JPH11179993A - 印刷処理装置、方法、及び記憶媒体 - Google Patents

印刷処理装置、方法、及び記憶媒体

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JPH11179993A
JPH11179993A JP9363844A JP36384497A JPH11179993A JP H11179993 A JPH11179993 A JP H11179993A JP 9363844 A JP9363844 A JP 9363844A JP 36384497 A JP36384497 A JP 36384497A JP H11179993 A JPH11179993 A JP H11179993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の所望の文書データを所望の形態で確実
に連続的に印刷できるようにする。 【解決手段】 作成された文書データを印刷対象のデー
タとして中間データ形式で保存しておき、この保存され
た文書データの中から合成対象の文書データが指定され
ると、その指定された指定された文書データと印刷指示
がなされた時点で作成されていた文書データとを自動的
に合成し、その合成された文書データを1つの印刷ジョ
ブとして出力するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の文書データ
を合成して印刷する場合の印刷処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置上でアプリケーションプログラム(以下、アプ
リケーションという)により作成した文書データを、該
情報処理装置に接続されたプリンタにより印刷すべく、
上記アプリケーション上で印刷を指示すると、1回の印
刷指示で指示された印刷データは、印刷開始命令から印
刷終了命令で挟まれた1つの印刷ジョブとして処理され
る。
【0003】また、複数の文書データ等を印刷する場合
には、オペーレータは各文書データに対して個別に印刷
を指示するが、この場合にも、プリンタ側では、個別に
印刷指示された各印刷データは、それぞれ1つの印刷ジ
ョブとして処理され、印刷ジョブの最後、すなわち印刷
終了命令を受取ると物理ページの紙送りを行い、次の印
刷ジョブを受取ったときには、物理ページの先頭から印
刷を開始する。
【0004】また、一般に、或る印刷ジョブを受付けて
いる間は他の印刷ジョブを受付けないように構成されて
いる。また、文書データ等の印刷実行の際、印刷形態と
して、2ページ、或いは4ページなど複数の論理ページ
(Nページ)を縮小配置し、物理ページ1ページに印刷
するN−UP印刷機能が実現されている。さらに、両面
印刷機能を備えたプリンタにおいては、両面印刷の実行
モードを情報処理装置側で指定してプリンタに送信する
と、情報処理装置側で他の特別な処理を行うことなく、
プリンタ側で両面印刷を実行するように構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、複数の文書データを1つのまとまった文晝データと
して連続して印刷したいとき、文書データ数分の印刷実
行を指示すると、印刷データは複数の印刷ジョブとして
プリンタに送られるため、印刷ジョブと印刷ジョブの間
に、予期しない他の印刷ジョブが割込む可能性がある。
この問題は、ネットワーク上で共有しているプリンタを
用いて印刷する際に特に顕著であり、連続して印刷しよ
うとした印刷ジョブの間に、ネットワーク上の他の情報
処理装置により指示された印刷ジョブが割込まれて印刷
されてしまい、意図する連続印刷を行えない場合があ
り、このような場合には、最終的に印刷された物理ペー
ジを振り分ける作業を行う必要があった。
【0006】また、複数の文書データをN−UP印刷す
べく、文書データ数分の印刷実行を指示すると、印刷デ
ータは複数の印刷ジョブとしてプリンタに送られるた
め、印刷ジョブと印刷ジョブの問に物理ページの紙送り
を行ってしまう。このため、Nで割り切れないページ数
で構成された文書データの次の文書データの先頭ページ
は、新しい物理ページの先頭に印刷されてしまい、意図
する連続したN−UP印刷を行うことができなかった。
【0007】また、複数の文書データを両面印刷すべ
く、文書データ数分の印刷実行を指示した場合にも、印
刷データは複数の印刷ジョブとしてプリンタに送られる
ため、印刷ジョブと印刷ジョブの問に物理ページの紙送
りを行ってしまう。このため、奇数ペ−ジの文書データ
の次の文書データの先頭ページは、前の文書データの最
終ページの裏面には印刷されず、新しい物理ペ−ジの表
面に印刷されてしまい、意図する連続した両面印刷を行
うことができなかった。
【0008】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その課題は、複数の所望の文書データを所望の
形態で確実に連続的に印刷できるようにすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による印刷処理装置は、文書データを作成す
る作成手段と、前記作成手段により作成された文書デー
タを印刷対象のデータとして保存する保存手段と、前記
保存手段により保存された文書データの中から合成対象
の文書データを選択して指定する指定手段と、前記指定
手段により指定された文書データと印刷指示がなされた
時点で前記作成手段により作成されていた文書データと
を合成する合成手段と、前記合成手段により合成された
文書データを1つの印刷ジョブとして出力する出力手段
とを備えている。
【0010】また、本発明による印刷処理方法は、文書
データを作成する作成工程と、前記作成工程により作成
された文書データを印刷対象のデータとして保存する保
存工程と、前記保存工程により保存された文書データの
中から合成対象の文書データを選択して指定する指定工
程と、前記指定工程により指定された文書データと印刷
指示がなされた時点で前記作成工程により作成されてい
た文書データとを合成する合成工程と、前記合成工程に
より合成された文書データを1つの印刷ジョブとして出
力する出力工程とを備えている。
【0011】また、本発明による記憶媒体は、文書デー
タを作成する作成ルーチンと、前記作成ルーチンにより
作成された文書データを印刷対象のデータとして保存す
る保存ルーチンと、前記保存ルーチンにより保存された
文書データの中から合成対象の文書データを選択して指
定する指定ルーチンと、前記指定ルーチンにより指定さ
れた文書データと印刷指示がなされた時点で前記作成ル
ーチンにより作成されていた文書データとを合成する合
成ルーチンと、前記合成ルーチンにより合成された文書
データを1つの印刷ジョブとして出力する出力ルーチン
とを含む印刷処理プログラムを記憶している。
【0012】また、本発明では、前記出力手段,工程,
ルーチンは、前記合成手段,工程,ルーチンにより合成
された文書データをジョブ開始命令とジョブ終了命令と
で挟んで出力することにより、1つの印刷ジョブとして
出力している。
【0013】また、本発明では、前記印刷処理装置は、
ネットワーク上に接続された情報処理装置と印刷装置に
より構成され、前記作成手段、保存手段、指定手段、合
成手段、及び出力手段は、該情報処理装置に搭載されて
いる。
【0014】また、本発明では、前記印刷処理方法を用
いて行われる印刷処理は、ネットワーク上に接続された
情報処理装置と印刷装置により実行され、前記作成工
程、保存工程、指定工程、合成工程、及び出力工程は、
該情報処理装置により実行されている。
【0015】また、本発明では、前記印刷処理プログラ
ムを用いて行われる印刷処理は、ネットワーク上に接続
された情報処理装置と印刷装置により実行され、前記作
成ルーチン、保存ルーチン、指定ルーチン、合成ルーチ
ン、及び出力ルーチンを含む前記印刷処理プログラム
は、該情報処理装置により実行されている。
【0016】また、本発明では、前記保存手段,工程,
ルーチンは、前記印刷装置に実際に出力するデータ形式
とは異なる中間データ形式で前記文書データを保存して
いる。
【0017】また、本発明では、前記指定手段,工程,
ルーチンは、印刷モードとして、印刷対象の文書データ
を前記保存手段,工程,ルーチンにより保存する保存モ
ード、印刷対象の複数の文書データを前記合成手段,工
程,ルーチンにより合成する合成モード等を設定するた
めのユーザインターフェイス画面を表示する表示制御手
段,工程,ルーチンを含んでいる。
【0018】また、本発明では、前記表示制御手段,工
程,ルーチンは、前記保存モード時の前記ユーザインタ
ーフェイス画面上に、前記保存手段,工程,ルーチンに
より文書データを保存する際のファィル名を指定する欄
を表示している。
【0019】また、本発明では、前記表示制御手段,工
程,ルーチンは、前記合成モード時の前記ユーザインタ
ーフェイス画面上に、前記保存手段,工程,ルーチンに
より保存された文書データを合成対象の文書データの候
補として一覧表示させるためのスイッチボタンを表示し
ている。
【0020】また、本発明では、前記表示制御手段,工
程,ルーチンは、前記合成モード時の前記ユーザインタ
ーフェイス画面上に、前記合成手段,工程,ルーチンに
よる合成順番を予め付した形で合成対象の複数の文書デ
ータを指定する欄を表示している。
【0021】また、本発明では、前記表示制御手段,工
程,ルーチンは、前記合成モード時の前記ユーザインタ
ーフェイス画面上に、N−UP印刷、両面印刷等の特殊
な印刷形態で印刷を行うか否かを指定するためのスイッ
チボタンを表示している。
【0022】また、本発明では、前記表示制御手段,工
程,ルーチンは、前記合成モード時の前記ユーザインタ
ーフェイス画面上に、複数の文書データ間で改ページを
行うか否かを指定するためのスイッチボタンを表示して
いる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0024】[第1の実施の形態]図1は、本発明の実
施の形態における印刷処理装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。図1中、1はパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置であり、ビデオメモリ(VRAM)3、表
示部(CRT)4、キーボード(KBD)5、ポインテ
ィングデバイス(PD)6、ディスクコントローラ部
7、フロッピーディスク(FD)8、ハードディスク装
置(HD)9、接続部10、CPU11、RAM12、
及びROM13を主要な構成要素とし、これらの構成要
素がシステムバス2を介して互いに接続されている。
CPU11は後述する図2等のフローチャートで表わさ
れるプログラムに従って情報処理装置1全体を制御する
ものである。また、RAM12は、CPU11の主メモ
リとしてプログラムを格納すると共に、CPU11によ
る制御実行時にワークデータエリアとして利用される。
【0025】ディスクコントローラ部7は、フロッピー
ディスク8、ハードディスク装置9等の外部記憶装置と
のアクセス制御を行うものである。ハードディスク装置
9及びフロッピーディスク8は、ディスク上の磁気記憶
媒休にデータを読み書きする装置であり、各種図形デー
タや文書データ、更にはRAM13にダウンロードされ
て実行される情報処理装置1のブートプログラム、CP
U11の制御プログラムであるオペレーティングシステ
ム(OS)、各種アプリケーション・プログラム(以
下、アプリケーションという)、プリンタ制御コマンド
(印刷データ)生成プログラム(プリンタドライバ)、
及び印刷データの合成機能等を有する印刷システムプロ
グラムなどを記憶する。なお、この外部記憶装置として
は、ハードディスク装置やフロッピーディスクだけでな
く、磁気テープ、CD−ROM、1Cメモリカード、D
VD等を使用することも可能である。
【0026】ROM13は内部メモリであり、前述のハ
ードディスク装置9やフロッピーディスク8等と同様に
各種データや基本I/Oプログラム等のプログラムを記
憶している。また、表示部4は、情報処理装置1におい
て文字、図形等により構成される文書データやコマンド
メニュー等のユーザインターフェイス(UI)、オペレ
ータへのメッセージ等を表示するものであり、CRT
(陰極線管)、液晶ディスプレイ等により構成されてい
る。ビデオメモリ3は、表示部4に表示すべきデータを
ビットマップデータとして記憶している。
【0027】キーボード5、及びポインティングデバイ
ス6は、各種のデータやコマンド、或は印刷モード等の
設定情報を入力するものである。この際、キーボード
5、またはポインティングデバイス6により、表示部4
の表示画面に表示されたコマンドメニューのコマンドイ
メージ等を選択することにより、そのコマンドの実行や
印刷モードを指示することができる。
【0028】10は接続部であり、セントロニクスイン
ターフェイスや、ネットワークインターフェイス等の所
定の双方向インターフェース14を介してプリンタ装置
15の接続部17に接続し、プリンタ制御コマンド(印
刷データ)を送信するなど、プリンタ装置15との通信
制御処理を実行する。
【0029】プリンタ装置15は、接続部17、印刷部
(プリンタエンジン)18、操作部19、外部メモリ2
0、CPU21、RAM22、及びROM23を主要な
構成要素とし、これらの構成要素がシステムバス16を
介して互いに接続されている。CPU21は、プリンタ
製置15全体を制御するものである。CPU21は、R
OM23、或いは外部メモリ20に記憶された制御プロ
グラムに従って、接続部17で受信したプリンタ制御コ
マンド(印刷データ)に基づいて画像信号を生成し、印
刷部18に出力する。
【0030】RAM22は、CPU21の主メモリとし
て機能し、CPU21による制御実行時にワークデータ
エリア等として使用される。外部メモリ20は、オプシ
ョンとして搭載することも可能であり、フォントデー
タ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を
記憶する。
【0031】ROM23はプリンタ内部メモリであり、
外部メモリ20と同様に、各種データや本プリンタ装置
15を制御するプリンタ制御プログラム等を記憶してい
る。また、印刷部18は、プリンタエンジンであり、C
PU21の制御の下にシステムバス16を介して出力さ
れた画像信号に基づいて、実際の印刷動作を行う。
【0032】操作部19は、操作パネルや操作スイッチ
等の入力部、及び操作内容等を表示するLED、液晶パ
ネル等の表示部等により構成され、本プリンタ装置15
の各種設定を指示したり確認するために利用される。接
続部17は、双方向インターフェース14を介して情報
処理装置1からプリンタ制御コマンド(印刷データ)を
受信し、プリンタ内部の状態等を通知するために利用さ
れる。
【0033】次に、図2、図3を参照しながら、本印刷
処理装置が動作を行うための前処理を説明する。
【0034】情報処理装置1の電源がONされると、ま
ず、ROM13に格納された基本1/Oプログラム中の
イニシャルプログラムローディング(IPL)機能によ
り、ハードディスク9、或いはフロッピーディスク8等
の外部記憶メモリに記憶されたオペレーティングシステ
ム(OS)がRAM12に読込まれて起動され、表示部
4の表示画面にコマンドメニューのコマンドイメージ等
が表示される。
【0035】次に、キーボード5、ポインティングデバ
イス6の操作により、表示に係るコマンドメニューの中
からアプリケーションの実行が選択されると、ハードデ
ィスク9、或いはフロッピーディスク8等の外部記憶装
置に記憶されたアプリケーションがRAM12に読込ま
れて起動される。そして、アプリケーション上で印刷が
指示されると、ハードディスク9、或いはフロッピーデ
ィスク8等の外部記憶装置に記憶された印刷データ(文
書データファイル)の合成機能等を有する印刷処理プロ
グラム、およびプリンタ制御コマンド生成プログラム
(プリンタドライバ)がRAM12に読込まれ、印刷処
理プログラムが起動される。
【0036】本形態では、印刷処理プログラム及び関連
データはフロッピーディスク8に記憶されており、その
記憶内容を図3に示す。フロッピーディスク8に記憶さ
れた印刷処理プログラム及び関連データは、ディスクコ
ントローラ部7を通じて情報処理装置1にロードされ
る。すなわち、フロッピーディスク8をディスクコント
ローラ部7にセットすると、OS及び基本1/Oプログ
ラムの制御のもとに印刷処理プログラム及び関連データ
がフロッピーディスク8から読出され、RAM12にロ
ードされて印刷処理が可能となる。図2は、印刷処理プ
ログラムがRAM12にロードされ実行可能となった状
態でのRAM12のメモリマップを示したものである。
【0037】次に、本形態に特有な印刷データの合成機
能を含む印刷処理の概要を説明する。図2のメモリマッ
プの状態で、アプリケーションにより文書データの印刷
処理を指定し、更に印刷ジョブの保存モードを指定する
と、印刷ジョブを保存するファイルの名称を指定するた
めのUI画面が表示される。そこで、このUI画面上で
保存ファイル名称を指示すると、アプリケーションから
受取った文書データが中間データ書込みプログラムによ
り中間データに変換され、指定に係るファィル名で保存
される。
【0038】一方、アプリケーションにより文書データ
の印刷処理を指定し、更に印刷ジョブの合成モードを指
定すると、印刷ジョブ(中間データ)のファイル名称、
及び合成順序を指示するためのUI画面が表示される。
そこで、合成したいファイル名称及び順序を指示する
と、指定された複数の中間データファイルを合成可能か
否かのチェックが中間データ合成プログラムにより行わ
れ、合成可能ならば、中間データ書込みプログラムによ
り、アプリケーションから今回受取った文書データを中
間データに変換して一時保存し、合成ファイルとして指
定された中間データファイルを指定された順序に従って
合成して新たな中間データとし、さらに一時保存された
今回の中間データと上記合成に係る新たな中間データと
を合成し、この合成された中間データをプリンタ制御コ
マンド生成プログラム(プリンタドライバ)、或はその
前段ステップに介在するプログラムに順次出力し、最終
的に前記プリンタ制御コマンド生成プログラム(プリン
タドライバ)により、上記中間データに基づいてプリン
タ制御コマンド(印刷データ)が生成されて印刷が実行
される。
【0039】次に、図4のフローチャートに従って、印
刷処理を説明する。まず、図4のステップS401で、
印刷モードとして、印刷ジョブ合成モード、印刷ジョブ
保存モードのいずれかを指定する。 次に、ステップS
402で印刷を指定する。この印刷モードおよび印刷の
指定は、表示部3に表示されたUI画面上のコマンドメ
ニユ−のコマンドイメージ等を、キーボード5及びポイ
ンティングデバイス6の操作により選択することにより
行う。
【0040】次に、ステップS401で指定した印刷モ
ードが合成モード、保存モードのいずれであるかを判別
する(ステップS403)。その結果、印刷モードが保
存モードであれば、現在印刷指定されているジョブ、す
なわちアプリケーションから受取った文書データを中間
データに変換し、その中間データをフロッピーディスク
8、またはハードディスク装置9に保存して(ステップ
S404)、終了する。
【0041】一方、合成モードが指定されている場合
は、現在印刷指定されている印刷ジョブについて中間デ
ータを生成し、RAM12に一時保存する(ステップS
405)。そして、一時保存された中間データとステッ
プS401で指定された保存ファイルの合成結果とを合
成して新たな中間データを生成し、その新たな中間デー
タを次のステップS407で読込み可能な命令に変換し
て出力する(ステップS406)。ステップS407で
は、ステップS406で合成され出力された命令をプリ
ンタ制御コマンド(印刷データ)に変換し、プリンタ装
置15に出力する。すなわち、ステップS406で出力
された中間データの各レコードに対応する描画命令を順
次入力し、プリンタ制御コマンド(印刷データ)に変換
してプリンタ装置15に出力して、印刷処理を終了す
る。このステップS407で行われる処理は、プリンタ
制御コマンド生成プログラム(プリンタドライバ)が請
け負う通常の印刷処理である。
【0042】次に、上記ステップS401での印刷モー
ドの指定方法を、図5、図6を用いて詳細に説明する。
【0043】図5は、図4のステップS401におい
て、印刷モードを指定する際の印刷モード指定用UI画
面を示したものである。図5中、aは印刷ジョブ保存を
指定するボタンスイッチであり、bは印刷ジョブ合成を
指定するボタンスイッチである。a、bのスイッチは背
反であり。どちらか一方のモードを選択的に指定可能と
なっている。図5では、デフォルトのモードとしてジョ
ブ保存モードを示しており、ジョブ保存ボタンスイッチ
aが黒に反転している。また、cはジョブ保存のとき保
存するファイル名を指定するエリアである。このエリア
cで指定されたファイル名が上記ステップS404での
中間データ保存の際の保存ファイル名称となる。この保
存ファイル名を指定するエリアcは、上記ジョブ保存ボ
タンスイッチaが選択されているときに表示される。
【0044】図5中のdは、OKボタンスイッチであ
り、指定した印刷モード、保存ファイル名を確定すると
きに選択する。また、eはキャンセルボタンであり、指
定した印刷モード、保存ファイル名をキャンセルすると
きに選択するものである。
【0045】図6は、図4のステップS401におい
て、印刷モードを指定する際のジョブ合成モードの指定
用UI画面を示したものである。このUI画面は図5の
印刷モード指定用UI画面でジョブ合成用のボタンスイ
ッチbを選択した場合に表示される。図6中、fは合成
すべきファイルのファイル名を指定するエリアである。
この合成ファイル名指定エリアfは、番号表示エリアと
それに対応したファイル名称を入力する2つのエリアに
より構成されている。この番号表示エリアに表示された
番号は、合成するファイルの合成順番を示している。す
なわち、番号1と対応して入力された合成対象のファイ
ルを先頭に、番号2、3、…と対応して入力された合成
対象のファイルの順に合成し、この合成内容と現在印刷
指定されている印刷ジョブとを合成すること示してい
る。また、図6中のgは参照ボタンであり、合成ファイ
ル名入力エリアfに入力すべき合成ファイル名をキーボ
ードから入力するのではなく、一覧から選択して入力さ
せるためのリストを表示するものである。すなわち、こ
の参照ボタンgを選択すると、フロッピーディスク8、
またはハードディスク装置9に保存された中間データの
保存ファイルのー覧、或いは保存場所のディレクトリ構
成の一覧等のリストが、合成対象の文書データの候補と
して表示され、そのリスト中のファイル名を選択すると
カレントの合成ファイル名入力欄に選択したファイル名
が入力される。
【0046】図5、図6のUI画面においてOKボタン
dを選択して印刷モードや各種指定内容を確定すると、
印刷モード及び保存ファイル名、或いは合成ファイル名
等の情報は一時的にRAM12のワーク領域に格納さ
れ、後のステップで参照可能となる。なお、プリンタ装
置15が両面印刷機能をサポートしている場合は、この
UI画面で両面印刷を指示することも可能である。
【0047】次に、図4のステップS404での中間デ
ータ生成方法について、図7、図8を用いて詳細に説明
する。
【0048】図7は、図4のステップS402におい
て、アプリケーション等から印刷実行を指定した時に印
刷処理プログラムに渡される文書データの捕画命令を示
したものである。描画命令は、図7に示すように、「ジ
ョブ開始命令」から始まり「ジョブ終了命令」で終わ
る。プリンタ初期化命令部は、「ジョブ開始命令」の次
に現れる命令群であり、「用紙サイズ指定命令」、「印
刷方向指定命令」等からなっている。
【0049】プリンタ初期化命令部の次に現れる描画命
令部は、「文字印字命令」、「色指定命令」、「図形描
画命令」、「イメージ描画命令」、「改ページ命令」等
により構成されている。「色指定命令」は「文字印字命
令」、「図形描画命令」の対象となる文字、図形の色を
予め指定しておく命令であり、RGB形式で指定する。
また、「イメージ描画命令」には、一般的なイメージデ
ータ形式として、データ部にRGB形式のカラーデータ
テーブルが含まれており、イメージ描画の際の各ピクセ
ルの色は、各ピクセル値がこのカラーテーブルのインデ
ックスを示すことで指定される。「イメージ描画命令」
には、他に、ビットマップデータおよび幅、高さ、描画
位置座標情報等が含まれている。また、「文字印字命
令」には、文字種、文字コード、文字印字位置座標、文
字幅、文字高さ、文字送り幅、行送り高き等の情報が含
まれ、「図形描画命令」には、描画図形の種類、属種、
描画位置座標情報等が含まれている。
【0050】図4のステップS404における中間デー
タ生成処理では、図7に示した描画命令を順に入力し、
それに対する中間レコード(図8参照)を順にファイル
出力することで中間データを生成する。すなわち、図7
における「ジョブ関始命令」は「ジョブ開始レコード」
として、「ジョブ終了命令」は「ジョブ終了レコード」
として、それぞれファイルの先頭及び最後に記述されて
いる。また、プリンタ初期化命令部、および描画命令部
の各命令も、それぞれ対応したレコードとしてそれぞれ
順番に記述されている。なお、複数の描画命令を1つに
まとめたレコードにすることも可能である。
【0051】図8に示す中間データのレコードは、ステ
ップS401で指定された保存ファイル名をつけて、ハ
ードディスク装置9等の記憶装置に記憶される。
【0052】次に、図4のステップS406での中間デ
ータ合成方法について、図9、図10を用いて詳細に説
明する。
【0053】図9は、図4のステップS406における
中間データ合成/出力処理を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS901にて、図4のステップS4
01で合成対象として指定された中間データファイルの
全てをチェックする。すなわち、各中間データファイル
には、図8に示したように、例えば、用紙サイズ情報と
いったプリンタ初期化レコードが記述されているので、
合成対象の中間データファイル中のプリンタ初期化レコ
ード部を調べ、用紙サイズ情報等のプリンタ初期化情報
が一致しているか否かをチェックし、一致していればチ
ェックフラグをOKにセットし、−致していなければN
Gにセットする。
【0054】次に、上記チェックフラグがOKにセット
されているか否かを判別する(ステップS902)。そ
の結果、チェックフラグがNGにセットされていれば、
本印刷処理を中断すべく、ステップS903に進んで
「合成すべきファイル中のデータの属性が一致しないた
め合成できません」等のメッセージを表示し、終了す
る。
【0055】一方、チェックフラグにOKがセットされ
ていれば、図4のステップS407で読込み可能なジョ
ブ開始命令を出力する(ステップS904)。そして、
ステップS901でチェックしたプリンタ初期化レコー
ドを図4のステップS407で読込み可能なプリンタ初
期化命令に変換して出力する(ステップS905)。次
に、指定された合成対象のファイル名に相当する中間デ
ータファイルを図6の番号順に1つずつオープンする
(ステップS906)。なお、このステップS906で
は、図4のステップS405で一時保存したカレントの
印刷ジョブに対する中間データファイルのオープン処理
をも最後に行う。
【0056】次に、オープンした中間データファイルの
描画レコード部を読込み(ステップS907)、図4の
ステップS407で読込み可能な描画命令に変換して出
力する。次に、現在オープンしている中間データファイ
ルをクローズし(ステップS909)、図6で指定され
た合成対象のファイルのうち、ステップS906〜S9
09の処理を行っていないファイルが存在するか否かを
判別する(ステップS910)。その結果、処理を行っ
ていない合成対象のファイルが存在する場合には、その
ファイルについて同様の処理を行うべくステップS90
6に戻る。なお、ステップS910では、図4のステッ
プS405で一時保存したカレントの印刷ジョブに係る
中間データファイルに対して、ステップS906〜S9
09の処理を行ったか否かの判別処理をも行い、このフ
ァィルに対して処理を行っていない場合には、同様にス
テップS906に戻る。すなわち、ステップS906〜
S910のサイクリックな処理により、複数の印刷ジョ
ブ(文書データ)の合成処理がなされることとなる。
【0057】ステップS910にて、カレントの印刷ジ
ョブの中間デ−タファイルも合成し終えたと判別された
場合には、図4のステップS407で読込み可能なジョ
ブ終了命令を出力して(ステップS911)、終了す
る。
【0058】図10は、図4のステップS406(図9
の処理)で最終的に出力された全命令を例示した図であ
る。図10の描画命令部1は、図6で第1番目として指
定された合成対象のファイル名に相当する中間データフ
ァイルの描画レコード部を、図9のステップS908で
描画命令に変換したものである。また、描画命令部2
は、同様に、第2番目として指定された中間データファ
イルの描画レコード部を描画命令に変換したものであ
る。さらに、描画命令部3は、図4のステップS406
で一時保存されたカレントな印刷ジョブの中間データフ
ァイルの描画レコード部を描画命令に変換したものであ
る。
【0059】これらプリンタ初期化命令部と描画命令部
とは、図9のステップS904で出力したジョブ開始命
令と同ステップS911で出力したジョブ終了命令とで
挟まれており、図4のステップS407以降では1つの
印刷ジョブとして認識される。
【0060】図11は、上記の印刷処理による印刷結果
例を示す概念図であり、図11(a)は、通常の片面印
刷例を示し、図11(b)は、両面印刷例を示してい
る。図11(a)、(b)において、J1−L1は合成
前の印刷ジョブ1の1ページ目を意味し、J2−L1は
合成前の印刷ジョブ2の1ペ−ジ目、J2−L2は合成
前の印刷ジョブ2の2ページ目を表している。すなわ
ち、Jに続く番号は合成前の印刷ジョブの順番、Lに続
く番号はその印刷ジョブ内のページ番号を表している。
図11の例では、3つの印刷ジョブを合成した例を示し
ており、J1−L1からJ3−L3までを1つの印刷ジ
ョブとして扱って連続して印刷した様子を表している。
【0061】図11(b)の両面印刷の例において括弧
で括られた部分は、裏面に印刷されていることを表して
いる。この両面印刷の例においては、合成前の印刷ジョ
ブ1の1ページ目(最終ページ)であるJ1−L1と印
刷ジョブ2の1ページ目(先頭ページ)であるJ2−L
1とが、同一用紙上の表面と裏面に印刷されている。ま
た、J2−L4とJ3−L1も同一用紙上の表面と裏面
に印刷されており、印刷ジョブ、すなわち文書データの
間で区切れ(紙送り)がなく連続して印刷されている。
【0062】このように、複数の印刷ジョブ(文書デー
タファィル)を1つの纏まった文書データとして連続的
に印刷するために、複数の文書データファィルが印刷対
象として指定された場合に、それら文書データファィル
を自動的に合成し、その合成データを1つの印刷ジョブ
として印刷するように構成したので、印刷対象の文書デ
ータと文書データの間にオペレータが予期しない他の文
書データが割込むことなく連続印刷を行うことが可能と
なる。また、複数の文書データを両面印刷する際に、文
書データ間で物理ページの紙送りを行うことなく、奇数
ページで構成された文書データの次の文書データの先頭
ページをも、前の文書データの最終ページの裏面に連続
して印刷することが可能となる。さらに、物理ページの
紙送り回数が低減されるので、印刷用紙を節約すること
も可能となる。
【0063】[第2の実施の形態]第2の実施形態で
は、第1の実施形態のように複数の文書データを合成し
て1つの印刷ジョブとして連続印刷する場合に、複数の
論理ページ(Nページ)を縮小配置して物理1ページに
印刷するN−UP印刷、或いはN−UP印刷と両面印刷
とを組合わせた印刷等のページハンドリングを指定でき
るように構成している。
【0064】この第2の実施形態における処理が第1の
実施形態における処理と異なる点は、図4のステップS
401における印刷モード指定処理、及びステップS4
06における中間データ合成/出力処理のみであり、そ
の他の処理は同じである。従って、ここでは、第2の実
施形態における印刷モード指定処理を図12を用いて説
明し、第2の実施形態における中間データ合成/出力処
理を図13、図14を用いて説明し、残りの処理は説明
を省略する。
【0065】図12は、第2の実施形態において、印刷
モードとしてジョブ合成モードを指定した場合のUI画
面を示したものである。このUI画面は、図6に示した
第1の実施形態におけるジョブ合成指定時のUI画面
に、ページハンドリングを行うか否かを指定するスイッ
チボタンhを追加したものである。このページハンドリ
ング指定用のスイッチボタンhは、トグルボタンであ
り、図12ではスイッチボタンhは黒に反転しており、
ページハンドリングを行うモード(ONモード)である
ことを示している。ここで、スイッチボタンhがONに
された場合、ページハンドリングの詳細な設定、例えば
2UP、4UP等のN−UP印刷におけるNの設定、及
び配置方向、両面印刷との組合わせによる出力ページの
制御方法等を細かく指定するUI画面を表示し、そのU
I画面上で、それらの設定を行うようにするとよい。な
お、これらUI画面上で設定された設定内容は、OKボ
タンdを選択して確定することにより、RAM12のワ
ーク領域に一時的に格納され、後続のステップで参照可
能となる。
【0066】図13は、図4のステップS406におけ
る第2の実施形態での中間データ合成/出力処理を示す
フローチャートである。本フローチャートは、第1の実
施形態における図9のフローチャートにペ−ジハンドリ
ング処理を付け加えたものであり、図13のステップS
1301〜S1307は、図9のステップS901〜S
9O7の処理内容と同じであり、図13のステップS1
310〜S1313は、図9のステップS908〜S9
11と同じ処理内容である。従って、ここでは、ペ−ジ
ハンドリング処理の部分であるステップS1308、S
1309のみ説明し、その他のステップの説明は省略す
る。
【0067】図13のステップS1307にて、ステッ
プS1306でオープンした中間データファイルの描画
レコード部を読込んだらステップS1308に進み、図
4のステップS401で指定したページハンドリングフ
ラグがONであるか否かを判別する。その結果、ページ
ハンドリングフラグがOFFであれば、ページハンドリ
ング処理を行うことなく、ステップS1310に進む。
【0068】一方、ページハンドリングフラグがONで
あれば、ステップS1309ヘ進み、ページハンドリン
グ処理を行う。このページハンドリング処理の例として
は、2UPが指定されていたら、各ページの描画命令の
座標パラメータを約50%に縮小し、読込んだ中間デー
タファイルのページ順に、用紙の左側,右側、次の用紙
の左側,右側といったように、中間データファイルを1
ページ(1枚の用紙)に2ページ分ずつ、かつ複数の用
紙に跨がって連続配置する処理方法がある。また、4U
Pが指定されていたら、各ページの描画命令の座標パラ
メータを約25%に縮小し、読込んだ中間データファイ
ルのページ順に、用紙の左上、右上、左下、右下といっ
たように、中間データファイルを1ページ(1枚の用
紙)に4ページ分ずつ、かつ複数の用紙に跨がって連続
配置する処理方法がある。
【0069】図14は、図13のステップS1309で
ページハンドリング処理を施した場合の印刷結果例を示
す概念図である。図14(a)、(b)は、ページハン
ドリング処理として、それぞれ上記の2UP処理、4U
P処理を施した場合の印刷結果を示している。図14
(a)、(b)において、J1−L1は合成前の印刷ジ
ョブ1の1ページ目を表している。また、J2−L1は
合成前の印刷ジョブ2の1ページ目、J2−L2は合成
前の印刷ジョブ2の2ページ目を表している。このよう
にJに続く番号は合成前の印刷ジョブの順番、Lに続く
番号はその印刷ジョブ内のページ番号を表している。図
14の例では、3つの印刷ジョブを合成した例を示して
おり、J1−L1からJ3−L3までを1つの印刷ジョ
ブとして扱って連続して印刷した様子を表している。
【0070】図14(a)の2UPの例においては、合
成前の印刷ジョブ1の1ページ目(最終ページ)である
J1−L1と合成前の印刷ジョブ2の1ページ目(先頭
ページ)であるJ2−L1が同一用紙上に配置されてい
る。また、J2−L4とJ3−L1も同一用紙上に配置
されており、合成前の印刷ジョブの間で区切れ(紙送
り)がなく8ページが連続して印刷されている。図14
(b)の4UPの例においては、合成前の印刷ジョブ1
の1ページ目(最終ページ)であるJ1−L1と合成前
の印刷ジョブ2の1〜3ページ目(先頭ページ)である
J2−L1、J2−L2、J2−L3が同一用紙上に配
置されている。また、合成前の印刷ジョブの間で区切れ
(紙送り)がなく8ペ−ジが連続して印刷されている。
【0071】このように、複数の印刷ジョブ(文書デー
タファィル)をN−UP印刷する際に、N−UP印刷対
象として指定された複数の文書データファィルをN−U
P形式で自動的に合成し、その合成データを1つの印刷
ジョブとして印刷するように構成したので、文書データ
間で物理ページの紙送りを行うことなく、Nで割切れな
いページ数で構成された文書データの次の文書データの
先頭ページを、前の文書データの最終の物理ページに割
付けて連続したN−UP印刷を行うことが可能となる。
また、物理ページの紙送り回数が低減されるので、印刷
用紙を節約することも可能となる。
【0072】[第3の実施形態]第3の実施形態では、
第2の実施形態のように複数の文書データを合成して1
つのジョブとして印刷する場合に、複数の論理ページ
(Nページ)を縮小配置して物理1ページに印刷するN
−UP印刷、或いはN−UP印刷と両面印刷とを組合わ
せた印刷等のページハンドリングを指定できると共に、
合成前のジョブの最終ページと次の合成前の先頭ページ
との間で改ページを行えるように構成している。
【0073】この第3の実施形態における処理が第1の
実施形態における処理と異なる点は、図4のステップS
401における印刷モード指定処理、及びステップS4
06における中間データ合成/出力処理のみであり、そ
の他の処理は同じである。従って、ここでは、第3の実
施形態における印刷モード指定処理を図15を用いて説
明し、第3の実施形態における中間データ合成/出力処
理を図16、図17を用いて説明し、残りの処理は説明
を省略する。
【0074】図15は、第3の実施形態において、印刷
モードとしてジョブ合成モードを指定した場合のUI画
面を示したものである。このUI画面は、図12に示し
た第2の実施形態におけるジョブ合成指定時のUI画面
に、改ページを行うか否かを指定するスイッチボタンi
を追加したものである。このスイッチボタンiは、トグ
ルボタンであり、用紙の改ページ(紙送り)を行うか否
かを指定する。図15中では、改ページ指定用のスイッ
チボタンiは黒に反転しており、改ページを行うモード
(ONモード)であることを示している。また、ページ
ハンドリング指定用のスイッチボタンhも黒に反転して
おり、ページハンドリング処理と改ページ処理とが指定
されている状態となっている。そして、この改ページモ
ード及びべ−ジハンドリングの詳細設定情報は、OKボ
タンdにより確定すると、RAM12のワーク領域にに
一時的に格納され、後のステップで参照可能となる。
【0075】図16は、図4のステップS406におけ
る第3の実施形態での中間データ合成/出力処理を示す
フローチャートである。本フローチャートは、第2の実
施形態における図13のフローチャートに改ページを付
け加えたものであり、図16のステップS1601〜S
1610は、図13のステップS1301〜S1310
の処理内容と同じであり、図16のステップS1613
〜S1615は、図13のステップS1311〜S13
13と同じ処理内容である。従って、ここでは、改ペ−
ジ処理の部分であるステップS1611、S1612の
み説明し、その他のステップの説明は省略する。
【0076】図16のステップS1610において、ス
テップS1609で読込んだ描画レコード部を図4のス
テップS407で読込み可能な描画命令に順次変換して
出力したら、ステップS1611に進み、図4のステッ
プS401で指定した改ページフラグがONであるか否
かを判別する。その結果、改ページフラグがOFFであ
れば、改ページ処理を行うことなくステップS1613
に進む。
【0077】一方、改ページフラグがONであれば、ス
テップS1612へ進み、改ページ処理を行う。この改
ページ処理の例としては、ページハンドリングの設定で
N−UPが指定されていた場合、各印刷ジョブj(j=
1〜j)のページ数をL(j)とすると、L(j)がN
で割り切れない場合は、当該印刷ジョブの最終ページL
(j)の出力が終了したら、用紙送りを行うべく改ペー
ジ命令を出力する。L(j)がNで割り切れる場合は、
当該印刷ジョブの最終ページL(j)の出力が終了した
ら、次の印刷ジョブの先頭ページは必然的に次の用紙に
配置されるので、紙送りをする必要がなく改ページ命令
を出力しないようにする。
【0078】図17は、図16のステップS1609で
ページハンドリング処理を行い、ステップS1612で
改ページ処理を施した場合の印刷結果例を示す概念図で
あり、図17(a)は、2UP処理と改ページ処理を施
した場合、図17(b)は、4UP処理と改ページ処理
を施した場合を示している。
【0079】図17(a)、(b)において、J1−L
1は合成前の印刷ジョブ1の1ページ目を意味してい
る。また、J2−L1は合成前の印刷ジョブ2の1ペー
ジ目、J2−L2は合成前の印刷ジョブ2の2ページ目
を表している。このようにJに続く番号は合成前の印刷
ジョブの順番、Lに続く番号はその印刷ジョブ内のペー
ジ番号を表している。図17の例では、3つの印刷ジョ
ブを合成した例を示しており、J1−L1からJ3−L
3までを1つの印刷ジョブとして扱って連続して印刷し
た様子を表している。
【0080】図17(a)の2UPの例においては、合
成前の印刷ジョブ1の1ページ目(最終ページ)である
J1−L1と合成前の印刷ジョブ2の1ページ目(先頭
ページ)であるJ2−L1は改ページされて別の用紙上
に配置されている。また、J2−L1とJ2−L2と
は、合成前の同一ジョブに属し、かつ2UP処理が指定
されているので、同一用紙上に配置されている。 ま
た、図17(b)の4UPの例においては、合成前の印
刷ジョブ1の1ページ目(最終ページ)であるJ1−L
1と合成前の印刷ジョブ2の1ページ目(先頭ページ)
であるJ2−L1は改ページされて別の用紙上に配置さ
れている。また、J2−L1、J2−L2、J2−L
3、J2−L4は、合成前の同一ジョブに属し、かつ4
UP処理が指定されているので、同一用紙上に配置され
ている。
【0081】このように、複数の印刷ジョブ(文書デー
タファィル)を1つの印刷ジョブとして扱ってN−UP
印刷する際に、改ページの指定に基づいて自動的に文書
データ間で物理ページの紙送りを行うことができ、文書
データ間での改ページを所望する場合に改ページ操作を
何度も行う手間を省くことが可能となる。
【0082】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れることなく、例えば、情報処理部と印刷処理部とが一
体に構成されたスタンドアロン型のプリンタ、ワードプ
ロセッサ等に適用することも可能である。また、印刷処
理プログラム及び関連データは、外部記憶装置から供給
することなく、ROM等の内部メモリにプリセットして
おくことも可能である。
【0083】さらに、フロッピーディスクから印刷処理
プログラム及び関連データを直接RAM12にロードし
て実行させることなく、フロッピーディスク8から印刷
処理プログラムおよび関連データを一旦ハードディスク
装置に格納(インストール)しておき、本印刷処理プロ
グラムを動作させる時にハードディスク装置からRAM
12にロードするようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文書データを作成する作成手段と、前記作成手段により
作成された文書データを印刷対象のデータとして保存す
る保存手段と、前記保存手段により保存された文書デー
タの中から合成対象の文書データを選択して指定する指
定手段と、前記指定手段により指定された文書データと
印刷指示がなされた時点で前記作成手段により作成され
ていた文書データとを合成する合成手段と、前記合成手
段により合成された文書データを1つの印刷ジョブとし
て出力する出力手段とを備えたので、印刷対象の文書デ
ータと文書データの間にオペレータが予期しない他の文
書データが割込むことなく連続印刷を行うことができ
る、また、複数の文書データを両面印刷する際に、文書
データ間で物理ページの紙送りを行うことなく、奇数ペ
ージで構成された文書データの次の文書データの先頭ペ
ージをも、前の文書データの最終ページの裏面に連続し
て印刷することができる、さらに、Nで割切れないペー
ジ数で構成された文書データの次の文書データの先頭ペ
ージを、前の文書データの最終の物理ページに割付けて
連続したN−UP印刷を行うことができる等、複数の所
望の文書データを所望の形態で確実に連続的に印刷する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る印刷処理装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】印刷処理を実行する際のRAMのメモリマップ
である。
【図3】図2のメモリマップの記録内容の構成を示す図
である。
【図4】印刷処理の概要を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態におけるジョブ保存モード時の
UI画面を示す図である。
【図6】第1の実施形態におけるジョブ合成モード時の
UI画面を示す図である。
【図7】印刷対象の文書データの描画命令を示す概念図
である。
【図8】合成された中間データのレコードを示す概念図
である。
【図9】第1の実施形態における中間データの合成/出
力処理を示すフローチャートである。
【図10】合成された文書データの描画命令を示す概念
図である。
【図11】第1の実施形態における印刷結果を示す概念
図である。
【図12】第2の実施形態におけるジョブ合成モード時
のUI画面を示す図である。
【図13】第2の実施形態における中間データの合成/
出力処理を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施形態における印刷結果を示す概念
図である。
【図15】第3の実施形態におけるジョブ合成モード時
のUI画面を示す図である。
【図16】第3の実施形態における中間データの合成/
出力処理を示すフローチャートである。
【図17】第3の実施形態における印刷結果を示す概念
図である。
【符号の説明】
1…情報処理装置 4…表示部 5…キーボード 6…ポインティングデバイス 8…フロッピーディスク 9…ハードディスク装置 11…CPU 12…RAM 13…ROM 15…プリンタ装置

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データを作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された文書データを印刷対象の
    データとして保存する保存手段と、 前記保存手段により保存された文書データの中から合成
    対象の文書データを選択して指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された文書データと印刷指示が
    なされた時点で前記作成手段により作成されていた文書
    データとを合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された文書データを1つの印刷
    ジョブとして出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする印刷処理装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記合成手段により合
    成された文書データをジョブ開始命令とジョブ終了命令
    とで挟んで出力することにより、1つの印刷ジョブとし
    て出力することを特徴とする請求項1記載の印刷処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記印刷処理装置は、ネットワーク上に
    接続された情報処理装置と印刷装置により構成され、前
    記作成手段、保存手段、指定手段、合成手段、及び出力
    手段は、該情報処理装置に搭載されていることを特徴と
    する請求項1記載の印刷処理装置。
  4. 【請求項4】 前記保存手段は、前記印刷装置に実際に
    出力するデータ形式とは異なる中間データ形式で前記文
    書データを保存することを特徴とする請求項1記載の印
    刷処理装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、印刷モードとして、印
    刷対象の文書データを前記保存手段により保存する保存
    モード、印刷対象の複数の文書データを前記合成手段に
    より合成する合成モード等を設定するためのユーザイン
    ターフェイス画面を表示する表示制御手段を含むことを
    特徴とする請求項1記載の印刷処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記保存モード時
    の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記保存手段
    により文書データを保存する際のファィル名を指定する
    欄を表示することを特徴とする請求項1記載の印刷処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、前記合成モード時
    の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記保存手段
    により保存された文書データを合成対象の文書データの
    候補として一覧表示させるためのスイッチボタンを表示
    することを特徴とする請求項1記載の印刷処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、前記合成モード時
    の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記合成手段
    による合成順番を予め付した形で合成対象の複数の文書
    データを指定する欄を表示することを特徴とする請求項
    1記載の印刷処理装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、前記合成モード時
    の前記ユーザインターフェイス画面上に、N−UP印
    刷、両面印刷等の特殊な印刷形態で印刷を行うか否かを
    指定するためのスイッチボタンを表示することを特徴と
    する請求項1記載の印刷処理装置。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、前記合成モード
    時の前記ユーザインターフェイス画面上に、複数の文書
    データ間で改ページを行うか否かを指定するためのスイ
    ッチボタンを表示することを特徴とする請求項1記載の
    印刷処理装置。
  11. 【請求項11】 文書データを作成する作成工程と、 前記作成工程により作成された文書データを印刷対象の
    データとして保存する保存工程と、 前記保存工程により保存された文書データの中から合成
    対象の文書データを選択して指定する指定工程と、 前記指定工程により指定された文書データと印刷指示が
    なされた時点で前記作成工程により作成されていた文書
    データとを合成する合成工程と、 前記合成工程により合成された文書データを1つの印刷
    ジョブとして出力する出力工程と、 を備えたことを特徴とする印刷処理方法。
  12. 【請求項12】 前記出力工程は、前記合成工程により
    合成された文書データをジョブ開始命令とジョブ終了命
    令とで挟んで出力することにより、1つの印刷ジョブと
    して出力することを特徴とする請求項11記載の印刷処
    理方法。
  13. 【請求項13】 前記印刷処理方法を用いて行われる印
    刷処理は、ネットワーク上に接続された情報処理装置と
    印刷装置により実行され、前記作成工程、保存工程、指
    定工程、合成工程、及び出力工程は、該情報処理装置に
    より実行されることを特徴とする請求項11記載の印刷
    処理方法。
  14. 【請求項14】 前記保存工程は、前記印刷装置に実際
    に出力するデータ形式とは異なる中間データ形式で前記
    文書データを保存することを特徴とする請求項11記載
    の印刷処理方法。
  15. 【請求項15】 前記指定工程は、印刷モードとして、
    印刷対象の文書データを前記保存工程により保存する保
    存モード、印刷対象の複数の文書データを前記合成工程
    により合成する合成モード等を設定するためのユーザイ
    ンターフェイス画面を表示する表示制御工程を含むこと
    を特徴とする請求項11記載の印刷処理方法。
  16. 【請求項16】 前記表示制御工程は、前記保存モード
    時の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記保存工
    程により文書データを保存する際のファィル名を指定す
    る欄を表示することを特徴とする請求項11記載の印刷
    処理方法。
  17. 【請求項17】 前記表示制御工程は、前記合成モード
    時の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記保存工
    程により保存された文書データを合成対象の文書データ
    の候補として一覧表示させるためのスイッチボタンを表
    示することを特徴とする請求項11記載の印刷処理方
    法。
  18. 【請求項18】 前記表示制御工程は、前記合成モード
    時の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記合成工
    程による合成順番を予め付した形で合成対象の複数の文
    書データを指定する欄を表示することを特徴とする請求
    項11記載の印刷処理方法。
  19. 【請求項19】 前記表示制御工程は、前記合成モード
    時の前記ユーザインターフェイス画面上に、N−UP印
    刷、両面印刷等の特殊な印刷形態で印刷を行うか否かを
    指定するためのスイッチボタンを表示することを特徴と
    する請求項11記載の印刷処理方法。
  20. 【請求項20】 前記表示制御工程は、前記合成モード
    時の前記ユーザインターフェイス画面上に、複数の文書
    データ間で改ページを行うか否かを指定するためのスイ
    ッチボタンを表示することを特徴とする請求項11記載
    の印刷処理方法。
  21. 【請求項21】 文書データを作成する作成ルーチン
    と、 前記作成ルーチンにより作成された文書データを印刷対
    象のデータとして保存する保存ルーチンと、 前記保存ルーチンにより保存された文書データの中から
    合成対象の文書データを選択して指定する指定ルーチン
    と、 前記指定ルーチンにより指定された文書データと印刷指
    示がなされた時点で前記作成ルーチンにより作成されて
    いた文書データとを合成する合成ルーチンと、 前記合成ルーチンにより合成された文書データを1つの
    印刷ジョブとして出力する出力ルーチンと、 を含む印刷処理プログラムを記憶したことを特徴とする
    記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記出力ルーチンは、前記合成ルーチ
    ンにより合成された文書データをジョブ開始命令とジョ
    ブ終了命令とで挟んで出力することにより、1つの印刷
    ジョブとして出力することを特徴とする請求項21記載
    の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記印刷処理プログラムを用いて行わ
    れる印刷処理は、ネットワーク上に接続された情報処理
    装置と印刷装置により実行され、前記作成ルーチン、保
    存ルーチン、指定ルーチン、合成ルーチン、及び出力ル
    ーチンを含む前記印刷処理プログラムは、該情報処理装
    置により実行されることを特徴とする請求項21記載の
    記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記保存ルーチンは、前記印刷装置に
    実際に出力するデータ形式とは異なる中間データ形式で
    前記文書データを保存することを特徴とする請求項21
    記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記指定ルーチンは、印刷モードとし
    て、印刷対象の文書データを前記保存ルーチンにより保
    存する保存モード、印刷対象の複数の文書データを前記
    合成ルーチンにより合成する合成モード等を設定するた
    めのユーザインターフェイス画面を表示する表示制御ル
    ーチンを含むことを特徴とする請求項21記載の記憶媒
    体。
  26. 【請求項26】 前記表示制御ルーチンは、前記保存モ
    ード時の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記保
    存ルーチンにより文書データを保存する際のファィル名
    を指定する欄を表示することを特徴とする請求項21記
    載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記表示制御ルーチンは、前記合成モ
    ード時の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記保
    存ルーチンにより保存された文書データを合成対象の文
    書データの候補として一覧表示させるためのスイッチボ
    タンを表示することを特徴とする請求項21記載の記憶
    媒体。
  28. 【請求項28】 前記表示制御ルーチンは、前記合成モ
    ード時の前記ユーザインターフェイス画面上に、前記合
    成ルーチンによる合成順番を予め付した形で合成対象の
    複数の文書データを指定する欄を表示することを特徴と
    する請求項21記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記表示制御ルーチンは、前記合成モ
    ード時の前記ユーザインターフェイス画面上に、N−U
    P印刷、両面印刷等の特殊な印刷形態で印刷を行うか否
    かを指定するためのスイッチボタンを表示することを特
    徴とする請求項211記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記表示制御ルーチンは、前記合成モ
    ード時の前記ユーザインターフェイス画面上に、複数の
    文書データ間で改ページを行うか否かを指定するための
    スイッチボタンを表示することを特徴とする請求項21
    記載の記憶媒体。
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