JPH11179772A - ウエルドラインを生じない合成樹脂成形品とその成形方法 - Google Patents
ウエルドラインを生じない合成樹脂成形品とその成形方法Info
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- JPH11179772A JPH11179772A JP36468197A JP36468197A JPH11179772A JP H11179772 A JPH11179772 A JP H11179772A JP 36468197 A JP36468197 A JP 36468197A JP 36468197 A JP36468197 A JP 36468197A JP H11179772 A JPH11179772 A JP H11179772A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0025—Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
-
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビティに充填される溶融原料の流動先端
が合流するとき、成形適温を保持していて先端原料が交
錯するためウエルドラインを生じない合成樹脂成形品と
その製造方法を提供する。 【解決手段】 【請求項1】 金型Aのキャビティ3へ溶融原料4を充
填して成形を行うとき、溶融原料4の流動先端が合流し
て接合部を生ずる合成樹脂成形品2であって、この合成
樹脂成形品2の接合部を生ずる流動先端が、合流するま
で加熱によって成形適温を保持しており、合流時は、激
しく衝突して両方の先端原料が交錯した接合部を生ずる
ものである。
が合流するとき、成形適温を保持していて先端原料が交
錯するためウエルドラインを生じない合成樹脂成形品と
その製造方法を提供する。 【解決手段】 【請求項1】 金型Aのキャビティ3へ溶融原料4を充
填して成形を行うとき、溶融原料4の流動先端が合流し
て接合部を生ずる合成樹脂成形品2であって、この合成
樹脂成形品2の接合部を生ずる流動先端が、合流するま
で加熱によって成形適温を保持しており、合流時は、激
しく衝突して両方の先端原料が交錯した接合部を生ずる
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエルドラインを
生じない合成樹脂成形品とその成形方法とに関する。
生じない合成樹脂成形品とその成形方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性合成樹脂製品の成形において
は、金型の温度を高くするほど成形性が向上して高精
度、高品質の製品が得られる。しかし、その反面、製品
の硬化には時間がかかって成形能率を低下させる。そこ
で、本発明者は、成形性に優れて成形能率の低下も少な
い成形手段として、金型のキャビティ内へ高温気体を流
動させて、キャビティ表面を急速に原料の成形適温まで
昇温させ、昇温するとキャビティ内へ上記高温気体を排
出しながら溶融原料を充填し、キャビティの未充填部の
表面を高温気体により加熱させ続けると共に、原料の流
動先端をも加熱させる方法を発明して、特願平8−24
4271号として出願し、型に対する忠実度が高く、質
は緻密均一であり、光沢がよくて、コールドスラッグ,
ウエルドライン,シルバーライン,等の諸欠陥も生じに
くい製品を得ることに成功した。
は、金型の温度を高くするほど成形性が向上して高精
度、高品質の製品が得られる。しかし、その反面、製品
の硬化には時間がかかって成形能率を低下させる。そこ
で、本発明者は、成形性に優れて成形能率の低下も少な
い成形手段として、金型のキャビティ内へ高温気体を流
動させて、キャビティ表面を急速に原料の成形適温まで
昇温させ、昇温するとキャビティ内へ上記高温気体を排
出しながら溶融原料を充填し、キャビティの未充填部の
表面を高温気体により加熱させ続けると共に、原料の流
動先端をも加熱させる方法を発明して、特願平8−24
4271号として出願し、型に対する忠実度が高く、質
は緻密均一であり、光沢がよくて、コールドスラッグ,
ウエルドライン,シルバーライン,等の諸欠陥も生じに
くい製品を得ることに成功した。
【0003】前記のように高温気体で金型のキャビテイ
表面と原料の流動先端とを加熱すれば、空間を有する成
型品や2個所以上のゲートを有する成型品の成型に際し
て、溶融原料の流動先端が合流して接合部を生ずる成形
品の場合、合流する流動先端が成形適温に保持されるた
め、流動先端の温度が下がる従来品に比べて接合部の状
態は改善されてウエルドラインがほとんど認められない
ものとなる。従って、強度を要求されない製品や、不透
明製品については全く問題はない。しかしながら、流動
先端の温度が成形適温を保持されていても、両先端を通
常の流速で押し付けるだけでは、流動先端の表層が突き
合わせ接合されるに過ぎないから、境目が存在すること
になって、この境目の部分は他の部分より強度が劣り、
透明成形品の場合は、この部分が白濁状になり易い。こ
のため、成形品の全体に同一の強度が要求される成形品
や透明成形品においては、境目のない接合部の実現が強
く要望されている。
表面と原料の流動先端とを加熱すれば、空間を有する成
型品や2個所以上のゲートを有する成型品の成型に際し
て、溶融原料の流動先端が合流して接合部を生ずる成形
品の場合、合流する流動先端が成形適温に保持されるた
め、流動先端の温度が下がる従来品に比べて接合部の状
態は改善されてウエルドラインがほとんど認められない
ものとなる。従って、強度を要求されない製品や、不透
明製品については全く問題はない。しかしながら、流動
先端の温度が成形適温を保持されていても、両先端を通
常の流速で押し付けるだけでは、流動先端の表層が突き
合わせ接合されるに過ぎないから、境目が存在すること
になって、この境目の部分は他の部分より強度が劣り、
透明成形品の場合は、この部分が白濁状になり易い。こ
のため、成形品の全体に同一の強度が要求される成形品
や透明成形品においては、境目のない接合部の実現が強
く要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、キャビティに充填される溶融原料の流動先
端を合流するまで成形適温を保持して、先端原料が交錯
した接合部を生じさせることはできない点である。
する課題は、キャビティに充填される溶融原料の流動先
端を合流するまで成形適温を保持して、先端原料が交錯
した接合部を生じさせることはできない点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係るウエルドラインを生じない合成樹脂成形品
とその成形方法は、下記の構成並びに方法を採用するこ
とを特徴とする。 (1)金型のキャビティへ溶融原料を充填して成形を行
うとき、溶融原料の流動先端が合流して接合部を生ずる
合成樹脂成形品であって、この合成樹脂成形品の接合部
を生ずる流動先端が、合流するまで加熱によって成形適
温を保持しており、合流時は、激しく衝突して両方の先
端原料が交錯した接合部を生ずるものである。 (2)金型のキャビティに高温気体を流動させ、キャビ
ティ表面と充填される溶融原料の流動先端とを加熱させ
て、流動先端を合流時まで成形適温に保持させ、流動先
端が合流するとき、この部分の流速を高温気体の急排出
により激しい衝突が起こるように加速させる。 (3)金型のキャビティへ送入する高温気体にカウンタ
ープレッシャーを掛ける。
本発明に係るウエルドラインを生じない合成樹脂成形品
とその成形方法は、下記の構成並びに方法を採用するこ
とを特徴とする。 (1)金型のキャビティへ溶融原料を充填して成形を行
うとき、溶融原料の流動先端が合流して接合部を生ずる
合成樹脂成形品であって、この合成樹脂成形品の接合部
を生ずる流動先端が、合流するまで加熱によって成形適
温を保持しており、合流時は、激しく衝突して両方の先
端原料が交錯した接合部を生ずるものである。 (2)金型のキャビティに高温気体を流動させ、キャビ
ティ表面と充填される溶融原料の流動先端とを加熱させ
て、流動先端を合流時まで成形適温に保持させ、流動先
端が合流するとき、この部分の流速を高温気体の急排出
により激しい衝突が起こるように加速させる。 (3)金型のキャビティへ送入する高温気体にカウンタ
ープレッシャーを掛ける。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るウエルドラインを生
じない合成樹脂成形品とその成形方法の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
じない合成樹脂成形品とその成形方法の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0007】図1〜図3において符号1は、ABS、P
S、PP、PE、その他の合成樹脂を原料して、本発明
に係るウエルドラインを生じない合成樹脂成形品2(図
6参照)を成形するのに適した金型の一例を示すもので
る。この金型1は、固定型1aと可動型1bとに分割形
成されていて、その一方、例えば、可動型1b側に空間
の形成部1cが設けられ、固定型1aへ可動型1bを密
着させる型締めをすると、内部に空間形成部1cを取り
囲むキャビティ3が形成される。そして、このキャビテ
ィ3へ例えばABS樹脂の成形適温に溶融したものを原
料4としてノズル5からスプルー6とゲート7を経て充
填すれば、キャビティ3と同様の成形品2が成形される
点は一般の金型と同じである。しかし、溶融原料4の充
填に先立って上記キャビティ3内に高温気体を流通さ
せ、キャビティ3の表面をなるべく数秒以内の短時間で
急速に昇温させ、昇温するとキャビティ3へ上記高温気
体を排出しながら溶融原料4を充填して、キャビティ3
の未充填部の表面を終始(充填開始から終了まで)高温
気体によって加熱させ続けると共に、高温気体に接する
溶融原料4の流動先端をも高温気体により加熱させる点
において一般の金型1とは相違している。このため金型
1の固定型1a側(可動型1b側でも可)のキャビティ
3のスプルー6とは反対側、即ち溶融原料4が最後に充
填される部分に送気路8を連通させ、この送気路8のキ
ャビティ3に面する部分に開口8aを開閉する弁体9を
設け、送気路8の外端には高温気体の発生装置10から
高温気体を給送される配管11を接続して、この配管1
1に切換弁12を設けてある。
S、PP、PE、その他の合成樹脂を原料して、本発明
に係るウエルドラインを生じない合成樹脂成形品2(図
6参照)を成形するのに適した金型の一例を示すもので
る。この金型1は、固定型1aと可動型1bとに分割形
成されていて、その一方、例えば、可動型1b側に空間
の形成部1cが設けられ、固定型1aへ可動型1bを密
着させる型締めをすると、内部に空間形成部1cを取り
囲むキャビティ3が形成される。そして、このキャビテ
ィ3へ例えばABS樹脂の成形適温に溶融したものを原
料4としてノズル5からスプルー6とゲート7を経て充
填すれば、キャビティ3と同様の成形品2が成形される
点は一般の金型と同じである。しかし、溶融原料4の充
填に先立って上記キャビティ3内に高温気体を流通さ
せ、キャビティ3の表面をなるべく数秒以内の短時間で
急速に昇温させ、昇温するとキャビティ3へ上記高温気
体を排出しながら溶融原料4を充填して、キャビティ3
の未充填部の表面を終始(充填開始から終了まで)高温
気体によって加熱させ続けると共に、高温気体に接する
溶融原料4の流動先端をも高温気体により加熱させる点
において一般の金型1とは相違している。このため金型
1の固定型1a側(可動型1b側でも可)のキャビティ
3のスプルー6とは反対側、即ち溶融原料4が最後に充
填される部分に送気路8を連通させ、この送気路8のキ
ャビティ3に面する部分に開口8aを開閉する弁体9を
設け、送気路8の外端には高温気体の発生装置10から
高温気体を給送される配管11を接続して、この配管1
1に切換弁12を設けてある。
【0008】上記金型1によりウエルドラインを生じな
い合成樹脂成形品2の成形を行うときは、金型1の可動
型1bを固定型1aに近接させて排気隙間gができるよ
うに仮型締めした後、図1のように送気路8に設けた弁
体9を開いて、配管11に設けた切換弁12を送気状態
にする。すると、高温気体発生装置10の高温気体が送
気路8を経て開口8aからキャビティ3へ送られ、この
高温気体は固定型1aと可動型1bとの隙間gから排出
されて、キャビティ3内を流通するためキャビティ3の
表面温度は速やかに上がる。従って、キャビティ3の表
面温度が数秒以内で原料の成形適温になるように高温気
体の温度と流量とを設定して流動を持続し、キャビティ
3の表面が成形適温に達したら図2のように弁体9を閉
じ、切換弁12を送気停止状態にして高温気体の供給を
停止すると共に、固定型1aと可動型1bとを排気隙間
gがなくなるように密着させる本型締めする。
い合成樹脂成形品2の成形を行うときは、金型1の可動
型1bを固定型1aに近接させて排気隙間gができるよ
うに仮型締めした後、図1のように送気路8に設けた弁
体9を開いて、配管11に設けた切換弁12を送気状態
にする。すると、高温気体発生装置10の高温気体が送
気路8を経て開口8aからキャビティ3へ送られ、この
高温気体は固定型1aと可動型1bとの隙間gから排出
されて、キャビティ3内を流通するためキャビティ3の
表面温度は速やかに上がる。従って、キャビティ3の表
面温度が数秒以内で原料の成形適温になるように高温気
体の温度と流量とを設定して流動を持続し、キャビティ
3の表面が成形適温に達したら図2のように弁体9を閉
じ、切換弁12を送気停止状態にして高温気体の供給を
停止すると共に、固定型1aと可動型1bとを排気隙間
gがなくなるように密着させる本型締めする。
【0009】金型1の本締め後、スプルー6をも高温気
体で加熱するためスプルー6からノズル5を離隔させて
あった場合は、ノズル5をスプルー6へ接続して溶融原
料4をノズル5とスプルー6を経てキャビティ3へ充填
する。すると、溶融原料4は固定型1aと可動型1bと
の間の微細間隙から高温気体を排出しながらキャビティ
3内へゲート7側からその反対側へと充満して行く。こ
のため、キャビティ3の溶融原料4が充填された部分は
高温気体が排除されて熱源がなくり、すぐに金型1に設
けた冷却手段により冷却されることになる。しかし、原
料が充填されない部分は高温気体が存在してキャビティ
3の表面を加熱し続け、その温度は金型への熱伝導によ
って時間の経過と共に低下する。しかし、その反面、高
温気体は原料の充填に伴うキャビティ3の容積縮小によ
り圧縮されて温度を上昇するから、高温気体の排出量を
調整して圧縮による温度の上昇と金型への熱伝導による
温度の低下とを平衡させて置けば、キャビティ3内に存
在する高温気体の温度を原料の充填開始時から充填終了
時まで終始一定に保つことができる。又、必要に応じて
高温気体の圧縮による温度上昇が熱伝導による温度低下
を上回るように排出量を調整して置けば、原料の充填開
始時よりも終了時の方が温度を高目に設定することも可
能である。
体で加熱するためスプルー6からノズル5を離隔させて
あった場合は、ノズル5をスプルー6へ接続して溶融原
料4をノズル5とスプルー6を経てキャビティ3へ充填
する。すると、溶融原料4は固定型1aと可動型1bと
の間の微細間隙から高温気体を排出しながらキャビティ
3内へゲート7側からその反対側へと充満して行く。こ
のため、キャビティ3の溶融原料4が充填された部分は
高温気体が排除されて熱源がなくり、すぐに金型1に設
けた冷却手段により冷却されることになる。しかし、原
料が充填されない部分は高温気体が存在してキャビティ
3の表面を加熱し続け、その温度は金型への熱伝導によ
って時間の経過と共に低下する。しかし、その反面、高
温気体は原料の充填に伴うキャビティ3の容積縮小によ
り圧縮されて温度を上昇するから、高温気体の排出量を
調整して圧縮による温度の上昇と金型への熱伝導による
温度の低下とを平衡させて置けば、キャビティ3内に存
在する高温気体の温度を原料の充填開始時から充填終了
時まで終始一定に保つことができる。又、必要に応じて
高温気体の圧縮による温度上昇が熱伝導による温度低下
を上回るように排出量を調整して置けば、原料の充填開
始時よりも終了時の方が温度を高目に設定することも可
能である。
【0010】前記のように温度調整された高温気体は、
キャビティ3の表面だけでなくキャビティ3内に充填さ
れた溶融原料4の流動先端をも加熱し続けて、この部分
を充填の開始時から終了時まで成形適温に保持して良好
な流動性を保持させると共に、流動先端が合流するとき
に完全溶着するのに適切な温度をも保持させる。従っ
て、キャビティ3への溶融原料の充填が図4に示すよう
に80〜90%に達したとき、図3のように弁体9を開
き、切換弁12を排気状態にすれば、キャビティ3内の
高温気体は即座に排出されてキャビティ3内を大気圧に
する。このため、充填圧を加えられる溶融原料の先端は
加速されて、空間形成部1cにより分けられた2つの流
動先端は激しく衝突する。従って、両先端の原料はこの
衝撃により交錯して、原料中に繊維等を混入してあれば
これらの絡み合いも起こるから、先端原料は境目を生じ
ないように接合された接合部を生じて、この接合部は他
の部分と同様の組成となる。従って、従来の成形品で
は、図5に鎖線で示すように二つの流動先端の合流部に
不可避的に生じていたウエルドライン13が本発明の成
形品2においては生じないものである。しかも、この成
形品2は、キャビティ3の表面と溶融原料4の流動先端
の加熱により、溶融原料4がキャビティ3の端末部まで
容易に行き渡って満充填となるから、金型1に対する忠
実度が高くて、質は緻密均一であり、表面光沢にも優れ
て、コールドスラッグ、シルバーライン、ジェッティン
グ等の欠陥をも生じない高精度で高品質の成形品13が
得られるもので、更に、この成形品2は、高温気体によ
るキャビティの加熱が原料の充填に伴い停止されて、型
の冷却手段による冷却に即移行して行くから成形サイク
ルの短縮にも有効である。
キャビティ3の表面だけでなくキャビティ3内に充填さ
れた溶融原料4の流動先端をも加熱し続けて、この部分
を充填の開始時から終了時まで成形適温に保持して良好
な流動性を保持させると共に、流動先端が合流するとき
に完全溶着するのに適切な温度をも保持させる。従っ
て、キャビティ3への溶融原料の充填が図4に示すよう
に80〜90%に達したとき、図3のように弁体9を開
き、切換弁12を排気状態にすれば、キャビティ3内の
高温気体は即座に排出されてキャビティ3内を大気圧に
する。このため、充填圧を加えられる溶融原料の先端は
加速されて、空間形成部1cにより分けられた2つの流
動先端は激しく衝突する。従って、両先端の原料はこの
衝撃により交錯して、原料中に繊維等を混入してあれば
これらの絡み合いも起こるから、先端原料は境目を生じ
ないように接合された接合部を生じて、この接合部は他
の部分と同様の組成となる。従って、従来の成形品で
は、図5に鎖線で示すように二つの流動先端の合流部に
不可避的に生じていたウエルドライン13が本発明の成
形品2においては生じないものである。しかも、この成
形品2は、キャビティ3の表面と溶融原料4の流動先端
の加熱により、溶融原料4がキャビティ3の端末部まで
容易に行き渡って満充填となるから、金型1に対する忠
実度が高くて、質は緻密均一であり、表面光沢にも優れ
て、コールドスラッグ、シルバーライン、ジェッティン
グ等の欠陥をも生じない高精度で高品質の成形品13が
得られるもので、更に、この成形品2は、高温気体によ
るキャビティの加熱が原料の充填に伴い停止されて、型
の冷却手段による冷却に即移行して行くから成形サイク
ルの短縮にも有効である。
【0011】図5は、溶融原料の流動先端が合流して生
ずる接合部が2個所以上に生ずる接合部成形品2を成形
するのに適した金型1を示すものである。この金型1は
図1〜図3に示す金型1と同様に固定型1aと可動型1
b(図面省略)とにより形成されて、キャビティ3の内
側に空間の形成部1cが存在し、キャビティ3の長辺側
の一方に2個のゲート7が設けられてスプルー6に通じ
ている。従って、この金型1によって成形される成形品
2は、その成形時に空間形成部1cの一方と他方とに溶
融原料が分流して2個所で合流するから、この合流部に
キャビティ3への開口8aを弁体9により開閉される送
気路8をそれぞれ設けて、高温気体による流動先端の加
熱と、高温気体の急速排出とが両方の送気路8において
同様に行われるようにするもので、流動先端の合流する
部分が成形品2によって2個所に増す場合は、これに応
じて送気路8の数を増加させて各接合部において同様の
作用が行われるようにする。
ずる接合部が2個所以上に生ずる接合部成形品2を成形
するのに適した金型1を示すものである。この金型1は
図1〜図3に示す金型1と同様に固定型1aと可動型1
b(図面省略)とにより形成されて、キャビティ3の内
側に空間の形成部1cが存在し、キャビティ3の長辺側
の一方に2個のゲート7が設けられてスプルー6に通じ
ている。従って、この金型1によって成形される成形品
2は、その成形時に空間形成部1cの一方と他方とに溶
融原料が分流して2個所で合流するから、この合流部に
キャビティ3への開口8aを弁体9により開閉される送
気路8をそれぞれ設けて、高温気体による流動先端の加
熱と、高温気体の急速排出とが両方の送気路8において
同様に行われるようにするもので、流動先端の合流する
部分が成形品2によって2個所に増す場合は、これに応
じて送気路8の数を増加させて各接合部において同様の
作用が行われるようにする。
【0012】上記金型1によりウエルドラインを生じな
い合成樹脂成形品2の成形を行うときは、図1のように
可動型1bと固定型1aとの間に排気隙間gができるよ
うに仮型締めし、送気路8に設けた弁体9を開いて、配
管11に設けた切換弁12を送気状態にする。すると、
高温気体が発生装置10からキャビティ3へ送られて排
気隙間gから排出されキャビティ3内を流通するから、
キャビティ3の表面温度は速やかに上がって成形適温に
達するから、この状態が持続されるように高温気体の流
動を持続しつつ、図2のように弁体9を閉じ、切換弁1
2を送気停止状態にして高温気体の供給を停止し、これ
に伴い、固定型1aと可動型1bとを排気隙間gがなく
なるように密着させる本型締めする。そして、溶融原料
4を2つのゲート7からキャビティ3へ充填すると、溶
融原料4は図5に示すように空間形成部1cにより分け
られたキャビティ3の一方と他方とを長手方向の中心へ
向かって流動してキャビティ3を満たして行く。このた
め、キャビティ3の溶融原料4が充填された部分は高温
気体がなくなるから、金型1に設けた冷却手段によりす
ぐに冷却されることになる。しかし、原料が充填されな
い部分は高温気体が存在するため加熱が続くもので、そ
の加熱状態は高温気体の金型への熱伝導による温度の低
下を充填原料による気体圧縮による気体の発熱で補うた
め、原料の充填開始から終了時まで一定に保つことも、
必要に応じて徐々に高まるように設定することもでき
る。また、高温気体による加熱は、キャビティ3の表面
だけでなくキャビティ3に充填される溶融原料4の流動
先端にも及び、この部分を充填の開始時から終了時まで
成形適温に保持し続ける。そして、キャビティ3への原
料充填が図5に示すように80〜90%に達したとき、
図3のように弁体9を開いて切換弁12を排気状態にす
れば、キャビティ3内の高温気体は即座に排出されてキ
ャビティ3内を大気圧にする。このため、充填圧を加え
られる溶融原料の2組の流動先端はそれぞれ加速されて
激しく衝突する。従って、両先端の原料はこの衝撃によ
り交錯して、原料中に繊維等を混入してあればこれらの
絡み合いも起こるから、先端原料は境目を生じないよう
に接合された2個所の接合部を生じてこれら接合部はい
ずれも他の部分と同様の組成となる。従って、このよう
に複数の接合部を要する成形品2でも従来は図5に鎖線
で示すように不可避的に生じたウエルドライン13を生
じなくて、図1〜図3に示す金型1で成形したと同様の
特性を有する成形品2が得られる。
い合成樹脂成形品2の成形を行うときは、図1のように
可動型1bと固定型1aとの間に排気隙間gができるよ
うに仮型締めし、送気路8に設けた弁体9を開いて、配
管11に設けた切換弁12を送気状態にする。すると、
高温気体が発生装置10からキャビティ3へ送られて排
気隙間gから排出されキャビティ3内を流通するから、
キャビティ3の表面温度は速やかに上がって成形適温に
達するから、この状態が持続されるように高温気体の流
動を持続しつつ、図2のように弁体9を閉じ、切換弁1
2を送気停止状態にして高温気体の供給を停止し、これ
に伴い、固定型1aと可動型1bとを排気隙間gがなく
なるように密着させる本型締めする。そして、溶融原料
4を2つのゲート7からキャビティ3へ充填すると、溶
融原料4は図5に示すように空間形成部1cにより分け
られたキャビティ3の一方と他方とを長手方向の中心へ
向かって流動してキャビティ3を満たして行く。このた
め、キャビティ3の溶融原料4が充填された部分は高温
気体がなくなるから、金型1に設けた冷却手段によりす
ぐに冷却されることになる。しかし、原料が充填されな
い部分は高温気体が存在するため加熱が続くもので、そ
の加熱状態は高温気体の金型への熱伝導による温度の低
下を充填原料による気体圧縮による気体の発熱で補うた
め、原料の充填開始から終了時まで一定に保つことも、
必要に応じて徐々に高まるように設定することもでき
る。また、高温気体による加熱は、キャビティ3の表面
だけでなくキャビティ3に充填される溶融原料4の流動
先端にも及び、この部分を充填の開始時から終了時まで
成形適温に保持し続ける。そして、キャビティ3への原
料充填が図5に示すように80〜90%に達したとき、
図3のように弁体9を開いて切換弁12を排気状態にす
れば、キャビティ3内の高温気体は即座に排出されてキ
ャビティ3内を大気圧にする。このため、充填圧を加え
られる溶融原料の2組の流動先端はそれぞれ加速されて
激しく衝突する。従って、両先端の原料はこの衝撃によ
り交錯して、原料中に繊維等を混入してあればこれらの
絡み合いも起こるから、先端原料は境目を生じないよう
に接合された2個所の接合部を生じてこれら接合部はい
ずれも他の部分と同様の組成となる。従って、このよう
に複数の接合部を要する成形品2でも従来は図5に鎖線
で示すように不可避的に生じたウエルドライン13を生
じなくて、図1〜図3に示す金型1で成形したと同様の
特性を有する成形品2が得られる。
【0013】図1〜図4に示す金型においては、キャビ
ティ3へ高温気体を送入する送気路8の開口8aの部分
に弁体9を設け、この弁体9を開くと送気路8と開口8
aが連通してキャビティ3へ高温気体が送られ、閉じる
とき通気路8と開口8aの連通が断たれるため、キャビ
ティ3へ送られる高温気体が止まるようにした。しか
し、図8、図9に示すように送気路8のキャビティ3へ
開口8aする部分に高温気体は通過させるが、溶融原料
4は通過させない例えば焼結金属等の部材13を装着し
て置けば、上記弁体9を省くことができるものである。
なお、図8、図9の金型1は、固定型1aのスプルー6
に近い部分に図3のように排気路14を設けて、この排
気路14のキャビティ2へ開口14aする側に高温気体
は通過させるが、溶融原料4は通過させない焼結金属等
の部材13を装着して置けば、この排気路14から高温
気体を排出してキャビティ3内に高温気体を流通させる
ことができるため、図1〜図3に示す金型1のように固
定型1aと可動型1bとの間に排気の隙間gを形成する
ための仮型締め操作を行う必要がなくなる。
ティ3へ高温気体を送入する送気路8の開口8aの部分
に弁体9を設け、この弁体9を開くと送気路8と開口8
aが連通してキャビティ3へ高温気体が送られ、閉じる
とき通気路8と開口8aの連通が断たれるため、キャビ
ティ3へ送られる高温気体が止まるようにした。しか
し、図8、図9に示すように送気路8のキャビティ3へ
開口8aする部分に高温気体は通過させるが、溶融原料
4は通過させない例えば焼結金属等の部材13を装着し
て置けば、上記弁体9を省くことができるものである。
なお、図8、図9の金型1は、固定型1aのスプルー6
に近い部分に図3のように排気路14を設けて、この排
気路14のキャビティ2へ開口14aする側に高温気体
は通過させるが、溶融原料4は通過させない焼結金属等
の部材13を装着して置けば、この排気路14から高温
気体を排出してキャビティ3内に高温気体を流通させる
ことができるため、図1〜図3に示す金型1のように固
定型1aと可動型1bとの間に排気の隙間gを形成する
ための仮型締め操作を行う必要がなくなる。
【0014】図9、図10は、キャビティ3への溶融原
料4の充填に際し、高温気体の排出を抑制してキャビテ
ィ3内に溶融原料の充填圧に対抗するカウンタープレッ
シャーを発生させ、このカウンタープレッシャーを充填
原料に作用させて成形性を向上させるのに適した金型1
を示すものである。この金型1の基本構成は、図1〜図
3に示すものと同様である。しかしながら、そのキャビ
ティ3に対する高温気体の供給と排出の手段が相違す
る。即ち、金型1のキャビティ3へ高温気体を給送して
その内部を流動させキャビティ3の表面を急速に昇温さ
せると高温気体の供給を停止し、これに伴いキャビティ
3へ高温気体を排出しながら溶融原料を充填するとき、
この充填原料に対してカウンタープレッシャーを作用さ
せるため、高温気体の排出量を抑制してキャビティ3に
カウンタープレッシャーに適した圧力を残存させると共
に、溶融原料4の流動先端が合流するときは、キャビテ
イ3に残る高温気体を強制的に排出し、キャビティ3を
負圧にして溶融原料4の流動先端の流速を増し、一層激
しい激突を起こさせる。従って、金型1の固定側1aと
可動側1bとの隙間をシール部材15により密閉させる
と共に、送気路8の開口8aを高温気体は通過させる
が、溶融原料4は通過させない焼結金属等の部材13を
介してキャビティ3に連通させ、配管11には切換弁1
2を設けて、その排気ポート12aにカウンタープレッ
シャー付与手段としてのリリーフ弁16と、タイマー1
7により開閉される弁18を備える真空タンク19とを
接続して、溶融原料の充填時はリリーフ弁16によりキ
ャビティ3にカウンタープレッシャーを発生させ、充填
の終期においては真空タンク19によりキャビティ3を
強制的に減圧して負圧となるようにしてある。
料4の充填に際し、高温気体の排出を抑制してキャビテ
ィ3内に溶融原料の充填圧に対抗するカウンタープレッ
シャーを発生させ、このカウンタープレッシャーを充填
原料に作用させて成形性を向上させるのに適した金型1
を示すものである。この金型1の基本構成は、図1〜図
3に示すものと同様である。しかしながら、そのキャビ
ティ3に対する高温気体の供給と排出の手段が相違す
る。即ち、金型1のキャビティ3へ高温気体を給送して
その内部を流動させキャビティ3の表面を急速に昇温さ
せると高温気体の供給を停止し、これに伴いキャビティ
3へ高温気体を排出しながら溶融原料を充填するとき、
この充填原料に対してカウンタープレッシャーを作用さ
せるため、高温気体の排出量を抑制してキャビティ3に
カウンタープレッシャーに適した圧力を残存させると共
に、溶融原料4の流動先端が合流するときは、キャビテ
イ3に残る高温気体を強制的に排出し、キャビティ3を
負圧にして溶融原料4の流動先端の流速を増し、一層激
しい激突を起こさせる。従って、金型1の固定側1aと
可動側1bとの隙間をシール部材15により密閉させる
と共に、送気路8の開口8aを高温気体は通過させる
が、溶融原料4は通過させない焼結金属等の部材13を
介してキャビティ3に連通させ、配管11には切換弁1
2を設けて、その排気ポート12aにカウンタープレッ
シャー付与手段としてのリリーフ弁16と、タイマー1
7により開閉される弁18を備える真空タンク19とを
接続して、溶融原料の充填時はリリーフ弁16によりキ
ャビティ3にカウンタープレッシャーを発生させ、充填
の終期においては真空タンク19によりキャビティ3を
強制的に減圧して負圧となるようにしてある。
【0015】上記金型1により合成樹脂成形品2の成形
を行うときは、金型1を排気の隙間gができるように仮
型締めして、切換弁12を送気状態にすると、高温気体
が発生装置10からキャビティ3へ流入して固定型1a
と可動型1bとの排気隙間gから排出されてキャビティ
3内を流動する。このため、キャビティ3の表面は急速
に原料の成形適温程度に加熱されるから、適温に加熱さ
れたとき切換弁12を送気停止状態にして高温気体の供
給を止め、金型1を本型締めしてキャビティ3をシール
部材15によりシールさせる。そして、ノズル5とスプ
ルー6を経てキャビティ3へ溶融原料4の充填を開始す
ると共に、切換弁12を図10のように排気状態にして
キャビティ3から高温気体を排出させるようにする。こ
の排気は溶融原料4のキャビティ3への充填が80%〜
90%に達するまではタイマー17が真空タンク19の
弁18を閉じているため、キャビティ3内の高温気体は
リリーフ弁16を介して排出される。従って、リリーフ
圧を必要とするカウンタープレッシャー圧に等しく設定
して置けば、充填原料はカウンタープレッシャーを受け
つつ充填されるが、充填量が80%〜90%以上に達す
るとタイマー17が弁18を開くため、キャビティ3内
の高温気体は真空タンク19に吸引されてキャビティ3
内を負圧にする。従って、溶融原料4の流動先端は大巾
に加速され、合流するときの衝撃が図1〜図3に示す金
型1の場合よりも更に激しい衝突を起こすから、双方の
先端原料は相互の交錯を衝撃の増加により助長されると
共に、繊維等が混入していればこれらの絡み合いをも助
長されて境目のない接合を行われれて、接合部の強度は
他の部分に匹敵して、透明製品においても接合部に白濁
を生じない。従って、全体的に平均した強度が要求され
る成形品や高い透明度が要求される製品でも十分に要求
を満たし得る成形品となる。しかも、このカウンタープ
レッシャー式は、溶融原料の充填に適当な抵抗が与えら
れるから、溶融合成樹脂はキャビティ2の各部表面へ完
全に圧着されてキャビティ2を完全に満たす満充填とな
り、型転写性がよく、質は緻密均一であって、光沢がよ
く、コールドスラッグ、シルバーライン、ジェッティン
グ等の諸欠陥のない製品が成形される。
を行うときは、金型1を排気の隙間gができるように仮
型締めして、切換弁12を送気状態にすると、高温気体
が発生装置10からキャビティ3へ流入して固定型1a
と可動型1bとの排気隙間gから排出されてキャビティ
3内を流動する。このため、キャビティ3の表面は急速
に原料の成形適温程度に加熱されるから、適温に加熱さ
れたとき切換弁12を送気停止状態にして高温気体の供
給を止め、金型1を本型締めしてキャビティ3をシール
部材15によりシールさせる。そして、ノズル5とスプ
ルー6を経てキャビティ3へ溶融原料4の充填を開始す
ると共に、切換弁12を図10のように排気状態にして
キャビティ3から高温気体を排出させるようにする。こ
の排気は溶融原料4のキャビティ3への充填が80%〜
90%に達するまではタイマー17が真空タンク19の
弁18を閉じているため、キャビティ3内の高温気体は
リリーフ弁16を介して排出される。従って、リリーフ
圧を必要とするカウンタープレッシャー圧に等しく設定
して置けば、充填原料はカウンタープレッシャーを受け
つつ充填されるが、充填量が80%〜90%以上に達す
るとタイマー17が弁18を開くため、キャビティ3内
の高温気体は真空タンク19に吸引されてキャビティ3
内を負圧にする。従って、溶融原料4の流動先端は大巾
に加速され、合流するときの衝撃が図1〜図3に示す金
型1の場合よりも更に激しい衝突を起こすから、双方の
先端原料は相互の交錯を衝撃の増加により助長されると
共に、繊維等が混入していればこれらの絡み合いをも助
長されて境目のない接合を行われれて、接合部の強度は
他の部分に匹敵して、透明製品においても接合部に白濁
を生じない。従って、全体的に平均した強度が要求され
る成形品や高い透明度が要求される製品でも十分に要求
を満たし得る成形品となる。しかも、このカウンタープ
レッシャー式は、溶融原料の充填に適当な抵抗が与えら
れるから、溶融合成樹脂はキャビティ2の各部表面へ完
全に圧着されてキャビティ2を完全に満たす満充填とな
り、型転写性がよく、質は緻密均一であって、光沢がよ
く、コールドスラッグ、シルバーライン、ジェッティン
グ等の諸欠陥のない製品が成形される。
【0016】また、本発明に係るウエルドラインを生じ
ない合成樹脂成形品は、原料の合成樹脂に耐熱性繊維を
混入する場合、溶融原料の流動先端が合流するとき溶着
適温を保つと共に、減圧による加速で先端の激突を起こ
させれば、先端原料の交錯に伴い混入した耐熱性繊維が
絡み合いを生じて一層溶着部の強度を増す作用をする。
更に、溶融原料に発泡剤が混入する場合は、高温気体に
カウンタープレシャーを掛けると、カウンタープレッシ
ャーにより原料に混入した発泡剤が成形品の表面へ出な
いように内部へ押さえ込まれて表面には発泡剤の影響が
出ない質が緻密で光沢がよい薄いスキン層を形成すると
共に、内部には発泡剤を集中してこの部分をよく発泡さ
せるためこの部分が十分に多孔化して、外観が良好な上
に軽量化、防音性、断熱性、緩衝性、等に優れた製品が
得られ、又、本発明に係る合成樹脂成形品は発泡剤や耐
熱繊維の他、炭酸カルシウム粉末、難燃剤、その他の特
性改善剤を混入した場合も同様に良好な成形品が得られ
る。
ない合成樹脂成形品は、原料の合成樹脂に耐熱性繊維を
混入する場合、溶融原料の流動先端が合流するとき溶着
適温を保つと共に、減圧による加速で先端の激突を起こ
させれば、先端原料の交錯に伴い混入した耐熱性繊維が
絡み合いを生じて一層溶着部の強度を増す作用をする。
更に、溶融原料に発泡剤が混入する場合は、高温気体に
カウンタープレシャーを掛けると、カウンタープレッシ
ャーにより原料に混入した発泡剤が成形品の表面へ出な
いように内部へ押さえ込まれて表面には発泡剤の影響が
出ない質が緻密で光沢がよい薄いスキン層を形成すると
共に、内部には発泡剤を集中してこの部分をよく発泡さ
せるためこの部分が十分に多孔化して、外観が良好な上
に軽量化、防音性、断熱性、緩衝性、等に優れた製品が
得られ、又、本発明に係る合成樹脂成形品は発泡剤や耐
熱繊維の他、炭酸カルシウム粉末、難燃剤、その他の特
性改善剤を混入した場合も同様に良好な成形品が得られ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1の効果 (1)キャビティへ充填される溶融原料の合流する流動
先端を成形適温に保持して激しく衝突させるから、先端
原料が交錯して境目のない接合部を生ずるため、業界多
年の要望にも関わらず実現し得なかったウエルドライン
を生じない成形品を実現して、全体に平均した強度が要
求される成形品や高い透明性が要求される成形品につい
ても充分に要求を満たし得る製品を提供することが可能
である。 (2)溶融原料に耐熱繊維等の補強材を混入した場合、
これらは流動先端が激突して原料の交錯を生じるとき、
相互の絡み合いを生じて溶着を一層強化するから、強度
本意の製品に特に有効である。 (3)キャビティへ供給された高温気体は、キャビティ
の表面と溶融原料の流動先端を加熱して成形終了まで成
形適温を保持するから、成形性が著しく向上して、型に
対する忠実度が高く、質は緻密均一であって、光沢がよ
く、コールドスラッグ、シルバーライン、ジェッティン
グの諸欠陥も生じない成形品を得ることもできる。 請求項2の効果 (1)キャビティ表面の加熱と溶融原料の保温及び、流
動先端の合流時の激突とを確実に行わせる得るから、ウ
エルドラインを生じない成形品を容易に安定的に成形で
きる。 (2)高温気体によりキャビティ表面の加熱と溶融原料
の流動先端の保温を行えば、溶融原料が成形適温に保持
されるため成形性が向上して、型に対する忠実度が高
く、質は緻密均一であり、且つ、光沢がよくて、コール
ドスラッグ、シルバーライン、ジェッティングの諸欠陥
も生じない成形品を容易に成形できる。 (3)キャビティ内へ高温気体を供給し、これを溶融原
料の充填に伴い排出するから、排出を抑制すると気体が
圧縮されて型への熱伝導による温度低下を補正され、定
温度の保持や必要に応じて温度を上げることもできる。 (4)キャビティ内で原料を加熱して流動性を良くする
から、充填原料の温度及び射出圧を低くし、型締め圧を
下げることもできる。 (5)キャビティの原料が充填された部分は熱源がなく
なり、型の冷却手段によりすぐに冷却に移れるため、成
形品の硬化が促進されて成形のサイクル向上にも有効で
ある。 請求項3の効果 (1)高温気体の排出を抑制して溶融原料にカウンター
プレッシャーを作用させて置くと、真空タンクでキャビ
ティを減圧する際の圧力差が大きくなり、原料流の加速
を増大させるから、先端原料の衝突は激しくなって原料
の交錯を助長し境目のない溶着の実現に寄与する。 (2)高温気体の排出を抑制するとキャビティ内の原料
にカウンタープレッシャが作用するから、非発泡の合成
樹脂原料の場合、カウンタープレッシャーにより型面へ
圧着されながらキャビティへ充満することとなり、型転
写性が向上すると共に、質が一層緻密均一になり、光沢
にも優れて、コールドスラッグ、ウエルドライン、シル
バーライン、ジェッティング、その他の欠陥の防止効果
も促進された製品が得られる。 (3)発泡合成樹脂原料の場合、これにカウンタープレ
ッシャーを作用させると発泡剤が表層下へ押さえ込まれ
るため、表面には極力薄くて状態がよいスキン層が形成
されると共に、内部は発泡剤の集中によって発泡が促進
されるから充分に多孔化されて計量化、断熱性、遮音
性、緩衝性等に優れた製品が得られる。 (4)ガラス繊維、炭酸カルシウム粉末、難燃剤、その
他を混合した合成樹脂の場合も、混合物が表層下へ押さ
え込まれて、表面は混合物の影響を受けない平滑面であ
り、内部は混合物により補強、難燃、その他の効果を十
分に付与された製品が得られる。
先端を成形適温に保持して激しく衝突させるから、先端
原料が交錯して境目のない接合部を生ずるため、業界多
年の要望にも関わらず実現し得なかったウエルドライン
を生じない成形品を実現して、全体に平均した強度が要
求される成形品や高い透明性が要求される成形品につい
ても充分に要求を満たし得る製品を提供することが可能
である。 (2)溶融原料に耐熱繊維等の補強材を混入した場合、
これらは流動先端が激突して原料の交錯を生じるとき、
相互の絡み合いを生じて溶着を一層強化するから、強度
本意の製品に特に有効である。 (3)キャビティへ供給された高温気体は、キャビティ
の表面と溶融原料の流動先端を加熱して成形終了まで成
形適温を保持するから、成形性が著しく向上して、型に
対する忠実度が高く、質は緻密均一であって、光沢がよ
く、コールドスラッグ、シルバーライン、ジェッティン
グの諸欠陥も生じない成形品を得ることもできる。 請求項2の効果 (1)キャビティ表面の加熱と溶融原料の保温及び、流
動先端の合流時の激突とを確実に行わせる得るから、ウ
エルドラインを生じない成形品を容易に安定的に成形で
きる。 (2)高温気体によりキャビティ表面の加熱と溶融原料
の流動先端の保温を行えば、溶融原料が成形適温に保持
されるため成形性が向上して、型に対する忠実度が高
く、質は緻密均一であり、且つ、光沢がよくて、コール
ドスラッグ、シルバーライン、ジェッティングの諸欠陥
も生じない成形品を容易に成形できる。 (3)キャビティ内へ高温気体を供給し、これを溶融原
料の充填に伴い排出するから、排出を抑制すると気体が
圧縮されて型への熱伝導による温度低下を補正され、定
温度の保持や必要に応じて温度を上げることもできる。 (4)キャビティ内で原料を加熱して流動性を良くする
から、充填原料の温度及び射出圧を低くし、型締め圧を
下げることもできる。 (5)キャビティの原料が充填された部分は熱源がなく
なり、型の冷却手段によりすぐに冷却に移れるため、成
形品の硬化が促進されて成形のサイクル向上にも有効で
ある。 請求項3の効果 (1)高温気体の排出を抑制して溶融原料にカウンター
プレッシャーを作用させて置くと、真空タンクでキャビ
ティを減圧する際の圧力差が大きくなり、原料流の加速
を増大させるから、先端原料の衝突は激しくなって原料
の交錯を助長し境目のない溶着の実現に寄与する。 (2)高温気体の排出を抑制するとキャビティ内の原料
にカウンタープレッシャが作用するから、非発泡の合成
樹脂原料の場合、カウンタープレッシャーにより型面へ
圧着されながらキャビティへ充満することとなり、型転
写性が向上すると共に、質が一層緻密均一になり、光沢
にも優れて、コールドスラッグ、ウエルドライン、シル
バーライン、ジェッティング、その他の欠陥の防止効果
も促進された製品が得られる。 (3)発泡合成樹脂原料の場合、これにカウンタープレ
ッシャーを作用させると発泡剤が表層下へ押さえ込まれ
るため、表面には極力薄くて状態がよいスキン層が形成
されると共に、内部は発泡剤の集中によって発泡が促進
されるから充分に多孔化されて計量化、断熱性、遮音
性、緩衝性等に優れた製品が得られる。 (4)ガラス繊維、炭酸カルシウム粉末、難燃剤、その
他を混合した合成樹脂の場合も、混合物が表層下へ押さ
え込まれて、表面は混合物の影響を受けない平滑面であ
り、内部は混合物により補強、難燃、その他の効果を十
分に付与された製品が得られる。
【図1】本発明に係るウエルドラインを生じない合成樹
脂成形品の成形を行う金型のキャビティへ高温気体を送
入してキャビティ表面の加熱を行う状態を示す説明図で
ある。
脂成形品の成形を行う金型のキャビティへ高温気体を送
入してキャビティ表面の加熱を行う状態を示す説明図で
ある。
【図2】同上金型のキャビティへ高温気体を排出しなが
ら溶融原料を充填する状態を示す説明図である。
ら溶融原料を充填する状態を示す説明図である。
【図3】同上金型のキャビティから溶融原料の充填終期
において高温気体を排出してキャビティの減圧を行う状
態を示す説明図である。
において高温気体を排出してキャビティの減圧を行う状
態を示す説明図である。
【図4】図3に示す状態を金型の可動側を除いて示す説
明図である。
明図である。
【図5】本発明に係るウエルドラインを生じない合成樹
脂成形品の一例を示す斜視図である。
脂成形品の一例を示す斜視図である。
【図6】同上成形品の他の例を示す斜視図である。
【図7】図1〜図3に示す金型の高温気体の送入部と排
出部とを変化させた例において高温気体を送入によりキ
ャビティを加熱する状態を示す説明図である。
出部とを変化させた例において高温気体を送入によりキ
ャビティを加熱する状態を示す説明図である。
【図8】同上金型のキャビティから高温気体を排出して
減圧する状態を示す説明図である。
減圧する状態を示す説明図である。
【図9】キャビティ内の溶融原料へカウンタープレッシ
ャーをかける金型においてキャビティへ高温気体を送入
してキャビティを加熱する状態を示す説明図である。
ャーをかける金型においてキャビティへ高温気体を送入
してキャビティを加熱する状態を示す説明図である。
【図10】同上金型のキャビティから高温気体を排出し
て減圧する状態を示す説明図である。
て減圧する状態を示す説明図である。
1 金型 1a 固定型 1b 可動型 2 合成樹脂成形品 3 キャビティ 4 溶融原料 8 送気路 10 高温気体発生装置 12 切換弁 15 カウンタープレッシャー付与手段 19 真空タンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウエルドラインを生じない合成樹
脂成形品の成形を行う金型のキャビティへ高温気体を送
入してキャビティ表面の加熱を行う状態を示す説明図で
ある。
脂成形品の成形を行う金型のキャビティへ高温気体を送
入してキャビティ表面の加熱を行う状態を示す説明図で
ある。
【図2】同上金型のキャビティへ高温気体を排出しなが
ら溶融原料を充填する状態を示す説明図である。
ら溶融原料を充填する状態を示す説明図である。
【図3】同上金型のキャビティから溶融原料の充填終期
において高温気体を排出してキャビティの減圧を行う状
態を示す説明図である。
において高温気体を排出してキャビティの減圧を行う状
態を示す説明図である。
【図4】図3に示す状態を金型の可動側を除いて示す説
明図である。
明図である。
【図5】図3に示す状態を他の金型の可動側を除いて示
す説明図である。
す説明図である。
【図6】本発明に係るウエルドラインを生じない合成樹
脂成形品の一例を示す斜視図である。
脂成形品の一例を示す斜視図である。
【図7】同上成形品の他の例を示す斜視図である。
【図8】図1〜図3に示す金型の高温気体の送入部と排
出部とを変化させた例において高温気体を送入によりキ
ャビティを加熱する状態を示す説明図である。
出部とを変化させた例において高温気体を送入によりキ
ャビティを加熱する状態を示す説明図である。
【図9】同上金型のキャビティから高温気体を排出して
減圧する状態を示す説明図である。
減圧する状態を示す説明図である。
【図10】キャビティ内の溶融原料へカウンタープレッ
シャーをかける金型においてキャビティへ高温気体を送
入してキャビティを加熱する状態を示す説明図である。
シャーをかける金型においてキャビティへ高温気体を送
入してキャビティを加熱する状態を示す説明図である。
【図11】同上金型のキャビティから高温気体を排出し
て減圧する状態を示す説明図である。
て減圧する状態を示す説明図である。
【符号の説明】 1 金型 1a 固定型 1b 可動型 2 合成樹脂成形品 3 キャビティ 4 溶融原料 8 送気路 10 高温気体発生装置 12 切換弁 15 カウンタープレッシャー付与手段 19 真空タンク
Claims (3)
- 【請求項1】 金型のキャビティへ溶融原料を充填して
成形を行うとき、溶融原料の流動先端が合流して接合部
を生ずる合成樹脂成形品であって、 この合成樹脂成形品の接合部を生ずる流動先端が、合流
するまで加熱によって成形適温を保持しており、 合流時は、激しく衝突して両方の先端原料が交錯した接
合部を生ずるものであることを特徴とするウエルドライ
ンを生じない合成樹脂成形品。 - 【請求項2】 金型のキャビティに高温気体を流動さ
せ、 キャビティ表面と充填される溶融原料の流動先端とを加
熱させて、 流動先端を合流時まで成形適温に保持させ、 流動先端が合流するとき、この部分の流速を高温気体の
急排出により激しい衝突が起こるように加速させること
を特徴とするウエルドラインを生じない合成樹脂成形品
の成形方法。 - 【請求項3】 金型のキャビティへ送入する高温気体に
カウンタープレッシャーを掛けたことを特徴とする請求
項2記載のウエルドラインを生じない合成樹脂成形品の
成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36468197A JPH11179772A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ウエルドラインを生じない合成樹脂成形品とその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36468197A JPH11179772A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ウエルドラインを生じない合成樹脂成形品とその成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11179772A true JPH11179772A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18482409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36468197A Pending JPH11179772A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ウエルドラインを生じない合成樹脂成形品とその成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11179772A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004074270A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-03-11 | Ube Machinery Corporation Ltd | 半溶融金属成形用金型 |
| JP2010264645A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Mazda Motor Corp | 発泡樹脂成形品の成形方法および成形装置 |
| JP2020116795A (ja) * | 2019-01-22 | 2020-08-06 | マツダ株式会社 | 発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置 |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP36468197A patent/JPH11179772A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004074270A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-03-11 | Ube Machinery Corporation Ltd | 半溶融金属成形用金型 |
| JP2010264645A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Mazda Motor Corp | 発泡樹脂成形品の成形方法および成形装置 |
| JP2020116795A (ja) * | 2019-01-22 | 2020-08-06 | マツダ株式会社 | 発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置 |
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