JPH11181102A - シラン架橋ポリオレフィンの製造方法 - Google Patents
シラン架橋ポリオレフィンの製造方法Info
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- JPH11181102A JPH11181102A JP9354275A JP35427597A JPH11181102A JP H11181102 A JPH11181102 A JP H11181102A JP 9354275 A JP9354275 A JP 9354275A JP 35427597 A JP35427597 A JP 35427597A JP H11181102 A JPH11181102 A JP H11181102A
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Abstract
的特性、耐熱性に優れたシラン架橋ポリオレフィンを得
る。 【解決手段】 同方向噛み合い型2軸押出機と第1供給
口(1)と第2供給口(2)の間の位置におけるニ−デ
ィングディスクがL/D=3〜9の範囲内のスクリュ
(Lはスクリュの軸方向の長さ、Dはスクリュの直径)
を用いて第1供給口(1)に(a)ポリオレフィン系ベ
−スポリマ−と、(b)有機不飽和シラン及び遊離ラジ
カル発生剤を含有させた樹脂との混合物を投入し、第2
供給口(2)より(c)シラノ−ル縮合触媒及び酸化防
止剤を含有させた樹脂を投入して更に溶融混練し、押出
物を水分と接触させて架橋させる。
Description
橋方法に関するものである。更に詳しくは、有機不飽和
シランをポリオレフィン系ベ−スポリマ−へグラフト化
させ、シラングラフト化率及びシラン架橋密度が高く、
更に耐熱性と外観が良好なシラン架橋ポリオレフィンを
1工程にて製造する方法に関するものである。
方法としては、該ポリオレフィンに遊離ラジカル発生剤
の存在下で有機不飽和シランをグラフト反応させてシラ
ングラフト化した後、このシラングラフトマ−をシラノ
−ル縮合触媒の存在下で水分と接触させて架橋させる所
謂シラン架橋法が一般に知られている。例えば、特公昭
48−1711号公報、特開昭57−49109号公報
等に開示されている。しかしこの方法は少なくとも2工
程をともなう。即ちシラングラフト化反応及びシラノ−
ル縮合反応工程である。従って少なくとも二回の押出工
程を経る事となり、最終製品としての経済的な問題が避
けられない。
ある。しかし、この方法は有機不飽和シランを液状で押
出混練機に注入する液添装置が必要であるが、滑りや計
量不良の問題がある。又押出混練機も少量添加物を均一
分散する為にL/Dの大きな高価で特殊なタイプが必要
であり、経済的な問題が避けられない。更に押出におい
ても非常に高度な技術が必要である。
シランを樹脂に導入したシラン架橋方法が特開平3−1
67229号公報に開示されている。しかし、この方法
は樹脂として多孔質ポリマ−或いはEVAを用いてお
り、有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤の他にシ
ラノ−ル縮合触媒、酸化防止剤等の添加剤も同じ一つの
樹脂に導入している。この為有機不飽和シランの縮合、
オリゴマ−化或いはラジカル捕捉による架橋阻害により
架橋効率や保存性が劣るという問題があった。
題を解決したもので、1工程で押出混練することでシラ
ングラフト化率及びシラン架橋度が高く、耐熱性と外観
が良好なシラン架橋ポリオレフィンの製造方法の提供を
目的としたものである。
フィン系ベ−スポリマ−と、(b)一般式RR’SiY
2(Rは1価のオレフィン性不飽和炭化水素基、Yは加
水分解しうる有機基、R’は脂肪族不飽和炭化水素以外
の1価の炭化水素基あるいはYと同じもの)で表される
有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤を押出混練機
の第1供給口(1)から投入し溶融混練し、(c)シラ
ノ−ル縮合触媒及び酸化防止剤を第2供給口(2)から
投入して更に溶融混練し、押出された樹脂組成物を水分
と接触させて架橋させる工程において、溶融混練する押
出混練機のスクリュの第1供給口(1)から第2供給口
(2)の間の位置におけるニ−ディングディスクがL/
D=3〜9(Lはスクリュの軸方向の長さ、Dはスクリ
ュの直径)の範囲内で設けられているシラン架橋ポリオ
レフィンの製造方法である。
ポリマ−とは、一般的なポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンとα−オレフィンの共重合体、エチレン−
エチルアクリレ−ト共重合体(EEA)、エチレン−メ
チルメタクリレ−ト共重合体(EMMA)、エチレン−
ビニルアセテ−ト共重合体(EVA)、塩素化ポリエチ
レン(CPE)等及びこれらの混合物を挙げることがで
きる。
ン相互の架橋点となるべくベ−スレジンにグラフト化さ
れるものである。本発明において使用される有機不飽和
シランとしては、一般式RR’SiY2(Rは1価のオ
レフィン性不飽和炭化水素基、Yは加水分解しうる有機
基、R’は脂肪族不飽和炭化水素以外の1価の炭化水素
基あるいはYと同じもの)で表される化合物が使用され
る。R’がYと同一で一般式RSiY3で表される有機
不飽和シランを使用するのが望ましく、例えばビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等が挙げ
られる。
ラフト化反応の開始剤として働く。本発明において使用
される遊離ラジカル発生剤には、重合開始作用の強い種
々の有機過酸化物及びパ−エステル、例えばジクミルパ
−オキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパ−オキシ
ジイソプロピル)ベンゼン、ジ−t−ブチルパ−オキサ
イド、t−ブチルクミルパ−オキサイド等が挙げられ
る。遊離ラジカル発生剤は有機不飽和シランに溶解させ
た液体混合物を樹脂に含有させて用いるのが好ましい。
高濃度に含有させるには樹脂がエチレン−エチルアクリ
レ−ト共重合体(EEA)、エチレン−メチルメタクリ
レ−ト共重合体(EMMA)、水添スチレン系共重合体
等又は混合物が好ましい。
ブチル錫ジラウレ−ト、酢酸第一錫、ナフテン酸鉛、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸カドミウム、ステアリン
酸バリウム、ステアリン酸カルシウム等の有機金属化合
物が挙げられる。本発明の酸化防止剤はポリオレフィン
を加工する際に通常用いられるもので特に限定するもの
ではない。
不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂とは別の
樹脂に含有させなければならない。シラノ−ル縮合触媒
を有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂に
含有させるとシラノ−ル縮合触媒による有機不飽和シラ
ンの縮合、オリゴマ−化が起こり、有機不飽和シランの
濃度が低下するため好ましくない。また、本発明のポリ
オレフィン系ベ−スポリマ−へのシラングラフト化反応
は押出時に遊離ラジカル発生剤によりポリオレフィン系
ベ−スポリマ−よりラジカルが発生し、ポリオレフィン
系ベ−スポリマ−のラジカル発生跡に有機不飽和シラン
がグラフト化反応を起こし、押出物と水を接触させるこ
とにより、シラングラフト化されている部分が架橋して
シラン架橋ポリオレフィンが得られるのであるが、酸化
防止剤を有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有
樹脂に含有させた場合、押出し時にポリオレフィン系ベ
−スポリマ−のラジカル発生跡に酸化防止剤のラジカル
捕捉により、ラジカル発生跡が消滅して有機不飽和シラ
ンのグラフト化反応が阻害されるため、シラン架橋密度
が低くなり好ましくない。この酸化防止剤は得られるシ
ラン架橋ポリオレフィンに耐熱性を付与させるために不
可欠である。耐熱性とはこの場合、JISK6769の
熱間内圧クリ−プ試験の中の8000時間クリ−プ試験
をクリア−することを意味する。
剤を含有させる樹脂について、シラノ−ル縮合触媒及び
酸化防止剤は樹脂に対し混練、造粒により加入すること
ができる。そのためポリオレフィン系ベ−スポリマ−と
同じ種類の樹脂を用いることが出来る、また形状として
グラニュ−ル、或いはペレットの形の粒状物にするのが
普通であり、好ましい形状はペレットである。
しては連続式の押出機を使用し、押出機の第1供給口
(1)にはポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有機不飽
和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂の混合物を投
入し、第2供給口(2)にはシラノ−ル縮合触媒及び酸
化防止剤含有樹脂を投入しなければならない。仮に第1
供給口(1)にポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有機
不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂の内いず
れかを投入し、第2供給口(2)にはポリオレフィン系
ベ−スポリマ−と有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発
生剤含有樹脂の内、第1供給口(1)に投入しなかった
ものを投入し、第3供給口にはシラノ−ル縮合触媒及び
酸化防止剤含有樹脂を投入しても得られるシラン架橋ポ
リオレフィンの特性は変わらないが、新たにフィ−ダ−
を用いねばならないことと2軸押出機のL/Dを長くす
る必要があるため経済的に好ましくない。
有樹脂をポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有機不飽和
シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂とともに第1供
給口(1)より同時に投入した場合、前述と同様、押出
し時のポリオレフィン系ベ−スポリマ−のラジカル発生
跡が酸化防止剤のラジカル捕捉により消滅し、シラング
ラフト化及びシラン架橋密度が低下するため好ましくな
い。
オレフィン系ベ−スポリマ−は溶融した状態で第2供給
口(2)より投入されたシラノ−ル縮合触媒及び酸化防
止剤含有樹脂と混合、混練が行われることが好ましい。
シラングラフト化反応はポリオレフィン系ベ−スポリマ
−が溶融した時点から始まり且つ、反応に要する時間は
数分の1秒である。第1供給口(1)より投入した樹脂
が溶融した状態であれば、第2供給口(2)より投入さ
れたシラノ−ル縮合触媒及び酸化防止剤含有樹脂が第1
供給口(1)より投入された樹脂と混合、混練される前
に必ず数分の1秒は経過しているため、この時点でシラ
ングラフト化反応は既に終了しており、酸化防止剤のラ
ジカル捕捉によるシラングラフト化反応の阻害は起こら
ないためである。
2供給口(2)に来る前に、溶融させるにはせん断力の
大きい同方向噛み合い型2軸押出機を用い、ポリオレフ
ィン系ベ−スポリマ−の融点に近い温度で押出しを行
い、使用するスクリュのセグメント構成について第1供
給口(1)から第2供給口(2)の位置におけるニ−デ
ィングディスクがL/D=3〜9のスクリュセグメント
を用いることが望ましい。Lはスクリュの軸方向の長
さ、Dはスクリュの縦方向の長さ、つまり直径を表して
いる。ニ−ディングディスクについて、好ましくはL/
D=2を基本構成単位とし、これについて全て同じ幅の
ニ−ディングディスクが10枚程度、2条のものを用
い、更に好ましくは基本構成単位L/D=2の内、第1
供給口から先端の方向に向かって最初のL/D=1の分
はニ−ディングディスクをスクリュ回転方向と同じ向き
に45°ずらしたニ−ディングディスクa(6)、残り
L/D=1の分は逆方向に45°ずらしたニ−ディング
ディスクb(7)であることが好ましい。
/Dが3より小さい場合、ポリオレフィン系ベ−スポリ
マ−の溶融が不十分であるため、得られるシラン架橋ポ
リオレフィンのシラングラフト化及びシラン架橋密度が
十分でなく好ましくない。またL/Dが9より大きい場
合、シラングラフト化及びシラン架橋密度が大きくなり
すぎ、得られるシラン架橋ポリオレフィンの表面に鮫肌
状のしわが生じ、外観不良となるため好ましくない。
縮合触媒及び酸化防止剤含有樹脂は投入後、完全に溶融
されていなければ得られるシラン架橋ポリオレフィンは
外観不良となるため好ましくない。第2供給口(2)よ
り投入した樹脂を完全に溶融させるには第2供給口
(2)から先端にかけても、ポリオレフィン系ベ−スポ
リマ−の融点に近い温度で押出しを行い、更にスクリュ
セグメントにニ−ディングディスクのゾ−ンを設けるこ
とが好ましい。
物の揮発したガスが発生する。このガスを押出機内より
除去しないと、ガスが押出物の肉厚を不安定にする原因
となったり、場合によってはガスによる気泡発生により
押出物の切断を引き起こす。そのためガスを除去するこ
とが望ましいが、通常は2軸押出機のダイス近くのベン
ト孔(3)より真空で吸引することが好ましい。所望に
より他の添加剤を加えても良い。通常に使用される添加
剤としては、例えば中和剤、紫外線吸収剤、帯電防止
剤、顔料、分散剤、増粘剤、金属劣化防止剤、防カビ
剤、流動調整剤、その他の無機質充填剤等または他の合
成樹脂等である。
製造》表1に示すような配合量で、まず樹脂をス−パ−
ミキサ−に投入し攪拌混合し80℃に予熱する。次に有
機不飽和シランに遊離ラジカル発生剤を溶かした液体混
合物をス−パ−ミキサ−に投入し攪拌しながら樹脂に1
0分間で含浸させた。
樹脂の製造》表2に示すような配合量で、樹脂、シラノ
−ル縮合触媒、酸化防止剤等を加圧ニ−ダ−を用いて混
練、造粒した。 《使用した原材料》 (1)EEA(1):エチレン−エチルアクリレ−ト共
重合体(EA含量:23重量%) (2)EMMA:エチレン−メチルメタクリレ−ト共重
合体(MMA含量:30重量%) (3)SEPS(1):水添スチレン−イソプレンブロ
ック共重合体(スチレン含量:30重量%) (4)L−LDPE:直鎖状低密度ポリエチレン(密
度:0.924g/cm3、MI:3.0g/10min)
ラン(有機不飽和シラン) (6)DCP:ジクミルパ−オキサイド(遊離ラジカル
発生剤) (7)LDPE:低密度ポリエチレン(密度:0.925g/c
m3、MI:1.5g/10min) (8)DBTDL:ジブチルスズラウレ−ト(シラノ−
ル縮合触媒) (9)酸化防止剤:フェノ−ル系酸化防止剤/イルガノ
ックス1010(チバガイギ−(株)製) (10)滑剤:低分子量ポリエチレン/サンワックス1
71P(三洋化成工業(株)製)
a〜dタイプのスクリュについて第1供給口から第2供
給口の間の位置におけるニ−ディングディスクは aタイプ:L/D=2 bタイプ:L/D=4 cタイプ:L/D=8 dタイプ:L/D=10 である。
ングディスクはL/D=2を基本の構成単位とし、 ・全て同じ幅のニ−ディングディスクが10枚、 ・全て2条のタイプ ・第1供給口から先端の方向に向かって最初の L/D
=1の分は、スクリュ回転方向と同じ向きに45°ずら
したニ−ディングディスクa(6)(ニ−ディングディ
スクの数は5枚) ・残りL/D=1の分は逆方向に45°ずらしたニ−デ
ィングディスクb(7)(ニ−ディングディスクの数は
5枚)である。a〜dタイプのスクリュについて第2供
給口から先端までの間にL/D=1だけ、スクリュ回転
方向と同じ向きに45°ずらしたニ−デイングデイスクa
(6)を設けた。
フィン系ベ−スポリマ−、有機不飽和シラン及び遊離ラ
ジカル発生剤を投入し、第2供給口(2)からシラノ−
ル縮合触媒及び酸化防止剤を投入した。押出はb又はc
タイプのスクリュを用いて行った。 (2)比較例 1〜2:ポリオレフィン系ベ−スポリマ
−を含む全ての配合物を第1供給口(1)から投入し
た。その際、第2供給口(2)は密閉した。押出はb又
はcタイプのスクリュを用いて行った。 (3)比較例 3〜9:第1供給口(1)からポリオレ
フィン系ベ−スポリマ−、有機不飽和シラン及び遊離ラ
ジカル発生剤を投入し、第2供給口(2)からシラノ−
ル縮合触媒及び酸化防止剤を投入した。押出しはa、c
又はdタイプのスクリュを用いて行った。
型、同方向非噛み合い型、異方向噛み合い型、異方向非
噛み合い型) L/D:30 押出温度:120−150−170−180−180−
180−180−180−180−180−180℃ (5)ポリオレフィン系ベ−スポリマ−と得られた有機
不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂とシラノ
−ル縮合触媒及び酸化防止剤含有樹脂を表3〜6に示す
比率で混合し、2軸押出機を用いてテ−プ及びパイプを
押出し、更に温水中に浸漬することによって架橋処理を
行った。この押出テ−プを用いて、ゲル分率、引張強
さ、伸び、加熱変形率の評価を行い、パイプを用いて耐
熱性の評価を行った。
出機の第1供給口(1)からL/D=16の位置に第2
供給口(2)を設け、実施例1〜4、比較例3〜9の場
合は第2供給口(2)よりシラノ−ル縮合触媒及び酸化
防止剤含有樹脂を投入し、第1供給口(1)へは残りの
有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂とポ
リオレフィン系ベ−スポリマ−の混合物を投入した。原
料の供給量について、第2供給口(2)へシラノ−ル縮
合触媒及び酸化防止剤含有樹脂は0.15kg/hrの
供給量にて投入し、残りの有機不飽和シラン及び遊離ラ
ジカル発生剤含有樹脂、ポリオレフィン系ベ−スポリマ
−については混合した後、第1供給口(1)に9.85
kg/hrの供給量にて投入した。比較例1〜2のよう
に全ての原料を一括で第1供給口(1)へ投入する場合
は全ての原料を混合した後、第1供給口(1)へ10k
g/hrの供給量にて投入した。
体混合物を加熱攪拌した時の含浸性を評価した。 ○:含浸性良好、×:含浸不可 (2)ブロッキング性:ス−パ−ミキサ−でVTMOS/DCP
液体混合物を加熱攪拌した時のペレットのブロッキング
性を評価した。 ○:ブロッキング無し、×:ブロッキング有り (3)テ−プ押出外観:テ−プダイ:巾100mm リ
ップ間隔1mmt 評価:○>△>×の順とし、○が合格レベル。 (4)ゲル分率(%):120℃、20時間、キシレン
浸漬法 (5)引張強さ(MPa)及び伸び(%):JIS K
6760による。 (6)加熱変形率(%):JIS K 6723によ
る。 (7)耐熱性:JIS K6769、熱間内圧クリ−プ
性能の8000時間クリ−プ。サンプル作成はPN15
の1種の呼び径13のパイプ用ダイ使用。 評価:試験後、サンプルに割れ、その他の欠点のないも
のを○、それらがあるものを×とした。 評価結果を表3〜6に示す。
は押出加工性、外観が良好で、且つ非常に優れた架橋特
性、機械的特性、耐熱性を示している。これに対し比較
例は全て押出加工性、外観、架橋特性、機械的特性、及
び耐熱性のバランスが取れていない。
れ、又架橋特性、機械的特性、耐熱性に優れたシラン架
橋ポリオレフィンを得ることができる。
り、(b)はII−II’線に沿った拡大断面図である。
ント構成を示す図である。
橋方法に関するものである。更に詳しくは、有機不飽和
シランをポリオレフィン系ベ−スポリマ−へグラフト化
させ、シラングラフト化率及びシラン架橋密度が高く、
更に耐熱性と外観が良好なシラン架橋ポリオレフィンを
1工程にて製造する方法に関するものである。
方法としては、該ポリオレフィンに遊離ラジカル発生剤
の存在下で有機不飽和シランをグラフト反応させてシラ
ングラフト化した後、このシラングラフトマ−をシラノ
−ル縮合触媒の存在下で水分と接触させて架橋させる所
謂シラン架橋法が一般に知られている。例えば、特公昭
48−1711号公報、特開昭57−49109号公報
等に開示されている。しかしこの方法は少なくとも2工
程をともなう。即ちシラングラフト化反応及びシラノ−
ル縮合反応工程である。従って少なくとも2回の押出工
程を経る事となり、最終製品としての経済的な問題が避
けられない。
ある。しかし、この方法は有機不飽和シランを液状で押
出混練機に注入する液添装置が必要であるが、滑りや計
量不良の問題がある。又押出混練機も少量添加物を均一
分散する為にL/Dの大きな高価で特殊なタイプが必要
であり、経済的な問題が避けられない。更に押出におい
ても非常に高度な技術が必要である。
シランを樹脂に導入したシラン架橋方法が特開平3−1
67229号公報に開示されている。しかし、この方法
は樹脂として多孔質ポリマ−或いはEVAを用いてお
り、有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤の他にシ
ラノ−ル縮合触媒、酸化防止剤等の添加剤も同じ一つの
樹脂に導入している。この為有機不飽和シランの縮合、
オリゴマ−化或いはラジカル捕捉による架橋阻害により
架橋効率や保存性が劣るという問題があった。
題を解決したもので、1工程で押出混練することでシラ
ングラフト化率及びシラン架橋度が高く、耐熱性と外観
が良好なシラン架橋ポリオレフィンの製造方法の提供を
目的としたものである。
フィン系ベ−スポリマ−と、(b)一般式RR’SiY
2(Rは1価のオレフィン性不飽和炭化水素基、Yは加
水分解しうる有機基、R’は脂肪族不飽和炭化水素以外
の1価の炭化水素基あるいはYと同じもの)で表される
有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤を押出混練機
の第1供給口(1)から投入し溶融混練し、(c)シラ
ノ−ル縮合触媒及び酸化防止剤を第2供給口(2)から
投入して更に溶融混練し、押出された樹脂組成物を水分
と接触させて架橋させる工程において、溶融混練する押
出混練機のスクリュの第1供給口(1)から第2供給口
(2)の間の位置におけるニ−ディングディスクがL/
D=3〜9(Lはニ−ディングディスクの軸方向の長
さ、Dはニ−ディングディスクの直径)の範囲内で設け
られているシラン架橋ポリオレフィンの製造方法であ
る。
ポリマ−とは、一般的なポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンとα−オレフィンの共重合体、エチレン−
エチルアクリレ−ト共重合体(EEA)、エチレン−メ
チルメタクリレ−ト共重合体(EMMA)、エチレン−
ビニルアセテ−ト共重合体(EVA)、塩素化ポリエチ
レン(CPE)等及びこれらの混合物を挙げることがで
きる。
ン相互の架橋点となるべくベ−スレジンにグラフト化さ
れるものである。本発明において使用される有機不飽和
シランとしては、一般式RR’SiY2(Rは1価のオ
レフィン性不飽和炭化水素基、Yは加水分解しうる有機
基、R’は脂肪族不飽和炭化水素以外の1価の炭化水素
基あるいはYと同じもの)で表される化合物が使用され
る。R’がYと同一で一般式RSiY3で表される有機
不飽和シランを使用するのが望ましく、例えばビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等が挙げ
られる。
ラフト化反応の開始剤として働く。本発明において使用
される遊離ラジカル発生剤には、重合開始作用の強い種
々の有機過酸化物及びパ−エステル、例えばジクミルパ
−オキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパ−オキシ
ジイソプロピル)ベンゼン、ジ−t−ブチルパ−オキサ
イド、t−ブチルクミルパ−オキサイド等が挙げられ
る。遊離ラジカル発生剤は有機不飽和シランに溶解させ
た液体混合物を樹脂に含有させて用いるのが好ましい。
高濃度に含有させるには樹脂がエチレン−エチルアクリ
レ−ト共重合体(EEA)、エチレン−メチルメタクリ
レ−ト共重合体(EMMA)、水添スチレン系共重合体
等又は混合物が好ましい。
ブチル錫ジラウレ−ト、酢酸第一錫、ナフテン酸鉛、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸カドミウム、ステアリン
酸バリウム、ステアリン酸カルシウム等の有機金属化合
物が挙げられる。本発明の酸化防止剤はポリオレフィン
を加工する際に通常用いられるもので特に限定するもの
ではない。
不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂に押出混
練前から含有させることは出来ない。シラノ−ル縮合触
媒を有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂
に含有させるとシラノ−ル縮合触媒による有機不飽和シ
ランの縮合、オリゴマ−化が起こり、有機不飽和シラン
の濃度が低下するため好ましくないからである。シラノ
−ル縮合触媒はシラン架橋ポリオレフィンを得るために
押出物を水と接触させ、シラングラフト化している部分
が互いに架橋する際必要なものであるが、押出混練工程
においてはシラノ−ル縮合触媒はどの部分で投入しても
かまわない。しかしシラノ−ル縮合触媒は有機不飽和シ
ラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂に押出前から含有
させることは出来ないため、酸化防止剤が含有されてい
る樹脂にシラノ−ル縮合触媒を含有させ、その樹脂を押
出混練機の第2供給口へ投入する方法が好ましい。酸化
防止剤については本発明のポリオレフィン系ベ−スポリ
マ−へのシラングラフト化反応は押出時に遊離ラジカル
発生剤によりポリオレフィン系ベ−スポリマ−よりラジ
カルが発生し、ポリオレフィン系ベ−スポリマ−のラジ
カル発生跡に有機不飽和シランがグラフト化反応を起こ
し、押出物と水を接触させることにより、シラングラフ
ト化されている部分が架橋してシラン架橋ポリオレフィ
ンが得られるのであるが、酸化防止剤を有機不飽和シラ
ン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂に含有させた場合、
押出し時にポリオレフィン系ベ−スポリマ−のラジカル
発生跡に酸化防止剤のラジカル捕捉により、ラジカル発
生跡が消滅して有機不飽和シランのグラフト化反応が阻
害されるため、シラン架橋密度が低くなり好ましくな
い。酸化防止剤はポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有
機不飽和シランとラジカル発生剤の溶融混練終了後に追
加して更に溶融混練を行うことが好ましい。この酸化防
止剤は得られるシラン架橋ポリオレフィンに耐熱性を付
与させるために不可欠である。耐熱性とはこの場合、J
IS K6769の熱間内圧クリ−プ試験の中の800
0時間クリ−プ試験をクリア−することを意味する。
剤を含有させる樹脂について、シラノ−ル縮合触媒及び
酸化防止剤は樹脂に対し混練、造粒により加入すること
ができる。そのためポリオレフィン系ベ−スポリマ−と
同じ種類の樹脂を用いることが出来る、また形状として
グラニュ−ル、或いはペレットの形の粒状物にするのが
普通であり、好ましい形状はペレットである。
しては連続式の押出機を使用し、押出機の第1供給口
(1)にはポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有機不飽
和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂の混合物を投
入し、第2供給口(2)にはシラノ−ル縮合触媒及び酸
化防止剤含有樹脂を投入しなければならない。仮に第1
供給口(1)にポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有機
不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂の内いず
れかを投入し、第2供給口(2)にはポリオレフィン系
ベ−スポリマ−と有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発
生剤含有樹脂の内、第1供給口(1)に投入しなかった
ものを投入し、第3供給口にはシラノ−ル縮合触媒及び
酸化防止剤含有樹脂を投入しても得られるシラン架橋ポ
リオレフィンの特性は変わらないが、新たにフィ−ダ−
を用いねばならないことと2軸押出機のL/Dを長くす
る必要があるため経済的に好ましくない。
有樹脂をポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有機不飽和
シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂とともに第1供
給口(1)より同時に投入した場合、前述と同様、押出
し時のポリオレフィン系ベ−スポリマ−のラジカル発生
跡が酸化防止剤のラジカル捕捉により消滅し、シラング
ラフト化及びシラン架橋密度が低下するため好ましくな
い。
オレフィン系ベ−スポリマ−は溶融した状態で第2供給
口(2)より投入されたシラノ−ル縮合触媒及び酸化防
止剤含有樹脂と混合、混練が行われることが好ましい。
シラングラフト化反応はポリオレフィン系ベ−スポリマ
−が溶融した時点から始まり且つ、反応に要する時間は
数分の1秒である。第1供給口(1)より投入した樹脂
が溶融した状態であれば、第2供給口(2)より投入さ
れたシラノ−ル縮合触媒及び酸化防止剤含有樹脂が第1
供給口(1)より投入された樹脂と混合、混練される前
に必ず数分の1秒は経過しているため、この時点でシラ
ングラフト化反応は既に終了しており、酸化防止剤のラ
ジカル捕捉によるシラングラフト化反応の阻害は起こら
ないためである。
2供給口(2)に来る前に、溶融させるにはせん断力の
大きい同方向噛み合い型2軸押出機を用い、ポリオレフ
ィン系ベ−スポリマ−の融点に近い温度で押出しを行
い、使用するスクリュのセグメント構成について第1供
給口(1)から第2供給口(2)の位置におけるニ−デ
ィングディスクがL/D=3〜9のスクリュセグメント
を用いることが望ましい。Lはニ−ディングディスクの
軸方向の長さ、Dはニ−ディングディスクの縦方向の長
さ、つまり直径を表している。ニ−ディングディスクに
ついて、好ましくはL/D=2を基本構成単位とし、こ
れについて全て同じ幅のニ−ディングディスクが10枚
程度、2条のものを用い、更に好ましくは基本構成単位
L/D=2の内、第1供給口から先端の方向に向かって
最初のL/D=1の分はニ−ディングディスクをスクリ
ュ回転方向と同じ向きに45°ずらしたニ−ディングデ
ィスクa(6)、残りL/D=1の分は逆方向に45°
ずらしたニ−ディングディスクb(7)であることが好
ましい。
/Dが3より小さい場合、ポリオレフィン系ベ−スポリ
マ−の溶融が不十分であるため、得られるシラン架橋ポ
リオレフィンのシラングラフト化及びシラン架橋密度が
十分でなく好ましくない。またL/Dが9より大きい場
合、シラングラフト化及びシラン架橋密度が大きくなり
すぎ、得られるシラン架橋ポリオレフィンの表面に鮫肌
状のしわが生じ、外観不良となるため好ましくない。
−スポリマ−と有機不飽和シランと遊離ラジカル発生剤
の溶融混練終了後に追加して更に溶融混練を行う方法に
ついて例として、連続式混練機を2台用いて最初の1台
目にポリオレフィン系ベ−スポリマ−と有機不飽和シラ
ン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂の溶融混練を行い、
2台目の連続式混練機で1台目の押出物にシラノ−ル縮
合触媒及び酸化防止剤含有樹脂を追加して更に溶融混練
することが考えられるが、2回の押出工程を経ることに
なり最終製品としての経済的な問題が避けられないため
好ましくない。
縮合触媒及び酸化防止剤含有樹脂は投入後、完全に溶融
されていなければ得られるシラン架橋ポリオレフィンは
外観不良となるため好ましくない。第2供給口(2)よ
り投入した樹脂を完全に溶融させるには第2供給口
(2)から先端にかけても、ポリオレフィン系ベ−スポ
リマ−の融点に近い温度で押出しを行い、更にスクリュ
セグメントにニ−ディングディスクのゾ−ンを設けるこ
とが好ましい。
物の揮発したガスが発生する。このガスを押出機内より
除去しないと、ガスが押出物の肉厚を不安定にする原因
となったり、場合によってはガスによる気泡発生により
押出物の切断を引き起こす。そのためガスを除去するこ
とが望ましいが、通常は2軸押出機のダイス近くのベン
ト孔(3)より真空で吸引することが好ましい。所望に
より他の添加剤を加えても良い。通常に使用される添加
剤としては、例えば中和剤、紫外線吸収剤、帯電防止
剤、顔料、分散剤、増粘剤、金属劣化防止剤、防カビ
剤、流動調整剤、その他の無機質充填剤等または他の合
成樹脂等である。
製造》表1に示すような配合量で、まず樹脂をス−パ−
ミキサ−に投入し攪拌混合し80℃に予熱する。次に有
機不飽和シランに遊離ラジカル発生剤を溶かした液体混
合物をス−パ−ミキサ−に投入し攪拌しながら樹脂に1
0分間で含浸させた。
樹脂の製造》表2に示すような配合量で、樹脂、シラノ
−ル縮合触媒、酸化防止剤等を加圧ニ−ダ−を用いて混
練、造粒した。 《使用した原材料》 (1)EEA(1):エチレン−エチルアクリレ−ト共
重合体(EA含量:23重量%) (2)EMMA:エチレン−メチルメタクリレ−ト共重
合体(MMA含量:30重量%) (3)SEPS(1):水添スチレン−イソプレンブロ
ック共重合体(スチレン含量:30重量%) (4)L−LDPE:直鎖状低密度ポリエチレン(密
度:0.924g/cm3、MI:3.0g/10min)
ラン(有機不飽和シラン) (6)DCP:ジクミルパ−オキサイド(遊離ラジカル
発生剤) (7)LDPE:低密度ポリエチレン(密度:0.925g/c
m3、MI:1.5g/10min) (8)DBTDL:ジブチルスズラウレ−ト(シラノ−
ル縮合触媒) (9)酸化防止剤:フェノ−ル系酸化防止剤/イルガノ
ックス1010(チバガイギ−(株)製) (10)滑剤:低分子量ポリエチレン/サンワックス1
71P(三洋化成工業(株)製)
a〜dタイプのスクリュについて第1供給口から第2供
給口の間の位置におけるニ−ディングディスクは aタイプ:L/D=2 bタイプ:L/D=4 cタイプ:L/D=8 dタイプ:L/D=10 である。
ングディスクはL/D=2を基本の構成単位とし、 ・全て同じ幅のニ−ディングディスクが10枚、 ・全て2条のタイプ ・第1供給口から先端の方向に向かって最初の L/D
=1の分は、スクリュ回転方向と同じ向きに45°ずら
したニ−ディングディスクa(6)(ニ−ディングディ
スクの数は5枚) ・残りL/D=1の分は逆方向に45°ずらしたニ−デ
ィングディスクb(7)(ニ−ディングディスクの数は
5枚)である。 a〜dタイプのスクリュについて第2供給口から先端ま
での間にL/D=1だけ、スクリュ回転方向と同じ向き
に45°ずらしたニ−デイングデイスクa(6)を設け
た。
フィン系ベ−スポリマ−、有機不飽和シラン及び遊離ラ
ジカル発生剤を投入し、第2供給口(2)からシラノ−
ル縮合触媒及び酸化防止剤を投入した。押出はb又はc
タイプのスクリュを用いて行った。 (2)比較例 1〜2:ポリオレフィン系ベ−スポリマ
−を含む全ての配合物を第1供給口(1)から投入し
た。その際、第2供給口(2)は密閉した。押出はb又
はcタイプのスクリュを用いて行った。 (3)比較例 3〜9:第1供給口(1)からポリオレ
フィン系ベ−スポリマ−、有機不飽和シラン及び遊離ラ
ジカル発生剤を投入し、第2供給口(2)からシラノ−
ル縮合触媒及び酸化防止剤を投入した。押出しはa、c
又はdタイプのスクリュを用いて行った。
型、同方向非噛み合い型、異方向噛み合い型、異方向非
噛み合い型) L/D:30 押出温度:120−150−170−180−180−
180−180−180−180−180−180℃ (5)ポリオレフィン系ベ−スポリマ−と得られた有機
不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂とシラノ
−ル縮合触媒及び酸化防止剤含有樹脂を表3〜6に示す
比率で混合し、2軸押出機を用いてテ−プ及びパイプを
押出し、更に温水中に浸漬することによって架橋処理を
行った。この押出テ−プを用いて、ゲル分率、引張強
さ、伸び、加熱変形率の評価を行い、パイプを用いて耐
熱性の評価を行った。
出機の第1供給口(1)からL/D=16の位置に第2
供給口(2)を設け、実施例1〜4、比較例3〜9の場
合は第2供給口(2)よりシラノ−ル縮合触媒及び酸化
防止剤含有樹脂を投入し、第1供給口(1)へは残りの
有機不飽和シラン及び遊離ラジカル発生剤含有樹脂とポ
リオレフィン系ベ−スポリマ−の混合物を投入した。原
料の供給量について、第2供給口(2)へシラノ−ル縮
合触媒及び酸化防止剤含有樹脂は0.15kg/hrの
供給量にて投入し、残りの有機不飽和シラン及び遊離ラ
ジカル発生剤含有樹脂、ポリオレフィン系ベ−スポリマ
−については混合した後、第1供給口(1)に9.85
kg/hrの供給量にて投入した。比較例1〜2のよう
に全ての原料を一括で第1供給口(1)へ投入する場合
は全ての原料を混合した後、第1供給口(1)へ10k
g/hrの供給量にて投入した。
体混合物を加熱攪拌した時の含浸性を評価した。 ○:含浸性良好、×:含浸不可 (2)ブロッキング性:ス−パ−ミキサ−でVTMOS/DCP
液体混合物を加熱攪拌した時のペレットのブロッキング
性を評価した。 ○:ブロッキング無し、×:ブロッキング有り (3)テ−プ押出外観:テ−プダイ:巾100mm リ
ップ間隔1mmt 評価:○>△>×の順とし、○が合格レベル。 (4)ゲル分率(%):120℃、20時間、キシレン
浸漬法 (5)引張強さ(MPa)及び伸び(%):JIS K
6760による。 (6)加熱変形率(%):JIS K 6723によ
る。 (7)耐熱性:JIS K6769、熱間内圧クリ−プ
性能の8000時間クリ−プ。サンプル作成はPN15
の1種の呼び径13のパイプ用ダイ使用。 評価:試験後、サンプルに割れ、その他の欠点のないも
のを○、それらがあるものを×とした。 評価結果を表3〜6に示す。
は押出加工性、外観が良好で、且つ非常に優れた架橋特
性、機械的特性、耐熱性を示している。これに対し比較
例は全て押出加工性、外観、架橋特性、機械的特性、及
び耐熱性のバランスが取れていない。
れ、又架橋特性、機械的特性、耐熱性に優れたシラン架
橋ポリオレフィンを得ることができる。
り、(b)はII−II’線に沿った拡大断面図である。
ント構成を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)ポリオレフィン系ベ−スポリマ−
と、(b)一般式RR’SiY2(Rは1価のオレフィ
ン性不飽和炭化水素基、Yは加水分解しうる有機基、
R’は脂肪族不飽和炭化水素以外の1価の炭化水素基あ
るいはYと同じもの)で表される有機不飽和シラン及び
遊離ラジカル発生剤を押出混練機の第1供給口から投入
し溶融混練し、(c)シラノ−ル縮合触媒及び酸化防止
剤を第2供給口から投入して更に溶融混練し、押出され
た樹脂組成物を水分と接触させて架橋させる工程におい
て、溶融混練する押出混練機のスクリュの第1供給口か
ら第2供給口の間の位置におけるニ−ディングディスク
がL/D=3〜9(Lはスクリュの軸方向の長さ、Dは
スクリュの直径)の範囲内で設けられていることを特徴
とするシラン架橋ポリオレフィンの製造方法。 - 【請求項2】 押出混練機が同方向噛み合い型2軸押出
機である請求項1記載のシラン架橋ポリオレフィンの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35427597A JP3290396B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | シラン架橋ポリオレフィンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35427597A JP3290396B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | シラン架橋ポリオレフィンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11181102A true JPH11181102A (ja) | 1999-07-06 |
| JP3290396B2 JP3290396B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=18436452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35427597A Expired - Lifetime JP3290396B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | シラン架橋ポリオレフィンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3290396B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008280517A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-11-20 | Hitachi Cable Ltd | 非ハロゲン難燃性熱可塑性組成物の製造方法 |
| JP2010150299A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 架橋ポリエチレン管の製造方法 |
| CN112339244A (zh) * | 2020-09-07 | 2021-02-09 | 金旸(厦门)新材料科技有限公司 | 一种同向双螺杆挤出机低成本加工玻纤增强聚丙烯材料的方法 |
| JP2021121665A (ja) * | 2017-10-18 | 2021-08-26 | 日立金属株式会社 | 樹脂成形物の成形方法及び電気ケーブルの製造方法 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35427597A patent/JP3290396B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008280517A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-11-20 | Hitachi Cable Ltd | 非ハロゲン難燃性熱可塑性組成物の製造方法 |
| JP2010150299A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 架橋ポリエチレン管の製造方法 |
| JP2021121665A (ja) * | 2017-10-18 | 2021-08-26 | 日立金属株式会社 | 樹脂成形物の成形方法及び電気ケーブルの製造方法 |
| CN112339244A (zh) * | 2020-09-07 | 2021-02-09 | 金旸(厦门)新材料科技有限公司 | 一种同向双螺杆挤出机低成本加工玻纤增强聚丙烯材料的方法 |
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| JP3290396B2 (ja) | 2002-06-10 |
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