JPH11169600A - アイロン - Google Patents

アイロン

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JPH11169600A
JPH11169600A JP9344890A JP34489097A JPH11169600A JP H11169600 A JPH11169600 A JP H11169600A JP 9344890 A JP9344890 A JP 9344890A JP 34489097 A JP34489097 A JP 34489097A JP H11169600 A JPH11169600 A JP H11169600A
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JP
Japan
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temperature
iron
base
state
setting means
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Application number
JP9344890A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kataoka
義則 片岡
Takahisa Tsuji
隆久 辻
Yasuharu Otsuka
康晴 大塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類等のしわ伸ばしを行うアイロンにおい
て、アイロン使用時にベースの掛け面の温度低下を防
ぎ、アイロン掛けの仕上りを向上する。 【解決手段】 ヒータ5によって加熱されるベース3の
温度を温度検知手段6により検知し、制御手段9によ
り、ベース9の温度を任意の温度に設定する温度設定手
段7で設定された温度に制御するとともに、アイロン本
体の自立または水平の状態を検知する姿勢検知手段8に
よりアイロン本体の水平を検知した場合に、設定温度を
温度設定手段7により予め設定された温度より所定量高
くするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等のしわ伸ば
しを行うアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロンは、特公平7−
90109号公報に記載されているように、図7に示す
構成となっていた。以下、その構成について説明する。
【0003】図7に示すように、ヒータ21は、ベース
(図示せず)を加熱するものであり、温度設定手段22
は、ベースの温度を通常使用の温度範囲内で設定する。
温度制御手段23は、べースの温度を温度設定手段22
により設定された制御する。高温設定手段24は、図8
に示すように、ベースの温度を温度設定手段22による
通常の設定可能な温度範囲を越える高い温度に設定する
とともに、所定時間後には温度設定手段22による通常
の温度範囲に戻すものである。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】このような従来の構成
では、必要とするときに高温度設定手段24を操作し、
時間tだけ温度を上げるのには効果があるが、作業者の
判断が必要であり、アイロン掛けを行っているときに継
続的にベース面温度の低下を防ぐようなものではなかっ
た。
【0005】また、不使用時が継続になっても設定温度
を下げるような構成ではないため、不使用時の電力消費
の低減を行えるような構成ではなかった。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、アイロン使用時にベースの掛け面の温度低下を防
ぎ、アイロン掛けの仕上りを向上することを第1の目的
としている。
【0007】また、アイロンがしばらく不使用になった
場合に、設定温度を下げて、不使用時の電力消費を低減
することを第2の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、ヒータによって加熱されるベースの
温度を温度検知手段により検知し、制御手段により、ベ
ースの温度を任意の温度に設定する温度設定手段で設定
された温度に制御するとともに、アイロン本体の自立ま
たは水平の状態を検知する姿勢検知手段によりアイロン
本体の水平を検知した場合に、設定温度を温度設定手段
により予め設定された温度より所定量高くするようにし
たものである。
【0009】これにより、アイロン本体が水平になった
場合、すなわち、アイロンが使用状態になり衣類にベー
スの掛け面を当てて、急激に温度低下があっても、即座
に設定温度が高くなり、ベースの温度低下が防げ仕上り
が向上する。
【0010】また、上記第2の目的を達成するために、
ヒータによって加熱されるベースの温度を温度検知手段
により検知し、制御手段により、ベースの温度を任意の
温度に設定する温度設定手段で設定された温度に制御す
るとともに、アイロン本体の使用または不使用の状態を
検知する状態検知手段によりアイロン本体の不使用を検
知し不使用状態が所定時間経過した場合は、設定温度を
温度設定手段により予め設定された温度より所定量低く
するようにしたものである。
【0011】これにより、不使用状態が継続した場合
に、設定が低くなるので予め設定された温度で温度制御
するよりも、電力の消費を低減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ヒータによって加熱されるベースと、このベースの
温度を検知する温度検知手段と、前記ベースの温度を任
意の温度に設定する温度設定手段と、アイロン本体の自
立または水平の状態を検知する姿勢検知手段と、前記温
度検知手段の出力により温度設定手段で設定された温度
にベースの温度を制御する制御手段とを備え、前記制御
手段は、前記姿勢検知手段によりアイロン本体の水平を
検知した場合に、設定温度を温度設定手段により予め設
定された温度より所定量高くするようにしたものであ
り、アイロン本体が水平になった場合、すなわち、アイ
ロンが使用状態になり、衣類にベースの掛け面を当て
て、急激に温度低下があっても、即座に設定温度が高く
なり、ベースの温度低下を防ぐことができ、仕上りを向
上することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、姿勢検知手段により
アイロンの水平および使用を検知した場合は、設定温度
を温度設定手段により予め設定された温度より所定量高
くし、自立を検知した場合は、設定温度を設定温度設定
手段により予め設定された温度にするようにしたもので
あり、アイロン本体が水平になった場合、すなわち、ア
イロンが使用状態になり衣類にベースの掛け面を当て
て、急激に温度低下があっても、即座に設定温度が高く
なり、ベースの温度低下を防ぐことができ、仕上りを向
上することができる上、自立の場合は温度を予め設定し
ていた温度にして、無駄な電力消費を低減することがで
きる。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、温度設定手
段により複数段階に温度設定でき、その低温設定時にの
み、姿勢検知手段によりアイロンの水平および使用を検
知した場合は、温度を温度設定手段により予め設定され
た温度より所定量高くするようにしたものであり、低温
設定時に、アイロン本体が水平になった場合、すなわ
ち、アイロンが使用状態になり衣類にベースの掛け面を
当てて、急激に温度低下があっても、即座に設定温度が
高くなり、ベースの温度低下を防ぐことができ、スチー
ムを発生させての温度低下があっても、水の気化可能な
温度範囲にベースを維持することができるので、仕上り
を向上することができる上、自立の場合は温度を予め設
定していた温度にして、不使用時に無駄な電力の消費を
低減することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、ヒータによって
加熱されるベースと、このベースの温度を検知する温度
検知手段と、前記ベースの温度を任意の温度に設定する
温度設定手段と、アイロン本体の使用または不使用の状
態を検知する状態検知手段と、前記温度検知手段の出力
により温度設定手段で設定された温度にベースの温度を
制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記状態
検知手段によりアイロンの不使用を検知し不使用状態が
所定時間経過した場合は、設定温度を温度設定手段によ
り予め設定された温度より所定量低くするようにしたも
のであり、不使用状態が継続した場合に、設定が低くな
るので予め設定された温度で温度制御するよりも、電力
の消費を低減することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、制御手段は、状態検知手段により
アイロン本体の不使用を検知し不使用状態が所定時間経
過した場合に設定温度を温度設定手段により予め設定さ
れた温度より所定量低くした後、使用されたことを検知
すると設定温度を温度設定手段により予め設定された温
度に戻すようにしたものであり、不使用状態が継続した
場合に、設定が低くなるので予め設定された温度で温度
制御するよりも電力の消費を低減することができるとと
もに、使用を再開したときは、設定温度を予め設定され
た温度に戻すことで、アイロン掛けでの仕上りが落ちな
いようにできる。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、制御手段は、状態検知手段により
アイロン本体の不使用を検知し不使用状態が所定時間経
過した場合に設定温度を温度設定手段により予め設定さ
れた温度より所定量低くした後、使用されたことを検知
すると、一旦、設定温度を温度設定手段により予め設定
された温度より所定量高い温度にしてから予め設定され
た温度に戻すようにしたものであり、アイロンがしばら
く不使用になった場合に、設定温度を下げて、不使用時
の電力消費を低減することができるとともに、使用を再
開したときは、一旦、設定温度を予め設定していた温度
より高くしてから設定温度にすることで、設定温度を低
くしていても、アイロン掛けでの仕上りが落ちないよう
にできる。
【0018】請求項7に記載の発明は、上記請求項4〜
6に記載の発明において、状態検知手段は、アイロン本
体の水平と自立の状態を検知する姿勢検知手段とし、水
平状態を使用時、自立状態を不使用時としたものであ
り、アイロンがしばらく不使用になった場合に、設定温
度を下げて不使用時の電力消費を低減するとともに、使
用を再開したときにもアイロン掛けでの仕上りを落とさ
ず、さらに向上することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0020】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、アイロン本体1は、気化室2を形成したベース3
と、気化室2に水を供給するタンク4と、ベース3を加
熱するヒータ5と、ベース3の温度を検知するサーミス
タ等の温度検知手段6と、ベース3の温度を任意に設定
する温度設定手段7と、アイロン本体1の状態が水平か
自立かを検知する姿勢検知手段8とを有し、制御手段9
は、温度検知手段6の出力により、ヒータ4への通電を
制御して、ベース3の温度を温度設定手段7で設定され
た温度に制御する。
【0021】温度設定手段7は、ベース3の温度を任意
に設定するもので、3段階の温度設定が可能であり、そ
の設定された温度は表示手段10により表示される。表
示手段10は発光ダイオードなどにより構成した表示部
10a、10b、10c、10dで構成している。
【0022】姿勢検知手段8は、図3に示すように、ア
イロン本体1の握り部11内に配置され、プリント配線
板12に実装された反射形ホトセンサ13と、反射体と
しての球14と、この球14をガイドする傾斜した溝1
5を有するケース16と、蓋17とにより構成してい
る。
【0023】アイロン本体1の傾斜角度が所定の角度以
下の場合、図3(b)に示すように、球14はケースの
傾斜した溝15の最下部、すなわち、反射形ホトセンサ
13と対向する位置にあり、反射形ホトセンサ13はオ
ンとなり、この状態を水平状態としている。また、アイ
ロン本体1の傾斜角度が所定の角度以上の場合、図3
(a)に示すように、球14は反射形ホトセンサ13と
対向しない位置にあり、反射形ホトセンサ13はオフと
なり、この状態を自立状態としている。
【0024】制御手段9は、図4に示すように、姿勢検
知手段8により自立状態を検知した場合は、不使用状態
と判定して、温度設定手段7により温度設定された温度
Taにベース3の温度を制御し、水平状態を検知した場
合は、使用状態と判定して、温度設定手段7により設定
された温度Taより所定量T1高い温度にベース3の温
度を制御する。
【0025】また、制御手段9は、アイロン掛け中に姿
勢検知手段8の球14がアイロン本体1を前後に動かす
ことによって反射形ホトセンサ13の信号がオン・オフ
しても、一旦、水平の信号、すなわち反射形ホトセンサ
13がオン信号を出力すれば、所定量T1高くなった設
定温度をすぐに変更せずに、所定時間保持するようにし
ている。これにより、アイロン掛け中のアイロンの前後
運動においても所定量T1高い設定温度が維持される。
【0026】上記構成により動作を説明すると、まず、
アイロン掛けを行う場合、コンセントに電源プラグを挿
入しアイロン本体1全体に電源を供給する。この状態
で、アイロン本体1は「切」状態であり、制御手段9は
ヒータ5への通電を行わず、表示手段10はそれをあら
わす表示部10aを点灯する。作業者は、温度設定手段
9を操作し、所望の温度に設定を行う。表示手段10は
その設定に応じた表示部10b〜10dを点灯する。ま
た、この表示手段10は、ベースの温度が使用可能な温
度範囲になるまでは点滅している。
【0027】ここで、温度設定を最高温に設定すると、
それに応じた表示部10dが点滅を始める。通常、アイ
ロン本体1は自立の状態で置かれており、制御手段9に
よって、ヒータ5への通電が行われる。姿勢制御手段8
は、球14が図3(a)のようになり、反射形ホトセン
サ13は信号の反射がないので、自立と判断し、これを
制御手段9に出力する。
【0028】制御手段9は、これを入力し温度設定手段
7により予め設定した温度Taになるまでヒータ5に通
電し、ベース3を加熱する。予め設定した温度Taにな
ると、ヒータ5への通電をオン/オフして設定温度Ta
になるように制御する。また、表示手段10は設定温度
Taになると、表示部10dを点滅から点灯にする。
【0029】表示手段10の表示部10dが点灯になれ
ば、作業者はアイロン掛けを始める。まず、アイロン本
体1を水平状態にして、衣類のしわが伸びるように動か
す。この場合、姿勢検知手段8は、図3(b)に示すよ
うな状態になり、反射形ホトセンサ13は球14からの
反射を受けて水平であることを検知する。水平であるこ
とを検知することで、制御手段9は、設定温度を予め設
定された温度Taから所定量T1高い温度に変更する。
【0030】制御手段9は、たとえアイロン本体1が前
後することによって、球14が前後し、反射形ホトセン
サ13の出力がオン・オフしても、しばらく設定温度を
TaよりT1高い温度に保持する。よって、湿った衣類
や気化室2にタンク4から水を送り、スチームを発生さ
せることなどでベース3の熱が奪われても、設定温度が
所定量T1高くなっているので、ベース3の温度が低下
する前に、ヒータ5への通電が行われ、ベース3に熱が
供給され、ベース3の温度低下がカバーされる。
【0031】つづいて、布裁きによりアイロン本体1を
自立状態にすると、姿勢制御手段8は、図3(a)のよ
うになり、反射形ホトセンサ13は、球14からの反射
信号が無いため自立と判断し、設定温度を直ちに元の温
度に戻す。さらに、アイロン掛けを続けると、姿勢検知
手段8は水平を検知し、温度設定手段7は再び設定温度
を所定量高くする。
【0032】このように、姿勢検知手段8によりアイロ
ン本体1が水平になり、アイロン本体1が使用状態にな
ると、設定温度を所定量高くすることにより、アイロン
本体1が使用状態の場合の衣類やスチーム発生による、
急激な温度低下を防ぎ、しわ伸ばし効果を維持向上でき
る。また、この状態より、不使用状態になり、姿勢検知
手段8が自立を検知し不使用状態を検知すれば、制御手
段9は、設定温度を予め設定していた温度にするので、
設定温度が高いままで不要な電力の消費を削減できる。
【0033】なお、アイロン本体1が水平になった場合
に、高くする温度の所定量T1は、衣類やスチーム時に
気化室2にて水を気化するために熱を奪われても、衣類
のしわ伸ばし効果を損なわないような温度に設定するの
が望ましく、例えば、10〜30℃とし、好ましくは1
5〜25℃とする。
【0034】また、低温設定(約120℃)で、スチー
ムを発生させた場合には、設定温度を所定量T1高くし
ないと、ベース3が温度低下によって水が気化不能温度
になるので、設定温度を所定量T1高くすることによ
り、ベース3が水が気化可能温度に維持できることは、
低温設定の衣類に、スチームを用いてアイロンをかける
場合において、非常に効果が大である。
【0035】なお、温度設定が複数段階行えるものにお
いて、その低温設定のみを設定温度を所定量高くできる
ようにする場合は、設定温度が2段階のものにおいては
最低温度設定、設定温度が3段階以上のものにおいては
少なくとも最低温設定とそれに加えて低温範囲の温度設
定を設定温度を所定量高くできるようにする。
【0036】また、設定温度を所定量高くしたときの設
定温度は、そのすぐ上の設定温度を越えないようにしな
ければなない。すなわち、設定温度が120℃で所定量
20℃温度設定を高くするようにした場合は、この上の
段階の温度設定は141℃以上にしなければならない。
【0037】また、姿勢検知手段8は、この様な構造の
場合、アイロン掛けを行い、アイロン本体1を前後させ
ると、球14が溝を前後し反射形ホトセンサ13上を前
後し出力がオン・オフするが、この様な出力の場合も使
用状態と判断し、設定温度を高くしてもよい。
【0038】(実施例2)図5に示すように、制御手段1
8は、アイロンの使用・不使用状態を判定するための状
態検知手段を姿勢検知手段8とし、姿勢検知手段8から
の自立信号、すなわち反射形ホトセンサ13のオフ信号
により布裁き等を行っている不使用状態を判定し、水平
信号、すなわち反射形ホトセンサ13のオン信号により
使用状態を判定する。
【0039】さらに、制御手段18は、タイマー手段1
9により自立信号の継続をカウントし、所定時間t1以
上自立信号が継続されれば、図6に示すように、設定温
度を温度設定手段9により予め設定された温度より所定
量T2低く設定し、温度制御するようにしている。
【0040】T2低くされた温度設定後、再度使いはじ
め水平信号が入力されれば、温度設定は、予め設定され
た温度より一旦、所定量T3高くするようにしている。
また、このカウントは、自立から水平、水平から自立と
信号が切り替わったときにカウントがリセットされるよ
うになっている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0041】上記構成により動作を説明すると、上記実
施例1と同様に、まず、アイロン掛けを行う場合、コン
セントに電源プラグを挿入し、アイロン本体1全体に電
源を供給する。この状態で、アイロン本体1は「切」状
態であり、制御手段18はヒータ5への通電を行わず、
表示手段10はそれを表す表示部を点灯する。
【0042】作業者は、温度設定手段9を操作し、所望
の温度に設定を行う。表示手段10はその設定に応じた
表示部を点灯する。また、この表示手段10は、ベース
3の温度が使用可能な温度範囲になるまでは点滅してい
る。
【0043】ここで、温度設定を最高温Tbに設定する
と、それに応じた表示手段10の表示部10dが点滅を
始める。通常、アイロン本体1は自立の状態で置かれて
おり、制御手段18によって、ヒータ5への通電が行わ
れる。姿勢検知手段8は、球14が図3(a)のように
なり、反射形ホトセンサ13は信号の反射がないので自
立と判断し、これを制御手段18に出力する。
【0044】制御手段18はこれを入力し、温度設定手
段7により設定した温度Tbになるまでヒータ5を通電
しベース3を加熱する。また、タイマー手段19は自立
の状態をカウントする。設定温度Tbになると、ヒータ
5への通電をオン/オフして設定温度Tbになるように
制御する。また、表示手段10は設定温度Tbになると
表示手段10の表示部10dを点滅から点灯にする。
【0045】表示手段10の表示部10dが点灯になれ
ば、作業者はアイロン掛けを始める。まず、アイロン本
体1を水平状態にし、衣類のしわが伸びるように動か
す。この場合、姿勢検知手段8は、図3(b)に示すよ
うな状態になっており、反射形ホトセンサ13は球14
からの反射を受けて水平であることを検知する。
【0046】つづいて、布裁きによりアイロン本体1を
自立状態にすると、姿勢検知手段8は、図3(a)のよ
うになり、反射型ホトセンサ13は、球14からの反射
信号がないため自立と判断し、タイマー手段19はカウ
ントをリセットし、自立状態のカウント始める。
【0047】さらに、アイロン掛けが行われると、水平
の信号が入り、自立状態のタイマーカウントは休止され
る。また、アイロン本体1が自立にされると、タイマー
手段19はカウントをリセットしてから自立状態のカウ
ントを再度始める。何かの理由で、アイロン本体1を通
電したまましばらく離れるなどすると、カウントは進
み、そのカウントが所定時間t1を過ぎると、タイマー
手段19は制御手段18にそれを出力する。
【0048】制御手段18はそれを入力し、設定温度T
bを所定温度T2低くし、ヒータ5への通電をオン・オ
フして温度制御を行う。また、アイロン掛けを再開した
とき、制御手段18は、一旦、温度設定を予め設定され
た温度Tbより所定温度T3高い温度にしてから、予め
設定された温度Tbに戻す。
【0049】このように、姿勢検知手段8によりアイロ
ン本体1が自立になってアイロン本体1が不使用状態に
なり、所定時間t1経過すると、設定温度Tbを所定量
T2低くすることにより、アイロン本体1が不使用状態
で放置された場合の無駄な電力消費を削減できる。
【0050】また、使用状態になり、姿勢検知手段8が
水平を検知し使用状態を検知すれば、制御手段18は一
旦、設定温度Tbを予め設定していた温度よりT3高く
してから設定温度Tbにするので、設定温度をT2低く
していても、しわ伸ばし効果が落ちることもない。
【0051】なお、所定時間t1は、通常アイロン掛け
で自立状態にされる時間より十分長い時間に設定するこ
とはいうまでもない。
【0052】さらに、本発明では電源コード付きのアイ
ロンでの実施例を説明したが、コードレスアイロンで
は、アイロン本体が載置台に置かれているときを不使用
時、載置台より離れているときを使用時としても同様の
効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、ヒータによって加熱されるベースと、こ
のベースの温度を検知する温度検知手段と、前記ベース
の温度を任意の温度に設定する温度設定手段と、アイロ
ン本体の自立または水平の状態を検知する姿勢検知手段
と、前記温度検知手段の出力により温度設定手段で設定
された温度にベースの温度を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記姿勢検知手段によりアイロン
本体の水平を検知した場合に、設定温度を温度設定手段
により予め設定された温度より所定量高くするようにし
たから、アイロン本体が水平になった場合、すなわち、
アイロンが使用状態になり、衣類にベースの掛け面を当
てて、急激に温度低下があっても、即座に設定温度が高
くなり、ベースの温度低下を防ぐことができ、仕上りを
向上することができる。
【0054】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、姿勢検知手段によりアイロンの水平および使
用を検知した場合は、設定温度を温度設定手段により予
め設定された温度より所定量高くし、自立を検知した場
合は、設定温度を設定温度設定手段により予め設定され
た温度にするようにしたから、アイロン本体が水平にな
った場合、すなわち、アイロンが使用状態になり衣類に
ベースの掛け面を当てて、急激に温度低下があっても、
即座に設定温度が高くなり、ベースの温度低下を防ぐこ
とができ、仕上りを向上することができる上、自立の場
合は温度を予め設定していた温度にして、無駄な電力消
費を低減することができる。
【0055】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、温度設定手段により多段階に温度設定でき、
その低温設定時にのみ、姿勢検知手段によりアイロンの
水平および使用を検知した場合は、温度を温度設定手段
により予め設定された温度より所定量高くするようにし
たものであり、低温設定時に、アイロン本体が水平にな
った場合、すなわち、アイロンが使用状態になり衣類に
ベースの掛け面を当てて、急激に温度低下があっても、
即座に設定温度が高くなり、ベースの温度低下を防ぐこ
とができ、スチームを発生させての温度低下があって
も、水の気化可能な温度範囲にベースを維持することが
できるので、仕上りを向上することができる上、自立の
場合は温度を予め設定していた温度にして、不使用時に
無駄な電力消費を低減することができる。
【0056】また、請求項4に記載の発明によれば、ヒ
ータによって加熱されるベースと、このベースの温度を
検知する温度検知手段と、前記ベースの温度を任意の温
度に設定する温度設定手段と、アイロン本体の使用また
は不使用の状態を検知する状態検知手段と、前記温度検
知手段の出力により温度設定手段で設定された温度にベ
ースの温度を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記状態検知手段によりアイロンの不使用を検知し
不使用状態が所定時間経過した場合は、設定温度を温度
設定手段により予め設定された温度より所定量低くする
ようにしたから、不使用状態が継続した場合に、設定が
低くなるので予め設定された温度で温度制御するより
も、電力の消費を低減することができる。
【0057】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御手段は、状態検知手段によりアイロン本体の不使用を
検知し不使用状態が所定時間経過した場合に設定温度を
温度設定手段により予め設定された温度より所定量低く
した後、使用されたことを検知すると設定温度を温度設
定手段により予め設定された温度に戻すようにしたか
ら、不使用状態が継続した場合に、設定が低くなるので
予め設定された温度で温度制御するよりも電力の消費を
低減することができるとともに、使用を再開したとき
は、設定温度を予め設定された温度に戻すことで、アイ
ロン掛けでの仕上りが落ちないようにできる。
【0058】また、請求項6に記載の発明によれば、制
御手段は、状態検知手段によりアイロン本体の不使用を
検知し不使用状態が所定時間経過した場合に設定温度を
温度設定手段により予め設定された温度より所定量低く
した後、使用されたことを検知すると、一旦、設定温度
を温度設定手段により予め設定された温度より所定量高
い温度にしてから予め設定された温度に戻すようにした
から、アイロンがしばらく不使用になった場合に、設定
温度を下げて、不使用時の電力消費を低減することがで
きるとともに、使用を再開したときは、使用を再開した
ときは、一旦、設定温度を予め設定していた温度より高
くしてから設定温度にすることで、設定温度を低くして
いても、アイロン掛けでの仕上りが落ちないようにでき
る。
【0059】また、請求項7に記載の発明によれば、状
態検知手段は状態検知手段は、アイロン本体の水平と自
立の状態を検知する姿勢検知手段とし、水平状態を使用
時、自立状態を不使用時としたから、アイロンがしばら
く不使用になった場合に、設定温度を下げて不使用時の
電力消費を低減するとともに、使用を再開したときにも
アイロン掛けでの仕上りを落とさず、さらに向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のアイロンのブロック図
【図2】同アイロンの一部切欠した側面図
【図3】(a)同アイロンの姿勢検知手段の自立状態の
断面図 (b)同アイロンの姿勢検知手段の水平状態の断面図
【図4】同アイロンの自立状態または水平状態での動作
を示すタイムチャート
【図5】本発明の第2の実施例のアイロンのブロック図
【図6】同アイロンの自立状態または水平状態での動作
を示すタイムチャート
【図7】従来のアイロンのブロック図
【図8】同アイロンの高温動作設定手段を動作させたと
きのタイムチャート
【符号の説明】
1 アイロン本体 3 ベース 5 ヒータ 6 温度検知手段 7 温度設定手段 8 姿勢検知手段 9 制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータによって加熱されるベースと、こ
    のベースの温度を検知する温度検知手段と、前記ベース
    の温度を任意の温度に設定する温度設定手段と、アイロ
    ン本体の自立または水平の状態を検知する姿勢検知手段
    と、前記温度検知手段の出力により温度設定手段で設定
    された温度にベースの温度を制御する制御手段とを備
    え、前記制御手段は、前記姿勢検知手段によりアイロン
    本体の水平を検知した場合に、設定温度を温度設定手段
    により予め設定された温度より所定量高くするようにし
    たアイロン。
  2. 【請求項2】 制御手段は、姿勢検知手段によりアイロ
    ン本体の水平および使用を検知した場合は、設定温度を
    温度設定手段により予め設定された温度より所定量高く
    し、自立を検知した場合は、設定温度を設定温度設定手
    段により予め設定された温度にするようにした請求項1
    記載のアイロン。
  3. 【請求項3】 制御手段は、温度設定手段により複数段
    階に温度設定でき、その低温設定時にのみ、姿勢検知手
    段によりアイロン本体の水平および使用を検知した場合
    は、設定温度を温度設定手段により予め設定された温度
    より所定量高くするようにした請求項1または2記載の
    アイロン。
  4. 【請求項4】 ヒータによって加熱されるベースと、こ
    のベースの温度を検知する温度検知手段と、前記ベース
    の温度を任意の温度に設定する温度設定手段と、アイロ
    ン本体の使用または不使用の状態を検知する状態検知手
    段と、前記温度検知手段の出力により温度設定手段で設
    定された温度にベースの温度を制御する制御手段とを備
    え、前記制御手段は、前記状態検知手段によりアイロン
    本体の不使用を検知し不使用状態が所定時間経過した場
    合は、設定温度を温度設定手段により予め設定された温
    度より所定量低くするようにしたアイロン。
  5. 【請求項5】 制御手段は、状態検知手段によりアイロ
    ン本体の不使用を検知し不使用状態が所定時間経過した
    場合に設定温度を温度設定手段により予め設定された温
    度より所定量低くした後、使用されたことを検知すると
    設定温度を温度設定手段により予め設定された温度に戻
    すようにした請求項4記載のアイロン。
  6. 【請求項6】 制御手段は、状態検知手段によりアイロ
    ン本体の不使用を検知し不使用状態が所定時間経過した
    場合に設定温度を温度設定手段により予め設定された温
    度より所定量低くした後、使用されたことを検知する
    と、一旦、設定温度を温度設定手段により予め設定され
    た温度より所定量高い温度にしてから予め設定された温
    度に戻すようにした請求項4記載のアイロン。
  7. 【請求項7】 状態検知手段は、アイロン本体の水平と
    自立の状態を検知する姿勢検知手段とし、水平状態を使
    用時、自立状態を不使用時とした請求項4〜6のいずれ
    か1項に記載のアイロン。
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