JPH11171477A - アウトリガを有する車両に用いられる自動水平形成装置 - Google Patents

アウトリガを有する車両に用いられる自動水平形成装置

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JPH11171477A
JPH11171477A JP33907897A JP33907897A JPH11171477A JP H11171477 A JPH11171477 A JP H11171477A JP 33907897 A JP33907897 A JP 33907897A JP 33907897 A JP33907897 A JP 33907897A JP H11171477 A JPH11171477 A JP H11171477A
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vehicle
outrigger
outriggers
control
forming device
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JP33907897A
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Kazuteru Sato
一輝 佐藤
Kuniaki Kato
邦昭 加藤
Nakayasu Hirono
仲保 広野
Akio Mito
昭夫 水戸
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Tokyo Keiki Inc
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Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両を水平に自動的に形成し、安全に作業を
行うことができるようにする自動水平形成装置を提供す
る 【解決手段】 車両に設置され車両のロール傾斜角とピ
ッチ傾斜角を検出する2軸傾斜計10と、該2軸傾斜計
からの傾斜角信号を取り込み、傾斜角が略0°となるよ
うにアウトリガの制御信号を送出する制御部24と、該
制御部24からの制御信号によってアウトリガの高さ調
整を行う油圧シリンダ40と、を有し、車両の水平を自
動的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高所作業車または
クレーン車等のアウトリガを有する車両に用いられて車
両の水平を自動的に形成する自動水平形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、高所作業車またはクレーン車等の
車両においては、作業時の車両の転倒を防止する目的
で、車両の車輪により車体を支持するのではなく、車輪
とは別の複数のアウトリガにより車両を支持する機構が
設けられている。かかるアウトリガを有する車両は、作
業場所まで移動させた後、以下の手順で作業者が作業を
行っている。
【0003】(1) 車両を停止させ、パーキングブレー
キをかける。 (2) 各アウトリガのアームを車幅方向外方に伸ばす。 (3) 各アウトリガの鉛直方向の長さを制御する4本の
油圧バルブをそれぞれ操作し、車体を持ち上げて車両の
支持を車輪からアウトリガに変え、車両上の水準器によ
り略々車両の水平を出す。
【0004】これらの一連の操作は、作業車が路面状況
及び車体状況を観察しながら行う手作業により行ってい
る。そして、従来、作業中の車両の転倒を防止するため
の装置としてはモーメントリミッタが設けられており、
ブームの周辺に多数のセンサを取り付け、ブームの起
伏、伸縮及び旋回、アウトリガの長さ、並びにブームに
掛かる荷重をそれぞれ検出し、各センサの安全率と計算
結果の安全率を掛け合わせて作業範囲を設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
作業者の手操作によるアウトリガの設置では、以下のよ
うな課題がある。 (1)現場が車両を設置するのには適さないような急な傾
斜地であっても、作業者が気づかずにアウトリガを設置
してしまうおそれがある。
【0006】(2)アウトリガの設置状況が悪く、全アウ
トリガが接地されることが条件になっているのにもかか
わらず一部のアウトリガが接地しておらず、残りのアウ
トリガだけで支持している状態になっていたり、全アウ
トリガがほぼ均等に荷重を受けていなかったりするおそ
れがある。 (3)傾斜地に車両を設置する場合に、後輪サイドブレー
キである車両では、車両を静止させているのが後輪の摩
擦力であるので、後輪が先に浮くような操作を行うと、
車両が動き出す危険がある。
【0007】(4)従来のモーメントリミッタによる転倒
防止用装置では、センサが多数必要である。 (5)作業者の熟練・非熟練に大きく左右される。 本発明は上記課題に鑑みなされたもので、請求項1ない
し請求項4記載の発明は、車両を水平に自動的に形成
し、安全に作業を行うことができるようにする自動水平
形成装置を提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、アウトリガを有
する車両に用いられて車両の水平を形成するための自動
水平形成装置であって、車両に設置され車両のロール傾
斜角とピッチ傾斜角を検出する2軸傾斜計と、該2軸傾
斜計からの傾斜角信号を取り込み、傾斜角が略0°とな
るようにアウトリガの制御信号を送出する制御部と、該
制御部からの制御信号によってアウトリガの高さ調整を
行うアクチュエータと、を有し、車両の水平を自動的に
形成する。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記制御部は、車両のピッチ傾斜角
の水平制御を行った後、ロール傾斜角の水平制御を行
う。また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記
載のものにおいて、さらに、アウトリガが最大鉛直高さ
になったことを検出するリミットスイッチを有する。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3記載のものにおいて、さらに、各アウトリガにか
かる垂直方向荷重を検出する垂直荷重検出計を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図4を用いて本
発明の実施の形態を説明する。図1は、高所作業車また
はクレーン車等のアウトリガを有する車両のブーム及び
バケットまたはクレーン等の作業機構部を除く斜視図で
あり、作業時の状態を示している。
【0012】車両1は、その移動のため、前輪2、2’
及び後輪3、3’を有している。いま、車両1の進行方
向にX−X’軸、車幅方向にY−Y’軸、垂直方向にZ
−Z’軸をとるものとする。作業中の車両1を支持する
ために、前部アウトリガ4、5及び後部アウトリガ6、
7の計4つのアウトリガが車両1に設けられており、前
部アウトリガ4、5は、それぞれ車両の前輪2、2’と
後輪3、3’との間に左右各1箇所ずつ配置され、後部
アウトリガ6、7は、車両の後輪3、3’よりも後方に
左右各1箇所ずつ配置される。各アウトリガ4、5、
6、7は、おおまかに、Y−Y’方向に伸縮可能に伸び
るY−Y’方向アーム4a、5a、6a、7aと、Z−
Z’方向に伸縮可能に伸びるZ−Z’方向アーム4b、
5b、6b、7bとからなっている。
【0013】1つのZ−Z’方向アーム4bの詳細図を
図2に示す。尚、他のZ−Z’方向アーム5b、6b、
7bも同じ構造をなしている。Z−Z’方向アーム4b
は、可動ロッド41を有するアクチュエータである油圧
シリンダ40と、地面に接する接地台42と、可動ロッ
ド41の一端と接地台42との間に介挿されて、接地台
42に対して可動ロッド41を傾動自在に支承する球4
3と、から成っている。接地台42と可動ロッド41を
球43によって傾動自在に支承した理由は、傾斜地に車
両を接地した場合でも、可動ロッド41に横荷重が作用
しないようにするためである。油圧シリンダ40には配
管45、45’が接続されている。これら油圧シリンダ
40、配管45、45’は、電磁切換バルブ27と共に
油圧回路35(図3)を構成しており、油圧ポンプ36
(図3)から電磁切換バルブ27(図3)を介して配管
45または配管45’を通り油圧シリンダ40に油が供
給され、または、油圧シリンダ40から電磁切換バルブ
27を介して配管45または配管45’を通って油が油
タンクに戻り、電磁切換バルブ27の切換により、油圧
シリンダ40の作動方向が変わり、可動ロッド41の伸
縮が切り換えられる。
【0014】配管45には、垂直荷重検出計である半導
体圧力計44が設けられる。この半導体圧力計44は、
内蔵するダイヤフラムの面に作用する圧力により生ずる
ダイヤフラムの変形を抵抗値変化として検出するもので
あり、内部にブリッジ回路を有し、配管45内の圧力を
電圧に変換して検出するものである。可動ロッド41に
作用するZ−Z’方向荷重と油圧力とがつり合っている
ので、この半導体圧力計44によって可動ロッド41に
作用する垂直(Z−Z’方向)荷重を検出することがで
きる。尚、本実施の形態では、垂直荷重検出計として半
導体圧力計を用いたが、これに限るものではなく、例え
ば、ロードセルを油圧シリンダ40のZ−Z’方向に設
置し、一端を油圧シリンダ40、他端をアウトリガ4〜
7のY−Y方向アーム4a〜7aに取り付けることとし
てもよい。
【0015】また、各アウトリガ4〜7には、可動ロッ
ド41が最大限伸張したことを検出し、即ち、アウトリ
ガ4〜7が最大鉛直高さとなったことを検出するための
リミットスイッチ20が設けられる。図2では、リミッ
トスイッチ20として、可動ロッド41に埋め込まれた
磁石(図示せず)と、油圧シリンダ40に固定したホー
ル素子46と、波形整形回路47とから構成されたもの
を使用しており、これは、可動ロッド41が最大限伸張
した位置で、磁石がホール素子46によって検出され
て、ホール素子46からの出力電圧を波形整形回路47
で矩形波に整形して出力するものである。但し、リミッ
トスイッチは、これに限るものではなく、油圧シリンダ
の両端部に可動ロッドを有する構成とし、リミットスイ
ッチを、可動ロッドの接地台とは反対側の一端に設けた
突起物と、油圧シリンダに固定したスイッチとから構成
し、可動ロッドの接地台側が最大限伸張した位置で突起
物がスイッチを作動するように配置することもできる。
または、リミットスイッチを、ゼンマイとポテンショメ
ータを用いたストロークセンサで構成することもでき
る。
【0016】車両1には、2軸傾斜計10が設置され
る。2軸傾斜計10は、その1軸が車両のX−X’軸回
りの傾斜(ロール傾斜)を検出するように、また他の1
軸が車両のY−Y’軸回りの傾斜(ピッチ傾斜)を検出
するように設置される。傾斜計としては、振子に作用す
る重力加速度による振子の変位を検出し、振子に設けた
コイル及び傾斜計外筺に設置した磁石との間でコイルに
電流を流すことにより生ずる電磁気力で振子を元の変位
状態に戻すことにより重力加速度の大きさを検出するサ
ーボ型加速度計を用いることができる。但し、傾斜計
は、このような加速度計に限るものではなく、電解液を
用いるもの、偏重心を利用するもの等、公知の傾斜計を
使用することができる。また、検出軸の2軸を一体に検
出するものでなくても、1軸の傾斜を検出する傾斜計を
2つ用いて2軸傾斜計を構成し、各検出軸を前述のよう
に直交するように設置してもよい。
【0017】図3は、本発明の自動水平形成装置の全体
システムブロック図である。自動水平形成装置は、おお
まかに、車両1に設置された前記2軸傾斜計10と、各
アウトリガ4〜7に設けられた前記垂直荷重検出計44
と、これらのアナログ出力信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器16、11と、各アウトリガ4〜7に設
けられた前記リミットスイッチ20と、A/D変換器1
6、11からのデジタル信号及びリミットスイッチ20
からの接点信号が送られる制御部24と、制御部24に
接続される表示・操作部25及び油圧ドライバ26、並
びに油圧ドライバ26によって作動される前記油圧回路
35と、を備えている。
【0018】制御部24は、CPU及びメモリを内蔵し
ており、メモリには車両1の自重のデータや、A/D変
換器16、11から送られたデジタルデータが格納され
る。そして、制御部24は、CPUを用いて、所定の演
算を逐次行い、車両1を水平にするための制御信号を油
圧ドライバ26に出力すると共に、転倒が予知された場
合または危険な状態が検知された場合は、警報信号を表
示・操作部25へと送るものである。
【0019】制御部24に接続された油圧ドライバ26
は、制御部24からの制御信号によって、4本のアウト
リガ4〜7を別々に電磁切換バルブ27で操作し、油圧
シリンダ40を駆動する。同じく制御部24に接続され
た操作・表示部25は、制御部24を作業者が操作する
ための、または制御部24からの各種データを作業者に
表示するためのものであり、マン−マシンインターフェ
ースとして機能しており、例えば、制御部24から警報
信号を受けると、警報表示を行う。
【0020】以上のように構成される自動水平形成装置
の制御部24は、次のような制御・演算を行う。尚、本
車両は、後輪サイドブレーキであるとする。 (a) 2軸傾斜計10からの信号を取り込み、傾斜角が
安全範囲内にあるかどうかを判別し、車両設置現場が作
業をするのに安全かどうかの判断を行う。例えば、1軸
でもその傾斜角が安全を越える角度の場合は、以降の作
業は危険として、警報信号を表示・操作部25へと出力
し、表示・操作部25で警報表示を行うようにし、以下
の作業を行わずに終了する。
【0021】(b) 次に、傾斜角が安全範囲内にあり車
両設置状況の安全が確認されたならば、各アウトリガ4
〜7を車幅方向水平に延ばした後、ロール傾斜角(X−
X’軸回りの傾斜角)を一定に保ったまま、前輪側の前
部アウトリガ4、5を制御し、ピッチ傾斜角(Y−Y’
軸回りの傾斜角)が略0°になるように、油圧ドライバ
26に制御信号を送出する。これにより、各電磁切換バ
ルブ27が切り換えられて、アウトリガ4、5の油圧シ
リンダ40が駆動され、アウトリガ4、5の高さ調整が
行われる。
【0022】この制御を行いながら、制御部24は、各
垂直荷重検出計44からの信号を取り込み、検出された
垂直荷重が、各アウトリガに作用する基準荷重よりも極
端に小さくないか、または大きくないかを監視する。例
えば、上記(a)の制御中に、車両1の質量が2tonであ
り、重心がアウトリガ4〜7の中心にある場合には、本
来、各アウトリガ4〜7は500kgの荷重を均等に受け
なければならない。しかるに、1本のアウトリガの垂直
荷重検出計44からの検出荷重が極端に小さい場合に
は、そのアウトリガが路面に接地していない、または路
面状態が悪く路面にもぐってしまっている等の状況が考
えられる。このような場合、制御部24は、垂直荷重検
出計44からの検出荷重が所定範囲外、例えば、500
kg±50%外になったことを判別し、警報信号を表示・
操作部25へと出力し、表示・操作部25で警報表示を
行ってアウトリガ4〜7の制御を中止させる。
【0023】次に、異常なくピッチ傾斜角が水平に制御
された後、ロール傾斜角の水平制御を行う。この制御
は、まず後輪側の後部アウトリガ6、7の1台毎につい
て、2軸傾斜計10がロール傾斜角変化を検出する位置
まで、アウトリガを伸張させ、停止させる。このとき、
制御しているアウトリガの垂直荷重検出計44の荷重変
化も検出される。後輪側アウトリガ6、7の2台につい
て上記制御が終了した後、全アウトリガ4台を同時に制
御し、車両1を路面から離間させる。その後、左右2台
ずつのアウトリガを制御し、ロール傾斜角が略0°にな
るように、油圧ドライバ26に制御信号を送出し、アウ
トリガ4〜7の高さ調整を行い、ロール角の水平制御を
行う。
【0024】上記のように、制御部24は、車両1のピ
ッチ傾斜角の水平制御を行った後、ロール傾斜角の水平
制御を行うため、傾斜地に設置する場合に、後輪(また
は前輪)が先に浮くようなことなく、車両が動き出すこ
とを防止することができる。尚、この制御中も、常時、
垂直荷重検出計44の出力を検出し、異常がないかを監
視する。
【0025】さらに、上記アウトリガ4〜7の制御を行
いながら、各アウトリガ4〜7に設けられたリミットス
イッチ20からの接点信号の有無を確認し、常時油圧シ
リンダ40の可動範囲となっているかどうかを判断して
いる。こうして、図4に示したように、安全範囲の傾斜
地において、車両1を水平に支持することができる。
【0026】(c) (b)のアウトリガ制御により車両1の
水平出し作業が終了し、次に、作業機構部を動かして作
業が開始すると、制御部24は、引き続き、各垂直荷重
検出計44からの垂直荷重のデータを取り込み、監視す
る。(b)の作業が終了すると全垂直荷重検出計44から
の垂直荷重を合計することにより、荷物荷重を含む車両
の全重量が判る。車両の自重は既知であるから全垂直荷
重検出計44からの垂直荷重の合計から車両の自重を差
し引くことにより、荷物荷重の値を求めることができ、
過積載であるかどうかを判別することができる。設定さ
れた重量よりも大きいことが判別された場合は、警報信
号を表示・操作部25へと送る。こうして作業重量オー
バーを防止することができる。
【0027】そして、制御部24は、各垂直荷重検出計
44からの検出荷重が異常に減少または増加していない
かどうかを監視する。異常に減少または増加している場
合は、荷重の異常移動を表し、転倒の危険性があるか
ら、警報信号を表示・操作部25へと出力し、表示・操
作部25で警報表示を行って作業を中止させる。こうし
て、アウトリガ4〜7のいずれかの垂直荷重が0になる
前に作業を停止させることで転倒を防止することができ
る。異常に減少または増加しているかどうかの判断は、
垂直荷重検出計44からの検出荷重の基準値からの変化
で、または検出荷重の変化率が所定値よりも大きくなっ
たかどうかで行うことができる。
【0028】このように、アウトリガ4〜7の垂直荷重
検出計44を監視することで転倒の予知が行えるので、
センサはアウトリガの本数だけ設ければよく、多数のセ
ンサを設ける必要がない。そして、転倒予知を直接的に
行うので、作業範囲が広くとれる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、2軸傾斜計を用いて、車両の水平を自動的
に形成することとしたので、作業者の熟練・非熟練に拘
らず、また設置場所が平地に限らず傾斜地であっても、
容易に且つ安全に水平出しを行うことができる。
【0030】また、アウトリガの設置を行う前に、制御
部が2軸傾斜計からの傾斜角信号を取り込み、安全角度
範囲内かどうかを判別することで、車両を設置するのに
は適さない急な傾斜地かどうかを自動的に判断すること
もできる。請求項2記載の発明によれば、車両のピッチ
傾斜角の水平制御を行った後、ロール傾斜角の水平制御
を行うことで、傾斜地に設置する場合に、パーキングブ
レーキが作用している後輪(または前輪)が先に浮くよ
うなことなく、車両が動き出すことを防止することがで
きる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、アウトリガ
の制御中にアウトリガの最大鉛直高さになったことをリ
ミットスイッチによって検出することができるので、そ
の場合には制御を停止する等、的確な安全措置を取るこ
とができるようになる。請求項4記載の発明によれば、
さらに、アウトリガの垂直方向荷重を検出する垂直荷重
検出計を有するので、アウトリガの設置中に、垂直荷重
検出計からの垂直方向荷重を検出して監視することで、
アウトリガが接地していなかったり、路面からもぐって
しまったりすることを防止することができる。
【0032】さらに、常時、垂直方向荷重の値またはそ
の変化を監視することにより、車両の転倒を前もって予
知することができる。従って、作業中は、作業範囲を広
くとることができ、ブーム等の作業機構部に引っ掛かり
等の外力が負荷した場合でも、同様に転倒予知が可能に
なる。また、垂直荷重検出計はアウトリガの本数だけ設
ければよいので、多数のセンサを設ける必要がない。
【0033】さらに、全アウトリガの垂直方向荷重を合
計して全重量を算出し、この全重量から車両重量を除い
た重量を求めることにより、車両に作用する作業荷重を
求めることができるから、過積載を判別することがで
き、安全に作業を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高所作業車またはクレーン車等のアウトリガを
有する車両のブーム及びバケットまたはクレーン等の作
業機構部を除く斜視図である。
【図2】アウトリガのZ−Z’方向アームの詳細を示す
側面図である。
【図3】自動水平形成装置の全体システムブロック図で
ある。
【図4】(a)はアウトリガを傾斜地に設置した場合を
示す車両のY’方向から見た側面図、(b)はX’方向
から見た背面図である。
【符号の説明】
1 車両 4〜7 アウトリガ 10 2軸傾斜計 20 リミットスイッチ 24 制御部 40 油圧シリンダ(アクチュエータ) 44 半導体圧力計(垂直荷重検出計)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水戸 昭夫 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトリガを有する車両に用いられて車
    両の水平を形成するための自動水平形成装置であって、 車両に設置され車両のロール傾斜角とピッチ傾斜角を検
    出する2軸傾斜計と、該2軸傾斜計からの傾斜角信号を
    取り込み、傾斜角が略0°となるようにアウトリガの制
    御信号を送出する制御部と、該制御部からの制御信号に
    よってアウトリガの高さ調整を行うアクチュエータと、
    を有し、車両の水平を自動的に形成する自動水平形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、車両のピッチ傾斜角の水
    平制御を行った後、ロール傾斜角の水平制御を行う請求
    項1記載の自動水平形成装置。
  3. 【請求項3】 さらに、アウトリガが最大鉛直高さにな
    ったことを検出するリミットスイッチを有する請求項1
    または2記載の自動水平形成装置。
  4. 【請求項4】 さらに、各アウトリガにかかる垂直方向
    荷重を検出する垂直荷重検出計を有する請求項1ないし
    3のいずれかに記載の自動水平形成装置。
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