JPH11180425A5 - - Google Patents
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- JPH11180425A5 JPH11180425A5 JP1997350783A JP35078397A JPH11180425A5 JP H11180425 A5 JPH11180425 A5 JP H11180425A5 JP 1997350783 A JP1997350783 A JP 1997350783A JP 35078397 A JP35078397 A JP 35078397A JP H11180425 A5 JPH11180425 A5 JP H11180425A5
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Description
【書類名】 明細書
【発明の名称】 物品の処理装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】 物品の品番および品名を含むアイテムデータならびにこの物品の形状を示す図形データを記憶したマスターファイルと、
複数の物品の図形データを前記マスターファイルから読み出す読出し手段と、
この読み出された複数の物品の図形データを表示する表示器とを備え、
前記読出し手段は、さらに、選択された図形データに基づいて、前記マスターファイルから該当する物品を読み出すことを特徴とする物品の処理装置。
【請求項2】 請求項1において、前記表示器は、前記図形データとともに当該物品の品名を表示する物品の処理装置。
【請求項3】 請求項1または2において、読み出された物品のアイテムデータのうち、少なくとも品名を印字する印字部をさらに備えた物品の処理装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多種類の物品の計量に適した処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
抵抗器またはコンデンサ等の電気部品、その他種々の物品を注文数に応じて種類ごとに包装して出荷する場合、計数作業、袋詰め作業、およびその袋への計数結果のラベル貼付作業が行われる。
従来、図6に示すように、計数作業は計数はかり1を使用して行われる。計数はかり1は、入力キー20、計量器30、表示画面40およびラベル発行部50を有している。また、計数はかり1は、図7に示すマスターファイル10を備え、アイテムデータとして物品毎の品番、品名、その他の詳細、および物品1個当たりの重量である単重等を記憶している。
【0003】
通常、計数作業は以下の手順で行われる。
まず、作業員が、計測する品番と個数とが記入された作業指示書に従い、該当品番を図6の入力キー20から入力し、該当品番が付された箱の中から物品を適当な量だけ取り出し、計数はかり1の計量器30上に載せる。計数はかり1は、計量器30上に載せられた物品の重量を計測し、入力された品番に対応する単重を図7のマスターファイル10から求め、その単重と計測している重量から物品の個数を算出する。
【0004】
次に、図8の表示器40の表示画面40aの品名画面表示部41に品名を、個数画面表示部42に算出した個数を、重量画面表示部43に計測している重量を、単重画面表示部44に単重を表示する。作業員は、図6の計量器30上の物品を増やしたり減らしたりすることで、表示画面40に表示される計測している物品の個数と作業指示書に記入された個数とを一致させる。
【0005】
計測作業完了後は、作業員のキー入力により図6の計数はかり1のラベル発行部50からラベルを発行する。図9に示すように、発行するラベルLには品番ラベル表示部L1に品番を、品名ラベル表示部L2に品名を、詳細ラベル表示部L3に詳細を、個数ラベル表示部L4に算出した物品の個数を印字する。
【0006】
その後、作業員は図6の計量器30上の物品を袋に詰め、発行されたラベルL(図9)をその袋に貼り付ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の計数作業を物品の形状や色等の外観を記憶していない作業員が行う場合、図8の表示画面40の品名画面表示部41に表示される物品の品名と箱から取り出して計測する物品とが一致しているか否かを確認することは容易でない。例えば、品名画面表示部41に「炭素被膜抵抗器(フォーミング)」と表示された場合、作業員が「抵抗器」の形状をイメージできず、また、フォーミングは形状が曲げられていることを意味することがわからなければ、「炭素被膜抵抗器(フォーミング)」以外の物品を計測していても、誤りに気づくことができない。作業員が取り扱う物品全ての外観を記憶していればよいが、計数作業において取り扱うアイテム、すなわち物品の数が多くなると、全ての物品の品名とその外観を対応付けて記憶することは困難になる。
【0008】
また、袋の中身とラベルが一致しているか否かを検査する出荷前の検品作業においても、物品の外観を記憶していない作業員が行う場合には、図9のラベルLの品名ラベル表示部L2に印字された物品の品名「炭素被膜抵抗器(フォーミング)」と袋の中身とが一致しているか否かは、図面またはカタログで形状を確認して判断する必要があり、多くの物品毎に確認作業を行うと作業効率が悪くなる。
【0009】
そこで、本発明は、処理する物品の外観を記憶していない作業員でも作業ミスに気づいて正確な処理ができる物品の処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の物品の処理装置は、物品の品番および品名を含むアイテムデータならびにこの物品の形状を示す図形データを記憶したマスターファイルと、複数の物品の図形データを前記マスターファイルから読み出す読出し手段と、この読み出された複数の物品の図形データを表示する表示器とを備え、前記読出し手段は、さらに、選択された図形データに基づいて、前記マスターファイルから該当する物品を読み出すことを特徴とする。
この構成によれば、表示器に表示された複数の物品の図形データから処理する物品の図形データを選択できるため、物品の外観を記憶していない作業員が処理作業を行っても、この選択に基づいて処理する物品を正確に読み出すことができ、処理時に物品を取り違えるミスが防止される。
【0011】
本発明の物品の処理装置の好ましい実施形態では、前記表示器は、前記図形データとともに当該物品の品名を表示する。この構成によれば、表示器に表示された図形データおよび品名から、処理する図形データおよび品名を選択できるため、作業員が物品の品名の一部さえ認識していれば、処理時に物品を取り違えるミスがより防止される。
【0012】
本発明の物品の処理装置の他の好ましい実施形態では、読み出された物品のアイテムデータのうち、少なくとも品名を印字する印字部をさらに備えている。この構成によれば、読み出された物品の品名に基づいて正確な印字処理ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
本発明の実施形態にかかる物品の処理装置である計数はかりは、図6の従来例と同一の外観を有している。図1にこの計数はかりのブロック図を示す。計数はかり1は入力部である入力キー20、および読出し手段11を備えており、読出し手段11は、品番、品名および図形データのいずれかが入力される入力キー20からの指令により物品の読み出しを行うものである。この入力キー20からの指令についての詳細は後述するため、ここでは参考例として品番が入力される場合を説明する。
【0014】
物品の処理条件の一つである品番が入力される入力キー20からの指令により、読出し手段11は、入力された品番を検索キーとして、品番が一致する物品のアイテムデータおよび図形データをマスターファイル10から読み出す。マスターファイル10は、図2に示すように、各物品毎の品番、品名、性能や定格等の詳細、および単重からなるアイテムデータ、ならびに図形データを記憶している。読出し手段11(図1)では、入力された品番に一致する品番の物品をマスターファイル10から検索し、この物品のアイテムデータおよび図形データを読み出す。物品が着色されている場合、図形データには色も含まれる。
【0015】
図1に示すように、計数はかり1は計量器30および計量データ読み込み手段13を備えており、計量器30で計量した物品の重量を計量データ読み込み手段13が読み込む。計数はかり1は、また、処理部12を備えており、この計量データ読み込み手段13が読み込んだ物品の重量と読出し手段11がマスターファイル10から読み込んだ単重とから、計量器30上の物品の個数を算出する。計数はかり1はカラー表示器40を備えており、アイテムデータ等の他、処理部12で算出した計量器30上の物品の個数も表示する。
【0016】
図3に示すように、表示画面40aには品名等だけでなく、さらに、図形データ画面表示部45に物品の図形データも表示する。
カラー表示画面40aの図形データ画面表示部45に図形データが色付きで表示されるため、物品の外観を記憶していない作業員が計測作業を行っても、表示される図形データで計測する物品の外観を確認でき、計測時のミスが低減される。
【0017】
図1に示すように計数はかり1は、さらに、ラベル発行部50を備えており、計測作業完了後に、作業員のキー入力によってラベル発行部50がラベルを発行する。
図4に示すように、ラベル発行部50が発行するラベルLには、品番等だけでなく、さらに、図形データラベル表示部L5に物品の図形データを印字する。印字ラベルは通常モノクロ印字されるので、着色された物品については、図形に添えて色彩名、例えば「赤」も表示される。
ラベルLの図形データラベル表示部L5に図形データが印字されるので、ラベルが貼付された袋の中身とラベルが一致しているか否かを検査する出荷前の検品作業において、物品の外観を記憶していない作業員であっても、物品毎に図面またはカタログで外観を確認する必要がなく、作業効率が良くなる。
【0018】
次に、本発明の実施形態にかかる計数はかりにおける入力キーからの指令により物品を読み出す処理について説明する。
本発明の実施形態にかかる計数はかりは、図1に参考例として示したように入力キー20から品番が入力される指令や、品名が入力される指令のみでなく、本発明の図形データが選択入力される指令によって、読出し手段11が物品の読み出しを行うことができる。
【0019】
図5のフローチャートに、品番、品名および図形データが入力される図1の入力キー20からの指令による物品の読み出し処理を示す。
計数はかり1は、入力キー20から検索キー種別が入力されると(図5のステップS1)、検索キー種別を判断する(ステップS2)。
【0020】
検索キー種別が「品番モード」の場合、続いて入力キー20からは品番が入力されるため、読出し手段11は、処理条件である入力された品番を検索キーとして、マスターファイル10(図2)から該当物品を読み出す(ステップS3)。
【0021】
検索キー種別が「品名モード」の場合、計数はかり1は、マスターファイル10(図2)の品名一覧、すなわち複数の物品の品名を表示器40に表示する(ステップS4)。続いて、表示された複数の品名の中から、作業者が該当する品名を選択し、入力キー20、または表示器40がタッチパネルの場合は表示器40から、選択された品名を入力すると、読出し手段11は、処理条件である入力された品名を検索キーとして、マスターファイル10(図2)から該当物品を読み出す(ステップS5)。したがって、作業者が計数しようとする物品の品名の一部しか記憶していない場合でも、正しい物品名を入力できる。
【0022】
本発明にかかる入力種別が「図形モード」の場合、計数はかり1は、マスターファイル10(図2)の図形データ一覧、すなわち複数の物品の図形データを、表示器40に表示する(ステップ6)。表示器40には、図形データのみでなく、物品の品名、その他の詳細および寸法等も同時に表示する。続いて入力キー20、または表示器40がタッチパネルの場合は表示器40から、図形データが選択入力されるため、読出し手段11は、処理条件である入力された図形データを検索キーとして、マスターファイル10から該当物品を読み出す(ステップS7)。物品の数が多く、表示器40に全図形データを表示できない場合は、複数のページにわたって図形データを表示する。作業員は、入力キー20、またはタッチパネルの場合は表示器40から、ページ操作を行い、該当の図形データを選びだす。
【0023】
計数はかり1の読出し手段11は、入力キー20から品番、品名および図形データが入力されることにより物品の読み出しを行うことができるため、作業員は、品番、品名または図形データのいずれか一つ、またはその一部さえ認識していれば、計数作業を行うことができる。また、図形データの入力は、表示画面の図形データ一覧から選択できるため、物品の品名がわからない場合に、図形データ一覧から選択することができる。さらに、物品の品名、詳細および寸法等も図形データと同時に表示するため、作業員にとって該当物品の選択は容易となる。
【0024】
本実施形態において、物品の処理装置は個数を計る計数はかりであるが、重量を計る重量はかり等であってもよい。また、計数はかりや重量はかりのような計測器に限らず、アイテムが多い物品の図形データの検索、または図形データから物品名の検索等にも用いることができる。物品が着色されている場合でも、色データは割愛できる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明の物品の処理装置によれば、表示器に表示された複数の物品の図形データから処理する物品の図形データを選択できるため、物品の外観を記憶していない作業員が処理作業を行っても、この選択に基づいて処理する物品を正確に読み出すことができ、物品を取り違えるミスが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の実施形態にかかる物品の処理装置を示すブロック図である。
【図2】
同実施形態にかかる物品の処理装置のマスターファイルを示す図である。
【図3】
同実施形態にかかる物品の処理装置の表示画面を示す図である。
【図4】
同実施形態にかかる物品の処理装置により発行されたラベルを示す図である。
【図5】
同実施形態にかかる物品の読み出し処理を示すフローチャートである。
【図6】
物品の処理装置である計数はかりを示す斜視図である。
【図7】
従来の物品の処理装置のマスターファイルを示す図である。
【図8】
同物品の処理装置の表示画面を示す図である。
【図9】
同物品の処理装置により発行されたラベルを示す図である。
【符号の説明】
1…物品の処理装置、10…マスターファイル、11…読出し手段、20…入力部、40…表示器、50…ラベル発行部。
【発明の名称】 物品の処理装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】 物品の品番および品名を含むアイテムデータならびにこの物品の形状を示す図形データを記憶したマスターファイルと、
複数の物品の図形データを前記マスターファイルから読み出す読出し手段と、
この読み出された複数の物品の図形データを表示する表示器とを備え、
前記読出し手段は、さらに、選択された図形データに基づいて、前記マスターファイルから該当する物品を読み出すことを特徴とする物品の処理装置。
【請求項2】 請求項1において、前記表示器は、前記図形データとともに当該物品の品名を表示する物品の処理装置。
【請求項3】 請求項1または2において、読み出された物品のアイテムデータのうち、少なくとも品名を印字する印字部をさらに備えた物品の処理装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多種類の物品の計量に適した処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
抵抗器またはコンデンサ等の電気部品、その他種々の物品を注文数に応じて種類ごとに包装して出荷する場合、計数作業、袋詰め作業、およびその袋への計数結果のラベル貼付作業が行われる。
従来、図6に示すように、計数作業は計数はかり1を使用して行われる。計数はかり1は、入力キー20、計量器30、表示画面40およびラベル発行部50を有している。また、計数はかり1は、図7に示すマスターファイル10を備え、アイテムデータとして物品毎の品番、品名、その他の詳細、および物品1個当たりの重量である単重等を記憶している。
【0003】
通常、計数作業は以下の手順で行われる。
まず、作業員が、計測する品番と個数とが記入された作業指示書に従い、該当品番を図6の入力キー20から入力し、該当品番が付された箱の中から物品を適当な量だけ取り出し、計数はかり1の計量器30上に載せる。計数はかり1は、計量器30上に載せられた物品の重量を計測し、入力された品番に対応する単重を図7のマスターファイル10から求め、その単重と計測している重量から物品の個数を算出する。
【0004】
次に、図8の表示器40の表示画面40aの品名画面表示部41に品名を、個数画面表示部42に算出した個数を、重量画面表示部43に計測している重量を、単重画面表示部44に単重を表示する。作業員は、図6の計量器30上の物品を増やしたり減らしたりすることで、表示画面40に表示される計測している物品の個数と作業指示書に記入された個数とを一致させる。
【0005】
計測作業完了後は、作業員のキー入力により図6の計数はかり1のラベル発行部50からラベルを発行する。図9に示すように、発行するラベルLには品番ラベル表示部L1に品番を、品名ラベル表示部L2に品名を、詳細ラベル表示部L3に詳細を、個数ラベル表示部L4に算出した物品の個数を印字する。
【0006】
その後、作業員は図6の計量器30上の物品を袋に詰め、発行されたラベルL(図9)をその袋に貼り付ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の計数作業を物品の形状や色等の外観を記憶していない作業員が行う場合、図8の表示画面40の品名画面表示部41に表示される物品の品名と箱から取り出して計測する物品とが一致しているか否かを確認することは容易でない。例えば、品名画面表示部41に「炭素被膜抵抗器(フォーミング)」と表示された場合、作業員が「抵抗器」の形状をイメージできず、また、フォーミングは形状が曲げられていることを意味することがわからなければ、「炭素被膜抵抗器(フォーミング)」以外の物品を計測していても、誤りに気づくことができない。作業員が取り扱う物品全ての外観を記憶していればよいが、計数作業において取り扱うアイテム、すなわち物品の数が多くなると、全ての物品の品名とその外観を対応付けて記憶することは困難になる。
【0008】
また、袋の中身とラベルが一致しているか否かを検査する出荷前の検品作業においても、物品の外観を記憶していない作業員が行う場合には、図9のラベルLの品名ラベル表示部L2に印字された物品の品名「炭素被膜抵抗器(フォーミング)」と袋の中身とが一致しているか否かは、図面またはカタログで形状を確認して判断する必要があり、多くの物品毎に確認作業を行うと作業効率が悪くなる。
【0009】
そこで、本発明は、処理する物品の外観を記憶していない作業員でも作業ミスに気づいて正確な処理ができる物品の処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の物品の処理装置は、物品の品番および品名を含むアイテムデータならびにこの物品の形状を示す図形データを記憶したマスターファイルと、複数の物品の図形データを前記マスターファイルから読み出す読出し手段と、この読み出された複数の物品の図形データを表示する表示器とを備え、前記読出し手段は、さらに、選択された図形データに基づいて、前記マスターファイルから該当する物品を読み出すことを特徴とする。
この構成によれば、表示器に表示された複数の物品の図形データから処理する物品の図形データを選択できるため、物品の外観を記憶していない作業員が処理作業を行っても、この選択に基づいて処理する物品を正確に読み出すことができ、処理時に物品を取り違えるミスが防止される。
【0011】
本発明の物品の処理装置の好ましい実施形態では、前記表示器は、前記図形データとともに当該物品の品名を表示する。この構成によれば、表示器に表示された図形データおよび品名から、処理する図形データおよび品名を選択できるため、作業員が物品の品名の一部さえ認識していれば、処理時に物品を取り違えるミスがより防止される。
【0012】
本発明の物品の処理装置の他の好ましい実施形態では、読み出された物品のアイテムデータのうち、少なくとも品名を印字する印字部をさらに備えている。この構成によれば、読み出された物品の品名に基づいて正確な印字処理ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
本発明の実施形態にかかる物品の処理装置である計数はかりは、図6の従来例と同一の外観を有している。図1にこの計数はかりのブロック図を示す。計数はかり1は入力部である入力キー20、および読出し手段11を備えており、読出し手段11は、品番、品名および図形データのいずれかが入力される入力キー20からの指令により物品の読み出しを行うものである。この入力キー20からの指令についての詳細は後述するため、ここでは参考例として品番が入力される場合を説明する。
【0014】
物品の処理条件の一つである品番が入力される入力キー20からの指令により、読出し手段11は、入力された品番を検索キーとして、品番が一致する物品のアイテムデータおよび図形データをマスターファイル10から読み出す。マスターファイル10は、図2に示すように、各物品毎の品番、品名、性能や定格等の詳細、および単重からなるアイテムデータ、ならびに図形データを記憶している。読出し手段11(図1)では、入力された品番に一致する品番の物品をマスターファイル10から検索し、この物品のアイテムデータおよび図形データを読み出す。物品が着色されている場合、図形データには色も含まれる。
【0015】
図1に示すように、計数はかり1は計量器30および計量データ読み込み手段13を備えており、計量器30で計量した物品の重量を計量データ読み込み手段13が読み込む。計数はかり1は、また、処理部12を備えており、この計量データ読み込み手段13が読み込んだ物品の重量と読出し手段11がマスターファイル10から読み込んだ単重とから、計量器30上の物品の個数を算出する。計数はかり1はカラー表示器40を備えており、アイテムデータ等の他、処理部12で算出した計量器30上の物品の個数も表示する。
【0016】
図3に示すように、表示画面40aには品名等だけでなく、さらに、図形データ画面表示部45に物品の図形データも表示する。
カラー表示画面40aの図形データ画面表示部45に図形データが色付きで表示されるため、物品の外観を記憶していない作業員が計測作業を行っても、表示される図形データで計測する物品の外観を確認でき、計測時のミスが低減される。
【0017】
図1に示すように計数はかり1は、さらに、ラベル発行部50を備えており、計測作業完了後に、作業員のキー入力によってラベル発行部50がラベルを発行する。
図4に示すように、ラベル発行部50が発行するラベルLには、品番等だけでなく、さらに、図形データラベル表示部L5に物品の図形データを印字する。印字ラベルは通常モノクロ印字されるので、着色された物品については、図形に添えて色彩名、例えば「赤」も表示される。
ラベルLの図形データラベル表示部L5に図形データが印字されるので、ラベルが貼付された袋の中身とラベルが一致しているか否かを検査する出荷前の検品作業において、物品の外観を記憶していない作業員であっても、物品毎に図面またはカタログで外観を確認する必要がなく、作業効率が良くなる。
【0018】
次に、本発明の実施形態にかかる計数はかりにおける入力キーからの指令により物品を読み出す処理について説明する。
本発明の実施形態にかかる計数はかりは、図1に参考例として示したように入力キー20から品番が入力される指令や、品名が入力される指令のみでなく、本発明の図形データが選択入力される指令によって、読出し手段11が物品の読み出しを行うことができる。
【0019】
図5のフローチャートに、品番、品名および図形データが入力される図1の入力キー20からの指令による物品の読み出し処理を示す。
計数はかり1は、入力キー20から検索キー種別が入力されると(図5のステップS1)、検索キー種別を判断する(ステップS2)。
【0020】
検索キー種別が「品番モード」の場合、続いて入力キー20からは品番が入力されるため、読出し手段11は、処理条件である入力された品番を検索キーとして、マスターファイル10(図2)から該当物品を読み出す(ステップS3)。
【0021】
検索キー種別が「品名モード」の場合、計数はかり1は、マスターファイル10(図2)の品名一覧、すなわち複数の物品の品名を表示器40に表示する(ステップS4)。続いて、表示された複数の品名の中から、作業者が該当する品名を選択し、入力キー20、または表示器40がタッチパネルの場合は表示器40から、選択された品名を入力すると、読出し手段11は、処理条件である入力された品名を検索キーとして、マスターファイル10(図2)から該当物品を読み出す(ステップS5)。したがって、作業者が計数しようとする物品の品名の一部しか記憶していない場合でも、正しい物品名を入力できる。
【0022】
本発明にかかる入力種別が「図形モード」の場合、計数はかり1は、マスターファイル10(図2)の図形データ一覧、すなわち複数の物品の図形データを、表示器40に表示する(ステップ6)。表示器40には、図形データのみでなく、物品の品名、その他の詳細および寸法等も同時に表示する。続いて入力キー20、または表示器40がタッチパネルの場合は表示器40から、図形データが選択入力されるため、読出し手段11は、処理条件である入力された図形データを検索キーとして、マスターファイル10から該当物品を読み出す(ステップS7)。物品の数が多く、表示器40に全図形データを表示できない場合は、複数のページにわたって図形データを表示する。作業員は、入力キー20、またはタッチパネルの場合は表示器40から、ページ操作を行い、該当の図形データを選びだす。
【0023】
計数はかり1の読出し手段11は、入力キー20から品番、品名および図形データが入力されることにより物品の読み出しを行うことができるため、作業員は、品番、品名または図形データのいずれか一つ、またはその一部さえ認識していれば、計数作業を行うことができる。また、図形データの入力は、表示画面の図形データ一覧から選択できるため、物品の品名がわからない場合に、図形データ一覧から選択することができる。さらに、物品の品名、詳細および寸法等も図形データと同時に表示するため、作業員にとって該当物品の選択は容易となる。
【0024】
本実施形態において、物品の処理装置は個数を計る計数はかりであるが、重量を計る重量はかり等であってもよい。また、計数はかりや重量はかりのような計測器に限らず、アイテムが多い物品の図形データの検索、または図形データから物品名の検索等にも用いることができる。物品が着色されている場合でも、色データは割愛できる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明の物品の処理装置によれば、表示器に表示された複数の物品の図形データから処理する物品の図形データを選択できるため、物品の外観を記憶していない作業員が処理作業を行っても、この選択に基づいて処理する物品を正確に読み出すことができ、物品を取り違えるミスが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の実施形態にかかる物品の処理装置を示すブロック図である。
【図2】
同実施形態にかかる物品の処理装置のマスターファイルを示す図である。
【図3】
同実施形態にかかる物品の処理装置の表示画面を示す図である。
【図4】
同実施形態にかかる物品の処理装置により発行されたラベルを示す図である。
【図5】
同実施形態にかかる物品の読み出し処理を示すフローチャートである。
【図6】
物品の処理装置である計数はかりを示す斜視図である。
【図7】
従来の物品の処理装置のマスターファイルを示す図である。
【図8】
同物品の処理装置の表示画面を示す図である。
【図9】
同物品の処理装置により発行されたラベルを示す図である。
【符号の説明】
1…物品の処理装置、10…マスターファイル、11…読出し手段、20…入力部、40…表示器、50…ラベル発行部。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP9350783A JPH11180425A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 物品の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP9350783A JPH11180425A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 物品の処理装置 |
Related Child Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2004140557A Division JP2004286758A (ja) | 2004-05-11 | 2004-05-11 | 計量装置 |
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| JPH11180425A JPH11180425A (ja) | 1999-07-06 |
| JPH11180425A5 true JPH11180425A5 (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=18412846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9350783A Pending JPH11180425A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 物品の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11180425A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0934967A (ja) * | 1995-05-15 | 1997-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子カタログ装置 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP9350783A patent/JPH11180425A/ja active Pending
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