JPH11174149A - 被介護者認識装置 - Google Patents
被介護者認識装置Info
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- JPH11174149A JPH11174149A JP9342596A JP34259697A JPH11174149A JP H11174149 A JPH11174149 A JP H11174149A JP 9342596 A JP9342596 A JP 9342596A JP 34259697 A JP34259697 A JP 34259697A JP H11174149 A JPH11174149 A JP H11174149A
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Abstract
源も不要で、電源電池の交換や充電の煩わしさがなく、
検知媒体とともに被介護者の衣服を洗濯することも可能
で、低コストの被介護者認識装置を得る。 【解決手段】 被介護者とともに移動し、共振回路が絶
縁シートに形成された共振タグ1と、被介護者の移動通
路近傍に配置されたアンテナ2、3と、一定周波数の電
波をアンテナ2から送信する送信部4と、送信電波をア
ンテナ3を介して受信する受信部5と、アンテナ2、3
による送受信エリア内に共振タグ1が存在するとき、受
信部5の受信信号から共振タグ1の共振による反射信号
を識別して信号を出力する識別部20と、識別部20か
らの信号によって警報を発する警報部21とを有する。
Description
アルツハイマー病による痴ほう者の所在を確認すること
ができる被介護者認識装置に関する。
まわず徘徊するため、その介護者は常時痴ほう者の所在
を認識しておく必要がある。しかし、四六時中痴ほう者
につきっきりで監視することは不可能であり、痴ほう者
を室内に閉じ込めておくのも人権上問題がある。そこ
で、痴ほう者の衣服のポケットなどに発信器を入れてお
き、発信器から発せられる電波を追跡することによって
痴ほう者の所在を知ることが考えられている。
するにしても、ある程度の厚みと重量のあるものにな
り、これを被介護者である痴ほう者の衣服のポケットに
入れておくと、痴ほう者は直ちに発信器があることに気
付き、これを捨ててしまうことがあり得る。発信器を衣
服の中に収納するにしても、厚みと重量のある発信器を
持ち回ることは、やがて発信器の存在に気付いて痴ほう
者は自分が管理されていることに気付き、痴ほう者にと
っては不愉快なものであるとともに、衣服を洗濯すると
きはいちいち発信器を取り外して洗濯しなければならな
いという煩雑さがある。さらに、発信器を動作させるた
めには電源が必要であり、電源が消耗してしまうと追跡
は不可能であるとともに、電源が消耗する前に電源電池
を交換したり充電したりしなければならず、この点から
も取り扱いが煩雑となる難点がある。コストも高い。
従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、薄いシール
状の検知媒体を被介護者の衣服などに貼り付けるだけで
被介護者の移動を検知することができるようにすること
により、被介護者を管理していることを被介護者に悟ら
れることがなく、電源も不要で、電源電池の交換や充電
というような煩わしさがなく、検知媒体とともに被介護
者の衣服を洗濯することも可能で、低コストの被介護者
認識装置を提供することを目的とする。
属して被介護者とともに移動し、共振回路が絶縁シート
に形成されてなる共振タグを検知媒体として用いること
を特徴とするもので、請求項1記載の発明は、被介護者
の移動通路近傍に配置されたアンテナと、一定周波数の
電波を上記アンテナから送信する送信部と、送信された
電波を上記アンテナを介して受信する受信部と、上記ア
ンテナによる送受信エリア内に上記共振タグが存在する
とき、上記受信部によって受信された信号から上記共振
回路の共振による反射信号を識別して信号を出力する識
別部と、この識別部からの信号によって動作し警報を発
する警報部とを有してなる。
載の発明において、共振タグは共振回路の共振周波数が
異なる複数種類のものを用意して被介護者ごとに共振周
波数が異なる共振タグを割り当て、送信部は複数の異な
る周波数の電波を時系列で送信し、識別部は、共振回路
の共振周波数を識別して被介護者を特定するようにして
もよい。または、請求項3記載の発明のように、請求項
1記載の発明において、共振タグには共振周波数が異な
る複数の共振回路を設けるとともに、個々の共振タグは
複数の共振回路の組み合わせを異ならせ、送信部は複数
の異なる周波数の電波を時系列で送信し、識別部は、共
振回路の共振周波数を識別するとともに共振周波数の組
み合わせによって被介護者を特定するようにしてもよ
い。
載の発明において、被介護者の移動通路の前後に移動通
路に向かって光検知手段を配置し、送受信エリア内に共
振タグが存在することを識別部が識別したとき、上記前
後の光検知手段による検知信号の時間的な前後関係か
ら、被介護者が入ってきたのか出ていったのかを検知す
るようにしてもよい。
載の発明において、受信部は、共振タグの共振による反
射信号の減衰信号を受信し、識別部は、上記減衰信号の
有無によって送受信エリア内の共振タグの有無を識別す
るようにしてもよい。また、請求項6記載の発明のよう
に、請求項2または3記載の発明において、受信部は、
共振タグの共振による反射信号の減衰信号を受信し、識
別部は、上記減衰信号の有無によって送受信エリア内の
共振タグの有無を識別するとともに、共振回路の共振周
波数を識別するようにしてもよい。
にかかる被介護者認識装置の実施の形態を説明する。本
発明は、コイルとコンデンサからなる共振回路が絶縁シ
ートに形成されてなる共振タグを用いていることが大き
な特徴となっているので、まず共振タグについて説明す
る。図3に示すように、共振タグ1は絶縁シート31を
ベースにしてその表裏両面に電極32、33が形成さ
れ、この電極32、33によりコンデンサが構成されて
いる。上記電極32、33はエッチング等の手法によっ
て所定のパターンに形成され、電極32、33の一方ま
たは両方はコイルパターン状に形成されている。図4に
示すように、電極32、33が形成するコンデンサ34
とコイルパターン35は電気的には並列に接続されて特
定の周波数で共振する共振回路を構成している。共振タ
グ1はフレキシブル回路基板のように薄型で柔軟性を有
しているが、図3では説明の都合上絶縁シート31、電
極32、33は実際よりも厚く描いてある。共振タグ1
の一面側には粘着剤が塗布してあり、任意の場所に貼り
付けることができるようになっている。従って、被介護
者の靴やスリッパなどに貼り付けることもできるが、被
介護者が裸足で徘徊することが考えられるため、ズボン
やパジャマなどに貼り付けるのがよい。
置の動作原理は次の通りである。図4(a)に示すよう
に、送信部4で発生させた一定周波数の電波を送信アン
テナ2から送信すると、この送信周波数が共振タグ1の
共振周波数と同じであれば共振タグ1の共振回路が上記
の電波に共振し、図4(b)に示すように共振タグ1の
共振回路からその共振による反射信号を発する。この反
射信号を受信アンテナ3を介して受信部5で受信するこ
とにより、上記送信アンテナ2と受信アンテナ3による
送受信エリア内に共振タグ1が存在することを認識する
ことができる。このような共振タグ1を使用した識別装
置は特願平2−198382号公報に記載されているよ
うに公知の技術である。
共振タグ1を被介護者の衣服などの任意の位置に貼り付
けることにより、共振タグ1が被介護者に付属して被介
護者とともに移動するようにし、被介護者の部屋の出入
口など、要所要所に送受信アンテナを配置し、被介護者
が部屋の出入口を出入りするときなど、送受信エリア内
に共振タグ1が進入したときこれを検知して警報を発す
るようにした。図1にその実施の形態を示す。図1にお
いて、共振タグ1は共振回路を有するシール状の部材
で、被介護者の衣服等に貼り付けられている。送信アン
テナ2と受信アンテナ3は、例えば被介護者の居住室の
出入口に相対向して配置されている。上記アンテナ2、
3は上記出入口の両側の壁に埋め込んでもよい。上記共
振タグ1は一見しただけでは見ることができないよう
に、例えば襟の折り返し内に設けてもよいしポケット内
に設けてもよく、見える場所であっても、表面にバーコ
ード模様や品質表示などを印刷しておけば、共振タグで
あることをカムフラージュすることができる。
イミング信号を出力するタイミング発生回路6と、一定
周波数の信号、図示の例では10MHzの信号を発信す
る発振回路7と、上記タイミング発生回路6からのイー
ブルパルス信号によって上記10MHzの信号をバース
ト信号すなわち出力と無出力とが交互に現れる信号とす
るアンドゲート8と、このアンドゲート8からのバース
ト信号を増幅する高周波アンプ9とを有してなる。高周
波アンプ9から送信アンテナ2を介して上記10MHz
のバースト信号が電波として発信される。
上記送信アンテナ2からの電波および共振タグ1の共振
による反射信号を増幅する受信アンプ10と、上記タイ
ミング発生回路6と、このタイミング発生回路6からの
パルス信号によってゲートを開き受信アンプ10からの
受信信号を通過させるアンドゲート11とを有してな
る。上記タイミング発生回路6は、送信部4のアンドゲ
ート8に入力する信号の反転信号をアンドゲート11に
入力し、送信アンテナ2からの電波が途絶えたときに受
信アンテナ3で受信される信号を通過させるようになっ
ている。
(a)に、この電波に共振して反射される共振タグ1か
らの反射信号を図5(b)に示す。図5(a)に示すよ
うに所定のタイミングで所定時間10MHzの電波が送
信され、このとき送受信エリア内に10MHzの電波に
共振する共振タグ1が進入していると、送信アンテナ2
から送信される電波に共振タグが1が共振し始める。送
信アンテナ2からの電波が途絶えても、図5(b)に符
号Eを付した円の部分に示すように、共振タグ1の共振
回路は減衰しつつも共振する。受信部5のアンドゲート
11は送信部4のアンドゲート8とはゲートを開くタイ
ミングが逆であるため、上記減衰しつつある共振波をア
ンドゲート11が通過させる。
回路12に入力される。チャージポンプ回路12は共振
波の有無を検知するためのもので、アンドゲート11か
らの出力を複数回検出し、誤動作を除去したうえで識別
部20のPIO(プログラムド・インプット・アウトプ
ット)17に入力される。チャージポンプ回路12で
は、アンドゲート11で抽出した受信信号を整流し、積
分したうえで共振タグ1からの共振波の有無を判定す
る。上記識別部20は、CPU13を中心に、このCP
U13との間で信号をやり取りする上記PIO17、R
OM14、RAM15、SIO16を有する。ROM1
4はCPU13の動作プログラムを記録しており、RA
M15は各種データを記録する。
ジポンプ回路12からPIO17を通じて共振タグ1の
検知信号が入力されると、PIO17を介して外部警報
回路18に信号を入力して外部警報回路18を作動さ
せ、警報部としてのスピーカ21から音声による警報を
発するようになっている。また、CPU13はSIO1
6からRS−232Cドライバ・レシーバ19を介して
外部のパーソナルコンピュータなどに情報を伝達し、こ
のパーソナルコンピュータなどによって警報部を作動さ
せてもよいし、各種情報処理を行ってもよい。
識の概念を図2に示す。共振タグ1は被介護者25の衣
服の任意の場所に場所に貼り付け、被介護者25ととも
に移動するようにする。図2において符号24は、図1
で説明した送信部4、受信部5、識別部20を含む介護
者認識装置本体を示している。また、図2では、被介護
者25が通る通路を挟んで送信アンテナ2と受信アンテ
ナ3を配置した例のほかに、送信アンテナと受信アンテ
ナを兼ねたアンテナ23を用いた例が記載されている。
アンテナ23の配置態様は各種考えられ、上記アンテナ
2、3のように被介護者25が通る通路に面して立てた
形で配置してもよいが、図2の例では被介護者25が通
る通路の床面に沿って寝かせた形で配置されている。ア
ンテナ23からはバースト波を送信する。アンテナ23
は電波が送信されていないときは受信アンテナとして機
能する。アンテナ23の送受信エリア内に被介護者25
が進入していればその共振タグ1が送信電波に共振し、
送信電波が途絶えたとき共振タグ1の共振信号をアンテ
ナ23で受信することができ、これを被介護者の認識に
用いることができる。図2に示す例ではまた、介護者認
識装置本体24にパーソナルコンピュータ30が接続さ
れ、介護者認識装置本体24からの検知信号により、パ
ーソナルコンピュータ30が警報部としてのスピーカ2
1やパトロールライトといわれる発光装置22を駆動
し、音声や光などによる警報を発するようになってい
る。
ンテナ23は、基板にアンテナパターンを形成すること
によって回路基板状のものとすることができ、これを被
介護者の居住室やトイレ、その他日常生活において使用
する場所への出入口など、要所要所の壁、床、床下、天
井、または専用のゲートなどに設置する。上記回路基板
状のアンテナは、これを複数枚組み合わせて一つのアン
テナとしてもよい。パーソナルコンピュータ30や警報
部は、被介護者の目に付かない別の部屋などに設置す
る。
路が絶縁シートに形成されてなる共振タグ1を用い、こ
れを被介護者とともに移動するように被介護者の衣服等
に貼り付け、送信部4からは共振タグ1の共振周波数と
同じ周波数の電波を送信し、共振タグ1の共振による反
射信号を受信部5で受信することにより、被介護者が送
受信エリアに進入したことを検知し、この検知信号によ
って警報部から警報を発するようにしたため、被介護者
を常時監視しなくても、警報によって被介護者の動きを
知ることができる。また、共振タグ1は、柔軟性のある
薄い基板にコイルパターンとコンデンサを構成する電極
を形成するだけでよく、これを被介護者の衣服等に貼り
付けても嵩張らず、外観上目立つこともないから、共振
タグ1が貼り付けられていることを被介護者に悟られる
こともなく、共振タグ1が被介護者によって取り外され
てしまうこともないから、被介護者の動きを確実に認識
することができる。さらに、共振タグ1は電源を必要と
しないから、電源の消耗によって被介護者の認識ができ
なくなるという心配はなくなるし、衣服と一緒に洗濯し
ても差し支えない。
口のみでなく、トイレの出入口、玄関など、複数箇所に
設置しておき、それぞれのアンテナの送受信エリア内に
共振タグ1従って被介護者が進入したとき、単に警報を
発するのみでなく、どこの送受信エリア内に進入したの
かを識別して表示するようにすればなおよい。どこの送
受信エリア内に進入したのかを識別するには、少なくと
も受信部5をアンテナごとに設け、どの受信部5から検
知信号が出力されているかを識別すればよい。送受信エ
リアはアンテナから1.5m程度あればよく、微弱な電
波で足りる。
送信される電波は特定の周波数の1種類の電波であり、
共振タグ1の共振周波数も、送信周波数にのみ共振する
ものであった。このような実施の形態であっても、被介
護者が送受信エリアに進入したことがわかるので、しか
るべき処置を執ることができ、当初の目的を充分に達成
することができる。特に、家庭内において一人の被介護
者のみを認識するのであれば、個々の被介護者ごとに識
別する必要はないから、上記実施の形態にかかる装置で
何ら問題ない。
動きを認識するためには、個々の被介護者ごとに識別で
きることが望ましい。そのような場合には、共振回路の
共振周波数が異なる複数種類の共振タグを用意し、被介
護者ごとに共振周波数が異なる共振タグを割り当て、図
1に示す送信部4からは、上記複数種類の共振タグの共
振周波数に相当する周波数の電波を時系列で順に送信す
るようにする。送受信エリア内に一人または複数の被介
護者が進入すると、被介護者に割り当てられている共振
タグの共振周波数と同じ周波数の電波が送信されたとき
その共振タグが共振し、その反射信号を受信部5が受信
するので、識別部20で共振回路の共振周波数を識別
し、識別した結果をパーソナルコンピュータのディスプ
レイに表示し、あるいは個々の被介護者に対応するラン
プを点灯させまたは点滅させる。これによってどの被介
護者が送受信エリア内に進入したのかを識別することが
できる。
することができるという利点があるが、認識しようとす
る被介護者の数に応じた種類の共振タグを必要とすると
ともに、送信部4からも被介護者の数に応じた種類の周
波数の電波を送信する必要がある。従って、被介護者の
数が多くなると、被介護者を的確に識別することは難し
く、多くの種類の共振タグを用意する必要があるととも
に送信部4は多くの種類の周波数信号を送信することが
できるようにする必要があるため、コストが高くなる難
点がある。
種類の共振タグを組み合わせてコード化し、識別部20
ではこのコードを識別して被介護者を特定するようにす
るとよい。このようにコード化した共振タグの例を図8
に示す。図8において、共振タグ1は1枚のフレキシブ
ル基板上に4個の共振回路1a,1b,1c,1dが形
成されることによって構成されている。各共振回路1
a,1b,1c,1dはそれぞれ異なった共振周波数を
有している。この共振周波数の組み合わせは予め定めら
れたコードに従っていて、共振周波数の組み合わせによ
って多数の共振タグを個々に識別できるようになってい
る。
種類、あるいは16種類というように複数種類の周波数
の電波を時系列で順番に繰り返し送信するようにしてお
く。送受信エリア内に図8に示すような共振タグ1を有
する被介護者が進入してくると、上記複数種類の周波数
の電波のうち4個の共振回路1a,1b,1c,1dの
共振周波数と同じ周波数の電波で上記4個の共振回路1
a,1b,1c,1dがそれぞれ共振する。それぞれの
共振回路1a,1b,1c,1dによる反射信号を受信
部5が受信し、識別部20ではどの周波数の反射信号を
受信したかを識別しデコードすることによって、どの共
振タグであるか、換言すればどの被介護者であるかを特
定する。このあと警報部から警報を発するとともに、上
記識別結果に基づきどの被介護者であるかをディスプレ
イ等に表示する。
グに共振周波数が異なる複数の共振回路を設け、この共
振周波数の組み合わせによって個々の共振タグを特定す
ることができるようにし、送信部から送信される複数種
類の周波数の電波の中から、上記共振回路の共振による
反射信号を受信部で受信し識別部で識別することによっ
て共振タグを特定するようにしたため、共振タグの種類
と電波の周波数の種類の数の割には、より多くの共振タ
グ、ひいてはより多くの被介護者を特定することが可能
である。
信エリア内に共振タグが進入したかどうかを検知するこ
とによって被介護者が送受信エリア内に進入したかどう
かを検知するものであって、被介護者が居住室などから
外へ出て行ったのかまたは外から入ってきたのかを判別
することはできない。このような判別を可能にした実施
の形態を図6、図7に示す。図6において符号2は送信
アンテナ、3は受信アンテナ、24は認識装置本体をそ
れぞれ示している。符号37は各部を駆動するための電
源装置を示す。図6において、アンテナ2、3が居住室
への出入口を挟んで両側に配置されているいるものと
し、また、右斜め上方を向いている矢印Iの方を居住室
内、左斜め下方を向いている矢印Oの方を外側とする。
上記出入口の図6において左側に二つの発光素子4A、
4Bが配置されている。発光素子4A、4Bは光ビーム
が上記出入口を水平方向に横切って出射するように、ま
た、居住室側から外側に向かって発光素子4A、4Bの
順に所定の間隔を置いて配置されている。上記出入口の
図6において右側には、居住室側から外側に向かって受
光素子5A、5Bがこの順に所定の間隔を置いて配置さ
れている。発光素子4Aからの光ビームを受光素子5A
が受光し、発光素子4Bからの光ビームを受光素子5B
が受光するようになっている。発光素子4Aと受光素子
5Aで一つの光検知手段を構成し、発光素子4Bと受光
素子5Bで別の一つの光検知手段を構成している。一つ
の光検知手段と別の一つの光検知手段はアンテナ2、3
の前後に配置してもよい。発光素子4A、4Bから出射
される光ビームは限定されず、例えば可視光であっても
よいし赤外光であってもよい。
ゆるものが上記出入口を通るとき上記光ビームが遮蔽さ
れ、受光素子5A、5Bへの光ビームの入射が一時的に
遮断され、受光素子5A、5Bからの検知信号が一時的
に途絶える。そして、被介護者等が居住室内から外に出
て行くときは、まず受光素子5Aの検知信号が一時的に
途絶え、次に受光素子5Bの検知信号が一時的に途絶え
る。逆に、被介護者等が外から居住室内に入ってくると
きは、まず受光素子5Bの検知信号が一時的に途絶え、
次に受光素子5Aの検知信号が一時的に途絶える。従っ
て、受光素子5A、5Bのうちどちらの検知信号が先に
途絶えたかを判別することによって、被介護者等が居住
室内から外に出て行ったのか、または外から居住室内に
入って来たのかを判別することができる。警報が必要な
場合としては、被介護者が居住室内から外に出て行った
場合であって、外から居住室内に入って来た場合はあえ
て警報を発する必要はない。また、被介護者以外のもの
が出入りした場合も警報を発する必要はない。そこで、
認識装置24は、図7に示すように動作させるとよい。
以下、この動作を説明する。
信アンテナ2から電波が送信されるとともに発光素子4
A、4Bから受光素子5A、5Bに向かって光ビームが
出射される。ここで、発光素子4Aからの光ビームが遮
蔽されて受光素子5Aの検知信号が途絶えることをA検
知、発光素子4Bからの光ビームが遮蔽されて受光素子
5Bの検知信号が途絶えることをB検知とすると、まず
A検知かどうかを判断し、A検知でなければB検知かを
判断し、B検知でもなければリターンする。A検知の判
断ステップにおいてA検知がなされたときは次にB検知
を待つ。ここでB検知がなされるということは、誰かが
居住室内から外に出て行こうとしている場合である。B
検知がなされたら次に共振タグの検知を待つ。共振タグ
の検知が行われない場合は、被介護者以外のものが居住
室内から出て行くものと考えられるので、リターンす
る。上記共振タグの検知ステップで共振タグが検知され
ると、被介護者が居住室内から出て行くものと考えられ
るので警報信号を出力し、音あるいは光などによってア
ラームを発する。複数の被介護者の中から特定の被介護
者であることを特定することができる場合などにはその
特定の被介護者の名前などを表示してもよい。アラーム
あるいは表示を一定時間行った後警報信号の出力を停止
する。
く、次にB検知の判断ステップでB検知がなされたとき
は次にA検知を待つ。ここでA検知がなされるというこ
とは、誰かが外から居住室内に入ろうとしている場合で
ある。A検知がなされたら次に共振タグの検知を待つ。
共振タグの検知が行われない場合は、被介護者以外のも
のが外から居住室内に入ってきたものと考えられるの
で、リターンする。上記共振タグの検知ステップで共振
タグが検知されると、被介護者が外から居住室内に入っ
てきたものと考えられるので、戻り信号を出力し、この
戻り信号によって被介護者が戻ってきたことを一定時間
表示する。被介護者が外から戻ってきた場合は警報を発
する必要はない。
るまでの時間は個人の習慣等によって差があるので、ト
イレに入った被介護者を前述のように特定し、前記のア
ラームを発するまでの時間を被介護者ごとに設定するよ
うにしてもよい。また、近年、赤外線を検知することに
より対象物が動いているかどうかを認識することができ
る動きセンサが開発されているので、この動きセンサを
付加して新たな機能を持たせてもよい。例えば、被介護
者がトイレに入ったことを検知したら、動きセンサによ
って被介護者が動いているかどうかを認識し、被介護者
が一定時間動かない場合は、何らかの事故が発生した蓋
然性が高いものとしてアラームを発するようにするとよ
い。
報を必要とする場合、すなわち被介護者が居住室などか
ら出て行った場合と、警報をあえて必要としない場合、
すなわち被介護者が居住室に戻ってきた場合とを識別
し、被介護者が居住室などから出て行った場合にだけ警
報を発し、被介護者が居住室に戻ってきた場合は警報を
発しないようにしたため、無駄な警報が発せられること
がなくなり、介護者は被介護者が出て行ったのかまたは
戻ってきたのかを確認に行く必要はなく、介護者の負担
が軽減される利点がある。また、被介護者が出て行った
のかまたは戻ってきたのかの識別手段は、被介護者とそ
れ以外の者との区別なく動作するが、上記実施の形態に
よれば、検知対象が居住室などから出て行った場合であ
って、被介護者に付属している共振タグを検知した場合
にのみ警報を発するので、被介護者のみが識別され、必
要な場合にのみ警報が発せられることになり、この点か
らも、介護者の負担が軽減される利点がある。
上記実施の形態は、次のような有益な利用方法がある。
すなわち、例えばトイレの出入口に図6、図7に示すよ
うなアンテナと光学的検知手段を設置しておき、被介護
者がトイレに入ったことを検知した時点から計時を開始
し、一定時間経過しても被介護者がトイレから出たこと
が検知されない場合は、助力が必要である旨の警報を発
するようにする。計時動作は独立のタイマを用いて行っ
てもよいし、パーソナルコンピュータが有する計時機能
を利用してもよい。また、被介護者がトイレに入ったこ
と、トイレに入ったときからの経過時間、トイレから出
たことなどをパーソナルコンピュータで管理し、これを
ディスプレイに表示するようにしてもよい。
振タグは共振回路の共振周波数が異なる複数種類のもの
が用意されて被介護者ごとに共振周波数が異なる共振タ
グが割り当てられ、共振周波数の違いで被介護者を特定
するようにしてもよいし、共振タグは共振周波数が異な
る複数の共振回路を有するとともに、個々の共振タグは
複数の共振回路の組み合わせが異なっていて、共振周波
数の組み合わせの違いで被介護者を特定するようにして
もよい。
が絶縁シートに形成されてなる共振タグを用い、これを
被介護者とともに移動するように被介護者に付属させ、
送信部から共振タグの共振周波数と同じ周波数の電波を
送信し、共振タグの共振による反射信号を受信部で受信
することにより、被介護者が送受信エリアに進入したこ
とを検知し、この検知信号によって警報部から警報を発
するようにしたため、被介護者を常時監視しなくても、
警報によって被介護者の動きを知ることができる。ま
た、共振タグは、例えば柔軟性のある薄い基板に共振回
路を形成するだけでよく、これを被介護者の衣服等に貼
り付けても嵩張らず、外観上目立つこともないから、共
振タグが貼り付けられていることを被介護者に悟られる
こともなく、共振タグが被介護者によって取り外されて
しまうこともないから、被介護者の動きを確実に認識す
ることができる。さらに、共振タグは電源を必要としな
いから、電源の消耗によって被介護者の認識ができなく
なるという心配はなくなるし、衣服と一緒に洗濯するこ
ともできる。
共振周波数が異なる複数種類の共振タグを用意し、被介
護者ごとに共振周波数が異なる共振タグを割り当て、送
信部からは、複数の異なる周波数の電波を時系列で送信
し、被介護者に割り当てられている共振タグの共振周波
数と同じ周波数の電波が送信されたときその共振タグが
共振し、その反射信号を受信部が受信し、識別部で共振
周波数を識別し、被介護者を特定するようにしたため、
どの被介護者が送受信エリア内に進入したのかを識別す
ることができる。
共振周波数が異なる複数の共振回路を設け、この共振周
波数の組み合わせによって個々の共振タグを識別するこ
とができるようにし、送信部から送信される複数種類の
周波数の電波の中から、上記共振回路の共振による反射
信号を受信部で受信し識別部で識別することによって共
振タグを特定するようにしたため、共振タグの種類と電
波の周波数の種類の数の割には、より多くの共振タグ、
ひいてはより多くの被介護者を特定することが可能であ
る。
移動通路の前後に移動通路に向かって光検知手段が配置
され、送受信エリア内に共振タグが存在することを識別
部が識別したとき、上記前後の光検知手段による検知信
号の時間的な前後関係から、被介護者が入ってきたのか
出ていったのかを検知するため、警報を必要とする場
合、すなわち被介護者が居住室などから出て行った場合
と、警報をあえて必要としない場合、すなわち被介護者
以外の者の出入りおよび被介護者が居住室に戻ってきた
場合とを識別し、被介護者が居住室などから出て行った
場合にだけ警報を発するようにしたため、無駄な警報が
発せられることがなくなり、介護者の負担が軽減される
利点がある。
信部は、共振タグの共振による反射信号の減衰信号を受
信し、識別部は、上記減衰信号の有無によって送受信エ
リア内の共振タグの有無を識別し、さらには共振回路の
共振周波数を識別するようになっているため、共振タグ
の有無の識別が容易かつ確実であり、受信回路の構成が
簡単になる利点がある。
を示す回路ブロック図である。
す概念図である。
る。
らの反射信号の受信の様子を示す概念図である。
の反射信号の例を示す波形図である。
形態を概念的に示す斜視図である。
である。
を示す正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 被介護者に付属して被介護者とともに移
動し、共振回路が絶縁シートに形成されてなる共振タグ
と、 被介護者の移動通路近傍に配置されたアンテナと、 一定周波数の電波を上記アンテナから送信する送信部
と、 送信された電波を上記アンテナを介して受信する受信部
と、 上記アンテナによる送受信エリア内に上記共振タグが存
在するとき、上記受信部によって受信された信号から上
記共振回路の共振による反射信号を識別して信号を出力
する識別部と、 この識別部からの信号によって動作し警報を発する警報
部とを有してなる被介護者認識装置。 - 【請求項2】 共振タグは共振回路の共振周波数が異な
る複数種類のものが用意されて被介護者ごとに共振周波
数が異なる共振タグが割り当てられ、送信部は複数の異
なる周波数の電波を時系列で送信し、識別部は、共振回
路の共振周波数を識別して被介護者を特定する請求項1
記載の被介護者認識装置。 - 【請求項3】 共振タグは共振周波数が異なる複数の共
振回路を有するとともに、個々の共振タグは複数の共振
回路の組み合わせが異なるものであり、送信部は複数の
異なる周波数の電波を時系列で送信し、識別部は、共振
回路の共振周波数を識別するとともに共振周波数の組み
合わせによって被介護者を特定する請求項1記載の被介
護者認識装置。 - 【請求項4】 被介護者の移動通路の前後に移動通路に
向かって光検知手段が配置され、送受信エリア内に共振
タグが存在することを識別部が識別したとき、上記前後
の光検知手段による検知信号の時間的な前後関係から、
被介護者が入ってきたのか出ていったのかを検知する請
求項1記載の被介護者認識装置。 - 【請求項5】 受信部は、共振タグの共振による反射信
号の減衰信号を受信し、識別部は、上記減衰信号の有無
によって送受信エリア内の共振タグの有無を識別する請
求項1記載の被介護者認識装置。 - 【請求項6】 受信部は、共振タグの共振による反射信
号の減衰信号を受信し、識別部は、上記減衰信号の有無
によって送受信エリア内の共振タグの有無を識別すると
ともに、共振回路の共振周波数を識別する請求項2また
は3記載の被介護者認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34259697A JP3909729B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 被介護者認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34259697A JP3909729B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 被介護者認識装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11174149A true JPH11174149A (ja) | 1999-07-02 |
| JP3909729B2 JP3909729B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=18354998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34259697A Expired - Fee Related JP3909729B2 (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 被介護者認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3909729B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004205451A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Aruze Corp | 対象物認識装置 |
| JP2007322388A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Shimizu Corp | 漏水検知用タグを用いた漏水検知システム及び漏水検知方法 |
| JP2010062609A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 通信機器、通信システム |
| JP2011508300A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 対象物を識別する装置及び方法 |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP34259697A patent/JP3909729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004205451A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Aruze Corp | 対象物認識装置 |
| JP2007322388A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Shimizu Corp | 漏水検知用タグを用いた漏水検知システム及び漏水検知方法 |
| JP2011508300A (ja) * | 2007-12-19 | 2011-03-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 対象物を識別する装置及び方法 |
| US9818053B2 (en) | 2007-12-19 | 2017-11-14 | Koninklijke Philips N.V. | Identification of objects using frequency characteristics of RFID tags |
| JP2010062609A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 通信機器、通信システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3909729B2 (ja) | 2007-04-25 |
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