の下流側及び空気清浄器41
と除湿器53との間、さらには棚本体40の内部に設け
る構成としてもよい。
浄器41と脱臭部材6とを具備した空気清浄脱臭手段を
有する構成、第4の実施例では移動棚39が空気清浄器
41と除湿器53と脱臭部材6とを具備した空気清浄除
湿脱臭手段を有する構成としたが、除湿器53と脱臭部
材6とを有する構成、あるいは脱臭部材6のみを有する
構成としてもよい。脱臭部材6のみを有する構成を除い
た構成を採用した場合には、光触媒酸化チタンを利用し
た脱臭部材6に代えて、活性炭を主成分とした脱臭部
材、あるいは特殊植物抽出液に植物精油を加えたゲル状
タイプの脱臭部材を用いることが可能である。
は、一方の後面パネル32あるいは一方の側板44にの
み通路35あるいは通路49を設けた構成としたが、前
面パネル31及び後面パネル32、各側板43,44に
通路35あるいは通路49を形成し、各通路35,49
を乾式除湿器3、空気清浄器41、空気清浄除湿器29
と接続する構成としてもよい。
体としては、図12に示すように、底板46の上面前部
にレール54,55を有し、各レール54,55上を摺
動して棚本体40の前面を開閉自在な引き戸56,57
を有する靴箱58、あるいは図13に示すように、複数
の仕切板48及び複数の開孔12aを有する棚板12で
仕切られた空間59の前面に、取手60aを有する開閉
自在な扉60を具備した靴箱61に適用してもよい。こ
のように、本発明を靴箱に適用することにより、靴に対
する防黴、防臭を効果的に行うことができる。
た空気環境調整機能付収納体としての展示ケース62の
斜視図を、図15は同断面図をそれぞれ示している。展
示ケース62は、ケース本体63、空気清浄器41、脱
臭部材6、空気流路としてのパイプ64から主に構成さ
れている。この第5の実施例では、空気清浄器41と脱
臭部材6とによって空気清浄脱臭手段が構成される。
臭部材6を配設される上箱65、支柱66、載置板6
7、脚部68、ガラス69等から主に構成されている。
5はその上面が開放自在に構成されており、その下面に
は清浄フィルター4を取り付けるための開孔65aが形
成されている。また、上箱65の四隅には、パイプ64
が貫通可能な孔65bがそれぞれ形成されている。
る部位には、中空角柱である支柱66の一端がそれぞれ
取り付けられており、各支柱66の他端は、表面に無数
の貫通孔67a(直径0.3〜5mm程度)を有し、そ
の上面に展示物を載置される載置板67の四隅に取り付
けられている。載置板67の四隅の支柱66と対応する
部位には、パイプ64が貫通可能な孔67bがそれぞれ
形成されている。
して構成され、その高さ方向の略中央に床面と平行して
配設された仕切板68aを一体的に有する脚部68が配
設されている。
ぞれ取り付けられている。各ガラス69は、そのうちの
3枚が上箱65、支柱66、載置板67に固着されてお
り、残りの1枚が支柱66に開閉自在に支持されてい
る。
66及びガラス69、載置板67の上面で囲まれた空間
が収納部70を形成しており、ガラス69を開閉するこ
とによって収納部70への展示物の出し入れが可能とな
っている。
部には脱臭部材6が取り付けられている。ファン50と
脱臭部材6とは図示しない連通口で連通されており、清
浄フィルター4を通過して清浄された空気が脱臭部材6
に送り込まれるように構成されている。また、脱臭部材
6の上部には4箇所の空気吹出口6aが設けられてい
る。
口6aにそれぞれ接続されており、その他端を孔65
b、支柱66、孔67bを介して載置板67と仕切板6
8aとの間の空間71内にそれぞれ臨ませるように配置
されている。
と、脱臭部材6を介してパイプ64によって空間13に
送られた空気は、貫通孔67aを通って収納部70に送
られる。さらに、収納部70内の空気は、ファン50の
吸引力によって上部に向かって流れる際に、載置板6
7、ガラス69、展示物等に付着した微細な粒子を巻き
上げ、清浄フィルター4を通過して浄化される。
より、載置板67、ガラス69、展示物等に付着した微
細な粒子が除去された後に空気清浄器41によって浄化
され、さらにこの空気が脱臭部材6によって脱臭、除菌
されて循環されるため、徐々に収納部70内の空気環境
が浄化、脱臭、及び除菌されて、展示物の品質低下を防
止することができる。また、空気清浄器41及び脱臭部
材6がケース本体63の上部に配設されているため、こ
れらの清掃やメンテナンスを容易に行うことができる。
本のパイプ64を接続し、これを4本の支柱66の各々
に貫通させる構成としたが、パイプ64を1箇所に集約
する構成、あるいはパイプ64を集約してその経路中に
ファン50及び脱臭部材6を配設した構成等を採用して
もよい。また、第3、第4の実施例と同様に、図16に
示すように、空間71内にヒーター52を配設してもよ
い。
いる。この第6の実施例は、第5の実施例と比較する
と、除湿器53を有する点と、除湿器53の作動を制御
する湿度センサー25及び制御手段26を有する点にお
いて相違している。この第6の実施例では、空気清浄器
41、脱臭部材6、除湿器53によって空気清浄除湿脱
臭手段が構成される。
65の内部に、各パイプ64に対応して4個配設されて
いる。湿度センサー25は、展示ケース62の内部の最
も湿度が高い場所である空間71内に配設されている。
実施例の効果に加えて、収納部70内部の湿度をある一
定範囲内に維持することができるので、高湿度による展
示物への悪影響を極力防止することができる。
4に対応させて4個設けたが、4本のパイプ64を1箇
所に集約し、この集約された箇所に除湿器53を1個だ
け設ける構成としてもよい。また、湿度センサー25を
収納部70の内部に設けた構成としてもよい。
清浄手段41及び除湿器53に代えて、図18に示すよ
うに空気清浄除湿器29、継手72、パイプ73を用
い、継手72に脱臭部材6を配設し、気化湿気を排出す
るパイプ73を上箱65の外部に連通させた構成として
もよい。この構成とすることによりファン50を省略す
ることができ、第6の実施例と同様の各効果を達成する
ことができると共に省スペース化を図ることができる。
上記各実施例と同様に、載置板67の下部にヒーター5
2を取り付けた構成としてもよい。
浄器41と脱臭手段6とを具備した空気清浄脱臭手段を
有する構成、第6の実施例では展示ケース62が空気清
浄器41と除湿器53と脱臭部材6とを具備した空気清
浄除湿脱臭手段を有する構成としたが、除湿器53と脱
臭部材6とを有する構成、あるいは脱臭部材6のみを有
する構成としてもよい。脱臭部材6のみを有する構成を
除いた構成を採用した場合には、光触媒酸化チタンを利
用した脱臭部材6に代えて、活性炭を主成分とした脱臭
部材、あるいは特殊植物抽出液に植物精油を加えたゲル
状タイプの脱臭部材を用いることが可能である。
送り込まれることにより、対流作用によって収納体内部
や収納物に付着した微細な粒子が除去され、さらにこの
空気が空気清浄手段及び脱臭手段の濾過機能によって浄
化及び脱臭された後に空気流路を通って繰り返し循環さ
れるため、徐々に収納体内部の空気環境が浄化及び脱臭
されて微生物等が除去される除菌効果が得られ、収納物
の品質低下の防止並びに収納体内部の環境の改善といっ
た効果を得ることができる。
付収納体の斜視図である。
機能付収納体の部分正面図である。
脱臭手段を説明する斜視図である。
付収納体の斜視図である。
機能付収納体の部分正面図である。
付収納体の正面図である。
調整機能付収納体の部分正面図である。
付収納体の正面図である。
調整機能付収納体の部分正面図である。
気環境調整機能付収納体の部分正面図である。
気環境調整機能付収納体の部分正面図である。
気環境調整機能付収納体の斜視図である。
気環境調整機能付収納体の正面図である。
能付収納体の斜視図である。
能付収納体の断面図である。
境調整機能付収納体の断面図である。
能付収納体の断面図である。
境調整機能付収納体の断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】収納物を収納する収納部を有する収納体に
おいて、 前記収納部内部の空気を清浄すると共に脱臭する空気清
浄脱臭手段を有することを特徴とする空気環境調整機能
付収納体。 - 【請求項2】前記空気清浄脱臭手段は、光触媒酸化チタ
ンを利用した構成を有することを特徴とする請求項1記
載の空気環境調整機能付収納体。 - 【請求項3】収納物を収納する収納部を有する収納体に
おいて、 前記収納部内部の空気を除湿すると共に脱臭する除湿脱
臭手段を有することを特徴とする空気環境調整機能付収
納体。 - 【請求項4】前記除湿脱臭手段は、光触媒酸化チタンを
利用した構成を有することを特徴とする請求項3記載の
空気環境調整機能付収納体。 - 【請求項5】収納物を収納する収納部を有する収納体に
おいて、 前記収納部内部の空気を清浄及び除湿すると共に脱臭す
る空気清浄除湿脱臭手段を有することを特徴とする空気
環境調整機能付収納体。 - 【請求項6】前記空気清浄除湿脱臭手段は、光触媒酸化
チタンを利用した構成を有することを特徴とする請求項
5記載の空気環境調整機能付収納体。 - 【請求項7】前記収納体が移動棚であることを特徴とす
る請求項1ないし請求項6のうちの何れか1つに記載の
空気環境調整機能付収納体。 - 【請求項8】前記収納体が展示ケースであることを特徴
とする請求項1ないし請求項6のうちの何れか1つに記
載の空気環境調整機能付収納体。
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