JPH1117492A - 多素子ラダー型圧電フィルタ - Google Patents

多素子ラダー型圧電フィルタ

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JPH1117492A
JPH1117492A JP18433997A JP18433997A JPH1117492A JP H1117492 A JPH1117492 A JP H1117492A JP 18433997 A JP18433997 A JP 18433997A JP 18433997 A JP18433997 A JP 18433997A JP H1117492 A JPH1117492 A JP H1117492A
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JP
Japan
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connection
terminal
resonator
series
parallel
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Application number
JP18433997A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ogawa
達雄 小川
Eiji Koseki
英治 小関
Kazuhiro Hayashi
計宏 林
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組み付け容易で、低背化が可能な多素子ラダ
ー型圧電フィルタを提供する。 【解決手段】 上面に蓋板が被着される開口11を備え
た合成樹脂製ケース10の内側に入出力端子I及びOの
接続端15a,16aを露出し、さらに他の一辺部に形
成した接続段部12aの段面にアース端子Eの内部接続
端17aを露出し、接続端15a,16a間で、複数の
直列共振子S1 〜S3 と、並列共振子P1 〜P6 とを各
段ごとに開口に対して垂直に挿入して、接続端17aと
接続するア−ス接続板25と、直列共振子S1 の電極と
接続する二股状接続片21により接続され、入力端子I
と出力端子Oとの間に、直列共振子S1 と、単数又は複
数の並列共振子P1 ,P2 とから構成される単位濾波回
路を、2段以上接続した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用移動無線機、
自動車電話等の無線通信機の濾波回路に使用されるラダ
ー型圧電フィルタに係り、特にデジタル通信に最適なラ
ダー型圧電フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のラダー型圧電フィルタは、
入力端子,出力端子及び接地端子との間に、直列共振子
と並列共振子をL形接続してなる単位濾波回路を多段に
配列してなる。そして、直列共振子の共振周波数と、並
列共振子の反共振周波数を一致させ、かつ共振周波数と
反共振周波数の差を一定にしている。例えば、3個の直
列共振子の共振周波数を約455kHzとし、反共振周波数を
約477kHzとして、その差Δfを22kHz となるように設定
し、また3個の並列共振子の共振周波数を、 約433kHzと
し、反共振周波数を約455kHzとして、その差Δfを同じ
く22kHz となるように設定している。ところで、この構
成は、群遅延特性にあって、平坦性が悪いという問題点
があった。
【0003】そこで、群遅延特性を改善するために、入
力端子と出力端子間に、直列共振子と、該直列共振子の
一側に隣接して挿入される二枚の並列共振子との組合わ
せを基本単位濾波回路として、これを2段以上接続して
なる回路構成を備えた圧電フィルタが提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、従来の多素子ラ
ダー型圧電フィルタは、ケースの側面に開口を備え、該
開口から、共振子及び端子板を、該フィルタの装着面
(底面)と平行に挿入するようにしていた。ところが、
圧電フィルタの低背化が求められ、これに対応して、開
口の高さが低くなって、共振子及び端子板の挿入が面倒
となってきた。
【0005】また、上述したように一枚の直列共振子に
対し、二枚の並列共振子が用いられる等共振子の数が多
く、かつ構成が複雑な多素子ラダー圧電フィルタが用い
られるようになり、これにともない、所定回路を構成す
るための配置構造が複雑化し、その組み付け作業がさら
に面倒なものとなってきている。
【0006】そこで、上面に蓋板が被着される開口を備
えた合成樹脂製浅底状方形ケースを用いて、その内側
で、対向する二辺部に入力端子と出力端子の各内部接続
端を露出し、さらに、該辺部と直交する他の辺部に形成
した係止段にアース端子の内部接続端を露出し、各端子
をインサート成形によりケースと一体化して夫々の外部
接続端をケースの外面に延出すると共に、内部接続端間
で、複数の直列共振子と、並列共振子とを縦方向に挿入
して重ね合わせ状に配設し、並列共振子の一側電極をア
ース接続板を介してアース端子の内部接続端に接続する
ようにし、さらにケースの内底面に、各端子の重ね合わ
せ方向に沿って座定溝を形成し、該座定溝にU字状連結
端子片を嵌着し、該端子片の両突出端部を、隣接する直
列共振子の電極と接触して、該電極相互を接続した構成
の多素子ラダー型圧電フィルタが提案された(特願平9
−33219号)。
【0007】かかる構成にあっては、上面に開口を形成
するものであるから、ケースの低背化に逆行することな
く、広い開口面積を確保でき、装着が容易となる利点が
ある。しかるに、かかる構成にあっては、U字状連結接
続片を介して直列共振子の対向電極を夫々接続するもの
であり、部品点数が多くなると共に、U字状連結接続片
が嵌着する座定溝を、ケースの下底に形成するものであ
るために、ケースの下底の肉厚を厚くする必要があり、
その分だけ、ケースの低背化ができないという問題があ
った。しかも座定溝に、U字状連結接続片を嵌合すると
いう、工程を要するために組み付けが面倒であった。本
発明は、組み付け容易で、しかも、上述の問題点のない
多素子ラダー型圧電フィルタを提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面に蓋板が
被着される開口を備えた合成樹脂製方形ケースの、その
内側で、対向する二辺部に入力端子と出力端子の各内部
接続端を露出し、さらに、該辺部と直交する一辺部にア
ース端子の内部接続端を露出し、さらに入力端子,出力
端子及びアース端子をインサート成形によりケースと一
体化して夫々の外部接続端をケースの外面に延出すると
共に、入力端子と出力端子の内部接続端間で、複数の直
列共振子と、並列共振子とを各段ごとに開口に対して垂
直に挿入して配設し、直列共振子の電極を入出力接続板
を介して隣接する並列共振子の一側電極に接続し、かつ
並列共振子の他側電極をアース接続板に接続し、さらに
隣接する直列共振子の対向側電極と夫々接続する二枚の
入出力接続板を、その縁部間に差渡しされる連繋部を介
して一体化することにより接続して、該入出力接続板を
介して各直列共振子が入力端子と出力端子間で直列接続
となるようにし、各アース接続板を前記接続段部上のア
ース端子の内部接続端に接続することにより、並列共振
子がアース端子に対して並列接続されるようにしたこと
を特徴とする多素子ラダー型圧電フィルタである。
【0009】かかる構成にあっては、ケース内の接続段
部の段面にアース端子の内部接続端を露出し、直列共振
子と、並列共振子とを重ね合わせた共振子列から各側方
へ、アース接続板をアース端子の内部接続端に接続する
ようにし、さらに隣接する入出力接続板を連繋部を介し
て接続し、各直接共振子を電気的に接続するようにした
ものであるから、ケースの底部に、座定溝を形成する必
要が無く、該ケースの厚肉化を要せず、ケースを低背化
できる。また、アース接続板と、入出力接続板を同一形
状とすることができる。
【0010】かかる構成には、群遅延特性を改善するた
めに、入力端子と出力端子との間に挿入される直列共振
子と、該直列共振子の一側に隣接して挿入される二枚の
並列共振子とを組合わせて構成される単位濾波回路を基
本区分として、これを2段以上接続するようにした回路
構成のものに最適となる。
【0011】この構成として、一枚の直列共振子と、二
枚の並列共振子とを一濾波単位とし、複数単位を開口に
対して垂直に挿入して重ね合わせ状に配設し、かつ各直
列共振子の間に、二枚の入出力接続板を連繋部を介して
一体化してなる二股状接続片を介挿し、該接続片の入出
力接続板対間に、アース端子板を介して二枚の並列共振
子を挿入するようにして、各直列共振子を二股状接続片
を介して直列接続するすると共に、各単位ごとに、直列
共振子に対して二枚の並列共振子を並列接続するように
した多素子ラダー型圧電フィルタ提案される。この回路
構成は、共振子の数が多数枚となり、かつ接続形態も複
雑となるが、上述の構成により、まとまり良く、ケース
内に収納することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図14は、3個の直列共振子S
1 ,S2 ,S3 (図8参照)を入力端子I,出力端子O
間を結ぶ入出力ラインL1 に直列接続し、6個の並列共
振子P1 ,P2,P3 ,P4 ,P5 ,P6 (図9参照)
を前記入出力ラインL1 とアースラインL2 との間に並
列接続したラダー型フィルタの回路図を示したものであ
る。
【0013】すなわち、入力端子Iと出力端子Oとの間
に挿入される直列共振子S1 (S2,S3 )と、該直列
共振子S1 の一側に隣接して挿入される二枚の並列共振
子P1 ,P2 (P3 ,P4 ,P5 ,P6 )とを組合わせ
て構成される単位濾波回路を基本区分として、これを3
段接続するようにしたものである。このように、各直列
共振子に、二枚の並列共振子を組合わせてなる単位濾波
回路を2段以上接続するようにした構成にあっては、減
衰特性をほとんど低下させることなく、群遅延特性が大
きく改善される利点がある。
【0014】図1〜11は、かかる回路構成からなるラ
ダー型フィルタに本発明を適用したものである。
【0015】ここで、直列共振子S1 ,S2 ,S3 は、
図8で示すように、チタン酸ジルコン酸鉛等よりなる短
冊状をしており、所定の厚みを有する短冊状圧電磁器板
1の表裏に電極2a,2bを形成して構成される。また
並列共振子P1 ,P2 ,P3,P4 ,P5 ,P6 は、図
9で示すように、直列共振子S1 ,S2 ,S3 と同様
に、チタン酸ジルコン酸鉛等よりなる短冊状をしてお
り、短冊状圧電磁器板4の表裏に電極5a,5bを形成
してなり、その厚さを薄くし、静電容量を大きくしてい
る。このように、並列共振子の厚みを直列共振子のそれ
より薄くすることにより、両者の容量比が大きくなり、
減衰量を増大化させることができる。
【0016】次に、各共振子が収納される方形ケース1
0は、合成樹脂製であり、かつ浅底状となっている。こ
の寸法例として、縦5.5mm ,横6.0mm ,高さ2.0mm のも
のが供される。勿論、かかる形状は単なる一例に過ぎな
い。この方形ケース10は、その上部に開口11が形成
され、該開口11に蓋板13が被着される。この方形ケ
ース10の内側には該開口11の内壁に沿って、対向す
る二辺に接続段部12a,12bが形成され、さらに接
続段部12a,12bと直交する二辺部の内面の中央位
置には、入力端子Iと、出力端子Oの内部接続端15
a,16aが露出状に配設される。さらに、接続段部1
2aの上面にはアース端子Eの内部接続端17aが露出
状に配設される。前記端子I,O,Eは、後述する工程
によりインサート成形により、方形ケース10と一体的
にインサートして組み付けられる。
【0017】この方形ケース10と、端子I,O,Eの
インサート成形は、図12で示す手段により、量産性良
く行なうことができる。すなわち、まず厚0.05mmのリン
青銅にPbSnメッキを施した長尺薄板40を図12で
示す形状に打ち抜き加工する。そして、位置イで示すよ
うに、所定間隔で形成された打ち抜き部41の内部接続
端15a,16aに対応する部分(鎖線参照)をあらか
じめ直角に屈曲しておく。そして位置ロで示すように、
成形型に間欠的に移送し、上述したように、内部接続端
15a,16a,17aを型内に位置させて、方形ケー
ス10を成形する。次に、位置ハで示すように、長尺薄
板40から、端子I,O,Eを切断により分離すると同
時に折曲し、端子I,Oを方形ケース10の下底に下底
端15b,16bが位置するようにすると共に、下底端
15b,16bの両端部を直角状に屈曲させ、外側面に
沿って折込んで、これを外部接続端15c及び外部接続
端16cとする。また、アース端子Eは、内部接続端1
7aから、側方へ突出して、該側面に沿って折込んで、
これを外部接続端17cとし、さらに、その端部を底面
に沿って折込んで、これを下底端17bとする。
【0018】而して、周面に、各端子I,O,Eの外部
接続端15c,16c,17cが露出し、下底に下底端
15b,16b,17bが露出した構成の方形ケース1
0が完成する。そして、後述するように、かかる方形ケ
ース10を用いたラダー型フィルタがプリント基板上に
実装されると、各外部接続端15c,16c,17cに
より、プリント基板上の所要電路と接続されることとな
る。尚、下底端15b,16b,17bにより、所要電
路と接続するようにしても良い。
【0019】かかる構成にあっては、従来構成のよう
に、入力端子板,入出力端子板,アース端子板を別途ケ
ース内に挿入したり、又は挿入後に屈曲加工を施すこと
なく、インサート成形から、屈曲成形に至る一連の加工
により、外部接続端15c,16c,17cを外面に露
出した方形ケース10が形成されるから、組み付けが容
易となる。
【0020】次に、方形ケース10内の回路構成につき
説明する。方形ケース10内にあって、図1で示すよう
に、入力端子Iと出力端子Oの内部接続端15a,16
a間で、一枚の直列共振子と、二枚の並列共振子とを一
濾波単位とし、複数単位が重ね合わせ状に配設される。
すなわち、内部接続端15a,16a間には、内部接続
端15a側から、一段目の単位濾波回路を構成する直列
共振子S1 ,並列共振子P1 ,P2 、二段目の単位濾波
回路を構成する直列共振子S2 ,並列共振子P3 ,P4
及び3段目の単位濾波回路を構成する直列共振子S3
並列共振子P5 ,P6 が順次配設される。
【0021】この各単位の組み合わせは図10で示す構
造によりなる。すなわち、図4で示すように、各直列共
振子S1 〜S3 間には二股状接続片21が夫々配設され
る。この二股状接続片21は、二枚の平行な入出力接続
板22,22を間隔を置いて配置し、かつ該入出力接続
板22,22の角縁部に直交する方向へ差し渡されるコ
字状連繋部23により該入出力接続板22,22を一体
化してなるものであり、一枚の金属を打ち抜いて、折曲
加工することにより形成される。そして二股状接続片2
1の入出力接続板22,22間には二枚の並列共振子
(P1 ,P2 )が、アース接続板25を介して垂直方向
に挿入される。
【0022】このアース接続板25は、図11で示すよ
うに、金属板の打ち抜き加工により板状に形成され、そ
の角端には、接続枝部26が突成されている。このアー
ス接続板25は二枚の並列共振子(P1 ,P2 )間に位
置して、その接続枝部26をアース端子Eの内部接続端
17a上に接触させ、アース接続板25はアース端子E
と電気的に接続することとなる。
【0023】そして上述のように、図10で示す、一枚
の直列共振子(S1 )、二枚の並列共振子(P1 ,P
2 )、二股状接続片21及びアース接続板25からなる
単位濾波回路が入力端子Iと出力端子Oの内部接続端1
5a,16a間に3段配設され、最前部の直列共振子S
1 の外側電極が入力端子Iの内部接続端15aに密接し
て接続するとともに、最後部の入出力接続板22が、導
電性スペーサ27を介して出力端子Oの内部接続端16
aと接続する。
【0024】而して、各直列共振子S1 〜S3 は二股状
接続片21を介してその対向する電極相互を導通され、
入力端子Iと、出力端子Oの内部接続端15a,16a
間で直列接続される。さらに、単位濾波回路を構成する
各二枚の並列共振子(P1 ,P2 )の一側電極は入出力
接続板22,22を介して、単位濾波回路を構成する一
枚の直列共振子(S1 )の一側電極と接続するととも
に、各二枚の並列共振子(P1 ,P2 )の他側電極はア
ース接続板25を介して、アース端子Eと接続される。
【0025】このように、方形ケース10内で、並列共
振子P1 ,P2 、並列共振子P3 ,P4 及び並列共振子
5 ,P6 は、一側電極を各直列共振子S1 ,S2 ,S
3 の電極と接続し、他側電極をアース接続することとな
り、夫々が並列接続される一方、各直列共振子S1 ,S
2 ,S3 は、内部接続端15a,16a間で、直列接続
されて入出力ラインL1 を形成し、一枚の直列共振子
と、二枚の並列共振子とから構成される単位濾波回路を
基本区分として、これを3段接続されてなる図14の回
路が構成されることとなる。
【0026】ここで、二股状接続片21の入出力接続板
22,22と、アース接続板25は、図10で示すよう
に隣接する共振子の電極との接続を確保するために肉厚
接続部30を備えている。この肉厚接続部30は、図1
1で示すように、金属板材の打ち抜き加工により形成さ
れる金属片の主板部31の上下縁から延出した上下の矩
形折曲部32,32を、主板部31に対して、図11の
矢線で示すように、重ね合わせ状に折込んで、各共振子
の電極と接触する板厚の3倍の厚みとなるようにして形
成される。尚、前記矩形折曲部32,32は主板部31
の上下縁に形成したが、上下縁の一方のみを2倍の長さ
に形成し、これを主板部中央部分に巻き込むように、連
続して折曲形成しても良い。
【0027】かかる構成の接続板22,25にあって、
その寸法例を上げると、金属板材の厚さは、0.05mm程度
であり、矩形折曲部32,32の幅は0.4mm 程度であ
り、さらには接続枝部26の高さは0.2mm 程度である。
尚、この寸法は単なる一例であり、この寸法に勿論限定
されるものではない。
【0028】かかる構成の入出力接続板22,ア−ス接
続板25にあっては、肉厚接続部30により、従来の端
子板のように、その中央を膨隆させる必要なく、隣接す
る共振子との接続が確保される。しかも材料厚によりそ
の厚さが規定されるものであるから、常に厚が一定とな
り、均一な接触圧を確保することができ、安定した濾波
特性を達成することができる。
【0029】そして上述したように、ア−ス接続片25
の接続枝部26を接続段部12a上のアース端子Eの内
部接続端17a上に差し渡して接触させた後に、蓋板1
3が開口11に被着され、その周縁が接続段部12a,
12bに支持される。
【0030】この被着に際して、蓋板13は開口11の
周縁に超音波溶接により接合させることができる。この
場合には、図13で示すように、蓋板13の下面周部
に、溶融突部40を形成し、開口11の周縁に接合溝4
1を形成するようにし、溶融突部40を接合溝41に嵌
入し、蓋板13上に超音波振動子を圧接させながら、超
音波振動を付与し、振動エネルギーにより溶融突部40
を溶融して、接合溝41に接合させることができる。こ
の構成にあっては、蓋板13を押付けながら行なうこと
により、該押付け状態のまま蓋板13が接合されるか
ら、ア−ス接続片25の接続枝部26が接続段部12a
上のアース端子Eの内部接続端17a上に接触した状態
を維持され、その接続が確実に行なわれることとなる。
【0031】かかる実施態様にあって、各共振子の接続
を二股状接続片21と、アース接続板25により行なう
ものであるから、部品点数が少なく、しかも、方形ケー
ス10の上面で大きく開かれた開口11から、各部材を
重ね合わせ状に挿入した後に、ア−ス接続板25の接続
枝部26を接続段部12aの内部接続端17aに半田付
を施すだけで、接続がなされるものであるから、各電極
等をリード線接続する必要がなく、かつ組み付けが容易
である。
【0032】またかかる構成にあっては、方形ケース1
0の底面に座定溝等の加工を行なうことを要しないか
ら、方形ケース10の底厚を厚くする必要がなく、低背
化に貢献できる。
【0033】上記実施例は、一枚の直列共振子と2枚の
並列共振子よりなる単位濾波回路を基本区分として、こ
れを3段接続したラダー型圧電フィルタを例にして説明
したが、これを2段,4段と多段に接続した多素子ラダ
ー型圧電フィルタにも適用でき、さらには、一枚の直列
共振子と一枚の並列共振子よりなる単位濾波回路を基本
区分として、多段接続するようにした多素子ラダー型圧
電フィルタにも適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述したように、上面に蓋板
が被着される開口を備えた合成樹脂製方形ケースの、そ
の内側で対向する二辺部に入力端子と出力端子の各内部
接続端を露出し、さらに他の一辺部にアース端子の内部
接続端を露出し、入力端子と出力端子の内部接続端間
で、複数の直列共振子と、並列共振子とを各段ごとに開
口に対して垂直に挿入して配設して、アース端子の内部
接続端と接続するア−ス接続板と、直列共振子の電極と
接続する二枚の入出力接続板を連繋部を介して電気的に
接続してなる二股状接続片を介して所要の接続を施し、
入力端子と出力端子との間に、直列共振子と、単数又は
複数の並列共振子とから構成される単位濾波回路を、2
段以上接続してなる回路構成を備えた圧電フィルタを構
成したものである。このため、イ ) 上面に開口を形成するものであるから、ケースの低
背化に逆行することなく、広い開口面積を確保でき、装
着が容易となる。ロ ) ケースの底部に、座定溝を形成する必要が無く、該
ケースの厚肉化を要せず、ケースを低背化できる。ハ ) 各濾波単位は、各共振子のほか、アース接続板と、
二股状接続片により構成される。このため、部品点数が
著減する。ニ ) 二股状接続片は一枚板の金属板の打ち抜き加工によ
り構成され、この接続片の適用により、ケースに加工を
ほどこしたり、導電層を別途形成することなく、各直列
共振子の直列接続が確保されるから、構造が簡単で、組
付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多素子ラダー型圧電フィルタの平面図
である。尚、各共振子のみを断面で示している。
【図2】本発明の多素子ラダー型圧電フィルタの底面図
である。
【図3】本発明の多素子ラダー型圧電フィルタの背面図
である。
【図4】方形ケース10の分離斜視図である。
【図5】方形ケース10の平面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】直列共振子S1 〜S3 の斜視図である。
【図9】並列共振子P1 〜P6 の斜視図である。
【図10】接続片入出力接続板22,接続片25などの
組み付け関係を示す拡大斜視図である。
【図11】接続片入出力接続板22,25の肉厚接続部
30の形成手段を示す斜視図である。
【図12】長尺薄板40の平面図である。
【図13】溶融突部40を備えた蓋板13と、接合溝4
1が形成された方形ケース10とを示す一部の分離縦断
側面図である。
【図14】本実施例に係る圧電フィルタの回路図であ
る。
【符号の説明】
1 〜S3 直列共振子 P1 〜P6 並列共振子 I 入力端子 O 出力端子 E アース端子 10 方形ケース 12a,12b 接続段部 13 蓋板 15a,16a,17a 内部接続端 15c,16c,17c 外部接続端 21 二股状接続片 22 入出力接続板 23 コ字状連繋部 25 アース接続板 26 接続枝部 30 肉厚接続部 40 溶融突部 41 接合溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子と出力端子との間に、直列共振子
    と、単数又は複数の並列共振子とから構成される単位濾
    波回路を、2段以上接続してなる回路構成を備えた圧電
    フィルタにおいて、 上面に蓋板が被着される開口を備えた合成樹脂製方形ケ
    ースの、その内側で、対向する二辺部に入力端子と出力
    端子の各内部接続端を露出し、さらに、該辺部と直交す
    る一辺部にアース端子の内部接続端を露出し、さらに入
    力端子,出力端子及びアース端子をインサート成形によ
    りケースと一体化して夫々の外部接続端をケースの外面
    に延出すると共に、 入力端子と出力端子の内部接続端間で、複数の直列共振
    子と、並列共振子とを各段ごとに開口に対して垂直に挿
    入して配設し、直列共振子の電極を入出力接続板を介し
    て隣接する並列共振子の一側電極に接続し、かつ並列共
    振子の他側電極をアース接続板に接続し、 さらに隣接する直列共振子の対向側電極と夫々接続する
    二枚の入出力接続板を、その縁部間に差渡しされる連繋
    部を介して一体化することにより接続して、該入出力接
    続板を介して各直列共振子が入力端子と出力端子間で直
    列接続となるようにし、各アース接続板を前記接続段部
    上のアース端子の内部接続端に接続することにより、並
    列共振子がアース端子に対して並列接続されるようにし
    たことを特徴とする多素子ラダー型圧電フィルタ。
  2. 【請求項2】一枚の直列共振子と、二枚の並列共振子と
    を一濾波単位とし、複数単位を開口に対して垂直に挿入
    して重ね合わせ状に配設し、かつ各直列共振子の間に、
    二枚の入出力接続板を連繋部を介して一体化してなる二
    股状接続片を介挿し、該接続片の入出力接続板対間に、
    アース端子板を介して二枚の並列共振子を挿入するよう
    にして、各直列共振子を二股状接続片を介して直列接続
    すると共に、各単位ごとに、直列共振子に対して二枚の
    並列共振子を並列接続するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の多素子ラダー型圧電フィルタ。
JP18433997A 1997-06-24 1997-06-24 多素子ラダー型圧電フィルタ Pending JPH1117492A (ja)

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