JPH11171198A - 開封容易な包装用袋 - Google Patents

開封容易な包装用袋

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JPH11171198A
JPH11171198A JP9337352A JP33735297A JPH11171198A JP H11171198 A JPH11171198 A JP H11171198A JP 9337352 A JP9337352 A JP 9337352A JP 33735297 A JP33735297 A JP 33735297A JP H11171198 A JPH11171198 A JP H11171198A
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resin film
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heat
thickness
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Yukiya Saho
幸也 佐保
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Bag Frames (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封容易であり、透明性、ガスバリヤー性に
優れた包装用袋の提供。 【解決手段】 二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルム、
未延伸ポリオレフィン系樹脂フィルム、および塩化ビニ
リデン成分を70〜97重量%含有するポリ塩化ビニリ
デン系樹脂からなる厚みが1〜30ミクロンのフィルム
を含有する積層フィルムを、該未延伸ポリオレフィン系
樹脂フィルムが袋の最も内側になるように位置させて、
袋の外周の縁部に巾3〜10ミリのヒートシール線が位
置してなるようにヒートシールしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品、食品など
の物品を少量づつ包装する、開封容易な包装用袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】医薬品、食品などの物品を少量づつ包装
する包装用袋の中で、引き裂き場所に切れ込みを入れた
り、外縁部に特殊な加工を施したりすることなく容易に
手で開封できる効果を有する包装用袋として、特公平4
ー71783号公報に厚みが10〜60ミクロンの二軸
延伸ポリスチレンフィルムと、厚みが10〜80ミクロ
ンのヒートシール性未延伸ポリオレフィンフィルムとの
積層フィルムを、二軸延伸ポリスチレンフィルムを袋の
外側に、ヒートシール性ポリオレフィンフィルムを袋の
内側になるように位置させ、袋の外周の縁部に巾が3〜
10ミリのヒートシール線が位置するようにヒートシー
ルしてなる、開封容易な包装用袋に包装用袋に関する技
術が開示されている。しかしながら、特公平4ー717
83号公報により開封容易な包装用袋は得られるもの
の、酸素や水蒸気などのガスバリアー性が十分が低く、
内容物の吸湿、変質、変色、保香性といった保存安定性
は十分ではなかった。
【0003】一方、ガスバリアー性を改善するため、ア
ルミ箔や二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
(PET)、2軸延伸ナイロンフィルム(ONy)にア
ルミを蒸着したものを積層する方法があるが、これらの
積層ではガスバリアー性は上がるが透明性が落ち内容物
の確認ができないといった問題がある。特に医薬品にお
いては、投薬時に製薬が包装袋に残っていることが確認
できず、規定量の服薬ができないといった問題となる。
さらに、PET、ONyにアルミを蒸着したものの積層
では手で開封することも困難となる。また、PETフィ
ルム上にシリコンあるいはアルミの透明な酸化物皮膜を
形成したものをポリスチレンフィルムに積層する方法が
あるが、これらのフィルムの積層では透明性はあるもの
の、手で開封することは困難となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、予め引き裂
き場所に切れ込みを入れたり、外縁部に特殊な加工を施
したりすることなく容易に手で開封できるといった効果
を有し、かつバスバリアー性による内容物の保存安定性
と、透明性に優れた包装用袋を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
達成するために本発明をなすに至った。すなわち、本発
明は、厚みが10〜60ミクロンの二軸延伸ポリスチレ
ン系樹脂フィルム、厚みが10〜80ミクロンの未延伸
ポリオレフィン系樹脂フィルム、および塩化ビニリデン
成分を70〜97重量%含有するポリ塩化ビニリデン系
樹脂からなる厚みが1〜30ミクロンのフィルムを含有
する積層フィルムを、該未延伸ポリオレフィン系樹脂フ
ィルムが袋の最も内側になるように位置させて、袋の外
周の縁部に巾3〜10ミリのヒートシール線が位置して
なるようにヒートシールしてなる開封容易な包装用袋で
ある。以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】本発明が、従来技術と最も相違するところ
は、二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムに、塩化ビニ
リデン成分を70〜97重量%含有する、厚さ1〜50
ミクロンのポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルムを隣接し
て配することである。上記従来技術と相違するところの
本発明の構成要件の役割は、透明性と容易に手で開封で
きるといった効果を有したままで、内容物の保存安定性
と優れた包装用袋が得られることである。
【0007】透明性を有しガスバリアー性を改善するた
めPETフィルム、ONyフィルムにシリコンあるいは
アルミの酸化物皮膜を形成したものを積層する方法があ
るが、これらの場合ガスバリアーは良好となり内容物の
保存安定性も優れるものの、容易に手で開封することは
困難となる。本発明者は、二軸延伸ポリスチレン系樹脂
フィルムに、塩化ビニリデン成分を70〜97重量%含
有する、厚さ1〜50ミクロンのポリ塩化ビニリデン系
樹脂フィルムを積層する場合においては、容易に手で開
封できるといった効果と、優れたガスバリアー性による
内容物の保存安定性を共に満たす包装袋を得ることがで
きることを見出し、本発明に至った。
【0008】本発明で用いられるポリ塩化ビニリデン系
樹脂フィルムは、塩化ビニリデン成分を70〜97重量
%、好ましくは80〜96重量%含有する。70%重量
未満ではガスバリアー性が不十分であり、97重量%を
越えると高結晶化が進みフィルムを形成することはでき
ない。塩化ビニリデン成分以外の成分としては、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、塩化
ビニル、スチレン等があり、この他に本発明の目的を損
なわない範囲で熱安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
着色剤、可塑剤、オリゴマー、その他慣用の添加剤等を
含むことができる。
【0009】ポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルムの厚み
は、1〜50ミクロン、好ましくは2〜40ミクロンで
ある。1ミクロン未満ではガスバリアー性が十分でな
く、50ミクロンより厚いと引き裂き性が低下する。ポ
リ塩化ビニリデン系樹脂フィルムの二軸延伸ポリスチレ
ン系樹脂フィルムへの積層は、ポリ塩化ビニリデン系樹
脂フィルムと二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムをウ
エットラミネート方法、ドライラミネート方法、ホット
メルトラミネート方法、無溶剤ラミネート方法、押し出
し(サンド)ラミネート方法などにより貼り合わす方法
の他に、ポリ塩化ビニリデン系樹脂樹脂を2軸延伸ポリ
スチレン系樹脂フィルム上に押し出しラミネートする方
法、さらにはポリ塩化ビニリデン系樹脂を有機溶剤に溶
解したものやポリ塩化ビニリデン系樹脂ラテックスを2
軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムにコートする方法が
ある。中でも、二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムと
ポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルムを貼り合わす方法
と、ポリ塩化ビニリデン系樹脂ラテックスを二軸延伸ポ
リスチレン系樹脂フィルムにコートする方法は、加工
性、塩化ビニリデン系樹脂層の均一性、ポリスチレン系
樹脂フィルムの耐溶剤性の点からより好ましい。
【0010】二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムと、
ポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルムを接着剤により貼り
合わす場合は、接着剤に含まれる溶剤により二軸延伸ポ
リスチレン系樹脂フィルムが侵される場合がある。この
ため、アルコール系、水系溶剤を主体とする接着剤にす
るか、接着剤をポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルムに塗
布し、ある程度溶剤を飛散させた後に積層するなどの配
慮が必要である。
【0011】本発明で用いられる二軸延伸ポリスチレン
系樹脂フィルムは、スチレン系重合体からなるフィルム
であり、包装用袋を縦方向にも横方向にも任意の方向に
容易に引き裂き開封できるために、二軸延伸フィルムで
あることが必要であり、充分な配向を持つフィルムであ
る。ポリスチレン系樹脂としては、一般には、汎用ポリ
スチレン(GPPS)が用いられるが、衝撃強度を高め
るため、1〜30重量%のスチレンーブタジエンブロッ
ク共重合体や、ある程度の曇りを与えるために0.1〜
20重量%の耐衝撃性ポリスチレンを加えたり、滑り性
を改良するために0.1〜1重量%の有機粒子、無機粒
子を加えることがある。
【0012】本発明で用いられる二軸延伸ポリスチレン
系樹脂フィルムは、上記樹脂をインフレーション法やテ
ンター法により2軸に延伸製膜し得られる。上記の他、
離型剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色
剤、可塑剤、オリゴマー、その他慣用の添加剤などを、
本発明の特性を損なわない範囲内で混合したものでもよ
い。
【0013】二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムの配
向は、加熱収縮応力により表されるが2軸方向の加熱収
縮応力は引き裂き性の点から、それぞれ1kg/cm2
〜60kg/cm2 、好ましくは2kg/cm2 〜50
kg/cm2である。1kg/cm2 未満ではフィルム
の配向が十分でないために引き裂き性は悪く、手で引き
裂いて容易に開封することはできない。60kg/cm
2 より大きいものは、二軸延伸ポリスチレンフィルムの
製法に複雑な工程を必要とする。二軸延伸ポリスチレン
系樹脂フィルムの厚みは10〜60ミクロン、好ましく
は15〜50ミクロンである。10ミクロン未満のもの
はフィルム強度が十分でなく、60ミクロンより厚いも
のは引き裂き性が大きく低下する。
【0014】本発明においては、積層時の接着性を上げ
るため、二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルム表面を放
電処理により親水化したり、アンカーコート剤を塗布す
ることができる。アンカーコート剤は、ウレタン系、イ
ミン系、ブタジエン系等があるが、二軸延伸ポリスチレ
ン系樹脂フィルムに使用するアンカーコート剤は、溶剤
により二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムが侵される
ため、アルコール系、水系溶剤を主体とするものが好ま
しい。
【0015】本発明で、ヒートシール層として用いられ
る未延伸ポリオレフィン系樹脂フィルムとしては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン或いはこれらを主体としたコ
ポリマーのフィルムが用いられる。これらに離型剤、熱
安定剤、酸化防止剤、着色剤、可塑剤、オリゴマー、そ
の他慣用の添加剤などを、本発明の特性を損なわない範
囲内で混合したものでも良い。
【0016】また、外観を特に重要とする包装体にはヒ
ートシール時に発生する皺をなくすため、示差走査熱量
計(DSC法)による融点が70〜105℃のヒートシ
ール性未延伸ポリオレフィンフィルムを用いることがで
きる。融点が70〜105℃のポリオレフィンフィルム
としては、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンー
アクリル酸共重合体、エチレンーアクリルエステル共重
合体、酸コポリマーのイオン架橋体(アイオノマー)、
SSCを用いて重合されたエチレンとαーオレフィンと
の共重合体から適宜選ばれ、単体または混合した組成物
からなるフィルムがある。
【0017】ヒートシール層に用いる未延伸ポリオレフ
ィン系樹脂フィルムの厚みは、引き裂き性とヒートシー
ル強度より10〜80ミクロンであり、好ましくは10
〜60ミクロンである。10ミクロン未満のものは、ヒ
ートシール強度が十分でなく、80ミクロンより厚いも
のは引き裂き性が大きく低下する。未延伸ポリオレフィ
ン系樹脂フィルムの積層は、ウエットラミネート方法、
ドライラミネート方法、ホットメルトラミネート方法、
無溶剤ラミネート方法、押し出しラミネート方法があ
る。フィルム状の未延伸ポリオレフィン系樹脂フィルム
を積層する場合は接着性を上げるため、フィルム表面を
放電加工により親水化処理し、アンカーコート剤を塗布
しておくことができる。二軸延伸ポリスチレン系樹脂フ
ィルムと未延伸ポリオレフィンフィルムを、接着剤によ
り貼り合わす場合は、接着剤に含まれる溶剤により二軸
延伸ポリスチレン系樹脂フィルムが侵される場合があ
る。このため、アルコール系、水系溶剤を主体とする接
着剤にするか、接着剤を未延伸ポリオレフィン系樹脂フ
ィルムに塗布し、ある程度溶剤を飛散させた後に積層す
るなどの配慮が必要である。
【0018】また、押し出しラミネート法において接着
性を上げるため、押し出し時にダイ直下温度を極力上
げ、フィルム状に押し出した溶融樹脂表面を酸化させる
か、フィルム状に押し出した後フィルム表面をオゾン処
理し、親水化処理をしておくことができる。また、ネッ
クインや熱分解などのために、高温で押し出すことがで
きないポリオレフィン系樹脂は、予め高圧法低密度ポリ
エチレンを高温で押し出しラミネートした上にラミネー
トする二度ラミネート、またはタンデムラミネートを行
うことができる。
【0019】粉体の医薬品や食品粉体スープ等などで充
填包装時に静電気による障害がある場合には、二軸延伸
ポリスチレンフィルムやヒートシール性未延伸ポリオレ
フィンフィルムへ帯電防止剤を練り込んだり、フィルム
表面へ帯電防止剤を塗布するといった帯電防止処理をす
ることが好ましい。また、使用する二軸延伸ポリスチレ
ン系樹脂フィルムや塩化ビニリデン系樹脂フィルム、未
延伸ポリオレフィン系樹脂フィルムは、各種の印刷を施
しておくことができる。
【0020】本発明の袋は、上記積層フィルムを上記未
延伸ポリオレフィン系樹脂フィルムが袋の最も内側にな
るように位置させて、袋の外周の縁部に巾3〜10ミリ
のヒートシール線が位置してなるようにヒートシールし
てなる。シール巾が3ミリ未満の場合には、シール強度
が弱く、破袋し易い。一方、10ミリを超えると、引き
裂き性が低下する。本発明の袋の形態としては、例え
ば、図1に示すものが挙げられる。本発明の袋は、ヒー
トシール線にほぼ垂直な方向に手で引き裂いて容易に開
封することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を詳細
に説明する。なお、本発明における評価方法は以下の通
りである。 (1)加熱収縮応力(ORS) ASTMーD1504に準じ、フィルムのビカット軟化
点温度+30℃の温度のシリコン湯中でのピーク応力値
を求めた。 (2)DSCによる融点測定 8〜10mgの試料を秤量後アルミパンに封入し、示差
熱量計(パーキンエルマー社製 DSC−7)にて30
ml/minの窒素気流中で室温から190℃まで昇温
し、この温度で30分間保持し、次いで約10℃/mi
nで室温まで冷却する。この後、昇温速度10℃/mi
nで得られる融解曲線を用い、メインピーク温度を融点
とする。 (3)ヒートシール 以下の条件で、ヒートシール性ポリオレフィン層同士を
ヒートシールさせた。 (ヒートシール条件) ・使用機器 :テスター産業(株)製TPー701 ・シール巾 :7mm ・シール温度:120℃〜160℃ ・シール時間:0.2秒 ・シール圧力:1kg/cm2 (4)ガスバリアー性 ・酸素透過性 MOCON社製OX−TRAN−200H100を用
い、ASTMーD3985に準じ23℃、65%RHの
条件で測定した。 ・水蒸気透過性 MOCON社製PERMATRAN、Wー200を用
い、ASTMーF1249に準じ38℃、90%RHの
条件で測定した。
【0022】
【実施例1】二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムとし
て、旭化成工業(株)製の「OPSフィルムGM」(厚
さ20ミクロン、縦方向ORS15kg/cm2 、横方
向ORS7kg/cm2 )[PS−1]を用い、両面を
放電処理した。この両面にブタジエン系アンカーコート
剤(東洋モートン(株)製 「EL−451」)を乾燥
塗布量で40mg/m2 となるように塗布し、乾燥した
後、片面にポリ塩化ビニリデン系樹脂ラテックス(旭化
成工業(株)製 「サランラッテクスL541A」、塩
化ビニリデン成分 重量%)[PVDC−1]を、乾
燥厚みで5ミクロンとなるようにコートし、乾燥し、室
温で1日のエージングを行った。
【0023】次いで、二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィ
ルム上に、未延伸ポリオレフィン系樹脂フィルムとして
高圧法低密度ポリエチレン(旭化成工業(株)製 「L
2340」、融点112℃)をダイ直下温度310℃、
厚み30ミクロンでフィルム状に押し出しヒートシール
層を形成し、積層フィルム(PVDC/PS−1/PE
−1)を得た。得られた積層フィルムのヒートシール層
(PE−1)同士を合わせ、シール温度160℃、でヒ
ートシールし、四方シール袋を作り、透明性、引き裂き
性を評価した。得られた包装袋は透明であり、手で容易
に引き裂いて開封でき、かつ表1に示すようにガスバリ
アー性も良好であった。
【0024】
【実施例2】二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムとし
て、旭化成工業(株)製の「OPSフィルムGM」(厚
さ20ミクロン、縦方向ORS15kg/cm2 、横方
向ORS7kg/cm2 )[PS−2]を用い、片面を
放電処理し、ブタジエン系アンカーコート剤(東洋モー
トン(株)製 「EL−451」)を乾燥塗布量で40
mg/m2 となるように塗布し乾燥した。
【0025】次いで、接着剤(大日精化(株)製 「セ
イカボンドA−342、Cー60」)を用い、上記積層
フィルムの二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルム上にポ
リ塩化ビニリデン系樹脂フィルム(旭化成工業(株)製
「サランUB」、塩化ビニリデン成分95重量%、1
5ミクロン)[PVDC−2]を積層した。さらに、上
記ポリ塩化ビニリデンフィルム上に、未延伸ポリオレフ
ィン系樹脂フィルムとして、無延伸ポリプロピレンフィ
ルム(東洋紡(株)製 「パイレンフィルムーCT」、
厚み25ミクロン、融点138℃)を接着剤(大日精化
(株)製 「セイカボンドE−287、Cー28」)を
用いて積層し、積層フィルム(PS−2/PVDC−2
/PE−2)を得た。得られた積層フィルムのヒートシ
ール層同士を合わせ、シール温度160℃、でヒートシ
ールし、四方シール袋を作り、ガスバリアー性、引き裂
き性を評価した。その結果を表1に示す。得られた包装
袋は透明であり、手で容易に引き裂いて開封でき、かつ
表1に示すようにガスバリアー性も良好であった。
【0026】
【実施例3】二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムとし
て、旭化成工業(株)製の「OPSフィルムGM」(厚
さ20ミクロン、縦方向ORS15kg/cm2 、横方
向ORS7kg/cm2 )[PS−3]を用い、両面を
放電処理し、ブタジエン系アンカーコート剤(東洋モー
トン(株)製 「EL−451」)を乾燥塗布量で40
mg/m2 となるように塗布し乾燥した。上記二軸延伸
ポリスチレン系樹脂フィルムの片面に、接着剤(大日精
化(株)製 「セイカボンドA−342、Cー60」)
を用いて、ポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルム(旭化成
工業(株)製 「サランUB」、塩化ビニリデン成分重
量%、25ミクロン)[PVDC−3]を積層した。
【0027】次いで、得られた積層フィルムの二軸延伸
ポリスチレン系樹脂フィルム上に、未延伸ポリオレフィ
ンフィルムとして無延伸ポリプロピレンフィルム(東洋
紡(株)製 「パイレンフィルムーCT」、厚み25ミ
クロン、融点138℃)を接着剤(大日精化(株)製
「セイカボンドE−287、Cー28」)を用いて積層
し、積層フィルム(PVDC−3/PS−3/PE−
3)を得た。得られた積層フィルムのヒートシール層
(PE−3)同士を合わせ、シール温度160℃、でヒ
ートシールし、四方シール袋を作り、ガスバリアー性、
引き裂き性を評価した。その結果を表1に示す。得られ
た包装袋は透明であり、手で容易に引き裂いて開封で
き、かつ表1に示すようにガスバリアー性も良好であっ
た。
【0028】
【実施例4】汎用ポリスチレン(旭化成工業(株)製
「スタイロン685」)80重量%とスチレンーブタジ
エンブロック共重合体(旭化成工業(株)製 「アサフ
レックス810」)20重量%の樹脂をテンターで製膜
し、厚み30ミクロン、縦方向ORS6kg/cm2
横方向ORS2kg/cm2 を有する二軸延伸ポリスチ
レン系樹脂フィルム[PS−4]を試作し、片面を放電
処理した。上記試作した二軸延伸ポリスチレン系樹脂フ
ィルムを使い、実施例1と同様にして塩化ブニリデン系
樹脂フィルム[PVDC−1]を積層した。
【0029】次いで、上記積層フィルムの二軸延伸ポリ
スチレン系樹脂フィルム上に、未延伸ポリオレフィンフ
ィルムとして高圧法低密度ポリエチレ(旭化成工業
(株)製「L2340」)[PE−4]をダイ直下温度
320℃、厚み15ミクロンとなるように押出し、その
上にメタロセン系ポリエチレン(旭化成工業(株)製
「AEP7L」、融点101℃)をダイ直下温度270
℃、厚み15ミクロンとなるようにタンデムラミネート
し、積層フィルム(PVDC−1/PS−4/PE−
4)を得た。得られた積層フィルムのヒートシール層同
士を合わせ、シール温度120℃、でヒートシールし、
四方シール袋を作り、ガスバリアー性、引き裂き性を評
価した。その結果を表1に示す。得られた包装袋は透明
であり、手で容易に引き裂いて開封でき、かつ表1に示
すようにガスバリアー性も良好であった。
【0030】
【比較例1】二軸延伸ポリスチレン系樹脂フィルムとし
て、旭化成工業(株)製の「OPSフィルムGM」(厚
さ20ミクロン、縦方向ORS15kg/cm2 、横方
向ORS7kg/cm2 )を用い片面を放電処理した。
その上にブタジエン系アンカーコート剤(東洋モートン
(株)製 「EL−451」)を乾燥塗布量で40mg
/m2 となるように塗布し、乾燥後、低密度ポリエチレ
ン(旭化成工業(株)製 「L2340」)を樹脂温3
10℃、厚み30ミクロンでフィルム状に押し出しヒー
トシール層を形成した。
【0031】得られた積層フィルムのヒートシール層同
士を合わせ、シール温度160℃でヒートシールし四方
シール袋を作り、ガスバリアー性、引き裂き性を評価し
た。その結果を表1に示す。この袋は、手で容易に裂き
裂いて開封することができるものの、表1に示すように
ガスバリアー性は大きく劣っていた。
【0032】
【比較例2】ポリ塩化ビニリデン系樹脂ラテックス(旭
化成工業(株)製 「サランラッテクスL541A」、
塩化ビニリデン成分91重量%)[PVDC−4]を、
乾燥厚みで0.5ミクロンとなるようにコートを使う以
外は、実施例1と同様にして積層フィルム(PVDC−
4/PS−1/PE−1)を得た。得られた積層フィル
ムのヒートシール層同士を合わせ、シール温度160℃
でヒートシールし、四方シール袋を作り、ガスバリアー
性、引き裂き性を評価した。その結果を表1に示す。こ
の袋は、ヒートシール線の任意の位置から、ヒートシー
ル線にほぼ垂直な方向に手で引き裂いて容易に開封でき
るものの、ガスバリアー性は表1のように劣っていた。
【0033】
【比較例3】ポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルム(旭化
成工業(株)製 「サランUB」、塩化ビニリデン成分
95重量%、厚み25ミクロン)と同組成で、厚さ60
ミクロン品を試作し、実施例2と同様にして積層フィル
ム(PS−2/PVDC−2/PE−2)を得た。得ら
れた積層フィルムのヒートシール層同士を合わせ、シー
ル温度160℃でヒートシールし、四方シール袋を作
り、ガスバリアー性、引き裂き性を評価した。その結果
を表1に示す。この袋は、ガスバリアー性は良好である
ものの、手で裂いて開封することは困難であった。
【0034】
【比較例4】ポリ塩化ビニリデン系樹脂フィルム(旭化
成工業(株)製 「サランUB」、塩化ビニリデン成分
95重量%、15ミクロン)のかわりに、アルミ蒸着二
軸延伸ポリエステルフィルム(東洋紡(株)製 「E7
071」、厚み12ミクロン)[Al−PET]を使用
する以外は、実施例2と同様にして積層フィルム(PS
−2/Al−PET/PE−2)を得た。得られた積層
フィルムのヒートシール層同士を合わせヒートシール
し、シール温度160℃でヒートシールし、四方シール
袋を作り、ガスバリアー性、引き裂き性を評価した。そ
の結果を表1に示す。この袋は、表1に示すようにガス
バリアー性は良好であるものの、手で裂いて開封するこ
とは非常に困難であった。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の袋は、予め引き裂き場所に切れ
込みを入れたり、外縁部に特殊な加工を施したりするこ
となく容易に手で、意図する方向に直線的に引き裂き開
封できる効果を有し、かつ、水蒸気、酸素のようなガス
バリアー性を有することで内容物の保存性と透明性に優
れる。上記の様な効果は、医薬品、食品などの中で特に
保存安定性と内容物の確認を必要とする物品を、少量づ
つ包装する場合などに有用な効果である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装用袋の一例を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 包装用袋 2 ヒートシール線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 27/32 B32B 27/32 C B65D 33/00 B65D 33/00 C // B29K 25:00 B29L 22:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚みが10〜60ミクロンの二軸延伸ポ
    リスチレン系樹脂フィルム、厚みが10〜80ミクロン
    の未延伸ポリオレフィン系樹脂フィルム、および塩化ビ
    ニリデン成分を70〜97重量%含有するポリ塩化ビニ
    リデン系樹脂からなる厚みが、1〜30ミクロンのフィ
    ルムを含有する積層フィルムを、該未延伸ポリオレフィ
    ン系樹脂フィルムが袋の最も内側になるように位置させ
    て、袋の外周の縁部に巾3〜10ミリのヒートシール線
    が位置してなるようにヒートシールしてなる開封容易な
    包装用袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007269913A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Asahi Kasei Chemicals Corp 易引き裂き性フィルム

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