JPH1117403A - フィルタ - Google Patents
フィルタInfo
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- JPH1117403A JPH1117403A JP16283097A JP16283097A JPH1117403A JP H1117403 A JPH1117403 A JP H1117403A JP 16283097 A JP16283097 A JP 16283097A JP 16283097 A JP16283097 A JP 16283097A JP H1117403 A JPH1117403 A JP H1117403A
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- Japan
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- line conductor
- distributed constant
- constant line
- filter
- filter circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分布定数線路導体で構成した従来のフィルタ
では、減衰極の調整のために入力信号用および出力信号
用分布定数線路導体にスタブを付加していたため、フィ
ルタの小型化が困難であった。 【解決手段】 入力信号用分布定数線路導体14と、帯域
通過フィルタ回路を構成するフィルタ回路部分布定数線
路導体11〜13と、出力信号用分布定数線路導体15とが形
成されて成るフィルタにおいて、入力信号用および出力
信号用分布定数線路導体14・15のフィルタ回路部分布定
数線路導体11〜13との電磁界結合部分に、フィルタ回路
部分布定数線路導体11・13と反対側の辺に矩形状の切欠
き16’・17’を設けて段差状の狭幅部16・17を設けたフ
ィルタである。減衰極の調整が可能であって、しかも小
型にすることができる。
では、減衰極の調整のために入力信号用および出力信号
用分布定数線路導体にスタブを付加していたため、フィ
ルタの小型化が困難であった。 【解決手段】 入力信号用分布定数線路導体14と、帯域
通過フィルタ回路を構成するフィルタ回路部分布定数線
路導体11〜13と、出力信号用分布定数線路導体15とが形
成されて成るフィルタにおいて、入力信号用および出力
信号用分布定数線路導体14・15のフィルタ回路部分布定
数線路導体11〜13との電磁界結合部分に、フィルタ回路
部分布定数線路導体11・13と反対側の辺に矩形状の切欠
き16’・17’を設けて段差状の狭幅部16・17を設けたフ
ィルタである。減衰極の調整が可能であって、しかも小
型にすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話を始めとす
る移動体通信端末機等の送受信用回路に使用される高周
波用のフィルタに関し、詳しくは分布定数線路導体によ
り構成された高周波用の帯域通過型のフィルタに関する
ものである。
る移動体通信端末機等の送受信用回路に使用される高周
波用のフィルタに関し、詳しくは分布定数線路導体によ
り構成された高周波用の帯域通過型のフィルタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】アナログあるいはデジタル携帯電話や無
線電話を始めとする移動体通信端末機の送受信用のマイ
クロ波回路等においては、受信された各種の電波信号か
ら必要な信号だけを選択するための帯域通過フィルタ
や、送信搬送周波数に変換された高周波信号が電力増幅
器により増幅される際に生じる歪信号を除去するための
高周波用のフィルタとして、例えば分布定数線路導体に
より構成された受信周波数帯域を通過帯域とする受信用
フィルタおよび送信周波数帯域を通過帯域とする送信用
フィルタが用いられている。
線電話を始めとする移動体通信端末機の送受信用のマイ
クロ波回路等においては、受信された各種の電波信号か
ら必要な信号だけを選択するための帯域通過フィルタ
や、送信搬送周波数に変換された高周波信号が電力増幅
器により増幅される際に生じる歪信号を除去するための
高周波用のフィルタとして、例えば分布定数線路導体に
より構成された受信周波数帯域を通過帯域とする受信用
フィルタおよび送信周波数帯域を通過帯域とする送信用
フィルタが用いられている。
【0003】これらのフィルタに要求される特性は様々
であり、例えば減衰極と通過帯域とが近いシステムでは
減衰極を付加した有極型フィルタ等が使用される。その
ような従来の有極型フィルタの例を図4に平面図で示
す。
であり、例えば減衰極と通過帯域とが近いシステムでは
減衰極を付加した有極型フィルタ等が使用される。その
ような従来の有極型フィルタの例を図4に平面図で示
す。
【0004】図4は有極型フィルタとして誘電体基板上
に形成された分布定数線路導体の配設パターンを示して
おり、1〜3は高周波フィルタ回路を構成するフィルタ
回路部分布定数線路導体であり、例えばそれぞれ一端が
交互に接地された複数の4分の1波長型分布定数線路に
より構成されている。4は入力側のフィルタ回路部分布
定数線路導体1に対向して配設された入力信号用分布定
数線路導体、5は出力側のフィルタ回路部分布定数線路
導体3に対向して配設された出力信号用分布定数線路導
体である。入力信号用分布定数線路導体4および出力信
号用分布定数線路導体5は、通常はフィルタ回路部分布
定数線路導体1・3に電気的に接続される側の端部が接
地されており、また、それぞれ電磁界結合によりフィル
タ回路部分布定数線路導体1・3と電気的に接続されて
いる。また、6は入力信号用分布定数線路導体4に付加
されたスタブ、7はフィルタ出力部線路導体5に付加さ
れたスタブである。
に形成された分布定数線路導体の配設パターンを示して
おり、1〜3は高周波フィルタ回路を構成するフィルタ
回路部分布定数線路導体であり、例えばそれぞれ一端が
交互に接地された複数の4分の1波長型分布定数線路に
より構成されている。4は入力側のフィルタ回路部分布
定数線路導体1に対向して配設された入力信号用分布定
数線路導体、5は出力側のフィルタ回路部分布定数線路
導体3に対向して配設された出力信号用分布定数線路導
体である。入力信号用分布定数線路導体4および出力信
号用分布定数線路導体5は、通常はフィルタ回路部分布
定数線路導体1・3に電気的に接続される側の端部が接
地されており、また、それぞれ電磁界結合によりフィル
タ回路部分布定数線路導体1・3と電気的に接続されて
いる。また、6は入力信号用分布定数線路導体4に付加
されたスタブ、7はフィルタ出力部線路導体5に付加さ
れたスタブである。
【0005】このような構成の従来の有極型フィルタに
ついて、その周波数特性を図5に線図で示す。図5にお
いて横軸は周波数f(MHz)を、縦軸は減衰量(d
B)を表し、図中の特性曲線は帯域通過フィルタとして
の周波数特性を示している。図5に示したように、上記
構成の従来の有極型フィルタによれば周波数特性におい
て通過帯域の低周波側の近傍にpで示した減衰極を生じ
ていることが分かる。
ついて、その周波数特性を図5に線図で示す。図5にお
いて横軸は周波数f(MHz)を、縦軸は減衰量(d
B)を表し、図中の特性曲線は帯域通過フィルタとして
の周波数特性を示している。図5に示したように、上記
構成の従来の有極型フィルタによれば周波数特性におい
て通過帯域の低周波側の近傍にpで示した減衰極を生じ
ていることが分かる。
【0006】このように、従来の有極型フィルタによれ
ば、入力信号用分布定数線路導体4と出力信号用分布定
数線路導体5とにスタブ6・7を付加することによりフ
ィルタの通過帯域近傍に減衰極pを生じさせ、またスタ
ブ6・7の長さを調整することにより減衰極pの周波数
を調整していた。
ば、入力信号用分布定数線路導体4と出力信号用分布定
数線路導体5とにスタブ6・7を付加することによりフ
ィルタの通過帯域近傍に減衰極pを生じさせ、またスタ
ブ6・7の長さを調整することにより減衰極pの周波数
を調整していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】移動体通信端末機の送
受信用高周波回路に使用される分布定数線路導体により
構成された高周波用のフィルタに対しては、移動体通信
端末機に対する小型化・軽量化の要求が高まるなかで、
そのフィルタが作り込まれる回路基板と共により一層の
小型化が要求されている。
受信用高周波回路に使用される分布定数線路導体により
構成された高周波用のフィルタに対しては、移動体通信
端末機に対する小型化・軽量化の要求が高まるなかで、
そのフィルタが作り込まれる回路基板と共により一層の
小型化が要求されている。
【0008】しかしながら、図4に示したような構成の
従来のフィルタにおいては、スタブ6は入力信号用分布
定数線路導体4にフィルタ回路部分布定数線路導体1と
反対側に向けて両者の電気的結合に関与しない部位に設
けられ、同様にスタブ7は出力信号用分布定数線路導体
5にフィルタ出力部線路導体3と反対側に向けて両者の
電気的結合に関与しない部位に設けられるため、フィル
タ全体としての寸法が大きくなってしまうという問題点
があり、フィルタ回路の小型化の要求に十分に応えられ
ないという問題点があった。
従来のフィルタにおいては、スタブ6は入力信号用分布
定数線路導体4にフィルタ回路部分布定数線路導体1と
反対側に向けて両者の電気的結合に関与しない部位に設
けられ、同様にスタブ7は出力信号用分布定数線路導体
5にフィルタ出力部線路導体3と反対側に向けて両者の
電気的結合に関与しない部位に設けられるため、フィル
タ全体としての寸法が大きくなってしまうという問題点
があり、フィルタ回路の小型化の要求に十分に応えられ
ないという問題点があった。
【0009】本発明は上記従来技術における問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、移動体通信端末
機等の送受信用回路に使用される高周波用のフィルタに
ついて、フィルタの周波数帯域特性に減衰極を有し、そ
の減衰極の調整が可能であって、しかも小型にすること
ができるフィルタを提供することにある。
みてなされたものであり、その目的は、移動体通信端末
機等の送受信用回路に使用される高周波用のフィルタに
ついて、フィルタの周波数帯域特性に減衰極を有し、そ
の減衰極の調整が可能であって、しかも小型にすること
ができるフィルタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルタは、誘
電体基板の表面または内部の同一面上に、高周波電気信
号が入力される入力信号用分布定数線路導体と、この入
力信号用分布定数線路導体と電磁界結合され、前記高周
波電気信号のうち所定の周波数帯域を通過させるフィル
タ回路を構成するフィルタ回路部分布定数線路導体と、
このフィルタ回路部分布定数線路導体と電磁界結合さ
れ、前記所定の周波数帯域の高周波電気信号が出力され
る出力信号用分布定数線路導体とが形成されて成るフィ
ルタにおいて、前記入力信号用分布定数線路導体および
前記出力信号用分布定数線路導体の前記フィルタ回路部
分布定数線路導体との電磁界結合部分に、フィルタ回路
部分布定数線路導体と反対側の辺にこの辺と直角な辺を
有する矩形状の切欠きを設けることにより、段差状の狭
幅部を設けたことを特徴とするものである。
電体基板の表面または内部の同一面上に、高周波電気信
号が入力される入力信号用分布定数線路導体と、この入
力信号用分布定数線路導体と電磁界結合され、前記高周
波電気信号のうち所定の周波数帯域を通過させるフィル
タ回路を構成するフィルタ回路部分布定数線路導体と、
このフィルタ回路部分布定数線路導体と電磁界結合さ
れ、前記所定の周波数帯域の高周波電気信号が出力され
る出力信号用分布定数線路導体とが形成されて成るフィ
ルタにおいて、前記入力信号用分布定数線路導体および
前記出力信号用分布定数線路導体の前記フィルタ回路部
分布定数線路導体との電磁界結合部分に、フィルタ回路
部分布定数線路導体と反対側の辺にこの辺と直角な辺を
有する矩形状の切欠きを設けることにより、段差状の狭
幅部を設けたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明のフィルタは、上記構成のフィ
ルタにおいて、前記狭幅部を、前記入力信号用分布定数
線路導体および前記出力信号用分布定数線路導体の前記
フィルタ回路部分布定数線路導体との電磁界結合部分の
先端に設けたことを特徴とするものである。
ルタにおいて、前記狭幅部を、前記入力信号用分布定数
線路導体および前記出力信号用分布定数線路導体の前記
フィルタ回路部分布定数線路導体との電磁界結合部分の
先端に設けたことを特徴とするものである。
【0012】本発明のフィルタによれば、高周波用の帯
域通過フィルタを構成するフィルタ回路部分布定数線路
導体と電磁界結合により電気的に接続された入力信号用
分布定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体
に、それぞれの電磁界結合部分においてフィルタ回路部
分布定数線路導体と反対側の辺にこの辺と直角な辺を有
する矩形状(正方形も含む)の切欠きを設けることによ
り段差状の狭幅部を設けたことから、この段差状の狭幅
部により入力信号用分布定数線路導体および出力信号用
分布定数線路導体の特性インピーダンスがその幅と長さ
に応じて変化するため入力信号用分布定数線路導体およ
び出力信号用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定
数線路導体との電磁界結合の状態や大きさを変化させる
ことができ、それにより通過帯域の近傍に所望の減衰極
を生じさせることが可能となる。
域通過フィルタを構成するフィルタ回路部分布定数線路
導体と電磁界結合により電気的に接続された入力信号用
分布定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体
に、それぞれの電磁界結合部分においてフィルタ回路部
分布定数線路導体と反対側の辺にこの辺と直角な辺を有
する矩形状(正方形も含む)の切欠きを設けることによ
り段差状の狭幅部を設けたことから、この段差状の狭幅
部により入力信号用分布定数線路導体および出力信号用
分布定数線路導体の特性インピーダンスがその幅と長さ
に応じて変化するため入力信号用分布定数線路導体およ
び出力信号用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定
数線路導体との電磁界結合の状態や大きさを変化させる
ことができ、それにより通過帯域の近傍に所望の減衰極
を生じさせることが可能となる。
【0013】また、このような段差状の狭幅部の長さを
調整することで、入力信号用分布定数線路導体および出
力信号用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定数線
路導体との結合度が変更されることとなり、それにより
減衰極の周波数を所望の値に変化させることが可能とな
る。
調整することで、入力信号用分布定数線路導体および出
力信号用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定数線
路導体との結合度が変更されることとなり、それにより
減衰極の周波数を所望の値に変化させることが可能とな
る。
【0014】しかも、本発明のフィルタによれば、減衰
極を生じさせその周波数を調整するに当たって従来のフ
ィルタのように入力信号用分布定数線路導体および出力
信号用分布定数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路
導体との反対側に張り出すようにスタブを設ける必要が
ないため、そのような従来のフィルタと比較してフィル
タの形状を小型にすることが可能となる。
極を生じさせその周波数を調整するに当たって従来のフ
ィルタのように入力信号用分布定数線路導体および出力
信号用分布定数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路
導体との反対側に張り出すようにスタブを設ける必要が
ないため、そのような従来のフィルタと比較してフィル
タの形状を小型にすることが可能となる。
【0015】さらに、本発明のフィルタによれば、フィ
ルタを作製した後においても、矩形状の切欠きを広げて
狭幅部の長さや幅を調整することにより、入力信号用分
布定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体とフ
ィルタ回路部分布定数線路導体との電気的結合度を調整
しながら減衰極の周波数調整も容易に行なうことができ
るフィルタとなる。
ルタを作製した後においても、矩形状の切欠きを広げて
狭幅部の長さや幅を調整することにより、入力信号用分
布定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体とフ
ィルタ回路部分布定数線路導体との電気的結合度を調整
しながら減衰極の周波数調整も容易に行なうことができ
るフィルタとなる。
【0016】また、本発明のフィルタによれば、狭幅部
を入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分布定
数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路導体との電磁
界結合部分の先端に設けた場合には、電磁界結合部分の
途中に狭幅部を設けた場合にはその狭幅部の先端側の線
路導体の幅が元に戻った部分で浮遊容量が生じるのに比
べて、入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分
布定数線路導体の浮遊容量が少なくなるため、浮遊容量
によりフィルタの特性が劣化することを防止できるとい
う利点を有するものとなる。
を入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分布定
数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路導体との電磁
界結合部分の先端に設けた場合には、電磁界結合部分の
途中に狭幅部を設けた場合にはその狭幅部の先端側の線
路導体の幅が元に戻った部分で浮遊容量が生じるのに比
べて、入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分
布定数線路導体の浮遊容量が少なくなるため、浮遊容量
によりフィルタの特性が劣化することを防止できるとい
う利点を有するものとなる。
【0017】従って、本発明のフィルタによれば、移動
体通信端末機等の送受信用回路に使用される、分布定数
線路導体で構成される高周波用のフィルタについて、フ
ィルタの周波数帯域特性に減衰極を有し、その減衰極の
調整が可能であって、しかも小型にすることができるフ
ィルタを提供することができる。
体通信端末機等の送受信用回路に使用される、分布定数
線路導体で構成される高周波用のフィルタについて、フ
ィルタの周波数帯域特性に減衰極を有し、その減衰極の
調整が可能であって、しかも小型にすることができるフ
ィルタを提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフィルタについて
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下はあくまで
本発明の例示であって本発明は以下の例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更・改良を施すことは何ら差し支えない。
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下はあくまで
本発明の例示であって本発明は以下の例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更・改良を施すことは何ら差し支えない。
【0019】図1は本発明のフィルタの実施の形態の一
例を示す概略構成図である。図1において11〜13は帯域
通過型の高周波フィルタ回路を構成するフィルタ回路部
分布定数線路導体であり、例えばそれぞれ一端が交互に
接地された通過帯域の中心周波数の4分の1波長(λ/
4)の長さの分布定数線路3本により、いわゆるインタ
ーディジタル型に配置して構成した例を示している。こ
れらフィルタ回路部分布定数線路導体11〜13は、通常、
誘電体基板の表面に形成される場合はマイクロストリッ
プ線路により、誘電体基板内部の同一面上に形成される
場合はストリップ線路により構成される。
例を示す概略構成図である。図1において11〜13は帯域
通過型の高周波フィルタ回路を構成するフィルタ回路部
分布定数線路導体であり、例えばそれぞれ一端が交互に
接地された通過帯域の中心周波数の4分の1波長(λ/
4)の長さの分布定数線路3本により、いわゆるインタ
ーディジタル型に配置して構成した例を示している。こ
れらフィルタ回路部分布定数線路導体11〜13は、通常、
誘電体基板の表面に形成される場合はマイクロストリッ
プ線路により、誘電体基板内部の同一面上に形成される
場合はストリップ線路により構成される。
【0020】14は入力側のフィルタ回路部分布定数線路
導体11に対向して配設された入力信号用分布定数線路導
体、15は出力側のフィルタ回路部分布定数線路導体13に
対向して配設された出力信号用分布定数線路導体であ
る。入力信号用分布定数線路導体14および出力信号用分
布定数線路導体15は、通常はフィルタ回路部分布定数線
路導体11・13に電磁界結合により電気的に接続される部
分の先端が接地されている。
導体11に対向して配設された入力信号用分布定数線路導
体、15は出力側のフィルタ回路部分布定数線路導体13に
対向して配設された出力信号用分布定数線路導体であ
る。入力信号用分布定数線路導体14および出力信号用分
布定数線路導体15は、通常はフィルタ回路部分布定数線
路導体11・13に電磁界結合により電気的に接続される部
分の先端が接地されている。
【0021】また、入力信号用分布定数線路導体14とフ
ィルタ回路部分布定数線路導体11および出力信号用分布
定数線路導体15とフィルタ回路部分布定数線路導体13と
の電磁界結合部分の長さ、すなわち図1中のL1 +L2
の長さは、フィルタの通過帯域の中心周波数に応じて適
宜設定される。
ィルタ回路部分布定数線路導体11および出力信号用分布
定数線路導体15とフィルタ回路部分布定数線路導体13と
の電磁界結合部分の長さ、すなわち図1中のL1 +L2
の長さは、フィルタの通過帯域の中心周波数に応じて適
宜設定される。
【0022】16’および17’はそれぞれ入力信号用分布
定数線路導体14および出力信号用分布定数線路導体15の
フィルタ回路部分布定数線路導体11・13との電磁界結合
部分にフィルタ回路部分布定数線路導体11・13と反対側
の辺に設けられた、その辺と直角な辺を有する矩形状の
切欠きであり、この例ではそれぞれ入力信号用分布定数
線路導体14および出力信号用分布定数線路導体15の先端
に設けた例を示している。そして、これにより、入力信
号用分布定数線路導体14および出力信号用分布定数線路
導体15の先端に段差状の狭幅部16および17が設けられて
いる。
定数線路導体14および出力信号用分布定数線路導体15の
フィルタ回路部分布定数線路導体11・13との電磁界結合
部分にフィルタ回路部分布定数線路導体11・13と反対側
の辺に設けられた、その辺と直角な辺を有する矩形状の
切欠きであり、この例ではそれぞれ入力信号用分布定数
線路導体14および出力信号用分布定数線路導体15の先端
に設けた例を示している。そして、これにより、入力信
号用分布定数線路導体14および出力信号用分布定数線路
導体15の先端に段差状の狭幅部16および17が設けられて
いる。
【0023】このように入力信号用分布定数線路導体14
および出力信号用分布定数線路導体15に段差状すなわち
線路導体幅が図1に示したW2 からW1 へ直角形状の接
続状態でもって変化した幅W1 の狭幅部16・17を設けた
ことにより、入力信号用分布定数線路導体14および出力
信号用分布定数線路導体15の特性インピーダンスが変化
するので周波数特性における通過帯域の近傍に減衰極を
生じさせることができ、また、これら狭幅部16・17の長
さL1 を変化させることで入力信号用分布定数線路導体
14および出力信号用分布定数線路導体15とフィルタ回路
部分布定数線路導体11〜13との結合度が変更されること
となり、その結果、減衰極の周波数を所望の値に調整す
ることができる。
および出力信号用分布定数線路導体15に段差状すなわち
線路導体幅が図1に示したW2 からW1 へ直角形状の接
続状態でもって変化した幅W1 の狭幅部16・17を設けた
ことにより、入力信号用分布定数線路導体14および出力
信号用分布定数線路導体15の特性インピーダンスが変化
するので周波数特性における通過帯域の近傍に減衰極を
生じさせることができ、また、これら狭幅部16・17の長
さL1 を変化させることで入力信号用分布定数線路導体
14および出力信号用分布定数線路導体15とフィルタ回路
部分布定数線路導体11〜13との結合度が変更されること
となり、その結果、減衰極の周波数を所望の値に調整す
ることができる。
【0024】次に、図2は本発明のフィルタの実施の形
態の他の例を示す概略構成図である。図2において21〜
23は帯域通過型の高周波フィルタ回路を構成するフィル
タ回路部分布定数線路導体であり、この例においてもそ
れぞれ一端が交互に接地された通過帯域の中心周波数の
λ/4の長さの分布定数線路3本をインターディジタル
型に配置して構成した例を示している。これらフィルタ
回路部分布定数線路導体21〜23も、通常、マイクロスト
リップ線路またはストリップ線路により構成される。
態の他の例を示す概略構成図である。図2において21〜
23は帯域通過型の高周波フィルタ回路を構成するフィル
タ回路部分布定数線路導体であり、この例においてもそ
れぞれ一端が交互に接地された通過帯域の中心周波数の
λ/4の長さの分布定数線路3本をインターディジタル
型に配置して構成した例を示している。これらフィルタ
回路部分布定数線路導体21〜23も、通常、マイクロスト
リップ線路またはストリップ線路により構成される。
【0025】24は入力側のフィルタ回路部分布定数線路
導体21に対向して配設された入力信号用分布定数線路導
体、25は出力側のフィルタ回路部分布定数線路導体23に
対向して配設された出力信号用分布定数線路導体であ
る。入力信号用分布定数線路導体24および出力信号用分
布定数線路導体25も、フィルタ回路部分布定数線路導体
21・23に電磁界結合により電気的に接続される部分の先
端が接地されている例を示している。
導体21に対向して配設された入力信号用分布定数線路導
体、25は出力側のフィルタ回路部分布定数線路導体23に
対向して配設された出力信号用分布定数線路導体であ
る。入力信号用分布定数線路導体24および出力信号用分
布定数線路導体25も、フィルタ回路部分布定数線路導体
21・23に電磁界結合により電気的に接続される部分の先
端が接地されている例を示している。
【0026】また、入力信号用分布定数線路導体24とフ
ィルタ回路部分布定数線路導体21および出力信号用分布
定数線路導体25とフィルタ回路部分布定数線路導体23と
の電磁界結合部分の長さ、すなわち図2中のL3 +L4
+L5 の長さは前述と同様に適宜設定される。
ィルタ回路部分布定数線路導体21および出力信号用分布
定数線路導体25とフィルタ回路部分布定数線路導体23と
の電磁界結合部分の長さ、すなわち図2中のL3 +L4
+L5 の長さは前述と同様に適宜設定される。
【0027】26’および27’はそれぞれ入力信号用分布
定数線路導体24および出力信号用分布定数線路導体25の
フィルタ回路部分布定数線路導体21・23との電磁界結合
部分にフィルタ回路部分布定数線路導体21・23と反対側
の辺に設けられた、その辺と直角な辺を有する長さL3
の矩形状の切欠きであり、この例ではそれぞれ入力信号
用分布定数線路導体24および出力信号用分布定数線路導
体25の途中に設けた例を示している。そして、これによ
り、入力信号用分布定数線路導体24および出力信号用分
布定数線路導体25の先端に長さL3 の段差状の狭幅部26
および27が設けられている。
定数線路導体24および出力信号用分布定数線路導体25の
フィルタ回路部分布定数線路導体21・23との電磁界結合
部分にフィルタ回路部分布定数線路導体21・23と反対側
の辺に設けられた、その辺と直角な辺を有する長さL3
の矩形状の切欠きであり、この例ではそれぞれ入力信号
用分布定数線路導体24および出力信号用分布定数線路導
体25の途中に設けた例を示している。そして、これによ
り、入力信号用分布定数線路導体24および出力信号用分
布定数線路導体25の先端に長さL3 の段差状の狭幅部26
および27が設けられている。
【0028】このように入力信号用分布定数線路導体24
および出力信号用分布定数線路導体25に段差状すなわち
線路導体幅が図2に示したW4 からW3 へ直角形状の接
続状態でもって変化した幅W3 の狭幅部26・27を設けた
ことにより、入力信号用分布定数線路導体24および出力
信号用分布定数線路導体25における特性インピーダンス
が変化するので周波数特性における通過帯域の近傍に減
衰極を生じさせることができ、また、これら狭幅部26・
27の長さL3 ならびにその前後の入力信号用分布定数線
路導体24および出力信号用分布定数線路導体25の長さL
4 ・L5 を変化させることで入力信号用分布定数線路導
体24および出力信号用分布定数線路導体25とフィルタ回
路部分布定数線路導体21〜23との結合度が変更されるこ
ととなり、その結果、減衰極の周波数を所望の値に調整
することができる。
および出力信号用分布定数線路導体25に段差状すなわち
線路導体幅が図2に示したW4 からW3 へ直角形状の接
続状態でもって変化した幅W3 の狭幅部26・27を設けた
ことにより、入力信号用分布定数線路導体24および出力
信号用分布定数線路導体25における特性インピーダンス
が変化するので周波数特性における通過帯域の近傍に減
衰極を生じさせることができ、また、これら狭幅部26・
27の長さL3 ならびにその前後の入力信号用分布定数線
路導体24および出力信号用分布定数線路導体25の長さL
4 ・L5 を変化させることで入力信号用分布定数線路導
体24および出力信号用分布定数線路導体25とフィルタ回
路部分布定数線路導体21〜23との結合度が変更されるこ
ととなり、その結果、減衰極の周波数を所望の値に調整
することができる。
【0029】本発明のフィルタにおいて、狭幅部16・17
の長さL1 ・幅W1 および入力信号用分布定数線路導体
14および出力信号用分布定数線路導体15の幅W2 ・長さ
L2、ならびに狭幅部26・27の長さL3 ・幅W3 および
入力信号用分布定数線路導体24および出力信号用分布定
数線路導体25の幅W4 ・長さL4 ・L5 は、フィルタに
要求される通過帯域幅その他の仕様に合わせて適宜設定
される。
の長さL1 ・幅W1 および入力信号用分布定数線路導体
14および出力信号用分布定数線路導体15の幅W2 ・長さ
L2、ならびに狭幅部26・27の長さL3 ・幅W3 および
入力信号用分布定数線路導体24および出力信号用分布定
数線路導体25の幅W4 ・長さL4 ・L5 は、フィルタに
要求される通過帯域幅その他の仕様に合わせて適宜設定
される。
【0030】また、フィルタ回路部分布定数線路導体11
〜13・21〜23の長さおよび幅W3 ・W5 ならびに間隔S
2 ・S4 、ならびにフィルタ回路部分布定数線路導体11
・13・21・23と入力信号用分布定数線路導体14・24およ
び出力信号用分布定数線路導体15・25との間隔S1 ・S
3 は、それぞれフィルタに要求される通過帯域幅・中心
周波数その他の仕様に合わせて適宜設定される。
〜13・21〜23の長さおよび幅W3 ・W5 ならびに間隔S
2 ・S4 、ならびにフィルタ回路部分布定数線路導体11
・13・21・23と入力信号用分布定数線路導体14・24およ
び出力信号用分布定数線路導体15・25との間隔S1 ・S
3 は、それぞれフィルタに要求される通過帯域幅・中心
周波数その他の仕様に合わせて適宜設定される。
【0031】なお、以上のそれぞれの幅・長さ・間隔の
設定は、フィルタの仕様に応じて入力信号側と出力信号
側とで異ならせたり、フィルタ回路部の中で異ならせた
りしてもよいことは言うまでもない。
設定は、フィルタの仕様に応じて入力信号側と出力信号
側とで異ならせたり、フィルタ回路部の中で異ならせた
りしてもよいことは言うまでもない。
【0032】また、以上の例ではフィルタ回路部を3本
の分布定数線路導体で構成した例を示したが、これらを
1本や2本あるいは4本以上の分布定数線路導体で構成
してもよい。さらに、入力信号用分布定数線路導体14・
24と出力信号用分布定数線路導体15・25との向きをいず
れも図中の下方で外部回路と接続されるように示した
が、入力信号用と出力信号用とで向きを逆にしてもよ
い。
の分布定数線路導体で構成した例を示したが、これらを
1本や2本あるいは4本以上の分布定数線路導体で構成
してもよい。さらに、入力信号用分布定数線路導体14・
24と出力信号用分布定数線路導体15・25との向きをいず
れも図中の下方で外部回路と接続されるように示した
が、入力信号用と出力信号用とで向きを逆にしてもよ
い。
【0033】
【実施例】次に、本発明のフィルタについて具体例を示
す。
す。
【0034】図1に示した本発明のフィルタとして、誘
電体基板の表面に、片端をビアホールあるいはスルーホ
ールでグランドに接続することにより接地した通過帯域
の中心周波数のλ/4の長さで幅W3 が1.6 mmのマイ
クロストリップ線路導体を、それらの接地側が互い違い
になるインターディジタル型に1.7 mmの間隔S2 で3
本平行に配置してフィルタ回路部を構成し、そのフィル
タ回路部の両側に、先端をビアホールあるいはスルーホ
ールでグランドに接続することにより接地した幅W2 が
2.2 mmの入力信号用マイクロストリップ線路導体およ
び出力信号用マイクロストリップ線路導体をそれぞれフ
ィルタ回路部のマイクロストリップ線路導体と電磁界結
合により電気的に接続されるように0.26mmの間隔S1
で配置した。そして、入力信号用マイクロストリップ線
路導体および出力信号用マイクロストリップ線路導体の
電磁界結合部分のフィルタ回路部との反対側の辺の先端
に、図1に示したように長さL1 が4.7 mmの切欠きを
設けることにより長さL1が4.7 mmで幅W1 が1.0 m
mの狭幅部を設けて、帯域通過フィルタAを作製した。
なお、このとき入力信号用マイクロストリップ線路導体
および出力信号用マイクロストリップ線路導体の電磁界
結合部分のうち幅W2 が2.2 mmの部分の長さL2 は4.
0 mmとした。
電体基板の表面に、片端をビアホールあるいはスルーホ
ールでグランドに接続することにより接地した通過帯域
の中心周波数のλ/4の長さで幅W3 が1.6 mmのマイ
クロストリップ線路導体を、それらの接地側が互い違い
になるインターディジタル型に1.7 mmの間隔S2 で3
本平行に配置してフィルタ回路部を構成し、そのフィル
タ回路部の両側に、先端をビアホールあるいはスルーホ
ールでグランドに接続することにより接地した幅W2 が
2.2 mmの入力信号用マイクロストリップ線路導体およ
び出力信号用マイクロストリップ線路導体をそれぞれフ
ィルタ回路部のマイクロストリップ線路導体と電磁界結
合により電気的に接続されるように0.26mmの間隔S1
で配置した。そして、入力信号用マイクロストリップ線
路導体および出力信号用マイクロストリップ線路導体の
電磁界結合部分のフィルタ回路部との反対側の辺の先端
に、図1に示したように長さL1 が4.7 mmの切欠きを
設けることにより長さL1が4.7 mmで幅W1 が1.0 m
mの狭幅部を設けて、帯域通過フィルタAを作製した。
なお、このとき入力信号用マイクロストリップ線路導体
および出力信号用マイクロストリップ線路導体の電磁界
結合部分のうち幅W2 が2.2 mmの部分の長さL2 は4.
0 mmとした。
【0035】また、これと同様にして、幅W1 が1.0 m
mの狭幅部の長さL1 を7.7 mmとして入力信号用マイ
クロストリップ線路導体および出力信号用マイクロスト
リップ線路導体の電磁界結合部分のうち幅W2 が2.2 m
mの部分の長さL2 を1.0 mmとして、同じく本発明の
フィルタとして帯域通過フィルタBを作製した。
mの狭幅部の長さL1 を7.7 mmとして入力信号用マイ
クロストリップ線路導体および出力信号用マイクロスト
リップ線路導体の電磁界結合部分のうち幅W2 が2.2 m
mの部分の長さL2 を1.0 mmとして、同じく本発明の
フィルタとして帯域通過フィルタBを作製した。
【0036】これら本発明の帯域通過フィルタAおよび
Bについて、その周波数特性を図3に線図で示す。図3
において横軸は周波数f(MHz)を、縦軸は減衰量
(dB)を表し、図中の実線の特性曲線は帯域通過フィ
ルタAの、破線の特性曲線は帯域通過フィルタBの周波
数特性をそれぞれ示している。図3より分かるように、
帯域通過フィルタAおよびBによれば、いずれも通過帯
域の高周波側の近傍に減衰極p1 およびp2 を生じてい
る。そして帯域通過フィルタAの減衰極p1 の周波数f
1 は6.9 GHzであり、帯域通過フィルタBの減衰極p
2 の周波数f2 は7.5 GHzであった。このように、本
例においては、狭幅部の長さL1 を長くすると減衰極の
周波数が高く、狭幅部の長さL1 を短くすると減衰極の
周波数が低くなり、狭幅部を設けることで通過帯域の近
傍に減衰極を生じさせることができ、狭幅部の長さを変
化させることによって減衰極の周波数を調整できること
が確認できた。
Bについて、その周波数特性を図3に線図で示す。図3
において横軸は周波数f(MHz)を、縦軸は減衰量
(dB)を表し、図中の実線の特性曲線は帯域通過フィ
ルタAの、破線の特性曲線は帯域通過フィルタBの周波
数特性をそれぞれ示している。図3より分かるように、
帯域通過フィルタAおよびBによれば、いずれも通過帯
域の高周波側の近傍に減衰極p1 およびp2 を生じてい
る。そして帯域通過フィルタAの減衰極p1 の周波数f
1 は6.9 GHzであり、帯域通過フィルタBの減衰極p
2 の周波数f2 は7.5 GHzであった。このように、本
例においては、狭幅部の長さL1 を長くすると減衰極の
周波数が高く、狭幅部の長さL1 を短くすると減衰極の
周波数が低くなり、狭幅部を設けることで通過帯域の近
傍に減衰極を生じさせることができ、狭幅部の長さを変
化させることによって減衰極の周波数を調整できること
が確認できた。
【0037】
【発明の効果】本発明のフィルタによれば、高周波用の
帯域通過フィルタを構成するフィルタ回路部分布定数線
路導体と電磁界結合により電気的に接続された入力信号
用分布定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体
に、それぞれの電磁界結合部分においてフィルタ回路部
分布定数線路導体と反対側の辺にこの辺と直角な辺を有
する矩形状の切欠きを設けることにより段差状の狭幅部
を設けたことから、入力信号用分布定数線路導体および
出力信号用分布定数線路導体の特性インピーダンスが変
化するため入力信号用分布定数線路導体および出力信号
用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定数線路導体
との電磁界結合の状態を変化させることができ、それに
より通過帯域の近傍に所望の減衰極を生じさせることが
可能となり、また、このような段差状の狭幅部の長さを
調整することで、入力信号用分布定数線路導体および出
力信号用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定数線
路導体との結合度が変更されることにより、減衰極の周
波数を所望の値に変化させることが可能となった。
帯域通過フィルタを構成するフィルタ回路部分布定数線
路導体と電磁界結合により電気的に接続された入力信号
用分布定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体
に、それぞれの電磁界結合部分においてフィルタ回路部
分布定数線路導体と反対側の辺にこの辺と直角な辺を有
する矩形状の切欠きを設けることにより段差状の狭幅部
を設けたことから、入力信号用分布定数線路導体および
出力信号用分布定数線路導体の特性インピーダンスが変
化するため入力信号用分布定数線路導体および出力信号
用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定数線路導体
との電磁界結合の状態を変化させることができ、それに
より通過帯域の近傍に所望の減衰極を生じさせることが
可能となり、また、このような段差状の狭幅部の長さを
調整することで、入力信号用分布定数線路導体および出
力信号用分布定数線路導体とフィルタ回路部分布定数線
路導体との結合度が変更されることにより、減衰極の周
波数を所望の値に変化させることが可能となった。
【0038】本発明のフィルタによれば、減衰極を生じ
させその周波数を調整するに当たって従来のフィルタの
ように入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分
布定数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路導体との
反対側に張り出すようにスタブを設ける必要がないた
め、そのような従来のフィルタと比較してフィルタの形
状を小型にすることが可能となった。
させその周波数を調整するに当たって従来のフィルタの
ように入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分
布定数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路導体との
反対側に張り出すようにスタブを設ける必要がないた
め、そのような従来のフィルタと比較してフィルタの形
状を小型にすることが可能となった。
【0039】また、本発明のフィルタによれば、フィル
タを作製した後においても、矩形状の切欠きを広げて狭
幅部の長さや幅を調整することにより、入力信号用分布
定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体とフィ
ルタ回路部分布定数線路導体との電気的結合度を調整し
ながら減衰極の周波数調整も容易に行なうことができる
フィルタとなる。
タを作製した後においても、矩形状の切欠きを広げて狭
幅部の長さや幅を調整することにより、入力信号用分布
定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体とフィ
ルタ回路部分布定数線路導体との電気的結合度を調整し
ながら減衰極の周波数調整も容易に行なうことができる
フィルタとなる。
【0040】さらに、本発明のフィルタによれば、狭幅
部を入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分布
定数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路導体との電
磁界結合部分の先端に設けた場合には、入力信号用分布
定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体に生じ
る浮遊容量が少なくなるため、浮遊容量によりフィルタ
の特性が劣化することを防止でき、良好な周波数特性を
有するフィルタとなるという利点を有する。
部を入力信号用分布定数線路導体および出力信号用分布
定数線路導体のフィルタ回路部分布定数線路導体との電
磁界結合部分の先端に設けた場合には、入力信号用分布
定数線路導体および出力信号用分布定数線路導体に生じ
る浮遊容量が少なくなるため、浮遊容量によりフィルタ
の特性が劣化することを防止でき、良好な周波数特性を
有するフィルタとなるという利点を有する。
【0041】以上のように、本発明によれば、移動体通
信端末機等の送受信用回路に使用される、分布定数線路
導体で構成される高周波用のフィルタについて、フィル
タの周波数帯域特性に減衰極を有し、その減衰極の調整
が可能であって、しかも小型にすることができるフィル
タを提供することができた。
信端末機等の送受信用回路に使用される、分布定数線路
導体で構成される高周波用のフィルタについて、フィル
タの周波数帯域特性に減衰極を有し、その減衰極の調整
が可能であって、しかも小型にすることができるフィル
タを提供することができた。
【図1】本発明のフィルタの実施の形態の一例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】本発明のフィルタの実施の形態の他の例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図3】本発明のフィルタの実施例についての周波数特
性を示す線図である。
性を示す線図である。
【図4】従来の有極型フィルタの例を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図5】従来の有極型フィルタの例についての周波数特
性を示す線図である。
性を示す線図である。
11〜13、21〜23・・・・・・・フィルタ回路部分布定数
線路導体 14、24・・・・・・・・・・・入力信号用分布定数線路
導体 15、25・・・・・・・・・・・出力信号用分布定数線路
導体 16’、17’、26’、27’・・・矩形状の切欠き 16、17、26、27・・・・・・・狭幅部
線路導体 14、24・・・・・・・・・・・入力信号用分布定数線路
導体 15、25・・・・・・・・・・・出力信号用分布定数線路
導体 16’、17’、26’、27’・・・矩形状の切欠き 16、17、26、27・・・・・・・狭幅部
Claims (2)
- 【請求項1】 誘電体基板の表面または内部の同一面上
に、高周波電気信号が入力される入力信号用分布定数線
路導体と、該入力信号用分布定数線路導体と電磁界結合
され、前記高周波電気信号のうち所定の周波数帯域を通
過させるフィルタ回路を構成するフィルタ回路部分布定
数線路導体と、該フィルタ回路部分布定数線路導体と電
磁界結合され、前記所定の周波数帯域の高周波電気信号
が出力される出力信号用分布定数線路導体とが形成され
て成るフィルタにおいて、前記入力信号用分布定数線路
導体および前記出力信号用分布定数線路導体の前記フィ
ルタ回路部分布定数線路導体との電磁界結合部分に、フ
ィルタ回路部分布定数線路導体と反対側の辺に該辺と直
角な辺を有する矩形状の切欠きを設けることにより、段
差状の狭幅部を設けたことを特徴とするフィルタ。 - 【請求項2】 前記狭幅部を、前記入力信号用分布定数
線路導体および前記出力信号用分布定数線路導体の前記
フィルタ回路部分布定数線路導体との電磁界結合部分の
先端に設けたことを特徴とする請求項1記載のフィル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16283097A JPH1117403A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16283097A JPH1117403A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1117403A true JPH1117403A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15762060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16283097A Pending JPH1117403A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1117403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011050045A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-03-10 | Kyocera Corp | フィルタ装置 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP16283097A patent/JPH1117403A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011050045A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-03-10 | Kyocera Corp | フィルタ装置 |
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