JPH1116973A - 半導体装置製造方法及びその半導体装置製造方法で製造された半導体装置 - Google Patents

半導体装置製造方法及びその半導体装置製造方法で製造された半導体装置

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JPH1116973A
JPH1116973A JP16991497A JP16991497A JPH1116973A JP H1116973 A JPH1116973 A JP H1116973A JP 16991497 A JP16991497 A JP 16991497A JP 16991497 A JP16991497 A JP 16991497A JP H1116973 A JPH1116973 A JP H1116973A
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semiconductor device
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JP16991497A
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Kenichiro Fukuda
健一郎 福田
Yoshimasa Oshima
良正 大島
Hidetoshi Nishiyama
英利 西山
Minoru Noguchi
稔 野口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不良が多数発生する半導体装置処理工程を早期
に把握し、半導体装置の高歩留り製造を実現する。 【解決手段】各半導体ウェハの異物有りチップ数と異物
有りチップ内歩留りの関係をプロットし、得られる近似
曲線の相関係数を求める。次にステップ62で近似曲線の
相関係数は予め設定した管理値を越えているかどうかを
確認し、管理値を越えている場合はステップ63にて相関
性有り告知情報を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハを高
い歩留りで製造する方法と製造管理システム及び前記方
法で製造された半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】年々微細化及び回路構成が複雑化する半
導体ウェハの製造において、製造開始から短期間でより
高い歩留りをいかに確保するかということが大きな課題
となってきている。
【0003】歩留りを低下させている要因としては、
(1)異物や外観欠陥(結晶の異常成長や断線,ショー
ト,欠落等を含む)、(2)アライメントずれ,焦点ず
れ,膜厚異常あるいはエッチング異常等に起因するパタ
ーン形成不良(パターン幅不良等)等が存在する。そし
て、半導体ウェハの量産時に、これらの不良が離散的
(半導体ウェハ製造において何枚かに1枚、単発的に不
良が発生する)あるいは連続的(半導体ウェハ製造にお
いて何枚か毎に1回、連続して不良が発生する)に発生
する。
【0004】従来、これら離散的不良あるいは連続的不
良を回避するためには、製造中の主要工程において検査
を行い、不良を発見し、対策をとるという方法がとられ
ている。
【0005】異物検査を例にとると、特開昭55-149829
号公報,特開昭59-65428号公報等に、半導体ウェハ等の
パターンが形成された電子部品上に存在する微小異物の
検出方法が数多く開示されている。そして、これらの検
出方法を採用した様々な検査装置が開発され製造ライン
で用いられており、異物・外観解析システム AS−2
000(平成6年11月発行 日立電子エンジニアリン
グ株式会社 製品カタログ)等により検査データの解析
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ウェハ上の異
物検査や外観欠陥検査とプローブ検査を例にとり、本発
明が解決しようとしている課題を説明する。
【0007】同一のウェハを異物検査装置,外観欠陥検
査装置,プローブ検査装置で検査し、検出された異物や
外観欠陥の座標とチップ単位のプローブ検査結果(完全
良品,救済良品,不良品)を元に不良分布マップを作成
すると、各々図2の101a、図3の101b、図4の101cのよ
うになる。3つの不良分布マップの突き合わせ(重ね合
わせ)チェックを行うと、異物検査装置,外観欠陥検査
装置の両方で検出した異物や外観欠陥の不良102a,102
b、その装置のみでしか検出できなかった異物や外観欠
陥の不良103a,103b、その装置で検出できなかった異物
や外観欠陥の不良104a,104bを知ることができる。
【0008】そこで、異物検査装置とプローブ検査装置
及び外観欠陥検査装置とプローブ検査装置各々の検出結
果の不良分布マップの突き合わせチェック後のデータを
元に、ベン図を作成すると、図5,図6のようになる。
ここで、各検査装置の検出方式が異なると、図2,図3
の104a,104bに示すように、特に検出感度ぎりぎりの微
小な異物や外観欠陥の不良の検出率に違いが生じる。そ
の結果、せっかく検査装置を導入して検査を行っていて
も、場合によっては、プローブ検査不良となる致命的な
不良の発生を見逃し、大量不良発生を許すこともある。
従って、いかにして早くプローブ検査不良に結びつく異
物や外観欠陥の不良が多く発生する工程を探し出して対
策を行うかということが、高い歩留りを早く実現する上
で重要な課題となっている。
【0009】また、異物検査や外観欠陥検査の不良分布
マップとプローブ検査の不良分布マップとの突き合わせ
(重ね合わせ)は、今までは、製造ラインのエンジニア
によりほとんど勘と経験に頼ってほんの一部の工程及び
ロットでしか実施されていないため、検査工程の管理を
自動化を推進する上で、これを阻害する大きな要因とな
っていた。
【0010】本発明の目的は、半導体ウェハの製造にお
いて、プローブ検査不良に結びつく異物や外観欠陥の不
良が多く発生する工程を早期に探し出す手段を供給する
ことにより、高い歩留りを確保できる製造方法と、この
機能を有する製造管理システム及び前記製造方法により
製造された高歩留りの半導体ウェハを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、異物検査を
行う手段と、異物検査直後に断線やショート等の簡易プ
ローブ検査を行う手段と、異物検査装置の不良分布マッ
プと簡易プローブ検査装置の不良分布マップの相関を求
める手段と、外観欠陥検査を行う手段と、外観欠陥検査
直後に断線やショート等の簡易プローブ検査装置を行う
手段と、外観欠陥検査装置の不良分布マップと簡易プロ
ーブ検査装置の不良分布マップの相関を求める手段、各
検査装置の不良分布マップの相関を元にプローブ検査不
良に結びつく異物や外観欠陥の不良が多く発生する工程
を探し出す手段、致命性不良多数発生工程の不良モード
解析を行う手段、前記手段の解析結果に基づき前記不良
多数発生工程のプロセス条件値の調整を行う手段と、こ
れらの検査装置群を管理するシステムを有する製造方法
を提供することにより解決することができる。
【0012】具体的には、複数の処理工程から成る半導
体装置の製造ラインにおいて、所定の処理工程を経た特
定品種の半導体装置を性能,検出方式の異なる複数の検
査装置を用いてそれぞれが所定の頻度で抜き取り検査ま
たは全数検査し、その直後に簡易プローブ検査を実施す
ることで、各検査装置の不良分布マップの相関度をほぼ
同時期に継続してモニタし、その製造状況を管理把握す
る。
【0013】より好ましくは、前記処理工程に投入させ
た複数の品種の半導体装置に対して、前記複数の検査装
置で所定の頻度で抜き取り検査または全数検査してお
り、品種毎に各検査装置の不良分布マップの相関度を継
続してモニタし、その製造状況を管理把握する。
【0014】この場合、前記品種毎の各検査装置の不良
分布マップの相関度から、全品種合計の不良発生数が最
小となるように前記不良多数発生工程のプロセス条件値
を調整してもよい。
【0015】従来のように、プローブ検査装置を全処理
工程終了後に固定して製造ラインを管理した場合、検査
時期が最大2ヶ月程度ずれてしまい、プローブ検査で確
認した特定の不良モードは変化している可能性がある。
そのプローブ検査装置の検査結果からは正常である(管
理基準を満たす)と判断しても、実際にはその時点で異
物不良や外観欠陥不良となる場合が多い。
【0016】本発明は、このような実状を考慮したもの
であり、各検査装置の直後に簡易プローブ検査を行うこ
とで、不良発生モードの変化等に迅速に対応するもので
ある。また品種毎の各検査装置の不良分布マップの相関
度から、全品種合計の不良発生数が最小となるように前
記不良多数発生工程のプロセス条件値を調整すること
で、半導体装置を効率的に製造できる。
【0017】図1は、本発明の概念を図示したものであ
る。
【0018】半導体ウェハ上の異物や外観欠陥等の不良
の検査を例にとり説明する。なお、最近の異物検査装置
は、画像処理技術の進歩により外観欠陥検査も可能とな
ってきており、「散乱光検出形外観検査装置」と位置づ
けることができるため、以下、両者をまとめて検査装置
と呼ぶ。
【0019】半導体装置製造ラインに、様々な検出方式
を有する(従って、機種の異なる)検査装置A15,検査
装置B25,検査装置C35等から成る検査装置群管理シス
テム1が存在するとする。ここで検査装置A15,検査装
置B25,検査装置C35をそれぞれ異物検査装置,外観欠
陥検査装置,簡易プローブ検査装置とする。各検査装置
(検査装置A15,検査装置B25,検査装置C35)は検査
終了後に結果を品種、ロット、工程毎に(検査装置A品
種名11、検査装置A工程名12、検査装置AロットNO1
3、検査装置B品種名21、検査装置B工程名22、検査装
置BロットNO23、検査装置C品種名31、検査装置C工
程名32、検査装置CロットNO33)検査装置データ収集
系2に転送する。データ収集系2は大規模なデータベー
ス(検査装置Aデータベース14、検査装置Bデータベー
ス24、検査装置Cデータベース34)を有し、同一ウェハ
の検査結果の工程履歴や、同一工程の不良発生推移等を
解析する際に用いることができる。
【0020】ある特定品種の不良多数発生工程を探し出
すには、特定工程から選択した同一のウェハを検査装置
群管理システム1の機種の異なる検査装置により検査し
たデータをデータ処理部4により収集し解析することに
より、各検査装置の不良分布マップの相関度を計算する
ことができ、検査装置A,C相関処理結果41及び検査
装置B,C相関処理結果42を求めることができる。ま
た、複数の品種毎の各検査装置の不良分布マップの相関
度から、全品種合計の不良発生数が最小となるような前
記不良多数発生工程のプロセス条件値を求めることがで
きる。そして、データ処理部4は全品種合計の不良発生
数が最小となるような前記不良多数発生工程のプロセス
条件値を各検査装置(検査装置A15,検査装置B25,検
査装置C35)直前の処理工程に指示する。
【0021】また上記課題は、異物検査を行う手段と、
各検査工程の検出異物の座標を格納する手段と、前工程
重複異物除去処理を行う手段と、各検査工程の異物有り
チップ数を求める手段と、前記異物有りチップとプロー
ブ検査装置の不良分布マップ内の良品チップとを突き合
わせて異物有りチップ数内歩留りを求める手段と、前記
異物有りチップ数と前記異物有りチップ数内歩留りとの
関係をプロットし得られる近似曲線の相関係数を求める
手段と、前記相関係数と予め設定した相関係数管理値と
の比較を行う手段と、前記比較結果より検査工程別不良
解析レポートを生成する手段と、相関係数管理値を越え
た工程のプロセス装置にアラーム情報を送出する手段
と、相関係数管理値を越えた工程のプロセス条件値を不
良解析データベースに取り込む手段と、これらの検査装
置群を管理するシステムを有する製造方法を提供するこ
とにより解決することができる。
【0022】具体的には前工程重複異物除去処理を各検
査工程での異物検出結果に適用していくことにより、検
査対象工程より前の工程から残留している異物とその工
程で新たに付着した異物との切り分けが可能となるた
め、検査対象工程での異物有りチップ数と異物有りチッ
プ数内歩留りを正確に求めることができる。よって、前
記異物有りチップ数と前記異物有りチップ数内歩留りと
の関係を示す近似曲線の信頼性が高くなり、相関係数管
理値を基準にした相関性有り/無しの判断がより正確に
行える。したがって、歩留りを低下させている異物多数
発生工程の特定とその工程へのフィードバックが正確か
つ迅速に行える。
【0023】前記具体例では半導体ウェハの異物検査を
例に取り説明したが、より好ましくは半導体ウェハ以外
にプリント基板,TFT液晶表示装置,プラズマディス
プレイ型表示装置,磁気ディスク基板等、広い範囲の電
子部品に応用してもよい。また検査の種類も異物検査に
限らず、外観欠陥検査に適用してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て、以下詳細に説明する。
【0025】まず図2から図17を用いて、各検査装置
の不良分布マップどうしの相関度計算処理、品種別不良
多数発生工程の特定及び前記品種別不良多数発生工程の
プロセス条件の調整実施の形態について、機種の異なる
3つの検査装置(最初の2つは異物または外観欠陥検査
装置、最後の1つは簡易プローブ検査装置)をモデルに
説明する。
【0026】既に説明したように、同一のウェハを検出
方式の異なる検査装置A15(異物検査装置)、検査装置
B25(外観欠陥検査装置)で検査し、検出された異物や
外観欠陥等の不良の座標を元に不良分布マップを作成す
る。各検査装置による検査終了直後に検査装置C35(簡
易プローブ検査装置)で異物や外観欠陥等の不良の座標
付近で電気特性を試験する。
【0027】この場合、もっとも捕捉率の高い断線やシ
ョートを次の処理工程に影響を残さない程度の微弱電
流,微弱電圧を使用する小さなテスターで確認する。ま
たは異物や外観欠陥等の不良の座標付近で計測した3次
元形状より回路特性をシミュレーションし良・不良の判
定を行ってもよい。検査装置A15と検査装置C35の不良
分布マップの突き合わせを行うと、検査装置A15で検出
した異物や外観欠陥等のあるチップが検査装置C35で不
良となっている場合(不良モード1)、検査装置A15で
検出した異物や外観欠陥等のあるチップが検査装置C35
で不良とならない場合(不良モード2)、検査装置A15
で検出できなかった異物や外観欠陥等のあるチップ(不
良モード3)がある場合に分けて知ることができる。
【0028】突き合わせ(重ね合わせ)結果をベン図に
表示すると図5から図6に示すような2つの場合に分類
できる。
【0029】図5は異物を検出する検査装置A15と簡易
プローブ検査をする検査装置C35の検査結果を突き合わ
せた場合のベン図である。
【0030】ここで、円として表示される10aは検査装
置A15で検出された異物チップ数、10bは検査装置C35
で検出された良品チップ数、10cは検査装置C35で検出
された救済チップ数、10dは検査装置A15と検査装置C3
5の両方で検査された全チップ数を示す。今、検査装置
A15で異物が検出された(不良)チップ数をNa(領域10
a)、検査装置C35で不良となったチップ数をNb(領域1
0d−領域10b)と定義する。検査装置A15で異物検出さ
れかつ検査装置C35で不良となったチップ数をNabとす
る。検査装置A15または検査装置C35で不良と判定され
た不良チップ数はNallは数1により定義される。
【0031】
【数1】
【0032】そして2機種間の相関度の有無は数2によ
り計算される。
【0033】
【数2】
【0034】R1は、検査装置A15の異物検出数を基準と
したときの検査装置C35の不良検出数を示す(数2)。
R1に対してはしきい値T1(例えば0.9)を設定してお
く。しきい値T1を越えた場合は検査装置A15と検査装置
C35が不良チップが異物起因で不良となったことを示
す。
【0035】図6は外観欠陥を検出する検査装置B25と
簡易プローブ検査を行う検査装置C35との間のベン図で
ある。
【0036】ここで、円として表示される11aは検査装
置B25で検出された外観欠陥チップ数、11bは検査装置
C35で検出された良品チップ数、11cは検査装置C35で
検出された救済良品チップ数、11dは検査装置B25と検
査装置C35の両方で検査された全チップ数を示す。
【0037】今、検査装置B25で外観欠陥が検出された
(不良)チップ数をMa(領域11a)、検査装置C35で不
良となったチップ数をMb(領域11d−領域11b)と定義す
る。検査装置B25で欠陥検出されかつ検査装置C35で不
良となったチップ数をMabとする。検査装置B25または
検査装置C35で不良と判定された不良チップ数はMallは
数3により定義される。
【0038】
【数3】
【0039】そして2機種間の相関度の有無は数4によ
り計算される。
【0040】
【数4】
【0041】R2は、検査装置B25の外観欠陥検出数を基
準としたときの検査装置C35の不良検出数を示す(数
2)。R2に対してはしきい値T2(例えば0.9)を設定し
ておく。しきい値T2を越えた場合は検査装置B25の外観
欠陥不良がもとで検査装置C35が不良となったことを示
す。
【0042】図7から図12は別の視点から求めた各検
査装置間の相関度判定方法である。この判定方法は数1
から数4の相関度と併用するか、単独で用いることがで
きる。
【0043】図7から図9は検査装置A15で検出した不
良チップ数と検査装置C35で検出した良品チップ数との
関係を示した図である。図中の実線は異物有りチップデ
ータの相関曲線、破線は異物無しチップデータの相関曲
線を示す。図7から図9で示されている曲線の相関係数
のしきい値をT3、曲線の傾きのしきい値をT4(負)とす
る。
【0044】図7では検査装置A15で検出した不良チッ
プ数の大小によらず、検査装置C35で検出した良品チッ
プ数は一定である。このときの曲線の相関係数と傾きは
各々しきい値T3,T4より小さい場合であるとする。この
ときは相関はないという判定をする。
【0045】図8では検査装置A15で検出した不良チッ
プ数が大きくなると、検査装置C35で検出した良品チッ
プ数は少なくなる場合である。このときの曲線の相関係
数と傾きの絶対値は各々しきい値T3,T4より大きい場合
であり、相関度計算処理では「相関ありこの工程では異
物起因のプローブ検査不良が多い。」という結果を出す
ことになる。この場合は検査装置A15のプロセス条件値
の再調整を指示することになる。
【0046】図9では検査装置A15で検出した異物チッ
プ数が大きくなると、検査装置C35で検出した良品チッ
プ数が増える場合である。このときの曲線の相関係数と
傾きは各々しきい値T3,T4より大きいが、曲線の傾きは
しきい値T4と符号が逆である。相関度計算処理では「相
関なし。この工程では異物起因以外のプローブ検査不良
が多い。」という結果を出すことになる。
【0047】図10は図8の曲線上の各データの広がり
具合を示した図である。
【0048】異物有りチップデータの相関係数をK1、相
関曲線の傾きをe1とする。また、異物無しチップデータ
の相関係数をK2、相関曲線の傾きをe2とする。ここで相
関係数の大小により、検査装置A15と検査装置C35の相
関有り・無しを判定するしきい値をK0(例0.8)とす
る。
【0049】異物有りチップの相関係数K1がしきい値K0
を越えている場合には検査装置A15と検査装置C35との
間には相関があり、検査装置A15で検出した異物起因で
検査装置C35のプローブ検査不良となると判定される。
この場合は検査装置A15のプロセス条件値の再調整を指
示することになる。また異物無しチップデータの相関係
数K2がしきい値K0を越えている場合は、異物無しチップ
にも異物起因の別の不良発生要因があることになるた
め、検査装置A15のプロセス条件値の再調整を指示する
ことになる。
【0050】図11から図14は外観欠陥を検査する検
査装置B25とプローブ検査をする検査装置C35との関係
を示した図であり、判定方法は図7から図10と同一で
ある。
【0051】図11から図13は検査装置B25で検出し
た外観欠陥チップ数と検査装置C35で検出した良品チッ
プ数との関係を示した図である。図中の実線は外観欠陥
有りチップデータの相関曲線、破線は異物無しチップデ
ータの相関曲線を示す。図11から図13で示されてい
る曲線の相関係数のしきい値をT5、曲線の傾きのしきい
値をT6(負)とする。
【0052】図11では検査装置B25で検出した外観欠
陥チップ数の大小によらず、検査装置C35で検出した良
品チップ数は一定である。このときの曲線の相関係数と
傾きは各々しきい値T5,T6より小さい場合であるとす
る。このときは相関はないという判定をする。
【0053】図12では検査装置B25で検出した不良チ
ップ数の大きくなると、検査装置C35で検出した良品チ
ップ数は少なくなる場合である。このときの曲線の相関
係数と傾きの絶対値は各々しきい値T5,T6より大きい場
合であり、相関度計算処理では「相関ありこの工程では
外観欠陥起因のプローブ検査不良が多い。」という結果
を出すことになる。この場合は検査装置B25のプロセス
条件値の再調整を指示することになる。
【0054】図13では検査装置B25で検出した外観欠
陥チップ数が大きくなると、検査装置C35で検出した良
品チップ数が増える場合である。このときの曲線の相関
係数と傾きは各々しきい値T5,T6より大きいが、曲線の
傾きはしきい値T6と符号が逆である。相関度計算処理で
は「相関なし。この工程では外観欠陥起因以外のプロー
ブ検査不良が多い。」という結果を出すことになる。
【0055】図14は図12の曲線上の各データの広が
り具合を示した図である。
【0056】異物有りチップデータの相関係数をK3、相
関曲線の傾きをe3とする。また、異物無しチップデータ
の相関係数をK4、相関曲線の傾きをe4とする。ここで相
関係数の大小により、検査装置B25と検査装置C35の相
関有り・無しを判定するしきい値をK0'(例0.8)とす
る。
【0057】異物有りチップの相関係数K1がしきい値K
0'を越えている場合には検査装置B25と検査装置C35と
の間には相関があり、検査装置B25で検出した外観欠陥
起因で検査装置C35のプローブ検査不良となると判定さ
れる。この場合は検査装置B25のプロセス条件値の再調
整を指示することになる。また外観欠陥無しチップデー
タの相関係数K2がしきい値K0'を越えている場合は、外
観欠陥無しチップにも異物起因の別の不良発生要因があ
ることになるため、検査装置B25のプロセス条件値の再
調整を指示することになる。
【0058】図7から図14の説明では相関曲線データ
の構成単位として、検査装置C35のプローブ検査の判定
単位となっているチップを用いていたが、フェイルビッ
トマップで用いられているビット数単位,異物数単位,
外観欠陥数単位、同一ウェハ内の全チップを合計したウ
ェハ単位、同一ロット内の全ウェハを合計した単位を用
いてもよい。
【0059】図15は検査装置A15または検査装置B25
の検査直後に不良座標の電気特性(断線やショート)を
みる小型テスターの図である。
【0060】データ処理部4は検査装置Aデータベース
14または検査装置Bデータベース24より異物または外
観欠陥等の不良検出箇所(検査装置A,B不良箇所7
3)の座標データを検査装置C35に送る。検査装置C35
は得られた座標データをもとに小型テスター351,352を
前記不良検出箇所を含むチップ内回路配線72に接触さ
せ、断線,ショートの有無の検査を行う。検査結果は検
査装置Cデータベースに格納され、検査装置A15または
検査装置B25の検査結果との相関度解析計算に使用され
る。
【0061】図16は検査装置A15または検査装置B25
の検査直後に不良座標付近の回路の3次元形状を測定
し、測定された形状から回路特性をシミュレーションす
る場合の模式図である。
【0062】図15と同様に、データ処理部4は検査装
置Aデータベース14または検査装置Bデータベース24よ
り異物または外観欠陥等の不良検出箇所(検査装置A,
B不良箇所73)の座標データを検査装置C35に送る。検
査装置C35は得られた座標データをもとに異なる方向か
らCCDカメラ353,354で観察し、検査装置A,B不良
箇所を含むチップ内回路配線の3次元立体形状を生成す
る。次にあらかじめ全処理工程終了後のプローブ検査結
果(電気特性)とすでに測定済みの数多くの3次元立体
形状から求められている電気特性のシミュレーションデ
ータベース355と今回生成された3次元立体形状とを照
合して断線やショートが起きているかどうかを推定す
る。この推定結果を検査装置Cデータベースに取り込
み、相関度計算を行う。
【0063】図17は本発明による検査の流れに関する
概念をまとめたものである。
【0064】まず、各検査装置でモニターするウェハの
品種名,工程名,ロットNOを初期設定する。ウェハを
投入し、処理工程N81終了後検査装置A15で異物を検出
し、その直後に検査装置C35で簡易プローブ検査する。
次に処理工程M82終了後に検査装置B25で外観欠陥を検
出し、その直後に検査装置C35で簡易プローブ検査を行
う。処理工程の進捗に従って、各検査装置間の相関度計
算処理を一定間隔で自動的に行い、各々設定済みのしき
い値を超えた場合には当該工程のプロセス条件値の再調
整を実施し、ウェハの高い歩留りが維持できるようにす
る。
【0065】本発明の第一の実施の形態は、半導体ウェ
ハ上の異物や外観欠陥の検査を例にとり説明を行った
が、検査の対象としてはウェハの各チップ内のビット単
位の検査(フェイルビット検査)も同様に考えられ、相
関度計算処理にフェイルビット検査装置と検査装置A1
5,検査装置B25,検査装置C35との相関判定を加えて
もよい。この場合は各ビット単位で相関度を比較するこ
とになるため、データ量が増え信頼度が増すことにな
る。また相関度比較の単位各工程により、ビット単位,
チップ単位に加えて、外観欠陥発生場所単位,異物発生
場所単位,ウェハ単位,ロット単位で行ってもよい。
【0066】また製品の対象も半導体ウェハ以外にプリ
ント基板,TFT液晶表示装置,プラズマディスプレイ
型表示装置,磁気ディスク基板等、広い範囲の電子部品
の高歩留製造に適用できる。
【0067】次に本発明の第二の実施の形態について、
以下詳細に説明する。
【0068】まず図18から図23を用いて、図1の検
査装置A15で検出した異物から前工程重複異物削除処理
を実施し、各半導体ウェハの異物有りチップ数と異物有
りチップ内歩留りの関係を示す近似曲線を求め、その近
似曲線の相関係数が所定の管理値を越えた場合に該当す
るプロセス装置に対してアラーム情報を送出する形態に
ついて説明する。
【0069】図18は図1の検査装置A15で検出した異
物から前工程重複異物削除処理を実施し、各半導体ウェ
ハの異物有りチップ数と異物有りチップ内歩留りの関係
を示す近似曲線を求め、その近似曲線の相関係数が所定
の管理値を越えた場合に該当するプロセス装置に対して
アラーム情報を送出する処理をフローチャートの形で示
したものである。
【0070】ステップ51では最初の検査工程の処理を行
う準備のためにN=1としている。次にステップ52では
N=1であるために、図1の検査装置A15で最初の検査
工程の半導体ウェハを全面検査し、図19に示す異物マ
ップを作成する。ステップ53では現在の検査工程が最初
の検査工程であるか、2番目以降の検査工程であるかを
判断する。現在の検査工程が最初の検査工程であるとき
は1つ前の検査工程は存在しないためステップ54(前工
程重複異物削除処理)を飛び越す処理をする。次にステ
ップ55では同一ロット中にまだ未検査の半導体ウェハが
あるかどうかの確認がなされる。同一ロット中に未検査
の半導体ウェハが存在する場合にはステップ52に戻る。
全て検査済の場合はステップ56に進む。ステップ56では
現在の検査工程が最終検査工程であるかどうかを確認す
る。最終検査工程でない場合はステップ57に進み、現在
の検査工程の次の検査工程に進む処理を行う。この場
合、N=1であったので、次の検査工程は2番目(N=
2)となる。ステップ57の処理が終わるとステップ52に
戻り、2番目の検査工程の半導体ウェハの異物マップを
作成する。このようにしてステップ52からステップ56ま
での処理を最終検査工程の全半導体ウェハの処理が終わ
るまで繰り返す。
【0071】ステップ56でNが最終検査工程と判断され
た場合はステップ58に進む。ステップ58ではステップ59
での各半導体ウェハ別の異物有りチップ数と異物有りチ
ップ内歩留りを集計する準備のために、N=1とする。
【0072】ステップ59では最初の検査工程の半導体ウ
ェハのチップ別異物数を計算する。次に異物数1以上の
チップ数(異物有りチップ数)を集計する。異物有りチ
ップ数をさらに図1の検査装置Cデータベース34(プロ
ーブ検査装置データベース)を参照してプローブ検査良
品チップ数,プローブ検査不良チップ数毎に集計する。
プローブ検査良品チップ数をプローブ検査良品チップ数
とプローブ検査不良チップ数の和で除算することによ
り、現在集計している半導体ウェハの異物有りチップ内
歩留りを求めることができる。次にステップ60に進み、
同一ロット内に未集計の半導体ウェハがあるかどうかを
確認する。未集計の半導体ウェハがある場合はステップ
59に戻り、同様の処理を未集計のウェハがなくなるまで
繰り返す。
【0073】1ロット分の処理が済むとステップ61に進
む。ステップ61では現在処理中の最初の検査工程の各半
導体ウェハの異物有りチップ数と異物有りチップ内歩留
りの関係をプロットし、得られる近似曲線の相関係数を
求め、ステップ62に進む。
【0074】ステップ62では得られた近似曲線の相関係
数が予め設定した管理値を越えているかどうかを確認す
る。管理値を越えている場合にはステップ63に進み、半
導体ウェハの異物有りチップ数と異物有りチップ内歩留
りの関係に関して相関性有りの告知情報を生成する。ス
テップ63の相関性有り告知情報はステップ64にそのまま
送られ、相関性有りの告知情報が入った検査工程別不良
解析レポートを生成する。ステップ62で管理値を越えて
いないときは直接ステップ64に進み異物有りチップ数と
異物有りチップ内歩留りデータのみの検査工程別不良解
析レポートを生成する。
【0075】ステップ64で最初の検査工程の不良解析レ
ポートを生成後、ステップ65に進み、Nが最終検査工程
かどうかを確認する。現在の検査工程は最初であるた
め、ステップ66に進み、N=2としてステップ59に戻
る。
【0076】このようにしてステップ59からステップ65
までの処理を最終検査工程まで行い、ステップ67へ進
む。ステップ67では全検査工程に渡って検査工程別不良
解析レポートから相関係数管理値を超過した工程がある
かどうかを確認する。管理値を超過した工程がある場合
はステップ68に進みその工程のプロセス装置に対してア
ラーム情報を送出する。次にステップ69に進みその工程
のプロセス条件値を不良解析データベースに取り込む。
次にステップ91に移り一連の処理を終了する。この処理
を続けていくことにより、歩留りを低下させている異物
多数発生工程のプロセス条件値の傾向を掴むことが可能
となる。ステップ67で全検査工程に渡って相関係数管理
値を越えた工程がない場合にはステップ91に飛び一連の
処理を終了する。
【0077】このようにステップ54の前工程重複異物除
去処理を各検査工程での異物検出結果に適用していくこ
とにより、検査対象工程より前の工程から残留している
異物とその工程で新たに付着した異物との切り分けが可
能となるため、検査対象工程での異物有りチップ数と異
物有りチップ数内歩留りを正確に求めることができる。
よって、前記異物有りチップ数と前記異物有りチップ数
内歩留りとの関係を示す近似曲線の信頼性が高くなり、
相関係数管理値を基準にした相関性有り/無しの判断が
より正確に行える。したがって、歩留りを低下させてい
る異物多数発生工程の特定とその工程へのフィードバッ
クが正確かつ迅速に行え、半導体ウェハの高い歩留りが
維持できるようになる。
【0078】図19は検査装置AのN番目の検査工程で
検出された異物のマップを示す。半導体ウェハ200上に
検査装置AのN番目の検査工程で検出された異物201〜2
10が検出されている。
【0079】図20は検査装置AのN−1番目の検査工
程で検出された異物のマップを示す。半導体ウェハ200
上に検査装置AのN−1番目の検査工程で検出された異
物301〜309が検出されている。
【0080】図21は検査装置AのN番目の検査工程で
検出された異物のマップにおいて前工程で検出された異
物との座標比較をそれぞれの異物について行って、N番
目及びN−1番目の検査工程の検出異物間の座標が検査
装置A15の位置決め誤差以内にあるN番目検査工程で検
出された異物204,205,209と検査装置AのN番目の検査
工程で新たに検出された異物201,202,203,206,207,208,
210を示す。
【0081】図22は図21のマップよりN番目及びN
−1番目の検査工程の検出異物間の座標が検査装置A15
の位置決め誤差以内にあるN番目検査工程で検出された
異物204,205,209を除去して検査装置AのN番目の検査
工程で新たに検出された異物201,202,203,206,207,208,
210を示す。
【0082】図23は図18のステップ54の前工程重複
異物除去処理の方法をフローチャートで示したものであ
る。ステップ542では図18のステップ52で生成したN
番目の検査工程の異物マップのデータをそのまま用いて
N番目の検査工程の半導体ウェハの異物座標データベー
スを作成する。ステップ543でも同様にして一つ前の工
程のN−1番目の検査工程の同一半導体ウェハの異物マ
ップのデータをそのまま用いてN−1番目の検査工程の
半導体ウェハの異物座標データベースを作成する。
【0083】次にステップ544でN番目の検査工程の半
導体ウェハの最初の異物座標とN−1番目の検査工程の
同一半導体ウェハの最初の異物座標どうしを比較するた
め、繰り返し回数の初期値(i=1,j=1)を設定す
る。
【0084】次にステップ545にてN番目の検査工程の
半導体ウェハのi番目の異物座標(Ai,Bi)とN−
1番目の検査工程の同一半導体ウェハのj番目の異物座
標(Cj,Dj)の座標との距離が検査装置A15の位置
決め誤差以内にあるかどうかを確認する。
【0085】位置決め誤差をδとすると、(Ai,B
i)と(Cj,Dj)との距離がδ以内かどうかの判定
式は数5により定義される。
【0086】
【数5】
【0087】(Ai,Bi)と(Cj,Dj)との距離
がδ以内にある時はステップ546に進み、N番目検査工
程の半導体ウェハのデータベースから検出座標(Ai,
Bi)の異物を削除し、ステップ547に進む。(Ai,
Bi)と(Cj,Dj)との距離がδ以内にない時は
(Ai,Bi)と(Cj,Dj)は別個の異物と判断す
るため、ステップ547へ進む。
【0088】ステップ547では、繰り返し数jがN−1
番目の検査工程の同一半導体ウェハの検出異物数qと等
しいかどうかを確認する。等しくない場合はステップ54
7aに進み、繰り返し数jを1増やしてステップ545に戻
る。このようにしてステップ545,546の処理を繰り返し
数j=qになるまで繰り返す。
【0089】j=qになった場合はステップ548に進
み、繰り返し数iがN番目の検査工程の検出異物数pと
等しいかどうかを確認する。等しくない場合はステップ
548aに進み、繰り返し数iを1増やしてステップ545に
戻る。このようにしてステップ545,546の処理を繰り返
し数i=pになるまで繰り返す。i=pになった場合は
ステップ549に進み、前工程重複異物削除処理を終了す
る。
【0090】図23の例では一つ前の検査工程で重複し
て検出された異物のみを除去する処理を説明したが、N
番目の検査工程で検出された異物から1番目からN−1
番目までの検査工程で重複して検出された異物を全て除
去する処理としてもよい。
【0091】また図23で現在のN番目の検査工程と座
標比較を行う工程を1工程分のみ(最初の検査工程〜N
−1番目の検査工程までで組合せはN−1通り)とした
場合、2工程分のみとした場合(最初の検査工程〜N−
1番目の検査工程までで組合せは(N−1)・(N−
2)/2)、3工程分のみとした場合(最初の検査工程
〜N−1番目の検査工程までで組合せは(N−1)・
(N−2)・(N−3)/(3・2),…,N−2工程
分のみとした場合(最初の検査工程〜N−1番目の検査
工程までで組合せはN−1通り)、N−1工程分のみと
した場合(最初の検査工程〜N−1番目の検査工程まで
で組合せは1通り)の全ての場合を実施し、各々の場合
の検査装置Aの位置決め誤差の範囲内にある重複異物数
を求めて、予め設定された異物数管理値nを越える重複
異物数が出た検査工程を自動的に図18のステップ64の
検査工程別不良解析レポートに加えてもよい。この場合
は特定の工程で発生した残留異物がどの検査工程で見え
るかがわかるため、残留異物の出現工程に重点的にフィ
ードバックが掛けられる。
【0092】以上図18から図23を用いて、本発明の
第二の実施の形態を半導体ウェハ上の異物の検査を例に
とって説明を行ったが、検査の内容としては外観欠陥検
査を加えてもよい。また製品の対象も半導体ウェハ以外
にプリント基板,TFT液晶表示装置,プラズマディス
プレイ型表示装置,磁気ディスク基板等、広い範囲の電
子部品の高歩留製造に適用できる。
【0093】
【発明の効果】以上本発明によれば、半導体ウェハ,プ
リント基板,TFT液晶表示装置,プラズマディスプレ
イ型表示装置,磁気ディスク基板の製造において、常
時、プロセス条件値を最適に保つことができるので、高
歩留り製造に大きく寄与することができる。
【0094】また半導体ウェハ,プリント基板,TFT
液晶表示装置,プラズマディスプレイ型表示装置,磁気
ディスク基板の製造において、前工程重複異物除去処理
を各検査工程での異物検出結果に適用していくことによ
り、検査対象工程より前の工程から残留している異物と
その工程で新たに付着した異物との切り分けが可能とな
るため、検査対象工程での異物有りチップ数と異物有り
チップ数内歩留りを正確に求めることができる。よっ
て、前記異物有りチップ数と前記異物有りチップ数内歩
留りとの関係を示す近似曲線の信頼性が高くなり、相関
係数管理値を基準にした相関性有り/無しの判断がより
正確に行える。したがって、歩留りを低下させている異
物多数発生工程の特定とその工程へのフィードバックが
正確かつ迅速に行え、半導体ウェハ,プリント基板,T
FT液晶表示装置,プラズマディスプレイ型表示装置,
磁気ディスク基板の製造において高い歩留りが維持でき
るようになる。
【0095】また不良解析データベースにより、歩留り
を低下させている異物多数発生工程のプロセス条件値の
傾向を掴むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す処理機能ブロッ
ク図。
【図2】検査装置Aの異物発生箇所を示す図。
【図3】検査装置Bの外観欠陥発生箇所を示す図。
【図4】検査装置Cのプローブ検査不良箇所を示す図。
【図5】検査装置Aと検査装置Cのベン図。
【図6】検査装置Bと検査装置Cのベン図。
【図7】検査装置Aと検査装置Cの相関曲線を示す図。
【図8】検査装置Aと検査装置Cの相関曲線を示す図。
【図9】検査装置Aと検査装置Cの相関曲線を示す図。
【図10】検査装置Aと検査装置Cの相関曲線を示す
図。
【図11】検査装置Bと検査装置Cの相関曲線を示す
図。
【図12】検査装置Bと検査装置Cの相関曲線を示す
図。
【図13】検査装置Bと検査装置Cの相関曲線を示す
図。
【図14】検査装置Bと検査装置Cの相関曲線を示す
図。
【図15】簡易プローブ検査の第一の実施例を示す図。
【図16】簡易プローブ検査の第二の実施例を示す図。
【図17】本発明による検査の流れに関する概念を示す
図である。
【図18】本発明の第二の実施形態を示す処理機能ブロ
ック図。
【図19】検査装置AのN番目の検査工程で検出された
異物のマップである。
【図20】検査装置AのN−1番目の検査工程で検出さ
れた異物のマップである。
【図21】検査装置AのN番目の検査工程で検出された
異物のマップである。
【図22】検査装置AのN番目の検査工程で新たに検出
された異物マップである。
【図23】前工程重複異物除去処理を示す処理機能ブロ
ック図。
【符号の説明】
1…検査装置群管理システム、11…検査装置A品種
名、12…検査装置A工程名、13…検査装置Aロット
NO、14…検査装置Aデータベース、15…検査装置
A、21…検査装置C品種名、22…検査装置C工程
名、23…検査装置CロットNO、24…検査装置Cデ
ータベース、25…検査装置B、31…検査装置B品種
名、32…検査装置B工程名、33…検査装置Bロット
NO、34…検査装置Bデータベース、35…検査装置
C、4…データ処理部、41…検査装置A,C相関処理
結果、42…検査装置B,C相関処理結果、10a…異
物有りチップ数、10b…プローブ検査良品チップ数、
10c…プローブ検査救済良品チップ数、10d…全チ
ップ数、11a…外観欠陥チップ数、11b…プローブ
検査良品チップ数、11d…全チップ数、7…半導体ウ
ェハ、71…異物又は外観欠陥発生チップ、351,3
52…小型テスター、353,354…CCDカメラ、
355…シミュレーションデータベース、72…チップ
内回路配線、73…検査装置A,B不良箇所、81…処
理工程N,処理工程M、200…半導体ウェハ、20
1,202,203,204,205,206,20
7,208,209,210…N番目検査工程での検出
異物、301,302,303,304,305,30
6,307,308,309…N−1番目検査工程での
検出異物。
フロントページの続き (72)発明者 野口 稔 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の処理工程からなる半導体装置の製造
    ラインにおいて、所定の処理工程を経た半導体装置を検
    出方式の異なる複数の検査装置を用いて特定品種の半導
    体装置を常時抜き取りまたは全数検査した直後に、前記
    複数の検査装置で検出された不良(付着異物,外観欠
    陥,ビット不良等)箇所の多い半導体装置上の一部の領
    域(10チップ以上)について、その後の処理工程に影
    響を与えない微小電流,電圧を印加して断線,ショート
    を感知する簡易プローブ検査を実施し、前記複数の検査
    装置で検出された検査結果と前記簡易プローブ検査結果
    の相関度比較を行って、最終プローブ検査で致命不良が
    多数発生する可能性の高い処理工程を早期に特定し、前
    記工程のプロセス条件の再調整を行うことを特徴とする
    半導体装置製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置製造方法におい
    て、相関曲線データ構成の単位が半導体装置の同一ウェ
    ハ内のビット数単位,異物数単位,外観欠陥数単位,チ
    ップ単位と同一ロット内のウェハ単位であることを特徴
    とする半導体装置製造方法。
  3. 【請求項3】複数品種の半導体装置を常時抜き取りまた
    は全数検査し、各品種毎にプロセス条件値の再調整を行
    うことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに
    記載の半導体装置製造方法。
  4. 【請求項4】複数品種の半導体装置を常時抜き取りまた
    は全数検査し、全品種総合の不良率が最低となるように
    プロセス条件値の再調整を行うことを特徴とする請求項
    1または請求項2の何れかに記載の半導体装置製造方
    法。
  5. 【請求項5】請求項3または4の何れかに記載の半導体
    装置製造方法において、簡易プローブ検査後に各不良分
    類別に不良率を集計し、前記複数の検査装置で検出され
    た検査結果と前記簡易プローブ検査結果の不良分類別不
    良率との相関度比較を行って、異物や外観欠陥がもとで
    致命不良となる不良の種類を特定し、前記特定された種
    類の不良に基づきプロセス条件値の再調整を行うことを
    特徴とする半導体装置製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5いずれか記載の半導体装置製
    造方法で製造された半導体装置。
  7. 【請求項7】複数の処理工程からなる半導体装置の製造
    ラインにおいて、所定の処理工程を経た半導体装置を検
    出方式の異なる複数の検査装置を用いて特定品種の半導
    体装置を常時抜き取りまたは全数検査した直後に、前記
    複数の検査装置で検出された不良(付着異物,外観欠
    陥,ビット不良等)箇所の多い半導体装置上の一部の領
    域(10チップ以上)について、回路パターンの非接触
    式3次元計測を行って回路の動作特性をシミュレーショ
    ン(疑似プローブ検査)し、前記複数の検査装置で検出
    された検査結果と前記シミュレーション結果(疑似プロ
    ーブ検査結果)の相関度比較を行って、最終プローブ検
    査で致命不良が多数発生する可能性の高い処理工程を早
    期に特定し、前記工程のプロセス条件の再調整を行うこ
    とを特徴とする半導体装置製造方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の半導体装置製造方法におい
    て、相関曲線データ構成の単位が半導体装置の同一ウェ
    ハ内のビット数単位,異物数単位,外観欠陥数単位,チ
    ップ単位と同一ロット内のウェハ単位であることを特徴
    とする半導体装置製造方法。
  9. 【請求項9】複数品種の半導体装置を常時抜き取りまた
    は全数検査し、各品種毎にプロセス条件値の再調整を行
    うことを特徴とする請求項7または請求項8の何れかに
    記載の半導体装置製造方法。
  10. 【請求項10】複数品種の半導体装置を常時抜き取りま
    たは全数検査し、全品種総合の不良率が最低となるよう
    にプロセス条件値の再調整を行うことを特徴とする請求
    項7または請求項8の何れかに記載の半導体装置製造方
    法。
  11. 【請求項11】請求項7記載の半導体装置製造方法にお
    いて、回路パターンの非接触式3次元計測を行って回路
    の動作特性をシミュレーション(疑似プローブ検査)し
    た後に、予想される不良数を各不良分類別の不良率とし
    て集計し、前記複数の検査装置で検出された検査結果と
    前記疑似プローブ検査結果の不良分類別不良率との相関
    度比較を行って、異物や外観欠陥がもとで致命不良とな
    る不良の種類を特定し、前記特定された種類の不良に基
    づきプロセス条件値の再調整を行うことを特徴とする半
    導体装置製造方法。
  12. 【請求項12】請求項7〜11いずれか記載の半導体装
    置製造方法で製造された半導体装置。
  13. 【請求項13】複数の処理工程からなる半導体装置の製
    造ラインにおいて、所定の処理工程を経た半導体装置を
    検出方式の異なる複数の検査装置を用いて特定品種の半
    導体装置を常時抜き取りまたは全数検査する半導体装置
    製造方法において、現在検査している処理工程の検出異
    物または検出外観欠陥の座標と1つ前の処理工程での検
    出異物または検出外観欠陥の座標とを各々比較し、検査
    装置の位置決め精度の誤差の範囲内にある、両工程で重
    複して検出している異物数または外観欠陥数を現在検査
    している処理工程で検出された異物数または外観欠陥数
    より除去して現在検査している処理工程で新たに検出さ
    れた異物数または外観欠陥数を求め、前記新規発生異物
    数または新規発生外観欠陥数と最終プローブ検査結果と
    の相関度比較を行って、最終プローブ検査で致命不良が
    多数発生する可能性の高い処理工程を早期に特定し、前
    記工程のプロセス条件の再調整を行うことを特徴とする
    半導体装置製造方法。
  14. 【請求項14】請求項13記載の半導体装置製造方法に
    おいて、現在検査している処理工程の検出異物または検
    出外観欠陥の座標と比較する処理工程を最初の検査工程
    から現在検査している工程の1つ前の工程までの全工程
    としたことを特徴とする半導体装置製造方法。
  15. 【請求項15】請求項13または14の何れかに記載の
    半導体装置製造方法において、新規発生異物数または新
    規発生外観欠陥数をチップ単位に集計して異物有りチッ
    プ数としたことを特徴とする半導体装置製造方法。
  16. 【請求項16】請求項13記載の半導体装置製造方法に
    おいて、現在検査している処理工程の検出異物または検
    出外観欠陥の座標と比較する処理工程を1工程分のみ
    (最初の検査工程〜N−1番目の検査工程までで組合せ
    はN−1通り)とした場合、2工程分のみとした場合
    (最初の検査工程〜N−1番目の検査工程までで組合せ
    は(N−1)・(N−2)/2)、3工程分のみとした
    場合(最初の検査工程〜N−1番目の検査工程までで組
    合せは(N−1)・(N−2)・(N−3)/(3・
    2)),…,N−2工程分のみとした場合(最初の検査
    工程〜N−1番目の検査工程までで組合せはN−1通
    り)、N−1工程分のみとした場合(最初の検査工程〜
    N−1番目の検査工程までで組合せは1通り)の全ての
    場合を実施し、各々の場合の検査装置の位置決め誤差の
    範囲内にある重複異物数を求めて、予め設定された異物
    数管理値を越える重複異物数が出た検査工程を自動的に
    特定し、前記工程のプロセス条件の再調整を行うことを
    特徴とする半導体装置製造方法。
  17. 【請求項17】請求項16記載の半導体装置製造方法に
    おいて、新規発生異物数または新規発生外観欠陥数をチ
    ップ単位に集計して異物有りチップ数としたことを特徴
    とする半導体装置製造方法。
  18. 【請求項18】請求項13〜17いずれかの方法で製造
    された半導体装置。
JP16991497A 1997-06-26 1997-06-26 半導体装置製造方法及びその半導体装置製造方法で製造された半導体装置 Pending JPH1116973A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001050206A1 (en) * 2000-01-03 2001-07-12 Advanced Micro Devices, Inc. Wafer manufacturing control
KR100333359B1 (ko) * 1999-07-20 2002-04-18 박종섭 반도체 제조용 로봇
WO2005096688A1 (en) * 2004-04-02 2005-10-13 Original Solutions Inc. System and method for defect detection and process improvement for printed circuit board assemblies
JP2007300003A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Fujitsu Ltd 半導体ウエハの検査システム及び検査方法

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