JPH11174513A - 像ぶれ補正機能を有する光学装置 - Google Patents

像ぶれ補正機能を有する光学装置

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JPH11174513A
JPH11174513A JP36333197A JP36333197A JPH11174513A JP H11174513 A JPH11174513 A JP H11174513A JP 36333197 A JP36333197 A JP 36333197A JP 36333197 A JP36333197 A JP 36333197A JP H11174513 A JPH11174513 A JP H11174513A
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signal
optical axis
output
frequency
driving
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JP36333197A
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Toshifumi Osawa
敏文 大沢
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Canon Inc
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に正確な振動検出を行い、確実に像ぶれ補
正機能を発揮させる。 【解決手段】 光学系の光軸の角度変化を角速度として
検出する角速度検出手段と、該角速度検出手段の出力信
号を信号処理する信号処理手段と、前記光軸を変化させ
るための光軸変化手段と、前記信号処理手段からの信号
S1と前記光軸変化手段を所定の周波数にて微少振幅駆
動するために入力される信号S2を重畳して、その信号
S3により前記光軸変化手段を駆動する光軸変化駆動手
段と、前記角速度検出手段が有する共振周波数と前記微
少振幅駆動の駆動周波数とが干渉しない周波数帯域とな
るような、前記光軸変化手段を所定の周波数にて微少振
幅駆動するための信号S2を生成し、前記光軸変化駆動
手段に出力する信号生成手段とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手ぶれ振動等によ
る像ぶれを補正する機能を有するカメラ等の光学装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、手ぶれ振動等によって発生す
る像ぶれを補正する機能を有するカメラ等の光学装置は
知られている。より具体的には、手ぶれ振動等によって
発生する像ぶれをその装置に備えられた振動検出手段に
よって加速度或いは角速度といった情報として検出し、
こうしたぶれ情報を基にして前記像ぶれを撮像面上或い
は観察面上にて打ち消すように装置の光学系の全体或い
は一部を移動、或いは、変化させる仕組みを備えた光学
装置が実現されている。特開平9−043657号はこ
うした装置についての提案例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の提案装置に
おいては、手ぶれ等による装置の振動による光軸ぶれを
補正するための光軸変化手段を駆動する際にその摩擦力
を低減するために、該光軸変化手段を微少振幅駆動する
事の技術が記載されている。
【0004】しかしながら、上記光軸変化手段を微少振
幅駆動すると、その周波数にてメカニカルな振動がその
装置内にて発生する。従って、特に振動検出手段とし
て、振動ジャイロ等の共振周波数を有するセンサを用い
ている場合、その共振周波数に近い振動を外部より与え
てしまうと、振動が正確に検出できないという問題が生
じる恐れがあった。
【0005】(発明の目的)本発明の第1の目的は、常
に正確な振動検出を行い、確実に像ぶれ補正機能を発揮
させることのできる像ぶれ補正機能を有する光学装置を
提供しようとするものである。
【0006】本発明の第2の目的は、光軸変化手段を微
少振幅駆動させる際のマイクロコンピュータの負荷を低
減することのできる像ぶれ補正機能を有する光学装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、光学系の光軸の角
度変化を角速度として検出する角速度検出手段と、該角
速度検出手段の出力信号を信号処理する信号処理手段
と、前記光軸を変化させるための光軸変化手段とを有し
た像ぶれ補正機能を有する光学装置において、前記信号
処理手段からの信号と前記光軸変化手段を所定の周波数
にて微少振幅駆動するために入力される信号を重畳し
て、その信号により前記光軸変化手段を駆動する光軸変
化駆動手段と、前記角速度検出手段が有する共振周波数
と前記微少振幅駆動の駆動周波数とが干渉しない周波数
帯域となるような、前記光軸変化手段を所定の周波数に
て微少振幅駆動するための信号を生成し、前記光軸変化
駆動手段に出力する信号生成手段とを有する像ぶれ補正
機能を有する光学装置とするものである。
【0008】上記第2の目的を達成するために、請求項
2記載の本発明は、信号生成手段はこの装置を制御する
ために備わった連続パルス信号出力機能を有するマイク
ロコンピュータであり、生成した微少振幅駆動を行わせ
るための繰り返し信号を、前記連続パルス信号を出力す
る端子より出力する像ぶれ補正機能を有する光学装置と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1及び図2は本発明の実施の一形態に係
る像ぶれを補正する機能を有する光学装置としてのカメ
ラの電気回路構成例を示す回路図であり、図1の〜
は、図2の〜とそれぞれ接続されるものであり、こ
れら〜を端子名(時として信号名)として用いる。
【0011】図1は、電気回路構成のうち、主として像
ぶれを補正するための機能を実現するための構成部分で
あり、101は手ぶれ等によるカメラの縦方向の振動を
角速度として検出するための例えば振動ジャイロ等の第
1の振動検出センサ、102はコンデンサ、103は可
変抵抗器(詳しくは後述する)、104は演算増幅器で
あり、前記振動検出センサ101の出力信号は、前記コ
ンデンサ102と可変抵抗器103から成る可変周波数
特性のハイパスフィルタによって直流成分がカットされ
ていわゆるボルテージフォロワ接続された演算増幅器1
04によってバッファ出力される。105は固定抵抗
器、106は可変抵抗器、107はコンデンサ、108
は演算増幅器であり、これら固定抵抗器105から演算
増幅器108までの各素子にて構成される回路部は、特
開平1−130144号にも記載されている様に可変周
波数特性の積分器となる。この積分器に入力される信号
はハイパスフィルタにて帯域調整された手ぶれの角速度
であり、これが積分されることで手ぶれ等による振動の
角変位となる。109及び110は固定抵抗器、111
は可変抵抗器、112は演算増幅器であり、固定抵抗器
109から演算増幅器112までの各素子にて構成され
る回路部は倍率可変の加算器となり、前記積分器の出力
(角変位)と後述するマイクロコンピュータ201が出
力する信号とを加算してある倍率にて出力する。
【0012】尚、前記可変抵抗器103の一端、前記演
算増幅器108及び演算増幅器112の+入力に与えら
れるVref は所定の基準電圧であり、例えば回路の電源
電圧の1/2の値等が選ばれる。回路に+/−両極性の
電源が供給されているならば、この基準電圧Vref は0
Vで構わない。
【0013】113は駆動回路であり、前記加算器の出
力信号の大きさに比例した電圧又は電流をコイル114
に通電する。120は撮影レンズの全部または一部とそ
の支持部材やマグネット等が一体となった光軸変化手段
であり、前記コイル114の通電量に略比例して、図1
のP(ピッチ)方向、即ち縦方向に移動することによ
り、検出した縦方向の振動による撮影画像の光軸ぶれを
打ち消す作用をする。
【0014】121は手ぶれ等によるカメラの横方向の
振動を角速度として検出するための振動ジャイロ等の第
2の振動検出センサ、122はコンデンサ、123は可
変抵抗器、124は演算増幅器であり、前記振動検出手
段121の出力信号は、前記コンデンサ122と可変抵
抗器123から成る可変周波数特性のハイパスフィルタ
ーによって直流成分がカットされていわゆるボルテージ
フォロワ接続された演算増幅器124によってバッファ
出力される。125は固定抵抗器、126は可変抵抗
器、127はコンデンサ、128は演算増幅器であり、
前記固定抵抗器125から演算増幅器128までの各素
子にて構成される回路部は可変周波数特性の積分器とな
る。この積分器に入力される信号はハイパスフィルタに
て帯域調整された手ぶれ等による振動の角速度であり、
これが積分されることで振動の角変位となる。129及
び130は固定抵抗器、131は可変抵抗器、132は
演算増幅器であり、固定抵抗器129から演算増幅器1
32までの各素子にて構成される回路部は倍率可変の加
算器となり、前記積分器の出力(角変位)と後述するマ
イクロコンピュータ201が出力する信号とを加算し
てある倍率にて出力する。
【0015】尚、前記可変抵抗器123の一端、前記演
算増幅器128及び演算増幅器132の+入力に与えら
れる規準電圧Vref については先述した通りである。
【0016】133は駆動回路であり、前記加算器の出
力信号の大きさに比例した電圧又は電流を134にて示
されるコイルに通電する。尚、該駆動回路113又は1
33に共通に入力される信号は、これら駆動回路の出
力許可信号である。
【0017】光軸変化手段120は、コイル134の通
電量に略比例して図1のY(ヨー)方向、即ち横方向に
移動することにより、検出した横方向の振動による撮影
画像の光軸ぶれを打ち消す作用をする。
【0018】以上説明した図1中の加算器と駆動回路に
よって構成される回路部が、光軸変化駆動手段となって
いる。
【0019】図2は電気回路構成のうち、図1にて説明
した像ぶれ防止機能を除くその他の構成部分である。
【0020】201はカメラの全体制御を行うためのワ
ンチップマイクロコンピュータであり、その内部には、
主として制御プログラムや固定のデータ等を格納するR
OM,制御や演算を行う際にデータ等を一時記憶するR
AM,論理演算を実行するALU,外部より入力された
アナログデータをデジタルデータに変換するA/Dコン
バータ,ソフトウェアにて設定されたデータに従ってあ
る周波数でハイレベル区間とロウレベル区間とのいわゆ
るデューティ比率が可変設定可能な連続パルス信号をハ
ードウェアにて出力する連続パルス信号出力機能を有し
ている。この連続パルス信号出力機能については、若干
の機能の違いやマイクロコンピュータの品種の違い等に
よって、PWM機能,PWMタイマ,PPGタイマ等と
呼ばれることもある。カメラ等の光学機器の制御に用い
られるマイクロコンピュータにおいては、上記のような
連続パルス信号出力機能が備わっているのが普通であ
り、特にこのような機能の有無によりマイクロコンピュ
ータのコストが大きく変わることはない。このマイクロ
コンピュータ201の動作シーケンスの詳細については
後述する。
【0021】202は、例えばフォトダイオードとその
出力を増幅するアンプによって構成されて、被写体の明
るさに関する情報をアナログ値で出力する測光センサで
あり、その出力はマイクロコンピュータ201のA/D
コンバータ用の第1入力に接続される。203は、例え
ばCCDラインセンサやPSD等によって構成されて、
被写体の焦点位置に関する情報をアナログ値にて出力す
る焦点検出センサであり、その出力はマイクロコンピュ
ータ201のA/Dコンバータ用の第2入力に接続され
る。204はカメラの電源となるバッテリー(不図示)
の電圧をA/Dコンバータの変換レンジに合致するよう
に所定の値に分圧あるいはレベルシフトをして出力する
バッテリー電圧検出回路であり、その出力はマイクロコ
ンピュータ201のA/Dコンバータ用の第3入力に接
続される。
【0022】205はシャッタ及びその駆動回路であ
り、マイクロコンピュータ201からの出力信号により
シャッタを開閉して露光を行う。206は第1のモータ
駆動回路回路であり、前記焦点検出センサ203の出力
から求められた被写体の焦点位置に関する情報に従っ
て、マイクロコンピュータ201からの出力される駆動
信号に基づいて207にて示される撮影レンズの焦点調
節用モータを駆動する。208は第2のモータ駆動回路
回路であり、マイクロコンピュータ201からの出力さ
れる駆動信号に基づいて撮影レンズの焦点距離調節用モ
ータ209を駆動する。210は第3のモータ駆動回路
回路であり、マイクロコンピュータ201からの出力さ
れる駆動信号に基づいてフィルムの巻き上げ及び巻き戻
し用モータ211を駆動する。
【0023】212はレリーズスイッチの第1ストロー
クにてオンする第 1ストロークスイッチ、213はレリ
ーズスイッチの第2ストロークにてオンする第2ストロ
ークスイッチ、214は撮影レンズの焦点距離変更用ス
イッチである。215は例えば液晶装置や発光ダイオー
ド等による表示器であり、撮影枚数や日付等の各種撮影
情報或いは警告表示等を行う。216は自然光では被写
体の明るさが不足するような場合に被写体を照明するス
トロボ装置である。217は焦点検出を行う場合に被写
体の明るさが不足している等の理由により前記焦点検出
センサ203の出力が不十分の場合に被写体を照明する
焦点検出用光源である。尚、焦点検出には各種手法があ
ることが知られているが、その手法によってはこうした
焦点検出用光源は焦点検出を行う場合に必ず被写体を照
明することもある。
【0024】218は例えばEEPROMや強誘電メモ
リ等の不揮発性メモリ(図2では、EEPROMを想定
している)であり、図1にて示したフィルタや光軸変化
駆動手段の製造誤差に関する情報、または、その補正値
に関する情報を製造時に測定して記憶する。端子から
はそれぞれ先述した連続パルス信号出力機能の第1出
力端子から第8出力端子であり、図1のからにそれ
ぞれ接続される。図1のは可変抵抗器103の断続動
作信号入力端子、は可変抵抗器106の断続動作信号
入力端子、は可変抵抗器111の断続動作信号入力端
子、は固定抵抗器110の片側端子、は可変抵抗器
123の断続動作信号入力端子、は可変抵抗器126
の断続動作信号入力端子、は可変抵抗器131の断続
動作信号入力端子、は固定抵抗器130の片側端子に
接続されている。マイクロコンピュータ201の出力端
子は先述した駆動回路113及び133の出力許可端
子に接続される。
【0025】次に、図3を用いて可変抵抗器の構成例に
ついて説明する。
【0026】可変抵抗器は、端子T1とT2との間に、
固定抵抗R1と固定抵抗R2とアナログスイッチSWと
の直列接続されたものが並列接続されて成る。さらにア
ナログスイッチSWの導通制御を行う端子が端子T3で
ある。
【0027】アナログスイッチSWは端子T3に与えら
れる信号がハイレベルの場合に導通し、端子T3に与え
られる信号がロウレベルの場合に非導通となる。もし
も、端子T3に与えられる信号がロウレベルの場合に
は、アナログスイッチSWは非導通であるから、端子T
1とT2との間の抵抗値は固定抵抗R1の抵抗値そのも
のになり、端子T3に与えられる信号がハイレベルの場
合には、アナログスイッチSWは導通であるから、端子
T1とT2との間の抵抗値は固定抵抗R1と固定抵抗R
2とを並列接続した場合の合成抵抗値である「(R1×
R2)/(R1+R2)」になる。但し、固定抵抗R1
と固定抵抗R2のそれぞれの抵抗値R1及びR2の値に
対して、アナログスイッチSWの導通抵抗値が十分小さ
いとして無視している。
【0028】端子T3に与えられる信号が図4にて示さ
れる様なハイレベルとロウレベルとがある時間比率で繰
り返し変化する連続パルス信号であったと場合を考える
と、連続パルス信号がハイレベルの期間中は、端子T1
とT2との間の抵抗値は固定抵抗R1と固定抵抗R2と
を並列接続した場合の合成抵抗値である「(R1×R
2)/(R1+R2)」となり、連続パルス信号がロウ
レベルの期間中は、端子T1とT2との間の抵抗値は固
定抵抗R1の抵抗値そのものとなることの繰り返しとな
る。もしも、連続パルス信号の周期tが端子T1とT2
との間を通過する信号の周波数に比べて十分に短けれ
ば、この抵抗値の連続した繰り返しは合成抵抗値「(R
1×R2)/(R1+R2)」と抵抗値R1の時間的平
均値とみなして構わない。
【0029】よって、端子T3に与えられる連続パルス
信号のハイレベル期間tonと周期tとの比「ton/t」
を横軸にとって、縦軸に端子T1とT2との間の平均抵
抗値をとると、図5に示すような関係となる。これは端
子T1とT2との間の抵抗値が端子T3に与えられる連
続パルス信号のいわゆるデューティ比が連続的に変化す
ることによって、連続的に変化する可変抵抗器となって
いることを示している。但し、実際のマイクロコンピュ
ータにおいては連続パルス信号のデューティ比はデジタ
ルデータで設定されるので、無段階の連続とはならな
い。例えば連続パルス信号のデューティ比を設定するデ
ータが8ビット長であれば、256段階のデューティ比
が設定できるし、16ビット長であれば65536段階
のデューティ比が設定できる。
【0030】図1において説明したコンデンサ102と
可変抵抗器103から成る可変周波数特性のハイパスフ
ィルタ、及び、コンデンサ122と可変抵抗器123か
ら成る可変周波数特性のハイパスフィルタの通過下限周
波数となるいわゆる遮断周波数fcは、コンデンサの容
量値をC、可変抵抗器の抵抗値をRとして、以下の式で
表わされる。
【0031】fc=1/2×π×R×C よって、可変抵抗器の抵抗値Rが変化することで遮断周
波数fcを可変とすることができる。すなわち、図1に
て説明したハイパスフィルタは周波数特性が変更可能で
ある。
【0032】ここで、仮に遮断周波数fcとして「0.1
Hz」を得ようとすると、「C= 1.5μF」を選択し
て、「R=1MΩ」となるような固定抵抗器及び連続パ
ルス信号のデューティを設定することで得られる。
【0033】しかし、先述したように実際のコンデンサ
や抵抗器には製造誤差があるので、その誤差の影響を排
除して正確に遮断周波数fcが「0.1 Hz」となるよう
な連続パルス信号のデューティをマイクロコンピュータ
201が出力するために、例えば個々の装置においてそ
の製造時に遮断周波数fcが「0.1 Hz」となるような
連続パルス信号のデューティを測定して、その値を先述
した不揮発性メモリであるEEPROM218に記憶す
る。マイクロコンピュータ201が実際に装置の制御を
行う際にEEPROM218よりこの値を入力して連続
パルス信号のデューティを決定すれば、正確に遮断周波
数fcが「0.1 Hz」となったハイパスフィルタを構成
することができる。尚、EEPROM218に記憶する
値は絶対値でなくとも良く、標準値に対するずれ量でも
構わない。
【0034】また、図1にて説明した固定抵抗器10
5、可変抵抗器106、コンデンサ107、演算増幅器
108から成る積分器、及び、固定抵抗器125、可変
抵抗器126、コンデンサ127、演算増幅器128か
ら成る積分器についても、積分可能な下限周波数となる
遮断周波数fsは、コンデンサの容量値をC、可変抵抗
器の抵抗値をRとして以下の式で表わされる。
【0035】fs=1/2×π×R×C よって、可変抵抗器の抵抗値Rが変化することで遮断周
波数fsを可変とすることができる。すなわち、図1に
て説明した積分器は周波数特性を変更可能である。ま
た、ハイパスフィルタの場合と同様に、個々の装置にお
いてその製造時に遮断周波数fsが例えば「0.1 Hz」
となるような連続パルス信号のデューティを測定して、
その値を先述したEEPROM218に記憶する。マイ
クロコンピュータ201が実際に装置の制御を行う際に
EEPROM218よりこの値を入力して連続パルス信
号のデューティを決定すれば、正確に遮断周波数fsが
「0.1 Hz」となった積分器を構成することができる。
【0036】尚、以上説明したハイパスフィルタ及び積
分器の周波数特性を変更するためにマイクロコンピュー
タ201より出力する連続パルス信号の周波数は、アナ
ログスイッチSWが応答可能な周波数範囲内で、そのハ
イパスフィルタ及び積分器を通過する信号、すなわち手
ぶれ等による装置の振動に関する信号に対して充分に高
くしておく必要がある。手ぶれ等による装置の振動に関
する信号は高くても数「10Hz」位の周波数なので、
ハイパスフィルタ及び積分器の周波数特性を変更するた
めにマイクロコンピュータ201より出力する連続パル
ス信号の周波数は約10kHz位のオーダーに設定する
とよい。
【0037】図1の固定抵抗器109から演算増幅器1
12までの各素子にて構成される加算器は、固定抵抗器
109に入力される積分器の出力と固定抵抗器110に
入力されるマイクロコンピュータ201が出力する連続
パルス信号出力とを加算する。ここで、固定抵抗器10
9の抵抗値をR109 、固定抵抗器110の抵抗値をR11
0 、可変抵抗器111の抵抗値をR111 とし、積分器の
出力値をVi、マイクロコンピュータ201が出力する
連続パルス信号出力の出力値をVm、加算器の出力値を
Voとすると、 Vo=Vref −(R111 /R109 )×(Vi− Vref
)−(R111 /R110 )×( Vm −Vref ) である。分かりやすくするために、「Vref =0V」で
考えると Vo=−(R111 /R109 )× Vi−(R111 /R11
0 )× Vm であり、抵抗値R111 とR109 との比によって積分器の
出力Viの加算倍率が決定され、抵抗値R111 とR110
との比によって連続パルス信号出力の出力値Vmの加算
倍率が決定されている。可変抵抗器111は図3から図
5にて説明したような可変抵抗器であるから、固定抵抗
器109から演算増幅器112までの各素子にて構成さ
れる加算器は、可変倍率の加算器であることがわかる。
【0038】固定抵抗器129から演算増幅器132ま
での各素子にて構成される加算器についても全く同様な
構成なので、抵抗値R131 とR129 との比によって積分
器の出力Viの加算倍率が決定され、抵抗値R131 とR
130 との比によって連続パルス信号出力の出力値Vmの
加算倍率が決定される可変倍率の加算器である。
【0039】図6は加算器による信号加算の具体例を示
す図である。
【0040】この図に示した信号波形例のうち、信号S
1は積分器の出力Viの波形例である。手ぶれ等によっ
て生じる装置の振動周波数は一般的にかなり低い周波数
であり、概略「0.1〜10Hz」位のオーダーであるこ
とが知られている。その振幅等においては規則性はな
い。信号S2はマイクロコンピュータが出力する連続パ
ルス信号出力の出力値Vmの波形例であり、所定の周波
数にてデューティ50%の波形である。信号S3は、信
号S1と信号S2とが加算器によって加算された結果を
示すもので、信号S1に対する加算倍率に比べて信号S
2に対する加算倍率を低く設定するために信号S1の波
形上に信号S2の波形成分が小さい振幅で重畳された波
形になっている。但し、反転タイプの加算器なので、信
号S1及び信号S2の単純な加算結果に対して信号S3
は反転する。
【0041】手ぶれ等による装置の振動の角変位を表わ
す積分出力信号(波形例S1)に、マイクロコンピュー
タ201からの連続パルス信号(波形例S2)を重畳す
る理由を説明する。
【0042】図1にて説明した光軸変化手段120は装
置の中でメカニカルに支持されているものであるから、
コイル114或いはコイル134に通電されて移動する
場合には支持部材との摩擦が発生する。手ぶれ等による
装置の振動の周波数帯域は先述したように概略「0.1 〜
10Hz」位と低いために、これによる撮影画像の光軸
ぶれを打ち消す作用をするための光軸変化手段120の
動作周波数帯域も同じく概略「0.1〜10Hz」位とな
る。このために光軸変化手段120の移動に伴う摩擦は
静止摩擦に近いものとなって比較的摩擦力が大きく、こ
の摩擦力の影響で光軸変化手段120がスムーズに移動
できずに撮影画像の光軸ぶれを打ち消す作用が十分に達
成できない結果になる。
【0043】そこで、こうした摩擦力を低減するため
に、光軸変化手段120を撮影画像の光軸ぶれを打ち消
すための移動とは別に、撮影画像に影響の無い範囲内で
の微少振幅駆動していると、摩擦力が動摩擦に近いもの
となって比較的摩擦力としては小さくなることが知られ
ている。マイクロコンピュータ201からの連続パルス
信号(波形例S2)はこうした光軸変化手段120の微
少振幅駆動を行うための信号である。微少振幅駆動の駆
動周波数はマイクロコンピュータ201が出力する連続
パルス信号の周波数にて決定されるが、摩擦力を効果的
に低減しかつ装置の他の部分に影響を与えない周波数が
望ましい。
【0044】図7にも示した様に、撮影画像の像ぶれを
防止する作用を行う周波数帯域は先述したように概略
「0.1 〜10Hz」位である。微少振幅駆動の駆動周波
数はこの像ぶれを防止する作用と干渉せぬように像ぶれ
を防止する作用を行う周波数帯域よりも1桁程度以上は
離れているように設定する。しかし、一方で像ぶれ或い
は装置のぶれを検出するために使われる振動ジャイロ等
の振動検出センサはそのセンサ部分を共振周波数にて振
動させている場合が多く、その共振周波数に近いような
振動を振動検出手段の外部より与えてしまっては該振動
検出センサが正確に装置のぶれを検出できなくなる。よ
って、微少振幅駆動の駆動周波数は振動検出手段の共振
周波数とも離れていて干渉無きように設定する必要があ
る。
【0045】一例として図7に示した様に振動検出セン
サの共振周波数が「7〜8KHz」であったとして、微
少振幅駆動の駆動周波数が「200〜300Hz」位と
なるようにマイクロコンピュータ201が連続パルス信
号の周波数を決定すれば、像ぶれを防止する作用を行う
周波数帯域とも、振動検出センサの共振周波数帯域とも
干渉せずに済み、不具合は発生しない。尚、加算器の加
算倍率等も固定抵抗器の製造誤差等に影響されてバラツ
キを発生する。そこで、個々の装置においてその製造時
に所定の加算倍率となるような連続パルス信号のデュー
ティを測定して、その値を先述したEEPROM218
に記憶する。
【0046】マイクロコンピュータ201は実際に装置
の制御を行う際にEEPROM218よりこの値を入力
して連続パルス信号のデューティを決定すれば、誤差の
影響がなく所定の加算倍率を持った加算器を構成するこ
とができる。
【0047】加算器の加算倍率がこの回路構成のなかで
どういう意味を持つかについて説明する。
【0048】積分器が出力する手ぶれ振動の角変位信号
が示す撮影画像の光軸ぶれ対してその変位を打ち消すよ
うに光軸変化手段120が移動して、光軸を元に戻すよ
う変位すれば手ぶれ振動による撮影画像のぶれを防止で
きる。しかし、一般的に光軸変化手段120の移動量に
対する光軸の変位量は撮影レンズがズームレンズの場合
にその焦点距離によって変化するので、撮影レンズの焦
点距離情報に基づいて手ぶれ振動の角変位信号に対する
光軸変化手段120の駆動比率を調整する必要がある。
この駆動比率を調整するための手段として、本実施の形
態では、加算器の加算倍率を調整する。加算器の加算倍
率を変化させると、積分器が出力する手ぶれ振動の角変
位信号が同じ量でも加算器の出力値は変化するために、
駆動回路113又は133に出力される駆動用信号のレ
ベルが変化する。よって、コイル114又は134への
通電量も変化して光軸変化手段120の移動量も変化す
る。尚、撮影レンズの構成タイプによっては焦点調節の
ためのレンズの繰り出し量によっても手ぶれ振動の角変
位信号に対する光軸変化手段120の駆動比率を調整す
る必要がある場合もあり、このようなレンズの場合はレ
ンズの焦点距離情報とレンズの繰り出し量(撮影距離情
報)の両方に基づいて加算器の加算倍率を設定する。
【0049】マイクロコンピュータ201の動作シーケ
ンスの全体の流れについて図8のタイミングチャートに
従って説明する。
【0050】不図示のメインスイッチがオンされると、
電気回路に電源投入がされて、図のt1の期間になる。
像ぶれを検出するセンサ(振動検出センサ)は電源投入
後、出力が安定するまでにやや時間を要するためにその
不安定な出力を受けるハイパスフィルタや積分器は遮断
周波数fc又はfsが低いとその出力が飽和したりし易
い。よって、ハイパスフィルタの遮断周波数fcが最大
となる様に、マイクロコンピュータ201は連続パルス
出力端子のうちととの出力信号を最大デューティで
出力するとともに、積分器の遮断周波数fsが最大とな
るようにマイクロコンピュータ201は連続パルス出力
端子のうちととの出力信号を最大デューティで出力
する。このタイミングでは未だ振動を検出してそれによ
る像ぶれ防止の動作をする訳ではないので、遮断周波数
fc又はfsは像ぶれ防止の動作をする場合の遮断周波
数よりも高いもので構わない。
【0051】連続パルス出力機能は一旦出力データを設
定すると後はハードウェアにて同じ波形を繰り返し出力
するので、マイクロコンピュータ201としてはデュー
ティ等を変更する必要が発生しない限りはこれに関わら
ずに済み、他の処理を行うことが出来る。つまり、光軸
変化手段を微少振幅駆動させる為のマイクロコンピュー
タ201の負荷を軽減することができる。
【0052】さらにこのt1の期間内に必要に応じて撮
影レンズを初期位置に移動させるように第2のモータ駆
動回路回路208に信号出力を行って、撮影レンズの焦
点距離調節用モータを駆動する。これらのシーケンスが
終了するとt2の期間に移る。マイクロコンピュータ2
01はストロボ装置216が発光可能となるように充電
を行わせる。充電が終了するとt3の期間に移る。
【0053】振動検出センサの出力が安定するのに必要
な時間が経過すると、ハイパスフィルタや積分器の遮断
周波数を振動検出に必要な本来の遮断周波数となるよう
にマイクロコンピュータ201は連続パルス出力端子よ
り出力する信号のデューティを変更する。ハイパスフィ
ルタの遮断周波数fcが所定値となるように連続パルス
出力端子のうちととの出力信号を最大デューティよ
り所定のデューティに変更するが、この場合に先述した
ように回路素子の製造誤差による遮断周波数fcの誤差
が出ないように予めEEPROM218に記憶された値
を参照して連続パルス信号のデューティを決める。
【0054】同様に、積分器の遮断周波数fsも所定値
となるように連続パルス出力端子のうちととの出力
信号を最大デューティより所定のデューティに変更する
が、この場合に先述したように回路素子の製造誤差によ
る遮断周波数fsの誤差が出ないように予めEEPRO
M218に記憶された値を参照して連続パルス信号のデ
ューティを決める。
【0055】遮断周波数変更のシーケンスが終了すると
t4の期間に移る。この期間中に、もしも、撮影レンズ
の焦点距離変更用スイッチ214が操作されると、マイ
クロコンピュータ201はそのスイッチ操作に応じて撮
影レンズの焦点距離を変更するように第2のモータ駆動
回路回路208に信号出力して撮影レンズの焦点距離調
節用モータ209を駆動する。これで、撮影者は好みの
焦点距離を選択することが出来る。
【0056】第1ストロークスイッチ212がオンされ
ることを検出するとt5の期間に移る。この期間におい
て、マイクロコンピュータ201は撮影の準備として焦
点検出をまず行う。必要に応じて焦点検出用光源217
を発光して被写体を照明し、焦点検出センサ203の出
力情報をA/D変換しながら読み込む。さらに読み込ま
れた情報を演算処理して被写体の焦点位置に関する情報
を求めて、合焦とするためのレンズの駆動情報にする。
さらに、求められた駆動情報に従って第1のモータ駆動
回路回路206に信号出力を行って撮影レンズの焦点調
節用モータ207を駆動して、撮影レンズを合焦状態に
する。この際に撮影レンズの繰り出し位置を不図示のエ
ンコーダ等の情報より得ることが出来て、被写体の撮影
距離に関する情報を得ることもできる。続いて測光セン
サ202の出力信号をA/D変換しながら読み込むこと
で被写体の明るさに関する情報を得て、この情報を基に
適正な露光とするためのシャッタ速度や絞り値の情報を
演算する。
【0057】焦点検出と測光のシーケンスが終了すると
t6の期間に移る。この期間において、マイクロコンピ
ュータ201はハイパスフィルタや積分器の遮断周波数
の変更と加算器の加算倍率の設定とを行う。
【0058】まず、t5の期間にて求められたシャッタ
速度の情報に基づいてハイパスフィルタの遮断周波数f
cと積分器の遮断周波数fsとをそれぞれ変更する。こ
れは、例えばシャッタ速度が比較的高速な場合に低い周
波数の手ぶれ振動を防止するような低い遮断周波数を選
択してもあまり意味がないばかりか、回路の応答性が悪
くなることによる振動防止の誤差が大きくなるからであ
る。よって、シャッタ速度が高速であればハイパスフィ
ルタの遮断周波数fcと積分器の遮断周波数fsとをそ
れぞれ高周波数側に設定し、シャッタ速度が低速であれ
ばハイパスフィルタの遮断周波数fcと積分器の遮断周
波数fsとをそれぞれ低周波数側に設定するように連続
パルス出力端子のうちと及びととの出力信号の
デューティを変更する。設定に際しては先述したような
手法でEEPROM218に製造時に格納されたデータ
を参照して製造誤差による遮断周波数の誤差を発生させ
ないようにする。
【0059】次に、t4の期間にて設定された撮影レン
ズの焦点距離情報、及び、t5の期間にて得られた被写
体の撮影距離に関する情報をもとに加算器の加算倍率を
決定する。この段階では加算器の加算倍率を決定するだ
けで、未だ連続パルス信号の出力端子と或いはと
への出力は行わないし、駆動回路113及び133の
出力も許可していない。
【0060】第2ストロークスイッチ213のオンを検
出すると、t7の期間に移る。マイクロコンピュータ2
01は連続パルス信号の出力端子と或いはとへ
の出力を開始して加算器をt6の期間にて決定された加
算倍率にて動作させるとともに、摩擦力軽減のための微
少駆動振動用の連続パルス信号も出力する。さらに、信
号により駆動回路113及び133の駆動を許可する
ことで、コイル114及び134への通電も開始させ
る。これによって手ぶれ振動防止のための光軸変化手段
120の移動が開始されることにより撮影のための準備
が完了する。t8の期間に移る。
【0061】マイクロコンピュータ201は、t5の期
間に求められたシャッタ速度及び絞り値に基づいてシャ
ッタ駆動回路205に信号出力を行ってシャッタを開閉
して露光を行う。既にt7の期間より光軸変化手段12
0の移動が開始されているので、手ぶれ振動による光軸
変化防止の作用はこの期間中も行われて像ぶれのない高
品位の画像が撮影される。
【0062】シャッタの開閉が終了すると、t9の期間
となる。
【0063】マイクロコンピュータ201は信号によ
り駆動回路113及び133の駆動を禁止とすること
で、コイル114及び134への通電も停止させる。さ
らに、連続パルス信号の出力端子と或いはとへ
の出力を停止して加算器の加算倍率を初期状態とすると
もに、摩擦力軽減のための微少駆動振動用の連続パルス
信号も停止する。これによって手ぶれ振動防止のための
光軸変化手段120の移動が停止する。続いてt10の
期間となる。
【0064】マイクロコンピュータ201は第3のモー
タ駆動回路210に信号出力を行ってフィルムの巻き上
げ及び巻き戻し用モータ211を駆動し、フィルムの巻
き上げを行う。この際に、巻き上げによる振動等に伴っ
て振動検出センサ101及び121の出力信号が不安定
になる場合があり、やはりその不安定な出力を受けるハ
イパスフィルタや積分器は遮断周波数fc又はfsが低
いとその出力が飽和したりし易い。よって、ハイパスフ
ィルタの遮断周波数fcが最大となるようにマイクロコ
ンピュータ201は連続パルス出力端子のうちとと
の出力信号を最大デューティで出力するように変更する
とともに、積分器の遮断周波数fsが最大となるように
マイクロコンピュータ201は連続パルス出力端子のう
ちととの出力信号を最大デューティで出力するよう
に変更する。フィルムの巻き上げ動作が終了すると、t
11の期間に移る。
【0065】一通り撮影のシーケンスが終了した訳であ
るが、レリーズスイッチの第1ストロークスイッチ21
2、或いは、第2ストロークスイッチ213までが続け
てオンされているならば、次の撮影駒の撮影に備えてハ
イパスフィルタや積分器の遮断周波数fc又はfsをt
6の期間に設定したものに戻るようにマイクロコンピュ
ータ201は連続パルス出力端子のうちととの出力
信号を最大デューティから変更するとともに、積分器の
遮断周波数fsが最大となるようにマイクロコンピュー
タ201は連続パルス出力端子のうちととの出力信
号を最大デューティでから変更する。しかし、レリーズ
スイッチの第1ストロークスイッチ212或いは第2ス
トロークスイッチ213のオンが解除されて、メインス
イッチもオフとなると、シーケンスは終了する。
【0066】尚、以上説明したシーケンス中では説明し
なかったが、先述した特開平1−130144号におい
て記載されている様に、積分器の出力が飽和してしまっ
た場合に飽和状態からなるべく早く定常状態にするよう
に積分器の遮断周波数fsを高く変更するような動作を
マイクロコンピュータ201に行わせることも可能であ
る。この場合は、積分器の出力が所定の範囲内にあるか
どうかをマイクロコンピュータ201が知る必要がある
ので、積分器の出力をマイクロコンピュータ201のA
/Dコンバータ入力端子にも接続する。マイクロコンピ
ュータ201は積分器が機能しているt3〜t11の期
間中に所定のサイクルにて積分器の出力をA/D変換し
て入力し、得られたデータが所定の範囲を越えている場
合は積分器の出力が飽和しているとみなして、連続パル
ス出力端子のととの出力信号デューティを変更し
て、積分器の遮断周波数fsを必要な時間だけ最大値と
なるようにすれば良い。
【0067】(変形例)上記実施の形態においては、一
眼レフ等のカメラに適用した例を述べているが、カメラ
以外の光学機器やその他の装置、更にはそれらカメラや
光学機器やその他の装置に適用される装置、又はこれら
を構成する要素に対しても適用できるものである。
【0068】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、常
に正確な振動検出を行い、確実に像ぶれ補正機能を発揮
させることができる像ぶれ補正機能を有する光学装置を
提供できるものである。
【0069】また、本発明によれば、光軸変化手段を微
少振幅駆動させる際のマイクロコンピュータの負荷を低
減することができる像ぶれ補正機能を有する光学装置を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る像ぶれ補正機能を
有する光学装置の構成の一部を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る像ぶれ補正機能を
有するカメラの構成の他の部分を示す回路図である。
【図3】図1に示す可変抵抗器の構成例を示す回路図で
ある。
【図4】図2のマイクロコンピュータより出力される連
続パルス信号の波形例を示した図である。
【図5】図1に示す可変抵抗器の抵抗値の変化を説明す
る図である。
【図6】図1に示す加算器による波形加算を説明する図
である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る信号帯域を説明す
る図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る像ぶれ補正機能を
有するカメラの一連の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
101,121 振動検出センサ 103,106,111 可変抵抗器 123,126,131 可変抵抗器 113,133 駆動回路 120 光軸変化手段 201 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系の光軸の角度変化を角速度として
    検出する角速度検出手段と、該角速度検出手段の出力信
    号を信号処理する信号処理手段と、前記光軸を変化させ
    るための光軸変化手段とを有した像ぶれ補正機能を有す
    る光学装置において、 前記信号処理手段からの信号と前記光軸変化手段を所定
    の周波数にて微少振幅駆動するために入力される信号を
    重畳して、その信号により前記光軸変化手段を駆動する
    光軸変化駆動手段と、前記角速度検出手段が有する共振
    周波数と前記微少振幅駆動の駆動周波数とが干渉しない
    周波数帯域となるような、前記光軸変化手段を所定の周
    波数にて微少振幅駆動するための信号を生成し、前記光
    軸変化駆動手段に出力する信号生成手段とを有すること
    を特徴とする像ぶれ補正機能を有する光学装置。
  2. 【請求項2】 前記信号生成手段はこの装置を制御する
    ために備わった連続パルス信号出力機能を有するマイク
    ロコンピュータであり、生成した前記微少振幅駆動を行
    わせるための繰り返し信号を、前記連続パルス信号を出
    力する端子より出力することを特徴とする請求項1に記
    載の像ぶれ補正機能を有する光学装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316400A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Pentax Corp 像ぶれ補正機能を備えたカメラ
JP2009086574A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Sony Corp 撮像装置、レンズ鏡筒および姿勢判別方法ならびに姿勢判別プログラム
CN117608326A (zh) * 2024-01-19 2024-02-27 四川图林科技有限责任公司 一种半球谐振陀螺的半球谐振子振动幅值控制系统及方法

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