JPH11172554A - 織機の送出制御装置 - Google Patents
織機の送出制御装置Info
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- JPH11172554A JPH11172554A JP35214497A JP35214497A JPH11172554A JP H11172554 A JPH11172554 A JP H11172554A JP 35214497 A JP35214497 A JP 35214497A JP 35214497 A JP35214497 A JP 35214497A JP H11172554 A JPH11172554 A JP H11172554A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設定経糸張力の変更に対応して実際の経糸張
力を、速やかに所望の張力にすることにある。 【解決手段】 送出制御装置40は、経糸に作用する張
力の実際値をその目標値に一致させる駆動信号を発生
し、該駆動信号により経糸送出用モータを駆動させる速
度制御器52と、経糸張力目標値の変更量に対する経糸
送り量の関係を示す情報が記憶されている記憶器74
と、前記経糸張力目標値の変更時に、その変更量に対応
する前記経糸送り量を前記記憶手段内の記憶情報に基づ
いて求め、前記目標値の変更後、所定の応答時間内に前
記求めた経糸送り量に対応する値だけ前記経糸を移動さ
せる補正速度信号を算出し、該補正速度信号を前記駆動
信号に加算すべく前記速度制御手段に供給する補正速度
信号演算回路72とを有する。
力を、速やかに所望の張力にすることにある。 【解決手段】 送出制御装置40は、経糸に作用する張
力の実際値をその目標値に一致させる駆動信号を発生
し、該駆動信号により経糸送出用モータを駆動させる速
度制御器52と、経糸張力目標値の変更量に対する経糸
送り量の関係を示す情報が記憶されている記憶器74
と、前記経糸張力目標値の変更時に、その変更量に対応
する前記経糸送り量を前記記憶手段内の記憶情報に基づ
いて求め、前記目標値の変更後、所定の応答時間内に前
記求めた経糸送り量に対応する値だけ前記経糸を移動さ
せる補正速度信号を算出し、該補正速度信号を前記駆動
信号に加算すべく前記速度制御手段に供給する補正速度
信号演算回路72とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機の送出制御装
置に関し、特に経糸張力を速やかに目標値に近づける技
術に係わる。
置に関し、特に経糸張力を速やかに目標値に近づける技
術に係わる。
【0002】
【従来の技術】織機の送出制御は、経糸に適切な張力を
与えながら、織口位置に向けて経糸を供給する制御であ
る。一般に、送出制御系は、経糸張力を制御目標とする
張力制御系になっている。そしてこの張力制御系は、例
えば、特開昭60−155757号に示すように、メイ
ンループとしてPI動作(比例・積分動作)、またはP
I動作(比例積分動作)を行うための張力制御系にマイ
ナーループとして応答速度の速い速度制御系を組み合わ
せて構成されている。
与えながら、織口位置に向けて経糸を供給する制御であ
る。一般に、送出制御系は、経糸張力を制御目標とする
張力制御系になっている。そしてこの張力制御系は、例
えば、特開昭60−155757号に示すように、メイ
ンループとしてPI動作(比例・積分動作)、またはP
I動作(比例積分動作)を行うための張力制御系にマイ
ナーループとして応答速度の速い速度制御系を組み合わ
せて構成されている。
【0003】また、織機の運転中に巻取り速度を変更す
ることにより、緯糸打込密度を変更する変わり織りが行
われており、例えば、特開平6−10241号によれ
ば、打込密度に対応して最適な経糸張力を予め設定して
おき、打込密度の変更にともない、経糸張力を変更する
ことを開示している。
ることにより、緯糸打込密度を変更する変わり織りが行
われており、例えば、特開平6−10241号によれ
ば、打込密度に対応して最適な経糸張力を予め設定して
おき、打込密度の変更にともない、経糸張力を変更する
ことを開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、経糸の張力
は、織機の主運動と対応して1回転中に脈動的な変動を
する。この脈動的な張力の変動は、通常、張力制御系の
対象としない。このため張力制御系は、大きな時定数の
積分回路を有しており、織機の1回転中の張力変動をそ
の積分回路の積分機能により吸収している。ところが、
このような積分機能が存在するために、従来この種の張
力制御系では、張力変化の検出が遅く、突発的な張力の
変更に対してその目標張力に整定されるまでに時間がか
かるという問題があった。仮に後者の従来技術を採用し
打込密度の変更に応じて経糸張力を変更してもその目標
値に達するまで時間がかかり、その目標張力に達するま
での期間、例えば経糸張力不足により緯糸が充分に打ち
込まれなかったり、逆に張力過大による経糸切れで織機
が停台し織段が発生したりして、織物品質が低下すると
いう問題があった。
は、織機の主運動と対応して1回転中に脈動的な変動を
する。この脈動的な張力の変動は、通常、張力制御系の
対象としない。このため張力制御系は、大きな時定数の
積分回路を有しており、織機の1回転中の張力変動をそ
の積分回路の積分機能により吸収している。ところが、
このような積分機能が存在するために、従来この種の張
力制御系では、張力変化の検出が遅く、突発的な張力の
変更に対してその目標張力に整定されるまでに時間がか
かるという問題があった。仮に後者の従来技術を採用し
打込密度の変更に応じて経糸張力を変更してもその目標
値に達するまで時間がかかり、その目標張力に達するま
での期間、例えば経糸張力不足により緯糸が充分に打ち
込まれなかったり、逆に張力過大による経糸切れで織機
が停台し織段が発生したりして、織物品質が低下すると
いう問題があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、織機の経糸
張力を制御する送出制御装置で、経糸張力の目標値の変
更があったとき、速やかに実際の経糸張力をそれに近づ
けることにある。
張力を制御する送出制御装置で、経糸張力の目標値の変
更があったとき、速やかに実際の経糸張力をそれに近づ
けることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、経糸
張力の目標値を設定する張力設定手段と、経糸に作用す
る張力の実際値を前記目標値に一致させる駆動信号を発
生し、該駆動信号により経糸送出用モータを駆動させる
速度制御手段と、経糸張力目標値の変更量に対する経糸
送り量の関係を示す情報が記憶されている記憶手段と、
前記経糸張力目標値の変更時に、その変更量に対応する
前記経糸送り量を前記記憶手段内の記憶情報に基づいて
求め、前記目標値の変更後、所定の応答時間内に前記求
めた経糸送り量に対応する値だけ経糸を移動させる補正
速度信号を算出し、該補正速度信号を前記駆動信号に加
算すべく前記速度制御手段に供給する補正速度信号演算
手段とを有することにより、上記目的を達成している。
張力の目標値を設定する張力設定手段と、経糸に作用す
る張力の実際値を前記目標値に一致させる駆動信号を発
生し、該駆動信号により経糸送出用モータを駆動させる
速度制御手段と、経糸張力目標値の変更量に対する経糸
送り量の関係を示す情報が記憶されている記憶手段と、
前記経糸張力目標値の変更時に、その変更量に対応する
前記経糸送り量を前記記憶手段内の記憶情報に基づいて
求め、前記目標値の変更後、所定の応答時間内に前記求
めた経糸送り量に対応する値だけ経糸を移動させる補正
速度信号を算出し、該補正速度信号を前記駆動信号に加
算すべく前記速度制御手段に供給する補正速度信号演算
手段とを有することにより、上記目的を達成している。
【0007】ここで経糸張力目標値は、作業者による調
整行為や、織機の製織条件に関連する制御信号の変化に
より変更されるものである。なお、経糸張力目標値は、
緯糸、織物組織、織機回転数などの製織条件に対応して
設定されたり、好ましくは緯糸密度に対応して設定され
ており、これらの変更に対応して行われる設定経糸張力
の変更量に基いて前記経糸送り量を算出し、送出用モー
タを駆動させる。
整行為や、織機の製織条件に関連する制御信号の変化に
より変更されるものである。なお、経糸張力目標値は、
緯糸、織物組織、織機回転数などの製織条件に対応して
設定されたり、好ましくは緯糸密度に対応して設定され
ており、これらの変更に対応して行われる設定経糸張力
の変更量に基いて前記経糸送り量を算出し、送出用モー
タを駆動させる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、織機10にお
いて、経糸12は、送出ビーム14に巻かれており、ま
た送出ビーム14から、テンションローラ16,開口装
置の綜絖枠18および筬20等に導かれる。製織された
織布22は、ブレストビーム24,巻取ローラ26およ
びガイドローラ28等を経て、布巻ビーム30に巻き取
られる。
いて、経糸12は、送出ビーム14に巻かれており、ま
た送出ビーム14から、テンションローラ16,開口装
置の綜絖枠18および筬20等に導かれる。製織された
織布22は、ブレストビーム24,巻取ローラ26およ
びガイドローラ28等を経て、布巻ビーム30に巻き取
られる。
【0009】送出ビーム14および巻取ローラ26は、
それぞれ、モータ32および34により動力伝達機構3
6および38を介して駆動される。モータ32および3
4は、それぞれ、本発明の送出制御装置40および公知
の巻取制御装置42により制御される。
それぞれ、モータ32および34により動力伝達機構3
6および38を介して駆動される。モータ32および3
4は、それぞれ、本発明の送出制御装置40および公知
の巻取制御装置42により制御される。
【0010】織布22の単位長さ当たりの緯糸の本数す
なわち織り密度に対応する密度信号Dnは、公知の織り
密度指令装置44から送出制御装置40および巻取制御
装置42に供給される。経糸12に作用する張力は、テ
ンションローラ16に連結されたロードセルのような張
力検出器46により検出される。送出ビーム14の巻径
は、公知の巻径検出器48等により検出または算出され
る。
なわち織り密度に対応する密度信号Dnは、公知の織り
密度指令装置44から送出制御装置40および巻取制御
装置42に供給される。経糸12に作用する張力は、テ
ンションローラ16に連結されたロードセルのような張
力検出器46により検出される。送出ビーム14の巻径
は、公知の巻径検出器48等により検出または算出され
る。
【0011】巻取制御装置42は、織り密度指令装置4
4から供給される密度信号Dnを基に、織布の巻取速度
が密度信号Dnに対応した速度となるように、巻取用の
モータ34を制御する公知の装置である。
4から供給される密度信号Dnを基に、織布の巻取速度
が密度信号Dnに対応した速度となるように、巻取用の
モータ34を制御する公知の装置である。
【0012】図2に示すように、送出制御装置40は、
経糸の張力の目標値Tsが設定された張力設定手段であ
る張力設定回路50と、設定された目標値Tsと張力検
出器46から出力される張力の実際値とを基に、モータ
32を駆動させる駆動信号を出力する速度制御手段であ
る速度制御器52と、張力設定回路50から出力される
経糸張力の目標値Tsを基に、経糸の送出速度を設定経
糸張力の変更量ΔTsに応じて補正する補正速度信号V
cを発生する速度補正器54とを含む。
経糸の張力の目標値Tsが設定された張力設定手段であ
る張力設定回路50と、設定された目標値Tsと張力検
出器46から出力される張力の実際値とを基に、モータ
32を駆動させる駆動信号を出力する速度制御手段であ
る速度制御器52と、張力設定回路50から出力される
経糸張力の目標値Tsを基に、経糸の送出速度を設定経
糸張力の変更量ΔTsに応じて補正する補正速度信号V
cを発生する速度補正器54とを含む。
【0013】速度制御器52は、張力検出器46の検出
信号を増幅器56で増幅し、増幅した実際値Taと張力
設定回路50から出力される目標値Tsとの偏差ΔTを
偏差回路58で求め、求めた偏差ΔTの効力を張力補償
回路60において所定期間抑制する。なお、この働きに
ついては後述する。
信号を増幅器56で増幅し、増幅した実際値Taと張力
設定回路50から出力される目標値Tsとの偏差ΔTを
偏差回路58で求め、求めた偏差ΔTの効力を張力補償
回路60において所定期間抑制する。なお、この働きに
ついては後述する。
【0014】張力補償回路60の出力信号ΔTnは、張
力制御回路62に供給される。張力制御回路62は、比
例積分動作により、信号ΔTnを基に送出速度の修正値
ΔVを求め、これを送出速度算出回路64に供給する。
送出速度算出回路64は、これをもとに、入力された密
度信号Dnに対応した送出速度Vnを求める。求めた送
出速度Vnは、重ね合わせ部66において、速度補正器
54から供給される補正速度信号Vcと重ね合わされた
後、送出用のモータ32のドライバ兼増幅器68に供給
される。これにより、送出用のモータ32は、経糸を、
その張力が目標値Tsとなるような速度で送出させる。
力制御回路62に供給される。張力制御回路62は、比
例積分動作により、信号ΔTnを基に送出速度の修正値
ΔVを求め、これを送出速度算出回路64に供給する。
送出速度算出回路64は、これをもとに、入力された密
度信号Dnに対応した送出速度Vnを求める。求めた送
出速度Vnは、重ね合わせ部66において、速度補正器
54から供給される補正速度信号Vcと重ね合わされた
後、送出用のモータ32のドライバ兼増幅器68に供給
される。これにより、送出用のモータ32は、経糸を、
その張力が目標値Tsとなるような速度で送出させる。
【0015】速度補正器54は、張力変化検出器78、
補正速度演算手段である補正速度演算回路72、および
記憶手段である記憶器74とからなる。張力設定回路5
0から供給される設定張力Tsを張力変化検出器78に
受ける。張力変化検出器78は、入力される設定張力T
sを基に、設定経糸張力の切換信号である張力切換信号
Eと、変更前と変更後の設定経糸張力の差すなわち設定
張力の変化量ΔTsとを、設定張力が変更されるたびに
発生する。張力切換信号Eは、張力補償回路60と補正
速度演算回路72とに供給され、設定張力の変化量ΔT
sは、補正速度演算回路72に供給される。
補正速度演算手段である補正速度演算回路72、および
記憶手段である記憶器74とからなる。張力設定回路5
0から供給される設定張力Tsを張力変化検出器78に
受ける。張力変化検出器78は、入力される設定張力T
sを基に、設定経糸張力の切換信号である張力切換信号
Eと、変更前と変更後の設定経糸張力の差すなわち設定
張力の変化量ΔTsとを、設定張力が変更されるたびに
発生する。張力切換信号Eは、張力補償回路60と補正
速度演算回路72とに供給され、設定張力の変化量ΔT
sは、補正速度演算回路72に供給される。
【0016】なお、前述した張力補償回路60は、偏差
回路58から出力される偏差ΔTの効力を、張力切換信
号Eの入力に対応して所定期間抑制することにより、実
際値Taの効力を所定期間抑制する。例えば、張力補償
回路60は、入力される偏差ΔTを、所定期間、小さく
またはゼロにすることにより、偏差ΔTの効力を抑制す
る。このような張力補償回路60は、本出願人が先に出
願した特願平5−90526号において詳細に説明され
ている。しかし、このような張力補償回路60は、必ず
しも設ける必要はない。
回路58から出力される偏差ΔTの効力を、張力切換信
号Eの入力に対応して所定期間抑制することにより、実
際値Taの効力を所定期間抑制する。例えば、張力補償
回路60は、入力される偏差ΔTを、所定期間、小さく
またはゼロにすることにより、偏差ΔTの効力を抑制す
る。このような張力補償回路60は、本出願人が先に出
願した特願平5−90526号において詳細に説明され
ている。しかし、このような張力補償回路60は、必ず
しも設ける必要はない。
【0017】補正速度演算回路72は、張力切換信号
E、経糸張力の変更量ΔTs、記憶器74に記憶されて
いる経糸送り量の情報、巻径検出器48から供給される
送出ビームの巻径B、織機の図示しない主制御装置から
端子76に供給されるピック信号C、および送出速度V
nを基に、経糸張力の変更にともなう経糸送り量に対応
する値だけ経糸を移動させる補正速度信号Vcを算出
し、算出した補正速度信号Vcを速度制御器52の重ね
合わせ部66に一定時間供給する。
E、経糸張力の変更量ΔTs、記憶器74に記憶されて
いる経糸送り量の情報、巻径検出器48から供給される
送出ビームの巻径B、織機の図示しない主制御装置から
端子76に供給されるピック信号C、および送出速度V
nを基に、経糸張力の変更にともなう経糸送り量に対応
する値だけ経糸を移動させる補正速度信号Vcを算出
し、算出した補正速度信号Vcを速度制御器52の重ね
合わせ部66に一定時間供給する。
【0018】記憶器74には、設定張力の変更量ΔTs
に対する経糸送り量の関係を示す情報が記憶されてい
る。図3(A)および(B)に、張力の変更量に対応す
る経糸送り量の関係の例を示す。例えば、(A)に示す
ように変更量の大小により経糸の送り量を加減した設定
を行ってもよいし、図3(B)のように設定張力の変更
量ΔTsの絶対値と経糸送り量の絶対値とを比例関係と
して設定してもよい。後者によれば経糸張力の変更量が
小さい場合には経糸送り量を抑えることにより、本来の
張力制御系による制御を生かすこともできる。このよう
な関係は、関数や、データテーブルに変換して記憶器7
4に記憶しておくことができる。なおこの経糸送り量の
設定は、計算やこれまでの経験から得られたデータ、あ
るいは織機上で実測したデータをもとに設定される。こ
の設定はラフに設定してもある程度の効果が期待できる
が、より高精度に設定すればさらによい。
に対する経糸送り量の関係を示す情報が記憶されてい
る。図3(A)および(B)に、張力の変更量に対応す
る経糸送り量の関係の例を示す。例えば、(A)に示す
ように変更量の大小により経糸の送り量を加減した設定
を行ってもよいし、図3(B)のように設定張力の変更
量ΔTsの絶対値と経糸送り量の絶対値とを比例関係と
して設定してもよい。後者によれば経糸張力の変更量が
小さい場合には経糸送り量を抑えることにより、本来の
張力制御系による制御を生かすこともできる。このよう
な関係は、関数や、データテーブルに変換して記憶器7
4に記憶しておくことができる。なおこの経糸送り量の
設定は、計算やこれまでの経験から得られたデータ、あ
るいは織機上で実測したデータをもとに設定される。こ
の設定はラフに設定してもある程度の効果が期待できる
が、より高精度に設定すればさらによい。
【0019】補正速度演算回路72は、張力切換信号E
が供給されるたびに変更量ΔTsを用いて記憶器74内
の情報から、変更量ΔTsに対応する経糸送り量を求め
るとともに、巻径Bと送出速度Vnとを基に送出速度V
nによる例えば1ピックすなわち織機1回転当たりの経
糸の繰り出し量を求め、これらを基に補正速度信号Vc
を算出し、算出した補正速度信号Vcを1ピックの間、
速度制御部の重ね合わせ部66に供給する。
が供給されるたびに変更量ΔTsを用いて記憶器74内
の情報から、変更量ΔTsに対応する経糸送り量を求め
るとともに、巻径Bと送出速度Vnとを基に送出速度V
nによる例えば1ピックすなわち織機1回転当たりの経
糸の繰り出し量を求め、これらを基に補正速度信号Vc
を算出し、算出した補正速度信号Vcを1ピックの間、
速度制御部の重ね合わせ部66に供給する。
【0020】補正速度信号Vcは、求めた経糸送り量だ
け一定時間、好ましくは1ピックの間に経糸を移動させ
るに必要な値である。従って、補正速度信号Vcは、経
糸張力が高い値から低い値に変更されたときは、経糸の
送出速度を速めるように正の値であるのに対し、経糸張
力が低い値から高い値に変更されたときは、経糸の送出
速度を遅らせるように負の値である。
け一定時間、好ましくは1ピックの間に経糸を移動させ
るに必要な値である。従って、補正速度信号Vcは、経
糸張力が高い値から低い値に変更されたときは、経糸の
送出速度を速めるように正の値であるのに対し、経糸張
力が低い値から高い値に変更されたときは、経糸の送出
速度を遅らせるように負の値である。
【0021】図4を参照するに、補正速度演算回路72
は、経糸張力の変更量ΔTsを基に、変更量ΔTsに対
応する経糸の送り量αを記憶器74内の情報の中から検
索する送り量検索回路80と、送出速度Vn、巻径Bお
よび1ピックの時間Tを基に、経糸を送出速度Vnで1
ピックの間繰り出したときの経糸の繰り出し量βを算出
する繰り出し量算出回路82と、算出した送り量α、β
の比α/βを算出する比算出回路84と、算出した比α
/βを送出速度Vnに乗算する乗算器86と、張力切換
信号Eによってセットされ、ピック信号Cによってリセ
ットされるフリップフロップ88と、フリップフロップ
88のQ出力により開放されて乗算器86の出力信号を
通過させるアナログゲート回路90とを備える。ここ
で、1ピックの時間Tは、織機の回転数を基に、織機1
回転に要する時間として予め算出または設定される。
は、経糸張力の変更量ΔTsを基に、変更量ΔTsに対
応する経糸の送り量αを記憶器74内の情報の中から検
索する送り量検索回路80と、送出速度Vn、巻径Bお
よび1ピックの時間Tを基に、経糸を送出速度Vnで1
ピックの間繰り出したときの経糸の繰り出し量βを算出
する繰り出し量算出回路82と、算出した送り量α、β
の比α/βを算出する比算出回路84と、算出した比α
/βを送出速度Vnに乗算する乗算器86と、張力切換
信号Eによってセットされ、ピック信号Cによってリセ
ットされるフリップフロップ88と、フリップフロップ
88のQ出力により開放されて乗算器86の出力信号を
通過させるアナログゲート回路90とを備える。ここ
で、1ピックの時間Tは、織機の回転数を基に、織機1
回転に要する時間として予め算出または設定される。
【0022】補正速度演算回路72によれば、経糸張力
の変更量ΔTsに対応する経糸の送り量αと、経糸を送
出速度Vnで1ピックの間繰り出したときの経糸の繰り
出し量βとの比α/βを送出速度Vnに乗算するから、
変更量ΔTsに対応する極性およびレベルを有する補正
速度信号Vcが乗算器86の出力に得られる。また、張
力切換信号Eが供給されたときからピック信号が供給さ
れたときまでアナログゲート回路90が開放するから、
設定経糸張力を切り換え後1ピックの間、補正速度信号
Vcが出力される。なお、張力切換信号Eは、例えば、
織機のクランク角度が0度のときに出力されるものと
し、これに対応して、ピック信号は、同じく0度のとき
に出力されるものとする。
の変更量ΔTsに対応する経糸の送り量αと、経糸を送
出速度Vnで1ピックの間繰り出したときの経糸の繰り
出し量βとの比α/βを送出速度Vnに乗算するから、
変更量ΔTsに対応する極性およびレベルを有する補正
速度信号Vcが乗算器86の出力に得られる。また、張
力切換信号Eが供給されたときからピック信号が供給さ
れたときまでアナログゲート回路90が開放するから、
設定経糸張力を切り換え後1ピックの間、補正速度信号
Vcが出力される。なお、張力切換信号Eは、例えば、
織機のクランク角度が0度のときに出力されるものと
し、これに対応して、ピック信号は、同じく0度のとき
に出力されるものとする。
【0023】上記のように、織機10によれば、例えば
作業者が調整のため、設定経糸張力を変更するたびに、
経糸張力の変更量ΔTsに対応した補正速度信号Vcが
所定の期間、好ましくは1ピックの間送出速度Vnに重
ね合わされるから、送出用モータ32の回転速度が経糸
設定張力の変更量ΔTsに対応して急速に変更される。
この結果、実際の経糸張力を速やかに対応する設定経糸
張力にすることができる。
作業者が調整のため、設定経糸張力を変更するたびに、
経糸張力の変更量ΔTsに対応した補正速度信号Vcが
所定の期間、好ましくは1ピックの間送出速度Vnに重
ね合わされるから、送出用モータ32の回転速度が経糸
設定張力の変更量ΔTsに対応して急速に変更される。
この結果、実際の経糸張力を速やかに対応する設定経糸
張力にすることができる。
【0024】それゆえに、例えば、密度選択信号が図5
(A)に示す密度D1においては、送出速度Vnは、図
5(B)の速度V1に示すようになり、経糸張力の目標
値が図5(C)に示すようにTs1,Ts2,Ts3に
変更されたとすると、フリップフロップ88のQ出力、
アナログゲート回路90の出力信号は、それぞれ図5
(D),(E)に示す信号となり、また図2の増幅器6
8への入力信号は、図5(F)に示す信号となる。この
結果、経糸張力の実際値は図5(G)の実線に示すよう
になり、破線にて示した従来の経糸張力実際値に比べ、
応答性を大きく改善することができる。
(A)に示す密度D1においては、送出速度Vnは、図
5(B)の速度V1に示すようになり、経糸張力の目標
値が図5(C)に示すようにTs1,Ts2,Ts3に
変更されたとすると、フリップフロップ88のQ出力、
アナログゲート回路90の出力信号は、それぞれ図5
(D),(E)に示す信号となり、また図2の増幅器6
8への入力信号は、図5(F)に示す信号となる。この
結果、経糸張力の実際値は図5(G)の実線に示すよう
になり、破線にて示した従来の経糸張力実際値に比べ、
応答性を大きく改善することができる。
【0025】
【発明の実施の形態2】上記実施例では、例えば作業者
による調整行為により経糸張力が変更される場合を例に
説明したが、設定張力を変更する要素についてはこれに
限定されない。例えば、織機運転中に周期的に変更され
る製織条件に対応して設定経糸張力が変更される織機に
適用しても良い。以下に、緯入れピックに対応して緯糸
密度が変更される織機で、密度の切り換わりに対応して
経糸張力が変更される場合を例に説明する。
による調整行為により経糸張力が変更される場合を例に
説明したが、設定張力を変更する要素についてはこれに
限定されない。例えば、織機運転中に周期的に変更され
る製織条件に対応して設定経糸張力が変更される織機に
適用しても良い。以下に、緯入れピックに対応して緯糸
密度が変更される織機で、密度の切り換わりに対応して
経糸張力が変更される場合を例に説明する。
【0026】図6に示す送出制御装置40には、図2の
送出制御装置に対し、緯糸密度に対応して異なる張力が
設定される張力設定回路92を備えている。なお、先の
実施例と同じ機能のものについては、同一符号を付して
説明を省略する。
送出制御装置に対し、緯糸密度に対応して異なる張力が
設定される張力設定回路92を備えている。なお、先の
実施例と同じ機能のものについては、同一符号を付して
説明を省略する。
【0027】張力設定回路92は、経糸張力が設定され
る複数の張力設定器92a、92b・・92nと、これ
ら設定器から出力されるの設定経糸張力を選択して出力
する選択器94とからなる。張力設定器92a、92b
・・92nには、緯糸密度D1,D2・・Dnに対応す
る経糸張力Ts1,Ts2・・Tsnがそれぞれ設定さ
れている。
る複数の張力設定器92a、92b・・92nと、これ
ら設定器から出力されるの設定経糸張力を選択して出力
する選択器94とからなる。張力設定器92a、92b
・・92nには、緯糸密度D1,D2・・Dnに対応す
る経糸張力Ts1,Ts2・・Tsnがそれぞれ設定さ
れている。
【0028】織り密度指令装置44から供給される密度
信号Dnは、密度変化検出回路96に入力される。密度
変化検出回路96には、織り密度に対応する設定器の選
択指令情報が予め設定されている。このため、密度変化
検出回路96は、入力された密度信号Dnに基づき、張
力設定器を選択する指令すなわち張力選択指令信号A
を、織り密度が変更されるたびに所定の織機タイミング
で選択器94に供給する。一方、選択器94は、これに
基づき対応する張力設定器を選択することにより、織り
密度の切り換わりに対応する設定張力を出力することが
できる。
信号Dnは、密度変化検出回路96に入力される。密度
変化検出回路96には、織り密度に対応する設定器の選
択指令情報が予め設定されている。このため、密度変化
検出回路96は、入力された密度信号Dnに基づき、張
力設定器を選択する指令すなわち張力選択指令信号A
を、織り密度が変更されるたびに所定の織機タイミング
で選択器94に供給する。一方、選択器94は、これに
基づき対応する張力設定器を選択することにより、織り
密度の切り換わりに対応する設定張力を出力することが
できる。
【0029】張力設定回路92から出力される設定張力
Tsは、偏差回路58で偏差ΔTに変換され、張力補償
回路60、張力制御回路62を介して送出速度の修正値
ΔVが送出速度算出回路64に供給される。送出速度算
出回路64では、入力された修正値ΔVを基に、織り密
度指令装置44から供給される密度信号Dnに対応した
送出速度Vnを求め、重ね合わせ部66に供給する。以
上により、前述した速度制御器52は、織り密度の切り
換わりに対応する経糸張力Tsを目標値として経糸張力
制御を実行することができる。
Tsは、偏差回路58で偏差ΔTに変換され、張力補償
回路60、張力制御回路62を介して送出速度の修正値
ΔVが送出速度算出回路64に供給される。送出速度算
出回路64では、入力された修正値ΔVを基に、織り密
度指令装置44から供給される密度信号Dnに対応した
送出速度Vnを求め、重ね合わせ部66に供給する。以
上により、前述した速度制御器52は、織り密度の切り
換わりに対応する経糸張力Tsを目標値として経糸張力
制御を実行することができる。
【0030】一方、速度補正器54では、張力設定回路
92から供給される経糸張力Tsが張力変化検出器78
に入力され、張力変化検出器78は、これを基に、張力
切換信号Eと、設定張力の変化量ΔTsとを、設定張力
が変更されるたびに発生する。張力切換信号Eは、張力
補償回路60と補正速度演算回路72とに供給され、設
定張力の変化量ΔTsは、補正速度演算回路72に供給
される。なお、張力補償回路60では、張力切換信号E
の入力に対応して張力制御を所定期間抑制することがで
きる。
92から供給される経糸張力Tsが張力変化検出器78
に入力され、張力変化検出器78は、これを基に、張力
切換信号Eと、設定張力の変化量ΔTsとを、設定張力
が変更されるたびに発生する。張力切換信号Eは、張力
補償回路60と補正速度演算回路72とに供給され、設
定張力の変化量ΔTsは、補正速度演算回路72に供給
される。なお、張力補償回路60では、張力切換信号E
の入力に対応して張力制御を所定期間抑制することがで
きる。
【0031】補正速度演算回路72には、張力変化検出
器78から緯糸密度の変更により経糸張力が変更される
たびに設定張力の変更量ΔTsが供給される。このた
め、補正速度演算回路72は、張力切換信号E、張力変
更量ΔTs、記憶器74に記憶されている情報、巻径検
出器48から供給される送出ビームの巻径B、織機の主
制御装置から端子76に供給されるピック信号C、およ
び送出速度Vnを基に、経糸張力の変更にともなう経糸
送り量に対応する値だけ経糸を移動させる補正速度信号
Vcを算出し、算出した補正速度信号Vcを速度制御器
52の重ね合わせ部66に一定時間供給する。
器78から緯糸密度の変更により経糸張力が変更される
たびに設定張力の変更量ΔTsが供給される。このた
め、補正速度演算回路72は、張力切換信号E、張力変
更量ΔTs、記憶器74に記憶されている情報、巻径検
出器48から供給される送出ビームの巻径B、織機の主
制御装置から端子76に供給されるピック信号C、およ
び送出速度Vnを基に、経糸張力の変更にともなう経糸
送り量に対応する値だけ経糸を移動させる補正速度信号
Vcを算出し、算出した補正速度信号Vcを速度制御器
52の重ね合わせ部66に一定時間供給する。
【0032】それゆえに、例えば、密度選択信号が図7
(A)に示すようにD1,D2,D3に変更すると送出
速度Vnは、図7(B)に示すようになり、密度に切り
換わりに対応して経糸張力が図7(C)に示すようにT
s1,Ts2,Ts3に変更されたとすると、フリップ
フロップ88のQ出力、アナログゲート回路90の出力
信号は、それぞれ図7(D),(E)に示す信号とな
り、また図6の増幅器68への入力信号は、図7(F)
に示す信号となる。この結果、経糸張力の実際値は図7
(G)の実線に示すようになり、破線にて示した従来の
経糸張力実際値に比べ、応答性を大きく改善することが
できる。
(A)に示すようにD1,D2,D3に変更すると送出
速度Vnは、図7(B)に示すようになり、密度に切り
換わりに対応して経糸張力が図7(C)に示すようにT
s1,Ts2,Ts3に変更されたとすると、フリップ
フロップ88のQ出力、アナログゲート回路90の出力
信号は、それぞれ図7(D),(E)に示す信号とな
り、また図6の増幅器68への入力信号は、図7(F)
に示す信号となる。この結果、経糸張力の実際値は図7
(G)の実線に示すようになり、破線にて示した従来の
経糸張力実際値に比べ、応答性を大きく改善することが
できる。
【0033】図7から明らかなように、織り密度がD1
からD2に変更されるとともに経糸張力がTs1 からこ
れより高い張力のTs2に変化すると、増幅器68への
入力信号が織り密度に対応する速度V2より補正速度信
号ーVcだけさらに小さい値となるから、送出速度が補
正速度信号ーVcだけ遅くなることにより、経糸の送り
量が小さくなり、この結果、経糸張力を目標値Ts2に
することができる。なお、図7(F)のように、経糸張
力の変化量ΔTsによっては送出用モータ32を逆転さ
せることにより速やかに目標値に達するようにしてもよ
い。
からD2に変更されるとともに経糸張力がTs1 からこ
れより高い張力のTs2に変化すると、増幅器68への
入力信号が織り密度に対応する速度V2より補正速度信
号ーVcだけさらに小さい値となるから、送出速度が補
正速度信号ーVcだけ遅くなることにより、経糸の送り
量が小さくなり、この結果、経糸張力を目標値Ts2に
することができる。なお、図7(F)のように、経糸張
力の変化量ΔTsによっては送出用モータ32を逆転さ
せることにより速やかに目標値に達するようにしてもよ
い。
【0034】逆に、経糸張力がTs2から、これより低
い張力Ts3に変化すると、増幅器68への入力信号が
織り密度D3に対応する速度V3より補正速度信号+V
cだけさらに大きい値となるから、送出速度が補正速度
信号+Vcだけ早くなることにより、経糸送り量が大き
くなり、これにより経糸張力を目標値Ts3にすること
ができる。以上のようにして、速やかに所望の経糸張力
にすることができるから、張力の変更が遅れることによ
り生じる密度ムラなどの織段を防止でき、織物品質をよ
り向上させることができる。
い張力Ts3に変化すると、増幅器68への入力信号が
織り密度D3に対応する速度V3より補正速度信号+V
cだけさらに大きい値となるから、送出速度が補正速度
信号+Vcだけ早くなることにより、経糸送り量が大き
くなり、これにより経糸張力を目標値Ts3にすること
ができる。以上のようにして、速やかに所望の経糸張力
にすることができるから、張力の変更が遅れることによ
り生じる密度ムラなどの織段を防止でき、織物品質をよ
り向上させることができる。
【0035】上記のように、織機10によれば、織り密
度の変更により設定経糸張力が変更されるたびに、経糸
張力の変更量ΔTsに対応した補正速度信号Vcが所定
の期間好ましくは1ピックの間送出速度Vnに重ね合わ
されるから、送出用モータ32の回転速度が経糸設定張
力の変更量ΔTsに対応して急速に変更される。この結
果、実際の経糸張力を速やかに対応する経糸張力にする
ことができる。
度の変更により設定経糸張力が変更されるたびに、経糸
張力の変更量ΔTsに対応した補正速度信号Vcが所定
の期間好ましくは1ピックの間送出速度Vnに重ね合わ
されるから、送出用モータ32の回転速度が経糸設定張
力の変更量ΔTsに対応して急速に変更される。この結
果、実際の経糸張力を速やかに対応する経糸張力にする
ことができる。
【0036】上記したように、製織条件の1つである緯
糸密度に対応して経糸張力が設定された場合を例に説明
したが、これ以外の製織条件の変更により経糸張力を変
更する場合にも適用してもよい。例えば、緯糸の糸種
(太さ、物性)、織物組織(平、綾、朱子、変わり織り
・・)、織機回転数などの製織条件に対応して経糸張力
を設定する場合にも応用可能である。また、上記例は、
単一の経糸ビームより経糸が供給される織機を例に説明
したが、複数の経糸ビームから経糸供給される織機にも
応用可能であり、複数経糸ビームのうち1つあるいは2
つ以上組合せた経糸ビームに上記した技術を採用しても
よい。
糸密度に対応して経糸張力が設定された場合を例に説明
したが、これ以外の製織条件の変更により経糸張力を変
更する場合にも適用してもよい。例えば、緯糸の糸種
(太さ、物性)、織物組織(平、綾、朱子、変わり織り
・・)、織機回転数などの製織条件に対応して経糸張力
を設定する場合にも応用可能である。また、上記例は、
単一の経糸ビームより経糸が供給される織機を例に説明
したが、複数の経糸ビームから経糸供給される織機にも
応用可能であり、複数経糸ビームのうち1つあるいは2
つ以上組合せた経糸ビームに上記した技術を採用しても
よい。
【0037】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、例えば、各信号をアナログ処理する代わりに、A/
Dコンバータ、D/Aコンバータ、マイクロプロセッサ
等を用いてディジタル的に処理しても良い。
ず、例えば、各信号をアナログ処理する代わりに、A/
Dコンバータ、D/Aコンバータ、マイクロプロセッサ
等を用いてディジタル的に処理しても良い。
【0038】
【発明の効果】上記したように、本発明の送出制御装置
によれば、設定経糸張力が変更されるたびに、経糸張力
の変更量に対応した補正速度信号Vcを所定の期間好ま
しくは1ピックの間送出速度Vnに重ね合わせることに
より、送出用モータ32の回転速度を急速に変更するこ
とができる。この結果、実際の経糸張力を速やかに目標
張力にすることができる。
によれば、設定経糸張力が変更されるたびに、経糸張力
の変更量に対応した補正速度信号Vcを所定の期間好ま
しくは1ピックの間送出速度Vnに重ね合わせることに
より、送出用モータ32の回転速度を急速に変更するこ
とができる。この結果、実際の経糸張力を速やかに目標
張力にすることができる。
【図1】織機の経糸系を示す一実施例を示す図である。
【図2】本発明の送出制御装置の一実施例を示す電気回
路のブロック図である。
路のブロック図である。
【図3】記憶器に記憶する情報を説明するための図であ
る。
る。
【図4】補正速度演算回路の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【図5】図4の回路における電気信号の波形を示す図で
ある。
ある。
【図6】本発明の送出制御装置の他の実施例を示す電気
回路のブロック図である。
回路のブロック図である。
【図7】図6の回路における電気信号の波形を示す図で
ある。
ある。
10 織機 12 経糸 14 経糸ビーム 16 テンションローラ 26 巻取ローラ 30 布巻きビーム 32 送出用モータ 34 巻取用モータ 46 張力検出器 48 巻径検出器
Claims (4)
- 【請求項1】 経糸張力の目標値を設定する張力設定手
段と、経糸に作用する張力の実際値を前記目標値に一致
させる駆動信号を発生し、該駆動信号により経糸送出用
モータを駆動させる速度制御手段と、経糸張力目標値の
変更量に対する経糸送り量の関係を示す情報が記憶され
ている記憶手段と、前記経糸張力目標値の変更時に、そ
の変更量に対応する前記経糸送り量を前記記憶手段内の
記憶情報に基づいて求め、前記目標値の変更後、所定の
応答時間内に前記求めた経糸送り量に対応する値だけ経
糸を移動させる補正速度信号を算出し、該補正速度信号
を前記駆動信号に加算すべく前記速度制御手段に供給す
る補正速度信号演算手段とを有する織機の送出制御装
置。 - 【請求項2】 前記張力設定手段に設定される目標値
は、製織条件に対応して予め設定されており、前記補正
速度信号演算手段は、製織条件の変更による経糸張力目
標値の変更量に基づき、前記経糸送り量を算出すること
を特徴とする請求項1に記載の織機の送出制御装置。 - 【請求項3】 前記製織条件は、緯糸密度である請求項
2に記載の織機の送出制御装置。 - 【請求項4】 前記補正速度信号演算手段は、経糸張力
の目標値が第1の設定値からこれより大きい第2の設定
値に変更されたとき、前記経糸送出用モータを逆転させ
るべく該補正速度信号を前記速度制御手段に供給する請
求項1,2,3に記載の織機の送出制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35214497A JP3406823B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 織機の送出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35214497A JP3406823B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 織機の送出制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11172554A true JPH11172554A (ja) | 1999-06-29 |
| JP3406823B2 JP3406823B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=18422085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35214497A Expired - Fee Related JP3406823B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 織機の送出制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3406823B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040004024A (ko) * | 2002-07-01 | 2004-01-13 | 주식회사 텍스텍 | 직기용 전동송출장치의 제어방법 |
| JP2010270431A (ja) * | 2010-08-04 | 2010-12-02 | Tsudakoma Corp | 織機の緯糸密度むら防止方法 |
| JP2011246821A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Tsudakoma Corp | テンプル位置自動切換機構を有するテンプル装置を備えた織機における送出制御方法及び装置 |
| CN115595709A (zh) * | 2022-10-17 | 2023-01-13 | 四川环龙技术织物有限公司(Cn) | 一种纬纱密度调节装置及方法 |
| CN120233711A (zh) * | 2025-03-24 | 2025-07-01 | 聊城市恒丰电子有限公司 | 一种基于开关磁阻电机驱动的高速剑杆织机控制方法及系统 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP35214497A patent/JP3406823B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040004024A (ko) * | 2002-07-01 | 2004-01-13 | 주식회사 텍스텍 | 직기용 전동송출장치의 제어방법 |
| JP2011246821A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Tsudakoma Corp | テンプル位置自動切換機構を有するテンプル装置を備えた織機における送出制御方法及び装置 |
| JP2010270431A (ja) * | 2010-08-04 | 2010-12-02 | Tsudakoma Corp | 織機の緯糸密度むら防止方法 |
| CN115595709A (zh) * | 2022-10-17 | 2023-01-13 | 四川环龙技术织物有限公司(Cn) | 一种纬纱密度调节装置及方法 |
| CN120233711A (zh) * | 2025-03-24 | 2025-07-01 | 聊城市恒丰电子有限公司 | 一种基于开关磁阻电机驱动的高速剑杆织机控制方法及系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3406823B2 (ja) | 2003-05-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |