JPH11177267A - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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JPH11177267A
JPH11177267A JP34668897A JP34668897A JPH11177267A JP H11177267 A JPH11177267 A JP H11177267A JP 34668897 A JP34668897 A JP 34668897A JP 34668897 A JP34668897 A JP 34668897A JP H11177267 A JPH11177267 A JP H11177267A
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JP
Japan
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electronic device
heat exchanger
frame
air
cooling water
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JP34668897A
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Susumu Hamada
益 濱多
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高湿度環境下において、熱交換器の結露によ
り冷却性能の低下を抑制した冷却性能が優れ、かつ、軽
量な間接水冷方式の電子機器筐体を得る。 【解決手段】 熱交換器5aに溌水性を有するニッケル
めっき20を施し、電子機器フレーム1側面の通風ダク
ト8内に熱交換器5aを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器ユニッ
トに収納される印刷配線基板に実装される電子回路部品
を熱交換器を用いて間接的に冷却する電子機器筐体に関
するもので、特に、高湿度環境下における熱交換器の結
露による冷却性能の低下を抑制することに特徴を有する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電子回路部品を収納した電子機
器の冷却方法としては、強制空冷方式が一般的であっ
た。この強制空冷方式は電子機器筐体の外部よりフィル
タを介して空気を導入し、この空気を直接電子回路部品
に吹きあてて冷却し、その後、外部に排出するという方
法で、電子機器筐体内には空気循環用のファンが設けら
れている。上記の冷却方式においては、冷却性能が外気
温度に影響され、また、設置する部屋の外気に塵埃、腐
食性ガス等が含まれる場合には、上記フィルタの収塵率
を高めるためにフィルタの繊維等の密度を高める必要が
あり、そのために圧力損失の増加を伴い、冷却効率を低
下させるなどの欠点があり、電子回路部品の発熱量や外
気温度に制約を受けていた。すなわち、強制空冷方式を
採用する場合は、電子回路部品の発熱量を、電子機器の
性能を劣化させない範囲に抑える、あるいは、電子機器
筐体が設置される室内環境を、空調等により整える必要
があった。
【0003】一方、電子回路部品及び電子回路部品が実
装される印刷配線基板は、近年の小型・軽量化の要求と
あいまって、高密度実装化、高発熱化の方向に進みつつ
あり、また、周囲の環境条件も、必ずしも空調された室
内のみにとどまらず、厳しい環境条件での使用が要求さ
れるようにもなり、従来の強制空冷方式では、必要な冷
却性能が得られなくなってきている。そこで、従来の強
制空冷方式に代わる、より冷却性能の良い冷却方式とし
て、熱交換器を用いた間接水冷方式が、電子機器筐体の
冷却方式として採用されるようになってきた。
【0004】図16は従来の間接水冷方式を用いた電子
機器筐体の断面図である。図16において、1は電子機
器フレーム、2は電子機器フレーム1に収納される電子
機器ユニット、3は電子回路部品を実装した印刷配線基
板、4は電子機器ユニット2の中に設けられたブロワ、
5aは電子機器フレーム1の下部に設けられた熱交換
器、6は電子機器ユニット2の上下面に設けられた通風
路、7は電子機器フレーム1の上部に設けられた天井の
通風ダクト、8は電子機器フレーム1の側壁に設けられ
た側壁の通風ダクト、9は電子機器フレーム1の下部に
設けられた通風穴、10は空気の流れである。また、図
17は図16に示す従来の電子機器筐体に用いられてい
る熱交換器5aの斜視図、図18は図17におけるこの
熱交換器5aの断面AAを示す図である。図17、図1
8において、11は熱交換器5aヘの冷却水の出入口と
なるカプラ、12aは冷却水が通る中空のプレート、1
3aは冷却水が循環するように形成されたフレーム、1
4は上下のプレート12aに接するフィン、15は境界
板、16aはフレーム内に形成される水路、17は冷却
水の流れである。
【0005】次に、上記のように構成された電子機器筐
体の動作について説明する。図16において、電子機器
ユニット2は電子機器フレーム1に収納されて、電子機
器機器フレーム1に取り付けられた図に示されないコネ
クタパネルから出ているケーブルと接続されて、他の電
子機器と信号の授受を行い、この際に、熱を発生する。
この熱は電子機器ユニット2の中に設けられたブロワ4
により電子機器ユニット2より排出され、図において矢
印で示した空気の流れ10に沿って、電子機器ユニット
2上面の通風路6、電子機器フレーム1の天井の通風ダ
クト7、側壁の通風ダクト8を介し、電子機器フレーム
1下部の通風穴9より熱交換器5に導かれる。この熱交
換器5aにおいて空気と熱交換器5aの中を循環する冷
却水との間で熱の授受が行われ、空気が冷却されて、こ
の冷却された空気が電子機器ユニット2下面の通風路6
より電子機器ユニット2に供給されて、電子機器ユニッ
ト2内を冷却する。以上のように電子機器フレーム1内
を空気が循環する。
【0006】一方、熱交換器5aにおいては、図17、
図18に示すように、図示されない電子機器フレーム1
背面のジョイントを介して、カプラ11より冷却水が電
子機器筐体の外部より供給され、図18において矢印で
示した冷却水の流れに沿ってフレーム13a内の水路1
6aを通過し、他方のカプラ11より、図示されない電
子機器フレーム1背面の他方のジョイントを介して排出
される。この熱交換器5a内に流れる冷却水により、上
下のプレート12aを含むフレーム13a、プレート1
2aに接するフィン14及び境界板15が直接水冷さ
れ、上記のフレーム13a、フィン14、境界板15に
より形成される開口部を空気が通過することにより、空
気は一定温度に冷却される。上記のように、熱交換器を
用いて、空気を冷却し、この冷却空気を電子機器筐体内
を循環させ、内部の電子部品を冷却水により空気を介し
て冷却する方式が従来の熱交換器を用いた間接水冷方式
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の間
接水冷方式を用いた電子機器筐体においては、冷却性能
は筐体内を循環する空気の風量と熱交換器5a内を流れ
る冷却水温度に依存する。すなわち、冷却性能を上げる
ためには、筐体内を循環する空気の風量を上げるか、ま
たは熱交換器5a内を流れる冷却水の温度を低くすれば
よい。しかし、筐体内を循環する空気の風量を上げるた
めには、ブロワ4を大型化するか、数を増やす必要があ
るが、これは機器の大型化を招くとともに、機器の設置
場所によっては、ブロワ4の騒音が問題となってくる。
一方、熱交換器5a内を流れる冷却水の温度を低くする
と、熱交換器5aに結露が生じやすくなり、冷却性能の
低下を招く恐れがある。結露量は冷却水と空気の温度差
及び空気湿度に依存し、高温、高湿環境下においては、
より結露が生じやすくなる。
【0008】以下では、図19、図20を用いて結露と
冷却性能の関係について説明する。図19は熱交換器5
aのフィン14、境界板15において、結露が発生した
状態を示す部分断面図である。図19において、18a
はプレート12a、フィン14、境界板15により形成
される開口部であり、この開口部18aを空気が通過す
る。19は開口部18aを空気が通過する際に、空気の
温度、湿度及び水路16a内を流れる冷却水の温度に応
じて、開口部18aを形成するプレート12a、フィン
14、境界板15に発生する結露した水滴である。結露
した水滴19の量は空気が高温、高湿度になるほど増加
する。一方、熱交換器5aは所定の冷却性能を得るた
め、腐食性に優れたステンレス合金等の金属製とするの
が一般的であるが、上記金属は水とのぬれ性が高く、こ
のため上記の結露した水滴19は結露面に付着し、開口
部18aを通過する空気の流れによっても、表面張力に
より開口部18aから容易には排出されず図19に示し
た状態となる。図19に示した状態では、結露した水滴
19により開口部18aの面積が減少し、空気の圧力損
失が増加するため、筐体内を循環する空気の風量が低下
するとともに、結露した水滴19の層により冷却水と空
気の間の熱抵抗が増加するため、冷却性能を示す指針と
なる熱交換量が低下する。図20は空気および冷却の温
度を一定とした時の空気の想定湿度ζと冷却性能を示す
指針となる熱交換量Qの関係を示した図である。図20
においてζ0 は結露が発生し始める露点を示したもの
で、図に示す通り、結露が発生しない状態では、一定の
熱交換量が得られているが、露点ζ0 を過ぎ、結露が発
生し始めると熱交換量は相対湿度ζに応じて急激に低下
する。実物の熱交換器を用いた性能確認試験において
は、冷却水温度23℃、熱交換器に導入される空気の温
度45℃とした場合、露点ζ0 は45%となり、ここ
で、結露が発生し始めるとともに、熱交換量は低下し、
相対湿度95%においては、熱交換量が結露発生前の4
0%程度まで低下することが確認されている。また、こ
の時、結露した水滴19は結露面に平均して約lmm程
度の層で付着していることも確認されている。
【0009】以上説明した通り、従来の間接水冷方式を
用いた電子機器筐体では、特に高湿度環境下において、
熱交換器に結露が発生することにより、冷却性能が著し
く低下する。
【0010】また、従来の電子機器筐体においては、腐
食性イオンを含む水質の悪い冷却水に対する熱交換器の
腐食対策として、ステンレス合金により熱交換器を構成
していたが、ステンレス合金は比重が重いため電子機器
筐体の軽量化を妨げるという問題点があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、高湿度環境においても、結露
による大幅な冷却性能の低下がなく、効率的な冷却がで
き、軽量な間接水冷方式の電子機器筐体を得ることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明による電子機
器筐体は、筐体内を循環する空気を冷却水により間接的
に冷却するための熱交換器の全ての面に、撥水性を有す
るニッケルめっきを施したものである。
【0013】また、第2の発明による電子機器筐体は、
熱交換器の全ての面に撥水性を有するニッケルめっきを
施し、電子機器フレーム側壁の通風ダクト内に配置した
ものである。
【0014】また、第3の発明による電子機器筐体は、
熱交換器の空気入り口側には冷却水が循環するフレーム
に連通する複数のパイプを配置し、空気出口側にはフレ
ーム内を流れる冷却水の流れに直行する方向へ空気を流
すフィンを配置し、複数のパイプ間の空気が通過する開
口部の面積を上記フィンの空気が通過する開口部の面積
より大きくし、さらに、熱交換器の全ての面に撥水性を
有するニッケルめっきを施したものである。
【0015】また、第4の発明による電子機器筐体は、
熱交換器の空気入り口側には冷却水が循環するフレーム
に連通する1本以上の螺旋状パイプを配置し、空気出口
側には上記フレーム内を流れる冷却水の流れに直行する
方向へ空気を流すフィンを配置し、1本以上の螺旋状パ
イプ間の空気が通過する開口部の面積を上記フィンの空
気が通過する開口部の面積より大きくし、さらに、熱交
換器の全ての面に撥水性を有するニッケルめっきを施し
たたものである。
【0016】また、第5の発明による電子機器筐体は、
熱交換器の空気入り口側には冷却水が循環するフレーム
に接する複数の平板を垂直に配置し、空気出口側には上
記フレーム内を流れる冷却水の流れに直行する方向へ空
気を流すフィンを配置し、複数の垂直に配置した平板間
の空気が通過する開口部の面稽を上記フィンの空気が通
過する開口部の面積より大きくし、さらに、熱交換器の
全ての面に撥水性を有するニッケルめっきを施したもの
である。
【0017】また、第6の発明による電子機器筐体は、
上記第3および第4の発明における構造を施した電子機
器筐体における熱交換器の空気入り口側のパイプ表面を
凹凸形状とさせたものである。
【0018】また、第7の発明による電子機器筐体は、
上記第5の発明における構造を施した電子機器筐体にお
ける熱交換器の空気入り口側の平板表面に上下方向へ溝
を形成したものである。
【0019】また、第8の発明による電子機器筐体は、
上記第5および第7の発明における構造を施した電子機
器筐体における熱交換器の空気入り口側の平板にヒート
パイブを具備したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を表わす熱交換器の部分断面図である。こ
の発明においては、電子機器筐体およびこの電子機器筐
体に用いられる熱交換器の構成は、図16〜図19に示
す従来の電子機器筐体と同一であり、各図において、1
〜18は従来の電子機器と全く同一のものである。図1
において、20は熱交換器5a全ての面に施した撥水性
を有するニッケルめっきである。
【0021】上記のように熱交換器5aに撥水性を有す
るニッケルめっき20を施した電子機器筐体において
は、高湿度環境下において熱交換器5aに結露が発生し
ても、その撥水効果により図1に示す通り、結露した水
滴は球状となり、開口部18aを通過する空気の流れに
より排水される。従って、冷却性能の低下の原因となる
開口部18aの面積の減少と、これに伴う圧力損失の増
加を抑制するとともに、結露した水滴19の層による冷
却水と空気の間の熱抵抗も抑制することができる。
【0022】図2は空気および冷却水の温度を一定とし
た時の空気の相対湿度ζと冷却性能を示す指針となる熱
交換量Qの関係を示した図であり、図において、aはこ
の発明の電子機器筐体の電子機器筐体の冷却性能を示す
曲線、bは従来の電子機器筐体の冷却性能を示す曲線で
ある。
【0023】以下では、図2を用いてこの発明による電
子機器筐体の湿度と冷却性能の関係を、従来の電子機器
筐体の場合と比較して説明する。この発明においては、
撥水性を有するニッケルめっき20の分だけ、空気と冷
却水の間の熱抵抗は増加し、このため、相対湿度が露点
ζ0 以下で、露点が発生しない状態では、従来の電子機
器筐体よりも冷却性能は若千低下するが、撥水性を有す
るニッケルめっき20の層はプレート12a裏表の合計
が60μm程度の薄膜であり、撥水性を有するニッケル
めっき20による熱抵抗の増加は、結露した水滴19の
層による熱抵抗の増加よりははるかに小さい。従来の電
子機器筐体で湿度95%のとき、結露した水滴19の層
の厚さは約lmm程度となるが、この場合と比較する
と、撥水性を有するニッケルめっき20の層の厚さは6
/100である。一方、熱伝導率は、ニッケルが90W
/(m・K)、水が温度20℃のとき0.61W/(m
・K)であるので、撥水性を有するニッケルめっきの熱
伝導率は水の約148倍となる。熱抵抗は層の厚さに比
例し、熱伝導率に反比例するするため、撥水性を有する
ニッケルめっき20による熱抵抗は、湿度95%でlm
m程度となった結露した水滴の熱抵抗のわずか0.04
%にすぎない。
【0024】次に、湿度が高くなり露点ζ0 を超える
と、結露による水滴が発生する、この水滴により、冷却
性能が低下するが、この冷却性能の低下は従来の電子機
器筐体においては、従来の技術において説明した通り、
図2の曲線bのごとくとなる。一方、この発明による電
子機器筐体においては、上記で説明した通り、撥水性を
有するニッケルめっき20により結露した水滴19は球
状となり、開口部18aを通過する空気により排出され
るため、従来の電子機器筐体の結露による冷却性能の低
下と比べれば、冷却性能の低下を抑制することができ、
湿度と冷却性能を示す指針となる熱交換量Qの関係は、
図2の曲線aのごとくとなる。図2の曲線aと曲線bを
比較すれば明らかなように、この発明によれば、低湿度
の条件では、冷却性能は従来よりも若干低下するが、高
湿度の条件では、従来よりはるかに優れた冷却性能を得
ることができる。
【0025】さらに、この発明によれば、アルミニウム
合金のようなステンレス合金に比ベ熱伝導率に優れ、比
重が軽いが水に対する耐腐食性が劣る金属で熱交換器を
構成しても、撥水性を有するニッケルめっき20を施す
ことにより、耐食性を向上させることができるため、従
来の電子機器のステンレス合金により構成した熱交換器
と比べ、優れた冷却性能を得ることができるとともに、
電子機器筐体の軽量化が可能となる。
【0026】実施の形態2.図3は上記実施形態1をさ
らに改善した、この発明の実施の形態2を表わす電子機
器筐体の断面図であり、この発明においては、電子機器
筐体およびこの電子機器筐体に用いられ熱交換器の構成
は、図16〜図19に示す従来の電子機器筐体と同一で
あり、各図において、1〜18は従来の電子機器筐体と
全く同一のものである。図3において、5aは電子機器
フレーム側壁の通風ダクト8内に設けられた撥水性を有
するニッケルめっき20を施した熱交換器である。
【0027】以上のように構成される電子機器筐体にお
いては、実施の形態1で述べたことの他に、撥水性を有
するニッケルめっき20を施した熱交換器5aを電子機
器フレーム側壁の通風ダクト8内に設けたことにより、
プレート12a、フィン14、境界板15の各面は垂直
となり、高湿環境下において、これらの面に結露する水
滴19が球状となって流れ落ちる重力方向と、電子機器
筐体フレーム内を循環する冷却空気の流れ方向が一致す
るため、付着した水滴19を熱交換器5aから排出する
ための冷却空気の圧力損失増加を軽減させ、容易に水滴
19を排出することができる。
【0028】実施の形態3.図4〜図6は上記実施の形
態1および実施の形態2をさらに改善した、この発明の
実施の形態3を表わす図であり、図4はこの発明の電子
機器筐体の断面図であり、図5はこの発明の電子機器筐
体に用いられている熱交換器の斜視図、図6はこの熱交
換器の冷却水の流れを示す図5における断面BBであ
る。各図において、1〜4、6〜11は従来の電子機器
筐体と全く同一であり、5bは撥水性を有するニッケル
めっき20を施した熱交換器、12bは冷却水が通る中
空のプレート、13bは冷却水を循環するように水路を
形成した熱交換器5bのフレーム、21は熱交換器5b
の空気入り口側に設けられたフレーム13bに連通する
複数のパイプ、14は熱交換器5bの空気出口側に設け
られ、上下のプレート12bに接するフレーム13b内
を流れる冷却水の流れに直行する方向へ空気を流すフィ
ン、15は境界板、16bはフレーム内に形成される水
路、17は冷却水の流れであり、パイプ21間の空気が
通過する開口部18bの面積をフィン14間の空気が通
過する開口部18aの面積より大きくしている。
【0029】以上のように構成される電子機器筐体にお
いては、実施の形態1で述べたことの他に、電子機器ユ
ニット2より排出された空気は、図4において矢印で示
した空気の流れ10に沿って、電子機器ユニット2上面
の通風路6、電子機器フレーム1の通風ダクト7、側面
の通風ダクト8を介して、電子機器フレーム1下部の通
風穴9より熱交換器5bのパイプ21部分に導かれ、パ
イプ21内を流れる冷却水により冷却された後フィン1
4部分を通過する際に、さらに冷却水により冷却され
て、電子機器ユニット2下面の通風路6より電子機器ユ
ニット2に供給される。このように熱交換器5bの熱交
換部分を空気入り口側のパイプ21部分と空気出口側の
フィン14部分に並列に2箇所とすることにより、高湿
度環境下において、結露はパイプ21表面に発生し、こ
れにより湿度の低下した空気がフィン14部分に入るた
め、フィン14部分での結露を押さえることができる。
一方、空気が最初に通過するパイプ21部分の開口部1
8b面積はフィン14部分の開口部183の面積より大
きいため、空気が通過する熱交換器全体の圧力損失はフ
ィン14部分での圧力損失が支配的となり、パイプ21
部分の結露による圧力損失が全体の圧力損失に及ぼす影
響は小さく、冷却性能の低下の原因となるフィン14部
分の結露による圧力損失増加を押さえることができる。
【0030】さらに、この発明によれば、低湿度環境下
で結露が発生しない条件においても、パイプ21部分の
熱交換面積が増加しており、従来より優れた冷却性能を
得ることができる。
【0031】実施の形態4.図7〜9は上記実施形態1
〜実施形態3をさらに改善した、この発明の実施の形態
4を表わす図であり、図7はこの発明の電子機器筐体の
断面図であり、図6は図7に示すこの発明の電子機器筐
体に用いられている熱交換器の斜視図、図9はこの熱交
換器の冷却水の流れを示す図8における断面CCであ
る。各図において、1〜4、6〜11は従来の電子機器
と全く同一であり、5cは撥水性を有するニッケルめっ
き20を施した熱交換器、12cは冷却水が通る中空の
プレート、13cは冷却水を循環するように水路を形成
した熱交換器5cのフレーム、22は熱交換器5cの空
気入り口側に設けられたフレーム13cに連通する螺旋
状のパイプ、14は熱交換器5cの空気出口側に設けら
れ、上下のプレート12cに接するフレーム13c内を
流れる冷却水の流れに直行する方向へ空気を流すフィ
ン、15は境界板、16cはフレーム内に形成される水
路、17は冷却水の流れであり、螺旋状のパイプ22間
の空気が通過する開口部18cの面積をフィン14間の
空気が通過する開口部18aの面積より大きくしてい
る。
【0032】以上のように構成される電子機器筐体にお
いては、実施の形態1で述べたことの他に、電子機器ユ
ニット2より排出された空気は、図7において矢印で示
した空気の流れ10に沿って、電子機器ユニット2上面
の通風路6、電子機器フレーム1の通風ダクト7、側面
の通風ダクト8を介して、電子機器フレーム1下部の通
風穴9より熱交換器25の螺旋状のパイプ28部分に導
かれ、螺旋状のパイプ22内を流れる冷却水により冷却
された後フィン14部分を通過する際に、さらに冷却水
により冷却されて、電子機器ユニット2下面の通風路6
より電子機器ユニット2に供給される。このように熱交
換器5cの熱交換部分を空気入り口側の螺旋状のパイプ
22部分と空気出口側のフィン14部分に並列に2箇所
とすることにより、高湿度環境下において、結露は螺旋
状のパイプ22表面に発生し、これにより湿度の低下し
た空気がフィン14部分に入るため、フィン14部分で
の結露を押さえることができる。一方、空気が最初に通
過する螺旋状のパイプ22間の開口部18cの面積はフ
ィン14間の開口部18aの面積より大きいため、空気
が通過する熱交換器全体の圧力損失はフィン14部分で
の圧力損失が支配的となり、螺旋状のパイプ22部分の
結露による圧力損失が全体の圧力損失に及ぼす影響は小
さく、冷却性能の低下の原因となるフィン14部分の結
露による圧力損失増加を押さえることができる。
【0033】また、この発明によれば、低湿度環境下で
結露が発生しない条件においても、螺旋状パイプ22部
分の熱交換面積が増加しており、従来より優れた冷却性
能を得ることができる。
【0034】さらに、この発明によれば、実施の形態3
より少ないパイプ本数で実施の形態3と同等以上の熱交
換、および結露表面積を確保できるため、パイプを接合
する作業を少なくすることができ、熱交換器の製造コス
トを下げることができる。
【0035】実施の形態5.図10〜図12は上記実施
形態1〜実施の形態4をさらに改善した、この発明の実
施の形態5を表わす図であり、図10はこの発明の電子
機器筐体の断面図であり、図11は図10に示すこの発
明の電子機器筐体に用いられている熱交換器の斜視図、
図12はこの熱交換器の冷却水の流れを示す図11にお
ける断面DDである。各図において、1〜4、6〜11
は従来の電子機器と全く同一であり、5dは撥水性を有
するニッケルめっき20を施した熱交換器、12dは冷
却水が通る中空のプレート、13dは冷却水を循環する
ように水路を形成した熱交換器5dのフレーム、23は
熱交換器5dの空気入り口側に設けられたフレーム13
dに接する複数の垂直に配置した平板、14は熱交換器
5dの空気出口側に設けられ、上下のプレート12dに
接するフレーム13d内を流れる冷却水の流れに直行す
る方向へ空気を流すフィン、15は境界板、16dはフ
レーム内に形成される水路、17は冷却水の流れであ
り、複数の垂直に配置した平板23間の空気が通過する
開口部18dの面積をフィン14間の空気が通過する開
口部18aの面積より大きくしている。
【0036】以上のように構成される電子機器筐体にお
いては、実施の形態1で述べたことの他に、電子機器ユ
ニット2より排出された空気は、図10において矢印で
示した空気の流れ10に沿って、電子機器ユニット2上
面の通風路6、電子機器フレーム1の通風ダクト7、側
面の通風ダクト8を介して、電子機器フレーム1下部の
通風穴9より熱交換器5dの複数の平板23部分に導か
れ冷却された後フィン14部分を通過する際に、さらに
冷却水により冷却されて、電子機器ユニット2下面の通
風路6より電子機器ユニット2に供給される。このよう
に熱交換器5dの熱交換部分を空気入り口側の平板23
部分と空気出口側のフィン14部分に並列に2箇所とす
ることにより、高湿度環境下において、結露は平板23
表面に発生し、これにより湿度の低下した空気がフィン
14部分に入るため、フィン14部分での結露を押さえ
ることができる。一方、空気が最初に通過する平板23
部分の開口部18dの面積はフィン14部分の開口部1
8aの面積より大きいため、空気が通過する熱交換器全
体の圧力損失はフィン14部分での圧力損失が支配的と
なり、平板23部分の結露による圧力損失の低下が全体
の圧力損失に及ぼす影響は小さく、冷却性能の低下の原
因となる結露による圧力損失の低下を押さえることがで
きる。
【0037】また、この発明によれば、低湿度環境下で
結露が発生しない条件においても、平板23部分の熱交
換面積が増加しており、従来より優れた冷却性能を得る
ことができる。
【0038】また、この発明によれば、平板23の結露
面全面が垂直で重力方向と平行であるため、高湿度環境
下において、結露した球状の水滴19を平板23表面を
から容易に排水することができる。
【0039】さらに、この発明によれば、実施の形態3
および実施の形態4の熱交換器入り口側のパイプ直径よ
り平板23の厚さを薄くし、空気の流れを妨げる投影面
積を小さくできるため、熱交換器入り口側における圧力
損失をさらに押さえることができる。
【0040】実施の形態6.図13は実施の形態1〜実
施の形態4をさらに改善した、この発明の実施の形態6
を表わす熱交換器の斜視図であり、この熱交換器を有す
る図示していない電子機器筐体の構成において1〜4、
6〜11は従来の電子機器筐体と全く同一である。図1
3において、5eは撥水性を有するニッケルめっき20
を施した熱交換器、12eは冷却水が通る中空のプレー
ト、13eは冷却水を循環するように水路を形成した熱
交換器5eのフレーム、24は熱交換器5eの空気入り
口側に設けられたフレーム13eに連通する表面が凹凸
形状の複数のパイプ、14は熱交換器5eの空気出口側
に設けられ、上下のプレート12eに接するフレーム1
3e内を流れる冷却水の流れに直行する方向へ空気を流
すフィン、15は境界板であり、凹凸形状のパイプ24
間の空気が通過する開口部18eの面積をフィン14間
の空気が通過する開口部18aの面積より大きくしてい
る。
【0041】以上のように構成される熱交換器を用いた
電子機器筐体においては、実施の形態3および実施の形
態4で述べたことの他に、熱交換器5eの空気入り口側
に表面が凹凸形状のパイプ24を配置することにより、
熱交換表面積を増加させ、さらに冷却能力を向上させる
ことができるとともに、高湿度環境下において熱交換器
5eの空気入り口側のパイプ24への結露量が増加する
ため、より湿度の低下した空気が熱交換器空気出口側の
フィン14部分に入るため、フィン14部分での結露を
押さえることができる。
【0042】実施の形態7.図14は実施の形態5をさ
らに改善した、この発明の実施の形態7を表わす熱交換
器の斜視図であり、この熱交換器を有する図示していな
い電子機器筐体の構成において1〜4、6〜11は従来
の電子機器筐体と全く同一である。図14において、5
fは撥水性を有するニッケルめっき20を施した熱交換
器、12fは冷却水が通る中空のプレート、13fは冷
却水を循環するように水路を形成した熱交換器5fのフ
レーム、25は熱交換器5fの空気入り口側に設けられ
たフレーム13fに接する複数の垂直に配置した上下方
向に溝を有する平板、14は熱交換器5fの空気出口側
に設けられ、上下のプレート12fに接するフレーム1
3f内を流れる冷却水の流れに直行する方向へ空気を流
すフィン、15は境界板、16fはフレーム内に形成さ
れる水路、17は冷却水の流れであり、複数の垂直に配
置した平板12f間の空気が通過する開口部18fの面
積をフィン14間の空気が通過する開口部18aの面積
より大きくしている。
【0043】以上のように構成される熱交換器を用いた
電子機器筐体においては、実施の形態5で述べたことの
他に、熱交換器5fの空気入り口側に複数の垂直、かつ
上下方向に溝を有する平板25を配置することにより、
熱交換表面積が増加し、さらに冷却能力を向上させるこ
とができるとともに、高湿度環境下において熱交換器空
気入り口側の平板25への結露量が増加し、より湿度の
低下した空気がフィン14部分に入るため、フィン14
部分での結露を押さえることができる。
【0044】さらに、結露した球状の水滴19は空気の
流れに押され、平板25の溝に溜り下方へ伝わり平板2
5から落下するため、空気の流れに押されて、熱交換器
5fの空気出口側のフィン14内への侵入を防止し、熱
交換能力低下を防止する。
【0045】実施の形態8.図15は実施の形態5およ
び実施の形態7をさらに改善した、この発明の実施の形
態8を表わす熱交換器の斜視図であり、この熱交換器を
有する図示していない電子機器筐体の構成において1〜
4、6〜11は従来の電子機器筐体と全く同一である。
図15において、5gは撥水性を有するニッケルめっき
20を施した熱交換器、12gは冷却水が通る中空のプ
レート、13gは冷却水を循環するように水路を形成し
た熱交換器5gのフレーム、26は熱交換器5gの空気
入り口側に設けられたフレーム13gに接する複数の垂
直、かつヒートパイプ27を具備する平板、14は熱交
換器5gの空気出口側に設けられ、上下のプレート12
gに接するフレーム13g内を流れる冷却水の流れに直
行する方向へ空気を流すフィン、15は境界板であり、
複数の垂直に配置した平板26間の空気が通過する開口
部18gの面積をフィン14間の空気が通過する開口部
18aの面積より大きくしている。
【0046】以上のように構成される熱交換器を用いた
電子機器筐体においては、実施の形態5および実施の形
態7で述べたことの他に、熱交換器5gの空気の入り口
側の複数の垂直に配置した平板26はヒートパイプ27
を具備しており、平板26の先端部分と熱交換器5gの
フレーム13g側付け根部分との温度勾配は非常に小さ
くなり、平板26全面の温度を冷却水温度に近くほぼ均
一にできる。従って、平板26全面と冷却空気の温度差
が大きくなるため、さらに冷却能力を向上させることが
できるとともに、高湿度環境下における熱交換器5g入
り口側の平板26面の結露量がさらに増加し、より湿度
の低下した空気がフィン14部分に入るため、フィン1
4部分での結露を押さえることができる。
【0047】
【発明の効果】この発明による電子機器筐体は、以上説
明したように構成されているので、以下に記載されるよ
うな効果がある。
【0048】第1の発明〜第8の発明によれば、熱交換
器の全ての面に撥水性を有するニッケルめっきを施すこ
とにより、高湿度環境下において結露が発生しても、結
露した水が球状となり、結露による冷却性能の低下を抑
制することができる。
【0049】また、第1の発明〜第8の発明によれば、
アルミニウム合金のようなステンレス合金に比べ熱伝導
率に優れ、比重が軽いが水に対する耐腐食性が劣る金属
で熱交換器を構成しても、撥水性を有するニッケルめっ
きを施すことにより、腐食性イオンを含む水質の悪い冷
却水による冷却が可能となり、従来の電子機器のステン
レス合金により構成した熱交換器と比べ、優れた冷却性
能を得ることができるとともに、電子機器筐体の軽量化
が可能となる。
【0050】また、第2の発明によれば、第1の発明と
同様の効果を得ることができるだけでなく、撥水性を有
するニッケルめっきを施した熱交換器を電子機器フレー
ム側壁の通風ダクト内に設けたことにより、熱交換器の
各面は垂直となり、各面に結露する水滴が球状となって
流れ落ちる重力方向と、電子機器筐体フレーム内を循環
する冷却空気の流れ方向が一致するため、付着した水滴
を熱交換器から排出するための冷却空気の圧力損失増加
を軽減させ、熱交換器の冷却性能の低下を抑制すること
ができる。
【0051】また、第3の発明〜第8の発明によれば、
第1の発明と同様の効果を得ることができるだけでな
く、熱交換器の空気入り口側と空気出口側のフィン部分
と並列に2箇所の熱交換部分を設け、空気が最初に通過
する熱交換部分の開口面積を空気出口側のフィン部分の
開口面積より大きくすることにより、高湿度環境下にお
いて、結露は熱交換器の空気入り口側に発生し、これに
より湿度の低下した空気がフィン部分に入るため、フィ
ン部分での結露を押さえることができ、また、空気が通
過する熱交換器全体の圧力損失はフィン部分での圧力損
失が支配的となり、熱交換器の空気入り口側の熱交換部
結露による圧力損失が全体の圧力損失に及ぼす影響は小
さく、冷却性能低下の原因となる、フィン部分の結露に
よる圧力損失増加を押さえることができる。さらに、低
湿度で結露が発生しない条件においても、熱交換器の空
気入り口側の熱交換面積が増加しているため、熱交換能
力は向上する。すなわち、高湿度および低湿度いずれの
条件でも従来より優れた冷却性能を得ることができる。
【0052】また、第4の発明によれば、熱交換器の空
気入り口側を螺旋状のパイプとしたことにより、第3の
実施例より少ないパイプ本数で第3の実施例と同等以上
の熱交換面積が得られるため、パイプ接合のための作業
が少なくなり、第3の実施例より熱交換器の製造コスト
を下げることができる。
【0053】また、第5の発明によれば、熱交換器の空
気入り口側の熱交換部を複数の垂直な平板としているた
め、結露面全面が垂直で重力方向が平行であることか
ら、高湿度環境下において、結露した球状の水滴を平板
から容易に排水し、排水後の面により多く結露させるこ
とができ、湿度の低下した空気が熱交換器の空気出口側
のフィン部分に入るため、フィン部分での結露を押さえ
ることができ、フィン部分の結露による冷却性能の低下
をさらに抑制することができる。さらに、第3の実施例
および第4の実施例より熱交換器入り口側のパイプ直径
より平板の厚さを薄くし、空気の流れを妨げる投影面積
を小さくできるため、熱交換器入り口側における冷却性
能低下に繋がる圧力損失をさらに押さえることができ
る。
【0054】また、第6の発明によれば、第3の発明お
よび第4の発明と同様の効果を得ることができるだけで
なく、熱交換器の空気入り口側のパイプ表面を凹凸形状
とすることにより、熱交換表面積を増加させ、さらに冷
却能力を向上させることができるとともに、高湿度環境
下において、熱交換器の空気入り口側の結露量が増加す
るため、より湿度の低下した空気が熱交換器の空気出口
側のフィン部分に入るため、フィン部分での結露を押き
えることができ、フィン部分の結露による冷却性能の低
下をさらに抑制することができる。
【0055】また、第7の発明によれば、第5の発明と
同様の効果を得ることができるだけでなく、熱交換器の
空気入り口側の複数の垂直に配置した平板へ上下方向に
溝を形成したことにより、熱交換表面積を増加させ、さ
らに冷却能力を向上させることができるとともに、熱交
換器入り口側の平板結露面が増加し、高湿度環境下にお
いて、より湿度の低下した空気が熱交換器出口側フィン
部分に入るため、フィン部分での結露を押さえることが
でき、また、結露した球状の水滴は空気の流れに押さ
れ、平板の溝に溜り下方へ伝わり平板から排水されるた
め、空気の流れに押されて、熱交換器出口側のフィン内
へ水滴の侵入を防止し、フィン部分の結露および水滴侵
入による冷却性能の低下をさらに抑制することができ
る。
【0056】また、第8の発明によれば、第5の発明お
よび第7の発明と同様の効果を得ることができるだけで
なく、熱交換器の入り口側の複数の垂直に配置した平板
にヒートパイプが具備されているため、平板の先端部分
と熱交換器のフレーム側付け横部分との温度勾配は非常
に小さくなり、平板全画の温度を冷却水温度に近くほぼ
均一にできる。従って、平板全面と冷却空気の温度差が
大きくなるため、さらに冷却能力を向上させることがで
きるとともに、熱交換器の空気入り口側のプレート面の
結露量がさらに増加し、高湿度環境下において、より湿
度の低下した空気がフィン部分に入るため、フィン部分
の結露による冷却性能の低下をさらに抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電子機器筐体
の熱交換器を示す部分断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による電子機器筐体
による冷却性能を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による電子機器筐体
を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による電子機器筐体
を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による電子機器筐体
の熱交換器を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による電子機器筐体
の熱交換器の冷却水の流れを示す図5の断面BBを示す
図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による電子機器筐体
を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による電子機器筐体
の熱交換器を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による電子機器筐体
の熱交換器の冷却水の流れを示す図8の断面CCを示す
図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による電子機器筐
体を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による電子機器筐
体の熱交換器を示す斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による電子機器筐
体の熱交換器の冷却水の流れを示す図11の断面DDを
示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による電子機器筐
体の熱交換器を示す斜視図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による電子機器筐
体の熱交換器を示す斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態8による電子機器筐
体の熱交換器を示す斜視図である。
【図16】 従来の電子機器筐体を示す断面図である。
【図17】 従来の電子機器筐体の熱交換器を示す斜視
図である。
【図18】 従来の電子機器筐体の熱交換器の冷却水の
流れを示す図17の断面AAを示す図である。
【図19】 従来の電子機器筐体の熱交換器の結露した
状態を示す部分断面図である。
【図20】 従来の電子機器筐体の冷却性能を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 電子機器フレーム、2 電子機器ユニット、3 印
刷配線基板、4 ブロワ、5 熱交換器、6 通風路、
7 天井の通風ダクト、8 側面の通風ダクト、9 通
風穴、10 空気の流れ、11 カプラ、12 プレー
ト、13 フレーム、14 フィン、15 境界坂、1
6 水路、17 冷却水の流れ、18開口部、19 水
滴、20 撥水性を有するニッケルめっき、21 パイ
プ、22 螺旋状パイプ、23 平板、24 凹凸形状
パイプ、25 溝を形成する平板、26 ヒートパイプ
を具備する平板、27 ヒートパイプ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器フレームと、上記電子機器フレ
    ームに収納され、内部に電子部品を実装した電子機器ユ
    ニットと、上記電子機器ユニット内に設けられたブロワ
    と、上記ブロワに正対する上記電子機器ユニットの上
    面、下面に設けられた通風路と、上記電子機器フレーム
    の天井及び側壁に設けられ、上記通風路に対応した通風
    ダクトと、上記電子機器フレーム下面に設けられ、冷却
    水を循環させる水路を有するフレームを形成し、上記フ
    レーム内を流れる冷却水の流れに直行する方向へ空気を
    流すフィンを有した全ての表面に撥水性を有するニッケ
    ルめっきを施した熱交換器と、上記熱交換器に冷却水を
    供給および排出するカプラと、上記電子機器フレームの
    背部に設けられ、上記カプラと係合して外部より冷却水
    を供給および排出するジョイントと、上記通風ダクトの
    底部に設けられ、上記電子機器ユニットから排出された
    空気を上記熱交換器に導く通風穴とを備えたことを特徴
    とする電子機器筐体。
  2. 【請求項2】 電子機器フレームと、上記電子機器フレ
    ームに収納され、内部に電子部品を実装した電子機器ユ
    ニットと、上記電子機器ユニット内に設けられたブロワ
    と、上記ブロワに正対する上記電子機器ユニットの上
    面、下面に設けられた通風路と、上記電子機器フレーム
    の天井及び側壁に設けられ、上記通風路に対応した通風
    ダクトと、上記側面の通風ダクト内に設けられ、冷却水
    を循環させる水路を有するフレームを形成し、上記フレ
    ーム内を流れる冷却水の流れに直行する方向へ空気を流
    すフィンを有した全ての表面に撥水性を有するニッケル
    めっきを施した熱交換器と、上記熱交換器に冷却水を供
    給および排出するカプラと、上記電子機器フレームの背
    部に設けられ、上記カプラと係合して外部より冷却水を
    供給および排出するジョイントと、上記通風ダクトの底
    部に設けられ、上記電子機器ユニットヘ冷却空気を導く
    通風穴とを備えたことを特徴とする電子機器筐体。
  3. 【請求項3】 電子機器フレームと、上記電子機器フレ
    ームに収納され、内部に電子部品を実装した電子機器ユ
    ニットと、上記電子機器ユニット内に設けられたブロワ
    と、上記ブロワに正対する上記電子機器ユニットの上
    面、下面に設けられた通風路と、上記電子機器フレーム
    の天井及び側壁に設けられ、上記通風路に対応した通風
    ダクトと、上記電子機器フレーム下面に設けられ、冷却
    水を循環させる水路を有するフレームを形成し、空気入
    り口側には上記フレームに連通する複数のパイプを有
    し、空気出口側には上記フレーム内を流れる冷却水の流
    れに直行する方向へ空気を流すフィンを有し、上記複数
    のパイプ間の空気が通過する開口面積を上記フィンの空
    気が通過する開口面積より大きくした全ての表面に撥水
    性を有するニッケルめっきを施した熱交換器と、上記熱
    交換器に冷却水を供給および排出するカプラと、上記電
    子機器フレームの背部に設けられ、上記カプラと係合し
    て外部より冷却水を供給および排出するジョイントと、
    上記通風ダクトの底部に設けられ、上記電子機器ユニッ
    トから排出された空気を上記熱交換器に導く通風穴とを
    備えたことを特徴とする電子機器筐体。
  4. 【請求項4】 電子機器フレームと、上記電子機器フレ
    ームに収納され、内部に電子部品を実装した電子機器ユ
    ニットと、上記電子機器ユニット内に設けられたブロワ
    と、上記ブロワに正対する上記電子機器ユニットの上
    面、下面に設けられた通風路と、上記電子機器フレーム
    の天井及び側壁に設けられ、上記通風路に対応した通風
    ダクトと、上記電子機器フレーム下面に設けられ、冷却
    水を循環させる水路を有するフレームを形成し、空気入
    り口側には上記フレームに連通する1本以上の螺旋状パ
    イプを有し、空気出口側には上記フレーム内を流れる冷
    却水の流れに直行する方向へ空気を流すフィンを有し、
    上記1本以上の螺旋状パイプの空気が通過する開口面積
    を上記フィンの空気が通過する開口面積より大きくした
    全ての表面に撥水性を有するニッケルめっきを施した熱
    交換器と、上記熱交換器に冷却水を供給および排出する
    カプラと、上記電子機器フレームの背部に設けられ、上
    記カプラと係合して外部より冷却水を供給および排出す
    るジョイントと、上記通風ダクトの底部に設けられ、上
    記電子機器ユニットから排出された空気を上記熱交換器
    に導く通風穴とを備えたことを特徴とする電子機器筐
    体。
  5. 【請求項5】 電子機器フレームと、上記電子機器フレ
    ームに収納され、内部に電子部品を実装した電子機器ユ
    ニットと、上記電子機器ユニット内に設けられたブロワ
    と、上記ブロワに正対する上記電子機器ユニットの上
    面、下面に設けられた通風路と、上記電子機器フレーム
    の天井及び側壁に設けられ、上記通風路に対応した通風
    ダクトと、電子機器フレーム下面に設けられ、冷却水を
    循環させる水路を有するフレームを形成し、空気入り口
    側には上記フレームに接する複数の垂直な平板を有し、
    空気出口側には上記フレーム内を流れる冷却水の流れに
    直行する方向へ空気を流すフィンを有し、上記複数の垂
    直な平板の空気が通過する開口面積を上記フィンの空気
    が通過する開口面積より大きくした全ての表面に撥水性
    を有するニッケルめっきを施した熱交換器と、上記熱交
    換器に冷却水を供給および排出するカプラと、上記電子
    機器フレームの背部に設けられ、上記カプラと係合して
    外部より冷却水を供給および排出するジョイントと、上
    記通風ダクトの底部に設けられ、上記電子機器ユニット
    から排出された空気を上記熱交換器に導く通風穴とを備
    えたことを特徴とする電子機器筐体。
  6. 【請求項6】 前記熱交換器の空気入り口側の複数のパ
    イプ、もしくは螺旋状のパイプ表面を凹凸形状としたこ
    とを特徴とする請求項3または4記載の電子機器筐体。
  7. 【請求項7】 前記熱交換器の空気入り口側の複数の垂
    直な平板表面に上下方向へ溝を形成したことを特徴とす
    る請求項5記載の電子機器筐体。
  8. 【請求項8】 前記熱交換器の空気入り口側の垂直な平
    板にヒートパイプを具備したことを特徴とする請求項5
    または請求項7記載の電子機器筐体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018029774A1 (ja) 2016-08-09 2018-02-15 三菱電機株式会社 オゾン発生器用電源装置、およびオゾン発生装置
JP2023084244A (ja) * 2021-12-07 2023-06-19 東芝三菱電機産業システム株式会社 電気機器ユニット

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