JPH11171476A - 転倒防止用検出装置及びアウトリガを有する車両 - Google Patents
転倒防止用検出装置及びアウトリガを有する車両Info
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- JPH11171476A JPH11171476A JP33907797A JP33907797A JPH11171476A JP H11171476 A JPH11171476 A JP H11171476A JP 33907797 A JP33907797 A JP 33907797A JP 33907797 A JP33907797 A JP 33907797A JP H11171476 A JPH11171476 A JP H11171476A
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高所作業車またはクレーン車等のアウトリガ
を有する車両に用いられ、車両の作業範囲を広くさせる
ことができる転倒防止用検出装置を提供する。 【解決手段】 アウトリガにかかる垂直方向荷重を検出
する垂直荷重検出計44を有し、垂直荷重検出計44か
ら出力される垂直方向荷重の値またはその変化により、
車両の転倒を前もって予知する。
を有する車両に用いられ、車両の作業範囲を広くさせる
ことができる転倒防止用検出装置を提供する。 【解決手段】 アウトリガにかかる垂直方向荷重を検出
する垂直荷重検出計44を有し、垂直荷重検出計44か
ら出力される垂直方向荷重の値またはその変化により、
車両の転倒を前もって予知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高所作業車または
クレーン車等のアウトリガを有する車両に用いられる転
倒防止用検出装置、及びアウトリガを有する車両に関す
る。
クレーン車等のアウトリガを有する車両に用いられる転
倒防止用検出装置、及びアウトリガを有する車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、高所作業車またはクレーン車等の
車両においては、作業時の車両の転倒を防止する目的
で、車両の車輪により車体を支持するのではなく、車輪
とは別の複数のアウトリガにより車両を支持する機構が
設けられている。かかるアウトリガを有する車両は、作
業場所まで移動させた後、以下の手順で作業者が作業を
行っている。
車両においては、作業時の車両の転倒を防止する目的
で、車両の車輪により車体を支持するのではなく、車輪
とは別の複数のアウトリガにより車両を支持する機構が
設けられている。かかるアウトリガを有する車両は、作
業場所まで移動させた後、以下の手順で作業者が作業を
行っている。
【0003】(1) 車両を停止させ、パーキングブレー
キをかける。 (2) 各アウトリガのアームを車幅方向外方に伸ばす。 (3) 各アウトリガの鉛直方向の長さを制御する4本の
油圧レバーをそれぞれ操作し、車体を持ち上げて車両の
支持を車輪からアウトリガに変え、略々車両の水平を出
す。
キをかける。 (2) 各アウトリガのアームを車幅方向外方に伸ばす。 (3) 各アウトリガの鉛直方向の長さを制御する4本の
油圧レバーをそれぞれ操作し、車体を持ち上げて車両の
支持を車輪からアウトリガに変え、略々車両の水平を出
す。
【0004】これらの一連の操作は、作業車が路面状況
及び車体状況を観察しながら行う手作業により行ってい
る。そして、従来、作業中の車両の転倒を防止するため
の装置としてはモーメントリミッタが設けられており、
ブームの周辺に多数のセンサを取り付け、ブームの起
伏、伸縮及び旋回、アウトリガの長さ、並びにブームに
掛かる荷重をそれぞれ検出し、各センサの安全率と計算
結果の安全率を掛け合わせて作業範囲を設定している。
及び車体状況を観察しながら行う手作業により行ってい
る。そして、従来、作業中の車両の転倒を防止するため
の装置としてはモーメントリミッタが設けられており、
ブームの周辺に多数のセンサを取り付け、ブームの起
伏、伸縮及び旋回、アウトリガの長さ、並びにブームに
掛かる荷重をそれぞれ検出し、各センサの安全率と計算
結果の安全率を掛け合わせて作業範囲を設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モーメントリミッタでは、センサが多数必要であり、ま
た、上記安全率を掛け合わせて作業範囲を設定するた
め、設定された作業範囲が本当に作業可能な範囲に比べ
て、狭くなるという課題がある。また、手作業によるア
ウトリガの設置では、アウトリガが接地されることが条
件になっているのにもかかわらず一部のアウトリガが接
地していなかったり、アウトリガの設置状況が悪く全ア
ウトリガがほぼ均等に荷重を受けていなかったり、また
は作業重量をオーバーしたりする場合を検出することが
できず、そのため、車両が不安定になり、アウトリガ設
置状況によっては車両転倒の危険性がある。
モーメントリミッタでは、センサが多数必要であり、ま
た、上記安全率を掛け合わせて作業範囲を設定するた
め、設定された作業範囲が本当に作業可能な範囲に比べ
て、狭くなるという課題がある。また、手作業によるア
ウトリガの設置では、アウトリガが接地されることが条
件になっているのにもかかわらず一部のアウトリガが接
地していなかったり、アウトリガの設置状況が悪く全ア
ウトリガがほぼ均等に荷重を受けていなかったり、また
は作業重量をオーバーしたりする場合を検出することが
できず、そのため、車両が不安定になり、アウトリガ設
置状況によっては車両転倒の危険性がある。
【0006】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1ないし5記載の発明は、車両の作業範囲を
広くさせることができる転倒防止用検出装置を提供する
ことをその目的とする。また、請求項3及び4記載の発
明は、上記目的に加えて、容易に且つ安全にアウトリガ
設置を行わせることができる転倒防止用検出装置を提供
することをその目的とする。
で、請求項1ないし5記載の発明は、車両の作業範囲を
広くさせることができる転倒防止用検出装置を提供する
ことをその目的とする。また、請求項3及び4記載の発
明は、上記目的に加えて、容易に且つ安全にアウトリガ
設置を行わせることができる転倒防止用検出装置を提供
することをその目的とする。
【0007】また、請求項6記載の発明は、車両の作業
範囲を広くとることができるアウトリガを有する車両を
提供することをその目的とする。
範囲を広くとることができるアウトリガを有する車両を
提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、アウトリガを有する車両に
用いられて車両の転倒を予知する転倒防止用検出装置で
あって、アウトリガにかかる垂直方向荷重を検出する垂
直荷重検出計を有し、垂直荷重検出計から出力される垂
直方向荷重の値またはその変化により、車両の転倒を前
もって予知する。
に、請求項1記載の発明は、アウトリガを有する車両に
用いられて車両の転倒を予知する転倒防止用検出装置で
あって、アウトリガにかかる垂直方向荷重を検出する垂
直荷重検出計を有し、垂直荷重検出計から出力される垂
直方向荷重の値またはその変化により、車両の転倒を前
もって予知する。
【0009】車両が転倒するときには、必ず、アウトリ
ガにかかる垂直方向荷重の値が急激に減少している。従
って、その垂直方向荷重の値またはその変化を捉えるこ
とにより、車両の転倒を前もって予知することができ
る。また、請求項2記載の転倒防止用検出装置は、請求
項1記載のものにおいて、さらに、車両の転倒が前もっ
て予知されたときに警報信号を発生する。
ガにかかる垂直方向荷重の値が急激に減少している。従
って、その垂直方向荷重の値またはその変化を捉えるこ
とにより、車両の転倒を前もって予知することができ
る。また、請求項2記載の転倒防止用検出装置は、請求
項1記載のものにおいて、さらに、車両の転倒が前もっ
て予知されたときに警報信号を発生する。
【0010】また、請求項3記載の転倒防止用検出装置
は、請求項1または2記載のものにおいて、さらに、車
両に設置され車両のロール傾斜角とピッチ傾斜角を検出
する2軸傾斜計と、該2軸傾斜計からの傾斜角信号を取
り込み、傾斜角が略0゜となるようにアウトリガの制御
信号を送出する制御部と、該制御部からの制御信号によ
ってアウトリガの高さ調整を行うアクチュエータと、を
有し、車両の水平を自動的に形成する。
は、請求項1または2記載のものにおいて、さらに、車
両に設置され車両のロール傾斜角とピッチ傾斜角を検出
する2軸傾斜計と、該2軸傾斜計からの傾斜角信号を取
り込み、傾斜角が略0゜となるようにアウトリガの制御
信号を送出する制御部と、該制御部からの制御信号によ
ってアウトリガの高さ調整を行うアクチュエータと、を
有し、車両の水平を自動的に形成する。
【0011】また、請求項4記載の転倒防止用検出装置
は、請求項3記載のものにおいて、さらに、アウトリガ
が最大鉛直高さになったことを検出するリミットスイッ
チを有する。また、請求項5記載のものは、請求項1な
いし4のいずれかに記載のものにおいて、さらに、前記
垂直荷重計の出力から過積載を検出できるようにする。
は、請求項3記載のものにおいて、さらに、アウトリガ
が最大鉛直高さになったことを検出するリミットスイッ
チを有する。また、請求項5記載のものは、請求項1な
いし4のいずれかに記載のものにおいて、さらに、前記
垂直荷重計の出力から過積載を検出できるようにする。
【0012】また、請求項6記載のものは、複数のアウ
トリガを有し、作業中にこれらのアウトリガによって支
持される車両において、各アウトリガに、該アウトリガ
にかかる垂直方向荷重を検出する垂直荷重検出計を備え
ることを特徴とする。
トリガを有し、作業中にこれらのアウトリガによって支
持される車両において、各アウトリガに、該アウトリガ
にかかる垂直方向荷重を検出する垂直荷重検出計を備え
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図4を用いて本
発明の実施の形態を説明する。図1は、高所作業車また
はクレーン車等のアウトリガを有する車両のブーム及び
バケットまたはクレーン等の作業機構部を除く斜視図で
あり、作業時の状態を示している。
発明の実施の形態を説明する。図1は、高所作業車また
はクレーン車等のアウトリガを有する車両のブーム及び
バケットまたはクレーン等の作業機構部を除く斜視図で
あり、作業時の状態を示している。
【0014】車両1は、その移動のため、前輪2、2’
及び後輪3、3’を有している。いま、車両1の進行方
向にX−X’軸、車幅方向にY−Y’軸、垂直方向にZ
−Z’軸をとるものとする。作業中の車両1を支持する
ために、前部アウトリガ4、5及び後部アウトリガ6、
7の計4つのアウトリガが車両1に設けられており、前
部アウトリガ4、5は、それぞれ車両の前輪2、2’と
後輪3、3’との間に左右各1箇所ずつ配置され、後部
アウトリガ6、7は、車両の後輪3、3’よりも後方に
左右各1箇所ずつ配置される。各アウトリガ4、5、
6、7は、おおまかに、Y−Y’方向に伸縮可能に伸び
るY−Y’方向アーム4a、5a、6a、7aと、Z−
Z’方向に伸縮可能に伸びるZ−Z’方向アーム4b、
5b、6b、7bとからなっている。
及び後輪3、3’を有している。いま、車両1の進行方
向にX−X’軸、車幅方向にY−Y’軸、垂直方向にZ
−Z’軸をとるものとする。作業中の車両1を支持する
ために、前部アウトリガ4、5及び後部アウトリガ6、
7の計4つのアウトリガが車両1に設けられており、前
部アウトリガ4、5は、それぞれ車両の前輪2、2’と
後輪3、3’との間に左右各1箇所ずつ配置され、後部
アウトリガ6、7は、車両の後輪3、3’よりも後方に
左右各1箇所ずつ配置される。各アウトリガ4、5、
6、7は、おおまかに、Y−Y’方向に伸縮可能に伸び
るY−Y’方向アーム4a、5a、6a、7aと、Z−
Z’方向に伸縮可能に伸びるZ−Z’方向アーム4b、
5b、6b、7bとからなっている。
【0015】1つのZ−Z’方向アーム4bの詳細図を
図2に示す。尚、他のZ−Z’方向アーム5b、6b、
7bも同じ構造をなしている。Z−Z’方向アーム4b
は、可動ロッド41を有するアクチュエータである油圧
シリンダ40と、地面に接する接地台42と、可動ロッ
ド41の一端と接地台42との間に介挿されて、接地台
42に対して可動ロッド41を傾動自在に支承する球4
3と、から成っている。接地台42と可動ロッド41を
球43によって傾動自在に支承した理由は、傾斜地に車
両を接地した場合でも、可動ロッド41に横荷重が作用
しないようにするためである。油圧シリンダ40には配
管45、45’が接続されている。これら油圧シリンダ
40、配管45、45’は、電磁切換バルブ27(図
3)と共に油圧回路35を構成しており、油圧ポンプ3
6(図3)から電磁切換バルブ27を介して配管45ま
たは配管45’を通り油圧シリンダ40に油が供給さ
れ、または、油圧シリンダ40から電磁切換バルブ27
を介して配管45または配管45’を通って油が油タン
クに戻るようになっており、電磁切換バルブ27の切換
により、油圧シリンダ40の作動方向が変わり、可動ロ
ッド41の伸縮が切り換えられる。
図2に示す。尚、他のZ−Z’方向アーム5b、6b、
7bも同じ構造をなしている。Z−Z’方向アーム4b
は、可動ロッド41を有するアクチュエータである油圧
シリンダ40と、地面に接する接地台42と、可動ロッ
ド41の一端と接地台42との間に介挿されて、接地台
42に対して可動ロッド41を傾動自在に支承する球4
3と、から成っている。接地台42と可動ロッド41を
球43によって傾動自在に支承した理由は、傾斜地に車
両を接地した場合でも、可動ロッド41に横荷重が作用
しないようにするためである。油圧シリンダ40には配
管45、45’が接続されている。これら油圧シリンダ
40、配管45、45’は、電磁切換バルブ27(図
3)と共に油圧回路35を構成しており、油圧ポンプ3
6(図3)から電磁切換バルブ27を介して配管45ま
たは配管45’を通り油圧シリンダ40に油が供給さ
れ、または、油圧シリンダ40から電磁切換バルブ27
を介して配管45または配管45’を通って油が油タン
クに戻るようになっており、電磁切換バルブ27の切換
により、油圧シリンダ40の作動方向が変わり、可動ロ
ッド41の伸縮が切り換えられる。
【0016】配管45には、垂直荷重検出計である半導
体圧力計44が設けられる。この半導体圧力計44は、
内蔵するダイヤフラムの面に作用する圧力により生ずる
ダイヤフラムの変形を抵抗値変化として検出するもので
あり、内部にブリッジ回路を有し、配管45内の圧力を
電圧に変換して検出するものである。可動ロッド41に
作用するZ−Z’方向荷重と油圧力とがつり合っている
ので、この半導体圧力計44によって可動ロッド41に
作用する垂直(Z−Z’方向)荷重を検出することがで
きる。尚、本実施の形態では、垂直荷重検出計として半
導体圧力計を用いたが、これに限るものではなく、例え
ば、ロードセルを油圧シリンダ40のZ−Z’方向に設
置し、一端を油圧シリンダ40、他端をアウトリガ4〜
7のY−Y方向アーム4a〜7aに取り付けることとし
てもよい。
体圧力計44が設けられる。この半導体圧力計44は、
内蔵するダイヤフラムの面に作用する圧力により生ずる
ダイヤフラムの変形を抵抗値変化として検出するもので
あり、内部にブリッジ回路を有し、配管45内の圧力を
電圧に変換して検出するものである。可動ロッド41に
作用するZ−Z’方向荷重と油圧力とがつり合っている
ので、この半導体圧力計44によって可動ロッド41に
作用する垂直(Z−Z’方向)荷重を検出することがで
きる。尚、本実施の形態では、垂直荷重検出計として半
導体圧力計を用いたが、これに限るものではなく、例え
ば、ロードセルを油圧シリンダ40のZ−Z’方向に設
置し、一端を油圧シリンダ40、他端をアウトリガ4〜
7のY−Y方向アーム4a〜7aに取り付けることとし
てもよい。
【0017】また、各アウトリガ4〜7には、可動ロッ
ド41が最大限伸張したことを検出し、即ち、アウトリ
ガ4〜7が最大鉛直高さとなったことを検出するための
リミットスイッチ20が設けられる。図2では、リミッ
トスイッチ20として、可動ロッド41に埋め込まれた
磁石(図示せず)と、油圧シリンダ40に固定したホー
ル素子46と、波形整形回路47とから構成されたもの
を使用しており、これは、可動ロッド41が最大限伸張
した位置で、磁石がホール素子46によって検出され
て、ホール素子46からの出力電圧を波形整形回路47
で矩形波に整形して出力するものである。但し、リミッ
トスイッチは、これに限るものではなく、油圧シリンダ
の両端部に可動ロッドを有する構成とし、リミットスイ
ッチを、可動ロッドの接地台とは反対側の一端に設けた
突起物と、油圧シリンダに固定したスイッチとから構成
し、可動ロッドの接地台側が最大限伸張した位置で突起
物がスイッチを作動するように配置することもできる。
または、リミットスイッチを、ゼンマイとポテンショメ
ータを用いたストロークセンサで構成することもでき
る。
ド41が最大限伸張したことを検出し、即ち、アウトリ
ガ4〜7が最大鉛直高さとなったことを検出するための
リミットスイッチ20が設けられる。図2では、リミッ
トスイッチ20として、可動ロッド41に埋め込まれた
磁石(図示せず)と、油圧シリンダ40に固定したホー
ル素子46と、波形整形回路47とから構成されたもの
を使用しており、これは、可動ロッド41が最大限伸張
した位置で、磁石がホール素子46によって検出され
て、ホール素子46からの出力電圧を波形整形回路47
で矩形波に整形して出力するものである。但し、リミッ
トスイッチは、これに限るものではなく、油圧シリンダ
の両端部に可動ロッドを有する構成とし、リミットスイ
ッチを、可動ロッドの接地台とは反対側の一端に設けた
突起物と、油圧シリンダに固定したスイッチとから構成
し、可動ロッドの接地台側が最大限伸張した位置で突起
物がスイッチを作動するように配置することもできる。
または、リミットスイッチを、ゼンマイとポテンショメ
ータを用いたストロークセンサで構成することもでき
る。
【0018】また、本実施の形態では、車両1に2軸傾
斜計10(図3)を設置している。2軸傾斜計10は、
その1軸が車両のX−X’軸回りの傾斜(ロール傾斜)
を検出するように、また他の1軸が車両のY−Y’軸回
りの傾斜(ピッチ傾斜)を検出するように設置される。
傾斜計としては、振子に作用する重力加速度による振子
の変位を検出し、振子に設けたコイル及び傾斜計外筺に
設置した磁石との間でコイルに電流を流すことにより生
ずる電磁気力で振子を元の変位状態に戻すことにより重
力加速度の大きさを検出するサーボ型加速度計を用いる
ことができる。但し、傾斜計は、このような加速度計に
限るものではなく、電解液を用いるもの、偏重心を利用
するもの等、公知の傾斜計を使用することができる。ま
た、検出軸の2軸を一体に検出するものでなくても、1
軸の傾斜を検出する傾斜計を2つ用いて2軸傾斜計を構
成し、各検出軸を前述のように直交するように設置して
もよい。
斜計10(図3)を設置している。2軸傾斜計10は、
その1軸が車両のX−X’軸回りの傾斜(ロール傾斜)
を検出するように、また他の1軸が車両のY−Y’軸回
りの傾斜(ピッチ傾斜)を検出するように設置される。
傾斜計としては、振子に作用する重力加速度による振子
の変位を検出し、振子に設けたコイル及び傾斜計外筺に
設置した磁石との間でコイルに電流を流すことにより生
ずる電磁気力で振子を元の変位状態に戻すことにより重
力加速度の大きさを検出するサーボ型加速度計を用いる
ことができる。但し、傾斜計は、このような加速度計に
限るものではなく、電解液を用いるもの、偏重心を利用
するもの等、公知の傾斜計を使用することができる。ま
た、検出軸の2軸を一体に検出するものでなくても、1
軸の傾斜を検出する傾斜計を2つ用いて2軸傾斜計を構
成し、各検出軸を前述のように直交するように設置して
もよい。
【0019】図3は、転倒防止用検出装置の全体システ
ムブロック図である。本転倒防止用検出装置は、おおま
かに、各アウトリガ4〜7に設けられた前記垂直荷重検
出計44と、車両1に設置された前記2軸傾斜計10
と、これらのアナログ出力信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器16、11と、各アウトリガ4〜7に設
けられた前記リミットスイッチ20と、A/D変換器1
6、11からのデジタル信号及びリミットスイッチ20
からの接点信号が送られる制御部24と、制御部24に
接続される表示・操作部25及び油圧ドライバ26、並
びに油圧ドライバ26によって作動される油圧回路35
と、を備えている。
ムブロック図である。本転倒防止用検出装置は、おおま
かに、各アウトリガ4〜7に設けられた前記垂直荷重検
出計44と、車両1に設置された前記2軸傾斜計10
と、これらのアナログ出力信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器16、11と、各アウトリガ4〜7に設
けられた前記リミットスイッチ20と、A/D変換器1
6、11からのデジタル信号及びリミットスイッチ20
からの接点信号が送られる制御部24と、制御部24に
接続される表示・操作部25及び油圧ドライバ26、並
びに油圧ドライバ26によって作動される油圧回路35
と、を備えている。
【0020】制御部24は、CPU及びメモリを内蔵し
ており、メモリには車両1の自重,重心位置のデータ
や、A/D変換器16、11から送られたデジタルデー
タが格納される。そして、制御部24は、CPUを用い
て、所定の演算を逐次行い、その結果に応じた制御信号
を油圧ドライバ26に出力すると共に、転倒が予知され
た場合または危険な状態が検知された場合は、警報信号
を表示・操作部25へと送るものである。
ており、メモリには車両1の自重,重心位置のデータ
や、A/D変換器16、11から送られたデジタルデー
タが格納される。そして、制御部24は、CPUを用い
て、所定の演算を逐次行い、その結果に応じた制御信号
を油圧ドライバ26に出力すると共に、転倒が予知され
た場合または危険な状態が検知された場合は、警報信号
を表示・操作部25へと送るものである。
【0021】制御部24に接続された油圧ドライバ26
は、制御部24からの制御信号によって、4本のアウト
リガ4〜7を別々に電磁切換バルブ27で操作し、油圧
シリンダ40を駆動する。同じく制御部24に接続され
た操作・表示部25は、制御部24を作業者が操作する
ための、または制御部24からの各種データを作業者に
表示するためのものであり、マン−マシンインターフェ
ースとして機能しており、例えば、制御部24から警報
信号を受けると、警報表示を行う。
は、制御部24からの制御信号によって、4本のアウト
リガ4〜7を別々に電磁切換バルブ27で操作し、油圧
シリンダ40を駆動する。同じく制御部24に接続され
た操作・表示部25は、制御部24を作業者が操作する
ための、または制御部24からの各種データを作業者に
表示するためのものであり、マン−マシンインターフェ
ースとして機能しており、例えば、制御部24から警報
信号を受けると、警報表示を行う。
【0022】以上のように構成される転倒防止用検出装
置の作用を説明する。図4は、車両の側面図であり、車
両に作用する力を表している。図中、Qは車両自身の重
心に作用する車両1の自重を表しており、Pは、作業機
構部及び荷物荷重等の合成荷重を表している。Qは車両
が決まれば一定であるが、Pは作業状態により作用点の
座標位置及び大きさが変化する。一方、4本のアウトリ
ガ4〜7に生ずる垂直反力F1、F2、F3、F4(このう
ち、F2とF4は車両反対面のアウトリガ5、7の反力で
あるため図では見えない)は、上記PとQの荷重とつり
合っている。
置の作用を説明する。図4は、車両の側面図であり、車
両に作用する力を表している。図中、Qは車両自身の重
心に作用する車両1の自重を表しており、Pは、作業機
構部及び荷物荷重等の合成荷重を表している。Qは車両
が決まれば一定であるが、Pは作業状態により作用点の
座標位置及び大きさが変化する。一方、4本のアウトリ
ガ4〜7に生ずる垂直反力F1、F2、F3、F4(このう
ち、F2とF4は車両反対面のアウトリガ5、7の反力で
あるため図では見えない)は、上記PとQの荷重とつり
合っている。
【0023】また、垂直反力F1〜F4により生じるモー
メントと、P及びQの合力モーメントとが釣り合わない
場合に車両は転倒することになる。即ち、車両が転倒し
ないためには、
メントと、P及びQの合力モーメントとが釣り合わない
場合に車両は転倒することになる。即ち、車両が転倒し
ないためには、
【0024】
【数1】 が成立している必要がある。ここに、MP及びMQは任意
の基準位置からの荷重P及びQのモーメント、Liは各
アウトリガ4〜7の基準位置からの水平距離である。
の基準位置からの荷重P及びQのモーメント、Liは各
アウトリガ4〜7の基準位置からの水平距離である。
【0025】車両が転倒するときには、車両のX−X’
方向またはY−Y’方向のどちらかにおいて、式(2)
の左辺≠右辺となっているはずである。垂直荷重が異常
に減少または増加した時は転倒の前兆と判断できるの
で、垂直荷重検出計44により各アウトリガ4〜7の垂
直荷重を検出していれば、転倒を前もって予知すること
ができる。
方向またはY−Y’方向のどちらかにおいて、式(2)
の左辺≠右辺となっているはずである。垂直荷重が異常
に減少または増加した時は転倒の前兆と判断できるの
で、垂直荷重検出計44により各アウトリガ4〜7の垂
直荷重を検出していれば、転倒を前もって予知すること
ができる。
【0026】以上の原理にもとづき、制御部24では、
次のような制御・演算を行う。尚、本車両は、後輪サイ
ドブレーキであるとする。 (a) 2軸傾斜計10からの信号を取り込み、傾斜角が
安全範囲内にあるかどうかを判別し、車両設置現場が作
業をするのに安全かどうかの判断を行う。例えば、1軸
でもその傾斜角が安全を越える角度の場合は、以降の作
業は危険として、警報信号を表示・操作部25へと出力
し、表示・操作部25で警報表示を行うようにし、以下
の作業を行わずに終了する。
次のような制御・演算を行う。尚、本車両は、後輪サイ
ドブレーキであるとする。 (a) 2軸傾斜計10からの信号を取り込み、傾斜角が
安全範囲内にあるかどうかを判別し、車両設置現場が作
業をするのに安全かどうかの判断を行う。例えば、1軸
でもその傾斜角が安全を越える角度の場合は、以降の作
業は危険として、警報信号を表示・操作部25へと出力
し、表示・操作部25で警報表示を行うようにし、以下
の作業を行わずに終了する。
【0027】(b) 次に、傾斜角が安全範囲内にあり車
両設置状況の安全が確認されたならば、各アウトリガ4
〜7を車幅方向水平に延ばした後、ロール傾斜角(X−
X’軸回りの傾斜角)を一定に保ったまま、前輪側の前
部アウトリガ4、5を制御し、ピッチ傾斜角(Y−Y’
軸回りの傾斜角)が略0°になるように、油圧ドライバ
26に制御信号を送出する。これにより、各電磁切換バ
ルブ27が切り換えられて、アウトリガ4、5の油圧シ
リンダ40が駆動され、アウトリガ4、5の高さ調整が
行われる。
両設置状況の安全が確認されたならば、各アウトリガ4
〜7を車幅方向水平に延ばした後、ロール傾斜角(X−
X’軸回りの傾斜角)を一定に保ったまま、前輪側の前
部アウトリガ4、5を制御し、ピッチ傾斜角(Y−Y’
軸回りの傾斜角)が略0°になるように、油圧ドライバ
26に制御信号を送出する。これにより、各電磁切換バ
ルブ27が切り換えられて、アウトリガ4、5の油圧シ
リンダ40が駆動され、アウトリガ4、5の高さ調整が
行われる。
【0028】この制御を行いながら、制御部24は、各
垂直荷重検出計44からの信号を取り込み、検出された
垂直荷重が、各アウトリガに作用する基準荷重よりも極
端に小さくないか、または大きくないかを監視する。例
えば、上記(a)の制御中に、P+Qの合力荷重が2tonで
あり、重心がアウトリガ4〜7の中心にある場合には、
本来、各アウトリガ4〜7は500kgの荷重を均等に受
けなければならない。しかるに、1本のアウトリガの垂
直荷重検出計44からの検出荷重が極端に小さい場合に
は、そのアウトリガが路面に接地していない、または路
面状態が悪く路面にもぐってしまっている等の状況が考
えられる。このような場合、制御部24は、垂直荷重検
出計44からの検出荷重が所定範囲外、例えば、500
kg±50%外になったことを判別し、警報信号を表示・
操作部25へと出力し、表示・操作部25で警報表示を
行ってアウトリガ4〜7の制御を中止させる。
垂直荷重検出計44からの信号を取り込み、検出された
垂直荷重が、各アウトリガに作用する基準荷重よりも極
端に小さくないか、または大きくないかを監視する。例
えば、上記(a)の制御中に、P+Qの合力荷重が2tonで
あり、重心がアウトリガ4〜7の中心にある場合には、
本来、各アウトリガ4〜7は500kgの荷重を均等に受
けなければならない。しかるに、1本のアウトリガの垂
直荷重検出計44からの検出荷重が極端に小さい場合に
は、そのアウトリガが路面に接地していない、または路
面状態が悪く路面にもぐってしまっている等の状況が考
えられる。このような場合、制御部24は、垂直荷重検
出計44からの検出荷重が所定範囲外、例えば、500
kg±50%外になったことを判別し、警報信号を表示・
操作部25へと出力し、表示・操作部25で警報表示を
行ってアウトリガ4〜7の制御を中止させる。
【0029】次に、異常なくピッチ傾斜角が水平に制御
された後、ロール傾斜角の水平制御を行う。この制御
は、まず後輪側の後部アウトリガ6、7の1台毎につい
て、2軸傾斜計10がロール傾斜角変化を検出する位置
まで、アウトリガを伸張させ、停止させる。このとき、
制御しているアウトリガの垂直荷重検出計44の荷重変
化も検出される。後輪側アウトリガ6、7の2台につい
て上記制御が終了した後、全アウトリガ4台を同時に制
御し、車両を路面から離間させる。その後、左右2台ず
つのアウトリガを制御し、ロール傾斜角が略0°になる
ように、油圧ドライバ26に制御信号を送出し、アウト
リガ4〜7の高さ調整を行い、ロール傾斜角の水平制御
を行う。この制御中も、常時、垂直荷重検出計44の出
力を検出し、上記と同様、異常がないかを監視する。
された後、ロール傾斜角の水平制御を行う。この制御
は、まず後輪側の後部アウトリガ6、7の1台毎につい
て、2軸傾斜計10がロール傾斜角変化を検出する位置
まで、アウトリガを伸張させ、停止させる。このとき、
制御しているアウトリガの垂直荷重検出計44の荷重変
化も検出される。後輪側アウトリガ6、7の2台につい
て上記制御が終了した後、全アウトリガ4台を同時に制
御し、車両を路面から離間させる。その後、左右2台ず
つのアウトリガを制御し、ロール傾斜角が略0°になる
ように、油圧ドライバ26に制御信号を送出し、アウト
リガ4〜7の高さ調整を行い、ロール傾斜角の水平制御
を行う。この制御中も、常時、垂直荷重検出計44の出
力を検出し、上記と同様、異常がないかを監視する。
【0030】さらに、上記アウトリガ4〜7の制御を行
いながら、各アウトリガ4〜7に設けられたリミットス
イッチ20からの接点信号の有無を確認し、常時油圧シ
リンダ40の可動範囲となっているかどうかを判断して
いる。 (c) (b)のアウトリガ制御により車両の水平出し作業が
終了し、次に、作業機構部を動かして作業が開始する
と、制御部24は、引き続き、各垂直荷重検出計44か
らの垂直荷重のデータを取り込み、監視する。
いながら、各アウトリガ4〜7に設けられたリミットス
イッチ20からの接点信号の有無を確認し、常時油圧シ
リンダ40の可動範囲となっているかどうかを判断して
いる。 (c) (b)のアウトリガ制御により車両の水平出し作業が
終了し、次に、作業機構部を動かして作業が開始する
と、制御部24は、引き続き、各垂直荷重検出計44か
らの垂直荷重のデータを取り込み、監視する。
【0031】車両の自重Qは予め既知であるから、(b)
の作業が終了すると全垂直荷重検出計44からの垂直荷
重を合計することにより、上記式(1)を用いてPの値
が判る。従って、Pの値を逐次求めることにより、過積
載であるかどうかを判別することができ、Pが設定され
た作業重量よりも大きいことが判別された場合は、警報
信号を表示・操作部25へと送る。こうして作業重量オ
ーバーを防止することができる。
の作業が終了すると全垂直荷重検出計44からの垂直荷
重を合計することにより、上記式(1)を用いてPの値
が判る。従って、Pの値を逐次求めることにより、過積
載であるかどうかを判別することができ、Pが設定され
た作業重量よりも大きいことが判別された場合は、警報
信号を表示・操作部25へと送る。こうして作業重量オ
ーバーを防止することができる。
【0032】そして、制御部24は、各垂直荷重検出計
44からの検出荷重が異常に減少または増加していない
かどうかを監視する。異常に減少または増加している場
合は、荷重Pの異常移動を表し、転倒の危険性があるか
ら、警報信号を表示・操作部25へと出力し、表示・操
作部25で警報表示を行って作業を中止させる。こうし
て、アウトリガ4〜7のいずれかの垂直荷重が0になる
前に作業を停止させることで転倒を防止することができ
る。異常に減少または増加しているかどうかの判断は、
垂直荷重検出計44からの検出荷重の基準値からの変化
で、または検出荷重の変化率が所定値よりも大きくなっ
たかどうかで行うことができる。
44からの検出荷重が異常に減少または増加していない
かどうかを監視する。異常に減少または増加している場
合は、荷重Pの異常移動を表し、転倒の危険性があるか
ら、警報信号を表示・操作部25へと出力し、表示・操
作部25で警報表示を行って作業を中止させる。こうし
て、アウトリガ4〜7のいずれかの垂直荷重が0になる
前に作業を停止させることで転倒を防止することができ
る。異常に減少または増加しているかどうかの判断は、
垂直荷重検出計44からの検出荷重の基準値からの変化
で、または検出荷重の変化率が所定値よりも大きくなっ
たかどうかで行うことができる。
【0033】このように、アウトリガ4〜7の垂直荷重
検出計44を監視することで転倒の予知が行えるので、
センサはアウトリガの本数だけ設ければよく、多数のセ
ンサを設ける必要がない。そして、転倒予知を直接的に
行うので、作業範囲が広くとれる。
検出計44を監視することで転倒の予知が行えるので、
センサはアウトリガの本数だけ設ければよく、多数のセ
ンサを設ける必要がない。そして、転倒予知を直接的に
行うので、作業範囲が広くとれる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、アウトリガの垂直方向荷重を検出する垂直
荷重検出計を有し、垂直荷重検出計から出力される垂直
方向荷重の値またはその変化により、車両の転倒を前も
って予知することにしたので、転倒検出を直接的に行う
ことができ車両の作業範囲を広くさせることができる。
また、垂直荷重検出計はアウトリガの本数だけ設ければ
よいので、多数のセンサを設ける必要がない。また、ア
ウトリガの垂直方向荷重を検出する垂直荷重検出計で転
倒予知を行うので、ブーム等の作業機構部に引っ掛かり
等の外力が作用した場合でも、同様に転倒予知が可能に
なる。
明によれば、アウトリガの垂直方向荷重を検出する垂直
荷重検出計を有し、垂直荷重検出計から出力される垂直
方向荷重の値またはその変化により、車両の転倒を前も
って予知することにしたので、転倒検出を直接的に行う
ことができ車両の作業範囲を広くさせることができる。
また、垂直荷重検出計はアウトリガの本数だけ設ければ
よいので、多数のセンサを設ける必要がない。また、ア
ウトリガの垂直方向荷重を検出する垂直荷重検出計で転
倒予知を行うので、ブーム等の作業機構部に引っ掛かり
等の外力が作用した場合でも、同様に転倒予知が可能に
なる。
【0035】また、請求項2記載の発明によれば、警報
信号を発生することにより、作業者に転倒の危険を知ら
せたり、必要によっては、作業機構部の停止を行わせた
りすることができ、安全に作業を行うことができる。ま
た、請求項3記載の発明によれば、2軸傾斜計を用い
て、車両の水平を自動的に形成することとしたので、作
業者の熟練・非熟練に拘らず容易に水平出しを行うこと
ができる。
信号を発生することにより、作業者に転倒の危険を知ら
せたり、必要によっては、作業機構部の停止を行わせた
りすることができ、安全に作業を行うことができる。ま
た、請求項3記載の発明によれば、2軸傾斜計を用い
て、車両の水平を自動的に形成することとしたので、作
業者の熟練・非熟練に拘らず容易に水平出しを行うこと
ができる。
【0036】また、請求項4記載の発明によれば、アウ
トリガの制御中にアウトリガの最大鉛直高さになったこ
とをリミットスイッチによって検出することができるの
で、その場合には制御を停止する等、的確な安全措置を
取ることができるようになる。また、請求項5記載の発
明によれば、全アウトリガの垂直方向荷重を合計して全
重量を算出し、この全重量から車両重量を除いた重量を
求めることにより、車両に作用する作業荷重を求めるこ
とができるから、過積載を判別することができ、安全に
作業を実施することができる。
トリガの制御中にアウトリガの最大鉛直高さになったこ
とをリミットスイッチによって検出することができるの
で、その場合には制御を停止する等、的確な安全措置を
取ることができるようになる。また、請求項5記載の発
明によれば、全アウトリガの垂直方向荷重を合計して全
重量を算出し、この全重量から車両重量を除いた重量を
求めることにより、車両に作用する作業荷重を求めるこ
とができるから、過積載を判別することができ、安全に
作業を実施することができる。
【0037】また、請求項6記載の発明によれば、各ア
ウトリガに、該アウトリガの垂直方向荷重を検出する垂
直荷重検出計を設けることとしたので、垂直方向荷重の
値またはその変化を監視することにより、車両の転倒を
前もって予知することができる。従って、作業範囲を広
くとることができ、また、垂直荷重検出計はアウトリガ
の本数だけ設ければよいので、多数のセンサを設ける必
要がない。また、ブーム等の作業機構部に引っ掛かり等
の外力が負荷した場合でも、同様に転倒予知が可能にな
る。
ウトリガに、該アウトリガの垂直方向荷重を検出する垂
直荷重検出計を設けることとしたので、垂直方向荷重の
値またはその変化を監視することにより、車両の転倒を
前もって予知することができる。従って、作業範囲を広
くとることができ、また、垂直荷重検出計はアウトリガ
の本数だけ設ければよいので、多数のセンサを設ける必
要がない。また、ブーム等の作業機構部に引っ掛かり等
の外力が負荷した場合でも、同様に転倒予知が可能にな
る。
【0038】さらに、アウトリガの設置中に、垂直荷重
検出計からの垂直方向荷重を検出して監視することで、
アウトリガが接地していなかったり、路面からもぐって
しまったりすることを防止することができる。さらに、
全アウトリガの垂直方向荷重を合計して全重量を算出
し、この全重量から車両重量を除いた重量を求めること
により、車両に作用する作業荷重を求めることができる
から、過積載を判別することができ、安全に作業を実施
することができる。
検出計からの垂直方向荷重を検出して監視することで、
アウトリガが接地していなかったり、路面からもぐって
しまったりすることを防止することができる。さらに、
全アウトリガの垂直方向荷重を合計して全重量を算出
し、この全重量から車両重量を除いた重量を求めること
により、車両に作用する作業荷重を求めることができる
から、過積載を判別することができ、安全に作業を実施
することができる。
【図1】高所作業車またはクレーン車等のアウトリガを
有する車両のブーム及びバケットまたはクレーン等の作
業機構部を除く斜視図である。
有する車両のブーム及びバケットまたはクレーン等の作
業機構部を除く斜視図である。
【図2】アウトリガのZ−Z’方向アームの詳細を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】転倒防止用検出装置の全体システムブロック図
である。
である。
【図4】本発明の原理を説明するための車両の側面図で
ある。
ある。
1 車両 4〜7 アウトリガ 10 2軸傾斜計 20 リミットスイッチ 24 制御部 40 油圧シリンダ(アクチュエータ) 44 半導体圧力計(垂直荷重検出計)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水戸 昭夫 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内
Claims (6)
- 【請求項1】 アウトリガを有する車両に用いられて車
両の転倒を予知する転倒防止用検出装置であって、 アウトリガにかかる垂直方向荷重を検出する垂直荷重検
出計を有し、垂直荷重検出計から出力される垂直方向荷
重の値またはその変化により、車両の転倒を前もって予
知する転倒防止用検出装置。 - 【請求項2】 さらに、車両の転倒が前もって予知され
たときに警報信号を発生する請求項1記載の転倒防止用
検出装置。 - 【請求項3】 さらに、車両に設置され車両のロール傾
斜角とピッチ傾斜角を検出する2軸傾斜計と、該2軸傾
斜計からの傾斜角信号を取り込み、傾斜角が略0゜とな
るようにアウトリガの制御信号を送出する制御部と、該
制御部からの制御信号によってアウトリガの高さ調整を
行うアクチュエータと、を有し、車両の水平を自動的に
形成する、請求項1または2記載の転倒防止用検出装
置。 - 【請求項4】 さらに、アウトリガが最大鉛直高さにな
ったことを検出するリミットスイッチを有する請求項3
記載の転倒防止用検出装置。 - 【請求項5】 さらに、前記垂直荷重計の出力から過積
載を検出できるようにした請求項1ないし4のいずれか
に記載の転倒防止用検出装置。 - 【請求項6】 複数のアウトリガを有し、作業中にこれ
らのアウトリガによって支持される車両において、 各アウトリガに、該アウトリガにかかる垂直方向荷重を
検出する垂直荷重検出計を備えることを特徴とするアウ
トリガを有する車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33907797A JPH11171476A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 転倒防止用検出装置及びアウトリガを有する車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33907797A JPH11171476A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 転倒防止用検出装置及びアウトリガを有する車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11171476A true JPH11171476A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18324048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33907797A Pending JPH11171476A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 転倒防止用検出装置及びアウトリガを有する車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11171476A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102633189A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-08-15 | 齐齐哈尔轨道交通装备有限责任公司 | 铁路救援起重机的控制方法及铁路救援起重机 |
| CN103523687A (zh) * | 2013-09-27 | 2014-01-22 | 三一汽车起重机械有限公司 | 支腿伸缩控制方法、控制器、控制系统及起重机 |
| CN107886619A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-04-06 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种钞箱翻倒装置以及向钞箱内放置钞票的方法 |
| KR20200131824A (ko) * | 2018-03-16 | 2020-11-24 | 푸츠마이스터 엔지니어링 게엠베하 | 콘크리트 펌프차와 콘크리트 펌프차의 안정성 관련 제어 방법 |
| CN117104191A (zh) * | 2023-08-25 | 2023-11-24 | 湖北航天技术研究院总体设计所 | 一种支腿外挂式触地感应装置及车辆 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP33907797A patent/JPH11171476A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102633189A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-08-15 | 齐齐哈尔轨道交通装备有限责任公司 | 铁路救援起重机的控制方法及铁路救援起重机 |
| CN103523687A (zh) * | 2013-09-27 | 2014-01-22 | 三一汽车起重机械有限公司 | 支腿伸缩控制方法、控制器、控制系统及起重机 |
| CN107886619A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-04-06 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种钞箱翻倒装置以及向钞箱内放置钞票的方法 |
| CN107886619B (zh) * | 2017-12-18 | 2024-03-22 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种钞箱翻倒装置以及向钞箱内放置钞票的方法 |
| KR20200131824A (ko) * | 2018-03-16 | 2020-11-24 | 푸츠마이스터 엔지니어링 게엠베하 | 콘크리트 펌프차와 콘크리트 펌프차의 안정성 관련 제어 방법 |
| JP2021515858A (ja) * | 2018-03-16 | 2021-06-24 | プツマイスター エンジニアリング ゲーエムベーハーPutzmeister Engineering Gmbh | 移動式コンクリートポンプおよび移動式コンクリートポンプの安定性に関連する制御方法 |
| US12024906B2 (en) | 2018-03-16 | 2024-07-02 | Putzmeister Engineering Gmbh | Mobile concrete pump and method for stabilization-relevant control of a mobile concrete pump |
| CN117104191A (zh) * | 2023-08-25 | 2023-11-24 | 湖北航天技术研究院总体设计所 | 一种支腿外挂式触地感应装置及车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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