JPH1117892A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH1117892A
JPH1117892A JP9167000A JP16700097A JPH1117892A JP H1117892 A JPH1117892 A JP H1117892A JP 9167000 A JP9167000 A JP 9167000A JP 16700097 A JP16700097 A JP 16700097A JP H1117892 A JPH1117892 A JP H1117892A
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image
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JP9167000A
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Masahiro Chiba
雅裕 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理装置において、原稿面と読み取り部
との傾きに応じた補正処理を実行し、ゆがみのない良好
な画像を得る。 【解決手段】 原稿の被読み取り面と該読み取り面を読
み取る読み取り部とを指定角度だけ傾かせることが可能
な画像入力部と該入力部により入力された画像情報を処
理する処理部とを有する画像処理装置において、前記原
稿の移動読み取り方向と前記読み取り部との傾きである
前記指定角度に応じて画像処理時の補正を実行する手段
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナより入力
された画像を処理する画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルユースとしてスキャナ
が利用されることが増えてきた。パーソナルユースでの
スキャナ利用では、写真などのイメージデータの取り込
み、通常の文字データ中心の書類取り込み、名刺など小
さな、かつ印刷文字は非常に小さいものの取り込みな
ど、読み取り範囲、必要な読み取りの解像度ともに多岐
に及ぶ。
【0003】また、スキャナ装置そのものの大きさも、
ある程度小さなものが好ましい。
【0004】現在主流のスキャナは、原稿読み取りなど
に必要とされる解像度を満たすため、読み取り部には、
一方向に多くの撮像素子がとれるライン型CCDイメー
ジセンサが用いられている。
【0005】この場合、撮像素子の並びの方向に、原稿
の横方向を合わせ、原稿の縦方向(撮像素子の並びの垂
直方向)に読み取り部を走査することで、原稿全体をス
キャンする。ハンドタイプのスキャナでも、同様であ
り、原稿の横方向に撮像素子の並びの方向を合わせ、原
稿の縦方向にハンドスキャナを走査して原稿を走査す
る。
【0006】ハンドスキャナには、自走式のタイプもあ
り、スキャナは、撮像素子の並びの方向と垂直方向に自
走する。
【0007】また、シートフィーダ型のスキャナは、ス
キャナの読み取り部分が動くのではなく、原稿が動くこ
とで読み取りを行うが、相対的な違いだけで、原理的な
ものは同じである。
【0008】通常、ライン型イメージセンサを用いたス
キャナ装置の、主走査方向、つまり、原稿に対して横方
向の最大光学解像度は、イメージセンサの撮像素子数
と、読み取り幅により決定される。撮像素子数をNとお
き、その撮像素子が読み取る幅をLとおくと、主走査方
向の最大光学解像度はN/Lとなる。
【0009】また、副走査方向、つまり、原稿の縦方向
は、原稿送りのスピードと、撮像素子の撮像のタイミン
グに影響される。原稿とイメージセンサの相対走査速度
をV、撮像素子の撮像のタイミング周期をTとおくと、
副走査方向の、最大光学解像度は1/(V・T)とな
る。
【0010】この最大光学解像度が、スキャナ装置の基
本性能である解像度を決定する。副走査方向の最大光学
解像度を上げるためには、最も簡単には、撮像のタイミ
ングを一定に保ったまま、原稿の走査速度を小さく(遅
く)する。
【0011】また、原稿の走査速度は、ある程度任意に
変化可能であるので、解像度を変化させたいときに、原
稿の走査速度を制御することで、任意の解像度の画像を
得ることができる。
【0012】主走査方向の最大光学解像度をあげるには
イメージセンサに撮像素子数の大きなものを用いるか、
読み取り幅を小さくする必要がある。イメージセンサの
撮像素子数を増やすことは、技術的にも限界があり、ま
た、コストがかかる。
【0013】そのため、入力画像に対し、画素間の補間
等をソフト的に行うことで、より大きな解像度を得る工
夫をする。読み取り幅を小さくするためには、例えばズ
ームを用いるなどが考えられるが、レンズ系が複雑にな
ること、装置の小型化が図れないことなどから、利用さ
れることは少ない。
【0014】また、読み取り幅を小さくする工夫による
高解像度化として、例えば、実開昭62−196455
号公報では、黒板上をスキャナが移動して読み取りを行
うタイプの電子黒板などにおいて、ライン型イメージセ
ンサからなるスキャナそのものを、被読み取り板面と平
行な面内で回転させる機構にすることで、読み取り幅を
小さくし、主走査方向の解像度をあげる方法が述べられ
ている。
【0015】通常は、ライン型イメージセンサの並びの
方向は、スキャナの移動方向に対して直角に設定される
が、角度α回転しているスキャナを移動させた時には、
読み取り幅がcosα倍となるために、主走査方向の解
像度を1/cosα倍にすることができる。この実案で
は、角度検出機構を設け、検出角度により、スキャナの
黒板上の移動スピードを変化させて、副走査方向の解像
度を主走査方向の解像度に合わせている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術により、
スキャナの副走査方向の高精度化、あるいは任意解像度
の設定は、比較的簡単に行うことができる。
【0017】しかし、主走査方向の高精度化について
は、技術的・コスト的な理由から、最大光学解像度は副
走査方向ほど大きくとることはできない。したがって、
主走査方向の解像度を大きくしたい場合には、主走査方
向にソフト的に画素間の補間を行って、解像度を大きく
する工夫が取られる。
【0018】しかし、これはあくまでも補間であり、光
学的に解像度は大きくはなっていないため、得られる画
像も、同じ光学的解像度で取られたものに比べると画質
は劣る。
【0019】また、高解像度化の場合だけではなく、例
えば最大光学解像度が200dpiの場合に、170d
piの入力画像が欲しい、という場合にも、ソフト的な
補正により画像を得ることになる。まず200dpiで
画像を入力後に、ソフト的な補正に画像を170dpi
へ変換する。この場合も、純粋に光学解像度170dp
iで取った画像よりも、200dpiから170dpi
へソフト的に変換して得た画像は、画質が劣ることにな
る。
【0020】実開昭62−196455号公報の電子黒
板の例では、読み取り幅を小さくすることで主走査方向
の解像度を任意に大きくする方法が述べられている。
【0021】この方法ならば、読み取り範囲は小さくな
るものの、その中で、任意に光学的解像度を大きくする
ことができる。機構的にも、回転部分と、角度検出部分
が加わるだけで、技術的にも容易に実現可能である。
【0022】しかし、実際には傾けたライン型イメージ
センサを移動させて読み取りを行った場合には、得られ
る画像は、例えば長方形をスキャンした場合には、平行
四辺形のようにゆがんだ形で得られることになる。
【0023】この実用新案では、スキャナの角度を変化
させることにより、任意解像度で読み取りが可能にな
り、入力データをそのまま記録することで、任意拡大さ
れた画像を記録することができると述べられているが、
入力画像である平行四辺形を、元画像である長方形の画
像に復元するための画像補正は行っていない。
【0024】また、角度の検出を行うのみであり、角度
の指定の手段が設けられていないために、オペレータ側
の指定した解像度に合わせて必要な傾きの角度を計算
し、読み取り部を傾けることができない。
【0025】一般に、画像入力する場合は、解像度の指
定から行う。解像度指定、あるいは角度指定の手段がも
うけられていない場合、オペレータは、自分が必要とす
る解像度から、必要な回転の角度を計算して、その角度
だけスキャナを回転させるといった作業が必要となり、
非常な負担をかけることになる。
【0026】本発明では、オペレータが必要な解像度を
指定したとき、その解像度に応じて必要な角度だけ傾け
たライン型イメージセンサが、斜めに読みとることで得
た、高解像度ではあるが、ゆがんでいる画像から、原画
像の状態に復元するために、前記角度を利用して画像の
補正を行うことを目的としている。
【0027】また、この補正は、最大光学解像度よりも
低解像度で読みとるように指定された画像を、より高画
質に得ることを目的としている。オペレータの指定解像
度が、最大光学解像度よりも小さい場合に、指定解像度
の整数倍の解像度で画像入力を行い、その後、画素値を
平均することによって、高画質な画像を得ることができ
る。
【0028】また、ハンドスキャナ等を斜めに傾けて原
稿を走査した場合は、原稿走査の方向とライン型イメー
ジセンサの方向の、傾きの角度を検出し、その角度を利
用することで、画像の補正する事を目的としている。こ
のとき、オペレータは勝手な角度でスキャナを操作する
だけであるため、副走査方向の解像度を知ることができ
ない。本発明では、前記検出角度から画像の解像度を得
ることを目的としている。
【0029】また、カラーのラインCCDのように、ラ
イン型イメージセンサではあるが、RGBで3列に並ん
でいる場合、これを斜めに傾けて原稿を走査すると、列
ごとに読み取り位置の差が生じることになる。本発明で
は、そのように、複数列並んだイメージセンサを用いた
場合に生じる入力画像のずれを補正したあとで、ゆがみ
の補正を行うを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像処理
装置は、原稿の被読み取り面と該読み取り面を読み取る
読み取り部とを指定角度だけ傾かせることが可能な画像
入力部と該入力部により入力された画像情報を処理する
処理部とを有する画像処理装置において、前記原稿の移
動読み取り方向と前記読み取り部との傾きである前記指
定角度に応じて画像処理時の補正を実行する手段を有す
ることを特徴とする画像処理装置である。
【0031】請求項2記載の画像処理装置は、原稿の被
読み取り面と該読み取り面を読み取る読み取り部との傾
き角度を検出する手段と、入力された画像情報を処理す
る処理部と、前記検出手段により検出された傾き角度に
応じて画像処理時の補正を実行する手段とを有すること
を特徴とする画像処理装置である。
【0032】請求項3記載の画像処理装置は、前記検出
手段により検出された傾き角度または前記補正実行手段
により実行された補正量に応じて画像データに付与する
解像度を決定する手段を有することを特徴とする請求項
2記載の画像処理装置である。
【0033】
【発明の実施の形態】ライン型イメージセンサを備える
読み取り部と、読み取り部が原稿全体を走査できるため
の移動手段と、原稿の被読み取り面と平行な平面内で、
前記読み取り部を回転できる回転手段と、前記回転角度
や、読み取り部の移動の速度を制御する制御部を備えた
画像入力装置と、入力された画像データの記憶部と、前
記画像データを処理する画像処理部があるとする。
【0034】本発明では、上記目的を達成するために、
読み取り部を斜めに回転させて読み取りを行ったとき、
回転させないときよりも高解像度となるが、ゆがんで入
力される画像に対し、前記画像処理部において、前記回
転角度を利用して画像補正を行って画像のゆがみを補正
する。
【0035】また、ハンドスキャナのように、オペレー
タが、読み取り部そのものを動かして得る入力画像で
は、読み取り部のイメージセンサの並びの方向と、オペ
レータの画像入力装置の走査の方向の角度を正確に知る
ことができないため、正確な画像の補正を行うことがで
きない。この場合は、角度検出機構を設け、これより得
た検出角度を利用して、画像補正を行って画像のゆがみ
を補正する。
【0036】角度の検出機構は、原稿の移動方向を直接
的に知るものでも良いし、画像処理によって原稿の移動
方向を知るものでもよい。
【0037】ハンドスキャナの例では、画像の解像度を
オペレータが直接指定しているわけではない。しかし、
前記検出角度、あるいは画像の補正値を利用して、画像
の解像度を計算し、画像に対して解像度の情報を与える
ことができる。
【0038】カラー用のラインCCDのように、イメー
ジセンサが複数列並んでいる場合、これを斜めに傾けて
原稿を走査した場合は、前記イメージセンサの列ごとの
距離と、イメージセンサの回転の角度に応じて、列ごと
に、副走査の方向で、ずれた位置の画像を読み込むこと
になる。この場合は、それぞれの列で読み込まれた画像
を、前記列の距離と、前記角度を利用して、副走査の方
向をそろえる画像処理を行い、その後、前記角度を利用
してゆがんだ画像を補正する。
【0039】図1は、画像入力装置と画像処理部分のブ
ロック図である。
【0040】画像入力装置7はライン型イメージセンサ
により画像読み取りができる読み取り部4と、読み取り
部4を原稿の被読み取り面内と平行な面内で回転するこ
とのできる回転機構部2と、原稿全体を走査できるよう
に、読み取り部4を移動することのできる駆動部3から
なっている。
【0041】オペレータが解像度を指定したとき、制御
部1は、解像度から、読み取り部4の回転角度を回転機
構部2に伝え、また、移動の速度を駆動部3に伝えて、
画像入力装置7は原稿の画像入力を行う。読み取り部4
により読みとられた入力画像データは、画像データ記憶
部5に記憶される。
【0042】このとき、入力画像は、読み取り部4の回
転の角度によってゆがんで入力されている。これを画像
処理部6で、制御部1により与えられる角度・移動速度
によって画像の補正を行う。
【0043】次に、補正の方法について説明する。
【0044】図2は、読み取り部を傾けて原稿を走査し
たときの、入力画像のゆがみと、補正の概念を示してい
る。
【0045】原稿8を読み取るとき、読み取り部4を傾
け、読み取り方向に、読み取り範囲9だけ走査すると、
入力画像データ10が得られる。読み取り範囲9は、原
稿8全体を走査するために必要な読み取り部の走査の範
囲を表している。
【0046】入力画像データ10は読み取り部4の傾き
と、読み取り部4の移動速度・イメージセンサの撮像の
タイミングに応じて、縦方向のみにゆがんだ画像とな
る。
【0047】通常、イメージセンサの撮像のタイミング
は一定であり、したがって、移動速度は、副走査方向の
解像度に応じて決定される。また、主走査方向の解像度
は、読み取り部4の傾きと対応する。したがって、主走
査方向と副走査方向の解像度を合わせるとき、読み取り
部4の傾きの角度が決定すると、画像を縦方向にどれだ
け補正すればよいかが決定される。
【0048】Lは読み取り部4の読み取り幅の長さ、α
は読み取り部4の移動方向と読み取り部4のイメージセ
ンサの並びの方向の傾きの角度をあらわし、角度α傾け
たときの、読み取りの範囲の幅がLαとおく。
【0049】図3は、図1の画像入力装置・画像処理に
おいて、オペレータが解像度指定してから、補正画像が
得られるまでのフロー図である。
【0050】以下、主走査方向の最大光学解像度をD
MAX、オペレータの指定した解像度をDOPE、読み取り部
4の回転角度をα、副走査のための移動速度をV、イメ
ージセンサの撮像のタイミングをTとおく。また、読み
取り幅をL、読み取り部4をα回転させたときの読み取
り幅をLα、読み取り部のライン型イメージセンサの撮
像素子数をNとする。
【0051】フロー図1にしたがえば、 101.オペレータが、パソコン1で原稿の読み込みを
行うための解像度の指定を行う。
【0052】102.斜め読み取りのモードであること
を確認する(斜め読み取りでは、読み取り幅が狭くなる
ため、斜め読み取りモードであるかどうかの確認が必要
である)。
【0053】103.指定解像度DOPEが、主走査方向
の最大光学解像度DMAXより大きいかそうでないかを判
断する。
【0054】104.DMAXと、DOPEの整数倍が等しい
ときは、読み取り部は傾ける必要はない。例えば、D
MAX=k×DOPEの関係があるとき(kは1より大きい整
数)、109の処理において、横方向にk個ごとの画素
平均をするか、あるいは読み取りの際に、間引きして画
像の入力を行うことになる。
【0055】105.DOPEに合わせて副走査方向の解
像度を調整する。DOPE=1/(V・T)となるように
撮像タイミングT、読み取り速度Vを調整する。通常
は、Tは一定値であるために、Vを調整する。これによ
り、主走査・副走査方向の解像度がそろう。また、角度
αは0とする。
【0056】106.DOPEから、読み取り部を傾ける
角度αを決定する。DMAX=N/L、DOPE=N/Lα
cosα=Lα/Lの関係から、α=Cos-1(DMAX
/DOPE)により求まることがわかる(図1参照)。
【0057】107.DOPE=1/(V・T)となるよ
うに撮像タイミングT、読み取り速度Vを調整する。通
常は、Tは一定値であるために、Vを調整する。これに
より、主走査・副走査方向の解像度がそろう。DOPE
N/Lα=1/(V・T)の関係から解るように、角度
αからも移動速度Vは決定される。
【0058】108.読み取り部4を角度α傾け、速度
Vで原稿を走査しながら画像の読み取りを行う。読み取
った画像は画像データ記憶部5に記録される。D
MAXと、DOPEの整数倍が等しい場合、読み取りの際に画
素の間引きを行ってもよい。
【0059】109.解像度DOPE、あるいは角度αを
元に、縦方向に画像の補正を行う(図2参照)。DMAX
と、DOPEの整数倍が等しいときで、読み取りの際に画
素の間引きを行っていない場合は、縦方向に画像の補正
後に、画素間の平均を行って、主走査方向の解像度を調
整できる。また、図2からも解るように、斜め読み取り
をした場合は必要な画像(原稿8の部分)以外の部分が
ある。これは、画像データ記憶部より削除して良い。
【0060】回転機構部2については、機械的なもので
はなく、プリズムなどを用いた光学的手段によるもので
あっても良い。
【0061】また、回転機構部2はスキャナ全体を回転
させる機構になっていてもよいし、読み取り部内部の、
ライン型イメージセンサのみを回転させる機構になって
いてもよい。
【0062】駆動部3については、シートフィード型ス
キャナのように、読み取り部を動かすのではなく、原稿
を動かすものでもよい。また、ハンドスキャナなど、手
動による駆動でもよい。この場合、移動速度Vは、オペ
レータの操作により決定するため、撮像タイミングTを
調整する必要がある。
【0063】図4は、画像入力装置と画像処理部分のブ
ロック図である。
【0064】画像入力装置18はライン型イメージセン
サにより画像読み取りができる読み取り部15と、読み
取り部15を動かして原稿全体を操作するときの移動速
度の検出機構14と、移動方向と、イメージセンサの並
びが垂直からどれだけ傾いているかを検出する角度検出
機構13とからなっている。
【0065】オペレータが画像入力装置18を動かして
原稿を操作するとき、制御部12は移動速度検出機構1
4から検出されて速度を用いて、読み取りのタイミング
を読み取り部15に伝える。
【0066】これにより、副走査方向の解像度は一定に
保たれる。読み取り部15より読み取られた画像は画像
データ記憶部16に記録される。画像処理部17は、検
出角度・移動速度を制御部12より得て、画像データ記
憶部16に画像データを補正し、かつ、解像度の情報を
追加する。
【0067】図5は、図4の画像入力装置・画像処理に
おいて、オペレータが画像入力装置を操作して、補正画
像が得られるまでのフロー図である。
【0068】以下、主走査方向の最大光学解像度をD
MAX、角度検出機構12の検出角度をα、移動速度検出
機構14の検出移動速度をV、イメージセンサの撮像の
タイミングをTとおく。また、読み取り幅をL,読み取
り部4をα回転させたときの読み取り幅をLα、読み取
り部のライン型イメージセンサの撮像素子数をNとす
る。
【0069】110.斜め読み取りのモードであること
を確認する(斜め読み取りでは、読み取り幅が狭くなる
ため、斜め読み取りモードであるかどうかの確認が必要
である)。
【0070】111.オペレータが画像入力装置18を
操作する移動速度Vを検出する。ここでは、移動速度が
なくなったときに、画像入力終わりと判断している。
【0071】112.移動速度Vに合わせて、読み取り
のタイミングTを変化させる。つまり、DMAX=1/
(V・T)となるように、読み取りのタイミングを制御
部12が読み取り部15に伝えて、読み取りを行う。こ
れで、副走査方向の解像度を一定に保つことができる。
【0072】113.読み取り部15が、読み取りタイ
ミングに合わせて画像読み取りを行い、画像データ記憶
部16に記録する。
【0073】114.角度検出機構13が、読み取り部
15と、移動方向の角度αを検出する。ここでは、読み
取りはじめに一度だけ検出を行っている。この角度αに
より、主走査方向の解像度が決定される(決定する解像
度をDOPEとおく)。
【0074】115.オペレータが画像入力装置18を
操作する移動速度Vを検出する。ここでは、移動速度が
なくなったときに、画像入力終わりと判断している。
【0075】116.114で角度αにより、DOPE
決まり、これと、移動速度Vから、DO PE=1(V・
T)となるようにTを変化させる。これで、主走査方向
と副走査方向の解像度をそろえることができる。
【0076】117.読み取り部14が、読み取りタイ
ミングに合わせて画像読み取りを行い、画像データ記憶
部16に記録する。
【0077】118.DOPE、あるいは角度αを元に、
画像処理部17において、斜め読み取りによりゆがんだ
画像を補正する。補正の方法は109と同じである。
【0078】119.補正後、画像に対してDOPEを与
える。
【0079】114において、角度検出機構13は読み
取りはじめに角度を検出しているが、読み取り中、常に
角度を読み取りながら、画像補正の段階では、角度の平
均値を用いて画像補正をしてもよい。
【0080】また、角度検出機構13は、トラックボー
ルのように、機械的な機構のものでも、画像処理を利用
して検出するような機構のものであってもよい。
【0081】カラーのラインCCDを用いた場合の画像
補正方法について、図6に概念図を示す。
【0082】装置の構成、補正までの流れは、図2〜図
5までと同様である。
【0083】RGBで3列になっているカラーのライン
CCDからなる読み取り部19を、原稿20上を動かし
て画像の読み取りを行うとき、入力画像データ21〜2
3のように、RGBで読み取り位置にずれが生じる。
【0084】このずれは、角度αとイメージセンサの列
幅dに影響される。したがって、これを、αとdを用い
て、Bの読み取り位置に合うように読み取り画像データ
21・22に対し、位置補正を行って、位置のそろった
画像23〜25を得る。このあとで、図2と同様、縦方
向に補正を行って、最終的な、補正後の画像25を得
る。
【0085】これらの補正は、図1では画像処理部6、
図4では画像処理部16、フロー図3でいえば、10
9、フロー図5でいえば、119で行われる。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、読み取り
部を傾けて入力した画像は、傾きに応じて、光学解像度
は高くなっているが、ゆがんでいる。このゆがんだ画像
を原画像の状態に復元することが可能となり、高精細
で、任意な解像度の画像を得ることができる。
【0087】請求項2記載の発明によれば、読み取り部
を傾けるための、角度制御部分が必要なくなるため、画
像入力部の構成が簡単となる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、この画像に
対し、解像度を計算して与えることができるため、オペ
レータは、入力画像の解像度を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図(その1)である。
【図2】本発明の補正処理の要領を示す図(その1)で
ある。
【図3】本発明の動作を示すフローチャート(その1)
である。
【図4】本発明のブロック図(その2)である。
【図5】本発明の動作を示すフローチャート(その2)
である。
【図6】本発明の補正処理の要領を示す図(その2)で
ある。
【符号の説明】
1 制御部 2 回転機構部 3 駆動部 4 読み取り部 5 画像データ記憶部 6 画像処理部 7 画像入力装置 8 読み取り原稿 9 読み取り範囲 10 読み取り画像データ 11 補正後の画像データ 12 制御部 13 角度検出機構 14 移動速度検出機構 15 読み取り部 16 画像データ記憶部 17 画像処理部 18 画像入力装置 19 読み取り部 20 原稿 21 読み取り画像データ 22 読み取り画像データ 23 読み取り画像データ 24 位置補正後画像データ 25 位置補正後画像データ 26 補正後の画像データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の被読み取り面と該読み取り面を読
    み取る読み取り部とを指定角度だけ傾かせることが可能
    な画像入力部と該入力部により入力された画像情報を処
    理する処理部とを有する画像処理装置において、前記原
    稿の移動読み取り方向と前記読み取り部との傾きである
    前記指定角度に応じて画像処理時の補正を実行する手段
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿の被読み取り面と該読み取り面を読
    み取る読み取り部との傾き角度を検出する手段と、入力
    された画像情報を処理する処理部と、前記検出手段によ
    り検出された傾き角度に応じて画像処理時の補正を実行
    する手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段により検出された傾き角度
    または前記補正実行手段により実行された補正量に応じ
    て画像データに付与する解像度を決定する手段を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
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