JPH11178372A - 振動型アクチュエータの駆動装置、振動型アクチュエータを用いた機器および画像形成装置 - Google Patents

振動型アクチュエータの駆動装置、振動型アクチュエータを用いた機器および画像形成装置

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JPH11178372A
JPH11178372A JP9343454A JP34345497A JPH11178372A JP H11178372 A JPH11178372 A JP H11178372A JP 9343454 A JP9343454 A JP 9343454A JP 34345497 A JP34345497 A JP 34345497A JP H11178372 A JPH11178372 A JP H11178372A
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Jun Ito
潤 伊藤
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods

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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で位置の定常誤差を共にゼロにす
ることができる振動型アクチュエータの駆動装置を提供
する。 【解決手段】 振動型アクチュエータの駆動状態を検出
する検出手段7と、前記検出手段から得られた駆動状態
と所定の状態との差を演算する演算手段1と、前記演算
手段から得られた値を積分する第1の積分手段2と、前
記第1の積分手段から得られた値を積分する第2の積分
手段3とを有し、前記第2の積分手段から出力される値
に応じて前記電気−機械エネルギー変換素子に供給する
エネルギー量を調定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気−機械エネルギ
ー変換素子に交番信号を印加することにより振動体に発
生した振動エネルギーを利用して駆動力を与える振動型
モータ等の振動型アクチュエータの駆動装置、振動型ア
クチュエータを用いた機器および画像形成装置に係り、
特に電子写真式の画像形成装置、例えば複写機における
像担持体としての感光ドラムのように、回転速度に対し
て高い精度を要求されるものに振動型アクチュエータを
応用した装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、振動型アクチュエータ、特に振動
型モータの速度制御は他のモータと同じような比例積分
制御や積分制御によって行われていた。
【0003】例えば特開平7−131987号公報で
は、図5に示すように、2相の駆動部を有する振動体を
構成する圧電素子56に、マッチングコイル42,45
を介して電力増幅器39,41から90度位相器40で
90度の位相がずれた交番信号としての交流電圧が駆動
電極46を経て印加される。一方の駆動信号と他方の駆
動信号は振動状態を検出するためにも利用され、それぞ
れキャパシタ44と47を介して両者の加算値が作動増
幅器50の一方の入力側に、また圧電素子56の他極側
からの信号(接地電圧)が作動増幅器50の他方の入力
側に入力して、作動増幅器50から回転速度情報を出力
する。この作動増幅器50からの出力は整流器51を経
てもう一つの作動増幅器52の一方の入力側へ入力さ
れ、この作動増幅器52の他方の入力側には速度設定手
段53からの速度設定値が入力され、速度差が積分器5
5へ入力される。
【0004】そして、加算器54で作動増幅器52から
の差の値と積分器55で積算処理した値を加算処理し、
この値により電圧制御発振器38から出力される振動型
モータの駆動周波数を調整して速度を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複写機の感
光ドラムの駆動に振動型モータを用いるような場合、感
光ドラム表面の移動距離、すなわち回転角の誤差が印刷
の精度に影響してしまう。上記従来の技術において、外
乱等により速度変動が与えられた場合、速度偏差に関し
ては、図4の(a)に示すように、最終的には速度の定
常誤差(Δv)をゼロにすることができるが、図4の
(b)に示す速度を積分した位置の次元の定常誤差(Δ
x)をゼロにすることはできない、つまり、速度変動に
よって生じた位置ずれについては元に戻す(2点間を移
動する間に速度変動があると、速度が目標速度に戻って
も、目的位置に所定の時間に到達することができない)
ことができなくなり、良好な印刷を行うことができない
場合があった。
【0006】すなわち、1色の複写の場合、感光ドラム
上のトナー像を転写位置で転写材に転写する際、転写材
に対する正規の位置にトナー像が転写されなくなる。
【0007】また、カラー複写の場合で、転写材の移動
方向に沿って各色(4色)のトナー像を担持する感光ド
ラムを並列に配置した構成において、転写材に対するト
ナー像の転写される位置がずれると、色ずれの原因とな
る。
【0008】本出願に係る第1の発明の目的は、振動型
モータの高応答性を利用して、簡単な構成で位置の定常
誤差を共にゼロにすることができる振動型アクチュエー
タの駆動装置を提供しようとするものである。
【0009】本出願に係る第2の発明の目的は、振動型
モータの高応答性を利用して、簡単な構成で速度の定常
誤差と位置の定常誤差を共にゼロにすることができる振
動型アクチュエータの駆動装置を提供しようとするもの
である。
【0010】本出願に係る第3の発明の目的は、被駆動
体を定常誤差と位置の定常誤差を共にゼロにして駆動で
きる振動型アクチュエータを備えた機器を提供しようと
するものである。
【0011】本出願に係る第4の発明の目的は、振動型
アクチュエータを駆動源として感光ドラム等を駆動する
際に、高品質の画像が得られる画像形成装置を提供しよ
うとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現する構成は、電気−機械エネルギー変換素
子に周波信号を印加することで励振させ、駆動力を得る
振動型アクチュエータ装置において、前記振動型アクチ
ュエータの駆動状態を検出する検出手段と、前記検出手
段から得られた駆動状態と所定の状態との差を演算する
演算手段と、前記演算手段から得られた値を積分する第
1の積分手段と、前記第1の積分手段から得られた値を
積分する第2の積分手段とを有し、少なくとも前記第2
の積分手段から出力される値に応じて前記電気−機械エ
ネルギー変換素子に供給するエネルギー量を調定するよ
うにしたものである。
【0013】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
第1の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に周波信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータ装置において、前記振動型アクチュエータの
駆動状態を検出する検出手段と、前記検出手段から得ら
れた駆動状態と所定の状態との差を演算する演算手段
と、前記演算手段から得られた値を積分する第1の積分
手段と、前記第1の積分手段から得られた値を積分する
第2の積分手段と、前記第1の積分手段から出力される
値と前記第2の積分手段から出力される値とを加算する
加算手段とを有し、前記電気−機械エネルギー変換素子
に供給するエネルギー量を前記加算手段からの出力に応
じて調定するようにしたものである。
【0014】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
第2の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に周波信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータ装置において、前記振動型アクチュエータの
駆動状態を検出する検出手段と、前記検出手段から得ら
れた駆動状態と所定の状態との差を演算する演算手段
と、前記演算手段から得られた値を積分する第1の積分
手段と、前記第1の積分手段から得られた値を積分する
第2の積分手段と、前記演算手段から得られた値に比例
要素を加える比例手段と、前記第1の積分手段から出力
される値と前記第2の積分手段から出力される値と前記
比例手段から出力される値を加算する加算手段とを有
し、前記電気−機械エネルギー変換素子に供給するエネ
ルギー量を前記加算手段からの出力に応じて調定するよ
うにしたものである。
【0015】上記の構成において、前記検出手段は、振
動型アクチュエータの速度、加速度、位置、振動状態の
うちのいずれかを検出する手段である。
【0016】上記の構成において、前記第1の積分手段
と第2の積分手段のうちいずれか一方または双方に対し
て積分時定数または積分データの倍率を設定し、前記第
1および第2の積分手段から得られる値と前記設定され
た積分時定数あるいは倍率を用いることにより前記振動
型アクチュエータに対する操作量を決定する。
【0017】上記の構成において、前記電気−機械エネ
ルギー変換素子に供給するエネルギーを調定する手段と
して、前記電気−機械エネルギー変換素子に印加する周
波信号の周波数を変更することにより行う。
【0018】上記の構成において、前記電気−機械エネ
ルギー変換素子に供給するエネルギーを調定する手段と
して、前記電気−機械エネルギー変換素子に印加する周
波信号の電圧振幅、または電圧振幅を変更することので
きる値を変更することにより行う。
【0019】上記の構成において、前記電気−機械エネ
ルギー変換素子に供給するエネルギーを調定する手段と
して、前記電気−機械エネルギー変換素子に印加する複
数の周波信号の位相差を変更することにより行う。
【0020】本出願に係る第3の発明の目的を実現する
第1の構成は、上記したいずれかの振動型アクチュエー
タの駆動装置を有し、前記振動型アクチュエータにより
被駆動体を駆動するようにしたものである。
【0021】本出願に係わる第3の発明の目的を実現す
る第2の構成は、上記したいずれかの振動型アクチュエ
ータの駆動装置を複数有し、複数の被駆動体を前記複数
の振動型アクチュエータによりそれぞれ駆動するように
したものである。
【0022】本出願に係る第4の発明の目的を実現する
第1の構成は、上記したいずれかの振動型アクチュエー
タの駆動装置を有し、前記振動型アクチュエータを像担
持体の駆動源としたものである。
【0023】本出願に係る第4の発明の目的を実現する
第2の構成は、上記したいずれかの振動型アクチュエー
タの駆動装置を有し、転写材の搬送方向に沿って配置さ
れた複数の像担持体の各駆動源と、転写材の搬送手段の
駆動源にそれぞれ前記振動型アクチュエータを用いたも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図2は本発
明の第1の実施の形態で用いるカラー画像形成装置の全
体構成を示す図である。以下図2を用いてカラー画像形
成装置の構成を説明する。
【0025】まず、リーダ部の構成について説明する。
【0026】図2において、101はCCD、311は
CCD101の実装された基板、312はプリンタ処理
部、301は原稿台ガラス、302は原稿給紙装置、3
03および304は原稿を証明する光源、305および
306は光源(303、304)の光を原稿に集光する
反射傘、307〜309はミラー、310は原稿からの
反射光または投影光をCCD101上に集光するレン
ズ、314は光源(303、304)と反射傘(30
5、306)とミラー307を収容するキャリッジ、3
15はミラー(308、309)を収容するキャリッ
ジ、313は他のIPU等とのインターフェイス部であ
る。
【0027】キャリッジ314は速度Vで、キャリッジ
315は速度V/2でCCD101の電気的走査(主走
査)方向に対して垂直方向に機械的に移動することによ
って、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0028】原稿台ガラス上の原稿は光源(303、3
04)からの光を反射し、その反射光はCCD101に
導かれて電気信号に変換される。そして、その電気信号
(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力されデ
ジタル信号に変換される。変換されたデジタル信号は処
理された後、プリンタ部に送られ画像形成に用いられ
る。
【0029】次にプリンタ部の構成について説明する。
【0030】図2において、317はM(マゼンタ色)
画像形成部、318はC(シアン色)画像形成部、31
9はY(イエロー色)画像形成部320はK(黒色)画
像形成部で、それぞれの構成は同一なのでM画像形成部
317について説明し、他の画像形成部の説明は省略す
る。
【0031】M画像形成部317において、342は像
担持体としての感光ドラムで、LEDアレー210から
の光によって、その表面に潜像が形成される。321は
一次帯電器で、感光ドラム342の表面を所定の電位に
帯電させ、潜像形成の準備をする。322は現像器で、
感光ドラム342上の潜像を現像して、トナー画像を形
成する。なお、現像器322には現像バイアスを印加し
て現像するためのスリーブ345が含まれている。32
3は転写帯電器で、転写材を搬送する無端ベルト状の転
写材搬送ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラ
ム342上のトナー画像を、転写材搬送ベルト333上
の記録紙などへ転写する。本実施の形態は転写効率がよ
いため、従来用いられていたクリーナ部が配置されてい
ない。なお、クリーナ部を装着しても問題ないというこ
とはいうまでもない。
【0032】次に、記録紙などの上へ画像を形成する手
順を説明する。カセット(340、341)に格納され
た記録紙等はピックアップローラ(339、338)に
より1枚毎給紙ローラ(336、337)で転写材搬送
ベルト333上に供給される。給紙された記録紙は吸着
帯電器346で帯電させられる。348は転写ベルとロ
ーラで、転写ベルと333を駆動し、かつ、吸着帯電器
346と対になって記録紙等を帯電させ、転写材搬送ベ
ルト333に記録紙等を吸着させる。347は紙先端セ
ンサで、転写材搬送ベルト333上の記録紙の先端を検
知する。なお、紙先端センサの検出信号はプリンタ部か
らカラーリーダ部へ送られて、カラーリーダ部からプリ
ンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用
いられる。
【0033】この後、記録紙等は転写材搬送ベルト33
3によって搬送され、画像形成部317〜320におい
てMCYKの順にその表面にトナー画像が形成される。
K画像形成部320を通過した記録紙等は、転写材搬送
ベルト333からの分離を容易にするため、除電帯電器
349で除電された後、転写材搬送ベルト333から分
離される。
【0034】350は剥離帯電器で、記録紙等が転写材
搬送ベルト333から分離する際の剥離放電によって画
像乱れを防止するものである。分離された記録紙等は、
トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定
着前帯電器(351、352)で帯電された後、定着器
334でトナー画像が熱定着された後、335の排紙ト
レーに排紙される。
【0035】ここで、感光ドラム(342〜345)お
よび転写材搬送ベルトローラ348を回転させるための
駆動モータとして、振動型モータの一種である公知の振
動型モータが用いられている。
【0036】振動型モータは、例えば振動体を構成する
弾性体に固着されている電気−機械エネルギー変換素子
としての圧電素子に交番信号としての交流信号を印加す
ることにより、弾性体の表面に円または楕円運動を形成
させ、そこに加圧接触した接触体と前記振動体とを相対
移動させるようにしたものである。また、振動体をステ
ータとし、接触体をロータとした場合、ロータの回転中
心に設けた出力軸を前記ロータと連結し、この出力軸か
ら出力を取り出すようにしたタイプのものもあり、本実
施の形態ではこの出力軸を有するタイプの振動型アクチ
ュエータを用いている。
【0037】図3は感光ドラムと振動型モータの接続状
態を示す図である。図3において、9は振動型モータで
ある。8はロータリーエンコーダであり、振動型モータ
9の出力軸の回転角をパルス情報として出力する。10
は感光ドラムである。
【0038】図1は本発明の第1の実施の形態における
振動型モータの制御ブロック図を示し、図16は図1に
示す1つの振動型モータに対する駆動装置を図2の画像
形成装置における複数の感光ドラムと転写材搬送ベルト
の駆動用として用いた時の構成を示している。以下図1
の各ブロックについて説明する。
【0039】図1において、1は速度差検出器であり、
振動型モータ6の出力軸に接続されているロータリーエ
ンコーダ7から得られるパルス情報をもとに得られる駆
動速度と速度指令値の差を検出し出力する。この速度差
検出器の一例を図6に示している。図6に示す速度差検
出器は、同期ロジック回路により形成され、11および
12はDフリップフロップである。Dフリップフロップ
12のD入力がハイレベルでQ出力がローレベルのとき
にエンコーダからの入力パルスの立ち上がりエッジとし
て検出される。この時、AND14からの出力がクロッ
クの1周期の時間だけハイレベルとなる。
【0040】16ビットダウンカウンタ15ではAND
14の出力がハイレベルの時、すなわちエンコーダの立
ち上がりエッジから1クロックサイクル後に目標速度デ
ータがロードされ、それ以外のときはダウンカウントを
行う。目標速度データは目標速度で動作している時のエ
ンコーダのパルスの1周期をクロックでカウントしたと
きのカウント数を設定する。目標速度データvは以下の
式によって求められる。
【0041】v=fc/(N×Ep)−1 ここでfcはクロックの周波数[Hz]、Nは目標回転
数[1/s]、Epは1回転あたりのエンコーダの出力
パルス数[P/R]である。例えば目標回転数1[1/
s]でクロックの周波数が10[MHz]、モータ1回
転で2000パルス出力されるエンコーダの場合、目標
速度データは4999となる。
【0042】16ビットレジスタ16は、エンコーダの
エッジが検出されてから1クロックサイクル後にカウン
タ15の値が書き込まれる。レジスタ16にデータが書
き込まれる瞬間はカウンタ15にはまだ目標速度はロー
ドされておらず、エンコーダエッジが検出される直前ま
でのカウント値が書き込まれることになる。
【0043】レジスタ16の出力(バー)Qは格納され
た値の反転データが出力される。以上のような動作によ
り、エンコーダの立ち上がりエッジから次の立ち上がり
エッジまでの時間をカウントし、目標速度データを引い
た値マイナス1、すなわち Te×fc−v−1 がレジスタ16から出力されることになる。
【0044】ここで、vは目標速度データ、Teはエン
コーダから出力されるパルスの周期[sec]、fcは
クロックの周波数[Hz]である。
【0045】図1に戻り、以上のようにして検出された
速度差データは第1積分器2に入力される。図7は第1
積分器2の内部構成を示す回路図である。本実施の形態
の制御回路では、積分器2と積分器3の積分時定数を調
整可能な制御パラメータとしている。
【0046】図7において、16’は8ビットのダウン
カウンタで、データが0になるとキャリー出力Cがハイ
レベルとなる。この時、積分時定数データがロードさ
れ、その後ダウンカウントを行う。以上の動作によりダ
ウンカウンタ16’は積分時定数データを周期としたリ
ングカウンタを構成する。
【0047】ダウンカウンタ16’のキャリー出力C
は、リングカウンタの1周期に1回クロックの1サイク
ルの時間だけハイレベルとなるような信号を出力する。
【0048】17は16ビットのアダーである。アダー
17では16ビットの入力Aと入力Bのデータを加算
し、加算データを出力Sから出力する。出力されたデー
タは16ビットレジスタ18のデータ入力となる。
【0049】レジスタ18ではダウンカウンタから出力
される積分時定数のタイミングで、データがロードされ
る。その結果レジスタ18のQ出力から積分時定数に応
じた積分データが出力されることになる。
【0050】なお、本実施の形態において簡単にするた
めに説明を省略したが、前述した積分器において振動型
モータを駆動する前に積分データを初期化する回路や積
分結果に上限値、下限値を持たせて積分データがオーバ
フローしないような構成も実際には必要になる。
【0051】図1に戻り、3は第2積分器で、前述の第
1積分器2と同様の内部構造に構成されている。第2積
分器3は、第1積分器2で積分されたデータを、第1積
分器2とは別に決められた積分時定数で積分する。
【0052】37は加算器である。加算器37は図7に
示すアダー17と同様な16ビットのアダーである。こ
の加算器37により、速度差データを第1積分器2で積
分したデータと、さらに第2積分器3で積分されたデー
タが加算される。加算器37から出力されるデータが操
作量となる。
【0053】本実施の形態では振動型モータの速度を制
御するための操作量として、振動型モータに与える交流
電圧の周波数を使用している。
【0054】図11に振動型モータに印加する交流電圧
の周波数に対する振動型モータの回転速度の関係を示
す。図11のように振動型モータの共振周波数frにお
いて回転速度はピークとなる。また、共振周波数frよ
りも高い周波数の方が特性がなだらかで比較的制御が行
いやすいために、通常は共振周波数frよりも高い周波
数領域で制御が行われる。
【0055】図1に戻り、4はパルス発生器で、加算器
37から出力される周波数で所定のパルス幅を有する4
相のパルス信号を出力する。図8はパルス発生器4の内
部構成を示す回路図である。
【0056】図8において、19は16ビットダウンカ
ウンタである。ダウンカウンタ19では、カウント値が
0となるとC出力からハイレベルが出力される。C出力
からハイレベルが出力されると、ダウンカウンタ19の
ロード入力LDがハイレベルになるので、カウンタに周
数数データがロードされることになる。その後ダウンカ
ウンタ19はダウンカウントを行う。
【0057】以上のような構成により、ダウンカウンタ
19のキャリー出力Cからは周波数データを1周期とし
てクロックの1サイクルの時間だけハイレベルとなるよ
うな信号が出力される。
【0058】なお本実施の形態では、周波数データと記
述しているが実際には駆動周波数の周期に相当する値を
入力することになる。また、振動型モータの駆動交流波
の1周期はダウンカウンタ19の4周期分に相当するの
で、周波数データは振動型モータの駆動周波数の1/4
周期分の値を設定する。ダウンカウンタ19のキャリー
出力Cは2ビットのカウンタ20のイネーブル信号EN
として入力される。
【0059】カウンタ20は、カウンタ19のキャリー
信号が出力される毎にカウントアップを行う。カウント
値は0〜3までの4状態を繰り返す。カウンタの出力Q
0、Q1は2ビット入力4ビット出力のデコーダ21に
入力される。
【0060】デコーダ21は、入力Gがローレベルのと
きは全ての出力Q0〜Q3はローレベルとなる。入力G
がハイレベルのときは、入力Aと入力Bの組み合わせに
よりQ0〜Q3のいずれかの出力がハイレベルとなる。
【0061】入力A、Bが共にローレベルの時はQ0が
ハイレベルに、入力Aがハイレベル、入力Bがローレベ
ルのときはQ1がハイレベルに、入力Aがローレベル、
入力Bがハイレベルの時はQ2がハイレベルに、入力
A、B共にハイレベルのときは出力Q3がハイレベルと
なる。
【0062】上記構成により、ダウンカウンタ19から
出力される周波数データを1周期とするキャリー出力C
がハイレベルになるときに、Q0〜Q3がクロックサイ
クルの1周期の時間だけ順次ハイレベルとなるように出
力される。
【0063】デコーダ21の出力Q0〜Q3は、RSフ
リップフロップ22〜25のセット入力Sに入力され
る。
【0064】RSフリップフロップ22〜25は、それ
ぞれのセット入力がハイレベルの時に出力Qがハイレベ
ルとなり、その後はリセット入力Rがハイレベルとなる
まで値を保持する。RSフリップフロップ22〜25の
リセット入力Rには16ビットのダウンカウンタ26の
キャリー出力Cが入力される。
【0065】ダウンカウンタ26は、パルス幅の長さを
決定するために用いられている。RSフリップフロップ
22〜25の出力Qがハイレベルになるタイミング、す
なわちダウンカウンタ19のキャリー出力Cがハイレベ
ルになると、ダウンカウンタ26のロード入力LDにハ
イレベルが入力される。
【0066】ダウンカウンタ26のロード入力LDにハ
イレベルが入力されると、ダウンカウンタ26には外部
から入力されるパルス幅データがロードされる。このパ
ルス幅データは固定値もしくは不図示のコントローラか
ら所定の値が与えられる。
【0067】また、パルス幅データは上述した周波数デ
ータよりも小さい値となるようにしなければならない。
上記のような構成により、ダウンカウンタ26はRSフ
リップフロップのいずれかの出力Qがハイレベルになっ
てからパルス幅データ分経過した後にハイレベルとな
る。
【0068】以上の動作によりパルス発生器からの出力
A1、A2、B1、B2は周波数データの4倍の周期で
パルス幅データ分のパルス幅を持つパルスとして出力さ
れる。図9に出力A1、A2、B1、B2をあらわすタ
イミングチャートを示す。図9のようにA1とA2、B
1とB2はそれぞれ180°の位相差を有するパルスと
なる。またA1とB1、A2とB2はそれぞれ90°の
位相差を有するパルス幅となる。パルス発生器から出力
される4相のパルスは図1の昇圧手段5に入力される。
【0069】図10は昇圧手段の内部構成を示す回路図
である。昇圧手段5は、パルス発生器4からのパルス信
号を元に振動型モータを駆動するための2相の交流波を
生成するためのものである。2相の交流波は同一周波数
であり、電圧振幅が300Vp-p程度で時間的に90°
の位相差を有する信号である。
【0070】図10において、27a、27b、27
c、27dはFETである。27aと27bはA相駆動
信号発生用のFETであり、27c、27dはB相駆動
信号発生用のFETである。
【0071】28a、28bはセンタータップ付きのト
ランスである。図10において、トランス28aの1次
側のセンタータップ電極は電源電圧に接続されている。
電源電圧は機器内のスイッチングレギュレータ等で発生
されるDC電圧である。
【0072】本実施の形態の画像形成装置においては2
4Vを使用している。1次側の残りの2つの電極にはそ
れぞれFET27aと27bのドレインに接続されてい
る。前述したパルス発生器から出力されるパルス信号A
1によってFET27aが駆動され、パルス信号A2に
よってFET27bが駆動される。結果として、トラン
ス28aの1次側はセンタータップから他の2端へ交互
に電流が流れることになる。
【0073】トランス28の2次側にはトランス28の
昇圧率に応じた交流信号が発生する。これがA相交流波
出力となる。同様にしてB相交流波出力も生成される。
図9で説明したような4相のパルス信号をFET27a
〜27dのゲート信号として使用することにより、図1
0のA相交流波出力とB相交流波出力は時間的に90°
の位相差を有する信号となる。上記構成によって発生さ
れた相の交流信号は図1の振動型モータ6に入力され
る。
【0074】振動型モータ6は上述したような原理で駆
動される。図3に示すように、振動型モータ9の出力軸
の一方にはロータリーエンコーダ9が接続されている。
エンコーダ9から出力される回転速度に応じたパルス信
号が図1の速度差検出器1に入力される。
【0075】以上のような構成により、振動型モータの
回転速度が一定になるようなフィードバックループが形
成される。
【0076】本実施の形態では、速度偏差に対して第1
積分器2と第2積分器3の2つの積分器を用い、第1積
分器2の積分値を直接アダー37へ入力することによ
り、図4の(c)に示すように目標速度の定常偏差をゼ
ロにし、さらに第1積分器2の積分値を第2積分器で積
分した2重積分値をアダー37へ入力することにより、
図4の(d)に示すように、目標値に対する位置の定常
誤差もゼロにすることができる。
【0077】したがって、図2に示すカラー複写機の各
色の感光ドラムおよび転写材搬送ベルトを振動型モータ
で駆動する際、例えば転写材の先端が転写位置で感光ド
ラムとのニップ部に入ると、感光ドラムに負荷が加わる
こととなって、速度の低下を招き、このままでは転写材
に対するトナー像の転写位置にもずれが生じることにな
る。ここで、この速度の低下を速度差検出器1が検出し
て第1積分器2により積分した値自体は、検出速度を速
度指令値となるようにするが、速度低下による遅れを取
り戻す働きはない。
【0078】しかし、第1積分器2の積分値をさらに第
2積分器3で積分することにより、得られた2重積分値
は遅れを取り戻すための働きを行なうことになる。
【0079】すなわち、アダー37からパルス発生器4
に出力される信号は、図4の(c)、(d)に示すよう
に、例えば振動型モータ6の回転角度を所定の時間内に
目標とする回転角度まで回転させて位置偏差を0とし、
その時に速度も目標速度となるようにして速度偏差を0
とするためのものである。
【0080】したがって、全ての感光ドラムの速度偏差
を0とするだけでなく、感光ドラム上に画像を形成する
際の感光ドラムの移動距離の目標値に対する定常誤差も
ゼロにすることができる。
【0081】ところで、上記のように積分器を2つ用い
た制御系を電磁モータの速度制御系として構成する場
合、開ループ伝達特性の位相遅れが大きくなり、系が不
安定にになっていた。
【0082】しかし、振動型モータは電磁モータと比較
して応答が速いので、このような問題にはならない。つ
まり、重量のあるコイルを回転子に使用する電磁モータ
に比べて、このような重量物を回転子に使用することの
ない振動型モータは慣性力が小さいこと、また電磁モー
タのコイルはインダクタンス素子であるために、磁界の
発生に遅れを生じるが、振動型モータは電圧を圧電素子
に印加することで発生する振動を駆動に利用しているの
で、上述の応答が速いこととなる。
【0083】(第2の実施の形態)図12は本発明の第
2の実施の形態を示すブロック図である。
【0084】第1の実施の形態では制御系の演算部分を
デジタル回路により構成したが、第2の実施の形態で
は、図12に示すように、マイクロコンピュータにより
制御系を実現している。
【0085】本実施の形態では、第1の積分を行うため
に使用するマイクロプロセッサ内部のメモリをAとし、
第2の積分を行うために使用するメモリをBとする。図
13にマイクロコンピュータ29の内部動作をあらわす
フローチャートを示す。以下図13を用いてマイクロプ
ロセッサの動作を説明する。
【0086】マイクロプロセッサでは、振動型モータの
起動時の動作と起動後に速度制御を行う動作の2つの動
作を行っている。まず起動時の動作について説明する。
【0087】外部から振動型モータの起動指令を受けて
STEP1の駆動開始となる。
【0088】STEP2では、第1の積分動作を行う際
に記憶手段として使用するマイクロプロセッサ内部のメ
モリAの値を0にしている。
【0089】STEP3では、第2の積分動作を行う際
に記憶手段として使用するマイクロプロセッサ内部のメ
モリBの値に初期値を代入している。
【0090】STEP4では、STEP3で初期化され
たメモリBに設定された値に第2の積分手段に対するゲ
インK2をかけたものを周波数指令として決定してい
る。この周波数が起動時に最初に振動型モータに印加さ
れる交流電圧の周波数となり、この周波数を初期周波数
という。初期周波数は振動型モータを駆動する際の振動
モード付近の周波数であり、かつ、その振動モードにお
ける共振周波数frよりも高い周波数値を設定する。決
定した周波数指令は図12のパルス発生器4に出力され
る。
【0091】STEP5では駆動パルス幅を指定してい
る。この駆動パルス幅は図10で説明したFET27a
〜27dのゲート端子に入力するパルスの幅であり、F
ETやトランスを破損しない範囲で値を設定している。
ここで設定したパルス幅は振動型モータが停止するまで
同じ値を使用する。決定したパルス幅は図12のパルス
発生器4に出力される。
【0092】STEP6では振動型モータに駆動電圧を
かけている。このステップ以前は不図示のゲート回路に
よりFET27a〜dのゲート端子にはパルスが出力さ
れないようにしてあり、このステップを境にゲート端子
にパルスが出力されるようにする。なお、このステップ
はトランス28a、28bの一時側に入力される電源の
電圧をONすることによって行ってもよい。
【0093】以上のステップを行った後STEP7の起
動動作の終了となる。
【0094】次に、制御時の動作について説明する。制
御時はタイマー割り込みを使用して一定時間ごとに振動
型モータに与える周波数を変更することにより制御を行
っている。STEP8でタイマー割り込みが発生してい
る。
【0095】STEP9では図12の速度差検出器1か
ら速度差データ(ΔVとする)を取り込んでいる。
【0096】STEP10では第1の積分の結果が格納
されているメモリAを積分するために第2の積分用のメ
モリBの値にA+Bを計算後代入している。
【0097】STEP11では第1の積分を行うために
メモリAにA+ΔVを計算後代入している。STEP1
1でメモリAに対する演算を行う前にSTEP10でメ
モリBに対する演算を行っているのは第2の積分動作を
前回のタイマー割り込みで決定された第1の積分結果で
行うためである。
【0098】STEP12では積分結果が格納されてい
るメモリAとBから駆動周波数を以下の式により決定し
ている。
【0099】f=K1×A+K2×B ここで、fは決定される駆動周波数データ、K1は第1
の積分結果に対する制御ゲイン、K2は第2の積分結果
に対する制御ゲインである。駆動周波数決定後は決定さ
れた値が図12のパルス発生器4に出力される。
【0100】以上の動作が完了したら、STEP13の
割込み動作終了となり、次回のタイマー割り込みが発生
するまで待機することになる。次回のタイマー割り込み
が発生するとSTEP8に進み再び制御が行われる。前
述した動作をモータが停止されるまで実行される。
【0101】以上のような構成で振動型モータを制御す
ることにより、本発明の第1の実施の形態と同様な制御
を行うことができ、第1の実施の形態と同様な効果が得
られる。
【0102】(第3の実施の形態)図14は本発明の第
3の実施の形態を示すフローチャートである。フローチ
ャート以外については本発明の第2の実施の形態と同様
である。また、本実施の形態のフローチャートはSTE
P12の駆動周波数の決定方法以外は第2の実施の形態
と同様であるのでSTEP12についてのみ説明する。
【0103】STEP12において駆動周波数は以下の
式を用いて決定される。
【0104】f=K1×A+K2×B+K3×ΔV ここで第2の実施の形態と異なるK3×ΔV部分は、第
2の実施の形態における応答性を改善するために比例要
素を加えたもので、K3は比例ゲインである。以上のよ
うな構成で制御を行うことにより、本発明の第1および
第2の実施の形態と同様な効果が得られ、加えて応答性
も改善することができる。
【0105】(第4の実施の形態)図15は本発明の第
4の実施の形態を示すフローチャートである。制御のブ
ロックは第2および第3の実施の形態と同様に図12の
ような構成で制御を行っている。
【0106】第1から第3の実施の形態においては振動
型モータの周波数を操作することにより振動型モータの
速度を制御していたが、本実施の形態ではパルス発生器
に入力するパルス幅データを操作することによって速度
の制御を行っている。以下図15を用いて第4の実施の
形態の動作について説明する。
【0107】マイクロプロセッサでは振動型モータの起
動時の動作と起動後に速度制御を行う動作の2つの動作
を行っている。まず起動時の動作について説明する。
【0108】外部から振動型モータの起動指令ががださ
れるとSTEP1の駆動開始となる。
【0109】STEP2では第1の積分動作を行う際に
記憶手段として使用するマイクロプロセッサ内部のメモ
リAの値を0にしている。
【0110】STEP3では第2の積分動作を行う際に
記憶手段として使用するマイクロプロセッサ内部のメモ
リBの値に初期値を代入している。
【0111】STEP4ではSTEP3で初期化された
メモリBに設定された値に第2の積分手段に対するゲイ
ンK2をかけたものをパルス幅指令として決定してい
る。このパルス幅が起動時に最初に振動型モータに印加
される交流電圧のパルス幅となる。決定したパルス幅指
令は図12のパルス発生器4に出力される。
【0112】STEP5では駆動周波数を指定してい
る。この駆動周波数は振動型モータが目標速度で十分駆
動できるような周波数を選択する。ここで十分駆動でき
る周波数とはパルス幅に大きな値を選択した時は目標速
度より速く回転し、パルス幅を加減することにより目標
速度で回すことのできる周波数を意味する。決定した周
波数は図12のパルス発生器4に出力される。
【0113】STEP6では振動型モータに電圧をかけ
ている。このステップ以前は不図示のゲート回路により
FETのゲート端子にはパルスが出力されないようにし
てあり、このステップを境にゲート端子にパルスが出力
されるようにする。なお、このステップはトランスの一
時側に入力される電源の電圧をONすることによって行
ってもよい。
【0114】以上のステップを行った後STEP7の起
動動作の終了となる。
【0115】次に、制御時の動作について説明する。制
御時はタイマー割り込みを使用して一定時間ごとに振動
型モータに与えるパルス幅を変更することにより制御を
行っている。STEP8でタイマー割り込みが発生して
いる。
【0116】STEP9では図12の速度差検出器1か
ら速度差データ(ΔVとする)を取り込んでいる。
【0117】STEP10では第1の積分の結果が格納
されているメモリAを積分するために第2の積分用のメ
モリBの値をA+Bを計算後代入している。
【0118】STEP11では第1の積分を行うために
メモリAにA+ΔVを計算後代入している。STEP1
1でメモリAに対する演算を行う前にSTEP10でメ
モリBに対する演算を行っているのは第2の積分動作を
前回のタイマー割り込みで決定された第1の積分結果で
行うためである。
【0119】STEP12では積分結果が格納されてい
るメモリAとBからパルス幅を以下の式により決定して
いる。
【0120】p=K1×A+K2×B ここでpは決定されるパルス幅データ、K1は第1の積
分結果に対する制御ゲイン、K2は第2の積分結果に対
する制御ゲインである。駆動パルス幅決定後は決定され
た値が図12のパルス発生器4に出力される。
【0121】以上の動作が完了したら、STEP13の
割込み動作終了となり、次回のタイマー割り込みが発生
するまで待機することになる。次回のタイマー割り込み
が発生するとSTEP8に進み再び制御が行われる。前
述した動作をモータが停止されるまで実行される。
【0122】以上のような構成で振動型モータを制御す
ることにより上述した第1および第2の実施の形態と同
等な制御を行うことができる。また、本実施の形態のよ
うなパルス幅を操作することにより振動型モータの制御
を行う際にも第3の実施の形態のように比例項を考慮し
て制御を行ってもよい。
【0123】また、説明は省略するが振動型モータは印
加する2相の交流電圧の位相差を操作することにより速
度を制御することもできるが、本発明の実施の形態で説
明した周波数またはパルス幅を操作する変わりに位相差
を操作して振動型モータの速度を制御してもよいものと
する。
【0124】さらに、以上述べた本発明の実施の形態に
おいては駆動回路をロジック回路やマイクロプロセッサ
を用いて制御を行っているが、本発明を実現する手段と
してはこれらに限らず、積分器を使って偏差を積分した
値と、さらにその積分結果を積分した値とを用いて操作
量を決定できるすべての手段に対して行ってもよいもの
とする。
【0125】振動型アクチュエータの駆動状態を検出す
る検出手段として速度を検出するようにしているが、振
動型アクチュエータの加速度、位置、振動状態を検出
し、基準値との差を求めてこの差を第1の積分手段で積
分させるようにしても良い。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本出願に係る第1お
よび第2の発明では、振動型アクチュエータの駆動を行
う際に駆動状態検出手段から得られる偏差データを積分
する第1の積分手段と第1の積分手段から得られる値を
積分する第2の積分手段を用いて制御を行うことによ
り、偏差データの定常誤差だけでなく偏差データを積分
したものの定常誤差もゼロにすることができる。
【0127】また、請求項5に係わる発明では、積分器
の積分時定数あるいは倍率を設定することにより、振動
型アクチュエータを用いた装置において制御の精度や安
定性を調整することができる。
【0128】請求項6に係わる発明では、振動型アクチ
ュエータに入力するエネルギーの調定手段として振動型
アクチュエータに印加する周波信号の周波数を変更する
ことにより制御が行える。
【0129】請求項7に係わる発明では、振動型アクチ
ュエータに入力するエネルギーの調定手段として振動型
アクチュエータに印加する周波信号の電圧振幅を変更す
ることにより制御が行える。
【0130】請求項8に係わる発明では、振動型アクチ
ュエータに入力するエネルギーの調定手段として振動型
アクチュエータに印加する2相の周波信号の位相差を変
更することにより制御が行える。
【0131】本出願に係わる第3の発明では、1又は複
数の被駆動体の速度を目標速度に制御できると共に、被
駆動体の移動遅れを取り戻すことができる。
【0132】本出願に係る第4の発明では、像担持体と
しての感光ドラムを有する例えばカラー複写機等の画像
形成装置において、外部からの負荷、あるいは負荷の変
動などにより、感光ドラムの回転速度が変動しても、感
光ドラムの速度を合わせることができるとともに、転写
材に対する印刷位置を全て合わせることができるので、
高品位の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における制御ブロッ
ク図。
【図2】本発明の第1の実施の形態で使用する画像形成
装置の概略図。
【図3】図2の感光ドラムの駆動装置の概略図。
【図4】速度偏差と位置偏差を説明するためのグラフ。
【図5】従来の振動型アクチュエータの制御ブロック
図。
【図6】図1の速度差検出器の回路図。
【図7】図1の積分器の回路図。
【図8】図1のパルス発生器の回路図。
【図9】図8のパルス発生器から出力されるパルスを示
すタイミングチャート。
【図10】図1の昇圧手段の回路図。
【図11】振動型モータの周波数と速度の関係を示すグ
ラフ。
【図12】本発明の第2から第4の実施の形態における
制御装置のブロック図。
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるマイクロ
プロセッサの動作を示すフローチャート。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるマイクロ
プロセッサの動作を示すフローチャート。
【図15】本発明の第4の実施の形態におけるマイクロ
プロセッサの動作を示すフローチャート。
【図16】図1の制御装置を図2の画像形成装置に適用
した制御ブロック図。
【符号の説明】
1…速度差検出器 2、3…積分器 4…パルス発生器 5…昇圧手段 6、9…振動型モータ 7、8…ロータリーエンコーダ 10感光ドラム 29…マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 潤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 熱田 暁生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気−機械エネルギー変換素子に周波信
    号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
    チュエータ装置において、 前記振動型アクチュエータの駆動状態を検出する検出手
    段と、前記検出手段から得られた駆動状態と所定の状態
    との差を演算する演算手段と、前記演算手段から得られ
    た値を積分する第1の積分手段と、前記第1の積分手段
    から得られた値を積分する第2の積分手段とを有し、少
    なくとも前記第2の積分手段から出力される値に応じて
    前記電気−機械エネルギー変換素子に供給するエネルギ
    ー量を調定することを特徴とする振動型アクチュエータ
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】 電気−機械エネルギー変換素子に周波信
    号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
    チュエータ装置において、 前記振動型アクチュエータの駆動状態を検出する検出手
    段と、前記検出手段から得られた駆動状態と所定の状態
    との差を演算する演算手段と、前記演算手段から得られ
    た値を積分する第1の積分手段と、前記第1の積分手段
    から得られた値を積分する第2の積分手段と、前記第1
    の積分手段から出力される値と前記第2の積分手段から
    出力される値とを加算する加算手段とを有し、前記電気
    −機械エネルギー変換素子に供給するエネルギー量を前
    記加算手段からの出力に応じて調定することを特徴とす
    る振動型アクチュエータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 電気−機械エネルギー変換素子に周波信
    号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
    チュエータ装置において、 前記振動型アクチュエータの駆動状態を検出する検出手
    段と、前記検出手段から得られた駆動状態と所定の状態
    との差を演算する演算手段と、前記演算手段から得られ
    た値を積分する第1の積分手段と、前記第1の積分手段
    から得られた値を積分する第2の積分手段と、前記演算
    手段から得られた値に比例要素を加える比例手段と、前
    記第1の積分手段から出力される値と前記第2の積分手
    段から出力される値と前記比例手段から出力される値を
    加算する加算手段とを有し、前記電気−機械エネルギー
    変換素子に供給するエネルギー量を前記加算手段からの
    出力に応じて調定することを特徴とする振動型アクチュ
    エータの駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、振動型アクチュエータ
    の速度、加速度、位置、振動状態のうちのいずれかを検
    出する手段であることを特徴とする請求項1、2または
    3に記載の振動型アクチュエータの駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の積分手段と第2の積分手段の
    うちいずれか一方または双方に対して積分時定数または
    積分データの倍率を設定し、前記第1および第2の積分
    手段から得られる値と前記設定された積分時定数あるい
    は倍率を用いることにより前記振動型アクチュエータに
    対する操作量を決定することを特徴とする請求項1、
    2、3または4に記載の振動型アクチュエータの駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記電気−機械エネルギー変換素子に供
    給するエネルギーを調定する手段として、前記電気−機
    械エネルギー変換素子に印加する周波信号の周波数を変
    更することにより行うことを特徴とする請求項1から5
    のいずれか一つに記載の振動型アクチュエータの駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 前記電気−機械エネルギー変換素子に供
    給するエネルギーを調定する手段として、前記電気−機
    械エネルギー変換素子に印加する周波信号の電圧振幅、
    または電圧振幅を変更することのできる値を変更するこ
    とにより行うことを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か一つに記載の振動型アクチュエータの駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記電気−機械エネルギー変換素子に供
    給するエネルギーを調定する手段として、前記電気−機
    械エネルギー変換素子に印加する複数の周波信号の位相
    差を変更することにより行うことを特徴とする請求項1
    から5のいずれか一つに記載の振動型アクチュエータの
    駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか一つに記載の
    振動型アクチュエータの駆動装置を有し、前記振動型ア
    クチュエータにより被駆動体を駆動することを特徴とす
    る振動型アクチュエータを用いた機器。
  10. 【請求項10】 請求項1から8のいずれか一つに記載
    の振動型アクチュエータの駆動装置を複数有し、複数の
    被駆動体を前記複数の振動型アクチュエータによりそれ
    ぞれ駆動するようにしたことを特徴とする振動型アクチ
    ュエータを用いた機器。
  11. 【請求項11】 請求項1から8のいずれか一つに記載
    の振動型アクチュエータの駆動装置を有し、前記振動型
    アクチュエータを像担持体の駆動源としたことを特徴と
    する画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から8のいずれか一つに記載
    の振動型アクチュエータの駆動装置を有し、転写材の搬
    送方向に沿って配置された複数の像担持体の各駆動源
    と、転写材の搬送手段の駆動源にそれぞれ前記振動型ア
    クチュエータを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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