JPH11174810A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH11174810A
JPH11174810A JP9346432A JP34643297A JPH11174810A JP H11174810 A JPH11174810 A JP H11174810A JP 9346432 A JP9346432 A JP 9346432A JP 34643297 A JP34643297 A JP 34643297A JP H11174810 A JPH11174810 A JP H11174810A
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JP
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developer
developing
chamber
stirring chamber
stirring
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JP9346432A
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Shigeru Oki
繁 大木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤の劣化に伴う濃度アップやカブリ等の
画像障害の発生を防ぐことができる現像装置を提供する
こと。 【構成】 現像装置9において、撹拌室17が現像室1
6より垂直方向で上に配置され、撹拌室17から現像室
16への現像剤の受け渡しを行う現像容器9a内の片方
側端部に設けられた現像剤通路以外は、撹拌室17と現
像室16とを区画する隔壁6を有し、現像スリーブ(現
像剤担持体)3は、前記現像室16で穂切りされた現像
剤が現像領域を通過して撹拌室17に取り込まれるよう
に現像剤を搬送する方向に回転するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上の静電
像を現像する現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置で
は、像担持体上に形成した潜像を現像剤によって現像し
てトナー像として可視化することが行われている。この
ような現像に使用される従来の現像装置の例を図6に示
す。
【0003】即ち、図6は従来の現像装置69の断面図
であり、該現像装置69は、現像領域を通過した後の現
像剤を現像剤担持体から回収してこれを新しく補給され
た現像剤と混合撹拌する撹拌室77と、混合撹拌された
現像剤を撹拌室77から受け取って現像スリーブ63上
に供給すると共に現像スリーブ63上に担持される現像
剤の磁気ブラシの穂を穂切り部材(穂高規制部材)62
によって所定穂高に穂切りする現像室76とを有してい
る。
【0004】より詳細には、現像装置69は、現像剤を
収容した現像容器69aを備え、該現像容器69aの感
光ドラム64と対面した開口部に現像スリーブ63を有
している。そして、現像容器69a内の開口部との反対
側には隔壁66によって区画された現像室76と撹拌室
77が上下に形成されており、これらの現像室76と撹
拌室77内には現像剤を撹拌及び搬送するための搬送ス
クリュー71,72がそれぞれ設置されている。
【0005】而して、現像容器69a内に収容された現
像剤は、搬送スクリュー71,72によって現像スリー
ブ63に供給され、現像スリーブ63の内部に設置され
たマグネットローラ73の磁力により磁気ブラシの状態
で現像スリーブ63の表面に担持される。そして、現像
剤は現像スリーブ63の回転に伴って感光ドラム64と
対向した現像領域に搬送され、その搬送途上で現像容器
69a内の上部の現像剤返し部材61によって現像スリ
ーブ63上の現像剤量が規制され、更に穂切り部材62
によって磁気ブラシが穂切りされて現像領域へ搬送され
る現像剤量が適正に維持されている。
【0006】ところで、前記マグネットローラ73は5
極構成から成り、現像室76の搬送スクリュー71で搬
送された現像剤は、汲み上げ極N2の磁力により磁気ブ
ラシを形成しつつ現像スリーブ63の表面に拘束して担
持され、現像スリーブ63の回転により現像剤溜り部6
5へ搬送される。そして、現像剤溜り部65に搬送され
た現像剤は、安定な拘束力を得るために或る一定以上の
磁束密度を備えたカット極S2により十分に拘束されて
磁気ブラシを形成した状態で搬送され、穂切り部材62
で磁気ブラシが穂切りされて適正量に規制され、次いで
搬送極N1で現像領域に搬送される。
【0007】現像領域においては、マグネットローラ7
3の現像極S1の磁力及び画像形成装置本体側に設けら
れたバイアス電源75から現像スリーブ63に印加され
た直流及び/又は交互電界の重畳された現像バイアスに
よって現像剤が2成分現像剤のときには、現像スリーブ
63上の現像剤からトナーが感光ドラム64上の静電潜
像に転移し、現像剤が1成分現像剤であるときには、そ
の1成分現像剤であるトナーがそのまま感光ドラム64
上の静電潜像に転移し、潜像がトナー像として可視化さ
れる。
【0008】前記現像室76及び撹拌室77には、現像
剤撹拌・搬送手段としてそれぞれ第1及び第2の搬送ス
クリュー71,72が配設されている。第1の搬送スク
リュー71は現像室76内の現像剤を搬送し、又、第2
の搬送スクリュー72は現像剤濃度制御装置の制御の下
でトナー補給口から撹拌室77内に該第2の搬送スクリ
ュー72の上流側に供給されるトナーと撹拌室77内に
既にある現像剤とを攪拌しながら搬送し、現像剤のトナ
ー濃度を均一化する。
【0009】又、隔壁66の両端部には、現像室76と
撹拌室77とを相互に連通させる現像剤通路が形成され
ており、現像によってトナーが消費されてトナー濃度が
低下した現像室76内の現像剤を現像スリーブ63の搬
送により撹拌室77内へ移動させる。
【0010】前記第1の搬送スクリュー71は、図7に
示すように現像室76内の底部に現像スリーブ63の軸
方向(現像幅方向)に沿ってほぼ平行に配置されてお
り、強磁性体から成る回転軸の周りに非磁性材料から成
る羽根部材をスパイラル状に設けたスクリュー構造とさ
れ、回転して現像室76内の現像剤を現像室76の底部
にて現像スリーブ73の軸線方向に沿って一方向に搬送
する。
【0011】又、第2の搬送スクリュー72も第1の搬
送スクリュー71と同様に回転軸の周りに羽根部材を第
1の搬送スクリュー71とは逆向きにスパイラル状に設
けたスクリュー構造とされ、撹拌室77内の底部に第1
の搬送スクリュー71とほぼ平行に配置され、第1の搬
送スクリュー71と同方向に回転して撹拌室77内の現
像剤を第1の搬送スクリュー71と反対方向に搬送す
る。このようにして、第1及び第2の搬送スクリュー7
1,72の回転による搬送によって図7に示すように現
像剤が隔壁66の両端部の開口部を通って現像室76と
撹拌室77との間で循環される。
【0012】ところで、本現像装置69では、現像室7
6と撹拌室77とが垂直方向に配置されているため、図
7に示すように現像室76から撹拌室77へは現像剤は
上から下へ、又、撹拌室77から現像室76へは現像剤
は下から上へ動く。特に、撹拌室77から現像室76へ
は、端部に溜った現像剤の圧力により下から上へと押し
上げられるようにして現像剤が受け渡される。
【0013】尚、現像スリーブ63上に担持されて現像
領域に搬送され、現像に供された後、現像領域において
現像に供されないで残った現像剤は、現像スリーブ63
の回転に伴って再び撹拌室77内へ戻され、マグネット
ローラ73の反発磁極N3,N2により現像スリーブ6
3上から掻き落とされて撹拌室77内に回収される。
【0014】以上説明したように、図6に示した縦撹拌
型の現像装置69は、現像室76と撹拌室77とが垂直
方向に配置されているため、その水平方向の占有スペー
スが小さくて済むという長所がある。更に、この縦撹拌
型の現像装置69は以下のような利点も有している。
【0015】即ち、現像スリーブ63上に担持されて現
像領域に搬送され、現像に供された後、現像領域におい
て現像に供されないで残った現像剤は、現像スリーブ6
3の回転に伴って現像室76側に回収されるのではな
く、撹拌室77側に回収されるために現像室76内には
常に撹拌室77で十分撹拌された現像剤のみが存在す
る。このため、現像スリーブ63には常に均一な濃度の
現像剤が供給され、スラスト方向の画像ムラや濃度差の
ない均一な画像を得ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の現像装置69の構成では、撹拌室77から現像室7
6側への現像剤の受け渡しが端部に溜った現像剤の圧力
により下から上へと押し上げられるようにして行われる
ため、現像剤に余計なストレスが掛かり、このストレス
によって現像剤が早期に劣化し、濃度アップやカブリ等
の画像障害が発生する。
【0017】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、現像剤の劣化に伴う濃度アッ
プやカブリ等の画像障害の発生を防ぐことができる現像
装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、現像剤を担持してこれを像
担持体と対向した現像領域に搬送する回転可能な現像剤
担持体と、該現像剤担持体内に非回転に配設された磁石
と、現像領域を通過した後の現像剤を前記現像剤担持体
から回収してこれを新しく補給されてきた現像剤と混合
撹拌する撹拌室と、混合撹拌された現像剤を前記撹拌室
から受け取って前記現像剤担持体上に供給すると共に該
現像剤担持体上に担持された現像剤の磁気ブラシの穂を
所定穂高に穂切りするために現像剤担持体の外周面から
規定量の距離に配置された穂切り部材を備えた現像室と
を有し、前記現像室と前記撹拌室とが垂直方向に配置さ
れ、前記磁石は、現像剤担持体上を現像領域を通過して
搬送されてきた現像剤を現像剤担持体上から撹拌室内へ
落下させるために取り込み極と汲み上げ極とが反発極構
成となっている現像装置において、前記撹拌室が前記現
像室より垂直方向で上に配置され、撹拌室から現像室へ
の現像剤の受け渡しを行う現像容器内の片方側端部に設
けられた現像剤通路以外は、撹拌室と現像室とを区画す
る隔壁を有し、前記現像剤担持体は、前記現像室で穂切
りされた現像剤が現像領域を通過して撹拌室に取り込ま
れるように現像剤を搬送する方向に回転することを特徴
とする。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記現像室と前記撹拌室とを区画する隔壁
の先端部に磁性部材を配設し、前記現像剤担持体とその
磁性部材との磁気拘束力によって攪拌室側の現像剤が現
像室側に落下しないようにしたことを特徴とする。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記現像室と前記撹拌室とを区画する隔壁
の先端部から前記現像剤担持体の反発極構成の極間部に
当接するようにスクレープ部材を設けたことを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0022】<実施の形態1>図3は本発明の実施の形
態1に係る現像装置を備える画像形成装置の概略断面図
である。
【0023】本画像形成装置は、複数の画像形成ステー
ションを有する4ステーションのレーザビームプリンタ
であり、これには感光ドラムの周囲に画像形成手段を有
して構成される画像形成ステーションがマゼンタ、シア
ン、イエロー及びブラックの4色に対応して設けられ、
各ステーションにて形成された感光ドラム上のトナー像
がこの感光ドラムに対向して移動する転写ベルトによっ
て搬送される転写材上に転写される。
【0024】即ち、マゼンタ、シアン、イエロー及びブ
ラックの画像形成ステーションPm,Pc,Py,Pk
にそれぞれ感光ドラム4m,4c,4y,4kが配設さ
れ、これらの感光ドラム4m,4c,4y,4kは図の
矢印方向(時計方向)に回転される。そして、各感光ド
ラム4m,4c,4y,4kの周囲には、コロナ帯電器
46m,46c,46y,46kと、光走査手段として
の走査光学装置47m,47c,47y,47kと、現
像装置9m,9c,9y,9k及びクリーニング器48
m,48c,48y,48kが配設されている。
【0025】更に、画像形成手段の一部を構成する転写
部は、各画像形成ステーションPm〜Pkに共通して用
いられる転写ベルト49a及び各感光ドラム4m〜4k
用の転写帯電器49m,49c,49y,49kを有
し、フルカラー画像形成は、転写ベルト49a上に形成
された転写材P上に感光ドラム4m〜4k上に形成され
たトナー像を順次転写することによって実現される。
【0026】一方、転写材Pは、給紙カセット50から
転写ベルト49a上に供給され、転写工程が終了すると
転写ベルト49aから分離され、定着器51を経てトレ
イ52に排出される。
【0027】又、前記走査光学装置47m,47c,4
7y,47kは、不図示のレーザ光源と、このレーザ光
源からのレーザ光を走査する回転ポリゴンミラーと、走
査ビームを感光ドラム4m〜4k表面の母線上に集光す
るfθレンズと、その光束を偏向する反射ミラーと、走
査ビームの特定位置を検出するビーム検出装置とで構成
されている。
【0028】ここで、前記現像装置9(9m〜9k)の
詳細を図1及び図2に基づいて説明する。尚、図1は現
像装置9(9m〜9k)の概略断面図、図2は同現像装
置9の平面図である。
【0029】本実施の形態に係る現像装置9は、非磁性
トナーと磁性キャリアを含む2成分現像剤が収容された
現像容器9a内に、現像剤担持体としての現像スリーブ
3と、現像剤返し部材1と、現像スリーブ3上に担持さ
れた現像剤の穂を規制する穂切り部材を2を有してい
る。そして、現像容器9a内の略中央部は、紙面に垂直
方向に延在する隔壁6によって現像室(第1室)16と
撹拌室(第2室)17とに区画されており、現像剤は現
像室16及び撹拌室17に収容されている。
【0030】上記現像室16及び撹拌室17には、現像
剤撹拌・搬送手段として第1及び第2の搬送スクリュー
11,12がそれぞれ配設されている。第1の搬送スク
リュー11は現像室16内の現像剤を搬送し、又、第2
の搬送スクリュー12は現像剤濃度制御装置の制御の下
でトナー補給口から撹拌室17内に該第2の搬送スクリ
ュー12の上流側に供給されるトナーと撹拌室17内に
既にある現像剤とを撹拌しながら搬送し、現像剤のトナ
ー濃度を均一化する。
【0031】又、隔壁6の片方の端部には、現像室16
と撹拌室17とを連通させる現像剤通路が形成されてお
り、現像によってトナーが消費されてトナー濃度が低下
した現像領域通過後の現像剤を現像スリーブ3の搬送に
よって撹拌室17内へと移動させる。
【0032】更に、上記現像室16の感光ドラム4に対
向した現像領域に相当する位置には開口部が開口してお
り、この開口部に前記現像スリーブ3が感光ドラム4方
向に一部露出するようにして回転可能に配設されてい
る。尚、この現像スリーブ3は非磁性材で構成され、そ
の内部には磁界発生手段であるマグネットローラ13が
非回転状態で設置されており、このマグネットローラ1
3は現像極N1と現像剤を搬送する磁極S1,S2,N
2,N3を有している。
【0033】而して、現像スリーブ3は現像時に図示矢
印方向に回転し、前記穂切り部材2による磁気ブラシの
穂切りによって層厚を規制された2成分現像剤を担持し
てこれを感光ドラム4と対向した現像領域へ搬送し、感
光ドラム4上に形成された潜像に現像剤を供給して潜像
を現像する。このとき、現像効率(つまり、潜像へのト
ナーの付与率)を向上させるために、現像スリーブ3に
は電源15から直流電圧と交流電圧を重畳した現像バイ
アス電圧が印加される。
【0034】前記穂切り部材2は、アルミニウム等の非
磁性部材で構成され、感光ドラム4よりも現像スリーブ
3の回転方向上流側に配設されている。そして、この穂
切り部材2の先端部と現像スリーブ3との間を現像剤の
非磁性トナーと磁性キャリアの両方が通過して現像領域
へと送られる。尚、穂切り部材2の現像スリーブ3の表
面との間隙を調整することによって、現像スリーブ3上
に担持した現像剤磁気ブラシの穂切り量が規制されて現
像領域へ搬送される現像剤量が調節される。
【0035】ところで、前記第1の搬送スクリュー11
は、図2に示すように、現像室16内の底部に現像スリ
ーブ3の軸方向(現像幅方向)に沿ってほぼ平行に配置
されており、本実施の形態では、強磁性体から成る回転
軸の周りに非磁性材料から成る羽根部材をスパイラル状
に設けたスクリュー構造とされ、回転して現像室16内
の現像剤を現像室16の底部にて現像スリーブ3の軸線
方向に沿って一方向に搬送する。
【0036】又、前記第2の搬送スクリュー12も第1
の搬送スクリュー11と同様に回転軸の周りに羽根部材
を第1の搬送スクリュー11とは逆向きにしてスパイラ
ル状に設けたスクリュー構造とされ、撹拌室17内の底
部に第1の搬送スクリュー11とほぼ平行に配置され、
第1の搬送スクリュー11と同方向に回転して撹拌室1
7内の現像剤を第1の搬送スクリュー11と反対方向に
搬送する。このようにして、第1及び第2の搬送スクリ
ュー11,12の回転による搬送によって、図2に示す
ように、現像剤が隔壁6の片方の開口部を通って現像室
16と撹拌室17との間で循環される。
【0037】尚、現像スリーブ3上に担持されて現像領
域に搬送され、現像に供された後、現像領域において現
像に供されないで残った現像剤は、現像スリーブ2の回
転に伴って再び撹拌室17内へ戻され、マグネットロー
ラ13の反発磁極N3,N2により現像スリーブ3上か
ら掻き落とされ、撹拌室17内へ回収される。
【0038】一方、第1の搬送スクリュー11の回転に
より搬送された現像剤は、反発磁極の一方の磁極N2に
よりその磁束密度の絶対値に比例した量で現像スリーブ
3上に汲み上げられる。尚、現像剤の汲み上げ量は、磁
極N2からの磁界で形成される現像スリーブ3の中心方
向へ作用する磁気拘束力と現像スリーブ3の回転方向に
作用する搬送力によって決定される。
【0039】而して、本実施の形態においては、図1及
び図2に示すように、従来例に比べて現像容器9a内の
現像剤の循環が次のようになっている。
【0040】先ず、撹拌室17を現像室16より上方に
配置しているため、撹拌室17から現像室16への現像
剤の受け渡しは図2に示すように隔壁6の片方の端部に
おいて上から下へと重力方向に沿ってなされる。又、現
像スリーブ3の回転により現像剤が現像スリーブ3上を
穂切り部材2により穂切りされ、感光ドラム4と対向し
た現像領域へと搬送され、更に、現像に供された後に撹
拌室17に取り込まれることによって下側の現像室16
から上側の撹拌室17に現像剤の受け渡しが行われる。
【0041】図6に示した従来の現像装置69では、撹
拌室77から現像室76への現像剤の受け渡しが現像容
器69a内の端部に溜った現像剤の圧力によって重力方
向に逆らって下から上へと押し上げられるように行われ
ていたが、本実施の形態においては、このような現像剤
の流れを起こす箇所は存在せず、下側の現像室16から
上側の撹拌室17への現像剤の受け渡しは現像スリーブ
3の回転による搬送によってのみ行っている。
【0042】従って、本実施の形態では、現像剤の循環
において現像剤にストレスが掛からず、現像剤の劣化を
極端に減らすことができる。このようにして、現像剤の
劣化を抑えることによって長期に亘って濃度アップやカ
ブリ等のた画像障害を起こすことなく安定した画像を出
力することができるとともに、現像剤の交換が必要とな
るまでの期間(つまり、現像剤の寿命)を大幅に延ばす
ことができる。
【0043】尚、本実施の形態においては、現像領域に
おける現像スリーブ3と感光ドラム4との回転方向が反
対方向(カウンター現像)の例を示したが、この回転方
向が同方向(ウィズ現像)のものでも上記効果と同様の
効果を得ることができる。
【0044】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図4に基づいて説明する。尚、図4は本発明の実
施の形態2に係る現像装置の断面図であり、本図におい
ては図1に示したと同一要素には同一符号を付してい
る。
【0045】前記実施の形態1においては現像スリーブ
3と隔壁6の先端との間に隙間が生じていたが、本実施
の形態では、図4に示すように隔壁6の先端部に磁性部
材18をスラスト方向に現像スリーブ3と平行に配設
し、現像スリーブ3と磁性部材18との間に生ずる磁気
拘束力によって現像スリーブ3と隔壁6の先端との隙間
から撹拌室17の現像剤が現像室16へとこぼれ落ちる
のを防ぐことができる。このように、現像スリーブ3に
非接触に隙間を埋めることができるため、現像スリーブ
3の回転トルクアップを招くことなく撹拌室17のシー
ルを行うことができる。
【0046】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図5に基づいて説明する。尚、図5は本発明の実
施の形態3に係る現像装置の断面図であり、本図におい
ては図1に示したと同一要素には同一符号を付してい
る。
【0047】前記実施の形態2においては隔壁6の先端
部に磁性部材18を設けたが、本実施の形態では、図5
に示すように隔壁6の先端部から現像スリーブ3の反発
極N2,N3の極間部に向けて現像スリーブ3に当接さ
せるようにスクレープ部材19を延設させて撹拌室17
と現像室16との間の隙間を埋めるようにした。
【0048】而して、上述のようにスクレープ部材19
を現像スリーブ3に当接させるために撹拌室17と現像
室16との隙間を完全に埋めることができる。
【0049】又、前記実施の形態1及び2では、現像ス
リーブ3の反発極N2,N3だけで現像剤を撹拌室17
上に回収するようにしたが、本実施の形態では、現像ス
リーブ3上の現像剤をスクレープ部材19により機械的
に剥ぎ取る効果も得られるため、現像スリーブ3から撹
拌室17への現像剤の回収を完全なものとすることがで
きる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、撹拌室を現像室より垂直方向で上に配置し、撹
拌室から現像室への現像剤の受け渡しを行う現像容器内
の片方側端部に設けられた現像剤通路以外は、撹拌室と
現像室とを区画する隔壁を有し、現像剤担持体は、前記
現像室で穂切りされた現像剤が現像領域を通過して撹拌
室に取り込まれるように現像剤を搬送する方向に回転す
るようにしたため、現像剤の循環において現像剤にスト
レスが掛からず、現像剤の劣化に伴う濃度アップやカブ
リ等の画像障害の発生を防ぐことができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る現像装置の断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る現像装置の断面図
である。
【図3】本発明に係る現像装置を備える画像形成装置
(レーザビームブリンタ)の概略断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る現像装置の断面図
である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る現像装置の断面図
である。
【図6】従来の現像装置の断面図である。
【図7】従来の現像装置の平面図である。
【符号の説明】
1 現像剤返し部材 2 穂切り部材 3 現像スリーブ(現像剤担持体) 4 感光ドラム(像担持体) 6 隔壁 9 現像装置 9a 現像容器 11,12 搬送スクリュー 13 マグネットローラ(磁石) 16 現像室 17 撹拌室 18 磁性部材 19 スクレープ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を担持してこれを像担持体と対向
    した現像領域に搬送する回転可能な現像剤担持体と、該
    現像剤担持体内に非回転に配設された磁石と、現像領域
    を通過した後の現像剤を前記現像剤担持体から回収して
    これを新しく補給されてきた現像剤と混合撹拌する撹拌
    室と、混合撹拌された現像剤を前記撹拌室から受け取っ
    て前記現像剤担持体上に供給すると共に該現像剤担持体
    上に担持された現像剤の磁気ブラシの穂を所定穂高に穂
    切りするために現像剤担持体の外周面から規定量の距離
    に配置された穂切り部材を備えた現像室とを有し、前記
    現像室と前記撹拌室とが垂直方向に配置され、前記磁石
    は、現像剤担持体上を現像領域を通過して搬送されてき
    た現像剤を現像剤担持体上から撹拌室内へ落下させるた
    めに取り込み極と汲み上げ極とが反発極構成となってい
    る現像装置において、 前記撹拌室が前記現像室より垂直方向で上に配置され、
    撹拌室から現像室への現像剤の受け渡しを行う現像容器
    内の片方側端部に設けられた現像剤通路以外は、撹拌室
    と現像室とを区画する隔壁を有し、前記現像剤担持体
    は、前記現像室で穂切りされた現像剤が現像領域を通過
    して撹拌室に取り込まれるように現像剤を搬送する方向
    に回転することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像室と前記撹拌室とを区画する隔
    壁の先端部に磁性部材を配設し、前記現像剤担持体とそ
    の磁性部材との磁気拘束力によって攪拌室側の現像剤が
    現像室側に落下しないようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像室と前記撹拌室とを区画する隔
    壁の先端部から前記現像剤担持体の反発極構成の極間部
    に当接するようにスクレープ部材を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の現像装置。
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