JPH11174340A - 顕微鏡の焦準装置 - Google Patents

顕微鏡の焦準装置

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JPH11174340A
JPH11174340A JP9362868A JP36286897A JPH11174340A JP H11174340 A JPH11174340 A JP H11174340A JP 9362868 A JP9362868 A JP 9362868A JP 36286897 A JP36286897 A JP 36286897A JP H11174340 A JPH11174340 A JP H11174340A
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JP
Japan
Prior art keywords
microscope
rack
focusing device
column
guide groove
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Withdrawn
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JP9362868A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Shinada
伸宏 品田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増加させず、しかも組立てに手間
のかからない安価な顕微鏡の焦準装置を提供する。 【解決手段】 支柱10と、顕微鏡ホルダ20と、顕微
鏡ホルダ20に固着され、支柱10に沿って上下動する
上下動部材30と、上下動部材30に設けられたラック
40と、支柱10に回転可能に設けられた回転軸50
と、この回転軸50に設けられ、ラック40と噛合する
ピニオン51とを備える顕微鏡の焦準装置において、支
柱10に上下方向に形成されたガイド溝12,13と、
上下動部材30に設けられ、ガイド溝12,13に摺動
可能に挿入された凸部31,32と、ガイド溝12,1
3と凸部31,32との間のガタを抑制するガタ抑制手
段とを備え、上下動部材30を凸部31,32及びラッ
ク40とともに一体に成型した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は顕微鏡の焦準装置
に関し、特に実体顕微鏡等の顕微鏡の焦準装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の顕微鏡の焦準装置を備える
実体顕微鏡の側面図である。
【0003】実体顕微鏡は、ベース105と、ベース1
05の一端に直立に設けられた支柱110と、支柱11
0に沿って上下動する顕微鏡ホルダ120と、顕微鏡ホ
ルダ120に取り付けられた顕微鏡本体121と、顕微
鏡ホルダ120を上下動させるハンドル111とを備え
る。
【0004】顕微鏡本体121自体には焦準機能がない
ので、この実体顕微鏡による観察は支柱110の側面に
設けられたハンドル111を操作して顕微鏡ホルダ12
0を上下動させ、ベース105上に載置された被観察物
に顕微鏡本体121の焦点を合わせて行われる。
【0005】図4は図3のIV−IV矢視断面図である。
【0006】顕微鏡の焦準装置は、支柱110と、顕微
鏡ホルダ120と、上下動部材130と、ラック140
と、回転軸150と、ピニオン151とを備える。
【0007】上下動部材130の一端面には顕微鏡ホル
ダ120がねじ(図示せず)で取り付けられ、他端面に
はラック140がねじ(図示せず)で取り付けられてい
る。
【0008】また、上下動部材130の長手方向の両端
面には上下方向に延びる矩形のガイド溝131,132
がそれぞれ形成されている。
【0009】ラック140と噛合するピニオン151は
回転軸150の中央に形成され、この回転軸150の両
端にはハンドル111がそれぞれ取り付けられている。
回転軸150は軸受117を介して断面C形状の支柱1
10に回転可能に設けられている。
【0010】支柱110の開口端には上下方向に延びる
矩形のガイド溝181,182を形成したガイド部材1
80A,180Bがそれぞれ取り付けられている。
【0011】ガイド溝131とガイド溝181、ガイド
溝132とガイド溝182とはそれぞれ対向して配置さ
れている。
【0012】ガイド溝131,132,181,182
の各隅部にはほぼ断面三角形のレース131a,132
a,181a,182aが配置され、レース131a,
181a間及びレース132a,182a間にはそれぞ
れ複数のボール191,192が組み付けられている。
【0013】レース131a,181aとボール19
1、レース132a,182aとボール192はそれぞ
れボールレース機構を構成する。ボールレース機構はレ
ース131a,181aとボール191との間、レース
132a,182aとボール192との間のころがり運
動によって上下動部材130をガイド部材180A,1
80B(支柱110)に対して上下動可能に支持する。
【0014】ハンドル111が操作されると、回転軸1
50が回転し、この回転力がピニオン151及びラック
140を介して上下動部材130に伝達される。上下動
部材130がボールレース機構に沿って上下動し、顕微
鏡ホルダ120に取り付けられた顕微鏡本体121が支
柱110に沿って上下動する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、顕微鏡の焦準
装置は上記したように多くの部品で構成され、またボー
ル191,192のレース131a,181a間及びレ
ース132a,182a間への組み付け等は手間のかか
る作業であるので、組立てに多くの時間を要し、製造コ
ストが高くなってしまうという問題がある。
【0016】また、組立て後においてもボールレース機
構やラック140とピニオン151との噛み合い部は金
属同士の接触であるので摩耗等し易く、給油が必要であ
り、装置の保守管理に手間がかかるという問題がある。
【0017】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は部品点数を増加させず、しかも組
立てに手間のかからない安価な顕微鏡の焦準装置を提供
することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、支柱と、顕微鏡取付部材と、
前記顕微鏡取付部材に固設され、前記支柱に沿って上下
動する可動部材と、前記可動部材に設けられたラック
と、前記支柱に回転可能に設けられた回転軸と、この回
転軸に設けられ、前記ラックと噛合するピニオンとを備
える顕微鏡の焦準装置において、前記支柱に上下方向に
形成されたガイド溝と、前記可動部材に設けられ、前記
ガイド溝に摺動可能に挿入された凸部と、前記ガイド溝
と前記凸部との間のガタを抑制するガタ抑制手段とを備
え、前記可動部材を前記凸部及び前記ラックとともに一
体に成型したことを特徴とする。
【0019】支柱に上下方向に形成されたガイド溝と、
可動部材に設けられ、ガイド溝に摺動可能に挿入された
凸部と、ガイド溝と凸部との間のガタを抑制するガタ抑
制手段とを備え、可動部材を凸部及びラックとともに一
体に成型したので、部品点数を少なくすることができ、
しかも組立てに手間がかからない。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の顕微鏡の焦準装置において、前記可動部材と前記凸部
と前記ラックとが樹脂材料で成型されていることを特徴
とする。
【0021】可動部材と凸部とラックとが樹脂材料で成
型されているので、ボールレース機構なしに凸部をガイ
ド溝に沿って摺動させることができるとともに、ラック
を加工する作業を省略できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0023】図1はこの発明の一実施形態に係る顕微鏡
の焦準装置を備える実体顕微鏡の側面図である。
【0024】実体顕微鏡は、ベース5と、支柱10と、
顕微鏡ホルダ(顕微鏡取付部材)20と、顕微鏡本体2
1と、ハンドル11とを備える。
【0025】支柱10はベース5の一端に、ベース5に
対してほぼ90゜の角度で取り付けられている。
【0026】ハンドル11は支柱10の側面に設けら
れ、ハンドル11を操作することによって顕微鏡ホルダ
20を上下動させる。
【0027】顕微鏡本体21は顕微鏡ホルダ20に取り
付けられ、顕微鏡ホルダ20と共に上下動する。
【0028】図2は図1のII−II矢視断面図である。
【0029】顕微鏡の焦準装置は、支柱10と、顕微鏡
ホルダ20と、上下動部材(可動部材)30と、ラック
40と、回転軸50と、ピニオン51とを備える。
【0030】上下動部材30の長手方向の両端面には凸
部31、32がそれぞれ形成されている。
【0031】上下動部材30と凸部31,32とラック
40とは樹脂材料で一体に成型され、上下動部材30に
は顕微鏡ホルダ20がねじ(図示せず)によって取り付
けられている。なお、樹脂としては対金属の動摩擦係数
が0.3以下の例えばポリアセタールを用いる。
【0032】支柱10はC形状の断面をしており、その
開口端部には凸部31,32が挿入されるガイド溝1
2,13が上下方向に形成されるとともに、ガイド溝1
2,13に通じる3つの雌ねじ14〜16が形成されて
いる。
【0033】各ガイド溝12,13には、凸部31,3
2と共にI形状断面の押付部材61とL形状断面の押付
部材62とが挿入されている。
【0034】雌ねじ14には雄ねじ71を、雌ねじ15
には雄ねじ72をそれぞれ螺合させ、I形状断面の押付
部材61とL形状断面の押付部材62とを矢印a方向へ
押して上下動部材30をガイド溝12,13の側面に押
し付けている。
【0035】雌ねじ16には雄ねじ73が螺合され、L
形状断面の押付部材62を矢印b方向へ押して上下動部
材30をガイド溝12の側面に押し付けている。
【0036】上記押付部材61,62と雄ねじ71〜7
3とによってガイド溝12,13と凸部31,32との
間のガタを抑制するガタ抑制手段が構成される。
【0037】また、支柱10には軸受17を介して回転
軸50が回転可能に取り付けられている。
【0038】回転軸50の中央にはラック40と噛合す
るピニオン51が形成され、両端には回転軸50を回転
させるためのハンドル11がそれぞれ取り付けられてい
る。
【0039】次に図1と図2とを参照して顕微鏡の焦準
装置の動作を説明する。
【0040】ハンドル11を操作すると、回転軸50が
回転し、この回転力がピニオン51及びラック40を介
して上下動部材30に伝達される。上下動部材30はガ
イド溝12,13に沿って摺動し、顕微鏡ホルダ20に
保持されている顕微鏡本体21を上下動させる。そのた
め、ベース5上に載置された被観察物に顕微鏡本体21
の焦点を合わせることができる。
【0041】上記実施形態によれば、部品点数を少なく
することができ、しかも従来例のようにボールレース機
構を有しないので組立てに手間がかからず、組立て時間
を短縮することができ、装置を安価に製造することがで
きる。
【0042】また、ボールレース機構を使用せず、凸部
31、32やラック40を対金属の動摩擦係数が0.3
以下の樹脂で形成したので、樹脂材料と金属との接触と
なり、ガイド溝12,13と凸部31,32との摺動部
分やラック40とピニオン51との噛み合い部分に対す
る給油を不要にでき、装置に対する保守管理の手間を軽
減することができる。
【0043】また、凸部31,32を対金属の動摩擦係
数が0.3以下の樹脂で成型したので、ボールレース機
構より簡単な構成でボールレース機構と同様に上下動部
材30を滑らかに摺動させることができる。
【0044】更に、成型によってラック40を上下動部
材30と同時に成型するので、従来のようにラックを加
工するための作業を省略できる。
【0045】また、ラック40の上下方向の長さを長く
するだけで、顕微鏡ホルダ20の可動範囲を容易に広げ
ることができる。
【0046】なお、上記実施形態では上下動部材30を
ポリアセタールを用いて構成したが、例えば含油ポリア
セタール等の含油樹脂を用いて構成してもよい。含油樹
脂を用いれば油と金属との接触となり、摩擦抵抗をより
少なくすることができ、顕微鏡ホルダの摺動をより円滑
にできる。
【0047】また、上下動部材30の材料として樹脂を
用いる代わりに金属の微粉末を焼結し油をしみ込ませた
もの(含油焼結金属)を用いるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1記載の発
明によれば、部品点数を少なくすることができ、しかも
組立てに手間がかからないので、組立て時間を短縮で
き、装置を安価に製造することができる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、ボールレー
ス機構なしに凸部をガイド溝に沿って摺動させることが
できる。また、ラックを加工する作業を省略でき、装置
をより安価に製造することができる。更に、凸部をガイ
ド溝との摺動部及びラックとピニオンとの噛み合い部は
金属同士の接触でないので摩耗し難くなり、給油作業を
不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る顕微鏡の焦
準装置を備える実体顕微鏡の側面図である。
【図2】図2は図1のII−II矢視断面図である。
【図3】図3は従来の顕微鏡の焦準装置を備える実体顕
微鏡の側面図である。
【図4】図4は図3のIV−IV矢視断面図である。
【符号の説明】
10 支柱 12,13 ガイド溝 20 顕微鏡ホルダ(顕微鏡取付部材) 30 上下動部材(可動部材) 31,32 凸部 40 ラック 50 回転軸 51 ピニオン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱と、顕微鏡取付部材と、前記顕微鏡
    取付部材に固設され、前記支柱に沿って上下動する可動
    部材と、前記可動部材に設けられたラックと、前記支柱
    に回転可能に設けられた回転軸と、この回転軸に設けら
    れ、前記ラックと噛合するピニオンとを備える顕微鏡の
    焦準装置において、 前記支柱に上下方向に形成されたガイド溝と、 前記可動部材に設けられ、前記ガイド溝に摺動可能に挿
    入された凸部と、 前記ガイド溝と前記凸部との間のガタを抑制するガタ抑
    制手段とを備え、 前記可動部材を前記凸部及び前記ラックとともに一体に
    成型したことを特徴とする顕微鏡の焦準装置。
  2. 【請求項2】 前記可動部材と前記凸部と前記ラックと
    が樹脂材料で成型されていることを特徴とする請求項1
    に記載の顕微鏡の焦準装置。
JP9362868A 1997-12-12 1997-12-12 顕微鏡の焦準装置 Withdrawn JPH11174340A (ja)

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JPH11174340A true JPH11174340A (ja) 1999-07-02

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Effective date: 20050301