JPH1116927A - ダイボンド方法およびダイボンダ - Google Patents

ダイボンド方法およびダイボンダ

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JPH1116927A
JPH1116927A JP9164768A JP16476897A JPH1116927A JP H1116927 A JPH1116927 A JP H1116927A JP 9164768 A JP9164768 A JP 9164768A JP 16476897 A JP16476897 A JP 16476897A JP H1116927 A JPH1116927 A JP H1116927A
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die
pellet
section
bonding
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JP9164768A
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Takashi Wada
和田  隆
Shunei Uematsu
俊英 植松
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイボンダにおける処理能力を向上させる。 【解決手段】 リードフレーム4のダイパッドにペース
トを塗布するポッティングヘッド3aを備えたペースト
塗布部3と、前記ペーストが塗布された前記ダイパッド
にペレット1を搭載するボンディングヘッド5aを備え
たダイボンド部5と、前記ダイパッドにおいてこれに塗
布された前記ペーストを広げるスクラブヘッド6aを備
えたスクラブ部6とを有するダイボンダであり、ペース
ト塗布部3とダイボンド部5とスクラブ部6とに搬送さ
れた別々のリードフレーム4に対して、前記各々の処理
部において前記ペーストを塗布するペースト付けと、ペ
レット1を搭載するペレット搭載と、前記ペーストを広
げるペースト広げとを一度に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造技術に
関し、特に、ダイボンディングにおける処理能力を向上
させるダイボンド方法およびダイボンダに関する。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】ペレット付けを行うダイボンディング工程
の作業手順の一例を説明すると、リードフレームのダイ
パッド(ペレット接合部)に接合材であるペーストを塗
布するペースト付けと、リードフレームのダイパッドに
ペレットを搭載するダイボンディングと、リードフレー
ムのダイパッドにペレットを擦り付けてペーストを広げ
るスクラブ処理とがダイボンダによって順次行われる。
【0004】その際、ダイボンダの形により、1つの処
理箇所で前記3つの処理を行うものと、2つの処理箇所
で前記3つの処理を行う(この場合、1つの処理箇所で
ペースト付けを行い、かつ他の1つの処理箇所でダイボ
ンディングおよびスクラブ処理を行う)ものとがある。
【0005】ここで、種々のダイボンダについては、例
えば、株式会社工業調査会1995年12月4日発行、
「電子材料別冊、超LSI製造・試験装置ガイドブック
<1996年版>」、80〜87頁に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術のダイボンダにおいては、ペースト付け、ダイボンデ
ィングおよびスクラブ処理が、ダイボンダの1つの処理
箇所もしくは2つの処理箇所で行われる。
【0007】したがって、ダイボンディング時間はそれ
ぞれの処理時間が加算されたものとなり、その結果、ダ
イボンディングの高速化または高スループット化(高処
理能力化)が図れないことが問題とされる。
【0008】本発明の目的は、処理能力を向上させるダ
イボンド方法およびダイボンダを提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明のダイボンド方法は、リ
ードフレームにペレットを接合するものであり、ペース
ト塗布部において前記リードフレームのペレット接合部
にペーストを塗布する工程と、ダイボンド部において前
記ペーストが塗布された前記ペレット接合部に前記ペレ
ットを搭載する工程と、ペースト広げ部において前記ペ
レット接合部に塗布された前記ペーストをスクラブまた
は加圧により広げる工程とを有し、前記ペーストを塗布
するペースト付けと、前記ペレットを搭載するペレット
搭載と、前記ペーストを広げるペースト広げとを前記各
処理部で一度に処理し得るものである。
【0012】さらに、本発明のダイボンド方法は、前記
ペースト広げ部が前記ペレットを擦り付けるスクラブ部
であり、前記スクラブ部においてスクラブヘッドにより
前記ペレットを前記ペレット接合部に擦り付けて前記ペ
ーストを広げるものである。
【0013】また、本発明のダイボンダは、リードフレ
ームにペレットを接合するものであり、前記リードフレ
ームのペレット接合部にペーストを塗布するペースト塗
布部と、前記ペーストが塗布された前記ペレット接合部
に前記ペレットを搭載するダイボンド部と、前記ペレッ
ト接合部においてこれに塗布された前記ペーストをスク
ラブまたは加圧により広げるペースト広げ部とを有し、
前記ペーストを塗布するペースト付けと、前記ペレット
を搭載するペレット搭載と、前記ペーストを広げるペー
スト広げとを前記各処理部で一度に処理し得るようにし
たものである。
【0014】これにより、ダイボンダにおけるダイボン
ディング時間は、それぞれの処理部における処理時間を
加算したものとはならず、3つの処理部のうち最も処理
に時間を要する処理部におけるその処理時間をダイボン
ディング時間とすることができる。
【0015】したがって、それぞれの処理部の処理時間
を加算する場合よりは、遙にダイボンディング時間を短
縮することができ、これにより、ダイボンダにおけるダ
イボンディングの高速化を図れる。
【0016】その結果、ダイボンダにおけるスループッ
ト(処理能力)を向上できる。
【0017】さらに、本発明のダイボンダは、前記リー
ドフレームを搬送するフレーム搬送部を有し、前記フレ
ーム搬送部に沿って、前記ペースト塗布部と前記ダイボ
ンド部と前記ペースト広げ部とが並設されているもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明によるダイボンダの構造の実
施の形態の一例を示す平面図、図2は図1に示すダイボ
ンダの構造を示す正面図、図3は図1に示すダイボンダ
の要部の構造を示す拡大部分斜視図、図4は図1に示す
ダイボンダによって製造された半導体装置(SOP)の
構造の一例を示す断面図、図5は本発明によるダイボン
ド方法の実施の形態の一例を示す処理手順図である。
【0020】本実施の形態のダイボンダは、リードフレ
ーム4を用いた半導体装置を製造する際に、リードフレ
ーム4のダイパッド4a(ペレット接合部)に接合材で
あるペースト2を介してペレット1を接合するものであ
る。
【0021】なお、ダイボンディング工程においては、
リードフレーム4のダイパッド4aにペースト2を塗布
するペースト付けと、ダイパッド4aにペレット1を搭
載するダイボンド33(ペレット搭載)と、ダイパッド
4aに塗布されたペースト2を広げるペースト広げとを
前記ダイボンダによって行う。
【0022】図1〜図4を用いて、図1〜図3に示す本
実施の形態のダイボンダの基本構成について説明する
と、リードフレーム4のダイパッド4aにペースト2を
塗布するペースト塗布部3と、ペースト2が塗布された
ダイパッド4aにペレット1を搭載する(ボンド圧着す
る)ダイボンド部5と、ダイパッド4aにおいてこれに
塗布されたペースト2を広げるペースト広げ部であるス
クラブ部6とを有し、ペースト2を塗布するペースト付
けと、ペレット1を搭載するペレット搭載と、ペースト
2を広げるペースト広げとを、前記各処理部すなわちペ
ースト塗布部3とダイボンド部5とスクラブ部6とで一
度に(同時に)処理し得るようにしたものである。
【0023】なお、本実施の形態のダイボンダにおいて
は、前記ペースト広げ部が、ペレット1をダイパッド4
aに擦り付けてペースト2を広げるスクラブ部6の場合
であり、ペレット1をダイパッド4aに擦り付けるスク
ラブヘッド6aがスクラブ部6に設置されている。
【0024】すなわち、スクラブ部6におけるスクラブ
処理34は、スクラブヘッド6aによってペレット1を
支持し、かつ、スクラブヘッド6aまたはこれに対向す
るステージ(図示せず)を振動させることにより、ペレ
ット1をダイパッド4aに擦り付けてペースト2を広げ
るものである。これにより、ペースト2はペレット1の
裏面(回路形成面1bと反対側の面)全体に広がる。
【0025】また、前記ダイボンダのペースト塗布部3
には、リードフレーム4のダイパッド4aにペースト2
を吐出するポッティングヘッド3aが設置されている。
【0026】これにより、ペースト塗布部3では、ディ
スペンス法を用い、ポッティングヘッド3aからペース
ト2を吐出させてリードフレーム4のダイパッド4aに
ペースト2を塗布することができる。
【0027】なお、本実施の形態で接合材として用いる
ペースト2は、例えば、銀ペーストなどである。
【0028】また、本実施の形態におけるダイボンダ
は、リードフレーム4を搬送するフレーム搬送部である
フレームフィーダ7を有し、このフレームフィーダ7に
おけるリードフレーム4の搬送経路に沿って、ペースト
塗布部3とダイボンド部5とスクラブ部6とが並設され
ている。
【0029】したがって、フレームフィーダ7における
リードフレーム4の搬送経路に沿って、ペースト塗布部
3にはポッティングヘッド3aが設置され、また、ダイ
ボンド部5にはボンディングヘッド5aが設置され、さ
らに、スクラブ部6にはスクラブヘッド6aが設置さ
れ、このポッティングヘッド3a、ボンディングヘッド
5aおよびスクラブヘッド6aが並設されている(並列
に配置されている)。
【0030】これにより、本実施の形態のダイボンダ
は、3つの処理部すなわちペースト塗布部3とダイボン
ド部5とスクラブ部6とにおいて、それぞれの前記処理
部に搬送された別々のリードフレーム4に対して、ペー
スト付けとペレット搭載(ペレット1の圧着)とペース
ト広げとを一度に(同時に)行うことが可能なものであ
る。
【0031】その結果、前記ダイボンダにおいては、3
つの処理部でそれぞれの処理を一度に行った場合、3つ
の処理部の処理時間を積算させたものがダイボンディン
グ時間となるのではなく、3つの処理部のうち最も処理
時間を要する処理部でのその処理時間がダイボンディン
グ時間となる。
【0032】つまり、ダイボンディング時間を大幅に短
縮できる。
【0033】ただし、前記ダイボンダは、必ずしも、一
度に各々の処理を行わなければならないというものでは
なく、必要に応じ、時間差を設けて3つの処理を行うこ
とも可能であり、また、一度に何れか2つの処理を行っ
て、残った1つの処理だけを時間差を設けて行ってもよ
い。
【0034】また、ペースト付け(ペースト塗布32)
とダイボンド33(ペレット搭載)とスクラブ処理34
とでは、比較的、スクラブ処理34に時間が掛かるた
め、本実施の形態では、一例として、スクラブ部6での
スクラブ処理34の処理時間をダイボンディング時間と
設定する場合を説明するが、スクラブ処理34以外のペ
ースト付けまたはダイボンド33の何れかの処理時間を
ダイボンディング時間として設定してもよく、3つの処
理部のうち最も処理時間を要する処理部におけるその処
理時間をダイボンディング時間として設定すればよい。
【0035】なお、前記ダイボンダは、ペースト塗布部
3とダイボンド部5とスクラブ部6とにおいてリードフ
レーム4に処理を行うため、3つの処理部にそれぞれリ
ードフレーム4の所定箇所の位置決め手段あるいはフレ
ーム認識手段が設けられていなければならない。
【0036】そこで、本実施の形態のダイボンダにおい
ては、図3に示すように、それぞれの処理部に撮像手段
であるカメラ8,9,10が設置され、これらがフレー
ム認識手段の一例である画像処理装置11と接続されて
いる。
【0037】つまり、カメラ8,9,10から順次取り
込んだ画像情報に基づいて画像処理装置11において、
それぞれの前記処理部におけるリードフレーム4の所定
箇所の位置(例えば、ダイパッド4aまたはダイパッド
4aに搭載されたペレット1の位置)を認識する。
【0038】ただし、例えば、ペースト塗布部3などに
おいては、リードフレーム4の位置認識は比較的荒いも
のでも良いため、ペースト塗布部3には、前記カメラ8
や画像処理装置11などを設置せずに、位置決め手段と
して、図示しない位置決めピンなどを用いてリードフレ
ーム4の位置決めを行うだけであってもよい。
【0039】ここで、前記ダイボンダにおける詳細構造
について説明する。
【0040】図1、図2および図3に示すように、前記
ダイボンダには、ポッティングヘッド3aを備えたペー
スト塗布部3と、ボンディングヘッド5aを備えたダイ
ボンド部5と、スクラブヘッド6aを備えたスクラブ部
6との他に、搬入したリードフレーム4をフレームフィ
ーダ7に供給するフレームローダ部16と、ダイシング
後の半導体ウェハ12を搬入して収容するウェハローダ
部19と、ダイシング後の半導体ウェハ12における個
々のペレット1の突き上げを行うウェハセット部20
と、ペースト付けとペレット搭載とペースト広げとを終
了したリードフレーム4をフレームフィーダ7から加熱
硬化部17に受け渡す搬送ユニット部18と、ペースト
2を加熱硬化させる加熱硬化部17と、ダイボンディン
グが終了したリードフレーム4を収容するアンローダ部
21とが設けられている。
【0041】さらに、図3に示すように、ウェハセット
部20には、ダイシング後の半導体ウェハ12を支持す
るウェハホルダ13と、ウェハホルダ13に支持された
半導体ウェハ12における個々のペレット1をその裏面
から突き上げる突き上げユニット15とが設置されてい
る。
【0042】また、図2に示すように、ウェハローダ部
19には、ここに収容されたダイシング後の半導体ウェ
ハ12をウェハホルダ13に受け渡すウェハリフタ14
が設置されている。
【0043】ここで、本実施の形態のダイボンダを用い
て製造された図4に示す半導体装置であるSOP(Smal
l Outline Package)22の構造について説明する。
【0044】前記SOP22は、リードフレーム4のダ
イパッド4aにペースト2(ここでは、銀ペースト)を
介してペレット1を搭載したものであり、ペレット1の
パッド1aが、Au線などの金属細線23によってリー
ド部4bと電気的に接続されている。
【0045】さらに、ペレット1、金属細線23および
その周辺部が、エポキシ樹脂などの封止樹脂によって封
止され、これによって、封止部24が形成されている。
【0046】本実施の形態のダイボンド方法について説
明する。
【0047】前記ダイボンド方法は、図1に示すダイボ
ンダを用いたペレット1のリードフレーム4のダイパッ
ド4a(ペレット接合部)への接合方法である。
【0048】まず、リードフレーム4の搬送系におい
て、フレームローダ部16に収容されたリードフレーム
4を順次フレームフィーダ7に供給する。
【0049】続いて、フレームフィーダ7上において、
1番目のリードフレーム4をペースト塗布部3に送るフ
レーム送り30(図5参照)を実行する。
【0050】その後、ペースト塗布部3において、カメ
ラ8によってリードフレーム4のダイパッド4aの画像
を取り込み、画像処理装置11によってダイパッド4a
の位置を認識するフレーム認識31(図5参照)を実行
する。
【0051】ダイパッド4aの位置認識後、ダイパッド
4aの位置情報に基づいて、ポッティングヘッド3aを
ダイパッド4a上に移動させ、ディスペンス法を用いて
ダイパッド4aへのペースト付けであるペースト塗布3
2(図5参照)を実行する。
【0052】この際、図示しないディスペンサによって
ペースト2の塗布量を制御(吐出時間と吐出圧を制御)
し、ポッティングヘッド3aから所定量のペースト2を
吐出させてダイパッド4aにペースト2を塗布する。
【0053】その後、1番目のリードフレーム4をダイ
ボンド部5に送り、かつ2番目のリードフレーム4をペ
ースト塗布部3に送るフレーム送り30を実行する。
【0054】続いて、ダイボンド部5において、カメラ
9によってリードフレーム4のダイパッド4aの画像を
取り込み、画像処理装置11によってダイボンド部5に
おける1番目のリードフレーム4のダイパッド4aの位
置を認識するフレーム認識31を実行する。
【0055】さらに、ペースト塗布部3において、カメ
ラ8によって2番目のリードフレーム4のダイパッド4
aの画像を取り込み、画像処理装置11によってペース
ト塗布部3におけるこのリードフレーム4のダイパッド
4aの位置を認識するフレーム認識31を実行する。
【0056】一方、半導体ウェハ12の搬送系において
は、ウェハローダ部19に収容されたダイシング後の半
導体ウェハ12をウェハリフタ14によってウェハセッ
ト部20のウェハホルダ13に載置する。
【0057】続いて、突き上げユニット15によって所
定のペレット1をその裏側から突き上げて、半導体ウェ
ハ12の上方に突出させる。
【0058】その後、ボンディングヘッド5aによって
前記突出させたペレット1を真空吸着して保持し、その
状態を維持しかつダイボンド部5におけるダイパッド4
aの位置情報に基づいて、ボンディングヘッド5aを1
番目のリードフレーム4のダイパッド4a上に移動させ
る。
【0059】さらに、ボンディングヘッド5aを下降さ
せ、ダイパッド4aにペレット1が接触した時点でペレ
ット1の真空吸着を停止し、ダイボンド部5においてペ
ースト2が塗布されたダイパッド4aにペレット1を搭
載して圧着するダイボンド(ペレット搭載)33(図5
参照)を実行する。
【0060】その際、ダイボンド33と同時に、ペース
ト塗布部3においては、1番目のリードフレーム4の場
合と同様に、ポッティングヘッド3aから所定量のペー
スト2を吐出させて2番目のリードフレーム4のダイパ
ッド4aへのペースト付けであるペースト塗布32を実
行する。
【0061】その後、1番目のリードフレーム4をスク
ラブ部6(ペースト広げ部)に送り、かつ2番目のリー
ドフレーム4をダイボンド部5に送り、さらに、3番目
のリードフレーム4をペースト塗布部3に送るフレーム
送り30を実行する。
【0062】続いて、スクラブ部6において、カメラ1
0によって1番目のリードフレーム4のダイパッド4a
の画像を取り込み、画像処理装置11によってスクラブ
部6における1番目のリードフレーム4のダイパッド4
a(もしくはダイパッド4aに搭載されたペレット1)
の位置を認識するフレーム認識31を実行する。
【0063】さらに、カメラ9によって2番目のリード
フレーム4のダイパッド4aの画像を取り込み、画像処
理装置11によってダイボンド部5における2番目のリ
ードフレーム4のダイパッド4aの位置を認識するフレ
ーム認識31を実行するとともに、ペースト塗布部3に
おいて、カメラ8によって3番目のリードフレーム4の
ダイパッド4aの画像を取り込み、画像処理装置11に
よってペースト塗布部3におけるこのリードフレーム4
のダイパッド4aの位置を認識するフレーム認識31を
実行する。
【0064】その後、スクラブ部6において、スクラブ
ヘッド6aまたはこれに対向するステージ(図示せず)
によりペレット1を1番目のリードフレーム4のダイパ
ッド4aに擦り付けて、このダイパッド4aに塗布され
たペースト2を広げるスクラブ処理34(図5参照)を
行う。
【0065】さらに、スクラブ処理34と同時に、ダイ
ボンド部5では2番目のリードフレーム4に対してダイ
ボンド33を行い、かつ、ペースト塗布部3では3番目
のリードフレーム4に対してペースト塗布32を行う。
【0066】すなわち、ペースト塗布部3でのペースト
塗布32(ペースト付け)と、ダイボンド部5でのダイ
ボンド33(ペレット搭載)と、スクラブ部6でのスク
ラブ処理34(ペースト広げ)とを一度に(同時に)行
う。
【0067】なお、本実施の形態では、スクラブ部6に
おけるスクラブ処理34に掛かる時間が、そのままダイ
ボンディング時間となる。
【0068】3つの処理部で一度に行ったそれぞれの処
理の終了後、それぞれのリードフレーム4を次の処理ス
テップに搬送するフレーム送り30を実行する。
【0069】すなわち、1番目のリードフレーム4を搬
送ユニット部18によって炉体である加熱硬化部17に
搬入し、さらに、2番目のリードフレーム4をスクラブ
部6に、かつ、3番目のリードフレーム4をダイボンド
部5に、また、4番目のリードフレーム4をペースト塗
布部3にそれぞれ搬送する。
【0070】なお、加熱硬化部17では、1番目のリー
ドフレーム4を所定の温度で加熱し、ペースト2を硬化
させる。
【0071】一方、スクラブ部6とダイボンド部5とペ
ースト塗布部3とにおいては、それぞれの処理部に搬送
された2番目、3番目、4番目のリードフレーム4に対
して、一度に、前記と同様の方法でそれぞれの処理を行
う。
【0072】また、1番目のリードフレーム4は、所定
時間、加熱硬化部17に通した後、加熱硬化部17から
搬出され、その後、アンローダ部21に収容される。
【0073】これにより、同様の手順を、2番目、3番
目、4番目、n番目のリードフレーム4に対して順次行
い、その後、加熱硬化部17を通過した順にリードフレ
ーム4をアンローダ部21に収容していく。
【0074】本実施の形態のダイボンド方法およびダイ
ボンダによれば、以下のような作用効果が得られる。
【0075】すなわち、ダイボンダがペースト塗布部3
とダイボンド部5とスクラブ部6とを有し、ペースト塗
布32とダイボンド33とスクラブ処理34とを前記各
処理部で一度に処理できるようにしたことにより、ダイ
ボンディング時間は、それぞれの処理部における処理時
間を加算したものとはならず、3つの処理部のうち最も
処理に時間を要する処理部におけるその処理時間をダイ
ボンディング時間とすることができる。
【0076】したがって、それぞれの処理部の処理時間
を加算する場合よりは、遙にダイボンディング時間を短
縮することができ、これにより、ダイボンダにおけるダ
イボンディングの高速化を図れる。
【0077】ここで、本実施の形態のダイボンダと、そ
の比較例によるダイボンダ(例えば、ペースト付けを行
う箇所と、ペレット搭載およびペースト広げを行う箇所
との2つの処理部を備えたダイボンダ)とにおけるダイ
ボンディング時間の比較について説明する。
【0078】そこで、両者の比較に際し、1つのリード
フレーム当たりの3つの処理の時間をそれぞれ0.5秒と
すると、前記比較例によるダイボンダの場合、ペースト
付けとペレット搭載とは同時に行えるため、まず、この
2つの処理に0.5秒を要し、その後、ペースト広げを行
うため、これに0.5秒掛り、その結果、合計のダイボン
ディング時間は1秒となる。
【0079】これに対して、本実施の形態のダイボンダ
では、前記3つの処理を同時に行える(並列処理)た
め、合計のダイボンディング時間は、0.5秒である。
【0080】その結果、本実施の形態のダイボンダは、
比較例のダイボンダに比べてそのダイボンディング時間
を約1/2に短縮することができる。
【0081】したがって、ダイボンダにおけるスループ
ット(処理能力)を向上できる。
【0082】さらに、ダイボンダのダイボンディングを
高速化できるため、設備などへの投資効率を向上させる
ことができる。
【0083】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0084】例えば、前記実施の形態においては、ペー
スト塗布部3とダイボンド部5とスクラブ部6(ペース
ト広げ部)とにおけるリードフレーム4の位置認識をそ
れぞれ別々のタイミングで行うダイボンダについて説明
したが、前記ダイボンダは、前記各々の処理部に搬送さ
れたリードフレームの位置を同時に認識可能なフレーム
認識手段である画像処理装置11が、前記各々の処理部
に設置されているものであってもよい。
【0085】これによれば、図6に示す他のボンディン
グ方法の処理手順図のように、図1に示すペースト塗布
部3とダイボンド部5とスクラブ部6とにおいて、それ
ぞれの前記処理部におけるリードフレーム4の位置の認
識(すなわち、それぞれの処理部におけるフレーム認識
31)を同時に行うことが可能になる。
【0086】したがって、前記各処理部においてリード
フレーム4の位置認識を同時に行えるため、前記各処理
部におけるそれぞれの処理時間を短縮することができ
る。
【0087】その結果、ダイボンダのダイボンディング
時間をさらに短縮することが可能になる。
【0088】また、前記実施の形態によるダイボンダの
ペースト広げ部であるスクラブ部6には、スクラブヘッ
ド6aが設置されている場合を説明したが、スクラブヘ
ッド6aの代わりとして、図7に示す他の実施の形態の
ダイボンダのように、ペレット1を加圧しかつペレット
1の回路形成面1bに接触することなくペレット1を位
置決め可能な位置決め傾斜部25aを有した加圧治具2
5が設置されているダイボンダであってもよい。
【0089】このダイボンダによれば、この加圧治具2
5とペレット1との間で高精度な位置決めを行わなくて
もリードフレーム4のダイパッド4a(ペレット接合
部)においてペレット1を加圧してペースト2を広げる
ことが可能になる。
【0090】これにより、前記ペースト広げ部におい
て、複雑なフレーム認識手段(例えば、図3に示す画像
処理装置11)を設置する必要がなくなるため、ダイボ
ンダの構成を簡略化させることができる。
【0091】また、前記実施の形態のダイボンダにおい
ては、ペースト塗布部3でのペースト塗布32をディス
ペンサ法によって行う場合について説明したが、前記ペ
ースト塗布32は、スタンピング法によって行ってもよ
い。
【0092】このスタンピング法は、一定厚に引き伸ば
したペースト2を専用治具によって転写する方法であ
り、前記実施の形態のダイボンダのペースト塗布部3で
行うペースト2の塗布方法は、このスタンピング法であ
ってもよい。
【0093】さらに、前記実施の形態においては、ダイ
ボンダによって製造される半導体装置の一例をSOP2
2として説明したが、前記半導体装置はSOP22に限
定されるものではなく、リードフレーム4を用いてこれ
のペレット接合部にペースト付けを行うものであれば、
例えば、SOJ(Small Outline J-leaded Package)や
QFP(Quad Flat Package)などであってもよい。
【0094】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0095】(1).ダイボンダがペースト塗布部とダ
イボンド部とペースト広げ部とを有し、ペースト付けと
ペレット搭載とペースト広げとを前記各処理部で一度に
処理できるようにしたことにより、3つの処理部のうち
最も処理に時間を要する処理部におけるその処理時間を
ダイボンディング時間とすることができる。したがっ
て、それぞれの処理部の処理時間を加算する場合より
は、遙にダイボンディング時間を短縮することができ、
これにより、ダイボンダにおけるダイボンディングの高
速化を図れる。
【0096】(2).前記(1)により、ダイボンダに
おけるスループット(処理能力)を向上できる。さら
に、ダイボンダのダイボンディングを高速化できるた
め、設備などへの投資効率を向上させることができる。
【0097】(3).ダイボンダのペースト塗布部とダ
イボンド部とペースト広げ部との各々の処理部にフレー
ム認識手段が設置されていることにより、各処理部にお
いて、リードフレームの位置を同時に認識することがで
きる。これにより、各処理部におけるそれぞれの処理時
間を短縮することができ、その結果、ダイボンダのダイ
ボンディング時間をさらに短縮することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダイボンダの構造の実施の形態の
一例を示す平面図である。
【図2】図1に示すダイボンダの構造を示す正面図であ
る。
【図3】図1に示すダイボンダの要部の構造を示す拡大
部分斜視図である。
【図4】図1に示すダイボンダによって製造された半導
体装置(SOP)の構造の一例を示す断面図である。
【図5】本発明によるダイボンド方法の実施の形態の一
例を示す処理手順図である。
【図6】本発明の他の実施の形態であるダイボンド方法
を示す処理手順図である。
【図7】本発明の他の実施の形態であるダイボンダの加
圧治具の構造を示す拡大部分断面図である。
【符号の説明】
1 ペレット 1a パッド 1b 回路形成面 2 ペースト 3 ペースト塗布部 3a ポッティングヘッド 4 リードフレーム 4a ダイパッド(ペレット接合部) 4b リード部 5 ダイボンド部 5a ボンディングヘッド 6 スクラブ部(ペースト広げ部) 6a スクラブヘッド 7 フレームフィーダ(フレーム搬送部) 8 カメラ 9 カメラ 10 カメラ 11 画像処理装置(フレーム認識手段) 12 半導体ウェハ 13 ウェハホルダ 14 ウェハリフタ 15 突き上げユニット 16 フレームローダ部 17 加熱硬化部 18 搬送ユニット部 19 ウェハローダ部 20 ウェハセット部 21 アンローダ部 22 SOP 23 金属細線 24 封止部 25 加圧治具 25a 位置決め傾斜部 30 フレーム送り 31 フレーム認識 32 ペースト塗布(ペースト付け) 33 ダイボンド(ペレット搭載) 34 スクラブ処理(ペースト広げ)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームにペレットを接合するダ
    イボンド方法であって、 ペースト塗布部において前記リードフレームのペレット
    接合部にペーストを塗布する工程と、 ダイボンド部において前記ペーストが塗布された前記ペ
    レット接合部に前記ペレットを搭載する工程と、 ペースト広げ部において前記ペレット接合部に塗布され
    た前記ペーストをスクラブまたは加圧により広げる工程
    とを有し、 前記ペーストを塗布するペースト付けと、前記ペレット
    を搭載するペレット搭載と、前記ペーストを広げるペー
    スト広げとを前記各処理部で一度に処理し得ることを特
    徴とするダイボンド方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダイボンド方法であっ
    て、前記ペースト広げ部が前記ペレットを擦り付けるス
    クラブ部であり、前記スクラブ部においてスクラブヘッ
    ドにより前記ペレットを前記ペレット接合部に擦り付け
    て前記ペーストを広げることを特徴とするダイボンド方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のダイボンド方法
    であって、ディスペンス法を用いて、前記ペースト塗布
    部に設置されたポッティングヘッドから前記ペーストを
    吐出させて前記ペレット接合部に前記ペーストを塗布す
    ることを特徴とするダイボンド方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のダイボンド
    方法であって、前記ペースト塗布部と前記ダイボンド部
    と前記ペースト広げ部とに搬送された各々の前記処理部
    におけるリードフレームの位置を同時に認識することを
    特徴とするダイボンド方法。
  5. 【請求項5】 リードフレームにペレットを接合するダ
    イボンダであって、 前記リードフレームのペレット接合部にペーストを塗布
    するペースト塗布部と、 前記ペーストが塗布された前記ペレット接合部に前記ペ
    レットを搭載するダイボンド部と、 前記ペレット接合部においてこれに塗布された前記ペー
    ストをスクラブまたは加圧により広げるペースト広げ部
    とを有し、 前記ペーストを塗布するペースト付けと、前記ペレット
    を搭載するペレット搭載と、前記ペーストを広げるペー
    スト広げとを前記各処理部で一度に処理し得るようにし
    たことを特徴とするダイボンダ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のダイボンダであって、前
    記リードフレームを搬送するフレーム搬送部を有し、前
    記フレーム搬送部に沿って、前記ペースト塗布部と前記
    ダイボンド部と前記ペースト広げ部とが並設されている
    ことを特徴とするダイボンダ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のダイボンダであ
    って、前記ペースト広げ部が、前記ペレットを前記ペレ
    ット接合部に擦り付けて前記ペーストを広げるスクラブ
    部であり、前記ペレットを前記ペレット接合部に擦り付
    けるスクラブヘッドが前記スクラブ部に設置されている
    ことを特徴とするダイボンダ。
  8. 【請求項8】 請求項5,6または7記載のダイボンダ
    であって、前記ペレット接合部に前記ペーストを吐出す
    るポッティングヘッドが前記ペースト塗布部に設置され
    ていることを特徴とするダイボンダ。
  9. 【請求項9】 請求項5,6,7または8記載のダイボ
    ンダであって、前記ペースト塗布部と前記ダイボンド部
    と前記ペースト広げ部とに搬送された各々の前記処理部
    におけるリードフレームの位置を同時に認識可能なフレ
    ーム認識手段が設置されていることを特徴とするダイボ
    ンダ。
JP9164768A 1997-06-20 1997-06-20 ダイボンド方法およびダイボンダ Pending JPH1116927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005004143A1 (en) * 2003-07-03 2005-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for recording marks on a write-once record carrier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005004143A1 (en) * 2003-07-03 2005-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for recording marks on a write-once record carrier

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