JPH11174143A - ダイナミックレンジの制御方法及びその制御回路 - Google Patents
ダイナミックレンジの制御方法及びその制御回路Info
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- JPH11174143A JPH11174143A JP9341681A JP34168197A JPH11174143A JP H11174143 A JPH11174143 A JP H11174143A JP 9341681 A JP9341681 A JP 9341681A JP 34168197 A JP34168197 A JP 34168197A JP H11174143 A JPH11174143 A JP H11174143A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検波器やA/D変換器のダイナミックレンジ
に依存することなく、信号のダイナミックレンジを拡大
することのできるダイナミックレンジの制御方法と、受
信回路に用いられるダイナミックレンジ制御回路を提供
することを目的とする。 【解決手段】 分配器6で分配された各信号をそれぞれ
異なる利得で増幅する増幅器7a,7bと、増幅された
信号をそれぞれ直線検波する直線検波器8a,8bと、
検波された信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/
D変換器9a,9bと、A/D変換器9a,9bでデジ
タル信号に変換されたそれぞれの信号を合成して出力す
る合成器10Aとを備え、上記それぞれのデジタル信号
信号を上記各増幅器の利得に基づいて合成器10Aで合
成することによりダイナミックレンジを拡大するように
した。
に依存することなく、信号のダイナミックレンジを拡大
することのできるダイナミックレンジの制御方法と、受
信回路に用いられるダイナミックレンジ制御回路を提供
することを目的とする。 【解決手段】 分配器6で分配された各信号をそれぞれ
異なる利得で増幅する増幅器7a,7bと、増幅された
信号をそれぞれ直線検波する直線検波器8a,8bと、
検波された信号をそれぞれデジタル信号に変換するA/
D変換器9a,9bと、A/D変換器9a,9bでデジ
タル信号に変換されたそれぞれの信号を合成して出力す
る合成器10Aとを備え、上記それぞれのデジタル信号
信号を上記各増幅器の利得に基づいて合成器10Aで合
成することによりダイナミックレンジを拡大するように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイナミックレ
ンジの制御に関するもので、特に、レーダ装置等の受信
回路におけるダイナミックレンジの制御方法と上記受信
回路に用いられるダイナミックレンジ制御装置に関する
ものである。
ンジの制御に関するもので、特に、レーダ装置等の受信
回路におけるダイナミックレンジの制御方法と上記受信
回路に用いられるダイナミックレンジ制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のレーダ装置に用いられ
る受信回路のブロック構成図で、この受信回路は、電波
を受信するアンテナ1と、受信信号を低雑音増幅する低
雑音増幅器2と、増幅された受信信号を帯域制限する帯
域フィルタ3と、帯域制限された信号を中間周波数帯域
の信号に周波数変換する混合器4と、周波数変換された
信号を帯域制限する帯域フィルタ5と、帯域制限された
信号を増幅する増幅器7dと、増幅された信号を直線検
波する直線検波器8と、直線検波された信号をデジタル
信号に変換するA/D変換器9とを備えている。アンテ
ナ1で受信された信号は、低雑音増幅器2により低雑音
増幅され、帯域フィルタ3により不要周波数帯域の成分
が除去される。帯域フィルタ3を通過した上記信号は、
混合器4により中間周波数帯域の信号に周波数変換さ
れ、帯域フィルタ5により不要周波数帯域の成分が除去
された後、増幅器7dにより適当なレベルまで増幅され
る。この増幅された信号は、直線検波器8で絶対値ビデ
オ信号に変換され、A/D変換器9でデジタル信号に変
換され出力される。
る受信回路のブロック構成図で、この受信回路は、電波
を受信するアンテナ1と、受信信号を低雑音増幅する低
雑音増幅器2と、増幅された受信信号を帯域制限する帯
域フィルタ3と、帯域制限された信号を中間周波数帯域
の信号に周波数変換する混合器4と、周波数変換された
信号を帯域制限する帯域フィルタ5と、帯域制限された
信号を増幅する増幅器7dと、増幅された信号を直線検
波する直線検波器8と、直線検波された信号をデジタル
信号に変換するA/D変換器9とを備えている。アンテ
ナ1で受信された信号は、低雑音増幅器2により低雑音
増幅され、帯域フィルタ3により不要周波数帯域の成分
が除去される。帯域フィルタ3を通過した上記信号は、
混合器4により中間周波数帯域の信号に周波数変換さ
れ、帯域フィルタ5により不要周波数帯域の成分が除去
された後、増幅器7dにより適当なレベルまで増幅され
る。この増幅された信号は、直線検波器8で絶対値ビデ
オ信号に変換され、A/D変換器9でデジタル信号に変
換され出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の受信回路におい
ては、信号のダイナミックレンジは、直線検波器8のダ
イナミックレンジもしくはA/D変換器9の量子化ビッ
ト数(A/D変換器のダイナミックレンジ)により制限
されるため、直線検波器もしくはA/D変換器のダイナ
ミックレンジを拡大しない限り信号のダイナミックレン
ジを十分とることができないという問題点があった。ま
た、図10において、増幅器7dを増幅器と可変減衰器
とにより構成した増幅器とし、受信信号のレベルによっ
て上記可変増幅器の減衰率を変化させ、直線検波器9に
入力する受信信号のレベルを直線検波器9のダイナミッ
クレンジの範囲内に収まるように増幅器の利得を調整す
る方法もあるが、受信信号のレベル変動速度によって
は、上記可変減衰器の速度がついていけないという問題
点があった。また、その場合には、A/D変換器も高速
対応品を用いる必要があるが、高速対応品は量子化ビッ
ト数が小さくダイナミックレンジが十分とれないという
問題点があった。
ては、信号のダイナミックレンジは、直線検波器8のダ
イナミックレンジもしくはA/D変換器9の量子化ビッ
ト数(A/D変換器のダイナミックレンジ)により制限
されるため、直線検波器もしくはA/D変換器のダイナ
ミックレンジを拡大しない限り信号のダイナミックレン
ジを十分とることができないという問題点があった。ま
た、図10において、増幅器7dを増幅器と可変減衰器
とにより構成した増幅器とし、受信信号のレベルによっ
て上記可変増幅器の減衰率を変化させ、直線検波器9に
入力する受信信号のレベルを直線検波器9のダイナミッ
クレンジの範囲内に収まるように増幅器の利得を調整す
る方法もあるが、受信信号のレベル変動速度によって
は、上記可変減衰器の速度がついていけないという問題
点があった。また、その場合には、A/D変換器も高速
対応品を用いる必要があるが、高速対応品は量子化ビッ
ト数が小さくダイナミックレンジが十分とれないという
問題点があった。
【0004】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、検波器やA/D変換器のダイナミックレ
ンジに依存することなく、信号のダイナミックレンジを
拡大することのできるダイナミックレンジの制御方法
と、受信回路に用いられるダイナミックレンジ制御回路
を提供することを目的とする。
されたもので、検波器やA/D変換器のダイナミックレ
ンジに依存することなく、信号のダイナミックレンジを
拡大することのできるダイナミックレンジの制御方法
と、受信回路に用いられるダイナミックレンジ制御回路
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わるダイナ
ミックレンジの制御方法は、受信信号を複数の同一信号
に分配し、分配されたそれぞれの信号を利得の異なる複
数の増幅器でそれぞれ増幅し、増幅されたそれぞれの信
号を上記各増幅器の利得に基づいて合成することにより
ダイナミックレンジを拡大することを特徴とする。
ミックレンジの制御方法は、受信信号を複数の同一信号
に分配し、分配されたそれぞれの信号を利得の異なる複
数の増幅器でそれぞれ増幅し、増幅されたそれぞれの信
号を上記各増幅器の利得に基づいて合成することにより
ダイナミックレンジを拡大することを特徴とする。
【0006】請求項2に係わるダイナミックレンジの制
御方法は、複数回送信された同一の受信信号を順次受信
して増幅した後、上記信号を可変減衰器で減衰させる
際、受信信号の各入力回毎に上記可変減衰器の減衰率を
変化させ、上記受信信号を各入力回毎に異なる利得で増
幅し、増幅されたそれぞれの信号を各入力回毎の上記可
変減衰器の減衰率に基づいて合成してすることによりダ
イナミックレンジを拡大することを特徴とする。
御方法は、複数回送信された同一の受信信号を順次受信
して増幅した後、上記信号を可変減衰器で減衰させる
際、受信信号の各入力回毎に上記可変減衰器の減衰率を
変化させ、上記受信信号を各入力回毎に異なる利得で増
幅し、増幅されたそれぞれの信号を各入力回毎の上記可
変減衰器の減衰率に基づいて合成してすることによりダ
イナミックレンジを拡大することを特徴とする。
【0007】請求項3に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たものである。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たものである。
【0008】請求項4に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたもの
である。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたもの
である。
【0009】請求項5に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記直線検波器で検
波された信号を上記各増幅器の各利得に基づいて合成す
る合成器と、上記合成された信号をA/D変換するA/
D変換器とを備えたものである。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記直線検波器で検
波された信号を上記各増幅器の各利得に基づいて合成す
る合成器と、上記合成された信号をA/D変換するA/
D変換器とを備えたものである。
【0010】請求項6に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たものである。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たものである。
【0011】請求項7に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なった利得で増
幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号
を位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器
で検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたもの
である。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なった利得で増
幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号
を位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器
で検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたもの
である。
【0012】請求項8に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、複数回受信された同一信号を順次増幅する増幅
器と、上記増幅された信号を各回毎に異なった減衰率で
減衰する可変減衰器と、上記減衰された信号を直線検波
する直線検波器と、上記検波された信号をA/D変換す
るA/D変換器と、上記A/D変換されたデジタル信号
を各回毎の受信データとして記憶する記憶手段と、上記
記憶された各回毎の受信データを上記可変減衰器の各回
毎の減衰率に基づいて合成する合成器とを備えたもので
ある。
回路は、複数回受信された同一信号を順次増幅する増幅
器と、上記増幅された信号を各回毎に異なった減衰率で
減衰する可変減衰器と、上記減衰された信号を直線検波
する直線検波器と、上記検波された信号をA/D変換す
るA/D変換器と、上記A/D変換されたデジタル信号
を各回毎の受信データとして記憶する記憶手段と、上記
記憶された各回毎の受信データを上記可変減衰器の各回
毎の減衰率に基づいて合成する合成器とを備えたもので
ある。
【0013】請求項9に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで複数回受信され、混合器に
より、順次、中間周波数帯域に周波数変換された同一の
受信信号を増幅する増幅器と、上記増幅された信号を受
信の各回毎に異なった減衰率で減衰する可変減衰器と、
上記減衰された信号を直線検波する直線検波器と、上記
検波された信号をA/D変換するA/D変換器と、上記
A/D変換された受信の各回毎の信号をそれぞれ記憶す
る記憶手段と、上記記憶された受信の各回毎の信号デー
タを上記可変減衰器における受信の各回毎の減衰率に基
づいて合成する合成器とを備えたものである。
回路は、受信器のアンテナで複数回受信され、混合器に
より、順次、中間周波数帯域に周波数変換された同一の
受信信号を増幅する増幅器と、上記増幅された信号を受
信の各回毎に異なった減衰率で減衰する可変減衰器と、
上記減衰された信号を直線検波する直線検波器と、上記
検波された信号をA/D変換するA/D変換器と、上記
A/D変換された受信の各回毎の信号をそれぞれ記憶す
る記憶手段と、上記記憶された受信の各回毎の信号デー
タを上記可変減衰器における受信の各回毎の減衰率に基
づいて合成する合成器とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。なお、以下の説明中、従来
例と共通する部分については、同一符号を用いて説明す
る。
て、図面に基づき説明する。なお、以下の説明中、従来
例と共通する部分については、同一符号を用いて説明す
る。
【0015】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1に係わるダイナミックレンジ制御回路を備えたレー
ダ装置等に使用される受信回路の構成を示すブロック図
で、1は電波を受信するアンテナ、2は受信信号を低雑
音増幅する低雑音増幅器、3は増幅された受信信号を帯
域制限する帯域フィルタ、4は帯域制限された信号を中
間周波数帯域の信号に周波数変換する混合器、5は中間
周波数帯域の信号に周波数変換された信号を帯域制限す
る帯域フィルタ、20はダイナミックレンジ制御回路で
ある。ダイナミックレンジ制御回路20は、上記帯域制
限された信号を2つに分配する分配器6と、分配された
信号をそれぞれ異なる利得で増幅する増幅器7a,7b
と、増幅された信号をそれぞれ直線検波する直線検波器
8a,8bと、検波された信号をそれぞれデジタル信号
に変換するA/D変換器9a,9bと、デジタル信号に
変換されたそれぞれの信号を合成して出力する合成器1
0Aとを備えている。また、ダイナミックレンジ制御回
路20の上記増幅器7aの利得G1は上記増幅器7bの
利得G2よりも高く設定されており、上記直線検波器8
a,8bのダイナミックレンジと上記A/D変換器9
a,9bの量子化ビット数とはそれぞれ等しいものとす
る。
態1に係わるダイナミックレンジ制御回路を備えたレー
ダ装置等に使用される受信回路の構成を示すブロック図
で、1は電波を受信するアンテナ、2は受信信号を低雑
音増幅する低雑音増幅器、3は増幅された受信信号を帯
域制限する帯域フィルタ、4は帯域制限された信号を中
間周波数帯域の信号に周波数変換する混合器、5は中間
周波数帯域の信号に周波数変換された信号を帯域制限す
る帯域フィルタ、20はダイナミックレンジ制御回路で
ある。ダイナミックレンジ制御回路20は、上記帯域制
限された信号を2つに分配する分配器6と、分配された
信号をそれぞれ異なる利得で増幅する増幅器7a,7b
と、増幅された信号をそれぞれ直線検波する直線検波器
8a,8bと、検波された信号をそれぞれデジタル信号
に変換するA/D変換器9a,9bと、デジタル信号に
変換されたそれぞれの信号を合成して出力する合成器1
0Aとを備えている。また、ダイナミックレンジ制御回
路20の上記増幅器7aの利得G1は上記増幅器7bの
利得G2よりも高く設定されており、上記直線検波器8
a,8bのダイナミックレンジと上記A/D変換器9
a,9bの量子化ビット数とはそれぞれ等しいものとす
る。
【0016】次に、上記構成の受信回路の動作について
説明する。アンテナ1で受信された信号は、低雑音増幅
器2により低雑音増幅され、帯域フィルタ3により不要
周波数帯域の信号成分が除去される。帯域フィルタ3を
通過した上記信号は、混合器4により中間周波数帯域の
信号に変換され、帯域フィルタ4により、不要周波数帯
域の信号成分が除去された後、分配器6で2つに分配さ
れ、それぞれ増幅器7aと増幅器7bに入力される。図
2は、本実施の形態1による信号レベルの変化の一例を
示す図で、実線S1,S2間のレベルにある信号(S2
>S1)は、増幅器7aで増幅された信号のうち、直線
検波器8aのダイナミックレンジに従って有効に検波さ
れる受信信号のレベル変化で、破線s1,s2間のレベ
ルにある信号(s2>s1)は、増幅器7bで増幅され
た信号のうち、直線検波器8bのダイナミックレンジに
従って有効に検波される受信信号のレベル変化を示すも
のである。また、実線S1,S2の間隔と破線s1,s
2の間隔とは、ともに、直線検波器8a,8bのダイナ
ミックレンジによって制限される有効受信レベルの範囲
(ダイナミックレンジD0)を示すものである。分配器
6で分配された受信信号に対し、増幅器7aでは利得G
1を高くし、上記S2よりも低いレベルでレベル幅がD0
の信号を直線検波器8aのダイナミックレンジに従った
レベルに合わせ、上記低いレベルの信号に対して有効な
直線検波を行う。一方、増幅器7bでは利得G2を上記
増幅器7aの利得G1よりも低くし、上記s1よりも高
いレベルでレベル幅がD0の信号を、直線検波器8aの
ダイナミックレンジと等しいダイナミックレンジを有す
る直線検波器8bのダイナミックレンジに従ったレベル
に合わせ、上記高いレベルの信号に対して有効な直線検
波を行う。増幅器7a,7bの出力信号は、直線検波器
8a,8bにおいて、それぞれのレベルで絶対値ビデオ
信号に変換され、それぞれA/D変換器9a,9bにお
いてデジタル信号に変換されて合成器10Aに送られ
る。合成器10Aでは、上記A/D変換器9a,9bか
ら入力されたデジタル信号を上記増幅器7a,7bの利
得差(増幅率の比)に基づいて合成し、この合成信号を
出力信号として出力する。すなわち、本実施の形態1で
は、図2のS1からs2までの広い範囲のレベルの信号
に対して有効な直線検波を行っているので、信号のダイ
ナミックレンジDは、上記直線検波器8a,8bにより
制限されるたダイナミックレンジD0に比較して著しく
拡大していることがわかる。
説明する。アンテナ1で受信された信号は、低雑音増幅
器2により低雑音増幅され、帯域フィルタ3により不要
周波数帯域の信号成分が除去される。帯域フィルタ3を
通過した上記信号は、混合器4により中間周波数帯域の
信号に変換され、帯域フィルタ4により、不要周波数帯
域の信号成分が除去された後、分配器6で2つに分配さ
れ、それぞれ増幅器7aと増幅器7bに入力される。図
2は、本実施の形態1による信号レベルの変化の一例を
示す図で、実線S1,S2間のレベルにある信号(S2
>S1)は、増幅器7aで増幅された信号のうち、直線
検波器8aのダイナミックレンジに従って有効に検波さ
れる受信信号のレベル変化で、破線s1,s2間のレベ
ルにある信号(s2>s1)は、増幅器7bで増幅され
た信号のうち、直線検波器8bのダイナミックレンジに
従って有効に検波される受信信号のレベル変化を示すも
のである。また、実線S1,S2の間隔と破線s1,s
2の間隔とは、ともに、直線検波器8a,8bのダイナ
ミックレンジによって制限される有効受信レベルの範囲
(ダイナミックレンジD0)を示すものである。分配器
6で分配された受信信号に対し、増幅器7aでは利得G
1を高くし、上記S2よりも低いレベルでレベル幅がD0
の信号を直線検波器8aのダイナミックレンジに従った
レベルに合わせ、上記低いレベルの信号に対して有効な
直線検波を行う。一方、増幅器7bでは利得G2を上記
増幅器7aの利得G1よりも低くし、上記s1よりも高
いレベルでレベル幅がD0の信号を、直線検波器8aの
ダイナミックレンジと等しいダイナミックレンジを有す
る直線検波器8bのダイナミックレンジに従ったレベル
に合わせ、上記高いレベルの信号に対して有効な直線検
波を行う。増幅器7a,7bの出力信号は、直線検波器
8a,8bにおいて、それぞれのレベルで絶対値ビデオ
信号に変換され、それぞれA/D変換器9a,9bにお
いてデジタル信号に変換されて合成器10Aに送られ
る。合成器10Aでは、上記A/D変換器9a,9bか
ら入力されたデジタル信号を上記増幅器7a,7bの利
得差(増幅率の比)に基づいて合成し、この合成信号を
出力信号として出力する。すなわち、本実施の形態1で
は、図2のS1からs2までの広い範囲のレベルの信号
に対して有効な直線検波を行っているので、信号のダイ
ナミックレンジDは、上記直線検波器8a,8bにより
制限されるたダイナミックレンジD0に比較して著しく
拡大していることがわかる。
【0017】このように、本実施の形態1においては、
帯域フィルタ5を通過した信号を分配器6で分配し、そ
れぞれ利得の異なる増幅器7a,7bに送り、同一のダ
イナミックレンジを有する直線検波器8a,8bでそれ
ぞれ絶対値ビデオ信号に変換するようにしたので、利得
の高い増幅器7aで低いレベルの信号を、利得の低い増
幅器7bで高いレベルの信号を直線検波器8a,8bの
ダイナミックレンジ内で別々に直線検波できる。更に、
上記直線検波された信号をそれぞれA/D変換器9a,
9bで変換し、変換された各デジタル信号を上記増幅器
7a,7bの利得差に基づいて合成するようにしたの
で、デジタル信号の合成を精度良く行うことができる。
したがって、直線検波器8a,8bやA/D変換器9
a,9bのダイナミックレンジを広げることなく、信号
のダイナミックレンジを拡大することができる。
帯域フィルタ5を通過した信号を分配器6で分配し、そ
れぞれ利得の異なる増幅器7a,7bに送り、同一のダ
イナミックレンジを有する直線検波器8a,8bでそれ
ぞれ絶対値ビデオ信号に変換するようにしたので、利得
の高い増幅器7aで低いレベルの信号を、利得の低い増
幅器7bで高いレベルの信号を直線検波器8a,8bの
ダイナミックレンジ内で別々に直線検波できる。更に、
上記直線検波された信号をそれぞれA/D変換器9a,
9bで変換し、変換された各デジタル信号を上記増幅器
7a,7bの利得差に基づいて合成するようにしたの
で、デジタル信号の合成を精度良く行うことができる。
したがって、直線検波器8a,8bやA/D変換器9
a,9bのダイナミックレンジを広げることなく、信号
のダイナミックレンジを拡大することができる。
【0018】実施の形態2.上記実施の形態1では、合
成器10Aを用い、増幅器7a,7bの利得差に基づい
てA/D変換器9a,9bからの出力信号を合成した
が、本実施の形態2は、図3に示すように、受信信号に
含まれるパイロット信号の信号レベルを出力する基準信
号発生器11を設けるとともに、上記合成器10Aに代
えて、上記基準信号発生器11からのパイロット信号の
信号レベルに基づいてA/D変換器9a,9bからの出
力信号を合成する合成器10Bを備えたものである。本
実施の形態2においては、上述した異なる利得で増幅・
検波されA/D変換された信号を、受信信号に含まれる
パイロット信号を基準信号に基づいて合成するようにし
たので、各増幅器9a,9bの利得の変動の影響を受け
ることなく信号の合成ができ、したがって、信号の合成
精度を向上させることができる。
成器10Aを用い、増幅器7a,7bの利得差に基づい
てA/D変換器9a,9bからの出力信号を合成した
が、本実施の形態2は、図3に示すように、受信信号に
含まれるパイロット信号の信号レベルを出力する基準信
号発生器11を設けるとともに、上記合成器10Aに代
えて、上記基準信号発生器11からのパイロット信号の
信号レベルに基づいてA/D変換器9a,9bからの出
力信号を合成する合成器10Bを備えたものである。本
実施の形態2においては、上述した異なる利得で増幅・
検波されA/D変換された信号を、受信信号に含まれる
パイロット信号を基準信号に基づいて合成するようにし
たので、各増幅器9a,9bの利得の変動の影響を受け
ることなく信号の合成ができ、したがって、信号の合成
精度を向上させることができる。
【0019】実施の形態3.上記実施の形態1では、直
線検波器8a,8bからの出力信号をA/D変換器9
a,9bでデジタル信号に変換した後、合成器10Aを
用い、増幅器7a,7bの利得差に基づいて合成した
が、本実施の形態3は、図4に示すように、直線検波器
8a,8bからの出力信号(絶対値ビデオ信号)を、ア
ナログ信号の合成器である合成器10Cにおいて、増幅
器7a,7bの利得差に基づいて合成した後、上記合成
された信号をA/D変換器9によりデジタル変換して出
力するものである。上述した異なる利得で増幅され、直
線検波された受信信号は、それぞれの入力レベルにおい
て有効に直線検波されているので、上記信号を合成した
後A/D変換しても、上記実施の形態1と同様の効果が
得られる。
線検波器8a,8bからの出力信号をA/D変換器9
a,9bでデジタル信号に変換した後、合成器10Aを
用い、増幅器7a,7bの利得差に基づいて合成した
が、本実施の形態3は、図4に示すように、直線検波器
8a,8bからの出力信号(絶対値ビデオ信号)を、ア
ナログ信号の合成器である合成器10Cにおいて、増幅
器7a,7bの利得差に基づいて合成した後、上記合成
された信号をA/D変換器9によりデジタル変換して出
力するものである。上述した異なる利得で増幅され、直
線検波された受信信号は、それぞれの入力レベルにおい
て有効に直線検波されているので、上記信号を合成した
後A/D変換しても、上記実施の形態1と同様の効果が
得られる。
【0020】実施の形態4.上記実施の形態1では、増
幅器7a,7bからの出力信号を、直線検波器8a,8
bにより、それぞれ直線検波した後、それぞれの出力信
号をA/D変換器9a,9bでデジタル信号に変換した
が、図5に示すように、図1の直線検波器8a,8bに
代えて、位相検波器12a,12bを設け、増幅器7
a,7bからの出力信号を位相検波した後、それぞれの
出力信号をA/D変換器9a,9bへ出力するようにし
ても上記実施の形態1と同様の効果を得ることができ
る。また、図3の直線検波器8a,8bに代えて、位相
検波器12a,12bを設け、増幅器7a,7bからの
出力信号を位相検波した後、A/D変換し、それぞれの
出力信号を基準信号発生器11からのパイロット信号の
信号レベルに基づいて合成すれば、上記実施の形態2と
同様に、信号の合成精度を向上させることができる。
幅器7a,7bからの出力信号を、直線検波器8a,8
bにより、それぞれ直線検波した後、それぞれの出力信
号をA/D変換器9a,9bでデジタル信号に変換した
が、図5に示すように、図1の直線検波器8a,8bに
代えて、位相検波器12a,12bを設け、増幅器7
a,7bからの出力信号を位相検波した後、それぞれの
出力信号をA/D変換器9a,9bへ出力するようにし
ても上記実施の形態1と同様の効果を得ることができ
る。また、図3の直線検波器8a,8bに代えて、位相
検波器12a,12bを設け、増幅器7a,7bからの
出力信号を位相検波した後、A/D変換し、それぞれの
出力信号を基準信号発生器11からのパイロット信号の
信号レベルに基づいて合成すれば、上記実施の形態2と
同様に、信号の合成精度を向上させることができる。
【0021】実施の形態5.上記実施の形態1では、帯
域フィルタ5で帯域制限された信号を2つに分配する分
配器6を設け、分配された信号をそれぞれ利得の異なる
増幅器7a,7bで増幅した後合成したが、本実施の形
態5は、信号の分配数を更に増加させることにより、ダ
イナミックレンジを更に拡大させたものである。すなわ
ち、図6に示すように、分配器6に代えて、帯域制限さ
れた信号をN通り(N≧3)に分配するN分配器6Nを
設けるとともに、上記分配された信号を増幅するそれぞ
れに利得の異なる増幅器7a〜7nと、上記増幅器7a
〜7nの出力をそれぞれ直線検波する直線検波器8a〜
8nと、上記直線検波器8a〜8nの出力をそれぞれA
/D変換するA/D変換器9a〜9nを設けて、上記A
/D変換器9a〜9nからのそれぞれの出力信号を、上
記各増幅器7a〜7nの利得差に基づいて、上記合成器
10Eで合成するものである。なお、上記直線検波器8
a〜8nのダイナミックレンジと上記A/D変換器9a
〜9nの量子化ビット数をそれぞれ等しく設定すれば、
上記増幅器7a〜7nの各利得の設計は容易となる。こ
のように、信号の分配数を増加させ、分配された信号を
それぞれ異なる利得で増幅し、上記各利得に対応するレ
ベルの信号をそれぞれ直線検波器8a〜8nのダイナミ
ックレンジ内で直線検波した後合成することにより、信
号のダイナミックレンジを更に拡大させることができ
る。
域フィルタ5で帯域制限された信号を2つに分配する分
配器6を設け、分配された信号をそれぞれ利得の異なる
増幅器7a,7bで増幅した後合成したが、本実施の形
態5は、信号の分配数を更に増加させることにより、ダ
イナミックレンジを更に拡大させたものである。すなわ
ち、図6に示すように、分配器6に代えて、帯域制限さ
れた信号をN通り(N≧3)に分配するN分配器6Nを
設けるとともに、上記分配された信号を増幅するそれぞ
れに利得の異なる増幅器7a〜7nと、上記増幅器7a
〜7nの出力をそれぞれ直線検波する直線検波器8a〜
8nと、上記直線検波器8a〜8nの出力をそれぞれA
/D変換するA/D変換器9a〜9nを設けて、上記A
/D変換器9a〜9nからのそれぞれの出力信号を、上
記各増幅器7a〜7nの利得差に基づいて、上記合成器
10Eで合成するものである。なお、上記直線検波器8
a〜8nのダイナミックレンジと上記A/D変換器9a
〜9nの量子化ビット数をそれぞれ等しく設定すれば、
上記増幅器7a〜7nの各利得の設計は容易となる。こ
のように、信号の分配数を増加させ、分配された信号を
それぞれ異なる利得で増幅し、上記各利得に対応するレ
ベルの信号をそれぞれ直線検波器8a〜8nのダイナミ
ックレンジ内で直線検波した後合成することにより、信
号のダイナミックレンジを更に拡大させることができ
る。
【0022】実施の形態6.図7は、本発明の実施の形
態6に係わるダイナミックレンジ制御回路を備えたレー
ダ装置等に使用される受信回路の構成を示すブロック図
で、1は同一方向に2回送信された電波を順次受信する
アンテナ、2は受信信号を低雑音増幅する低雑音増幅
器、3は増幅された受信信号を帯域制限する帯域フィル
タ、4は帯域制限された信号を中間周波数帯域の信号に
周波数変換する混合器、5は中間周波数帯域の信号に周
波数変換された信号をを帯域制限する帯域フィルタ、2
0はダイナミックレンジ制御回路である。ダイナミック
レンジ制御回路20は、上記分配された信号を増幅する
増幅器7cと、増幅された信号を減衰する可変減衰器1
3と、減衰された信号を直線検波する直線検波器8と、
検波された信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
9と、デジタル信号に変換されたデジタル信号を記憶す
るメモリ14a,14bと、上記メモリ14a,14b
に記憶された各信号信号を合成して出力する合成器10
Fとを備えている。
態6に係わるダイナミックレンジ制御回路を備えたレー
ダ装置等に使用される受信回路の構成を示すブロック図
で、1は同一方向に2回送信された電波を順次受信する
アンテナ、2は受信信号を低雑音増幅する低雑音増幅
器、3は増幅された受信信号を帯域制限する帯域フィル
タ、4は帯域制限された信号を中間周波数帯域の信号に
周波数変換する混合器、5は中間周波数帯域の信号に周
波数変換された信号をを帯域制限する帯域フィルタ、2
0はダイナミックレンジ制御回路である。ダイナミック
レンジ制御回路20は、上記分配された信号を増幅する
増幅器7cと、増幅された信号を減衰する可変減衰器1
3と、減衰された信号を直線検波する直線検波器8と、
検波された信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
9と、デジタル信号に変換されたデジタル信号を記憶す
るメモリ14a,14bと、上記メモリ14a,14b
に記憶された各信号信号を合成して出力する合成器10
Fとを備えている。
【0023】次に、上記構成の受信回路の動作について
説明する。送信機から同一方向に2回送信することによ
り、受信器のアンテナ1には、同一の信号2回送信され
る。アンテナ1で受信された1回目の受信信号は、低雑
音増幅器2により低雑音増幅され、帯域フィルタ3によ
り不要周波数帯域の信号成分が除去され、混合器4によ
り中間周波数帯域の信号に周波数変換され、帯域フィル
タ5により不要周波数帯域の信号成分が除去された後、
増幅器7cで増幅されて、可変減衰器13に送られる。
可変減衰器13の出力信号は、直線検波器8で検波さ
れ、A/D変換器9でデジタル信号に変換された後、1
回目の受信信号として、メモリ14aに記憶される。ア
ンテナ1で受信された2回目の受信信号も、1回目の受
信信号と同様に、低雑音増幅器2、帯域フィルタ3、混
合器4、帯域フィルタ5を経由して増幅器7cで増幅さ
れて可変減衰器13に送られる。このとき、上記可変減
衰器13の減衰率は、上記1回目の受信信号の減衰率よ
りも小さな減衰率に設定し、信号の利得を上記1回目の
受信信号の利得よりも大きくし、2回目の受信信号とし
て直線検波器8に送る。この2回目の受信信号は、直線
検波器8で検波された後、A/D変換器9でデジタル信
号に変換され、2回目の受信信号として、メモリ14b
に記憶される。
説明する。送信機から同一方向に2回送信することによ
り、受信器のアンテナ1には、同一の信号2回送信され
る。アンテナ1で受信された1回目の受信信号は、低雑
音増幅器2により低雑音増幅され、帯域フィルタ3によ
り不要周波数帯域の信号成分が除去され、混合器4によ
り中間周波数帯域の信号に周波数変換され、帯域フィル
タ5により不要周波数帯域の信号成分が除去された後、
増幅器7cで増幅されて、可変減衰器13に送られる。
可変減衰器13の出力信号は、直線検波器8で検波さ
れ、A/D変換器9でデジタル信号に変換された後、1
回目の受信信号として、メモリ14aに記憶される。ア
ンテナ1で受信された2回目の受信信号も、1回目の受
信信号と同様に、低雑音増幅器2、帯域フィルタ3、混
合器4、帯域フィルタ5を経由して増幅器7cで増幅さ
れて可変減衰器13に送られる。このとき、上記可変減
衰器13の減衰率は、上記1回目の受信信号の減衰率よ
りも小さな減衰率に設定し、信号の利得を上記1回目の
受信信号の利得よりも大きくし、2回目の受信信号とし
て直線検波器8に送る。この2回目の受信信号は、直線
検波器8で検波された後、A/D変換器9でデジタル信
号に変換され、2回目の受信信号として、メモリ14b
に記憶される。
【0024】すなわち、上記メモリ14aに記憶された
1回目の受信信号は、利得を低く抑え、上記入力信号の
うち、高いレベルの信号を直線検波器8のダイナミック
レンジに従ったレベルに合わせて検波された信号であ
り、一方、上記メモリ14bに記憶された2回目の受信
信号は、メモリ14aに記憶された信号に対して利得を
高くし、入力信号のうち、低いレベルの信号を直線検波
器8のダイナミックレンジに従ったレベルに合わせて検
波された信号である。したがって、合成器10Fで、上
記メモリ14aと上記メモリ14bに記憶されたデジタ
ル信号とを、上記可変減衰器13における1回目の受信
信号の減衰率と2回目の受信信号の減衰率との比に基づ
いて合成し、この合成信号を出力信号として出力するこ
とにより、上記実施の形態1と同様に、ダイナミックレ
ンジを拡大することができる。
1回目の受信信号は、利得を低く抑え、上記入力信号の
うち、高いレベルの信号を直線検波器8のダイナミック
レンジに従ったレベルに合わせて検波された信号であ
り、一方、上記メモリ14bに記憶された2回目の受信
信号は、メモリ14aに記憶された信号に対して利得を
高くし、入力信号のうち、低いレベルの信号を直線検波
器8のダイナミックレンジに従ったレベルに合わせて検
波された信号である。したがって、合成器10Fで、上
記メモリ14aと上記メモリ14bに記憶されたデジタ
ル信号とを、上記可変減衰器13における1回目の受信
信号の減衰率と2回目の受信信号の減衰率との比に基づ
いて合成し、この合成信号を出力信号として出力するこ
とにより、上記実施の形態1と同様に、ダイナミックレ
ンジを拡大することができる。
【0025】実施の形態7.上記実施の形態6では、増
幅器7cからの出力信号を、直線検波器8により直線検
波した後、その出力信号をA/D変換器9でデジタル信
号に変換したが、図8に示すように、図7の直線検波器
8に代えて、位相検波器12を設け、増幅器7cからの
出力信号を位相検波した後、それぞれの出力信号をA/
D変換器9でデジタル信号へ変換した後、合成器10G
で合成しても、上記実施の形態6と同様の効果を得るこ
とができる。
幅器7cからの出力信号を、直線検波器8により直線検
波した後、その出力信号をA/D変換器9でデジタル信
号に変換したが、図8に示すように、図7の直線検波器
8に代えて、位相検波器12を設け、増幅器7cからの
出力信号を位相検波した後、それぞれの出力信号をA/
D変換器9でデジタル信号へ変換した後、合成器10G
で合成しても、上記実施の形態6と同様の効果を得るこ
とができる。
【0026】実施の形態8.上記実施の形態6では、同
一の信号を2回送信し、1回目の受信信号と2回目の受
信信号の増幅率を、可変減衰器の減衰率を変えることに
より変化させ、それぞれ異なる利得で増幅・検波されA
/D変換された信号を2つのメモリ14a,14bにそ
れぞれ記憶した後、上記メモリ14a,14bに記憶さ
れたデジタル信号を、上記可変減衰器13の1回目の受
信信号の減衰率と2回目の受信信号の減衰率との比に基
づいて合成したが、本実施の形態8は、信号の送信回数
を、2回からN回(N≧3)に増加させることにより、
ダイナミックレンジを更に拡大させたものである。すな
わち、受信信号の各回毎に可変減衰器13の減衰率を変
化させるとともに、図9に示すように、受信信号の各回
毎のA/D変換器9の出力をそれぞれ記憶するN個のメ
モリ14a〜14nを設けて、上記メモリ14a〜14
nに記憶された出力信号を合成器10Hで合成するもの
である。このように、受信信号の各回毎に可変減衰器1
3の減衰率を変化させることにより、受信の各回毎の信
号をそれぞれ異なる利得で増幅し、上記各利得に対応す
るレベルの信号をそれぞれ直線検波器8のダイナミック
レンジ内で直線検波して各メモリ14a〜14nに記憶
した後、上記記憶された信号を合成することにより、信
号のダイナミックレンジを更に拡大させることができ
る。なお、上記実施の形態8では、各回毎のA/D変換
器9の出力をそれぞれ別個のメモリ14a〜14nに記
憶したが、1個のメモリに各回のA/D変換器9の出力
を区別して記憶させるようにしても良い。
一の信号を2回送信し、1回目の受信信号と2回目の受
信信号の増幅率を、可変減衰器の減衰率を変えることに
より変化させ、それぞれ異なる利得で増幅・検波されA
/D変換された信号を2つのメモリ14a,14bにそ
れぞれ記憶した後、上記メモリ14a,14bに記憶さ
れたデジタル信号を、上記可変減衰器13の1回目の受
信信号の減衰率と2回目の受信信号の減衰率との比に基
づいて合成したが、本実施の形態8は、信号の送信回数
を、2回からN回(N≧3)に増加させることにより、
ダイナミックレンジを更に拡大させたものである。すな
わち、受信信号の各回毎に可変減衰器13の減衰率を変
化させるとともに、図9に示すように、受信信号の各回
毎のA/D変換器9の出力をそれぞれ記憶するN個のメ
モリ14a〜14nを設けて、上記メモリ14a〜14
nに記憶された出力信号を合成器10Hで合成するもの
である。このように、受信信号の各回毎に可変減衰器1
3の減衰率を変化させることにより、受信の各回毎の信
号をそれぞれ異なる利得で増幅し、上記各利得に対応す
るレベルの信号をそれぞれ直線検波器8のダイナミック
レンジ内で直線検波して各メモリ14a〜14nに記憶
した後、上記記憶された信号を合成することにより、信
号のダイナミックレンジを更に拡大させることができ
る。なお、上記実施の形態8では、各回毎のA/D変換
器9の出力をそれぞれ別個のメモリ14a〜14nに記
憶したが、1個のメモリに各回のA/D変換器9の出力
を区別して記憶させるようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるダイナミックレンジの制御方法は、受信信号を
複数の同一信号に分配し、分配されたそれぞれの信号を
利得の異なる複数の増幅器でそれぞれ増幅し、増幅され
たそれぞれの信号を上記各増幅器の利得に基づいて合成
するようにしたので、検波器やA/D変換器のダイナミ
ックレンジに依存することなく、信号のダイナミックレ
ンジを拡大することができる。
に係わるダイナミックレンジの制御方法は、受信信号を
複数の同一信号に分配し、分配されたそれぞれの信号を
利得の異なる複数の増幅器でそれぞれ増幅し、増幅され
たそれぞれの信号を上記各増幅器の利得に基づいて合成
するようにしたので、検波器やA/D変換器のダイナミ
ックレンジに依存することなく、信号のダイナミックレ
ンジを拡大することができる。
【0028】請求項2に係わるダイナミックレンジの制
御方法は、複数回送信された同一の受信信号を順次受信
して増幅した後、上記信号を可変減衰器で減衰させる
際、受信信号の各入力回毎に上記可変減衰器の減衰率を
変化させ、上記受信信号を各入力回毎に異なる利得で増
幅し、増幅されたそれぞれの信号を各入力回毎の上記可
変減衰器の減衰率に基づいて合成してするようにしたの
で、増幅器や検波器やA/D変換器を複数個設けること
なく、かつ、検波器やA/D変換器のダイナミックレン
ジに依存することなく、信号のダイナミックレンジを拡
大することができる。
御方法は、複数回送信された同一の受信信号を順次受信
して増幅した後、上記信号を可変減衰器で減衰させる
際、受信信号の各入力回毎に上記可変減衰器の減衰率を
変化させ、上記受信信号を各入力回毎に異なる利得で増
幅し、増幅されたそれぞれの信号を各入力回毎の上記可
変減衰器の減衰率に基づいて合成してするようにしたの
で、増幅器や検波器やA/D変換器を複数個設けること
なく、かつ、検波器やA/D変換器のダイナミックレン
ジに依存することなく、信号のダイナミックレンジを拡
大することができる。
【0029】請求項3に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たので、利得の低い増幅で高いレベルの信号を、利得の
高い増幅器で低いレベルの信号を各直線検波器のダイナ
ミックレンジ内で別々に直線検波できるとともに、デジ
タル信号の合成を精度良く行うことができ、直線検波器
やA/D変換器のダイナミックレンジを広げることな
く、信号のダイナミックレンジを拡大することができ
る。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たので、利得の低い増幅で高いレベルの信号を、利得の
高い増幅器で低いレベルの信号を各直線検波器のダイナ
ミックレンジ内で別々に直線検波できるとともに、デジ
タル信号の合成を精度良く行うことができ、直線検波器
やA/D変換器のダイナミックレンジを広げることな
く、信号のダイナミックレンジを拡大することができ
る。
【0030】請求項4に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたの
で、デジタル信号の合成を更に精度良く行うことができ
る。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたの
で、デジタル信号の合成を更に精度良く行うことができ
る。
【0031】請求項5に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記直線検波器で検
波された信号を上記各増幅器の各利得に基づいて合成す
る合成器と、上記合成された信号をA/D変換するA/
D変換器とを備えたので、直線検波器やA/D変換器の
ダイナミックレンジを広げることなく、信号のダイナミ
ックレンジを拡大することができる。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
直線検波する複数の直線検波器と、上記直線検波器で検
波された信号を上記各増幅器の各利得に基づいて合成す
る合成器と、上記合成された信号をA/D変換するA/
D変換器とを備えたので、直線検波器やA/D変換器の
ダイナミックレンジを広げることなく、信号のダイナミ
ックレンジを拡大することができる。
【0032】請求項6に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たので、位相検波器やA/D変換器のダイナミックレン
ジを広げることなく、信号のダイナミックレンジを拡大
することができる。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得で増幅
する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を
位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器で
検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号を上
記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを備え
たので、位相検波器やA/D変換器のダイナミックレン
ジを広げることなく、信号のダイナミックレンジを拡大
することができる。
【0033】請求項7に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なった利得で増
幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号
を位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器
で検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたの
で、デジタル信号の合成を更に精度良く行うことができ
る。
回路は、受信器のアンテナで受信され、混合器により中
間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配する分
配器と、分配された各信号をそれぞれ異なった利得で増
幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された信号
を位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検波器
で検波された信号をA/D変換する複数のA/D変換器
と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベルを出
力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変換さ
れたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイロッ
ト信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えたの
で、デジタル信号の合成を更に精度良く行うことができ
る。
【0034】請求項8に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、複数回受信された同一信号を順次増幅する増幅
器と、上記増幅された信号を各回毎に異なった減衰率で
減衰する可変減衰器と、上記減衰された信号を直線検波
する直線検波器と、上記検波された信号をA/D変換す
るA/D変換器と、上記A/D変換されたデジタル信号
を各回毎の受信データとして記憶する記憶手段と、上記
記憶された各回毎の受信データを上記可変減衰器の各回
毎の減衰率に基づいて合成する合成器とを備えたので、
利得の低い増幅で高いレベルの信号を、利得の高い増幅
器で低いレベルの信号を各直線検波器のダイナミックレ
ンジ内で別々に直線検波できるとともに、デジタル信号
の合成を精度良く行うことができ、増幅器や検波器やA
/D変換器を複数個設けることなく、かつ、直線検波器
やA/D変換器のダイナミックレンジを広げることな
く、信号のダイナミックレンジを拡大することができ
る。
回路は、複数回受信された同一信号を順次増幅する増幅
器と、上記増幅された信号を各回毎に異なった減衰率で
減衰する可変減衰器と、上記減衰された信号を直線検波
する直線検波器と、上記検波された信号をA/D変換す
るA/D変換器と、上記A/D変換されたデジタル信号
を各回毎の受信データとして記憶する記憶手段と、上記
記憶された各回毎の受信データを上記可変減衰器の各回
毎の減衰率に基づいて合成する合成器とを備えたので、
利得の低い増幅で高いレベルの信号を、利得の高い増幅
器で低いレベルの信号を各直線検波器のダイナミックレ
ンジ内で別々に直線検波できるとともに、デジタル信号
の合成を精度良く行うことができ、増幅器や検波器やA
/D変換器を複数個設けることなく、かつ、直線検波器
やA/D変換器のダイナミックレンジを広げることな
く、信号のダイナミックレンジを拡大することができ
る。
【0035】請求項9に係わるダイナミックレンジ制御
回路は、受信器のアンテナで複数回受信され、混合器に
より、順次、中間周波数帯域に周波数変換された同一の
受信信号を増幅する増幅器と、上記増幅された信号を受
信の各回毎に異なった減衰率で減衰する可変減衰器と、
上記減衰された信号を直線検波する直線検波器と、上記
検波された信号をA/D変換するA/D変換器と、上記
A/D変換された受信の各回毎の信号をそれぞれ記憶す
る記憶手段と、上記記憶された受信の各回毎の信号デー
タを上記可変減衰器における受信の各回毎の減衰率に基
づいて合成する合成器とを備えたので、増幅器や検波器
やA/D変換器を複数個設けることなく、かつ、位相検
波器やA/D変換器のダイナミックレンジを広げること
なく、信号のダイナミックレンジを拡大することができ
る。
回路は、受信器のアンテナで複数回受信され、混合器に
より、順次、中間周波数帯域に周波数変換された同一の
受信信号を増幅する増幅器と、上記増幅された信号を受
信の各回毎に異なった減衰率で減衰する可変減衰器と、
上記減衰された信号を直線検波する直線検波器と、上記
検波された信号をA/D変換するA/D変換器と、上記
A/D変換された受信の各回毎の信号をそれぞれ記憶す
る記憶手段と、上記記憶された受信の各回毎の信号デー
タを上記可変減衰器における受信の各回毎の減衰率に基
づいて合成する合成器とを備えたので、増幅器や検波器
やA/D変換器を複数個設けることなく、かつ、位相検
波器やA/D変換器のダイナミックレンジを広げること
なく、信号のダイナミックレンジを拡大することができ
る。
【図1】 実施の形態1に係わるダイナミックレンジ制
御回路を備えた受信回路のブロック構成図である。
御回路を備えた受信回路のブロック構成図である。
【図2】 実施の形態1における信号のレベルの変化を
示す図である。
示す図である。
【図3】 実施の形態2に係わる受信回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図4】 実施の形態3に係わる受信回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図5】 実施の形態4に係わる受信回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図6】 実施の形態5に係わる受信回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図7】 実施の形態6に係わる受信回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図8】 実施の形態7に係わる受信回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図9】 実施の形態8に係わる受信回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図10】 従来の受信回路のブロック構成図である。
1 アンテナ、2 低雑音増幅器、3 帯域フィルタ、
4 混合器、5 帯域フィルタ、6 分配器、7 増幅
器、8 直線検波器、9 A/D変換器、10 合成
器、11 基準信号発生器、12 位相検波器、13
可変減衰器、14 メモリ、20 ダイナミックレンジ
制御回路
4 混合器、5 帯域フィルタ、6 分配器、7 増幅
器、8 直線検波器、9 A/D変換器、10 合成
器、11 基準信号発生器、12 位相検波器、13
可変減衰器、14 メモリ、20 ダイナミックレンジ
制御回路
Claims (9)
- 【請求項1】 受信信号を複数の同一信号に分配し、分
配されたそれぞれの信号を利得の異なる複数の増幅器で
それぞれ増幅し、増幅されたそれぞれの信号を上記各増
幅器の利得に基づいて合成することによりダイナミック
レンジを拡大することを特徴とするダイナミックレンジ
の制御方法。 - 【請求項2】 複数回送信された同一の受信信号を順次
受信して増幅した後、上記信号を可変減衰器で減衰させ
る際、受信信号の各入力回毎に上記可変減衰器の減衰率
を変化させ、上記受信信号を各入力回毎に異なる利得で
増幅し、増幅されたそれぞれの信号を各入力回毎の上記
可変減衰器の減衰率に基づいて合成してすることにより
ダイナミックレンジを拡大することを特徴とするダイナ
ミックレンジの制御方法。 - 【請求項3】 受信器のアンテナで受信され、混合器に
より中間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配
する分配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得
で増幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された
信号を直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検
波器で検波された信号をA/D変換する複数のA/D変
換器と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号
を上記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを
備えたことを特徴とするダイナミックレンジ制御回路。 - 【請求項4】 受信器のアンテナで受信され、混合器に
より中間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配
する分配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得
で増幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された
信号を直線検波する複数の直線検波器と、上記各直線検
波器で検波された信号をA/D変換する複数のA/D変
換器と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベル
を出力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で変
換されたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパイ
ロット信号レベルに基づいて合成する合成器とを備えた
ことを特徴とするダイナミックレンジ制御回路。 - 【請求項5】 受信器のアンテナで受信され、混合器に
より中間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配
する分配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得
で増幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された
信号を直線検波する複数の直線検波器と、上記直線検波
器で検波されたを上記各増幅器の各利得に基づいて合成
する合成器と、上記合成された信号をA/D変換するA
/D変換器とを備えたことを特徴とするダイナミックレ
ンジ制御回路。 - 【請求項6】 受信器のアンテナで受信され、混合器に
より中間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配
する分配器と、分配された各信号をそれぞれ異なる利得
で増幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅された
信号を位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相検
波器で検波された信号をA/D変換する複数のA/D変
換器と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信号
を上記各増幅器の各利得に基づいて合成する合成器とを
備えたことを特徴とするダイナミックレンジ制御回路。 - 【請求項7】 受信器のアンテナで受信され、混合器に
より中間周波数帯域に周波数変換された受信信号を分配
する分配器と、分配された各信号をそれぞれ異なった利
得で増幅する複数の増幅器と、上記各増幅器で増幅され
た信号を位相検波する複数の位相検波器と、上記各位相
検波器で検波された信号をA/D変換する複数のA/D
変換器と、上記伝送信号に含まれるパイロット信号レベ
ルを出力する基準信号発生器と、上記各A/D変換器で
変換されたデジタル信号を上記基準信号発生器からのパ
イロット信号レベルに基づいて合成する合成器とを備え
たことを特徴とするダイナミックレンジ制御回路。 - 【請求項8】 アンテナで受信され、中間周波数帯域に
周波数変換された受信信号を分配する分配器と、分配さ
れた各信号をそれぞれ異なった利得で増幅する複数の増
幅器と、上記各増幅器で増幅された信号を位相検波する
複数の位相検波器と、上記各位相検波器で検波された信
号をA/D変換する複数のA/D変換器と、上記伝送信
号に含まれるパイロット信号レベルを出力する基準信号
発生器と、上記各A/D変換器で変換されたデジタル信
号を上記基準信号発生器からのパイロット信号レベルに
基づいて合成する合成器とを備えたことを特徴とするダ
イナミックレンジ制御回路。 - 【請求項9】 受信器のアンテナで複数回受信され、混
合器により、順次、中間周波数帯域に周波数変換された
同一の受信信号を増幅する増幅器と、上記増幅された信
号を受信の各回毎に異なった減衰率で減衰する可変減衰
器と、上記減衰された信号を直線検波する直線検波器
と、上記検波された信号をA/D変換するA/D変換器
と、上記A/D変換された受信の各回毎の信号をそれぞ
れ記憶する記憶手段と、上記記憶された受信の各回毎の
信号データを上記可変減衰器における受信の各回毎の減
衰率に基づいて合成する合成器とを備えたことを特徴と
するダイナミックレンジ制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9341681A JPH11174143A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ダイナミックレンジの制御方法及びその制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9341681A JPH11174143A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ダイナミックレンジの制御方法及びその制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11174143A true JPH11174143A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18347967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9341681A Pending JPH11174143A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ダイナミックレンジの制御方法及びその制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11174143A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004105236A1 (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 検波回路及び検波回路の調整方法 |
| JP2007116651A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-05-10 | Renesas Technology Corp | 高周波電力増幅用電子部品および無線通信装置 |
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| JP2009027346A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Nec Corp | Agc装置、agc方法およびプログラム |
| JP2010281650A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Nec Corp | 受信装置及びその方法並びにレーダ装置及びその受信方法 |
| JP2012032161A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Panasonic Corp | レーダ装置 |
| JP2015017967A (ja) * | 2013-06-11 | 2015-01-29 | 三菱電機株式会社 | レーダ装置 |
| JP2021181941A (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | 三菱電機株式会社 | 合成開口レーダシステム |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP9341681A patent/JPH11174143A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9194939B2 (en) | 2010-07-28 | 2015-11-24 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Radar apparatus |
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| JP2023161003A (ja) * | 2020-05-19 | 2023-11-02 | 三菱電機株式会社 | 合成開口レーダシステム |
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